JP2012036773A - スタータ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両において、バッテリ15からスタータ13のモータ17への通電経路には、接点27b,27cが短絡する接点側状態と、接点27b,27cが開放することで通電経路に抵抗体27dを直列に挿入する抵抗側状態とに、択一的に駆動されるリレー27が設けられており、スタータ13を制御するECU11は、エンジン始動時には、リレー27を最初の所定時間だけ抵抗側状態にしてモータ17への通電を行うことにより突入電流及び該突入電流による電圧降下を抑制する。そして、ECU11は、リレー27を抵抗側状態に駆動してモータ17に通電した時のバッテリ電圧VBに基づいて、リレー27の接点側状態固着異常を検出する。
【選択図】図1
Description
その特許文献1では、電源としてのバッテリからスタータモータへの通電経路に、突入電流を抑制するための抵抗体(始動抵抗)と、接点が短絡する(オンする)ことで該抵抗体を短絡させる(換言すると、該抵抗体をバイパスする)短絡用リレーとの、並列回路を設けている。そして、スタータモータへの通電開始時には、上記短絡用リレーの接点を開いておくことで抵抗体により抑制された電流をスタータモータに流し、その後、上記短絡用リレーの接点を閉じて抵抗体を無効化することによりバッテリの全電圧をスタータモータに印加する、という制御を行っている。このような制御により、スタータモータへの通電開始時の突入電流を抑制して、バッテリ電圧(電源電圧)の低下を抑制している。
ところで、突入電流抑制用手段としては、請求項2に記載のように、第1状態として、前記通電経路に抵抗体を直列に挿入する状態となり、第2状態として、前記通電経路に前記抵抗体を挿入しない状態となるものであって、第1状態と第2状態とに択一的に駆動されるもの、が用いられることが考えられる。尚、このような抵抗体を有した突入電流抑制用手段が用いられる場合、スイッチ手段をオン状態にすれば、スタータモータには、突入電流抑制用手段の状態に拘わらず電流が流れることになるが、突入電流抑制用手段が第1状態ならば、スタータモータには電源から抵抗体を介して電流が流れ、また、突入電流抑制用手段が第2状態ならば、スタータモータには電源から抵抗体を介すことなく電流が流れこととなる。
このため、突入電流抑制用手段を第1状態となるように駆動してスタータモータに通電した場合の電源の出力電圧V1と、突入電流抑制用手段を第2状態となるように駆動してスタータモータに通電した場合の電源の出力電圧V2とは、異なった値となり、正常ならば「V1>V2」となる。「IM1<IM2」であるため、前者の場合の方が、電源内部での電圧降下が小さくなるからである。
次に、請求項7のスタータ制御装置は、請求項4〜6のスタータ制御装置において、第1の報知手段を備えている。そして、第1の報知手段は、異常検出手段により突入電流抑制用手段に第2状態のままの固着異常が生じていると判定された場合に、その旨を車両の運転者に報知する。このため、運転者に異常の発生を知らせることができ、早期の修理を促すことができる。尚、このような報知手段(第1の報知手段)は、異常検出手段の機能として、突入電流抑制用手段に第2状態のままの固着異常が生じていると判定する機能を備えた他の請求項のスタータ制御装置においても、同様に設けることができる。
次に、請求項20のスタータ制御装置は、請求項17〜19のスタータ制御装置において、第1の報知手段を備えている。そして、第1の報知手段は、異常検出手段により突入電流抑制用手段にオン状態のままの固着異常が生じていると判定された場合に、その旨を車両の運転者に報知する。このため、運転者に異常の発生を知らせることができ、早期の修理を促すことができる。尚、このような報知手段(第1の報知手段)は、異常検出手段の機能として、突入電流抑制用手段にオン状態のままの固着異常が生じていると判定する機能を備えた他の請求項のスタータ制御装置においても、同様に設けることができる。
また、このスタータ制御装置において、異常検出手段は、エンジンの運転中に作動する場合、特に、車両の走行速度が0よりも大きい場合に限って作動するように構成すれば、異常検出のための通電によるモータの作動音が、車両の走行音によって乗員に聞こえ難くなるため好ましい。
[第1実施形態]
まず図1は、第1実施形態のECU11とそれの周辺機器とを表す構成図である。尚、ECU11は、車両のエンジン(図示省略)を始動させるためのスタータ13の制御を行うものである。
まず、マイコン41は、車両の運転者が始動用操作を行ってスタータ信号がアクティブレベル(例えばハイ)になると、エンジンを始動させるために、スタータ13にエンジンをクランキングさせる。尚、これが図2における(1)のエンジン始動の状態である。
