JP2017087659A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インク供給チューブがキャリッジに与える悪影響に対しより一層考慮された記録装置を提供する。
【解決手段】記録装置は、液体吐出ヘッドを備え、第1の方向及び第2の方向に移動するキャリッジと、キャリッジの外部の複数箇所に設けられた液体収容部と、液体を液体収容部からキャリッジへと導く複数本の液体チューブと、液体チューブのキャリッジからの延出部分を保持するチューブ保持部とを備えている。複数本の液体チューブは、チューブ保持部から第1の方向に延出し、湾曲して向きを変えて第2の方向に延びる第1の液体チューブと、チューブ保持部から第2の方向に延出し、湾曲して向きを変えて第1の方向に延びる第2の液体チューブとを含む。チューブ保持部は、第1の液体チューブ及び第2の液体チューブのうち一方側が延出する際の高さ位置を他方側が延出する際の高さ位置に近づける高さ調整部を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ファクシミリやプリンター等に代表される記録装置に関し、特にキャリッジの外部の複数箇所に液体収容部を備えた記録装置に関する。
ファクシミリやプリンターに代表される記録装置には、液体としてのインクを吐出する記録ヘッドを備えるとともに所定方向に移動可能なキャリッジを備えた、所謂シリアル式のインクジェット記録装置がある。
ここで、インクジェット記録装置には、インクを収容するインク収容部(以下では適宜「インクカートリッジ」と言う)をキャリッジに搭載するものと、インクカートリッジをキャリッジの外部に搭載するものとがある。キャリッジ外部にインクカートリッジを搭載するものは、インクカートリッジとキャリッジ(記録ヘッド)とが、インク供給チューブによって接続される(例えば特許文献1参照)。
特開平09−323430号公報
インク供給チューブはキャリッジから延出した後、湾曲して折り返され、インクカートリッジに向かう為、キャリッジはインク供給チューブの復元力を受ける。そしてインク供給チューブはキャリッジの移動に追従変形し、その際、インク供給チューブの湾曲部の曲率が変化する為、インク供給チューブがキャリッジに与える外力もキャリッジの移動に伴い変化する。この外力の変化は、キャリッジの移動動作に悪影響を与える。
この様な問題に鑑み、特許文献1記載のインクジェットプリンターでは、複数本のインク供給チューブを2グループに分け、一方のグループと他方のグループとがキャリッジの走行方向に対して相対向する側からキャリッジ内に侵入するように構成されている。これにより、キャリッジが走行する際に一方のグループのインク供給チューブがキャリッジに与える負荷の変動と、他方のグループのインク供給チューブがキャリッジに与える負荷の変動とが合成され、結果的にインク供給チューブがキャリッジに与える負荷の変動を抑えている。
しかしながら、インク供給チューブがキャリッジに与える負荷の変動は、インク供給チューブがキャリッジから延出する際の延出形態にも左右される。上記特許文献1記載のインクジェットプリンターでは、キャリッジからインク供給チューブが延出する際の細部構造にまでは特段考慮されておらず、なおも最適化の余地があった。
そこで本発明はこの様な問題に鑑み成されたものであり、その目的は、インク供給チューブがキャリッジに与える悪影響に対しより一層考慮された記録装置を提供することにある。
上記課題を解決する為の、本発明の第1の態様に係る記録装置は、媒体に対して液体を吐出する液体吐出ヘッドを備え、第1の方向及びその反対方向である第2の方向に移動するキャリッジと、前記キャリッジの外部の複数箇所に設けられた、前記液体吐出ヘッドから吐出する液体を収容する液体収容部と、液体を前記液体収容部から前記キャリッジへと導く、前記キャリッジの移動動作に伴って追従変形する複数本の液体チューブと、前記液体チューブの前記キャリッジからの延出部分を保持する、前記キャリッジに設けられたチューブ保持部と、を備え、前記複数本の液体チューブは、前記チューブ保持部から前記第1の方向に延出し、湾曲して向きを変えて前記第2の方向に延びる第1の液体チューブと、前記チューブ保持部から前記第2の方向に延出し、湾曲して向きを変えて前記第1の方向に延びる第2の液体チューブと、を含み、前記第1の液体チューブと前記第2の液体チューブは、前記チューブ保持部において交差してそれぞれ反対方向に延びており、前記チューブ保持部は、前記第1の液体チューブ及び前記第2の液体チューブのうち一方側が延出する際の高さ位置を他方側が延出する際の高さ位置に近づける高さ調整部を備えることを特徴とする。
本態様によれば、第1の液体チューブと第2の液体チューブは、チューブ保持部において交差してそれぞれ反対方向に延びるので、前記チューブ保持部において交差せずに延出する形態に比して、チューブ保持領域を小さくでき、前記チューブ保持部を小型化できる。尚、この詳細については後に図を用いて説明する。
そして本態様では、それぞれ反対側に延びる第1の液体チューブと第2の液体チューブの、キャリッジからの延出部分を保持するチューブ保持部は、前記第1の液体チューブ及び前記第2の液体チューブのうち一方側が延出する際の高さ位置を他方側が延出する際の高さ位置に近づける高さ調整部を備えるので、前記第1の液体チューブの湾曲部の曲率と、前記第2の液体チューブの湾曲部の曲率との差を小さくできる。これにより、前記第1の液体チューブが前記キャリッジに与える負荷と、前記第2の液体チューブが前記キャリッジに与える負荷と、の差を小さくでき、液体チューブがキャリッジに与える悪影響により一層考慮された記録装置を構成できる。
尚、本明細書において前記第1の液体チューブ及び前記第2の液体チューブが前記キャリッジから延出する際の高さ位置とは、必ずしも鉛直方向を意味するものではなく、前記第1の液体チューブ及び前記第2の液体チューブの湾曲部の曲率が変化する方向の位置を意味する。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記高さ調整部は、前記第1の液体チューブ及び前記第2の液体チューブが湾曲して向きを変える際の湾曲部の曲率が小さくなる様に、前記第1の液体チューブ及び前記第2の液体チューブのうち一方側が延出する際の高さ位置を他方側が延出する際の高さ位置に近づけることを特徴とする。
本態様によれば、前記高さ調整部は、前記第1の液体チューブ及び前記第2の液体チューブが湾曲して向きを変える際の湾曲部の曲率が小さくなる様に、前記第1の液体チューブ及び前記第2の液体チューブのうち一方側が延出する際の高さ位置を他方側が延出する際の高さ位置に近づけるので、前記第1の液体チューブ及び前記第2の液体チューブが前記キャリッジに与える負荷を抑えることができ、より一層前記キャリッジの移動動作を安定させることができる。
