JP2012035765A - ヘッドライトの取付機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘッドライトの耐久性をより向上させる。
【解決手段】ヘッドライト10は、バルブ110と、ベース部材112と、レンズ114とを備える。ベース部材112には、車体に対するレンズ114及びベース部材112の取付角度を変えることでレンズ114を透過する照射光の光軸を調整する光軸調整部126が設けられ、レンズ114には、光軸を調整するときに取付角度の基点となるピボット部140が、設けられる。これにより、レンズ114、ベース部材112に対してかかる負荷を分散させることができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、光軸が調整されて車体に取り付けられるヘッドライトの取付機構に関する。
通常、自動二輪車等の車体には、前方を照射するヘッドライトが取り付けられる。ヘッドライトは、例えば、照射光を発する光源、照射光を反射するリフレクタ部を備えたベース部材、照射光を透過するレンズ等を含むヘッドライトユニットとして構成される。また、ヘッドライトは、規定される位置に照射光が照射されるように、光軸が調整(エーミング)されて車体に取り付けられる(例えば、特許文献1参照)。
従来のヘッドライトは、光軸調整機構として、光軸調整時の揺動中心となるピボット部と、光軸調整ボルトを有する光軸調整部とをベース部材に備えている。ヘッドライトの光軸を調整する場合は、ピボット部をハンドルカバーに係止した状態で、光軸調整ボルトを緩め、ピボット部を揺動中心として光軸調整ボルトを前後方向に移動させる。これにより、ヘッドライト全体が回動することとなり、ヘッドライトの光軸が調整される。
特開2008−162519号公報
しかしながら、従来のヘッドライトは、光軸調整機構(ピボット部及び光軸調整部)がベース部材に設けられていることから(特許文献1参照)、ベース部材の成形では、充分な剛性を持たせるために高価な材料を用いなければならない。仮に、充分な剛性を持たない安価な材料を用いてベース部材を成形しようとすると、光軸調整機構及びその周辺の剛性が確保しにくくなるという課題が生じる。
また、従来のヘッドライトは、光軸調整機構(ピボット部及び光軸調整部)がベース部材に設けられているため、光軸を調整する際の負荷が、ヘッドライト全体の中で特にベース部材にかかりやすい。さらに、ヘッドライトの光軸調整後は、ベース部材に設けられたピボット部と光軸調整部によりヘッドライトに作用する全負荷を負担するため、光軸調整時と同様に、ヘッドライト全体の中で特にベース部材に負荷がかかる。このため、ベース部材にかかる負荷を軽減し、ベース部材、ひいてはヘッドライトの耐久性をより向上させながら、安価なヘッドライトを提供することが望まれる。
本発明は、上記課題を解消するためになされたものであって、ヘッドライトの耐久性をより向上させることが可能なヘッドライトの取付機構を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、光源(110)と、前記光源(110)による照射光を反射させるリフレクタ部(124)を有するベース部材(112)と、前記ベース部材(112)の前方に装着されて前記照射光を透過するレンズ(114)と、を備えるヘッドライト(10)を車体に取り付けるヘッドライト(10)の取付機構であって、前記ヘッドライト(10)は、前記ベース部材(112)及び前記レンズ(114)のうち一方に設けられ、前記車体に対する前記ベース部材(112)及び前記レンズ(114)の取付角度を変えることで前記レンズ(114)を透過する照射光の光軸を調整する光軸調整部(126)と、前記ベース部材(112)及び前記レンズ(114)のうち他方に設けられ、前記光軸を調整するときに前記取付角度の基点となるピボット部(140)と、を含む光軸調整機構(125)を備えることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の取付機構において、前記光軸調整部(126)は、前記ベース部材(112)に設けられ、前面に開口部(90)が形成された前記車体の車体カバー(76)が有する係合部(134)に係止されることで、前記レンズ(114)を前記開口部(90)から前方に臨ませ、前記ピボット部(140)は、前記レンズ(114)に設けられ、前記車体カバー(76)が有する支持部(142)に係止されることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2記載の取付機構において、前記ピボット部(140)は、前記支持部(142)に係止される突出係止部(144)を備えるとともに、前記突出係止部(144)の車幅方向両側に補強壁(146)が形成されることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3記載の取付機構において、前記補強壁(146)は、上面視で前記突出係止部(144)の前方から後方にかけて形成されることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項3又は4記載の取付機構において、前記突出係止部(144)は、前記レンズ(114)の上方に突出した段部(148)上に形成されるとともに、前記補強壁(146)は、前記段部(148)の上面及び前面と交差するように形成されることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項5記載の取付機構において、前記ベース部材(112)及び前記レンズ(114)の上部において、前記ベース部材(112)と前記レンズ(114)とを締結する締結部材(150)が設けられることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項6記載の取付機構において、前記締結部材(150)は、前記突出係止部(144)の車幅方向両側の近傍において前記ベース部材(112)と前記レンズ(114)とを締結することを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項6記載の取付機構において、前記締結部材(150)は複数設けられ、少なくとも前記突出係止部(144)の前方と後方の二箇所を締結することを特徴とする。
