JP4058647B2 - キャリッジ案内構造及び記録装置 - Google Patents

キャリッジ案内構造及び記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4058647B2
JP4058647B2 JP2006196286A JP2006196286A JP4058647B2 JP 4058647 B2 JP4058647 B2 JP 4058647B2 JP 2006196286 A JP2006196286 A JP 2006196286A JP 2006196286 A JP2006196286 A JP 2006196286A JP 4058647 B2 JP4058647 B2 JP 4058647B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
guide
fitting
guide member
guide structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006196286A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006281792A (ja
Inventor
敦彦 竹内
修 輿石
孝一郎 横山
一博 橋井
和政 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2006196286A priority Critical patent/JP4058647B2/ja
Publication of JP2006281792A publication Critical patent/JP2006281792A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4058647B2 publication Critical patent/JP4058647B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Description

本発明は、記録ヘッドが搭載されたキャリッジを記録媒体の搬送方向と直交する方向へ移動させる際の案内構造及びそのキャリッジ案内構造を備えた記録装置に関する。
一般に、記録装置の1つであるインクジェット式プリンタは、給紙トレイに収納されている用紙を給紙ローラにより給紙し、紙送りローラと従動ローラとの間に挟持して記録部へ搬送する。そして、用紙の搬送方向と直交する方向に往復移動するキャリッジに搭載されている記録ヘッドから用紙に対してインク滴を吐出させて記録し、排紙ローラとギザローラとの間に挟持して排紙トレイに排紙するように概略構成されている。
図14(A)、(B)は、キャリッジの概略を示す側面図及び平面図である。
このキャリッジ1は、背面両側部に設けられている一対の後部支持部2が、用紙の搬送方向と直交する方向に配設された第1のガイド板11に摺動自在に支持され、前部側下面中央部に設けられている前部支持部3が、用紙の搬送方向と直交する方向に配設された第2のガイド板12に摺動自在に支持されている。
第1のガイド板11は、垂直方向に配設され、かつ先端の断面がZ形状となるように折り曲げられている。そして、キャリッジ1の後部支持部2は、第1のガイド板11の折り曲げ部分のうち、水平部分11aを挟持する一対の突起2a、2bと、垂直部分11bを挟持する一対の突起2c、2dが形成されている。第2のガイド板12は、水平方向に配設され、表面は平坦に形成されている。そして、キャリッジ1の前部支持部3は、第2のガイド板12に当接する突起3aが形成されている。
このような構成において、キャリッジ1は、図示しないモータとベルト機構を介して用紙の搬送方向と直交する方向に往復移動する際に、後部支持部2が第1のガイド板11に沿って案内され、前部支持部3が第2のガイド板12に沿って案内されるようになっている(特許文献1参照)。
特開2001−158147号公報
上述したキャリッジ1の案内構造では、キャリッジ1の後部支持部2の突起2c、2dの間隔d1の公差は、通常+0.02〜+0.04であり、第1のガイド板11の垂直部分11bの公差は、通常+0〜−0.04であるため、最大で0.08のガタが発生する場合がある。このため、キャリッジ1が、図の矢印aで示す方向に回転するおそれがある。
本発明の目的は、上述した課題に鑑みなされたものであり、キャリッジのガタを取り除くことができるキャリッジ案内構造及びそれを備えた記録装置を提供することにある。
