JPH11321299A - ベントルーフ - Google Patents

ベントルーフ

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JPH11321299A
JPH11321299A JP13009598A JP13009598A JPH11321299A JP H11321299 A JPH11321299 A JP H11321299A JP 13009598 A JP13009598 A JP 13009598A JP 13009598 A JP13009598 A JP 13009598A JP H11321299 A JPH11321299 A JP H11321299A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
vent roof
duct
louver
vent
Prior art date
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Pending
Application number
JP13009598A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuji Kobayashi
篤司 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH11321299A publication Critical patent/JPH11321299A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダクト内への異物の侵入に起因した故障を無
くすと共に、フィルタの交換を容易にし、かつ、空気調
整装置を作動させた時に、車内に塵埃が吹き出ないよう
にしたベントルーフを提供する。 【解決手段】 ベントルーフ2の空気吹き出し口に設け
たルーバ4の後側に、フィルタ5を着脱可能に取付けた
ので、このフィルタ5によってダクト6内への異物の侵
入を防止し、ダクト6内に溜まっている塵埃をフィルタ
5で濾過することができる。さらに、ベントルーフ2を
取り外すことにより、フィルタ5の交換を行なうことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用空気調整装置の
故障などを無くし、かつ、フィルタの交換を容易にする
と共に、空気調整装置の作動時に車内に塵埃が吹き出な
いようにしたベントルーフに関する。
【0002】
【従来の技術】車両室内の空気調整において、図11に
示すようにインストルメントパネル1には、複数のベン
トルーフ2が取付けられている。そして、メインダクト
からブロアによって吸引された外気は、フィルタを通過
してメインダクトから分岐された分岐ダクトにより、複
数のベントルーフ2に分配されるようになっている。ま
た、このメインダクトから分岐ダクトに繋がる部分に
は、切り替え板が設けられている。従来の上記フィルタ
は、実開平5−95625号公報にも開示されているよ
うに、一般的にはエバポレータケースに取付けられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにフィルタ
をエバポレータケースのみに取付けた場合には、次のよ
うな問題がある。通常、ベントルーフの空気吹き出し口
には、空気の吹き出し方向を調整するためのルーバが設
けられている。このような空気吹き出し口およびルーバ
に、小さい子供が興味を持って触れることがしばしば見
受けられる。また、子供の心理として、鉛筆のような細
い棒状のものや、小さな人形などの異物をルーバの隙間
から入れてしまうことがある。このようにしてベントル
ーフ内に入れられた異物は、分岐ダクトの振動などによ
ってダクト内を移動して、切り替え板に挟まり空気の切
り替えができなくなることがある。また、このように切
り替え板に異物が挟まった場合には、ダクト延ては空気
調整装置の分解が必要になって、整備工場に搬入しなけ
ればならないことになり、無駄な経費および時間がかか
ることがある。
【0004】また、エバポレータケースは、インストル
メントパネルの裏側(エンジンルーム側)に設けられて
いるか、あるいは、足元の狭い部分に設けられているの
が一般的であるので、フィルタの交換が困難であり、場
合によっては整備工場に搬入して交換しなければならな
いことから、同様に無駄な経費および時間がかかるとい
う問題がある。
【0005】また、駐車中などにおいて、空気調整装置
を使用していない場合に、エバポレータに設けられたフ
ィルタの部分から、各ベントルーフに至る間の空気ダク
ト内に、フィルタを通過してきた細かい塵埃が溜まる。
そして、空気調整装置を作動させた時に、ダクト内に溜
まっている塵埃が、ベントルーフから空気と共に室内に
吹き出される場合がある。
【0006】したがって本発明は、ダクト内に異物が入