請求項9に係る発明は、請求項3〜5のいずれか一項に記載の取付機構において、前記突出係止部(144)は、2つの前記補強壁(146)の上部間を連結する架橋部(154)と、前記架橋部(154)上に立設される突出片(156)と、を有し、前記ピボット部(140)と前記支持部(142)との係止状態では、前記突出片(156)が前記支持部(142)に形成された挿入孔(142a)に挿入され、且つ前記架橋部(154)と前記支持部(142)とを重ね合わせた部分がクリップ(158)に挟持されることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、光軸調整部と、ピボット部とがそれぞれベース部材とレンズに分けて形成されることになるため、ヘッドライトにかかる負荷をベース部材とレンズに分散させることができる。すなわち、ヘッドライトにかかる負荷がベース部材とレンズに分散されることで、ベース部材に対してかかる負荷が軽減されることとなる。その結果、ヘッドライトの耐久性や剛性が確保しやすくなり、例えば、充分な剛性を持たない安価な材料でベース部材を形成しても、ヘッドライトの耐久性を確保することができるため、ヘッドライトの製造コストを低減させることができる。
また、ベース部材に対して光軸調整部及びピボット部を二つとも形成する場合は、ベース部材の成形精度を高める必要から、複雑で手間のかかる工程を営む等して、ヘッドライトを製造する際の作業効率の低下を招いていた。これに対し、上記構成によれば、ベース部材に光軸調整部及びピボット部のいずれか一方のみを形成するため、ベース部材に光軸調整部及びピボット部を両方形成する場合と比較し、ベース部材の形成が容易となり、ヘッドライト製造時の作業効率を向上させ、製造コストを一層低減することができる。
請求項2に係る発明によれば、ベース部材に設けられた光軸調整部と、レンズに設けられたピボット部とを、車体カバーの係合部と支持部にそれぞれ係止することで、確実にベース部材とレンズにかかる負荷を軽減させることができる。また、ヘッドライトを車体カバーに取り付けた状態において前方から当該ヘッドライトを見たときに、ピボット部をレンズに形成したことによって、前方にあるレンズが後方にあるベース部材を効果的に隠すことができ、光軸の調整によってヘッドライトを回動させることで当該ヘッドライトと車体カバーとの間の隙間が大きくなる場合であっても、ヘッドライトと車体カバーの隙間からベース部材が見えて美観が低下することを防止することができる。
請求項3に係る発明によれば、車体カバーの支持部に係止される突出係止部を補強壁によって支持する構成とすることで、光軸を調整する時等にかかる負荷を突出係止部と補強壁とに分散させることができる上、突出係止部の剛性も高めることができる。したがって、ピボット部、ひいてはヘッドライト全体の耐久性を向上させることができる。
請求項4に係る発明によれば、突出係止部の前方から後方にかけて形成される補強壁によって、突出係止部を一層確実に支持することができ、例えば、車体から上下方向の振動が伝えられたときでも、突出係止部及び補強壁によって振動を効果的に抑制することができ、ヘッドライトの耐久性をさらに向上させることができる。
請求項5に係る発明によれば、補強壁が段部の上面と前面を交差するように形成されることによって、補強壁の剛性を向上することができるため、突出係止部をさらに強固に支持することができる。
請求項6に係る発明によれば、締結部材によってレンズとベース部材を締結することによって、例えば、ヘッドライトの光軸を調整するとき等に、当該ヘッドライトの回動によってレンズとベース部材を引き離す方向に負荷がかかっても、締結部材がレンズとベース部材が離れることを防止することができる。
請求項7に係る発明によれば、締結部材が、突出係止部の車幅方向両側の近傍においてベース部材とレンズとを締結することで、レンズとベース部材が離れることをより確実に防止することができる。
請求項8に係る発明によれば、レンズとベース部材とをより強固に締結することができる。すなわち、レンズとベース部材を引き離す負荷は、ヘッドライトの前後方向となることから、複数の締結部材によって突出係止部の前方と後方の二箇所を締結することで、当該負荷が各締結部材に分散されることになり、レンズとベース部材の締結を一層確実なものとすることができる。
請求項9に係る発明によれば、突出片が挿入孔に挿入され、且つ架橋部と支持部とを重ね合わせた部分がクリップに挟持されることで、ピボット部と支持部が確実に係止される。しかも、架橋部は、両端部が補強壁によって支持されることになるため、ピボット部と支持部の係止状態において、突出係止部にかかる負荷を補強壁に分散させることができるため、ピボット部、ひいてはヘッドライト全体の耐久性をより一層向上させることができる。
本発明の実施形態に係るヘッドライトの取付構造が組み込まれたスクータ型自動二輪車の概略側面図である。 図2Aは、図1の自動二輪車の車体カバーを外して主要な電装部品を示す拡大側面図であり、図2Bは、図2Aの電動部品の接続関係を示すブロック図である。 図1の自動二輪車のフロントカバー及びハンドルカバーを示す拡大正面図である。 図1の自動二輪車のリア部分を示す拡大側面図であり、ウィンカカバーの装着前を示している。 図1の自動二輪車のリア部分を示す拡大側面図であり、ウィンカカバーの装着後を示している。 本発明に係るヘッドライトを示す斜視図である。 図6のヘッドライトを示す正面図である。 図6のヘッドライトを示す側面図である。 図6のヘッドライトを示す上面図である。 ヘッドライトとハンドルカバーの開口部との取付状態を示す図7のX−X線断面図である。 ヘッドライトをハンドルカバーの開口部に挿入した状態を示す図7のXI−XI線断面図である。