上記目的達成のため、本発明の請求項に係るキャリッジ案内構造では、記録ヘッドが搭載されたキャリッジを記録媒体の搬送方向と直交する方向へ移動させる際の案内構造であって、前記記録媒体の搬送方向と直交する方向に配設される第1の案内部材に設けられた案内部と相互に嵌合し、かつ抱持して摺動する嵌合抱持摺動部と、前記第1の案内部材と並設される第2の案内部材に当接して摺動する当接摺動部とを備えたことを特徴としている。これにより、嵌合抱持摺動部と第1の案内部材の案内部とを相互に嵌合し、かつ抱持することにより、キャリッジ全体としてはガタが無くなった状態にすることができるので、記録媒体の搬送方向と直交する方向へのキャリッジの回転を規制することができる。
また、本発明の請求項に係るキャリッジ案内構造では、前記嵌合抱持摺動部は、前記第1の案内部材の案内部を所定の間隔をあけて2個所で嵌合抱持するように配設されていることを特徴としている。また、本発明の請求項に係るキャリッジ案内構造では、前記嵌合抱持摺動部は、断面がZ形状となるように折り曲げられた前記案内部における溝部の内面に対して嵌合する第1の凸部と、前記溝部の外面を直交する2方向で抱持する第2及び第3の凸部とを有することを特徴としている。これにより、2つの嵌合抱持摺動部における嵌合部と抱持部でキャリッジを支持することになるので、キャリッジ全体としてのガタを完全に無くすことができる。
上記目的達成のため、また、本発明の請求項に係るキャリッジ案内構造では、記録ヘッドが搭載されたキャリッジを備えた記録装置において、上記各キャリッジ案内構造を備えていることを特徴としている。これにより、上記各作用・効果を奏する記録装置を提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式プリンタの外部構成の全体を排紙口を閉じた状態で斜め前方から見た斜視図、図2は、その排紙口を開いた状態の斜視図ある。このインクジェット式プリンタ100は、全体が幅方向に長く延びる直方体状の上部ハウジング101と下部ハウジング102を備えている。上部ハウジング101と下部ハウジング102は、スナップフィットにより締結されている。
上部ハウジング101の後方側には、給紙口103が形成されている。この給紙口103には、給紙される用紙が積層載置される給紙トレイ110が配設されている。給紙トレイ110は、斜め上後方へ突き出るように配設されており、用紙を傾斜した状態で保持するようになっている。上部ハウジング101の前方側には、排紙口104が形成されている。そして、上部ハウジング101と下部ハウジング102の前面側には、排紙される用紙が積層載置される排紙スタッカ120が配設されている。
排紙スタッカ120は、その下部の回動軸を中心に上部ハウジング101と下部ハウジング102の前面側に回動可能に取り付けられ、不使用時は起立方向に回動されて排紙口104を閉じ、使用時は倒伏方向に回動されて排紙口104を開け、下部ハウジング102から斜め上前方に突き出る位置で停止して用紙を傾斜した状態で受けるようになっている。この排紙スタッカ120は、基端側の1段目のスタッカ部材121及びこの1段目のスタッカ部材121に格納・引出自在に設けられた先端側の2段目のスタッカ部材122との2段構成となっている。
上部ハウジング101の上部から前面にかけて窓部105が形成されている。
この窓部105は、透明もしくは半透明な湾曲した開閉自在なカバー106によって覆われている。このカバー106を開放することにより、インクカートリッジの交換作業や内部機構のメンテナンス作業等を容易に行うことができる。また、上部ハウジング101の左後方側には、押しボタン式のパワー系のスイッチ131と操作系のスイッチ132、133が配設されている。
図3は、図1のインクジェット式プリンタ100の上部ハウジング101を取り外したときの内部構成の全体を斜め前方から見た斜視図、図4は、その主要部の断面側面図である。下部ハウジング102上には、プリンタコントローラを構成する図3に示すメイン基板130が縦置きに配置されていると共に、プリントエンジンを構成する図3に示す記録手段140と、図4に示す用紙の供給手段150及び搬送手段160等が配設されている。
メイン基板130には、図示しないCPU、ROM、RAM、ASIC等の制御素子や記憶素子、及びその他の各種回路素子が装着されており、その上端には、上述したパワー系のスイッチ131や操作系のスイッチ132、133が押された時にそれぞれ発光することによりユーザがスイッチONを確認し得るように配置された発光ダイオード134、135、136が突設されている。
記録手段140は、キャリッジ141、記録ヘッド142、キャリッジモータ143、タイミングベルト144、吸引ポンプ145等を備えている。搬送手段160により搬送される用紙は、キャリッジモータ143とタイミングベルト144により走査されるキャリッジ141に搭載された記録ヘッド142により記録されるようになっている。この記録ヘッド142は、フルカラー印刷が可能なように、キャリッジ141内に収納された例えばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの計4色のインクカートリッジ146から各色インクが供給されるようになっている。
