JPH07158954A - ダンパ装置 - Google Patents

ダンパ装置

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JPH07158954A
JPH07158954A JP31045093A JP31045093A JPH07158954A JP H07158954 A JPH07158954 A JP H07158954A JP 31045093 A JP31045093 A JP 31045093A JP 31045093 A JP31045093 A JP 31045093A JP H07158954 A JPH07158954 A JP H07158954A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
main body
intake port
port
duct
Prior art date
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Pending
Application number
JP31045093A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaomi Kumagai
任臣 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP31045093A priority Critical patent/JPH07158954A/ja
Publication of JPH07158954A publication Critical patent/JPH07158954A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成にて自動的に流路を開閉させるダ
ンパ装置を得る。 【構成】 一方に吸気口19、他方に排気口17を設
け、断面がU字形よりなる本体15内の吸気口19にU
字形よりなるシャッター25を装着する。このシャッタ
ー25の支点は吸気口19より外側に位置し、結果的に
シャッター25が傾いて取り付けられるものとなる。こ
れにより、シャッター25は自重と傾きにより閉じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ダクトに接続される
ダンパ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は例えば特開昭61−31840
号公報に示された従来のダンパ装置を示す図で、1は換
気扇本体、2はこの換気扇本体の側面に設けられた吐出
用開口部、3は上記換気扇本体1に吐出用開口部2を覆
うようにねじ4にて装着されるダクト取付部材で、開口
部5を有する。6はこの開口部を覆うようにダクト取付
部材3に取付けられ、取付側に直方体形状を、他の端部
に向うに従いダクト6aに嵌合するように先細りのテー
パ形状を有するダクト接続継手、7はダクト取付部材3
からダクト接続継手6の内部に向って立ち上げられた切
起し、8はダクト接続継手6の内部で、シャッタピン9
によって切起し7に取付けられ、開閉自在なシャッター
である。
【0003】従来のダンパ装置は上記のように構成さ
れ、換気扇本体1の図示されない送風部を運転すること
にて、室内空気は換気扇本体1の内部に取り入れられ、
吐出用開口部2とダクト取付部材3の開口部5からダク
ト接続継手6とダクト6aを通り室外へ排気される。さ
らに、シャッター8は排気時においてシャッタピン9を
支点としダクト6aの方向にほぼ水平に開き、運転停止
時にはシャッター8は自重で垂直状態に戻り、ダクト取
付部材3の開口部5をふさぐ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のダ
ンパ装置では、換気扇本体1の運転停止時にはシャッタ
ー8は自重でダクト取付部材3の開口部5をふさぐが、
シャッタピン9の上方に隙間10が有る等、その構造よ
り完全に開口部5をふさぐことができなく、外風の室内
への侵入が有るという課題があった。
【0005】また、ダクト接続継手6内にシャッタ8の
止め箇所がなく、シャッター8がダクト接続継手6内に
てがたつき、騒音が発生し、この騒音が室内へ伝播する
という課題もあった。
【0006】この発明は係る課題を解決するためになさ
れたもので、換気扇本体の運転停止時に外風が室内に侵
入することなく、さらにシャッターのがたつきがなく、
静かで人に不快感を与えないダンパ装置を得ることを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るダンパ装
置は、一方に吸気口、他方に排気口を設けた本体と、こ
の本体内に係止され、上記吸気口を回動にて封止するシ
ャッターを設けたものにおいて、上記シャッターを上記
吸気口より上方で軸支させることにて本体に係止すると
ともに、シャッターの輪郭を本体の内壁面の輪郭と略同
形としたものである。
【0008】また、本体内部におけるシャッターの係止
部分を吸気口側へずらしシャッターを係止させることに
て、シャッターを傾斜させ本体に装着したものである。
【0009】また、吸気口内径を排気口に接続される配
管内径と同一としたものである。
【0010】また、シャッター外形を給気口内径より大
きく形成したものである。
【0011】
【作用】この発明においては、シャッターが吸気口より
上方で軸支され、且つ本体の内壁面の輪郭とシャッター
の輪郭が略同形であることより、送風時シャッターが本
体内径よりも上に開き、風路が広く確保できるので、圧
損が減る。
【0012】また、シャッターが傾斜を持って本体に装
着されるので、本体の運転停止時にシャッターは自重に
加え傾きにて確実に本体内の吸気口を封止する。
【0013】また、送風時における圧力損失がなくな
り、換気性能が向上される。
【0014】また、本体のシャッターの受け部がシャッ
ター全体にて覆われるので、密閉度が上がる。
【0015】
【実施例】
実施例1.図1〜図7はこの発明の実施例1を示す図で
あり、図において15は本体で、一方16に排気口17
と、他方18にこの排気口と連通する吸気口19を有
し、その断面形状がU字形にて、上面20を方形とし開
口21を設けている。なお、上記排気口17、吸気口1
9には外方へ向って接続パイプ22が連設してある。ま
た、上記吸気口19の内径は上記排気口17に接続され
る配管(後述)の内径と同一にしてある。
【0016】23は支点で、後述されるシャッターが軸
支にて係止される係止部分23aからなり上記吸気口1
9側の上方である上面20にて吸気口19側へずれるよ
うにして設けられ、シャッターが回動自在に軸支され
る。また、この支点は本体15内にフランジ24によっ
て形成される吸気口19内壁に位置する。これにより、
係止部分23aが吸気口19側へずれて位置しているの
で、上記フランジ24は傾斜を有することになり、シャ
ッターも傾いてフランジ24に当接し、たとえば本体1
5が斜めに配置されてもシャッターは確実に閉じる。2
5はシャッターで、例えば合成樹脂からなるシート材に
てその輪郭が本体15内壁面の輪郭と略同形からなるU
字形よりなり、上部両端には上記支点23と係合される
凸部26を有し、上記吸気口19の内径より大きく形成
してある。27は蓋で、固定部28aを有し上記本体1
5の開口21に設けられた取付部28に固定部28aを
介してねじ29にて装着される。30はパッキンで、例
えば軟質の合成樹脂よりなり上記フランジ24に嵌着さ
れている。
【0017】31はエルボで、一端は本体15の吸気口
19に接続され、他端は天井32面を介してグリル33
が装着される。34はこのグリルが位置する室内側、3
5は換気装置で、筒状本体36内にモータ37とこれに
より回転する羽根38とより構成される。上記筒状本体
36の両端には上記排気口17に接続される配管部材で
ある吸込みダクト39と室外と連通される排気ダクト4
0が接続される。41は上記排気ダクト40を天井裏4
2に固定する吊り金具である。
【0018】上記のように構成された実施例1における
ダンパ装置においては、図1に示すように、シャッター
25を有する本体15の吸気口19にエルボ31を装着
し、排気口17に換気装置35が装着される。次に、吊
り金具41にて排気ダクト40を吊り天井裏42に固定
することにて、本体15及び換気装置35の天井裏42
内への設置ができる。次に、天井32面に沿ってエルボ
31にグリル33を取り付けることにて取付が完了す
る。そして、換気装置35が停止している非運転状態に
あっては室内外は自動的に非連通の状態におかれ、換気
装置35が運転している間は自動的に室内外は連通の状
態になる。即ち、換気流が形成されていないときには本
体15のシャッター25がフランジ24部分のパッキン
30に自重で当たり当該部の流路は閉止される。この状
態のシャッター25に換気流と逆向きの外風等による作
用が働いてもシャッター25は流路を閉止する方向に押
されることになるので、流路が開放することはない。従
って、換気系を通じて外風等が室内に侵入したりするこ
とがなく、また騒音等が室外から室内へ、あるいはこの
逆に伝わることがなくなる。
【0019】次に、換気の要請により換気装置35が運
転されると、換気装置35による換気流の形成によりシ
ャッター25はフランジ24のパッキン30から浮き上
がり、当該部の流通は開放され、室内の空気がエルボ3
1、吸込みダクト39及び排気ダクト40を通じて室外
へ排気される。その際、換気流により持ち上がったシャ
ッター25は、U字型の本体15の上部に収納され、最
大時水平まで開くことができるため、丸形ダクト内に置
いてシャッター25が全開の状態で換気を行うことがで
きる。
【0020】実施例2.なお、上記実施例1では換気装
置35を本体15の排気口17に接続したが、吸気口1
9に接続してもよい。
【0021】実施例3.また、図8及び図9に示すよう
に本体15を換気装置35の吹き出し側に設け、一体と
なる箱体50に収納してもよく、よりコンパクト化がな
され、さらに施工性も容易になる。
【0022】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0023】シャッターを吸気口より上方で軸支させて
本体に係止し、シャッターの輪郭を本体の内壁面の輪郭
と略同形としたことにより、送風時シャッターが本体の
内径より上に開くので風路が確保され、圧力損失がなく
なり安定した送風性能が得られる。
【0024】また、シャッターを傾斜させ本体に装着し
たことにより、自重にてシャッターが閉じるので、傾め
に本体が設置されても問題がなく確実にシャッターの閉
ができ、外風の室内への侵入とシャッターのがたつきが
なくなる。
【0025】また、吸気口内径を排気口に接続される配
管内径と同一としたことにより、送風時の圧力損失がな
くなり、送風性能がよくなる。
【0026】また、シャッター外形を吸気口内径より大
きく形成したことにより、吸気口のシャッター受け部分
がシャッターで全体に覆われるので、密閉度が上がり、
外気の侵入がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す取付施工図である。
【図2】この発明の実施例1を示す分解斜視図である。
【図3】この発明の実施例1を示す換気装置の断面図で
ある。
【図4】この発明の実施例1を示す分解斜視図である。
【図5】この発明の実施例1を示す部分断面図である。
【図6】この発明の実施例1を示す部分断面図である。
【図7】この発明の実施例1を示す部分断面図である。
【図8】この発明の実施例3を示す平面図である。
【図9】この発明の実施例3を示し、図8を一部破断し
て示す正面図である。
【図10】従来のダンパ装置を示す取付断面図である。
【図11】従来のダンパ装置を示し、ダクト取付部分の
分解断面図である。
【符号の説明】
15 本体 17 排気口 19 吸込口 20 上面 23 支点 23a 係止部分 25 シャッター