以下、本発明に係るヘッドライトの取付機構について、このヘッドライトの取付機構が組み込まれる自動二輪車との関係で好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るヘッドライト10の取付機構が組み込まれた鞍乗型車両の1種であるスクータ型自動二輪車(以下、単に自動二輪車ともいう)12の概略側面図を示している。本実施の形態では、スクータ型自動二輪車12を例示して本発明を説明するが、本発明はこれに限られるものではなく、他の種別の自動二輪車又は原動機付自転車等にも適用可能なことは勿論である。なお、自動二輪車12において、車体の左右に1つずつ対称的に設けられる機構乃至構成要素については、左のものの参照符号に「L」を付し、右のものの参照符号に「R」を付すものとする。また、以降の説明では、発明の理解を容易にするために、特に指示のない限り、図1において示す矢印方向を基準として、前後及び上下の方向を説明し、また車体に着座した運転者から見た方向に従って、左右の方向を説明していく(したがって、図1は自動二輪車12の左側面を図示している)。
図1に示すように、自動二輪車12は、操舵輪である前輪14、この前輪14を操舵するハンドル16、車体を構成する車体フレーム18、駆動源であるユニットスイングエンジン20、駆動輪である後輪22及びシート24等を備える。
前輪14は、車体の前方に設けられ、ステアリング軸26の下端側から延在する一対のフロントフォーク28に回転自在に軸支される。このフロントフォーク28には前輪14の上方を覆うフロントフェンダ30が取り付けられる。ステアリング軸26は、上端側にハンドル16が連結されるともに、略中間部が車体フレーム18に設けられたヘッドパイプ32に回動自在に保持される。
ハンドル16は、ステアリング軸26との連結部分を中心として車幅方向に左右対称に延設されている(図3参照)。ハンドル16の両端部には運転者が握るグリップ16aが装着される。ハンドル16は、運転者に操作されることによって、ステアリング軸26及びフロントフォーク28を介して連結されている前輪14の向きを変更させる。
車体フレーム18は、ヘッドパイプ32から車体底部まで下側後方に延在するとともに、車体底部から湾曲して車体の前後方向略中間部の支軸34まで延在する前方側フレーム36と、支軸34に揺動可能に軸支され車体の上側後方に延在する後方側フレーム38によって構成される。この車体前後方向の略中間部には、ユニットスイングエンジン20が上下揺動可能に車体フレーム18に支承される。また、車体の後方部では、ユニットスイングエンジン20に燃料(ガソリン)を供給する燃料タンク40が車体フレーム18(後方側フレーム38)に保持される。なお、後方側フレーム38は、運転者の後方に乗る同乗者が足をかけるためのステップ38aが略中間部に設けられる(図2A参照)。
ユニットスイングエンジン20は、シリンダ軸線をほぼ水平とした水冷式のエンジン42と、当該エンジン42の出力を、伝達ベルト(図示せず)及び可動プーリ(図示せず)によって無段階に変速して後輪22に伝達するベルト式の無段変速機44とで構成されている。無段変速機44は、変速用の電動モータ(図示せず)の作動に応じて可動プーリを駆動して変速比を無段階に変化させるものである。また無段変速機44の外周面には変速機ケース44aが被覆される。
後輪22は、無段変速機44の後方で、リアクッション46及びスイングアーム48により回転自在に軸支され、この無段変速機44から回転駆動力が伝達されることで回転し、駆動輪として車体を推進させる。
シート24は、車体の前後方向略中間部から車体後方にかけて設けられている。本実施の形態のシート24は、運転者が着座するフロントシート24a、及び、このフロントシート24aの後方で同乗者が着座するリアシート24bからなる、いわゆるタンデム型のシートが採用されている。このシート24の下方には、物品を収容するための収納ボックス50が設けられている。収納ボックス50は、シート24が上面を覆う蓋を兼ねており、該シート24を右側に引き上げることにより内部の空間が露呈される。
また、収納ボックス50の後方には燃料タンク40が配置され、収納ボックス50の下方には、コネクティングチューブ52a(図2A参照)を介してスロットルボディ(図示せず)に接続するエアクリーナ52が配設されている。
さらに、自動二輪車12は、収納ボックス50の右側面(すなわち、図1の自動二輪車12の反対側)の車体フレーム18に、ユニットスイングエンジン20等の駆動制御を実施する種々の電装部品が搭載されている。
図2Aは、図1の自動二輪車12の車体カバー76を外して主要な電装部品を示す拡大側面図であり、図2Bは、図2Aの電装部品の接続関係を示すブロック図である。図2A及び図2Bに示すように、自動二輪車12は、ECU(Engine Control Unit)54、IGNコイル(イグニッションコイル)56、点火プラグ58、レギュレータ60、ACG(交流発電機)62等の電装部品を備える。
ECU54は、ユニットスイングエンジン20の駆動制御を行う制御機能を備え、ユニットスイングエンジン20の上方において車体フレーム18に固定される。ECU54は、メインハーネス64を介してバッテリ(図示せず)に接続されており、このバッテリから制御に要する電力が供給される。ECU54から延びる接続線54aとメインハーネス64との接続には、外部が絶縁性部材によって形成され、内部で電気的導通がなされる第1のカプラ66が用いられる。
また、ECU54は、複数のセンサ(THセンサ、吸気温センサ等:図示せず)がメインハーネス64を介さずに入力端子に直接接続され、同じくIGNコイル56等がメインハーネス64を介さずに出力端子に直接接続される。ECU54は、各センサからの信号を受信し、受信した信号に応じてエンジン42の回転駆動を制御する。この場合、ECU54は、IGNコイル56から出力する高電力(放電プラズマ)の出力タイミングを制御することで、点火プラグ58の点火タイミングを制御し、エンジン42の回転駆動を制御することができる。
