JP2012018554A - 画像処理装置およびハイバネーション起動方法 - Google Patents

画像処理装置およびハイバネーション起動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コストを抑えながら高速にハイバネーション起動を行うことができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像処理装置100は、揮発性メインメモリ103と、複数種類の部分スナップショットイメージを記憶するための第1の不揮発性メモリ105と、全体スナップショットイメージを記憶するための、第1の不揮発性メモリよりも高速に情報を読み出すことが可能な第2の不揮発性メモリ104と、プロセッサ110とを備える。プロセッサは、第1の不揮発性メモリから変化後の状態に対応する部分スナップショットイメージを読み出し、読み出した部分スナップショットイメージに基づいて、第2の不揮発性メモリの全体スナップショットイメージの対応部分を更新する。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置などを高速に起動させるための技術に関する。
高速に起動するためにハイバネーション機能を備えた画像処理装置が実用化されている。ハイバネーション機能とは、画像処理装置の電源がオフされる前に揮発性メインメモリに記憶されたデータを不揮発性のメモリに記憶しておき、次に電源がオンされたときに電源がオフされる直前の状態からオペレーションを再開するための機能である。このハイバネーション機能を採用することによって、電源がオンされたときの画像処理装置の起動時間を短縮できるという利点がある。
たとえば、特開2009−146061号公報(特許文献1)には、情報処理装置とその起動方法が開示されている。特開2009−146061号公報(特許文献1)には、装着された不揮発メモリ装置の情報を取得すること、その不揮発メモリ装置の性能を測定すること、測定した不揮発メモリ装置の性能に基づいて、不揮発メモリ装置を使用したハイバネーションによる復帰時間を予測すること、その復帰時間に基づいて、次回の電源オン時にハイバネーションによる起動を行うか否かを決定することが開示されている。
また、特開2004−038545号公報(特許文献2)には、ハイバネーション制御方法、ハイバネーション制御装置、画像処理装置が開示されている。特開2004−038545号公報(特許文献2)によると、画像処理装置には、印刷イメージを圧縮する印刷イメージ圧縮部と対応した伸張処理をする印刷イメージ伸張部と、メインメモリに記憶されている記憶内容が印刷イメージ圧縮部にて処理できるか否かを解析して圧縮方法テーブルを作成するメモリイメージ保存制御部が設けられる。メモリイメージ保存制御部は、圧縮方法テーブルを参照し、CPU圧縮部と印刷イメージ圧縮部とを切り替えながら、メモリイメージを圧縮してHDDに保存する。メモリイメージ回復制御部は、圧縮処理に使用したCPU圧縮部と印刷イメージ圧縮部に対応して、CPU伸張部と印刷イメージ伸張部とを切り替えながら、HDDから読み出した情報を伸張しメインメモリに戻す。
また、特開2004−038546号公報(特許文献3)には、起動制御方法、起動制御装置、画像処理装置が開示されている。特開2004−038546号公報(特許文献3)によると、メモリイメージ保存制御部は、従来のような手順を踏んで初期起動した直後のメインメモリの記憶内容(メモリイメージ)や初期起動処理時のハードディスク装置へのスワップデータなどを示す初期起動データを、ハイバネーション機能を利用してハードディスク装置に保存する。メモリイメージ回復制御部は、電源の再供給時に、ハイバネーション機能を利用してハードディスク装置に保存した初期起動データをメインメモリに読み戻すことにより初期状態で起動する。
特開2009−146061号公報 特開2004−038545号公報 特開2004−038546号公報
しかしながら、画像処理装置には、様々なハードウェアまたはソフトウェアのオプションが追加されることが多く、ハードウェアまたはソフトウェアの設定変更が行われることが多い。ハードウェアまたはソフトウェアの設定変更が行われると、揮発性メインメモリに記憶すべきデータが変わる、すなわち先に不揮発性メモリに記憶されていたデータを利用して起動できなくなる。特に、電源がオフされている間に、メモリの増設など、ハードウェア構成が変更されたり、新たなアプリケーションプログラムのインストールなど、ソフトウェア構成が変更されたりした場合には、電源がオフされる直前の揮発性メモリのデータを記憶するだけでは、高速起動に対応できない。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、コストを抑えながら高速にハイバネーション起動を行うことができる画像処理装置およびハイバネーション起動方法を提供することである。
この発明のある局面に従うと、画像処理装置は、揮発性メインメモリと、画像処理装置をハイバネーション起動するための複数種類の部分スナップショットイメージを記憶するための第1の不揮発性メモリと、複数種類の部分スナップショットイメージの少なくともいずれかを含む全体スナップショットイメージを記憶するための、第1の不揮発性メモリよりも高速に情報を読み出すことが可能な第2の不揮発性メモリと、プロセッサとを備える。プロセッサは、画像処理装置の状態が変更されたときに、第1の不揮発性メモリから変化後の状態に対応する部分スナップショットイメージを読み出し、読み出した部分スナップショットイメージに基づいて、第2の不揮発性メモリの全体スナップショットイメージの対応部分を更新し、第2の不揮発性メモリから揮発性メインメモリに、更新後の全体スナップショットイメージを読み出すことによって、画像処理装置をハイバネーション起動する。
好ましくは、第2の不揮発性メモリは、少なくとも、状態が変更される前の全体スナップショットイメージと、状態の変更された後の全体スナップショットイメージとを記憶する。
好ましくは、画像処理装置は、画像処理装置に関する設定を入力するための操作部をさらに備える。プロセッサは、第1の不揮発性メモリから、入力された所定の設定に対応する部分スナップショットイメージを読み出し、読み出した部分スナップショットイメージに基づいて、第2の不揮発性メモリの全体スナップショットイメージの対応部分を更新する。
好ましくは、プロセッサは、画像処理装置の電源がONされたときに、画像処理装置のハードウェア構成が変更されたか否かを判断し、ハードウェア構成が変更されたと判断したときに、第1の不揮発性メモリから、変更後のハードウェア構成に対応する部分スナップショットイメージを読み出し、読み出した部分スナップショットイメージに基づいて、第2の不揮発性メモリの全体スナップショットイメージの対応部分を更新する。
好ましくは、プロセッサは、画像処理装置のソフトウェア構成が変更されたときに、第1の不揮発性メモリから変更後のソフトウェア構成に対応する部分スナップショットイメージを読み出し、読み出した部分スナップショットイメージに基づいて、第2の不揮発性メモリの全体スナップショットイメージの対応部分を更新する。
この発明の別の局面に従うと、揮発性メインメモリと、画像処理装置をハイバネーション起動するための複数種類の部分スナップショットイメージを記憶するための第1の不揮発性メモリと、複数種類の部分スナップショットイメージの少なくともいずれかを含む全体スナップショットイメージを記憶するための、第1の不揮発性メモリよりも高速に情報を読み出すことが可能な第2の不揮発性メモリと、プロセッサとを含む画像処理装置におけるハイバネーション起動方法が提供される。ハイバネーション起動方法は、プロセッサが、画像処理装置の状態が変更されたときに、第1の不揮発性メモリから変化後の状態に対応する部分スナップショットイメージを読み出すステップと、プロセッサが、読み出した部分スナップショットイメージに基づいて、第2の不揮発性メモリの全体スナップショットイメージの対応部分を更新するステップと、プロセッサが、第2の不揮発性メモリから揮発性メインメモリに、更新後の全体スナップショットイメージを読み出すことによって、画像処理装置をハイバネーション起動するステップとを備える。
以上のように、本発明によって、コストを抑えながら高速にハイバネーション起動を行うことができる画像処理装置およびハイバネーション起動方法を提供することができる。
本実施の形態に係る画像処理装置100の全体的なハードウェア構成を表わす正面断面図である。 本実施の形態に係る画像処理装置100のエンジン部分のハードウェア構成を表わす正面断面図である。 本実施の形態に係る画像処理装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係るSSD104とHDD105が記憶するデータを示すイメージ図である。 本実施の形態に係るNV−RAM101が記憶するデータを示す第1のイメージ図である。 本実施の形態に係るNV−RAM101が記憶するデータを示す第2のイメージ図である。 本実施の形態に係る画像処理装置100におけるハイバネーション起動処理の処理手順を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る画像処理装置100におけるハイバネーション起動処理の変形例の処理手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<画像処理装置100の全体的なハードウェア構成>
まず、本実施の形態に係る画像処理装置100の全体的なハードウェア構成の一態様について説明する。図1は、本実施の形態に係る画像処理装置100の全体的なハードウェア構成を表わす正面断面図である。図2は、本実施の形態に係る画像処理装置100のエンジン部分のハードウェア構成を表わす正面断面図である。
本実施の形態においては、画像処理装置100の一例として、タンデム型のデジタルカラー複合機について説明する。なお、デジタルカラー複合機は、一般的に、セットされた原稿の画像を統み取ってHDD(Hard disk drive)等に蓄積するスキャンジョブ、さらにそれを用紙等にプリントするコピージョブ、パーソナルコンピュータ(以下、PCとも記載する。)等の外部端末からの印刷指示に基づいて用紙に印刷するプリントジョブ、ファクシミリ装置等からファクシミリデータを受債してHDD等に蓄積するファクシミリジョブ、HDD等に蓄積された画像を用紙等に印刷するHDDプリントジョブ(BOXプリントジョブ)等を実行することができる。
図1および図2を参照して、本体1の上部には、原稿2を一枚ずつ分離した状態で自動的に搬送する自動原稿搬送装置(ADF)3と、自動原稿搬送装置3によって搬送される原稿2の画像を読み取る画像読取装置4が配置されている。画像読取装置4は、プラテンガラス5上に載置された原稿2を光源6によって照明する。画像読取装置4は、原稿2からの反射光像を、フルレートミラー7及びハーフレートミラー8、9及び結像レンズ10からなる縮小光学系を介してCCD(Charge Coupled Device)等からなる画像読取素子11上に走査露光する。画像読取装置4は、画像読取素子11を用いて、原稿2の色材反射光像を所定のドット密度(例えば、16ドット/mm)で読み取るようになっている。
画像読取装置4は、FAX送信原稿の読み取りや、Scan to E−Mailや、Box保存などの原稿読み取り機能を備えている。画像読取装置4によって読み取られた原稿2の色材反射光像は、例えば、赤(R)、緑(G)、f(B)(各8bit)の3色の原稿反射率データとして画像処理部12に送られる。
画像処理部12は、原稿2の反射率データに対して、シェーデイング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消し、色/移動編集等の所定の画像処理を施す。また、画像処理部12は、パーソナルコンピュータ等から送られてくる画像データに対しても、所定の画像処理を行なうことができる。画像処理部12で所定の画像処理が施された画像データは、同じく画像処理部12によって、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)(各8bit)の4色の原稿再現色材階調データへと変換される。画像データは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kに対する画像露光を行う、プリントヘッド14に送られる。画像露光装置としてのプリントヘッド14は、所定の色の原稿再現色材階調データに応じて、レーザビームLBによる画像露光を行う。
ところで、タンデム型のデジタルカラー複合機の場合、本体1の内部には、図1及び図2に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4つの画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kが、水平方向に一定の間隔をおいて並列的に配置されている。これらの4つの画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kは、すべて同様に構成されている。