供給手段150は、給紙トレイ110、給紙ガイド111、給紙ローラ151、ホッパ152、分離パッド153等を備えている。給紙トレイ110に積層載置され給紙ガイド111により揃えられた用紙Pは、給紙ローラ151の回転に伴うホッパ152の上昇により分離パッド153で給紙ローラ151に押付けられ、最上位の用紙Pから1枚ずつ分離されて搬送手段160へ給送されるようになっている。
搬送手段160は、紙送りローラ161と従動ローラ162、排紙ローラ163とギザローラ164、紙送りモータ165、排紙スタッカ120等を備えている。供給手段150から供給される用紙Pは、紙送りモータ165により駆動されている紙送りローラ161と従動ローラ162に挟持されて記録手段140へ搬送され、さらに紙送りモータ165により駆動されている排紙ローラ163とギザローラ164に挟持されて排紙スタッカ120へ搬送されるようになっている。
図5は、本発明のキャリッジ案内構造の第1の実施形態を示す側面図、図6は、その平面図である。キャリッジ141は、本体部141aとカバー部141bを備えている。キャリッジ141の本体部141aの底面には、記録ヘッド142が搭載され、キャリッジ141の本体部141aの内部には、図示していないインクカートリッジ146が装着される。
また、キャリッジ141の本体部141aの背面両側部には、キャリッジ案内構造を構成する一対の抱持摺動部41が所定間隔をあけて一体的に形成されている。そして、用紙の搬送方向と直交する方向でかつ垂直方向に配設されたメインフレーム107には、上記抱持摺動部41が抱持して摺動する第1の案内部材43が形成されている。
この第1の案内部材43は、メインフレーム107と同様に配設され、先端の断面がZ形状となるように折り曲げられている。そして、抱持摺動部41は、第1の案内部材43の折り曲げ部分のうち、水平部分43aを挟持する一対の突起41a、41bと、垂直部分43bを挟持する一対の突起41c、41dが形成されている。
さらに、キャリッジ141の本体部141aの前部側下面中央部には、キャリッジ案内構造を構成する嵌合摺動部42が一体的に形成されている。そして、用紙の搬送方向と直交する方向でかつ水平方向に配設された排紙フレーム108には、上記嵌合摺動部42が相互に嵌合して摺動する第2の案内部材44が形成されている。
図7(A)の拡大図にも示すように、この第2の案内部材44は、排紙フレーム108と同様に配設され、表面には第1の案内部材43と平行な断面がU字の溝状の案内部44aが形成されている。そして、嵌合摺動部42は、先端部42aが第2の案内部材44の溝状の案内部44aに嵌合する凸状に形成されている。
これにより、抱持摺動部41と第1の案内部材43との間でガタが生じていても、抱持摺動部41は第1の案内部材43を所定の間隔をあけて2個所で抱持し、さらに嵌合摺動部42は第2の案内部材44と相互に嵌合しているので、3点でキャリッジ141を支持することになり、キャリッジ141全体としてのガタを完全に無くすことができる。したがって、用紙の搬送方向と直交する方向へのキャリッジ141の回転を規制することができるので、記録精度を高精度な状態に維持することができる。
なお、図7(B)の拡大図に示すように、第2の案内部材44の表面に断面がV字の溝状の案内部44bを形成しても同様な効果を得ることができる。また、図7(C)に示すように、第2の案内部材44の表面に断面が半円形のレール状の案内部44cを形成し、この嵌合摺動部42の先端部42bを案内部44cに嵌合する凹状に形成しても同様な効果を得ることができる。
ここで、図5に示すキャリッジ案内構造は、抱持摺動部41及び嵌合摺動部42という2つの規制部を備えているため、相互の位置のばらつきにより、抱持摺動部41を第1の案内部材43に抱持させたときに、嵌合摺動部42の先端部42a、42bが第2の案内部材44の案内部44cに嵌合できない場合がある。
また、相互の平行度がでていないときは、キャリッジ141の動作中に大きな負荷が生じて、挙動が安定しなくなるおそれがある。そこで、図8〜図10に示すようなキャリッジ案内構造における嵌合摺動部とすることにより上記課題を解決することができる。
図8(A)、(B)は、嵌合摺動部の第1の例を示す側面図及び平面図である。この嵌合摺動部420は、先端部421と後端部422及びそれらの中間部423が本体として一体化され、さらに中間部423の両側がホルダ425から延びる2本のアーム状の弾性部424に一体的に支持された構成となっている。先端部421は第2の案内部材44の溝状の案内部44aに嵌合する凸状に形成され、後端部422はキャリッジ141の底面に装着されているホルダ425に当接する半球状に形成され、中間部423は矩形板状に形成されている。
このような構成の嵌合摺動部420は、アーム状の弾性部424が撓むことにより、本体が図8(A)の点Pに示す中間部423の中央を通り、かつ図8(B)の矢印aに示す用紙の搬送方向と直交する方向に延びる軸を中心に図8(A)の矢印bに示す方向に回転するようになっている。したがって、抱持摺動部41及び嵌合摺動部420という2つの規制部の相互の位置のばらつきや平行度のばらつきが生じていても、それらのばらつきを嵌合摺動部420の回転により吸収することができるので、2つの規制部共に確実に配設することができるとともに、キャリッジ141の動作中に大きな負荷は発生せず、挙動を安定させることができる。さらに、弾性部424により弾性力が発生し、さらに嵌合摺動部420の移動により摩擦力が発生するので、キャリッジ動作時に発生する振動を抑制して減衰させることができる。
図9は、嵌合摺動部の第2の例を示す平面図である。この嵌合摺動部430は、図8の嵌合摺動部420と同様の先端部431と図示しない後端部及びそれらの中間部433が本体として一体化されているが、さらに中間部423の一端と一体化された略W字状の弾性部434の両自由端がホルダ435に係止された構成となっている。弾性部434の両自由端は、後端部432まで延びて半球状に形成された先端側部434aがホルダ435に係止されている。
このような構成の嵌合摺動部430は、略W字状の弾性部434が撓むことにより、本体が図9の矢印aに示す用紙の搬送方向に移動するようになっている。
したがって、抱持摺動部41及び嵌合摺動部430という2つの規制部の相互の位置のばらつきや平行度のばらつきが生じていても、それらのばらつきを嵌合摺動部430の移動により吸収することができるので、2つの規制部共に確実に配設することができるとともに、キャリッジ141の動作中に大きな負荷は発生せず、挙動を安定させることができる。さらに、弾性部434により弾性力が発生し、さらに嵌合摺動部430の移動により摩擦力が発生するので、キャリッジ動作時に発生する振動を抑制して減衰させることができる。
図10は、嵌合摺動部の第3の例を示す平面図である。この嵌合摺動部440は、図8の嵌合摺動部420と同様の先端部441と図示しない後端部及びそれらの中間部443が本体として一体化されているが、さらに中間部443の両側には突起部443aが形成され、これらの突起部443aに当接する2つの板バネで成る弾性部材444がホルダ445に係止された構成となっている。
このような構成の嵌合摺動部440は、弾性部材444が撓むことにより、本体が図10の矢印aに示す用紙の搬送方向に移動するようになっている。したがって、抱持摺動部41及び嵌合摺動部440という2つの規制部の相互の位置のばらつきや平行度のばらつきが生じていても、それらのばらつきを嵌合摺動部440の移動により吸収することができるので、2つの規制部共に確実に配設することができるとともに、キャリッジ141の動作中に大きな負荷は発生せず、挙動を安定させることができる。
図11は、本発明のキャリッジ案内構造の第2の実施形態を示す側面図、図12は、その平面図である。キャリッジ141の本体部141aの背面両側部には、キャリッジ案内構造を構成する一対の嵌合抱持摺動部45が所定間隔をあけて一体的に形成されている。そして、用紙の搬送方向と直交する方向でかつ垂直方向に配設されたメインフレーム107には、上記嵌合抱持摺動部45が相互に嵌合し抱持して摺動する第1の案内部材47が形成されている。
図13(A)の拡大図にも示すように、この第1の案内部材47は、メインフレーム107と同様に配設され、先端の断面がZ形状となるように折り曲げられて上方を向いたV字の溝状の案内部47aが形成されている。そして、嵌合抱持摺動部45は、案内部47aのうち、V字の溝の対向する内面の2個所に当接して嵌合する第1の凸部45aと、このV字の溝の外面を直交する2方向で当接して抱持する第2及び第3の凸部45b、45cが形成されている。
さらに、キャリッジ141の本体部141aの前部側下面中央部には、キャリッジ案内構造を構成する当接摺動部46が一体的に形成されている。そして、用紙の搬送方向と直交する方向でかつ水平方向に配設された排紙フレーム108には、上記当接摺動部46が当接して摺動する第2の案内部材48が形成されている。
これにより、嵌合抱持摺動部45にはキャリッジ141の自重による図8において左回りのモーメントが常に掛かっているので、嵌合抱持摺動部45の第1の凸部45aは、案内部47aのV字の溝の内面に下方向の力で常に当接し、嵌合抱持摺動部45の第2の凸部45bは、案内部47aのV字の溝の外面に右方向の力で常に当接し、抱持摺動部45の第3の凸部45cは、案内部47aのV字の溝の外面に上方向の力で常に当接することになる。
よって、嵌合抱持摺動部45と第1の案内部材47との間でガタは生じず、結局、キャリッジ141全体としてのガタを完全に無くすことができる。したがって、用紙の搬送方向と直交する方向へのキャリッジ141の回転を規制することができるので、記録精度を高精度な状態に維持することができる。なお、図13(B)の拡大図に示すように、第1の案内部材47に断面がU字の溝状の案内部47bを形成しても同様な効果を得ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、抱持摺動部と第1の案内部材との間でガタが生じていても、嵌合摺動部と第2の案内部材の案内部とを相互に嵌合することにより、キャリッジ全体としてはガタが無くなった状態にすることができるので、記録媒体の搬送方向と直交する方向へのキャリッジの回転を規制することができる。
以上、本発明を種々の実施形態に関して述べたが、本発明は以上の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、他の実施形態についても適用されるのは勿論である。例えば、記録装置としてインクジェット式のプリンタを例に説明したが、これに限られるものではなく、キャリッジを有する記録装置であれば、例えば熱転写式等のプリンタ、インクジェット式、熱転写式等のファクシミリ装置やコピー装置等にも適用可能である。
本発明の実施の形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式プリンタの外部構成の全体を排紙口を閉じた状態で斜め前方から見た斜視図である。 図1のインクジェット式プリンタの排紙口を開いた状態の斜視図ある。 図1のインクジェット式プリンタの上部ハウジングを取り外したときの内部構成の全体を斜め前方から見た斜視図である。 図3のインクジェット式プリンタの主要部の断面側面図である。 本発明のキャリッジ案内構造の第1の実施形態を示す側面図である。 図5のキャリッジ案内構造の平面図である。 図5のキャリッジ案内構造の要部の拡大図である。 図5のキャリッジ案内構造を改良した嵌合摺動部の第1の例を示す側面図及び平面図である。 図5のキャリッジ案内構造を改良した嵌合摺動部の第2の例を示す平面図である。 図5のキャリッジ案内構造を改良した嵌合摺動部の第3の例を示す平面図である。 本発明のキャリッジ案内構造の第2の実施形態を示す側面図である。 図11のキャリッジ案内構造の平面図である。 図11のキャリッジ案内構造の要部の拡大図である。 従来のキャリッジ案内構造を示す側面図である。
符号の説明
41抱持摺動部、42、420、430、440 嵌合摺動部、43 第1の案内部材、44 第2の案内部材、45 嵌合抱持摺動部、46 当接摺動部、47 第1の案内部材、48 第2の案内部材、100 インクジェット式プリンタ、101 上部ハウジング、102 下部ハウジング、103 給紙口、104 排紙口、105 窓部、106 カバー、110 給紙トレイ、111 給紙ガイド、120 排紙スタッカ、130 メイン基板、140 記録手段、141 キャリッジ、142 記録ヘッド、143 キャリッジモータ、144 タイミングベルト、145 吸引ポンプ、146 インクカートリッジ、150 供給手段、151 給紙ローラ、160 搬送手段、161 紙送りローラ、163 排紙ローラ、165 紙送りモータ、166 プラテン、167 軸受け、424、434 弾性部、444 弾性部材。

Claims (4)

  1. 記録ヘッドが搭載されたキャリッジを記録媒体の搬送方向と直交する方向へ移動させる際の案内構造であって、
    前記記録媒体の搬送方向と直交する方向に配設される第1の案内部材に設けられた案内部と相互に嵌合し、かつ抱持して摺動する嵌合抱持摺動部と、
    前記第1の案内部材と並設される第2の案内部材に当接して摺動する当接摺動部とを備え、
    前記嵌合抱持摺動部は、折り曲げられた前記案内部における溝部の内面に対して嵌合する第1の凸部と、前記溝部の外面を直交する2方向で抱持する第2及び第3の凸部とを有することを特徴とするキャリッジ案内構造。
  2. 前記嵌合抱持摺動部は、前記第1の案内部材の案内部を所定の間隔をあけて2個所で嵌合抱持するように配設されていることを特徴とする請求項1に記載のキャリッジ案内構造。
  3. 前記嵌合抱持摺動部は、断面がZ形状、または、U字の溝状となるように折り曲げられた前記案内部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のキャリッジ案内構造。
  4. 記録ヘッドが搭載されたキャリッジを備えた記録装置において、
    請求項1〜3の何れか一項に記載のキャリッジ案内構造を備えていることを特徴とする記録装置。
JP2006196286A 2006-07-18 2006-07-18 キャリッジ案内構造及び記録装置 Expired - Fee Related JP4058647B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006196286A JP4058647B2 (ja) 2006-07-18 2006-07-18 キャリッジ案内構造及び記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006196286A JP4058647B2 (ja) 2006-07-18 2006-07-18 キャリッジ案内構造及び記録装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002109975A Division JP4003052B2 (ja) 2002-04-12 2002-04-12 キャリッジ案内構造及び記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006281792A JP2006281792A (ja) 2006-10-19
JP4058647B2 true JP4058647B2 (ja) 2008-03-12

Family

ID=37404174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006196286A Expired - Fee Related JP4058647B2 (ja) 2006-07-18 2006-07-18 キャリッジ案内構造及び記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4058647B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4939189B2 (ja) * 2006-11-30 2012-05-23 キヤノン株式会社 キャリッジ移動装置
JP2013035164A (ja) * 2011-08-04 2013-02-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006281792A (ja) 2006-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9994411B2 (en) Sheet tray, conveyance unit and image recording apparatus
JP2007118502A (ja) 液体噴射装置及び記録装置
JP4613790B2 (ja) 動力断続機構及び媒体供給装置と記録装置と液体噴射装置
JP2006205537A (ja) 移動体の支持構造及び該支持構造を備えた記録装置と液体噴射装置
JP2006062776A (ja) 給紙カセット装置及びそれを備えた画像記録装置
JP4058647B2 (ja) キャリッジ案内構造及び記録装置
JP4748306B2 (ja) 記録装置及び液体噴射装置
US7303275B2 (en) Inkjet recording device
JP4003052B2 (ja) キャリッジ案内構造及び記録装置
JP6322902B2 (ja) 給送装置及び画像記録装置
JP5994479B2 (ja) 記録媒体カセット、記録装置
JP5282509B2 (ja) シート検出装置、および、画像記録装置
JP2014009067A (ja) 給送装置及び画像記録装置
JP6907644B2 (ja) 搬送装置
JP6743575B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2004034563A (ja) キャリッジ支持装置および記録装置
JP6179324B2 (ja) 給送装置
JP5821312B2 (ja) インクジェット記録装置
JP4419792B2 (ja) 媒体給送装置
JP5935455B2 (ja) 搬送装置及び画像記録装置
JP2006117384A (ja) 媒体給送装置及び該媒体給送装置を備えた記録装置と液体噴射装置
JP2006069691A (ja) 被記録媒体給送装置及び画像記録装置
JP2003285495A (ja) キャリッジ案内構造及び記録装置
JP6090410B2 (ja) トレイ及び画像記録装置
JP2012111631A (ja) 記録媒体ガイド装置、給送装置、記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070822

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071204

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101228

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111228

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees