JP6455350B2 - スタータ制御装置及びスタータ制御方法 - Google Patents
スタータ制御装置及びスタータ制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6455350B2 JP6455350B2 JP2015140733A JP2015140733A JP6455350B2 JP 6455350 B2 JP6455350 B2 JP 6455350B2 JP 2015140733 A JP2015140733 A JP 2015140733A JP 2015140733 A JP2015140733 A JP 2015140733A JP 6455350 B2 JP6455350 B2 JP 6455350B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- starter
- starter motor
- switch
- state
- battery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
Landscapes
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Description
また、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
以下の詳細な説明では、本発明の一実施形態の完全な理解を提供するように多くの特定の細部について記載される。しかしながら、かかる特定の細部がなくても1つ以上の実施態様が実施できることは明らかであろう。他にも、図面を簡潔にするために、周知の構造及び装置が略図で示されている。
以下に、本発明の一実施形態に係るスタータ制御装置について説明する。
(システム構成)
図1に示すように、本発明の一実施形態に係るスタータ制御装置は、ECU11と、スタータ12と、ドライバリレー13と、スタータバイパスリレー14とを備える。
キースイッチ30は、車両の運転者が始動用操作を行うためのエンジンスイッチである。例えば、キースイッチ30は、イグニッションキーやプッシュ式のスタータスイッチ等である。
例えば、ECU11は、ドライバリレー用コイル131の他端とECU11の内部プロセッサ(図示省略)との間に直列に接続されているECU11の内部リレー(図示省略)のスイッチをON状態(短絡の状態)にしておくことで、キースイッチ30からECU11へ至るまでの信号経路を連通し、スタータ信号が流れるようにする。
そして、ECU11は、スタータ信号の入力を受け付けてから最初の所定時間が経過した時に、ドライバリレー用コイル131の他端とECU11の内部プロセッサ(図示省略)との間に直列に接続されているECU11の内部リレー(図示省略)のスイッチをOFF状態(開放の状態)にすることで、キースイッチ30からECU11へ至るまでの信号経路を遮断し、スタータ信号が流れないようにする。
この場合、ECU11は、スイッチ切替用ソレノイド123を駆動し、再びスタータ12のスタータモータスイッチ122をOFF状態(開放の状態)にしたとき、ECU11の内部リレー(図示省略)のスイッチをON状態(短絡の状態)に戻す。
図2を参照して、本実施形態に係るスタータ制御装置におけるエンジンの再始動の処理の流れについて説明する。
ステップS101では、ECU11は、アイドルストップ禁止モードであるか否かを判定する。
ここで、ECU11は、アイドルストップ禁止モードであると判定した場合には、一連の処理を終了する。
反対に、ECU11は、アイドルストップ禁止モードではないと判定した場合には、ステップS102の処理に移行する。
ここで、ECU11は、アイドルストップの作動条件が成立したと判定した場合には、ステップS103の処理に移行する。
反対に、ECU11は、アイドルストップの作動条件が成立していないと判定した場合には、一連の処理を終了する。
ここで、ECU11は、バッテリ20が劣化していると判定した場合には、ステップS108の処理に移行する。
反対に、ECU11は、バッテリ20が劣化していないと判定した場合には、ステップS106の処理に移行する。
ここで、ECU11は、低温環境下であると判定した場合には、ステップS108の処理に移行する。
反対に、ECU11は、低温環境下ではないと判定した場合には、ステップS107の処理に移行する。
この場合、スタータバイパスリレー14は、バイパスリレー用コイル141の一端にスタータ信号が印加されて、バイパスリレー用コイル141に通電される場合には、バイパスリレー用コイル141に磁界が発生することによりバイパスリレー用スイッチ142の接点が開放し、通電経路に電流抑制抵抗143を挿入し、スタータ12のスタータモータスイッチ122がON状態(短絡の状態)の場合には、スタータ12のスタータモータ121に電流抑制抵抗143を介して電流が流れるようにする。
また、スタータバイパスリレー14は、バイパスリレー用コイル141の一端にスタータ信号が印加されない場合、バイパスリレー用スイッチ142の接点が短絡して、通電経路に電流抑制抵抗143を挿入することなく通電経路を接続し、スタータ12のスタータモータスイッチ122がON状態(短絡の状態)の場合には、スタータ12のスタータモータ121にバッテリ20からの電流が流れるようにする。
なお、スタータ12のスタータモータスイッチ122がOFF状態(開放の状態)の場合には、スタータ12のスタータモータ121にバッテリ20からの電流が流れない。
上記の説明では、ECU11は、バッテリ20が劣化しているか否かの判定処理(図2のステップS105)と、低温環境下であるか否かの判定処理(図2のステップS106)とを両方とも実施しているが、実際には、いずれか一方のみ実施するようにしても良い。なお、両方とも実施する場合には、連続して実施しても良いし、並行して実施しても良い。連続して実施する場合には、図2のステップS106をステップS105よりも先に実施しても良い。
本実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
(1)本実施形態に係るスタータ制御装置は、車両のエンジンをクランキングするスタータモータと、車載のバッテリからスタータモータへの通電経路においてスタータモータの前段に直列に設けられたスタータモータスイッチと、スタータモータスイッチを駆動し、通電経路を連通するON状態と、通電経路を遮断するOFF状態とを切り替えるスイッチ切替用ソレノイドと、スイッチ切替用ソレノイドに接続され、スイッチ切替用ソレノイドを駆動するコントローラと、通電経路においてスタータモータスイッチの前段に直列に設けられ、通電経路に抵抗体を直列に挿入してスタータモータスイッチに流す電流を抑制する状態である抵抗側状態と、通電経路に抵抗体を挿入せずスタータモータスイッチに流す電流を抑制しない状態である接点側状態とを切り替えるスタータバイパスリレーと、上記のスタータバイパスリレーに対して並列に設けられ、コントローラからの制御により、バッテリからスタータモータスイッチへの通電経路となる非常時通電用配線とを備える。
本実施形態に係るスタータ制御装置を用いることで、スタータバイパスリレーを搭載した車両において、エンジンを再始動する際に、状況に応じて、スタータバイパスリレーの使用の有無の切り替えができる機能を備えたシステムにすることができる。その結果、スタータバイパスリレーの使用を無しにすることによる再始動性の確保が実現できる。更に、アイドルストップの作動条件の緩和にも繋がる可能性がある。
本実施形態に係るスタータ制御装置を用いることで、スタータバイパスリレーを含む既存の通電経路の途中に非常時通電用配線を接続した構成とすることができる。その結果、既存の通電経路と非常時通電用配線とのそれぞれから同一のスタータモータスイッチに電流を流せる構成とすることができる。
本実施形態に係るスタータ制御装置を用いることで、低温の状態であるか否かを診断し、低温の状態であることを検出した際、スタータバイパスリレーの使用を有から無に切り換えることができる。その結果、スタータバイパスリレーを搭載した車両において、スタータバイパスリレーの使用を無しにすることで内部抵抗が減り、低温環境下でもアイドルストップ状態からのエンジンの再始動が可能になる。
本実施形態に係るスタータ制御装置を用いることで、前記バッテリが劣化した状態か否かを診断し、バッテリが劣化した状態であることを検出した際、スタータバイパスリレーの使用を有から無に切り換えることができる。その結果、スタータバイパスリレーを搭載した車両において、スタータバイパスリレーの使用を無しにすることで内部抵抗が減り、バッテリが劣化した時でもアイドルストップ状態からのエンジンの再始動が可能になる。
12 スタータ
121 スタータモータ
122 スタータモータスイッチ
123 スイッチ切替用ソレノイド
123a ソレノイドコイル
123b プランジャ
13 ドライバリレー
131 ドライバリレー用コイル
132 ドライバリレー用スイッチ
14 スタータバイパスリレー
141 バイパスリレー用コイル
142 バイパスリレー用スイッチ
143 電流抑制抵抗
15 非常時通電用配線
20 バッテリ
27 電流抑制抵抗
30 キースイッチ
Claims (5)
- 車両のエンジンをクランキングするスタータモータと、
車載のバッテリから前記スタータモータへの通電経路において前記スタータモータの前段に直列に設けられたスタータモータスイッチと、
前記スタータモータスイッチを駆動し、前記通電経路を連通するON状態と、前記通電経路を遮断するOFF状態とを切り替えるスイッチ切替用ソレノイドと、
前記スイッチ切替用ソレノイドに接続され、前記スイッチ切替用ソレノイドを駆動するコントローラと、
前記通電経路において前記スタータモータスイッチの前段に直列に設けられ、前記通電経路に抵抗体を直列に挿入して前記スタータモータスイッチに流す電流を抑制する状態である抵抗側状態と、前記通電経路に前記抵抗体を挿入せず前記スタータモータスイッチに流す電流を抑制しない状態である接点側状態とを切り替えるスタータバイパスリレーと、
前記スタータバイパスリレーに対して並列に設けられ、前記コントローラからの制御により、前記バッテリから前記スタータモータスイッチへの通電経路となる非常時通電用配線と、
を備えることを特徴とするスタータ制御装置。 - 前記非常時通電用配線は、一端が前記スタータバイパスリレーと前記スタータモータスイッチとの間に接続されている請求項1に記載のスタータ制御装置。
- 前記コントローラは、低温の状態であるか否かを診断し、低温の状態であることを検出したときに、前記スタータバイパスリレーを介さずに、前記非常時通電用配線を介して前記スタータモータスイッチに電流が流れるようにする請求項1又は2に記載のスタータ制御装置。
- 前記コントローラは、前記バッテリが劣化した状態か否かを診断し、前記バッテリが劣化した状態であることを検出したときに、前記スタータバイパスリレーを介さずに、前記非常時通電用配線を介して前記スタータモータスイッチに電流が流れるようにする請求項1から3のいずれか一項に記載のスタータ制御装置。
- コントローラが、スイッチ切替用ソレノイドを駆動して、車載のバッテリからスタータモータへの通電経路において前記スタータモータの前段に直列に設けられたスタータモータスイッチを駆動し、前記通電経路を連通するON状態と、前記通電経路を遮断するOFF状態とを切り替え、
前記通電経路において前記スタータモータスイッチの前段に直列に設けられたスタータバイパスリレーが、前記通電経路に抵抗体を直列に挿入して前記スタータモータスイッチに流す電流を抑制する状態である抵抗側状態と、前記通電経路に前記抵抗体を挿入せず前記スタータモータスイッチに流す電流を抑制しない状態である接点側状態とを切り替え、
前記コントローラは、低温時又はバッテリ劣化時には、前記スタータバイパスリレーを介さずに、前記バッテリから前記スタータモータスイッチへの通電経路となる非常時通電用配線を介して前記スタータモータスイッチに電流が流れるようにし、
前記スタータモータが車両のエンジンをクランキングすることを特徴とするスタータ制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015140733A JP6455350B2 (ja) | 2015-07-14 | 2015-07-14 | スタータ制御装置及びスタータ制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015140733A JP6455350B2 (ja) | 2015-07-14 | 2015-07-14 | スタータ制御装置及びスタータ制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017020462A JP2017020462A (ja) | 2017-01-26 |
JP6455350B2 true JP6455350B2 (ja) | 2019-01-23 |
Family
ID=57887994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015140733A Active JP6455350B2 (ja) | 2015-07-14 | 2015-07-14 | スタータ制御装置及びスタータ制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6455350B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007255254A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Jatco Ltd | エンジン始動システム |
JP2009068426A (ja) * | 2007-09-13 | 2009-04-02 | Toyota Motor Corp | エンジン始動制御装置 |
JP2011185196A (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-22 | Denso Corp | エンジン始動装置 |
JP5218496B2 (ja) * | 2010-08-04 | 2013-06-26 | 株式会社デンソー | スタータ制御装置 |
JP5953804B2 (ja) * | 2012-02-22 | 2016-07-20 | 日産自動車株式会社 | アイドルストップ車両のエンジン始動装置 |
JP2013209900A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Hitachi Automotive Systems Ltd | エンジン始動装置 |
-
2015
- 2015-07-14 JP JP2015140733A patent/JP6455350B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017020462A (ja) | 2017-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5218496B2 (ja) | スタータ制御装置 | |
JP5573227B2 (ja) | スタータ制御装置 | |
US20120271508A1 (en) | Abnormality detection apparatus for starter control system | |
JP4942803B2 (ja) | エンジン始動装置 | |
JP2009287459A (ja) | スタータ | |
JP2004308645A (ja) | エンジン始動装置 | |
JP5059907B2 (ja) | エンジン始動装置 | |
JP5838070B2 (ja) | エンジン始動装置 | |
JP2007327395A (ja) | エンジン始動装置 | |
JP2010223058A (ja) | エンジン始動制御装置 | |
JP2002303230A (ja) | エンジン始動装置 | |
JP2012102640A (ja) | スタータの制御装置 | |
JP6451072B2 (ja) | エンジン始動装置 | |
JP6455350B2 (ja) | スタータ制御装置及びスタータ制御方法 | |
WO2014073391A1 (ja) | エンジン始動電動機の制御システム | |
JP4869395B2 (ja) | エンジン始動装置 | |
JP5811917B2 (ja) | スタータ制御装置 | |
JP2004257369A (ja) | エンジン始動装置 | |
JP2010275896A (ja) | エンジン始動装置 | |
US20130220256A1 (en) | Controller for engine starter | |
JP2008111343A (ja) | エンジン始動装置 | |
JP5910476B2 (ja) | エンジン始動装置 | |
JP2012002168A (ja) | 内燃機関の始動装置 | |
JP2012237225A (ja) | エンジン始動装置 | |
JP5924701B2 (ja) | エンジン始動装置およびエンジン始動方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181120 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181122 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181203 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6455350 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |