JP2009058206A - 空気調和機の室内機 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、ノーズなどの通風路を形成する部位に縦ルーバ固定具を収納するための幅方向全体にわたる凹部を形成することなく縦ルーバを取り付けられる空気調和機の室内機を提供する。
【解決手段】空気調和機の室内機10は、ハウジングとしての室内機本体20と、室内機本体20内に設けられる通風路80と室内熱交換器60と送風機70と縦ルーバ取付部53と、縦ルーバ90とを備える。縦ルーバ取付部53は、室内機本体20内に設けられる通風路80において送風機70の下流部分を形成するノーズ50に形成される。縦ルーバ90は、縦ルーバ取付部53に取り付けられる枢支軸部92を有している。縦ルーバ90は、枢支軸部92が縦ルーバ取付部53に取り付けられることによって、通風路80中に支持されるとともに吹出口41を通して吹き出される空気の風向きを調整する。
【選択図】図2
【解決手段】空気調和機の室内機10は、ハウジングとしての室内機本体20と、室内機本体20内に設けられる通風路80と室内熱交換器60と送風機70と縦ルーバ取付部53と、縦ルーバ90とを備える。縦ルーバ取付部53は、室内機本体20内に設けられる通風路80において送風機70の下流部分を形成するノーズ50に形成される。縦ルーバ90は、縦ルーバ取付部53に取り付けられる枢支軸部92を有している。縦ルーバ90は、枢支軸部92が縦ルーバ取付部53に取り付けられることによって、通風路80中に支持されるとともに吹出口41を通して吹き出される空気の風向きを調整する。
【選択図】図2
Description
本発明は、空気調和機の室内機の縦ルーバの固定構造に関する。
空気調和機は、被空調室内に配置される室内機と、屋外に配置される室外機とを備えている。室内機と室外機とは、互いに冷媒管および電気配線などで接続されている。
室内機は、当該室内機のハウジングであって吸込口と吹出口とが形成される室内機本体と、当該室内機本体内に収容される室内熱交換器と送風機とを備えている。室内機本体内において吸込口と吹出口との間には、通風路が設けられており、室内機熱交換器と送風機とは、通風路中に配置されている。
被空調室内の空気は、送風機が作動すると、吸込口から吸い込まれて室内機本体内の熱交換器に導かれる。そして、室内熱交換器によって熱交換された空気は、送風機によって吹出口を通して被空調室に吹き出される。
吹出口には、当該吹出口を通して吹き出される空気の風向きを調整する、水平ルーバと縦ルーバとが取り付けられている。水平ルーバは、上下方向の風向きを調整する。縦ルーバは、左右方向の風向きを調整する。
縦ルーバの固定構造としては、複数の縦ルーバを縦ルーバ固定具に固定してユニット化するとともに、当該ユニットを室内機本体のノーズなどの通風路を形成する部位に組み付ける構造が用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−4916号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている縦ルーバの固定構造であると、縦ルーバ固定具を用いるので、通風路表面に直接縦ルーバ固定具を装着すると、固定具の厚み分が通風路表面から突出してしまい、スムーズな風の流れの妨げとなるため、ノーズなどの通風路を形成する部位に縦ルーバ固定具を収納するための凹陥部を幅方向全体に成型する必要が生じる。これにより、ノーズなどの通風路を形成する部位は、形状が複雑化する上に、強度が低下する。また、この収納凹部に縦ルーバ固定具を挿入した場合、接合部分周囲に双方の収縮によるきしみ音を吸収するための隙間を形成させる必要があるため、通風路に溝部が生じ、この溝部で風の乱れが生じ、スムーズな風の流れの妨げとなるといった問題点があった。
本発明の目的は、ノーズなどの通風路を形成する部位に縦ルーバ固定具を収納するための幅方向全体にわたる凹部を形成することなく縦ルーバを取り付けられる空気調和機の室内機を提供することである。
本発明の空気調和機の室内機は、吸込口と吹出口が設けられた室内機本体内に、前記吸込口から吸込まれた空気を前記吹出口に導く通風路と、この通風路中に配置された室内熱交換器および送風機と、吹出口に設けられ吹出し空気の方向を変更するルーバとを備え、ルーバは、通風路の吹出口壁部に幅方向に所定間隔を存して形成した複数個の縦ルーバ取付部に回動自在に枢支された風の左右方向を変更する複数の縦ルーバを備え、各縦ルーバは、板状の基部と小径のネック部とネック部より大径の抜止部が連結した枢支軸を有し、
