JP3849361B2 - 制御装置および遠隔操作によるファイル変更方法 - Google Patents

制御装置および遠隔操作によるファイル変更方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種ファイル保存用の記憶手段を有し、この記憶手段に保存のファイルの変更を遠隔側からのファイルによって行う制御装置および遠隔操作によるファイル変更方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば蛍光灯の照明制御または空調機の運転制御などの制御を行う制御機器に対して状態の監視および制御を行う制御装置が種々市販され、また提案されているが、このような制御装置には、例えばいわゆるハードディスクと呼ばれるディスク装置を備え、このディスク装置に保存のプログラムファイルやデータファイルを利用して、上記制御機器に対する状態の監視および制御を行うものが存在している。また、この種の制御装置では、ディスク装置に保存のプログラムファイルやデータファイルを遠隔操作によって変更する場合がある。
【0003】
なお、特開平6−37864号公報には、ホストによる一元管理で数名のシステム管理者で即時障害への対応を行うと共に、端末データベースやファイルの自動更新・端末ソフトウエアバージョンアップ等での工数削減に効果のあるリモート端末障害管理システムが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のディスク装置を備える制御装置では、プログラムファイルやデータファイルを遠隔操作によって変更する場合に、ファイルの変更途中で通信トラブル、電源断またはリセットなどのトラブルが発生して、変更途中のファイルが壊れたりあるいは消失したりすると、その後、正常に動作しなくなり、遠隔操作もできなくなる課題があった。なお、この場合、制御装置が設置されている現場に出向いて、その制御装置の復旧にあたる必要があった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ファイルの変更途中でトラブルが発生しても正常動作を可能にし得るとともに、正常動作時に使用される記憶手段の記憶容量の増大を防止し得る制御装置および遠隔操作によるファイル変更方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1記載の発明の制御装置は、上位ネットワーク側に接続される上位通信手段と、下位ネットワーク側に接続される下位通信手段と、各種ファイル保存用の記憶手段と、前記上位通信手段を介した遠隔側との通信データの送受信および前記下位通信手段を介した制御器との制御命令の送受信を行う制御手段とを備え、前記制御手段は、前記上位ネットワークを介して送信される遠隔側からのファイルによって前記記憶手段に保存のファイルの変更を行う場合、この変更の対象となるファイルのバックアップファイルを作成した後にファイル変更中の状態を示す変更状態情報をセットし、続いてファイルを変更し、ファイルの変更が完了すれば、変更状態情報をクリアした後にバックアップファイルを削除する処理を行うとともに、立上がり時に変更状態情報がセットされていれば、前記バックアップファイルから元のファイルのリストアを行ってそのバックアップファイルの削除を行い、変更状態情報をクリアする処理を行い、且つ、リストアを行う前に変更途中のファイルがあれば変更途中のファイルを削除する処理を行うものである。
【0011】
この構成では、変更の途中で当該制御手段の正常動作が不能になっても、バックアップファイルから元のファイルが復元されるので、ファイル変更前の状態で当該制御装置を正常に動作させることが可能になる。また、元のファイルの復元後にバックアップファイルが削除されるほか、変更途中のファイルも消去されるので、正常動作時に使用される記憶手段の記憶容量の増大防止が可能になる。
【0012】
