JP6924365B2 - 液体噴射装置 - Google Patents
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Description
また更に、インクジェットプリンターには、インクを収容するインク収容容器をキャリッジに搭載するものと、インク収容容器をキャリッジの外部に備えるものとがある。キャリッジ外部にインク収容容器を備えるものは、インク収容容器とキャリッジ(記録ヘッド)とが、インク供給用のチューブ(以下「インクチューブ」と言う)によって接続される。
特許文献1には、キャリッジの移動方向に延設されたチューブガイドに対し固定部材によってインクチューブを固定する構成が開示されている。インクチューブはキャリッジの移動に伴い、チューブガイドに押し当たりながら湾曲部の形成位置が移動する構成となる。尚、インクチューブとチューブガイドとの間には、保護プレートが設けられている。
また、キャリッジはインクチューブから力を受けるため、インクチューブに形成する湾曲部の湾曲状態が不適切になったり、湾曲部の湾曲状態がキャリッジの移動途中で変化したりすると、キャリッジの挙動が不安定となり、記録品質が低下する虞もある。
また本発明の他の目的は、キャリッジがチューブから力を受けることに伴うキャリッジの挙動の不安定、ひいては記録品質の低下を抑制することにある。
本態様によれば、前記第2部位は、前記キャリッジユニットが移動可能範囲における前記第2方向の端部に位置する際、前記チューブの前記湾曲部を受け入れる位置に設けられているので、前記湾曲部の前記ガイド部への押し当たりを緩和でき、前記チューブ或いは前記ガイド部のダメージを効果的に抑制できる。
本態様によれば、前記第2部位は、少なくとも前記第1部位より剛性が低いので、前記チューブが前記第2部位に押し当たる際の前記チューブのダメージを抑制できる。
本態様によれば、前記キャリッジユニットの移動方向において前記第2部位が、前記媒体搬送経路の外側に位置するので、前記第2部位と前記媒体搬送経路とが装置高さ方向で重畳せず、装置高さ方向の寸法を抑制できる。
本態様によれば、前記第2保護部材は、前記第1保護部材より剛性が低いので、前記第2保護部材そのものが前記チューブに食い込むことを回避できる。
しかしながら本態様によれば、前記キャリッジユニットには、前記キャリッジユニットから延出する前記チューブの延出方向を前記開閉体に向く方向に規制する規制部を備えるので、前記チューブが前記開閉体に接触する範囲を延ばすことができる。その結果、前記キャリッジが移動動作する際に前記キャリッジが前記チューブから受ける力の変化を抑制し、前記キャリッジの挙動の不安定、ひいては記録品質の低下を抑制できる。
<<<プリンターの概要>>>
図1ないし図6を参照して「液体噴射装置」の一例としてのプリンター10について説明する。プリンター10は、装置本体12と、装置本体12に対して回動可能に装置本体12の上部に配置された、「開閉体」としてのスキャナー14とを備えている。
以下、図4ないし図13を参照して、プリンター10におけるインクタンク26からキャリッジユニット32の記録ヘッド44までのインクの供給経路について説明する。図4、図5及び図8を参照するに、キャリッジユニット32に設けられた複数の中継アダプター40に複数のインク供給チューブ42の一端がそれぞれ接続されている。そして、中継アダプター40から装置奥行き方向前方側に延出したインク供給チューブ42は、キャリッジユニット32の装置奥行き方向前方側の端部において装置幅方向左方へと向きを変えて、延びている。
次いで、図9ないし図11を参照してガイド部54について説明する。装置本体12の装置奥行き方向において操作パネル16及び電源部20の背面側には、装置幅方向に延びるガイド部54が設けられている。ガイド部54は、装置幅方向において、インクタンク部24に設けられたチューブ案内部52の左方側に配置されている。また、ガイド部54は装置高さ方向においてキャリッジユニット32の下方に位置している。ガイド部54は、「第1部位」としてのガイド部材56と、「第2部位」としての逃げ部58とを備えている。
次いで、図6、図7及び図13を参照するに、キャリッジユニット32は装置高さ方向上方側に開口する箱状の筐体62を備えている。そして、筐体62の底部には開口62aが設けられている。開口62aには、ノズル面が筐体62の底部から装置高さ方向下方側に突出するように記録ヘッド44(図5参照)が取り付けられている。そして、筐体62内において記録ヘッド44の装置高さ方向上方には、複数の中継アダプター40が配置されている。
