JP2000330752A - 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法および記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法および記憶媒体

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JP2000330752A
JP2000330752A JP11140428A JP14042899A JP2000330752A JP 2000330752 A JP2000330752 A JP 2000330752A JP 11140428 A JP11140428 A JP 11140428A JP 14042899 A JP14042899 A JP 14042899A JP 2000330752 A JP2000330752 A JP 2000330752A
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Yoshinobu Aiba
芳信 相葉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタのデータを他のプリンタに一時的に
転送してメモリを有効に使用することができる画像形成
装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置Aは、プリント終了後のデ
ータを保存するために、ハードディスク部6の残容量を
チェックし(S301)、ハードディスク部6のメモリ
残容量が所定量以下である場合、他の画像形成装置にデ
ータを転送するために、ネットワーク上の他の装置の情
報を取得する(S302)。このとき、予め装置Aに登
録された他の装置の各メモリ残容量を取得し、例えば、
装置B、C、Dの中でメモリ残容量の一番多い装置Bを
選択する(S303)。装置Aおよび装置B間で互いに
通信を行ってデータ転送を行うことを確認し(ステップ
S304)、装置Aから装置Bにデータを転送する(S
305)。そして、装置Bにデータを転送したことをメ
モリ124に記憶する(S306)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続された複数のクライアントコンピュータからの印刷命
令により印刷を行うネットワークプリンタなどの画像形
成装置、画像形成システム、画像形成方法および記憶媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタはコンピュータと1対1
で接続されていたが、近年、ネットワークに接続される
ようになり、多くの人が1台のプリンタを用いて印刷す
ることが可能になった。
【0003】このため、プリンタに蓄積されるデータの
量が徐々に増加してきた。さらに、さまざまな機能が増
えており、データをプリントせずに蓄積だけしておいて
後日にプリントする機能や、プリントデータを圧縮して
記録・保存しておく、あるいは合成に使用するためのデ
ータを記憶しておく機能などにより、膨大な容量の記録
媒体を必要とするようになった。
【0004】したがって、大容量のハードディスクを有
していたとしても、メモリ不足でプリントが待たされる
という事態が発生するようになった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ネット
ワーク上の全てのプリンタがメモリ不足になるわけでは
なく、メモリにゆとりのあるプリンタも存在する。それ
でも、プリンタのオプション装備、例えば、ソートやス
テイプルなどネットワーク上のプリンタの全てが同じ装
備とは限らないので、目的とするプリンタ以外では処理
できない印刷も多く、1台のプリンタに集中してしまう
傾向にある。
【0006】このように、蓄積しておくだけで、当分は
プリントアウトしないデータや、合成のためのデータの
ためにプリントが待たされるのでは、非常に使い勝手の
よくないプリンタとなってしまう。
【0007】そこで、本発明は、プリンタのデータを他
のプリンタに一時的に転送してメモリを有効に使用する
ことができる画像形成装置、画像形成システム、画像形
成方法および記憶媒体を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明は、転送元のプリンタのメモ
リの空き容量が多くなった場合、転送していたデータを
元に戻すことができる画像形成装置、画像形成システ
ム、画像形成方法および記憶媒体を提供することを他の
目的とする。
【0009】さらに、本発明は、プリンタのデータを他
のプリンタに一時的に転送してメモリを有効に使用する
場合、転送先のプリンタがデータを転送したまま、故障
してしまうと、データがどうなってしまったのかユーザ
にわからないという問題に対処するため、プリンタ装置
間の通信に異常があった場合、クライアントコンピュー
タに通知することによってユーザに異常を知らせること
ができる画像形成装置、画像形成システム、画像形成方
法および記憶媒体を提供することを他の目的とする。
【0010】また、本発明は、プリンタ装置間の通信に
異常があった場合、データが転送された側のプリンタ装
置で印刷することによって印刷した筈のデータが消失し
てしまうことを防止できる画像形成装置、画像形成シス
テム、画像形成方法および記憶媒体を他の目的とする。
