JP3892544B2 - セントラル換気装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、火災発生時に閉塞可能な換気口を使用したセントラル換気装置に関する。
【0002】
【先行技術】
図6及び図7は、従来のセントラル換気装置であって、図6は、その概略模式図、図7は、換気口の縦断面図をそれぞれ示すものである。
従来のセントラル換気装置100は、一階の天井190の裏側に、強制的に空気の流れを形成する大型の換気ユニット本体110を一台設置して、建物内の複数の室内の空気を換気するものであった。具体的には、一階の天井190の裏側に位置して強制的に空気の流れを形成する1台の大型の換気ユニット本体110が形成されている。そして、このセントラル換気装置100は、建物の外部の新鮮な空気を室内に取り入れるために建物の外部から換気ユニット本体110に連通する外部吸入口120と、この外部吸入口120から吸入された空気を換気ユニット本体110を介して建物の室内に供給する室内供給配管130とを備えている。
【0003】
そして、このセントラル換気装置100は、室内の空気を換気ユニット本体110に吸入するために一階の室内天井190から換気ユニット本体110に向かって通ずる室内排気配管160と、この室内排気配管160により室内から吸入された空気を室外に排出するために室外と換気ユニット本体110との間に通ずる外部排気口170とを備えている。
【0004】
そして、室内供給配管130及び室内排気配管160の先端は、室内の天井190の開口する部分に取り付けられた換気口180に接続されていた。この換気口180は、一端に室内供給配管130や室内排気配管160が取り付けられ、他端が天井側に固定されるとともに室内に向かって開口し、配管の先端と室内とが連通するような構造に形成されていた。そして、この換気口180は、室内供給配管130の先端に取り付けられて、室外の新鮮な空気を室内に供給するために室外の新鮮な空気を室内に吹き出す換気吹出口181と、室内排気配管160の先端に取り付けられて、室内の空気を室外に排出するために室内の空気を吸い込む換気吸気口182とから形成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来のセントラル換気装置において、建物内の複数の室内のいずれか一つの室内で火災が発生した場合に、各室内の換気口に配管が延びており、配管により各室内が連通しているため、延焼を抑えるための各部屋の遮断性や気密性を保つことが容易ではないという第一の問題点があった。
【0006】
また、火災時に換気口をシャッター等により遮断させる機構のものを温度センサー等を組み合わせて形成することも考えられるが、機構が複雑で高価となり、また、実際の火災時には熱による変形等により作動しないおそれもあるという第二の問題点があった。
そこで、請求項1記載の発明は、上記した従来の技術の有する第一および第二の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、容易な構造で、火災時、確実に換気口を塞ぐことができて、延焼を抑えるために室内の遮断性や気密性を向上させることができるとともに、室内から熱膨張材が見えず、換気口の外観が良好なセントラル換気装置を提供しようとするものである。
【0007】
これに加え、請求項2記載の発明は、容易な構造で、火災時、確実に換気口を塞ぐことができて、延焼を抑えるために室内の遮断性や気密性を向上させることができるとともに、常時は、熱膨張材が換気口の内部の空気の流れを邪魔することがなく、良好な換気性能を得ることができるセントラル換気装置を提供しようとするものである。
【0008】
【0009】
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記した目的を達成するためのものである。
請求項1記載の発明は、建物における複数の室内(11)を換気可能なセントラル換気装置(10)であって、各室内(11)に開口する換気口(20)と、各室内(11)の換気口(20)に連結されるとともに一本に収束して室外と連通する筒状の配管(30)と、この配管(30)の内部における強制的な空気の流れを形成する換気ユニット本体(40)とを備え、前記換気口(20)は、その内部に位置して、換気口 (20) の断面と平行に配置して換気口 (29) 断面の一部を塞ぐ一部閉塞板 (60) と、この一部閉塞板 (60) の端縁と換気口 (20) 内面との間に開口する隙間であって空気の通路となる開口通路 (61)( 図2)とを備え、前記一部閉塞板 (60) の反室内 (11) 側には熱膨張材 (50) が固定され、その熱膨張材(50)は、その周囲の雰囲気温度が所定温度以上になると体積が膨張して、前記開口通路 (61) を閉塞可能に形成されていることを特徴とする。
【0011】
なお、ここで、「熱膨張材(50)」とは、その周囲の雰囲気温度が、所定温度以上になると「熱膨張材(50)」の体積が膨張して、換気口(20)を閉塞するようなものであれば良いものである。例えば、膨張性グラファイト系の防炎、防煙用シール材であって、その周囲の雰囲気温度が150度乃至170度で元の体積の約10倍に膨張する性質を有するものを含むものである。または、オーストリアケミー・リンツ社製の「インツメックス」や、特開昭63−132968号公報(発明の名称:防火組成物)、特開平3−235号公報(発明の名称:防火・耐火被覆マット)等に示す商品や技術を含むものである。