4つの画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの各々は、所定の速度で回転駆動される像担持体としての感光体ドラム15と、この感光体ドラム15の表面を一様に帯電する一次帯電用の帯電ロールと、当該感光体ドラム15の表面に所定の色に対応した画像を露光して静電潜像を形成する画像露光装置としてのプリントヘッド14と、感光体ドラム15上に形成された静電潜像を所定の色のトナーで現像する現像器17と、感光体ドラム15の表面を清掃するクリーニング装置18とから構成されている。
プリントヘッド14は、図1及び図2に示すように、4つの画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kに共通に構成されている。プリントヘッド14は、図示しない4つの半導体レーザを各色の原稿再現色材階調データに応じて変調して、これらの半導体レーザからのレーザビームLB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kを当該階調データに応じて出射する。なお、上記プリントヘッド14は、複数の画像形成ユニット毎に個別に構成されてもよい。
4つの半導体レーザから出射された各レーザビームLB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、1つの回転多面鏡19に照射され、回転多面鏡19によって偏向走査される。その際、上記4つの半導体レーザから出射された各レーザビームLB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kのうち、レーザビームLB−YとレーザビームLB−Mは、回転多面鏡19の一方の側面に照射され、他のレーザビームLB−CとレーザビームLB−Kは、回転多面鏡19の他方の側面に照射される。
その結果、レーザビームLB−Y、LB−Mと、レーザビームLB−C、LB−Kとでは、回転多面鏡19によって偏向走査される方向が互いに逆方向となる。回転多面鏡19によって偏向走査されたレーザビームLB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、図示しないf−θレンズを介して、複数枚の反射ミラー201〜203によって反射される。レーザビームLB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、各画像形成ユニットの感光体ドラム15上に、ウィンドウ21を通して斜め下方から走査露光される。
画像処理部12からは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kに共通して設けられたプリントヘッド14に、各色の画像データが順次出力され、このプリントヘッド14から画像データに応じて出射されたレーザビームLB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、対応する感光体ドラム15の表面に走査露光される。これによって、静電潜像が形成される。
そして、感光体ドラム15上に形成された静電潜像は、図1及び図2に示すように、現像器17によって、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像として現像される。イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像は、各画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの上方にわたって配置された中間転写ベルトユニット22の中間転写ベルト25上に、一次転写ロール26によって多重に転写される。
中間転写ベルト25は、ドライブロール27と、バックアップロール28と、テンショロール24との間に一定のテンションで掛け回される。中間転写ベルト25は、図示しない定速性に優れた専用の駆動モーターによって回転駆動されるドライブロール27によって、所定の方向に所定の速度で循環駆動されるようになっている。中間転写ベルト25としては、例えば、可撓性を有するポリイミド等の合成樹脂フィルムを帯状に形成し、この帯状に形成された合成樹脂フィルムの両端を溶着等の手段によって接続することにより、無端ベルト状に形成したものなどが用いられる。
上記中間転写ベルト25上に多重に転写されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像は、バックアップロール28に中間転写ベルトを介して圧接する二次転写ロール29によって、圧接力及び静電気力により転写材としての転写用紙30上に二次転写される。これらの各色のトナー像が転写された転写用紙30は、上方に位置する定着器31へと搬送される。
二次転写ロール29は、バックアップロール28の側方に位置している。二次転写ロール29は、下方から上方に向けて搬送される転写用紙30上に、各色のトナー像を一括して二次転写する。そして、各色のトナー像が転写された転写用紙30は、定着器31によって熱及び圧力によって定着処理を受けた後、排出ロール32によって本体1の上部に設けられた排出トレイ33上に排出される。
なお、本実施の形態においては、給紙カセット34から所定のサイズの転写用紙30が、給紙ロール35及び用紙分離搬送用のロール対36により、用紙搬送路37を通って、レジストロール38まで搬送されて停止される。転写用紙30は、所定のタイミングで回転するレジストロール38によって、中間転写ベルト25の二次転写位置へと送出される。
なお、デジタルカラー複合機において、転写用紙30の両面に画像形成を行う場合には、片面に画像が定着された転写用紙30を、排出ロール32によって排出トレイ33上にそのまま排出しない。デジタルカラー複合機は、図示しない切替ゲートによって転写用紙30の搬送方向を切り替え、用紙搬送用のロール対39を介して転写用紙30を両面用搬送ユニット40へと搬送する。
両面用搬送ユニット40は、搬送経路41に沿って設けられた図示しない搬送用のロール対を用いて、転写用紙30の表裏を反転させた状態で、転写用紙30を再度レジストロール38へと搬送する。そして、転写用紙30の裏面に画像が転写・定着した後、転写用紙30を排出トレイ33上に排出する。図1および図2における44Y、44M、44C、44Kは、それぞれ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の現像器17に所定の色のトナーを供給するためのトナーカートリッジを示している。
<画像処理装置100のハードウェア構成>
次に、画像処理装置100のハードウェア構成について説明する。図3は、本実施の形態に係る画像処理装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3を参照して、画像処理装置100は、表示装置131、入力装置132、認証装置133、画像出力装置134を含む。
表示装置131としては、たとえば液晶ディスプレイ(LCD)やCRT(cathode-ray tube)ディスプレイなどの各種ディスプレイ装置が使用される。入力装置132は、図示しないキーボードやマウスなどを含む。入力装置132は、タブレットを含んでもよい。また、画像処理装置100は、表示装置131と入力装置132とを含むタッチパネルを搭載するものであってもよい。
認証装置133は、接触型/非接触型のICカード認証装置や指静脈認証装置などを含む。画像出力装置134は、図1および図2を用いて説明されたプリンタ(エンジン)である。
画像処理装置100は、CPU(central processing unit)110を含む。CPU110は、バスを介して、NV−RAM(Non Volatile−Random Access Memory)101、BootROM(Read Only Member)102、標準および増設オプションのRAM103、SSD(Solid State Drive)104、ハードディスクドライブ(HDD)105、通信制御部(通信インターフェイス)106、表示制御部121、入力制御部122、認証制御部123、印刷制御部124、起動制御部125に接続されている。
画像処理装置100の制御バスには、オプション接続用の拡張スロット126が接続されている。標準的な出荷状態では、増設RAMのようなオプションは、拡張スロット126に装着されていない(以下、出荷時の状態、すなわち出荷時からオプションが追加されていない状態を標準状態ということがある。)。管理者やユーザは、拡張スロット126を介して、新たなハードウェア150を画像処理装置100に搭載することができる。
CPU110は、NV−RAM101、BootROM102、標準および増設オプションのRAM103、SSD104、ハードディスクドライブ105に記憶されているデータに基づいて、画像処理装置100の全体の動作を制御する。
RAM103(揮発メモリ)は、CPU110が動作するための作業領域を提供する。RAM103に関しては、標準状態では、1枚のメモリモジュールが作業領域を実現する。ただし、オプション機能が拡張されたときには、複数枚のメモリモジュールが協働して作業領域を実現することができる。
SSD104(第1の不揮発メモリ)は、SATA(Serial Advanced Technology Attachment)インターフェイスのNANDコントローラとNANDフラッシュメモリとを含む。SSD104は、CPU110が実行するための動作プログラムを格納する。SSD104は、HDD105よりも、高速アクセス可能な不揮発メモリである。すなわち、起動制御部125は、HDD105からよりも、SSD104からの方がより早くデータを読み出すことができる。本実施の形態においては、SSD104は、高速起動(ハイバネーション起動)するためのスナップショットイメージを圧縮して格納する。
ここで、スナップショットイメージとは、電源OFF時にRAM103に格納されているデータをいう。換言すれば、スナップショットイメージは、次に電源がONがされる際にRAM103に格納されるべきデータをいう。
より詳細には、起動制御部125は、画像処理装置100の電源がOFFされる際に、スナップショットイメージを圧縮してSSD104に格納する。そして、起動制御部125は、画像処理装置100の電源がONされた際に、SSD104のスナップショットイメージを伸張して、RAM103へと読み出す。
本実施の形態においては、スナップショットイメージの全体を全体スナップショットイメージともいう。なお、全体スナップショットイメージは、スナップショットイメージの全体が圧縮されたデータであってもよい。
HDD105(第2の不揮発メモリ)は、画像処理装置100がコピージョブやプリントジョブを実行する際に、画像形成される画像データなどを一時的に格納する。また、HDD105は、スキャンジョブで読み取られた画像データを、後で出力可能なように格納(BOX保存)する。また、HDD105は、高速起動(ハイバネーション起動)のための複数種類のスナップショット差分情報(部分スナップショットイメージ)を格納する(図4を参照。)。
本実施の形態においては、全体スナップショットイメージのうちの、オプション構成によって異なる部分を部分スナップショットイメージともいう。換言すれば、全体スナップショットイメージのうちの、最新の(現在の)オプション構成に対応する高速起動FW(ファームウェア)プログラムに相当する部分を部分スナップショットイメージともいう。なお、部分スナップショットイメージは、スナップショットイメージの一部が圧縮されたデータであってもよい。
たとえば、HDD105は、オプションの組み合わせ(オプション構成)毎に部分スナップショットイメージを格納する。この場合には、全体スナップショットイメージは、その時のオプション構成に対応する部分スナップショットイメージと、オプション構成とは独立した共通スナップショットとを含むことになる。
あるいは、HDD105は、オプション毎に部分スナップショットイメージを格納する。この場合には、全体スナップショットイメージが、複数のオプションのそれぞれに対応する複数の部分スナップショットイメージと、オプション構成とは独立した共通スナップショットイメージとを含むことになる。
起動制御部125は、画像処理装置100の拡張スロット126に装着されるハードウェアのオプション構成とインストールされるソフトウェアのオプション構成とに基づいて、HDD105に格納されている部分スナップショットイメージを選択する。起動制御部125は、選択された部分スナップショットイメージとオプション構成から独立した共通スナップショットイメージとを組み合わせることによって、その時のオプション構成に対応する最新の全体スナップショットイメージを生成する。
換言すれば、起動制御部125は、装着されるハードウェアのオプション構成、またはインストールされるソフトウェアのオプション構成に基づいて、SSD104に格納されている全体スナップショットイメージの一部分(部分スナップショットイメージ)を、HDDに格納されている部分スナップショットイメージによって更新することによって、最新の全体スナップショットイメージを生成する。
なお、本実施の形態においては、CPU110とは別に画像処理装置100に搭載された起動制御部125が、SSD104に格納される全体スナップショットイメージを更新するものである。しかしながら、CPU110が、NV−RAM101に記憶されているデータに基づいて、起動制御部125の機能を兼ねるものであってもよい。すなわち、起動制御部125が、CPU110の一部の機能であってもよい。
ここで、本実施の形態に係るハイバネーション起動を行うために必要な全体スナップショットイメージと部分スナップショットイメージについて説明する。図4は、SSD104とHDD105が記憶するデータを示すイメージ図である。
SSD104は、複数のパーティションが設けられている。本実施の形態においては、SSD104は、4つのパーティションを含む。少なくとも2つのパーティションは、各々が、高速起動を行うために利用される全体スナップショットイメージのデータを格納する。換言すれば、少なくとも2つのパーティションは、それぞれ、異なる高速起動FW(ファームウェア)プログラムを格納する。
起動制御部125は、SSD104を参照することによって、最新の(現在の)高速起動FW(ファームウェア)プログラムを利用して、すなわち最新の(現在の)ハードウェア構成およびソフトウェア構成に対応するデータを利用して、画像処理装置100をハイバネーション起動させることができる。
より詳細には、標準状態の全体スナップショットイメージはパーティション1に格納される。前述したように、全体スナップショットイメージは、共通スナップショットイメージと、部分スナップショットイメージとを含む。なお、標準状態では、CPU110は、パーティション1に格納された圧縮された全体スナップショトイメージをRAM103に展開することによってハイバネーション起動する。
パーティション2は、画像処理装置100にオプションが追加された時などのように、画像処理装置100が標準状態とは異なるハードウェア構成またはソフトウェア構成を有するようになった場合に、当該ハードウェア構成またはソフトウェア構成に対応した新規の全体スナップショットイメージを格納する。なお、後述するように、本実施の形態においては、パーティション1の部分スナップショットイメージと、パーティション2の部分スナップショットイメージとが交互に更新される。
SSD104は、パーティション3に、画像処理装置100がスナップショットイメージを使用した高速起動を行わない場合(通常起動を行う場合)に利用される通常起動用のFWプログラムをさらに格納する。本実施の形態においては、パーティション3に格納される通常起動用のFWプログラムは、画像処理装置100が通常起動する場合に利用される、スナップショットイメージではないプログラムである。
SSD104は、パーティション4に、画像処理装置100に固有の設定情報や画像データ(前述の一時的に格納される画像データ、BOX保存される画像データ)などをさらに格納する。
HDD105は、標準状態ではない場合における全体スナップショトイメージのそれぞれと標準状態における全体スナップショットイメージとの差分情報を、部分スナップショットイメージ(高速起動FW)として格納する。標準状態でない場合とは、画像処理装置100にオプションが追加された時などのように、画像処理装置100が標準状態とは異なるハードウェア構成またはソフトウェア構成を有するようになった場合をいう。
つまり、HDD105は、複数種類のオプション構成に対応する複数の部分スナップショットイメージを格納する。あるいは、複数のオプションのそれぞれに対応する複数の部分スナップショットイメージを格納している。
なお、画像処理装置100に追加されるオプション構成には、ハードウェアのオプション構成とソフトウェアのオプション構成とがある。ハードウェアのオプション構成としては、拡張スロット126に拡張基板を装着した上で、ライセンス情報などの設定情報(以下では、オプション設定情報ともいう。)を入力することによって利用可能となる(アクティベートされる)WEBブラウザ機能、音声ガイダンス機能などが挙げられる。また、ソフトウェアのオプション構成としては、ソフトウェアをHDD105にインストールした上で、オプション設定情報を入力することによって利用可能となる(アクティベートされる)アプリケーションなどが挙げられる。
このような、ハードウェアのオプション構成やソフトウェアのオプション構成を画像処理装置100に追加する作業は、一般的に、画像処理装置100の管理を行う管理者や、画像処理装置100のメンテナンスを行うサービスマン等により行われる。管理者やサービスマンは、ハードウェアのオプション構成を追加する場合であれば、拡張スロット126に、追加するオプションに対応する拡張基板を装着した上で、操作パネル(表示装置131や入力装置132)を介して、オプション設定情報を入力する。また、管理者やサービスマンは、ソフトウェアのオプション構成を追加する場合であれば、HDD105にソフトウェアをインストールした上で、操作パネルを介して、オプション設定情報を入力する。
また、管理者やサービスマンは、オプション構成の追加だけでなく、オプション構成の削除も行うことができる。たとえば、ハードウェアのオプション構成の削除であれば、拡張スロット126に装着された拡張基板を取り外した上で、操作パネルを介して所定の設定を入力することで行うことができる。それについての詳細な説明は省略する。
本実施の形態においては、起動制御部125は、SSD104のパーティション1および2のいずれかの全体スナップショットイメージを書き換える。起動制御部125は、SSD104のパーティション1および2のいずれかを書き換えた際に、書き換えられたパーティションを示す情報(起動FW選択フラグ)をNV−RAM103に記憶する。
起動制御部125は、パーティション1の全体スナップショットイメージとパーティション2の全体スナップショットイメージとを交互に書き換える。たとえば、起動制御部125は、前回にSSD104のパーティション1の全体スナップショットイメージを書き換えた場合、今回はパーティション2の全体スナップショットイメージを更新し、次回はSSD104のパーティション1の全体スナップショットイメージを書き換える。
