JP6924365B2 - 液体噴射装置 - Google Patents

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本発明は、液体を噴射する液体噴射装置に関する。
液体を噴射する液体噴射装置の一例として、インクジェットプリンターがある。インクジェットプリンターには、液体の一例であるインクを噴射する液体噴射部としての記録ヘッドを備えるとともに所定方向に移動可能なキャリッジを備えた、所謂シリアル式のインクジェットプリンターがある。
また更に、インクジェットプリンターには、インクを収容するインク収容容器をキャリッジに搭載するものと、インク収容容器をキャリッジの外部に備えるものとがある。キャリッジ外部にインク収容容器を備えるものは、インク収容容器とキャリッジ(記録ヘッド)とが、インク供給用のチューブ(以下「インクチューブ」と言う)によって接続される。
インクチューブは、キャリッジから延出した後、湾曲部を形成するように折り返され、インク収容容器に向かうよう取り回しされる。そしてインクチューブは、キャリッジの移動動作に追従して変形することとなる。
特許文献1には、キャリッジの移動方向に延設されたチューブガイドに対し固定部材によってインクチューブを固定する構成が開示されている。インクチューブはキャリッジの移動に伴い、チューブガイドに押し当たりながら湾曲部の形成位置が移動する構成となる。尚、インクチューブとチューブガイドとの間には、保護プレートが設けられている。
特開2012−076224号公報
近年、装置にはより一層の小型化が求められており、装置の小型化を図ると、インクチューブを取り回すことのできる空間も小さくなる。インクチューブを取り回すことのできる空間が小さくなると、インクチューブに形成する湾曲部も曲率を大きくせざるを得なくなり、インクチューブに好ましくない曲げ応力が生じてインクチューブの耐久性に影響を及ぼすほか、インクチューブの湾曲部がチューブガイドに強く押し当たり、インクチューブ表面やチューブガイドの摩耗を招く虞がある。
また、キャリッジはインクチューブから力を受けるため、インクチューブに形成する湾曲部の湾曲状態が不適切になったり、湾曲部の湾曲状態がキャリッジの移動途中で変化したりすると、キャリッジの挙動が不安定となり、記録品質が低下する虞もある。
そこで本発明はこの様な状況に鑑みなされたものであり、その目的は、装置の小型化を図りながらもチューブ或いはチューブガイドのダメージを抑制できる液体噴射装置を提供することにある。
また本発明の他の目的は、キャリッジがチューブから力を受けることに伴うキャリッジの挙動の不安定、ひいては記録品質の低下を抑制することにある。
上記課題を解決する為の、本発明の第1の態様に係る液体噴射装置は、媒体に液体を噴射する液体噴射ヘッドを備えるとともに、前記液体噴射ヘッドの走査方向に往復動するキャリッジユニットと、前記液体噴射ヘッドから噴射する液体を収容可能であり、前記キャリッジユニットとは別の設置場所に設けられる液体収容容器と、前記キャリッジユニットに接続され、前記液体収容容器から送られる液体を前記キャリッジユニットに供給するチューブと、前記キャリッジユニットに対し鉛直方向下側に位置し、前記キャリッジユニットの移動に伴う前記チューブの変形を規制する、前記キャリッジユニットの移動方向に沿って延設されたガイド部と、を備え、前記キャリッジユニットの移動方向のうち一方を第1方向、他方を第2方向としたとき、前記チューブは、前記ガイド部に沿って前記第2方向に向けて延び、鉛直上方向に向かって湾曲する湾曲部を形成して前記第1方向に折り返して前記キャリッジユニットに接続され、前記ガイド部は、第1部位と、鉛直方向において前記第1部位より低い第2部位と、を有することを特徴とする。
本態様によれば、前記チューブの変形を規制するガイド部は、第1部位と、鉛直方向において前記第1部位より低い第2部位と、を有するので、装置の小型化を図りながらも前記第2部位によって前記湾曲部を適切に形成することができ、前記チューブ或いは前記ガイド部のダメージを抑制することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記第2部位は、前記キャリッジユニットが移動可能範囲における前記第2方向の端部に位置する際、前記チューブの前記湾曲部を受け入れる位置に設けられていることを特徴とする。
前記チューブは、前記ガイド部に沿って前記第2方向に向けて延び、湾曲部を形成して前記第1方向に折り返して前記キャリッジユニットに接続される為、前記キャリッジユニットの移動可能範囲において前記第2方向の端部に前記キャリッジユニットが位置する際、前記湾曲部は最も強く前記ガイド部に押し当たる状態となる。
本態様によれば、前記第2部位は、前記キャリッジユニットが移動可能範囲における前記第2方向の端部に位置する際、前記チューブの前記湾曲部を受け入れる位置に設けられているので、前記湾曲部の前記ガイド部への押し当たりを緩和でき、前記チューブ或いは前記ガイド部のダメージを効果的に抑制できる。
本発明の第3の態様は、第1のまたは第2の態様において、前記第2部位は、少なくとも前記第1部位より剛性が低いことを特徴とする。
本態様によれば、前記第2部位は、少なくとも前記第1部位より剛性が低いので、前記チューブが前記第2部位に押し当たる際の前記チューブのダメージを抑制できる。
本発明の第4の態様は、第1から第3の態様のいずれかにおいて、前記第2部位は、前記チューブから離れる方向に向かう傾斜面、或いは前記チューブから離れる方向に凹む凹み面で形成されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記第2部位が、前記チューブから離れる方向に向かう傾斜面、或いは前記チューブから離れる方向に凹む凹み面で形成されている構成において、上述した第1から第3の態様のいずれかの作用効果を得ることができる。
本発明の第5の態様は、第1から第4の態様のいずれかにおいて、前記ガイド部は、媒体搬送経路の上部に位置することを特徴とする。
本態様によれば、前記ガイド部が、媒体搬送経路の上部に位置する構成において、上述した第1から第4の態様のいずれかの作用効果が得られる。
本発明の第6の態様は、第5の態様において、前記キャリッジユニットの移動方向において前記第2部位が、前記媒体搬送経路の外側に位置することを特徴とする。
本態様によれば、前記キャリッジユニットの移動方向において前記第2部位が、前記媒体搬送経路の外側に位置するので、前記第2部位と前記媒体搬送経路とが装置高さ方向で重畳せず、装置高さ方向の寸法を抑制できる。
本発明の第7の態様は、第5のまたは第6の態様において、前記媒体搬送経路において前記液体噴射ヘッドの下流側に、媒体を排出する排出駆動ローラー及び排出従動ローラーを備えて成る排出ローラー対を備え、前記媒体搬送経路と前記ガイド部との間に、前記排出従動ローラーを支持するローラー支持フレームを備え、前記ローラー支持フレームは、前記媒体搬送経路との間隔が変化する方向に変位可能に設けられているとともに、前記ガイド部の前記第1部位が、前記ローラー支持フレームと連動して前記ローラー支持フレームの変位方向に変位することを特徴とする。
本態様によれば、前記ローラー支持フレームが前記媒体搬送経路との間隔が変化する方向に変位可能である構成において、前記ガイド部の前記第1部位が、前記ローラー支持フレームと連動して前記ローラー支持フレームの変位方向に変位するので、前記ローラー支持フレームと前記ガイド部との間に大きなスペースを確保することを回避でき、装置の大型化を抑制できる。
本発明の第8の態様は、第1から第7の態様のいずれかにおいて、前記キャリッジユニットは、前記チューブにおける前記湾曲部の湾曲に沿う様に前記チューブを湾曲させる湾曲ガイド部を備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記キャリッジユニットは、前記チューブにおける前記湾曲部の湾曲に沿う様に前記チューブを湾曲させる湾曲ガイド部を備えるので、前記チューブの前記湾曲部を無理なく自然に形成することができる。
本発明の第9の態様は、第1から第8の態様のいずれかにおいて、前記チューブを複数備えるとともに、複数の前記チューブを束ねるクランプと、前記チューブにおける前記湾曲部の外側を含め、前記湾曲部から前記キャリッジユニットに向かう前記チューブの長さ方向の少なくとも一部および前記湾曲部から前記液体収容容器に向かう前記チューブの長さ方向の少なくとも一部を覆って保護する第1保護部材と、前記第1保護部材と一体に設けられるとともに前記クランプを囲う囲い部と、前記チューブにおける前記湾曲部の内側であって前記クランプと前記囲い部との間に介在し、前記囲い部から前記キャリッジユニットに向かう前記チューブの長さ方向の少なくとも一部及び前記囲い部から前記液体収容容器に向かう前記チューブの長さ方向の少なくとも一部を覆って保護する第2保護部材とを備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記クランプによって複数の前記チューブを纏めることができ、前記第1保護部材によって前記チューブを保護することができ、前記囲い部によって前記チューブ、前記クランプ、前記第1保護部材、のこれらを一体にすることができる。この様な構成において、前記チューブにおける前記湾曲部の内側であって前記クランプと前記囲い部との間に介在し、前記囲い部から前記チューブの長手方向の両方向に延びる第2保護部材により、前記チューブへの前記囲い部の食い込みを防止して前記チューブを保護できる。
本発明の第10の態様は、第9の態様において、前記第2保護部材は、前記第1保護部材より剛性が低いことを特徴とする。
本態様によれば、前記第2保護部材は、前記第1保護部材より剛性が低いので、前記第2保護部材そのものが前記チューブに食い込むことを回避できる。
本発明の第11の態様は、第9のまたは第10の態様において、前記チューブの長手方向における前記第2保護部材の端部は、前記チューブへの食い込みを避ける逃げ形状に形成されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記チューブの長手方向における前記第2保護部材の端部は、前記チューブへの食い込みを避ける逃げ形状に形成されているので、前記第2保護部材そのものが前記チューブに食い込むことをより確実に回避できる。
