JP2012059819A - 基板搬送方法及び記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】微小パーティクルの基板への付着を極力防止することができる基板搬送方法を提供する。
【解決手段】基板処理システム10は、内部空間S1を有するプロセスモジュール12〜17と、該プロセスモジュール12〜17に接続され且つ内部空間S2を有するトランスファモジュール11と、内部空間S1及び内部空間S2を仕切る開閉自在なゲートバルブ30とを備え、トランスファモジュール11は、ウエハWを把持してプロセスモジュール12〜17に対するウエハWの搬出入を行う搬送アーム機構21を内部空間S2に有し、ゲートバルブ30の開弁動作中において、搬送アーム機構21は把持するウエハWをゲートバルブ30と対向する対向位置から退避させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、ゲートバルブによって仕切られる内部空間を有する基板処理装置に対する基板搬送方法及び記憶媒体に関する。
通常、基板処理システムは、プラズマを用いて基板としての半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という。)にプラズマ処理を施す複数のプロセスモジュールと、各プロセスモジュールの間又はウエハの受け渡しを行うロードロックモジュール及び各プロセスモジュールの間でウエハを搬送するトランスファモジュールとを備える(例えば、特許文献1参照。)。
各プロセスモジュール及びトランスファモジュールはそれぞれ減圧された内部空間を有し、各プロセスモジュールの内部空間とトランスファモジュールの内部空間は開閉自在なゲートバルブによって仕切られる。また、トランスファモジュールは伸縮自在な搬送アームを有し、該搬送アームは、ゲートバルブが開弁してプロセスモジュールの内部空間とトランスファモジュールの内部空間とが連通した際、プロセスモジュールの内部空間へ進入してプロセスモジュールに対するウエハの搬出入を行う。
搬送アームはウエハを保持して搬送するが、近年、ウエハに対するプラズマ処理のスループット向上の観点から、ウエハの搬送時間を短縮するために、搬送アームによってウエハを閉弁しているゲートバルブの前に待機させ、該ゲートバルブが開弁すると直ちにウエハをプロセスモジュールへ搬入することが行われている。
特開2009−212453号公報(図1)
しかしながら、ゲートバルブが開弁する際、ゲートバルブの開弁動作に伴う振動やゲートバルブと他の部材との擦れによって微量の微小パーティクル、例えば、直径が数nmのパーティクルが生じることがある。
従来、直径が数nmのパーティクルがウエハに付着しても該ウエハから製造される半導体デバイスの歩留まりにさほど悪影響を及ぼさなかったが、近年、半導体デバイスにおける配線等の微細化が進み、直径が数nmのパーティクルがウエハに付着しても該ウエハから製造される半導体デバイスが不良品とされる。したがって、例え、直径が数nmのパーティクルであっても、ウエハへの付着を極力防止する必要がある。
本発明の目的は、微小パーティクルの基板への付着を極力防止することができる基板搬送方法及び記憶媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の基板搬送方法は、第1の内部空間を有する基板処理装置と、該基板処理装置に接続され且つ第2の内部空間を有する基板搬送装置と、前記第1の内部空間及び前記第2の内部空間を仕切る開閉自在な仕切り弁とを備え、前記基板搬送装置は、前記基板を把持して前記基板処理装置に対する前記基板の搬出入を行う基板搬送機構を前記第2の内部空間に有する基板処理システムにおける基板搬送方法であって、少なくとも前記仕切り弁の開弁動作中において、前記基板搬送機構は前記把持する基板を前記仕切り弁と対向する対向位置から退避させることを特徴とする。
請求項2記載の基板搬送方法は、請求項1記載の基板搬送方法において、前記基板搬送機構は回転することにより、前記把持する基板を前記対向位置から円運動させて到達可能な退避位置へ退避させることを特徴とする。
請求項3記載の基板搬送方法は、請求項2記載の基板搬送方法において、前記退避位置は、前記対向位置から絶対値で90°以上の回転角の円運動によって到達する位置であることを特徴とする。
請求項4記載の基板搬送方法は、請求項3記載の基板搬送方法において、前記基板搬送機構は複数の前記基板を把持し、少なくとも前記仕切り弁の開弁動作中において、前記基板搬送機構は前記把持する複数の基板を前記仕切り弁と対向させないことを特徴とする。
請求項5記載の基板搬送方法は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の基板搬送方法において、前記基板搬送機構は、前記仕切り弁の開弁動作後に前記退避させた基板を前記対向位置へ移動させることを特徴とする。
請求項6記載の基板搬送方法は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の基板搬送方法において、前記第1の内部空間において実行される処理に応じて前記基板を前記対向位置から退避させる時間を変更することを特徴とする。
請求項7記載の基板搬送方法は、請求項6記載の基板搬送方法において、前記第1の内部空間において前記第1の内部空間に配される構成部品の洗浄処理が実行される場合における前記基板を前記対向位置から退避させる時間を、前記第1の内部空間において他の前記基板に処理を施す場合における前記基板を前記対向位置から退避させる時間よりも長くすることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項8記載の記憶媒体は、第1の内部空間を有する基板処理装置と、該基板処理装置に接続され且つ第2の内部空間を有する基板搬送装置と、前記第1の内部空間及び前記第2の内部空間を仕切る開閉自在な仕切り弁とを備え、前記基板搬送装置は、前記基板を把持して前記基板処理装置に対する前記基板の搬出入を行う基板搬送機構を前記第2の内部空間に有する基板処理システムにおける基板搬送方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納するコンピュータで読み取り可能な記憶媒体であって、前記基板搬送方法は、少なくとも前記仕切り弁の開弁動作中において、前記基板搬送機構は前記把持する基板を前記仕切り弁と対向する対向位置から退避させることを特徴とする。
本発明によれば、少なくとも基板処理装置の第1の内部空間及び基板搬送装置の第2の内部空間を仕切る仕切り弁の開弁動作中において、第2の内部空間の基板搬送機構は把持する基板を仕切り弁と対向する対向位置から退避させる。仕切り弁の開弁動作に起因して対向位置近傍では微量の微小パーティクルが発生するが、基板は対向位置から退避しているので、上記微小パーティクルが浮遊して基板へ到達するのを抑制することができる。したがって、微小パーティクルの基板への付着を極力防止することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る基板搬送方法を実行する基板処理システムの構成を概略的に示す水平断面図である。 ゲートバルブの開弁動作に起因して生じる微小パーティクルの飛散状況を説明するための図である。 本実施の形態に係る基板搬送方法を示す工程図である。 本実施の形態に係る基板搬送方法における退避位置を説明するための図であり、図4(A)は第1の例であり、図4(B)は第2の例であり、図4(C)は第3の例であり、図4(D)は第4の例である。 本実施の形態に係る基板搬送方法の変形例を示す工程図である。 本発明の第2の実施の形態に係る基板搬送方法を実行する基板処理システムの構成を概略的に示す水平断面図である。 本実施の形態に係る基板搬送方法を示す工程図である。 本実施の形態に係る基板搬送方法の変形例を示す工程図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の第1の実施の形態に係る基板搬送方法を実行する基板処理システムについて説明する。
図1は、本実施の形態に係る基板搬送方法を実行する基板処理システムの構成を概略的に示す水平断面図である。
図1において、基板処理システム10は、平面視五角形のトランスファモジュール11(基板搬送装置)と、該トランスファモジュール11の1つの辺を除く4つの辺を囲うように配置される6つのプロセスモジュール12〜17(基板処理装置)と、平面視矩形のローダーモジュール18と、トランスファモジュール11の残りの1つの辺に沿って配置されて該トランスファモジュール11及びローダーモジュール18を接続する2つのロードロックモジュール19とを備える。
各プロセスモジュール12〜17は、真空に維持された内部空間S1(第1の内部空間)を有し、該内部空間S1には半導体デバイス用の基板(以下、「ウエハ」という。)Wを載置する載置台20が配される。各プロセスモジュール12〜17は、内部空間S1内に生じたプラズマを用いて載置台20に載置されたウエハWに所定のプラズマ処理、例えば、プラズマエッチング処理を施す。
トランスファモジュール11は、真空に維持された内部空間S2(第2の内部空間)を有し、該内部空間S2には各プロセスモジュール12〜17の間又はロードロックモジュール19及び各プロセスモジュール12〜17の間でウエハWを搬送する搬送アーム機構21(基板搬送機構)が配される。搬送アーム機構21は、内部空間S2において水平方向に移動可能であり、水平面内で回転可能な基台22と、該基台22上に配置される2つの搬送アーム23とを備え、各搬送アーム23は、スカラアームタイプの伸縮自在なアーム部24と、該アーム部24の一端に設けられたウエハWを把持するピック25とを有する。搬送アーム機構21は搬送アーム23を伸縮させ且つ基台22を回転させることにより、ウエハWを各プロセスモジュール12〜17やロードロックモジュール19へ搬入し、各プロセスモジュール12〜17やロードロックモジュール19から搬出する。
ローダーモジュール18には、該ローダーモジュール18を挟んでロードロックモジュール19と対向するように複数のウエハWを収容する3つのフープ(Front Opening Unified Pod)26が取り付けられ、ローダーモジュール18の長手方向に関する一端にオリエンタ27が取り付けられる。
ローダーモジュール18は、大気圧に維持された内部空間S3を有し、該内部空間S3には各フープ26、ロードロックモジュール19及びオリエンタ27の間でウエハWを搬送する搬送アーム機構28が配される。オリエンタ27はフープ26から搬出されたウエハWの位置をプリアライメントする。
ロードロックモジュール19は、大気圧/真空を切り替え可能な内部空間S4を有し、該内部空間S4にはウエハWを載置する交換台29が配される。ロードロックモジュール19は、内部空間S4を大気圧に切り替えた後、該内部空間S4とローダーモジュール18の内部空間S3とを連通させて搬送アーム機構28とのウエハWの受け渡しを行い、内部空間S4を真空に切り替えた後、該内部空間S4とトランスファモジュール11の内部空間S2とを連通させて搬送アーム機構21とのウエハWの受け渡しを行う。
また、基板処理システム10は、各プロセスモジュール12〜17及びトランスファモジュール11の間に配されたゲートバルブ30(仕切り弁)と、トランスファモジュール11及びロードロックモジュール19の間に配されたゲートバルブ31と、ロードロックモジュール19及びローダーモジュール18の間に配されたゲートバルブ32とを備える。各ゲートバルブ30〜32はスライドする板状のバルブからなり、ゲートバルブ30は内部空間S1及び内部空間S2を仕切り、ゲートバルブ31は内部空間S2及び内部空間S4を仕切り、ゲートバルブ32は内部空間S4及び内部空間S3を仕切る。
ところで、上述したように、ゲートバルブ30が開弁する際、ゲートバルブ30の開弁動作に伴う振動によってプロセスモジュール12の内壁に付着していたデポが剥離して微量の微小のパーティクルが生じたり、ゲートバルブ30とプロセスモジュール12内の他の部材との擦れによって微量の微小パーティクルが生じることがある。このとき、搬送アーム機構21によってウエハWをプロセスモジュール12のゲートバルブ30に対向する位置(対向位置)で待機させていると、図2に示すように、ゲートバルブ30の開弁動作に起因して生じた微小パーティクルPが浮遊してウエハWへ到達し、該ウエハWに付着する虞がある。
本実施の形態では、これに対応して、ゲートバルブ30の開弁動作中では搬送アーム機構21によってウエハWをゲートバルブ30の対向位置(以下、単に「対向位置」という。)から退避させてゲートバルブ30から離れた退避位置(以下、単に「退避位置」という。)へ退避させる。
図3は、本実施の形態に係る基板搬送方法を示す工程図である。図3における各図は図1における基板処理システムの部分水平断面図である。
図3において、ゲートバルブ31が開弁してロードロックモジュール19の内部空間S4及びトランスファモジュール11の内部空間S2が連通すると、搬送アーム機構21はロードロックモジュール19の交換台29から各搬送アーム23によって2枚の未処理のウエハWを受け取り、ピック25によって把持する(図3(A))。
次いで、搬送アーム機構21は基台22を回転させてピック25によって把持された各ウエハWに円運動を行わせ、各ウエハWを対向位置から所定の距離、例えば、200mm以上離れた退避位置へ移動させる(図3(B))。
本実施の形態では退避位置が対向位置から離れているほど好ましいが、少なくともピック25に把持されたウエハWが対向位置から時計回り又は反時計回りで90°以上の回転角の円運動によって到達可能な位置に設定されればよい。但し、搬送アーム機構21が2つのウエハWを把持する場合、2つのウエハWのいずれもが対向位置から時計回り又は反時計回りで90°以上の回転角の円運動によって到達可能な位置に退避する必要がある(例えば、図4(A)及び図4(B)参照。なお、図中において待避位置を斜線で示す。)。また、搬送アーム機構21が1つのウエハWのみを把持する場合、該1つのウエハWが対向位置から時計回り又は反時計回りで90°以上の回転角の円運動によって到達可能な位置に退避すればよく、ウエハWを保持していないピック25が対向位置から時計回り又は反時計回りで90°よりも小さい回転角の円運動によって到達可能な位置に待機していてもよい(例えば、図4(C)及び図4(D)参照。なお、図中において待避位置を斜線で示す。)。
次いで、プロセスモジュール12の内部空間S1において処理、例えば、プラズマを利用した内部空間S1に配される構成部品の洗浄処理であるWLDC(Wafer Less Dry Cleaning)処理(洗浄処理)が終了した後であって、ゲートバルブ30の開弁動作中において、搬送アーム機構21はピック25によって把持された各ウエハWを退避位置に留めて移動させない。このとき、ゲートバルブ30の開弁動作に起因して微量の微小パーティクルPが生じるが、各ウエハWはゲートバルブ30から離れているため、パーティクルPが浮遊して移動しても各ウエハWまで到達することがない(図3(C))。
次いで、ゲートバルブ30の開弁動作が終了し、プロセスモジュール12の内部空間S1及びトランスファモジュール11の内部空間S2が連通した後、搬送アーム機構21は基台22を回転させてピック25に把持された各ウエハWに円運動を行わせ、1つのウエハWを退避位置から対向位置へ移動させる(図3(D))。このとき、ゲートバルブ30の開弁動作に起因して生じた微小パーティクルPは重力によって内部空間S2の下方へ落下しているので、対向位置近傍を漂うことがない。したがって、対向位置へ移動されたウエハWに微小パーティクルPが付着することがない。
次いで、搬送アーム機構21は搬送アーム23を伸長してピック25に把持されたウエハWをプロセスモジュール12へ搬入し(図3(E))、本実施の形態に係る基板搬送方法を終了する。
本実施の形態に係る基板搬送方法によれば、ゲートバルブ30の開弁動作中において、内部空間S2の搬送アーム機構21はピック25によって把持されたウエハWを対向位置から退避させる。ゲートバルブ30の開弁動作に起因して対向位置近傍では微量の微小パーティクルPが発生するが、ウエハWは対向位置から退避しているので、上記微小パーティクルPが浮遊してウエハWへ到達するのを抑制することができる。したがって、微小パーティクルPのウエハWへの付着を極力防止することができる。
上述した本実施の形態に係る基板搬送方法では、搬送アーム機構21はピック25によって把持されたウエハWを対向位置から円運動させて移動可能な退避位置へ退避させる。したがって、基台22が回転するのみであり、基台22が水平方向に移動する必要がないので、ウエハWの退避を短時間で行うことができる。また、退避位置から対向位置への移動も円運動によって行うことができるので、退避位置から対向位置への移動も短時間で行うことができる。その結果、ウエハWの処理に要する時間を短縮することができる。
また、上述した本実施の形態に係る基板搬送方法では、搬送アーム機構21はゲートバルブ30の開弁動作後に退避させたウエハWを対向位置へ移動させる。ゲートバルブ30の開弁動作後はゲートバルブ30の開弁動作に起因する微小パーティクルPは発生せず、また、ゲートバルブ30の開弁動作中に発生した微小パーティクルPは内部空間S2の下方へ落下している。したがって、微小パーティクルPのウエハWへの付着をさらに極力防止することができる。
上述した本実施の形態に係る基板搬送方法では、プロセスモジュール12の内部空間S1においてWLDC処理が実行されたが、内部空間S1において実行される処理はこれに限られない。また、内部空間S1において実行される処理に応じてウエハWを対向位置から退避させる時間(以下、単に「退避時間」という。)が変更される。具体的には、パーティクルが多量に生じる処理、例えば、CF系の処理ガスを用いたプラズマエッチング処理やWLDC処理が内部空間S1において実行される場合には、退避時間を比較的長く設定し、ゲートバルブ30の開弁動作後から所定の時間が経過した後にウエハWを退避位置から対向位置へ移動させる。一方、パーティクルが余り生じない処理、例えば、酸素ガスを主とする処理ガスを用いたプラズマエッチング処理が内部空間S1において実行される場合には、退避時間を比較的短く設定し、ゲートバルブ30の開弁動作後直ちにウエハWを退避位置から対向位置へ移動させる。
パーティクルが多量に生じる処理が内部空間S1において実行される場合には、ゲートバルブ30の開弁動作後から所定の時間が経過するまでは微小パーティクルが対向位置近傍を漂う可能性が高いが、パーティクルが余り生じない処理が内部空間S1において実行される場合には、ゲートバルブ30の開弁動作後直ちに微小パーティクルが対向位置近傍を漂う可能性が低くなる。したがって、プロセスモジュール12の内部空間S1において実行される処理に応じて退避時間を変更することにより、微小パーティクルのウエハWへの付着防止及びウエハWの処理効率の向上を両立させることができる。
プロセスモジュール12の内部空間S1で実行される処理は上述したものに限られず、例えば、電極の除電処理であってもよい。また、WLDC処理では内部空間S1においてパーティクルが多量に発生するので、WLDC処理が実行される場合における退避時間を、内部空間S1において他のウエハWにプラズマエッチング処理を施す場合における退避時間よりも長くするのが好ましい。これにより、微小パーティクルPのウエハWへの付着を確実に防止することができる。
また、本実施の形態に係る基板搬送方法と、ゲートバルブ30の開弁動作中にウエハWを対向位置にて待機させる従来の基板搬送方法との両方を同じ基板処理システム10で実行してもよい。この場合、各基板搬送方法によって搬送されたウエハWに付着した微小パーティクルの数を比較することにより、ゲートバルブ30の開弁動作に起因する微小パーティクルの発生状況を確認することができる。
上述した本実施の形態に係る基板搬送方法では、ウエハWを円運動のみによって退避位置へ退避させたが、搬送アーム機構21が基台22を水平方向に移動させた上で、基台22を回転させることにより、ウエハWを退避位置へ退避させてもよい。これにより、ウエハWを対向位置からさらに遠ざけることができ、もって、ウエハWへ微小パーティクルPが付着するのをより確実に防止することができる。
また、ウエハWを円運動ではなく、上下運動によって対向位置から退避させてもよい。
図5は、本実施の形態に係る基板搬送方法の変形例を示す工程図である。図5における各図は図1における基板処理システムの部分縦断面図である。
図5において、搬送アーム機構21はロードロックモジュール19の交換台29から各搬送アーム23によって2枚の未処理のウエハWを受け取り、ピック25によって把持した後、基台22を回転させてピック25によって把持された各ウエハWに円運動を行わせ、各ウエハWを対向位置へ移動させる(図5(A))。
次いで、搬送アーム機構21は、搬送アーム23をピック25によって把持されたウエハWとともに、上昇させてウエハWを内部空間S2の上方における退避位置へ移動させる。本実施の形態に係る基板搬送方法の変形例における退避位置は、少なくともゲートバルブ30の開弁時にプロセスモジュール12の内部空間S1及びトランスファモジュール11の内部空間S2が連通するためのポート33よりも高い位置に設定される(図5(B))。
次いで、プロセスモジュール12の内部空間S1においてWLDC処理が終了した後であって、ゲートバルブ30の開弁動作中において、搬送アーム機構21はピック25によって把持された各ウエハWを退避位置に留めて移動させない。このとき、ゲートバルブ30の開弁動作に起因して微量の微小パーティクルPが生じるが、各ウエハWはポート33よりも上方に位置しているため、重力によってポート33から内部空間S2の下方へ落下する微小パーティクルPは各ウエハWまで到達することがない(図5(C))。
次いで、ゲートバルブ30の開弁動作が終了し、プロセスモジュール12の内部空間S1及びトランスファモジュール11の内部空間S2が連通した後、搬送アーム機構21は搬送アーム23及びピック25を下降させてウエハWを退避位置から対向位置へ移動させる(図5(D))。
次いで、搬送アーム機構21は搬送アーム23を伸長してピック25に把持されたウエハWをプロセスモジュール12へ搬入し(図5(E))、本実施の形態に係る基板搬送方法の変形例を終了する。
本実施の形態に係る基板搬送方法の変形例によっても、微小パーティクルPは各ウエハWまで到達することがないので、微小パーティクルPのウエハWへの付着を極力防止することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る基板搬送方法を実行する基板処理システムについて説明する。
図6は、本実施の形態に係る基板搬送方法を実行する基板処理システムの構成を概略的に示す水平断面図である。なお、図6における基板処理システム10の構成要素と同じ構成要素には、同じ符号を付してその説明を省略する。
図6において、基板処理システム34は、2つのプロセスシップ35と、2つのプロセスシップ35がそれぞれ接続されたローダーモジュール18とを備える。
2つのプロセスシップ35は、ローダーモジュール18の長手方向に沿う側壁に接続されると共にローダーモジュール18を挟んで3つのフープ26と対向するように配置される。
プロセスシップ35は、ウエハWにプラズマ処理を施すプロセスモジュール36と、該プロセスモジュール36に対してウエハWの搬出入を行うロードロックモジュール37とを有する。各プロセスシップ35においてプロセスモジュール36はロードロックモジュール37を介してローダーモジュール18に接続される。
プロセスモジュール36は、真空に維持された内部空間S5(第1の内部空間)を有し、該内部空間S5にはウエハWを載置する載置台38が配される。プロセスモジュール36は、内部空間S5内に生じたプラズマを用いて載置台38に載置されたウエハWに所定のプラズマ処理、例えば、プラズマエッチング処理を施す。
ロードロックモジュール37は、大気圧/真空を切り替え可能な内部空間S6(第2の内部空間)を有し、該内部空間S6にはプロセスモジュール36及びローダーモジュール18の間でウエハWを搬送する搬送アーム機構39(基板搬送機構)が配される。搬送アーム機構39は、内部空間S6においてプロセスモジュール36側及びローダーモジュール18側の間を直線的に移動可能且つ水平面内で回転可能な基台40と、該基台40上に配置される1つの伸縮自在な搬送アーム41とを備え、搬送アーム41はウエハWを把持するピック42とを有する。さらに、ロードロックモジュール37は搬送アーム機構39が搬送するウエハWを受け取り、搬送アーム機構39によるウエハWの搬送経路から受け取ったウエハWを退避させるバッファ45を有する。
また、基板処理システム34は、プロセスモジュール36及びロードロックモジュール37の間に配されたゲートバルブ43(仕切り弁)と、ロードロックモジュール37及びローダーモジュール18の間に配されたゲートバルブ44とを備える。各ゲートバルブ43,44はスライドする板状のバルブからなり、ゲートバルブ43は内部空間S5及び内部空間S6を仕切り、ゲートバルブ44は内部空間S6及び内部空間S3を仕切る。
図7は、本実施の形態に係る基板搬送方法を示す工程図である。図7における各図は図6における基板処理システムの部分水平断面図である。
図7において、ゲートバルブ44が開弁してローダーモジュール18の内部空間S3及びロードロックモジュール37の内部空間S6が連通すると、搬送アーム機構39はローダーモジュール18の搬送アーム機構28から未処理のウエハWを受け取り、ピック42によって把持する。その後、搬送アーム機構39は、基台40を回転させることなくプロセスモジュール36側へ所定のわずかな距離だけ移動させて停止させることにより、ピック42によって把持されたウエハWを内部空間S6におけるローダーモジュール18側の退避位置に移動させる(図7(A))。
次いで、プロセスモジュール36の内部空間S5においてWLDC処理(洗浄処理)が終了した後であって、ゲートバルブ43の開弁動作中において、搬送アーム機構39はピック42によって把持されたウエハWを退避位置に留めて移動させない。このとき、ゲートバルブ43の開弁動作に起因して微量の微小パーティクルPが生じるが、ウエハWはゲートバルブ43から離れているため、パーティクルPが浮遊して移動してもウエハWまで到達することがない(図7(B))。
