JP2017087659A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】記録装置は、液体吐出ヘッドを備え、第1の方向及び第2の方向に移動するキャリッジと、キャリッジの外部の複数箇所に設けられた液体収容部と、液体を液体収容部からキャリッジへと導く複数本の液体チューブと、液体チューブのキャリッジからの延出部分を保持するチューブ保持部とを備えている。複数本の液体チューブは、チューブ保持部から第1の方向に延出し、湾曲して向きを変えて第2の方向に延びる第1の液体チューブと、チューブ保持部から第2の方向に延出し、湾曲して向きを変えて第1の方向に延びる第2の液体チューブとを含む。チューブ保持部は、第1の液体チューブ及び第2の液体チューブのうち一方側が延出する際の高さ位置を他方側が延出する際の高さ位置に近づける高さ調整部を備える。
【選択図】図1
Description
本態様によれば、上記第1から第3の態様のいずれかと同様な作用効果を得ることができる。
<<<プリンターの概要>>>
図1及び図2を参照するに、記録装置の一例としてのインクジェットプリンター10(以下「プリンター10」という)の構成要素について説明する。プリンター10は、装置本体12を備えている。装置本体12において、装置幅方向に移動可能なキャリッジ14が設けられている。キャリッジ14の底部には、「液体」としてのインクを媒体に対して吐出する「液体吐出ヘッド」としての記録ヘッド16(図7及び図8参照)が設けられている。尚、本実施例における「媒体」とは、A4サイズ、B5サイズ、写真紙、葉書等の用紙を含んでいる。
さらに、図3ないし図8を参照して、キャリッジ14について説明する。キャリッジ14は、装置高さ方向上方側が開放されている箱状の筐体34を備えている。そして、筐体34には、複数のインク中継部36が装置高さ方向上方側から筐体34に対して着脱可能に装着されている。本実施例では、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色に対応した4つのインク中継部36A、36B、36C、36Dが筐体34に装着されている。
キャリッジ14の筐体34において装置前面側から装置前面に向けて突出するチューブ保持部42が設けられている。本実施例において、チューブ保持部42は筐体34において装置幅方向における中央領域に設けられている。そして、チューブ保持部42は、筐体34の内側、つまりチューブ接続部38側からインクチューブ40を案内しつつ、インクチューブ40の向きを装置幅方向へと変えるように構成されている。
さらに図2、図3、図7及び図8を参照して、インクチューブ40A、40B、40C、40Dの引き回しについて説明する。チューブ保持部42の装置高さ方向下方側には、装置本体12に取り付けられて、装置幅方向に延びるインクチューブ案内部材50が設けられている。尚、図7及び図8においてインクチューブ案内部材50の図示は省略している。
図1、図2、図10ないし図12を参照して押さえ部材52について説明する。図2に示すように押さえ部材52は、ねじ等の締結部材によりインクチューブ案内部材50に取り付けられている。本実施例において、押さえ部材52は装置幅方向においてキャリッジ14の移動領域Wの中間領域に配置されている。
(1)本実施例において、第1の案内部44の出口44bの高さ位置と第2の案内部46の出口46bの高さ位置とを装置高さ方向において略同じ位置となるように構成したが、この構成に代えて、第1の案内部44の出口44bの高さ位置と第2の案内部46の出口46bの高さ位置とが装置高さ方向においてずれていてもよい。
(2)また、本実施例では、第1の案内部44が第2の案内部46の上方を横切る構成としたが、この構成に代えて、第2の案内部46が第1の案内部44の上方を横切る構成としてもよい。
(3)また、本実施例においてキャリッジ14とインク収容部20とを接続するインクチューブ40は4本とする構成としたが、この構成に代えて、2本、3本、あるいは5本以上のインクチューブ40とすることができる。尚、この場合において装置本体12にはインクチューブ40の数に対応したインク収容部20が設けられる。
(4)また、本実施例では、第1の案内部44及び第2の案内部46にそれぞれインクチューブ40を2本ずつ案内させる構成としたが、適宜インクチューブ40の本数を変えてもよく、その場合、第1の案内部44から延出されるインクチューブ40がキャリッジ14に及ぼす外力と、第2の案内部46から延出されるインクチューブ40がキャリッジ14に及ぼす外力との差が小さくなるように、第1の案内部44の出口44bの高さ位置と第2の案内部46の出口46bの高さ位置との関係を設定してもよい。
(5)本実施例では、装置前面側に設けたインク収容部20A、20B、20C、20Dを媒体排出領域18を挟んで左右両側に設ける構成としたが、この構成に代えて、左右いずれか一方の側にインク収容部20A、20B、20C、20Dをまとめて設ける構成としてもよい。
次いで図13を参照して、第2の実施例について説明する。本実施例では、インクチューブ54の湾曲部の湾曲方向が装置奥行き方向である点で第1の実施例と相違する。
本実施例では、チューブ保持部68から延出したインクチューブ54A、54B、54C、54Dを装置奥行き方向前面側に湾曲させる構成としたが、インク収容部72を装置背面側に設けて、インクチューブ54A、54B、54C、54Dを装置奥行き方向背面側に湾曲させる構成としてもよい。
上記説明において、プリンター10は4色のインクを使用して記録を行う構成としたが、この構成に代えて、使用するインクは少なくとも2色以上のインクを使用する構成としてもよい。そして、上記説明では、4色のインクに対応するインク収容部20A、20B、20C、20D、72A、72B、72C、72Dをキャリッジ14、56を備える装置本体12の装置奥行き方向前方側における装置幅方向右側面側と、装置幅方向左側面側と、にそれぞれインクの色が2色ずつとなるように配置したが、この構成に代えて、装置幅方向右側面側及び左側面側のいずれか一方に3色のインクに対応するインク収容部を設け、他方側に1色のインクに対応するインク収容部を設ける構成としてもよく、あるいは右側面側及び左側面側にそれぞれ3色のインクに対応するインク収容部を設ける構成としてもよい。また、プリンター10において使用するインクの色の数、すなわちインクの色に対応するインク収容部の数に応じて、置幅方向右側面側及び装置幅方向左側面側に配置するインク収容部の数を適宜調整してもよい。
