JP2012051131A - チューブ支持体およびインクジェット記録装置 - Google Patents

チューブ支持体およびインクジェット記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】引張り力に対しチューブの位置ずれを有効に防止することができると共に、引張り力の解除に伴って、チューブを元の状態に戻すことができる。
【解決手段】支持位置からの延在方向が所定の角度範囲A内に規制されたインクチューブ52に、延在方向の引張り力が作用したときに、インクチューブ52を延在方向にズレ止め状態に支持するチューブ支持体71、72、106であって、インクチューブ52が湾曲状態で接触すると共に、インクチューブ52との間に引張り力に抗する摩擦力を発生させる摩擦接触面81a、91a、107aを有し、摩擦接触面81a、91a、107aは、上記角度範囲A内の任意の方向からの引張り力に対し、接触力となる分力を生じさせる湾曲形状に形成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、支持位置からの延在方向が所定の角度範囲内に規制されたチューブに、延在方向の引張り力が作用したときに、チューブを延在方向にズレ止め状態に支持するチューブ支持体およびインクジェット記録装置に関するものである。
従来、チューブ支持体として、チューブを挿入するチューブ受入れ口を有し、チューブの外周面とチューブ受入れ口の内周面との接触によって、チューブを支持するものが知られている(特許文献1参照)。
特開2006−231837号公報
ところで、このような構成では、チューブに引張り力が作用すると、チューブ外周面とチューブ受け口内面との摩擦等によって、チューブが寸法変形しつつ応力が拮抗する状態になるが、この状態で引張り力を解除されても、チューブにかかる摩擦等によって、寸法変形が完全には元に戻らず、寸法変化が一部維持されてしまう。すなわち、上記の構成では、引張り力が解除されても、残留応力が働き続けることになるため、チューブの断面積が変化してしまうだけでなく、チューブが老朽化しやすく、また破損しやすいという問題があった。
本発明は、引張り力に対しチューブの位置ずれを有効に防止することができると共に、引張り力の解除に伴って、チューブを元の状態に戻すことができるチューブ支持体およびインクジェット記録装置を提供することを課題としている。
本発明のチューブ支持体は、支持位置からの延在方向が所定の角度範囲内に規制されたチューブに、延在方向の引張り力が作用したときに、チューブを延在方向にズレ止め状態に支持するチューブ支持体であって、チューブが湾曲状態で接触すると共に、チューブとの間に引張り力に抗する摩擦力を発生させる摩擦接触面を有し、摩擦接触面は、角度範囲内の任意の方向からの引張り力に対し、接触力となる分力を生じさせる湾曲形状に形成されていることを特徴とする。
この場合、チューブが、インクジェットヘッドにインクを供給するインクチューブであることが好ましい。
この場合、チューブが、シリコンゴム製であることが好ましい。
これらの構成によれば、引張り力が作用すると、摩擦接触面に接触力となる分力が生じ、この分力に応じた強い摩擦力が発生する。これによって、チューブが寸法変化しつつ、ズレ止め状態で強固に支持される。一方、引張り力が解除されると、当該分力もなくなってチューブは自由状態となり、チューブの寸法変化が元に戻り、応力が解除される。このように、引張り力に対しチューブの位置ずれを有効に防止することができると共に、引張り力の解除に伴って、チューブを元の状態に戻すことができる。そのため、チューブの老朽化や破損を抑制することができる。
本発明のインクジェット記録装置は、インクジェットヘッドを有する記録装置本体と、記録装置本体に対し着脱自在に連結され、インクタンクを有するタンクユニットと、タンクユニットから記録装置本体に渡した架設チューブ部を有し、インクタンクとインクジェットヘッドとを接続するインクチューブと、記録装置本体およびタンクユニットの少なくとも一方に設けられ、架設チューブ部の基部を支持する請求項2または3に記載のチューブ支持体を有するズレ止め部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他のインクジェット記録装置は、インクジェットヘッドを有する記録装置本体と、記録装置本体に対し着脱自在に連結され、インクタンクを有するタンクユニットと、タンクユニットから記録装置本体に渡した架設チューブ部を有し、インクタンクとインクジェットヘッドとを接続するインクチューブと、記録装置本体に設けられ、架設チューブ部の記録装置本体側基部を支持する上記のチューブ支持体を有する第1ズレ止め部と、タンクユニットに設けられ、架設チューブ部のタンクユニット側基部を支持する上記のチューブ支持体を有する第2ズレ止め部と、を備えたことを特徴とする。
これらの構成によれば、チューブの老朽化や破損を抑制することができるチューブ支持体を、記録装置本体と記録装置本体に装着自在とするタンクユニットとを接続するインクチューブに対し用いることで、安定性の高いインクジェット記録装置を提供することができる。特に、不慮の引張り力によって、記録装置本体側の流路継手またはタンクユニット側の流路継手からインクチューブが抜けてしまうことを、有効に防止することができる。
上記のインクジェット記録装置において、第1ズレ止め部は、記録装置本体の下部に設けられ、第2ズレ止め部は、タンクユニットの下部に設けられ、架設チューブ部は、上方に逆「U」字状に架設されていることが好ましい。
この構成によれば、架設チューブ部が、上方に逆「U」字状(すなわち、山形)に架設されていることで、タンクユニットと記録装置本体との間で、架設チューブ部にスペース効率良く遊びを持たせることができる。そのため、インクチューブの引張りが遊び部分によって相殺され、引張り力が発生することを抑制することができる。また、分離したタンクユニットの移動可能範囲を広くすることができ、利便性を向上することができる。