【0011】さらに、本発明は、転送された側のプリン
タ装置で他のプリンタ装置からのデータの消去が安易に
行えてしまうと、転送された側のプリンタ装置は印刷で
きなくなってしまうという問題に対処するため、転送し
たデータの消去は転送した側のプリンタ装置によってだ
け行えるように制御することにより、転送したプリンタ
装置がデータを管理可能な状態に維持することができる
画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法および
記憶媒体を提供することを他の目的とする。
【0012】また、本発明は、データを転送した側のプ
リンタ装置に異常があった場合、データを持っているプ
リンタ装置で消去することにより、消去できないデータ
が残ってしまうことを防止できる画像形成装置、画像形
成システム、画像形成方法および記憶媒体を提供するこ
とを他の目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の画像形成装置は、他の画
像形成装置とともにネットワークに接続された画像形成
装置において、プリントデータを受信する受信手段と、
該受信したプリントデータを記憶する記憶手段と、前記
受信したプリントデータの画像形成を行う画像形成手段
と、前記他の画像形成装置にデータを転送する転送手段
とを備えたことを特徴とする。
【0014】請求項2に記載の画像形成装置は、請求項
1に係る画像形成装置において、前記記憶手段の使用可
能な残容量を検出する残容量検出手段と、該検出された
残容量を前記他の画像形成装置に通知する通知手段と、
前記ネットワーク上で転送可能な他の画像形成装置を検
索する検索手段と、該検索された他の画像形成装置を表
示する表示手段と、該表示された他の画像形成装置の中
から少なくとも1つを選択する選択手段とを備え、前記
転送手段は、前記選択された他の画像形成装置に前記受
信したプリントデータを転送することを特徴とする。
【0015】請求項3に記載の画像形成装置は、請求項
1または請求項2に係る画像形成装置において、前記記
憶手段の使用可能な残容量が前記転送したプリントデー
タを記憶するのに十分な容量になった場合、前記他の画
像形成装置から一旦、転送したプリントデータを再転送
してもらう再転送手段を備えたことを特徴とする。
【0016】請求項4に記載の画像形成装置では、請求
項1または請求項2に係る画像形成装置において、前記
受信手段は、前記ネットワークに接続されたコンピュー
タからプリントデータを受信し、前記プリントデータが
転送された他の画像形成装置が通信不能になった場合、
前記コンピュータに異常を通知する通知手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0017】請求項5に記載の画像形成装置では、請求
項1または請求項2に係る画像形成装置において、前記
受信手段は、前記ネットワークに接続されたコンピュー
タからプリントデータを受信し、前記転送手段により前
記他の画像形成装置にプリントデータを転送した後、通
信不能になった場合、前記プリントデータが転送された
他の画像形成装置は前記コンピュータに異常を通知する
ことを特徴とする。
【0018】請求項6に記載の画像形成装置では、請求
項5に係る画像形成装置において、前記他の画像形成装
置は転送されたプリントデータの画像形成を行うことを
特徴とする。
【0019】請求項7に記載の画像形成装置は、請求項
1または請求項2に係る画像形成装置において、前記他
の画像形成装置に転送されたデータの消去を指示する消
去指示手段と、該指示されたデータの消去を前記他の画
像形成装置に対して実行する消去実行手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0020】請求項8に記載の画像形成装置は、請求項
1または請求項2に係る画像形成装置において、通信不
能になった場合、前記他の画像形成装置は、転送された
プリントデータを消去することを特徴とする。
【0021】請求項9に記載の画像形成装置では、請求
項3に係る画像形成装置において、前記プリントデータ
の再転送が行われた後、前記他の画像形成装置は一旦、
転送されたプリントデータを消去することを特徴とす
る。
【0022】請求項10に記載の画像形成装置は、請求
項1に係る画像形成装置において、画像を読み取る画像
読取手段を備え、前記受信手段は、前記読み取られた画
像のプリントデータを受信することを特徴とする。
【0023】請求項11に記載の画像形成システムは、
複数の画像形成装置がネットワークに接続された画像形
成システムにおいて、少なくとも1つの画像形成装置
は、プリントデータを受信する受信手段と、該受信した
プリントデータを記憶する記憶手段と、前記受信したプ
リントデータの画像形成を行う画像形成手段と、他の画
像形成装置にデータを転送する転送手段とを備え、前記
他の画像形成装置は、前記転送されたデータを記憶する
記憶手段を備えたことを特徴とする。
【0024】請求項12に記載の画像形成方法は、ネッ
トワークに複数接続された画像形成装置で画像形成を行
う画像形成方法において、少なくとも1つの画像形成装
置でプリントデータを受信する工程と、該受信したプリ
ントデータを記憶する工程と、他の画像形成装置にデー
タを転送する工程と、該転送されたデータを前記他の画