この構成によれば、キャリッジ14の移動方向において、チューブ保持部42は、キャリッジ14の中央領域に設けられているので、インクチューブ40A、40Bのチューブ長とインクチューブ40C、40Dのチューブ長の差を抑制できる。その結果、インクチューブ40A、40Bがキャリッジ14に与える負荷と、インクチューブ40C、40Dがキャリッジ14に与える負荷と、の差をより一層小さくでき、或いは差を無くすことができ、キャリッジ14の移動動作を安定させることができる。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンター、複写機及びファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含むものである。
16、66…記録ヘッド、18…媒体排出領域、
20、20A、20B、20C、20D、72、72A、72B、72C、72D…インク収容部、22…フレーム部材、24…キャリッジ駆動モーター、26…歯付きベルト、
28…媒体支持部材、30…搬送駆動ローラー、32…搬送従動ローラー、34…筐体、
36、36A、36B、36C、36D…インク中継部、38…チューブ接続部、
40、40A、40B、40C、40D、54、54A、54B、54C、54D…インクチューブ、42、68…チューブ保持部、44…第1の案内部、44a、46a…入口、44b、46b…出口、46…第2の案内部、48…チューブ保持部、
50、70…インクチューブ案内部材、52…押さえ部材、52a…第1の押さえ部、
52b…第2の押さえ部、58…キャリッジ駆動手段、60…駆動プーリー、
62…従動プーリー、64…歯付きベルト、L1、L2…長さ、R…移動領域、
R1、R2、R3、R4…曲率半径、W…移動領域
Claims (8)
- 媒体に対して液体を吐出する液体吐出ヘッドを備え、第1の方向及びその反対方向である第2の方向に移動するキャリッジと、
前記キャリッジの外部の複数箇所に設けられた、前記液体吐出ヘッドから吐出する液体を収容する液体収容部と、
液体を前記液体収容部から前記キャリッジへと導く、前記キャリッジの移動動作に伴って追従変形する複数本の液体チューブと、
前記液体チューブの前記キャリッジからの延出部分を保持する、前記キャリッジに設けられたチューブ保持部と、を備え、
前記複数本の液体チューブは、前記チューブ保持部から前記第1の方向に延出し、湾曲して向きを変えて前記第2の方向に延びる第1の液体チューブと、前記チューブ保持部から前記第2の方向に延出し、湾曲して向きを変えて前記第1の方向に延びる第2の液体チューブと、を含み、
前記第1の液体チューブと前記第2の液体チューブは、前記チューブ保持部において交差してそれぞれ反対方向に延びており、
前記チューブ保持部は、前記第1の液体チューブ及び前記第2の液体チューブのうち一方側が延出する際の高さ位置を他方側が延出する際の高さ位置に近づける高さ調整部を備える、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1に記載の記録装置において、前記高さ調整部は、前記第1の液体チューブ及び前記第2の液体チューブが湾曲して向きを変える際の湾曲部の曲率が小さくなる様に、前記第1の液体チューブ及び前記第2の液体チューブのうち一方側が延出する際の高さ位置を他方側が延出する際の高さ位置に近づける、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1または請求項2に記載の記録装置において、前記高さ調整部は、前記第1の液体チューブが前記チューブ保持部から延出する際の高さ位置と、前記第2の液体チューブが前記チューブ保持部から延出する際の高さ位置とを揃える、ことを特徴とする記録装置。
- 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の記録装置において、前記チューブ保持部は、前記キャリッジにおいて、記録の行われた媒体の排出方向側である装置前面側に設けられ、
前記キャリッジにおいて前記第1の液体チューブ及び前記第2の液体チューブが接続されるチューブ接続部は、前記キャリッジにおける鉛直方向上面側に設けられ、
前記第1の液体チューブ及び前記第2の液体チューブは、前記チューブ接続部から前記装置前面側に向けて延び、前記チューブ保持部を経由して前記キャリッジから延出した後、鉛直下方に湾曲する、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の記録装置において、前記キャリッジの移動方向において、前記チューブ保持部は、前記キャリッジの中央領域に設けられている、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の記録装置において、複数の前記液体収容部は、前記キャリッジを備える装置本体の前方側における前記第1の方向の側面側と、前記第2の方向の側面側と、に設けられ、
前記第1の液体チューブは、前記第2の方向の側面側に設けられた前記液体収容部に接続され、
前記第2の液体チューブは、前記第1の方向の側面側に設けられた前記液体収容部に接続される、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項6に記載の記録装置において、複数の前記液体収容部は、記録の行われた媒体を排出する排出口に対し、前記キャリッジの移動方向の両側に設けられる、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の記録装置において、湾曲して向きを変え、前記第2の方向に延びる前記第1の液体チューブの、前記第2の方向に延びる部分、および湾曲して向きを変え、前記第1の方向に延びる前記第2の液体チューブの、前記第1の方向に延びる部分を押さえる押さえ部材を備え、
前記押さえ部材は、前記第1の液体チューブを押さえる部分、および前記第2の液体チューブを押さえる部分が、それぞれの液体チューブの前記押さえ部材から前記キャリッジまでのチューブ長が長くなる側に位置ずれしている、
ことを特徴とする記録装置。
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2015
- 2015-11-16 JP JP2015223676A patent/JP6668698B2/ja active Active
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