JP2012051131A5 - - Google Patents

Description

本発明のインクジェット記録装置は、インクジェットヘッドにより記録を行うインクジェット記録装置であって、前記インクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドを収納する装置ケースと、を有する記録装置本体と、インクタンクを有し、前記記録装置本体とは別に配置されるインクタンクユニットと、前記インクジェットヘッドに前記インクタンクからインクを供給するため、前記インクジェットヘッドと前記インクタンクとに接続されたインクチューブと、前記インクチューブが引っ張られた際、前記インクチューブの延在方向への移動を抑えるため、前記インクチューブと接触する面が湾曲形状に形成され、前記湾曲形状によって前記インクチューブとの間に引っ張り力に抗する摩擦力を発生させるチューブ支持体と、を含むことを特徴とする。

これらの構成によれば、インクチューブとの間に引張り力が作用すると、インクチューブと接触する面である摩擦接触面に接触力となる分力が生じ、この分力に応じた強い摩擦力が発生する。これによって、チューブが寸法変化しつつ、ズレ止め状態で強固に支持される。一方、引張り力が解除されると、当該分力もなくなってチューブは自由状態となり、チューブの寸法変化が元に戻り、応力が解除される。このように、引張り力に対しチューブの位置ずれを有効に防止することができると共に、引張り力の解除に伴って、チューブを元の状態に戻すことができる。そのため、チューブの老朽化や破損を抑制することができる。

また前記インクタンクユニットは、前記装置ケースに着脱自在に連結されることを特徴とする。
また前記インクチューブは、前記タンクユニットから前記記録装置本体に渡した架設チューブ部を有し、前記記録装置本体側において、前記チューブ支持体が前記架設チューブ部に対し引っ張り力に抗する摩擦力を発生させることを特徴とする。
また、前記インクチューブは、前記タンクユニットから前記記録装置本体に渡した架設チューブ部を有し、前記インクタンクユニット側において、前記チューブ支持体が前記架設チューブ部に対し引っ張り力に抗する摩擦力を発生させることを特徴とする。

Claims (6)

1. インクジェットヘッドにより記録を行うインクジェット記録装置であって、
   前記インクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドを収納する装置ケースと、を有する記録装置本体と、
   インクタンクを有し、前記記録装置本体とは別に配置されるインクタンクユニットと、
   前記インクジェットヘッドに前記インクタンクからインクを供給するため、前記インクジェットヘッドと前記インクタンクとに接続されたインクチューブと、
   前記インクチューブが引っ張られた際、前記インクチューブの延在方向への移動を抑えるため、前記インクチューブと接触する面が湾曲形状に形成され、前記湾曲形状によって前記インクチューブとの間に引っ張り力に抗する摩擦力を発生させるチューブ支持体と、
   を含むことを特徴とするインクジェット記録装置。
2. 前記インクタンクユニットは、前記装置ケースに着脱自在に連結されることを特徴とする請求項１に記載のインクジェット記録装置。
3. 前記インクチューブは、前記タンクユニットから前記記録装置本体に渡した架設チューブ部を有し、
   前記記録装置本体側において、前記チューブ支持体が前記架設チューブ部に対し引っ張り力に抗する摩擦力を発生させることを特徴とする請求項１または請求項２に記載のインクジェット記録装置。
4. 前記インクチューブは、前記タンクユニットから前記記録装置本体に渡した架設チューブ部を有し、
   前記インクタンクユニット側において、前記チューブ支持体が前記架設チューブ部に対し引っ張り力に抗する摩擦力を発生させることを特徴とする請求項１から請求項３のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
5. 前記インクタンクユニットは、前記装置ケースに着脱自在に連結され、
   前記装置ケースは、
   前記インクジェットヘッドを組み込み、往復運動を行うキャリッジユニットと、
   前記キャリッジユニットの往復方向に延びる前記インクチューブを受けるチューブガイドと、を更に収納し、
   前記チューブ支持体は、前記インクタンクユニットが連結される側の前記装置ケースの側壁と、前記チューブガイドとの間に配設されることを特徴とする請求項１から請求項４のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
6. 前記インクタンクは、前記インクを補充可能であることを特徴とする請求項１から請求項５のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。