この場合、第2ズレ止め部は、チューブ支持体に対向して配設され、インクチューブをチューブ支持体との間に位置規制する受け部材を、更に有していることが好ましい。
この構成によれば、チューブ支持体(摩擦接触面)に対向し、チューブ支持体と供してインクチューブを位置規制する受け部材を設けることで、引張り力が解除された状態でも、インクチューブを所定の位置に位置規制することができる。
この場合、インクチューブの複数本が並列に配管され、摩擦接触面は、複数本のインクチューブにおける複数本の架設チューブ部の並列方向に延在し、当該複数本の架設チューブ部に同時に接触することが好ましい。
この構成によれば、単一のチューブ支持体(摩擦接触面)によって、複数本の架設チューブ部を同時に支持することができるため、インクジェット記録装置を簡単な構成にすることができる。
この場合、第2ズレ止め部の複数個が、架設チューブ部の延在方向に隣接してタンクユニットに設けられ、複数個の第2ズレ止め部の各摩擦接触面は、架設チューブ部に対し相互に異なるせん断方向から接触することが好ましい。
この構成によれば、第2ズレ止め部を、架設チューブ部の延在方向に複数個配設し、相互に異なるせん断方向から接触させることで、より広い角度範囲からの引張り力に対応させることができる。
本実施形態に係るインクジェット記録装置を示した斜視図である。 インクジェット記録装置を示した断面図である。 インク供給部周りを示した斜視図である。 タンクユニットを示した断面図である。 タンクユニットを示した底面図である。 バルブユニット周りを示した分解斜視図である。 摩擦接触面が接触したインクチューブに、引張り力が発生した際の作用を示した説明図である。 中間継手を示した斜視図である。 ガイドユニット周りを示した斜視図である。 (a)は、チューブ保持部材を示した斜視図であり、(b)および(c)は、チューブ保持部材を示した断面図である。 チューブ保持部材へのインクチューブの組込作業を示した説明図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の一実施形態に係るインクジェット記録装置について説明する。このインクジェット記録装置は、いわゆるCISS(Continuous Ink Supply System)方式のインクジェットプリンターであり、インクジェットヘッド(キャリッジ)を左右方向に主走査すると共に、印刷用紙を前後方向に副走査して、印刷用紙に画像データを印刷するものである。
図1は、インクジェット記録装置1を示した斜視図である。ここでは、図1中の奥・手前方向をX軸方向とし、X軸方向に直交する図1中の左右方向をY軸方向として説明をすすめる。
図1に示すように、インクジェット記録装置1は、記録装置本体2と、記録装置本体2に着脱自在に連結されたタンクユニット3とから成り、記録装置本体2およびタンクユニット3には、インクジェット記録装置1の各構成要素が搭載されている。具体的には、インクジェット記録装置1は、印刷用紙(単票紙)をX軸方向(搬送方向)に搬送する搬送部11と、搬送されていく印刷用紙に上側に臨み、当該印刷用紙に印刷処理を行う印刷部12と、オフキャリッジタイプのY・M・C・K各色のインクタンク51を有し、印刷部12に対しY・M・C・K各色のインクを供給するインク供給部13と、を備えている。記録装置本体2には、搬送部11および印刷部12とインク供給部13の一部とが搭載されており、タンクユニット3には、Y・M・C・K各色のインクタンク51を含むインク供給部13の一部が搭載されている。
タンクユニット3に貯留されているY・M・C・K各色のインクは、後述するインクチューブ52を介して印刷部12のインクジェットヘッド43に自然水頭で送られ、インクジェットヘッド43のインク吐出を伴う主走査と、印刷用紙の副走査(間欠送り)により、印刷用紙に印刷画像を形成する。
記録装置本体2は、箱型の装置ケース15(図1中では、上ケースを省略している)によって外郭を成し、その上ケースの左側の側壁にはタンクユニット3を装着するための前後一対の被係合部(図示省略)が形成されている。一方、タンクユニット3は、箱型のユニットケース17によって外郭を成し、その右側の側壁に被係合部に係合する前後一対の係合部17aが形成されている。すなわち、当該係合部17aを被係合部に上側から係合させて、タンクユニット3を記録装置本体2に着脱自在に装着するようになっている。これにより、インクチューブ52を接続したまま、タンクユニット3を、記録装置本体2に対し着脱自在に連結する。なお、タンクユニット3は、常時、縦置き姿勢(インク供給姿勢)で記録装置本体2に装着されており、各インクタンク51にインクを補充するときには、記録装置本体2から離脱させ横置き姿勢にする(インク補充姿勢)。
図1および図2に示すように、搬送部11は、印刷用紙を右揃えでセットする用紙トレイ21と、用紙トレイ21から印刷用紙を1枚ずつ分離して送り出す分離ローラー22と、分離ローラー22の下流側に位置し、印刷用紙を搬送経路Rに沿って印刷部12に送り込む給紙ローラー23、23(ニップローラー)と、給紙ローラー23、23の下流側に位置し、印刷部12(ヘッドユニット42)に対向するプラテン24と、プラテン24の下流側に位置し印刷用紙を上側からガイドするガイドローラー25と、ガイドローラー25の下流側に位置し、印刷用紙を排紙口(図示省略)から排紙する排紙ローラー26、26(ニップローラー)と、ガイドローラー25および上側の排紙ローラー26を支持する排紙フレーム27と、を備えている。
この場合、給紙ローラー23、23は、印刷用紙の送りを制御する(副走査)メインローラーとして機能し、排紙ローラー26、26はプラテン24の上側に臨んだ印刷用紙に張力(テンション)を付与するテンションローラー(スリップメーラー)として機能する。また、ガイドローラー25は、送られてくる印刷用紙の先端を押さえ、ジャミングを防止する。分離ローラー22によって用紙トレイ21から導入された印刷用紙は、給紙ローラー23、23、ガイドローラー25および排紙ローラー26、26により、搬送経路Rに沿ってX軸方向に搬送され、印刷された後、排紙口から排紙される。この場合、印刷時の印刷用紙の送りは、間欠送り、すなわち副走査における改行送りとなる。
印刷部12は、装置フレーム16に支持されると共にY軸方向に幅一杯に延在するガイドフレーム31と、ガイドフレーム31に往復動自在に支持されたキャリッジユニット32と、キャリッジユニット32をガイドフレーム31に沿って往復動させるキャリッジ移動機構(図示省略)と、を備えている。そして、このキャリッジユニット32に、インクジェットヘッド43が搭載されている。
ガイドフレーム31は、断面「C」字状に形成されており、キャリッジユニット32(キャリッジ41)の係合スライダー部41aは、ガイドフレーム31に掛け止めされるようにして片持ちで且つ延在方向(Y軸方向)に往復動自在に、すなわちスライド自在に支持されている。キャリッジ移動機構は、ガイドフレーム31に沿って延在するタイミングベルトと、タイミングベルトを架け渡した主動プーリおよび従動プーリと、タイミングベルトとキャリッジユニット32(キャリッジ41)とを連結する連結固定部と、主動プーリを駆動するキャリッジモーターと、を備えている(いずれも図示省略)。キャリッジモーターが正逆回転すると、タイミングベルトを介してキャリッジユニット32がY軸方向(左右方向に往復動する。この往復動に伴って、キャリッジユニット32のインクジェットヘッド43が吐出駆動することにより、いわゆる主走査が行われる。
キャリッジユニット32は、係合スライダー部41aを介してガイドフレーム31に往復動自在に支持された箱状のキャリッジ41と、キャリッジ41に組み込まれたヘッドユニット42と、を備えている。ヘッドユニット42は、Y・M・C・Kの各色のインク滴を吐出する4連のノズル列を有するインクジェットヘッド43と、インクジェットヘッド43に上側から直接接続されると共に、インクチューブ52の下流端が接続されたY・M・C・K各色の接続アダプター44と、を有している。インクジェットヘッド43は、相互に平行に且つX軸方向に延在したY・M・C・K4つのノズル列(図示省略)を有し、搬送されていく印刷用紙に対し所定のペーパーギャップを存して下向きに配設されている。各接続アダプター44は、インクバッファやインクフィルター等を内蔵し、その上部には、インクチューブ52を接続するための流入継手44aを有している。なお、接続アダプター44は、インクカートリッジと略同一の外観形状を有しており、キャリッジユニット32(記録装置本体2)は、インク貯留部をオンキャリッジ/オフキャリッジで共用できるようになっている。
印刷処理では、搬送部11によって印刷用紙を間欠的に搬送し(副走査動作:改行送り)、印刷用紙の要印刷領域をインクジェットヘッド43に下側から臨ませると共に、インクジェットヘッド43を駆動しつつ、キャリッジ移動機構によって、キャリッジユニット32を往動および/または復動して(主走査動作)、印刷用紙に画像データを印刷する。なお、印刷開始までの給紙動作、および印刷終了から後の排紙動作では、印刷用紙は連続送りされる。
図1および図3に示すように、インク供給部13は、Y・M・C・K各色のインクタンク51と、Y・M・C・K各色に対応し各インクタンク51と、ヘッドユニット42(各接続アダプター44の流入継手44a)とを接続する4本のインクチューブ(チューブ)52と、4本のインクチューブ52の経路をガイドするガイド機構53と、を備えている。また、インク供給部13は、タンクユニット3の下部に内蔵され、4本のインクチューブ52の上流端部において流路を開閉する手動のバルブユニット54と、タンクユニット3の下部に添設され、インクタンク51側の継手(後述の流出継手51b)の抜止めを行うタンク側抜止め部材55と、記録装置本体2内の下部に内蔵され、記録装置本体2側の継手(後述の中間継手57)の抜止めを行う本体側抜止め部材(ズレ止め部、第1ズレ止め部)56と、記録装置本体2内に設けられ、記録装置本体2側の接続継手として4本のインクチューブに介設された中間継手57と、を備えている。
図4はタンクユニット3を示した断面図であり、図5はタンクユニット3を示した底面図である。図4および図5に示すように、各インクタンク51は、それぞれ対応する色のインクを貯留し、X軸方向に並列して配設されている。各インクタンク51は、タンク本体51aと、タンク本体51aの下部に形成され、Y軸方向に突出する流出継手51bと、を有している。そして、各流出継手51bに、各インクチューブ52の上流端が差込み接合されている。
図1および図3に示すように、4本のインクチューブ52は、シリコンゴム製であり、水平方向に並列に配管されている。また、4本のインクチューブ52は、ガイド機構53にガイドされて、各インクタンク51からヘッドユニット42まで引き回されている。さらに、4本のインクチューブ52には、延在方向の複数箇所に、4本のインクチューブ52を並列に連結する連結体60が設けられており、並列の整列配置した状態で配管されている。
上流端を、流出継手51bを介して各インクタンク51に接続された各インクチューブ52は、タンクユニット3から上方に大きく湾曲して記録装置本体2に渡り、中間継手57を経て、記録装置本体2内を横断するように配管され、記録装置本体2内の右部で上側にUターンし、更に奥側にターンしてその下流端を流入継手44aを介して各接続アダプター44に接続されている。