請求項記載の発明の遠隔操作によるファイル変更方法は、上位ネットワーク側に接続される上位通信手段と、下位ネットワーク側に接続される下位通信手段と、各種ファイル保存用の記憶手段と、前記上位通信手段を介した遠隔側との通信データの送受信および前記下位通信手段を介した制御器との制御命令の送受信を行う制御手段とを備えて成る制御装置に使用される遠隔操作によるファイルの変更方法であって、前記上位ネットワークを介して送信される遠隔側からのファイルによって前記記憶手段に保存のファイルの変更を行う場合、この変更の対象となるファイルのバックアップファイルを作成した後にファイル変更中の状態を示す変更状態情報をセットし、続いてファイルを変更し、ファイルの変更が完了すれば、変更状態情報をクリアした後にバックアップファイルを削除する処理を行うとともに、立上がり時に変更状態情報がセットされていれば、前記バックアップファイルから元のファイルのリストアを行ってそのバックアップファイルの削除を行い、変更状態情報をクリアする処理を行い、且つ、リストアを行う前に変更途中のファイルがあれば変更途中のファイルを削除する処理を行うものである。
【0013】
この構成では、変更の途中で当該制御手段の正常動作が不能になっても、バックアップファイルから元のファイルが復元されるので、ファイル変更前の状態で当該制御装置を正常に動作させることが可能になる。また、元のファイルの復元後にバックアップファイルが削除されるほか、変更途中のファイルも消去されるので、正常動作時に使用される記憶手段の記憶容量の増大防止が可能になる。
【0016】
また、請求項記載の制御装置において、前記制御手段は、立上がり時に、前記変更状態情報がセットされておらず且つ前記バックアップファイルが残っていれば、バックアップファイルを削除する構成でもよい(請求項)。この構成によれば、作成中または削除中のバックアップファイルが削除されるので、より好適に、正常動作時に使用される記憶手段の記憶容量の増大防止が可能になる。
【0017】
さらに、請求項記載の遠隔操作によるファイル変更方法において、立上がり時に、前記変更状態情報がセットされておらず且つ前記バックアップファイルが残っていれば、バックアップファイルを削除する方法でもよい(請求項)。この方法によれば、作成中または削除中のバックアップファイルが削除されるので、より好適に、正常動作時に使用される記憶手段の記憶容量の増大防止が可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の制御装置に係る基本構成の構成図、図2は図1に示す制御装置を用いたシステムの構成図で、これらの図を用いて以下に基本構成の説明を、本発明の遠隔操作によるファイル変更方法に係る実施形態の説明とともに行う。
【0019】
まず、システムの構成を説明すると、図2に示すシステムは、公衆回線網PLと、この公衆回線網PLを介して通信データの送受信を行うリモート側システムRSおよびローカル側システム1とにより構成されている。なお、リモート側システムRSは、例えばエンジニアリング・センターに設置され、公衆回線網PLに接続されるルータなどの図示しない通信装置と、この通信装置に接続されるコンピュータRS1とにより構成され、公衆回線網PLを介してローカル側システム1と通信データの送受信を行う。
【0020】
ローカル側システム1は、例えばビル内に設置され、公衆回線網PLに接続されるルータ11と、このルータ11にネットワーク12を介して接続される操作表示器13と、例えば蛍光灯151を有するとともにネットワーク14に接続され、このネットワーク14からの受信データを利用した蛍光灯151に対する照明制御などの処理を行う複数の制御機器15と、点灯または消灯などの照明状態の操作入力用であって、操作に応じたデータをネットワーク14を介して対応する制御機器15に送信するなどの処理を行う複数の制御機器16とを従来と同様に備えているほか、基本構成の特徴として、ネットワーク12,14の双方に接続される制御装置10を備えている。
【0021】
この制御装置10は、図1に示すように、上位ネットワークとしての公衆回線網PL側に接続される上位通信部101と、下位ネットワークとしてのネットワーク14に接続される下位通信部102と、プログラムファイルおよびデータファイル保存用であってハードディスクなどにより成るディスク装置103(記憶手段)と、ディスク装置103から読み出したデータを一時的に記憶する記憶装置104aおよびプログラム命令を解釈し各装置に指令を出す中央処理装置104bにより構成される制御部104(制御手段)とを備えている。
【0022】
この制御部104は、ローカル側システム1全般の制御などを処理を行うものであって、例えば、上位通信部101を介したリモート側システムRSとの通信データの送受信および下位通信部102を介した制御機器15との制御命令の送受信の処理を行う。
【0023】
また、制御部104は、公衆回線網PLを介して送信されるリモート側システムRSからのファイルによってディスク装置103に保存のファイルの変更を行う場合、この変更の対象となるファイルのバックアップファイルを作成し、変更の途中で通信トラブルが発生した場合には、変更途中のファイルを消去し、上記バックアップファイルから元のファイルのリストアを行ってそのバックアップファイルを削除する処理を行う。
【0024】
図3は図1の制御部により実行される処理手順の例を示す図で、この図を用いて基本構成の特徴となる動作を説明する。ただし、図3(a)は図1の制御部により実行されるフローチャートを示し、(b)はファイルの変更途中で通信トラブルが発生しなかった場合の処理の流れを示し、(c)はファイルの変更途中で通信トラブルが発生した場合の処理の流れを示す。
【0025】
まず、図3(b)に示すように、ファイルの変更途中で通信トラブルが発生しなかった場合の正常系パターンの処理手順を説明する。プログラムファイルまたはデータファイルの変更を開始すると、変更の対象となるファイルのバックアップファイルを作成する処理が行われる(S101)。続いて、変更の対象となるもとのファイルを削除し(S102)、もとのファイル名でファイルを生成してそれをオープンし(S103)、この後、リモート側システムRSからのファイルを受信する処理が行われる(S104)。
【0026】
続いて、受信トラブルが発生したか否かの判定が行われ(S105)、受信トラブルが発生しなければ(S105でNO)、受信したデータによりファイルの書き込みが行われる(S106)。
【0027】
この後、データの受信が完了したか否かの判定が行われ(S107)、データの受信が完了しなければ(S107でNO)、ステップS104に戻る一方、データの受信が完了すれば(S107でYES)、バックアップファイルを削除する処理が行われる(S108)。これにより、本フローチャートによる処理が終了する。
【0028】
次に、図3(c)に示すように、ファイルの変更途中で通信トラブルが発生した場合の異常系パターンの処理手順を説明する。
【0029】
ファイルの変更途中、つまりステップS105の判定で、受信トラブル発生の判定結果が得られると(S105でYES)、作成中のファイルを消去し(S109)、この後、バックアップファイルからもとのファイルを作成して(S110)、バックアップファイルを削除する処理が行われる(S108)。これにより、本フローチャートによる処理が終了する。
【0030】
以上のように、変更の途中で通信トラブルが発生しても、バックアップファイルから元のファイルが復元されるので、ファイル変更前の状態で制御装置10を正常に動作させることが可能になる。また、元のファイルの復元後にバックアップファイルが削除されるので、正常動作時に使用されるディスク装置103の記憶容量の増大防止が可能になる。この結果、システムの信頼性および使用性が向上した。
【0031】
図4は本発明の制御装置に係る第1実施形態の構成図、図5および図6は図4の制御部により実行される処理手順の例を示す図で、これらの図を用いて以下に第1実施形態の説明を、本発明の遠隔操作によるファイル変更方法に係る別の実施形態の説明とともに行う。ただし、図5(a)は図4の制御部により実行されるフローチャートを示し、(b)はファイルの変更途中でトラブルが発生しなかった場合の処理の流れを示し、(c)はファイルの変更途中で通信トラブルが発生した場合の処理の流れを示す。また、図6(a)は図4の制御部により実行されるフローチャートを示し、(b)はファイルの変更途中で制御装置の動作が不能になった場合の処理の流れを示す。
【0032】
図4に示す制御装置20は、基本構成と同様のシステムに適用され、上位通信部101および下位通信部102を基本構成の制御装置10と同様に備えているほか、この制御装置10との相違点として、プログラムファイルおよびデータファイル保存用であってハードディスクなどにより成るディスク装置203と、このディスク装置203から読み出したデータを記憶する記憶装置204aおよびプログラム命令を解釈し各装置に指令を出す中央処理装置204bにより構成される制御部204とを備えている。つまり、ディスク装置203には、図5(a)および図6(a)に示すように、図(a)に示す処理手順とは異なる処理手順のプログラムファイルが保存されている。また、記憶装置204aの一部または全部は、後述する変更状態情報を記憶するために不揮発性メモリにより構成される。
【0033】
