JP4462186B2 - データバックアップ装置、データバックアップシステム及びデータバックアップ処理プログラム - Google Patents

データバックアップ装置、データバックアップシステム及びデータバックアップ処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置内の例えばユーザ登録情報等のデータを、ネットワークを介してバックアップすることができるデータバックアップ装置、データバックアップシステム及び、データのバックアップとその後の処理をコンピュータに実行させるためのデータバックアップ処理プログラムに関するものである。
複写機能、プリント機能、ファクシミリ機能等を備えた複合機等の画像形成装置の利用形態として、従来、1台の画像形成装置に複数のパーソナルコンピュータが接続され、パーソナルコンピュータから送信されたプリントデータをプリントする形態が主流であった。しかし、近年では、設置台数の増加に伴って複数の画像形成装置どうし、あるいは画像形成装置とパーソナルコンピュータ等の他のデバイスがネットワークで接続されるようになり、異なる画像形成装置間あるいは画像形成装置とパーソナルコンピュータ等の間で画像データ等を自由に転送することが提案されている。
このようなネットワークで接続された画像形成装置において、電気的な障害や誤動作、オペレータによる誤操作等により、画像形成装置上の諸設定値が失われることを防ぐ方法が、特許文献1に開示されている。
この方法によれば、サービスマン等が、画像形成装置のファームウエア更新をしようとする場合や、システムリセット等のために画像データや設定値等が記憶されたメモリをクリア処理しようとする場合、ユーザによって入力されたメールアドレス、電話番号、ネットワークアドレス等の登録データが消えてしまったときに備えて、それらを実行する前に、ネットワークに接続された他の画像形成装置にそれら登録データを転送して記憶させ、必要な場合は作業終了後に再び呼び出すことになる。
特開平8−244317号公報
ところで、前記ファームウエアの更新作業やメモリのクリア作業では、作業終了後に電源再投入が必須であるため、電源オフ時でもデータ保存が可能である領域に登録データとその転送先情報が共に記憶されている。このため、前記登録データが一部でも消えてしまえば、前記転送先情報もいっしょに消えてしまう可能性がある。
また、ファームウエアはプログラム領域と登録データ領域で構成されるが、そのバージョンアップによってプログラム容量がブロック数単位で変更された場合や、登録データの格納フォーマットおよび総数が変更された場合、画像形成装置に搭載されているメモリでは容量に限りがあってそのデータ変換をソフトウエアで処理できない。このため、記憶されていた登録データや転送先情報はソフトウエア上のデフォルト設定値で上書きされ、結果として消去されてしまう。
しかし、登録データを転送した転送先情報がバックアップ元の画像形成装置から消えてしまうと、データバックアップ装置にバックアップされている登録データを呼び戻すことができなくなってしまうという問題がある。
本発明の目的は、転送先情報がバックアップ元の画像形成装置から消えてしまったとしても、バックアップデータをバックアップ元の画像形成装置に復元することができるデータバックアップ装置、データバックアップシステム及び、データのバックアップとその後の処理をコンピュータに実行させるためのデータバックアップ処理プログラムを提供することにある。
前記目的は以下の手段によって達成される。
(1)画像形成装置からネットワークを介してバックアップデータと前記画像形成装置のネットワーク上の所在を示す送信元情報を受信する受信手段と、受信した前記バックアップデータと送信元情報を記憶する記憶手段と、前記バックアップデータの受信が可能かどうかに関して、前記画像形成装置の状態を前記送信元情報に基づいて取得する状態取得手段と、取得された状態から、前記画像形成装置が前記バックアップデータの受信が可能かどうかを判断する判断手段と、前記判断手段により、バックアップデータの受信が可能であると判断された場合は、前記送信元情報に基づいて前記画像形成装置にバックアップデータを送信返還する送信手段と、を備えたことを特徴とするデータバックアップ装置。
(2)前記送信手段によるバックアップデータの送信返還後に、前記記憶手段に記憶されているバックアップデータを消去する消去手段を備えている前項1に記載のデータバックアップ装置。
(3)前記状態取得手段は、画像形成装置の状態取得を所定の時間間隔で行う前項1または2に記載のデータバックアップ装置。
(4)前記所定の時間間隔は時間の経過と共に短くなる前項3に記載のデータバックアップ装置。
(5)動作モードの一つとして、前記記憶手段の電源が切断されるスリープモードを備えるとともに、前記記憶手段にバックアップデータが記憶されると、前記スリープモードへ移行しないように動作モードを制御する制御手段を備えている前項1ないし4のいずれかに記載のデータバックアップ装置。
(6)画像形成装置からなる前項1に記載のデータバックアップ装置。
(7)画像形成装置とこの画像形成装置のデータをバックアップするデータバックアップ装置とが、ネットワークを介して接続されたデータバックアップシステムにおいて、前記データバックアップ装置は、前記画像形成装置から送信されるバックアップデータと前記画像形成装置のネットワーク上の所在を示す送信元情報を受信する受信手段と、受信した前記バックアップデータと送信元情報を記憶する記憶手段と、前記バックアップデータの受信が可能かどうかに関して、前記画像形成装置の状態を前記送信元情報に基づいて取得する状態取得手段と、取得された状態から、前記画像形成装置が前記バックアップデータの受信が可能かどうかを判断する判断手段と、前記判断手段により、バックアップデータの受信が可能であると判断された場合は、前記送信元情報に基づいて前記画像形成装置にバックアップデータを送信返還する送信手段と、を備え、前記画像形成装置は、バックアップデータと送信元情報をデータバックアップ装置に送信する送信手段と、データバックアップ装置から送信返還されてきたバックアップデータを受信する受信手段と、受信したバックアップデータを復元するデータ復元手段と、を備えたことを特徴とするデータバックアップシステム。
(8)前記画像形成装置は、ソフトウエア更新時にバックアップデータをデータバックアップ装置に送信する前項7に記載のデータバックアップシステム。