そして、流出継手51bから中間継手57に至るインクチューブ52のタンク側チューブ52aは、両基端側をそれぞれ上記のタンク側抜止め部材55および本体側抜止め部材56に支持された状態で、タンクユニット3から記録装置本体2に架け渡された架設チューブ部61を有している。また、中間継手57から流入継手44aに至るインクチューブ52のヘッド側チューブ52bは、横Uターン形状を成して記録装置本体2内を横断するように配管されたUターン状チューブ部62と、Uターン状チューブ部62の下流側に連なり、キャリッジユニット32に向って水平面内で「L」字状に湾曲した湾曲チューブ部63と、を有している。
架設チューブ部61は、上流側をタンク側抜止め部材55に、下流側を本体側抜止め部材56に支持されており、タンクユニット3から記録装置本体2に上方に逆「U」字状(山形)に架設されている。架設チューブ部61の上流側に位置するタンク側チューブ52aには、上記のバルブユニット54が臨んでいる。架設チューブ部61の下流側に位置するタンク側チューブ52aは、本体側抜止め部材56の直近の下流側で中間継手57に接続されている。
一方、Uターン状チューブ部62は、キャリッジユニット32の往復動領域の前方のエリア、すなわち上記の排紙フレーム27の直上エリアにおいて、横Uターン形状に配管されている。この場合、Uターン状チューブ部62は、中間継手57側(インクタンク51側)を固定側とし、キャリッジ41側を可動側として、下方から上方に引き回された横Uターン形状を維持しつつ、キャリッジ41の往復動に伴って追従変形するようになっている。すなわち、Uターン状チューブ部62は、キャリッジユニット32の往復動軌跡と平行に配管されており、キャリッジユニット32の往復動に伴って移動する可動側を中心に、横Uターン形状を維持しつつ追従変形する。
湾曲チューブ部63は、Uターン状チューブ部62から延在し、水平面内に垂直に湾曲して引き回された後、下流端が流入継手44aを介して各接続アダプター44に接続されている。そして、Uターン状チューブ部62と湾曲チューブ部63との境界部分には、ヘッド側チューブ52bをキャリッジ41に固定するチューブ保持部材122(詳細は、後述する)が配設されている。
なお、インクチューブ52(タンク側チューブ52aおよびヘッド側チューブ52b)の周面には、周方向の1の位置に延在方向に連続する線状のマーク(図示省略)が設けられている。当該マークは、各チューブ部61、62、63を組み付ける際に、視認によりインクチューブ52の捩れの有無を判別するためのものであり、例えば架設チューブ部61は、逆「U」字形状の内側に、Uターン状チューブ部62および湾曲チューブ部63は、Uターン形状の内側に、それぞれ当該マークがくるように配管されている。これにより、引き回しの際のインクチューブ52のあばれが抑制される。
図6は、バルブユニット54周りを示した分割斜視図である。図4、5および6に示すように、バルブユニット54は、タンクユニット3の底部に内蔵されており、4本のインクチューブ52(架設チューブ部61)の上流端部に上側から臨んでいる。バルブユニット54は、4本のインクチューブ52を位置規制して横並びに整列させる位置規制部66と、位置規制した4本のインクチューブ52に臨み、当該4本のインクチューブ52を同時に押し潰して(ピンチ)全流路を閉塞するバルブ本体67と、バルブ本体67による流路の開閉(バルブ本体67の進退)を操作するためのカムを有する操作レバー68と、これらを支持する略方形のバルブフレーム69と、を備えている。このバルブユニット54は、インク供給部13に液漏れ等の不具合が生じる虞があるとき、例えばインクの補充時や搬送時に、ユーザーの操作によって流路を強制的に閉塞するものである。
タンク側抜止め部材55は、バルブフレーム69の側壁に添設されており、架設チューブ部61のタンクユニット3側基部において、4本のインクチューブ52をバルブフレーム69の側壁に沿って上方に引き回しつつ、S字形状に湾曲させた状態で支持している。具体的には、各インクチューブ52のS字形状の上流側湾曲部分(バルブフレーム69から見て凸湾曲部分)を湾曲状態に支持する下チューブ支持体(チューブ支持体)71と、4本のインクチューブ52を覆うように、下チューブ支持体71とは逆側から、且つインクチューブ52のS字形状の下流側湾曲部分(バルブフレーム69から見て凹湾曲部分)を湾曲状態に支持する上チューブ支持体(チューブ支持体)72と、上チューブ支持体72と一体に形成され、下チューブ支持体71に対峙する受け部材73と、を有している。すなわち、下チューブ支持体71の支持位置(インクチューブ52との接触位置)と上チューブ支持体72の支持位置(インクチューブ52との接触位置)とは、インクチューブ52の延在方向(上下方向)に位置ズレして配設されている。なお、上チューブ支持体72に対峙する受けは、上記のユニットケース17の一部が兼ねている。
下チューブ支持体71は、バルブユニット54から水平に突出したインクチューブ52の経路を上方に導くと共に、インクチューブ52の延在方向からの引張り力が作用したときに、インクチューブ52を延在方向にズレ止め状態に支持する。具体的には、4本のインクチューブ52が湾曲状態で接触し、4本のインクチューブとの間に引張り力に抗する摩擦力を発生させる摩擦接触面81aを有した摩擦接触部81と、当該摩擦接触面81aから突出し、受け部材73との間のスペーサを兼ねると共に、4本のインクチューブ52を整列配置するための複数の隔板部82と、摩擦接触部81をバルブフレーム69の側壁に固定するための固定部83と、で一体に形成されている。
一方、受け部材73は、下チューブ支持体71に対向し、4本のインクチューブ52を下チューブ支持体71との間で位置規制する位置規制板部84と、バルブフレーム69の側壁に形成された被係合部69aに係合する前後一対の係合部85と、を有している。なお、下チューブ支持体71の隔板部82は、4本のインクチューブ52を幅規制すると共に、受け部材73への当てとなる。このため、取付け状態の受け部材73により、4本のインクチューブ52が潰れることはない。
上チューブ支持体72は、下チューブ支持体71と同様に、インクチューブ52の延在方向からの引張り力が作用したときに、インクチューブ52を延在方向にズレ止め状態に支持する。具体的には、上チューブ支持体72は、4本のインクチューブ52が湾曲状態で接触し、4本のインクチューブとの間に引張り力に抗する摩擦力を発生させる摩擦接触面91aを有した摩擦接触部91と、当該摩擦接触面91aから突出し、インクチューブ52を避けてユニットケース17の側壁に当接する前後一対の当接ピン(図示省略)と、摩擦接触部91をユニットケース17に固定するための前後一対の支持体固定ネジ93、93と、を備えている。すなわち、ユニットケース17の側壁が、4本のインクチューブ52を上チューブ支持体72との間で位置規制する。また、上チューブ支持体72の一対の当接ピンにより、4本のインクチューブ52が潰れることはない。なお、請求項にいう「受け部材」の1個は、ユニットケース17の側壁により、構成されている。
このように構成された下チューブ支持体71および上チューブ支持体72(および受け部材73)は、下チューブ支持体71が、バルブフレーム69の側壁に突設した位置決め用の複数突起により位置決めされ、上チューブ支持体72がその係合部85でバルブフレーム69の被係合部69aに掛け止めされ、更に上部で支持体固定ネジ93により、ユニットケース17にねじ止めされることで、インクチューブ52と共にタンクユニット3に固定されている。
下チューブ支持体71および上チューブ支持体72の摩擦接触面81a、91aは、4本にインクチューブ52の並列方向に延在し、4本のインクチューブ52に同時に接触する。また、摩擦接触面81a、91aは、インクチューブ52の延在方向から引張り力が作用したときに、接触力となる分力を発生させる湾曲形状を有している。例えば、図7(a)に示すように、インクチューブ52が湾曲状態で摩擦接触面81a、91aに接触している際、下流側から引張り力が発生すると、引張り力に伴って、摩擦接触面81a側に接触力となる分力を生じさせる。この接触力が強固な摩擦力を発生させ、延在方向に対する強固な位置規制となる。インクチューブ52は、各支持位置からの上流側および下流側において、所定の角度範囲A内に規制されているため、当該角度範囲Aからの任意の引張り力に対し、上記摩擦力を発生させる湾曲形状に形成されている(図7(b)および(c)参照)。具体的には、インクチューブ52は、下チューブ支持体71の支持位置からは、上流側がバルブユニット54の位置規制部66に位置規制され、下流側が上チューブ支持体72およびユニットケース17の側壁に位置規制されている。上チューブ支持体72の支持位置からは、上流側が下チューブ支持体71および受け部材73に位置規制され、下流側が記録装置本体2側に逆「U」字状に引き回されているため、記録装置本体側上方に位置規制されている。各摩擦接触面81a、91aは、これらの位置規制による延在方向の角度範囲Aに対応して形成されている。
このように、下チューブ支持体71および受け部材73と、上チューブ支持体72およびユニットケース17の側壁と、によって、2連で延在方向のズレ止め(位置規制)を行い、その結果、タンク側チューブ52aの流出継手51bの抜止めとして機能する。なお、下チューブ支持体71および受け部材73により、請求項にいう「ズレ止め部」および「第2ズレ止め部」の1個を構成し、上チューブ支持体72およびユニットケース17の側壁により、「ズレ止め部」および「第2ズレ止め部」の1個を構成している。
図1および図3に示すように、本体側抜止め部材56は、装置フレーム16のタンクユニット3側の側壁と後述のチューブガイド111との間に配設されたチューブ支持体106を有している。チューブ支持体106は、延在方向からの引張り力が作用したときに、架設チューブ部61の記録装置本体2側基部を延在方向にズレ止め状態に支持する。具体的には、4本のインクチューブ52が湾曲状態で下側から接触し、4本のインクチューブ52との間に引張り力に抗する摩擦力を発生させる摩擦接触面107aを有した板状の摩擦接触部107と、4本のインクチューブ52に左右側方から臨み、4本のインクチューブ52の幅規制を行うと共に、摩擦接触部107のサイドプレートを兼ねる板状の左右一対の幅規制板部108、108と、を備えている。当該摩擦接触部107および一対の幅規制板部108、108は、一体に形成されている。
チューブ支持体106の摩擦接触面107aは、4本のインクチューブ52の並列方向に延在し、4本のインクチューブ52に同時に接触する。また、摩擦接触面107aは、下チューブ支持体71および上チューブ支持体72と同様、インクチューブ52の延在方向となる所定の角度範囲Aからの任意の引張り力に対し、接触力となる分力を発生させる湾曲形状に形成されている。具体的には、インクチューブ52は、チューブ支持体106の支持位置からは、上流側がタンクユニット3側に逆「U」字状に引き回されているため、タンクユニット3側上方に位置規制され、下流側が中間継手57(各流入側ポート101)に位置規制されている。当該摩擦接触面107aは、これらの位置規制による延在方向の角度範囲Aに対応して形成されている。言い換えれば、装置フレーム16のタンクユニット3側の側壁と、中間継手57との間で、インクチューブ52は、インクチューブ52の長さが最短となる直線状には配置されないで、チューブ支持体106の摩擦接触部107を使って、湾曲させて配置されている。したがって、タンクユニット3側の側壁を介して外側からインクチューブ52が引っ張られた際に、摩擦接触部107の摩擦接触面107aによって、インクチューブ52に引張り力に対して接触力が発生するので、引張り力が中間継手57まで伝わることが無く、インクチューブ52が中間継手57から外れることを防ぐことができる。特に本実施形態のような、記録装置本体2とタンクユニット3とを備えたインクジェット記録装置1の場合、記録装置本体2から飛び出しているインクチューブ52がインクの交換の際や使用者の接触等によって、無意識に中間継手7に対して引っ張られることが多くなる。しかしながら本発明のような構成をとることにより、インクチューブ52が中間継手57から外れてしまうことを防ぐことができる。
図8に示すように、中間継手57は、Uターン状チューブ部62の固定側で、架設チューブ部61とUターン状チューブ部62との間に介設されている。中間継手57は、4本のインクチューブに対応した4個の流入側ポート101と、これに対応した4個の流出側ポート102と、4個の流入側ポート101および4個の流入ポートを連結する板状の連結部103と、連結部103に形成され、後述のチューブガイド111の突起に係合する係合溝104と、連結部103の両側に設けた係止突起105と、を有している。
中間継手57は、係止突起105の部分でチューブガイド111にスナップインで係止され、チューブガイド111から脱落しないようになっている。また、係合溝104により、上下を誤ってチューブガイド111に装着されるのを防止している。そして、各流入側ポート101には、各タンク側チューブ52a(架設チューブ部61)の下流端が差込み接合され、各流出側ポート102には、各ヘッド側チューブ52b(Uターン状チューブ部62)の上流端が差込み接合されている。このように構成された中間継手57により、タンク側チューブ52aとヘッド側チューブ52bとを別々に交換できるようになっている。
図1および図3に示すように、ガイド機構53は、キャリッジ41の往復動軌跡に平行に(Y軸方向に)延在し、Uターン状チューブ部62を下側から受けるチューブガイド111と、固定側おいてUターン状チューブ部62をチューブガイド111に固定する固定部材112と、Uターン状チューブ部62に添設した可とう性の保護プレート113と、Uターン状チューブ部62の可動端部をキャリッジユニット32上に保持すると共に、湾曲チューブ部63の湾曲形状をガイドするガイドユニット114と、を備えている。
チューブガイド111は、一体の板金で形成されており、Y軸方向(キャリッジユニット32の往復動方向)に延在して、4本のインクチューブ52を下側から受ける構造となっている。具体的には、チューブガイド111は、Y軸方向に延在し4本のインクチューブ52を受ける底板部116と、底板部116の両側端部から立ち上がる左右一対のリブ板部117、117と、を有している。また、チューブガイド111(底板部116)は、所定の間隙を存して、搬送部11(上側の排紙ローラー26や排紙フレーム27)の上方に配設されている。
また、チューブガイド111には、そのタンクユニット3側端部に中間継手57が取り付けられている。このため、チューブガイド111のこの部分(リブ板部117)には、中間継手57を上側からスナップインで装着するための一対のコ字状ガイド120、120が取り付けられている。また、チューブガイド111の底板部116には、中間継手57の係合溝104が係合する突起が設けられている。
固定部材112は、チューブガイド111を受けとして4本のインクチューブ52を押さえるように固定する押圧固定部118と、押圧固定部118をチューブガイド111にネジ固定する締結ネジ119と、を備えている。固定部材112は、4本のインクチューブ52を、Uターン状チューブ部62の固定側で、チューブガイド111に固定している。具体的には、Uターン状チューブ部62の非可動領域の上流端で、4本のインクチューブ52を固定している。これによって、インクチューブ52の変形を安定させることができると共に、中間継手57(流出側ポート102)におけるUターン状チューブ部62の抜けを防止している。
保護プレート113は、一端をチューブガイド111に固定され、他端をキャリッジ41上に保持されており、キャリッジユニット32の往復動に伴って、4本のインクチューブ52(Uターン状チューブ部62)と一緒に追従変形する。また、保護プレート113は、Uターン状チューブ部62のR部分に外側から沿設し、Uターン状チューブ部62が、図1中右側や上側の他の構成部材(例えば、装置ケース15のの側壁や天壁)に接触することを防止している。すなわち、保護プレート113は、チューブ担持体(ケーブルベア(登録商標))の機能を有している。また、図示では省略したが、保護プレート113には、適宜箇所にUターン状チューブ部62を縛る紐が設けられている。
図9に示すように、ガイドユニット114は、湾曲チューブ部63を同一平面内において直角に湾曲させてヘッドユニット42に導くガイド部材121と、ガイド部材121の上流側近傍に設けられ、Uターン状チューブ部62の可動端部を上記同一平面内において保持するチューブ保持部材122と、を備えている。ガイド部材121およびチューブ保持部材122は、キャリッジ41に固定されている。
ガイド部材121は、キャリッジ41に設けられ、インクチューブ52を2本ずつガイドする2個の個別ガイド溝126、126から成るガイド溝127を有したガイド本体128と、2個の個別ガイド溝126、126にそれぞれ形成され、ガイド本体128を受けとして各インクチューブ52を押える各一対の押え片129、129と、2個の個別ガイド溝126、126の開放面全域を覆い、ガイド本体128を受けとして各インクチューブ52を押える板状の全域押えプレート130と、を備えている。なお、ガイド本体128をキャリッジ41と一体に成形するようにしてもよい。
ガイド溝127は、横並びの4本のインクチューブ52を水平面且つ同一平面内において湾曲させるものであり、隣接する2本のインクチューブ52宛て1つの個別ガイド溝126(すなわち、2個の個別ガイド溝126、126)を有している。各個別ガイド溝126は、断面角型に凹設され且つガイドする湾曲形状に沿って延在形成されており、横並びにした2本のインクチューブ52の幅より若干幅狭に形成されている。すなわち、各個別ガイド溝126は、それぞれ2本のインクチューブ52を横並びに嵌入する形で、2本のインクチューブ52を支持しガイドする。
各一対の押え片129、129は、各個別ガイド溝126の下流端部(延在方向前端部)に形成されており、各個別ガイド溝126の両側壁上端から内側に延びて形成されている。すなわち、両側壁上端から内側に延びた一対の押え片129、129が、各インクチューブ52の上面に接触して、各インクチューブ52を下側に押えている。そして、一対の押え片129、129は、個別ガイド溝126の延在方向に対し相互に位置ズレして配設されている。なお、図中の符号128aは、一対の押え片129、129を成形する際の金型の抜き孔である。
全域押えプレート130は、2個の個別ガイド溝126、126の開放口全域を覆うものであり、具体的には、ガイド本体128の上面全域を覆う平面形状に形成されている。すなわち、開放面全域を覆う全域押えプレート130が、各インクチューブ52の上面に接触して、各インクチューブ52を下側に押えている。全域押えプレート130は、保護プレート113の可動端部と一体形成されており(言い換えると、保護プレート113の延長部分)、チューブ保持部材122と、ガイド本体128上に形成された係止片128bとによって、ガイド本体128の上面に係止されている。なお、全域押えプレート130は、ガイド本体128および湾曲チューブ部63を保護する保護カバーとしても機能している。
図9および図10に示すように、チューブ保持部材122は、キャリッジ41に固定された支持ベース131と、支持ベース131に固定され、4本のインクチューブ52を横並びに保持すると共に保護プレート113の可動端部を保持するチューブホルダ132と、チューブホルダ132を支持ベース131に固定する固定ネジ140と、を備えている。すなわち、支持ベース131は、チューブホルダ132を介して、4本のインクチューブ52と保護プレート113とを支持している。
チューブホルダ132は、4本のインクチューブ52を受けるチューブ受け面136を有したチューブ受け部材137と、チューブ受け部材137に対しスナップイン形式で装着され、横並びの4本のインクチューブ52をチューブ受け面136との間に押えるチューブ押え部材138と、を備えている。なお、チューブホルダ132を支持ベース131に固定する際には、チューブホルダ132を上下反転させて固定される。すなわち、チューブ受け部材137を上としチューブ押え部材138を下として、支持ベース131に固定される。
チューブ受け部材137は、横並びの4本のインクチューブ52と保護プレート113とを受けるチューブ受け面136と、チューブ受け面136の両側端部に位置し、横並びの4本のインクチューブ52を幅規制により整列する左右一対の整列壁部139、139と、一対の整列壁部139の外側に位置し、チューブ押え部材138の被係合部151、151に係合する左右一対の係合部152、152と、を有している。具体的には、保護プレート113を下とし、4本のインクチューブ52を上として、チューブ受け面136上に載置される。また、一対の整列壁部139、139は、横並びの4本のインクチューブ52の側面(右端のインクチューブ52の右側面および左端のインクチューブ52の左側面)に当接して、4本のインクチューブ52を幅規制する。
チューブ押え部材138は、チューブ受け面136を受けとして、横並びの4本のインクチューブを押えるチューブ押え面153と、チューブ押え面153の両側端部に位置し、チューブ受け部材137の一対の係合部152、152にスナップイン形式で係合する左右一対の被係合部151、151と、を有している。
固定ネジ140は、チューブホルダ132を支持ベース131に締結すると共に、チューブ受け部材137に装着されたチューブ押え部材138を不動に締結する。すなわち、固定ネジ140は、チューブ押え部材138とチューブホルダ132とを共締めにより、支持ベース131にネジ止めしている。
ここで、図11を参照して、チューブ保持部材122へのインクチューブ52の組込作業について説明する。図11に示すように、まず、チューブ受け部材137に、水平に引き回した保護プレート113を載置し、その上に水平に引き回した4本のインクチューブ52を横並びに整列して載置する(図11(a))。4本のインクチューブ52を載置したら、4本のインクチューブ52を位置決めする。具体的には、各インクチューブ52において、延在方向の位置決めをし、且つ幅方向の位置決めをすると共に、上記線状のマークに基づきインクチューブ52の捩れを修正する。その後、チューブ押え部材138をチューブ受け部材137にスナップイン方式で装着して仮固定する(図11(b))。4本のインクチューブ52を仮固定したら、チューブホルダ132に可動端部が保持された保護プレート113および4本のインクチューブ52を、チューブホルダ132を介してUターン状に引き回すと共に、チューブホルダ132を上下反転させて支持ベース131に載置する。その後、固定ネジ140によって、チューブホルダ132を支持ベース131に締結する(図11(c))。これによって、インクチューブ52(Uターン状チューブ部62)の可動端部が、チューブ保持部材122を介してキャリッジ41に保持される。
以上のような構成によれば、下チューブ支持体71、上チューブ支持体72およびチューブ支持体107において、引張り力が作用すると、摩擦接触面81a、91a、107aに接触力となる分力が生じ、この分力に応じた強い摩擦力が発生する。これによって、インクチューブ52が寸法変化しつつ、ズレ止め状態で強固に支持される。一方、引張り力が解除されると、当該分力もなくなってインクチューブ52は自由状態となり、インクチューブ52の寸法変化が元に戻り、応力が解除される。このように、引張り力に対しインクチューブ52の位置ずれを有効に防止することができると共に、引張り力の解除に伴って、インクチューブ52を元の状態に戻すことができる。そのため、インクチューブ52の老朽化や破損を抑制することができる。
また、架設チューブ部61が、上方に逆「U」字状(すなわち、山形)に架設されていることで、タンクユニット3と記録装置本体2との間で、架設チューブ部61にスペース効率良く遊びを持たせることができる。そのため、インクチューブ52の引張りが遊び部分によって相殺され、引張り力が発生することを抑制することができる。また、分離したタンクユニット3の移動可能範囲を広くすることができ、利便性を向上することができる。
さらに、下チューブ支持体71、上チューブ支持体72(摩擦接触面81a、91a)に対向し、チューブ支持体71、72と供してインクチューブ52を位置規制する受け部材(受け部材73およびユニットフレーム17の側壁)を設けることで、引張り力が解除された状態でも、インクチューブ52を所定の位置に位置規制することができる。
またさらに、摩擦接触面81a、91a、107aを、4本の架設チューブ部61の並列方向に延在し、4本の架設チューブ部61に同時に接触することにより、単一のチューブ支持体71、72、106(摩擦接触面81a、91a、107a)によって、4本の架設チューブ部61を同時に支持することができるため、インクジェット記録装置1を簡単な構成にすることができる。
また、第2ズレ止め部(下チューブ支持体71と受け部材73との組、および上チューブ支持体72とユニットフレーム17の側壁との組)を、架設チューブ部61の延在方向に複数個(2個)配設し、相互に異なるせん断方向から接触させることで、より広い角度範囲Aからの引張り力に対応させることができる。
1:インクジェット記録装置、 2:記録装置本体、 3:タンクユニット、 43:インクジェットヘッド、 51:インクタンク、 52:インクチューブ、 56:本体側抜止め部材、 61:架設チューブ部、 71:下チューブ支持体、 72:上チューブ支持体、 73:受け部材、 81a、91a、107a:摩擦接触面、 106:チューブ支持体、 A:角度範囲

Claims (9)

  1. 支持位置からの延在方向が所定の角度範囲内に規制されたチューブに、前記延在方向の引張り力が作用したときに、前記チューブを前記延在方向にズレ止め状態に支持するチューブ支持体であって、
    前記チューブが湾曲状態で接触すると共に、前記チューブとの間に前記引張り力に抗する摩擦力を発生させる摩擦接触面を有し、
    前記摩擦接触面は、前記角度範囲内の任意の方向からの前記引張り力に対し、接触力となる分力を生じさせる湾曲形状に形成されていることを特徴とするチューブ支持体。
  2. 前記チューブが、インクジェットヘッドにインクを供給するインクチューブであることを特徴とする請求項1に記載のチューブ支持体。
  3. 前記チューブが、シリコンゴム製であることを特徴とする請求項2に記載のチューブ支持体。
  4. インクジェットヘッドを有する記録装置本体と、
    前記記録装置本体に対し着脱自在に連結され、インクタンクを有するタンクユニットと、
    前記タンクユニットから前記記録装置本体に渡した架設チューブ部を有し、前記インクタンクと前記インクジェットヘッドとを接続するインクチューブと、
    前記記録装置本体および前記タンクユニットの少なくとも一方に設けられ、前記架設チューブ部の基部を支持する請求項2または3に記載のチューブ支持体を有するズレ止め部と、を備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  5. インクジェットヘッドを有する記録装置本体と、
    前記記録装置本体に対し着脱自在に連結され、インクタンクを有するタンクユニットと、
    前記タンクユニットから前記記録装置本体に渡した架設チューブ部を有し、前記インクタンクと前記インクジェットヘッドとを接続するインクチューブと、
    前記記録装置本体に設けられ、前記架設チューブ部の前記記録装置本体側基部を支持する請求項2または3に記載のチューブ支持体を有する第1ズレ止め部と、
    前記タンクユニットに設けられ、前記架設チューブ部の前記タンクユニット側基部を支持する請求項2または3に記載のチューブ支持体を有する第2ズレ止め部と、を備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  6. 前記第1ズレ止め部は、前記記録装置本体の下部に設けられ、
    前記第2ズレ止め部は、前記タンクユニットの下部に設けられ、
    前記架設チューブ部は、上方に逆「U」字状に架設されていることを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記第2ズレ止め部は、前記チューブ支持体に対向して配設され、前記インクチューブを前記チューブ支持体との間に位置規制する受け部材を、更に有していることを特徴とする請求項5または6に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記インクチューブの複数本が並列に配管され、
    前記摩擦接触面は、前記複数本のインクチューブにおける複数本の前記架設チューブ部の並列方向に延在し、当該複数本の架設チューブ部に同時に接触することを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  9. 前記第2ズレ止め部の複数個が、前記架設チューブ部の延在方向に隣接して前記タンクユニットに設けられ、
    前記複数個の第2ズレ止め部の前記各摩擦接触面は、前記架設チューブ部に対し相互に異なるせん断方向から接触することを特徴とする請求項5ないし8のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
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