JP2012080659A - 電気車駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】交流ではトルクリプルや電流ビート現象を抑制し、直流区間では誘導障害を回避する信頼性の高いシステムを有する電気車駆動装置を提供する。
【解決手段】電気車駆動装置は、パンタグラフ1から第1接触器10を介して供給される電圧を降圧する変圧器2と、コンバータ3、インバータ4と、コンバータ3とインバータ4の間の直流リンク部に接続され、インダクタ7a、コンデンサ7b、リアクトル7cを有する第1共振フィルタ回路7と、コンバータ3と第1共振フィルタ7の間に接続される第2接触器11と、第1共振フィルタ回路とインバータ4の間に接続される第3接触器12と、交流区間と直流区間に応じて第1接触器10、第2接触器11、第3接触器12を切り替える切換え手段を使用して、交流ではトルクリプルや電流ビート現象を抑制し、直流区間では誘導障害を回避する交直流区間判定手段を有している。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、電気車駆動装置に関する。
従来の交流電気車駆動装置には、コンバータとインバータ間の直流リンク部にRLCから成る共振フィルタが設置している。図6に、従来の共振フィルタを備えた交流電気車駆動装置の構成を示す。101は、交流電気車駆動装置の集電装置であるパンタグラフである。102の変圧器は、架線側である1次側と駆動装置側である2次側とを絶縁し降圧させる。103のコンバータは変、圧器102で変圧された交流を直流に変換する装置である。104のインバータは、コンバータ103で変換された直流電流を交流電流に変換する装置である。107の共振フィルタは、コンバータ103の出力である単相交流を、インバータ104で直流変換することによって生じる電源周波数の2倍の周波数の電力脈動を吸収するための装置である。105のフィルタコンデンサは、共振フィルタ107と並列に接続され、直流電圧を平滑化するための装置ある。106のモータは、インバータ107の出力である交流電流を駆動エネルギーとし、回転する装置である。
特開2009−273330号公報
しかしながら、上述のような交流電気車駆動装置を、直流および交流区間を走行する列車に搭載した場合で、該列車が直流区間を走行する際は、共振フィルタ回路は不要な回路となり、異なる電源周波数を有する交流区間を走る際は、共振フィルタの効果が無くなるという問題点があった。
本発明が解決しようとする課題は、交流ではトルクリプルや電流ビート現象を抑制し、直流区間では誘導障害を回避する信頼性の高いシステムを有する電気車駆動装置を提供することである。
実施形態の電気車駆動装置は、電力を集電するパンタグラフと、パンタグラフから第1接触器を介して供給される電圧を降圧する変圧器と、パンタグラフ、変圧器を通して供給される交流電流を直流化するコンバータと、コンバータから出力される直流電流を交流化するインバータと、コンバータとインバータの間の直流リンク部に接続され、インダクタ、コンデンサ、リアクトルを有する第1共振フィルタ回路と、コンバータと第1共振フィルタの間に接続される第2接触器と、第1共振フィルタ回路とインバータの間に接続される第3接触器と、第1接触器、第2接触器、第3接触器及び第1共振フィルタ回路と接続され、交流区間と直流区間を判定し、交流区間と直流区間に応じて第1接触器、第2接触器、第3接触器を切り替える切換え手段を使用して、交流ではトルクリプルや電流ビート現象を抑制し、直流区間では誘導障害を回避する交直流区間判定手段とを有している。
第1の実施形態の電気車駆動装置の回路構成図。 第2の実施形態の電気車駆動装置の回路構成図。 第3の実施形態の電気車駆動装置の回路構成図。 第4の実施形態の電気車駆動装置の回路構成図。 第5の実施形態の電気車駆動装置の回路構成図。 従来の共振フィルタを備えた交流電気車駆動装置の構成図。
以下、実施形態の駆動装置駆動装置を図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態について図を参照し、詳細に説明する。図1は、第1の実施形態の電気車駆動装置の回路構成図である。
(構成)
以下に本実施形態の構成を説明する。図1は、パンタグラフ1、変圧器2、コンバータ3、インバータ4、モータ5、フィルタコンデンサ6、第1共振フィルタ回路7、共振回路用コイル7a、共振回路用コンデンサ7b、共振回路用リアクトル7c、制御部8、第1接触器10、端子10a、端子10b、第2接触器11、端子11a、端子11b、第3接触器12、端子12a、交直流判定装置13で構成される。