(9)画像形成装置からネットワークを介してバックアップデータと前記画像形成装置のネットワーク上の所在を示す送信元情報を受信するステップと、受信した前記バックアップデータと送信元情報を記憶手段に記憶するステップと、前記バックアップデータの受信が可能かどうかに関して、前記画像形成装置の状態を前記送信元情報に基づいて取得する状態取得ステップと、取得された状態から、前記画像形成装置が前記バックアップデータの受信が可能かどうかを判断するステップと、前記判断ステップにより、バックアップデータの受信が可能であると判断された場合は、前記送信元情報に基づいて前記画像形成装置にバックアップデータを送信返還するステップと、をコンピュータに実行させるためのデータバックアップ処理プログラム。
(10)前記バックアップデータの送信返還後に、前記記憶手段に記憶されているバックアップデータを消去するステップを、さらにコンピュータに実行させる前項9に記載のデータバックアップ処理プログラム。
(11)前記状態取得ステップでは、画像形成装置の状態取得が所定の時間間隔で行われる前項9または10に記載のデータバックアップ処理プログラム。
(12)前記所定の時間間隔は時間の経過と共に短くなる前項11に記載のデータバックアップ処理プログラム。
(13)動作モードの一つとして、前記記憶手段の電源が切断されるスリープモードを備えるとともに、前記記憶手段にバックアップデータが記憶されると、前記スリープモードへ移行しないように動作モードを制御するステップをさらにコンピュータに実行させる前項9ないし12のいずれかに記載のデータバックアップ処理プログラム。
前項(1)に係る発明によれば、バックアップ後に、データバックアップ装置側からバックアップ元の画像形成装置へアクセスしてその画像形成装置の状態を取得し、受信可能な状態になればバックアップデータを自動的に送信返還するから、バックアップデータの復元に際して、バックアップ元の画像形成装置にバックアップデータの転送先情報が存在しているかどうかは無関係となる。従って、バックアップ元の画像形成装置において、ファームウエア更新やメモリクリア後の再起動後に、保存されていた登録情報が初期化されて画像形成装置から消えてしまったとしても、バックアップデータをバックアップ元の画像形成装置に確実に復元することができ、ユーザの利便性を向上することができる。
前項(2)に係る発明によれば、バックアップデータの送信返還後は、データバックアップ装置の記憶手段からバックアップデータが消去されるから、もはや不要となったバックアップデータの存在による記憶容量の低下を防止することができる。
前項(3)に係る発明によれば、画像形成装置の状態取得は所定の時間間隔で行われるから、状態取得が常時行われる場合に比べて、ネットワークやデータバックアップ装置の処理負荷を軽減させることができる。
前項(4)に係る発明によれば、バックアップ元の画像形成装置は、ファームウエア更新やメモリクリア後、再起動のため一定時間のみダウンしていると考えられるため、画像形成装置の状態取得の時間間隔は、時間の経過と共に短くしても問題なく、かつ短くすることにより、バックアップデータの復元に要する全体としての処理時間を短くすることができる。
前項(5)に係る発明によれば、スリープモードに入ると画像メモリの電源がオフとなり、バックアップデータが消えてしまうことから、これを防止するため、スリープモードへ移行しないように動作モードを制御することにより、バックアップデータが消去されてしまうのを防止することができる。
前項(6)に係る発明によれば、データバックアップ装置は画像形成装置からなるから、画像形成装置どうしの間でデータのバックアップを行うことができる。
前項(7)に係る発明によれば、バックアップ元の画像形成装置において、ファームウエア更新やメモリクリア後の再起動後に、保存されていた登録情報が初期化されて画像形成装置から消えてしまったとしても、バックアップデータをバックアップ元の画像形成装置に確実に復元することができ、ユーザの利便性を向上することができるシステムとなし得る。
前項(8)に係る発明によれば、画像形成装置のソフトウエア更新時にバックアップデータが消失するのを防止できるシステムとなし得る。
前項(9)に係る発明によれば、コンピュータにデータバックアップ処理プログラムを実行させることにより、バックアップ元の画像形成装置において、ファームウエア更新やメモリクリア後の再起動後に、保存されていた登録情報が初期化されて画像形成装置から消えてしまったとしても、バックアップデータをバックアップ元の画像形成装置に確実に復元することができ、ユーザの利便性を向上することができる。
前項(10)に係る発明によれば、もはや不要となったバックアップデータの存在による記憶容量の低下を防止することができる。
前項(11)に係る発明によれば、ネットワークやデータバックアップ装置の処理負荷を軽減させることができる。
前項(12)に係る発明によれば、バックアップデータの復元に要する全体としての処理時間を短くすることができる。
前項(13)に係る発明によれば、バックアップデータが消去されてしまうのを防止することができる。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(1) 画像形成システムの構成
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置である複合機1(1a〜1c)を備える画像形成システムの構成を示す図である。
図1に示すように、画像形成システムは複合機1a、1bとパーソナルコンピュータ(以下PCという)2(2a〜2c)がサブネットワーク4aを介して接続され、複合機1cとPC2d、2eがサブネットワーク4bを介して接続され、サブネットワーク4aと4bがゲートウエイ3を介して相互接続されている。一般に、サブネットワーク4a、4bとゲートウエイ3を総称してネットワーク7と呼ばれ、LAN7とも呼ばれる。
サブネットワーク4a、4bはTCP/IPプロトコルに従って構成される。各構成機器は異なるIPアドレスと同一のサブネットマスクが設定されており、IPアドレスとサブネットマスクにより同一サブネットワーク上にあると判定されれば直接、異なるサブネットワーク上にあると判定されればゲートウエイ3を介して、相互にデータの送受信が可能になっている。