一方、ACG62は、ユニットスイングエンジン20の出力をアシストする際に発動機として機能する他に、従動軸の回転を電気エネルギに変換し、バッテリに回生充電する発電機(ジェネレータ)としても機能する。このACG62は、メインハーネス64を介さずに、電圧を安定化させるレギュレータ60に直接接続され、バッテリからの電力供給又はバッテリに対する電力充電がなされる。レギュレータ60は、プラス端子が第2のカプラ68を介してメインハーネス64に接続される。また、レギュレータ60のアース端子に接続されるアース線71の先端金具71aと、メインハーネス64に接続されるアース線72の先端金具72aとが、車体フレーム18に形成された固定端子70に共締めされることで接続される。このように先端金具71a、72aを固定端子70に対して共締めすることで、部品点数を削減することができる。
第1、第2のカプラ66、68は、外部から水の影響を受けやすい環境であっても対応可能となるように、防水構造を有したものが好ましい。この場合、第1、第2のカプラ66、68が大型化することになるが、メインハーネス64に対する水の浸入を効果的に防止することができる。
ここで、従来は、ECU54及びレギュレータ60の他にも、複数のセンサ、ACG62等を複数のカプラによってメインハーネス64に接続していた。しかしながら、上述したように、カプラが大型化してしまうことで、複数のカプラの配置位置を設定することが難しくなり、その結果、メインハーネスを含む各電装部品の配線が複雑になるなどの課題が生じていた。
これに対し、本実施の形態に係る自動二輪車12では、2つのカプラ(第1、第2のカプラ66、68)のみを使用する構成としている。すなわち、第1のカプラ66によってECU54とメインハーネス64を接続し、第2のカプラ68によってレギュレータ60とメインハーネス64を接続するとともに、従来メインハーネス64に接続されていた複数のセンサは、メインハーネス64を介さずECU54に直接接続し、同じくメインハーネス64に接続されていたACG62はメインハーネス64を介さずレギュレータ60に直接接続している。
これにより、電装部品の配線において使用するカプラの数が2つになるため、当該カプラの配置位置を容易に設定することが可能となり、配線を簡素化させることができる。しかも、カプラの数が少なくなることで、コストダウンを図ることもできる。また、カプラの数が少なく、且つカプラが防水構造となっていることで、カプラからメインハーネス64に水が浸入する可能性を大幅に低減させることができる。
また、図1に示すように、自動二輪車12は、ユニットスイングエンジン20の下方の車体フレーム18にメインスタンド74が回動可能に支持されている。メインスタンド74は、走行時に路面と略平行となるように格納され、駐車時に路面と略直交となるように起立されて後輪22を浮かせて自動二輪車12を自立させる。
そして、自動二輪車12は、車体前後方向にかけて該車体の意匠面(外観)を構成する車体カバー76が車体フレーム18、ステアリング軸26等に取り付けられている。この車体カバー76は、例えば、アクロルニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)、繊維強化プラスチック(FRP)又はポリプロピレン(PP)等の高分子材料により形成され、ハンドル16、電装部品、ユニットスイングエンジン20の前部及び燃料タンク40等の車体各部を覆っている。
本実施の形態の車体カバー76は、ステアリング軸26の前部及び前輪14の上部を覆うフロントカバー78と、当該フロントカバー78の上方においてハンドル16を覆うハンドルカバー80と、当該フロントカバー78の後方でステップフロア82aを形成するフロアセンタカバー82と、シート24の下方に配置されると共にフロアセンタカバー82に連設されて後方に延びるボディカバー84と、該ボディカバー84の後方に連設されるリアカバー86と、を備える。
図3に示すように、フロントカバー78は、中央部のセンターガーニッシュ78aと、このセンターガーニッシュ78aから左右に張り出したフロントサイドカバー79L、79Rとによって構成される。また、フロントカバー78は、走行時に車体にかかる空気抵抗が軽減するように、フロントサイドカバー79L、79Rからセンターガーニッシュ78aに向かって滑らかな曲面を描いて幅狭となるように形成されている。さらに、フロントサイドカバー79L、79Rには、点滅式の方向指示機能を有する一対のフロントウィンカ88L、88Rが配設される。
また、ハンドルカバー80は、ステアリング軸26の上部及びハンドル16の中央部分を覆っており、その後方上面には、メータ(例えば、スピードメータやタコメータ等)80aが配置されている(図1参照)。ハンドルカバー80は、フロントカバー78とともに美観が合うように形成されている。ハンドルカバー80の前方には、開口部90が形成されており、この開口部90には後述するヘッドライト10が取り付けられる。
図1に示すように、フロアセンタカバー82は、走行中に運転者の足が乗せられるようにステップフロア82aが平坦状に形成されている。また、ボディカバー84は、フロアセンタカバー82から上方及び後方に延設され、シート24の下方に配設されているユニットスイングエンジン20の前部、電装部品、収納ボックス50等を覆うことで、各部品が外部に露呈することを防いでいる。
リアカバー86は、車体の後方において燃料タンク40等を覆っており、その下部には、後輪22を後方から覆うと共にライセンスプレート等が配置されるリアフェンダ92が取り付けられている。また、リアカバー86の後方には、テールランプ94及び一対のリアウィンカ96L、96Rが配設されている。このテールランプ94は、運転者のブレーキ操作に反応して点灯及び消灯する。一方、一対のリアウィンカ96L、96Rは、一対のフロントウィンカ88L、88Rとともに同方向(右側又は左側)のリアウィンカ96L、96Rが点滅する方向支持機能を有している。
図4及び図5は、図1の自動二輪車12のリア部分を示す要部拡大側面図である。図4に示すように、本実施の形態のリアウィンカ96L、96Rは、内部に点滅灯(図示せず)を有するとともに、後方部においてリアウィンカレンズ98が取り付けられる基部100を備える。リアウィンカ96L、96Rは、基部100の上部がテールランプ94下部の所定位置に設けられており、この基部100をリアフェンダ92に取り付けることで固定されている。
また、リアウィンカ96L、96Rの前方に位置するリアカバー86には、ウィンカカバー用ねじ孔102aが穿設された取付ボス102が設けられている。さらに、取付ボス102の上部には、ウィンカカバー104の係合爪(図示せず)が挿入されて当該ウィンカカバー104を位置決めするウィンカカバー用係合孔102bが穿設されている。
図5に示すように、取付ボス102のウィンカカバー用ねじ孔102aには、取付ねじ104aによってウィンカカバー104がねじ止めされる。このウィンカカバー104は、前部上面が取付ボス102の近傍にあるリアカバー86に当接するとともに、後部がリアウィンカ96L、96Rの配設方向に向かって延在し、基部100とリアウィンカレンズ98の当接部分を覆うように形成されている。すなわち、ウィンカカバー104が取付ボス102にねじ止めされ固定された状態では、リアウィンカレンズ98及びウィンカカバー104によって、外観が略紡錘形状に形成されており、これによってリアウィンカ96L、96R全体の美観が向上する。また、ウィンカカバー104は、リアウィンカレンズ98と基部100の間(当接部分)からリアウィンカ96L、96R内への水の浸入を効果的に防止することができる。
図6は、本実施の形態に係るヘッドライトの全体構成を示す斜視図であり、図7は、図6のヘッドライトの正面図、図8は、図6のヘッドライトの側面図、図9は、図6のヘッドライトの上面図である。また、図10は、ヘッドライトとハンドルカバーの開口部との取付状態を示す図7のX−X線断面図であり、図11は、ヘッドライトをハンドルカバーの開口部に挿入した状態を示す図7のXI−XI線断面図である。
図6〜図11に示すように、本実施の形態に係るヘッドライト10は、バルブ(光源)110、ベース部材112及びレンズ114を含むヘッドライトユニットとして構成される。このヘッドライト10は、各部品によって組み立てられた後、ハンドルカバー80の開口部90に取り付けられる。
ヘッドライト10のバルブ110は、バッテリからの電源供給によって照射光を発光する。バルブ110は、十分な光量を照射する発光体であればよく、例えば、ハロゲンランプ、LED(Light Emitting Diode)又はEL(electroluminescence)等が適用可能である。なお、ヘッドライト10にはバルブ110の他にポジションライトが設けられていてもよい。図10に示すように、バルブ110の基端側にはソケット部116が設けられており、このソケット部116に接合されている導線116aがバッテリに接続されている。また、バルブ110は、ソケット部116が絶縁カバー118に螺合され、この絶縁カバー118を介してベース部材112に装着される。
ヘッドライト10のベース部材112は、バルブ110の照射光にともなう温度上昇に耐久可能な合成樹脂材によって成形される。このような合成樹脂材としては、例えばBMC(Bulk Molding Compound)樹脂等を採用することができる。一般的に、BMC樹脂は、比較的安価であり、熱変形温度が200度と高温で、且つ成形収縮率がゼロであるため、所定の形状に成形しやすくベース部材112の成形には好適である。
ベース部材112は、前部が開口するとともに後部が湾曲状となった略凹形状に形成され、且つ、図7に示すように、正面視で左右両端が下側から上側に向かって幅広になるとともに、図8に示すように、側面視で当該左右両端が上側後部に向かって延出するように形成される。また、図10に示すように、後部の外周面には雄ねじ部を有する装着部120が設けられるとともに、後部の中心部にはバルブ孔122が穿設される。この装着部120の雄ねじ部には絶縁カバー118が螺合される。ベース部材112に絶縁カバー118を装着した状態では、バルブ孔122からバルブ110が挿出されることになり、これによりバルブ110はベース部材112の内部に突出した状態で保持される。
ベース部材112の内周面には、バルブ110が発光する照射光を前方へ反射させるリフレクタ部124が形成されている。リフレクタ部124は、ベース部材112の表面(内周面)に薄膜状のアルミニウムを付着させて形成されており、この形成はアルミニウム材の蒸着処理によってなされる。
また、ベース部材112の下部左右中央位置には、ヘッドライト10の光軸を調整可能とする光軸調整機構125として光軸調整部126が設けられている。光軸調整部126は、ハンドルカバー80の開口部90下部に設けられた係合部134に係止されることで、ヘッドライト10の下部とハンドルカバー80の開口部90下部との取付状態を形成する。この光軸調整部126は、ベース部材112に一体形成された光軸調整用基部128と、光軸調整用基部128の下面に穿設された丸孔130と、この丸孔130に螺合されるエーミングボルト132と、によって構成される。一方、ハンドルカバー80の係合部134には、光軸調整部126の丸孔130に対応する位置に、前後方向に延在する長孔134aが形成されている。光軸調整部126と係合部134は、長孔134aに対してエーミングボルト132を挿通し、このエーミングボルト132を丸孔130に螺合することによって互いに係止される。
ここで、光軸調整部126は、後述するレンズ114のピボット部140と協働して、車体に対するヘッドライト10の取付角度を変えることで、照射光の光軸を調整するエーミング機能を有している。すなわち、ヘッドライト10の光軸を調整する場合は、長孔134aに対してエーミングボルト132と丸孔130との締結位置を変更することによって、ヘッドライト10の傾きを変更し、ヘッドライト10の光軸を調整することができる。
さらに、ベース部材112は、前部の開口部周端面に接合溝136が形成されており、レンズ114とベース部材112を装着する際には、この接合溝136にレンズ114の後部が嵌め込まれる。
図10に示すように、ヘッドライト10のレンズ114は、ベース部材112の前方に装着され、バルブ110及びリフレクタ部124からの照射光を透過する。このレンズ114は、透明度が高い合成樹脂材によって成形され、その前面は、上側から下側に向かって緩やかに湾曲しつつ前方に隆起するとともに、左右側から中央に向かって緩やかに湾曲しつつ前方に隆起する略円頂丘状に形成されている。レンズ114は、ヘッドライト10がハンドルカバー80の開口部90に取り付けられた状態で、ハンドルカバー80とともにハンドル16前方部分の外装形状を形成する(図3参照)。
また、レンズ114の上部中央位置には、光軸調整機構125としてピボット部140が形成されている。ピボット部140は、図11に示すように、ハンドルカバー80の開口部90上部に設けられた支持部142に係止されることで、ヘッドライト10の上部とハンドルカバー80の開口部90上部との取付状態を形成する。このピボット部140は、図7〜図9に示すように、支持部142に係止される突出係止部144と、当該突出係止部144の左右方向(車幅方向)両端部を支持する補強壁146と、レンズ114の上部から一定の高さ上方に突出して形成される段部148と、レンズ114とベース部材112とを締結する締結ねじ(締結部材)150が螺合されるベース部材締結部152と、を含む構成である。
突出係止部144は、図7に示すように、レンズ114の左右方向中心部を対称とし、一定間隔離間して一対設けられる。一対の突出係止部144は、補強壁146の上部間を連結する架橋部154と、この架橋部154の上面に立設される突出片156とからなる。架橋部154は、一定の肉厚をもって一対の補強壁146間を架橋し、上面の前後及び左右方向の略中間部において突出片156の突出を支持する(図9参照)。これにより、架橋部154の下部には、クリアランス155が形成される。また、突出片156は、この架橋部154上の車幅方向外側部に矩形状に形成されて突出している。
ここで、ハンドルカバー80の開口部90の支持部142には、図11に示すように、前記突出片156が挿入される挿入孔142aが形成されている。ヘッドライト10とハンドルカバー80との取付状態では、突出片156が挿入孔142aに挿通されるとともに、架橋部154と支持部142がクリップ158によって狭持されることで突出係止部144が支持される。これにより、ピボット部140の上部がハンドルカバー80の支持部142に係止される。
補強壁146は、図6に示すように、2つの突出係止部144の左右両端に各々一対設けられる(以下、第1の補強壁146aという)とともに、ピボット部140の最左端及び最右端に一対設けられる(以下、第2の補強壁146bという)。すなわち、ピボット部140には合計6つの補強壁146が設けられている。各補強壁146は、前後方向に延在するように形成されており、特に、二つの突出係止部144を支持する第1の補強壁146aは、上面視で突出係止部144の前方から後方にかけて形成されている。これにより、当該突出係止部144を第1の補強壁146aによって確実に支持する構成となっており、例えば、車体から上下方向の振動が伝えられたときでも、突出係止部144及び第1の補強壁146aによってヘッドライト10に伝わる振動を効果的に抑制することができ、ヘッドライト10の耐久性をさらに向上させることができる。
段部148は、図7に示すように、正面視でピボット部140の第2の補強壁146b間において、一定の高さに突出形成される。各補強壁146は、この段部148に対して上面と前面を交差するように形成されている。このように段部148と補強壁146を形成することにより、補強壁146の剛性を向上することができ、突出係止部144を強固に支持することが可能となる。また、この段部148の上部には、ベース部材締結部152が形成されている(図6参照)。
ベース部材締結部152は、段部148の上部において左右方向中央部及び左右両端部の三箇所に設けられている。図9に示すように、中央部のベース部材締結部(以下、第1のベース部材締結部という)152aは、一対の突出係止部144よりも前方に位置し、左右両端部のベース部材締結部(以下、第2のベース部材締結部という)152bは、一対の突出係止部144よりも後方に位置する。第1のベース部材締結部152aは、段部148から半円筒状に突出するとともに前後方向(軸方向)に延在して、軸心位置に締結ねじ150が螺合する締結孔153(図10参照)が形成されている。第2のベース部材締結部152bは、半円状に上方に突出する板片として形成されており、中心部に締結ねじ150が螺合する図示しない締結孔が形成されている。
一方、ベース部材112の上部には各ベース部材締結部152と対向する位置に連結部160がそれぞれ設けられており、各連結部160には、各締結孔153に対向する位置に雌ねじ部160a(図10参照)が形成されている。ヘッドライト10の組立時には、各ベース部材締結部152の各締結孔153に正面方向から締結ねじ150を挿通するとともに、ベース部材112の雌ねじ部160aに螺合することによって、レンズ114とベース部材112が締結される。
ヘッドライト10は、以上のように構成されるものであり、次にこのヘッドライト10の組立について説明する。
ヘッドライト10を組み立てる場合は、図10に示すように、ベース部材112に絶縁カバー118を介してバルブ110を取り付けるとともに、レンズ114の後部をベース部材112の接合溝136に嵌め込む。なお、レンズ114の上部及び下部の側周面部には、位置決め孔162aを有した複数の位置決め部162が後方に延出されるとともに、ベース部材112の側周面には、この位置決め部162に対応する位置に位置決め爪164が形成されている(図6参照)。レンズ114とベース部材112を嵌め込んだ状態では、位置決め爪164が位置決め孔162aに係合することで、レンズ114とベース部材112の嵌込状態が保持される。
