JP4635611B2 - 情報処理装置、方法、及びプログラム - Google Patents

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本発明は、情報処理装置、方法、及びプログラムに係り、より詳しくは、ネットワークを介して互いに接続された複数の装置の少なくとも一部が、専用のサーバを介することなく直接通信するピアツーピアシステムに接続可能な情報処理装置、方法、及びプログラムに関する。
従来、コンピュータ等の装置をネットワークを介して互いに接続するネットワークシステムの形態として、クライアント・サーバシステムと、ピアツーピア(以下、P2Pという)システムとがある。
クライアント・サーバシステムは、サーバが各種情報資源を管理したり各種アプリケーションを提供するサービスを実行し、これをクライアントが利用するシステムであり、主従関係が固定的なシステムある。
これに対し、P2Pシステムでは、基本的には専用のサーバを設けず、ネットワークに接続されたピア(例えばパーソナルコンピュータ等)の各々が、あるときは他のピアに対して所定のサービスを提供してサーバのように動作し、あるときは他のピアが提供するサービスを利用してクライアントのように動作するシステムであり、各ピアが対等なシステムである。このようなP2Pシステムに関して、従来から様々な技術が提案されている(例えば特許文献1及び特許文献2参照)。
ところで、一般に、コンピュータにおいてデータやプログラムを一時的あるいは恒久的に保存しておく装置として、ハードディスク装置(以下、HDDという)がよく用いられる。HDDは、長時間の使用により異常を発生する場合もありえるため、従来からHDDに記録された情報を別のメディア(磁気テープ、フレキシブルディスク、他のHDDなど)にバックアップすることが考えられてきた。
近年では、コンピュータの分散化と多量化、システムのネットワーク化が進んでいるため、テープメディアやDVDメディアなどを装着可能なコンピュータにアプリケーションソフトウェアを搭載し、このコンピュータにより、ネットワークに接続されている各コンピュータのHDDの記録内容を、ネットワークを介して集中的にバックアップする方式が採用される場合がある。
この方式はHDDの2重化と同じような目的であり、主にHDDの不測の異常事態に備え、業務をストップさせないための方策であるため、ある一定のインタバル(時間、日、週、月など)で行われるケースが多い。
また、あるユーザーが自分のコンピュータにおいてファイルをHDDに作成すると、強制的にファイルの複製を別のコンピュータのHDDに作成するような仕組みも考えられる。この場合、自分のコンピュータまたはファイルの複製を作成するコンピュータに、ファイルの複製を作成するためのアプリケーションソフトウェアをインストールしておく必要がある。ここで、アプリケーションソフトウェアは、HDDのあるフォルダに記録されたファイルについて複製を行うといった設定が可能なアプリケーションであり、これにより、特定のフォルダに格納されたファイルをバックアップすることができる。
この方式は、異常事態に備えるのが目的というよりは、どちらかといえば、ファイルを共有するのが目的あり、インタバルも比較的短い単位(秒、分など)で行われるケースが多い。
しかしながら、上記二つのケースは、バックアップするために大容量のHDDやメディアが必要であり、設備投資及びその運用に大きなコストが必要となる。
一方、特許文献3及び特許文献4に記載されたように、最近ではP2Pネットワークを構成する複数のコンピュータのHDDを効率的に利用する形態があるが、これは相互に接続されたピアツーピア型のコンピュータ同士が対等であり、集中的にバックアップしたりするわけではなく、あくまでもこのコンピュータ同士でファイルを共有するものである。
ここで、P2Pネットワークを構成する各コンピュータが、常にファイルの実体の複製を共有する場合(コピーモード)、全てのユーザーが作成したファイルの複製全てを各コンピュータがそれぞれ記憶することになり、保全性の面では2重化〜N重化が行われるので大変有効ではあるものの、逆に資源不足になる可能性も十分にある。従って、通常はファイルの特徴を表すデータであるインデックスだけを共有し、必要になった時点でファイルの実体の複製を作成する方式(ダウンロードモード)を用いることにより、資源不足を解消することが考えられる。
特開2002−335269号公報 特開2003−256363号公報 特開2003−323329号公報 特開2003−330787号公報
しかしながら、ダウンロードモードの場合には、必要とされない限りファイルの実体がコピーされないため、そのファイルをどのコンピュータもダウンロードしていない場合には、バックアップされたことにならず、障害が発生してもファイルを復元できない、という問題がある。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたものであり、ネットワークに接続された情報処理装置同士で効率よくファイルをバックアップすることができる情報処理装置、方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、複数の情報処理装置の少なくとも一部が特定のサーバを介さずに通信するピアツーピアネットワークに接続される情報処理装置であって、バックアップを要するデータを記憶するための第1の記憶手段と、前記ピアツーピアネットワークに接続される前記複数の情報処理装置のうち少なくとも一つをバックアップ装置として設定する設定手段と、前記バックアップを要するデータが前記記憶手段に記憶された場合に前記バックアップ装置へ前記バックアップを要するデータの複製データを一つだけバックアップする通常バックアップモード及び前記バックアップを要するデータの複製データを二つバックアップする恒久バックアップモードの何れかを前記バックアップ装置へ通知すると共に、前記バックアップを要するデータの削除が指示された場合、当該削除の指示を前記バックアップ装置へ通知する第1の通知手段と、前記バックアップを要するデータを前記バックアップ装置に送信する送信手段と、前記ピアツーピアネットワークに接続される他の情報処理装置からバックアップ装置として動作するよう依頼があった場合に、バックアップ装置として動作するか否かを通知する第2の通知手段と、前記他の情報処理装置から送信されたバックアップを要するデータを記憶するための第2の記憶手段と、
前記バックアップ装置として動作することを受諾した場合に、前記他の情報処理装置から前記通常バックアップモードが通知された場合は、前記他の情報処理装置から送信された前記バックアップを要するデータの複製データを一つ作成して前記第2の記憶手段に記憶させ、前記他の情報処理装置から前記恒久バックアップモードが通知された場合は、前記バックアップを要するデータの複製データを二つ作成して前記第2の記憶手段に記憶させると共に、前記他の情報処理装置から前記バックアップを要するデータの削除を通知された場合に、前記通常バックアップモードの場合は、前記第2の記憶手段に記憶された前記複製データを削除し、前記恒久バックアップモードの場合は、前記第2の記憶手段に記憶された二つの前記複製データのうち一方の複製データを削除する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、情報処理装置はネットワークに接続される。記ネットワークは、複数の情報処理装置の少なくとも一部が特定のサーバを介さずに通信するピアツーピアネットワークである。
設定手段は、前記ピアツーピアネットワークに接続される複数の情報処理装置のうち少なくとも一つをバックアップ装置として設定する。第1の通知手段は、バックアップを要するデータが、バックアップを要するデータを記憶するための第1の記憶手段に記憶された場合に、バックアップ装置へ前記バックアップを要するデータの複製データを一つだけバックアップする通常バックアップモード及び前記バックアップを要するデータの複製データを二つバックアップする恒久バックアップモードの何れかを前記バックアップ装置へ通知すると共に、前記バックアップを要するデータの削除が指示された場合、当該削除の指示を前記バックアップ装置へ通知する。送信手段は、バックアップを要するデータをバックアップ装置に送信する。
このような処理を、ネットワークに接続された情報処理装置が各々実行することにより、バックアップ処理の負荷が分散され、ネットワークに接続された情報処理装置同士で効率よくファイルをバックアップすることができる。また、誤って元のデータを削除してバックアップされたデータまでもが削除されてしまった場合でも、複製データにより元のデータを復元することができる。この場合、そのままでは複製データが残ったままとなるので、例えば所定時間毎に複製データを自動的に削除するようにしてもよい。これにより、所定時間内であれば複製データによって元のデータを復元できると共に、複製データが増加し続けて記憶容量を無駄に消費するのを防ぐことができる。
また、請求項2に記載したように、前記設定手段は、前記複数の情報処理装置の中から予め定めた選択条件に合致する情報処理装置をバックアップ装置の候補として選択する選択手段と、選択された情報処理装置に対してバックアップ装置として動作するよう依頼する依頼手段と、を含み、依頼した情報処理装置のうち、バックアップ装置として動作することを受諾した情報処理装置を前記バックアップ装置に設定する構成とすることができる。