像形成装置に記憶する工程と、前記受信したプリントデ
ータの画像形成を行う工程とを有することを特徴とす
る。
【0025】請求項13に記載の記憶媒体は、他の画像
形成装置とともにネットワークに接続された画像形成装
置を制御するコンピュータによって実行され、画像形成
を行うためのプログラムが格納された記憶媒体におい
て、前記プログラムは、プリントデータを受信する手順
と、該受信したプリントデータを記憶する手順と、前記
受信したプリントデータの画像形成を行う手順と、前記
他の画像形成装置にデータを転送する手順とを含むこと
を特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の画像形成装置、画像形成
システム、画像形成方法および記憶媒体の実施の形態に
ついて説明する。本実施形態の画像形成システムは、サ
ーバにより管理されるネットワークを介して複数の画像
形成装置およびコンピュータが接続されたプリンタシス
テムに適用される。
【0027】図1は実施の形態におけるネットワークに
接続された画像形成装置の構成を示すブロック図であ
る。リーダ部1は原稿の画像を読み取り、原稿画像に応
じた画像データをプリンタ部2および画像入出力制御部
3に出力する。プリンタ部2はリーダ部1および画像入
出力制御部3からの画像データに応じた画像を記録紙に
記録する。
【0028】画像入出力制御部3はリーダ部1に接続さ
れており、ファクシミリ部4、ハードディスク部6、ネ
ットワークインターフェース部7、LIPSフォーマッ
タ部8、ポストスクリプト(PS)フォーマッタ部9、
コア部10などからなる。
【0029】ファクシミリ部4は電話回線を介して受信
した圧縮画像データを伸長し、伸長した画像データをコ
ア部10に転送し、また、コア部10から転送された画
像データを圧縮し、圧縮した画像データを電話回線を介
して送信する。
【0030】ネットワークインターフェース部7は、パ
ーソナルコンピュータまたはワークステーション(PC
/WS)11とコア部10との間のインターフェースで
ある。ハードディスク部6はネットワークインターフェ
ース部7からの印刷データを記憶・保存しておく。
【0031】12はネットワークサーバであり、ネット
ワーク制御の中枢である。LIPSフォーマッタ部8お
よびPSフォーマッタ部9はパーソナルコンピュータま
たはワークステーション(PC/WS)11から転送さ
れたPDLデータをプリンタ部2で記録できる画像デー
タに展開するものである。
【0032】コア部10は、リーダ部1、ファクシミリ
部4、ハードディスク部6、ネットワークインターフェ
ース部7、LIPSフォーマッタ部8およびPSフォー
マッタ部9間のデータの流れを制御する。
【0033】図2はリーダ部1およびプリンタ部2の構
成を示す断面図である。リーダ部1における原稿給送装
置101は、原稿を最終頁から順に1枚ずつプラテンガ
ラス102上に給送し、原稿の読み取り動作終了後、プ
ラテンガラス102上の原稿を排出する。原稿がプラテ
ンガラス102上に搬送されると、ランプ103を点灯
し、スキャナユニット104の移動を開始させて原稿を
露光・走査する。
【0034】このとき、原稿からの反射光は、ミラー1
05、106、107およびレンズ108によってCC
Dイメージセンサ(以下、CCDという)109に導か
れる。このように、走査された原稿の画像はCCD10
9によって読み取られる。CCD109から出力される
画像データは、所定の処理が施された後、プリンタ部2
および画像入出力制御部3のコア部10に転送される。
【0035】プリンタ部2におけるレーザドライバ22
1は、レーザ発光部201を駆動するものであり、リー
ダ部1から出力された画像データに応じたレーザ光をレ
ーザ発光部201で発光させる。このレーザ光は感光ド
ラム202に照射され、感光ドラム202にはレーザ光
に応じた潜像が形成される。
【0036】この感光ドラム202の潜像の部分には、
現像器203によって現像剤が付着される。そして、レ
ーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット2
04およびカセット205のいずれかから記録紙を給紙
して転写部206に搬送し、感光ドラム202に付着さ
れた現像剤を記録紙に転写する。
【0037】現像剤が転写された記録紙は定着部207
に搬送され、定着部207での加熱および加圧により現
像剤は記録紙に定着される。定着部207を通過した記
録紙は排出ローラ208によって排出され、ソータ22
0は排出された記録紙をそれぞれのビンに収納して記録
紙の仕分けを行う。
【0038】尚、ソータ220は、仕分けが設定されて
いない場合、最上ビンに記録紙を収納する。また、両面
記録が設定されている場合、排出ローラ208のところ
まで記録紙を搬出した後、排出ローラ208の回転方向
を逆転させ、フラッパ209によって再給紙搬送路に導
く。多重記録が設定されている場合、記録紙を排出ロー
ラ208まで搬送しないように、フラッパ209によっ
て再給紙搬送路に導く。再給紙搬送路に導かれた記録紙
は、上記タイミングで転写部206に再給紙される。
【0039】図3はリーダ部1の構成を示すブロック図
である。CCD109から出力された画像データは、A
/D・SH部110でアナログデジタル変換が行われる
とともに、シェーディング補正が行われる。A/D・S
H部110によって処理された画像データは、画像処理
