JP2006277277A - 起動イメージ提供システム及びその動作方法、ブートノード装置、ブートサーバ装置並びにその動作プログラム - Google Patents

起動イメージ提供システム及びその動作方法、ブートノード装置、ブートサーバ装置並びにその動作プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ネットワークブート型のシステムではネットワークブートされるPCの微妙なハードウェア構成の違いだけで異なる起動イメージを用意しなければならなく、多くのストレージ容量を必要としていた。
【解決手段】 ブートノード200から送られてきたハードウェア構成情報に基づいて、ブートサーバ100の起動イメージ選択部101は、起動イメージ保存部102に保存された起動イメージの中から、そのハードウェア構成情報に合致する起動イメージを選択し、さらに、起動イメージ変更部104が起動イメージの一部をそのハードウェア構成に合うように変更し、起動イメージ送信部103に渡す。起動イメージ送信部103は選択された起動イメージをブートノード200に送り返す。このようにすることで、ブートノード200のハードウェア構成に適合した起動イメージを提供することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンピュータの起動に必要なファイル群から構成される起動イメージを提供するシステムに関し、特に、ネットワークブートを行うコンピュータに対してネットワークを経由してサーバから起動イメージを提供する起動イメージ提供システム及び方法に関する。
ネットワークブートは、コンピュータが起動するときに必要なOS(オペレーティングシステム)やアプリケーションのファイル群から構成される起動イメージを、コンピュータとは別のサーバ上に持たせ、コンピュータの起動時にはネットワークを経由して起動イメージを読み込んでブートを行う技術である。
従来のネットワークブートの方法としては、PXE(Preboot Execution Environment)ブートがよく知られている。PXEブートでは、コンピュータのブート時にネットワークカードから、MACアドレスをサーバに対して送信し、そのMACアドレスに対応した起動イメージをコンピュータに対して送信する。PXEブートによるネットワークブート方法では、起動イメージを提供するサーバ側で、コンピュータ毎の起動イメージの設定をあらかじめ管理者が設定しておく必要があった。
従来の起動イメージ提供システムの一例が、特許文献1に記載されている。この従来の起動イメージ提供システムは、プリブート手段を備えるユーザ端末と、ユーザ端末で実行されるOS及びアプリケーションプログラムを含んだ起動イメージを格納したサーバとから構成される。さらに、サーバは、ユーザの認証を行う手段と、起動イメージをユーザ端末に送信する手段とを備える。
このような構成を有する従来の起動イメージ提供システムは次のように動作する。すなわち、ユーザ端末のブートにあたり、プリブート手段の制御のもと、ユーザ端末でアクセスされる記憶媒体に記憶されているOSブート設定用のユーザ情報のうちユーザによって選択されたユーザ情報をサーバに送信し、サーバでは、前記ユーザ端末から送信されたユーザ情報に基づき、ユーザ端末の認証を行うとともに、指定されたOS及びアプリケーションを含んだ起動イメージをユーザ端末に送信し、ユーザ端末をユーザ固有の環境でブートさせる。ここで、前記ユーザ情報には、起動するOSの種類、アプリケーションの種類、セキュリティの情報、及び、OSに引き渡されるブートオプションが含まれる。
また特許文献2には、顧客からのオーダ情報に応じたハードウェア構成を有するコンピュータシステムを生産する際、ハードウェア構成に適合する起動イメージをインストールするシステムが開示されている。具体的には、オーダ情報に応じたハードウェア構成に対してマスタIDを割り当て、そのマスタIDと起動プログラムとを格納したインストール起動記録媒体をそのコンピュータシステムに提供する。コンピュータシステムにインストール起動記録媒体を装填して実行すると、マスタIDがインストールシステムにネットワーク経由で送信され、マスタIDに対応して事前に生成されているOSおよびアプリケーションを含む起動イメージがインストールシステム側で選択され、ネットワーク経由でコンピュータシステムにインストールされる。
特開2001−356913号公報 特開2002−323977号公報
第1の問題点は、従来の起動イメージ提供システムはユーザ端末のハードウェア構成に応じた起動イメージをあらかじめサーバ側に用意しておかないと提供できないということである。
その理由は、特許文献1では、ユーザ端末から送られるユーザ情報にハードウェア構成情報は含まれないため、ハードウェアに依存する部分はユーザ端末毎に予め作っておく必要があるからである。また、特許文献2は、「インストール」と「ブート」という根本的な違いがある上、マスタIDがハードウェア構成を間接的に示しているものの、それはコンピュータの出荷時点のものであるため、出荷後にユーザ側でハードウェア構成の変更が行われた場合、変更後のハードウェア構成に応じた起動イメージが提供できない。
本発明の目的は、ブート時にハードウェアの構成に合わせて起動イメージを作成して提供できる起動イメージ提供システムを提供することにある。
本発明の第1の起動イメージ提供システムは、2以上の起動イメージを保存する起動イメージ保存手段と、ハードウェア構成情報を受け取り、前記ハードウェア構成情報が示すハードウェア構成に最も適合する起動イメージを選択する起動イメージ選択手段と、起動イメージ中の起動イメージ変更テーブルに示される特定の位置のデータを前記ハードウェア構成情報に含まれるデータによって書き換える起動イメージ変更手段と、前記書き換えられた起動イメージを送信する起動イメージ送信手段を有し、起動するノードのハードウェア構成を与えられたときに、起動イメージ選択手段が起動イメージ保存部から起動イメージを選択し、その起動イメージの一部を起動イメージ変更手段が変更し、変更した起動イメージを起動イメージ送信手段が起動するノードに送信することにより、前記与えられたハードウェア構成情報が示すハードウェアに合った起動イメージを提供することができる。
本発明の第2の起動イメージ提供システムは、2以上の起動イメージを保存する起動イメージ保存手段と、ハードウェア構成情報を受け取り、前記ハードウェア構成情報が示すハードウェア構成に最も適合する起動イメージを選択する起動イメージ選択手段と、起動イメージ中の起動イメージ変更テーブルに示される特定の位置のデータを前記ハードウェア構成情報に含まれるデータ、および、起動イメージ変更ルールによって演算を施した後のデータによって書き換える起動イメージ変更手段と、前記書き換えられた起動イメージを送信する起動イメージ送信手段を有し、起動するノードのハードウェア構成を与えられたときに、起動イメージ選択手段が起動イメージ保存部から起動イメージを選択し、その起動イメージの一部を起動イメージ変更手段が変更し、変更した起動イメージを起動イメージ送信手段が起動するノードに送信することにより、前記与えられたハードウェア構成情報が示すハードウェアに合った起動イメージを提供することができる。
本発明の第3の起動イメージ提供システムは、2以上の起動イメージを保存する起動イメージ保存手段と、ハードウェア構成情報とソフトウェア構成情報を受け取り、ソフトウェア構成情報で指定された各々プログラムについて、前記ハードウェア構成情報が示すハードウェア構成に最も適合する起動イメージを選択する起動イメージ選択手段と、前記選択された複数の起動イメージをまとめて一つの起動イメージを作成する起動イメージ作成手段と、起動イメージ中の起動イメージ変更テーブルに示される特定の位置のデータを前記ハードウェア構成情報に含まれるデータによって書き換える起動イメージ変更手段と、前記書き換えられた起動イメージを送信する起動イメージ送信手段を有し、起動するノードのハードウェア構成を与えられたときに、起動イメージ選択手段が起動イメージ保存部から複数の起動イメージを選択し、起動イメージ作成手段がその複数の起動イメージをまとめて一つの起動イメージを作成し、作成された起動イメージの一部を起動イメージ変更手段が変更し、変更した起動イメージを起動イメージ送信手段が起動するノードに送信することにより、前記与えられたハードウェア構成情報が示すハードウェアに合った起動イメージを提供することができる。
本発明の効果は、ユーザ端末の現在のハードウェア構成に合った起動イメージを提供できることにある。その理由は、ユーザ端末の現在のハードウェア構成情報に基づいて、ブートサーバ装置が起動イメージを作成し、それをブートノード装置に提供するためである。
(第1の実施形態)
次に、本発明の第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態の構成を示すブロック図である。図1を参照すると、本実施形態にかかる起動イメージ提供システムは、ブートサーバ装置(以下、単に「ブートサーバ」と称す)100と、ブートノード装置(以下、単に「ブートノード」と称す)200と、ネットワーク300とから構成される。
ブートサーバ100とブートノード200は、共にCPU(Central Processing Unit)とメモリを有するコンピュータである。さらに、ブートサーバ100とブートノード200は、HDD(Hard Disk Drive)やFDD(Floppy(登録商標) Disk Drive)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、その他の外部機器の少なくとも1つを拡張機器として含むこともできる。ブートサーバ100とブートノード200は、ネットワーク300により接続され、データを交換することができる。なお、データ交換に用いるプロトコルは、インターネット標準のプロトコルであるIP(Internet Protocol)を利用できるが、それ以外の通信プロトコルを利用することも可能である。ブートノード200は、ネットワーク300を介してブートサーバ100により提供される起動イメージを取得することでネットワークブートする。なお、ブートノード200は、必ずしもネットワークブート専用端末である必要はなく、ネットワークブート以外の起動方法、つまりHDDやCD−ROM、フラッシュメモリから起動する構成を有する可能性もある。本実施の形態では、1台のブートサーバと1台のブートノードを含む構成を示したが、複数台のブートサーバと複数台のブートノードを含む構成にすることも可能である。
ブートサーバ100は、起動イメージ選択部101、起動イメージ保存部102、起動イメージ送信部103、および、起動イメージ変更部104を含んで構成される。
起動イメージ選択部101は、ブートノード200から送信される起動イメージ送信要求に含まれるハードウェア構成情報に基づいて、起動イメージ保存部102からそのハードウェア構成に最も近い起動イメージを1つ選択し、その起動イメージを起動イメージ変更部104に渡す。
起動イメージ送信要求は、図2に示されるように、少なくとも要求送信元の所在情報、要求側ハードウェア構成情報を含む。ここで、所在情報にはIPアドレスを利用することができる。また、要求側ハードウェア構成情報には、例えば、マシンのタイプ、CPUやチップセットの種類、メモリやディスクのサイズなどを含めることができる。図3に要求側ハードウェア構成情報の例を示す。なお、図3中のマシンのタイプ名やチップセットの種類名などの名称は実名でなく説明の便宜上想定した架空のものである。
ここで、起動イメージ選択部101が要求側ハードウェア構成情報に最も近い起動イメージを選択する方法について説明する。
起動イメージ選択部101は、起動イメージ比較テーブルで示されるハードウェアの種類に関して、起動イメージに含まれるイメージ内ハードウェア構成情報と、要求側ハードウェア構成情報を比較することで、ハードウェア構成が最も近い起動イメージを選択する。
起動イメージ比較テーブルは、図4に示すように、起動イメージの識別子と比較すべきハードウェアの種類で構成される。なお、ハードウェアの種類とは、マシンのタイプやCPUの種類などであり、要求側ハードウェア構成情報の等号(=)の左辺に置かれるものと同一である。また、イメージ内ハードウェア構成情報は、例えば、Windows(登録商標)の場合、レジストリのHKEY_LOCAL_MACHINE以下に含まれている。
起動イメージ選択部101は、要求側ハードウェア構成情報のうち起動イメージ比較テーブルに示されたハードウェアの種類に対応する情報と、イメージ内ハードウェア構成情報の中のハードウェアの種類が対応する部分とを比較し、起動イメージ比較テーブルに示されたハードウェアの種類のすべてについて両者が一致した場合に、最も近いハードウェア構成であると判定する。
起動イメージ保存部102は、ブートノード200を起動させるための起動イメージを少なくとも1つ保存し、起動イメージ選択部101からの要求により、起動イメージの1つを返す。この起動イメージ保存部102は、人手によって外部で作成された起動イメージを追加できる構成、保存された起動イメージを削除できる構成にしてもよい。
起動イメージ変更部104は、起動イメージの一部を変更して、その結果として作成された起動イメージを返す。起動イメージを変更する方法の一つとして、起動イメージ変更テーブルを用いる方法がある。
起動イメージ変更テーブルは、図5に示されるように、起動イメージ中の特定の位置を示すためのアドレスと、そのサイズ、そのアドレスに記録されるべきデータの種類を含む。ここで、データの種類とはハードウェア構成情報の種類を示す。
起動イメージ変更部104は、要求側ハードウェア構成情報と選択された起動イメージを受け取ると、まず、起動イメージ変更テーブルのデータの種類を参照し、そのデータの種類に適合するデータを要求側ハードウェア構成情報から取り出して、次に、起動イメージの起動イメージ変更テーブルのアドレスとサイズで示される部分を前記要求側ハードウェア構成情報から取り出したデータで変更する。
起動イメージ送信部103は、起動イメージ変更部104から渡された変更後の起動イメージを起動イメージ送信要求の送信元に送信する。また、起動イメージ選択部101が起動イメージの選択に失敗した場合には、起動イメージ送信部103が起動イメージ送信要求の送信元に選択エラー情報を送信する。選択エラー情報には、少なくとも選択エラーを示すエラーコードが含まれる。
なお、ここで起動イメージとは、コンピュータの起動に必要とされるファイル群のことを示す。たとえば、起動イメージは、OSのカーネル部分の実行ファイル、OSサービスを提供するデーモンプログラムの実行ファイル、それらが利用する動的ライブラリファイル、設定ファイル、さらに、OSの起動後に自動的に起動されるアプリケーションプログラムの実行ファイル、ライブラリファイル、設定ファイルなどとそれらを納めるディレクトリを含む。
ブートノード200は、HW(ハードウェア)情報取得部201、起動イメージ要求部202および起動処理部203を含んで構成される。
HW情報取得部201は、ブートノード200を構成するハードウェア部品の情報を取得する。ここで取得されたハードウェア構成情報が、上記の起動イメージ送信要求に含められるものとなる。HW情報取得部201の実現例を以下に示す。
HW情報取得部201の実現例の1つとして、IPMI(Intelligent Platform Management Interface)を利用してブートノード200を構成するハードウェア部品の情報を取得する構成が考えられる。例えば、NEC製のExpress5800というコンピュータ(サーバ)には、BMC(Baseboard Management Controller)と呼ばれるオンボード運用管理チップがマザーボード上に搭載されており、このBMCがマザーボード上およびマザーボードに接続された各ハードウェア部品に関するさまざまな情報をIPMI仕様に従って収集し、他所に伝達している。従って、このようなBMCをHW情報取得部201として利用することができる。なお、IPMIに関する文献として、以下のものが入手可能である。
(1)IPMI v2.0 specifications Document
ftp://download.intel.com/design/servers/ipmi/IPMIv2_0rev1_0.pdf
(2)IPMI Platform Management FRU Information Storage Definition
ftp://download.intel.com/design/servers/ipmi/fru1011.pdf
文献(1)はIPMIの全体の仕様を記述したもので、文献(2)はコンピュータを構成するモジュールであるFRU(Field Replaceable Unit)の情報記録構造を記述している。特に、文献(1)の412頁〜414頁には、”Get FRU Inventory Area Info”などのFRUのコマンドが記載され、文献(2)の8頁にはProduct Info Area Formatが記載されている。
HW情報取得部201の他の実現例として、ブートノード200に自ノードのハードウェア構成情報を記録する読み書き可能は不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ)を設け、OSが立ち上がる過程で収集されるハードウェア構成情報を前記メモリに書き出し、次回のネットワークブート時、前記メモリに書き出されたハードウェア構成情報を自ノードの最新のハードウェア構成情報として取得する構成が考えられる。
再び図1を参照すると、起動イメージ要求部202は、上記の起動イメージ送信要求を作成し、ブートサーバ100に対して、作成した起動イメージ送信要求を送信する。
起動処理部203は、起動イメージを受信し、受信した起動イメージに含まれるOSの起動処理を行う。ここで、起動処理とは、一般的なOSの起動処理を意味する。例えば、受信した起動イメージに含まれるOSをメモリにロードし、OSの起動処理に制御を引き渡すという処理を行う。
ネットワーク300は、起動イメージに含まれるデータを転送可能なネットワークであれば、いかなるものでも利用できる。例えば、IP通信で広く使われるイーサネット(登録商標)を利用することが考えられる。
次に、図1乃至図6を参照して、本実施形態の全体の動作について詳細に説明する。
ブートノード200の電源を投入すると、HW情報取得部201がブートノード200のハードウェア構成情報を取得する(ステップS101)。ここで取得された図3に例示するようなハードウェア構成情報は、起動イメージ要求部202に渡される。起動イメージ要求部202は、ハードウェア構成情報と自ノードの所在情報とから、図2に示したような起動イメージ送信要求を作成し、それをブロードキャストするか或いは予めBIOSに設定されたサーバ用IPアドレス宛てに送信することで、起動イメージ送信要求をブートサーバ100に送信する(ステップS102)。
一方、起動イメージ送信要求を受信したブートサーバ100の起動イメージ選択部101は、要求側ハードウェア構成情報と起動イメージ比較テーブルに基づいて、起動イメージ保存部102に含まれる起動イメージを検索する(ステップS103)。前記要求側ハードウェア構成情報に最も適合する起動イメージが1つでも見つかった場合(ステップS104のY)、その起動イメージは要求側ハードウェア構成情報と共に起動イメージ変更部104に渡され、起動イメージ変更部104は起動イメージ変更テーブルの中から渡された起動イメージに対応するエントリを選択し、そのエントリの内容に従って、起動イメージの特定のアドレスのデータを変更する(ステップS105)。なお、ステップS103の検索の結果、起動イメージが2つ以上見つかった場合は、ランダムに適当な1つを選ぶか、あるいは、最初に見つかった起動イメージを選ぶようにしてよい。
次に、ステップS105で変更された起動イメージは起動イメージ送信部103に渡され、起動イメージ送信部103は、受け取った起動イメージを上記の送信元ノードの所在情報で示されるブートノードに対して送信する(ステップS106)。起動イメージを受信したブートノード200の起動処理部203は、受け取った起動イメージのOSを起動する(ステップS107)。
一方、ステップS103で1つも起動イメージを見つけられなかった場合(ステップS104のN)、起動イメージ選択部101は、起動イメージの選択に失敗したことを示すエラーコードと起動イメージ送信要求に含まれる送信元ノードの所在情報とを起動イメージ送信部103に渡し、起動イメージ送信部103は、エラーコードを含む選択エラー情報を上記の送信元ノードの所在情報で示されるブートノードに対して送信する(ステップS108)。選択エラー情報を受信したブートノード200の起動処理部203は、起動処理に失敗する(ステップS109)。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態では、ブートノードのハードウェアの構成を取得し、そのハードウェア構成に最も近い起動イメージを選択し、さらに、ハードウェア構成が異なる部分はブートノードのハードウェアの構成に合わせて変更してから、ブートノードに提供するように構成されているため、保存すべき起動イメージの数を少なくすることができる。これは、ブートサーバが持つべきストレージ容量を削減するという効果をもたらす。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、説明する。
上記第1の実施形態では、起動イメージ変更手段104が要求側ハードウェア構成情報に基づいて、起動イメージの一部を変更していたが、本実施形態では、要求側ハードウェア構成情報を加工して別の値にした後で、起動イメージの特定部分のデータをその値で置き換えられるようにする。本実施形態の構成は、第1の実施形態の構成とは、起動イメージ変更部104の代わりに、第2の起動イメージ変更部を有する点が異なるが、それ以外の構成はすべて第1の実施形態と同様である。
第2の起動イメージ変更部は、起動イメージ変更テーブルと起動イメージ変更ルールを用いて、起動イメージの一部を変更して、その結果として作成された起動イメージを返す。
起動イメージ変更テーブルは、第1の実施形態と同様である。すなわち、図5に示されるように、起動イメージ中の特定の位置を示すためのアドレスと、そのサイズ、そのアドレスに記録されるべきデータの種類を含む。ここでデータの種類とは、ハードウェアの種類と起動イメージ変更ルールに含まれるデータの種類を示す。
起動イメージ変更ルールは、データの種類とそれを導き出すための変更ルールから構成される。変更ルールには演算式や関数を含むことも可能である。変更ルールに含めるパラメータは、ハードウェア構成情報に含まれるデータを使うことができる。起動イメージ変更ルールの一例を、図7に示す。例えば、ハードウェア構成情報としてマシンのメモリサイズ(MEMSIZE)が与えられた場合、ファイルキャッシュのサイズ(FileCacheSize)は計算で求められる。この例ではFileCacheSizeはMEMSIZEの4分の1と計算される。
第2の起動イメージ変更部は、要求側ハードウェア構成情報と選択された起動イメージを受け取ると、まず、起動イメージ変更テーブルのデータの種類を参照し、そのデータの種類に適合するデータを変更ルールまたは要求側ハードウェア構成情報から取り出して、次に、起動イメージの起動イメージ変更テーブルのアドレスとサイズで示される部分を前記要求側ハードウェア構成情報から取り出したデータで変更する。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態では、上記第1の実施の形態の効果に加えて、ブートノードのハードウェアの構成に直接、含まれない情報を演算により加工して、起動イメージの一部を変更することができる。このため、起動イメージ中の変更可能な箇所を増やすことができ、さらに、保存すべき起動イメージの数を少なくすることができるという効果を得られる。
次に、上記第1及び第2の実施形態の変形例について説明する。
第1と第2の実施形態においては、起動イメージとして、ファイル群を利用したが、ファイル群の代わりにハイバネーションイメージを利用することも可能である。ハイバネーションイメージとは、実行中のOSやアプリケーションなどが展開されているメモリ(主記憶)上のデータのことを意味する。このイメージは、コンピュータを一時的に休止状態にする場合に、HDDに保存し、コンピュータを再開させるときにHDDからメモリに読み込むという形で使われる。
本変形例においては、上記第1ないし第2の実施の形態におけるブートサーバの起動イメージ保存部102には、起動イメージとして、上記のハイバネーションイメージが保存されており、ブートノードの起動処理部203は、ネットワークブートの処理を行う代わりにネットワーク経由のハイバネーション復帰処理をするように変更される。このとき、ハイバネーションイメージの全てを一括して取得するのではなく、起動に最小限必要なイメージだけを取り込んで起動し、残りのイメージはその後必要に応じて取得するようにしてもよい。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
上記第1と第2の実施形態の変形例において、起動イメージとしてハイバネーションイメージを利用する方法を示した。起動イメージとしてハイバネーションイメージを用いる場合、ハイバネーションイメージは実行中のOSやアプリケーションなどが展開されているメモリ(主記憶)上のデータをそのままファイルにしたものなので、いったん作られたハイバネーションイメージに対して新たにアプリケーションを追加したり、OSだけバージョンアップしたりすることはできなかった。第3の実施形態では、部分的なハイバネーションイメージを組み合わせて、全体のハイバネーションイメージを作成できるようにする。なお、以下の説明で起動イメージとは、前記第1と第2の実施形態の変形例で示したものと同様であり、コンピュータの起動に必要とされるハイバネーションイメージのことを指す。
図8は、本実施形態の構成を示すブロック図である。
図8を参照すると、本実施形態にかかる起動イメージ提供システムは、ブートサーバ装置(以下、単にブートサーバと称す)110とブートノード装置(以下、単にブートノードと称す)200とネットワーク300とから構成される。
ブートサーバ110とブートノード200は、それぞれ第1の実施形態のブートサーバ100とブートノード200とほぼ同様の構成を持つ。すなわち、共にCPUとメモリを有するコンピュータであり、拡張機器を持つことができ、ネットワーク300により接続され、データを交換することができる。ブートノード200は、ブートノード200と同様に、ネットワークブートし、かつ、ネットワークブート以外の起動方法を有する可能性もある。本実施の形態では、1台のブートサーバと1台のブートノードを含む構成を示したが、複数台のブートサーバと複数台のブートノードを含む構成にすることも可能である。
ブートサーバ110は、起動イメージ選択部111、起動イメージ保存部112、起動イメージ作成部113、および、起動イメージ変更部104、起動イメージ送信部103を含んで構成される。
起動イメージ選択部111は、要求側ハードウェア構成情報とソフトウェア構成情報に基づいて、起動イメージ保存部112からOSとアプリケーションのメモリイメージ(以下、個別起動イメージと呼ぶ)を選択し、その個別起動イメージを起動イメージ作成部113に渡す。起動イメージ送信要求は、第1の最良の形態と同様に、少なくとも要求送信元の所在情報、要求側ハードウェア構成情報を含む。ソフトウェア構成情報は、図9に示すようなソフトウェア構成情報テーブルから、ブートノードの識別子に基づいて選択されたエントリに含まれる情報である。ソフトウェア構成情報テーブルは、ブートノードのソフトウェア構成情報を示すエントリを含み、各エントリはブートノードの識別子と起動すべきプログラムの名前、すなわち、OSとアプリケーションのプログラム名の一覧を含む。なお、ブートノードの識別子には、起動イメージ送信要求に含まれるのと同様の所在情報を利用できるが、他にブートノードの名前を利用してもよい。また、ソフトウェア構成情報をソフトウェア構成情報テーブルから検索するのではなく、ブートノードから送信するようにしてもよい。
起動イメージ保存部112には、OSや様々なアプリケーションの個別起動イメージがファイルとして保存されている。OSの個別起動イメージを作るには、アプリケーションが何も動いていない状態で、ハイバネーションを行えばよい。また、アプリケーションの個別起動イメージを作るには、チェックポイントと呼ばれる技術を利用すればよい。チェックポイントは、実行中のプログラムのメモリ上のイメージとOS内で管理されるプログラムの実行状態情報をハードディスクなどに保存する技術であり、米国Wisconsin大学で開発されたCondor
(http://www.cs.wisc.edu/condor/checkpointing.html)
や新情報処理開発機構で開発されたSCore
(http://www.pccluster.org/score/dist/score/html/ja/reference/scored/checkpoint.html)で実現されている
ここで、起動イメージ選択部111が、個別起動イメージを選択する方法について説明する。起動イメージ選択部111は起動イメージ送信要求を受け取ると、その要求に含まれるブートノードの所在情報を元にして、ソフトウェア構成情報を特定する。特定したソフトウェア構成情報に含まれるOSの情報から、最初に、起動イメージ保存部112から候補となる個別起動イメージを選択する。候補となるOSの起動イメージを選択する一つの方法は、個別起動イメージのファイル名の一部をソフトウェア構成情報に含まれるOS名と同一にし、同じOS名をもつ個別起動イメージのファイルを選択する方法である。
次に要求側ハードウェア構成情報に基づいて、前記個別起動イメージの候補の中から、さらに、要求側ハードウェア構成に最も近い個別起動イメージを選択する。OSの個別起動イメージの選択が終わると、次はソフトウェア構成情報に含まれるアプリケーションについて、OSの場合と同様の方法で、起動イメージ保存部112からそれぞれのアプリケーションの起動イメージを選択する。
なお、起動イメージ選択部111は、第1の実施形態の起動イメージ選択部101と同様に、起動イメージ比較テーブルで示されるハードウェアの種類に関して、起動イメージに含まれるイメージ内ハードウェア構成情報と、要求側ハードウェア構成情報を比較することで、ハードウェア構成が最も近い起動イメージを選択する。ただし、起動イメージ比較テーブルは、OSとアプリケーションの種類毎に用意される点が、第1の最良の形態とは異なる。