本発明の第3の態様は、第1のまたは第2の態様において、前記高さ調整部は、前記第1の液体チューブが前記チューブ保持部から延出する際の高さ位置と、前記第2の液体チューブが前記チューブ保持部から延出する際の高さ位置とを揃えることを特徴とする。
本態様によれば、前記高さ調整部は、前記第1の液体チューブが前記チューブ保持部から延出する際の高さ位置と、前記第2の液体チューブが前記チューブ保持部から延出する際の高さ位置とを揃えるので、前記第1の液体チューブが前記キャリッジに与える負荷と、前記第2の液体チューブが前記キャリッジに与える負荷と、の差をより一層小さくでき、或いは差を無くすことができる。その結果、より一層前記キャリッジの移動動作を安定させることができる。
本発明の第4の態様は、第1から第3の態様のいずれかにおいて、前記チューブ保持部は、前記キャリッジにおいて、記録の行われた媒体の排出方向側である装置前面側に設けられ、前記キャリッジにおいて前記第1の液体チューブ及び前記第2の液体チューブが接続されるチューブ接続部は、前記キャリッジにおける鉛直方向上面側に設けられ、前記第1の液体チューブ及び前記第2の液体チューブは、前記チューブ接続部から前記装置前面側に向けて延び、前記チューブ保持部を経由して前記キャリッジから延出した後、鉛直下方に湾曲することを特徴とする。
本態様によれば、上記第1から第3の態様のいずれかと同様な作用効果を得ることができる。
本発明の第5の態様は、第1から第4の態様のいずれかにおいて、前記キャリッジの移動方向において、前記チューブ保持部は、前記キャリッジの中央領域に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記キャリッジの移動方向において、前記チューブ保持部は、前記キャリッジの中央領域に設けられているので、前記第1の液体チューブのチューブ長と前記第2の液体チューブのチューブ長の差を抑制できる。その結果、前記第1の液体チューブが前記キャリッジに与える負荷と、前記第2の液体チューブが前記キャリッジに与える負荷と、の差をより一層小さくでき、或いは差を無くすことができ、前記キャリッジの移動動作を安定させることができる。
本発明の第6の態様は、第1から第5の態様のいずれかにおいて、複数の前記液体収容部は、前記キャリッジを備える装置本体の前方側における前記第1の方向の側面側と、前記第2の方向の側面側と、に設けられ、前記第1の液体チューブは、前記第2の方向の側面側に設けられた前記液体収容部に接続され、前記第2の液体チューブは、前記第1の方向の側面側に設けられた前記液体収容部に接続されることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1の液体チューブ及び前記第2の液体チューブは、湾曲して折り返した先の液体収容部にそのまま接続されることとなる為、前記第1の液体チューブ及び前記第2の液体チューブのチューブ長さを抑制でき、良好な液体供給と、装置コストの増加抑制と、を実現できる。
本発明の第7の態様は、第6の態様において、複数の前記液体収容部は、記録の行われた媒体を排出する排出口に対し、前記キャリッジの移動方向の両側に設けられることを特徴とする。
本発明の第8の態様は、第1から第6の態様のいずれかにおいて、湾曲して向きを変え、前記第2の方向に延びる前記第1の液体チューブの、前記第2の方向に延びる部分、および湾曲して向きを変え、前記第1の方向に延びる前記第2の液体チューブの、前記第1の方向に延びる部分を押さえる押さえ部材を備え、前記押さえ部材は、前記第1の液体チューブを押さえる部分、および前記第2の液体チューブを押さえる部分が、それぞれの液体チューブの前記押さえ部材から前記キャリッジまでのチューブ長が長くなる側に位置ずれしていることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1の液体チューブ及び前記第2の液体チューブを押さえる押さえ部材は、前記第1の液体チューブを押さえる部分、および前記第2の液体チューブを押さえる部分が、それぞれの液体チューブの前記押さえ部材から前記キャリッジまでのチューブ長が長くなる側に位置ずれしているので、一つの押さえ部材で、それぞれの液体チューブを適切な位置で押さえることができ、装置構成の単純化と低コスト化を図ることができる。尚、この作用効果については、後に詳しく説明する。
本発明に係るプリンターの装置本体を示す斜視図。 本発明に係るプリンターの装置本体を示す平面図。 本発明に係るキャリッジを示す斜視図。 本発明に係るキャリッジのインクチューブ保持部におけるインクチューブの引き回しを示す斜視図。 本発明に係るキャリッジのインクチューブ保持部を示す斜視図。 インクチューブ保持部を図5とは別の角度から見た斜視図。 キャリッジがホームポジション側に位置する状態におけるインクチューブの状態を示す正面図。 キャリッジがホームポジション側と反対の側に位置する状態におけるインクチューブの状態を示す正面図。 (A)はインクチューブ保持部でインクチューブを交差させない構成の概要図であり、(B)はインクチューブ保持部でインクチューブを交差させる構成の概要図。 本発明に係るインクチューブを押さえる押さえ部材を示す斜視図。 キャリッジの移動方向におけるインクチューブの曲げ起点がずれた場合におけるインクチューブと押さえ部材との関係を示す斜視図。 押さえ部材をキャリッジの移動領域の中央領域から外れた位置に設けた場合において押さえ部材がインクチューブと干渉する状態を示す斜視図。 第2の実施例に係るキャリッジ及びインクチューブの引き回しを示す平面図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施例において同一の構成については、同一の符号を付し、最初の実施例においてのみ説明し、以後の実施例においてはその構成の説明を省略する。
図1は本発明に係るプリンターの装置本体を示す斜視図であり、図2は本発明に係るプリンターの装置本体を示す平面図であり、図3は本発明に係るキャリッジを示す斜視図であり、図4は本発明に係るキャリッジのインクチューブ保持部におけるインクチューブの引き回しを示す斜視図であり、図5は本発明に係るキャリッジのインクチューブ保持部を示す斜視図であり、図6はインクチューブ保持部を図5とは別の角度から見た斜視図であり、図7はキャリッジがホームポジション側に位置する状態におけるインクチューブの状態を示す正面図である。
また、図8はキャリッジがホームポジション側と反対の側に位置する状態におけるインクチューブの状態を示す正面図であり、図9(A)はインクチューブ保持部でインクチューブを交差させない構成の概要図であり、図9(B)はインクチューブ保持部でインクチューブを交差させる構成の概要図であり、図10は本発明に係るインクチューブを押さえる押さえ部材を示す斜視図であり、図11はキャリッジの移動方向におけるインクチューブの曲げ起点がずれた場合におけるインクチューブと押さえ部材との関係を示す斜視図であり、図12は押さえ部材をキャリッジの移動領域の中央領域から外れた位置に設けた場合において押さえ部材がインクチューブと干渉する状態を示す斜視図であり、図13は第2の実施例に係るキャリッジ及びインクチューブの引き回しを示す平面図である。
また、各図において示すX−Y−Z座標系はX方向が記録ヘッドの走査方向である記録装置の幅方向、Y方向が記録装置の奥行き方向、Z方向が記録ヘッドと媒体との間の距離(ギャップ)の変化する方向すなわち記録装置の高さ方向を示している。尚、各図において−X方向側をホームポジション側とし、−Y方向を装置前面側とし、+Y方向側を装置背面側とし、+Z軸方向側を装置上方側とし、−Z軸方向側を装置下方側とする。尚、本実施例において「第1の方向」とは装置幅方向において−X軸方向(図1における装置幅方向右方)を指しており、「第2の方向」とは装置幅方向において+X軸方向(図1における装置幅方向左方)を指している。
■■■第1の実施例■■■■
<<<プリンターの概要>>>
図1及び図2を参照するに、記録装置の一例としてのインクジェットプリンター10(以下「プリンター10」という)の構成要素について説明する。プリンター10は、装置本体12を備えている。装置本体12において、装置幅方向に移動可能なキャリッジ14が設けられている。キャリッジ14の底部には、「液体」としてのインクを媒体に対して吐出する「液体吐出ヘッド」としての記録ヘッド16(図7及び図8参照)が設けられている。尚、本実施例における「媒体」とは、A4サイズ、B5サイズ、写真紙、葉書等の用紙を含んでいる。
また、装置本体12の前面側の中央領域には、記録ヘッド16によりインクが吐出された媒体を装置前面側に排出するための媒体排出領域18が設けられている。媒体排出領域18の装置前面側の端部は媒体を排出するための「排出口」の一部を構成している。また、装置前面において媒体排出領域18の装置幅方向における両側には、装置本体12に対して着脱可能な「液体収容部」としてのインク収容部20が複数取り付けられている。
より具体的には、装置幅方向において、媒体排出領域18の左側の側面側(図1及び図2におけるX軸方向側)には、2つのインク収容部20A、20Bがそれぞれ装置本体12に取り付けられている。本実施例では、一例としてインク収容部20Aにブラックのインクが収容され、インク収容部20Bにシアンのインクが収容されている。また、媒体排出領域18の右側の側面側(図1及び図2における−X軸方向側)には、2つのインク収容部20C、20Dがそれぞれ装置本体12に取り付けられている。本実施例では、一例としてインク収容部20Cにマゼンタのインクが収容され、インク収容部20Dにイエローのインクが収容されている。
キャリッジ14について、さらに説明する。図2に示すように、キャリッジ14は装置本体12において装置幅方向における右端側の位置(図2において実線で示すキャリッジ14の位置)と左端側の位置(図2において仮想線で示すキャリッジ14′の位置)との間を往復動可能に構成されている。尚、本実施例において、装置本体12における右端側の位置を、キャリッジ14におけるホームポジションとする。また、図2において符号Wは、装置本体12内におけるキャリッジ14の装置幅方向の移動領域を示している。
また、キャリッジ14の背面側には、装置幅方向に延びるフレーム部材22が設けられている。そして、フレーム部材22の右側端部の背面にキャリッジ駆動モーター24が取り付けられている。また、キャリッジ駆動モーター24の駆動軸には駆動プーリー(不図示)が取り付けられている。そして、フレーム部材22の左側端部には、従動プーリー(不図示)が回転可能に取り付けられている。そして、駆動プーリーと従動プーリーにとの間には、歯付きベルト26が掛け回されている。また、キャリッジ14は、当該キャリッジの背面側において歯付きベルト26の少なくとも一部を把持している。
キャリッジ駆動モーター24を駆動させることにより、駆動プーリーが回転駆動させられ、歯付きベルト26も駆動プーリーの回転方向に応じて回転する。そして、キャリッジ14は、歯付きベルト26の回転に応じて装置幅方向に移動する。
また、キャリッジ14の移動領域Wにおいてキャリッジ14のホームポジションに対して装置幅方向左側には、媒体支持部材28が設けられている。媒体支持部材28は、媒体を下方から支持することにより、媒体の記録面とキャリッジ14の記録ヘッド16のヘッド面との間の距離(ギャップ)を規定する。
また、媒体支持部材28の装置奥行き方向背面側には、図1及び図2に示すように搬送駆動ローラー30と、搬送駆動ローラー30に当接して従動回転する搬送従動ローラー32とが設けられている。また、図示しないが、媒体支持部材28の装置奥行き方向前面側にも一対の排出ローラーが設けられている。
本実施例では、装置本体12の背面側に設けられる媒体給送手段(不図示)から搬送駆動ローラー30及び搬送従動ローラー32に向けて媒体を給送する。そして、搬送駆動ローラー30及び搬送従動ローラー32は、給送されてきた媒体をニップして媒体支持部材28に向けて搬送する。媒体支持部材28に搬送された媒体は、記録動作中のキャリッジ14における記録ヘッド16からインクの吐出を受けて記録が行われた後、排出ローラー(不図示)により装置前面側の媒体排出領域18に向けて排出される。
<<<キャリッジについて>>>
さらに、図3ないし図8を参照して、キャリッジ14について説明する。キャリッジ14は、装置高さ方向上方側が開放されている箱状の筐体34を備えている。そして、筐体34には、複数のインク中継部36が装置高さ方向上方側から筐体34に対して着脱可能に装着されている。本実施例では、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色に対応した4つのインク中継部36A、36B、36C、36Dが筐体34に装着されている。
また、図5に示すようにキャリッジ14の装置高さ方向上面側、すなわちインク中継部36の上面側にはチューブ接続部38が設けられている。そして、チューブ接続部38には、図4に示すように「液体チューブ」としてのインクチューブ40の一端が接続されている。
本実施例において、インク中継部36Aにはブラックのインクに対応するインクチューブ40Aの一端が接続され、他端はインク収容部20Aに接続されている。また、インク中継部36Bにはシアンのインクに対応するインクチューブ40Bの一端が接続され、他端はインク収容部20Bに接続されている。尚、本実施例において、インクチューブ40A及びインクチューブ40Bは、「第1の液体チューブ」に相当する。
また、インク中継部36Cにはマゼンタのインクに対応するインクチューブ40Cの一端が接続され、他端はインク収容部20Cに接続されている。また、インク中継部36Dにはイエローのインクに対応するインクチューブ40Dの一端が接続され、他端はインク収容部20Dに接続されている。尚、本実施例において、インクチューブ40C及びインクチューブ40Dは、「第2の液体チューブ」に相当する。尚、インクチューブ40の引き回しについてはチューブ保持部42の説明後に説明する。