本発明の第12の態様は、媒体に液体を噴射する液体噴射ヘッドを備えるとともに、前記液体噴射ヘッドの走査方向に往復動するキャリッジユニットと、前記液体噴射ヘッドから噴射する液体を収容可能であり、前記キャリッジユニットとは別の設置場所に設けられる液体収容容器と、前記キャリッジユニットに接続され、前記液体収容容器から送られる液体を前記キャリッジユニットに供給するチューブと、前記キャリッジユニットに対し鉛直方向下側に位置し、前記キャリッジユニットの移動に伴う前記チューブの変形を規制する、前記キャリッジユニットの移動方向に沿って延設されたガイド部と、を備え、前記キャリッジユニットの移動方向のうち一方を第1方向、他方を第2方向としたとき、前記チューブは、前記ガイド部に沿って前記第2方向に向けて延び、鉛直上方向に向かって湾曲する湾曲部を形成して前記第1方向に折り返して前記キャリッジユニットに接続され、前記キャリッジユニットには、前記キャリッジユニットから延出する前記チューブの延出方向を前記ガイド部から離れる方向に規制する規制部を備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記キャリッジユニットには、前記キャリッジユニットから延出する前記チューブの延出方向を前記ガイド部から離れる方向に規制する規制部が設けられているので、前記湾曲部の半径が極力大きくなる様に前記チューブが規制されることとなり、前記キャリッジの移動動作に際して前記キャリッジが前記チューブから受ける力の変化を抑制できる。その結果、前記キャリッジが前記チューブから力を受けることに伴う前記キャリッジの挙動の不安定、ひいては記録品質の低下を抑制できる。
本発明の第13の態様は、媒体に液体を噴射する液体噴射ヘッドを備えるとともに、前記液体噴射ヘッドの走査方向に往復動するキャリッジユニットと、前記液体噴射ヘッドから噴射する液体を収容可能であり、前記キャリッジユニットとは別の設置場所に設けられる液体収容容器と、前記キャリッジユニットに接続され、前記液体収容容器から送られる液体を前記キャリッジユニットに供給するチューブと、前記キャリッジユニットに対し鉛直方向下側に位置し、前記キャリッジユニットの移動に伴う前記チューブの変形を規制する、前記キャリッジユニットの移動方向に沿って延設されたガイド部と、前記キャリッジユニットに対し鉛直方向上側に位置し、前記キャリッジユニットの往復動領域を開閉する開閉体と、を備え、前記キャリッジユニットの移動方向のうち一方を第1方向、他方を第2方向としたとき、前記チューブは、前記ガイド部に沿って前記第2方向に向けて延び、鉛直上方向に向かって湾曲する湾曲部を形成して前記第1方向に折り返して前記キャリッジユニットに接続され、前記キャリッジユニットには、前記キャリッジユニットから延出する前記チューブの延出方向を前記開閉体に向く方向に規制する規制部を備えることを特徴とする。
前記キャリッジユニットから延出する前記チューブが、前記キャリッジユニットの往復動領域の上部に位置する前記開閉体に接触したり接触しなかったりすると、前記キャリッジの移動動作に際して前記キャリッジが前記チューブから受ける力が変化し、ひいては前記キャリッジの挙動の不安定を招く。
しかしながら本態様によれば、前記キャリッジユニットには、前記キャリッジユニットから延出する前記チューブの延出方向を前記開閉体に向く方向に規制する規制部を備えるので、前記チューブが前記開閉体に接触する範囲を延ばすことができる。その結果、前記キャリッジが移動動作する際に前記キャリッジが前記チューブから受ける力の変化を抑制し、前記キャリッジの挙動の不安定、ひいては記録品質の低下を抑制できる。
本発明の第14の態様は、第12のまたは第13の態様において、前記チューブにおける前記湾曲部の外側を含め、前記湾曲部から前記キャリッジユニットに向かう前記チューブの長さ方向の少なくとも一部および前記湾曲部から前記液体収容容器に向かう前記チューブの長さ方向の少なくとも一部を覆って保護する第1保護部材を備え、前記第1保護部材には、少なくとも前記湾曲部を保護する領域に、前記チューブの長さ方向に渡ってスリットが形成されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1保護部材には、少なくとも前記湾曲部を保護する領域に、前記チューブの長さ方向に渡ってスリットが形成されているので、前記第1保護部材の剛性を下げることができ、前記キャリッジが前記第1保護部材から受ける力を抑制できる。その結果、前記キャリッジが前記第1保護部材から力を受けることに伴う前記キャリッジの挙動の不安定、ひいては記録品質の低下を抑制できる。
本発明に係るプリンターの外観斜視図。 操作部を装置奥行き方向前面側に回動させた状態におけるプリンターの外観斜視図。 スキャナー部及びインクタンクのカバーを装置本体に対して開状態とした際のプリンターの外観斜視図。 装置本体の外観斜視図。 装置奥行き方向背面側から見た装置本体の外観斜視図。 装置高さ方向において斜め下方側から見たキャリッジの斜視図。 キャリッジの筐体の斜視図。 装置奥行き方向背面側から見たインクタンク部の斜視図。 装置本体に設けられたガイド部の斜視図。 装置奥行き方向前面側から見たガイド部の斜視図。 キャリッジユニットの移動領域においてキャリッジユニットが装置幅方向左端に位置する状態におけるキャリッジユニットとガイド部との関係を示すキャリッジユニット及びガイド部の平面図。 キャリッジユニットの移動に伴うインク供給チューブにおける湾曲部の変化を示す装置本体の断面図。 キャリッジユニットの湾曲ガイド部の断面図。 インク供給チューブ、第1保護部材、第2保護部材及び囲い部の斜視図。 インク供給チューブにおける囲い部の斜視図。 インク供給チューブにおける湾曲部の側面図。 ローラー支持フレームに支持された排出従動ローラーを排出駆動ローラーに当接させた状態の排出ローラー対の側面図。 ローラー支持フレームに支持された排出従動ローラーを排出駆動ローラーから離間させた状態の排出ローラー対の側面図。 ガイド部の変更例を示す側断面図。 第2保護部材の変更例を示すインク供給チューブにおける湾曲部の側面図。 第2の実施例に係るキャリッジユニットの筐体の斜視図。 図21におけるA−A線における断面図。 キャリッジユニットの移動領域においてキャリッジユニットが装置幅方向左端に位置する状態におけるインク供給チューブの姿勢を示す斜視図。 キャリッジユニットの移動領域においてキャリッジユニットが装置幅方向左端に位置する状態におけるインク供給チューブの姿勢を示す側断面。 キャリッジユニットの移動領域においてキャリッジユニットが装置幅方向右端に位置する状態におけるインク供給チューブの姿勢を示す斜視図。 第2の実施例に係るキャリッジユニットの筐体の変更例を示す斜視図。 図28におけるB−B線における断面図。 第1保護部材の変更例を示す平面図。 インク供給チューブに取り付けられた第1保護部材の変更例を示す斜視図。 キャリッジから延出するインク供給チューブの向きを説明する図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施例において同一の構成については、同一の符号を付し、最初の実施例においてのみ説明し、以後の実施例においてはその構成の説明を省略する。
図1は本発明に係るプリンターの外観斜視図であり、図2は操作部を装置奥行き方向前面側に回動させた状態におけるプリンターの外観斜視図であり、図3はスキャナー部及びインクタンクのカバーを装置本体に対して開状態とした際のプリンターの外観斜視図であり、図4は装置本体の外観斜視図であり、図5は装置奥行き方向背面側から見た装置本体の外観斜視図であり、図6は装置高さ方向において斜め下方側から見たキャリッジの斜視図であり、図7はキャリッジの筐体の斜視図である。
図8は装置奥行き方向背面側から見たインクタンク部の斜視図であり、図9は装置本体に設けられたガイド部の斜視図であり、図10は装置奥行き方向前面側から見たガイド部の斜視図であり、図11はキャリッジユニットの移動領域においてキャリッジユニットが装置幅方向左端に位置する状態におけるキャリッジユニットとガイド部との関係を示すキャリッジユニット及びガイド部の平面図であり、図12はキャリッジユニットの移動に伴うインク供給チューブにおける湾曲部の変化を示す装置本体の断面図であり、図13はキャリッジユニットの湾曲ガイド部の断面図である。
図14はインク供給チューブ、第1保護部材、第2保護部材及び囲い部の斜視図であり、図15はインク供給チューブにおける囲い部の斜視図であり、図16はインク供給チューブにおける湾曲部の側面図であり、図17はローラー支持フレームに支持された排出従動ローラーを排出駆動ローラーに当接させた状態の排出ローラー対の側面図であり、図18はローラー支持フレームに支持された排出従動ローラーを排出駆動ローラーから離間させた状態の排出ローラー対の側面図であり、図19はガイド部の変更例を示す側断面図であり、図20は第2保護部材の変更例を示すインク供給チューブにおける湾曲部の側面図である。
図21は第2の実施例に係るキャリッジユニットの筐体の斜視図であり、図22は図21におけるA−A線における断面図であり、図23はキャリッジユニットの移動領域においてキャリッジユニットが装置幅方向左端に位置する状態におけるインク供給チューブの姿勢を示す斜視図であり、図24はキャリッジユニットの移動領域においてキャリッジユニットが装置幅方向左端に位置する状態におけるインク供給チューブの姿勢を示す側断面である。
図25はキャリッジユニットの移動領域においてキャリッジユニットが装置幅方向右端に位置する状態におけるインク供給チューブの姿勢を示す斜視図であり、図26は第2の実施例に係るキャリッジユニットの筐体の変更例を示す斜視図であり、図27は図28におけるB−B線における断面図であり、図28は第1保護部材の変更例を示す平面図であり、図29はインク供給チューブに取り付けられた第1保護部材の変更例を示す斜視図であり、図30はキャリッジから延出するインク供給チューブの向きを説明する図である。
また、各図において示すX−Y−Z座標系はX方向がキャリッジの主走査方向(移動方向)、すなわち記録装置の幅方向、Y方向が記録装置の奥行き方向、Z方向が装置高さ方向を示している。尚、各図において+X方向側を「第2の方向」としての装置幅方向左方側とし、−X方向側を「第1の方向」として装置幅方向右方側とし、+Y方向を装置前面側とし、−Y方向側を装置背面側とし、+Z軸方向側を装置上方側とし、−Z軸方向側を装置下方側とする。
■■■第1の実施例■■■■
<<<プリンターの概要>>>
図1ないし図6を参照して「液体噴射装置」の一例としてのプリンター10について説明する。プリンター10は、装置本体12と、装置本体12に対して回動可能に装置本体12の上部に配置された、「開閉体」としてのスキャナー14とを備えている。
装置本体12の装置奥行き方向前面側には、操作パネル16が設けられている。操作パネル16には、図1ないし図4に示すように液晶パネル等の表示手段と、複数の入力用ボタンやスイッチ等を備える入力手段とが設けられている。そして、操作パネル16は、図2に示すように装置本体12に対して装置奥行き方向前面側に回動可能に取り付けられている。
また、図2に示すように操作パネル16が装置本体12に対して装置奥行き方向前面側に回動した状態となると、装置本体12に格納されている媒体排出トレイ18が露呈する。媒体排出トレイ18は、装置本体12内に格納された位置(図2実線部参照)と、装置本体12から装置奥行き方向前面側に引き出された位置(図2二点鎖線部参照)との間を進退可能に構成されている。
また、図4及び図5を参照するに、装置奥行き方向において、操作パネル16の背面側には、プリンター10における駆動要素に電力を供給する、装置幅方向に延びる電源部20が配置されている。また、電源部20は装置本体12内に設けられている不図示の制御部に電力を供給している。
また、装置本体12において媒体排出トレイ18の装置高さ方向下方側には、媒体を収容可能な媒体収容部22が装置本体12に対して装置奥行き方向前面側から挿抜可能に装着されている。
また、図3を参照するにスキャナー14は、装置奥行き方向背面側を回動支点として装置本体12に対して回動可能に構成されており、装置本体12に対して閉じた姿勢(図1及び図2参照)と開いた姿勢(図3参照)とを切換可能である。本実施例においてスキャナー14は、後述するキャリッジユニット32、76、80の装置高さ方向上側に位置している。スキャナー14の閉じた姿勢と開いた姿勢とを切り換えることで、キャリッジユニット32、76、80の移動領域を開閉することができる。
また、図1ないし図4において装置本体12の装置幅方向右方端部の装置奥行き方向前面側には、インクタンク部24が設けられている。インクタンク部24は、「液体収容容器」としての複数のインクタンク26(図8参照)と、複数のインクタンク26を覆う筐体28と、筐体28に対して回動可能に取り付けられたカバー30とを備えている。
インクタンク部24は、装置幅方向において少なくとも一部が閉じた姿勢のスキャナー14の下方に位置するように配置されている。本実施例において、インクタンク26は図16に示すように5つ設けられている。具体的には、インクタンク26は、インクタンク26A、26B、26C、26D、26Eを備えている。そして、インクタンク26A、26B、26C、26D、26Eの順に、「液体」としてのブラック、マゼンタ、イエロー、シアン、フォトブラックのインクがそれぞれ収容されている。また、インクタンク26Aは他のインクタンク26B、26C、26D、26Eよりもインクの収容量が大きく設定されている。また、インクタンク部24の装置奥行き方向前面側には、各インクタンク26におけるインクの残量を確認可能な表示部24aが設けられている。
そして、スキャナー14が装置本体12に対して開いた姿勢を取ると、インクタンク部24において筐体28の上部に設けられ、インクタンク26の上部を覆うカバー30が完全に露呈する。カバー30は、筐体28に対して回動可能に取り付けられている。そして、カバー30が完全に露呈している状態では、図3に示すようにカバー30を筐体28に対して回動させることにより、インクタンク26の上部を露呈させることができる。尚、インクタンク26の構成については、後述する。
次いで図4及び図5を参照するに、装置奥行き方向においてインクタンク部24の背面側にはキャリッジユニット32が配置されている。一例として、キャリッジユニット32は、装置本体12内において装置幅方向に往復動可能に構成されている。尚、一例として図4はキャリッジユニット32がホームポジションに位置する状態を図示している。キャリッジユニット32の駆動機構をより具体的に説明すると、装置奥行き方向においてキャリッジユニット32の背面側には、駆動モーター34が設けられている。
駆動モーター34の駆動軸には、不図示の駆動プーリーが設けられている。また、駆動プーリー(不図示)に対して装置幅方向に間隔をおいて従動プーリー36(図4参照)が駆動プーリーに対して従動回転可能に装置本体12内に設けられている。駆動プーリー(不図示)と従動プーリー36には無端ベルト38(図4参照)が掛けまわされている。また、無端ベルト38の少なくとも一部は、キャリッジユニット32の背面側端部に設けられた把持部(不図示)においてキャリッジユニット32に把持されている。そして、駆動モーター34が回転駆動すると、無端ベルト38は駆動モーター34の回転方向と同じ方向に回転駆動させられ、キャリッジユニット32を装置幅方向に移動させる。尚、一例として、装置本体12内において図4に示すキャリッジユニット32の位置がキャリッジユニット32のホームポジションとして設定されている。
また、図4に示すようにキャリッジユニット32には、複数の中継アダプター40が装着されている。そして、各中継アダプター40は、インク供給チューブ42を介してインクタンク26に接続されている。
また、図6に示すように、キャリッジユニット32の下部には、「液体噴射ヘッド」としての記録ヘッド44が設けられている。また、記録ヘッド44の下面は、インクを噴射する複数のノズルが設けられたノズル面として構成されている。尚、図示していないが、一例として複数のノズルは装置奥行き方向に沿って配列され、ノズル列を形成している。また、中継アダプター40は記録ヘッド44のノズルにインクを供給可能に構成されている。
また、図4において、記録ヘッド44の下方には装置幅方向に延びる媒体支持部材46が設けられている。また、装置奥行き方向において媒体支持部材46の背面側には搬送ローラー対48が設けられている。
また、図17を参照するに、装置奥行き方向において媒体支持部材46の前面側には、排出ローラー対50が設けられている。排出ローラー対50は、不図示の駆動源により回転駆動させられる排出駆動ローラー50aと、排出駆動ローラー50aと当接し、従動回転する排出従動ローラー50bとを備えている。
ここで、プリンター10の媒体の記録動作について説明すると、媒体収容部22に収容された媒体は、不図示の給送手段により、搬送ローラー対48まで給送される。そして、搬送ローラー対48は媒体をニップして、記録ヘッド44の下方側において記録ヘッド44と対向する領域に媒体を送り込む。そして、媒体支持部材46に支持された媒体は、記録ヘッド44と対向する面に記録ヘッド44のノズルから噴射されたインクを受ける。これにより、媒体において記録ヘッド44と対向する面に記録が実施される。そして、記録が行われた媒体は、排出ローラー対50にニップされて、装置本体12の装置奥行き方向前面側に突出した媒体排出トレイ18に向けて排出される。
<<<インク供給経路について>>>
以下、図4ないし図13を参照して、プリンター10におけるインクタンク26からキャリッジユニット32の記録ヘッド44までのインクの供給経路について説明する。図4、図5及び図8を参照するに、キャリッジユニット32に設けられた複数の中継アダプター40に複数のインク供給チューブ42の一端がそれぞれ接続されている。そして、中継アダプター40から装置奥行き方向前方側に延出したインク供給チューブ42は、キャリッジユニット32の装置奥行き方向前方側の端部において装置幅方向左方へと向きを変えて、延びている。
次いで、装置幅方向左方に延びたインク供給チューブ42は、装置高さ方向下方側に湾曲して湾曲部42aを形成し、湾曲部42aにより装置幅方向左方から装置幅方向右方へと折り返している。そして、インク供給チューブ42は、装置幅方向右方に延びて、装置本体12の装置幅方向右端側に設けられたインクタンク部24のインクタンク26に接続されている。
ここで、図7を参照してインクタンク部24の周辺の構成について説明する。インクタンク26は、装置高さ方向下方側において装置奥行き方向前後方向に延びる、インク収容部26aと、インク収容部26aから装置高さ方向上方に向けて突出するインク注入部26bとを備えている。そして、インク注入部26bの上部にはインク注入口26dが設けられている。つまり、インクタンク26は、装置幅方向から見た際、階段状に形成されている。
また、各インクタンク26のインク収容部26aの装置奥行き方向背面側の下部には、接続部26eが設けられている。接続部26eには、インク供給チューブ42の他端が接続されている。尚、ブラックインクを収容するインクタンク26Aには、2本のインク供給チューブ42の他端が接続されている。つまり、インクタンク26B、26C、26D、26Eの接続部26eには各1本ずつのインク供給チューブ42が接続され、インクタンク26Aの接続部26eには2本のインク供給チューブ42が接続されている。
また、インクタンク26のインク収容部26aの上部には、チューブ案内部52が設けられている。そして、接続部26eから装置高さ方向上方側に延びるインク供給チューブ42は、チューブ案内部52により、装置奥行き方向前方側に向きを変えられた後、さらに装置幅方向左方に向きを変えられている。
<<<ガイド部について>>>
次いで、図9ないし図11を参照してガイド部54について説明する。装置本体12の装置奥行き方向において操作パネル16及び電源部20の背面側には、装置幅方向に延びるガイド部54が設けられている。ガイド部54は、装置幅方向において、インクタンク部24に設けられたチューブ案内部52の左方側に配置されている。また、ガイド部54は装置高さ方向においてキャリッジユニット32の下方に位置している。ガイド部54は、「第1部位」としてのガイド部材56と、「第2部位」としての逃げ部58とを備えている。
ガイド部材56は、一例として、装置幅方向においてチューブ案内部52の左方に位置し、チューブ案内部52と隣り合っている。また、ガイド部材56は、装置幅方向に延びる平板状の部材として構成されている。さらに、図9及び図10に示すように、ガイド部材56の装置奥行き方向前方側端部及び背面側端部は装置高さ方向上方に突出している。すなわち、ガイド部材56は、装置奥行き方向に沿った断面形状が凹状となるように形成されている。そして、ガイド部材56において凹部がインク供給チューブ42を案内するガイド面56aとして機能する。尚、一例として、ガイド部材56は、金属材料をプレス加工等の曲げ加工で曲げて形成されている。
ガイド部材56には、複数のチューブ固定部材60が装置幅方向に間隔をおいて取り付けられている。そして、チューブ固定部材60は、装置奥行き方向においてガイド面56a上を横切るように配置されている。
そして、図5及び図12に示すように、インク供給チューブ42において湾曲部42aからインクタンク26に向かう経路の一部は、装置高さ方向においてチューブ固定部材60とガイド部材56のガイド面56aとの間を通されている。このため、キャリッジユニット32の装置幅方向への移動に伴ってインク供給チューブ42がガイド面56aから離間しようとしても、チューブ固定部材60がインク供給チューブ42の離間方向への変位を規制する。
また、逃げ部58は、図9ないし図11に示すように装置幅方向においてガイド部材56の装置幅方向左方側に配置されている。本実施例において逃げ部58は、装置本体12における装置幅方向左側端部に配置されている。ここで、図11を参照するに、符号Wが付された二点鎖線は、装置幅方向における媒体搬送領域の左側端部の位置を示している。つまり、本実施例において逃げ部58は、装置幅方向において媒体搬送領域の外側に位置している。
また、図11においてキャリッジユニット32は、装置本体12内のキャリッジユニット32の移動領域において装置幅方向左側端部に位置した状態である。そして、この状態において、ガイド部54のガイド部材56と逃げ部58との境目は、キャリッジユニット32の記録ヘッド44(図11における一点鎖線部参照)の装置幅方向の略中央部に位置している。
また、逃げ部58は、一例として、装置幅方向右方から左方に向けて装置高さ方向下側へ傾斜する傾斜部58aと、傾斜部58aに接続され装置幅方向左方に延びる水平部58bとを備えている。そして、逃げ部58は、一例として金属材料よりも剛性の低い樹脂材料等により形成されている。つまり、本実施例において、逃げ部58は、一例としてガイド部材56よりも剛性の低い部材として構成されている。
また、図12に示すように装置高さ方向において、逃げ部58の水平部58bの高さは、ガイド部材56のガイド面56aの高さよりも高さL1分だけ低く設定されている。
ここで、図12に示すように、本実施例では、インクタンク26から延びるインク供給チューブ42は、ガイド部54に沿って装置幅方向左方に延び、装置高さ方向上方に向かって湾曲する湾曲部42aを形成して装置幅方向右方に折り返してキャリッジユニット32の中継アダプター40に接続される構成であるので、キャリッジユニット32が装置幅方向に沿って移動する際、ホームポジション寄りに位置していると、インク供給チューブ42の長さに余裕があることから湾曲部42a′(図12における二点鎖線部参照)の半径R1が大きくなり、曲率が小さくなる。これに対し、キャリッジユニット32が装置幅方向においてホームポジションから離れる位置に向けて移動すると、インク供給チューブ42の長さに余裕がなくなり、湾曲部42aにおける半径が小さくなり、曲率が大きくなる。
そして、インク供給チューブ42の湾曲部42aにおける曲率が大きくなると、湾曲部42aがガイド部54に押し付けられる力が強くなり、湾曲部42aとガイド部54との間に生じる摩擦力が大きくなる。この摩擦力により、インク供給チューブ42あるいはガイド部54に摩耗が生じ、ダメージを受ける虞がある。
本実施例では、図12に示すように、装置幅方向においてガイド部54に対して湾曲部42aが押し付けられる力が最大となる位置、すなわち湾曲部42aがキャリッジユニット32の移動領域における装置幅方向左側端部に位置する状態において、湾曲部42aの装置高さ方向下方に逃げ部58が配置されている。すなわち、逃げ部58は湾曲部42aを受け入れる位置に設けられている。
ここで、逃げ部58において湾曲部42aを受け入れ、湾曲部42aの装置高さ方向における最下位の位置と接する水平部58bは、ガイド部材56のガイド面56aよりも高さL1分低い位置に設けられている。そのため、例えば、水平部58bを装置高さ方向においてガイド面56aと同じ高さに設定した場合における湾曲部42aの半径よりも、高さL1に対応する分だけ、湾曲部42aの半径R2を大きくすることができる。つまり、湾曲部42aにおける曲率を小さくすることができ、湾曲部42aにおける湾曲を緩やかにできる。その結果、湾曲部42aがガイド部54に押し付けられる力を小さくすることができ、インク供給チューブ42あるいはガイド部54が受けるダメージを小さくすることができる。
<<<キャリッジユニットについて>>>
次いで、図6、図7及び図13を参照するに、キャリッジユニット32は装置高さ方向上方側に開口する箱状の筐体62を備えている。そして、筐体62の底部には開口62aが設けられている。開口62aには、ノズル面が筐体62の底部から装置高さ方向下方側に突出するように記録ヘッド44(図5参照)が取り付けられている。そして、筐体62内において記録ヘッド44の装置高さ方向上方には、複数の中継アダプター40が配置されている。
また、筐体62の装置奥行き方向前方側には、チューブ案内部62bが形成されている。ここで、チューブ案内部62bは、中継アダプター40から装置奥行き方向前方側に延びるインク供給チューブ42を湾曲させて装置幅方向左方に案内する案内部として構成されている。
ここで、図7に示すように、チューブ案内部62bは、バッファー部62cと、湾曲ガイド部62dとを備えている。バッファー部62cは、筐体62の装置奥行き方向前方側において装置幅方向に延設されている。そして、バッファー部62cは、装置高さ方向において所定の高さを有する空間として形成されている。そして、図13に示すようにバッファー部62cの装置幅方向左側端部は緩やかな上り坂として形成され、湾曲ガイド部62dに接続されている。
そして、図4に示すように、キャリッジユニット32において中継アダプター40から装置奥行き方向前方側に延びるインク供給チューブ42は、バッファー部62c内において装置奥行き方向前方側から装置幅方向左方に向きを変えて、湾曲ガイド部62dからキャリッジユニット32の外側、つまり装置幅方向左方に延出している。
ここで、バッファー部62cは装置高さ方向において所定の高さを有する空間であるので、バッファー部62cを通るインク供給チューブ42の一部を装置高さ方向下方側に向けて撓ませることができる。そして、バッファー部62cでインク供給チューブ42の一部を装置高さ方向下方側に撓ませることにより、中継アダプター40からインクタンク26までのインク供給チューブ42の経路長を長くすることができる。
ここで、例えば、装置の組立時、インク供給チューブ42の長さが中継アダプター40からインクタンク26までの最短の経路よりも長く、余長が生じる場合がある。しかしながら、バッファー部62c内でインク供給チューブ42を装置高さ方向下方側に撓ませることでインク供給チューブ42の余長を調整することができる。
また、図13を参照するに、湾曲ガイド部62dは、装置高さ方向下方側に向けて湾曲する形状となっている。つまり、インク供給チューブ42の湾曲部42aの湾曲に沿うようにインク供給チューブ42を湾曲させるガイド形状として構成されている。
ここで、湾曲ガイド部62dは、半径をR2とする曲面として形成されている。そして、二点鎖線で図示された、半径をR2とする仮想円C1は、湾曲ガイド部62dの曲面を通る仮想円である。本実施例において半径R3は、インク供給チューブ42が湾曲ガイド部62dの曲面に沿って曲がった際、インク供給チューブ42内を流れるインクの流れが阻害されない大きさに設定されており、一例として15mmから25mmの範囲に設定されている。
また、図13において符号S1が付された一点鎖線は、逃げ部58の傾斜部58aの傾斜面に沿った直線である。そして、本実施例において、直線S1は仮想円C1の接線として設定されている。つまり、湾曲ガイド部62d及び逃げ部58は、インク供給チューブ42をガイドして、その湾曲部42aの半径がR2となるように構成されている。これにより、キャリッジユニット32が装置幅方向右方から左方に移動する際、インク供給チューブ42が、湾曲ガイド部62d及び逃げ部58に倣って湾曲部42aを無理なく自然に形成することができる。
<<<インク供給チューブについて>>>
次いで、図14ないし図15を参照して、インク供給チューブ42の構成について説明する。図15に示すように複数のインク供給チューブ42はクランプ64により装置奥行き方向に沿って束ねられている。また、インク供給チューブ42において外側、つまり湾曲部42aの外周側となる側には、第1保護部材66が設けられている。第1保護部材66は、一例としてインク供給チューブ42の長さ方向において湾曲部42aからキャリッジユニット32に向かう経路の一部と、湾曲部42aからインクタンク26に向かう経路の一部と、を覆って保護する部材として構成されている。一例として、第1保護部材66は、樹脂等のフィルム部材、またはシート状部材として構成されている。
また、第1保護部材66において、インク供給チューブ42のクランプ64により束ねられた位置に対応する部分には、囲い部68が形成されている。囲い部68は、一例として、第1保護部材66の側面から装置奥行き方向前面側及び背面側にそれぞれ突出させた舌状部66a(図14二点鎖線部参照)を、インク供給チューブ42及びクランプ64を囲むように折り曲げて形成されている。
また、インク供給チューブ42において内側、つまり湾曲部42aの内周側となる側には、第2保護部材70が設けられている。第2保護部材70は、一例としてインク供給チューブ42の長さ方向において囲い部68からキャリッジユニット32に向かう経路の一部と、囲い部68からインクタンク26に向かう経路の一部と、を覆って保護する部材として構成されている。そして、第2保護部材70は、インク供給チューブ42における囲い部68に対応する位置において囲い部68の内側に通されている。また、第2保護部材70は、一例として樹脂等のフィルム部材、またはシート状部材として構成されている。そして、第2保護部材70は、第1保護部材66よりも剛性の低い材料で形成されている。
図16に示すように、本実施例では、キャリッジユニット32がキャリッジユニット32の移動領域において装置幅方向左方端部に位置する際、インク供給チューブ42の湾曲部42aの位置に囲い部68の位置が対応するように設定されている。
また、囲い部68がインク供給チューブ42の湾曲部42aに対応する位置において、囲い部68とインク供給チューブ42との間には第2保護部材70が配置されている。これにより、インク供給チューブ42の湾曲部42aの内周側と、囲い部68のインク供給チューブ42の長さ方向における両端部のエッジとの接触が防止される。つまり、囲い部68が湾曲部42aに位置する際、囲い部68のエッジは、インク供給チューブ42に直接接触せず、第2保護部材70と接触する。その結果、囲い部68のエッジが、インク供給チューブ42に接触してダメージを与える不具合を防止できる。
<<<排出ローラー対について>>>
図17及び図18を参照して排出ローラー対50の構成について説明する。媒体支持部材46の装置奥行き方向前面側、すなわち媒体の搬送経路において下流側に排出駆動ローラー50aが回転可能に設けられている。排出駆動ローラー50aは不図示の駆動源により回転駆動されるように構成されている。そして、排出駆動ローラー50aの装置高さ方向上方側には、ローラー支持フレーム72が配置されている。本実施例において、ローラー支持フレーム72は、一例としてガイド部54のガイド部材56の装置高さ方向下方に設けられている。そして、ローラー支持フレーム72は、排出従動ローラー50bを回転自在に支持している。
また、ローラー支持フレーム72は、装置高さ方向において上下動が可能に構成されており、図17に示す排出従動ローラー50bを排出駆動ローラー50aに当接させた状態と、図18に示す排出従動ローラー50bを排出駆動ローラー50aから離間させた状態とを切換可能である。尚、一例として、ローラー支持フレーム72を装置高さ方向上方側に変位させて排出従動ローラー50bを排出駆動ローラー50aから離間させた状態では、プリンター10の装置奥行き方向前面側から光学ディスク等をセットしたトレイを媒体搬送経路の記録ヘッド44と対向する領域に送り込むことが可能となる。そして、光学ディスク等のレーベル面に対する記録が可能となる。
■■■第2の実施例■■■■
図21及び図22において第2の実施例におけるキャリッジユニット76について説明する。キャリッジユニット76は、筐体78の装置奥行き方向前方側に設けられたチューブ案内部78aにおいて規制部78bを備えている点で第1の実施例のキャリッジユニット32と異なる。
図21においてキャリッジユニット76の筐体78は、装置高さ方向上方側に開口する箱状に形成されている。筐体78の装置奥行き方向前方側には、チューブ案内部78aが形成されている。ここで、チューブ案内部78aは、インクタンク部24に配置された複数のインクタンク26から延びるインク供給チューブ42を筐体78内に案内する案内部として構成されている。
チューブ案内部78aは、バッファー部78cと、湾曲ガイド部78dと、チューブ保持部78eとを備えている。バッファー部78cは、第1実施例におけるバッファー部62cと同様に構成されている。湾曲ガイド部78dは、装置高さ方向下方側に向けて湾曲する形状となっている。湾曲ガイド部78dは、インク供給チューブ42を湾曲させるガイド形状として構成されている。さらに、本実施例では、湾曲ガイド部78dには、湾曲ガイド部78dから装置高さ方向上方側に突出するリブ状の規制部78bが設けられている。本実施例では、一例として規制部78bは、装置幅方向においてキャリッジユニット76の筐体78の中心位置よりも装置幅方向左方側に配置されている。
リブ状の規制部78bは、一例として装置幅方向において幅L3で形成されている。規制部78bの先端部は、一律な半径を有するR形状ではなく、+X方向側の角部及び−X方向側の角部がR面となる様に面取りされた上で、上面が面取りのRよりも大きいR(半径R3)となるように形成されている。ここで図24に示すように、インク供給チューブ42は湾曲ガイド部78dにおいて、インク供給チューブ42の一部が規制部78bと当接した状態で湾曲部42aを形成している。そして規制部78bの先端部の半径R3は、インク供給チューブ42の湾曲部42aの半径R4に合わせて(一例として半径がほぼ同じになるように、また、半径の中心がほぼ同じになるように)設定されている。
これにより、インク供給チューブ42が規制部78bの先端部に接する際の接触面積が確保され、規制部78bがインク供給チューブ42にダメージを与えることを抑制できる。
図21ないし図23において、湾曲ガイド部78dの装置高さ方向上方には、一対のチューブ保持部78eが湾曲ガイド部78dの一部を覆う庇状に形成されている。チューブ保持部78eは、装置幅方向において幅L2に形成されている。本実施例では、一例として、規制部78bの幅L3はチューブ保持部78eの幅L2よりも小さくなるように設定されている。
一対のチューブ保持部78eは、図23において、一例としてインク供給チューブ42の外側を保護する第1保護部材66の短手方向(装置奥行き方向)の両端部と当接している。これにより、第1保護部材66は、チューブ保持部78eにより湾曲ガイド部78dに保持される。その結果、第1保護部材66は内側に配置されたインク供給チューブ42を湾曲ガイド部78dから脱落しないように保持することができる。
次いで、図24及び図25において、キャリッジユニット76がキャリッジユニット76の移動領域において装置幅方向左側端部に位置する状態と、ホームポジション(装置幅方向右側端部)に位置する状態におけるインク供給チューブ42の姿勢について説明する。
ここで、第1実施例において説明したように、キャリッジユニット76の移動領域においてガイド部54(図12)は、ホームポジション(装置幅方向右方側)から装置幅方向左方に延びるガイド部材56と、装置幅方向左側端部に設けられた逃げ部58とを備えている。
図12において、キャリッジユニット32がホームポジション寄りに位置していると、インク供給チューブ42において形成される湾曲部42aの位置がキャリッジユニット32から離れた位置に形成される。この状態では、キャリッジユニット32から装置幅方向左方側に向けて延出するインク供給チューブ42(図12において二点鎖線で図示されている部分)は装置高さ方向上方に向かって傾斜して延びた後、湾曲部42a′を形成している。尚、図12において、図示が省略されているが、キャリッジユニット32及びインク供給チューブ42の装置高さ方向上方側には、スキャナー14が配置されており、インク供給チューブ42において湾曲部42aからキャリッジユニット32に延びる経路の少なくとも一部は、スキャナー14と接触した状態となっている。
この状態からキャリッジユニット32を装置幅方向左方端部まで移動させると、図13に示すように、インク供給チューブ42の湾曲部42aはキャリッジユニット32の湾曲ガイド部62dに沿って形成され、即ちキャリッジユニット32に近い位置に湾曲部42aが形成される。従ってキャリッジユニット32から離れた位置に湾曲部42aが形成される場合(キャリッジユニット32が装置幅方向右方端部に位置する場合)に比べてインク供給チューブ42の自由度が減少し、ガイド部54に対して湾曲部42aが押し付けられる力が最大となる。第1実施例では、装置幅方向左方端部に逃げ部58を形成することにより、湾曲部42aが下方側に逃げることができるので、ガイド部54(図12)に対して湾曲部42aが押し付けられる力を小さくできる。
ここで、リブ状の規制部78bの作用効果を説明するために、規制部78bを備えない構成における課題を図30を参照して説明する。図30の上の図において、キャリッジユニット32が装置幅方向右方端部(ホームポジション)寄りに位置する状態において、キャリッジユニット32から延出するインク供給チューブ42の向きは、装置高さ方向上方に向かって傾斜して延びる姿勢を取っているので、キャリッジユニット32はインク供給チューブ42から矢印aで示す様にやや上向きの力を受ける。
一方、キャリッジユニット32が装置幅方向左方端部に移動すると、図30の下の図に示すようにキャリッジユニット32と湾曲部42aとの距離が殆どなくなり、湾曲部42aが湾曲ガイド部62dに沿った姿勢となるため、キャリッジユニット32はインク供給チューブ42から矢印bで示す様に下向きの力を受けることとなる。
このように、キャリッジユニット32の移動過程においてキャリッジユニット32がインク供給チューブ42から受ける力の方向が変化してしまい、その結果キャリッジユニット32の挙動が不安定となって記録品質が低下する虞がある。
そこで本実施例では、リブ状の規制部78bを設ける。規制部78bは、インク供給チューブ42を装置高さ方向上側(ガイド部材56から離れる方向)に位置するスキャナー14に向かうように規制している。これにより、筐体78の湾曲ガイド部78dから延出するインク供給チューブ42が一旦装置高さ方向上方側に持ち上げられるので、キャリッジユニット76の移動過程においてキャリッジユニット76がインク供給チューブ42から受ける力の方向の変化を防止し、或いはその変化の程度を抑制できる。
即ちキャリッジユニット76の移動可能領域の全範囲で、キャリッジユニット76がインク供給チューブ42から受ける力の向きが図30の上の図で矢印aで示す様にやや上方向を向くようにする。これにより、キャリッジユニット76の挙動を安定させることができる。
さらに、本実施例において、規制部78bは、インク供給チューブ42を装置高さ方向上側に位置するスキャナー14に向かうように規制しているので、キャリッジユニット76の移動領域においてインク供給チューブ42とスキャナー14とが接触している領域(キャリッジユニット76の移動領域)を増大させることができる。その結果、キャリッジユニット76がインク供給チューブ42から受ける力の変化を抑制することができるので、キャリッジユニット76の移動時における挙動を安定させることができる。
<<<第2の実施例の変更例>>>
(1)次いで、図26及び図27において規制部の変更例について説明する。図26においてキャリッジユニット80の筐体82において、湾曲ガイド部82aには規制部82bが形成されている。規制部82bは、湾曲ガイド部82aの上部において、装置高さ方向上方側に傾斜する案内面として形成されている(図27)。規制部82bは、キャリッジユニット80から延出するインク供給チューブ42を規制部78bと同様に装置高さ方向上方側に持ち上げることができる。これにより、インク供給チューブ42は、規制部82bにより装置高さ方向上方側に持ち上げられた後、装置高さ方向下方側に向きを変えて湾曲し、湾曲部42aを形成する。その結果、キャリッジユニット80の移動過程においてキャリッジユニット80がインク供給チューブ42から受ける力の方向の変化を防止し、或いはその変化の程度を抑制でき、キャリッジユニット80の挙動を安定させることができる。
(2)規制部78b(図21)、82b(図26)を湾曲ガイド部82aと一体の構成としたが、この構成に代えて、規制部78b、82bを別部材として構成してもよい。尚、規制部78b、82bを湾曲ガイド部82aと別部材として構成する場合、規制部78b、82bの剛性は、キャリッジユニット76(図21)、80(図26)の筐体78、82の剛性よりも低く設定されている。
<<<第1の実施例及び第2の実施例の変更例>>>
(1)「第2部位」としての逃げ部58はインク供給チューブ42に対して離れる方向に向かう傾斜面として構成したが、この構成に代えて、図19に示すようにガイド部54においてインク供給チューブ42から離れる方向に凹む凹み面74を「第2部位」として構成してもよい。尚、ガイド部54において、凹み面74の装置幅方向における位置は適宜任意の位置に設定することができる。
(2)インク供給チューブ42の湾曲部42aの内周側を保護する第2保護部材70において両端部は単にシート状部材を装置奥行き方向に沿って直線状に切り落とした形状としたが、この構成に代えて、図20に示すように第2保護部材70の両端部に逃げ形状70aを形成してもよい。逃げ形状70aは、一例として湾曲部42aの内周側にカールする形状としたが、第2保護部材70の両端部のエッジがインク供給チューブ42にダメージを与えない形状であればよい。
(3)ローラー支持フレーム72は、ガイド部材56に対して独立して装置高さ方向に上下動する構成としたが、この構成に代えて、ガイド部材56をローラー支持フレーム72と一体、あるいは連動させて装置高さ方向に上下動させる構成としてもよい。
(4)インクタンク26から延びるインク供給チューブ42は、装置高さ方向においてキャリッジユニット32(図6)、76(図21)、80(図26)の下方側において装置幅方向右方から左方に延び、装置高さ方向上方側に湾曲した後、装置幅方向右方に延びて、キャリッジユニット32、76、80内に導かれ、中継アダプター40に接続される構成としたが、この構成に代えて、インクタンク26から装置幅方向左方に延びるインク供給チューブ42を装置高さ方向においてキャリッジユニット32、76、80の上方側に位置させ、装置高さ方向下方側に湾曲させた後、装置幅方向右方に延ばして、キャリッジユニット32、76、80内の中継アダプター40に接続させる構成としてもよい。
また、インク供給チューブ42は、装置高さ方向上方側或いは下方側に湾曲させるほか、装置奥行き方向前方側或いは後方側に湾曲させる構成、即ち水平方向にインク供給チューブ42を引き回す構成としても良い。このように構成する場合、キャリッジユニット32、76、80の装置幅方向左側に設けた湾曲ガイド部62d(図7)、78d(図21)、82a(図26)をインク供給チューブ42の湾曲部42aが形成される側に適宜変更して設けてもよい。
(5)インク供給チューブ42の外側を保護する第1保護部材66を、図28及び図29に示す第1保護部材84としてもよい。第1保護部材84は、インク供給チューブ42の長さ方向において湾曲部42aからキャリッジユニット32に向かう経路の一部と、湾曲部42aからインクタンク26に向かう経路の一部と、を覆って保護する部分にスリット84aが形成されている。
図28において、スリット84aは第1保護部材84の長手方向に沿って形成されている。一例としてスリット84aは、第1保護部材84の短手方向(装置奥行き方向)において中央部分に形成されている。第1保護部材84にスリット84aを設けることで、第1保護部材66よりも剛性を下げることができる。その結果、キャリッジユニット76が移動領域内において移動する際、第1保護部材84がキャリッジユニット76に与える力を抑制でき、より一層、キャリッジユニット76の挙動を安定させることができる。尚、第1保護部材84においても舌状部84bが形成されており、舌状部84bを折り曲げることにより囲い部86(図29)が形成される。
上記説明をまとめるとプリンター10は、媒体にインクを噴射する記録ヘッド44を備えるとともに、記録ヘッド44の走査方向に往復動するキャリッジユニット32と、記録ヘッド44から噴射するインクを収容可能であり、キャリッジユニット32とは別の設置場所に設けられるインクタンク26と、キャリッジユニット32に接続され、インクタンク26から送られるインクをキャリッジユニット32に供給するインク供給チューブ42と、キャリッジユニット32に対し装置高さ方向下方側に位置し、キャリッジユニット32の移動に伴うインク供給チューブ42の変形を規制する、キャリッジユニット32の移動方向に沿って延設されたガイド部54と、を備え、キャリッジユニット32の移動方向のうち一方を第1方向である装置幅方向右方、他方を第2方向である装置幅方向左方としたとき、インク供給チューブ42は、ガイド部54に沿って第2方向である装置幅方向左方に向けて延び、装置高さ方向上方側に向かって湾曲する湾曲部42aを形成して第1方向である装置幅方向右方に折り返してキャリッジユニット32に接続され、ガイド部54は、ガイド部材56と、装置高さ方向においてガイド部材56より低い逃げ部58と、を有する。
上記構成によれば、インク供給チューブ42の変形を規制するガイド部54は、ガイド部材56と、装置高さ方向においてガイド部材56より低い逃げ部58と、を有するので、装置の小型化を図りながらも逃げ部58によって湾曲部42aを適切に形成することができ、インク供給チューブ42或いはガイド部54のダメージを抑制することができる。
逃げ部58は、キャリッジユニット32が移動可能範囲における第2方向である装置幅方向左方の端部に位置する際、インク供給チューブ42の湾曲部42aを受け入れる位置に設けられている。
インク供給チューブ42は、ガイド部54に沿って第2方向である装置幅方向左方に向けて延び、湾曲部42aを形成して第1方向である装置幅方向右方に折り返してキャリッジユニット32に接続される為、キャリッジユニット32の移動可能範囲において第2方向である装置幅方向左方の端部にキャリッジユニット32が位置する際、湾曲部42aは最も強くガイド部54に押し当たる状態となる。
上記構成によれば、逃げ部58は、キャリッジユニット32が移動可能範囲における第2方向である装置幅方向左方の端部に位置する際、インク供給チューブ42の湾曲部42aを受け入れる位置に設けられているので、湾曲部42aのガイド部54への押し当たりを緩和でき、インク供給チューブ42或いはガイド部54のダメージを効果的に抑制できる。
ガイド部54において逃げ部58は、少なくともガイド部材56より剛性が低い。この構成によれば、インク供給チューブ42が逃げ部58に押し当たる際のインク供給チューブ42のダメージを抑制できる。
逃げ部58は、インク供給チューブ42から離れる方向に向かう傾斜部58a、或いはインク供給チューブ42から離れる方向に凹む凹み面74で形成されている。
ガイド部54は、媒体搬送経路の上部に位置する。
キャリッジユニット32の移動方向において逃げ部58が、媒体搬送経路の外側に位置する。この構成によれば、逃げ部58と媒体搬送経路とが装置高さ方向で重畳せず、装置高さ方向の寸法を抑制できる。
媒体搬送経路において記録ヘッド44の下流側に、媒体を排出する排出駆動ローラー50a及び排出従動ローラー50bを備えて成る排出ローラー対50を備え、媒体搬送経路とガイド部54との間に、排出従動ローラー50bを支持するローラー支持フレーム72を備え、ローラー支持フレーム72は、媒体搬送経路との間隔が変化する方向に変位可能に設けられているとともに、ガイド部54のガイド部材56が、ローラー支持フレーム72と連動してローラー支持フレーム72の変位方向に変位する。
上記構成によれば、ローラー支持フレーム72が媒体搬送経路との間隔が変化する方向に変位可能である構成において、ガイド部54のガイド部材56が、ローラー支持フレーム72と連動してローラー支持フレーム72の変位方向に変位するので、ローラー支持フレーム72とガイド部54との間に大きなスペースを確保することを回避でき、装置の大型化を抑制できる。
キャリッジユニット32は、インク供給チューブ42における湾曲部42aの湾曲に沿う様にインク供給チューブ42を湾曲させる湾曲ガイド部62dを備える。この構成によれば、インク供給チューブ42の湾曲部42aを無理なく自然に形成することができる。
インク供給チューブ42を複数備えるとともに、複数のインク供給チューブ42を束ねるクランプ64と、インク供給チューブ42における湾曲部42aの外側を含め、湾曲部42aからキャリッジユニット32に向かうインク供給チューブ42の長さ方向の少なくとも一部および湾曲部42aからインクタンク26に向かうインク供給チューブ42の長さ方向の少なくとも一部を覆って保護する第1保護部材66と、第1保護部材66と一体に設けられるとともにクランプ64を囲う囲い部68と、インク供給チューブ42における湾曲部42aの内側であってクランプ64と囲い部68との間に介在し、囲い部68からキャリッジユニット32に向かうインク供給チューブ42の長さ方向の少なくとも一部及び囲い部68からインクタンク26に向かうインク供給チューブ42の長さ方向の少なくとも一部を覆って保護する第2保護部材70とを備えている。
上記構成によれば、クランプ64によって複数のインク供給チューブ42を纏めることができ、第1保護部材66によってインク供給チューブ42を保護することができ、囲い部68によってインク供給チューブ42、クランプ64、第1保護部材66、のこれらを一体にすることができる。この様な構成において、インク供給チューブ42における湾曲部42aの内側であってクランプ64と囲い部68との間に介在し、囲い部68からインク供給チューブ42の長手方向の両方向に延びる第2保護部材70により、インク供給チューブ42への囲い部68の食い込みを防止してインク供給チューブ42を保護できる。
第2保護部材70は、第1保護部材66より剛性が低い。この構成によれば、第2保護部材70そのものがインク供給チューブ42に食い込むことを回避できる。
インク供給チューブ42の長手方向における第2保護部材70の端部は、インク供給チューブ42への食い込みを避ける逃げ形状70aに形成されている。この構成によれば、第2保護部材70そのものがインク供給チューブ42に食い込むことをより確実に回避できる。
プリンター10は、媒体にインクを噴射する記録ヘッド44を備えるとともに、記録ヘッド44の走査方向に往復動するキャリッジユニット76(図21)、80(図26)と、記録ヘッド44から噴射するインクを収容可能であり、キャリッジユニット76、80とは別の設置場所に設けられるインクタンク26と、キャリッジユニット76、80に接続され、インクタンク26から送られるインクをキャリッジユニット76、80に供給するインク供給チューブ42と、キャリッジユニット32に対し装置高さ方向下側に位置し、キャリッジユニット76、80の移動に伴うインク供給チューブ42の変形を規制する、キャリッジユニット76、80の移動方向に沿って延設されたガイド部54と、を備え、キャリッジユニット76、80の移動方向のうち一方を第1方向である装置幅方向右方、他方を第2方向である装置幅方向左方としたとき、インク供給チューブ42は、ガイド部54に沿って第2方向である装置幅方向左方に向けて延び、装置高さ方向上方側に向かって湾曲する湾曲部42aを形成して第1方向である装置幅方向右方に折り返してキャリッジユニット76、80に接続され、キャリッジユニット76、80には、キャリッジユニット76、80から延出するインク供給チューブ42の延出方向をガイド部54から離れる方向に規制する規制部78b(図21)、82b(図26)を備えている。
上記構成によれば、キャリッジユニット76、80には、キャリッジユニット76、80から延出するインク供給チューブ42の延出方向をガイド部54から離れる方向に規制する規制部78b、82bが設けられているので、湾曲部42aの半径が極力大きくなる様にインク供給チューブ42が規制されることとなる。特にキャリッジユニット76、80が装置幅方向左方端部から装置幅方向右方側へ移動させる際、インク供給チューブ42の延出方向の変化を小さく、あるいは抑制できるので、キャリッジユニット76、80の移動動作に際してキャリッジユニット76、80が湾曲部42aの曲率の変化によるインク供給チューブ42から受ける力の変化を抑制できる。その結果、キャリッジユニット76、80がインク供給チューブ42から力を受けることに伴うキャリッジユニット76、80の挙動の不安定、ひいては記録品質の低下を抑制できる。
プリンター10は、媒体にインクを噴射する記録ヘッド44を備えるとともに、記録ヘッド44の走査方向に往復動するキャリッジユニット76(図21)、80(図26)と、記録ヘッド44から噴射するインクを収容可能であり、キャリッジユニット76、80とは別の設置場所に設けられるインクタンク26と、キャリッジユニット76、80に接続され、インクタンク26から送られるインクをキャリッジユニット76、80に供給するインク供給チューブ42と、キャリッジユニット32に対し装置高さ方向下側に位置し、キャリッジユニット76、80の移動に伴うインク供給チューブ42の変形を規制する、キャリッジユニット76、80の移動方向に沿って延設されたガイド部54と、キャリッジユニット76、80に対し装置高さ方向上側に位置し、キャリッジユニット76、80の往復動領域を開閉するスキャナー14と、を備え、キャリッジユニット76、80の移動方向のうち一方を第1方向である装置幅方向右方、他方を第2方向である装置幅方向左方としたとき、インク供給チューブ42は、ガイド部54に沿って第2方向である装置幅方向左方に向けて延び、装置高さ方向上方側に向かって湾曲する湾曲部42aを形成して第1方向である装置幅方向右方に折り返してキャリッジユニット76、80に接続され、キャリッジユニット76、80には、キャリッジユニット76、80から延出するインク供給チューブ42の延出方向をスキャナー14に向く方向に規制する規制部78b(図21)、82b(図26)を備えている。
キャリッジユニット76、80から延出するインク供給チューブ42が、キャリッジユニット76、80の往復動領域の上部に位置するスキャナー14に接触したり接触しなかったりすると、キャリッジユニット76、80の移動動作に際してキャリッジユニット76、80がインク供給チューブ42から受ける力が変化し、ひいてはキャリッジユニット76、80の挙動の不安定を招く。
しかしながらこの構成によれば、キャリッジユニット76、80には、キャリッジユニット76、80から延出するインク供給チューブ42の延出方向をスキャナー14に向く方向に規制する規制部78b、82bを備えるので、インク供給チューブ42がスキャナー14に接触する範囲を延ばすことができる。その結果、キャリッジユニット76、80が移動動作する際にキャリッジユニット76、80がインク供給チューブ42から受ける力の変化を抑制し、キャリッジユニット76、80の挙動の不安定、ひいては記録品質の低下を抑制できる。
インク供給チューブ42における湾曲部42aの外側を含め、湾曲部42aからキャリッジユニット76、80に向かうインク供給チューブ42の長さ方向の少なくとも一部および湾曲部42aからインクタンク26に向かうインク供給チューブ42の長さ方向の少なくとも一部を覆って保護する第1保護部材84を備え、第1保護部材84には、少なくとも湾曲部42aを保護する領域に、インク供給チューブ42の長さ方向に渡ってスリット84aが形成されている。
上記構成によれば、第1保護部材84には、少なくとも湾曲部42aを保護する領域に、インク供給チューブ42の長さ方向に渡ってスリット84aが形成されているので、第1保護部材84の剛性を下げることができ、キャリッジユニット76、80が第1保護部材84から受ける力を抑制できる。その結果、キャリッジユニット76、80が第1保護部材84から力を受けることに伴うキャリッジユニット76、80の挙動の不安定、ひいては記録品質の低下を抑制できる。
また、本実施形態では本発明に係るガイド部54、逃げ部58、湾曲ガイド部62dを液体噴射装置の一例としてのインクジェットプリンターに適用したが、その他液体噴射装置一般に適用することも可能である。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンター、複写機及びファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含むものである。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
10…プリンター、12…装置本体、14…スキャナー、16…操作パネル、18…媒体排出トレイ、20…電源部、22…媒体収容部、24…インクタンク部、24a…表示部、26、26A、26B、26C、26D、26E…インクタンク、26a…インク収容部、26b…インク注入部、26d…インク注入口、26e…接続部、28…筐体、30…カバー、32、76、80…キャリッジユニット、34…駆動モーター、36…従動プーリー、38…無端ベルト、40…中継アダプター、42…インク供給チューブ、42a、42a′…湾曲部、44…記録ヘッド、46…媒体支持部材、48…搬送ローラー対、50…排出ローラー対、50a…排出駆動ローラー、50b…排出従動ローラー、52、78a…チューブ案内部、54…ガイド部、56…ガイド部材、56a…ガイド面、58…逃げ部、58a…傾斜部、58b…水平部、60…チューブ固定部材、62、78、82…筐体、62a…開口、62b…チューブ案内部、62c、78c…バッファー部、62d、78d、82a…湾曲ガイド部、64…クランプ、66、84…第1保護部材、66a、84a…舌状部、68、86…囲い部、70…第2保護部材、70a…逃げ形状、72…ローラー支持フレーム、74…凹み面、78b、82b…規制部、78e…チューブ保持部、84a…スリット、C1…仮想円、L1…高さ、L2、L3…幅、R1、R2、R3、R4…半径

Claims (15)

  1. 媒体に液体を噴射する液体噴射ヘッドを備えるとともに、前記液体噴射ヘッドの走査方向に往復動するキャリッジユニットと、
    前記液体噴射ヘッドから噴射する液体を収容可能であり、前記キャリッジユニットとは別の設置場所に設けられる液体収容容器と、
    前記キャリッジユニットに接続され、前記液体収容容器から送られる液体を前記キャリッジユニットに供給するチューブと、
    前記キャリッジユニットに対し鉛直方向下側に位置し、前記キャリッジユニットの移動に伴う前記チューブの変形を規制する、前記キャリッジユニットの移動方向に沿って延設されたガイド部と、を備え、
    前記キャリッジユニットの移動方向のうち一方を第1方向、他方を第2方向としたとき、前記チューブは、前記ガイド部に沿って前記第2方向に向けて延び、鉛直上方向に向かって湾曲する湾曲部を形成して前記第1方向に折り返して前記キャリッジユニットに接続され、
    前記チューブにおいて前記湾曲部から前記キャリッジユニットに至る区間の長さは、前記キャリッジユニットが移動可能範囲における前記第2方向の端部に位置する場合に、前記キャリッジユニットが移動可能範囲における前記第1方向の端部に位置する場合より短くなり、
    前記ガイド部は、第1部位と、鉛直方向において前記第1部位より低い第2部位と、を有
    前記第2部位は、前記キャリッジユニットが移動可能範囲における前記第2方向の端部に位置する際、前記チューブの前記湾曲部を受け入れる位置に設けられている、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  2. 請求項に記載の液体噴射装置において、前記第2部位は、少なくとも前記第1部位より剛性が低い、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の液体噴射装置において、前記第2部位は、前記チューブから離れる方向に向かう傾斜面、或いは前記チューブから離れる方向に凹む凹み面で形成されている、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  4. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の液体噴射装置において、前記ガイド部は、媒体搬送経路の上部に位置する、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  5. 請求項に記載の液体噴射装置において、前記キャリッジユニットの移動方向において前記第2部位が、前記媒体搬送経路の外側に位置する、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  6. 請求項または請求項に記載の液体噴射装置において、前記媒体搬送経路において前記液体噴射ヘッドの下流側に、媒体を排出する排出駆動ローラー及び排出従動ローラーを備えて成る排出ローラー対を備え、
    前記媒体搬送経路と前記ガイド部との間に、前記排出従動ローラーを支持するローラー支持フレームを備え、
    前記ローラー支持フレームは、前記媒体搬送経路との間隔が変化する方向に変位可能に設けられているとともに、前記ガイド部の前記第1部位が、前記ローラー支持フレームと連動して前記ローラー支持フレームの変位方向に変位する、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  7. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の液体噴射装置において、前記キャリッジユニットは、前記チューブにおける前記湾曲部の湾曲に沿う様に前記チューブを湾曲させる湾曲ガイド部を備える、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  8. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の液体噴射装置において、前記チューブを複数備えるとともに、
    複数の前記チューブを束ねるクランプと、
    前記チューブにおける前記湾曲部の外側を含め、前記湾曲部から前記キャリッジユニットに向かう前記チューブの長さ方向の少なくとも一部および前記湾曲部から前記液体収容容器に向かう前記チューブの長さ方向の少なくとも一部を覆って保護する第1保護部材と、
    前記第1保護部材と一体に設けられるとともに前記クランプを囲う囲い部と、
    前記チューブにおける前記湾曲部の内側であって前記クランプと前記囲い部との間に介在し、前記囲い部から前記キャリッジユニットに向かう前記チューブの長さ方向の少なくとも一部及び前記囲い部から前記液体収容容器に向かう前記チューブの長さ方向の少なくとも一部を覆って保護する第2保護部材と、を備える、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  9. 請求項に記載の液体噴射装置において、前記第2保護部材は、前記第1保護部材より剛性が低い、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  10. 請求項または請求項に記載の液体噴射装置において、前記チューブの長手方向における前記第2保護部材の端部は、前記チューブへの食い込みを避ける逃げ形状に形成されている、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  11. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の液体噴射装置において、前記キャリッジユニットには、前記キャリッジユニットから延出する前記チューブの延出方向を前記ガイド部から離れる方向に規制する規制部を備える、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  12. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の液体噴射装置において、
    前記キャリッジユニットに対し鉛直方向上側に位置し、前記キャリッジユニットの往復動領域を開閉する開閉体を備え、
    前記キャリッジユニットには、前記キャリッジユニットから延出する前記チューブの延出方向を前記開閉体に向く方向に規制する規制部を備える、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  13. 請求項11または請求項12に記載の液体噴射装置において、前記チューブにおける前記湾曲部の外側を含め、前記湾曲部から前記キャリッジユニットに向かう前記チューブの長さ方向の少なくとも一部および前記湾曲部から前記液体収容容器に向かう前記チューブの長さ方向の少なくとも一部を覆って保護する第1保護部材を備え、
    前記第1保護部材には、少なくとも前記湾曲部を保護する領域に、前記チューブの長さ方向に渡ってスリットが形成されている、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  14. 媒体に液体を噴射する液体噴射ヘッドを備えるとともに、前記液体噴射ヘッドの走査方向に往復動するキャリッジユニットと、
    前記液体噴射ヘッドから噴射する液体を収容可能であり、前記キャリッジユニットとは別の設置場所に設けられる液体収容容器と、
    前記キャリッジユニットに接続され、前記液体収容容器から送られる液体を前記キャリッジユニットに供給するチューブと、
    前記キャリッジユニットに対し鉛直方向下側に位置し、前記キャリッジユニットの移動に伴う前記チューブの変形を規制する、前記キャリッジユニットの移動方向に沿って延設されたガイド部と、を備え、
    前記キャリッジユニットの移動方向のうち一方を第1方向、他方を第2方向としたとき、前記チューブは、前記ガイド部に沿って前記第2方向に向けて延び、鉛直上方向に向かって湾曲する湾曲部を形成して前記第1方向に折り返して前記キャリッジユニットに接続され、
    前記ガイド部は、第1部位と、鉛直方向において前記第1部位より低い第2部位と、を有し、
    前記ガイド部は、媒体搬送経路の上部に位置し、
    前記媒体搬送経路において前記液体噴射ヘッドの下流側に、媒体を排出する排出駆動ローラー及び排出従動ローラーを備えて成る排出ローラー対を備え、
    前記媒体搬送経路と前記ガイド部との間に、前記排出従動ローラーを支持するローラー支持フレームを備え、
    前記ローラー支持フレームは、前記媒体搬送経路との間隔が変化する方向に変位可能に設けられているとともに、前記ガイド部の前記第1部位が、前記ローラー支持フレームと連動して前記ローラー支持フレームの変位方向に変位する、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  15. 媒体に液体を噴射する液体噴射ヘッドを備えるとともに、前記液体噴射ヘッドの走査方向に往復動するキャリッジユニットと、
    前記液体噴射ヘッドから噴射する液体を収容可能であり、前記キャリッジユニットとは別の設置場所に設けられる液体収容容器と、
    前記キャリッジユニットに接続され、前記液体収容容器から送られる液体を前記キャリッジユニットに供給するチューブと、
    前記キャリッジユニットに対し鉛直方向下側に位置し、前記キャリッジユニットの移動に伴う前記チューブの変形を規制する、前記キャリッジユニットの移動方向に沿って延設されたガイド部と、を備え、
    前記キャリッジユニットの移動方向のうち一方を第1方向、他方を第2方向としたとき、前記チューブは、前記ガイド部に沿って前記第2方向に向けて延び、鉛直上方向に向かって湾曲する湾曲部を形成して前記第1方向に折り返して前記キャリッジユニットに接続され、
    前記ガイド部は、第1部位と、鉛直方向において前記第1部位より低い第2部位と、を有し、
    前記チューブを複数備えるとともに、
    複数の前記チューブを束ねるクランプと、
    前記チューブにおける前記湾曲部の外側を含め、前記湾曲部から前記キャリッジユニットに向かう前記チューブの長さ方向の少なくとも一部および前記湾曲部から前記液体収容容器に向かう前記チューブの長さ方向の少なくとも一部を覆って保護する第1保護部材と、
    前記第1保護部材と一体に設けられるとともに前記クランプを囲う囲い部と、
    前記チューブにおける前記湾曲部の内側であって前記クランプと前記囲い部との間に介在し、前記囲い部から前記キャリッジユニットに向かう前記チューブの長さ方向の少なくとも一部及び前記囲い部から前記液体収容容器に向かう前記チューブの長さ方向の少なくとも一部を覆って保護する第2保護部材と、を備える、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
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