JP2012053788A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体基板の表側に配置された回路が半導体基板の裏側から解析されることを検出する技術を提供することを目的とする。
【解決手段】回路ブロックが配置された第1面と、第1面の反対側の第2面とを有する半導体基板と、半導体基板を搭載する実装基板と、実装基板のうち、回路ブロックの保護対象の部分と重なる領域に配置された導電パターンと、導電パターンに改変が加えられたことを検出する検出回路とを有する半導体集積回路装置が提供される。半導体基板の第2面と実装基板とが対向するように、半導体基板が実装基板に搭載されている。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体集積回路装置に関する。
個人情報等の高いセキュリティ性が要求されるデータを保持する半導体集積回路装置において、搭載されている回路を物理的な改変、解析から保護したいという要望が高まっている。特許文献1に記載された半導体集積回路装置では、保護対象の回路の上に配線が配置され、この配線を介して電源電圧が半導体集積回路装置の検出回路に印加される。検出回路は配線を介して印加される電圧が通常時と異なっている場合に、この配線に改変が加えられたと判定する。また、特許文献2に記載された半導体集積回路装置では、集積回路チップの表側が実装基板に対向するように搭載される。集積回路チップを搭載する実装基板の領域には電源用の導線が形成されており、集積回路チップの表側から回路を解析するための穴が実装基板に開けられた場合に集積回路チップの記憶内容が消失する。このように、半導体基板の表側の面、すなわち回路が形成された面からの解析は困難になってきている。
特開2006−012159号公報 特開平07−200414号公報
しかしながら、最新の解析技術では、半導体基板の裏側からトランジスタの動作状態等の回路構成を確認することが可能である。半導体基板の裏側から回路構成を解析する方法として、例えば、LVP(Laser Voltage Probing)法や裏面エミッション顕微鏡を利用する方法が挙げられる。このような裏側からの解析方法に対して従来の半導体基板は何ら対応されておらず、半導体基板に形成された回路は十分に保護されていなかった。そこで、本発明の1つの側面は、半導体基板の表側に配置された回路が半導体基板の裏側から解析されることを検出する技術を提供することを目的とする。
上記課題に鑑みて、本発明の1つの側面による半導体集積回路装置は、回路ブロックが配置された第1面と、前記第1面の反対側の第2面とを有する半導体基板と、前記半導体基板を搭載する実装基板と、前記実装基板のうち、前記回路ブロックの保護対象の部分と重なる領域に配置された導電パターンと、前記導電パターンに改変が加えられたことを検出する検出回路とを有し、前記半導体基板の前記第2面と前記実装基板とが対向するように、前記半導体基板が前記実装基板に搭載されていることを特徴とする。
上記手段により、半導体基板の表側に配置された回路が半導体基板の裏側から解析されることを検出する技術が提供される。
実施形態の半導体集積回路装置の構成の一例を説明する図。 実施形態の検出回路の詳細な構成の一例を説明する図。 実施形態の発振回路の詳細な構成の例を説明する図。 実施形態のカウンタ回路のタイミングチャートの一例を説明する図。 実施形態の比較回路の回路構成の一例を説明する図。 実施形態の導電パターン105の形状の変形例を説明する図。 実施形態の検出回路の詳細な構成の一例を説明する図。 実施形態の検出回路のタイミングチャートの一例を説明する図。 実施形態の検出回路の別の構成例を説明する図。 実施形態のタイミングチャートの別の例を説明する図。 実施形態の検出回路の別の構成例を説明する図。 実施形態のタイミングチャートの別の例を説明する図。 実施形態の検出回路の別の構成例を説明する図。 実施形態のタイミングチャートの一例を説明する図。 実施形態の検出回路の別の構成例を説明する図。 実施形態のタイミングチャートの別の例を説明する図。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。図1を用いて本発明の1つの実施形態に係る半導体集積回路装置100の構成の一例を説明する。半導体集積回路装置100は、半導体基板101と実装基板150とを有しうる。半導体基板101は、半導体基板101の第1面(図1において上側の面。以下表面ともいう。)にメモリ回路102、制御回路103、処理回路108及び検出回路104が形成されて配置されうる。メモリ回路102は例えば不揮発性メモリ及び揮発性メモリの少なくとも一方を含み、データを保持しうる。制御回路103は例えばCMOSロジック回路であり、処理回路108によるメモリ回路102に保持されるデータへのアクセスを制御しうる。すなわち、制御回路103は、処理回路108によるメモリ回路102へのデータの書き込みと、処理回路108によるメモリ回路102からのデータの読み出しを制御しうる。処理回路108はメモリ回路102に保持されているデータを処理して、例えば処理によって生成されたデータを出力装置へ出力するなどの処理を行いうる。メモリ回路102と制御回路103と処理回路108とにより回路ブロック106が構成されうる。回路ブロック106は端子107を介して外部に接続されうる。
半導体基板101は実装基板150の実装領域151に搭載されている。図1では説明のために、半導体基板101が実装基板150に搭載される前の状態を示している。本実施形態では、半導体基板101の第2面(図1において下側の面。以下裏面ともいう。第1面の反対側の面。)と実装領域151とが対向するように、半導体基板101が実装基板150に搭載されている。実装基板150の実装領域151の上には導電パターン105が配置されている。それにより、半導体基板101が実装基板150に搭載された状態において、導電パターン105が回路ブロック106を半導体基板101の裏側から覆う。図1に示される例では、導電パターン105は1本の曲折した導電線により構成され、実装領域151の全面にわたって配置されるように蛇行している。導電パターン105は実装領域151全体に配置される必要はなく、保護対象の部分の上に配置されればよい。例えば、実装領域151のうち、回路ブロック106の一部又は全部と重なる領域の上に導電パターン105が配置されてもよい。すなわち、導電パターン105は、メモリ回路102に重なる領域の上だけに配置されてもよいし、制御回路103に重なる領域の上だけに配置されてもよいし、処理回路108に重なる領域の上だけに配置されてもよい。導電パターン105の隙間から保護対象の回路の構成が解析されないように、導電パターン105を密に形成してもよい。また、導電パターン105の改変前後での回路定数の変化を大きくするために、半導体集積回路装置100の製造プロセスにおける最小加工寸法で導電パターン105を形成してもよい。導電パターン105は実装基板150の表面に配置されてもよいし、実装基板150が多層配線基板の場合に多層配線基板の中間層に形成されてもよい。また、検出回路104は実装基板150に配置されてもよく、この場合には検出回路104と制御回路103とが実装配線及びワイヤーボンディングなどにより接続されうる。