<<<チューブ保持部について>>>
キャリッジ14の筐体34において装置前面側から装置前面に向けて突出するチューブ保持部42が設けられている。本実施例において、チューブ保持部42は筐体34において装置幅方向における中央領域に設けられている。そして、チューブ保持部42は、筐体34の内側、つまりチューブ接続部38側からインクチューブ40を案内しつつ、インクチューブ40の向きを装置幅方向へと変えるように構成されている。
図4ないし図6を参照するに、本実施例においてチューブ保持部42には、インクチューブ40A、40Bを案内する第1の案内部44と、インクチューブ40C、40Dを案内する第2の案内部46とが設けられている。
第1の案内部44は、チューブ保持部42において筐体34の内側から装置前面側に向けて延び、途中で向きを装置幅方向右方(図5における−X軸方向)に変えて延びている。一方、第2の案内部46は、チューブ保持部42において筐体34の内側から装置前面側に向けて延び、途中で向きを装置幅方向左方(図5における+X軸方向)に変えて延びている。また、第2の案内部46は、出口46b(装置幅方向左方)の装置高さ方向における高さ位置が入口46a(チューブ接続部38側)の装置高さ方向における高さ位置よりも高くなるように構成されている。すなわち、第2の案内部46は入口46aから出口46bに向かって上り坂の傾斜面として形成されている。
また、図6に示すようにチューブ保持部42において第2の案内部46の入口46a(チューブ接続部38側)は、第1の案内部44の入口44aに対して装置高さ方向下方側に位置している。そして、第2の案内部46は、出口46b(装置幅方向左方)に向かって装置高さ方向上方に傾斜しつつ、第1の案内部44における装置幅方向右方に延びる部分、すなわち出口44bに向かって延びている部分の下側を横切っている。
つまり、第1の案内部44と第2の案内部46とは、チューブ保持部42内において立体交差している。そして、本実施例において第1の案内部44の出口44b(装置幅方向右方)と第2の案内部46の出口46b(装置幅方向右方)とは、装置高さ方向において同じ高さになるように設定されている。より具体的には、図7及び図8に示すように出口44bから延出するインクチューブ40A、40Bの装置高さ方向における高さ位置と出口46bから延出するインクチューブ40C、40Dの装置高さ方向における高さ位置とが同じ位置に揃えられている。
そして、本実施例では、出口44bから延出するインクチューブ40A、40Bの湾曲部の曲率半径R1と、出口46bから延出するインクチューブ40C、40Dの湾曲部の曲率半径R2とが略同じ曲率半径となるように、装置高さ方向において出口44b及び出口46bの高さ位置は設定されている。また、インクチューブ40の湾曲部の曲率半径R1、R2が大きくなると、インクチューブ40がキャリッジ14に対して作用させる外力が小さくなるので、本実施例では、インクチューブ40の曲率半径R1、R2が大きくなるように装置高さ方向における出口44b及び出口46bの高さ位置が設定されている。
尚、曲率半径を例えばRとした場合、曲率は1/Rで表される。そして、曲率半径Rが大きくなると、曲率1/Rが小さくなり、インクチューブ40がキャリッジ14に対して作用させる外力が小さくなる関係にある。
そして、本実施例において第2の案内部46は、当該第2の案内部46に案内されるインクチューブ40C、40Dの出口46bにおける装置高さ方向の高さ位置と、第1の案内部44に案内されるインクチューブ40A、40Bの出口44bにおける装置高さ方向の高さ位置とを近づける、或いは装置高さ方向の高さ位置を揃える「高さ調整部」として機能する。
ここで、図9(A)及び図9(B)を参照して、チューブ保持部42においてインクチューブ40A、40Bとインクチューブ40C、40Dとを交差させる構成における利点について説明する。図9(A)におけるチューブ保持部48は、インクチューブ40A、40Bと、インクチューブ40C、40Dとを交差させない構成である。
チューブ保持部48において、インクチューブ40A、40Bは装置背面側から前方側(−Y方向)に延びた後、装置幅方向右方(−X軸方向)に延びている。この構成では、チューブ保持部48は、インクチューブ40A、40Bを略直角に曲げて案内している。また、チューブ保持部48は、インクチューブ40C、40Dをインクチューブ40A、40Bと反対方向、装置幅方向左方(+X軸方向)に略直角に曲げて案内している。
つまり、チューブ保持部48においてインクチューブ40A、40Bの保持領域とインクチューブ40C、40Dの保持領域とは装置幅方向において重なり合わない。したがって、装置幅方向におけるチューブ保持部48の長さL1は、インクチューブ40A、40Bの保持領域とインクチューブ40C、40Dの保持領域とを足し合わせた長さとなる。
これに対して、図9(B)に示すように本実施例のチューブ保持部42はインクチューブ40A、40Bとインクチューブ40C、40Dとを交差させる構成であるので、インクチューブ40における曲げ部分が装置幅方向において重なり合う構成となる。つまり、チューブ保持部42においてインクチューブ40A、40Bの装置幅方向におけるチューブ保持領域の少なくとも一部と、インクチューブ40C、40Dの装置幅方向におけるチューブ保持領域の少なくとも一部とが重なり合う。その結果、チューブ保持部42の装置幅方向における長さL2とすると、長さL2はチューブ保持部48の装置幅方向における長さL1より短くなる。
したがって、本実施例のようにインクチューブ40を装置幅方向において交差させる構成とすることにより、チューブ保持部42におけるチューブ保持領域を、インクチューブ40を交差させない形態のチューブ保持部48のチューブ保持領域よりも小さくできる。これにより、チューブ保持部42のサイズを小型化できる。
<<<インクチューブの引き回しについて>>>
さらに図2、図3、図7及び図8を参照して、インクチューブ40A、40B、40C、40Dの引き回しについて説明する。チューブ保持部42の装置高さ方向下方側には、装置本体12に取り付けられて、装置幅方向に延びるインクチューブ案内部材50が設けられている。尚、図7及び図8においてインクチューブ案内部材50の図示は省略している。
インクチューブ40A、40Bはインク中継部36A、36Bから装置前面側に延出し、チューブ保持部42の第1の案内部44に沿って、インクチューブ40C、40Dの上方を横切り、チューブ保持部42から装置幅方向右方に延出する。
そして、インクチューブ40A、40Bは装置高さ方向下方側に湾曲して、装置幅方向における向きを右方(図3、図7及び図8における−X軸方向)から左方(図3、図7及び図8における+X軸方向)へと変える。そして、インクチューブ40A、40Bはインクチューブ案内部材50に案内されて装置本体12の左側面に設けられたインク収容部20A、20Bに向けて延び、それぞれインク収容部20A、20Bに接続されている。