そして、このレンズ114とベース部材112の嵌込状態において、熱溶着処理を実施することでレンズ114とベース部材112を接合する。ここで、図10に示すように、接合溝136には予め熱溶着剤166が注入されており、レンズ114とベース部材112の嵌込箇所を加熱した後、熱溶着剤166を硬化させることで、レンズ114をベース部材112に接合させることができる。
さらに、本実施の形態では、熱溶着によるレンズ114とベース部材112の接合の他に、上述したように締結ねじ150を用いて、ベース部材締結部152の締結孔153と連結部160の雌ねじ部160aとを螺合することで、レンズ114の上部とベース部材112の上部を強固に締結する構成となっている。
次に、本実施の形態に係るヘッドライト10をハンドルカバー80の開口部90に取り付ける方法と、ヘッドライト10の光軸調整について説明する。
図11に示すように、ヘッドライト10をハンドルカバー80の開口部90に取り付ける場合は、組み立てたヘッドライト10を開口部90に挿入し、ハンドルカバー80の支持部142に形成されている挿入孔142aに、レンズ114に立設された突出片156を挿入する。これにより、支持部142と架橋部154が重ね合わされるとともに、挿入孔142aから突出片156が僅かに突き出した状態が形成される。
その後、支持部142と架橋部154との重ね合わせ部分に対して後方からクリップ158を挟み込み、当該重ねあわせ部分をクリップ158が狭持することで、突出片156が挿入孔142aから脱落することを防ぎ、突出係止部144と支持部142とを係止することができる。これによって、ヘッドライト10の上部がハンドルカバー80の開口部90の上部に支持される。
そして、図10に示すように、突出係止部144を係止した状態で、エーミングボルト132をハンドルカバー80の下側から係合部134の長孔134aに挿通させて、光軸調整部126の丸孔130に締結する。これにより、ヘッドライト10の下部をハンドルカバー80の開口部90の下部に固定することができる。以上の手順によって、ヘッドライト10はハンドルカバー80の開口部90に上下部が強固に係止され、ヘッドライト10の取付が完了する。
また、ヘッドライト10の光軸を調整する場合は、エーミングボルト132を緩めてヘッドライト10の下部側を前後方向に移動可能な状態とする。このとき、ヘッドライト10の上部は、突出係止部144が支持部142に係止された状態が維持される。したがって、この突出係止部144が取付角度の基点となることで、ベース部材112を前後方向に変位させると、ヘッドライト10全体が回動する。ヘッドライト10の光軸調整は、長孔134aに対するエーミングボルト132の締結位置を前方に移動させることでヘッドライト10の光軸が上方に調整され、エーミングボルト132の締結位置を後方に移動させることでヘッドライト10の光軸が下方に調整される。このとき、ヘッドライト10の回動によって突出係止部144には負荷がかかるが、当該突出係止部144が第1の補強壁146aによって支持されているため、この負荷を突出係止部144と第1の補強壁146aとに分散させることができる。すなわち、ピボット部140はヘッドライト10の光軸調整時に充分な耐性を有することになる。
ここで、ヘッドライト10の光軸調整時には、突出係止部144によって支持部142に支持されたレンズ114の上部に対し、ベース部材112の上部が離間する方向に回動力が作用することがあるが、本実施の形態では締結ねじ150によってレンズ114とベース部材112を締結することによって、レンズ114とベース部材112が離間することを防止している。これにより、ヘッドライト10の回動によってレンズ114とベース部材112を引き離す方向に負荷がかかっても、締結ねじ150がレンズ114とベース部材112が離れることを防止することができる。
特に、本実施の形態では、第1のベース部材締結部152aが一対の突出係止部144近傍の車幅方向中間部で、且つ当該突出係止部144の前方に形成され、第2のベース部材締結部152bが一対の突出係止部144近傍の車幅方向外側で、且つ当該突出係止部144の後方に形成されている。このため、締結ねじ150によって各ベース部材締結部152が締結されることで、レンズ114とベース部材112を引き離す方向の負荷がこれら各締結箇所に分散されることになり、レンズ114とベース部材112が離れることをより確実に防止することができる。
ヘッドライト10をハンドルカバー80に取り付けた状態では、突出係止部144と支持部142が固定され、光軸調整部126と係合部134が固定されることで、ヘッドライト10を上下方向(ピボット部140、光軸調整部126)から強い係止力をもって固定することができる。
そして、本発明に係るヘッドライト10は、光軸調整部126と、ピボット部140とがそれぞれベース部材112とレンズ114に分けて形成されていることで、ヘッドライト10にかかる負荷(上下方向からかかる係止力、車体からの振動、衝撃等を含む)を分散させることができ、当該ベース部材112とレンズ114にかかる負荷を軽減させることができる。
ここで、従来のヘッドライト(例えば、特許文献1)は、ピボット部140及び光軸調整部126がベース部材112に設られていることから、ベース部材の成形では、充分な剛性を持たせるために高価な材料を用いていた。しかしながら、本実施の形態に係るヘッドライト10では、上記のとおりヘッドライト10にかかる負荷がベース部材112とレンズ114に分散されることで、ベース部材112に対してかかる負荷が軽減されることとなる。その結果、ヘッドライトの耐久性や剛性が確保しやすくなり、例えば、充分な剛性を持たない安価な材料でベース部材を形成しても、ヘッドライトの耐久性を確保することができるため、ヘッドライトの製造コストを低減させることができる。
