JPH1183110A - 天井用換気扇 - Google Patents

天井用換気扇

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Publication number
JPH1183110A
JPH1183110A JP9245385A JP24538597A JPH1183110A JP H1183110 A JPH1183110 A JP H1183110A JP 9245385 A JP9245385 A JP 9245385A JP 24538597 A JP24538597 A JP 24538597A JP H1183110 A JPH1183110 A JP H1183110A
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JP
Japan
Prior art keywords
panel
ventilation fan
ceiling
mounting member
main body
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JP9245385A
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English (en)
Inventor
Yuji Tsukitari
裕二 月足
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH1183110A publication Critical patent/JPH1183110A/ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 天井用換気扇の外箱の下面部を覆うパネルの
着脱を容易にする。 【解決手段】 パネル20の対応両側に掛合穴部29を
有する被掛合部26を設け、外箱に掛合突部32を有す
る取付部材27を上下方向に回動可能に設ける。取付部
材27を下方に回動して掛合突部32を掛合穴部29に
掛合させるようすると、パネル20が両側から取付部材
27に抱持されるようにして外箱12に取り付けられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、換気扇本体に対す
るパネルの取り付け構成を改良した天井用換気扇に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の天井用換気扇では、図13に示す
ように、天井に取り付けられた本体1に対してパネル2
を着脱可能に取り付けるようにしている。上記パネルの
着脱可能な取り付け構成は、コイル部3aの両端を上方
に逆ハ字状となるように延長したねじりコイルばね3を
本体1側に固定された支持具4に上下移動可能に支持
し、このねじりコイルばね3のコイル部3aにパネル2
に固定された逆L字状の引掛け具5を掛け支持させると
いうものであった。
【0003】パネル2の引掛け具5をコイル3部aに引
掛ける際には、ねじりコイルばね3を引き下げてその両
端部分の逆ハ字状部分を窄めた状態にしておく。そし
て、引掛け具5をコイル3部aに横方向から挿入するよ
うにして引掛けた後、パネル2を少し押し上げると、ね
じりコイルばね3の両端部分が自身の弾発力によって逆
ハ字状に開きながら上方に移動するようになるので、突
子6が本体1の下面に当たる位置までパネル2が引き上
げられるというものである。なお、突子6は、本体1と
パネル2との間に送風ファン7によって吸入される室内
空気を通す通路(隙間)を形成するためのものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のパネル2の取り
付け構成では、引掛け具5はパネル2の裏側中央に設け
られているので、コイル3部aに引掛ける際にそれらを
目で見ながら作業することが困難である。このため、引
掛け具5をコイル部3aに通す作業を何度も繰り返さね
ばならないことが多く、面倒である。
【0005】また、ねじりコイルばね3は、上下移動可
能に設けられ、パネル2を取り付けた状態では、支持具
4から上方に長く突出する。このため、支持具4とベル
マウス8部分までの寸法としては、ねじりコイルばね3
の逆ハ字状の両端部分を収納できる比較的大きな寸法に
設定しておかねばならないため、本体1全体としての高
さ寸法が高くなるという問題があった。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、パネルの着脱が容易で、しかも、換気
扇本体の高さ寸法を小さくすることができる天井用換気
扇を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の天井用換気扇は、送風ファンを備え、天井
に取り付けられる換気扇本体と、この換気扇本体の下面
部に配置されるパネルと、前記換気扇本体およびパネル
のうち、一方に設けられた被掛合部、および他方に回動
可能に設けられ、その回動により被掛合部に掛合してパ
ネルを換気扇本体に取り付ける取付部材とを具備する構
成を特徴とするものである(請求項1)。
【0008】この構成によれば、取付部材を回動させる
という簡単な操作でパネルを換気扇本体に着脱すること
ができる。また、取付部材は、パネルと換気扇本体との
間に収納のための空間を必要とするものではないので、
天井用換気扇を全体として高さ方向に低いものとするこ
とができる。
【0009】この場合、本発明にあっては、被掛合部
を、パネルに設けると共に、取付部材を換気扇本体に回
動可能に設け、それら被掛合部および取付部材のうちの
一方に掛合突部を設け、他方に掛合突部が嵌合する掛合
穴部を設ける構成とすることができる(請求項2)。
【0010】更に、被掛合部を、パネルの下面の外周側
に設け、この被掛合部に下側から掛合する取付部材の下
面側には、手掛け部を設けることができる(請求項
3)。このようにすることにより、パネルの取り外し時
に手を掛ける部位を作業者に明確に知らすことができ
る。
【0011】また、被掛合部をパネルに上向きに突設さ
れた被掛合片により構成し、取付部材は、この被掛合片
に掛合してパネルを換気扇本体に取り付ける構成とする
ことができる(請求項4)。本発明では、被掛合部を、
換気扇本体に設けると共に、取付部材をパネルに回動可
能に設け、それら被掛合部および取付部材のうちの一方
に掛合突部を設け、他方に掛合突部が嵌合する掛合穴部
を設ける構成とすることができる(請求項5)。
【0012】以上の構成において、取付部材は、セルフ
ヒンジにより回動可能に構成することが好ましい(請求
項6)。また、上記掛合穴部は、有底であることが好ま
しい(請求項7)。
【0013】パネルには、脚部を上向けに突設し、換気
扇本体には、脚部を位置決めするための位置決め部を設
けることができる(請求項8)。そのパネルの脚部に、
係合部を設け、換気扇本体の位置決め部に、脚部の係合
部に係合する被係合部を設けるができる(請求項9)。
【0014】本発明では、パネルの対応両側のうち、一
方側を、取付部材と被掛合部との掛合により換気扇本体
に取り付け、他方側を、パネルおよび換気扇本体のうち
の一方に突設された係合片および他方に形成された被係
合部との係合により換気扇本体に取り付ける構成とする
ことができる(請求項10)。
【0015】また、本発明では、スペーサ用の突子によ
りパネルと換気扇本体との間に送風ファンが横方向から
空気を吸入する通路を形成し、取付部材および被掛合部
は、その通路から吸入される空気の妨げとならないよう
に、パネルの対向2辺の中央部に対応位置して設けるこ
とができる(請求項11)。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
〜図3に基づいて説明する。天井用換気扇に全体構成を
示す図1に示すように、換気扇本体11の主部を構成す
る角形の外箱12は、内部の下方にベルマウス13を形
成した端板14を固定し、この端板14の上方部分をフ
ァンケーシング部15としている。このファンケーシン
グ部15内には、遠心形の送風ファン16が配置され、
この遠心ファン16は、外箱12の上部に配設されたモ
ータ17により回転駆動されるようになっている。
【0017】上記のように構成された換気扇本体11
は、室の天井板18に形成された開口部19に挿入され
て天井裏に配置される。そして、外箱12の下面部の外
周部に延設されたフランジ12aは、天井板18の下面
にあてがわれ、天井板18或いは開口部19の周縁部に
固定された野縁18aに木ねじ等によって固定されてい
る。
【0018】外箱12の下面部には、無孔状の化粧用の
パネル20が換気扇本体11の外箱12の下面部に対応
両側に設けられた取付装置21によって着脱可能に取り
付けられている。外箱12のおよびパネル20のうちの
一方、この実施例では、パネル20には、その上面の4
隅角部に位置してスペーサ用の突子22が一体に突設さ
れており、パネル20を外箱12の下面部に取り付けた
状態では、その突子22により外箱12の下面部とパネ
ル20との間に隙間が形成される。
【0019】そして、上記隙間は、送風ファン16によ
って吸入される空気の通路23とされ、送風ファン16
がモータ17により回転駆動されると、室内の空気が化
粧パネル10の周囲部から通路23およびベルマウス1
3を通ってファンケーシング部15内に吸入され、そし
て、吐出口体24から該吐出口体24に接続されたダク
ト25を通じて室外へと排出される。
【0020】さて、ここで、パネル20を外箱12に着
脱可能に取り付けるための取付装置21について説明す
る。外箱12およびパネル20は、双方共にプラスチッ
クにより形成されている。パネル20は、この実施例で
は、正方形に形成され、その外周縁部には、上方に立ち
上がる囲壁20aが一体に形成されている。そして、パ
ネル20の下面のうち、対応両側の2辺(図示左右両側
の2辺)には、図3に示すように、各辺の中央部に位置
するようにして、被掛合部26が形成されている。な
お、図3では一方の支持装置21のみ示す。
【0021】この実施例において、被掛合部26は、後
述する取付部材27の掛合片部28の厚さ相当分だけ窪
んだ凹状部から構成されている。そして、その被掛合部
26には、掛合穴部29が形成されている。この場合、
掛合穴部29は、上下に貫通する通し穴として構成され
ている。
【0022】一方、換気扇本体11側の部材である外箱
12のフランジ12aには、その対応両側に位置して切
欠部30が形成されていると共に、この切欠部30の対
向両側部には軸受部30aが形成されている。そして、
切欠部30には、上記取付部材27の一端側が回動可能
に配設されている。
【0023】上記取付部材27はプラスチック製で、基
片部31に対し前述の掛合片部28を鋭角状に屈曲する
ように連続させた略ム字状に形成されている。基片部3
1の先端部の両側には、軸ピン31aが一体に突設され
ており、その軸ピン31aは、切欠部30の軸受部30
aに上下方向に回動可能に嵌合支持されている。取付部
材31の掛合片部28の先端部の上面側には、掛合穴部
28に嵌合する掛合突部32が一体に突設されている。
また、掛合片部28の下面の基片部31側には、手掛け
部としての突条部33が突設されている。
【0024】次に上記のように構成した取付装置21に
よりパネル20を外箱12の下面部に取り付ける手順に
つき説明する。パネル20を外箱12に取り付けるに
は、パネル20を手で支えながら押し上げ、その突子2
2を外箱12のフランジ12aに当てた状態に保持す
る。
【0025】この状態で、両側の取付部材27を下方に
回動操作して、その掛合片部28をパネル20の被掛合
部26に嵌め込むと共に、該被掛合部26の掛合突部3
2を被掛合部26の掛合穴部29に挿入により掛合させ
る。このとき、掛合片部28は、図2に二点鎖線で示す
状態から実線で示す状態に弾性変形し、基片部31との
なす角度が当初よりも大きくなる。
【0026】そして、取付部材27は、掛合片部28の
弾性復元力によってパネル20の突子22をフランジ1
2aに押圧するようにパネル20を上方に付勢し、パネ
ル20を両側から抱持するようにしてパネル20を支持
する。なお、この取付状態では、取付部材27の掛合片
部28は、パネル20の凹状をなす被掛合部26に嵌ま
り込んでパネル20の下面と略面一状になるので、外観
を損なうことがない。
【0027】そして、パネル20を外箱12に取り付け
た状態では、対応両側の中央部に取付装置21を構成す
る所定幅の取付部材27が位置し、4隅角部に所定径の
突子22が位置する。これにより、送風ファン16によ
り吸入される空気の抵抗となる部材ができるだけ通路2
3部分に存在しないようにしている。
【0028】パネル20を取り外すには、取付部材27
の掛合片部28の突条部33に手を掛け、取付部材27
を上方に回動させるように操作する。すると、掛合突部
32が掛合穴部29から外れ、取付部材27が上方に回
動して被掛合部26に対する掛合を解除する。これによ
り、パネル20は、外箱12から取り外される。
【0029】このように本実施例によれば、取付部材2
7を回動操作することにより、パネル20を外箱12に
対して着脱することができるので、その作業を容易に行
うことができる。また、掛合片部28には、突条部33
が突設されているので、その突条部33に手指を掛ける
ことにより、容易に取付部材27を回動操作できるの
で、パネル20の取り外し操作を楽に行うことができ
る。
【0030】しかも、パネル20を取り付けた状態で
は、掛合片部28がパネル20の凹状の被掛合部26内
に嵌まってパネル20の下面と略面一になっているた
め、掛合片部28を見分け難くなるという事情があって
も、掛合片部28には、突条部33が突設されているの
で、掛合片部28の存在を明瞭に知ることができ、便利
である。
【0031】図4は本発明の第2実施例を示すもので、
上記第1実施例との相違は、取付部材27を薄肉のセル
フヒンジ34を介して外箱12と一体に成形したところ
にある。そして、取付部材27は、パネル20の着脱
時、そのセルフヒンジ34を中心にして上下方向に回動
し、パネル20の被掛合部26に対して掛脱する。この
ように、取付部材27をセルフヒンジ34により回動可
能に構成すれば、取付部材27を外箱12と一体成形で
き、コストの低減化を図ることができる。
【0032】図5は本発明の第3実施例を示すもので、
上記第2実施例との相違は、パネル20の被掛合部26
の掛合穴部29を、上端部が塞がれた有底の形態に構成
したものである。冬季等の室内の温度が高い時期に換気
運転すると、外箱12の内面等に結露を生じ、その露が
パネル20の上面側に滴下することがある。しかしなが
ら、掛合穴部29が有底、すなわち一端側が塞がれてい
るので、パネル20に滴下した水が、更に掛合穴部29
から漏れ出て室内に滴下するという不具合の発生を防止
できる。
【0033】図6は本発明の第3実施例を示すもので、
前記第2実施例との相違は、外箱12のフランジ12a
の下面の4隅角部に、パネル20の突子22を位置決め
用の脚部として利用し、この突子22に対応して位置決
め部としてのすり鉢状の凹部35を形成したところにあ
る。
【0034】この凹部35は、パネル20を外箱12に
取り付ける際に、外箱12に対するパネル20の位置決
めを行う作用をなす。すなわち、パネル20を押し上げ
ると、突子22がすり鉢状のテーパ状をなす内周面に案
内されて凹部35に嵌合する。この突子22の凹部35
への嵌合により、外箱12に対するパネル20の位置決
めが行われる。
【0035】この位置決め状態の下で、取付部材27を
下方に回動操作すると、その掛合片部28がパネル20
の被掛合部26に掛合する。従って、掛合片部28と被
掛合部26との位置が合致するように、パネル20をず
らして位置合わせしながら、取付部材27を下方に回動
操作するという面倒な操作が少なくて済む。
【0036】図7は本発明の第5実施例を示すもので、
上第4実施例との相違は、位置決め用の凹部36の一側
部に被係合部としての係合穴部37を形成すると共に、
パネル20の突子22の上端部の一側部に係合部として
の係合突部38を突設したところにある。
【0037】このように構成した場合には、突子22が
凹部36内に差し込まれると、係合突部38が係合穴部
37に係脱可能に係合し、パネル20が外箱12に仮保
持される。この状態で、パネル20から手を離してもパ
ネル20は落下しないので、両手で両側の取付部材27
を下方に回動操作し、パネル20を外箱12に本取付す
る。また、パネル20の取り外し時にも、取付部材27
を上方に回動操作して被掛合部26との掛合を解除して
も、パネル20が落下するおそれがない。このように本
実施例では、パネル20が位置決め用の凹部36により
仮保持されるので、両手を使ってパネル20の着脱のた
めの操作を行うことができ、能率欲作業できる。
【0038】図8は本発明の第6実施例を示すもので、
前記第1実施例を示す図1と同一部分には同一符号を付
して示し、異なる部分のみ説明する。パネル20の上面
部の対応両側には、被掛合部を構成する逆L字形の被掛
合片39が一体に突設されており、この被掛合片39の
外向きに屈曲する上片部が被掛合部40として構成さ
れ、その被掛合部40には掛合穴部41が形成されてい
る。
【0039】一方、外箱12のフランジ12の対応両側
には、薄肉のセルフヒンジ42を介して取付部材43が
一体に形成されている。この取付部材43は、基片部4
4と掛合片部45とを鋭角状に有し、掛合片部45の上
面側には掛合突部46が突設されていると共に、下面側
には突条部47が突設されている。
【0040】取付部材43をセルフヒンジ42を中心に
して下方に回動操作すると、掛合片部45が直角に開く
ように弾性変形し、且つ掛合突部45が掛合突部46が
掛合穴部41に掛合する。これにより、被掛合片39の
被掛合部40が取付部材43の弾性復元力によりフラン
ジ12aとの間に挟持されることとなり、パネル20が
外箱12に取り付けられる。このように構成した本実施
例によれば、被掛合片39および取付部材43がパネル
20に隠された状態になるので、外観を損なうおそれが
ない。また、通路23は被掛合片39の基片部44によ
って確保されるので、突子22を省略でき、吸入空気の
抵抗物の数を減少できる。
【0041】図9は本発明の第7実施例を示すもので、
前記第2実施例との相違は、取付部材27をパネル20
にセルフヒンジ34を介して一体に連なるように形成
し、被掛合部26を外箱12のフランジ12aに設けた
ところにある。このようにしても、第2実施例と同様の
効果を得ることができる。
【0042】図10は本発明の第8実施例を示すもの
で、前記第1実施例との相違は、パネル20の対応両側
のうち、一方側(図示左側)は、第1実施例と同様に、
取付装置21を構成する取付部材27と被掛合部26と
の掛合により取り付けるものとし、他方側(図示右側)
は、引っ掛け構造により取り付けるようにしたものであ
る。
【0043】すなわち、パネル20の他方側には、逆L
字状の係合片48が一体に突設され、外箱12のフラン
ジ12aには、係合部としての係合片48の上片部48
aを引っ掛ける被係合部としてのフック49が一体に形
成されている。パネル20を外箱12に取り付けるに
は、まず、係合片48の上片部48aをフック49に挿
入して係合させ、この後、取付部材27を下方に回動操
作して被掛合部26に掛合させるものである。
【0044】このように構成した本実施例によれば、パ
ネル20の一方側は、単に、係合片48の上片部48a
をフック49に挿入するだけで済むので、パネル20の
取り付け作業を容易に行うことができる。
【0045】図11は本発明の第9実施例を示すもの
で、これは、パネル50と外箱12との間に吸入空気の
通路23を形成することなく、パネル50を直接的に外
箱12のフランジ12aに押し当てるようにして取り付
けるように構成したもので、そのパネル50には、多数
の通気孔51が形成されている。
【0046】このパネル50の対応両側である左右両端
部の幅方向中央部は、被掛合部52が形成され、該被掛
合部52には掛合穴部53が形成されている。
【0047】一方、フランジ12aの図示左端部の幅方
向中央部には、取付部材54がセルフヒンジ55を介し
て一体に連接するように形成されている。この取付部材
54は、基片部56と掛合片部57とからなり、掛合片
部57の先端部上面側には、掛合突部58が一体に突設
されていると共に、下面側には突条部59が一体に突設
されている。このように構成しても、前記第1実施例と
同様の効果を得ることができる。
【0048】図12は本発明の第10実施例を示すもの
で、上記第9実施例との相違は、対応両側のうち、一方
側である図示左端側は、取付部材54と被掛合部53と
の掛合によりパネル50を外箱12に取り付ける構成と
し、他方側である図示右端側は、引っ掛け構造により、
パネル50を外箱12に取り付けるようにしたところに
ある。
【0049】すなわち、パネル50の図示右端部の幅方
向中央部には、係合部としての爪片60を折り返し状態
にして一体に形成されている。この爪片60に対応し
て、外箱12のフランジ12aには、同じく折り返し状
の被係合部としての係合片61が形成されている。そし
て、パネル50を外箱12に取り付けるには、まず、爪
片60を外箱12の係合片61に引っ掛け、その後、取
付部材54を下方に回動操作して被掛合部52に掛合さ
せるものである。このようにしても、上記実施例と同様
の効果を得ることができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、取
付部材を回動操作して被掛合部に掛合させるだけで、パ
ネルを換気扇本体に着脱可能に取り付けることができる
と共に、換気扇本体を高さ方向に小形化できる。
【0051】その他、本発明によれば、次のような効果
を得ることができる。換気扇本体に設けられた取付部材
がパネルに上向きに突設された被掛合部に掛合する構成
とした場合には、被掛合部および取付部材をパネルによ
り隠すことができる。
【0052】取付部材をセルフヒンジにより回動可能に
構成した場合には、取付部材の回動可能に設ける構成を
簡素化できる。
【0053】パネルに脚部を上向けに突設し、換気扇本
体に脚部を位置決めするための位置決め部を設けた場合
には、換気扇本体に対するパネルの位置合わせを行うこ
とができるので、パネル被掛合部と取付部材との位置合
わせが容易となる。
【0054】この場合、パネルの脚部に係合部を設け、
換気扇本体の位置決め部に脚部の係合部に係合する被係
合部を設けた場合には、パネルを換気扇本体に仮保持さ
せた状態で、取付部材を被掛合部に掛合させるための作
業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体の縦断面図
【図2】要部の縦断面図
【図3】要部の斜視図
【図4】本発明の第2実施例を示す図2相当図
【図5】本発明の第3実施例を示す図2相当図
【図6】本発明の第4実施例を示す図2相当図
【図7】本発明の第5実施例を示す図2相当図
【図8】本発明の第6実施例を示す図2相当図
【図9】本発明の第7実施例を示す図2相当図
【図10】本発明の第8実施例を示す縦断面図
【図11】本発明の第9実施例を示す図10相当図
【図12】本発明の第10実施例を示す図10相当図
【図13】従来のパネルの取り付け構成を示す図1相当
【符号の説明】
図中、11は換気扇本体、12は外箱、14は端板、1
6は送風ファン、18は天井板、20はパネル、20a
は囲壁、21は取付装置、22は突子、23は通路、2
5はダクト、26は被掛合部、27は取付部材、28は
掛合片部、29は掛合穴部、31は基片部、32は掛合
突部、33は突条部(手掛け部)、34はセルフヒン
ジ、35,36は凹部(位置決め部)、37は係合穴部
(被係合部)、38は係合突部(係合部)、39は被掛
合片(被掛合部)、40は被掛合部、41は掛合穴部、
43は取付部材、44は基片部、45は掛合片部、47
は突条部(手掛け部)、48は係合片(係合部)、49
はフック(被係合部)、50はパネル、52は被掛合
部、53は掛合穴部、54は取付部材、55はセルフヒ
ンジ、56は基片部、57は掛合片部、58は掛合突
部、59は突条部(手掛け部)、60は爪片(係合
部)、61は係合片(被係合部)である。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風ファンを備え、天井に取り付けられ
    る換気扇本体と、 この換気扇本体の下面部に配置されるパネルと、 前記換気扇本体およびパネルのうち、一方に設けられた
    被掛合部、および他方に回動可能に設けられ、その回動
    により被掛合部に掛合してパネルを換気扇本体に取り付
    ける取付部材とを具備してなる天井用換気扇。
  2. 【請求項2】 被掛合部は、パネルに設けられていると
    共に、取付部材は換気扇本体に回動可能に設けられ、そ
    れら被掛合部および取付部材のうちの一方には掛合突部
    が設けられ、他方には掛合突部が嵌合する掛合穴部が設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の天井用換
    気扇。
  3. 【請求項3】 被掛合部は、パネルの下面の外周側に設
    けられ、この被掛合部に下側から掛合する取付部材の下
    面側には、手掛け部が設けられていることを特徴とする
    請求項2記載の天井用換気扇。
  4. 【請求項4】 被掛合部は、パネルに上向きに突設され
    た被掛合片により構成され、取付部材は、この被掛合片
    に掛合してパネルを換気扇本体に取り付けることを特徴
    とする請求項2または3記載の天井用換気扇。
  5. 【請求項5】 被掛合部は、換気扇本体に設けられてい
    ると共に、取付部材はパネルに回動可能に設けられ、そ
    れら被掛合部および取付部材のうちの一方には掛合突部
    が設けられ、他方には掛合突部が嵌合する掛合穴部が設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の天井用換
    気扇。
  6. 【請求項6】 取付部材は、セルフヒンジにより回動可
    能に構成されていることを特徴とする請求項2ないし5
    のいずれかに記載の天井用換気扇。
  7. 【請求項7】 掛合穴部は、有底であることを特徴とす
    る請求項2ないし6のいずれかに記載の天井用換気扇。
  8. 【請求項8】 パネルには、脚部が上向けに突設され、
    換気扇本体には、脚部を位置決めするための位置決め部
    が設けられていることを特徴とする請求項1ないし7の
    いずれかに記載の天井用換気扇。
  9. 【請求項9】 パネルの脚部には、係合部が設けられ、
    換気扇本体の位置決め部には、脚部の係合部に係合する
    被係合部が設けられていることを特徴とする請求項8記
    載の天井用換気扇。
  10. 【請求項10】 パネルの対応両側のうち、一方側は、
    取付部材と被掛合部との掛合により換気扇本体に取り付
    けられ、他方側は、パネルおよび換気扇本体のうちの一
    方に突設された係合片および他方に形成された係合部と
    の係合により換気扇本体に取り付けられることを特徴と
    する請求項1ないし9のいずれかに記載の天井用換気
    扇。
  11. 【請求項11】 スペーサ用の突子によりパネルと換気
    扇本体との間に送風ファンが横方向から空気を吸入する
    通路が形成され、取付部材および被掛合部は、パネルの
    対向2辺の中央部に対応位置されていることを特徴とす
    る請求項1ないし10のいずれかに記載の天井用換気
    扇。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006010157A (ja) * 2004-06-24 2006-01-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd ルーバー取付装置およびこれを備えた換気装置
JP2020531784A (ja) * 2017-09-21 2020-11-05 ジー・ディー ミデア エアー−コンディショニング イクイプメント カンパニー リミテッドGd Midea Air−Conditioning Equipment Co.,Ltd. エアコン室内機及びエアコン

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