すると、エンジンを制御する他のECUにより、エンジンに対する燃料噴射と点火とが行われる。尚、エンジンがディーゼルエンジンであれば、点火は行われず、燃料噴射だけが行われる。また、こうしたエンジンの制御もECU11が行うシステム構成であっても良い。
図3(A)は、ICRリレー27を抵抗側にしてモータ17に通電した場合の電流経路を表し、図3(B)は、ICRリレー27を接点側にしてモータ17に通電した場合の電流経路を表している。
具体的数値で述べると、図4の例では、モータ17に通電しないときのバッテリ電圧VBが12.3Vで、バッテリ15の内部インピーダンスRBと抵抗体27dの抵抗値とが共に6mΩで、ICRリレー27が接点側でのクランキング開始時のモータ電流が1000Aであるとし、また、ここではモータ17の内部インピーダンスを無視する。
まず、図6は、始動時診断処理を表すフローチャートであり、この始動時診断処理は、前述したエンジン始動時であって、車両の運転者が始動用操作を行ってスタータ信号がアクティブレベルになったときに開始される。
その通常始動制御処理とは、前述したエンジン始動時のスタータ制御内容を、上記S110〜S130の処理と共に実現するための、残りの処理である。そして、このS180では、まず、S130でモータ17への通電を開始してから前述の所定時間tが経過したか否かを判定し、所定時間tが経過したら、トランジスタ51をオンしたままで、トランジスタ53をオフしてICRリレー27を接点側に切り替える。そして、エンジンが完爆状態になったか否かを判定して、完爆状態になったと判定すると、トランジスタ51,52をオフして、モータ17への通電を停止すると共に、ピニオンギヤ21をリングギヤ25に噛み合わない初期位置に戻す。
尚、通電時間制限フラグは、後述する図7の処理によって、ICRリレー27に抵抗側固着異常が生じていると判断されるとオンされる。また、ICRリレー27に抵抗側固着異常が生じている場合に、長い時間モータ17に通電すると、抵抗体27dが焼損する可能性があり、もし抵抗体27dが切れてしまうと、それ以後は、モータ17への通電によるエンジンの始動ができなくなる。このため、上記S180の通常始動制御処理では、通電時間制限フラグがオンされている場合に、モータ17への通電時間を制限時間以内に制限することで、抵抗体27aが焼損してしまうのを防止している。よって、上記制限時間は、抵抗体27aが焼損してしまう通電時間よりも短い時間に設定されている。
そして、マイコン41がエンジン運転中診断処理を開始すると、まずS310にて、トランジスタ53をオフしたままにすることで、ICRリレー27を接点側となるように駆動し(コイル27aに通電しないようにし)、次のS320にて、トランジスタ52をオフしたままにすることで、ピニオンギヤ21を初期位置に維持し、続くS330にて、トランジスタ51をオンして、電磁スイッチ19をオン状態にすることにより、モータ17への通電を開始する。すると、モータ17にICRリレー27の抵抗体27dを介さずに電流が流れて、モータ17は回転するが、ピニオンギヤ21が初期位置であるため、エンジンはクランキングされない。つまり、ここでは、ICRリレー27を接点側に駆動してモータ17を空回りさせている。尚、フローチャートでは、ピニオンギヤ21を初期位置にすることを「ピニオン:オフ」と記載している。
また、S400で用いる判定値VthiPは、図6のS140で用いる判定値VthcP(=7.5V)よりも大きい値に設定されている。つまり、前述したように、モータ17を空回りさせた場合のモニタ電圧Vmの最小ピーク値は、クランキングを実施した場合のモニタ電圧Vmの最小ピーク値よりも大きくなるため、モータ17を空回りさせる場合の判定値VthiPは、クランキング実施時の判定値VthcPより少し大きい値に設定している。逆に言えば、クランキング実施時の判定値VthcPは、モータ17を空回りさせる場合の判定値VthiPよりも小さい値に設定している。但し、モータ17を空回りさせる場合の判定値と、クランキング実施時の判定値とを、同じ値に設定することも勿論可能である。
そして、次のS440にて、ICRリレー27についての異常判別を行う。
具体的には、エラーフラグFRERRとエラーフラグFPERRとを参照し、それらの両方が0であれば、そのまま当該エンジン運転中診断処理を終了するが、エラーフラグFRERRが1であれば、S460に移行して、抵抗側固着異常が発生したことを車両の運転者に報知するための報知処理を行い、続くS470にて、前述の通電時間制限フラグをオンした後、当該エンジン運転中診断処理を終了する。
また既に述べたが、その異常検出手段としての処理のうち、図7におけるS320,S380〜S430の処理が、非始動時第2状態固着異常検出処理に相当し、図6におけるS140〜S160の処理が、始動時第2状態固着異常検出処理に相当し、図7におけるS310〜S370の処理が、非始動時第1状態固着異常検出処理に相当している。
[第2実施形態]
図8に示すように、第2実施形態では、第1実施形態と比較すると、ECU11の外部にICRリレー27が設けられておらず、そのICRリレー27と同じ役割を果たす突入電流抑制用回路28が、ECU11の中に設けられている。
そして、昇圧回路28bは、バッテリ電圧VBから該バッテリ電圧VBよりも高い高電圧を生成し、その高電圧を、マイコン41からの指令に従ってトランジスタ群28aのゲートに供給することにより、該トランジスタ群28aをオンさせる。
そして、ECU11のマイコン41は、図6,図7の各処理に代えて、その各処理のS110,S310,S380を下記のように変形した処理を行う。
尚、トランジスタ群28aを成す各トランジスタは、IGBT以外のスイッチング素子でも良く、例えば、FETやバイポーラトランジスタでも良い。また、モータ17への大電流を流すことが可能であれば、トランジスタ群28aの代わりに、1つのトランジスタ(スイッチング素子)を用いても良い。
[第3実施形態]
図9に示すように、第3実施形態では、第1実施形態と比較すると、スタータ13に代わるスタータ14が採用されており、そのスタータ14は、ピニオンギヤ21をリングギヤ25に噛み合わせる動作と、モータ17への通電とが、連動して行われるタイプのものである。
そして、以上のような第3実施形態のECU11によれば、ICRリレー27の異常をエンジンの運転中に検出できないこと以外は、第1実施形態と同じ効果が得られる。
[第4実施形態]
図10に示すように、第4実施形態では、第1実施形態と比較すると、スタータ13に代わるスタータ16が採用されており、そのスタータ16は、ピニオンギヤ21がリングギヤ25に常時噛み合っているタイプのものである。
尚、スタータ16において、ピニオンギヤ21とモータ17の回転軸との間には、周知のワンウェイクラッチが設けられており、ピニオンギヤ21がモータ17ではなくリングギヤ25によって回転させられる場合(つまり、モータ17の非通電時)において、リングギヤ25からの回転力でモータ17を回転させてしまうことは、そのワンウェイクラッチにより防止される。
そして、以上のような第4実施形態のECU11によっても、第3実施形態と同様に、ICRリレー27の異常をエンジンの運転中に検出できないこと以外は、第1実施形態と同じ効果が得られる。
[第5実施形態]
図11に示すように、第5実施形態では、第1実施形態と比較すると、ECU11の外部にICRリレー27が設けられておらず、そのICRリレー27と同じ役割を果たすトランジスタ群28aが、ECU11の中に設けられている。
そこで次に、マイコン41が行う診断処理の具体的な内容について、図14,図15のフローチャートを用い説明する。
即ち、モータ17への通電開始時にトランジスタ群28aをスイッチング制御してエンジンをクランキングした場合の、モニタ電圧Vmの最小ピーク値の正常値(図12の例では9.3V)をVq1とし、モータ17への通電開始時にトランジスタ群28aを全オン制御してエンジンをクランキングした場合の、モニタ電圧Vmの最小ピーク値の正常値(図12の例では6.3V)をVq2とすると、判定値Vth3は、Vq1とVq2との間であって、図12に示すように例えば7.5Vに設定されている。
一方、上記S145にて、モニタ電圧Vmの最小ピーク値が判定値Vth3よりも低いと判定した場合(つまり、モニタ電圧Vmが判定値Vth3よりも低くなった場合)には、S165に移行して、トランジスタ群28aにオン状態固着異常(オン状態のままの固着異常)が生じていると判定し、そのオン状態固着異常の発生を示すエラーフラグFONERRを1にする。そして、続くS175にて、トランジスタ群28aのオン状態固着異常が発生したことを車両の運転者に報知するための報知処理を行い、その後、S185に進む。尚、S175での報知処理としては、例えば、警告灯を点灯させたり、ブザーを鳴らしたり、メッセージを表示したりして、カーディーラ等へ行くことを促す。
その通常始動制御処理とは、エンジン始動時のスタータ制御内容を、上記S115〜S135の処理と共に実現するための、残りの処理である。そして、このS185では、まず、S135でモータ17への通電を開始してから前述の所定時間tが経過したか否かを判定し、所定時間tが経過したら、トランジスタ51をオンしたままで、トランジスタ群28aを全オン制御に切り替える。そして、エンジンが完爆状態になったか否かを判定して、完爆状態になったと判定すると、トランジスタ群28a及びトランジスタ51,52をオフして、モータ17への通電を停止すると共に、ピニオンギヤ21をリングギヤ25に噛み合わない初期位置に戻す。そして、このような通常始動制御が終了したら、当該始動時診断処理も終了する。
次に、S385にて、トランジスタ群28aをスイッチング制御し、続くS395にて、トランジスタ51をオンして、モータ17への通電を開始する。つまり、ここでは、トランジスタ群28aをスイッチング制御してモータ17を空回りさせている。
そして、次のS445にて、トランジスタ群28aについての異常判別を行う。具体的には、エラーフラグFOFFERRとエラーフラグFONERRとを参照し、それらの両方が0であれば、そのまま当該エンジン運転中診断処理を終了するが、エラーフラグFOFFERRが1であれば、S465に移行して、図14のS183と同様の報知処理を行った後、当該エンジン運転中診断処理を終了する。
以上のような第5実施形態のECU11によれば、エンジンの運転中に行われる図15の処理により、トランジスタ群28aのオフ状態固着異常とオン状態固着異常とを、エンジンの始動前に区別して検出することができる。
尚、本第5実施形態では、トランジスタ群28aが、突入電流抑制用手段としてのスイッチング素子に相当している。また、図14におけるS115,S135,S185の処理が、始動時通電処理に相当している。
また、その異常検出手段としての処理のうち、図15におけるS325,S385〜S435の処理が、非始動時オン状態固着異常検出処理に相当し、図14におけるS145,S165の処理が、始動時オン状態固着異常検出処理に相当し、図15におけるS315〜S375の処理が、非始動時オフ状態固着異常検出処理に相当している。
一方、トランジスタ群28aのオフ状態固着異常を検出するための判定値Vth4,Vth6は、スタータモータ17以外の電気負荷が動作した場合に落ち込む電圧レベルよりも低い電圧で、且つ、オン状態固着異常を検出するための判定値Vth3,Vth5よりも高い電圧に設定しておけば良い。このように設定すれば、バッテリ電圧VBがスタータモータ17以外の電気負荷の作動によって低下したとしても、トランジスタ群28aのオフ状態固着異常を正しく判定することができる。
[第6実施形態]
第6実施形態では、第5実施形態と比較すると、ECU11のマイコン41が、図15の処理(エンジン運転中診断処理)に代えて、図16の処理を実行する点が異なっている。
まず、S125に代わるS127では、トランジスタ52をオフして、ピニオンギヤ21をリングギヤ25に噛み合わない状態にする。エンジンをクランキングさせないためである。
[他の実施形態:その1]
上記各実施形態では、ICRリレー27又はトランジスタ群28aの異常を、それよりも上流側の通電経路の電圧であるバッテリ電圧VBに基づいて検出したが、例えば、ICRリレー27又はトランジスタ群28aと、電磁スイッチ19との間の通電経路の電圧(以下、Vxと記す)に基づいて、ICRリレー27又はトランジスタ群28aの異常を検出するように構成することもできる。
このため、ICRリレー27を抵抗側にしてモータ17に通電した場合の電圧Vxの範囲をH1とし、ICRリレー27を接点側にしてモータ17に通電した場合の電圧Vxの範囲をH2とすると、図7のS340では、電圧Vxをモニタして、その電圧Vxが範囲H2に入っていないと判定するか、あるいは、範囲H1に入っていると判定したなら、ICRリレー27に抵抗側固着異常が生じていると判断することができる。また、図7のS400と図6のS140においても、電圧Vxをモニタして、その電圧Vxが範囲H1に入っていないと判定するか、あるいは、範囲H2に入っていると判定したなら、ICRリレー27に接点側固着異常が生じていると判断することができる。そして、このような変形は、トランジスタ群28aの異常検出についても同様に適用できる。
[他の実施形態:その2]
上記各実施形態では、電圧の値によって異常を検出したが、電圧の変化速度を用いて異常を検出しても良い。
まず、図4のように、ICRリレー27を抵抗側にしてモータ17に通電した場合のバッテリ電圧(一点鎖線)の変化速度(この場合、降下速度)は、ICRリレー27を接点側にしてモータ17に通電した場合のバッテリ電圧(実線)の変化速度よりも小さい。
[その他]
第5実施形態のようにトランジスタ群28aのスイッチング制御によって、クランキング時のモータ17への電流を制限する場合、図17に示すように、スイッチング制御のデューティ比(オン時間とオフ時間との合計である1周期時間に対するオン時間の割合)を変えることで、モータ17への電流を抑制する度合い(電流抑制量)を変えることができる。
また、ICRリレー27が電磁スイッチ19とモータ17との間の通電経路に配置される構成でも良い。
図7、図15、図16のエンジン運転中診断処理は、車両の周辺環境(例えば住宅街か否か、騒音レベルが高いか否か)、時刻(夜間か否か)に基づいて、実施しないようにしても良い。
Claims (29)
- 車両のエンジンをモータの回転力でクランキングするスタータと、
電源から前記スタータのモータへの通電経路に設けられ、該通電経路を連通するオン状態と、該通電経路を遮断するオフ状態とに、択一的に駆動されるスイッチ手段と、
前記通電経路において前記スイッチ手段に対し直列に設けられ、前記スイッチ手段がオン状態に駆動される場合に、前記モータに流す電流を抑制する状態である第1状態と、前記モータに流す電流を抑制しない状態である第2状態とに駆動される突入電流抑制用手段と、
を備えた車両に用いられ、
前記車両の運転者の始動用操作に応じて前記エンジンを始動させる場合に、前記スタータに前記エンジンをクランキングさせるために前記モータに通電する通電処理として、前記突入電流抑制用手段を前記第1状態となるように駆動し、且つ、前記スイッチ手段を前記オン状態となるように駆動し、所定時間後に前記突入電流抑制用手段を前記第1状態から前記第2状態となるように駆動する始動時通電処理を行うスタータ制御装置であって、
前記スイッチ手段が前記オン状態となるように駆動された場合の前記通電経路の電圧に基づいて、前記突入電流抑制用手段に制御不能な異常が生じていることを検出する異常検出手段を備えていること、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項1に記載のスタータ制御装置において、
前記突入電流抑制用手段は、
前記第1状態として、前記通電経路に抵抗体を直列に挿入する状態となり、前記第2状態として、前記通電経路に前記抵抗体を挿入しない状態となるものであって、前記第1状態と前記第2状態とに択一的に駆動されるものであること、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項2に記載のスタータ制御装置において、
前記異常検出手段は、
前記スイッチ手段が前記オン状態となるように駆動された場合の前記電源の出力電圧に基づいて、前記突入電流抑制用手段に状態切り替え不能な固着異常が生じていることを検出すること、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項3に記載のスタータ制御装置において、
前記異常検出手段は、
前記突入電流抑制用手段が前記第1状態となるように駆動され、且つ、前記スイッチ手段が前記オン状態となるように駆動された場合に、前記電源の出力電圧が所定の第2状態固着判定値よりも低くなったか否かを判定し、前記出力電圧が前記第2状態固着判定値よりも低くなれば、前記突入電流抑制用手段に前記第2状態のままの固着異常が生じていると判定すること、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項4に記載のスタータ制御装置において、
前記スタータは、前記モータにより回転駆動されるピニオンギヤであって、前記エンジンのリングギヤに噛み合った状態で回転駆動されることで、前記エンジンをクランキングするピニオンギヤを備えていると共に、そのピニオンギヤを、前記モータへの通電/非通電に拘わらず、前記リングギヤに噛み合う状態と、前記リングギヤに噛み合わない状態とに、切替可能に構成されたものであり、
前記異常検出手段は、
前記エンジンの運転中において、前記突入電流抑制用手段に前記第2状態のままの固着異常が生じていることを検出するための処理として、前記ピニオンギヤを前記リングギヤに噛み合わない状態にすると共に、前記突入電流抑制用手段を前記第1状態となるように駆動し、且つ、前記スイッチ手段を前記オン状態となるように駆動し、その場合に前記電源の出力電圧が第1の第2状態固着判定値よりも低くなったか否かを判定して、前記出力電圧が前記第1の第2状態固着判定値よりも低くなれば、前記突入電流抑制用手段に前記第2状態のままの固着異常が生じていると判定する非始動時第2状態固着異常検出処理を行うこと、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項4又は請求項5に記載のスタータ制御装置において、
前記異常検出手段は、
当該スタータ制御装置が、前記始動時通電処理を行うことで、前記突入電流抑制用手段を前記第1状態となるように駆動し、且つ、前記スイッチ手段を前記オン状態となるように駆動した場合に、前記突入電流抑制用手段に前記第2状態のままの固着異常が生じていることを検出するための処理として、前記電源の出力電圧が第2の第2状態固着判定値よりも低くなったか否かを判定し、前記出力電圧が前記第2の第2状態固着判定値よりも低くなれば、前記突入電流抑制用手段に前記第2状態のままの固着異常が生じていると判定する始動時第2状態固着異常検出処理を行うこと、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項4ないし請求項6の何れか1項に記載のスタータ制御装置において、
前記異常検出手段により、前記突入電流抑制用手段に前記第2状態のままの固着異常が生じていると判定された場合に、その旨を前記車両の運転者に報知する第1の報知手段を備えていること、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項3ないし請求項7の何れか1項に記載のスタータ制御装置において、
前記異常検出手段は、
前記突入電流抑制用手段が前記第2状態となるように駆動され、且つ、前記スイッチ手段が前記オン状態となるように駆動された場合に、前記電源の出力電圧が所定の第1状態固着判定値よりも低くなったか否かを判定し、前記出力電圧が前記第1状態固着判定値よりも低くならなければ、前記突入電流抑制用手段に前記第1状態のままの固着異常が生じていると判定すること、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項8に記載のスタータ制御装置において、
前記スタータは、前記モータにより回転駆動されるピニオンギヤであって、前記エンジンのリングギヤに噛み合った状態で回転駆動されることで、前記エンジンをクランキングするピニオンギヤを備えていると共に、そのピニオンギヤを、前記モータへの通電/非通電に拘わらず、前記リングギヤに噛み合う状態と、前記リングギヤに噛み合わない状態とに、切替可能に構成されたものであり、
前記異常検出手段は、
前記エンジンの運転中において、前記突入電流抑制用手段に前記第1状態のままの固着異常が生じていることを検出するための処理として、前記ピニオンギヤを前記リングギヤに噛み合わない状態にすると共に、前記突入電流抑制用手段を前記第2状態となるように駆動し、且つ、前記スイッチ手段を前記オン状態となるように駆動し、その場合に前記電源の出力電圧が前記第1状態固着判定値よりも低くなったか否かを判定して、前記出力電圧が前記第1状態固着判定値よりも低くならなければ、前記突入電流抑制用手段に前記第1状態のままの固着異常が生じていると判定する非始動時第1状態固着異常検出処理を行うこと、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項9に記載のスタータ制御装置において、
前記異常検出手段により、前記突入電流抑制用手段に前記第1状態のままの固着異常が生じていると判定された場合には、前記始動時通電処理による前記モータへの通電時間を所定の制限時間に制限すること、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項8ないし請求項10の何れか1項に記載のスタータ制御装置において、
前記異常検出手段により、前記突入電流抑制用手段に前記第1状態のままの固着異常が生じていると判定された場合に、その旨を前記車両の運転者に報知する第2の報知手段を備えていること、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項5に記載のスタータ制御装置において、
当該スタータ制御装置は、前記始動時通電処理により前記モータに通電する際には、前記ピニオンギヤを前記リングギヤに噛み合う状態にし、
前記異常検出手段は、
当該スタータ制御装置が、前記始動時通電処理を行うことで、前記突入電流抑制用手段を前記第1状態となるように駆動し、且つ、前記スイッチ手段を前記オン状態となるように駆動した場合に、前記突入電流抑制用手段に前記第2状態のままの固着異常が生じていることを検出するための処理として、前記電源の出力電圧が第2の第2状態固着判定値よりも低くなったか否かを判定し、前記出力電圧が前記第2の第2状態固着判定値よりも低くなれば、前記突入電流抑制用手段に前記第2状態のままの固着異常が生じていると判定する始動時第2状態固着異常検出処理を行い、
更に、前記第2の第2状態固着判定値は、前記第1の第2状態固着判定値よりも小さい値に設定されていること、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項5又は請求項12に記載のスタータ制御装置において、
前記異常検出手段は、前記非始動時第2状態固着異常検出処理を、前記車両の走行速度が0よりも大きい場合に行うこと、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項9に記載のスタータ制御装置において、
前記異常検出手段は、前記非始動時第1状態固着異常検出処理を、前記車両の走行速度が0よりも大きい場合に行うこと、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項1に記載のスタータ制御装置において、
前記突入電流抑制用手段は、
前記通電経路に設けられたスイッチング素子であって、オンとオフとに交互に切り替えるスイッチング制御の駆動が行われることで前記第1状態になり、オン状態を継続する駆動が行われることで前記第2状態になるスイッチング素子であること、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項15に記載のスタータ制御装置において、
前記異常検出手段は、
前記スイッチ手段が前記オン状態となるように駆動された場合の前記電源の出力電圧に基づいて、前記突入電流抑制用手段に制御不能な異常が生じていることを検出すること、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項16に記載のスタータ制御装置において、
前記異常検出手段は、
前記突入電流抑制用手段が前記第1状態又はオフ状態となるように駆動され、且つ、前記スイッチ手段が前記オン状態となるように駆動された場合に、前記電源の出力電圧が所定のオン状態固着判定値よりも低くなったか否かを判定し、前記出力電圧が前記オン状態固着判定値よりも低くなれば、前記突入電流抑制用手段にオン状態のままの固着異常が生じていると判定すること、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項17に記載のスタータ制御装置において、
前記スタータは、前記モータにより回転駆動されるピニオンギヤであって、前記エンジンのリングギヤに噛み合った状態で回転駆動されることで、前記エンジンをクランキングするピニオンギヤを備えていると共に、そのピニオンギヤを、前記モータへの通電/非通電に拘わらず、前記リングギヤに噛み合う状態と、前記リングギヤに噛み合わない状態とに、切替可能に構成されたものであり、
前記異常検出手段は、
前記エンジンの運転中において、前記突入電流抑制用手段にオン状態のままの固着異常が生じていることを検出するための処理として、前記ピニオンギヤを前記リングギヤに噛み合わない状態にすると共に、前記突入電流抑制用手段を前記第1状態又はオフ状態となるように駆動し、且つ、前記スイッチ手段を前記オン状態となるように駆動し、その場合に前記電源の出力電圧が第1のオン状態固着判定値よりも低くなったか否かを判定して、前記出力電圧が前記第1のオン状態固着判定値よりも低くなれば、前記突入電流抑制用手段にオン状態のままの固着異常が生じていると判定する非始動時オン状態固着異常検出処理を行うこと、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項17又は請求項18に記載のスタータ制御装置において、
前記異常検出手段は、
当該スタータ制御装置が、前記始動時通電処理を行うことで、前記突入電流抑制用手段を前記第1状態となるように駆動し、且つ、前記スイッチ手段を前記オン状態となるように駆動した場合に、前記突入電流抑制用手段にオン状態のままの固着異常が生じていることを検出するための処理として、前記電源の出力電圧が第2のオン状態固着判定値よりも低くなったか否かを判定し、前記出力電圧が前記第2のオン状態固着判定値よりも低くなれば、前記突入電流抑制用手段にオン状態のままの固着異常が生じていると判定する始動時オン状態固着異常検出処理を行うこと、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項17ないし請求項19の何れか1項に記載のスタータ制御装置において、
前記異常検出手段により、前記突入電流抑制用手段にオン状態のままの固着異常が生じていると判定された場合に、その旨を前記車両の運転者に報知する第1の報知手段を備えていること、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項16ないし請求項20の何れか1項に記載のスタータ制御装置において、
前記異常検出手段は、
前記突入電流抑制用手段が前記第2状態となるように駆動され、且つ、前記スイッチ手段が前記オン状態となるように駆動された場合に、前記電源の出力電圧が所定のオフ状態固着判定値よりも低くなったか否かを判定し、前記出力電圧が前記オフ状態固着判定値よりも低くならなければ、前記突入電流抑制用手段にオフ状態のままの固着異常が生じていると判定すること、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項21に記載のスタータ制御装置において、
前記スタータは、前記モータにより回転駆動されるピニオンギヤであって、前記エンジンのリングギヤに噛み合った状態で回転駆動されることで、前記エンジンをクランキングするピニオンギヤを備えていると共に、そのピニオンギヤを、前記モータへの通電/非通電に拘わらず、前記リングギヤに噛み合う状態と、前記リングギヤに噛み合わない状態とに、切替可能に構成されたものであり、
前記異常検出手段は、
前記エンジンの運転中において、前記突入電流抑制用手段にオフ状態のままの固着異常が生じていることを検出するための処理として、前記ピニオンギヤを前記リングギヤに噛み合わない状態にすると共に、前記突入電流抑制用手段を前記第2状態となるように駆動し、且つ、前記スイッチ手段を前記オン状態となるように駆動し、その場合に前記電源の出力電圧が前記オフ状態固着判定値よりも低くなったか否かを判定して、前記出力電圧が前記オフ状態固着判定値よりも低くならなければ、前記突入電流抑制用手段にオフ状態のままの固着異常が生じていると判定する非始動時オフ状態固着異常検出処理を行うこと、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項21又は請求項22に記載のスタータ制御装置において、
前記異常検出手段により、前記突入電流抑制用手段にオフ状態のままの固着異常が生じていると判定された場合に、その旨を前記車両の運転者に報知する第2の報知手段を備えていること、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項18に記載のスタータ制御装置において、
当該スタータ制御装置は、前記始動時通電処理により前記モータに通電する際には、前記ピニオンギヤを前記リングギヤに噛み合う状態にし、
前記異常検出手段は、
当該スタータ制御装置が、前記始動時通電処理を行うことで、前記突入電流抑制用手段を前記第1状態となるように駆動し、且つ、前記スイッチ手段を前記オン状態となるように駆動した場合に、前記突入電流抑制用手段にオン状態のままの固着異常が生じていることを検出するための処理として、前記電源の出力電圧が第2のオン状態固着判定値よりも低くなったか否かを判定し、前記出力電圧が前記第2のオン状態固着判定値よりも低くなれば、前記突入電流抑制用手段にオン状態のままの固着異常が生じていると判定する始動時オン状態固着異常検出処理を行い、
更に、前記第2のオン状態固着判定値は、前記第1のオン状態固着判定値よりも小さい値に設定されていること、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項18又は請求項24に記載のスタータ制御装置において、
前記異常検出手段は、前記非始動時オン状態固着異常検出処理を、前記車両の走行速度が0よりも大きい場合に行うこと、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項22に記載のスタータ制御装置において、
前記異常検出手段は、前記非始動時オフ状態固着異常検出処理を、前記車両の走行速度が0よりも大きい場合に行うこと、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項16に記載のスタータ制御装置において、
前記異常検出手段は、
当該スタータ制御装置が、前記始動時通電処理を行うことで、前記突入電流抑制用手段を前記第1状態となるように駆動し、且つ、前記スイッチ手段を前記オン状態となるように駆動した場合に、前記電源の出力電圧をモニタして、前記出力電圧が所定のオン状態固着判定値よりも低くなれば、前記突入電流抑制用手段にオン状態のままの固着異常が生じていると判定し、前記出力電圧が前記オン状態固着判定値よりも高い値のオフ状態固着判定値より低くならなければ、前記突入電流抑制用手段にオフ状態のままの固着異常が生じていると判定すること、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項16又は請求項27に記載のスタータ制御装置において、
前記スタータは、前記モータにより回転駆動されるピニオンギヤであって、前記エンジンのリングギヤに噛み合った状態で回転駆動されることで、前記エンジンをクランキングするピニオンギヤを備えていると共に、そのピニオンギヤを、前記モータへの通電/非通電に拘わらず、前記リングギヤに噛み合う状態と、前記リングギヤに噛み合わない状態とに、切替可能に構成されたものであり、
前記異常検出手段は、
前記エンジンの運転中において、前記ピニオンギヤを前記リングギヤに噛み合わない状態にすると共に、前記突入電流抑制用手段を前記第1状態となるように駆動し、且つ、前記スイッチ手段を前記オン状態となるように駆動し、その場合に、前記電源の出力電圧をモニタして、前記出力電圧が所定のオン状態固着判定値よりも低くなれば、前記突入電流抑制用手段にオン状態のままの固着異常が生じていると判定し、前記出力電圧が前記オン状態固着判定値よりも高い値のオフ状態固着判定値より低くならなければ、前記突入電流抑制用手段にオフ状態のままの固着異常が生じていると判定すること、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項3に記載のスタータ制御装置において、
前記異常検出手段は、
当該スタータ制御装置が、前記始動時通電処理を行うことで、前記突入電流抑制用手段を前記第1状態となるように駆動し、且つ、前記スイッチ手段を前記オン状態となるように駆動した場合の、前記出力電圧の変化速度を検出し、該変化速度が所定値以上であれば、前記突入電流抑制用手段に前記第2状態のままの固着異常が生じていると判定すること、
を特徴とするスタータ制御装置。
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