また、ベース部材112に対して光軸調整部126及びピボット部140を2つとも形成する場合は、ベース部材112の成形精度を高める必要から、複雑で手間のかかる工程を営む等して、ヘッドライト10を製造する際の作業効率の低下を招いていた。これに対し、本実施の形態によれば、ベース部材112に光軸調整部126のみを形成するため、ベース部材112に光軸調整部126及びピボット部140を形成する場合と比較し、ベース部材112の形成が容易となり、ヘッドライト10製造時の作業効率を向上させ、製造コストを一層低減することができる。
さらに、ヘッドライト10をハンドルカバー80に取り付けた状態において、前方から当該ヘッドライト10を見たときに、ピボット部140をレンズ114に形成したことによって、前方にあるレンズ114が後方にあるベース部材112を効果的に隠すことができ、光軸調整によってヘッドライトを回動させることで当該ヘッドライト10と車体カバー76との間の隙間が大きくなる場合であっても、ヘッドライト10とハンドルカバー80の隙間からベース部材112が見えて美観が損なわれることを防止することができる。
さらにまた、本実施の形態では、一対の突出係止部144の内側にある第1の補強壁146aの上部及び前部と、第1のベース部材締結部152aの側面とが一定の板厚を有した合成樹脂材によって連結されている。これにより、ヘッドライト10をハンドルカバー80に取り付けた状態で、車体から左右方向の振動や衝撃等の応力が付与されても、突出係止部144及び補強壁146にかかる応力を第1のベース部材締結部152にも分散させることができる。したがって、ヘッドライト10とハンドルカバー80の取付状態をより安定的に保つことが可能となる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることは勿論である。
10…ヘッドライト 12…自動二輪車
14…前輪 16…ハンドル
18…車体フレーム 20…ユニットスイングエンジン
22…後輪 24…シート
110…バルブ(光源) 112…ベース部材
114…レンズ 126…光軸調整部
140…ピボット部 144…突出係止部
146…補強壁 148…段部
150…締結ねじ 152…ベース部材締結部

Claims (9)

  1. 光源(110)と、前記光源(110)による照射光を反射させるリフレクタ部(124)を有するベース部材(112)と、前記ベース部材(112)の前方に装着されて前記照射光を透過するレンズ(114)と、を備えるヘッドライト(10)を車体に取り付けるヘッドライト(10)の取付機構であって、
    前記ヘッドライト(10)は、前記ベース部材(112)及び前記レンズ(114)のうち一方に設けられ、前記車体に対する前記ベース部材(112)及び前記レンズ(114)の取付角度を変えることで前記レンズ(114)を透過する照射光の光軸を調整する光軸調整部(126)と、
    前記ベース部材(112)及び前記レンズ(114)のうち他方に設けられ、前記光軸を調整するときに前記取付角度の基点となるピボット部(140)と、
    を含む光軸調整機構(125)を備えることを特徴とするヘッドライト(10)の取付機構。
  2. 請求項1記載の取付機構において、
    前記光軸調整部(126)は、前記ベース部材(112)に設けられ、前面に開口部(90)が形成された前記車体の車体カバー(76)が有する係合部(134)に係止されることで、前記レンズ(114)を前記開口部(90)から前方に臨ませ、
    前記ピボット部(140)は、前記レンズ(114)に設けられ、前記車体カバー(76)が有する支持部(142)に係止されることを特徴とするヘッドライト(10)の取付機構。
  3. 請求項2記載の取付機構において、
    前記ピボット部(140)は、前記支持部(142)に係止される突出係止部(144)を備えるとともに、前記突出係止部(144)の車幅方向両側に補強壁(146)が形成されることを特徴とするヘッドライト(10)の取付機構。
  4. 請求項3記載の取付機構において、
    前記補強壁(146)は、上面視で前記突出係止部(144)の前方から後方にかけて形成されることを特徴とするヘッドライト(10)の取付機構。
  5. 請求項3又は4記載の取付機構において、
    前記突出係止部(144)は、前記レンズ(114)の上方に突出した段部(148)上に形成されるとともに、
    前記補強壁(146)は、前記段部(148)の上面及び前面と交差するように形成されることを特徴とするヘッドライト(10)の取付機構。
  6. 請求項5記載の取付機構において、
    前記ベース部材(112)及び前記レンズ(114)の上部において、前記ベース部材(112)と前記レンズ(114)とを締結する締結部材(150)が設けられることを特徴とするヘッドライト(10)の取付機構。
  7. 請求項6記載の取付機構において、
    前記締結部材(150)は、前記突出係止部(144)の車幅方向両側の近傍において前記ベース部材(112)と前記レンズ(114)とを締結することを特徴とするヘッドライト(10)の取付機構。
  8. 請求項6記載の取付機構において、
    前記締結部材(150)は複数設けられ、少なくとも前記突出係止部(144)の前方と後方の二箇所を締結することを特徴とするヘッドライト(10)の取付機構。
  9. 請求項3〜5のいずれか一項に記載の取付機構において、
    前記突出係止部(144)は、2つの前記補強壁(146)の上部間を連結する架橋部(154)と、前記架橋部(154)上に立設される突出片(156)と、を有し、
    前記ピボット部(140)と前記支持部(142)との係止状態では、前記突出片(156)が前記支持部(142)に形成された挿入孔(142a)に挿入され、且つ前記架橋部(154)と前記支持部(142)とを重ね合わせた部分がクリップ(158)に挟持されることを特徴とするヘッドライト(10)の取付機構。
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