次いで、ゲートバルブ43の開弁動作が終了し、プロセスモジュール36の内部空間S5及びロードロックモジュール37の内部空間S6が連通した後、搬送アーム機構39は基台40を回転させ、且つプロセスモジュール36側へ移動させてピック42に把持されたウエハWを退避位置からゲートバルブ43と対向する対向位置へ移動させる(図7(C))。このとき、ゲートバルブ43の開弁動作に起因して生じた微小パーティクルPは重力によって内部空間S6の下方へ落下しているので、対向位置近傍を漂うことがない。したがって、対向位置へ移動されたウエハWに微小パーティクルPが付着することがない。
次いで、搬送アーム機構39は搬送アーム41を伸長してピック42に把持されたウエハWをプロセスモジュール36へ搬入し(図7(E))、本実施の形態に係る基板搬送方法を終了する。
本実施の形態に係る基板搬送方法によれば、ゲートバルブ43の開弁動作中において、内部空間S6の搬送アーム機構39はピック42によって把持されたウエハWを対向位置から離れたローダーモジュール18側の退避位置へ退避させるので、ゲートバルブ43の開弁動作に起因して生じる微小パーティクルPが浮遊してウエハWへ到達するのを抑制することができる。したがって、微小パーティクルPのウエハWへの付着を極力防止することができる。
上述した本実施の形態に係る基板搬送方法では搬送アーム機構39によってウエハWを退避位置へ退避させたが、バッファ45によってウエハWを退避させてもよい。
図8は、本実施の形態に係る基板搬送方法の変形例を示す工程図である。図8における各図は図6における基板処理システムの部分縦断面図である。
図8において、搬送アーム機構39はローダーモジュール18の搬送アーム機構28から未処理のウエハWを受け取り、ピック42によって把持した後、基台40を回転させ、且つ且つプロセスモジュール36側へ移動させてピック42によって把持されたウエハWを対向位置へ移動させる(図8(A))。
次いで、バッファ45は、ピック42によって把持されたウエハWを受け取り、該受け取ったウエハWを上昇させて内部空間S6の上方における退避位置へ移動させる。本実施の形態に係る基板搬送方法の変形例における退避位置は、少なくともゲートバルブ43の開弁時にプロセスモジュール36の内部空間S5及びロードロックモジュール37の内部空間S6が連通するためのポート46よりも高い位置に設定される(図8(B))。
次いで、プロセスモジュール36の内部空間S5においてWLDC処理が終了した後であって、ゲートバルブ43の開弁動作中において、バッファ45はウエハWを退避位置に留めて移動させない。このとき、ゲートバルブ43の開弁動作に起因して微量の微小パーティクルPが生じるが、ウエハWはポート46よりも上方に位置しているため、重力によってポート46から内部空間S6の下方へ落下する微小パーティクルPはウエハWまで到達することがない(図8(C))。
次いで、ゲートバルブ43の開弁動作が終了し、プロセスモジュール36の内部空間S5及びロードロックモジュール37の内部空間S6が連通した後、バッファ45はウエハWを下降させてピック42へ受け渡すことによってウエハWを退避位置から対向位置へ移動させる(図8(D))。
次いで、搬送アーム機構39は搬送アーム41を伸長してピック42に把持されたウエハWをプロセスモジュール36へ搬入し(図8(E))、本実施の形態に係る基板搬送方法の変形例を終了する。
本実施の形態に係る基板搬送方法の変形例によっても、微小パーティクルPはウエハWまで到達することがないので、微小パーティクルPのウエハWへの付着を極力防止することができる。
上述した各実施の形態に係る基板搬送方法を実行する基板処理システムが所定のプラズマ処理を施す基板は、半導体デバイス用のウエハに限られず、LCD(Liquid Crystal Display)等を含むFPD(Flat Panel Display)等に用いる各種基板や、フォトマスク、CD基板、プリント基板等であってもよい。
以上、本発明について、上記各実施の形態を用いて説明したが、本発明は上記各実施の形態に限定されるものではない。
本発明の目的は、上述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記録した記憶媒体を、コンピュータ等に供給し、コンピュータのCPUが記憶媒体に格納されたプログラムを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラム自体が上述した各実施の形態の機能を実現することになり、プログラム及びそのプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、RAM、NV−RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD(DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW)等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、他のROM等の上記プログラムを記憶できるものであればよい。或いは、上記プログラムは、インターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることによりコンピュータに供給されてもよい。
また、コンピュータのCPUが読み出したプログラムを実行することにより、上記各実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、CPU上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
上記プログラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
P パーティクル
S1,S2,S5,S6 内部空間
W ウエハ
10,34 基板処理システム
11,37 トランスファモジュール
12〜17,36 プロセスモジュール
21,39 搬送アーム機構
30,43 ゲートバルブ

Claims (8)

  1. 第1の内部空間を有する基板処理装置と、該基板処理装置に接続され且つ第2の内部空間を有する基板搬送装置と、前記第1の内部空間及び前記第2の内部空間を仕切る開閉自在な仕切り弁とを備え、前記基板搬送装置は、前記基板を把持して前記基板処理装置に対する前記基板の搬出入を行う基板搬送機構を前記第2の内部空間に有する基板処理システムにおける基板搬送方法であって、
    少なくとも前記仕切り弁の開弁動作中において、前記基板搬送機構は前記把持する基板を前記仕切り弁と対向する対向位置から退避させることを特徴とする基板搬送方法。
  2. 前記基板搬送機構は回転することにより、前記把持する基板を前記対向位置から円運動させて到達可能な退避位置へ退避させることを特徴とする請求項1記載の基板搬送方法。
  3. 前記退避位置は、前記対向位置から絶対値で90°以上の回転角の円運動によって到達する位置であることを特徴とする請求項2記載の基板搬送方法。
  4. 前記基板搬送機構は複数の前記基板を把持し、少なくとも前記仕切り弁の開弁動作中において、前記基板搬送機構は前記把持する複数の基板を前記仕切り弁と対向させないことを特徴とする請求項3記載の基板搬送方法。
  5. 前記基板搬送機構は、前記仕切り弁の開弁動作後に前記退避させた基板を前記対向位置へ移動させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の基板搬送方法。
  6. 前記第1の内部空間において実行される処理に応じて前記基板を前記対向位置から退避させる時間を変更することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の基板搬送方法。
  7. 前記第1の内部空間において前記第1の内部空間に配される構成部品の洗浄処理が実行される場合における前記基板を前記対向位置から退避させる時間を、前記第1の内部空間において他の前記基板に処理を施す場合における前記基板を前記対向位置から退避させる時間よりも長くすることを特徴とする請求項6記載の基板搬送方法。
  8. 第1の内部空間を有する基板処理装置と、該基板処理装置に接続され且つ第2の内部空間を有する基板搬送装置と、前記第1の内部空間及び前記第2の内部空間を仕切る開閉自在な仕切り弁とを備え、前記基板搬送装置は、前記基板を把持して前記基板処理装置に対する前記基板の搬出入を行う基板搬送機構を前記第2の内部空間に有する基板処理システムにおける基板搬送方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納するコンピュータで読み取り可能な記憶媒体であって、前記基板搬送方法は、
    少なくとも前記仕切り弁の開弁動作中において、前記基板搬送機構は前記把持する基板を前記仕切り弁と対向する対向位置から退避させることを特徴とする記憶媒体。
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