らないようにして、ダクト内への異物の侵入に起因した
故障を無くすと共に、フィルタの交換を容易にして、無
駄な経費および時間の浪費を解消し、かつ、空気調整装
置を作動させた時に、車内に塵埃が吹き出ないようにし
たベントルーフを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明では、後端部が空気ダクトに接
続されて、空気の吹き出し口にルーバを設けてなるベン
トルーフにおいて、該ルーバの後側にフィルタを着脱可
能に取付けたことを特徴とする。
【0008】次に、請求項2記載の発明では、ルーバの
側面にスリットを形成し、該スリットにフィルタを挿入
することを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明では、ルーバの側面に
嵌合孔を複数形成し、前記嵌合孔に対応する突起をフィ
ルタに形成し、前記フィルタの突起を前記ルーバの嵌合
孔に嵌合することを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明では、ベントルーフと
空気ダクトを嵌合により接続したことを特徴とする。
【0011】請求項1記載の発明は、ベントルーフの空
気吹き出し口に設けたルーバの後側に、フィルタを着脱
可能に取付けたので、フィルタによってダクト内への異
物の侵入が防止され、ダクト内に溜まっている塵埃をフ
ィルタで濾過することができ、かつ、ベントルーフを取
り外すことにより、フィルタの交換を容易に行なうこと
ができる。
【0012】次に、請求項2記載の発明では、フィルタ
は、ルーバに形成されるスリットに挿入することにより
ルーバに取り付けられる。
【0013】請求項3記載の発明では、フィルタは、ル
ーバに形成される嵌合孔に、フィルタに形成された突起
を嵌合することにより取り付けられる。
【0014】請求項4記載の発明では、ベントルーフと
空気ダクトとの接続を嵌合による接続にしたので、ベン
トルーフの着脱を容易にすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1において、ベントルーフ2の
空気吹き出し口には、空気の向きを調整するためのルー
バ4が設けられており、このルーバ4の後側にはフィル
タ5が設けられている。そして、ベントルーフ2の後側
はダクト6に嵌め込まれる状態で接続されている。
【0016】フィルタ5は、図1および図2に示して以
下に説明するように、四角柱状のベントルーフ2に着脱
可能に取り付けられている。すなわち、フィルタ5の取
付け方は、図3および図4に示すように、ベントルーフ
2の一側面にフィルタ5が挿入可能なスリット7が設け
られており、他の三面の内側にはフィルタ5の縁が嵌合
される溝8が設けられている。フィルタ5は、図4に示
すように、ベントルーフ2に相似形の四角形になってい
て、枠3によって縁取りされており、この枠3には摘み
片9が設けられていて、スリット8への挿入および抜き
取りを容易にしている。
【0017】次に、図5に示す実施の形態は、ベントル
ーフ2の両側面に嵌合孔10をそれぞれ形成し、一方フ
ィルタ5の枠3には、この嵌合孔10に嵌合する突起1
1を設けている。そして、フィルタ5の枠3に水平方向
の力を加えてたわませ、突起11を嵌合孔10に挿入さ
せることによりフィルタ5をベントルーフ2に固定して
いる。フィルタ5をベントルーフ2から外すには、フィ
ルタ5の枠3を水平方向に力を加えてたわませて、一方
の突起11を嵌合孔10から外し、続いて他方の突起1
1も嵌合孔10から外せばよい。また、図6に示す実施
の形態は、フィルタ5の枠3に舌片12を設け、ベント
ルーフ2の外面または内面に、例えば両面テープで貼着
することによって、フィルタ5を着脱可能にベントルー
フ2に取付けるようにしている。この図3から図6に示
した実施の形態は、フィルタ5を着脱可能にしたものを
示したが、ベントルーフ2にフィルタ5を一体に設け、
ベントルーフ2と共にフィルタ5を交換するようにして
もよい。また、図7および図8に示すように、フィルタ
5を一層タイプのも、あるいは図9および図10に示す
ように、フィルタ5を多層のものとし、使用目的に応じ
て使い分けするようにする。
【0018】上述のようにフィルタ5を備える本発明の
ベントルーフ2の作用について以下に説明する。図1に
おいて、ベントルーフ2の空気吹き出し口に設けたルー
バ4の後側に、フィルタ5を着脱可能に取付けたので、
ルーバ4の隙間から異物を入れても、フィルタ5によっ
てダクト6内への異物の侵入が防止される。そして、空
気調整装置を作動させた時でも、ダクト6内に溜まって
いる塵埃をフィルタ5で捕獲することができ、かつ、ベ
ントルーフ2を取り外すことにより、作業がしやすい場
所でフィルタ5の交換を行なうことができる。
【0019】また、図1に示すように、ベントルーフ2
と空気ダクト6との接続部13において、空気ダクト6
の開口部をベントルーフ2に挿通し得る程度に等しい大
きさに形成しておき、ベントルーフ2の後側および空気
ダクト6の開口部を嵌合することにより両者を接続する
ので、ベントルーフ2の着脱は、ベントルーフ2をイン
ストルメントパネル1から引抜き、装着するときにはイ
ンストルメントパネル1に挿入するだけでよく、その着
脱を容易にすることができる。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、ベント
ルーフの空気吹き出し口に設けたルーバの後側にフィル
タを着脱可能に取付けたので、フィルタによってダクト
内への異物の侵入を防止し、ダクト内に溜まっている塵
埃をフィルタで濾過することができる。そして、ベント
ルーフを取り外すことにより、フィルタの交換を行なう
ことができるようにしたので、ダクト内への異物の侵入
に起因した空気調整装置の故障を無くすと共に、フィル
タの交換を容易にして、無駄な経費および時間の浪費を
解消し、かつ、空気調整装置を作動させた時に、車内に
塵埃が吹き出ないようにすることができる。
【0021】次に、請求項2記載の本発明によれば、フ
ィルタは、ルーバに形成されるスリットに挿入するだけ
でルーバに取り付けられるので、その着脱が容易である
ことからフィルタの交換がしやすい。
【0022】請求項3記載の本発明によれば、フィルタ
は、ルーバに形成される嵌合孔に、フィルタに形成され
た突起を嵌合することにより取り付けられるので、その
着脱が容易であることからフィルタの交換がしやすい。
【0023】ベントルーフと空気ダクトとを嵌合により
接続するので、ベントルーフの着脱を容易にし、フィル
タの交換を容易にして無駄な経費および時間の浪費をな
くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部を示す縦断面図である。
【図2】図1の組み立て分解斜視図である。
【図3】図1におけるフィルタ装着の一例を示す斜視図
である。
【図4】図3のベントルーフに装着されるフィルタの外
形を示す図である。
【図5】図1におけるフィルタ装着の他の例を示す斜視
図である。
【図6】図1におけるフィルタ装着の更に他の例を示す
斜視図である。
【図7】図4に示したフィルタの正面図である。
【図8】図7の側面図である。
【図9】図1におけるフィルタの他の例を示す斜視図で
ある。
【図10】図9に示したフィルタの側面図である。
【図11】ベントルーフを装着した車内を斜視図で示し
た説明用図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 2 ベントルーフ 3 枠 4 ルーバ 5 フィルタ 6 ダクト 7 スリット 8 溝 9 摘み片 10 係合孔 11 突起 12 舌片 13 接続部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後端部が空気ダクトに接続されて、空気
    の吹き出し口にルーバを設けてなるベントルーフにおい
    て、該ルーバの後側にフィルタを着脱可能に取付けたこ
    とを特徴とするベントルーフ。
  2. 【請求項2】 ルーバの側面にスリットを形成し、該ス
    リットにフィルタを挿入することを特徴とする請求項1
    記載のベントルーフ。
  3. 【請求項3】 ルーバの側面に嵌合孔を複数形成し、前
    記嵌合孔に対応する突起をフィルタに形成し、前記フィ
    ルタの突起を前記ルーバの嵌合孔に嵌合することを特徴
    とする請求項1記載のベントルーフ。
  4. 【請求項4】 ベントルーフと空気ダクトとを嵌合によ
    り接続したことを特徴とする請求項1ないし3いずれか
    に記載のベントルーフ。
JP13009598A 1998-05-13 1998-05-13 ベントルーフ Pending JPH11321299A (ja)

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JP13009598A JPH11321299A (ja) 1998-05-13 1998-05-13 ベントルーフ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009214642A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 陸上輸送用冷凍装置のコンデンサユニット
JP2011136755A (ja) * 2009-12-05 2011-07-14 Nihon Tetra Pak Kk 充填ノズル
CN111890878A (zh) * 2020-07-27 2020-11-06 东风汽车集团有限公司 一种汽车空调出风口结构
JP2021028441A (ja) * 2019-08-09 2021-02-25 住友建機株式会社 ショベル

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