JP5874617B2 - 非接触給電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、送電側パッドと受電側パッドを対にして用い、送電側パッドから受電側パッドに非接触で送電する非接触給電装置に関する。
従来、送電側パッドと受電側パッドを対にして用い、送電側パッドから受電側パッドに非接触で送電する非接触給電装置として、例えば特許文献1に開示されている非接触給電装置がある。
この非接触給電装置は、車両外部から車両に搭載された負荷に非接触で送電する装置である。非接触給電装置は、1次コイルと、1次側コンデンサと、2次コイルと、2次側コンデンサと、高周波交流電源部と、整流部とを備えている。
1次コイルは、駐車スペースの地表面の所定位置に設置され、交流が供給されることで交番磁束を発生する装置である。1次側コンデンサは、1次コイルに並列接続され、1次コイルとともに共振回路を構成する素子である。2次コイルは、車両の底部に設置され、駐車スペースに車両を駐車したときに、上下方向に間隔をあけて1次コイルと対向して配置され、1次コイルの発生した交番磁束と鎖交することで電磁誘導によって交流を発生する装置である。2次側コンデンサは、2次コイルに並列接続され、2次コイルとともに共振回路を構成する素子である。高周波交流電源部は、1次側コンデンサの接続された1次コイルに接続され、周波数の高い交流を1次側コンデンサの接続された1次コイルに供給する回路である。整流部は、2次側コンデンサの接続された2次コイルに接続されるとともに、負荷に接続され、2次側コンデンサの接続された2次コイルから供給される交流を整流して直流に変換し、負荷に供給する回路である。
特開2012−105503号公報
ところで、負荷が整流部に接続される前に高周波交流電源部が動作を開始した場合、共振回路の影響によって整流部に過大な電圧が加わることになる。整流部に接続され、整流部から電力を供給されていた負荷が、整流部から切断された場合も、共振回路の影響によって整流部に過大な電圧が加わることになる。そのため、過大な電圧が加わっても破損しないように、整流部の耐圧を上げなければならず、装置が大型化してしまう。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、給電対象が接続されていない状態で送電回路が動作したり、給電中に給電対象が受電回路から切断されたりしても、受電回路に加わる過大な電圧を抑えることができる非接触給電装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明は、コイルを有し、交流電力が供給されることで磁束を発生する送電側パッドと、送電側パッドに接続され、送電側パッドのコイルとともに共振回路を構成する送電側共振用回路と、コイルを有し、送電側パッドの発生した磁束が鎖交することで交流を発生する受電側パッドと、受電側パッドに接続され、受電側パッドのコイルとともに共振回路を構成する受電側共振用回路と、直流電源に接続されるとともに、送電側共振用回路の接続された送電側パッドに接続され、直流電源から供給される直流を交流に変換して、送電側共振用回路の接続された送電側パッドに供給する送電回路と、受電側共振用回路の接続された受電側パッドに接続されるとともに、給電対象に接続され、受電側共振用回路の接続された受電側パッドから供給される交流を直流に変換して給電対象に供給する受電回路と、を備えた非接触給電装置において、受電側共振用回路の接続された受電側パッドと受電回路の間に接続され、リアクトルを有する受電側フィルタ回路と、受電側共振用回路の接続された受電側パッドと受電側フィルタ回路のリアクトルで閉回路を構成する受電側開閉回路と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、受電回路が直流を出力していないとき、開閉回路は、受電側共振用回路の接続された受電側パッドと受電側フィルタ回路のリアクトルで閉回路を構成する。そのため、受電側パッドと受電側共振用回路によって構成される共振回路の共振周波数を、交流の基本周波数からずらすことができる。従って、給電対象が接続されていない状態で送電回路が動作したり、給電中に給電対象が受電回路から切断されたりしても、受電回路に供給される電力を大幅に抑制できる。また、受電側共振用回路の接続された受電側パッドから受電回路に供給される電力を、リアクトルや受電側パッドのコイルによって消費させることができる。そのため、給電対象が接続されていない状態で送電回路が動作しても、受電回路に加わる過大な電圧を抑えることができる。また、リアクトルによって消費させるため、消費の際に流れる突入電流を抑えることができる。しかも、受電側フィルタ回路を構成するリアクトルを利用するため、構成を簡素化することができる。
第1実施形態における非接触給電装置の回路図である。 第2実施形態における非接触給電装置の回路図である。 図2における受電側開閉回路の変形形態の回路図である。 図2における受電側開閉回路の別の変形形態の回路図である。