そして、起動制御部125は、NV−RAM101の起動FW選択フラグを参照して、起動時に利用するための全体スナップショットイメージあるいは通常起動用のFWプログラムを取得する。すなわち、CPU110は、NV−RAM101を参照して、適切な全体スナップショットイメージあるいは通常起動用のFWプログラムを利用して、画像処理装置100を起動する。
ここで、本実施の形態に係るハイバネーション起動に利用されるスナップショットイメージを切り替えるための具体的な構成について説明する。図5は、NV−RAM101が記憶するデータを示す第1のイメージ図である。
図5を参照して、NV−RAM101は、ステータスデータベース101Aを記憶する。ただし、ステータスデータベース101Aは、NV−RAM101以外の他の不揮発性のメモリに格納されてもよい。
ステータスデータベース101Aは、追加可能なオプションの組み合わせを、それらの組み合わせを特定するためのステータスIDに対応付けて格納する。なお、追加可能なオプションの組み合わせは、画像処理装置100に設置されたハードウェアや、画像処理装置100にインストールされたソフトウェアなどの組み合わせをいう。換言すれば、ステータスIDは、画像処理装置100のハードウェア構成とソフトウェア構成とを特定する。
このように、起動制御部125は、NV−RAM101を参照して、変更前のオプションの組み合わせ(画像処理装置100のハードウェア構成とソフトウェア構成)に対応するステータスIDを変更履歴情報としてNV−RAM101に記憶しておく。起動制御部125は、画像処理装置100のハードウェア構成とソフトウェア構成のいずれかが変更されたか否かを判断する。起動制御部125は、新たなオプションの組み合わせ(画像処理装置100のハードウェア構成とソフトウェア構成)を検出する。
起動制御部125は、NV−RAM101を参照して、最新のオプションの組み合わせ(画像処理装置100のハードウェア構成とソフトウェア構成)に対応するステータスIDをNV−RAM101に記憶する。起動制御部125は、最新のステータスIDに対応する部分スナップショットイメージによって、SSD104の部分スナップショットイメージを更新する。これによって、起動制御部125は、次回の画像処理装置100の起動時に、SSD104に格納されている最新の全体スナップショットイメージをRAM103に読み出すことができる。
次に、本実施の形態に係るハイバネーション起動に利用されるスナップショットイメージを切り替えるための構成の変形例について説明する。図6は、NV−RAM101が記憶するデータを示す第2のイメージ図である。
図5および図6を参照して、NV−RAM101は、ステータスデータベース101Aに加えて、データ入れ替えデータベース101Bを記憶する。ただし、データ入れ替えデータベース101Bも、NV−RAM101以外の他の不揮発性のメモリに格納されてもよい。
データ入れ替えデータベース101Bは、オプションの組み合わせ(画像処理装置100のハードウェア構成とソフトウェア構成)の変更方法毎に、SSD104のうちの更新されるべき第1のデータ領域を示す情報と、HDD105の読み出される第2のデータ領域を示す情報とを対応付けて格納する。
起動制御部125は、NV−RAM101を参照して、変更前のオプションの組み合わせ(画像処理装置100のハードウェア構成とソフトウェア構成)に対応するステータスIDを変更履歴情報としてNV−RAM101に記憶しておく。起動制御部125は、画像処理装置100のハードウェア構成とソフトウェア構成のいずれかが変更されたか否かを判断する。起動制御部125は、新たなオプションの組み合わせ(画像処理装置100のハードウェア構成とソフトウェア構成)を検出する。
起動制御部125は、NV−RAM101を参照して、最新のオプションの組み合わせ(画像処理装置100のハードウェア構成とソフトウェア構成)に対応するステータスIDをNV−RAM101に記憶する。起動制御部125は、データ入れ替えデータベース101Bを参照して、元のステータスIDと、最新のステータスIDとに基づいて、SSD104の第1のデータ領域を示す情報と、HDD105の第2のデータ領域を示す情報とを取得する。起動制御部125は、HDD105の第2のデータ領域のデータをSSD104の第1のデータ領域に上書きする。
<ハイバネーション起動方法>
次に、本実施の形態に係る画像処理装置100におけるハイバネーション起動方法について説明する。図7は、本実施の形態に係る画像処理装置100におけるハイバネーション起動処理の処理手順を示すフローチャートである。
図7を参照して、標準状態で、管理者によって操作パネルなどを介してオプション設定がおこなわれると(ステップS102においてYESである場合)、起動制御部125は、入力されたオプション設定情報をNV−RAM101に記憶する(ステップS104)。
起動制御部125は、オプション追加設定が行われると、NV−RAM101に保存されたオプション設定情報を参照して、変更履歴情報からどのような構成変更がされたかを示す情報を取得する(ステップS106)。起動制御部125は、変更履歴情報から標準状態と変更後の状態とを比較することによって、起動制御に関わる変更がされたかどうかを判断する(ステップS108)。
起動制御部125は、スナップショットイメージに影響するオプション設定が行われていないと判断した場合(ステップS108においてNOである場合)、この処理を終了する。なお、オプション構成の変更には、スナップショットイメージに影響するオプション構成の変更と、スナップショットイメージに影響しないオプション構成の変更とが含まれる。より詳細には、新たなハードウェアやソフトウェアが追加されたり、異なる種類のハードウェアやソフトウェアに交換されたりした場合には、画像処理装置100の起動時におけるRAM103のデータは当該追加・交換の前後で変更される可能性が高い。一方、同じ種類の新たなハードウェアに交換されたり、バージョンアップされたソフトウェアに交換されたりした場合には、画像処理装置100の起動時におけるRAM103のデータは当該追加・交換の前後で変更されない可能性が高い。