複合機1は、装置内の所定の個所にセットされた原稿の画像を読み取って、用紙等に印刷する機能(コピー機能)やその画像データを保管する機能(スキャン機能)、ネットワーク7に接続されたPC2から印刷指示を受け取りその指示に従って用紙に印刷する機能(プリント機能)、PC2や他の複合機1から送られてきた画像データを保管する機能、保管されている画像データを用紙等に印刷する機能やPC2または他の複合機1に転送する機能等を有する、いわゆるデジタル複合機である。
PC2は、CPU、メモリ、ハードディスク装置(HDD)等からなる本体と、モニタ装置と、キーボードやマウス等の入力装置とを備えている。PC2には、文書、図面等の作成が可能なアプリケーションソフトが組み込まれており、作成した文書等の印刷あるいは保存を複合機1に指示することができる。また、複合機1から画像データを受け取ることもできる。
(2) 複合機1の全体構成
図2は、複合機1の概略構成図である。
図2に示すように、複合機1は、原稿を1枚ずつ分離した状態で自動的に搬送する原稿自動搬送部10と、原稿の画像を読み取る画像読み取り部30と、用紙上に画像を形成する画像形成部50と、用紙を供給する給紙部70とを備える。
原稿自動搬送部10は、原稿給紙トレイ11、排紙トレイ12、プラテンガラス20を備える。原稿自動搬送部10では、原稿給紙トレイ11上にセットされた原稿が、自動的に1枚ずつプラテンガラス20上の原稿読み取り位置まで搬送される。そして、画像読み取り部30で原稿の画像が読み取られた後、その原稿は排紙トレイ12上に排出される。
画像読み取り部30は、プラテンガラス20の下方を図2中の矢印A方向に走行する第1スライダーユニット31を備える。第1スライダーユニット31は、移動の開始位置(走査開始位置であり、シェーディング補正板22の真下の位置)を左端とし、原稿読み取り位置に搬送された原稿の大きさ等に応じた所定距離を矢印Aで示した副走査方向に移動することによって、原稿の画像を読み取ることができる。画像読み取り部30は、露光ランプ311の照射によって得られる原稿からの反射光を第1ミラー312、第2ミラー321、第3ミラー322によって光路変更しつつ、レンズ34を介してCCDセンサ33に結像させる。CCDセンサ33では、入射光が電気信号に変換され、その電気信号が原稿の画像データとして制御部100に送られる。
制御部100では、送られてきた原稿の画像データに対してシェーディング補正、位置ずれ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消し、色/移動編集等の画像処理が施され、画像処理済みのデータが通常取り扱う画像データとして画像メモリに記憶される。そして、画像形成時には画像データが画像メモリから読み出されて階調データに変換される。そして、用紙の搬送と同期しながらその階調データを基にしてレーザダイオード58が駆動される。なお、制御部100の詳細については後述する。
画像形成部50は、感光体ドラム51、レーザダイオード58、ポリゴンミラー59、帯電チャージャ53、現像器54、転写チャージャ55、分離チャージャ56、クリーナ52等を備える。制御部100から出力された駆動信号に基づいてレーザダイオード58からレーザ光が射出される。射出されたレーザ光は、一定速度で回転されるポリゴンミラー59にて偏向走査され、図2中の矢印B方向に回転駆動される感光体ドラム51上に照射される。
感光体ドラム51の表面は、上記照射前にクリーナ52によって残留トナーが除去され、帯電チャージャ53によって一様に帯電されている。そして、感光体ドラム51の表面は、レーザ光が照射されることにより露光走査され、静電潜像が形成される。その静電潜像は、現像器54によりトナー供給を受け、現像されてトナー像となり、転写チャージャ55によって給紙部70から搬送されてくる用紙上に転写される。
トナー像が転写された用紙は、分離チャージャ56によって感光体ドラム51から分離され、搬送ベルト57により定着部60に搬送される。定着部60では、定着ローラ61の加熱圧着作用によって、トナー像が用紙上に定着される。定着後の用紙は、排出ローラ62によって排紙トレイ63上に排出される。
給紙部70は、用紙を収納する給紙カセット71、72と、この用紙を送り出すピックアップローラ711、721を備え、画像形成部50に指示されたサイズの用紙を供給する。
複合機1の前面には操作パネル90が設置されている。図3は、操作パネル90の構成を示す図である。
操作パネル90は、コピー開始等を指示するためのスタートキー91と、コピー枚数等の値を入力するためのテンキー92と、入力されたコピー枚数等の値をゼロに戻すためのクリアキー93と、コピー動作の中断を指示するためのストップキー94と、各種機能の設定やメッセージの表示を行うための液晶表示部95とを備える。
液晶表示部95は、表面にタッチパネルが積層されており、コピー濃度、コピー倍率、用紙選択、コピーモード、予約コピー等の設定の入力を受け付ける。更には、コピー枚数や複合機1の状態を示すメッセージを表示する。なお、図3は、メッセージとして「コピーできます」、コピー倍率として「1.000」倍、用紙サイズとして「A4」サイズ、コピー枚数として「1」枚等が表示されている例を示している。
(3) 制御部100の構成
図4は、前記制御部100の構成を示すブロック図である。制御部100は、CPU101と、インターフェース部102と、フラッシュメモリ103と、RAM104と、EEPROM105と、画像メモリ106と、HDD(ハードディスクドライブ)107と、画像データ管理テーブル108と、退避データ管理テーブル109と、時計110を備えている。
インターフェース部102は、ネットワーク7上の各装置やコンパクトフラッシュメモリカード6と、CPU101の間で、相互にデータを転送するための物理インターフェースであり、データ送受信手段として機能する。
コンパクトフラッシュメモリ6には、複合機1の制御プログラムと後述する登録データの初期値から成るファームウエアが格納されている。
画像メモリ106は、半導体メモリ等からなるデータ記憶装置であり、他の複合機1やPC2から送られてくる画像データ、および画像読み取り部30にて読み取られた後に画像処理された画像データを保存する。
