JP7289705B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インクを吐出して画像を記録するインクジェット記録装置に関する。
特許文献1には、使用量が高い黒インクはインクタンクからインク供給チューブにより記録ヘッドへ供給され、使用量が低いカラーインクはキャリッジに装着されたインクカートリッジから記録ヘッドへ供給される記録装置が開示されている。インク供給チューブとキャリッジの接続部位を上方から覆うカバーを設けることで、ユーザが不用意に接続部位に触れないように構成されている。
特開2014-188965号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、記録ヘッドのメンテナンスが行われるホームポジションと反対側において、供給チューブが上方へ湾曲する構成となっている。従って、記録ヘッドがホームポジションで待機している状態において、ユーザが供給チューブの湾曲部に容易に触れることができ、ユーザの引っ張りによって供給チューブがキャリッジから抜けてインクが漏れる虞がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、記録ヘッドが待機位置に位置する状態でチューブが触れられるのを抑制することができるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るインクジェット記録装置は、インクを吐出する第1記録ヘッドと、前記第1記録ヘッドへ供給されるインクを収容するインクタンクと、前記第1記録ヘッドと前記インクタンクを接続するチューブと、前記第1記録ヘッドを搭載し第1方向に沿って往復移動するキャリッジと、前記キャリッジの移動領域内であって前記第1記録ヘッドによる記録領域外に配置され、前記第1記録ヘッドの回復動作を行う回復手段と、前記チューブを前記第1方向に沿って案内するガイドプレートと、を備え、前記チューブは前記第1方向において前記回復手段に近い側で上方へ向けて屈曲するインクジェット記録装置であって、前記ガイドプレートは、前記第1方向において前記回復手段が設けられた側へ向けて下方に傾斜する傾斜部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、記録ヘッドが待機位置に位置する状態でチューブが触れられるのを抑制することができるインクジェット記録装置を提供することができる。
第1実施形態に係るインクジェット記録装置の外観斜視図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置の内部構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係るタンクユニットの外観斜視図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置のインク供給に関わる模式的な上面斜視図である。 第1実施形態に係るチューブホルダの詳細を示す拡大断面図である。 第1実施形態に係るチューブスライダの詳細を示す拡大断面図である。 第1実施形態に係る記録ユニットを示す上面斜視図である。 第1実施形態に係る記録ユニットと供給チューブの詳細を示す上面斜視図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置のホームポジションに位置する記録ユニット3を示す図である。 第1実施形態に係る記録ユニットがホームポジションに位置するときの正面図である。 第1実施形態に係るブラック用記録ヘッドの交換に関わる構成を示す図である。 第1実施形態に係るカラー用記録ヘッドの交換に関わる構成を示す図である。 第1実施形態に係る記録ユニットを説明する図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置のブロック図である。 第1実施形態に係るコンタクトプロテクタの詳細を説明する図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置における電源ON後の動作を示すフローチャートである。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置におけるコンタクトプロテクタの保管部を示す図である。 第1実施形態に係るコンタクトプロテクタとカラー用記録ヘッドを説明する図である。 その他の実施形態に係るインクジェット記録装置の内部構成を示す斜視図である。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。但し、以下の実施形態は本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。また、実施形態に記載されている構成要素の相対配置、形状等はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<装置構成>