ここで、選択条件としては、例えば記憶容量がバックアップするのに必要な予め定めた閾値以上であること等を条件とすることができる。これにより、適切に情報処理装置をバックアップ装置の候補として選択できる。
また、請求項3に記載したように、前記選択条件に合致する情報処理装置がない場合に警告する警告手段をさらに備えた構成としてもよい。
また、請求項4に記載したように、前記バックアップ装置からバックアップが不可能であることを通知された場合に、前記設定手段は、代わりのバックアップ装置を設定するようにしてもよい。
代わりのバックアップ装置の設定は、例えば請求項2に記載したのと同様の処理により行うことができる。これにより、ユーザーが代わりのバックアップ装置を設定し直す必要がなく、利便性を向上させることができる。
請求項5記載の発明は、複数の情報処理装置の少なくとも一部が特定のサーバを介さずに通信するピアツーピアネットワークに接続される情報処理装置であって、前記ピアツーピアネットワークに接続される他の情報処理装置からバックアップ装置として動作するよう依頼があった場合に、バックアップ装置として動作するか否かを通知する通知手段と、前記他の情報処理装置から送信されたバックアップを要するデータを記憶するための記憶手段と、前記バックアップ装置として動作することを受諾した場合に、前記他の情報処理装置から前記通常バックアップモードが通知された場合は、前記他の情報処理装置から送信された前記バックアップを要するデータの複製データを一つ作成して前記記憶手段に記憶させ、前記他の情報処理装置から前記恒久バックアップモードが通知された場合は、前記バックアップを要するデータの複製データを二つ作成して前記記憶手段に記憶させると共に、前記他の情報処理装置から前記バックアップを要するデータの削除を通知された場合に、前記通常バックアップモードの場合は、前記記憶手段に記憶された前記複製データを削除し、前記恒久バックアップモードの場合は、前記記憶手段に記憶された二つの前記複製データのうち一方の複製データを削除する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、通知手段は、前記ピアツーピアネットワークに接続される他の情報処理装置からバックアップ装置として動作するよう依頼があった場合に、バックアップ装置として動作するか否かを他の情報処理装置へ通知する。
制御手段は、バックアップ装置として動作することを受諾した場合に、前記他の情報処理装置から前記通常バックアップモードが通知された場合は、他の情報処理装置から送信されたバックアップを要するデータの複製データを一つ作成して前記記憶手段に記憶させ、前記他の情報処理装置から前記恒久バックアップモードが通知された場合は、前記バックアップを要するデータの複製データを二つ作成して前記記憶手段に記憶させると共に、前記他の情報処理装置から前記バックアップを要するデータの削除を通知された場合に、前記通常バックアップモードの場合は、前記記憶手段に記憶された前記複製データを削除し、前記恒久バックアップモードの場合は、前記記憶手段に記憶された二つの前記複製データのうち一方の複製データを削除する
このような処理を、ネットワークに接続された情報処理装置が各々実行することにより、バックアップ処理の負荷が分散され、ネットワークに接続された情報処理装置同士で効率よくファイルをバックアップすることができる。また、誤って元のデータを削除してバックアップされたデータまでもが削除されてしまった場合でも、複製データにより元のデータを復元することができる。この場合、そのままでは複製データが残ったままとなるので、例えば所定時間毎に複製データを自動的に削除するようにしてもよい。これにより、所定時間内であれば複製データによって元のデータを復元できると共に、複製データが増加し続けて記憶容量を無駄に消費するのを防ぐことができる。
また、請求項6に記載したように、前記他の情報処理装置から送信されたバックアップを要するデータをバックアップ可能か否かを判断する判断手段をさらに備え、前記判断手段によりバックアップが不可能であると判断された場合に、前記他の情報処理装置へ通知するようにしてもよい。
判断手段は、例えばバックアップ装置として動作するのに必要な記憶容量を備えているか否かを判断することにより、バックアップ可能か否かを判断することができる。バックアップが不可能な場合には、これを他の情報処理装置に通知することにより、他の情報処理装置では、バックアップ装置を別の情報処理装置に切り替えることが可能となる。
請求項記載の発明は、複数の情報処理装置の少なくとも一部が特定のサーバを介さずに通信するピアツーピアネットワークに接続される情報処理装置により実行される情報処理方法であって、前記ピアツーピアネットワークに接続される前記複数の情報処理装置のうち少なくとも一つをバックアップ装置として設定し、前記バックアップを要するデータが第1の記憶手段に記憶された場合に前記バックアップ装置へ前記バックアップを要するデータの複製データを一つだけバックアップする通常バックアップモード及び前記バックアップを要するデータの複製データを二つバックアップする恒久バックアップモードの何れかを前記バックアップ装置へ通知すると共に、前記バックアップを要するデータの削除が指示された場合、当該削除の指示を前記バックアップ装置へ通知し、前記バックアップを要するデータを前記バックアップ装置に送信し、前記ピアツーピアネットワークに接続される他の情報処理装置からバックアップ装置として動作するよう依頼があった場合に、バックアップ装置として動作するか否かを通知し、前記バックアップ装置として動作することを受諾した場合に、前記他の情報処理装置から前記通常バックアップモードが通知された場合は、前記他の情報処理装置から送信された前記バックアップを要するデータの複製データを一つ作成して第2の記憶手段に記憶させ、前記他の情報処理装置から前記恒久バックアップモードが通知された場合は、前記バックアップを要するデータの複製データを二つ作成して前記第2の記憶手段に記憶させると共に、前記他の情報処理装置から前記バックアップを要するデータの削除を通知された場合に、前記通常バックアップモードの場合は、前記第2の記憶手段に記憶された前記複製データを削除し、前記恒久バックアップモードの場合は、前記第2の記憶手段に記憶された二つの前記複製データのうち一方の複製データを削除する、ことを特徴とする。
請求項記載の発明は、複数の情報処理装置の少なくとも一部が特定のサーバを介さずに通信するピアツーピアネットワークに接続される情報処理装置により実行される情報処理方法であって、前記ピアツーピアネットワークに接続される他の情報処理装置からバックアップ装置として動作するよう依頼があった場合に、バックアップ装置として動作するか否かを通知し、前記バックアップ装置として動作することを受諾した場合に、前記他の情報処理装置から前記通常バックアップモードが通知された場合は、前記他の情報処理装置から送信された前記バックアップを要するデータの複製データを一つ作成して記憶手段に記憶させ、前記他の情報処理装置から前記恒久バックアップモードが通知された場合は、前記バックアップを要するデータの複製データを二つ作成して前記記憶手段に記憶させると共に、前記他の情報処理装置から前記バックアップを要するデータの削除を通知された場合に、前記通常バックアップモードの場合は、前記記憶手段に記憶された前記複製データを削除し、前記恒久バックアップモードの場合は、前記記憶手段に記憶された二つの前記複製データのうち一方の複製データを削除する、ことを特徴とする。
請求項記載の発明は、複数の情報処理装置の少なくとも一部が特定のサーバを介さずに通信するピアツーピアネットワークに接続される情報処理装置により実行される情報処理プログラムであって、前記ピアツーピアネットワークに接続される前記複数の情報処理装置のうち少なくとも一つをバックアップ装置として設定するステップと、前記バックアップを要するデータが第1の記憶手段に記憶された場合に前記バックアップ装置へ前記バックアップを要するデータの複製データを一つだけバックアップする通常バックアップモード及び前記バックアップを要するデータの複製データを二つバックアップする恒久バックアップモードの何れかを前記バックアップ装置へ通知すると共に、前記バックアップを要するデータの削除が指示された場合、当該削除の指示を前記バックアップ装置へ通知するステップと、前記バックアップを要するデータを前記バックアップ装置に送信するステップと、前記ピアツーピアネットワークに接続される他の情報処理装置からバックアップ装置として動作するよう依頼があった場合に、バックアップ装置として動作するか否かを通知するステップと、前記バックアップ装置として動作することを受諾した場合に、前記他の情報処理装置から前記通常バックアップモードが通知された場合は、前記他の情報処理装置から送信された前記バックアップを要するデータの複製データを一つ作成して第2の記憶手段に記憶させ、前記他の情報処理装置から前記恒久バックアップモードが通知された場合は、前記バックアップを要するデータの複製データを二つ作成して前記第2の記憶手段に記憶させると共に、前記他の情報処理装置から前記バックアップを要するデータの削除を通知された場合に、前記通常バックアップモードの場合は、前記第2の記憶手