JP6879452B2 - 液体噴射装置 - Google Patents
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Description
また更に、インクジェットプリンターには、インクを収容するインク収容容器をキャリッジに搭載するものと、インク収容容器をキャリッジの外部に備えるものとがある。キャリッジ外部にインク収容容器を備えるものは、インク収容容器とキャリッジ(記録ヘッド)とが、インク供給用のチューブ(以下「インクチューブ」と言う)によって接続される。
特許文献1には、キャリッジの移動方向に延設されたチューブガイドに対し固定部材によってインクチューブを固定する構成が開示されている。インクチューブはキャリッジの移動に伴い、チューブガイドに押し当たりながら湾曲部の形成位置が移動する構成となる。
その反面、装置の組立時にはインクチューブに余分な長さ(以下、「余長」と言う)が生じる場合があり、その余長を収容できるスペースが設けられていることが好ましい。
しかしながら本態様によれば、前記キャリッジユニットは、前記撓み空間を、前記キャリッジユニットの移動方向と交差する方向である媒体搬送方向の端部寄りに備えるので、前記撓み空間が前記キャリッジユニットの本体部の容量を侵食せず、或いは侵食しても最小限に抑えることができ、ひいては前記キャリッジユニットの大型化を回避できる。
本態様によれば、前記撓み空間は、前記キャリッジユニットの筐体によって形成されているので、前記撓み空間を形成する為の部材を別途設ける必要がなく、前記キャリッジユニットのコストアップを抑制できる。
例えば、一本のチューブについて余長処理の必要がなく(前記撓み空間の利用の必要がなく)、しかしながら他のチューブについて処理すべき余長が長くなった場合、処理すべき余長が長くなったチューブについて前記撓み空間内で充分に撓ませることができる。
加えて、前記第2の撓み空間は、前記キャリッジユニットが移動可能領域における一方側の端部に位置した状態における当該キャリッジユニットの少なくとも一部の下側に位置するので、前記キャリッジユニットの移動方向における装置寸法を抑制できる。
<<<プリンターの概要>>>
図1ないし図4、及び図6を参照して「液体噴射装置」の一例としてのプリンター10について説明する。プリンター10は、装置本体12と、装置本体12に対して回動可能に装置本体12の上部に配置されたスキャナー14とを備えている。
以下、図7ないし図17を参照して、プリンター10におけるインクタンク26からキャリッジユニット32の記録ヘッド44までのインクの供給経路について説明する。まず、図8ないし図10を参照するに、キャリッジユニット32は、箱状の筐体50を備えている。箱状の筐体50には、アダプター収容部50aが設けられている。そして、アダプター収容部50aは装置高さ方向上方側が開口している。また、アダプター収容部50aの底部には、開口50bが形成されている。開口50bには、ノズル面が筐体50の底部から装置高さ方向下方側に突出するように記録ヘッド44(図5参照)が取り付けられている。そして、アダプター収容部50a内において記録ヘッド44の装置高さ方向上方には、複数の中継アダプター40が配置されている。中継アダプター40には、インク供給チューブ42、具体的には後述する第1チューブ42aの一端が接続されている。
次いで、図6、図11ないし図14を参照してガイド部56について説明する。図6に示すように、インク供給チューブ42はキャリッジユニット32の第1チューブ案内部50cのチューブ導入部50fから装置幅方向左方向延びた後、下方側に湾曲して装置幅方向右方に延びている。そして、インク供給チューブ42において装置幅方向右方に延びる部分の下方には、ガイド部56が配置されている。
次いで、図14を参照するに、ガイド部56のガイド面56a上において、2つの隣り合うチューブ固定部材58の間、一例としてチューブ固定部材58Aとチューブ固定部材58Bとの間に、第1チューブ接続部材60と、第2チューブ接続部材62とが配置されている。尚、本実施例では、第1チューブ接続部材60及び第2チューブ接続部材62をチューブ固定部材58Aとチューブ固定部材58Bとの間に配置する構成としたが、この構成に限定されず、チューブ固定部材58Bとチューブ固定部材58Cとの間に配置してもよい。尚、第1チューブ接続部材60及び第2チューブ接続部材62は、一例としてインクチューブを接続する継ぎ手として構成されている。
次いで、図15ないし図17を参照してインクタンク部24の周辺の構成について説明する。図16を参照するに、インクタンク26は、装置高さ方向下方側において装置奥行き方向前後方向に延びる、インク収容部26aと、インク収容部26aから装置高さ方向上方に向けて突出するインク注入部26bとを備えている。そして、インク注入部26bの上部にはインク注入口26dが設けられている。つまり、インクタンク26は、装置幅方向から見た際、階段状に形成されている。
(1)本実施例では、第1チューブ接続部材60及び第2チューブ接続部材62を隣り合うチューブ固定部材58A、58B、58Cの間に配置する構成としたが、この構成に代えて、3つのチューブ固定部材58A、58B、58Cの間に1つずつチューブ接続部材を配置する構成としてもよい。具体的には、図18を参照するに、ガイド部56には、装置幅方向に沿ってチューブ固定部材58A、58B、58Cが取り付けられている。そして、チューブ固定部材58Aとチューブ固定部材58Bとの間に第2チューブ接続部材62を配置し、チューブ固定部材58Bとチューブ固定部材58Cとの間に第1チューブ接続部材60を配置する構成としてもよく、逆にチューブ固定部材58Aとチューブ固定部材58Bとの間に第1チューブ接続部材60を配置し、チューブ固定部材58Bとチューブ固定部材58Cとの間に第2チューブ接続部材62を配置する構成としてもよい。
しかしながら上記構成によれば、キャリッジユニット32は、チューブ収容部50eを、キャリッジユニット32の移動方向と交差する方向である媒体搬送方向である装置奥行き方向の端部寄りに備えるので、チューブ収容部50eがキャリッジユニット32の本体部の容量を侵食せず、或いは侵食しても最小限に抑えることができ、ひいてはキャリッジユニット32の大型化を回避できる。
例えば、一本のチューブについて余長処理の必要がなく(前記チューブ収容部50eの利用の必要がなく)、しかしながら他のチューブについて処理すべき余長が長くなった場合、処理すべき余長が長くなったチューブについてチューブ収容部50e内で充分に撓ませることができる。
加えて、バッファー部64bは、キャリッジユニット32が移動可能領域における一方側の端部であるホームポジションに位置した状態におけるキャリッジユニット32の少なくとも一部である第1チューブ案内部50cの下側に位置するので、キャリッジユニット32の移動方向における装置寸法を抑制できる。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンター、複写機及びファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含むものである。
Claims (7)
- 媒体に液体を噴射するノズルを有する液体噴射ヘッドを備えるとともに、第1移動方向及び前記第1移動方向に対し反対の第2移動方向に移動するキャリッジユニットと、
前記液体噴射ヘッドから噴射する液体を収容可能であり、前記キャリッジユニットとは別の設置場所に設けられる液体収容容器と、
前記キャリッジユニットに接続され、前記液体収容容器から送られる液体を前記キャリッジユニットに供給するチューブと、を備え、
前記キャリッジユニットは、前記キャリッジユニットの移動方向と交差する方向である媒体搬送方向の端部に、前記チューブを前記キャリッジユニットの内部から前記第2移動方向に向けて案内するチューブ案内部を備え、
前記チューブ案内部は、前記チューブを保持するチューブ保持部と、
前記チューブ保持部に対して前記媒体搬送方向に位置し、前記チューブが下方に撓んで入り込むことが可能な撓み空間と、
前記撓み空間に対し前記第2移動方向に位置し、前記チューブを前記チューブ案内部の外側から前記チューブ案内部に導入するチューブ導入部と、を備え、
前記撓み空間の底部は、前記第2移動方向に向かって上り坂となり、前記チューブ導入部に接続する曲面で形成されている、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1に記載の液体噴射装置において、前記チューブ保持部の、前記媒体搬送方向の端部が、曲面で形成されている、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1または請求項2に記載の液体噴射装置において、前記液体収容容器と前記キャリッジユニットとの間に複数の液体流路を形成する複数の前記チューブを備え、
前記撓み空間は、複数の前記チューブが並んで入り込むことが可能な幅を有する、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の液体噴射装置において、前記キャリッジユニットの移動に伴う前記チューブの変形を規制する、前記キャリッジユニットの移動方向に沿って延設されたガイド部と、
前記液体収容容器と前記キャリッジユニットとの間に複数の液体流路を形成する複数の前記チューブと、を備え、
複数の前記チューブは、前記ガイド部上において並べて設けられ、
一の前記チューブは、前記ガイド部上の少なくとも一箇所において、第1チューブと第2チューブとが接続部材によって接続されて成り、
前記接続部材は、複数の前記チューブのうち少なくとも一部を接続する第1接続部材と、他の前記チューブを接続する第2接続部材と、を備えて構成され、
前記第1接続部材および前記第2接続部材は、前記ガイド部の延設方向において位置をずらして配置されている、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項4に記載の液体噴射装置において、前記チューブを前記ガイド部に対して固定する固定部材を複数備え、
前記接続部材は、複数の前記固定部材の間に設けられる、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の液体噴射装置において、前記撓み空間を第1の撓み空間として、前記キャリッジユニットが移動可能領域における一方側の端部に位置した状態における当該キャリッジユニットの少なくとも一部の下側に、前記チューブが撓んで入り込むことが可能な第2の撓み空間を備える、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項6に記載の液体噴射装置において、前記第2の撓み空間は、前記液体収容容器の上部に設けられる、
ことを特徴とする液体噴射装置。
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