起動イメージ作成部113は、受け取ったOSの起動イメージを、まず、メモリ上に展開して、次に、アプリケーションの起動イメージを同じメモリ上に展開する。すべてのアプリケーションのメモリイメージを展開したら起動イメージができあがる。起動イメージをメモリ上に展開する一つの方法は、VirtualMachine(VM)を使う方法である。まず、VMの上にOSの起動イメージをレジュームさせて、そのOS上で、アプリケーションのチェックポイントからのレジュームを行うことで、OSとアプリケーションの起動イメージをVMのメモリ上に展開することができる。起動イメージ作成部113は、できあがった起動イメージを起動イメージ変更部104に渡す。
起動イメージ変更部104と起動イメージ送信部103は、第1の実施形態と同様である。すなわち、要求側ハードウェア構成情報と起動イメージ変更テーブルを使って、起動イメージの特定の部分のデータを変更し、次に、起動イメージ送信要求に含まれる送信元ノードの所在情報に従って、変更した起動イメージを送る。
ブートノード200は、第1の実施形態と同様に、HW情報取得部201、起動イメージ要求部202および起動処理部203を含んで構成される。起動イメージを受け取ったブートノード200の起動処理部203によりメモリ上に展開され、実行される。ネットワーク300は、起動イメージに含まれるデータを転送可能なネットワークであれば、いかなるものでも利用できる。
次に、図8と図9を参照して、本実施形態の全体の動作について詳細に説明する。
ステップS201とS202の動作は、第1の実施形態の動作と同様である。すなわち、ブートノード200の電源を投入すると、HW情報取得部201がブートノード200のハードウェア構成情報を取得し、起動イメージ要求部202は、ハードウェア構成情報と自ノードの所在情報とから起動イメージ送信要求を作成し、ブートサーバに送信することで、起動イメージ送信要求をブートサーバ110に送信する。
一方、起動イメージ送信要求を受信したブートサーバ110の起動イメージ選択部111は、ソフトウェア構成情報と要求側ハードウェア構成情報と起動イメージ比較テーブルに基づいて、起動イメージ保存部102に含まれるOSの起動イメージとアプリケーションの起動イメージを検索する(ステップS203)。
ソフトウェア構成情報に含まれるすべてのOSとアプリケーションについて前記要求側ハードウェア構成情報に最も近い起動イメージが見つかった場合(ステップS204のY)、それらの起動イメージは起動イメージ作成部113に渡され、起動イメージ作成部113はOSの起動イメージをメモリ上に展開し、さらに、その上に、アプリケーションの起動イメージが展開し、OSとアプリケーションが一つのメモリ上に展開された起動イメージを作成する(ステップ205)。
前記作成された起動イメージは要求側ハードウェア構成情報と共に起動イメージ変更部104に渡され、起動イメージ変更部104は渡されたすべての起動イメージに関して、起動イメージ変更テーブルの中から対応するエントリを選択し、そのエントリの内容に従って、起動イメージの特定のアドレスのデータを変更する(ステップS206)。なお、ステップS203の検索の結果、それぞれのOSやアプリケーションについて適合する起動イメージが2つ以上見つかった場合は、ランダムに適当な1つを選ぶか、あるいは、最初に見つかった起動イメージを選ぶようにしてよい。
次に、ステップS206で変更された起動イメージは起動イメージ送信部103に渡され、起動イメージ送信部103は、受け取った起動イメージを上記の送信元ノードの所在情報で示されるブートノードに対して送信する(ステップS207)。起動イメージを受信したブートノード200の起動処理部203は、受け取った起動イメージのOSを起動する(ステップS208)。
一方、ステップS203で1つも起動イメージを見つけられなかった場合(ステップS204のN)、起動イメージ選択部111は、起動イメージの選択に失敗したことを示すエラーコードと起動イメージ送信要求に含まれる送信元ノードの所在情報とを起動イメージ送信部103に渡し、起動イメージ送信部103は、エラーコードを含む選択エラー情報を上記の送信元ノードの所在情報で示されるブートノードに対して送信する(ステップS209)。選択エラー情報を受信したブートノード200の起動処理部203は、起動処理に失敗する(ステップS210)。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態では、要求される度に、OSやアプリケーションの個別起動イメージから起動イメージを作成するため、OSのバージョンや起動されるべきアプリケーションが少しだけ違うような起動イメージを別々に予め用意する必要がない。このため、第1と第2の実施形態の変形例の効果に加えて、保存すべき起動イメージの数をさらに少なくすることができるという効果を得られる。
次に、具体的な実施例を用いて、上記第1の実施形態についてより具体的に説明する。
図11乃至図14を参照して、本実施例の構成を説明する。本実施例では、ブートノードにはPC810を使用し、ブートサーバ100にはサーバ800を使用する。
PC810は、CPU811、チップセット812、メモリ813、ビデオカード814、BIOS816を記憶するROM815を備えている。ここで、CPU811は“N−CPU2.6GHz”、メモリ813は“DDR SDRAM1GB”、チップセット812は“N−Chipset900”、ビデオカード814は“N−Video505”、を使用する。また、HW情報取得部201、起動イメージ要求部202、起動処理部203は、PC810のBIOS816に組み込まれたプログラムに含まれる機能手段として存在する。
サーバ800は、CPU801、メモリ802、HDD803を備えている。サーバ800上では、ネットワークブートのためのサービスプログラム804(デーモンとも呼ばれる)が動作しており、起動イメージ選択部101、起動イメージ保存部102、起動イメージ送信部103、起動イメージ変更部104はそのプログラムの一部の機能手段として存在する。このサービスプログラム804は、HDD803からメモリ802にロードさせてCPU801で実行される。また、起動イメージ保存部102は、HDD803に起動イメージを保存している。
サーバ800とPC810の間は、イーサネット(登録商標)によるLAN900で接続されており、サーバ800とPC810はIPプロトコルで通信するものとする。サーバ800とPC810には、それぞれIPアドレス“192.168.1.1”と“192.168.1.9”が割り当てられている。PC810のIPアドレスは、BIOS816が管理する不揮発メモリ上に登録されている。
PC810の電源を投入すると、BIOS816が起動し、HW初期化処理に続いて、OSの起動処理が開始される。OSの起動処理の最初に、HW情報取得部201がPC810を構成するハードウェア構成情報を取得する。次に、起動イメージ要求部202が取得したハードウェア構成情報とPC810に設定されたIPアドレスを含む起動イメージ送信要求を作成する。ここで作成される起動イメージ送信要求600を図12に示す。図12において、エントリ601は、PC810のIPアドレスを示している。IPアドレスは文字列として表される。エントリ602からエントリ605までは、ハードウェア構成情報を示している。ハードウェア構成情報も文字列として表され、それぞれのエントリのうちコロン(:)までは、ハードウェア構成情報のタイプを表す。例えば、エントリ602の“CPU:”は、エントリ602がCPUに関する情報を含むことを表す。同様に、“MEM:”はメモリサイズ、“CSET:”はチップセット、“VIDEO:”はビデオチップに関する情報を含むことをそれぞれ表す。
起動イメージ送信要求600は、IPプロトコルによりサーバ800に送られる。起動イメージ送信要求600を受け取ったサーバ800の起動イメージ選択部101は、起動イメージ送信要求600に含まれるハードウェア構成情報、すなわち、エントリ602からエントリ605のうち、図13に示した起動イメージ比較テーブル700に含まれるハードウェアの種類を検索のキーとして、起動イメージ保存部102に含まれる起動イメージを検索する。
この場合、起動イメージ比較テーブル700のエントリ701は “/Boot/F−IMG−1.0”の起動イメージ711に関するものであり、比較に用いるキーは”CPU“と”CSET“であることを示している。これらのキーに関して、起動イメージ送信要求600に含まれるハードウェア構成情報は起動イメージ710に含まれるハードウェア構成情報と一致しない。起動イメージ比較テーブル700のエントリ702は“/Boot/N−IMG−2.0―B”の起動イメージ712に関するものであり、比較に用いるキーは”CPU“と”CSET“と”VIDEO“であることを示している。これらのキーに関して、起動イメージ送信要求600に含まれるハードウェア構成情報は起動イメージ712に含まれるハードウェア構成情報と一致する。同様にエントリ703は起動イメージ713に関するものであるが、起動イメージ送信要求600に含まれるハードウェア構成情報と一致しない。これらの比較の結果、”/Boot/N−IMG−2.0−A”という起動イメージの識別子が返される。ここでは、識別子はファイルのパス名を表すものとする。
起動イメージ選択部101は、”/Boot/N−IMG−2.0−A”という起動イメージの識別子と起動イメージ送信要求600を起動イメージ変更部104に渡す。起動イメージ変更部104は、図14に示す、起動イメージ変更テーブル720から前記起動イメージの識別子に対応するエントリ722を取り出す。エントリ722には、アドレスが「BASE_HW_INFO:50」、サイズが「50」、データの種類が「MEMSIZE」という情報が含まれているが、これは、「BASE_HW_INFOというファイルのオフセット50バイトの位置から、20バイト分の領域にMEMSIZEというデータが含まれる」ということを示している。
起動イメージ変更部104は、前記起動イメージの識別子で指定されるファイルをHDD803から読み出し、さらに、エントリ722に含まれる情報に基づいて、「BASE_HW_INFOというファイルのオフセット50バイトの位置から、20バイト分の領域」を変更する。変更する値は、起動イメージ送信要求600のエントリ603に含まれる「MEMSIZE:1GB」という情報から得られる。
最終的に、”/Boot/N−IMG−2.0−A”という起動イメージの中のBASE_HW_INFOというファイルのオフセット50バイトの位置から、20バイト分の領域が2GBから1GBに書き換わった起動イメージが起動イメージ変更部104から、起動イメージ送信部103に渡される。ここで渡されるファイルは、起動用のファイル一式をまとめたもので、TAR形式やZIP形式でアーカイブされている。起動イメージ送信部103は、IPアドレス“192.168.1.9”のノード、つまりPC810に対して、IP通信で起動イメージのファイルを送信する。
起動イメージのファイルを受けとったPC810の起動イメージ処理部203は、起動処理を行う。ここでいう起動処理とは、起動イメージファイルの展開とOSローダの実行である。OSローダは、OSの主要部分(カーネルとも呼ばれる)をメモリ813に読み込み、カーネルの実行を開始させる。
次に、具体的な実施例を用いて、上記第2の実施形態についてより具体的に説明する。
図11を参照して、本実施例の構成を説明する。本実施例では、ブートノードにはPC810を使用し、ブートサーバ100にはサーバ800を使用する。
実施例2の構成は、実施例1とほぼ同様である。異なる点はサービスプログラム805に含まれる起動イメージ変更部104が第2の起動イメージ変更部に置き換わる点だけである。したがって、第2の起動イメージ変更部の処理について詳細に説明する。
起動イメージ選択部101から、”/Boot/N−IMG−2.0−A”という起動イメージの識別子と起動イメージ送信要求600が起動イメージ変更部104に渡されると、起動イメージ変更部104は、図15に示す、起動イメージ変更テーブル740から前記起動イメージの識別子に対応するエントリ742を取り出す。エントリ742には、データの種類が「FCacheSize」いう情報が含まれているが、これは、起動イメージ送信要求600のハードウェア構成情報に含まれるのではなく、起動イメージ変更ルール750を使って計算で得られるものである。