制御部204は、ローカル側システム全般の制御などを処理を行うものであって、例えば、上位通信部101を介したリモート側システムRSとの通信データの送受信および下位通信部102を介した制御機器15との制御命令の送受信の処理を行う。
【0034】
また、制御部204は、公衆回線網PLを介して送信されるリモート側システムRSからのファイルによってディスク装置203に保存のファイルの変更を行う場合、この変更の対象となるファイルのバックアップファイルを作成し、変更の途中で、通信トラブルが発生した場合には、変更途中のファイルを消去し、上記バックアップファイルから元のファイルのリストアを行ってそのバックアップファイルを削除する一方、変更の途中で、電源断やリセットなどのトラブルで当該制御装置20の正常動作が不能になった場合には、立上がり時に、変更途中のファイルを消去し、上記バックアップファイルから元のファイルのリストアを行ってそのバックアップファイルの削除する処理を行う。
【0035】
次に、第1実施形態の特徴となる動作を説明する。まず、図5(b)に示すように、ファイルの変更途中でトラブルが発生しなかった場合の正常系パターンの処理手順を説明する。
【0036】
プログラムファイルまたはデータファイルの変更を開始すると、変更の対象となるファイルのバックアップファイルを作成する処理が行われる(S201)。この後、ファイル変更中の状態を示す情報(以下単に、変更状態情報)を記憶装置204aにセットする処理が行われる(S202)。このとき、例えば、変更状態情報がフラグであれば1にセットする処理が行われる。続いて、変更の対象となるもとのファイルを削除し(S203)、もとのファイル名でファイルを生成してそれをオープンし(S204)、この後、リモート側システムRSからのファイルを受信する処理が行われる(S205)。
【0037】
続いて、受信トラブルが発生したか否かの判定が行われ(S206)、受信トラブルが発生しなければ(S206でNO)、受信したデータによりファイルの書き込みが行われる(S207)。
【0038】
この後、データの受信が完了したか否かの判定が行われ(S208)、データの受信が完了しなければ(S208でNO)、ステップS205に戻る一方、データの受信が完了すれば(S208でYES)、記憶装置204aにセットした変更状態情報をクリアして(S209)、バックアップファイルを削除する処理が行われる(S210)。これにより、図5(a)に示すフローチャートによる処理が終了する。なお、変更状態情報がフラグであれば、ステップS209で0に戻される。
【0039】
次に、図5(c)に示すように、ファイルの変更途中で通信トラブルが発生した場合の異常系パターンの処理手順を説明する。
【0040】
ファイルの変更途中で、受信トラブル発生の判定結果が得られると(S206でYES)、作成中のファイルを消去し(S211)、バックアップファイルからもとのファイルを作成し(S212)、この後、記憶装置204aにセットした変更状態情報をクリアして(S209)、バックアップファイルを削除する処理が行われる(S210)。これにより、図5(a)に示すフローチャートによる処理が終了する。
【0041】
次に、図6(b)に示すように、ファイルの変更途中で当該制御装置20の正常動作が不能になった場合の異常系パターンの処理手順を説明する。
【0042】
図5(a)の処理手順におけるステップS203からステップS209までに電源断やリセットなどのトラブルが発生すると、元のファイルが壊れたり、あるいは消失したりする。このような場合には制御装置20は再起動される。
【0043】
制御装置20が再起動(起動)されると、立上がり時に、記憶装置204aから変更状態情報の読み込み処理が行われ(S250)、この読み込み処理から、記憶装置204aに変更状態情報がセットされていないか否かの判定が行われる(S251)。このとき、例えば、変更状態情報がフラグであって、1であればセットされていると判定され、0であればセットされていないと判定される。
【0044】
変更状態情報がセットされていれば(S251でNO)、図5(a)に示したステップS204でオープンされた作成中のファイルがあるか否かの判定が行われる(S252)。作成中のファイルがあれば(S252でYES)、その作成中のファイルを削除する処理が行われ(S253)、この後、ステップS254に進む一方、作成中のファイルがなければ(S252でNO)、ステップS254に進む。
【0045】
ステップS254に進むと、バックアップファイルからもとのファイルを作成する処理が実行され、この後、バックアップファイルを削除して(S255)、記憶装置204aにセットされている変更状態情報をクリアする処理が行われる(S256)。これにより、図6(a)に示すフローチャートによる処理が終了する。
【0046】
一方、記憶装置204aに変更状態情報がセットされていなければ(S251でYES)、図6(a)に示すフローチャートによる処理が終了する。
【0047】
以上により、変更の途中で通信トラブルが発生しても、バックアップファイルから元のファイルが復元されるので、ファイル変更前の状態で制御装置20を正常に動作させることが可能になる。
【0048】
また、変更の途中で当該制御装置20の正常動作が不能になっても、バックアップファイルから元のファイルが復元されるので、制御装置20を正常に動作させることが可能になる。
【0049】
さらに、元のファイルの復元後にバックアップファイルが削除されるほか、変更途中のファイルも消去されるので、正常動作時に使用されるディスク装置203の記憶容量の増大防止が可能になる。
【0050】
図7は本発明の制御装置に係る第2実施形態の構成図で、この図を用いて以下に第2実施形態の説明を、本発明の遠隔操作によるファイル変更方法に係る別の実施形態の説明とともに行う。
【0051】
図7に示す制御装置30は、第1実施形態と同様のシステムに適用され、上位通信部101および下位通信部102を第1実施形態の制御装置20と同様に備えているほか、この制御装置20との相違点として、ディスク装置303と、このディスク装置303から読み出したデータを記憶する記憶装置304aおよびプログラム命令を解釈し各装置に指令を出す中央処理装置304bにより構成される制御部304と、ディスク装置303に保存のファイルを変更中か否かの状態を示す変更状態情報を記憶装置304aが正常に記憶しているか否かの検出を行う検出部305と、この検出部305によって記憶装置304aが変更状態情報を正常に記憶していない検出が行われると、記憶装置304aの異常を所定の通知先に警報で通知するための警報通知部306とを備えている。
【0052】
ディスク装置303は、プログラムファイルおよびデータファイル保存用であってハードディスクなどにより成り、制御部304に対して検出部305からの入力処理および警報通知部306への出力処理を実行させるための処理手順のプログラムファイルを保持している以外は、第1実施形態のディスク装置203と同様のプログラムファイルおよびデータファイルを保持している。
【0053】
制御部304は、検出部305によって記憶装置304aが変更状態情報を正常に記憶していない検出が行われると、記憶装置304aの異常を警報通知部306を介して所定の通知先に警報で通知する処理を行う以外は、第1実施形態の制御部204と同様の処理を行う。
【0054】
上記構成の制御装置30では、何らかの原因で記憶装置304aが正常に変更状態情報を記憶することができなくなった場合、所定の通知先に警報が通知されるので、この後、上記原因に対する適切な対処を行うことが可能になる。また、この警報処理以外は第1実施形態と同様であるので、第1実施形態と同様の効果が得られるのは言うまでもない。
【0055】
図8は本発明の制御装置に係る第3実施形態の構成図、図9および図10は図8の制御部により実行される処理手順の例を示す図で、これらの図を用いて以下に第3実施形態の説明を、本発明の遠隔操作によるファイル変更方法に係る別の実施形態の説明とともに行う。ただし、図9(a)は図8の制御部により実行されるフローチャートを示し、(b)はファイルの変更途中でトラブルが発生しなかった場合の処理の流れを示し、(c)はファイルの変更途中で通信トラブルが発生した場合の処理の流れを示す。また、図10(a)は図8の制御部により実行されるフローチャートを示し、(b)は変更状態情報がセットされている場合の処理の流れを示し、(c)は変更状態情報がセットされていない場合の処理の流れを示す。
【0056】
図8に示す制御装置40は、第1実施形態と同様のシステムに適用され、上位通信部101および下位通信部102を第1実施形態の制御装置20と同様に備えているほか、この制御装置20との相違点として、プログラムファイルおよびデータファイル保存用であってハードディスクなどにより成るディスク装置403と、このディスク装置403から読み出したデータを記憶する記憶装置404aおよびプログラム命令を解釈し各装置に指令を出す中央処理装置404bにより構成される制御部404とを備えている。つまり、ディスク装置403には、図9(a)および図10(a)に示すように、図5(a)および図6(a)に示す処理手順とは異なる処理手順のプログラムファイルが保存されている。また、記憶装置404aの一部または全部は、変更状態情報を記憶するために不揮発性メモリにより構成される。
【0057】
制御部404は、ローカル側システム全般の制御などを処理を行うものであって、例えば、上位通信部101を介したリモート側システムRSとの通信データの送受信および下位通信部102を介した制御機器15との制御命令の送受信の処理を行う。
【0058】
また、制御部404は、公衆回線網PLを介して送信されるリモート側システムRSからのファイルによってディスク装置403に保存のファイルの変更を行う場合、この変更の対象となるファイルのバックアップファイルを作成し、変更の途中で、通信トラブルが発生した場合には、変更途中のファイルを消去し、上記バックアップファイルから元のファイルのリストアを行ってそのバックアップファイルを削除する一方、変更の途中で、電源断やリセットなどのトラブルで当該制御装置40の正常動作が不能になった場合には、立上がり時に変更途中のファイルを消去し、上記バックアップファイルから元のファイルのリストアを行ってそのバックアップファイルを削除する処理を行う。
【0059】
さらに、制御部404は、上記バックアップファイルの作成または削除の途中で、電源断やリセットなどのトラブルで当該制御装置40の正常動作が不能になった場合には、立上がり時に、作成中または削除中のバックアップファイルを削除する処理を行う。
【0060】
次に、第3実施形態の特徴となる動作を説明する。まず、図9(b)に示すように、ファイルの変更途中でトラブルが発生しなかった場合の正常系パターンの処理手順を説明する。
【0061】
プログラムファイルまたはデータファイルの変更を開始すると、変更の対象となるファイルのバックアップファイルを作成する処理が行われる(S401)。この後、変更状態情報を記憶装置404aにセットする処理が行われる(S402)。続いて、変更の対象となるもとのファイルを削除し(S403)、もとのファイル名でファイルを生成してそれをオープンし(S404)、この後、リモート側システムRSからのファイルを受信する処理が行われる(S405)。
【0062】
続いて、受信トラブルが発生したか否かの判定が行われ(S406)、受信トラブルが発生しなければ(S406でNO)、受信したデータによりファイルの書き込みが行われる(S407)。
【0063】
この後、データの受信が完了したか否かの判定が行われ(S408)、データの受信が完了しなければ(S408でNO)、ステップS405に戻る一方、データの受信が完了すれば(S408でYES)、記憶装置404aにセットした変更状態情報をクリアして(S409)、バックアップファイルを削除する処理が行われる(S410)。これにより、図9(a)に示すフローチャートによる処理が終了する。
【0064】
次に、図9(c)に示すように、ファイルの変更途中で通信トラブルが発生した場合の異常系パターンの処理手順を説明する。
【0065】
ファイルの変更途中で、受信トラブル発生の判定結果が得られると(S406でYES)、作成中のファイルを消去し(S411)、バックアップファイルからもとのファイルを作成し(S412)、この後、記憶装置404aにセットした変更状態情報をクリアして(S409)、バックアップファイルを削除する処理が行われる(S410)。これにより、図9(a)に示すフローチャートによる処理が終了する。
【0066】
次に、図10(b)に示すように、ファイルの変更途中で当該制御装置40の正常動作が不能になった場合で変更状態情報がセットされている場合の処理手順を説明する。
【0067】
図9(a)の処理手順におけるステップS403からステップS409までに電源断やリセットなどのトラブルが発生すると、元のファイルが壊れたり、あるいは消失したりする。このような場合には制御装置40は再起動される。
【0068】
制御装置40が再起動(起動)されると、立上がり時に、記憶装置404aから変更状態情報の読み込み処理が行われ(S450)、この読み込み処理から、記憶装置404aに変更状態情報がセットされていないか否かの判定が行われる(S451)。
【0069】