これらの「熱膨張材(50)」は、例えば、所定温度で10倍に膨張する性質を有するものが、換気口(20)の内部に載置され、換気口(20)の内部の空気が流れる通路となる空間が、この熱膨張材(50)の3乃至4倍程度である場合には、「熱膨張材(50)」が10倍に膨張することにより、高密度の状態で換気口(20)の内部の空気が流れる通路を閉鎖することができるものである。
【0012】
また、ここで、「換気口(20)」とは、この「換気口(20)」を介して、室内に新鮮な空気を吹き出す換気吹出口(85)と、この「換気口(20)」を介して、室内の空気を室外に排出するために室内の空気を吸い込む換気吸気口(83)とのいずれも含むものである。また、これらの「換気口(20)」は、通常は、天井(12)に取り付けられるものであるが、取付位置は、特に、天井(12)に限定されるものではなく、室内(11)の壁面や、床面に形成しても良いものである。
【0013】
本発明によれば、セントラル換気装置(10)の換気口(20)の内部に熱膨張材(50)を備えている。このため、火災時に熱膨張材(50)の周囲の雰囲気温度が所定温度以上になると、熱膨張材(50)の体積が急激に膨張して換気口(20)を閉塞することができる。すなわち、換気口(20)の内部に熱膨張材(50)を配置するだけの簡単な構造で、確実に、火災時に換気口(20)を閉塞することができ、各室内の遮断性や気密性を向上させることができる。これにより、セントラル換気装置(10)の建物内の各室内に延びる配管(30)や換気ユニット本体(40)を介して、火災時の煙等が、他の室内に拡がることを抑えることができ、建物内の他の室内への延焼を抑えることができる。
【0014】
【0015】
また、本発明によれば、一部閉塞板(60)の反室内側に熱膨張材(50)が形成され、この一部閉塞板(60)の端縁と換気口(20)内面との間に空気の通路となる開口通路(61)が形成されている。このため、火災時に熱膨張材(50)付近の雰囲気温度が所定の温度以上になると、一部閉塞板(60)に形成された熱膨張材(50)が膨張して、開口通路(61)を塞ぐ。これにより、換気口(20)を閉塞することができて、火災時の室内の遮断性や気密性を向上させることができ、他の室内への延焼を抑えることができる。
【0016】
さらに、本発明は、熱膨張材(50)が一部閉塞板(60)の反室内側に形成されているため、室内から見て、熱膨張材(50)が一部閉塞板(60)に隠れて見えない。これにより、換気口(20)の室内(11)側からの外観を良好なものにすることができる。
請求項2記載の発明は、建物における複数の室内 (11) を換気可能なセントラル換気装置 (10) であって、各室内 (11) に開口する換気口 (20) と、各室内 (11) の換気口 (20) に連結されるとともに一本に収束して室外と連通する筒状の配管 (30) と、この配管 (30) の内部における強制的な空気の流れを形成する換気ユニット本体 (40) とを備え、前記換気口 (20) は、その外周に熱膨張材 (50) を収納する複数の収納部 (62) を備え、この収納部 (62) には、その周囲の雰囲気温度が所定温度以上になって熱膨張材 (50) の体積が膨張した際に、熱膨張材 (50) を換気口 (20) 内に飛び出させるために換気口 (20) の内側に向かって開口する穴 (63) が形成され、この穴 (63) から飛び出した熱膨張材 (50) が、前記換気口 (20) を閉塞可能に形成されていることを特徴とする。
【0017】
本発明によれば、換気口(20)の外周に熱膨張材(50)を収納する複数の収納部(62)を形成し、その収納部(62)に熱膨張材(50)が収納されている。このため、火災が発生していない状態においては、換気口(20)の途中に熱膨張材(50)を載置したり、熱膨張材(50)を換気口(20)の内部に突出させることなく、空気の通路となる換気口(20)の開口面積を確保することができる。すなわち、通常の換気において、換気口(20)の内部の空気の流れを熱膨張材(50)により、邪魔されることが無く、良好な換気性能を得ることができる。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて、更に詳しく説明する。
図1乃至図4は、本発明の第一の実施の形態を示すものであり、図1は換気吹出口の縦断面図、図2は換気吹出口の底面図、図3は換気吹出口の外観斜視図、図4はセントラル換気装置の概略模式図をそれぞれ示すものである。
【0027】
まず、本実施の形態の構成について説明する。
本実施の形態に係るセントラル換気装置10は、建物における複数の室内11を換気可能なものである。このセントラル換気装置10は、建物内の各室内11に開口する換気口20と、各室内11の換気口20に連結されるとともに一本に収束して室外と連通する筒状の配管30と、この配管30の内部における強制的な空気の流れを形成する換気ユニット本体40とを備えている。
【0028】
具体的には、換気ユニット本体40は、建物の外部からの空気を換気ユニット本体40に入れる外部吸入口81と、換気ユニット本体40から建物の外部に向かって排気する外部排気口84とを備えている。そして、配管30は、各フロアの換気ユニット本体40から建物の同一フロアの各室内11に分岐して配設された室内供給配管82を備えている。そして、換気口20は、換気ユニット本体40の下方に形成されて室内11の空気を吸い込む換気吸気口83と、外部の新鮮な空気を室内に供給するために室内供給配管82の先端に取り付けられて新鮮な空気を室内11に吹き出す換気吹出口85とを備えている。
【0029】
前記換気吹出口85は、図1に示すように、天井12に固定されるとともに、全体形状が略円筒状であって、二つの円筒状のものが重ねられた二重構造となっている。具体的には、換気吹出口85は、天井12に固定される円筒状の外筒21と、この外筒21より僅かに小さな径を有して、外筒21の内面側に回転可能にはめ込まれている内筒22とから形成されている。前記外筒21は、その側面に室内供給配管82の先端がはめ込まれる配管連結孔23が開口されている。そして、内筒22は、内筒22が回転することにより前記配管連結孔23と整合するとともに、回転角度を変更することにより空気の通路の断面積を可変可能な絞り孔24と、この絞り孔24と連通するとともに室内側に向かって開口する室内側開口部25とを備えている。
【0030】
そして、内筒22の内部であって、絞り孔24と室内側開口部25との間の空気の通路の途中には、換気吹出口85の断面と平行に配置して換気吹出口85の断面の一部を塞ぐ一部閉塞板60と、この一部閉塞板60の端縁と換気吹出口85の内面との間に開口する隙間であって空気の通路となる開口通路61(図3)とを備えている。
具体的には、一部閉塞板60は、全体形状が略円板状であって、内筒22の下部に水平に配置されている。この一部閉塞板60は、その円周周囲に90度間隔で内筒22の内面に延びる略平板状の支持部64を介して内筒22の内面に固定されている。すなわち、一部閉塞板60は、四個の支持部64により内筒22の下部に水平に吊り下げられているような状態に形成されている。そして、開口通路61は、図2に示すように、一部閉塞板60の周囲であって、四個の支持部64の間に四カ所形成された開口する隙間である。この開口通路61から新鮮な空気を室内の四方に拡散することができるように形成されている。すなわち、この一部閉塞板60は、外部からの新鮮な空気が換気吹出口85の真下に集中して降り注ぐのを抑えて、外部からの空気をこの一部閉塞板60により、四方周囲に拡散することができるように形成されているものである。
【0031】
そして、一部閉塞板60の反室内側である上面側には円板状の熱膨張材50が固定されている。この熱膨張材50は、その周囲の雰囲気温度が所定温度以上になると体積が膨張して換気口20を閉塞可能に形成されているものである。具体的には、熱膨張材50は、その雰囲気温度が150度乃至170度で元の体積の約10倍に膨張する性質を有し、この膨張した熱膨張材50が、開口通路61を閉塞することにより、絞り孔24と室内側開口部25との間の空気の通路を閉ざし、換気吹出口85を閉塞できるように形成されているものである。
【0032】
次に、上記した実施の形態の作用及び効果について説明する。
本実施の形態は、セントラル換気装置10の換気吹出口85の内部に熱膨張材50を備えている。このため、火災時に熱膨張材50の周囲の雰囲気温度が所定温度以上になると、熱膨張材50の体積が急激に膨張して開口通路61を閉塞する。これにより、熱膨張材50が図2に示すような二点鎖線で示した状態となり、換気吹出口85を閉塞することができる。すなわち、換気吹出口85の内部に熱膨張材50を配置するだけの簡単な構造で、確実に、火災時に換気吹出口85を閉塞することができ、各室内の遮断性や気密性を向上させることができる。これにより、セントラル換気装置10の建物内の各室内に延びる配管30や換気ユニット本体40を介して、火災時の煙等が、他の室内に拡がることを抑えることができ、建物内の他の室内への延焼を抑えることができる。
【0033】
さらに、本実施の形態において、熱膨張材50が一部閉塞板60の上面であって、反室内側に形成されている。このため、室内側から換気吸気口83を見ても、熱膨張材50は一部閉塞板60に隠れて見えない。これにより、換気口20の室内11側からの外観を良好なものにすることができる。
次に、第二の実施の形態について説明する。
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
図5は、本発明の第二の実施の形態であって、換気吹出口の縦断面図を示すものである。本実施の形態は、換気吹出口85が、その外周に熱膨張材50を収納する収納部62を備えているものである。この収納部62には、熱膨張材50が膨張する際、熱膨張材50を換気吹出口85内に飛び出させるために換気吹出口85の内側に向かって開口する穴63を形成している。そして、この換気吹出口85の内面周囲の穴63から飛び出した熱膨張材50が換気吹出口85を閉塞可能に形成されているものである。
その他の構成は、第一の実施の形態と略同様であって、同様の部分には同一の部品番号を付与して説明を省略する。
【0041】
本実施の形態は、換気吹出口85の外周に熱膨張材50を収納する収納部62を形成し、この収納部62に熱膨張材50が収納されている。このため、火災が発生していない状態においては、換気吹出口85の途中に熱膨張材50を載置したり、熱膨張材50を換気吹出口85の内部に突出させることなく、空気の通路となる換気吹出口85の開口面積を確保することができる。すなわち、通常の換気において、換気吹出口85の内部の空気の流れを熱膨張材50により、邪魔されることが無くて、良好な換気性能を得ることができる。
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
なお、上述した第一及び第二の実施の形態において、換気口20は、換気吹出口85として使用しているが、これらの同一構造のものを換気吸気口83として使用しても良いものである。これによっても、上述した換気吹出口85と略同様の効果を得ることができる。
【0046】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
請求項1記載の発明によれば、容易な構造で、火災時、確実に換気口を塞ぐことができて、延焼を抑えるために室内の遮断性や気密性を向上させることができるセントラル換気装置を提供することができる。
【0047】
さらに、この請求項1記載の発明によれば、室内から熱膨張材が見えず、換気口の外観が良好なセントラル換気装置を提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、上述した通り、容易な構造で、火災時、確実に換気口を塞ぐことができて、延焼を抑えるために室内の遮断性や気密性を向上させることができるとともに、常時は、熱膨張材が換気口の内部の空気の流れを邪魔することがなく、良好な換気性能を得ることができるセントラル換気装置を提供することができる。
【0048】
【0049】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施の形態であって、換気吹出口を示す縦断面図である。
【図2】 本発明の第一の実施の形態であって、換気吹出口を示す底面図である。
【図3】 本発明の第一の実施の形態であって、換気吹出口を示す外観斜視図である。
【図4】 本発明の第一の実施の形態であって、セントラル換気装置を示す概略模式図である。
【図5】 本発明の第二の実施の形態であって、換気吹出口を示す縦断面図である。
【図6】 従来のセントラル換気装置を示す概略模式図である。
【図7】 従来のセントラル換気装置の換気口を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10…セントラル換気装置、11…室内、12…天井、20…換気口、21…外筒、22…内筒、23…配管連結孔、24…絞り孔、25…室内側開口部、26…箱体、30…配管、40…換気ユニット本体、50…熱膨張材、51…リング状熱膨張材、60…一部閉塞板、61…開口通路、62…収納部、63…穴、64…支持部、70…ルーバー、71…羽板、72…凹状収納部、81…外部吸入口、82…室内供給配管、83…換気吸気口、84…外部排気口、85…換気吹出口、100…セントラル換気装置、110…換気ユニット本体、120…外部吸入口、130…室内供給配管、160…室内排気配管、170…外部排気口、180…換気口、181…換気吹出口、182…換気吸気口、190…天井。

Claims (2)

  1. 建物における複数の室内を換気可能なセントラル換気装置であって、
    各室内に開口する換気口と、
    各室内の換気口に連結されるとともに一本に収束して室外と連通する筒状の配管と、
    この配管の内部における強制的な空気の流れを形成する換気ユニット本体とを備え、
    前記換気口は、その内部に位置して、換気口の断面と平行に配置して換気口断面の一部を塞ぐ一部閉塞板と、この一部閉塞板の端縁と換気口内面との間に開口する隙間であって空気の通路となる開口通路とを備え、
    前記一部閉塞板の反室内側には熱膨張材が固定され、その熱膨張材は、その周囲の雰囲気温度が所定温度以上になると体積が膨張して、前記開口通路を閉塞可能に形成されていることを特徴とするセントラル換気装置。
  2. 建物における複数の室内を換気可能なセントラル換気装置であって、
    各室内に開口する換気口と、
    各室内の換気口に連結されるとともに一本に収束して室外と連通する筒状の配管と、
    この配管の内部における強制的な空気の流れを形成する換気ユニット本体とを備え、
    前記換気口は、その外周に熱膨張材を収納する複数の収納部を備え、
    この収納部には、その周囲の雰囲気温度が所定温度以上になって熱膨張材の体積が膨張した際に、熱膨張材を換気口内に飛び出させるために換気口の内側に向かって開口する穴が形成され、この穴から飛び出した熱膨張材が、前記換気口を閉塞可能に形成されていることを特徴とするセントラル換気装置。
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