HDD107は画像メモリ106の補助記憶装置として使用する。画像メモリ106の残り空き容量が一定レベルを下回った場合は一時的に、長期間保存すべき画像データが存在する場合は恒久的に、CPU101は画像データを画像メモリ106からHDD107に移動させる。
EEPROM105は複合機1の固有情報である機種コード、製造シリアル番号、MACアドレスを電源のON/OFFに関係なく常に保持しており、その情報はCPU101から常に読み出し可能となっている。また、時計110も現在の時刻情報を常に保持しており、その情報もCPU101から常に読み出し可能となっている。
画像データ管理テーブル108は、長期保管を目的としてHDD107内に書き込まれた画像データの属性情報と階層情報を管理するためのテーブルであり、不揮発性メモリで構成されている。
図5は画像データ管理テーブル108の内容を示す図である。画像データ管理テーブル108は、図5に示すように、ボックスを管理する階層管理テーブル108a、画像データの属性を管理する属性管理テーブル108bで構成される。
階層管理テーブル108aには、図5に示すように、メモリ番号、ボックス名称の各欄が設けられている。ボックスは各種のデータを区分けして記憶可能な記憶領域であり、ユーザが画像データを分類管理することによって、その画像データを素早く検索できるようにするために設けられたものである。ボックスごとに、複数の画像データを保管することができる。
階層管理テーブル108aのメモリ番号欄には、ボックスを識別するための番号が予め連番で書き込まれている。ただし、メモリ番号は予め最大値が設定されている。ボックス名称欄には、ボックスの名称が書き込まれる。
属性管理テーブル108bには、図5に示すように、受付番号、画像データ名称、日付、時刻、データサイズ、ID番号、ボックスの各欄が設けられている。この属性管理テーブル108bは、画像データを受け付けるごとにその画像データに関する情報が1つのレコードとなってテーブルの末尾に追加される。一方、画像データが削除されれば、対応するレコードがテーブルから削除される。
属性管理テーブル108b中の受付番号欄には、画像データを受け付けるごとにその画像データを管理するための番号が書き込まれる。本実施の形態では、受付順に連番が付与される。画像データ名称欄には、画像データに対応して、ユーザが入力した名称またはCPU101によって日付等を基にして自動的に生成されたユニークな数字が書き込まれる。
日付欄には、画像データを受け付けた日付が書き込まれる。時刻欄には、画像データを受け付けた時刻が書き込まれる。この日付と時刻は時計110から読み出されたデータが使用される。
データサイズ欄には、各種画像処理後に確定した画像データの容量が書き込まれる。ID番号欄には、画像データを識別するための識別番号が書き込まれる。この識別番号は、HDD107に保管されない画像データも含めて、各画像データを識別するための番号として付与されたものである。
ボックス欄には、画像データが属するボックスに対応する階層管理テーブル108a中のメモリ番号のうちの1つが書き込まれる。ユーザが特定のボックスを指定した場合は、それに対応するメモリ番号、何も指定されていない場合は、予め設定されたメモリ番号が書き込まれる。
退避データ管理テーブル109は、受け付けた他の複合機1からのバックアップデータ(以下、バックアップデータを退避データともいう)のバックアップ元(以下、バックアップ元を送信元ともいう)情報を管理するためのテーブルである。図6に退避データ管理テーブル109の内容を示す。
退避データ管理テーブル109には、図6に示すように、受付番号、送信元、機種コード、シリアル番号、旧ID番号、ID番号の各欄が設けられている。この退避データ管理テーブル109は、退避データの処理履歴を示す機能も兼ねており、退避データを受け付けるごとにその退避データに関する情報が1つのレコードとなってテーブルの末尾に追加される。一方、退避データの処理が完了すれば、対応するレコードがテーブルから削除される。
退避データ管理テーブル109中の受付番号欄には、退避データを受け付けるごとにその退避データを識別するための番号が書き込まれる。本実施の形態では、受付順に連番が付与される。
送信元欄には、退避データの送信元複合機1のネットワーク上の所在を示すIPアドレスが書き込まれる。機種コード欄には、退避データの送信元複合機1の機種コードが書き込まれる。シリアル番号欄には、退避データの送信元複合機1の製造シリアル番号が書き込まれる。送信元複合機1はIPアドレス、機種コード、製造シリアル番号の認証によって識別される。
旧ID番号欄には、送信元複合機1での識別番号が書き込まれる。ID番号欄には、保管している画像データの識別番号が書き込まれる。この識別番号は、各画像データを識別するための番号として予め付与されたものである。
フラッシュメモリ103は、ブロック単位で書き換え可能な不揮発性メモリであり、複合機1が動作するために必要な各種プログラムと、ユーザが入力した登録データが混在して格納されている。
図7はフラッシュメモリ103のメモリマップを示す図である。図7に示すように、アドレス下位の領域にプログラム領域が、アドレス上位の領域に登録データ領域が、さらにアドレス上位の領域に空き領域が配置される。空き領域は保管できる登録データ数を拡張する場合に使用される予備領域で、通常は使用されない。
RAM104は揮発性メモリであり、CPU101のプログラム実行時のワークエリアとなる。
ユーザが入力できる登録データの具体例としては、メールアドレスを登録するメールアドレステーブル、ネットワークアドレスを登録するネットワークアドレステーブル、電話番号を登録する電話番号テーブル等がある。メールアドレスは画像データを電子メールに添付して送信する時に使用される。ネットワークアドレスは画像データをFTP等のプロトコルを用いて直接送信する時に使用される。電話番号はFAX送信をする時に短縮ダイアルとして使用される。
図8はメールアドレステーブル111の内容を示す図である。メールアドレステーブル111には、図8に示すように、メモリ番号、宛先、メールアドレスの各欄が設けられている。このメールアドレステーブル111は、メールアドレスの登録状況を示す機能も兼ねており、メールアドレスを受け付けるごとにそのメールアドレスに関する情報が1つのレコードとなってテーブルの末尾に追加される。一方、メールアドレスの削除要求があれば、対応するレコードがテーブルから削除される