変更状態情報がセットされていれば(S451でNO)、図9(a)に示したステップS404でオープンされた作成中のファイルがあるか否かの判定が行われる(S452)。作成中のファイルがあれば(S452でYES)、その作成中のファイルを削除する処理が行われ(S453)、この後、ステップS454に進む一方、作成中のファイルがなければ(S452でNO)、ステップS454に進む。
【0070】
ステップS454に進むと、バックアップファイルからもとのファイルを作成する処理が実行され、この後、バックアップファイルを削除して(S455)、記憶装置404aにセットされている変更状態情報をクリアする処理が行われる(S456)。これにより、図10(a)に示すフローチャートによる処理が終了する。
【0071】
次に、図10(c)に示すように、ファイルの変更途中で当該制御装置40の正常動作が不能になった場合で変更状態情報がセットされていない場合の処理手順を説明する。
【0072】
この場合、すなわち記憶装置404aに変更状態情報がセットされていなければ(S451でYES)、ディスク装置403にバックアップファイルが残っているか否かの判定が行われる(S457)。
【0073】
バックアップファイルが残っていれば(S457でYES)、バックアップファイルを削除し(S458)、これにより、図10(a)に示すフローチャートによる処理が終了する一方、バックアップファイルが残っていなければ(S457でNO)、図10(a)に示すフローチャートによる処理が終了する。
【0074】
このように、ファイルの変更途中で当該制御装置40の正常動作が不能になった場合で変更状態情報がセットされていない場合に、バックアップファイルを削除するようにしたので、無用のゴミファイルが削除されることになる。これにより、より好適に、正常動作時に使用されるディスク装置403の記憶容量の増大防止が可能になる。また、その他の動作は第1実施形態と同様であるので、第1実施形態と同様の効果を奏することが可能になる。
【0075】
なお、上記第3実施形態に対して、第2実施形態で説明した検出部305および警報通知部306を具備するようにしてもよい。
【0076】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、請求項1記載の発明によれば、前記制御手段は、前記上位ネットワークを介して送信される遠隔側からのファイルによって前記記憶手段に保存のファイルの変更を行う場合、この変更の対象となるファイルのバックアップファイルを作成した後にファイル変更中の状態を示す変更状態情報をセットし、続いてファイルを変更し、ファイルの変更が完了すれば、変更状態情報をクリアした後にバックアップファイルを削除する処理を行うとともに、立上がり時に変更状態情報がセットされていれば、前記バックアップファイルから元のファイルのリストアを行ってそのバックアップファイルの削除を行い、変更状態情報をクリアする処理を行い、且つ、リストアを行う前に変更途中のファイルがあれば変更途中のファイルを削除する処理を行うので、変更の途中で当該制御手段の正常動作が不能になっても、当該制御装置を正常に動作させることが可能になるとともに、正常動作時に使用される記憶手段の記憶容量の増大防止が可能になる。
【0079】
請求項記載の発明によれば、前記上位ネットワークを介して送信される遠隔側からのファイルによって前記記憶手段に保存のファイルの変更を行う場合、この変更の対象となるファイルのバックアップファイルを作成した後にファイル変更中の状態を示す変更状態情報をセットし、続いてファイルを変更し、ファイルの変更が完了すれば、変更状態情報をクリアした後にバックアップファイルを削除する処理を行うとともに、立上がり時に変更状態情報がセットされていれば、前記バックアップファイルから元のファイルのリストアを行ってそのバックアップファイルの削除を行い、変更状態情報をクリアする処理を行い、且つ、リストアを行う前に変更途中のファイルがあれば変更途中のファイルを削除する処理を行うので、変更の途中で当該制御手段の正常動作が不能になっても、当該制御装置を正常に動作させることが可能になるとともに、正常動作時に使用される記憶手段の記憶容量の増大防止が可能になる。
【0082】
請求項記載の発明によれば、請求項記載の制御装置において、前記制御手段は、立上がり時に、前記変更状態情報がセットされておらず且つ前記バックアップファイルが残っていれば、バックアップファイルを削除するので、より好適に、正常動作時に使用される記憶手段の記憶容量の増大防止が可能になる。