次いで、図14ないし図15を参照して、インク供給チューブ42の構成について説明する。図15に示すように複数のインク供給チューブ42はクランプ64により装置奥行き方向に沿って束ねられている。また、インク供給チューブ42において外側、つまり湾曲部42aの外周側となる側には、第1保護部材66が設けられている。第1保護部材66は、一例としてインク供給チューブ42の長さ方向において湾曲部42aからキャリッジユニット32に向かう経路の一部と、湾曲部42aからインクタンク26に向かう経路の一部と、を覆って保護する部材として構成されている。一例として、第1保護部材66は、樹脂等のフィルム部材、またはシート状部材として構成されている。
図17及び図18を参照して排出ローラー対50の構成について説明する。媒体支持部材46の装置奥行き方向前面側、すなわち媒体の搬送経路において下流側に排出駆動ローラー50aが回転可能に設けられている。排出駆動ローラー50aは不図示の駆動源により回転駆動されるように構成されている。そして、排出駆動ローラー50aの装置高さ方向上方側には、ローラー支持フレーム72が配置されている。本実施例において、ローラー支持フレーム72は、一例としてガイド部54のガイド部材56の装置高さ方向下方に設けられている。そして、ローラー支持フレーム72は、排出従動ローラー50bを回転自在に支持している。
図21及び図22において第2の実施例におけるキャリッジユニット76について説明する。キャリッジユニット76は、筐体78の装置奥行き方向前方側に設けられたチューブ案内部78aにおいて規制部78bを備えている点で第1の実施例のキャリッジユニット32と異なる。
これにより、インク供給チューブ42が規制部78bの先端部に接する際の接触面積が確保され、規制部78bがインク供給チューブ42にダメージを与えることを抑制できる。
一方、キャリッジユニット32が装置幅方向左方端部に移動すると、図30の下の図に示すようにキャリッジユニット32と湾曲部42aとの距離が殆どなくなり、湾曲部42aが湾曲ガイド部62dに沿った姿勢となるため、キャリッジユニット32はインク供給チューブ42から矢印bで示す様に下向きの力を受けることとなる。
このように、キャリッジユニット32の移動過程においてキャリッジユニット32がインク供給チューブ42から受ける力の方向が変化してしまい、その結果キャリッジユニット32の挙動が不安定となって記録品質が低下する虞がある。
即ちキャリッジユニット76の移動可能領域の全範囲で、キャリッジユニット76がインク供給チューブ42から受ける力の向きが図30の上の図で矢印aで示す様にやや上方向を向くようにする。これにより、キャリッジユニット76の挙動を安定させることができる。
(1)次いで、図26及び図27において規制部の変更例について説明する。図26においてキャリッジユニット80の筐体82において、湾曲ガイド部82aには規制部82bが形成されている。規制部82bは、湾曲ガイド部82aの上部において、装置高さ方向上方側に傾斜する案内面として形成されている(図27)。規制部82bは、キャリッジユニット80から延出するインク供給チューブ42を規制部78bと同様に装置高さ方向上方側に持ち上げることができる。これにより、インク供給チューブ42は、規制部82bにより装置高さ方向上方側に持ち上げられた後、装置高さ方向下方側に向きを変えて湾曲し、湾曲部42aを形成する。その結果、キャリッジユニット80の移動過程においてキャリッジユニット80がインク供給チューブ42から受ける力の方向の変化を防止し、或いはその変化の程度を抑制でき、キャリッジユニット80の挙動を安定させることができる。
(2)規制部78b(図21)、82b(図26)を湾曲ガイド部82aと一体の構成としたが、この構成に代えて、規制部78b、82bを別部材として構成してもよい。尚、規制部78b、82bを湾曲ガイド部82aと別部材として構成する場合、規制部78b、82bの剛性は、キャリッジユニット76(図21)、80(図26)の筐体78、82の剛性よりも低く設定されている。
(1)「第2部位」としての逃げ部58はインク供給チューブ42に対して離れる方向に向かう傾斜面として構成したが、この構成に代えて、図19に示すようにガイド部54においてインク供給チューブ42から離れる方向に凹む凹み面74を「第2部位」として構成してもよい。尚、ガイド部54において、凹み面74の装置幅方向における位置は適宜任意の位置に設定することができる。
(2)インク供給チューブ42の湾曲部42aの内周側を保護する第2保護部材70において両端部は単にシート状部材を装置奥行き方向に沿って直線状に切り落とした形状としたが、この構成に代えて、図20に示すように第2保護部材70の両端部に逃げ形状70aを形成してもよい。逃げ形状70aは、一例として湾曲部42aの内周側にカールする形状としたが、第2保護部材70の両端部のエッジがインク供給チューブ42にダメージを与えない形状であればよい。
(4)インクタンク26から延びるインク供給チューブ42は、装置高さ方向においてキャリッジユニット32(図6)、76(図21)、80(図26)の下方側において装置幅方向右方から左方に延び、装置高さ方向上方側に湾曲した後、装置幅方向右方に延びて、キャリッジユニット32、76、80内に導かれ、中継アダプター40に接続される構成としたが、この構成に代えて、インクタンク26から装置幅方向左方に延びるインク供給チューブ42を装置高さ方向においてキャリッジユニット32、76、80の上方側に位置させ、装置高さ方向下方側に湾曲させた後、装置幅方向右方に延ばして、キャリッジユニット32、76、80内の中継アダプター40に接続させる構成としてもよい。
また、インク供給チューブ42は、装置高さ方向上方側或いは下方側に湾曲させるほか、装置奥行き方向前方側或いは後方側に湾曲させる構成、即ち水平方向にインク供給チューブ42を引き回す構成としても良い。このように構成する場合、キャリッジユニット32、76、80の装置幅方向左側に設けた湾曲ガイド部62d(図7)、78d(図21)、82a(図26)をインク供給チューブ42の湾曲部42aが形成される側に適宜変更して設けてもよい。
上記構成によれば、逃げ部58は、キャリッジユニット32が移動可能範囲における第2方向である装置幅方向左方の端部に位置する際、インク供給チューブ42の湾曲部42aを受け入れる位置に設けられているので、湾曲部42aのガイド部54への押し当たりを緩和でき、インク供給チューブ42或いはガイド部54のダメージを効果的に抑制できる。
しかしながらこの構成によれば、キャリッジユニット76、80には、キャリッジユニット76、80から延出するインク供給チューブ42の延出方向をスキャナー14に向く方向に規制する規制部78b、82bを備えるので、インク供給チューブ42がスキャナー14に接触する範囲を延ばすことができる。その結果、キャリッジユニット76、80が移動動作する際にキャリッジユニット76、80がインク供給チューブ42から受ける力の変化を抑制し、キャリッジユニット76、80の挙動の不安定、ひいては記録品質の低下を抑制できる。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンター、複写機及びファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含むものである。
Claims (15)
- 媒体に液体を噴射する液体噴射ヘッドを備えるとともに、前記液体噴射ヘッドの走査方向に往復動するキャリッジユニットと、
前記液体噴射ヘッドから噴射する液体を収容可能であり、前記キャリッジユニットとは別の設置場所に設けられる液体収容容器と、
前記キャリッジユニットに接続され、前記液体収容容器から送られる液体を前記キャリッジユニットに供給するチューブと、
前記キャリッジユニットに対し鉛直方向下側に位置し、前記キャリッジユニットの移動に伴う前記チューブの変形を規制する、前記キャリッジユニットの移動方向に沿って延設されたガイド部と、を備え、
前記キャリッジユニットの移動方向のうち一方を第1方向、他方を第2方向としたとき、前記チューブは、前記ガイド部に沿って前記第2方向に向けて延び、鉛直上方向に向かって湾曲する湾曲部を形成して前記第1方向に折り返して前記キャリッジユニットに接続され、
前記チューブにおいて前記湾曲部から前記キャリッジユニットに至る区間の長さは、前記キャリッジユニットが移動可能範囲における前記第2方向の端部に位置する場合に、前記キャリッジユニットが移動可能範囲における前記第1方向の端部に位置する場合より短くなり、