各縦ルーバ取付部は、縦ルーバ枢支軸抜止部とネック部が挿入される挿通部と、この挿通部と連通し先端入口の間隔がネック部より狭く弾性変形で開き中央部にネック部と略同径の保持用孔部とを有する長孔状の連結孔を有し、各縦ルーバの枢支軸を縦ルーバ取付部の連結孔に挿入しネック部を保持用孔部で回動自在に係止するように構成した。
各縦ルーバ取付部は、縦ルーバ枢支軸抜止部とネック部が挿入される挿通部と、この挿通部と連通し先端入口の間隔がネック部より狭く弾性変形で開き中央部にネック部と略同径の保持用孔部とを有する長孔状の連結孔を有し、各縦ルーバの枢支軸を縦ルーバ取付部の連結孔に挿入しネック部を保持用孔部で回動自在に係止するように構成した。
本発明によれば、この構造によれば、縦ルーバは、通風路を形成する壁部に直接取り付けられる。このため、別途に縦ルーバを支持する固定部材などを用いることがないので、ノーズなどの通風路を形成する部位に縦ルーバ固定具を収納するための幅方向全体にわたる凹部を形成することなく縦ルーバの取り付けのために必要な部品点数を、小さく抑えることができる。
本発明の一実施形態に係る空気調和機の室内機10を、図1〜9を用いて説明する。図1は、本実施形態の空気調和機の室内機10を示す斜視図である。図1に示すように、通常部屋の壁に取り付けられる室内機10は、図示されない室外機に、冷媒管や電気配線などによって接続されている。
図2は、室内機10の断面図である。図2に示すように、室内機10は、前面パネル30、後本体40、ノーズ50などから構成する室内機本体20内に、室内熱交換器60、送風機70、縦ルーバ90、水平ルーバ100などを備えている。
前面パネル30には、前面に前部吸込口31、前面パネル30の上部に、上部吸込口32が形成され、室内機本体20内に、室内空気が吸込まれる。
後本体40は、室内機本体20の後部を構成し、室内熱交換器60、送風機70などを設置している。
室内機本体20の下方には、吹出口41が形成されている。吹出口41を通して、室内熱交換器60で熱交換された空気が室内に吹き出される。なお、室内機本体20は、幅方向に長い形状である。それゆえ、吹出口41は、幅方向に長い。
図2に示すように、室内熱交換器60は、前側に位置する前側熱交換器と、後側に位置する後側熱交換器とを有し側面から見た形状が略逆V字状になる形状である。
後本体40は、室内熱交換器60の下部に前ドレンパン44と、後ドレンパン45とを有している。
この送風機70は、横流ファンで構成し、図示しないファンモータで駆動され、室内熱交換器60下流の空間内に配置されている。
送風機70が駆動されることによって、前部吸込口31と上部吸込口32とを通して、室内機本体20内に室内の空気が吸込まれる。そして、上記のように吸込まれた空気は、室内熱交換器60を通過する際に熱交換がなされる。熱交換がなされた空気は、吹出口41から吹き出される。このように、室内機本体20内には、吸込口31、32から吹出口に至る、通風路80が規定される。
前ドレンパン44において送風機70と対向する部位には、ノーズ50が取り付けられている。ノーズ50は、送風機70に近接した位置から吹出口41まで延びる壁部51を有している。
ここで、ノーズ50について説明する。図4は、室内機本体20から取り外されたノーズ50を示す斜視図である。図2,4に示すように、ノーズ50は、室内機本体20の幅方向に沿って長く形成されており、吹出口41と対向して配置されている。ノーズ50において送風機70側の端部は、断面が略V字状に形成し送風機に近接されていることによって、前・上部吸込口31,32側と吹出口41側とを区画する。
吹出口41の近傍には、当該吹出口41から吹き出される空気の風向を調整する、縦ルーバ90と、水平ルーバ100とが取り付けられている。なお、図1で示される室内機10は、水平ルーバ100が分解された状態を示している。
図1,2に示すように、一対の水平ルーバ100は、幅方向に長い板状であり、その姿勢を変位することによって、吹出口41から吹き出される空気の上下方向の流れを調整すると共に、停止時は、吹出口41を覆うように設けられている。
図3は、図2に示された水平ルーバ100が取り外された室内機10を、矢印F3で示される方向に沿って見た状態を示している。図3に示すように、縦ルーバ90は、通風路80において吹出口41の奥に配置されており、室内機本体20の一部を構成するノーズ50に、吹出口41の幅方向に沿って複数取り付けられている。
図4は、ノーズ50に縦ルーバ90が装着された状態を示す斜視図、図5は、ノーズ50から縦ルーバ90が分解された状態を示す斜視図である。
図3,5に示すように、縦ルーバ90は、例えば5つずつ1組となっており、縦ルーバアッセンブリ111を形成している。縦ルーバアッセンブリ111は、2つ用いられている。各縦ルーバアッセンブリ111は、吹出口41の幅方向に並んで配置されている。各縦ルーバアッセンブリ111は、互いに同じ構造でよいので、一方の縦ルーバアッセンブリ111を代表して説明する。
縦ルーバアッセンブリ111は、例えば5つの縦ルーバ90と、風向設定部112とを備えている。なお、1つの縦ルーバアッセンブリ111における縦ルーバ90の数は、5つに限定されるものではない。風向設定部112は、一方向に延びる棒形状であって、中央に摘み部113が形成されている。摘み部113は、風向設定部112の長手方向を横切る方向に突出する形状である。
縦ルーバ90は、風向板部91と、ノーズ50に取り付けられる枢支軸部92(後で詳細に説明される)とを有している。縦ルーバ90は、互いに略平行に略等間隔離間して配置されており、風向設定部112にヒンジ114によって幅方向(左右方向)に回動可能に連結されている。ヒンジ114は、風向板部91の周縁部に形成されている。
縦ルーバアッセンブリ111は、各縦ルーバ90が並ぶ方向がノーズ50の幅方向に沿うように、ノーズ50に配置されている。そして、縦ルーバ90は、後述される枢支軸部92回りに、ノーズ50の壁部51に対して回動自由に支持される。
ノーズ50に取り付けられた際の縦ルーバ90の姿勢は、風向板部91がノーズ50の壁部51から下方に向かって起立する姿勢である。このため、縦ルーバ90が枢支軸部92回りに回動することによって、当該縦ルーバ90は、吹出口41の左右方向(幅方向)にその姿勢を変化する。このことによって、縦ルーバ90は、吹出口41から吹き出される空気の送風方向を左右に調整する。
縦ルーバ90は、上記のように風向設定部112で連結されている。縦ルーバアッセンブリ111がノーズ50に取り付けられた状態では、風向設定部112は、吹出口41の幅方向に沿う。摘み部113を持って風向設定部112を長手方向に沿って移動操作することによって、縦ルーバ90が一斉のその姿勢を変化する。
つぎに、枢支軸部92について説明する。図6は、縦ルーバ90の取付構造を代表して説明するため、ノーズ50の幅方向に沿う一端部に取り付けられる縦ルーバ90とを拡大して示す斜視図である。
図6に示すように、枢支軸部92は、風向板部91の周縁部においてヒンジ114の近傍に設けられている。枢支軸部92は、ノーズ50の壁部51に下方から取り付けられる。ノーズ50の壁部51には、枢支軸部92が連結される縦ルーバ取付部53が形成されている。枢支軸部92は、基部93と、ネック部94と、抜止部95とを有している。
基部93は、板状であって、縦ルーバ90がノーズ50に取付けられた際に、ノーズ50の壁部51の下面に当接するとともに沿う。ネック部94は、基部93の略中央に位置するとともに基部93から立ち上がる形状である。ネック部94は、例えば略円筒状であって、ノーズ50の壁部51の厚みと略同じ長さを有している。抜止部95は、ネック部94の先端に形成されており、ネック部94よりも周方向に大きい。
図7は、ノーズ50の壁部51に形成された縦ルーバ取付部53を拡大した状態を示す斜視図である。図7に示すように、縦ルーバ取付部53は、連結孔54と、腕部55とを備えている。
連結孔54は、ノーズ50の幅方向(ノーズ50が取り付けられた際に室内機10の幅方向と重なる方向)を横切る方向に長い形状である。つまり、連結孔54は、ノーズ50が室内機本体20に取り付けられた際に送風機70に向かって延びる形状である。連結孔54は、抜止部95が挿通可能であって、基部93が挿通できない大きさを有している。
各腕部55は、連結孔54の周縁部において奥側(ノーズ50が取り付けられた際に送風機70側)の縁部56に形成されており、連結孔54内に配置されている。また、各腕部55は、ノーズ50の長手方向に互いに離間して配置されており、連結孔54に沿って延びている。