また、インクチューブ40C、40Dは、インク中継部36C、36Dから装置前面側に延出し、チューブ保持部42の第2の案内部46に沿って、インクチューブ40A、40Bの下方を通り、チューブ保持部42から装置幅方向左方に延出する。
そして、インクチューブ40C、40Dは装置高さ方向下方側に湾曲して、装置幅方向における向きを左方(図3、図7及び図8における+X軸方向)から右方(図3、図7及び図8における−X軸方向)へと変える。そして、インクチューブ40C、40Dは、インクチューブ案内部材50に案内されて装置本体12の右側面に設けられたインク収容部20C、20Dに向けて延び、それぞれインク収容部20C、20Dに接続されている。
<<<押さえ部材について>>>
図1、図2、図10ないし図12を参照して押さえ部材52について説明する。図2に示すように押さえ部材52は、ねじ等の締結部材によりインクチューブ案内部材50に取り付けられている。本実施例において、押さえ部材52は装置幅方向においてキャリッジ14の移動領域Wの中間領域に配置されている。
押さえ部材52は、インクチューブ40A、40Bを押さえる部分、すなわち第1の押さえ部52aと、インクチューブ40C、40Dを押さえる部分、すなわち第2の押さえ部52bとを備えている。本実施例において、第1の押さえ部52aは「第1の液体チューブを押さえる部分」に相当し、第2の押さえ部52bは「第2の液体チューブを押さえる部分」に相当する。
本実施例において第1の押さえ部52aは、インクチューブ40A、40Bの上方に位置し、第2の押さえ部52bはインクチューブ40C、40Dの上方に位置している。そして、押さえ部材52において第1の押さえ部52aと第2の押さえ部52bとは、装置幅方向にずれている。
より具体的には、第1の押さえ部52aは、インクチューブ40A、40Bにおいて第1の押さえ部52aに押さえられている部分からキャリッジ14までのチューブ長が長くなるように、装置幅方向左方にずれている。これに対し、第2の押さえ部52bはインクチューブ40C、40Dにおいて第2の押さえ部52bに押さえられている部分からキャリッジ14までのチューブ長が長くなるように、装置幅方向右方にずれている。
また、第1の押さえ部52a及び第2の押さえ部52bは、各押さえ部52a、52bに押さえられている部分からキャリッジ14までのチューブ長が長くなるように、押さえ部材52において装置幅方向に位置をずらした配置を取ることにより、インクチューブ40の湾曲部の曲げ起点が第1の押さえ部52a及び第2の押さえ部52bと干渉することを防止できる。
また、図11を参照するに、例えば、インクチューブ40C、40Dの組付けにバラツキが生じ、インクチューブ40C、40Dの湾曲部の曲げ起点が装置幅方向において右側、すなわちホームポジション寄りにずれる場合がある。この場合においても、本実施例では、第2の押さえ部52bが、インクチューブ40C、40Dにおいて当該第2の押さえ部52bに押さえられている部分からキャリッジ14までのチューブ長が長くなるように装置幅方向にずらして配置されているので、第2の押さえ部52bとインクチューブ40C、40Dの湾曲部の曲げ起点との干渉を抑制できる。
同様に、第1の押さえ部52aも、インクチューブ40A、40Bにおいて当該第1の押さえ部52aに押さえられている部分からキャリッジ14までのチューブ長が長くなるように装置幅方向にずらして配置されているので、第1の押さえ部52aとインクチューブ40A、40Bの湾曲部の曲げ起点との干渉を抑制できる。
また、本実施例では、押さえ部材52はキャリッジ14の移動領域Wの中央領域に配置されている。ここで、一例として、図12に示すように押さえ部材52をキャリッジ14の移動領域Wの中央領域からインクチューブ40C、40Dの湾曲部寄りにずらして配置した場合について説明する。このように押さえ部材52を配置すると、キャリッジ14の装置幅方向への移動に応じてインクチューブ40C、40Dの湾曲部の曲げ起点が、装置幅方向左方から右方へ変位し、第2の押さえ部52bと干渉する虞がある。
そして、インクチューブ40C、40Dの湾曲部の曲げ起点が第2の押さえ部52bと干渉すると、曲げ起点が第2の押さえ部52bにより押さえられる。この状態で、キャリッジ14が装置幅方向右方、つまりホームポジション側にさらに移動しようとすると、インクチューブ40C、40Dにおけるキャリッジ14の移動に応じた追従変形が第2の押さえ部52bに規制されるので、インクチューブ40C、40Dはキャリッジ14のホームポジション側への移動に追従できず、キャリッジ14を移動方向と反対方向、つまり装置幅方向左方へ引っ張る。その結果、キャリッジ14の装置幅方向における移動動作が不安定になる。
しかしながら、本実施例では上述したようにキャリッジ14の移動領域Wの中央領域に押さえ部材52が設けられていることから、キャリッジ14の移動による各押さえ部52a、52bとインクチューブ40A、40B、40C、40Dの湾曲部の曲げ起点との干渉の虞を低減でき、キャリッジ14の移動動作を安定させることができる。
<<<第1の実施例の変更例>>>
(1)本実施例において、第1の案内部44の出口44bの高さ位置と第2の案内部46の出口46bの高さ位置とを装置高さ方向において略同じ位置となるように構成したが、この構成に代えて、第1の案内部44の出口44bの高さ位置と第2の案内部46の出口46bの高さ位置とが装置高さ方向においてずれていてもよい。
(2)また、本実施例では、第1の案内部44が第2の案内部46の上方を横切る構成としたが、この構成に代えて、第2の案内部46が第1の案内部44の上方を横切る構成としてもよい。
(3)また、本実施例においてキャリッジ14とインク収容部20とを接続するインクチューブ40は4本とする構成としたが、この構成に代えて、2本、3本、あるいは5本以上のインクチューブ40とすることができる。尚、この場合において装置本体12にはインクチューブ40の数に対応したインク収容部20が設けられる。
(4)また、本実施例では、第1の案内部44及び第2の案内部46にそれぞれインクチューブ40を2本ずつ案内させる構成としたが、適宜インクチューブ40の本数を変えてもよく、その場合、第1の案内部44から延出されるインクチューブ40がキャリッジ14に及ぼす外力と、第2の案内部46から延出されるインクチューブ40がキャリッジ14に及ぼす外力との差が小さくなるように、第1の案内部44の出口44bの高さ位置と第2の案内部46の出口46bの高さ位置との関係を設定してもよい。
(5)本実施例では、装置前面側に設けたインク収容部20A、20B、20C、20Dを媒体排出領域18を挟んで左右両側に設ける構成としたが、この構成に代えて、左右いずれか一方の側にインク収容部20A、20B、20C、20Dをまとめて設ける構成としてもよい。
■■■第2の実施例■■■■
次いで図13を参照して、第2の実施例について説明する。本実施例では、インクチューブ54の湾曲部の湾曲方向が装置奥行き方向である点で第1の実施例と相違する。
本実施例においてキャリッジ56は、キャリッジ56に対して装置奥行き方向前方側に配置されたキャリッジ駆動手段58により装置幅方向に移動可能に構成されている。具体的には、キャリッジ駆動手段58は、装置幅方向右側に設けられた駆動プーリー60と、装置幅方向左側に設けられた従動プーリー62と、駆動プーリー60と従動プーリー62との間に掛け回された歯付きベルト64とを備えている。キャリッジ56は歯付きベルト64の少なくとも一部を把持している。そして、駆動プーリー60が図示しない駆動モーターにより回転駆動させられると、歯付きベルト64も回転する。これにより、キャリッジ56は歯付きベルト64の回転方向に応じて装置幅方向へ移動する。
また、本実施例におけるキャリッジ56には、装置奥行き方向背面側からインク中継部36A、36B、36C、36Dが着脱可能に取り付けられている。そして、インク中継部36A、36B、36C、36Dには、それぞれインクチューブ54A、54B、54C、54Dの一端が接続されている。また、キャリッジ56の下面には、媒体に向けてインクを吐出する記録ヘッド66が設けられている。また、キャリッジ56の装置幅方向における中央領域にはチューブ保持部68が設けられている。本実施例においてチューブ保持部68は装置高さ方向上方に突出している。
本実施例においても、チューブ保持部68には、インク中継部36から延出するインクチューブ54を案内する第1の案内部及び第2の案内部が設けられている。尚、図13における第1の案内部及び第2の案内部の図示は省略している。本実施例においても第1の案内部及び第2の案内部は交差するように構成されており、装置奥行き方向におけるインクチューブ54の延出位置を近づける、或いは揃えるように構成されている。
本実施例においてインク中継部36A、36Bから延出するインクチューブ54A、54Bは、チューブ保持部68の第1の案内部(不図示)により案内されて、装置幅方向右方に延出する。そして、チューブ保持部68の第1の案内部の出口から延出したインクチューブ54A、54Bは装置奥行き方向前面側に湾曲して、その向きを装置幅方向右方から左方に変える。そして、装置幅方向左方に延びるインクチューブ54A、54Bは、装置前面側に設けられたインクチューブ案内部材70により案内されて、装置前面側において装置幅方向左側端部に設けられたインク収容部72A、72Bにそれぞれ接続される。
また、インク中継部36C、36Dから延出するインクチューブ54C、54Dは、チューブ保持部68の第2の案内部(不図示)により案内されて、装置幅方向左方に延出する。そして、チューブ保持部68の第2の案内部の出口から延出したインクチューブ54C、54Dは装置奥行き方向前面側に湾曲して、その向きを装置幅方向左方から右方に変える。そして、装置幅方向右方に延びるインクチューブ54C、54Dは、装置前面側に設けられたインクチューブ案内部材70により案内されて、装置前面側において装置幅方向右側端部に設けられたインク収容部72C、72Dにそれぞれ接続される。
本実施例において、チューブ保持部68の第1の案内部の出口から延出するインクチューブ54A、54Bの装置奥行き方向における位置と第2の案内部の出口から延出するインクチューブ54C、54Dの装置奥行き方向における位置とは同じ位置に揃えられている。
そして、本実施例では、チューブ保持部68の第1の案内部の出口から延出するインクチューブ54A、54Bの湾曲部の曲率半径R3と、第2の案内部の出口から延出するインクチューブ54C、54Dの湾曲部の曲率半径R4とが略同じ曲率半径となるように、装置奥行き方向におけるインクチューブ54A、54Bの延出位置(第1の案内部の出口位置)及びインクチューブ54C、54Dの延出位置(第2の案内部の出口位置)が設定されている。
<<<第2の実施例の変更例>>>
本実施例では、チューブ保持部68から延出したインクチューブ54A、54B、54C、54Dを装置奥行き方向前面側に湾曲させる構成としたが、インク収容部72を装置背面側に設けて、インクチューブ54A、54B、54C、54Dを装置奥行き方向背面側に湾曲させる構成としてもよい。
<<<第1の実施例及び第2の実施例の変更例>>>
上記説明において、プリンター10は4色のインクを使用して記録を行う構成としたが、この構成に代えて、使用するインクは少なくとも2色以上のインクを使用する構成としてもよい。そして、上記説明では、4色のインクに対応するインク収容部20A、20B、20C、20D、72A、72B、72C、72Dをキャリッジ14、56を備える装置本体12の装置奥行き方向前方側における装置幅方向右側面側と、装置幅方向左側面側と、にそれぞれインクの色が2色ずつとなるように配置したが、この構成に代えて、装置幅方向右側面側及び左側面側のいずれか一方に3色のインクに対応するインク収容部を設け、他方側に1色のインクに対応するインク収容部を設ける構成としてもよく、あるいは右側面側及び左側面側にそれぞれ3色のインクに対応するインク収容部を設ける構成としてもよい。また、プリンター10において使用するインクの色の数、すなわちインクの色に対応するインク収容部の数に応じて、置幅方向右側面側及び装置幅方向左側面側に配置するインク収容部の数を適宜調整してもよい。
上記説明をまとめるとプリンター10は、媒体に対してインクを吐出する記録ヘッド16、66を備え、装置幅方向右方及びその反対方向である装置幅方向左方に移動するキャリッジ14、56と、キャリッジ14、56の外部の複数箇所に設けられた、記録ヘッド16、66から吐出するインクを収容するインク収容部20、72と、インクをインク収容部20、72からキャリッジ14、56へと導く、キャリッジ14、56の移動動作に伴って追従変形する複数本のインクチューブ40、54と、インクチューブ40、54のキャリッジ14、56からの延出部分を保持する、キャリッジ14、56に設けられたチューブ保持部42、68と、を備えている。複数本のインクチューブ40、54は、チューブ保持部42、68から装置幅方向右方に延出し、湾曲して向きを変えて装置幅方向左方に延びるインクチューブ40A、40B、54A、54Bと、チューブ保持部42から装置幅方向左方に延出し、湾曲して向きを変えて装置幅方向右方に延びるインクチューブ40C、40D、54C、54Dと、を含み、インクチューブ40A、40B、54A、54Bとインクチューブ40C、40D、54C、54Dは、チューブ保持部42、68において交差してそれぞれ反対方向に延びており、チューブ保持部42、68は、インクチューブ40A、40B、54A、54B及びインクチューブ40C、40D、54C、54Dのうち一方側が延出する際の高さ位置(奥行き方向における位置)を他方側が延出する際の高さ位置(奥行き方向における位置)に近づける第2の案内部46を備えている。