前記ガイド部は、第1部位と、鉛直方向において前記第1部位より低い第2部位と、を有し、
前記第2部位は、前記キャリッジユニットが移動可能範囲における前記第2方向の端部に位置する際、前記チューブの前記湾曲部を受け入れる位置に設けられている、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1に記載の液体噴射装置において、前記第2部位は、少なくとも前記第1部位より剛性が低い、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1または請求項2に記載の液体噴射装置において、前記第2部位は、前記チューブから離れる方向に向かう傾斜面、或いは前記チューブから離れる方向に凹む凹み面で形成されている、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の液体噴射装置において、前記ガイド部は、媒体搬送経路の上部に位置する、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項4に記載の液体噴射装置において、前記キャリッジユニットの移動方向において前記第2部位が、前記媒体搬送経路の外側に位置する、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項4または請求項5に記載の液体噴射装置において、前記媒体搬送経路において前記液体噴射ヘッドの下流側に、媒体を排出する排出駆動ローラー及び排出従動ローラーを備えて成る排出ローラー対を備え、
前記媒体搬送経路と前記ガイド部との間に、前記排出従動ローラーを支持するローラー支持フレームを備え、
前記ローラー支持フレームは、前記媒体搬送経路との間隔が変化する方向に変位可能に設けられているとともに、前記ガイド部の前記第1部位が、前記ローラー支持フレームと連動して前記ローラー支持フレームの変位方向に変位する、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の液体噴射装置において、前記キャリッジユニットは、前記チューブにおける前記湾曲部の湾曲に沿う様に前記チューブを湾曲させる湾曲ガイド部を備える、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の液体噴射装置において、前記チューブを複数備えるとともに、
複数の前記チューブを束ねるクランプと、
前記チューブにおける前記湾曲部の外側を含め、前記湾曲部から前記キャリッジユニットに向かう前記チューブの長さ方向の少なくとも一部および前記湾曲部から前記液体収容容器に向かう前記チューブの長さ方向の少なくとも一部を覆って保護する第1保護部材と、
前記第1保護部材と一体に設けられるとともに前記クランプを囲う囲い部と、
前記チューブにおける前記湾曲部の内側であって前記クランプと前記囲い部との間に介在し、前記囲い部から前記キャリッジユニットに向かう前記チューブの長さ方向の少なくとも一部及び前記囲い部から前記液体収容容器に向かう前記チューブの長さ方向の少なくとも一部を覆って保護する第2保護部材と、を備える、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項8に記載の液体噴射装置において、前記第2保護部材は、前記第1保護部材より剛性が低い、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項8または請求項9に記載の液体噴射装置において、前記チューブの長手方向における前記第2保護部材の端部は、前記チューブへの食い込みを避ける逃げ形状に形成されている、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の液体噴射装置において、前記キャリッジユニットには、前記キャリッジユニットから延出する前記チューブの延出方向を前記ガイド部から離れる方向に規制する規制部を備える、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の液体噴射装置において、
前記キャリッジユニットに対し鉛直方向上側に位置し、前記キャリッジユニットの往復動領域を開閉する開閉体を備え、
前記キャリッジユニットには、前記キャリッジユニットから延出する前記チューブの延出方向を前記開閉体に向く方向に規制する規制部を備える、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項11または請求項12に記載の液体噴射装置において、前記チューブにおける前記湾曲部の外側を含め、前記湾曲部から前記キャリッジユニットに向かう前記チューブの長さ方向の少なくとも一部および前記湾曲部から前記液体収容容器に向かう前記チューブの長さ方向の少なくとも一部を覆って保護する第1保護部材を備え、
前記第1保護部材には、少なくとも前記湾曲部を保護する領域に、前記チューブの長さ方向に渡ってスリットが形成されている、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 媒体に液体を噴射する液体噴射ヘッドを備えるとともに、前記液体噴射ヘッドの走査方向に往復動するキャリッジユニットと、
前記液体噴射ヘッドから噴射する液体を収容可能であり、前記キャリッジユニットとは別の設置場所に設けられる液体収容容器と、
前記キャリッジユニットに接続され、前記液体収容容器から送られる液体を前記キャリッジユニットに供給するチューブと、
前記キャリッジユニットに対し鉛直方向下側に位置し、前記キャリッジユニットの移動に伴う前記チューブの変形を規制する、前記キャリッジユニットの移動方向に沿って延設されたガイド部と、を備え、
前記キャリッジユニットの移動方向のうち一方を第1方向、他方を第2方向としたとき、前記チューブは、前記ガイド部に沿って前記第2方向に向けて延び、鉛直上方向に向かって湾曲する湾曲部を形成して前記第1方向に折り返して前記キャリッジユニットに接続され、
前記ガイド部は、第1部位と、鉛直方向において前記第1部位より低い第2部位と、を有し、
前記ガイド部は、媒体搬送経路の上部に位置し、
前記媒体搬送経路において前記液体噴射ヘッドの下流側に、媒体を排出する排出駆動ローラー及び排出従動ローラーを備えて成る排出ローラー対を備え、
前記媒体搬送経路と前記ガイド部との間に、前記排出従動ローラーを支持するローラー支持フレームを備え、
前記ローラー支持フレームは、前記媒体搬送経路との間隔が変化する方向に変位可能に設けられているとともに、前記ガイド部の前記第1部位が、前記ローラー支持フレームと連動して前記ローラー支持フレームの変位方向に変位する、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 媒体に液体を噴射する液体噴射ヘッドを備えるとともに、前記液体噴射ヘッドの走査方向に往復動するキャリッジユニットと、
前記液体噴射ヘッドから噴射する液体を収容可能であり、前記キャリッジユニットとは別の設置場所に設けられる液体収容容器と、
前記キャリッジユニットに接続され、前記液体収容容器から送られる液体を前記キャリッジユニットに供給するチューブと、
前記キャリッジユニットに対し鉛直方向下側に位置し、前記キャリッジユニットの移動に伴う前記チューブの変形を規制する、前記キャリッジユニットの移動方向に沿って延設されたガイド部と、を備え、
前記キャリッジユニットの移動方向のうち一方を第1方向、他方を第2方向としたとき、前記チューブは、前記ガイド部に沿って前記第2方向に向けて延び、鉛直上方向に向かって湾曲する湾曲部を形成して前記第1方向に折り返して前記キャリッジユニットに接続され、
前記ガイド部は、第1部位と、鉛直方向において前記第1部位より低い第2部位と、を有し、
前記チューブを複数備えるとともに、
複数の前記チューブを束ねるクランプと、
前記チューブにおける前記湾曲部の外側を含め、前記湾曲部から前記キャリッジユニットに向かう前記チューブの長さ方向の少なくとも一部および前記湾曲部から前記液体収容容器に向かう前記チューブの長さ方向の少なくとも一部を覆って保護する第1保護部材と、
前記第1保護部材と一体に設けられるとともに前記クランプを囲う囲い部と、
前記チューブにおける前記湾曲部の内側であって前記クランプと前記囲い部との間に介在し、前記囲い部から前記キャリッジユニットに向かう前記チューブの長さ方向の少なくとも一部及び前記囲い部から前記液体収容容器に向かう前記チューブの長さ方向の少なくとも一部を覆って保護する第2保護部材と、を備える、
ことを特徴とする液体噴射装置。
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