【0083】
請求項記載の発明によれば、請求項記載の遠隔操作によるファイル変更方法において、立上がり時に、前記変更状態情報がセットされておらず且つ前記バックアップファイルが残っていれば、バックアップファイルを削除するので、より好適に、正常動作時に使用される記憶手段の記憶容量の増大防止が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の制御装置に係る基本構成の構成図である。
【図2】 図1に示す制御装置を用いたシステムの構成図である。
【図3】 図1の制御部により実行される処理手順の例を示す図である。
【図4】 本発明の制御装置に係る第1実施形態の構成図である。
【図5】 図4の制御部により実行される処理手順の例を示す図である。
【図6】 図4の制御部により実行される処理手順の例を示す図である。
【図7】 本発明の制御装置に係る第2実施形態の構成図である。
【図8】 本発明の制御装置に係る第3実施形態の構成図である。
【図9】 図8の制御部により実行される処理手順の例を示す図である。
【図10】 図8の制御部により実行される処理手順の例を示す図である。
【符号の説明】
PL 公衆回線網
RS リモート側システム
1 ローカル側システム
10,20,30,40 制御装置
101 上位通信部
102 下位通信部
103,203,303,403 ディスク装置
104,204,304,404 制御部
104a,204a,304a,404a 記憶装置
104b,204b,304b,404b 中央処理装置
305 検出部
306 警報通知部

Claims (4)

  1. 上位ネットワーク側に接続される上位通信手段と、下位ネットワーク側に接続される下位通信手段と、各種ファイル保存用の記憶手段と、前記上位通信手段を介した遠隔側との通信データの送受信および前記下位通信手段を介した制御器との制御命令の送受信を行う制御手段とを備え、前記制御手段は、前記上位ネットワークを介して送信される遠隔側からのファイルによって前記記憶手段に保存のファイルの変更を行う場合、この変更の対象となるファイルのバックアップファイルを作成した後にファイル変更中の状態を示す変更状態情報をセットし、続いてファイルを変更し、ファイルの変更が完了すれば、変更状態情報をクリアした後にバックアップファイルを削除する処理を行うとともに、立上がり時に変更状態情報がセットされていれば、前記バックアップファイルから元のファイルのリストアを行ってそのバックアップファイルの削除を行い、変更状態情報をクリアする処理を行い、且つ、リストアを行う前に変更途中のファイルがあれば変更途中のファイルを削除する処理を行う制御装置。
  2. 上位ネットワーク側に接続される上位通信手段と、下位ネットワーク側に接続される下位通信手段と、各種ファイル保存用の記憶手段と、前記上位通信手段を介した遠隔側との通信データの送受信および前記下位通信手段を介した制御器との制御命令の送受信を行う制御手段とを備えて成る制御装置に使用される遠隔操作によるファイルの変更方法であって、前記上位ネットワークを介して送信される遠隔側からのファイルによって前記記憶手段に保存のファイルの変更を行う場合、この変更の対象となるファイルのバックアップファイルを作成した後にファイル変更中の状態を示す変更状態情報をセットし、続いてファイルを変更し、ファイルの変更が完了すれば、変更状態情報をクリアした後にバックアップファイルを削除する処理を行うとともに、立上がり時に変更状態情報がセットされていれば、前記バックアップファイルから元のファイルのリストアを行ってそのバックアップファイルの削除を行い、変更状態情報をクリアする処理を行い、且つ、リストアを行う前に変更途中のファイルがあれば変更途中のファイルを削除する処理を行う遠隔操作によるファイル変更方法。
  3. 前記制御手段は、立上がり時に、前記変更状態情報がセットされておらず且つ前記バックアップファイルが残っていれば、バックアップファイルを削除する請求項1記載の制御装置。
  4. 立上がり時に、前記変更状態情報がセットされておらず且つ前記バックアップファイルが残っていれば、バックアップファイルを削除する請求項2記載の遠隔操作によるファイル変更方法。
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