JP2005254684A - インクチューブ保持機構およびインクジェットプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 オフキャリッジ型のインクジェットプリンタにおいて、インクジェットヘッドの円滑な移動を確保可能なインクチューブ保持機構を提案すること。
【解決手段】 インクチューブ保持機構は、インクチューブ41〜44を上下に整列した状態で保持しているチューブ保持具52と、チューブ保持具52が長さ方向にスライド可能に取り付けられ、各インクチューブ41〜44を保護している可撓性シート51を備えている。インクチューブ41〜44と可撓性シート51とは、異なる曲率でU状に湾曲しているので、インクジェットヘッド15の移動に伴って長さ方向に相対的に移動する。かかる相対移動が拘束されない。よって、インクジェットヘッド15の円滑な移動を確保しつつ、インクチューブ41〜44を整列状態に保持できる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、インクジェットプリンタにおける固定した位置に配置されているインク供給部から、印字幅方向に移動するインクジェットヘッドにインクを供給するための可撓性のインクチューブを保持するのに適したインクチューブ保持機構に関するものである。また、本発明は、当該インクチューブ保持機構を備えたインクジェットプリンタに関するものである。
オフキャリッジ型のインクジェットプリンタでは、プリンタ本体の固定した位置にインクタンクが取り付けられ、ここから、可撓性のインクチューブを介して、印字幅方向に往復移動するインクジェットヘッドにインクが供給される。この形式のカラー印字用のインクジェットプリンタでは、複数本、一般には、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの4色のインクを供給するために4本のインクチューブが、固定配置されたインクタンクと往復移動するインクジェットヘッドの間に架け渡されている。
インクチューブは十分な余長を持たせてインクタンクとインクジェットヘッドの間に架け渡され、これにより、インクジェットヘッドの円滑な往復移動がインクチューブによって阻害されることの無いようにしている。したがって、各インクチューブを適切な状態で保持しておかないと、インクチューブが垂れ下がった状態でインクジェットヘッドと共に移動して、インクジェットプリンタ内部の各部分に当たり、インクジェットヘッドの移動に障害が発生し、あるいはインクチューブに破損が発生する危険性がある。
かかる弊害を防止するために、下記の特許文献1においては、結束用のベルトを用いて複数本のインクチューブを帯状部材の表面に帯状に固定するようにしている。
特開平10−226084号公報
ここで、十分に余長のある各インクチューブは、一般に、U状に湾曲させた状態でインクタンクとインクジェットヘッドの間に架け渡される。U状に湾曲しているインクチューブの部分と、これらを帯状に結束している帯状部材におけるU状に湾曲している部分では、曲率半径が異なっている。したがって、インクジェットヘッドの移動に伴って湾曲部分が移動すると、帯状部材とインクチューブの間には、それらの長さ方向に相対移動が発生する。かかる相対移動を拘束した状態でインクチューブを結束していると、インクジェットヘッドに対するインクチューブの追従性が阻害され、インクジェットヘッドに負荷が作用して、その円滑な移動が阻害される場合がある。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、可撓性のインクチューブを適切な状態で保持可能なインクチューブ保持機構を提案することにある。
また、本発明の課題は、かかる新しいインクチューブ保持機構を備えたインクジェットプリンタを提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のインクチューブ保持機構は:複数本の可撓性のインクチューブを保持する保持具と;前記保持具が長さ方向にスライド可能な状態で取り付けられているテープ状の可撓性シートとを有し;前記保持具は、前記可撓性シートの幅方向に所定の間隔で配列された状態で、当該可撓性シートの表面に沿って平行に延びるように、各インクチューブを保持していることを特徴としている。
本発明のインクチューブ保持機構では、各インクチューブを保持している保持具が、可撓性シートに対して、その長さ方向にスライド可能となっている。したがって、U状に湾曲した状態にインクチューブを固定側のインク供給部と移動側のインクジェットヘッドの間に架け渡した場合に、インクジェットヘッドの移動に伴って、インクチューブおよび可撓性シートにおけるU状に湾曲している部分がそれらの長さ方向に移動する際に、それらの曲率半径の違いに起因する相対移動が自由である。よって、インクジェットヘッドの円滑な移動が確保される。
ここで、前記可撓性シートの幅に収まるように各インクチューブが配列されていることが望ましい。このようにすれば、可撓性シートの幅方向の両側に配置されているインクジェットプリンタの各部分にインクチューブが当たることがない。
また、前記保持具によって保持される各インクチューブに対応する前記可撓性シートの部位には、各インクチューブを目視可能な確認窓が形成されていることが望ましい。例えば、U状に可撓性シートを湾曲配置する場合には、その内側の表面に沿ってインクチューブを配置して、当該可撓性シートによってインクチューブが保護される。このような場合には、確認窓を介して、各インクチューブにインクが流れているか否かなどを外側から確認できるので、便利である。
さらには、印字幅方向に往復移動するインクジェットヘッドにプリンタ本体側に搭載されている制御基板から制御信号などを供給するために、可撓性の配線基板も接続されるのが通常である。したがって、前記保持具に、テープ状の可撓性の配線基板を、当該配線基板の長さ方向および前記可撓性シートの表面に直交する方向に移動可能な状態で保持可能な基板保持部を形成しておけば、配線基板も適切な状態で架け渡すことができる。
次に、前記保持具は、各インクチューブを同一の側から嵌め込み可能なチューブ保持溝が形成された本体部分と、この本体部分から突出している係合突起とを備えた構成とすることができる。この場合には、前記可撓性シートに、前記係合突起がスライド可能な状態で差し通されているスライド溝を形成しておけば、当該係合突起をスライド溝に差し込むという簡単な操作により、保持具をスライド可能な状態で可撓性シートに取り付けることができる。
また、この場合には、前記係合突起は、各保持溝を仕切っている仕切り壁部分の一つを前記本体部分から突出させることにより形成することができる。
さらに、この場合に、前記保持具に、前記本体部分の両端部分から前記係合突起とは反対方向に突出している一対の腕部分を形成すれば、前記本体部分および一対の腕部分によって、テープ状の可撓性配線基板を、当該可撓性配線基板の長さ方向および前記可撓性シートの表面に直交する方向に移動可能な状態で保持している基板保持部を形成することができる。
一方、本発明のインクジェットプリンタは:固定した位置に配置されているインク供給部と;印字幅方向に往復移動可能なインクジェットヘッドと;前記インク供給部と前記インクジェットヘッドの間に架け渡されている複数本の可撓性のインクチューブと;各インクチューブを保持しているインクチューブ保持機構とを有し;前記インクチューブは、前記インク供給部および前記インクジェットヘッドの間に、その長さ方向に沿ってU状に湾曲した状態で架け渡されており;前記インクチューブ保持機構が、上記構成のインクチューブ保持機構であり、U状に湾曲した前記可撓性シートにおける内側の表面に沿って各インクチューブが保持されていることを特徴としている。
本発明によれば、インクチューブ保持機構の可撓性シートによって複数本のインクチューブが長さ方向にスライド可能な状態で保持されている。また、可撓性シートによって各インクチューブが保護されている。したがって、インクジェットヘッドの円滑な移動を確保でき、各インクチューブがインクジェットプリンタの各部分に当たることもない。
ここで、U状に湾曲している前記インクチューブの内側に沿って、インクジェットヘッドに接続された可撓性配線基板を配置することが望ましい。
また、前記インク供給部から引き出されている固定側インクチューブと;前記インクジェットヘッドから引き出されている移動側インクチューブと;U状に湾曲している前記インクチューブの一端を前記固定側インクチューブに接続し、他端を前記移動側インクチューブに接続している第1および第2のチューブコネクタとを有し;前記第1のチューブコネクタを前記インク供給部に固定し、前記第2のチューブコネクタを前記可撓性シートに固定した構成を採用できる。