部111を介してプリンタ部2に転送されるとともに、
インターフェース部113を介して画像入出力制御部3
のコア部10に転送される。
【0040】CPU114は、操作部115で設定され
た内容に応じて画像処理部111およびインターフェイ
ス113を制御する。例えば、操作部115でトリミン
グ処理を行って複写する複写モードが設定されている場
合、CPU114は画像処理部111にトリミング処理
を行わせてプリンタ部2に転送させる。
【0041】また、操作部115でファクシミリ送信モ
ードが設定されている場合、CPU114はインターフ
ェイス113から画像データおよび設定されたモードに
応じた制御コマンドをコア部10に転送させる。
【0042】このように、CPU114によって実行さ
れる制御プログラムは、メモリ116に記憶されてお
り、CPU114はメモリ116を参照しながら制御を
行う。また、メモリ116はCPU114の作業領域と
しても使用される。
【0043】図4はコア部10の構成を示すブロック図
である。リーダ部1からの画像データはデータ処理部1
21に転送されるとともに、リーダ部1からの制御コマ
ンドはCPU123に転送される。
【0044】データ処理部121は画像の回転処理や変
倍処理などの画像処理を行うものである。リーダ部1か
らデータ処理部121に転送された画像データは、リー
ダ部1から転送された制御コマンドにしたがって、イン
ターフェイス120を介してファクシミリ部4、ネット
ワークインターフェース部7に転送される。
【0045】また、ネットワークインターフェース部7
を介して入力された画像を表すコードデータは、一旦、
ハードディスク部6に格納された後、データ処理部12
1に転送される。
【0046】データ処理部121は、コードデータのP
DL(ページ記述言語)がLIPSであるかあるいはポ
ストスクリプト(PS)であるかを判定し、判定結果に
応じてLIPSフォーマッタ部8あるいはPSフォーマ
ッタ部9に転送して画像データに展開する。
【0047】この画像データは、データ処理部121に
転送された後、ファクシミリ部4およびプリンタ部2に
転送される。フォーマッタ部は、文字コードを展開した
場合、展開したデータを一時的にメモリに記憶してお
き、次に同じ文字データについては展開せず、メモリに
既に展開し終わって記憶されているデータを使用するこ
とで、処理速度を向上させる。この一時記憶用メモリを
キャッシュメモリと呼び、フォーマッタ部に内蔵されて
いるメモリだけでなく、ハードディスク部6もキャッシ
ュとして使用可能である。
【0048】ファクシミリ部4からの画像データは、デ
ータ処理部121に転送された後、プリンタ部2やネッ
トワークインターフェース部7に転送される。CPU1
23は、メモリ124に記憶されている制御プログラ
ム、およびリーダ部1から転送された制御コマンドにし
たがって制御を行う。また、メモリ124はCPU12
3の作業領域として使用される。メモリ124はROM
およびRAMから構成される。
【0049】ネットワークインターフェース部7には、
MIB(Management Informatio
n Base)と呼ばれるデータベースが構築されてお
り、SNMPプロトコルを介してネットワーク上のコン
ピュータや他の画像形成装置と通信し、情報交換が可能
である。データ転送やその他の各種設定は、操作部11
5あるいはネットワーク上のコンピュータから可能であ
る。
【0050】また、プリントが完了したPDLデータ
は、通常、消去されるが、保存するように設定がなされ
ている場合、ハードディスク部6に記憶・保存される。
保存されたデータは、再びプリントすることが可能であ
る。
【0051】ハードディスク部6には、これらプリント
前およびプリント完了後のPDLデータの他、表などの
罫線や枠などのデータが記憶されている。これらのデー
タは、PDLデータとして表の中の文字や数字だけのP
DLデータとの合成に使用される。罫線や枠のデータ
は、ホストコンピュータからビットマップデータとして
送られてくることも多く、その処理に時間がかかる。こ
のため、ビットマップとしてハードディスク部6に記憶
させておくことで、処理時間を大幅に短縮させることが
可能である。
【0052】これらの設定および操作は、リーダ部1に
設けられた操作部115から行われる。
【0053】このように、コア部10を中心に、原稿画
像の読み取り、画像のプリント、画像の送受信、画像の
保存、コンピュータからのデータの入出力などの機能を
複合させた処理を行うことが可能である。
【0054】つぎに、上記構成を有する画像形成装置の
動作について示す。図5は他の画像形成装置にデータを
転送する際の転送動作処理手順を示すフローチャートで
ある。この処理プログラムはコア部10内のメモリ12
4に格納されており、CPU123によって実行され
る。この処理プログラムは、プリント終了後、PDLデ
ータをハードディスク部6に保存する時点から開始され
る。ここで、説明を分かり易くするために、データを送
信する側の画像形成装置を装置A、受信する側の画像形
成装置を装置Bと定めておく。
【0055】まず、プリント終了後のデータを保存する
ために、ハードディスク部6の残容量をチェックする
(ステップS301)。ハードディスク部6に十分な残
容量がある場合、ハードディスク部6にデータを保存し
(ステップS307)、処理を終了する。