上記構成によれば、インクチューブ40A、40B、54A、54Bとインクチューブ40C、40D、54C、54Dは、チューブ保持部42、68において交差してそれぞれ反対方向に延びるので、チューブ保持部42、68において交差せずに延出する形態に比して、チューブ保持領域を小さくでき、チューブ保持部42、68を小型化できる。
そして上記構成では、それぞれ反対側に延びるインクチューブ40A、40B、54A、54Bとインクチューブ40C、40D、54C、54Dの、キャリッジ14からの延出部分を保持するチューブ保持部42、68は、インクチューブ40A、40B、54A、54B及びインクチューブ40C、40D、54C、54Dのうち一方側が延出する際の高さ位置(奥行き方向における位置)を他方側が延出する際の高さ位置(奥行き方向における位置)に近づける高さ調整部、すなわち本実施例では第2の案内部46を備えるので、インクチューブ40A、40B、54A、54Bの湾曲部の曲率半径R1、R3と、インクチューブ40C、40D、54C、54Dの湾曲部の曲率半径R2、R4との差を小さくできる。これにより、インクチューブ40A、40B、54A、54Bがキャリッジ14、56に与える負荷と、インクチューブ40C、40D、54C、54Dがキャリッジ14、56に与える負荷と、の差を小さくでき、インクチューブ40、54がキャリッジ14、56に与える悪影響により一層考慮されたプリンター10を構成できる。
また、プリンター10において、本実施例における高さ調整部の一例である第2の案内部46は、インクチューブ40A、40B、54A、54B及びインクチューブ40C、40D、54C、54Dが湾曲して向きを変える際の湾曲部の曲率半径R1、R2、R3、R4が大きくなる様に、インクチューブ40A、40B、54A、54B及びインクチューブ40C、40D、54C、54Dのうち一方側が延出する際の高さ位置(奥行き方向における位置)を他方側が延出する際の高さ位置(奥行き方向における位置)に近づける。
上記構成によれば、第2の案内部46は、インクチューブ40A、40B、54A、54B及びインクチューブ40C、40D、54C、54Dが湾曲して向きを変える際の湾曲部の曲率半径R1、R2、R3、R4が大きくなる様に、インクチューブ40A、40B、54A、54B及びインクチューブ40C、40D、54C、54Dのうち一方側が延出する際の高さ位置(奥行き方向における位置)を他方側が延出する際の高さ位置(奥行き方向における位置)に近づけるので、インクチューブ40A、40B、54A、54B及びインクチューブ40C、40D、54C、54Dがキャリッジ14、56に与える負荷を抑えることができ、より一層キャリッジ14、56の移動動作を安定させることができる。
また、プリンター10において、第2の案内部46は、インクチューブ40A、40B、54A、54Bがチューブ保持部42、68から延出する際の高さ位置(奥行き方向における位置)と、インクチューブ40C、40D、54C、54Dがチューブ保持部42から延出する際の高さ位置(奥行き方向における位置)とを揃える。
上記構成によれば、第2の案内部46は、インクチューブ40A、40B、54A、54Bがチューブ保持部42、68から延出する際の高さ位置(奥行き方向における位置)と、インクチューブ40C、40D、54C、54Dがチューブ保持部42、68から延出する際の高さ位置(奥行き方向における位置)とを揃えるので、インクチューブ40A、40B、54A、54Bがキャリッジ14、56に与える負荷と、インクチューブ40C、40D、54C、54Dがキャリッジ14、56に与える負荷と、の差をより一層小さくでき、或いは差を無くすことができる。その結果、より一層キャリッジ14、56の移動動作を安定させることができる。
また、プリンター10において、チューブ保持部42は、キャリッジ14において、記録の行われた媒体の排出方向側である装置前面側に設けられ、キャリッジ14においてインクチューブ40A、40B及びインクチューブ40C、40Dが接続されるチューブ接続部38は、キャリッジ14における鉛直方向上面側に設けられ、インクチューブ40A、40B及びインクチューブ40C、40Dは、チューブ接続部38から装置前面側に向けて延び、チューブ保持部42を経由してキャリッジ14から延出した後、鉛直下方に湾曲する。
また、プリンター10において、キャリッジ14の移動方向において、チューブ保持部42は、キャリッジ14の中央領域に設けられている。
この構成によれば、キャリッジ14の移動方向において、チューブ保持部42は、キャリッジ14の中央領域に設けられているので、インクチューブ40A、40Bのチューブ長とインクチューブ40C、40Dのチューブ長の差を抑制できる。その結果、インクチューブ40A、40Bがキャリッジ14に与える負荷と、インクチューブ40C、40Dがキャリッジ14に与える負荷と、の差をより一層小さくでき、或いは差を無くすことができ、キャリッジ14の移動動作を安定させることができる。
また、プリンター10において、複数のインク収容部20A、20B、20C、20D、72A、72B、72C、72Dは、キャリッジ14、56を備える装置本体12の装置奥行き方向前方側における装置幅方向右側面側と、装置幅方向左側面側と、に設けられ、インクチューブ40A、40B、54A、54Bは、装置幅方向左側面側に設けられたインク収容部20A、20B、72A、72Bに接続され、インクチューブ40C、40D、54C、54Dは、装置幅方向右側面側に設けられたインク収容部20C、20D、72C、72Dに接続される。
上記構成によれば、インクチューブ40A、40B、54A、54B及びインクチューブ40C、40D、54C、54Dは、湾曲して折り返した先のインク収容部20A、20B、20C、20D、72A、72B、72C、72Dにそのまま接続されることとなる為、インクチューブ40A、40B、54A、54B及びインクチューブ40C、40D、54C、54Dのチューブ長さを抑制でき、良好な液体供給と、装置コストの増加抑制と、を実現できる。
また、プリンター10において、インク収容部20A、20B、20C、20D、72A、72B、72C、72Dは、記録の行われた媒体を排出する媒体排出領域18に対し、キャリッジ56の移動方向である装置幅方向の両側に設けられている。
また、プリンター10において、湾曲して向きを変え、装置幅方向左方に延びるインクチューブ40A、40Bの、装置幅方向に延びる部分、および湾曲して向きを変え、装置幅方向右方に延びるインクチューブ40C、40Dの、装置幅方向右方に延びる部分を押さえる押さえ部材52を備え、押さえ部材52は、インクチューブ40A、40Bを押さえる部分である第1の押さえ部52a、およびインクチューブ40C、40Dを押さえる部分である第2の押さえ部52bが、それぞれのインクチューブ40A、40B、40C、40Dの押さえ部材52からキャリッジ14までのチューブ長が長くなる側に位置ずれしている。