検出回路104はワイヤーボンディング(不図示)を介して導電パターン105に接続され、導電パターン105に改変が加えられたことを検出しうる。導電パターン105の改変とは、例えば導電パターン105の除去や、切断・再接続などのパターンの変更だけでなく、半導体基板101が実装基板150から取り外されて検出回路104から導電パターン105が切り離されたことを含む。検出回路104の詳細な構成及び検出回路104と導電パターン105との接続構成については後述する。検出回路104と制御回路103とは例えば実装配線とワイヤーボンディングとで接続されており、検出回路104の検出結果が制御回路103へ出力されうる。導電パターン105に改変が加えられたことを検出回路104が検出した場合に、制御回路103は処理回路108がメモリ回路102に保持されているデータを使用できないようにしうる。例えば、制御回路103はデータを使用できないようにするために、処理回路108によるメモリ回路102へのアクセスを禁止してもよいし、メモリ回路102に保持されているデータをリセットしてもよい。ここで、データのリセットとは、例えばデータの消去やランダムデータの上書きなどの、メモリ回路102にデータが保持されていない状態に変更する動作のことである。メモリ回路102が揮発性メモリを含む場合に、制御回路103はメモリ回路102への電力供給を停止することによってデータをリセットしてもよい。
続いて、図7を用いて検出回路104の詳細な構成の一例を説明する。図7は、検出回路104の一例である検出回路700を示す。検出回路700はスイッチ回路SW7とOR回路OR7とを有する。スイッチ回路SW7の一端は導電パターン105のA点(第1部分)に接続され、もう一端は電圧源VDDに接続される。導電パターン105のB点(第2部分)は基準電位ラインに接続される。基準電位ラインは例えば接地GNDであるが、他の電位であってもかまわない。ここで、図2の導電パターン105のA点、B点はそれぞれ、図1の導電パターン105のA点、B点に対応する。スイッチ回路SW7のオン/オフは制御信号S7で制御される。OR回路OR7の1つの入力部は導電パターン105のA点に接続され、別の入力部には制御信号S7が提供される。OR回路OR7の出力部は制御回路103に接続され、OR回路OR7の出力信号SOUTが制御回路103に提供される。
次に、図8のタイミングチャートを用いて、検出回路700の動作を説明する。図8(A)は正常時、すなわち導電パターン105に改変が加えられていない場合の出力信号SOUTの挙動を説明し、図8(B)は導電パターン105に改変が加えられた後の出力信号SOUTの挙動を説明する。
導電パターン105に改変が加えられていない場合に、図8(A)に示されるように、時刻T81よりも前に制御信号S7はローであり、従ってスイッチ回路SW7はオフ状態である。その結果として、導電パターン105のA点は電圧源VDDに接続されない。また、導電パターン105のB点は基準電位ラインに接続され、導電パターン105のA点とB点とは導電パターン105を介して接続されている。その結果として、導電パターン105のA点の電圧はローとなり、OR回路OR7からの出力信号SOUTもローとなる。時刻T81で制御信号S7がローからハイに変化すると、スイッチ回路SW7がオフ状態からオン状態へ移行し、導電パターン105のA点が電圧源VDDに接続される。これにより、導電パターン105のA点の電圧はローからハイに変化し、OR回路OR7からの出力信号SOUTもローからハイに変化する。スイッチ回路SW7がオン状態になってから導電パターン105のA点の電圧がVDDに等しくなるまでには導電パターン105の時定数に応じた時間がかかる。しかし、図8では説明を簡単にするために、時刻T81において即座に導電パターン105のA点の電圧がローからハイに変化するものとして説明する。後述する時刻T82〜T84についても同様である。
時刻T82で制御信号S7がハイからローに変化すると、スイッチ回路SW7がオン状態からオフ状態に移行する。これにより、導電パターン105のA点が電圧源VDDから切断されるが、B点はなおも基準電位ラインに接続されているため、A点の電圧はハイからローに変化する。その結果、OR回路OR7への入力はどちらもローとなり、OR回路OR7の出力信号SOUTもローとなる。このように、検出回路700は、出力信号SOUTがハイからローに変化した場合に導電パターン105に改変が加えられていないことを検出しうる。
次に、図8(B)を参照しつつ、導電パターン105に改変が加えられた場合について説明する。半導体基板101の裏面から回路ブロック106の解析を行うために、半導体基板101が実装基板150から取り外された場合や、実装基板150に穴をあけることにより導電パターン105の一部が切断された場合を考える。
導電パターン105に上述のような改変が加えられた場合に、図8(B)に示されるように、時刻T83よりも前に制御信号S7はローであり、従ってスイッチ回路SW7はオフ状態である。その結果として、導電パターン105のA点は電圧源VDDに接続されない。一方で、導電パターン105が切断又は除去されているため、導電パターン105のA点は導電パターン105のB点に接続されていた基準電位ラインからの影響を受けない。そのため、導電パターン105のA点の電圧は不定となり、OR回路OR7からの出力信号SOUTも不定となる。
時刻T83で制御信号S7がローからハイに変化すると、スイッチ回路SW7がオフ状態からオン状態へ移行し、導電パターン105のA点が電圧源VDDに接続される。これにより、導電パターン105のA点の電圧はローからハイに変化し、OR回路OR7からの出力信号SOUTもローからハイに変化する。