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方に吸気口、他方に排気口を設けた本
    体と、この本体内に係止され、上記吸気口を回動にて封
    止するシャッターを設けたものにおいて、上記シャッタ
    ーを上記吸気口より上方で軸支させることにて本体に係
    止するとともに、シャッターの輪郭を本体の内壁面の輪
    郭と略同形としたことを特徴とするダンパ装置。
  2. 【請求項2】 本体内部におけるシャッターの係止部分
    を吸気口側へずらしシャッターを係止させることにて、
    シャッターを傾斜させ本体に装着したことを特徴とする
    請求項1記載のダンパ装置。
  3. 【請求項3】 吸気口内径を排気口に接続される配管内
    径と同一としたことを特徴とする請求項1記載のダンパ
    装置。
  4. 【請求項4】 シャッター外形を吸気口内径より大きく
    形成したことを特徴とする請求項1記載のダンパ装置。
JP31045093A 1993-12-10 1993-12-10 ダンパ装置 Pending JPH07158954A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31045093A JPH07158954A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 ダンパ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP31045093A JPH07158954A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 ダンパ装置

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Publication Number Publication Date
JPH07158954A true JPH07158954A (ja) 1995-06-20

Family

ID=18005401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31045093A Pending JPH07158954A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 ダンパ装置

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JP (1) JPH07158954A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007139138A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 流路開閉装置
JP2014029241A (ja) * 2012-07-31 2014-02-13 Matsumi Housing Inc 涼温換気装置
JP2015138727A (ja) * 2014-01-24 2015-07-30 スタンレー電気株式会社 車両用灯具
JP2015138655A (ja) * 2014-01-22 2015-07-30 スタンレー電気株式会社 車両用灯具

Cited By (4)

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JP2015138655A (ja) * 2014-01-22 2015-07-30 スタンレー電気株式会社 車両用灯具
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