メールアドレステーブル111のメモリ番号欄には、メールアドレスを受け付けるごとにそのメールアドレスを識別するための番号が連番で書き込まれる。ただし、メモリ番号は予め最大値が設定されており、それを超えた場合は上記レコードの追加が禁止される。
宛先欄には、メールアドレスに対応する、ユーザが入力した宛先名が書き込まれる。メールアドレス欄には、ユーザが入力したメールアドレスが書き込まれる。
図9はネットワークアドレステーブル112の内容を示す図である。詳細はメールアドレステーブル111と同様である。
図10は電話番号テーブル113の内容を示す図である。詳細はメールアドレステーブル111と同様である。本実施例ではFAXを接続していないので、使用しない。
CPU101は、フラッシュメモリ103から必要なプログラムを読み出して、各部の動作タイミングを統一的に制御し、円滑なコピー機能、プリント機能等の動作を実現させるものである。各プログラムはそれぞれ予め設定された時間間隔で定期的に実行される。
また、CPU101はコンパクトフラッシュカード6が接続されているかを判断し、接続されていれば、プログラム等を読み出してフラッシュメモリ103に書き込む。
さらに、CPU101は、長期保管目的で画像データを画像メモリ106からHDD107に移動させた場合には、受付番号、画像データ名称、日付、時刻、データサイズ、ID番号、ボックス等を画像データ管理テーブル108中の属性管理テーブル108bに書き込み、退避データを受け付けた場合には、受付番号、送信元、機種コード、シリアル番号、ID番号等を退避データ管理テーブル109に書き込む。
複合機1には、全ての機能が使用できる通常動作モードと、大部分の機能は制限されるが消費電力を抑えることが可能なスリープモードを備える。スリープモードでは、画像メモリ106等の電源が切断される。
CPU101は、コピー機能、プリント機能等が完了後、一定時間が経過すると、通常動作モードからスリープモードに移行させる。また、CPU101はネットワーク7からの画像データ受信や操作パネル90からのユーザ入力動作をきっかけとして、スリープモードから通常動作モードに復帰する。
(4)制御部100の制御動作
次に、制御部100の制御動作について示す。
図11は送信元の複合機1において、バックアップ先(以下、バックアップ先を退避先ともいう)の他の複合機1に登録データ等の退避データを送信する手順を示すフローチャートである。この手順は、CPU101がフラッシュメモリ103から読み出したプログラムに従って動作することにより実行される。
図11に示すように、制御部100のCPU101は、まずコンパクトフラッシュカード6が挿入されているか否かを判断する(ステップS301)。この判断は挿入検出信号のレベルを判断することにより行われる。挿入されていないと判断した場合には (ステップS301で「NO」)、メモリクリア要求があるか否かを判断する(ステップS302)。この判断はRAM104中の変数として定義されるフラグの状態にて行われる。
メモリクリア要求が無いと判断した場合には(ステップS302で「NO」)、登録データ等のバックアップ作業が必要無いと判断し、本手順を終了してメインルーチンに戻る。一方、コンパクトフラッシュカード6が挿入されていると判断した場合(ステップS301で「YES」)、あるいはメモリクリア要求が有ると判断した場合には(ステップS302で「YES」)、ネットワーク7で接続されている他の複合機1のIPアドレスデータベースを取得する(ステップS303)。このデータベースは、ネットワーク上のサーバーから情報を直接取得するか、もしくは複合機1のIPアドレスとサブネットマスクからサブネットワーク4aまたは4bに接続された他の複合機1を検索することによって、予め構築されている。
ステップS304では、前記データベース中のデータ送信可能な複合機1のリストから1台が退避先として選択され、それに対応するIPアドレスも選択される。
ステップS305では、ネットワーク7を介してデータの送受信を行い、退避先の複合機1がバックアップデータを受け入れ可能な状態であるか否かを判断する。この判断は、退避先の複合機1が予め定められたプロトコルに応答できるかどうかにより行われる。受け入れ可能な状態で無いと判断すれば(ステップS305で「NO」)、受け入れ可能な状態になるまで待機する。受け入れ可能な状態であると判断すれば(ステップS305で「YES」)、登録データ等から画像データを生成する(ステップS306)。
登録データ等からモノクロ2値画像データを生成する手順について、メールアドレステーブル111を例にして説明する。
モノクロ2値画像データは、先頭の主走査1ラインにテーブルに関する属性情報、2ライン目以降の主走査ラインにテーブル中の各レコードが対応する。
先頭のラインには、文字列:「メールアドレステーブル」とテーブル内の総レコード数、文字列:「メモリ番号」とこの欄の文字数、文字列:「宛先」とこの欄の文字数、文字列:「メールアドレス」とこの欄の文字数が格納されている。2ライン目以降のラインには、先頭のラインで定義された各欄の文字数を固定長とする文字列で、各欄のデータが格納されている。なお、格納すべき文字列が定義されている固定長よりも短い場合は、スペースでパッティングし、固定長に変換される。更に、先頭のラインと2ライン目以降のラインの文字列の長さが異なる場合も、スペースでパッティングしてそれらの長さは揃えられる。
最終的に、これら1ラインに対応する文字列は、アスキーコード体系に従ってモノクロ2値画像データの1ライン分のデータに変換される。そして、全体としてのモノクロ画像データが画像メモリ106の中に、関連する画像属性テーブル114が一時的にRAM104の中に作成される。
画像属性テーブル114は登録データ等が格納されたモノクロ2値画像データの属性情報を保管するためのテーブルである。また、このテーブルは、コピー機能やプリント機能で一時的に生成される画像データに対するテーブルと同じ構成である。
図12に画像属性テーブル114の内容を示す。画像属性テーブル114には、図12に示すように、サイズ、フォーマット、ID番号の各欄が設けられている。サイズ欄には、画像データの主走査方向画素数と副走査方向画素数が書き込まれる。フォーマット欄には、1画素当たりのビット数とプレーン数が書き込まれる。ビット数は標準で、カラー画像の場合8bit、モノクロ画像の場合1bitである。プレーン数はモノクロ画像の場合1、RGBカラー画像の場合3、YMCKカラー画像の場合4である。ID番号欄には、画像データの識別番号が書き込まれる。この識別番号は、各画像データを識別するための番号として予め付与されたものである。