時刻T84で制御信号S7がハイからローに変化すると、スイッチ回路SW7がオン状態からオフ状態に移行する。これにより、導電パターン105のA点が電圧源VDDから切断される。ここで、導電パターン105のA点は基準電位ラインから切り離されているため、A点の電圧はハイのままとなり、OR回路OR7からの出力信号SOUTもハイのままとなる。このように、検出回路700は、出力信号SOUTがハイのまま変化しない場合に導電パターン105に改変が加えられたことを検出しうる。
以上のように、スイッチ回路SW2をオフ状態にした場合に導電パターン105のA点の電圧が変化するか否かを判定することにより、導電パターン105に改変が加えられたか否かを検出できる。それにより、半導体基板の表側に配置された回路が半導体基板の裏側から解析されることを検出できる。
続いて、図2を用いて検出回路104の詳細な構成の別の例を説明する。図2は、検出回路104の別の例である検出回路200を示す。検出回路200は発振回路210と判定回路220とを有し、判定回路220はカウンタ回路221と比較回路222とを有しうる。発振回路210には導電パターン105が接続され、発振回路210は導電パターン105の回路定数により決定される発振周波数で発振する。導電パターン105の回路定数は導電パターン105の寄生抵抗値と寄生容量値とを含む。発振回路210の出力信号Sfはカウンタ回路221に提供される。カウンタ回路221へは制御信号Saも提供され、カウンタ回路221は制御信号Saがハイである間の発振周波数を計数する。カウンタ回路221の計数した計数値Sbは比較回路222へ提供される。比較回路222へは判定値Scも提供され、比較回路222は計数値Sbが判定値Scにより規定される範囲に含まれるか否かを判定しうる。制御信号Saのパルス幅や判定値Scは事前に設定されうる。例えば、半導体集積回路装置100の製造時点で設定されて検出回路200に保持されてもよいし、半導体集積回路装置100の出荷後にユーザが半導体集積回路装置100を使用する際に設定してもよい。ユーザが任意に定める場合に、制御信号Saのパルス幅および判定値Scの基準となる情報をユーザがメモリ回路102に保持させ、この情報に基づいて、制御回路103が制御信号Saのパルス幅と判定値Scを生成してもよい。制御信号Saのパルス幅や判定値Scはメモリ回路102の不揮発性メモリに保持されてもよい。この場合に、導電パターン105に改変が加えられると、制御信号Saのパルス幅や判定値Scは利用できなくなる。しかし、導電パターン105に改変が加えられた半導体集積回路装置100はユーザにより破棄されると考えられるため、メモリ回路102に保持しておくことを妨げるものではない。
計数値Sbが判定値Scの範囲に含まれる場合に、検出回路200は、導電パターン105に改変が加えられていないことを検出し、その検出結果を制御回路103へ出力する。計数値Sbが判定値Scの範囲に含まれない場合に、検出回路200は、導電パターン105に改変が加えられたことを検出し、その検出結果を制御回路103へ出力する。
続いて、図3を用いて発振回路210の詳細な構成の例を2つ説明する。図3(A)と図3(b)とはどちらも発振回路がリングオシレータ回路を含む場合の構成であり、発振回路と導電パターン105との接続構成が異なる。図3(A)及び図3(B)の導電パターン105のA点とB点はそれぞれ、図1の導電パターン105のA点とB点に対応する。
図3(A)に示される発振回路310は、複数かつ奇数(例えば3個)のインバータ回路が環状に接続されたリングオシレータ回路311を含む。リングオシレータ回路311を構成するインバータ回路のうち初段(図面左側)のものの入力端と導電パターン105のA点(第1部分)とが接続される。また、導電パターン105のB点(第2部分)は基準電位ライン(例えばGND)に接続される。この場合に、導電パターン105の抵抗成分と容量成分とは、A点とB点との間に並列に接続されているとみなしうる。リングオシレータ回路311を構成するインバータ回路のうち最終段(図面右側)のものの出力端はインバータ回路を介して判定回路220に接続される。
図3(B)に示される発振回路320は、導電パターン105を介して複数かつ奇数(例えば3個)のインバータ回路が環状に接続されたリングオシレータ回路321を含む。リングオシレータ回路321を構成するインバータ回路のうち初段(図面左側)のものの入力端と導電パターン105のB点(第2部分)とが接続される。また、リングオシレータ回路321を構成するインバータ回路のうち最終段(図面右側)のものの出力端と導電パターン105のA点(第1部分)とが接続される。この場合に、導電パターン105の抵抗成分はA点とB点との間に接続され、A点及びB点と基準電位ラインとの間に容量成分が接続されるとみなしうる。リングオシレータ回路321を構成するインバータ回路のうち最終段(図面右側)のものの出力端はインバータ回路を介して判定回路220に接続される。
発振回路210が図3(A)と図3(B)とのどちらの構成であっても、導電パターン105の回路定数によって発振周波数が決定される。従って、導電パターン105に改変が加えられると発振回路210の発振周波数が変化する。例えば、図3(A)の発振回路310の場合には、導電パターン105が除去又は切断されると、発振周波数は大きくなる。また、図3(B)の発振回路320の場合には、導電パターン105が除去又は切断されると、リングオシレータ回路321のループが切断されるために、発振回路320は動作しなくなる。その結果、発振周波数はゼロになる。発振回路210は、リングオシレータ回路を用いたものに限られず、シュミットトリガ回路を用いたものでもよいし、マルチバイブレータ回路を用いたものでもよい。
続いて、図4を用いてカウンタ回路221のタイミングチャートの一例を説明する。図4ではカウンタ回路221が4ビットで動作する場合を例として扱う。前述のように、カウンタ回路221へは制御信号Saと発振回路210からの信号Sfとが提供されている。これらの信号もとに、カウンタ回路221は制御信号Saがハイである間に信号Sfがローからハイに変化した回数を計数する。その結果として、計数値Sbが出力される。図4の例では、計数値SbはSb0〜Sb3の4ビットの信号として出力される。Sb0は計数値Sbの最下位ビットを表し、Sb3は計数値Sbの最上位ビットを表す。図示していないが、計数終了後、すなわち制御信号Saがローになった後に、Sb0〜Sb3のそれぞれはローにリセットされる。
図5を用いて比較回路222の回路構成の一例を説明する。比較回路222へは、前述した計数値Sb0〜Sb3が提供されるとともに、判定値Scを構成するビットSc2、Sc3が提供される。図5に示した比較回路222の例では、計数値Sbの上位2ビットを判定値Scと比較することによって、計数値が判定値Scにより規定される範囲に含まれるか否かを判定する。Sb3とSc3とはともにAND回路501へ提供され、AND回路501の出力はAND回路502へ入力される。Sb2とSb2とについても同様である。Sb1とSb0とは破棄される。AND回路502の出力は検出結果として制御回路103へ入力される。
Sb3とSc3とが一致し、且つSb2とSc2とが一致する場合に、AND回路502からの出力はハイとなる。この場合、検出回路200が導電パターン105に改変が加えられていないことを検出したことを表す。どちらか一方でも一致しない場合に、AND回路502からの出力はローとなる。この場合、検出回路200が導電パターン105に改変が加えられたことを検出したことを表す。計数値Sbの比較対象のビット数を増減することにより、判定値Scにより規定される範囲に含まれる値の個数を増減しうる。例えば、計数値Sbが4つの値を有する範囲に含まれるか否かを判定したい場合には、計数値Sbの下位2ビット以外のビットを判定値Scと比較すればよい。計数値Sbが1つの値を有する範囲に含まれるか、すなわち計数値Sbが所定の値に一致するか否かを判定したい場合には、計数値Sbのすべてのビットを判定値Scと比較すればよい。判定値Scを構成するビット数は比較対象の計数値Sbのビット数に依存する。
上述の検出回路200では、制御信号Saがカウンタ回路221へ提供されるが、これにかえて、制御信号Saを発振回路210へ提供してもよい。例えば、リングオシレータ回路を構成する複数のインバータ回路の1つをNAND回路に置き換えて、このNAND回路に制御信号Saを提供してもよい。この場合に、制御信号Saがローである間はリングオシレータ回路が発振せず、制御信号Saがハイである間はリングオシレータ回路が発振する。
上述のように、発振回路210にリングオシレータ回路を用い、判定回路220にカウンタ回路221とAND回路で構成された比較回路222とを用いることにより、検出回路200をロジック回路のみで構成可能になる。これらのロジック回路を半導体基板101に分散して配置することにより、回路構成の解析をより困難にすることが可能になる。
図2に示される検出回路200は導電パターン105の回路定数により決定される発振周波数の変化に基づいて導電パターン105の改変を検出する。FIB装置などの加工装置を用いたとしても、導電パターンの回路定数を維持したまま導電パターンを改変するのは非常に困難である。従って、導電パターンの改変をより精度よく検出でき、その結果として半導体集積回路装置に保持されたデータのセキュリティ性を向上することができる。
次に、図13を用いて検出回路104の詳細な構成について説明する。図13は、検出回路104の一例である検出回路1300を示す。検出回路1300は2つのスイッチ回路SW1、SW2と判定回路1310とを有する。スイッチ回路SW1の一端は導電パターン105のA点(第1部分)に接続され、もう一端は電流供給ラインとして機能する電圧源VDDに接続される。スイッチ回路SW2の一端は導電パターン105のA点に接続され、もう一端は基準電位ラインに接続される。基準電位ラインは例えば接地GNDであるが、他の電位であってもかまわない。導電パターン105のB点(第2部分)は基準電位ラインに接続される。ここで、図13の導電パターン105のA点、B点はそれぞれ、図1の導電パターン105のA点、B点に対応する。判定回路1310は導電パターン105のA点に接続され、A点の電圧の変化を検出する。具体的には、A点の電位を基準電位にリセットした後にA点を電圧源VDDに接続して、一定時間経過後のA点の電圧V1が事前に設定された範囲に含まれるか否かを判定する。検出回路1300は、電圧V1が事前に設定された範囲に含まれる場合に、導電パターン105に改変が加えられていないことを検出しうる。一方、検出回路1300は、電圧V1が事前に設定された範囲に含まれない場合に、導電パターン105に改変が加えられたことを検出しうる。
判定回路1310は、2つの電圧比較回路CMP11、CMP12、AND回路AND1及びDフリップフロップ回路DFF11を有する。電圧比較回路CMP11の正入力端子は基準電圧Vref1に接続され、負入力端子は導電パターン105のA点に接続される。電圧比較回路CMP11の出力信号S11はAND回路AND1へ入力される。電圧比較回路CMP12の正入力端子は導電パターン105のA点に接続され、負入力端子は基準電圧Vref2に接続される。電圧比較回路CMP12の出力信号S12はAND回路AND1へ入力される。図13の例では、Vref1がVref2よりも大きいとする。AND回路AND1の出力信号S13はDフリップフロップ回路DFF11のデータ入力端子へ入力される。Dフリップフロップ回路DFF11のクロック入力端子には制御信号S14が入力される。Dフリップフロップ回路DFF11のQの出力信号S15は検出回路1300の出力として制御回路103へ入力される。基準電圧Vref1、Vref2は半導体基板101に搭載されたDAコンバータで生成される電圧であってもよいし、半導体基板101の外部から入力される電圧であってもよい。
次に、図14のタイミングチャートを用いて、検出回路1300の動作を説明する。図14(A)〜図14(C)のそれぞれにおいて、上側が各信号の状態を表し、下側が時間の経過に伴う導電パターン105のA点の電圧V1の変化を表す。図14(A)は導電パターン105に改変が加えられていない場合の検出回路1300の動作を説明するタイミングチャートの一例である。
スイッチ回路SW1とスイッチ回路SW2のオン/オフはそれぞれ、制御信号S0と制御信号S0Bとで制御される。ここで、制御信号S0Bは制御信号S0の反転信号である。そのため、タイミングチャートでは制御信号S0Bを省略する。時刻T0において、制御信号S0がローで、制御信号S0Bがハイである。従って、スイッチ回路SW1はオフとなり、スイッチ回路SW2はオンとなる。その結果、導電パターン105のA点の電圧V1は基準電位にリセットされる。すなわち、スイッチ回路SW2は電圧V1を基準電位にリセットするためのリセット部として機能しうる。導電パターン105のB点が基準電位ラインに接続される場合には、スイッチ回路SW2を省略しうる。この場合に、スイッチ回路SW1がオフになると、導電パターン105は基準電位ラインに接続されているため、一定時間経過後に導電パターン105のA点も基準電位にリセットされる。
時刻T1において、制御信号S0がローからハイに変化すると、スイッチ回路SW1はオンとなり、スイッチ回路SW2はオフとなる。その結果、導電パターン105のA点には電圧源VDDからスイッチ回路SW1を介して電流が供給される。すなわち、スイッチ回路SW1は導電パターン105のA点を電圧源VDDに接続するための接続部として機能しうる。その後、導電パターン105のA点の電圧V1は、導電パターン105の回路定数で決定される時定数に従って、電圧源VDDの供給する電圧値に向かって徐々に増加し始める。導電パターン105の回路定数は導電パターン105の寄生抵抗値と寄生容量値とを含む。
電圧V1が基準電圧Vref2に到達する(この時刻をTaとする)と、電圧比較回路CMP12の出力信号S12はローからハイに変化する。時刻Taの時点では、電圧V1は基準電圧Vref1よりも低いため、電圧比較回路CMP11の出力信号S11はハイのままである。従って、AND回路AND1の出力信号S13はローからハイに変化する。時刻T2において、制御信号S14がローからハイに変化すると、AND回路AND1の出力信号S13がハイであるので、Dフリップフロップ回路DFF11の出力信号S15はローからハイに変化する。電圧V1が基準電圧Vref1に到達する(この時刻をTbとする)と、電圧比較回路CMP11の出力信号S11はハイからローに変化する。その結果、AND回路AND1の出力信号S13はハイからローに変化する。以上のように、時刻T2を過ぎると、検出回路1300の出力信号S15はハイとなる。これは、導電パターン105に改変が加えられていないことを検出回路1300が検出したことを表す。
時刻T2は、導電パターン105が改変されていない場合の電圧V1が基準電圧Vref2に到達する時刻(Ta)と基準電圧Vref1に到達する時刻(Tb)の間に含まれるように事前に設定される。従って、時刻T2の時点の電圧V1の値が基準電圧Vref2以上かつ基準電圧Vref1以下である場合に、導電パターン105に改変が加えられていないことが検出される。
次に、図14(B)を用いて、導電パターン105に改変が加えられ、導電パターン105の回路定数により定まる時定数が改変前よりも小さくなった場合の検出回路1300の動作を説明する。先程と同様に、時刻T1において、制御信号S0がローからハイに変化し、電圧V1が徐々に増加し始める。導電パターン105の時定数が改変前よりも小さいため、電圧V1は導電パターン105の改変前よりも早く増加する。
電圧V1が基準電圧Vref2に到達する(この時刻をTcとする)と、電圧比較回路CMP12の出力信号S12はローからハイに変化する。時刻Tcの時点では、電圧V1は基準電圧Vref1よりも低いため、電圧比較回路CMP11の出力信号S11はハイのままである。従って、AND回路AND1の出力信号S13はローからハイに変化する。次に、時刻T2よりも前に、電圧V1が基準電圧Vref1に到達し(この時刻をTdとする)、電圧比較回路CMP11の出力信号S11はハイからローに変化する。その結果、AND回路AND1の出力信号S13はハイからローに変化する。時刻T2において、制御信号S14がローからハイに変化すると、AND回路AND1の出力信号S13がローであるので、Dフリップフロップ回路DFF11の出力信号S15はローのままである。以上のように、時刻T2を過ぎても、検出回路1300の出力信号S15はローのままである。これは、導電パターン105に改変が加えられたことを検出回路1300が検出したことを表す。すなわち、時刻T2の時点の電圧V1の値が基準電圧Vref1を超える場合に、導電パターン105に改変が加えられたことが検出される。
次に、図14(C)を用いて、導電パターン105に改変が加えられ、導電パターン105の回路定数により定まる時定数が改変前よりも大きくなった場合の検出回路1300の動作を説明する。先程と同様に、時刻T1において、制御信号S0がローからハイに変化し、電圧V1が徐々に増加し始める。導電パターン105の時定数が改変前よりも大きいため、電圧V1は導電パターン105の改変前よりも遅く増加する。
電圧V1が基準電圧Vref2に到達するよりも前に時刻T2になり、制御信号S14がローからハイに変化すると、AND回路AND1の出力信号S13がローであるので、Dフリップフロップ回路DFF11の出力信号S15はローのままである。電圧V1が基準電圧Vref2に到達する(この時刻をTeとする)と、電圧比較回路CMP12の出力信号S12はローからハイに変化する。時刻Teの時点では、電圧V1は基準電圧Vref1よりも低いため、電圧比較回路CMP11の出力信号S11はハイのままである。従って、AND回路AND1の出力信号S13はローからハイに変化する。次に、電圧V1が基準電圧Vref1に到達し(この時刻をTfとする)、電圧比較回路CMP11の出力信号S11はハイからローに変化する。その結果、AND回路AND1の出力信号S13はハイからローに変化する。以上のように、時刻T2を過ぎても、検出回路1300の出力信号S15はローのままである。これは、導電パターン105に改変が加えられたことを検出回路1300が検出したことを表す。すなわち、時刻T2の時点の電圧V1の値が基準電圧Vref2未満の場合に、導電パターン105に改変が加えられたことが検出される。
検出回路1300で用いられる基準電圧Vref1、Vref2及び時刻T1、T2は半導体集積回路装置100の設計時に設定されてもよいし、製造時に設定されてもよいし、出荷後にユーザにより独自に設定されてもよい。これらの設定値は検出回路104に保持されてもよいし、メモリ回路102の不揮発性メモリに保持されてもよい。メモリ回路102に保持される場合には、導電パターン105に改変が加えられると、これらの設定値は利用できなくなる。しかし、導電パターン105に改変が加えられた半導体集積回路装置100はユーザにより破棄されると考えられるため、メモリ回路102に保持しておくことを妨げるものではない。
次に、図15を用いて検出回路104の詳細な構成の別の例について説明する。図15は、検出回路104の別の例である検出回路1500を示す。検出回路1500は、検出回路1300の判定回路1310を判定回路1510に置き換えたものである。そこで、以下では判定回路1510の構成について説明する。
判定回路1510は、電圧比較回路CMP21、AND回路AND2及び2つのDフリップフロップ回路DFF21、DFF22を有する。電圧比較回路CMP21の正入力端子は導電パターン105のA点に接続され、負入力端子は基準電圧Vref3に接続される。電圧比較回路CMP21の出力信号S21は、Dフリップフロップ回路DFF21のデータ入力端子と、Dフリップフロップ回路DFF22のデータ入力端子とにそれぞれ入力される。Dフリップフロップ回路DFF21のクロック入力端子には制御信号S22が入力される。Dフリップフロップ回路DFF22のクロック入力端子には制御信号S23が入力される。Dフリップフロップ回路DFF21のQBの出力信号S24と、Dフリップフロップ回路DFF22のQの出力信号S25とはそれぞれAND回路AND2へ入力される。AND回路AND2の出力信号S26は検出回路1500の出力として制御回路103へ入力される。基準電圧Vref3は半導体基板101に搭載されたDAコンバータで生成される電圧であってもよいし、半導体基板101の外部から入力される電圧であってもよい。
次に、図16のタイミングチャートを用いて、検出回路1500の動作を説明する。図16(A)〜図16(C)のそれぞれにおいて、上側が各信号の状態を表し、下側が時間の経過に伴う導電パターン105のA点の電圧V1の変化を表す。図16(A)は導電パターン105に改変が加えられていない場合の検出回路1500の動作を説明するタイミングチャートの一例である。スイッチ回路SW1、SW2の動作は図14と同様のため、説明を省略する。
時刻T1において、制御信号S0がローからハイに変化すると、スイッチ回路SW1はオンとなり、スイッチ回路SW2はオフとなる。その結果、導電パターン105のA点には電圧源VDDからスイッチ回路SW1を介して電流が供給される。その後、導電パターン105のA点の電圧V1は、導電パターン105の回路定数で決定される時定数に従って、電圧源VDDの供給する電圧値に向かって徐々に増加し始める。時刻T1の時点で、電圧比較回路CMP21の出力信号S21はローであり、Dフリップフロップ回路DFF21のQBの出力信号S24はハイであり、Dフリップフロップ回路DFF22のQの出力信号S25はローである。従って、AND回路AND2の出力信号S26はローである。
時刻T3において、制御信号S22がローからハイに変化する。出力信号S21がローであるため、Dフリップフロップ回路DFF21のQBの出力信号S24はハイのままである。電圧V1が基準電圧Vref3に到達する(この時刻をTgとする)と、電圧比較回路CMP21の出力信号S21はローからハイに変化する。時刻T4において、制御信号S23がローからハイに変化する。出力信号S21がハイであるため、Dフリップフロップ回路DFF22のQの出力信号S25はローからハイに変化する。それに伴い、AND回路AND2からの出力信号S26もローからハイに変化する。以上のように、時刻T4を過ぎると、検出回路1500の出力信号S26はハイとなる。これは、導電パターン105に改変が加えられていないことを検出回路1500が検出したことを表す。
時刻T3、T4は、導電パターン105が改変されていない場合の電圧V1が基準電圧Vref3に到達する時刻(Tg)がT3とT4の間に含まれるように事前に設定される。従って、基準電圧Vref3が、時刻T3における電圧V1の値以上であり、時刻T4における電圧V1の値以下である場合に、導電パターン105に改変が加えられていないことが検出される。
次に、図16(B)を用いて、導電パターン105に改変が加えられ、導電パターン105の回路定数により定まる時定数が改変前よりも小さくなった場合の検出回路1500の動作を説明する。先程と同様に、時刻T1において、制御信号S0がローからハイに変化し、電圧V1が徐々に増加し始める。導電パターン105の時定数が改変前よりも小さいため、電圧V1は導電パターン105の改変前よりも早く増加する。
電圧V1が基準電圧Vref3に到達する(この時刻をThとする)と、電圧比較回路CMP21の出力信号S21はローからハイに変化する。時変数が改変前よりも小さいため、時刻Tgは事前に設定された時刻T3よりも早い。時刻T3において、制御信号S22がローからハイに変化する。出力信号S21がハイであるため、Dフリップフロップ回路DFF21のQBの出力信号S24はハイからローに変化する。時刻T4において、制御信号S23がローからハイに変化する。出力信号S21がハイであるため、Dフリップフロップ回路DFF22のQの出力信号S25はローからハイに変化する。以上のように、時刻T4を過ぎても、検出回路1500の出力信号S26はローのままである。これは、導電パターン105に改変が加えられたことを検出回路1500が検出したことを表す。従って、基準電圧Vref3が、時刻T3における電圧V1の値未満である場合に、導電パターン105に改変が加えられたことが検出される。
次に、図16(C)を用いて、導電パターン105に改変が加えられ、導電パターン105の回路定数により定まる時定数が改変前よりも大きくなった場合の検出回路1500の動作を説明する。先程と同様に、時刻T1において、制御信号S0がローからハイに変化し、電圧V1が徐々に増加し始める。導電パターン105の時定数が改変前よりも大きいため、電圧V1は導電パターン105の改変前よりも遅く増加する。
時刻T3において、制御信号S22がローからハイに変化する。出力信号S21がローであるため、Dフリップフロップ回路DFF21のQBの出力信号S24はハイのままである。時刻T4において、制御信号S23がローからハイに変化する。出力信号S21がローであるため、Dフリップフロップ回路DFF22のQの出力信号S25はローのままである。電圧V1が基準電圧Vref3に到達する(この時刻をTiとする)と、電圧比較回路CMP21の出力信号S21はローからハイに変化する。時変数が改変前よりも大きいため、時刻Tiは事前に設定された時刻T4よりも遅い。以上のように、時刻T4を過ぎても、検出回路1500の出力信号S26はローのままである。これは、導電パターン105に改変が加えられたことを検出回路1500が検出したことを表す。従って、基準電圧Vref3が、時刻T4における電圧V1の値より大きい場合に、導電パターン105に改変が加えられたことが検出される。
検出回路1500で用いられる基準電圧Vref3及び時刻T1、T3、T4は半導体集積回路装置100の設計時に設定されてもよいし、製造時に設定されてもよいし、出荷後にユーザにより独自に設定されてもよい。これらの設定値は検出回路104に保持されてもよいし、メモリ回路102の不揮発性メモリに保持されてもよい。
次に、図9を用いて検出回路104の詳細な構成の別の例について説明する。図9は、検出回路104の別の例である検出回路900を示す。検出回路900は、図13に示される検出回路1300において、スイッチ回路SW1と電圧源VDDとの間に電流源Irefが接続されたものである。検出回路900では、導電パターン105のA点の電圧V1の収束電圧が、導電パターン105の抵抗値と電流源Irefの出力電流との積で定まる。従って、図13に示された検出回路1300に比べて、電圧V1は、電圧源VDDの電圧変動による影響を受けにくい。そのため、基準電圧Vref1と基準電圧Vref2との差を抑制することができ、検出精度を高めることができる。
次に、図10のタイミングチャートを用いて、検出回路900の動作を説明する。図10において、上側が各信号の状態を表し、下側が時間の経過に伴う導電パターン105のA点の電圧V1の変化を表す。図10は導電パターン105に改変が加えられていない場合の検出回路900の動作を説明するタイミングチャートの一例である。導電パターン105に改変が加えられた場合の検出回路900の動作は図14(b)、図14(c)と同様のため、説明を省略する。
図14(A)と同様に、時刻T1において、制御信号S0がローからハイに変化すると、スイッチ回路SW1はオンとなり、スイッチ回路SW2はオフとなる。その結果、導電パターン105のA点には電流供給ラインとして機能する電流源Irefからスイッチ回路SW1を介して電流が供給される。その後、導電パターン105のA点の電圧V1は、導電パターン105の回路定数で決定される時定数に従って、導電パターン105の寄生抵抗値と電流源Irefの電流値とにより定まる電圧に向かって徐々に増加し始める。
電圧V1が基準電圧Vref2に到達する(この時刻をTjとする)と、電圧比較回路CMP12の出力信号S12はローからハイに変化する。時刻Tjの時点では、電圧V1は基準電圧Vref1よりも低いため、電圧比較回路CMP11の出力信号S11はハイのままである。従って、AND回路AND1の出力信号S13はローからハイに変化する。時刻T5において、制御信号S14がローからハイに変化すると、AND回路AND1の出力信号S13がハイであるので、Dフリップフロップ回路DFF11の出力信号S15はローからハイに変化する。以上のように、時刻T5を過ぎると、検出回路900の出力信号S15はハイとなる。これは、導電パターン105に改変が加えられていないことを検出回路900が検出したことを表す。このように、時刻T5の時点の電圧V1の値が基準電圧Vref2以上かつ基準電圧Vref1以下である場合に、導電パターン105に改変が加えられていないことが検出される。ここで、時刻T1からT5までの時間は、電圧V1の値が収束する程度の長さに設定してもよい。
導電パターン105に改変が加えられて導電パターン105の寄生抵抗値が小さくなった場合には、電圧V1の収束電圧は基準電圧Vref2よりも小さくなる。一方で、導電パターン105に改変が加えられて導電パターン105の寄生抵抗値が大きくなった場合には、電圧V1の収束電圧は基準電圧Vref1よりも大きくなる。どちらの場合でも、時刻T5の時点で検出回路900の出力信号S15はローとなるため、導電パターン105に改変が加えられたことが検出される。
次に、図11を用いて検出回路104の詳細な構成の別の例について説明する。図11は、検出回路104の別の例として検出回路1100を示す。検出回路1100は、図15に示される検出回路1500において、スイッチ回路SW1と電圧源VDDとを電流源Irefを介して接続し、導電パターン105のB点をフローティングにしたものである。導電パターン105のB点がフローティングであるため、導電パターン105のA点の電圧V1はCV=ITの関係式に従い、時間に対して線形に増加する。ここで、Cは導電パターン105の寄生容量値であり、Iは電流源Irefの電流値であり、Tはスイッチ回路SW1をオンにしてからの経過時間である。電圧V1が時間Tに対して線形に増加することで、検出回路1500に比べて、電圧V1が電圧源VDDの変動による影響を受けにくくなる。そのため、Dフリップフロップ回路DFF21、DFF22にパルスを供給する時刻の間隔を狭くすることができ、検出精度を高めることができる。
次に、図12のタイミングチャートを用いて、検出回路1100の動作を説明する。図12において、上側が各信号の状態を表し、下側が時間の経過に伴う導電パターン105のA点の電圧V1の変化を表す。図12は導電パターン105に改変が加えられていない場合の検出回路1100の動作を説明するタイミングチャートの一例である。導電パターン105に改変が加えられた場合の検出回路1100の動作は図16(b)、図16(c)と同様のため、説明を省略する。
時刻T1において、制御信号S0がローからハイに変化すると、スイッチ回路SW1はオンとなり、スイッチ回路SW2はオフとなる。その結果、導電パターン105のA点には電流源Irefからスイッチ回路SW1を介して電流が供給される。その後、導電パターン105のA点の電圧V1は、前述のCV=ITの関係式に従って線形に増加し始める。時刻T1の時点で、電圧比較回路CMP21の出力信号S21はローであり、Dフリップフロップ回路DFF21のQBの出力信号S24はハイであり、Dフリップフロップ回路DFF22のQの出力信号S25はローである。従って、AND回路AND2の出力信号S26はローである。
時刻T6において、制御信号S22がローからハイに変化する。出力信号S21がローであるため、Dフリップフロップ回路DFF21のQBの出力信号S24はハイのままである。電圧V1が基準電圧Vref3に到達する(この時刻をTkとする)と、電圧比較回路CMP21の出力信号S21はローからハイに変化する。時刻T7において、制御信号S23がローからハイに変化する。出力信号S21がハイであるため、Dフリップフロップ回路DFF22のQの出力信号S25はローからハイに変化する。それに伴い、AND回路AND2からの出力信号S26もローからハイに変化する。以上のように、時刻T7を過ぎると、検出回路1500の出力信号S26はハイとなる。これは、導電パターン105に改変が加えられていないことを検出回路1100が検出したことを表す。
時刻T6、T7は、導電パターン105が改変されていない場合に、電圧V1が基準電圧Vref3に到達する時刻(Tk)がT6とT7の間に含まれるように事前に設定される。従って、基準電圧Vref3が、時刻T6における電圧V1の値以上であり、時刻T7における電圧V1の値以下である場合に、導電パターン105に改変が加えられていないことが検出される。
導電パターン105に改変が加えられて導電パターン105の寄生容量値が小さくなった場合には、電圧V1の単位時間当たりの増加率(dV1/dt)が大きくなる。一方で、導電パターン105に改変が加えられて導電パターン105の寄生容量値が大きくなった場合には、電圧V1の単位時間当たりの増加率(dV1/dt)が小さくなる。どちらの場合でも、時刻T7の時点で検出回路1100の出力信号S15はローとなるため、導電パターン105に改変が加えられたことが検出される。
続いて、図6を用いて導電パターン105の形状の変形例を説明する。以下に説明されるいずれの導電パターンも、半導体集積回路装置100を製造する半導体プロセスの最小加工寸法で形成しうる。また、それぞれの導電パターンのA点、B点が、図1に示される導電パターン105のA点、B点にそれぞれ対応する。
図6(A)に示される導電パターン610は、複数の矩形パターンがこの矩形パターンの幅よりも細い導電線で接続された形状を有する。この導電パターン610によれば、寄生抵抗の増大を抑制しつつ、寄生容量を増大しうる。複数の矩形のパターンの大きさは異なっていてもよい。図6(B)に示される導電パターン620は、外周部に位置するA点から渦状に中央部に向かった後、中央部から外周部に位置するB点まで渦状に向かうパターンを有する。図6(C)に示される導電パターン630は、櫛葉状のパターンを有する。図6(D)に示される導電パターン640は、1本の導電線が蛇行したパターンを有し、この導電線の中央付近にA点が位置し、両端に2つのB点が位置する。図6(E)に示される導電パターン650は櫛歯状の形状を有し、別の櫛歯状の形状を有する導電パターン651と噛み合うように配置される。導電パターン651のC点は基準電位ライン(例えばGND)に接続される。この構成によれば、導電パターン650の寄生容量を増大しうる。図6(F)に示される導電パターン660は1本の導電線が蛇行したパターンを有し、この導電パターン660に並行して導電パターン661、662が配置される。導電パターン661のC点及び導電パターン662のD点はそれぞれ基準電位ライン(例えばGND)に接続される。この構成によれば、導電パターン650の寄生容量を増大しうる。
上述の様々な実施形態によれば、半導体基板の表側に配置された回路を半導体基板の裏側から解析するため行われる導電パターンの改変を検出することが可能となる。それにより、半導体基板の表側に配置された回路を半導体基板の裏側から解析されることを検出することが可能となり、その結果として半導体集積回路装置に保持されたデータのセキュリティ性を向上することができる。また、上述した半導体基板の裏面からの解析に対する保護に加えて、表側から解析に対する保護を行ってもよい。表側からの保護は既存の技術を用いてもよいし、上述の導電パターンを半導体基板に配置された回路の上に形成して、上述のように導電パターンの改変を検出してもよい。

Claims (9)

  1. 回路ブロックが配置された第1面と、前記第1面の反対側の第2面とを有する半導体基板と、
    前記半導体基板を搭載する実装基板と、
    前記実装基板のうち、前記回路ブロックの保護対象の部分と重なる領域に配置された導電パターンと、
    前記導電パターンに改変が加えられたことを検出する検出回路と
    を有し、
    前記半導体基板の前記第2面と前記実装基板とが対向するように、前記半導体基板が前記実装基板に搭載されている
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 前記回路ブロックは、
    データを保持するためのメモリ回路と、
    前記メモリ回路に保持されるデータへのアクセスを制御する制御回路と、
    を有し、
    前記制御回路は、前記導電パターンに改変が加えられたことが検出された場合に、前記メモリ回路に保持されているデータをリセットするか、前記メモリ回路に保持されているデータへのアクセスを禁止するかの何れかを行うことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  3. 前記検出回路は、前記導電パターンの第1部分が電圧源に接続された状態と接続されていない状態とを切り替えるスイッチ回路を有し、
    前記導電パターンの第2部分は基準電位ラインに接続され、
    前記検出回路は、前記第1部分が前記電圧源に接続された状態から接続されていない状態に変化した場合に、前記第1部分の電圧が変化するか否かを判定し、変化しなかった場合に、前記導電パターンに改変が加えられたことを検出する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記検出回路は、
    前記導電パターンに接続され、前記導電パターンの回路定数により決定される発振周波数で発振する発振回路を有し、
    前記発振回路の発振周波数が事前に設定された範囲に含まれるか否かを判定し、前記発振周波数が事前に設定された範囲に含まれない場合に、前記導電パターンに改変が加えられたことを検出する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体集積回路装置。
  5. 前記導電パターンの第1部分の電位を基準電位にリセットするリセット部と、
    前記第1部分を電流源に接続する接続部と
    を更に有し、
    前記検出回路は、前記第1部分の電位を基準電位にリセットした後に前記第1部分を前記電流源に接続してから一定時間経過後の前記第1部分の電圧が事前に設定された範囲に含まれるか否かを判定し、前記一定時間経過後の電圧が前記事前に設定された範囲に含まれない場合に前記導電パターンに改変が加えられたことを検出し、
    前記第1部分の電圧の変化は、前記導電パターンの回路定数に依存する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体集積回路装置。
  6. 前記検出回路は、
    前記導電パターンの第1部分を電流源に接続する接続手段と、
    前記第1部分を基準電位にリセットするリセット手段と
    を有し、
    前記検出回路は、前記第1部分を基準電位にリセットした後に前記第1部分に電流を接続してから一定時間経過後の前記第1部分の電圧が事前に設定された範囲に含まれるか否かを判定し、前記一定時間経過後の電圧が前記範囲に含まれない場合に前記導電パターンに改変が加えられたことを検出し、
    前記第1部分の電圧の変化は、前記導電パターンの回路定数に依存する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体集積回路装置。
  7. 前記導電パターンの第2部分が基準電位ラインに接続されることを特徴とする請求項6に記載の半導体集積回路装置。
  8. 前記第1部分の電位が基準電位にリセットされた後に前記導電パターンがフローティングにされることを特徴とする請求項6に記載の半導体集積回路装置。
  9. 前記回路定数は、前記導電パターンの寄生抵抗と寄生容量とを含むことを特徴とする請求項4乃至8の何れか1項に記載の半導体集積回路装置。
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