図8は、縦ルーバ取付部53を示す平面図である。図8では、連結孔54に枢支軸部92が挿入された状態を示している。図8に示すように、各腕部55の先端部55aは、当該先端部55aと向かい合う連結孔54の縁部57との間が、抜止部95が収容可能な状態(抜止部95が略嵌る状態)を保ちつつ、縁部57側位置まで延びている。先端部55aは、抜止部95にならう形状である。連結孔54において、縁部57と先端部55aとの間に規定される範囲を、抜止部挿通部58とする。
また、各腕部55の外縁と連結孔54の周縁との間には、隙間59が形成されている。隙間59によって、各腕部55の外縁と連結孔54の周縁とは、連続していない。ノーズ50は、樹脂性である。このため、各腕部55間に規定される隙間115と、隙間59とが、各腕部55の変形を許容することによって、各腕部55は、図7中矢印で示すように、互いに離間する方向に弾性変形するようになる。
図8に示すように、各腕部55の隙間115は、腕部55の根元部分から先端部55aまでの範囲がネック部94の径と略同じ大きさに設定されている。図中、ネック部94を2点鎖線で示す。各腕部55の先端部55aは、当該先端部55a間がネック部94の径よりも小さくなるように、内側に突出する形状である。なお、先端部55aの突出具合は、各腕部55を弾性変形させることによって、当該先端部55a間をネック部94が通ることができるように設定されている。
各腕部55の根元部分近傍には、ネック部94を保持するネック保持部116が設けられている。連結孔54の縁部において各腕部55間に部位には、突起117が形成されている。突起117は、連結孔54の内側に向かって突出している。
図8中、ネック保持部116に保持されているネック部94を2点鎖線で示している。突起117は、ネック保持部116に保持されたネック部94に当接するまで延びている。先端部55aにおいてネック部94と対向する面55cと突起117の先端117aとは、ネック部94の周面にならう形状である。そして、各腕部55の内面55bと、突起117の先端117aと、先端部55aとによって規定される空間は、ネック部94が略嵌る形状となっている。このことによって、縦ルーバ90は、ノーズ50に回動自由に保持される。
また、枢支軸部92には、縦ルーバ90の取付間違え、具体的には、縦ルーバ90が誤った姿勢でノーズ50に取り付けられることを防止するための、誤挿入防止リブ118が形成されている。図6に示すように、誤挿入防止リブ118は、抜止部95に形成されており、抜止部挿通部58からネック保持部116へのスライド方向に突出している。
図8に示すように、縦ルーバ90が正しい姿勢で取り付けられた状態では、誤挿入防止リブ118は、抜止部挿通部58内と各腕部55間の隙間115内とに収容されるので、縦ルーバ90を取り付ける際に、誤挿入防止リブ118が邪魔になることはない。また、誤挿入防止リブ118は、ネック部94がネック保持部116に保持されている状態では突起117の上方に位置して突起117と干渉することがないように形成されている。
図9は、縦ルーバ90が取り付けられる際に、当該縦ルーバ90が誤った姿勢である状態の一例を示している。図9で示される縦ルーバ90の姿勢は、正しい姿勢に対して略180度反対側を向いた姿勢である。
図9に示すように、縦ルーバ90の姿勢が正しい姿勢でない場合は、誤挿入防止リブ118が連結孔54の縁部に干渉する。このため、枢支軸部92を連結孔54内に挿入することができず、それゆえ、縦ルーバ90が取り付けられなくなる。
上記構造を有する縦ルーバ取付部53は、ノーズ50の壁部51において縦ルーバ90が取り付けられる位置に1つずつ形成されている。
つぎに、縦ルーバ90のノーズ50への取付手順を説明する。まず、図6に示すように、縦ルーバ90の枢支軸部92と、当該縦ルーバ90と対応する縦ルーバ取付部53とを互いに位置決めする。
そして、縦ルーバ90の姿勢を整えた後、枢支軸部92を抜止部95から、抜止部挿通部58内に、ノーズ50の下方から挿入する。このとき、図8に示すように、誤挿入防止リブ118は、各腕部55間に収容される。
枢支軸部92の基部93がノーズ50の壁部51に当接するまで枢支軸部92を挿入すると、ネック部94をネック保持部116に保持すべく、縦ルーバ90をスライドする。
このとき、ネック部94は、各腕部55の先端部55aを、図7中の矢印で示すように、内側から外側へ押し広げる。各腕部55は、ネック部94に押し広げられることにともなって弾性変形して、ネック部94の移動を許容する。
ネック部94が先端部55a間を通過終えてネック保持部116に至ると、ネック部94による各腕部55の付勢が解除されるので、各腕部55は、元の位置に戻る。ネック保持部116では、各腕部55の内面55bと、突起117と、先端部55aとによってネック部94が保持される。抜止部95は、ネック保持部116よりも大きく、それゆえ、抜止部95が各腕部55に当接することによって、縦ルーバ90の抜け止めがなされる。
このように構成される室内機10では、縦ルーバ90がノーズ50に直接取り付けられる構造である。このため、縦ルーバ90を室内機本体20に取り付けるために、別途に縦ルーバ固定具などの部材を必要としない。この結果、ノーズ50に縦ルーバ固定具を収容するための凹部を形成する必要がない。また、縦ルーバ90を固定するために構造に係る部品点数を少なくすることができるので、コストが高くなることが抑制される。
また、縦ルーバ90を取り付ける際に、縦ルーバ90を、抜止部挿通部58からネック保持部116までスライドさせる構造が用いられている。つまり、縦ルーバ90を取り外し可能な位置(抜止部挿通部58)と、縦ルーバ90を保持する位置(ネック保持部116)とが異なる構造である。このため、通常使用時において縦ルーバ90が抜けにくくなる。
また、縦ルーバ90が誤挿入防止リブ118を備えている。このため、縦ルーバ90が誤った姿勢で取り付けられることが防止されるので、当該誤取付に起因する作業の遅延が解消されるので、縦ルーバ90の取付作業が向上する。
なお、本実施形態では、縦ルーバ取付部53は、通風路80の下流部分82を形成するノーズ50に形成されている。そして、ノーズ50は、後本体40とは別部材となっている。しかしながら、後本体40とノーズ50とが一体に形成されてもよい。この場合、縦ルーバ90は、後本体40に直接取り付けられるようになる。要するに、縦ルーバ90は、通風路80を形成する部位の壁部に、別途の部材を介することなく直接取り付けられる構造であればよい。
5…部屋(被空調室)、10…室内機、20…室内機本体、31…前部吸込口、32…上部吸込口、41…吹出口、53…縦ルーバ取付部、60…室内熱交換器、70…送風機、80…通風路、82…下流分、90…縦ルーバ、92…枢支軸部、
Claims (1)
- 吸込口と吹出口が設けられた室内機本体内に、前記吸込口から吸込まれた空気を前記吹出口に導く通風路と、この通風路中に配置された室内熱交換器および送風機と、上記吹出口に設けられ吹出し空気の方向を変更するルーバとを備えた空気調和機の室内機において、
ルーバは、通風路の吹出口壁部に幅方向に所定間隔を存して形成した複数個の縦ルーバ取付部に回動自在に枢支された風の左右方向を変更する複数の縦ルーバを備え、
前記各縦ルーバは、板状の基部と小径のネック部とネック部より大径の抜止部が連結した枢支軸を有し、
前記各縦ルーバ取付部は、前記抜止部とネック部が挿入される挿通部と、この挿通部と連通し先端入口の間隔がネック部より狭く弾性変形で開き中央部にネック部と略同径の保持用孔部とを有する長孔状の連結孔を有し、
各縦ルーバの枢支軸を縦ルーバ取付部の連結孔に挿入しネック部を保持用孔部で回動自在に係止するように構成した
ことを特徴とする空気調和機の室内機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007228229A JP2009058206A (ja) | 2007-09-03 | 2007-09-03 | 空気調和機の室内機 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016023813A (ja) * | 2014-07-16 | 2016-02-08 | 三菱電機株式会社 | 風向調整機構、及びその風向調整機構を備えた空気調和機 |
CN112013463A (zh) * | 2019-05-31 | 2020-12-01 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 一种出风口校正装置安装结构及安装方法 |
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2007
- 2007-09-03 JP JP2007228229A patent/JP2009058206A/ja active Pending
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