次に、実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。本実施形態では、本発明に係る非接触給電装置を、電気自動車やハイブリッド車に搭載された車載バッテリに非接触で送電する非接触給電装置に適用した例を示す。
(第1実施形態)
まず、図1を参照して第1実施形態の非接触給電装置の構成について説明する。
図1に示す非接触給電装置1は、車両外部に設置された外部バッテリB10(直流電源)から車両に搭載された車載バッテリB11(給電対象)に非接触で送電し、車載バッテリB11を充電する装置である。非接触給電装置1は、送電側パッド10と、送電側共振用回路11と、受電側パッド12と、受電側共振用回路13と、送電回路14と、送電側フィルタ回路15と、受電側フィルタ回路16と、受電回路17と、制御回路18と、受電側開閉回路19とを備えている。
送電側パッド10は、駐車スペースの地表面の所定位置に設置され、交流が供給されることで交番磁束を発生する装置である。送電側パッド10は、コイル100を備えている。
送電側共振用回路11は、送電側パッド10に接続され、送電側パッド10のコイル100とともに共振回路を構成する回路である。具体的には、送電側パッド10に並列接続されるコンデンサ110である。
受電側パッド12は、車両の底部に設置され、駐車スペースに車両を駐車したときに、上下方向に間隔をあけて送電側パッド10と対向して配置され、送電側パッド10の発生した交番磁束が鎖交することで電磁誘導によって交流を発生する装置である。受電側パッド12は、コイル120を備えている。
受電側共振用回路13は、受電側パッド12に接続され、受電側パッド12のコイル120とともに共振回路を構成する回路である。具体的には、受電側パッド12に並列接続されるコンデンサ130である。
コンデンサ110、130の容量は、送電側パッド10と受電側パッド12が基準となる所定の対向状態のときに、送電回路14から送電側共振用回路11の接続された送電側パッド10に供給される交流の力率が1となるように、又は、選択可能な範囲内で限りなく1に近づくように設定されている。
送電回路14は、外部バッテリB10に接続されるとともに、送電側フィルタ回路15を介して送電側共振用回路11の接続された送電側パッド10に接続され、外部バッテリB10から供給される直流を交流に変換し、送電側共振用回路11の接続された送電側パッド10に供給する回路である。送電回路14は、送電側コンバータ回路140と、インバータ回路141とを備えている。
送電側コンバータ回路140は、外部バッテリB10及びインバータ回路141に接続され、外部バッテリB10から供給される直流を電圧の異なる直流に変換してインバータ回路141に供給する回路である。具体的には、外部バッテリB10から供給される直流を降圧してインバータ回路141に供給する周知の降圧コンバータ回路である。送電側コンバータ回路140は、コンデンサ140aと、IGBT140bと、リアクトル140cと、コンデンサ140dと、ダイオード140eとを備えている。
コンデンサ140aは、外部バッテリB10から供給される直流を平滑化するための素子である。コンデンサ140aの一端及び他端は、外部バッテリB10の正極端及び負極端にそれぞれ接続されている。
IGBT140bは、オン、オフすることでリアクトル140cにエネルギーを蓄積、放出させるための素子である。IGBT140bは、コレクタとエミッタの間に逆並列接続されるフリーホイールダイオードを備えている。IGBT140bのコレクタはコンデンサ140aの一端に、エミッタはリアクトル140cにそれぞれ接続されている。また、ゲートは、制御回路18に接続されている。
リアクトル140cは、電流が流れることでエネルギーを蓄積、放出するとともに電圧を誘起する素子である。リアクトルの一端はIGBT140bのエミッタに、他端はコンデンサ140dにそれぞれ接続されている。
コンデンサ140dは、降圧した直流を平滑化するための素子である。コンデンサ140dの一端はリアクトル140cの他端に、他端はコンデンサ140aの他端にそれぞれ接続されている。また、コンデンサ140dの一端及び他端は、インバータ回路141にそれぞれ接続されている。
ダイオード140eは、IGBT140bがオフし、リアクトル140cに蓄積されたエネルギーが放出されるときに発生する電流を流すための素子である。ダイオード140eのアノードはコンデンサ140dの他端に、カソードはリアクトル140cの一端にそれぞれ接続されている。
インバータ回路141は、送電側コンバータ回路140に接続されるとともに、送電側フィルタ回路15を介して送電側共振用回路11の接続された送電側パッド10に接続され、送電側コンバータ回路140から供給される直流を所定周波数の交流に変換し、送電側フィルタ回路15を介して送電側共振用回路11の接続された送電側パッド10に供給する回路である。インバータ回路141は、IGBT141a〜141dを備えている。
IGBT141a〜141dは、オン、オフすることで直流を交流に変換するための素子である。IGBT141a〜141dは、コレクタとエミッタの間に逆並列接続されるフリーホイールダイオードを備えている。IGBT141a、141b及びIGBT141c、141dは、それぞれ直列接続されている。具体的には、IGBT141a、141cのエミッタが、IGBT141b、141dのコレクタにそれぞれ接続されている。直列接続された2組のIGBT141a、141b及びIGBT141c、141dは、並列接続されている。IGBT141a、141cのコレクタはコンデンサ140dの一端に、IGBT141b、141dのエミッタはコンデンサ140dの他端にそれぞれ接続されている。IGBT141a〜141dのゲートは、制御回路18にそれぞれ接続されている。また、IGBT141a、141bの接続点及びIGBT141c、141dの接続点は、送電側フィルタ回路15にそれぞれ接続されている。
送電側フィルタ回路15は、インバータ回路141と、送電側共振用回路11の接続された送電側パッド10の間に接続され、インバータ回路141から供給される交流に含まれる所定の周波数成分を除去する回路である。送電側フィルタ回路15は、リアクトル150、152と、コンデンサ151、153とを備えている。
リアクトル150及びコンデンサ151は、直列接続されている。具体的には、リアクトル150の一端が、コンデンサ151の一端に接続されている。リアクトル150の他端はコンデンサ110の接続されたコイル100の一端に、コンデンサ151の他端はIGBT141a、141bの接続点にそれぞれ接続されている。リアクトル150が、送電側パッド10側に配置されている。
リアクトル152とコンデンサ153は、直列接続されている。具体的には、リアクトル152の一端が、コンデンサ153の一端に接続されている。リアクトル152の他端はコンデンサ110の接続されたコイル100の他端に、コンデンサ153の他端はIGBT141c、141dの接続点にそれぞれ接続されている。リアクトル152が、送電側パッド10側に配置されている。
送電側フィルタ回路15は、送電回路14の供給する交流の基本周波数におけるインピーダンスが、送電側パッド10と送電側共振用回路11によって構成される共振回路のインピーダンスより小さくなるように設定されている。具体的には、共振周波数が送電回路14の供給する交流の周波数になるように、リアクトル150、152のインダクタンス及びコンデンサ151、153の容量が設定されている。しかも、リアクトル150、152のインダクタンス及びコンデンサ151、153の容量が、互いに等しくなるよう設定されている。
受電側フィルタ回路16は、受電側共振用回路13の接続された受電側パッド12と受電回路17の間に接続され、受電側共振用回路13の接続された受電側パッド12から供給される交流に含まれる所定の周波数成分を除去する回路である。受電側フィルタ回路16は、リアクトル160、162と、コンデンサ161、163とを備えている。
リアクトル160及びコンデンサ161は、直列接続されている。具体的には、リアクトル160の一端が、コンデンサ161の一端に接続されている。リアクトル160の他端はコンデンサ130の接続されたコイル120の一端に、コンデンサ161の他端は受電回路17にそれぞれ接続されている。リアクトル160が、受電側パッド12側(受電側パッド側)に配置されている。
リアクトル162及びコンデンサ163は、直列接続されている。具体的には、リアクトル162の一端が、コンデンサ163の一端に接続されている。リアクトル162の他端はコンデンサ130の接続されたコイル120の他端に、コンデンサ163の他端は受電回路17にそれぞれ接続されている。リアクトル162が、受電側パッド12側に配置されている。
受電側フィルタ回路16は、送電回路14の供給する交流の基本周波数におけるインピーダンスが、受電側パッド12と受電側共振用回路13によって構成される共振回路のインピーダンスより小さくなるように設定されている。具体的には、共振周波数が送電回路14の供給する交流の基本周波数になるように、リアクトル160、162のインダクタンス及びコンデンサ161、163の容量が設定されている。しかも、リアクトル160、163のインダクタンス及びコンデンサ161、162の容量が、互いに等しくなるよう設定されている。
受電回路17は、受電側フィルタ回路16を介して受電側共振用回路13の接続された受電側パッド12に接続されるとともに、メインリレーMR10、MR11を介して車載バッテリB11に接続され、受電側共振用回路13の接続された受電側パッド12から供給される交流を直流に変換し、車載バッテリB11に供給する回路である。ここで、メインリレーMR10、MR11は、車両制御装置CNT1によって制御され、車載バッテリB11を受電回路17に接続するための素子である。受電回路17は、整流回路170と、受電側コンバータ回路171とを備えている。
整流回路170は、受電側フィルタ回路16を介して受電側共振用回路13の接続された受電側パッド12に接続されるとともに、受電側コンバータ回路171に接続され、受電側共振用回路13の接続された受電側パッド12から供給される交流を整流して直流に変換し、受電側コンバータ回路171に供給する回路である。整流回路170は、ダイオード170a〜170dを備えている。