一方、起動制御部125は、スナップショットイメージに影響するオプション設定が行われたと判断した場合(ステップS108においてYESである場合)、オプションの変更に対応するHDD105に格納された高速起動のための部分スナップショットイメージを読み出して(ステップS110)、オプションの変更に対応するSSD104に格納された高速起動のための全体スナップショットイメージの一部を更新する(ステップS112)。
より詳細には、図4を参照して、本実施の形態においては、起動制御部125は、SSD104のパーティション1および2のいずれかの部分スナップショットイメージを書き換える。起動制御部125は、SSD104のパーティション1および2のいずれかを書き換えた際に、書き換えられたパーティションを示す情報(起動FW選択フラグ)をNV−RAM103に記憶する。
なお、起動制御部125は、パーティション1の部分スナップショットイメージとパーティション2の部分スナップショットイメージとを交互に書き換える。たとえば、起動制御部125は、前回にSSD104のパーティション1の全体スナップショットイメージを書き換えた場合、今回はパーティション2の部分スナップショットイメージを更新し、次回はSSD104のパーティション1の部分スナップショットイメージを書き換える。
そして、起動制御部125は、NV−RAM101にSSD104のパーティションとして、次回主電源がONされた時に起動制御部125が読み出してRAM103に展開するための高速起動のための全体スナップショットイメージを特定するための起動FW選択フラグを保存する(ステップS114)。起動制御部125は、通常動作に戻る。
<ハイバネーション起動方法の変形例>
次に、本実施の形態に係る画像処理装置100におけるハイバネーション起動方法の変形例について説明する。図8は、本実施の形態に係る画像処理装置100におけるハイバネーション起動処理の変形例の処理手順を示すフローチャートである。なお、図7は管理者等によるオプション設定に基づいてSSD104に格納されている部分スナップショットイメージを更新するものであって、図8は起動制御部125がオプション構成の変更を検知することによってSSD104に格納されている部分スナップショットイメージを更新するものである。
図8を参照して、画像処理装置100の電源がONされると、起動制御部125(あるいはCPU110)は、スナップショットイメージに影響するハードウェア構成の変更がされたか否かを判断する(ステップS202)。たとえば、起動制御部125は、ステータスデータベース101Aを参照して、NV−RAM101に格納されている、部分スナップショットイメージに対応するステータスIDに基づいて、画像処理装置100の前回のハードウェア構成を認識する。起動制御部125は、画像処理装置100の内部の各ハードウェアに確認信号を送信し、各ハードウェアからの識別信号を受信することによって、画像処理装置100の現在のハードウェア構成を認識する。起動制御部125は、前回のハードウェア構成と現在のハードウェア構成とに基づいて、スナップショットイメージに影響するハードウェア構成の変更がされたか否かを判断する。スナップショットイメージに影響するハードウェア構成の変更がされた場合(ステップS202においてYESである場合)、起動制御部125は、ステップS206からの処理を実行する。
スナップショットイメージに影響するハードウェア構成の変更がされていない場合(ステップS202においてNOである場合)、起動制御部125は、スナップショットイメージに影響するソフトウェア構成の変更がされたか否かを判断する(ステップS204においてYESである場合)。スナップショットイメージに影響するソフトウェア構成の変更がされた場合(ステップS204においてYESである場合)、起動制御部125は、ステップS206からの処理を実行する。スナップショットイメージに影響するソフトウェア構成の変更がされていない場合(ステップS204においてNOである場合)、起動制御部125は、ハインバネーション起動(ステップS216)に移行する。
ステップS206においては、起動制御部125は、NV−RAM101に保存されたオプション設定情報を参照して、変更履歴情報からどのような構成変更がされたかを示す情報を取得する。起動制御部125は、変更履歴情報から標準前と変更後の状態とを比較することによって、起動制御に関わる変更がされたかどうかを判断する(ステップS208)。
起動制御部125は、スナップショットイメージに影響するオプション設定が行われていないと判断した場合(ステップS208においてNOである場合)、この処理を終了する。
一方、起動制御部125は、スナップショットイメージに影響するオプション設定が行われたと判断した場合(ステップS208においてYESである場合)、オプションの変更に対応するHDD105に格納された高速起動のための部分スナップショットイメージを読み出す(ステップS210)。起動制御部125は、読み出した部分スナップショットイメージに基づいて、SSD104に格納された高速起動のための全体スナップショットイメージのうちのオプションの変更に対応する部分を更新する(ステップS212)。
起動制御部125は、SSD104のパーティションとして、次回主電源がONされた時に起動制御部125が読み出してRAM103に展開するための高速起動のための全体スナップショットイメージを特定するための起動FW選択フラグをNV−RAM101に保存する(ステップS214)。
起動制御部125は、ハイバネーション起動する(ステップS216)。起動制御部125は、通常動作に移行する。
<まとめ>
以上説明したように、本実施の形態に係る画像処理装置は、ハードウェア構成またはソフトウェア構成の組み合わせに対応する複数種類の部分スナップショットイメージをHDD105に予め格納しておく。画像処理装置は、ハードウェア構成やソフトウェア構成に基づいて、SSD104などのフラッシュメモリからRAM103へ起動/展開するための全体スナップショットイメージを変更する。より詳細には、画像処理装置は、オプション機能が変更された場合、ハードウェア構成またはソフトウェア構成の組み合わせに対応する部分スナップショットイメージをHDD105からフラッシュメモリへと格納する。
これによって、画像処理装置100は、HDD105から全体スナップショットイメージを読み出す必要がなく、SSD104の全体スナップショットイメージを更新する必要がない。また、HDD105が、複数種類の全体スナップショットイメージを記憶する必要がない。その結果、画像処理装置100は、フラッシュメモリなどの高速な記憶媒体の必要容量を抑制し、すなわちコストアップを回避しながら、高速でハイバネーション起動することができる。