本発明では、各インクチューブが、保持具によって、各インクチューブを保護している可撓性シートに対して長さ方向にスライド可能な状態で帯状に保持されている。したがって、U状に湾曲した状態でインクジェットヘッドと固定側のインク供給部の間にインクチューブを架け渡した場合などにおいて、湾曲部分の曲率の相違に起因するインクチューブと可撓性シートの相対移動が拘束されることがない。よって、移動するインクジェットヘッドに対して、インクチューブの側から大きな負荷が作用することがない。
したがって、本発明によれば、インクジェットヘッド移動時における各インクチューブの垂れ下がりやあばれを防止でき、また、各インクチューブが周辺のインクジェットプリンタの各部分に当たってしまうことを防止でき、これと同時に、インクジェットヘッドの円滑な移動を確保できるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したオフキャリッジ型のインクジェットプリンタの一例を説明する。
(全体構成)
図1は本例のインクジェットプリンタを前側から見た場合の外観斜視図である。図2は図1のII−II線で切断した部分を示す断面図であり、図3は図2の一部を拡大して示す部分断面図である。また、図4はプリンタケース内部に配置されているプリンタ本体ユニットを示す斜視図である。
インクジェットプリンタ1は、前側ケース部分2および後側ケース部分3からなるプリンタケース4と、このプリンタケース4の上面部分に開閉可能に取り付けた開閉蓋5を有している。開閉蓋5を開けると、インクカートリッジ装着部6が露出し、ここにインクカートリッジ7を装着できる。また、前側ケース部分2の側方部分には操作ボタン8(1)〜8(3)が配置された操作面8が形成されており、後側ケース部分3の後面にはプラテン開閉用のレバー9が垂直に配置されている。
前側ケース部分2および後側ケース部分3は、上下方向の中程の高さの所で、操作面部分8を残して上下に分離しており、これらの間を通って後ろ側から前方に記録紙10を搬送する水平な搬送経路が形成されている。また、操作面部分8とは反対側の側方から大きなサイズの記録紙を差し込み、当該記録紙に印字することも可能となっている。一般的には、インクジェットプリンタ1の後側にシートフィーダあるいはロール紙供給部(図示せず)が接続され、単票の記録紙あるいはテープ状の記録紙10が後側から前方に搬送されながら、印字が行われる。
プリンタケース4に内蔵されているプリンタ本体ユニット11は、図4に示すように、側方に開放した扁平なコの字状のシャーシ12を備えている。このシャーシ12における上側部分12aには、プリンタ幅方向に向けてガイド軸14が配置されており、このガイド軸14に沿って、インクジェットヘッド15(図3参照)が搭載されたキャリッジ16が往復移動可能となっている。すなわち、キャリッジ16の後側にはガイド軸14が摺動自在の状態で貫通しているガイド穴17が形成されており、その前側には、プリンタ幅方向に延びるガイドフレーム18によって摺動自在の状態で支持されているガイド突起19が形成されている。
キャリッジ16の移動経路の後ろ側にはプリンタ幅方向にタイミングベルト20が架け渡されている。このタイミングベルト20はキャリッジ16に連結されている。不図示のキャリッジモータによってタイミングベルト20を駆動することにより、ガイド軸14に沿ってキャリッジ16をプリンタ幅方向に往復移動可能である。
タイミングベルト20の後側にはインクカートリッジ装着部6が配置されており、ここに装着されたインクカートリッジ7からインクジェットヘッド15にインクが供給される。本例では、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックのインクが貯留されたインクカートリッジ7が装着され、ここから4本のインク供給経路を介してインクジェットヘッド15に各色のインクが供給されるようになっている。
すなわち、インクカートリッジ装着部6の前面部分から、各色のインクを供給するための4本の固定側インクチューブ21〜24が引き出されている。キャリッジ16には、そこに搭載されているインクジェットヘッド15から引き出された4本の移動側インクチューブ31〜34が固定されている。固定側インクチューブ21〜24と移動側インクチューブ31〜34の間には、4本の可撓性のインクチューブ41〜44が接続されている。固定側インクチューブ21〜24とインクチューブ41〜44の間は第1のチューブコネクタ25を介して接続されており、移動側インクチューブ31〜34とインクチューブ41〜44の間は第2のチューブコネクタ35を介して接続されている。本例では、第1および第2のチューブコネクタ25、35は同一形状のものを用いている。
4本のインクチューブ41〜44は、可撓性シート51と、複数本(本例では3本)のチューブ保持具52を備えたインクチューブ保持機構によって、帯状に束ねられた状態に保持されている。また、本例においては、インクジェットヘッド15とプリンタ本体側の制御基板(図示せず)との間に架け渡されているフレキシブルプリント基板53も、インクチューブ保持機構によって保持されている。
次に、インクジェットヘッド15による印字位置を経由して後側から前側に記録紙10を搬送する記録紙搬送機構を説明する。本例では、下向き状態でキャリッジ16に搭載されているインクジェットヘッド15に下側から対峙しているプラテン61によって搬送経路が規定されている。このプラテン61におけるインクジェットヘッド15に対峙している印字位置よりも後側には、紙送りローラ62がプリンタ幅方向に架け渡されており、この紙送りローラ62には下側から紙押えローラ63が押し付けられている。これらのローラ62、63の間を通って前方に搬送される記録紙10に対して、インクジェットヘッド15によって印字が施される。印字後の記録紙10はガイドローラ64を介して前方に搬送される。プラテン61の前端部分には排紙ローラ65が配置され、ここには上側から押えローラ66が押し付けられている。印字後の記録紙10は、これらのローラ65、66の間を通って前方に排出される。
また、ガイドローラ64と押えローラ66の間には記録紙切断機構67が配置されている。記録紙切断機構67は固定刃67aと回転刃67bとを備えており、回転刃67bは、固定刃67aに沿って、キャリッジ16によってプリンタ幅方向に往復移動して、印字後の記録紙10を幅方向に切断可能である。
さらに、本例では、インクジェットヘッド15の印字位置を規定しているプラテン61は、昇降可能な状態で、シャーシ下側部分12bによって水平に支持されている。プラテン61は、シャーシ下側部分12bとプラテン61の間にX状に架け渡したリンク71、72と、これらのシャーシ下側部分12bとプラテン61の間に圧縮状態で配置したコイルばね(図示せず)とによって支持されている。プラテン61には、紙押えローラ63と排紙ローラ65が取り付けられており、プラテン61を図示の高さ位置から下げると、搬送経路が開き、記録紙10を前後あるいは横方から簡単に差し込むことが可能である。
前述のように、プラテン61はレバー9を押し下げることにより、開く(下げる)ことができる。レバー9は例えばハートカムなどのカム機構を介してプラテン61に連結されており、レバー9によりプラテン61を下げた後に、レバー9を再度押し下げると、プラテン61を下側位置に保持している係合状態が解除されて、ばね力によってプラテン61が再び上昇位置に復帰し、記録紙10を搬送可能な閉じ状態になる。
(インクチューブ保持機構)
次に、図5はインクチューブ保持機構によって保持されたインクチューブを示す部分斜視図および断面図であり、図6は可撓性シートを省略した状態での部分斜視図である。4本のインクチューブ41〜44は、上下方向に一定の間隔で整列された状態に束ねられ、それらの長さ方向に沿ってU状に湾曲した状態でインクカートリッジ装着部6とキャリッジ16の間に架け渡されている。これらインクチューブ41〜44における一方の端部41a〜44aは、カートリッジ装着部6の前面部分6aに固定した第1のチューブコネクタ25に接続されている。また、インクチューブ41〜44の他方の端部41b〜44bは、キャリッジ16の前面部分16aに固定した第2のチューブコネクタ35に接続されている。さらに、インクチューブ41〜44の端部41a〜44aの側の部位は、カートリッジ装着部6の前面部分6aから前方に突出した5本の係合突起6bの間に、前方から嵌め込まれて固定されている。
インクチューブ41〜44を上下に整列した状態に保持しているインクチューブ保持機構は、前述のように、可撓性シート51と3個のチューブ保持具52を備えている。3個のチューブ保持具52によって、4本のインクチューブ41〜44が、U状に湾曲した状態に配置した可撓性シート51の内側の表面51aに沿って平行に配列された状態で保持されていると共に、可撓性シート51の幅方向に沿って一定の間隔で整列された状態で保持されている。
詳細に説明すると、可撓性シート51は一定幅の細長いシートであり、その幅方向が上下方向を向く状態で、全体として長さ方向に沿ってU状に湾曲している。可撓性シート51の一方の端部分51bには、上下(幅方向)に一定の間隔で5個の係合穴51cが形成されており、これらの係合穴51cに、インクカートリッジ装着部6の前面部分6aに形成されている係合突起6bを嵌め込むことにより、可撓性シート51の端部分51bがインクカートリッジ装着部6の前面部分6aに取り付けられている。可撓性シート51の他方の端部分51dは、キャリッジ前面部分に固定した第2のチューブコネクタ35に取り付けられている。
可撓性シート51には、その幅方向の中央の位置を長さ方向に延びるガイド溝51eが所定の長さ毎に不連続状態で形成されている。また、図4、5から分かるように、可撓性シート51の長さ方向の中程の部位ではガイド溝51eの不連続幅が広くなっており、ここに、各インクチューブ41〜44のそれぞれを目視可能な4つの矩形の確認窓51fが形成されている。
図7はチューブ保持具52の斜視図である。本例のチューブ保持具52は、上下方向に延びている本体部分52aを備え、この本体部分52aには4個のチューブ保持溝52bが形成されている。各チューブ保持溝52bは同一の側から各インクチューブ41〜44を嵌め込み可能な略円形断面の溝であり、一定の間隔で形成されている。内側の2個のチューブ保持溝52bの間を仕切っている仕切り壁部分52cを溝開口側に向けて突出させることにより、幅広の係合突起52dが形成されている。この係合突起52dは、先端が先細りとなっており、仕切り壁部分52cとの間には細い括れ部分52eが形成されている。この形状の係合突起52dは可撓性シート51のガイド溝51eを押し広げて差し込み可能である。係合突起52dをガイド溝51eに差し通すと、その括れ部分52eがガイド溝51eに嵌り、チューブ保持具52が可撓性シート51に取り付けられた状態になる。この状態においては、ガイド溝51eに沿ってチューブ保持具52を可撓性シート51の長さ方向にスライド可能である。
チューブ保持具52の本体部分52aにおけるチューブ保持溝52bの開口側とは反対側の端面52fの両端からは当該端面52fに直交する方向に一対の腕部分52g、52hが突出している。この腕部分52g、52hの先端には内側に突出した抜け止め52i、52jが形成されている。これら本体部分52aの端面52fと一対の腕部分52g、52hとによって、フレキシブルプリント基板53(可撓性配線基板)を保持するための基板保持溝52kが形成されている。
この構成のチューブ保持具52のチューブ保持溝52bに各インクチューブ41〜44を嵌め込んだ後に、当該チューブ保持具52の係合突起52dを可撓性シート51のガイド溝51eに嵌め込むことにより当該チューブ保持具52を可撓性シート51に取り付ける。この結果、各インクチューブ41〜44は上下方向に一定の間隔で整列された状態に束ねられ、可撓性シート51の内側の表面51aに沿って配列された状態に保持される。また、各インクチューブ41〜44は、可撓性シート51の上下の縁端よりも内側に配置されている。したがって、これらの上側あるいは下側に配置されているインクジェットプリンタの各部分にインクチューブ41〜44が当たることが無い。一方、各チューブ保持具52の基板保持溝52kには内側から可撓性の基板53がはめ込まれ、インクチューブ41〜44の内側に沿ってU状に湾曲した状態に保持される。
図8は各インクチューブ41〜44を固定側インクチューブ21〜24および移動側インクチューブ31〜34に連結している第1および第2のチューブコネクタ25、35を示す斜視図である。第1および第2のチューブコネクタ25、35は同一構造であり、上下方向に延びている直方体状の本体部分25a(35a)と、この本体部分25a(35a)の左右の側面からは直交方向に4本ずつ突出している連結管25b、25c(35b、35c)とを備えている。各連結管25b、25c(35b、35c)の先端は先細りの円錐面とされている。チューブコネクタ25の連結管25bはそれぞれ固定側インクチューブ21〜24に差し込まれ、他方の連結管25cはそれぞれインクチューブ41〜44の端部分41a〜44aに差し込まれる。チューブコネクタ35の連結管35bはそれぞれ移動側インクチューブ31〜34に差し込まれ、他方の連結管35cはインクチューブ41〜44の端部分41b〜44bに差し込まれる。
また、チューブコネクタ25(35)の本体部分25a(35a)における一方の端面はシート保持面25d(35d)とされており、このシート保持面25d(35d)の上下の端には、シート押え板25e、25f(35e、35f)が形成されている。これらシート押え板25e、25f(35e、35f)と、シート保持面25d(35d)との間に形成した溝に、側方から可撓性シート51あるいは基板53を差し込み可能である。
本例では、キャリッジ16の前面部分16aに固定した第2のチューブコネクタ35におけるシート保持面35dおよびシート押え板35e、35fの間に、可撓性シート51の端部分51dが挟み込まれて当該部分に固定されている。他方の第1のチューブコネクタ25におけるシート保持面25dとシート押え板25e、25fの間には、基板53が挟み込まれて当該部分に保持されている。
次に、チューブコネクタ25(35)の本体部分25a(35a)における他方の端面25g(35g)の上下の端には、台形状に広がった蟻ほぞ25h、25i(35h、35i)が形成されている。インクカートリッジ装着部6の前面部分6aには、チューブコネクタ25の蟻ほぞ25h、25iを上下から差し込み可能な蟻溝が形成されており、キャリッジ16の前面部分16aにも、チューブコネクタ35の蟻ほぞ35h、35iを上下から差し込み可能な蟻溝が形成されている。かかる構造により、第1および第2のチューブコネクタ25、35がカートリッジ装着部の前面部分6aおよびキャリッジ16の前面部分16aに固定されている。
以上説明したように、本例のインクジェットプリンタ1では、プリンタ幅方向に往復移動するインクジェットヘッド15と、固定した位置に装着されたインクカートリッジ7との間に架け渡されているインクチューブ41〜44が、可撓性シート51に取り付けたチューブ保持具52によって上下方向に一定の間隔で整列した状態に保持されている。また、インクチューブ41〜44が可撓性シート51によって保護されている。さらには、インクチューブ41〜44を保持しているチューブ保持具52は可撓性シート51の長さ方向にスライド可能な状態で当該可撓性シート51に取り付けられている。
したがって、インクジェットヘッド15の移動に伴ってインクチューブ41〜44がインクジェットプリンタの各部分に当たることがない。また、インクチューブ41〜44と可撓性シート51とはそれらの長さ方向に相対的にスライド可能であるので、それらの曲率の相違に起因して発生する相対移動が拘束されることが無い。よって、これらの相対移動が拘束されている場合とは異なり、インクジェットヘッド15の円滑な移動が確保される。
一方、本例の可撓性シート51には確認窓51fが形成されている。よって、可撓性シート51によって保護された状態において、これらの確認窓51fから各インクチューブ41〜44のインク流通状態を目視により確認できるので便利である。
また、チューブ保持具52には、移動するインクジェットヘッド15の側に引き回されている基板53を保持するための基板保持溝52kが形成されている。したがって、基板53も、インクジェットヘッド15の移動時に他の部分に当たることの無い様に、プリンタ本体側とインクジェットヘッド15の間に架け渡すことができる。
本発明を適用したインクジェットプリンタの外観斜視図である。 図1のインクジェットプリンタの断面図である。 図2における一部を拡大して示す部分断面図である。 図1のインクジェットプリンタのプリンタ本体ユニットの斜視図である。 図4のインクチューブ保持機構を示す部分斜視図および断面図である。 図5における可撓性シートを省略して示す部分斜視図である。 図4におけるチューブ保持具の斜視図である。 図4におけるチューブコネクタの斜視図である。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ、6 カートリッジ装着部、7 インクカートリッジ、15 インクジェットヘッド、16 キャリッジ、21〜24 固定側インクチューブ、25、35 チューブコネクタ、31〜34 移動側インクチューブ、41〜44 インクチューブ、51 可撓性シート、51a 表面、51e ガイド溝、51f 確認窓、52 チューブ保持具、52b チューブ保持溝、52d 係合突起、52k 基板保持溝、53 基板

Claims (10)

  1. 複数本の可撓性のインクチューブを保持する保持具と、
    前記保持具が長さ方向にスライド可能な状態で取り付けられているテープ状の可撓性シートとを有し、
    前記保持具は、各インクチューブを、前記可撓性シートの幅方向に所定の間隔で配列された状態で、当該可撓性シートの表面に沿って平行に延びるように、保持しているインクチューブ保持機構。
  2. 請求項1において、
    前記可撓性シートの幅に収まるように各インクチューブが配列されているインクチューブ保持機構。
  3. 請求項1または2において、
    前記保持具によって保持される各インクチューブに対応する前記可撓性シートの部位には、各インクチューブを目視可能な確認窓が形成されているインクチューブ保持機構。
  4. 請求項1ないし3のうちのいずれかの項において、
    前記保持具は、テープ状の可撓性配線基板を、当該可撓性配線基板の長さ方向および前記可撓性シートの表面に直交する方向に移動可能な状態で保持している基板保持部を備えているインクチューブ保持機構。
  5. 請求項1ないし4のうちのいずれかの項において、
    前記保持具は、各インクチューブを同一の側から嵌め込み可能なチューブ保持溝が形成された本体部分と、この本体部分から突出している係合突起とを備えており、
    前記可撓性シートは、前記係合突起がスライド可能な状態で差し通されているスライド溝を備えているインクチューブ保持機構。
  6. 請求項5において、
    前記係合突起は、各チューブ保持溝を仕切っている仕切り壁部分の一つを前記本体部分から突出させることにより形成されているインクチューブ保持機構。
  7. 請求項6において、
    前記保持具は、前記本体部分の両端部分から前記係合突起とは反対方向に突出している一対の腕部分を備えており、
    前記本体部分および一対の腕部分によって、テープ状の可撓性の配線基板を、当該配線基板の長さ方向および前記可撓性シートの表面に直交する方向に移動可能な状態で保持している基板保持部が形成されているインクチューブ保持機構。
  8. 固定した位置に配置されているインク供給部と、
    印字幅方向に往復移動可能なインクジェットヘッドと、
    前記インク供給部と前記インクジェットヘッドの間に架け渡した複数本の可撓性のインクチューブと、
    各インクチューブを保持しているインクチューブ保持機構とを有し、
    前記インクチューブは、前記インク供給部および前記インクジェットヘッドの間に、その長さ方向に沿ってU状に湾曲した状態で架け渡されており、
    前記インクチューブ保持機構は、請求項1ないし7のうちのいずれかの項に記載のものであり、U状に湾曲した前記可撓性シートにおける内側の表面に沿って各インクチューブが保持されているインクジェットプリンタ。
  9. 請求項8において、
    U状に湾曲している前記インクチューブの内側に沿って、可撓性配線基板が配置されているインクジェットプリンタ。
  10. 請求項9において、
    前記インク供給部から引き出されている固定側インクチューブと、
    前記インクジェットヘッドから引き出されている移動側インクチューブと、
    U状に湾曲している前記インクチューブの一端を前記固定側インクチューブに接続し、他端を前記移動側インクチューブに接続している第1および第2のチューブコネクタとを有しており、
    前記第1のチューブコネクタは前記インク供給部に固定され、前記第2のチューブコネクタは前記可撓性シートに固定されているインクジェットプリンタ。
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