ダイオード170a〜170dは、交流を整流するための素子である。ダイオード170a、170b及びダイオード170c、170dは、それぞれ直列接続されている。具体的には、ダイオード170a、170cのアノードが、ダイオード170b、170dのカソードにそれぞれ接続されている。直列接続された2組のダイオード170a、170b及びダイオード170c、170dは、並列接続されている。ダイオード170a、170bの接続点はコンデンサ130の接続されたコイル120の他端に、ダイオード170c、170dの接続点はコンデンサ161の他端にそれぞれ接続されている。また、ダイオード170a、170cのカソードとダイオード170b、170dのアノードは、受電側コンバータ回路171にそれぞれ接続されている。
受電側コンバータ回路171は、整流回路170に接続されるとともに、メインリレーMR10、MR11を介して車載バッテリB11に接続され、整流回路170から供給される直流を電圧の異なる直流に変換して車載バッテリB11に供給する回路である。具体的には、整流回路170から供給される直流を昇圧して車載バッテリB11に供給する周知の昇圧コンバータ回路である。受電側コンバータ回路171は、コンデンサ171aと、リアクトル171bと、IGBT171cと、ダイオード171dと、コンデンサ171eとを備えている。
コンデンサ171aは、整流回路170から供給される直流を平滑化するための素子である。コンデンサ171aの一端はダイオード170a、170cのカソードに、他端はダイオード170b、170dのアノードにそれぞれ接続されている。
リアクトル171bは、電流が流れることでエネルギーを蓄積、放出するとともに電圧を誘起する素子である。リアクトル171bの一端はコンデンサ171aの一端に、他端はIGBT171cにそれぞれ接続されている。
IGBT171cは、オン、オフすることでリアクトル171bにエネルギーを蓄積、放出させるための素子である。IGBT171cは、コレクタとエミッタの間に逆並列接続されるフリーホイールダイオードを備えている。IGBT171cのコレクタはリアクトル171bの他端に、エミッタはコンデンサ171aの他端にそれぞれ接続されている。また、ゲートは、制御回路18に接続されている。
ダイオード171dは、IGBT171cがオフし、リアクトル171bに蓄積されたエネルギーが放出されるときに発生する電流を流すための素子である。ダイオード171dのアノードはリアクトル171bの他端に、カソードはコンデンサ171eにそれぞれ接続されている。
コンデンサ171eは、昇圧した直流を平滑化するための素子である。コンデンサ171eの一端はダイオード171dのカソードに、他端はコンデンサ171aの他端にそれぞれ接続されている。また、コンデンサ171eの一端及び他端は、メインリレーMR10、MR11を介して車載バッテリB11の正極端及び負極端にそれぞれ接続されている。
制御回路18は、送電回路14及び受電回路17にそれぞれ接続され、外部バッテリB10から車載バッテリB11に送電するために、送電回路14及び受電回路17を制御する回路である。制御回路18は、送電側制御回路180と、受電側制御回路181とを備えている。
送電側制御回路180は、送電回路14に接続され、受電側制御回路181との間で制御に必要な情報を無線通信によって送受信し、送電側コンバータ回路140及びインバータ回路141を制御する回路である。送電側制御回路180は、IGBT140b、141a〜141dのゲートにそれぞれ接続されている。
受電側制御回路181は、受電回路17及び受電側開閉回路19に接続され、送電側制御回路180との間で制御に必要な情報を無線通信によって送受信し、受電回路17及び受電側開閉回路19を制御する回路である。受電側制御回路181は、IGBT171cのゲートに接続されている。また、受電側開閉回路19に接続されている。
受電側開閉回路19は、受電側フィルタ回路16及び受電側制御回路181に接続され、受電回路17が直流を出力していないとき、受電側共振用回路13の接続された受電側パッド12とリアクトル160で閉回路を構成するとともに、受電回路17の入力端とリアクトル162で閉回路を構成する回路である。受電側開閉回路19は、ノーマルクローズタイプのスイッチ190によって構成されている。スイッチ190の一端はコイル120に接続されるリアクトル162の他端に、他端はコンデンサ161に接続されるリアクトル160の一端にそれぞれ接続されている。また、制御端は、受電側制御回路181に接続されている。
次に、図1を参照して非接触給電装置の動作について説明する。なお、送電側コンバータ回路140、インバータ回路141及び受電側コンバータ回路171は周知の回路であるため、IGBTの詳細な動作については説明を省略する。
駐車スペースに車両を駐車すると、図1に示す送電側パッド10のコイル100と受電側パッド12のコイル120が上下方向、前後方向及び左右方向の所定の範囲内で対向する。この状態で充電開始ボタン(図略)が押され、充電の開始が指示されると、車両制御装置CNT1は、メインリレーMR10、MR11をオンし、車載バッテリB11を受電側コンバータ回路171に接続する。そして、非接触給電装置1は動作を開始する。
送電側制御回路180は、受電側制御回路181との間で制御に必要な情報を無線通信によって送受信し、制御のための準備を行う。そして、準備が完了すると、送電側コンバータ回路140及びインバータ回路141の制御を開始する。
スイッチ190は、ノーマルクローズタイプのスイッチであり、オンしている。そのため、受電側共振用回路13の接続された受電側パッド12とリアクトル160で閉回路が構成されている。また、受電回路17の入力端とリアクトル162で閉回路が構成されている。
受電側制御回路181は、送電側制御回路180との間で制御に必要な情報を無線通信によって送受信し、制御のための準備を行う。そして、準備が完了し、メインリレーMR10、MR11をオンしたとの情報が車両制御装置CNT1から入力されると、スイッチ190をオフし、受電側共振用回路13の接続された受電側パッド12とリアクトル160で構成される閉回路を開放するとともに、受電回路17の入力端とリアクトル162で構成される閉回路を開放し、受電側コンバータ回路171の制御を開始する。
送電側コンバータ回路140は、送電側制御回路180によって制御され、IGBT140bをスイッチングすることで外部バッテリB10から供給される直流を降圧してインバータ回路141に供給する。インバータ回路141は、送電側制御回路180によって制御され、IGBT141a〜141dを所定のタイミングでスイッチングすることで送電側コンバータ回路140から供給される直流を所定周波数、例えば数十kHzの交流に変換し、送電側フィルタ回路15を介して送電側共振用回路11の接続された送電側パッド10に供給する。送電側フィルタ回路15は、インバータ回路141から供給される交流に含まれる所定の周波数成分を除去する。具体的には、インバータ回路141から供給される矩形波状の交流電圧を正弦波状の交流電圧に変換して、送電側共振用回路11の接続された送電側パッド10に供給する。送電側共振用回路11の接続された送電側パッド10は、インバータ回路141から交流電力が供給されることで交番磁束を発生する。
受電側共振用回路13の接続された受電側パッド12は、送電側パッド10の発生した交番磁束と鎖交することで電磁誘導によって交流を発生する。受電側フィルタ回路16は、整流回路170に供給される交流に含まれる所定の周波数成分を除去する。具体的には、受電側共振用回路13の接続された受電側パッド12から供給される正弦波状の交流電圧を矩形波状の交流電圧に変換して整流回路170に供給する。整流回路170は、受電側フィルタ回路16を介して受電側共振用回路13の接続された受電側パッド12から供給される交流を整流して直流に変換し、受電側コンバータ回路171に供給する。受電側コンバータ回路171は、受電側制御回路181によって制御され、IGBT171cをスイッチングすることで整流回路170から供給される直流を昇圧して車載バッテリB11に供給し、車載バッテリB11を充電する。このようにして、外部バッテリB10から車載バッテリB11に非接触で送電することができる。
ところで、車両において異常が発生すると、車両制御装置CNT1は、メインリレーMR10、MR11をオフし、車載バッテリB11を受電側コンバータ回路171から切断する。メインリレーMR10、MR11がオフしたとの情報が車両制御装置CNT1から入力、又は、別途監視しているコンデンサ171eの電圧が上昇して異常閾値を超える等すると、受電側制御回路181は、受電側コンバータ回路171の制御を停止するとともに、スイッチ190をオンし、受電側共振用回路13の接続された受電側パッド12とリアクトル160で閉回路を構成するとともに、受電回路17の入力端とリアクトル162で閉回路を構成する。
メインリレーMR10、MR11がオフしたとの情報を無線通信によって受電側制御回路181から受信すると、送電側制御回路180は、送電側コンバータ回路140及びインバータ回路141の制御を停止する。これにより、外部バッテリB10から車載バッテリB11への送電が停止する。
次に、効果について説明する。
第1実施形態によれば、メインリレーMR10、MR11がオフし、受電回路17が直流を出力していないとき、受電側開閉回路19は、受電側共振用回路13の接続された受電側パッド12とリアクトル160で閉回路を構成する。そのため、受電側パッド12と受電側共振用回路13によって構成される共振回路の共振周波数を、交流の基本周波数からずらすことができる。従って、車載バッテリB11が接続されていない状態で送電回路14が動作したり、給電中に車載バッテリB11が受電回路17から切断されたりしても、受電回路17に供給される電力を大幅に抑制できる。また、受電側共振用回路13の接続された受電側パッド12から受電回路17に供給される電力を、リアクトル160や受電側パッド12のコイル120によって消費させることができる。そのため、車載バッテリB11が接続されていない状態で送電回路14が動作しても、受電回路17に加わる過大な電圧を抑えることができる。また、リアクトル160によって消費させため、消費の際に流れる電流を抑えることができる。しかも、受電側フィルタ回路16を構成するリアクトル160を利用するため、構成を簡素化することができる。
第1実施形態によれば、受電側フィルタ回路16は、直列接続された固定インダクタンスのリアクトル160及び固定容量のコンデンサ161、直列接続された固定インダクタンスのリアクトル162及び固定容量のコンデンサ163からなり、共振周波数が送電回路14の供給する交流の基本周波数に設定されている。そのため、受電側フィルタ回路16の損失を確実に抑えることができる。従って、非接触給電装置1の送電効率を確実に向上させることができる。また、リアクトルやコンデンサにインダクタンスや容量の可変機構を設けて力率を制御する場合と比べ、素子の信頼性を向上させ、より確実にフィルタ回路を構成することができる。さらに、共振周波数近傍以外の周波数でインピーダンスが増加することで、高調波成分などの不要な周波数成分を低減でき、非接触給電装置1が使用する周波数帯域を最小限に抑えることができる。
第1実施形態によれば、受電側フィルタ回路16は、インダクタンス及び容量が互いに等しい、2組の直列接続されたリアクトル及びコンデンサ、リアクトル160及びコンデンサ161、リアクトル162及びコンデンサ163によって構成されている。一方の直列接続されたリアクトル及びコンデンサであるリアクトル160及びコンデンサ161は、受電側共振用回路13の接続された受電側パッド12の一端と、受電回路17の一方の入力端の間に接続されている。他方の直列接続されたリアクトル及びコンデンサであるリアクトル162及びコンデンサ163は、受電側共振用回路13の接続された受電側パッド12の他端と、受電回路17の他方の入力端の間に接続されている。そのため、コイル120の一端及び他端から受電側フィルタ回路16を介して整流回路170に至る一対の経路のうち、いずれか一方の経路の対地容量が変化しても、もう一方の経路で所定の周波数成分を除去し、ノイズによる影響を抑えることができる。
第1実施形態によれば、受電側開閉回路19は、受電側共振用回路13の接続された受電側パッド12と一方のリアクトル160で閉回路を構成するとともに、受電回路17の入力端と他方のリアクトル162で閉回路を構成する。そのため、受電側共振用回路13の接続された受電側パッド12だけでなく、受電回路17の電力もリアクトル162によって消費させることができる。従って、受電回路17に加わる過大な電圧を確実に抑えることができる。
第1実施形態によれば、受電側フィルタ回路16は、直列接続されたリアクトル160及びコンデンサ161のうち、リアクトル160が受電側パッド12側に配置されている。そのため、コンデンサ161を介することなく、受電側共振用回路13の接続された受電側パッド12とリアクトル160だけで閉回路を構成することができる。従って、閉回路を構成した際の突入電流によるコンデンサ161の破損を抑えることができる。
なお、第1実施形態では、受電側フィルタ回路16が、リアクトル160、162とコンデンサ161、163で構成されている例を挙げているが、リアクトル160、162は、複数の素子を組み合わせて構成されたものあってもよい。この場合、複数の素子のいずれかで閉回路を構成するようにしてもよい。
第1実施形態では、受電側フィルタ回路16が、2組の直列接続されたリアクトル及びコンデンサ、リアクトル160及びコンデンサ161、リアクトル162及びコンデンサ163によって構成されている例を挙げているが、これに限られるものではない。直列接続されたリアクトル160及びコンデンサ161だけでもよい。リアクトル160だけでもよい。リアクトルを有していればよい。
第1実施形態では、送電側共振用回路11及び受電側共振用回路13が、コイル100、120に並列接続されるコンデンサ110、130である例を挙げているが、これに限られるものではない。コイル100、120に直列接続されるコンデンサであってもよい。また、コンデンサとリアクトルを組み合わせたものであってもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態の非接触給電装置について説明する。第2実施形態の非接触給電装置は、第1実施形態の非接触給電装置に対して、受電側開閉回路を構成するスイッチとして、ノーマルオープンタイプのスイッチを追加したものである。
まず、図2を参照して、第2実施形態の非接触給電装置の構成について説明する。
図2に示す非接触給電装置2は、車両外部に設置された外部バッテリB20(直流電源)から車両に搭載された車載バッテリB21(給電対象)に非接触で送電し、車載バッテリB21を充電する装置である。非接触給電装置2は、送電側パッド20と、送電側共振用回路21と、受電側パッド22と、受電側共振用回路23と、送電回路24と、送電側フィルタ回路25と、受電側フィルタ回路26と、受電回路27と、制御回路28と、受電側開閉回路29とを備えている。
送電側パッド20、送電側共振用回路21、受電側パッド22、受電側共振用回路23、送電回路24、送電側フィルタ回路25、受電側フィルタ回路26及び受電回路27は、第1実施形態の送電側パッド10、送電側共振用回路11、受電側パッド12、受電側共振用回路13、送電回路14、送電側フィルタ回路15、受電側フィルタ回路16及び受電回路17と同一構成である。
受電側開閉回路29は、受電側フィルタ回路26及び受電側制御回路281に接続され、受電回路27が直流を出力していないとき、受電側共振用回路23の接続された受電側パッド22とリアクトル260で閉回路を構成するとともに、受電回路27の入力端とリアクトル262で閉回路を構成する回路である。受電側開閉回路29は、ノーマルクローズタイプのスイッチ290と、ノーマルオープンタイプのスイッチ291によって構成されている。スイッチ290の一端はコイル220に接続されるリアクトル262の他端に、他端はコンデンサ261に接続されるリアクトル260の一端にそれぞれ接続されている。スイッチ291はスイッチ290に並列接続されている。また、スイッチ290、291の制御端は、受電側制御回路281に接続されている。
次に、図2を参照して非接触給電装置の動作について説明する。受電側制御回路281及び受電側開閉回路29以外の動作については、第1実施形態の非接触給電装置1と同一であるため、必要な場合を除いて説明を省略する。受電側制御回路281及び受電側開閉回路29の動作について説明する。
送電側制御回路280は、受電側制御回路281との間で制御に必要な情報を無線通信によって送受信し、制御のための準備を行う。そして、準備が完了すると、送電側コンバータ回路240及びインバータ回路241の制御を開始する。
スイッチ290は、ノーマルクローズタイプのスイッチであり、オンしている。そのため、受電側共振用回路23の接続された受電側パッド22とリアクトル260で閉回路が構成されている。また、受電回路27の入力端とリアクトル262で閉回路が構成されている。
受電側制御回路281は、送電側制御回路280との間で制御に必要な情報を無線通信によって送受信し、制御のための準備を行う。そして、準備が完了し、メインリレーMR20、MR21をオンしたとの情報が車両制御装置CNT2から入力されると、スイッチ290をオフし、受電側共振用回路23の接続された受電側パッド22とリアクトル260で構成される閉回路を開放するとともに、受電回路27の入力端とリアクトル262で構成される閉回路を開放し、受電側コンバータ回路271の制御を開始する。
ところで、車両において異常が発生すると、車両制御装置CNT2は、メインリレーMR20、MR21をオフし、車載バッテリB21を受電側コンバータ回路271から切断する。メインリレーMR20、MR21がオフしたとの情報が車両制御装置CNT2から入力、又は、別途監視しているコンデンサ271eの電圧が上昇して異常閾値を超える等すると、受電側制御回路281は、受電側コンバータ回路271の制御を停止するとともに、スイッチ290、291をオンし、受電側共振用回路23の接続された受電側パッド22とリアクトル260で閉回路を構成するとともに、受電回路27の入力端とリアクトル262で閉回路を構成し、受電側コンバータ回路271の制御を停止する。
次に、効果について説明する。第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、第2実施形態では、受電側開閉回路29が、スイッチ、290、291によって構成されている例を挙げているが、これに限られるものではない。ノーマルオープンタイプのスイッチ291は、図3に示すように、トライアック292であってもよい。また、図4に示すように、ダイオード293a〜293dからなる整流回路と、整流回路の直流端に接続されるIGBT293eであってもよい。トライアック292やIGBT293eは、半導体素子であり、スイッチ290に比べ応答速度が速い。そのため、車載バッテリB11の給電中に異常が発生した場合、スイッチ290よりも早く、受電側共振用回路23の接続された受電側パッド22とリアクトル260で閉回路を構成することができる。従って、整流回路270の出力電圧の上昇を抑えることができる。これにより、コンデンサ271aの耐圧を抑えることができ、装置の体格及びコストを低減することが可能となる。
また、第1及び第2実施形態では、非接触給電装置が、受電側共振用回路の接続された受電側パッドと受電側フィルタ回路のリアクトルで閉回路を構成する受電側開閉回路を有する例を挙げているが、これに限られるものではない。同様の構成を送電側に設けてもよい。つまり、送電側共振用回路の接続された送電側パッドと送電側フィルタのリアクトルで閉回路を構成する送電側開閉回路を設けてもよい。この場合、送電回路が交流を出力していないときに、送電側共振用回路の接続された前記送電側パッドと送電側フィルタのリアクトルで閉回路を構成すればよい。これにより、車載バッテリの給電中に異常が発生した場合、送電側パッドと送電側共振用回路によって構成される共振回路の共振現象をより速やかに減衰させることができる。そのため、受電回路に供給される電力をより速やかに低減することができる。ここで、送電側開閉回路は、第1実施形態の受電側開閉回路19と同様に、ノーマルクローズタイプのスイッチを有していてもよい。第2実施形態の受電側開閉回路29と同様に、ノーマルクローズタイプのスイッチに並列接続される、ノーマルオープンタイプのスイッチを有していてもよい。