架線から供給される交流電力はパンタグラフ1で集電され、通常、投入されている第1接触器10を通り、変圧器2で降圧される。変圧器2で降圧された交流電力はコンバータ3で直流電力に変換される。コンバータ3で変換された直流電力は通常投入されている接触器11を通り、共振回路用コイル7a、共振回路用コンデンサ7b、共振回路用リアクトル7cで構成される第1共振フィルタ回路7で電力脈動が吸収され、通常投入されている第3接触器12を通り、フィルタコンデンサ6で整流され、インバータ4に入力される。インバータ4に入力された直流電力は、インバータ4に内臓されるIGBT等の半導体素子のスイッチング動作によって交流電力にへんかんされる。インバータ4から出力される交流電力はモータ5へ供給される。モータ5は電気エネルギーを機械エネルギーに変換することで、列車を走行させる。また、制御部8は、第1接触器10、第2接触器11、第3接触器12、交直流判定装置13と接続される
(作用)
交流区間では第1接触器10を10b端子に接触、第2接触器11を11b端子に接触、第3接触器12を12a端子に接触する。第1接触器10、第2接触器11、第3接触器12を上記のように接触するにより第1共振フィルタ回路7が共振フィルタとして作用する。共振フィルタの共振周波数は、交流電源周波数の2倍に設定する。単相交流電源を直流変換する交流電気車駆動装置では、その電源周波数の2倍の周波数の電力脈動があり、直流リンク部の電圧が同周波数で脈動する。このような共振フィルタを設置することにより交流電源周波数の2倍の周波数成分に対して低インピーダンスとなるため、直流リンク部の同周波数成分の電圧リプルが低減できる。これにより、トルクリプルの低減やコンバータ3とインバータ4の最大電圧を下げる、または、コンバータ3とインバータ4を最大電圧まで使って容量を上げることが可能である。
また、直流区間では第1接触器10を10a端子に接触、第2接触器11を11a端子に接触、第3接触器12を12a端子に接触する。第1接触器10、第2接触器11、第3接触器12を上記のように該当の端子に接触すると第1共振フィルタ回路7がパンタグラフ1を介した直流電圧源に対してLCフィルタにもなることから、インバータ4で発生する高調波が架線(あるいは帰線)へと流出することを抑制し、誘導障害を回避することが可能となる。
(効果)
以上述べた少なくともひとつの実施形態の直流リンク部の第1共振フィルタ回路7を、交流区間、直流区間に合わせたフィルタとして利用することで、交流ではトルクリプルや電流ビート現象を抑制し、直流区間では誘導障害を回避する信頼性の高いシステムを供することができる。
交流と直流区間で共有される第1共振フィルタ回路7を異なる機能を利用して使用するため、それぞれの目的に応じたフィルタ回路を別個に設置するよりも、装置の小型化・軽量化やコストダウンが期待できる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について図を参照し、詳細に説明する。図2は、第2の実施形態の電気車駆動装置のフローチャートである。尚、図1と同一の構成をとるものについては、同符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、第1の実施形態とは、第1共振フィルタ回路7の構成が異なっている。以下、その点について詳細に説明する。
(構成)
図2に示す本実施形態では、一個目のインダクタ(Lf1)21がパンタグラフ1と直流リンクの正側の間に設置し、第2共振フィルタ回路20は、直流リンクの正側にコンデンサ20aが接続され、そして、二個目のインダクタ(Lf2)20bと三個目のインダクタ(Lf3)20cと抵抗20fの順に直列に接続されることで構成される。三個目のインダクタ(Lf3)20cのインダクタンスが二個目のインダクタ(Lf2)20bのインダクタンスの15倍と設計する。また、パンタグラフ1と変圧器2の間に第1接触器10を設置し、インダクタ21と第2共振回路20の間に第2接触器11を設置し、コンデンサ20cと並列に第4接触器20dを接続する。。交流区間の場合、第1接触器10と第2接触器11と第4接触器20d第4接触器20dをオンする。直流区間の場合第1接触器10と第2接触器11と第4接触器20dをオフする。
(作用)
交流区間では、第1接触器10と第2接触器11と第4接触器20dがオンすることにより抵抗20fが共振フィルタとなる。共振フィルタが交流電源周波数の二倍の周波数成分に対して低インピーダンスとなり、直流リンク部の同周波数成分の電圧リプルが低減できる。これにより、トルクリプルの低減やコンバータ・インバータの最大電圧を下げる(逆に言えば、コンバータ、インバータを最大電圧まで使って容量を上げる)ことが期待できる。
また、直流区間では、第1接触器10と第2接触器11と第4接触器20dがオフすることによりインダクタ20bとフィルタコンデンサ6の回路がパンタグラフを介した直流電圧源に対してLCフィルタとなる。そして、抵抗20fとインダクタ20bとインダクタ20cとコンデンサ20aから成る共振フィルタが直流リンク部に直列に接続された構成となる。この共振フィルタの共振周波数は25Hz付近に設定される。これにより、直流リンク部の25Hz付近の電流を吸収し、同成分が架線へと流れることを抑制する。
(効果)
以上のように構成することにより、共振フィルタ回路を、交流区間では単相交流を直流変換することに起因した電力脈動の吸収回路として使い、トルクリプルやモータ相電流のビート現象を抑制するとともに、直流区間では25付近のパッシブフィルタとして、誘導障害を回避し、信頼性の高い電気車駆動装置を構築できる。
共振フィルタ回路を、交流区間と直流区間に合わせたフィルタに組み替えて共有することにより、装置の小型化・軽量化に寄与できる、
(第3の実施形態)
第3の実施形態について図を参照し、詳細に説明する。図3は、第3の実施形態の電気車駆動装置の回路構成図である。尚、図1乃至2と同一の構成をとるものについては、同符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、第1の実施形態とは、第1共振フィルタ回路7の構成が異なっている。以下、その点について詳細に説明する。
(構成)
本実施形態では図3のように第3共振フィルタ回路30は、直流リンクの正側に一個目のインダクタ(Lf1)30aと二個目のインダクタ(Lf2)30b、一個目のコンデンサ(Cf1)30cと二個目のコンデンサ(Cf2)30dと三個目のインダクタ(Lf3)30fと共振回路用リアクトル(Rf)30gの順に直列に接続され、インダクタ30bにスイッチ30hが並列に接続され、コンデンサ30dにスイッチ30jが並列に接続されて構成される。スイッチ30hスイッチ30j交流区間の場合第1接触器10と第2接触器11と第3接触器12とスイッチ30hスイッチ30hをオンし、スイッチ30jをオフする。直流区間の場合第1接触器10と第2接触器11と第3接触器12第3接触器12とスイッチ30hスイッチ30hをオフし、スイッチ30jをオンする。
(作用)
交流区間では、第1接触器10と第2接触器11と第3接触器12とスイッチ30hをオンし、スイッチ30jをオフすることにより共振回路用リアクトル30gが共振フィルタとなる。共振用リアクトル30gが交流電源周波数の二倍の周波数成分に対して低インピーダンスとなり、直流リンク部の同周波数成分の電圧リプルが低減できる。これにより、トルクリプルの低減やコンバータ・インバータの最大電圧を下げる(逆に言えば、コンバータ、インバータを最大電圧まで使って容量を上げる)ことが期待できる。
また、直流区間では、第1接触器10と第2接触器11と第3接触器12とスイッチ30hをオフし、スイッチ30jをオンすることによりインダクタ30aとインダクタ30bとフィルタコンデンサ6がパンタグラフを介した直流電圧源に対してLCフィルタとなる。そして、共振用リアクトル30gとインダクタ30fとコンデンサ30cの回路から成る共振フィルタが直流リンク部に直列に接続された構成となる。この共振フィルタの共振周波数は25Hz付近に設定される。これにより、直流リンク部の25Hz付近の電流を吸収し、同成分が架線へと流れることを抑制する。
(効果)
以上のように構成することにより、共振フィルタ回路を、交流区間では単相交流を直流変換することに起因した電力脈動の吸収回路として使い、トルクリプルやモータ相電流のビート現象を抑制するとともに、直流区間では25付近のパッシブフィルタとして、誘導障害を回避し、信頼性の高い電気車駆動装置を構築できる。
共振フィルタ回路を、交流区間と直流区間に合わせたフィルタに組み替えて共有することにより、装置の小型化・軽量化に寄与できる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態について図を参照し、詳細に説明する。図4は、第4の実施形態の電気車駆動装置の回路構成部である。尚、図1乃至3と同一の構成をとるものについては、同符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、
第1の実施形態とは、第1共振フィルタ回路7の構成が異なっている。以下、その点について詳細に説明する。
(構成)
第1の実施形態に記載の電気車駆動装置の共振回路用リアクトル7C(図1)の一定のキャパシタンスのキャパシタと一定のインダクタンスのインダクタと一定の抵抗値の抵抗に対し、図4に示すように第4共振フィルタ回路40は、インダクタ40a、コンデンサ40c、コンデンサ40e、抵抗40f、抵抗40hが直列に接続され、インダクタ40aと短絡スイッチ40b、コンデネサ40eと短絡スイッチ40d、抵抗40hと短絡スイッチ40fが並列に接続されて構成される。。交流区間の場合、短絡スイッチ40bと短絡スイッチ40dと短絡スイッチ40gをオンする。直流区間の場合短絡スイッチ40bと短絡スイッチ40dと短絡スイッチ40gがオフする。
(作用)
交流区間では短絡スイッチ40bと短絡スイッチ40dと短絡スイッチ40gがオンすることにより第4共振フィルタ回路40のキャパシタのキャパシタンスとインダクタのインダクタンスと抵抗の抵抗値が交流電圧源に対してRLCフィルタの設計値となる。これにより、電源に応じた最適なフィルタ回路を用いることとなり、トルクリプルの低減やコンバータ・インバータの最大電圧を下げる効果など実施例1以上期待できる。
また、直流区間では短絡スイッチ40bと短絡スイッチ40dと短絡スイッチ40gがオフすることにより第4共振フィルタ回路40のキャパシタのキャパシタンスとインダクタのインダクタンスと抵抗の抵抗値が直流電圧源に対してRLCフィルタの設計値となる。これにより、電源に応じた最適なフィルタ回路を用いることとなり、インバータで発生する高調波が架線(あるいは帰線)へと流出することを抑制する効果や誘導障害を回避する効果など実施例1以上期待できる。
短絡スイッチ40gのオンとオフにより抵抗値が変えるにつれて第4共振フィルタ回路40のインピーダンスが変えることになる。第4共振フィルタ回路40のインピーダンスが変えるにつれて第4共振フィルタ回路40の減衰効果が第4共振フィルタ回路40のキャパシタンスとインダクタンスに応じて変換できることと期待できる。
(効果)
以上のように構成することにより、次の効果がある。直流リンク部の共振フィルタ回路を、交流区間、直流区間に合わせたフィルタとして利用することで、交流ではトルクリプルや電流ビート現象を抑制し、直流区間では誘導障害を回避する信頼性の高いシステムを供することができる。しかも、共振フィルタ回路が実施例1より適切に設計できるため、効果が第1の実施形態以上期待できる。
第4共振フィルタ回路40の減衰効果が第4共振フィルタ回路40のキャパシタンスとインダクタンスに応じて変換できるため、電気車駆動装置の安定性が上がると期待できる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態について図を参照し、詳細に説明する。図5は、第5の実施形態の電気車駆動装置の回路構成図である。尚、図1乃至4と同一の構成をとるものについては、同符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、第1の実施形態と異なっている点について詳細に説明する。
(構成)
従来式の交流電気車駆動装置(図6)の共振用フィルタ107の共振回路用リアクトルのキャパシタのキャパシタンスとインダクタのインダクタンスと抵抗の抵抗値は一定である。本実施形態では短絡スイッチ50aと短絡スイッチ50dと短絡スイッチ50fを図5のようにキャパシタ、インダクタと抵抗それぞれに付ける。交流電源周波数の検出手段8の出力である電源周波数に応じて、電源周波数がAの場合、短絡スイッチ50bと短絡スイッチ50dと短絡スイッチ50fをオンする。電源周波数がBの場合、短絡スイッチ50bと短絡スイッチ350dと短絡スイッチ50fをオフする。
(作用)
交流電源の周波数(50Hz,60Hz)に応じて、短絡スイッチ50aと短絡スイッチ50dと短絡スイッチ50fのオンとオフにより第5共振用フィルタ50のキャパシタのキャパシタンスとインダクタのインダクタンスと抵抗の抵抗値が変えるにつれて共振フィルタ回路の共振周波数を切り替えることができる。電源周波数が50Hzの場合、共振周波数を100Hzに、電源が60Hzの場合、共振周波数を120Hzにする。交流区間の場合、電源周波数の2倍の周波数が直流リンク部の電圧リプルとして現れるが、このように、電源周波数に応じて、共振周波数を変えることにより、複数の電源周波数区間に対応できるようになる。
(効果)
以上のように構成することにより、次の効果がある交流電気車駆動装置の共振回路用リアクトル7Cが、直流リンクの直流電流から、多様な周波数の交流成分電流を吸収できるため、多様な周波数の交流区間を対応できる交流電気車駆動装置となる。電気車駆動装置の対応性が増えるインダクタやキャパシタや抵抗を共有できるため、装置の小型化・軽量化に寄与できる。インダクタやキャパシタや抵抗を共有できるため、他の電気車駆動装置と比べるとコストダウンが期待できる。
1 パンタグラフ
2 変圧器
3 コンバータ
4 インバータ
5 モータ
6 フィルタコンデンサ
7 第1共振フィルタ回路
7a 共振回路用コイル
7b 共振回路用コンデンサ
7c 共振回路用リアクトル
8 制御部
10 第1接触器
11 第2接触器
12 第3接触器
20 第2共振フィルタ回路
20a コンデンサ
20b インダクタ
20c インダクタ
20d スイッチ
20f リアクトル
30 第3共振フィルタ
30a インダクタ
30b インダクタ
30c コンデンサ
30d コンデンサ
30f インダクタ
30g リアクトル
30h スイッチ
30j スイッチ
40 第4共振フィルタ
40a インダクタ
40b スイッチ
40c コンデンサ
40d スイッチ
40e コンデンサ
40f リアクトル
40g スイッチ
40h リアクトル
50 第5共振フィルタ
50a インダクタ
50b スイッチ
50c コンデンサ
50d スイッチ
50e リアクトル
50f スイッチ

Claims (5)

  1. 電力を集電するパンタグラフと、
    前記パンタグラフから第1接触器を介して供給される電圧を降圧する変圧器と、
    前記パンタグラフ、前記変圧器を通して供給される交流電流を直流化するコンバータと、前記コンバータから出力される直流電流を交流化するインバータと、
    前記コンバータと前記インバータの間の直流リンク部に接続され、インダクタ、コンデンサ、リアクトルを有する第1共振フィルタ回路と、
    前記コンバータと前記第1共振フィルタの間に接続される第2接触器と、
    前記第1共振フィルタ回路と前記インバータの間に接続される第3接触器と、
    前記第1接触器、第2接触器、第3接触器及び前記第1共振フィルタ回路と接続され、交流区間と直流区間を判定し、交流区間と直流区間に応じて前記第1接触器、第2接触器、第3接触器を切り替える切換え手段を使用して、交流ではトルクリプルや電流ビート現象を抑制し、直流区間では誘導障害を回避する交直流区間判定手段と、
    有する電気車駆動装置。
  2. 前記回路切替え手段は、交流区間の場合に第1接触器と第2接触器と第3接触器をオンし、直流区間の場合に、第1接触器と第2接触器と第3接触器をオフし、パンタグラフを介した直流電圧源に対してLCフィルタの構成となるように接続する手段である請求項1記載の電気車駆動装置。
  3. 電力を集電するパンタグラフと、
    前記パンタグラフから第1接触器を介して供給させる電圧を降圧する変圧器と、
    前記パンタグラフ、前記変圧器を通して供給される交流電流を直流化するコンバータと、前記コンバータから出力される直流電流を交流化するインバータと、
    前記コンバータと前記インバータの間の直流リンク部に接続され、コンデンサ、第1インダクタ、第2インダクタ、リアクトルの順に直列に接続され、前記第2インダクタと第4接触器が並列に接続される第2共振フィルタ回路と、
    前記コンバータと前記第1共振フィルタの間に接続される第2接触器と、
    前記第1接触器、第2接触器、第3接触器及び前記第1共振フィルタと接続され、交流区間と直流区間を判定する交直流区間判定手段と、
    交流区間と直流区間に応じて前記第1接触器、第2接触器、第3接触器を切り替える回路切換え手段と、
    前記回路切替え手段は、交流区間の場合に前記第1接触器、前記第2接触器及び前記第4接触器をオンし、直流区間の場合には、前記第1接触器、前記第2接触器及び前記第4接触器オフする手段を有する電気車駆動装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の共振用フィルタにおいて、複数のインダクタが直列に接続され、前記インダクタのうち少なくとも一つが短絡手段を有し、前記インダクタに直列に接続された複数のリアクトルのうち少なくとも一つが短絡手段を有する第1乃至3のいずれか1項に記載の電気車駆動装置。
  5. 交流電源周波数を検出する交流電源周波数検出手段を有し、前記交直流区間判定手段の出力が交流である場合、前記交流電源周波数に応じて共振フィルタ回路のインダクタのインダクタンスないしキャパシタのキャパシタンスを切り替える手段を有する請求項1乃至4のいずれか1項記載の電気車駆動装置。
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