段に記憶された前記複製データを削除し、前記恒久バックアップモードの場合は、前記第2の記憶手段に記憶された二つの前記複製データのうち一方の複製データを削除するステップと、を含むことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、複数の情報処理装置の少なくとも一部が特定のサーバを介さずに通信するピアツーピアネットワークに接続される情報処理装置により実行される情報処理プログラムであって、前記ピアツーピアネットワークに接続される他の情報処理装置からバックアップ装置として動作するよう依頼があった場合に、バックアップ装置として動作するか否かを通知するステップと、前記バックアップ装置として動作することを受諾した場合に、前記他の情報処理装置から前記通常バックアップモードが通知された場合は、前記他の情報処理装置から送信された前記バックアップを要するデータの複製データを一つ作成して記憶手段に記憶させ、前記他の情報処理装置から前記恒久バックアップモードが通知された場合は、前記バックアップを要するデータの複製データを二つ作成して前記記憶手段に記憶させると共に、前記他の情報処理装置から前記バックアップを要するデータの削除を通知された場合に、前記通常バックアップモードの場合は、前記記憶手段に記憶された前記複製データを削除し、前記恒久バックアップモードの場合は、前記記憶手段に記憶された二つの前記複製データのうち一方の複製データを削除するステップと、を含むことを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、ネットワークに接続された情報処理装置同士で効率よくファイルをバックアップすることができる、という効果を有する。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1には、P2Pネットワーク10のネットワーク構成について概念的に示した。図1に示すように、P2Pネットワーク10は、仮想的には各ピア12A〜12Gが相互に接続された構成であり、実際には、例えばピア12A〜12Cはファイアウォール14によるアクセス制限下にあるピアであったり、ピア12C〜12Eはインターネットに接続されたピアであったり、ピア12E〜12GはNAT(Network Address Translation)によってアドレス変換されるピアであったりする。
また、各ピア同士の接続方法は様々であり、IPv4(Internet Protocol version 4)やIPv6(Internet Protocol version 6)の機能を用いるTCP(Transmission Control Protocol)接続を用いたり、HTTP(HyperText Transfer Protocol)を用いたり、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)を用いたりすることができる。
ここで、ピアとは、例えばパーソナルコンピュータ等のコンピュータの他、PDA(Personal Digital Assistance)、携帯電話、プリンタ、コピー機、これらの機能を複数備えた複合機等のハードウェア又はこれらの機能を実現するソフトウェアをいう。また、各ピアは、同じ種類のものであるか異なる種類のものであるかにかかわらずP2Pネットワークに参加することができる。
P2Pネットワークの形態としては、図2に示すように、各ピア14A〜14Kの全てが対等な関係にあるピュアP2Pと、図3に示すように、サーバ14Sを設け、一部のサービスの提供をサーバ14Sに委ね、その他のサービスについては各ピア14A〜14Hが対等な関係において実現されるハイブリッドP2Pの形態があり、何れの形態でも本発明を適用可能である。
また、P2Pネットワークに参加する各ピアにログオンするユーザー又はピアは、図4に示すように、目的に応じたグループを構成することができる。図4では、ピア12A〜12G全てがグループ1に属し、さらに、ピア12A、12C、12E、12Fはグループ2に属しており、ピア12B、12E、12F、12Gはグループ3に属している。なお、各ユーザー又はピアは、単一のグループに属してもよいし、複数のグループに属していてもよい。また、ユーザー又はピアは必ずしもグループに属する必要はない。
図5には、P2Pネットワーク10に参加する各ピアの基本構成を示した。図5に示すように、ピア12は、P2P基盤構成部16、P2P基盤管理データ記憶部18、アプリケーション実行部20、及びアプリケーションメモリ22を含んで構成される。
P2P基盤構成部16は、メッセージ制御部24、データ管理部26、送信部28、及び受信部30を含んで構成される。
送信部28は、メッセージ制御部24から受け取ったメッセージをネットワーク32へ向けて送信する。
受信部30は、P2Pネットワーク10内で送受信されるデータのうち、自ピアにとって必要なデータを受信する。常に受信待機状態となっており、P2Pネットワーク10の他ピアからの各種要求やデータを受信し、メッセージ制御部24に受け渡す。なお、送信部28とは独立かつ並列に動作する。
図6には、メッセージ制御部24の概略構成を示した。メッセージ制御部24は、図6に示すように、サービス実行部34及びメッセージディスパッチ部36を含んで構成されている。
サービス実行部34は、ピア探索サービス部38、告知情報公開サービス部40、告知情報取得サービス部42、グループ管理サービス部44、ユーザー管理サービス部46、及びピア管理サービス部48を含んで構成されており、各サービス部は相互に情報を授受しながら各サービスを実行する。
ピア探索サービス部38は、P2Pネットワークに参加しているピアを探索する機能及び自ピアが必要とするサービス(機能)を提供可能なピアを探索する機能を有する。なお、探索の範囲は、必要とするサービスの名称や属性、ホップ数の閾値等を指定することにより制御することができる。ここで、ホップ数とは、メッセージを送信する際に経由するピアの数である。
告知情報公開サービス部40は、自ピアが提供可能なサービス等の情報を告知情報としてP2Pネットワーク上に公開する機能を有する。ここで、提供可能なサービスには、例えばアプリケーション実行部20により実行されるアプリケーションの他、後述するグループ管理サービスやユーザー管理サービス等も含まれる。なお、告知情報の公開は、例えば他ピアから問い合わせがあった場合や自ピアの起動時に実行してもよいし、定期的に実行するようにしてもよい。
このように各ピアの告知情報公開サービス部40によって告知情報がP2Pネットワーク上に公開されることにより、P2Pネットワークに参加している各ピアは、P2Pネットワーク上でどのようなサービスを利用できるかを把握することができる。
告知情報取得サービス部42は、ピア探索サービス部38によって探索されたピアから送信された告知情報又は他ピアから自発的に送信された告知情報を取得し、データ管理部26へ受け渡す。データ管理部26では、取得した告知情報をピア情報としてP2P基盤管理データ記憶部18に記憶させる。これにより、ピアは、P2Pネットワークに参加している他ピアがどのようなサービスを提供しているのかを把握することができる。
グループ管理サービス部44は、同じ目的を有するピア同士で構成されたグループへの参加や脱退、新たなグループの作成等をグループ情報に基づいて管理する機能を有する。グループ情報は、例えば少なくともグループIDとユーザーIDとの対応関係を表す情報であり、P2P基盤管理データ記憶部18に記憶される。このグループ情報を参照することにより、どのグループにどのユーザーが属しているかを把握することができる。
ユーザー管理サービス部46は、ユーザー情報を管理する機能を有する。ユーザー情報は、例えばピアIDとそのピアにログオンしているユーザーIDとの対応関係を表すログオン情報や、ユーザーの名前、メールアドレス等のユーザー自身に関する情報、そのユーザーが属するグループのグループID等の情報を含み、P2P基盤管理データ記憶部18に記憶される。
ピア管理サービス部48は、P2Pネットワークに参加しているピアのピア情報を管理する機能を有する。
メッセージディスパッチ部36は、アプリケーション実行部20からのメッセージや他ピアとの間で送受信されるメッセージを解析し、サービス実行部34のうち解析したメッセージに関する処理を行うべきサービス部へ制御を渡す。
P2P基盤管理データ記憶部18は、経路情報18A、グループ情報18B、隣接情報18C、ピア情報18D、及びユーザー情報18Eを記憶する。
経路情報18Aは、P2Pネットワークにおける経路の情報、例えば後述するスパニングツリーに関する情報を含む。
グループ情報18Bは、前述したように例えば少なくともグループIDとユーザーIDとの対応関係を表す情報である。
隣接情報18Cは、自ピアに隣接するピアに関する情報、例えばピアID等の情報を含む。ここで、隣接するピアとは、例えば自ピアから送信したパケットに対する応答時間が予め定めた所定時間内のピアとすることができる。隣接情報は、例えば他ピアと通信する課程において得られる応答時間に基づいて生成することができるが、オペレータの操作等により手動的に設定するようにしてもよい。
ピア情報18Dは、ピア探索サービス部38によって探索されたピアに関する情報、例えばピアID等の情報や、告知情報取得サービス部42によって取得したP2Pネットワーク上の各ピアが提供しているサービスに関する情報等を含む。ここで、ピアIDには、例えばIPアドレスやURI(Uniform Resource Identifier)等を用いることができる。
ユーザー情報18Eは、前述したようにユーザーのログオン情報やユーザー自身に関する情報等を含む。
アプリケーション実行部20は、各種アプリケーションを実行するものであり、メッセージ制御部24を介して他ピアとメッセージの送受信を行う。また、アプリケーションメモリ22は、アプリケーション実行部20の実行に関連する各種の情報を記憶するためのメモリである。
次に、P2Pネットワークにおいて、目的のサービスを検索し実行する場合の具体例について説明する。
まず、他ピアへメッセージを転送する機能を有する転送機能付きピアと、転送機能を備えず、転送機能付きピアを介して他ピアとメッセージの送受信を行うエンドピアと、からなるP2Pネットワークにおいて、転送機能付きピア及びエンドピアのP2P基盤構成部16で実行される処理について説明する。なお、転送機能付きピアは、図示しない転送機能サービス部をサービス実行部34に備えた構成である。
図7にはエンドピアで実行される処理のフローチャートを、図8には転送機能付きピアで実行される処理のフローチャートを示した。
図7に示すように、エンドピアは、ステップ100において、転送機能付きピアの探索要求を、例えば自ピアに予め記憶された設定情報に設定された他の転送機能付きピアに対して、又はマルチキャストやブロードキャストにより他の転送機能付きピアに対してP2Pネットワークに送信する。これは、ピア探索サービス部38により実行される。
そして、ステップ102において、転送機能付きピアが存在するか否かを判断し、転送付きピアが存在する場合には、ステップ104へ移行し、転送機能付きピアが存在しない場合には、ステップ102へ戻り、例えば所定時間経過後に再度転送機能付きピアを探索する。
ステップ104では、自ピアにログオンしているユーザー又は自ピアが属するグループに属している他ユーザーがログオンしている他ピアの告知情報を取得するよう転送機能付きピアに要求する。これは、告知情報取得サービス部42により実行される。
ステップ106では、転送機能付きピアから告知情報を受信したか否かを判断し、受信していない場合には、ステップ110へ移行し、受信した場合には、ステップ108において、受信した告知情報をP2P基盤管理データ記憶部18にピア情報18Dとして記憶させる。
ステップ110では、サービス要求が発生したか否かを判断する。例えば自ピアにログインしているユーザーの操作等によってアプリケーション実行部20によりアプリケーションが実行され、サービス要求が発生した場合には、アプリケーション実行部20からメッセージ制御部24へサービス要求が通知される。この場合、ステップ112へ移行し、サービス要求が発生していない場合には、ステップ116へ移行する。
ステップ112では、発生したサービス要求に対応したメッセージを作成して転送機能付きピアに送信する。例えば、アプリケーション実行部20からのサービス要求が、所望のファイルを取得する要求だった場合には、アプリケーション実行部20から通知されたファイル名等の所望のファイルを特定するための情報を含むファイル探索要求メッセージを転送機能付きピアに送信する。
ステップ114では、送信したメッセージに対する応答処理を行う。すなわち、送信したメッセージに対する応答メッセージを受信し、受信した応答メッセージの内容に応じた処理を行う。例えば、サービス要求が所定のファイルを取得する要求であった場合には、そのファイルを所有しているピアがあれば、そのピア情報が応答メッセージとして受信されるので、これをアプリケーション実行部20に通知する。この場合、アプリケーション実行部20では、受信したピア情報に基づいて、所望のファイルを所有しているピアにファイル送信要求を送信するようメッセージ制御部24に依頼する。これにより、所望のファイルを取得することができる。
そして、ステップ116では、転送機能付きピアから、他ピアから何らかのサービス提供又は情報提供を要求する要求メッセージを受信したか否かを判断し、要求メッセージを受信していた場合には、ステップ118へ移行し、要求メッセージを受信していない場合には、ステップ106へ戻って上記と同様の処理を繰り返す。
ステップ118では、要求に対する処理を実行する。そして、ステップ120において、処理結果に対応したメッセージを転送機能付きピアに送信する。例えば、他ピアからファイル探索の要求メッセージを受信した場合には、その要求メッセージをファイル検索を実行するアプリケーション実行部20へ渡す。これによりアプリケーション実行部20においてファイル検索が実行され、検索結果がメッセージ制御部24に通知される。メッセージ制御部24では、アプリケーション実行部20から通知された検索結果に基づいて応答メッセージを作成し、ファイル探索要求メッセージの送信元のピアに送信する。例えばファイルが検索できた場合には、自ピアのピアID等の情報を含めた応答メッセージを作成して、ファイル探索要求メッセージの送信元のピアに送信する。これにより、送信元のピアでは、所望のファイルが検索できたか否かを確認することができる。
次に、転送機能付きピアで実行される処理について説明する。
転送機能付きピアは、まず図8に示すステップ200において、例えば自ピアに予め記憶された設定情報に設定された他の転送機能付きピアに対して、又はマルチキャストやブロードキャストにより他の転送機能付きピアに対して、グループ情報やユーザー情報等の各種情報を送信するよう要求し、これらの情報を取得する。取得した情報は、P2P基盤管理データ記憶部18に記憶される。これにより、P2Pネットワークを構成しているピアの情報やログインしているユーザーの情報を得ることができる。
ステップ202では、P2P基盤管理データ記憶部18に記憶された隣接情報18Cを、自ピアの隣の転送機能付きピア全てに告知する。隣接情報18Cには、自ピアの隣の転送機能付きピアの情報が少なくとも含まれ、さらに、他のピアが有している隣接情報を既に取得している場合には、その隣接情報も含まれる。
ステップ204では、隣の転送機能付きピアに隣接情報を送信するよう要求し、取得する。このように、自ピアの隣の転送機能付きピアと隣接情報を交換する。
そして、ステップ206では、交換した隣接情報に基づき、スパニングツリーの構成情報を生成し、P2P基盤管理データ記憶部18に経路情報として記憶する。ここで、スパニングツリーとは、メッセージの転送経路が、ループのない木構造となるような経路を表す。例えばP2Pネットワークが、図9(A)に示すように、グループ1にのみ属する転送機能付きピア501、グループ2にのみ属する転送機能付きピア502、グループ1、2の何れにも属する転送機能付きピア5012、何れのグループにも属さない転送機能付きピア50n、これらの各転送機能付きピアの背後に存在するエンドピア(図9では図示省略)で構成されていたとする。この場合、スパニングツリーは、図9(B)に示すようなループのない木構造の経路となる。
次のステップ208では、エンドピアからのメッセージ送信要求を受信したか否かを判断し、受信している場合にはステップ210へ移行し、受信していない場合には、ステップ212へ移行する。
ステップ210では、スパニングツリーの構成情報としての経路情報に基づいて、メッセージを転送する。例えば、図9(A)に示すようなネットワークが構築されている場合において、エンドピアが例えばグループ1に属しており、グループ1向けの要求メッセージを転送機能付きピアに送信した場合について説明する。この場合、転送機能付きピアは、グループ1に属しているエンドピアに対してのメッセージ転送を担う転送機能付きピアを全て含み、この転送機能付きピア全てにメッセージが転送されるようなスパニングツリー、例えば図9(C)に示すようなスパニングツリーを経路情報に基づいて計算する。そして、転送機能付きピアは、計算されたスパニングツリーに基づいて、隣の転送機能付きピア全てにエンドピアからの要求メッセージを転送する。これにより、図9(C)に示すスパニングツリー上の転送機能付きピアにメッセージが転送され、グループ1のエンドピア全てにメッセージが転送される。なお、グループ2向けのメッセージ送信要求を転送機能付きピアに送信した場合は、図9(D)に示すようなスパニングツリーが計算される。
次のステップ212では、隣の転送機能付きピアからメッセージを受信したか否かを判断し、受信した場合にはステップ214へ移行し、受信していない場合には、ステップ208へ戻って上記と同様の処理を繰り返す。なお、定期的にステップ200へ戻ってスパニングツリーを定期的に計算するようにしてもよい。
ステップ214では、計算したスパニングツリーに基づき、メッセージを転送する必要がある場合、すなわちスパニングツリー上における隣の転送機能付きピアのうちメッセージを転送していない転送機能付きピアが存在する場合には、その転送機能付きピアにメッセージを転送する。また、受信したメッセージが、自ピアがメッセージの転送を担うエンドピアと同一のグループ宛であった場合には、そのメッセージをエンドピアへ転送する。
このように、スパニングツリーを各転送機能付きピアが計算し、このスパニングツリー計算に従ってメッセージを転送することにより、同じグループ内のエンドピア間においてメッセージの送受信が可能となる。
上記のような転送機能付きピアによってメッセージを転送する構成は、主にLAN(Local Area Network)等の比較的小規模のネットワークでP2Pネットワークを構築する場合に適しているが、大規模のネットワークでP2Pネットワークを構成する場合には、ファイアウォールやゲートウェイ等を介して、異なるネットワークに接続されたピア間でメッセージの送受信が行われる。以下では、このような比較的大規模なネットワークでP2Pネットワークを構築する場合に適した形態について説明する。
図10に示すP2Pネットワーク11は、複数のネットワーク52〜58を含み、ネットワーク52は、ルータ60、62を介してネットワーク54と接続されると共に、ルータ64を介してネットワーク58と接続される。また、ネットワーク56は、ルータ66を介してネットワーク58と接続される。
ネットワーク52は、エンドピア52A、52B、及び待ち合わせ機能付きピア52Cを含んで構成され、ネットワーク54はエンドピア54Aを含んで構成され、ネットワーク56はエンドピア56Aを含んで構成され、ネットワーク58は中継機能付きピア58Aを含んで構成されている。なお、待ち合わせ機能付きピアは、図示しない待ち合わせ機能サービス部をサービス実行部34に備えた構成であり、中継機能付きピア58Aは、図示しない中継機能サービス部をサービス実行部34に備えた構成である。
このように構成されたP2Pネットワーク11において、エンドピアは、図7のフローチャートの示す処理とほぼ同様の処理を実行する。すなわち、P2Pネットワーク11におけるエンドピアで実行される処理は、図7のフローチャートの説明において、転送機能付きピアを待ち合わせ機能付きピアに言い換えた処理を実行すると考えることができる。
また、中継機能付きピアは、基本的には所謂ゲートウェイとしての動作をするピアである。中継機能付きピアは、まず、例えば自ピアに記憶された設定情報に予め設定された他のピアに対して、又はマルチキャストやブロードキャストにより他のピアに対して、グループ情報やユーザー情報等の各種情報を送信するよう要求し、これらの情報を取得しておく。そして、他ピアからメッセージを受信した場合には、送信先として指定されたピアにメッセージを転送する。
次に、待ち合わせ機能付きピアで実行される処理について、図11に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップ300において、例えば自ピアに記憶された設定情報に予め設定された他の転送機能付きピアに対して、又はマルチキャストやブロードキャストによって、他のピアに対してグループ情報やユーザー情報等の各種情報を送信するよう要求する。
ステップ302では、他ピアから何らかの情報、例えばステップ300で要求したグループやユーザー情報等の情報や、他ピアからの告知情報等を受信したか否かを判断し、受信した場合には、ステップ304へ移行し、受信していない場合には、ステップ306へ移行する。
ステップ304では、他ピアから受信した情報をP2P基盤管理データ記憶部18に記憶させる。例えば受信した情報がグループ情報であればグループ情報18BとしてP2P基盤管理データ記憶部18に記憶させ、受信した情報がユーザー情報であればユーザー情報18EとしてP2P基盤管理データ記憶部18に記憶させる。
ステップ306では、エンドピアから何らかのサービス提供又は情報提供を要求する要求メッセージを受信したか否かを判断し、受信している場合には、ステップ308へ移行し、受信していない場合には、ステップ302へ戻って上記と同様の処理を繰り返す。
ステップ308では、要求メッセージに対応した情報が自ピアのP2P基盤管理データ記憶部18に記憶されているか否かを判断し、記憶されている場合には、ステップ310へ移行し、記憶されていない場合には、ステップ312へ移行する。
ステップ310では、要求メッセージに対応した情報をP2P基盤管理データ記憶部18から読み出して要求元のピアに送信する。
一方、ステップ312では、要求メッセージを隣接のピアに転送する。これにより、要求メッセージが他ピアに伝搬される。これにより、要求メッセージに対応した処理を実行可能なピアから応答メッセージが送信される。
ステップ314では、要求メッセージに対応した処理を実行可能なピアから送信された応答メッセージを受信し、これを要求元のエンドピアに送信する。
ここで、ネットワーク54のピア54Aが告知情報の探索要求を行う場合について説明する。この場合、ピア54Aは、待ち合わせ機能付きピアを検索し、検索された待ち合わせ機能付きピア52Cに告知情報の探索要求メッセージを送信する。これにより待ち合わせ機能付きピア52Cは、自ピアに他ピアの告知情報が蓄積されていれば、これをピア54Aに送信し、蓄積されていない場合には、例えば隣のピア52A、52B等に告知情報を送信するよう要求する。このとき、ピア52Aは、自ピアの告知情報と、自ピアに記憶されている他ピアの告知情報、例えばピア56Aの告知情報がすでに記憶されている場合には、その告知情報とを待ち合わせ機能付きピア52Cに送信する。ピア52Cについても同様である。待ち合わせ機能付きピア54Cは、他ピアから送信された告知情報を蓄積すると共に、ピア54Aに送信する。
以上のように、待ち合わせ機能付きピアは、他ピアから送信された告知情報等の各種情報を自ピアに蓄積しておき、エンドピアからの要求に対応した情報が自ピアに記憶されている場合には、その情報をエンドピアに送信する。従って、P2Pネットワーク11のように大規模なネットワークにおけるメッセージの送受信の効率を向上させることができる。
次に、アプリケーション実行の具体例として、アプリケーションがファイル共有サービスの場合におけるアプリケーション実行部20の処理について説明する。
この場合、アプリケーション実行部20は、ファイル名等の所望のファイルを特定するための情報を少なくとも含んだファイル探索要求をメッセージ制御部24のメッセージディスパッチ部36に通知する。メッセージディスパッチ部36では、このファイルを所有するピアを探索するようピア探索サービス部38に対して要求する。これにより、ピア探索サービス部38によって所望のファイルを所有するピアが探索され、アプリケーション実行部20に通知される。そして、アプリケーション実行部20では、探索されたピアに対してファイルを送信するよう要求し、取得する。なお、所望のファイルを所有しているピアの情報を既に取得しており、自ピアに記憶されていた場合には、ピア探索を実行せずに、直接そのピアにファイル送信要求を送信してファイルを取得すればよい。
このように、アプリケーション実行部20は、メッセージ制御部24を介して他ピアとメッセージの送受信を行い、サービスを提供する。
なお、P2Pネットワークの構築について上記は一例であり、例えば上記特許文献1に記載されたプロトコルや、JXTAプロトコルのPDP(Peer Discovery Protocol:ピア発見プロトコル)、PRP(Peer Resolver Protocol:ピア解決プロトコル)、PIP(Peer Information Protocol:ピア情報プロトコル)、PMP(Peer Membership Protocol:ピアメンバーシッププロトコル)、PBP(Peer Binding Protocol:ピアバインディングプロトコル)、PEP(Peer Endpoint Protocol:ピアエンドポイントプロトコル)等の公知のプロトコルを用いてP2Pネットワークを構築してもよい。
次に、本実施形態に係るP2Pネットワークの具体的な形態として、各ピアにおいてファイル共有アプリケーションが動作する場合に、ファイルのバックアップを効率的に実行する形態について説明する。
ここでは、図12に示すように、ピアとしてのパーソナルコンピュータ(以下、PC)12A〜12Dを含むP2Pネットワークが構築されている場合において、PC12Aが他のPC12B〜12Dの少なくとも一つを、PC12Aで作成されたファイルをバックアップするためのバックアップピアとして設定する場合について説明する。PC12A〜12Dは、基本的に上記で説明した図5、6に示したピア12の機能を有している。なお、以下では、PC12A〜12DをそれぞれホストA〜Dと称する。
ホストA〜Dは、それぞれのアプリケーション実行部20においてファイル共有アプリケーションを実行可能であり、各ホストで作成されたファイルはアプリケーションメモリ22に記憶される。
ファイル共有アプリケーションは、共有モードとしてコピーモードとダウンロードモードとを有し、これらの各モードは例えばユーザーの設定により選択することができる。ここで、コピーモードとは、ファイルの実体データをP2Pネットワーク上で共有するモード、すなわちP2Pネットワーク上の全てのピア又は特定のグループに属するピア全てでファイルの実体データを共有するモードである。一方、ダウンロードモードは、ファイル名、ファイルの作成日時(更新日時)、ファイルサイズ等、ファイルの特徴を表すデータであるインデックスデータのみをP2Pネットワーク上で共有し、必要になった時点でそのファイルの実体データを保存しているピアに要求して取得するモードである。
次に、ファイルのバックアップを依頼するピアをホストA、バックアップを依頼され実行するピアをホストBとした場合におけるホストA、ホストBで実行される処理を図13〜図15に示すフローチャートを参照して説明する。なお、P2Pネットワーク上の各ホストは、実際は両方の処理を行うことがある。すなわち、上記のホストAは、実際はバックアップを依頼する処理だけでなくバックアップを実行する処理も行い、ホストBは、実際はバックアップを実行する処理だけでなくバックアップを依頼する処理も行うことがあり得るが、ここでは説明を簡単にするため、ファイルのバックアップを依頼するホストと、バックアップを実行するホストとを分けて説明する。
まず、ホストAのアプリケーション実行部20で実行される処理について、図13に示すフローチャートを参照して説明する。この処理は、例えばホストAの立ち上げ時に実行される。
まず、ステップ400では、前処理を実行する。この前処理は、例えばファイル共有アプリケーション等の各種アプリケーションの起動処理、ユーザーに例えばユーザーID及びパスワードを入力させてユーザー認証するログイン処理、ユーザーが参加を希望するピアグループを選択させるピアグループの選択処理、バックアップピアの候補を選択する処理等である。
バックアップピアの候補を選択する処理では、バックアップピアの候補をユーザーに選択させてもよいし、ピアグループの選択処理でユーザーが選択したグループに属するピアの全てを自動的に選択するようようにしてもよい。また、予め定めた選択条件に合致するピアを検索して自動的に選択するようにしてもよい。この場合、空きディスク容量が予め定めた閾値以上であること等を選択条件とすることができ、例えばピアグループに属する各ピアから空きディスク容量を通知してもらうことにより選択条件に合致するピアを検索することができる。
ステップ402では、バックアップピアの数Nを設定する。これは、例えばユーザーに入力させてもよいし、例えばP2Pグループ毎に予め設定しておいてもよい。
ステップ404では、選択されたバックアップピア候補のピアに対して、バックアップピアとなってもらうための依頼メッセージを送信し、ステップ406では、送信した依頼メッセージに対する応答メッセージを受信する。
ステップ408では、バックアップピアとして設定するか否かを判断する。すなわち、受信した応答メッセージが、バックアップピアとなることがOKであることを示すメッセージであった場合で、かつバックアップピアに設定するための所定条件を満たすか否かを判断する。ここで、所定条件には、そのピアがホストAと近い距離にあるピアであること、例えばネットワークのセグメントがホストAと同じであること、ホストAのバックアップピアとしてまだ登録されていないこと等の条件を設定することができる。
そして、バックアップピアとして設定する場合にはステップ409へ移行し、バックアップピアとして設定しない場合にはステップ416へ移行する。
ステップ409では、バックアップピアとして設定する旨をそのピアに通知する。また、これと同時に、バックアップモードを通知する。バックアップモードには、通常バックアップモードと恒久バックアップモードとがある。
通常バックアップモードは、ファイルの複製を一つだけバックアップするモードであり、ホストAでこの複製に対応するファイルを削除するよう指示された場合には、この削除指示がバックアップピアに通知され、バックアップピアにおいてそのファイルの複製も削除されるモードである。この場合、ホストAが何らかの障害によって停止した場合でも、バックアップピアに複製が保存されているため、そのファイルを利用することが可能となる。
しかしながら、通常バックアップモードでは、ユーザーの操作によって元のファイルを削除した場合には、バックアップピアに保存されている複製も削除されるため、ユーザーが誤ってファイルを削除した場合には、それを復元できない。
そこで、恒久バックアップモードでは、ファイルの複製を二つバックアップする、すなわち、ファイルの複製だけでなく、さらのその複製を作成してバックアップする。この場合、ホストAでファイルを削除するよう指示された場合には、バックアップピアにおいて第1の複製は通常バックアップモードと同様に削除されるが、第2の複製は削除されずにバックアップピアに保存されたままとなる。これにより、誤ってファイルを削除して第1の複製まで削除された場合でも、第2の複製は保存されているので、ファイルを復元することが可能となる。また、そのままでは第2の複製が増加し続けてディスク容量を圧迫する恐れがあるので、例えば第2の複製が作成されてから所定時間経過した場合に自動的に削除するようにしてもよい。また、ユーザーの操作により強制削除できるようにしてもよい。
なお、上記では、ホストAからバックアップモードを通知するようにしているが、ホストAからバックアップモードを通知せずに、各ホストで例えばユーザーの操作等により予めバックアップモードを設定しておいてもよい。
ステップ410では、バックアップピア数Nをデクリメントし、ステップ412では、バックアップピア数Nが‘0’になったか否かを判断する。そして、Nが‘0’の場合、すなわちバックアップピア数Nとして設定した数のバックアップピアからOKの応答メッセージを受信した場合には、ステップ414へ移行し、まだOKの応答メッセージを受信したバックアップピアの数がNに満たない場合には、ステップ416へ移行する。
ステップ414では、所定の後処理を実行する。この後処理には、例えばバックアップピアとなるピアの情報をアプリケーションメモリ22に記憶し、バックアップピアとして登録する処理や、バックアップピアとして登録されたピアに関する情報を図示しない表示手段に表示させたりする処理が含まれる。
一方、ステップ416では、バックアップピアの候補となったピア全てに対してバックアップの依頼を行ったか否かを判断する。そして、バックアップピアの候補となったピア全てに対してバックアップの依頼を行った場合、すなわち、登録したバックアップピアの数がバックアップピア数Nに満たなかった場合にはステップ418へ移行し、まだバックアップの依頼を行っていないピアが存在する場合には、ステップ404へ移行し、上記と同様の処理を行う。
ステップ418では、警告処理を行う。具体的には、例えば登録したバックアップピアの数が、設定したバックアップピア数Nに満たなかったことを図示しない表示手段に表示させる等の処理を行う。これにより、ユーザーは、登録したバックアップピアの数が、設定したバックアップピア数Nに満たなかったことを容易に認識することができる。
そして、ステップ420では、図14に示すようなバックアップ処理を実行する。図14に示すように、ステップ500では、アプリケーションメモリ22に設定された共有フォルダにファイルがストアされたか否かを判断し、ストアされた場合にはステップ502へ移行し、ストアされていない場合には、ステップ504へ移行する。
ステップ502では、自ピアが属するピアグループの他ピアに対してファイルがストアされたことを通知する。
ステップ504では、バックアップピアからファイルのインデックスデータや実体データの取得を要求されたか否かを判断し、取得を要求された場合には、ステップ506で要求されたデータを共有フォルダから読み出して要求元のバックアップピアに送信する。一方、データの取得を要求されていない場合には、ステップ508へ移行する。
ステップ508では、バックアップピアから、例えばディスク容量不足等の理由によりバックアップ不可であることを通知されたか否かを判断し、バックアップ不可であることを通知された場合には、ステップ510へ移行し、バックアップ不可であることを通知されていない場合には、ステップ500へ戻って上記と同様の処理を行う。
ステップ510では、バックアップピアの変更処理を行う。すなわち、バックアップピア候補となるピアに対して、バックアップピアとなってもらうことを依頼するための依頼メッセージを再度送信することにより、バックアップピアを再検索する。そして、ピアバックアップ不可であることを通知されたバックアップに代えて新たに検索したピアをバックアップピアとして登録する。
次に、ホストBのアプリケーション実行部22で実行される処理について、図15に示すフローチャートを参照して説明する。なお、ここでは、ホストBは、バックアップピアとして動作するようホストAから依頼があり、ホストAのバックアップピアとして動作するか否かを判断し、バックアップピアとして動作することを決定すると共にこれをホストAに通知し、バックアップモードが設定された状態であるものとして説明する。
まず、ステップ600では、P2Pネットワーク上の他のホストから、そのホストにファイルがストアされたことを通知するメッセージを受信したか否かを判断し、メッセージを受信した場合にはステップ602へ移行し、メッセージを受信していない場合には、ステップ612へ移行する。
ステップ602では、ストアされたファイルのインデックスデータを送信するように要求し、インデックスデータを取得する。
ステップ604では、取得したインデックスデータを参照し、それがバックアップすべきファイルのインデックスデータであるか否か、すなわち、ホストAの共有フォルダにストアされたファイルのインデックスデータであるか否かを判断する。そして、バックアップすべきと判断した場合には、ステップ606へ移行し、バックアップすべきでないと判断した場合には、ステップ600へ戻って上記と同様の処理を繰り返す。
ステップ606では、バックアップが可能であるか否かを判断する。これは、例えばファイルをコピーするのに空きディスク容量に余裕があるか否かを判断する。そして、バックアップ可能と判断した場合には、ステップ608へ移行し、バックアップ不可と判断した場合には、ステップ614へ移行する。
ステップ608では、ファイルの実体データを送信するように依頼元のピアであるホストAに要求し、これを取得してアプリケーションメモリ22に保存する。
一方、ステップ614では、バックアップが不可能であることを依頼元のピアであるホストAに通知する。
ステップ610では、設定されたバックアップモードが恒久バックアップモードであるか否かを判断し、恒久バックアップモードが設定されている場合には、ステップ612へ移行し、通常バックアップモードが設定されている場合には、ステップ600へ戻って上記と同様の処理を行う。
ステップ612では、取得したファイルのコピーを作成し、アプリケーションメモリ22に保存する。これにより、ホストBには、ホストAからバックアップの依頼があったファイルの複製が二つ保存されることとなる。
ここで、図12に示すように、PC12B、すなわちホストBの共有モードがダウンロードモードに、PC12C、すなわちホストCの共有モードがコピーモードに、PC12D、すなわちホストDの共有モードがダウンロードモードに設定されており、PC12A、すなわちホストAのバックアップピアとしてホストBが通常バックアップモードで設定されている場合において、ホストAが、ファイルFを自身の共有フォルダに保存した場合の各ホストの動作について説明する。
この場合、ホストBは、ダウンロードモードであるが、ホストAのバックアップピアとして設定されているため、コピーモードが設定されているのと同様に動作し、ホストAからファイルFを取得し、これを複製F’として保存する。ホストCは、コピーモードであるため、ホストAのバックアップピアとして設定されているか否かに関わりなく、ホストAからファイルFを取得し、これを複製F’として保存する。ホストDは、ダウンロードモードであるため、ファイルFのインデックスデータをホストAから取得して保存し、必要となった時に、ファイルFの実体データをホストAから取得する。
このような状態でホストAが何らかの理由により停止した場合でも、バックアップピアとしてのホストBにファイルFの複製F’が保存されているため、ホストBからファイルFを取得することができる。
また、ホストBが恒久バックアップモードに設定されている場合には、ホストBは、ホストAからファイルFを取得し、これを複製F’として保存すると共に、さらにその複製F”(複製データ)を作成して保存する。これにより、ホストAでファイルFが削除され、これと一緒にホストBの複製F’が削除された場合でも、複製F”は削除されずに保存されたままであるため、ファイルFを誤って削除した場合でもファイルFを復元することができる。
このような恒久バックアップモードの使用例としては、以下のようなケースが考えられる。
例えば、ファイル編集アプリケーションにおいて、文書作成中に突発的にホストAがクラッシュしたような場合でも、編集中の文書をある程度回復できるように、編集中の文書を特定のフォルダに例えば定期的に保存しておく場合がある。また、ファイル編集アプリケーションの終了時には、編集中のファイルを保存するか否かをユーザーに選択させてから終了する場合が多い。
このような場合において、ファイル編集アプリケーションが、ホストAで編集しているファイルFの回復用のファイルをTempFとして共有フォルダに保存するようにしていた場合、TempFは、恒久バックアップモードが設定されているホストBに複製としてのTempF’としてバックアップされると共に、その複製であるTempF”が作成されてホストBに保存される。
ここで、ファイル編集アプリケーションを終了させる際に編集中のファイルを保存するか否かをユーザーに問い合わせた際に、誤ってユーザーが保存を選択せずに終了させてしまう場合がある。
このような場合、通常バックアップモードでは、TempFは保存する必要がないため、削除されると共に、ホストBのTempF’も削除されてしまうが、恒久バックアップモードでは、TempF”はホストBに保存されたままとなるため、編集したファイルFを復元することが可能となる。
このように、本実施形態では、P2Pネットワーク上のピア全てがバックアップピアと成り得る構成とし、また、任意のピアをバックアップピアとして設定することができるため、効率よくバックアップを行うことができる。なお、上記ではピア毎にバックアップピアを設定しているが、例えば共有フォルダ毎にバックアップピアを設定できるようにしてもよい。
また、本実施形態では、バックアップピアがバックアップ不可能になった場合に、バックアップの依頼元のピアが代わりのバックアップピアを検索するようにしているが、これに限らず、バックアップ不可能となったバックアップピアが代わりのバックアップピアを検索するようにしてもよい。
また、バックアップピアが、バックアップピア候補として依頼された場合に、すでに自ピアをバックアップピアとして設定しているピアの数を、バックアップの依頼元のピアに通知するようにしてもよい。これにより、依頼元のピアでは、すでに依頼先のピアがバックアップピアとして多くのピアから設定されている場合には、そのピアはバックアップピアの候補から外すことができ、特定のピアにバックアップ用のファイルが集中しないようにすることができる。
また、本実施形態では、ピアがPCの場合について説明したが、これに限らず、記憶装置を備えた装置であればプリンタやファクシミリ、スキャナ等の他の装置にも本発明を適用可能であることはいうまでもない。
P2Pネットワークのネットワーク構成図である。 ピュアP2Pのネットワーク構成図である。 ハイブリッドP2Pのネットワーク構成図である。 P2Pネットワークのグループについて説明するための概念図である。 ピアの基本的構成のブロック図である。 メッセージ制御部のブロック図である。 エンドピアで実行される処理のフローチャートである。 転送機能付きピアで実行される処理のフローチャートである。 スパニングツリーのイメージ図である。 P2Pネットワークの他の形態のネットワーク構成図である。 待ち合わせ機能付きピアで実行される処理のフローチャートである。 P2Pネットワークの構成図である。 ホストAで実行されるメインルーチンのフローチャートである。 ホストAで実行されるバックアップ処理のフローチャートである。 ホストBで実行される処理ルーチンのフローチャートである。
符号の説明
10、11 P2Pネットワーク
12 ピア
16 P2P基盤構成部
18 P2P基盤管理データ記憶部
20 アプリケーション実行部
22 アプリケーションメモリ
24 メッセージ制御部
26 データ管理部
28 送信部
30 受信部
32 ネットワーク
34 サービス実行部
36 メッセージディスパッチ部
38 ピア探索サービス部
40 告知情報取得サービス部
42 告知情報取得サービス部
44 グループ管理サービス部
46 ユーザー管理サービス部
48 ピア管理サービス部

Claims (10)

  1. 複数の情報処理装置の少なくとも一部が特定のサーバを介さずに通信するピアツーピアネットワークに接続される情報処理装置であって、
    バックアップを要するデータを記憶するための第1の記憶手段と、
    前記ピアツーピアネットワークに接続される前記複数の情報処理装置のうち少なくとも一つをバックアップ装置として設定する設定手段と、
    前記バックアップを要するデータが前記記憶手段に記憶された場合に前記バックアップ装置へ前記バックアップを要するデータの複製データを一つだけバックアップする通常バックアップモード及び前記バックアップを要するデータの複製データを二つバックアップする恒久バックアップモードの何れかを前記バックアップ装置へ通知すると共に、前記バックアップを要するデータの削除が指示された場合、当該削除の指示を前記バックアップ装置へ通知する第1の通知手段と、
    前記バックアップを要するデータを前記バックアップ装置に送信する送信手段と、
    前記ピアツーピアネットワークに接続される他の情報処理装置からバックアップ装置として動作するよう依頼があった場合に、バックアップ装置として動作するか否かを通知する第2の通知手段と、
    前記他の情報処理装置から送信されたバックアップを要するデータを記憶するための第2の記憶手段と、
    前記バックアップ装置として動作することを受諾した場合に、前記他の情報処理装置から前記通常バックアップモードが通知された場合は、前記他の情報処理装置から送信された前記バックアップを要するデータの複製データを一つ作成して前記第2の記憶手段に記憶させ、前記他の情報処理装置から前記恒久バックアップモードが通知された場合は、前記バックアップを要するデータの複製データを二つ作成して前記第2の記憶手段に記憶させると共に、前記他の情報処理装置から前記バックアップを要するデータの削除を通知された場合に、前記通常バックアップモードの場合は、前記第2の記憶手段に記憶された前記複製データを削除し、前記恒久バックアップモードの場合は、前記第2の記憶手段に記憶された二つの前記複製データのうち一方の複製データを削除する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記設定手段は、前記複数の情報処理装置の中から予め定めた選択条件に合致する情報処理装置をバックアップ装置の候補として選択する選択手段と、選択された情報処理装置に対してバックアップ装置として動作するよう依頼する依頼手段と、を含み、依頼した情報処理装置のうち、バックアップ装置として動作することを受諾した情報処理装置を前記バックアップ装置に設定することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記選択条件に合致する情報処理装置がない場合に警告する警告手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記バックアップ装置からバックアップが不可能であることを通知された場合に、前記設定手段は、代わりのバックアップ装置を設定することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 複数の情報処理装置の少なくとも一部が特定のサーバを介さずに通信するピアツーピアネットワークに接続される情報処理装置であって、
    前記ピアツーピアネットワークに接続される他の情報処理装置からバックアップ装置として動作するよう依頼があった場合に、バックアップ装置として動作するか否かを通知する通知手段と、
    前記他の情報処理装置から送信されたバックアップを要するデータを記憶するための記憶手段と、
    前記バックアップ装置として動作することを受諾した場合に、前記他の情報処理装置から前記通常バックアップモードが通知された場合は、前記他の情報処理装置から送信された前記バックアップを要するデータの複製データを一つ作成して前記記憶手段に記憶させ、前記他の情報処理装置から前記恒久バックアップモードが通知された場合は、前記バックアップを要するデータの複製データを二つ作成して前記記憶手段に記憶させると共に、前記他の情報処理装置から前記バックアップを要するデータの削除を通知された場合に、前記通常バックアップモードの場合は、前記記憶手段に記憶された前記複製データを削除し、前記恒久バックアップモードの場合は、前記記憶手段に記憶された二つの前記複製データのうち一方の複製データを削除する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  6. 前記他の情報処理装置から送信されたバックアップを要するデータをバックアップ可能か否かを判断する判断手段をさらに備え、前記判断手段によりバックアップが不可能であると判断された場合に、前記他の情報処理装置へ通知することを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
  7. 複数の情報処理装置の少なくとも一部が特定のサーバを介さずに通信するピアツーピアネットワークに接続される情報処理装置により実行される情報処理方法であって、
    前記ピアツーピアネットワークに接続される前記複数の情報処理装置のうち少なくとも一つをバックアップ装置として設定し、
    前記バックアップを要するデータが第1の記憶手段に記憶された場合に前記バックアップ装置へ前記バックアップを要するデータの複製データを一つだけバックアップする通常バックアップモード及び前記バックアップを要するデータの複製データを二つバックアップする恒久バックアップモードの何れかを前記バックアップ装置へ通知すると共に、前記バックアップを要するデータの削除が指示された場合、当該削除の指示を前記バックアップ装置へ通知し、
    前記バックアップを要するデータを前記バックアップ装置に送信し、
    前記ピアツーピアネットワークに接続される他の情報処理装置からバックアップ装置として動作するよう依頼があった場合に、バックアップ装置として動作するか否かを通知し、
    前記バックアップ装置として動作することを受諾した場合に、前記他の情報処理装置から前記通常バックアップモードが通知された場合は、前記他の情報処理装置から送信された前記バックアップを要するデータの複製データを一つ作成して第2の記憶手段に記憶させ、前記他の情報処理装置から前記恒久バックアップモードが通知された場合は、前記バックアップを要するデータの複製データを二つ作成して前記第2の記憶手段に記憶させると共に、前記他の情報処理装置から前記バックアップを要するデータの削除を通知された場合に、前記通常バックアップモードの場合は、前記第2の記憶手段に記憶された前記複製データを削除し、前記恒久バックアップモードの場合は、前記第2の記憶手段に記憶された二つの前記複製データのうち一方の複製データを削除する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  8. 複数の情報処理装置の少なくとも一部が特定のサーバを介さずに通信するピアツーピアネットワークに接続される情報処理装置により実行される情報処理方法であって、
    前記ピアツーピアネットワークに接続される他の情報処理装置からバックアップ装置として動作するよう依頼があった場合に、バックアップ装置として動作するか否かを通知し、
    前記バックアップ装置として動作することを受諾した場合に、前記他の情報処理装置から前記通常バックアップモードが通知された場合は、前記他の情報処理装置から送信された前記バックアップを要するデータの複製データを一つ作成して記憶手段に記憶させ、前記他の情報処理装置から前記恒久バックアップモードが通知された場合は、前記バックアップを要するデータの複製データを二つ作成して前記記憶手段に記憶させると共に、前記他の情報処理装置から前記バックアップを要するデータの削除を通知された場合に、前記通常バックアップモードの場合は、前記記憶手段に記憶された前記複製データを削除し、前記恒久バックアップモードの場合は、前記記憶手段に記憶された二つの前記複製データのうち一方の複製データを削除する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  9. 複数の情報処理装置の少なくとも一部が特定のサーバを介さずに通信するピアツーピアネットワークに接続される情報処理装置により実行される情報処理プログラムであって、
    前記ピアツーピアネットワークに接続される前記複数の情報処理装置のうち少なくとも一つをバックアップ装置として設定するステップと、
    前記バックアップを要するデータが第1の記憶手段に記憶された場合に前記バックアップ装置へ前記バックアップを要するデータの複製データを一つだけバックアップする通常バックアップモード及び前記バックアップを要するデータの複製データを二つバックアップする恒久バックアップモードの何れかを前記バックアップ装置へ通知すると共に、前記バックアップを要するデータの削除が指示された場合、当該削除の指示を前記バックアップ装置へ通知するステップと、
    前記バックアップを要するデータを前記バックアップ装置に送信するステップと、
    前記ピアツーピアネットワークに接続される他の情報処理装置からバックアップ装置として動作するよう依頼があった場合に、バックアップ装置として動作するか否かを通知するステップと、
    前記バックアップ装置として動作することを受諾した場合に、前記他の情報処理装置から前記通常バックアップモードが通知された場合は、前記他の情報処理装置から送信された前記バックアップを要するデータの複製データを一つ作成して第2の記憶手段に記憶させ、前記他の情報処理装置から前記恒久バックアップモードが通知された場合は、前記バックアップを要するデータの複製データを二つ作成して前記第2の記憶手段に記憶させると共に、前記他の情報処理装置から前記バックアップを要するデータの削除を通知された場合に、前記通常バックアップモードの場合は、前記第2の記憶手段に記憶された前記複製データを削除し、前記恒久バックアップモードの場合は、前記第2の記憶手段に記憶された二つの前記複製データのうち一方の複製データを削除するステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理プログラム。
  10. 複数の情報処理装置の少なくとも一部が特定のサーバを介さずに通信するピアツーピアネットワークに接続される情報処理装置により実行される情報処理プログラムであって、
    前記ピアツーピアネットワークに接続される他の情報処理装置からバックアップ装置として動作するよう依頼があった場合に、バックアップ装置として動作するか否かを通知するステップと、
    前記バックアップ装置として動作することを受諾した場合に、前記他の情報処理装置から前記通常バックアップモードが通知された場合は、前記他の情報処理装置から送信された前記バックアップを要するデータの複製データを一つ作成して記憶手段に記憶させ、前記他の情報処理装置から前記恒久バックアップモードが通知された場合は、前記バックアップを要するデータの複製データを二つ作成して前記記憶手段に記憶させると共に、前記他の情報処理装置から前記バックアップを要するデータの削除を通知された場合に、前記通常バックアップモードの場合は、前記記憶手段に記憶された前記複製データを削除し、前記恒久バックアップモードの場合は、前記記憶手段に記憶された二つの前記複製データのうち一方の複製データを削除するステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理プログラム。
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