同様の手順にて、画像データ管理テーブル108の内容もモノクロ2値画像データに変換することができる。
図11に戻って、ステップS307では、EEPROM105から読み出した機種コードと製造シリアル番号が送信された後、RAM104から読み出された画像属性テーブル114の内容が送信され、画像メモリ106から読み出されたモノクロ2値画像データが送信される。ステップS306にて生成された画像データが全て送信するまで繰り返される。さらに、画像データ管理テーブル108に登録されており、かつユーザによりバックアップの必要性が設定されている画像データも送信される。
ステップS308では、再びコンパクトフラッシュカード6が挿入されているか否かを判断する。コンパクトフラッシュカード6が挿入されていると判断した場合には(ステップS308で「YES」)、CPU101がコンパクトフラッシュカード6からプログラムと初期値入り登録データが含まれるファームウエアを読み出し、フラッシュメモリ103の内容を書き換える(ステップS309)。そして、本手順を終了してメインルーチンに戻る。
ファームウエアにプログラム領域しか含まれない場合、フラッシュメモリ103のブロック数において書き換え前と変化が無い場合は、登録データ領域は書き換えられることはない。
コンパクトフラッシュカード6が挿入されていないと判断した場合には (ステップS308で「NO」)、画像データ以外のシステム設定値も記憶されているHDD107および画像データ管理テーブル108の内容を全て初期値に置き換える(ステップS310)。そして、本手順を終了してメインルーチンに戻る。
ファームウエア更新後やメモリクリア後には、初期化のため、電源ON/OFFによる複合機1の再起動が必要となる。再起動後、複合機1のIPアドレスやサブネットマスクが初期値に書き換えられていた場合には、これらの値を再入力する必要がある。ただし、DHCPによるネットワーク設定の自動取得が設定されている場合には、IPアドレスやサブネットマスクが自動的に設定される。
図13は退避先の複合機1即ちデータバックアップ装置が、送信元の複合機1から登録データ等の退避データを受信する手順を示すフローチャートである。この手順は、CPU101がフラッシュメモリ103から読み出したプログラムに従って動作することにより実行される。
図13に示すように、制御部100のCPU101は、まず他の複合機1から登録データ等の退避データの受信要求を受けているか否かを判断する(ステップS321)。この判断はネットワーク7を介してインターフェース部102に送信されて来るデータに基づいて行われる。
受信要求を受け付けていないと判断した場合には(ステップS321で「NO」)、本手順を終了してメインルーチンに戻る。受信要求を受け付けたと判断した場合には(ステップS321で「YES」)、まず、送信元複合機1のIPアドレスを通信プロトコルから取得し、その後、送信元複合機1の機種コードと製造シリアル番号を受信して、最後に画像データと画像属性情報を対で受信する(ステップS322)。この画像データには、登録データ等が格納されたものだけではなく、バックアップが必要とされる通常の画像データも含まれる。
ステップS323では、受信した画像データと画像属性情報を基にして、この画像データが退避データとして画像メモリ106に記憶される。この時、画像データに対して固有のID番号が付与される。
ステップS324では、退避データ管理テーブル109に新しいレコードを追加し、送信元複合機1のIPアドレス、機種コード、製造シリアル番号がそれぞれテーブル中の送信元、機種コード、シリアル番号の各欄に書き込まれ、退避データの送信元複合機1でのID番号が旧ID番号欄に書き込まれ、ステップS323で付与されたID番号がID番号欄に書き込まれる。受付番号はレコード追加時に自動採番される。テーブルへの書き込み終了後、本手順を終了し、メインルーチンに戻る。
図14は、データバックアップ装置である退避先の複合機1が、送信元の複合機1に登録データ等の退避データを送信返還する手順の一例を示すフローチャートである。この手順も、CPU101がフラッシュメモリ103から読み出したプログラムに従って動作することにより実行される。
図14に示すように、制御部100は、画像メモリ106中に退避データが存在するか否かを判断する(ステップS331)。この判断は退避データ管理テーブル109中のレコードの存在に基づいて行われる。退避データが存在しないと判断した場合には(ステップS331で「NO」)、本手順を終了してメインルーチンに戻る。退避データが存在すると判断した場合には(ステップS331で「YES」)、全てのコピー機能やプリント機能が完了した時刻(ジョブ終了時刻)を時計110から読み出した時刻で書き換える(ステップS332)。
この時刻はRAM104上に記憶され、随時更新されており、複合機1の動作モードが通常モードからスリープモードに移行するする際の判断基準として使用される。つまり、スリープモードに入ると画像メモリ106の電源がオフとなり、退避データが消えてしまうことから、これを防止するため、ジョブの完了時刻を時計110から読み出した時刻で書き換え、スリープモードへ移行しないように動作モードを制御する。これにより、退避データが消去されてしまうのを防止することができる。
ステップS333では、退避データ管理テーブル109中の受付番号の昇順に従って、ネットワーク7を介して送信元欄のIPアドレスにデータ送受信が行われ、応答があったIPアドレスを含むレコードが送信元複合機1として選択される。
また、予め自動検索が選択されている場合は、退避データ管理テーブル109中の受付番号の昇順に従って、本ステップが呼び出される毎に異なる受付番号のレコードが選択される。複合機1に設定されているIPアドレスとサブネットマスクからサブネット4aまたは4b内のIPアドレス候補が自動生成され、サブネット内のIPアドレスにデータ送受信が行われる。
その送信元欄のIPアドレスは、応答があったIPアドレスにて一時的に置き換えられる。このIPアドレス候補は前記サブネットマスクとの論理積が同一のIPアドレスになるという特徴がある。