1・・・非接触給電装置、10・・・送電側パッド、11・・・送電側共振用回路、12・・・受電側パッド、13・・・受電側共振用回路、14・・・送電回路、15・・・送電側フィルタ回路、150、152・・・リアクトル、151、153・・・コンデンサ、16・・・受電側フィルタ回路、160、162・・・リアクトル、161、163・・・コンデンサ、17・・・受電回路、18・・・制御回路、19・・・受電側開閉回路、190・・・スイッチ、B10・・・外部バッテリ(直流電源)、B11・・・車載バッテリ(給電対象)、MR10、MR11・・・メインリレー、CNT1・・・車両制御装置

Claims (10)

  1. コイルを有し、交流電力が供給されることで磁束を発生する送電側パッド(10)と、
    前記送電側パッドに接続され、前記送電側パッドのコイルとともに共振回路を構成する送電側共振用回路(11)と、
    コイルを有し、前記送電側パッドの発生した磁束が鎖交することで交流を発生する受電側パッド(12)と、
    前記受電側パッドに接続され、前記受電側パッドのコイルとともに共振回路を構成する受電側共振用回路(13)と、
    直流電源に接続されるとともに、前記送電側共振用回路の接続された前記送電側パッドに接続され、前記直流電源から供給される直流を交流に変換して、前記送電側共振用回路の接続された前記送電側パッドに供給する送電回路(14)と、
    前記受電側共振用回路の接続された前記受電側パッドに接続されるとともに、給電対象に接続され、前記受電側共振用回路の接続された前記受電側パッドから供給される交流を直流に変換して前記給電対象に供給する受電回路(17)と、
    を備えた非接触給電装置において、
    前記受電側共振用回路の接続された前記受電側パッドと前記受電回路の間に接続され、リアクトルを有する受電側フィルタ回路(16)と、
    前記受電回路が直流を出力していないとき、受電側共振用回路の接続された受電側パッドと受電側フィルタ回路のリアクトルで閉回路を構成する受電側開閉回路(19)と、
    を有することを特徴とする非接触給電装置。
  2. 前記受電側開閉回路は、ノーマルクローズタイプのスイッチ(190)を有することを特徴とする請求項1に記載の非接触給電装置。
  3. 前記受電側開閉回路は、前記ノーマルクローズタイプのスイッチに並列接続される、ノーマルオープンタイプのスイッチ(291)を有すること特徴とする請求項2に記載の非接触給電装置。
  4. 前記受電側フィルタ回路は、直列接続されたリアクトル及びコンデンサからなり、共振周波数が前記送電回路の供給する交流の基本周波数に設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の非接触給電装置。
  5. 前記受電側フィルタ回路は、インダクタンス及び容量が互いに等しい、2組の直列接続されたリアクトル及びコンデンサからなり、一方の直列接続されたリアクトル及びコンデンサが、前記受電側共振用回路の接続された前記受電側パッドの一端と、前記受電回路の一方の入力端の間に接続され、他方の直列接続されたリアクトル及びコンデンサが、前記受電側共振用回路の接続された前記受電側パッドの他端と、前記受電回路の他方の入力端の間に接続されていることを特徴とする請求項4に記載の非接触給電装置。
  6. 前記受電側開閉回路は、前記受電側共振用回路の接続された前記受電側パッドと一方のリアクトルで閉回路を構成するとともに、前記受電回路の入力端と他方のリアクトルで閉回路を構成する請求項5に記載の非接触給電装置。
  7. 前記受電側フィルタ回路は、リアクトルが前記受電側パッド側に配置されていることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の非接触給電装置。
  8. 前記送電回路と、前記送電側共振用回路の接続された前記送電側パッドの間に接続され、リアクトルを有する送電側フィルタ回路と、
    前記送電回路が交流を出力していないとき、前記送電側共振用回路の接続された前記送電側パッドと前記送電側フィルタのリアクトルで閉回路を構成する送電側開閉回路と、
    を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の非接触給電装置。
  9. 前記送電側開閉回路は、ノーマルクローズタイプのスイッチを有することを特徴とする請求項8に記載の非接触給電装置。
  10. 前記送電側開閉回路は、前記ノーマルクローズタイプのスイッチに並列接続される、ノーマルオープンタイプのスイッチを有すること特徴とする請求項9に記載の非接触給電装置。
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