【0056】一方、ハードディスク部6のメモリ残容量
が所定量以下である場合、他の画像形成装置(以下、単
に装置あるいはプリンタとも呼ぶ)にデータを転送する
ために、ネットワーク上の他の装置の情報を取得する
(ステップS302)。このとき、ネットワーク上の装
置を検索するが、予め装置Aに登録された他の装置の情
報を取得する。装置AにはIPアドレスが登録されてお
り、IPアドレスが登録された装置のMIB情報を取得
する。このMIB情報はハードディスクのメモリ残容量
を表している。
【0057】登録された他の装置のそれぞれのメモリ残
容量を取得し、例えば、装置B、C、Dの中で残容量の
一番多い装置Bを選択する(ステップS303)。図6
は他の画像形成装置の状況が一覧表示された操作部11
5のLCD画面を示す図である。この図には、例えば、
装置Cとしてのプリンタ1、装置Bとしてのプリンタ2
の設置場所およびメモリ残量がLCD画面に表示されて
いる。LCD画面および操作キーについては後述する。
【0058】そして、装置Bが選択されると、装置Aお
よび装置B間で互いに通信を行ってデータ転送を行うこ
とを確認する(ステップS304)。
【0059】この後、装置Aから装置Bにデータを転送
する(ステップS305)。この転送プロトコルには、
ftp(file transfer protoco
l)など周知の転送プロトコルが用いられる。
【0060】そして、装置Aは装置Bにデータを転送し
たことをメモリ124に記憶しておき(ステップS30
6)、処理を終了する。
【0061】図7はデータを受信する際における装置B
の受信動作処理手順を示すフローチャートである。この
処理プログラムは、装置Aと同様の構成を有する装置B
のメモリに格納されており、CPUによって実行され
る。また、装置Bは、印刷命令、装置Aとの通信コマン
ドなどを有しており、装置Aから送信指示があると、動
作を開始する。
【0062】装置Aからの送信コマンドおよびftpに
よる受信準備を行い、装置Aから送信があるのを待つ
(ステップS310)。装置Aから送信があると、装置
Aからデータを受け取る(ステップS311)。そし
て、装置Bのハードディスク部にデータを書き込むと同
時に、送信コマンドに含まれているデータの発信元(ホ
ストコンピュータ)の情報やファイル名などを記憶する
(ステップS312)。この後、処理を終了する。
【0063】尚、ステップS305で転送するjobを
自動選択する場合、jobの優先順位を、ユーザが設定
・変更できるようにしてもよい。この場合、後述する操
作部の設定・選択により、印刷後のjob、合成用の画
像、印刷前のjobなどにデータを分け、さらにデータ
量の多い順あるいは少ない順に転送するための優先順位
を設定することも可能である。
【0064】つぎに、転送したデータの装置Aへの再転
送動作について示す。図8は操作部115のLCD画面
および操作キーを示す図である。図において、801は
各種情報を表示するLCDである。802、803は上
下の設定/選択キー(上下キー)である。804は選択
されたデータのプリントを指示する印刷キーである、8
05は選択されたデータの消去を指示する消去キーであ
る。LCD801の画面には、ハードディスク部6内の
データの一覧が表示されている。
【0065】LCD801の画面の一番左にある矢印
(△)は、上下キー802、803によって上下に移動
する。また、LCD801の画面の一番右には、転送さ
れたデータであることを示す印(◇)が表示されてい
る。図には、「保存job3」が装置Bに転送されたデ
ータであることが示されている。「保存job1」を選
択した後、印刷キー804を押下すると、データをLI
PSフォーマッタ部8あるいはPSフォーマッタ部9に
転送してプリントが行われる。
【0066】ここで、保存job3を選択して印刷キー
804を押下すると、LCD801の画面には、「選択
されたデータは他のプリンタにあります もとにもどし
ますか」などの内容が表示される。図9は保存job3
を選択して印刷キー804が押下された時に表示された
LCD画面を示す図である。これにより、他の装置にデ
ータがある旨をユーザに知らせる。ここで、ユーザが
「YES」を選択すると、装置Bから装置Aへのデータ
の再転送動作が行われる。
【0067】図10は装置Aの再転送動作時における受
信処理手順を示すフローチャートである。この処理プロ
グラムは、装置Aのメモリ124に格納されており、C
PU123によって実行される。
【0068】まず、装置Aおよび装置B間で互いに通信
を行い、データ量を確認する(ステップS321)。装
置Aのハードディスク部6のメモリに空き容量があるか
否かを判別し(ステップS322)、メモリに空き容量
がない場合、操作部115に転送不可能である旨を表示
し(ステップS325)、処理を終了する。
【0069】一方、ステップS322で装置Aのハード
ディスク部6のメモリに空き容量があり、転送が可能で
ある場合、装置Bから装置Aにデータを転送する(ステ
ップS323)。そして、装置Aの管理用記録を更新し
(ステップS324)、処理を終了する。
【0070】図11は装置Bの再転送動作時における送
信処理手順を示すフローチャートである。この処理プロ
グラムは、前述したように、装置Aと同様の構成を有す
る装置Bのメモリに格納されており、CPUによって実
行される。
【0071】まず、図10の321と同様、装置Aおよ