ステップS334では、接続された送信元複合機1の機種コードと製造シリアル番号が退避データ管理テーブル109中の機種コードと製造シリアル番号と一致し、かつ、接続された送信元複合機1が画像データを受信できる状態(即ち、退避先複合機1が画像データを送信できる状態)であるか否かを判断する。画像データを送信できる状態で無いと判断した場合には(ステップS334で「NO」)、ステップS333に戻って、再度送信元複合機1を選択する。画像データを送信できる状態であると判断した場合には(ステップS334で「YES」)、退避データ管理テーブル109中のID番号に対応する画像データを画像メモリ106から読み出し、旧ID番号と共に送信する(ステップS335)。その後、該当するレコードは退避データ管理テーブル109から削除される。
ステップS336では、前記ID番号に対応する画像データが画像メモリ106から削除されたのち、本手順を終了してメインルーチンに戻る。
このように、この実施形態では、退避先の複合機1から送信元の複合機1へアクセスしてその複合機1が退避データを受信可能か否かを調べ、受信可能な状態になれば退避データを自動的に送信元へ送信返還する。従って、送信元の複合機1において、ファームウエア更新やメモリクリア後の再起動後に、保存されていた登録情報が初期化されて複合機1から消えてしまったとしても、退避データを送信元の複合機1に確実に返還することができる。
また、退避データの送信返還後は、画像メモリ106から退避データが消去されるから、もはや不要となった退避データの存在による画像メモリ106の記憶容量の低下を防止することができる。
図15は退避先の複合機1が、送信元の複合機1に登録データ等の退避データを送信する手順の別の例を示すフローチャートである。この手順も、CPU101がフラッシュメモリ103から読み出したプログラムに従って動作することにより実行される。
図15に示すように、制御部100は、画像メモリ106中に退避データが存在するか否かを判断する(ステップS341)。この判断は退避データ管理テーブル109中のレコードの存在に基づいて行われる。
退避データが存在しないと判断した場合には(ステップS341で「NO」)、本手順を終了してメインルーチンに戻る。退避データが存在すると判断した場合には(ステップS341で「YES」)、RAM104上に定義されるタイマーに初期値を設定する(ステップS342)。この初期値は定数でも、あるいは本ステップが呼び出される毎に減算された初期値でも良い。送信元複合機1はファームウエア更新後に電源ON/OFFによる再起動が必要となるため、ある程度の時間、ネットワーク7からのデータ送受信に応答できなくなってしまう。従って、この初期値は応答できない時間を考慮して設定される。
ステップS343では、タイマーの内容を1だけ減算する。
ステップS344では、タイマーの内容が0であるかどうか否かを判断される。0で無いと判断とした場合には(ステップS344で「NO」)、タイマーによる待機時間が完了しておらず、ステップS343に戻る。0であると判断した場合には(ステップS344で「YES」)、タイマーによる待機時間が満了しており、ステップS345に移行する。
ステップS345からステップS348は、図14のステップS333からステップS336と同様であるので、その説明は省略する。
この実施形態においても、図14に示した例と同じく、退避先の複合機1から送信元の複合機1へ退避データが自動的に送信返還されるから、送信元の複合機1において、ファームウエア更新やメモリクリア後の再起動後に、保存されていた登録情報が初期化されて複合機1から消えてしまったとしても、退避データを送信元の複合機1に確実に返還することができる。
加えて、送信元の複合機1がデータを受信可能かどうかはタイマーにより所定の時間間隔で確認されるから、この確認が常時行われる場合に比べて、ネットワーク7や退避先の複合機1の処理負荷を軽減させることができる。また、ステップS342で設定されるタイマーの初期値が、本ステップが呼び出される毎に減算された初期値に設定されている場合には、送信元の複合機1がデータを受信可能かどうかの確認を行う時間間隔が短くなり、その分、退避データの送信返還処理を早期に完了することができる。
図16は送信元の複合機1が退避先の複合機1から退避データを受信する手順を示すフローチャートである。
図16に示すように、制御部100のCPU101は、まずバックアップ先の複合機1から登録データ等のバックアップデータ受信要求を受けているか否かを判断する(ステップS351)。この判断はネットワーク7を介してインターフェース部102に送信されて来るデータに基づいて行われる。受信要求を受け付けていないと判断した場合には(ステップS351で「NO」)、本手順を終了してメインルーチンに戻る。受信要求を受け付けたと判断した場合には(ステップS351で「YES」)、画像データを受信する(ステップS352)。この画像データには、登録データ等が格納されたものだけではなく、バックアップされた通常の画像データも含まれる。
ステップS353では、受信した画像データから登録データおよび画像データ管理テーブルの内容が取り出される。バックアップされた画像データは、受信した旧ID番号がこの画像データに対するID番号として再利用され、そのままHDD107内に記憶される。
ステップS354では、受信した登録データや画像データ管理テーブルの内容が、CPU101によってフラッシュメモリ103や画像データ管理テーブル108にそれぞれ再入力され、復元される。再入力完了後、本手順を終了し、メインルーチンに戻る。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、他の画像形成装置をデータバックアップ装置として、画像形成装置のデータをバックアップさせたが、PC2をデータバックアップ装置として画像形成装置のデータをバックアップさせる構成でも良い。
この発明の一実施形態に係る画像形成システムの構成図である。 この発明の一実施形態に係る画像形成装置である複合機の概略構成図である。 操作パネルの構成図である。 複合機の制御部の構成を示すブロック図である。 画像データ管理テーブルの内容を示す図である。 退避データ管理テーブルの内容を示す図である。 フラッシュメモリのメモリマップを示す図である。 メールアドレステーブルの内容を示す図である。 ネットワークアドレステーブルの内容を示す図である。 電話番号テーブルの内容を示す図である。 複合機から他の複合機に登録データ等のバックアップデータを送信する手順を示すフローチャートである。 画像属性テーブルの内容を示す図である。 退避先である複合機が送信元の複合機からバックアップデータを受信する手順を示すフローチャートである。 退避先である複合機が送信元の複合機にバックアップデータを送信する手順の一例を示すフローチャートである。 退避先である複合機が送信元の複合機にバックアップデータを送信する手順の別の例を示すフローチャートである。 送信元の複合機が退避先の複合機からバックアップデータを受信する手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 複合機(画像形成装置)
2 パーソナルコンピュータ
7 ネットワーク
90 操作パネル
100 制御部
101 CPU(状態情報取得手段、判断手段、データ復元手段)
102 インターフェース部(受信手段、送信手段)
103 フラッシュメモリ
106 画像メモリ(記憶手段)
107 ハードディスクドライブ

Claims (13)

  1. 画像形成装置からネットワークを介してバックアップデータと前記画像形成装置のネットワーク上の所在を示す送信元情報を受信する受信手段と、
    受信した前記バックアップデータと送信元情報を記憶する記憶手段と、
    前記バックアップデータの受信が可能かどうかに関して、前記画像形成装置の状態を前記送信元情報に基づいて取得する状態取得手段と、
    取得された状態から、前記画像形成装置が前記バックアップデータの受信が可能かどうかを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、バックアップデータの受信が可能であると判断された場合は、前記送信元情報に基づいて前記画像形成装置にバックアップデータを送信返還する送信手段と、
    を備えたことを特徴とするデータバックアップ装置。
  2. 前記送信手段によるバックアップデータの送信返還後に、前記記憶手段に記憶されているバックアップデータを消去する消去手段を備えている請求項1に記載のデータバックアップ装置。
  3. 前記状態取得手段は、画像形成装置の状態取得を所定の時間間隔で行う請求項1または2に記載のデータバックアップ装置。
  4. 前記所定の時間間隔は時間の経過と共に短くなる請求項3に記載のデータバックアップ装置。
  5. 動作モードの一つとして、前記記憶手段の電源が切断されるスリープモードを備えるとともに、前記記憶手段にバックアップデータが記憶されると、前記スリープモードへ移行しないように動作モードを制御する制御手段を備えている請求項1ないし4のいずれかに記載のデータバックアップ装置。
  6. 画像形成装置からなる請求項1に記載のデータバックアップ装置。
  7. 画像形成装置とこの画像形成装置のデータをバックアップするデータバックアップ装置とが、ネットワークを介して接続されたデータバックアップシステムにおいて、
    前記データバックアップ装置は、
    前記画像形成装置から送信されるバックアップデータと前記画像形成装置のネットワーク上の所在を示す送信元情報を受信する受信手段と、
    受信した前記バックアップデータと送信元情報を記憶する記憶手段と、
    前記バックアップデータの受信が可能かどうかに関して、前記画像形成装置の状態を前記送信元情報に基づいて取得する状態取得手段と、
    取得された状態から、前記画像形成装置が前記バックアップデータの受信が可能かどうかを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、バックアップデータの受信が可能であると判断された場合は、前記送信元情報に基づいて前記画像形成装置にバックアップデータを送信返還する送信手段と、
    を備え、
    前記画像形成装置は、
    バックアップデータと送信元情報をデータバックアップ装置に送信する送信手段と、
    データバックアップ装置から送信返還されてきたバックアップデータを受信する受信手段と、
    受信したバックアップデータを復元するデータ復元手段と、
    を備えたことを特徴とするデータバックアップシステム。
  8. 前記画像形成装置は、ソフトウエア更新時にバックアップデータをデータバックアップ装置に送信する請求項7に記載のデータバックアップシステム。
  9. 画像形成装置からネットワークを介してバックアップデータと前記画像形成装置のネットワーク上の所在を示す送信元情報を受信するステップと、
    受信した前記バックアップデータと送信元情報を記憶手段に記憶するステップと、
    前記バックアップデータの受信が可能かどうかに関して、前記画像形成装置の状態を前記送信元情報に基づいて取得する状態取得ステップと、
    取得された状態から、前記画像形成装置が前記バックアップデータの受信が可能かどうかを判断するステップと、
    前記判断ステップにより、バックアップデータの受信が可能であると判断された場合は、前記送信元情報に基づいて前記画像形成装置にバックアップデータを送信返還するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのデータバックアップ処理プログラム。
  10. 前記バックアップデータの送信返還後に、前記記憶手段に記憶されているバックアップデータを消去するステップを、さらにコンピュータに実行させる請求項9に記載のデータバックアップ処理プログラム。
  11. 前記状態取得ステップでは、画像形成装置の状態取得が所定の時間間隔で行われる請求項9または10に記載のデータバックアップ処理プログラム。
  12. 前記所定の時間間隔は時間の経過と共に短くなる請求項11に記載のデータバックアップ処理プログラム。
  13. 動作モードの一つとして、前記記憶手段の電源が切断されるスリープモードを備えるとともに、前記記憶手段にバックアップデータが記憶されると、前記スリープモードへ移行しないように動作モードを制御するステップをさらにコンピュータに実行させる請求項9ないし12のいずれかに記載のデータバックアップ処理プログラム。
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