<その他の実施の形態>
本発明は、画像処理装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることはいうまでもない。そして、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本発明の効果を享受することが可能となる。
また、「全体スナップショットイメージ」は、1つのスナップショットイメージの全体も、1つのスナップショットイメージの全体を圧縮したものも含む概念である。そして、「部分スナップショットイメージ」は、1つのスナップショットイメージの一部分も、1つのスナップショットイメージの一部分を圧縮したものも、1つのスナップショットイメージの全体を圧縮したものの一部分も含む概念である。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
記憶媒体としては、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk - Read Only Memory)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリカード、FD(Flexible Disk)、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、MO(Magnetic Optical Disc)、MD(Mini Disc)、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを除く)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの、不揮発的にプログラムを格納する媒体が挙げられる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 画像処理装置、101 NV−RAM、102 BOOTROM、103 RAM、104 SSD、105 HDD、101A ステータスデータベース、101B 入れ替えデータベース、110 CPU、131 表示装置、132 入力装置、133 認証装置、134 画像出力装置、150 ハードウェア。

Claims (6)

  1. 揮発性メインメモリと、
    画像処理装置をハイバネーション起動するための複数種類の部分スナップショットイメージを記憶するための第1の不揮発性メモリと、
    前記複数種類の部分スナップショットイメージの少なくともいずれかを含む全体スナップショットイメージを記憶するための、前記第1の不揮発性メモリよりも高速に情報を読み出すことが可能な第2の不揮発性メモリと、
    プロセッサとを備え、
    前記プロセッサは、
    前記画像処理装置の状態が変更されたときに、前記第1の不揮発性メモリから前記変化後の状態に対応する部分スナップショットイメージを読み出し、
    読み出した前記部分スナップショットイメージに基づいて、前記第2の不揮発性メモリの全体スナップショットイメージの対応部分を更新し、
    前記第2の不揮発性メモリから前記揮発性メインメモリに、更新後の前記全体スナップショットイメージを読み出すことによって、前記画像処理装置をハイバネーション起動する、画像処理装置。
  2. 前記第2の不揮発性メモリは、少なくとも、前記状態が変更される前の全体スナップショットイメージと、前記状態の変更された後の全体スナップショットイメージとを記憶する、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像処理装置は、前記画像処理装置に関する設定を入力するための操作部をさらに備え、
    前記プロセッサは、
    前記第1の不揮発性メモリから、入力された所定の設定に対応する前記部分スナップショットイメージを読み出し、
    読み出した前記部分スナップショットイメージに基づいて、前記第2の不揮発性メモリの全体スナップショットイメージの対応部分を更新する、請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記プロセッサは、
    前記画像処理装置の電源がONされたときに、前記画像処理装置のハードウェア構成が変更されたか否かを判断し、
    前記ハードウェア構成が変更されたと判断したときに、前記第1の不揮発性メモリから、変更後の前記ハードウェア構成に対応する前記部分スナップショットイメージを読み出し、
    読み出した前記部分スナップショットイメージに基づいて、前記第2の不揮発性メモリの全体スナップショットイメージの対応部分を更新する、請求項1または2に記載の画像処理装置。
  5. 前記プロセッサは、
    前記画像処理装置のソフトウェア構成が変更されたときに、前記第1の不揮発性メモリから変更後の前記ソフトウェア構成に対応する前記部分スナップショットイメージを読み出し、
    読み出した前記部分スナップショットイメージに基づいて、前記第2の不揮発性メモリの全体スナップショットイメージの対応部分を更新する、請求項1または2に記載の画像処理装置。
  6. 揮発性メインメモリと、画像処理装置をハイバネーション起動するための複数種類の部分スナップショットイメージを記憶するための第1の不揮発性メモリと、前記複数種類の部分スナップショットイメージの少なくともいずれかを含む全体スナップショットイメージを記憶するための、前記第1の不揮発性メモリよりも高速に情報を読み出すことが可能な第2の不揮発性メモリと、プロセッサとを含む画像処理装置におけるハイバネーション起動方法であって、
    前記プロセッサが、前記画像処理装置の状態が変更されたときに、前記第1の不揮発性メモリから前記変化後の状態に対応する部分スナップショットイメージを読み出すステップと、
    前記プロセッサが、読み出した前記部分スナップショットイメージに基づいて、前記第2の不揮発性メモリの全体スナップショットイメージの対応部分を更新するステップと、
    前記プロセッサが、前記第2の不揮発性メモリから前記揮発性メインメモリに、更新後の前記全体スナップショットイメージを読み出すことによって、前記画像処理装置をハイバネーション起動するステップとを備える、ハイバネーション起動方法。
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