上記構成によれば、インクチューブ40A、40B及びインクチューブ40C、40Dを押さえる押さえ部材52は、インクチューブ40A、40Bを押さえる第1の押さえ部52a、およびインクチューブ40C、40Dを押さえる第2の押さえ部52bが、それぞれのインクチューブ40A、40B、40C、40Dの押さえ部材52からキャリッジ14までのチューブ長が長くなる側に位置ずれしているので、一つの押さえ部材52で、それぞれのインクチューブ40A、40B、40C、40Dを適切な位置で押さえることができ、装置構成の単純化と低コスト化を図ることができる。
また、本実施形態では本発明に係るキャリッジ14を記録装置の一例としてのインクジェットプリンターに適用したが、その他液体噴射装置一般に適用することも可能である。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンター、複写機及びファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含むものである。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
10…プリンター、12…装置本体、14、14′、56…キャリッジ、
16、66…記録ヘッド、18…媒体排出領域、
20、20A、20B、20C、20D、72、72A、72B、72C、72D…インク収容部、22…フレーム部材、24…キャリッジ駆動モーター、26…歯付きベルト、
28…媒体支持部材、30…搬送駆動ローラー、32…搬送従動ローラー、34…筐体、
36、36A、36B、36C、36D…インク中継部、38…チューブ接続部、
40、40A、40B、40C、40D、54、54A、54B、54C、54D…インクチューブ、42、68…チューブ保持部、44…第1の案内部、44a、46a…入口、44b、46b…出口、46…第2の案内部、48…チューブ保持部、
50、70…インクチューブ案内部材、52…押さえ部材、52a…第1の押さえ部、
52b…第2の押さえ部、58…キャリッジ駆動手段、60…駆動プーリー、
62…従動プーリー、64…歯付きベルト、L1、L2…長さ、R…移動領域、
R1、R2、R3、R4…曲率半径、W…移動領域

Claims (8)

  1. 媒体に対して液体を吐出する液体吐出ヘッドを備え、第1の方向及びその反対方向である第2の方向に移動するキャリッジと、
    前記キャリッジの外部の複数箇所に設けられた、前記液体吐出ヘッドから吐出する液体を収容する液体収容部と、
    液体を前記液体収容部から前記キャリッジへと導く、前記キャリッジの移動動作に伴って追従変形する複数本の液体チューブと、
    前記液体チューブの前記キャリッジからの延出部分を保持する、前記キャリッジに設けられたチューブ保持部と、を備え、
    前記複数本の液体チューブは、前記チューブ保持部から前記第1の方向に延出し、湾曲して向きを変えて前記第2の方向に延びる第1の液体チューブと、前記チューブ保持部から前記第2の方向に延出し、湾曲して向きを変えて前記第1の方向に延びる第2の液体チューブと、を含み、
    前記第1の液体チューブと前記第2の液体チューブは、前記チューブ保持部において交差してそれぞれ反対方向に延びており、
    前記チューブ保持部は、前記第1の液体チューブ及び前記第2の液体チューブのうち一方側が延出する際の高さ位置を他方側が延出する際の高さ位置に近づける高さ調整部を備える、
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、前記高さ調整部は、前記第1の液体チューブ及び前記第2の液体チューブが湾曲して向きを変える際の湾曲部の曲率が小さくなる様に、前記第1の液体チューブ及び前記第2の液体チューブのうち一方側が延出する際の高さ位置を他方側が延出する際の高さ位置に近づける、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の記録装置において、前記高さ調整部は、前記第1の液体チューブが前記チューブ保持部から延出する際の高さ位置と、前記第2の液体チューブが前記チューブ保持部から延出する際の高さ位置とを揃える、ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の記録装置において、前記チューブ保持部は、前記キャリッジにおいて、記録の行われた媒体の排出方向側である装置前面側に設けられ、
    前記キャリッジにおいて前記第1の液体チューブ及び前記第2の液体チューブが接続されるチューブ接続部は、前記キャリッジにおける鉛直方向上面側に設けられ、
    前記第1の液体チューブ及び前記第2の液体チューブは、前記チューブ接続部から前記装置前面側に向けて延び、前記チューブ保持部を経由して前記キャリッジから延出した後、鉛直下方に湾曲する、
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の記録装置において、前記キャリッジの移動方向において、前記チューブ保持部は、前記キャリッジの中央領域に設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の記録装置において、複数の前記液体収容部は、前記キャリッジを備える装置本体の前方側における前記第1の方向の側面側と、前記第2の方向の側面側と、に設けられ、
    前記第1の液体チューブは、前記第2の方向の側面側に設けられた前記液体収容部に接続され、
    前記第2の液体チューブは、前記第1の方向の側面側に設けられた前記液体収容部に接続される、
    ことを特徴とする記録装置。
  7. 請求項6に記載の記録装置において、複数の前記液体収容部は、記録の行われた媒体を排出する排出口に対し、前記キャリッジの移動方向の両側に設けられる、
    ことを特徴とする記録装置。
  8. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の記録装置において、湾曲して向きを変え、前記第2の方向に延びる前記第1の液体チューブの、前記第2の方向に延びる部分、および湾曲して向きを変え、前記第1の方向に延びる前記第2の液体チューブの、前記第1の方向に延びる部分を押さえる押さえ部材を備え、
    前記押さえ部材は、前記第1の液体チューブを押さえる部分、および前記第2の液体チューブを押さえる部分が、それぞれの液体チューブの前記押さえ部材から前記キャリッジまでのチューブ長が長くなる側に位置ずれしている、
    ことを特徴とする記録装置。
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