び装置Bの間で通信を行い(ステップS331)、装置
Aのハードディスク部6のメモリに空き容量があること
を確認すると、データを送信する(ステップS33
2)。装置Bの管理記録から装置Aのデータの記録を消
去し(ステップS333)、処理を終了する。
【0072】つぎに、データを消去する場合について示
す。図8で「保存job1」を消去したい場合、上下キ
ー802、803で「保存job1」を選択し、消去キ
ー805を押下すると、「保存job1」が消去され
る。
【0073】また、装置Bに転送されている「保存jo
b3」を選択して消去すると、装置Aおよび装置Bの間
で互いに通信を行い、装置Bのデータを消去する。
【0074】図12は装置Bの操作部のLCD画面およ
び操作キーを示す図である。装置Bの操作部には、メモ
リ使用状況が表示されるが、装置Aのデータは表示され
ないので、通常、ユーザはメモリが他の装置に使われて
いることを、意識せずに使用できる。装置の管理者が設
定を変更して全てのメモリの使用状況を表示させると、
図13に示すように、他の装置から転送されているデー
タも表示するようになる。図13は全てのメモリの使用
状況を表示させた場合のLCD画面を示す図である。図
中、斜線で表示されているデータが他の装置から転送さ
れているデータである。尚、装置Aとの通信がエラーに
なった場合、装置Bでは、設定にかかわらず、データが
表示されるようになり、印刷や消去を選択することが可
能である。
【0075】つぎに、装置に異常が発生した場合につい
て示す。装置がデータを転送している場合、転送した装
置と一定の間隔で通信を行う。その間隔は例えば1日に
1回程度に設定される。この間隔が極端に短いと、ジャ
ム処理や移動などの僅かの電源の遮断でも異常発生とな
ってしまう。したがって、1日1回程度の通信が、数日
間連続して途絶えた場合、互いに異常であると判断する
ようにすることが好ましい。
【0076】図14は装置Aの異常動作処理手順を示す
フローチャートである。この処理プログラムは、メモリ
124に格納されており、CPU123によって実行さ
れる。
【0077】まず、データを転送しているか否かを判別
する(ステップS341)。データを転送していない場
合、そのまま処理を終了する。一方、データを転送して
いる場合、装置Bと通信を行い、互いに正常であること
を確認する(ステップS342)。
【0078】そして、装置Bに異常が発生しているか否
かを判別し(ステップS343)、異常が発生していな
い場合、そのまま処理を終了する。一方、異常が発生し
ていることを検知すると、そのデータがクライアントコ
ンピュータから送信されたデータである場合、通信によ
り異常をデータ発信元のコンピュータに通知し、また、
スキャンした画像であった場合、操作部115に表示す
る(ステップS344)。
【0079】図15は装置Bの異常動作処理手順を示す
フローチャートである。この処理プログラムは、前述し
たように装置Aと同様の構成を有する装置Bのメモリに
格納されており、CPUによって実行される。
【0080】まず、他の装置からデータが転送されてい
るか否かを判別する(ステップS351)。他の装置か
らデータが転送されている場合、装置Aと同様、通信に
より正常であることを確認する(ステップS352)。
【0081】通信に異常が発生した場合、転送されてい
るデータのタイプを判別する(ステップS353)。本
来、装置Aでプリントしようとしていたプリントデータ
であった場合、装置Bでプリントを行う(ステップS3
54)。
【0082】その他のデータである場合、例えば印刷完
了後の保存のためのデータ、合成用のデータである場
合、すぐに使用しないデータであるので、プリントを行
わない。
【0083】ステップS353、S354の処理の後、
あるいはステップS351でデータが転送されていない
場合、また、ステップS352で通信が正常である場
合、操作部における表示あるいはクライアントコンピュ
ータへの通知を行い(ステップS355)、処理を終了
する。
【0084】このように、本実施形態のプリンタシステ
ムでは、ネットワーク上の他の画像形成装置(プリン
タ)のハードディスク部のメモリ空き容量を検出し、空
き容量の多いプリンタのメモリ内にデータの一部を転送
することにより、現在受信している印刷命令に対するメ
モリを多く割り当てて処理速度を向上させることができ
る。
【0085】また、送信元のメモリの空き容量が多くな
ったら、転送していたデータを元に戻すことができる。
【0086】さらに、異常が発生しても、ユーザに通知
することによってすみやかに対応をとることができる。
【0087】これにより、クライアントコンピュータは
メモリ不足で待たされることなく、印刷ジョブからすみ
やかに解放され、使い勝手のよいプリンタシステムを提
供できる。
【0088】尚、転送されるデータとしては、プリント
前およびプリント完了後のPDLデータの他、表などの
罫線や枠などのデータであってもよく、これらのデータ
を転送することによって装置Aのハードディスク部のメ
モリ残容量を増やすようにしてもよい。
【0089】また、上記実施形態では、画像形成装置
(プリンタ)のメモリとして、ハードディスクが用いら
れていたが、これに限らず、DVD−RAM、磁気テー
プ、光磁気ディスク(MO)など種々の記録媒体を用い
ることができる。
【0090】また、本発明は装置にプログラムを供給す
ることによって達成される場合にも適用できることはい
うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフ
トウェアによって表されるプログラムを格納した記憶媒
体をシステムあるいは装置に読み出すことによってその
システムあるいは装置が本発明の効果を享受することが
可能となる。
【0091】図16は記憶媒体としてのメモリ124の
メモリマップを示す図である。同図(A)は装置Aのメ
モリマップを示し、同図(B)は装置Bのメモリマップ
を示す。同図(A)のメモリ124には、図5のフロー
チャートに示す転送動作処理プログラムモジュール、図
10のフローチャートに示す再転送動作時における受信
処理プログラムモジュール、図14のフローチャートに
示す異常動作処理プログラムモジュールが格納されてい
る。同図(B)のメモリには、図7のフローチャートに
示す受信動作処理プログラムモジュール、図11のフロ
ーチャートに示す再転送動作時における送信処理プログ
ラムモジュール、図15のフローチャートに示す異常動
作処理プログラムモジュールが格納されている。
【0092】プログラムモジュールを供給する記憶媒体
としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハ
ードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R
OM、CD−R、DVD、磁気テープ、不揮発性のメモ
リカードなどを用いることができる。
【0093】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワーク上の他の
画像形成装置のメモリ空き容量を検出し、空き容量の多
い画像形成装置のメモリ内にデータの一部を転送するこ
とにより、現在受信している印刷命令に対するメモリを
多く割り当てて処理速度を向上させることができる。こ
のように、プリンタのデータを他のプリンタに一時的に
転送してメモリを有効に使用することができる。
【0094】これにより、クライアントコンピュータは
メモリ不足で待たされることなく、印刷ジョブからすみ
やかに解放され、使い勝手のよいプリンタシステムを提
供できる。
【0095】また、転送した側のプリンタ装置のメモリ
の空き容量が多くなったら、転送していたデータを元に
戻すことができる。
【0096】さらに、プリンタ装置間の通信に異常があ
った場合、クライアントコンピュータに通知することに
よってユーザに異常を知らせることができ、すみやかに
対応をとることができる。
【0097】また、プリンタ装置間の通信に異常があっ
た場合、データを転送された側のプリンタ装置で印刷す
ることによって印刷した筈のデータが消失してしまうこ
とを防止できる。
【0098】さらに、転送された側のプリンタ装置で他
のプリンタ装置からのデータの消去が安易に行えてしま
うと、転送された側のプリンタ装置は印刷できなくなっ
てしまうという問題に対処するため、転送したデータの
消去は転送したプリンタ装置によってだけ行えるように
制御することにより、転送したプリンタ装置がデータを
管理可能な状態に維持することができる。
【0099】また、データを転送した側のプリンタ装置
に異常があった場合、データを持っているプリンタ装置
で消去することにより、消去できないデータが残ってし
まうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態におけるネットワークに接続された
画像形成装置の構成を示すブロック図である。
【図2】リーダ部1およびプリンタ部2の構成を示す断
面図である。
【図3】リーダ部1の構成を示すブロック図である。
【図4】コア部10の構成を示すブロック図である。
【図5】他の画像形成装置にデータを転送する際の転送
動作処理手順を示すフローチャートである。
【図6】他の画像形成装置の状況が一覧表示された操作
部115のLCD画面を示す図である。
【図7】データを受信する際における装置Bの受信動作
処理手順を示すフローチャートである。
【図8】操作部115のLCD画面および操作キーを示
す図である。
【図9】保存job3を選択して印刷キー804が押下
された時に表示されたLCD画面を示す図である。
【図10】装置Aの再転送動作時における受信処理手順
を示すフローチャートである。
【図11】装置Bの再転送動作時における送信処理手順
を示すフローチャートである。
【図12】装置Bの操作部のLCD画面および操作キー
を示す図である。
【図13】全てのメモリの使用状況を表示させた場合の
LCD画面を示す図である。
【図14】装置Aの異常動作処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図15】装置Bの異常動作処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図16】記憶媒体としてのメモリ124のメモリマッ
プを示す図である。
【符号の説明】
2 プリンタ部 3 画像入出力制御部 7 ネットワークインターフェース部 10 コア部 115 操作部 123 CPU 124 メモリ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の画像形成装置とともにネットワーク
    に接続された画像形成装置において、 プリントデータを受信する受信手段と、 該受信したプリントデータを記憶する記憶手段と、 前記受信したプリントデータの画像形成を行う画像形成
    手段と、 前記他の画像形成装置にデータを転送する転送手段とを
    備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段の使用可能な残容量を検出
    する残容量検出手段と、 該検出された残容量を前記他の画像形成装置に通知する
    通知手段と、 前記ネットワーク上で転送可能な他の画像形成装置を検
    索する検索手段と、 該検索された他の画像形成装置を表示する表示手段と、 該表示された他の画像形成装置の中から少なくとも1つ
    を選択する選択手段とを備え、 前記転送手段は、前記選択された他の画像形成装置に前
    記受信したプリントデータを転送することを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段の使用可能な残容量が前記
    転送したプリントデータを記憶するのに十分な容量にな
    った場合、前記他の画像形成装置から一旦、転送したプ
    リントデータを再転送してもらう再転送手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記受信手段は、前記ネットワークに接
    続されたコンピュータからプリントデータを受信し、 前記プリントデータが転送された他の画像形成装置が通
    信不能になった場合、前記コンピュータに異常を通知す
    る通知手段を備えたことを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記受信手段は、前記ネットワークに接
    続されたコンピュータからプリントデータを受信し、 前記転送手段により前記他の画像形成装置にプリントデ
    ータを転送した後、通信不能になった場合、前記プリン
    トデータが転送された他の画像形成装置は前記コンピュ
    ータに異常を通知することを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記他の画像形成装置は転送されたプリ
    ントデータの画像形成を行うことを特徴とする請求項5
    記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記他の画像形成装置に転送されたデー
    タの消去を指示する消去指示手段と、 該指示されたデータの消去を前記他の画像形成装置に対
    して実行する消去実行手段とを備えたことを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 通信不能になった場合、前記他の画像形
    成装置は、転送されたプリントデータを消去することを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 前記プリントデータの再転送が行われた
    後、前記他の画像形成装置は一旦、転送されたプリント
    データを消去することを特徴とする請求項3記載の画像
    形成装置。
  10. 【請求項10】 画像を読み取る画像読取手段を備え、 前記受信手段は、前記読み取られた画像のプリントデー
    タを受信することを特徴とする請求項1記載の画像形成
    装置。
  11. 【請求項11】 複数の画像形成装置がネットワークに
    接続された画像形成システムにおいて、 少なくとも1つの画像形成装置は、 プリントデータを受信する受信手段と、 該受信したプリントデータを記憶する記憶手段と、 前記受信したプリントデータの画像形成を行う画像形成
    手段と、 他の画像形成装置にデータを転送する転送手段とを備
    え、 前記他の画像形成装置は、 前記転送されたデータを記憶する記憶手段を備えたこと
    を特徴とする画像形成システム。
  12. 【請求項12】 ネットワークに複数接続された画像形
    成装置で画像形成を行う画像形成方法において、 少なくとも1つの画像形成装置でプリントデータを受信
    する工程と、 該受信したプリントデータを記憶する工程と、 他の画像形成装置にデータを転送する工程と、 該転送されたデータを前記他の画像形成装置に記憶する
    工程と、 前記受信したプリントデータの画像形成を行う工程とを
    有することを特徴とする画像形成方法。
  13. 【請求項13】 他の画像形成装置とともにネットワー
    クに接続された画像形成装置を制御するコンピュータに
    よって実行され、画像形成を行うためのプログラムが格
    納された記憶媒体において、 前記プログラムは、 プリントデータを受信する手順と、 該受信したプリントデータを記憶する手順と、 前記受信したプリントデータの画像形成を行う手順と、 前記他の画像形成装置にデータを転送する手順とを含む
    ことを特徴とする記憶媒体。
JP11140428A 1999-05-20 1999-05-20 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法および記憶媒体 Withdrawn JP2000330752A (ja)

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