図1は、本実施形態におけるインクジェット記録装置(以下、記録装置)1を示す外観斜視図である。また、図2は記録装置1の内部構成を示す斜視図である。記録装置1は、筐体5と、記録媒体に記録動作を行う記録ユニット3と、記録ユニット3へ供給されるインクを収容するインク収容容器としてのインクタンク11と、を備える。本実施形態においてインクタンク11は、筐体5の前面に配され装置本体に固定されている。同じく筐体5の前面には、ユーザが記録装置1に対して指令入力などの操作が可能な操作部4を備える。本実施形態の操作部4は、記録装置1のエラーなどを表示可能な表示パネルも含む。
筐体5の前面には、ユーザが筐体5に対して挿抜可能な給紙カセット6が設けられている。給紙カセット6には、内部に積載された記録媒体をユーザが視認できるように窓部6aが設けられている。窓部6aはガラスやプラスチックなどの透明な部材により構成されることが望ましい。
筐体5の上部には、原稿の読み取り動作を行うスキャナユニット2が、筐体5に対して開閉可能に設けられている。図2は、スキャナユニット2と筐体5の一部を除いた記録装置1を示す。スキャナユニット2を開くと、インクタンク11の上面を被覆可能なタンクカバー12が露出する。図2において、タンクカバー12は閉じた状態である。タンクカバー12の詳細は後述する。なお、スキャナユニット2を搭載しない本体カバーが筐体5に対して開閉可能な構成であってもよい。
記録装置1は、筐体5の前面に設けられた給紙カセット6、または背面に設けられた給紙トレイ7に積載された記録媒体を給送ローラ(給送手段)41により給送する。給送ローラ41により給送された記録媒体は、搬送ローラ(搬送手段)40によって、記録ユニット3と対向する位置に配されたプラテン42上に搬送される。プラテン42は、記録ユニット3により記録される記録媒体を案内支持するための部材である。記録ユニット3による記録が完了した記録媒体は、排出ローラにより排紙トレイ(排出部)43上へ排出される。排紙トレイ43は、給紙カセット6の上方に配される。
なお、搬送ローラ40により記録媒体が搬送される方向(図2に示すY方向)を搬送方向と称する。すなわち、搬送方向の上流側は筐体5の背面側と対応し、搬送方向の下流側は筐体5の前面側と対応する。
記録ユニット3は、搬送方向と交差する主走査方向(図2に示すX方向)にガイドレール等に沿って往復移動するキャリッジ31に搭載される。本実施形態において、搬送方向と主走査方向は直交する。記録ユニット3は、キャリッジ31とともに主走査方向に移動しながらインク滴を吐出して、記録媒体に対して1バンド分の画像を記録する(記録動作)。1バンド分の画像が記録されると、記録媒体は搬送ローラ40によって所定量だけ搬送方向に搬送される(間欠搬送動作)。この1バンド分の記録動作と間欠搬送動作を繰り返すことによって、記録データに基づいて記録媒体の全体に画像が記録される。
記録装置1には、キャリッジ31の移動領域内であって、記録ユニット3により記録動作が行われる記録領域外に回復手段が設けられている。回復手段は、記録ユニット3の吐出性能を維持するための回復動作を行うものであり、インクの吐出口が配列された吐出口面と対向可能な位置に配される。回復手段は、吐出口面を密閉可能なキャップ21と、吐出口面を払拭可能なワイパ22と、を備える。回復手段の詳細構成は後述する。
インクタンク11は、記録装置1を正面から見たときに給紙カセット6及び排紙トレイ43の左側に設けられている。本実施形態のインクタンク11は、ブラックインクを収容する。インクタンク11は、記録ユニット3へインクを供給するためのインク供給路を構成する可撓性の供給チューブ8によって記録ユニット3と接続される。なお、インクタンク11と回復手段は主走査方向において離れて配置され、本実施形態におけるインクタンク11は主走査方向において主走査方向の反対側に配置される。
<インク注入動作>
図3(a)~(d)は、インクタンク11とその周辺構成を含むタンクユニット10の外観斜視図である。図3(a)はタンクカバー12が閉じた状態を示し、図3(b)はタンクカバー12が開いた状態を示す。ユーザは、タンクカバー12をS1方向へ開くことでタンクキャップ13へアクセス可能となる。
インクタンク11の上面には、インクを注入するための注入部14が設けられており、注入部14はタンクキャップ13によって封止可能となっている。タンクキャップ13は、注入部14を封止するためのキャップ部13aと、キャップ部13aを支持しユーザが操作可能なレバー部13bによって構成されており、レバー部13bは記録装置1の本体に対して回動可能に軸支されている。ユーザは、レバー部13bを図3(b)に示すS2方向へ回動しながらキャップ部13aを注入部14から取り外すことで、インクの注入が可能となる(図3(c)参照)。なお、レバー部13bは、インクタンク11又はタンクカバー12に対して回動可能に軸支される構成であってもよい。
図3(d)は、タンクキャップ13を取り外した状態で、インク補充容器であるインクボトル15を注入部14に挿入してインクを注入している様子を示す。本実施形態では、インクボトル15のインクがインクタンク11内の空気と気液交換されることによって、インクタンク11へ注入される。
<インク供給構成>
図4(a)はインク供給ユニットの模式的な上面斜視図を示し、図4(b)はインク供給ユニットの正面模式図を示す。供給チューブ8には、チューブガイドプレート81、チューブガイドシート82、複数のチューブホルダスライダ83及び複数のチューブホルダ84が取り付けられている。供給チューブ8は、インクタンク11が設けられる左側から、回復手段が設けられるX方向の右側まで配された後、鉛直方向(Z方向)の上方へ向けて屈曲するように這い回されて記録ユニット3と接続される。こ供給チューブ8は、X方向において、記録ユニット3による記録領域以上に亘って延在する。また、供給チューブ8は、記録ユニット3の移動に伴って動く部分と、記録ユニット3の移動に伴わず動かない部分とがある。
チューブガイドプレート81は、記録ユニット3の移動に伴わず動かない部分の供給チューブ8を固定し、記録ユニット3の移動に伴って動く部分の供給チューブ8を支持案内する。チューブガイドプレート81は、供給チューブ8を記録装置1の下部に対して固定することにより、ユーザが安易に供給チューブ8に触れられないようにする。これにより、ユーザが供給チューブ8を引っ張って記録ユニット3との接続が外れて、供給チューブ8内のインクが飛散することを抑制することができる。
供給チューブ8のうち、キャリッジ31の移動に伴って動くことで筐体5やチューブガイドプレート81と当接し得る部分には、チューブガイドシート82を配置することにより供給チューブ8の摩耗を低減する。チューブガイドシート82の一端はチューブガイドプレート81に固定され、他端は記録ユニット3により固定されており、記録ユニット3の往復移動に伴ってチューブガイドシート82も供給チューブ8と共に動くことが可能となっている。
さらに供給チューブ8は、複数箇所でチューブホルダ84に挟持される。図5は、チューブホルダ84の詳細を示す拡大断面図である。図5(a)に示すように、チューブホルダ84は供給チューブ8を下から挟むように挟持し、上方に開口部84が設けられている。チューブホルダ84は、供給チューブ8とチューブガイドシート82の当接を抑制することで、供給チューブ8の摩耗を低減する。なお、開口部84aの向きは上方に限らず、図5(b)や図5(c)に示すように横向きに開口する構成であっても良い。
図6は、チューブホルダスライダ83の詳細を示す拡大断面図である。チューブホルダスライダ83は、供給チューブ8を固定するための固定部83aと、チューブガイドシート82を挿入可能な開口部83bとを有し、複数箇所に設けられている。固定部83aで供給チューブ8を挟持し、開口部83bにチューブガイドシート82が挿入されることで、記録ユニット3の往復移動によって供給チューブ8とチューブガイドシート82が離間するのを抑制する。固定部83aは、図6に示すように横向きに開口する構成とすることで、供給チューブ8がチューブガイドシート82から離間する方向(図6における上方向)への動きを規制することができる。なお、チューブホルダスライダ83の固定部83aは、図6における右側に開口する構成でも、同様の効果を得ることができる。
続いて、図7(a)~図7(c)を用いて記録ユニット3の詳細構成を説明する。記録ユニット3は、ブラックインクを吐出可能なブラック用記録ヘッド100と、カラーインクを吐出可能なカラー用記録ヘッド101を有する。ブラック用記録ヘッド100はキャリッジ31の第1装着部31bに装着され、カラー用記録ヘッド101はキャリッジ31の第2装着部31cに装着される。キャリッジ31には、ブラック用記録ヘッド100を被覆しキャリッジ31に対して固定するための第1ヘッドセットカバー32と、カラー用記録ヘッド101を被覆しキャリッジ31に対して固定するための第2ヘッドセットカバー33が回動可能に設けられる。
図7(a)は第1ヘッドセットカバー32と第2ヘッドセットカバー33が被覆位置に位置する様子を示し、図7(b)は第1ヘッドセットカバー32と第2ヘッドセットカバー33が各ヘッドを露出する露出位置に位置する様子を示す。
図7(c)は、第1ヘッドセットカバー32を省略した記録ユニット3の上面斜視図である。ブラック用記録ヘッド100は、ジョイント34を介して供給チューブ8と接続されており、インクタンク11に収容されるブラックインクが供給チューブ8により供給される。ジョイント34は第1ヘッドセットカバー32と一体的に形成されており、ユーザによる第1ヘッドセットカバー32の操作によってジョイント接続を実現する。
具体的には、ユーザが第1ヘッドセットカバー32を露出位置から被覆位置まで回動させることで、ブラック用記録ヘッド100のキャリッジ31に対する位置決めが行われる。そして、ユーザが第1ヘッドセットカバー32の押圧部32cを押圧することで、ブラック用記録ヘッド100と供給チューブ8のジョイント34におけるジョイント接続が完了する。これにより、インクタンク11からブラック用記録ヘッド100へインクの供給が可能となる。なお、ブラック用記録ヘッド100は、供給チューブ8から供給されたインクを収容可能なインクタンクと一体的に構成される形態であっても良い。
一方、カラー用記録ヘッド101は、記録ヘッドとインクタンクが一体となったインクカートリッジであり、記録装置1においてはオプションでキャリッジ31に対して着脱可能となっている。
図8は、記録ユニット3と供給チューブ8の詳細構成を示す。図8(a)は、第1ヘッドセットカバー32の天面を省略した上面斜視図であり、図8(b)は、第1ヘッドセットカバー32の上面拡大図である。供給チューブ8は、第1ヘッドセットカバー32に設けられた第1固定部32aと第2固定部32bによって挟持され、記録ユニット3に対して固定されている。
第1固定部32aは、図4に示したチューブガイドシート82等によってX方向に沿って配置された供給チューブ8を挟持し、Y方向に対する固定を行う。そして第2固定部32bは、第1固定部32aによって固定された供給チューブ8の延在する方向がX方向からY方向に変更された状態で挟持して、X方向に対する固定を行う。第2固定部32bによって固定された供給チューブ8は、図7(c)に示すようにY方向に沿ってジョイント34と接続される。
第1固定部32aと第2固定部32bによって、供給チューブ8を異なる2方向において挟持して固定することにより、ユーザが供給チューブ8をX方向に引っ張ったとしても、ジョイント34と接続されるY方向に対しては力がかかりにくい。そのため、供給チューブ8がジョイント34から取り外されるのを抑制することができる。このように、供給チューブ8を、ジョイント34との接続方向とは異なる方向で固定した上でジョイント34と接続することで、ジョイント34からの供給チューブ8の取り外しを防止する。
図9(a)は、スキャナユニット2を開けた状態の記録装置1の外観斜視図であり、図9(b)はその上面図である。図9において、スキャナユニット2は省略されている。スキャナユニット2を開けると、筐体5に対して取り付けられたフレーム50が露出する。フレーム50は、ユーザが記録ヘッドの着脱等の操作が行えるように大きく開いた開口部50aと、開口部50aの一部である切欠き部50bを有する。
図9は、記録ユニット3が図2に示すキャップ21と対向する回復位置(ホームポジション)に位置する状態を示す。記録ユニット3がホームポジションに位置する場合は、記録ユニット3の大部分が被覆部としてのフレーム50によって被覆され、ユーザが記録ユニット3を容易に触ることができない。このように、フレーム50は、開口部50aと切欠き部50b以外からユーザが記録ユニット3やキャリッジ31に触れないように、内部ユニットを守る役割を持つ。
さらに、図4で説明したように、供給チューブ8は、記録装置1の正面から見て右側(すなわち、X方向において回復手段が配置されている側)において下から上へ屈曲される構成である。これにより、記録ユニット3がキャップ21(回復手段)と対向するホームポジションに位置するとき、供給チューブ8の屈曲部8aもフレーム50によって被覆される。そのため、ユーザによる供給チューブ8の引っ張り等を抑制することができる。なお、記録ユニット3の位置に関わらず開口部50aから露出する供給チューブ8は、記録装置1の下部に固定されている。
図10は、記録ユニット3がホームポジションに位置するときの正面図を示す。チューブガイドプレート81は、回復手段に向けて下方へ傾斜する傾斜部81aを有する。この傾斜部81aにより、供給チューブ8も下方へ案内支持される。これにより、回復手段が筐体5の側面近傍に設けられる構成であって、供給チューブ8の屈曲部8aがX方向において回復手段と近い位置に設けられる構成であっても、屈曲部8aの曲率半径を大きくすることができる。すなわち、傾斜部81aがなくチューブガイドプレート81が平坦な場合と比較して、供給チューブ8の屈曲を緩くすることができ、供給チューブ8の変形を低減することができる。
通常、記録ユニット3は記録動作を行っていないとき、ホームポジションを待機位置とする。従って、記録ユニット3が長時間ホームポジションで待機する場合であっても、チューブガイドプレート81に傾斜部81を設けることで、供給チューブ8のクリープ変形を低減することができる。
<記録ヘッド交換>
図11を用いて、ブラック用記録ヘッド100の交換に関わる構成について説明する。図11(a)は、ブラック用記録ヘッド100を交換するときの記録ユニット3の交換位置を示す外観斜視図であり、図11(b)はその上面図である。このときの、記録装置1における記録ユニット3の位置を第1交換位置と称する。
第1交換位置においては、第1ヘッドセットカバー32と第2ヘッドセットカバー33の両方が、フレーム50の開口部50aから露出するため、ユーザによる操作が可能である。記録ユニット3が第1交換位置のときに、ユーザが第1ヘッドセットカバー32を回動させて開状態とすると、第1ヘッドセットカバー32に接続された供給チューブ8も移動する。このとき、フレーム50に切欠き部50bが設けられているため、図11(c)に示すように、第1ヘッドセットカバー32に伴って移動する供給チューブ8とフレーム50が当接しない。これにより、ユーザはブラック用記録ヘッド100をスムーズに交換することができる。
図12は、カラー用記録ヘッド101の交換に関わる構成について説明する。図12(a)は、カラー用記録ヘッド101を交換するときの記録ユニット3の交換位置を示す外観斜視図であり、図12(b)はその上面図である。このときの、記録装置1における記録ユニット3の位置を第2交換位置と称する。
記録ユニット3の第2交換位置は、X方向において第1交換位置よりも回復手段に近い位置である。第2交換位置においては、フレーム50の開口部50aからカラー用記録ヘッド101を交換するための第2ヘッドセットカバー33の全体が露出し、ユーザによる操作が可能である。一方、ブラック用記録ヘッド100を交換するための第1ヘッドセットカバー32は、開口部50a及び切欠き部50bによって部分的に被覆されるため、ユーザによる操作ができない。
このように、第2交換位置はブラック用記録ヘッド100の交換ができないように、第1ヘッドセットカバー32がフレーム50によって被覆される。これにより、ユーザによって誤って第1ヘッドセットカバー32が操作されるのを抑制することができる。さらに、記録ユニット3が第2交換位置にあるとき、供給チューブ8と第1ヘッドセットカバー32の接続部分もフレーム50によって被覆される。そのため、ユーザが供給チューブ8にアクセスするのを抑制することができる。
本実施形態のように、インクタンク11から供給チューブ8によりインクが供給される第1記録ヘッドを記録ユニット3のうち回復手段との距離が近い側に配置する。一方で、インクタンクと一体型であり、第1記録ヘッドより交換頻度が高い第2記録ヘッドを、記録ユニットのうち回復手段との距離が遠い側に配置する。さらに、供給チューブ8は、X方向において回復手段が設けられている側において上方へ向けて屈曲する屈曲部8aを有し、チューブガイドプレート81よりも上方で記録ユニット3(第1ヘッドセットカバー)と接続される。さらに、供給チューブ8をガイドするチューブガイドプレート81は、X方向における回復手段が設けられている側へ向けて下方へ傾斜する傾斜部81aを有する。
以上の構成により、ユーザが不用意に供給チューブ8に触ることを抑制しつつ、供給チューブの変形も低減することができる。
<コンタクトプロテクタ>
以上までは、カラー用記録ヘッド101を装着した状態の記録装置1について説明した。しかしながら、図13に示すように本実施形態のキャリッジ31は、カラー用記録ヘッド101と交換可能に保護部材としてのコンタクトプロテクタ72を装着できる。つまり、カラー用記録ヘッド101が装着される第2装着部31cは、コンタクトプロテクタ72を装着可能である。図13において、キャリッジ31は、ブラック用記録ヘッド100とコンタクトプロテクタ72を搭載している。すなわち、記録装置1は通常、ブラックインクのみで記録を行うモノクロプリンタとして使用可能であるが、ユーザがカラー用記録ヘッド101をコンタクトプロテクタ72と交換する形で装着することにより、カラー印刷が実行可能となる。以下で詳細を説明する。
図14は記録装置1のブロック図を示す。制御手段としてのMPU201は、各部動作やデータの処理などを制御する。ROM202は、MPU201によって実行されるプログラムやデータを格納する。記憶部としてのRAM203は、MPU201によって実行される処理データ及びホストコンピュータ214から受信したデータを一時的に記憶する。記録ユニット3は、記録ユニットドライバ207によって制御される。
キャリッジ31を駆動するキャリッジモータ204は、キャリッジモータドライバ208によって制御される。給送ローラ41及び搬送ローラ40は給送・搬送モータ205によって駆動される。給送・搬送モータ205は給送・搬送モータドライバ209によって制御される。なお、不図示の排出ローラは、給送・搬送モータ205によって搬送ローラ40と同期駆動される。
ホストコンピュータ214には、ユーザによって記録動作の実行が命令された場合に、記録画像や記録画像品位等の記録情報を取りまとめて記録装置1と通信するためのプリンタドライバ2141が設けられている。MPU201は、I/F部213を介してホストコンピュータ214と記録画像等のやり取りを実行する。センサコントローラ215は、各種センサ216の動作を制御するためのコントローラである。センサ216は例えば、キャリッジ31と記録ヘッドの電気的な接続を検知可能な検知手段である。
続いて、図2に戻り、記録装置1の回復手段の詳細構成を説明する。回復手段のキャップ21は、カラー用記録ヘッド101の吐出口面を密閉可能なカラー用キャップ21aと、ブラック用記録ヘッド100の吐出口面を密閉可能なブラック用キャップ21bと、を含む。キャップ21は、吐出口面を密閉(キャッピング)するキャッピング位置と、吐出口面から離間した離間位置とに移動可能である。キャップ21は、記録ユニット3が記録動作を行わないときに吐出口面を密閉することで、吐出口を保護し吐出口内のインクの蒸発を抑制する。
キャップ21に隣接して設けられたワイパ22は、カラー用記録ヘッド101の吐出口面を払拭可能なカラー用ワイパ22aと、ブラック用記録ヘッド100の吐出口面を払拭可能なブラック用ワイパ22bと、を含む。ワイパ22は、記録ヘッドの吐出口面と当接しながらY方向に沿って移動することにより、記録ヘッドの吐出口面に付着したインクを払拭するワイピング動作を行う。また、カラー用ワイパ22aとブラック用ワイパ22bとは、同一駆動源によって一体となってY方向に移動する。
図15は、コンタクトプロテクタ72の詳細構成を示す。図15(a)は、記録ユニット3がホームポジションに位置し、キャップ21がキャッピング位置に位置するときの側面図を示す。
コンタクトプロテクタ72は、キャリッジ31のコネクタ(コンタクト部)31aと当接可能な基板72aを有する。コンタクトプロテクタ72がキャリッジ31に装着されると、コネクタ31aと基板72aが当接することで電気的な接続を行うとともに、基板72aによってコネクタ31aを遮蔽する。これにより、ブラック用記録ヘッド100による記録動作に伴ってインクミストが飛散した場合でも、コネクタ31aにインクが付着して接続不良が発生するのを抑制することができる。
さらに、コンタクトプロテクタ72は、カラー用キャップ21aを遮蔽可能なキャップ遮蔽部72bを有する。図15(b)は、図15(a)と対応する正面図であり、カラー用ワイパ22aを省略している。図15(b)に示すように、キャップ遮蔽部72bは、キャッピング位置のカラー用キャップ21aをX方向において遮蔽することで、カラー用キャップ21aへの異物の付着を抑制することができる。すなわち、キャップ遮蔽部72bは、Z方向においてキャッピング位置のカラー用キャップ21aとオーバーラップするように、下方に突出する突出部を有する。これにより、記録ユニット3が長時間待機する場合であっても、カラー用キャップ21aが露出状態で放置されないため、カラー用キャップ21aへの異物の付着を抑制することができる。
図15(c)は、図15(a)と対応する正面図であり、カラー用キャップ21aを省略している。キャップ遮蔽部72bは、カラー用ワイパ22aがY方向に移動するワイピング動作を行う際の移動軌跡から退避する下向きの凹形状となっている。これにより、ブラック用記録ヘッド100のためにワイピング動作が行われるときに、ブラック用ワイパ22bと一体となってY方向に移動するカラー用ワイパ22aがコンタクトプロテクタ72と接触することを抑制することができる。これにより、カラー用ワイパ22aの摩耗も低減される。
図16は、記録装置1における電源ON後の動作を示すフローチャートである。記録装置1の電源が入ると、S161にてMPU201は、コネクタ31aの電気的接続状態を検知する。すなわち、キャリッジ31にコンタクトプロテクタ72又はカラー用記録ヘッド101の何れかが装着されているかを判定する。
装着無しを検知した場合、S162にてMPU201は「カートリッジ未装着エラー」をユーザに通知して、記録ユニット3による記録動作を不可能とする。「カートリッジ未装着エラー」は、例えば、操作部4の表示パネルに表示するか、プリンタドライバ2141を介してホストコンピュータ214の画面等に表示することで通知される。その他、音声などによって通知する通知手段を利用してもよい。
一方、S161にて装着有りを検知した場合、S163にてMPU201は、装着されているのがコンタクトプロテクタ72かカラー用記録ヘッド101かを確認する。コンタクトプロテクタ72が装着されている場合、S164にてMPU201は、カラー印字命令が有るか否かを判定する。
カラー印字命令が有りの場合は、S165にてMPU201は、「カラーカートリッジ未装着エラー」を通知する。この場合のエラー通知も、操作部4の表示パネル又はホストコンピュータ214の画面等に表示するか、音声によって通知する。すなわち、ユーザに対してモノクロ印字命令への変更か、カラーカートリッジの装着を促すことができる。
あるいは、S166にてMPU201が変換手段として画像データをモノクロ変換して、ブラック用記録ヘッド100によりモノクロ印刷を実行する制御としても良い。これにより、ユーザが印字命令を再度入力する必要がなく、ユーザビリティが向上される。
一方、S163にてカラー用記録ヘッド101の装着が確認された場合は、S167にてカラー印字命令が有るか否か確認し、カラー印字命令の場合はS168にてカラー印字を行う。一方、S167にてモノクロ印字命令の場合は、S169に進みモノクロ印字を行う。
上述したように、S162にてカラー用記録ヘッド101とコンタクトプロテクタ72のいずれも装着されていないことが確認されると、記録装置1は記録動作を行うことができない。これにより、キャリッジ31のコネクタ31aが露出した状態で記録動作が実行されるのを抑制し、インクの付着による電気的な接触不良を低減することができる。なお、S162にてエラーを通知した後に、ユーザがエラー解除を選択することで、カラー用記録ヘッド101とコンタクトプロテクタ72のいずれも装着されない状態で記録動作が実行できるように構成する形態であってもよい。
図17は、記録装置1におけるコンタクトプロテクタ72の保管について説明する拡大斜視図である。記録装置1は、装置の前面であって給紙カセット6の右側に隣接する位置にコンタクトプロテクタ72を載置し保管可能な保管部120を備える。保管部120は、スキャナユニット2を開くことで露出する。
図17(a)は、保管部120にコンタクトプロテクタ72が載置されていない状態を示し、図17(b)は、保管部120にコンタクトプロテクタ72が載置された状態を示す。図17(a)に示すように、保管部120の底面にはコンタクトプロテクタ72のイラスト720が描かれており、保管部120でコンタクトプロテクタ72を保管するようユーザに案内する。
図16を用いて説明したように、記録装置1はコンタクトプロテクタ72又はカラー用記録ヘッド101がキャリッジ31に搭載されていないと、記録動作が実行できなくなる。そのため、ユーザがコンタクトプロテクタ72と交換にカラー用記録ヘッド101をキャリッジ31に搭載する場合、使用しないコンタクトプロテクタ72を紛失する虞がある。本実施形態では、記録装置1内に保管部120を設けることで、ユーザがコンタクトプロテクタ72を紛失するリスクを軽減できる。なお、保管部120はカラー用記録ヘッド101を載置することも可能である。
次に、図18を用いてコンタクトプロテクタ72とカラー用記録ヘッド101の形状を詳しく説明する。本実施形態において、コンタクトプロテクタ72とカラー用記録ヘッド101は略同一形状となっている。これにより、ユーザがキャリッジ31に対して装着する際の使用感を統一し、ユーザビリティを向上することができる。
図18(a)はコンタクトプロテクタ72の正面図を示し、図18(b)はコンタクトプロテクタ72の側面図を示す。図18(c)はカラー用記録ヘッド101の正面図を示し、図18(d)はカラー用記録ヘッド101の側面図を示す。なお、図18において、コンタクトプロテクタ72の基板72aと、カラー用記録ヘッド101の基板は省略している。
コンタクトプロテクタ72は、キャリッジ31に対して位置決めするための位置決め部を複数有する。具体的には、上面に設けられた第1位置決め部72c、下部に設けられた第2位置決め部72d及び第3位置決め部72e、側面に設けられた第4位置決め部72f、及び下部に設けられた第5位置決め部72gを有する。
第1位置決め部72cは、第2ヘッドセットカバー33と当接可能に設けられ、第2ヘッドセットカバー33の付勢部材による付勢力を受ける。第1位置決め部72cは、コンタクトプロテクタ72をキャリッジ31に対して位置決めする方向に付勢される。第2位置決め部72dは、コンタクトプロテクタ72のX方向におけるキャリッジ31に対する位置決めを担う。
さらに、第3位置決め部72e及び第4位置決め部72fは、コンタクトプロテクタ72のY方向におけるキャリッジ31に対する位置決めを担う。そして、第5位置決め部72gは、コンタクトプロテクタ72のZ方向におけるキャリッジ31に対する位置決めを担う。
カラー用記録ヘッド101もコンタクトプロテクタ72と同様に、キャリッジ31に対して位置決めするための位置決め部を複数有する。具体的には、上面に設けられた第6位置決め部101c、下部に設けられた第7位置決め部101d及び第8位置決め部101e、側面に設けられた第9位置決め部101f、及び下部に設けられた第10位置決め部101gを有する。
そして、第6位置決め部101cはコンタクトプロテクタ72の第1位置決め部72cと対応し、第7位置決め部101d及び第8位置決め部101eは第2位置決め部72d及び第3位置決め部72eと対応する。同様に、第9位置決め部101fは第4位置決め部72fと対応し、第10位置決め部101gは第5位置決め部72gと対応する。
このように、コンタクトプロテクタ72とカラー用記録ヘッド101のキャリッジ31に対する位置決めを共通化することで、ユーザがキャリッジ31に対してそれぞれを装着するときの操作も共通となり、使用感が向上する。
また、コンタクトプロテクタ72の重量は、カラー用記録ヘッド101のインクタンクのインク量が満タンのときのカラー用記録ヘッド101の重量から、インクタンクがインク無しのときのカラー用記録ヘッド101の重量の範囲内となっている。これにより、コンタクトプロテクタ72とカラー用記録ヘッド101のいずれがキャリッジ31に装着されていてもキャリッジ31の重量が一定の範囲内に収まるため、キャリッジ31の駆動制御を変更する必要がない。
上述した実施形態では、1つのチューブ供給の記録ヘッドと、1つのインクカートリッジタイプの記録ヘッドの組み合わせを例に説明した。しかしながら、本発明はチューブ供給の記録ヘッドあるいはインクカートリッジタイプの記録ヘッドが2つ以上である組み合わせに対しても適用可能であり、同様の効果を得ることができる。
〔その他の実施形態〕
その他の実施形態を図19に示す。第1実施形態では、回復手段とインクタンク11が主走査方向において離れて配置される形態を示した。しかしながら本発明は、図19に示すように、インクタンク11が主走査方向において回復手段(キャップ21)と同じ側に配される形態にも適用可能である。
すなわち、インクタンク11に接続された供給チューブ8は、主走査方向において回復手段から離れる方向(X方向上流)へ向けて配設された後、折り返されて反対方向(X方向下流)へ向けて配設される。そして、第1実施形態と同様、主走査方向において回復手段が配されている側で、供給チューブ8はZ方向上方へ向けて屈曲して記録ユニット3と接続される。このように、本発明はインクタンク11を配置する位置を限定しない。
図19のように、インクタンク11と回復手段が主走査方向において同じ側に配されることで、記録装置1が傾けられた場合に、回復位置に位置する記録ユニット3とインクタンク11の間に水頭差が生じにくい。これにより、記録ユニット3からのインクの漏れを低減することができる。
さらには、インクタンク11にインクを注入するための注入部14が設けられている形態を示したが、これに限らず、インクタンク11は記録装置1に対して着脱可能なカートリッジにも適用可能である。
1 インクジェット記録装置(記録装置)
3 記録ユニット
8 供給チューブ
11 インクタンク
31 キャリッジ
81 チューブガイドプレート
81a 傾斜部
100 ブラック用記録ヘッド

Claims (11)

  1. インクを吐出する第1記録ヘッドと、
    前記第1記録ヘッドへ供給されるインクを収容するインクタンクと、
    前記第1記録ヘッドと前記インクタンクを接続するチューブと、
    前記第1記録ヘッドを搭載し第1方向に沿って往復移動するキャリッジと、
    前記キャリッジの移動領域内であって前記第1記録ヘッドによる記録領域外に配置され、前記第1記録ヘッドの回復動作を行う回復手段と、
    前記チューブを前記第1方向に沿って案内するガイドプレートと、を備え、前記チューブは前記第1方向において前記回復手段に近い側で上方へ向けて屈曲するインクジェット記録装置であって、
    前記ガイドプレートは、前記第1方向において前記回復手段が設けられた側へ向けて下方に傾斜する傾斜部を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 記録媒体を前記第1方向と交差する第2方向に搬送する搬送手段をさらに備え、
    前記キャリッジは、前記チューブを前記第2方向において固定する第1固定部と、前記チューブを前記第1方向において固定する第2固定部と、を有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記キャリッジは、前記第1記録ヘッドが装着される第1装着部と、前記第1装着部より前記回復手段からの距離が大きい第2装着部と、を有し、前記第2装着部はインクタンクと一体となった第2記録ヘッドを装着可能であることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記第1記録ヘッドは、前記第1装着部に対して着脱可能であることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記第1記録ヘッドが前記回復手段と対向する回復位置に位置する状態において、前記チューブの屈曲した屈曲部を覆う被覆部を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記被覆部は、前記第1記録ヘッドが前記回復位置に位置する状態において前記第1記録ヘッドを被覆することを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記キャリッジは、前記第1記録ヘッドが装着される第1装着部と、第2装着部と、を有し、前記第2装着部はインクタンクと一体となった第2記録ヘッドを装着可能であり、
    前記第1記録ヘッドを着脱するための第1交換位置は、前記第2記録ヘッドと前記第1記録ヘッドが前記被覆部によって被覆されないことを特徴とする請求項5または6に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記キャリッジは、前記第1記録ヘッドが装着される第1装着部と、第2装着部と、を有し、前記第2装着部はインクタンクと一体となった第2記録ヘッドを装着可能であり、
    前記第2記録ヘッドを着脱するための第2交換位置は、前記第2記録ヘッドは前記被覆部によって被覆されず、前記第1記録ヘッドの少なくとも一部は前記被覆部によって被覆されることを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  9. 前記インクタンクは、前記第1方向において前記回復手段の反対側に配置されることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  10. 前記キャリッジは、前記第1記録ヘッドが装着される第1装着部と、第2装着部と、を有し、前記第2装着部はインクタンクと一体となった第2記録ヘッドを装着可能であり、
    前記第1記録ヘッドは前記インクタンクに収容されたブラックインクを吐出し、前記第2記録ヘッドはカラーインクを吐出することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  11. 前記インクタンクは、インクが注入される注入部を有することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
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