第2の起動イメージ変更部は、前記起動イメージの識別子で指定されるファイルをHDD803から読み出し、さらに、エントリ742に含まれる情報に基づいて、「BASE_HW_INFOというファイルのオフセット50バイトの位置から、20バイト分の領域」を1GBを示す値に変更し、それに加えて、エントリ742に含まれる情報と起動イメージ変更ルール750に基づいて「BASE_HW_INFOというファイルのオフセット200バイトの位置から、20バイト分の領域」を250MBを示す値に変更する。変更する値は、起動イメージ送信要求600のエントリ603に含まれる「MEMSIZE:1GB」という情報から得られる。
最終的に、”/Boot/N−IMG−2.0−A”という起動イメージの中のBASE_HW_INFOというファイルのオフセット50バイトの位置から、20バイト分の領域が2GBから1GBに書き換わり、オフセット200バイトの位置から、20バイト分の領域が500MBから250MBに書き換わった起動イメージが第2の起動イメージ変更部から、起動イメージ送信部103に渡される。ここで渡されるファイルは、起動用のファイル一式をまとめたもので、TAR形式やZIP形式でアーカイブされている。起動イメージ送信部103は、IPアドレス“192.168.1.9”のノード、つまりPC810に対して、IP通信で起動イメージのファイルを送信する。
起動イメージのファイルを受けとったPC810の起動イメージ処理部203は、起動処理を行う。ここでいう起動処理とは、起動イメージファイルの展開とOSローダの実行である。OSローダは、OSの主要部分(「カーネル」とも呼ばれる)をメモリ813に読み込み、カーネルの実行を開始させる。
次に、具体的な実施例を用いて、上記第3の実施形態についてより具体的に説明する。
図16乃至図18を参照して、本実施例の構成を説明する。本実施例では、ブートノードにはPC810を使用し、ブートサーバにはサーバ820を使用する。
PC810は、実施例1のものと同様であり、CPU811、チップセット812、メモリ813、ビデオカード814、BIOS816を記憶するROM815を備えている。ここで、CPU811は“N−CPU2.6GHz”、メモリ813は“DDR SDRAM1GB”、チップセット812は“N−Chipset900”、ビデオカード814は“N−Video505”、を使用する。また、HW情報取得部201、起動イメージ要求部202、起動処理部203は、PC810のBIOS816に組み込まれたプログラムに含まれる機能手段として存在する。
サーバ820は、CPU821、メモリ822、HDD823を備えている。サーバ820上では、ネットワークブートのためのサービスプログラム824(デーモンとも呼ばれる)が動作しており、起動イメージ選択部111、起動イメージ保存部112、起動イメージ作成部113、起動イメージ送信部103、起動イメージ変更部104はそのプログラムの一部の機能手段として存在する。このサービスプログラム824は、HDD823からメモリ802にロードさせてCPU801で実行される。また、起動イメージ保存部112は、HDD823に起動イメージを保存している。
サーバ820とPC810の間は、イーサネット(登録商標)によるLAN900で接続されており、サーバ820とPC810はIPプロトコルで通信するものとする。サーバ820とPC810には、それぞれIPアドレス“192.168.1.1”と“192.168.1.9”が割り当てられている。PC810のIPアドレスは、BIOS816が管理する不揮発メモリ上に登録されている。
ブートノード側の処理は実施例1と同様である。起動イメージ送信要求も実施例1と同様、図12で示される内容を持つ。
起動イメージ送信要求600を受け取ったサーバ820の起動イメージ選択部111は、図17のようなソフトウェア構成情報テーブルから起動イメージ送信要求600に含まれるブートノードのIPアドレスに対応したエントリ761を選択する。エントリ761には、“N−OS−2.0−A”と“N−Editor”と“N−Mail”と“N−Browser”というプログラム名が含まれている。起動イメージ選択部111は起動イメージ保存部112を検索し、これらのプログラム名に部分的にマッチする個別起動イメージファイルを選択する。
まず、“N−OS−2.0−A”に関しては、“N−OS−2.0−A−N505”と“N−OS−2.0−A−S1”の2つがマッチする。ここで、“N−OS−2.0−A−N505”には“VIDEO:N−Video505”というハードウェア構成情報が埋め込まれており、“N−OS−2.0−A−S1”には“VIDEO:S−Video1”というハードウェア構成情報が埋め込まれているとすると、起動イメージ送信要求600のエントリ605にマッチする、“N−OS−2.0−A−505”の個別起動イメージ701が選択される。同様にして、アプリケーションは、“N−Editor”の個別起動イメージ773と“N−Mail”の個別起動イメージ774と“N−Browser”の個別起動イメージ775が選択される。
次に、起動イメージ作成部113は、上記の選択された個別起動イメージをまとめて一つの起動イメージを作成する。この動作を図18に示す。
起動イメージ作成部113は、まず、何もプログラムがロードされていないVMを用意し、そこに “N−OS−2.0−A−505”の個別起動イメージ771を展開する。この展開は、通常のハイバネーションからの復帰の仕組みを使って行う。
次に、起動イメージ作成部113は、“N−Editor”の個別起動イメージ773を展開する。この展開は、Condorなどで実現されているチェックポインティングからの復帰の仕組みを使って行う。“N−Mail”の個別起動イメージ774と“N−Browser”の個別起動イメージ775に対しても同様の復帰処理を行うことで、最終的な起動イメージを作るためのVMメモリ空間ができあがる。
起動イメージ作成部113は、この状態のVMのハイバネーションを行うことで、OSとアプリケーションを含んだ起動イメージを作成する。起動イメージができあがった後の動作は、上記実施例1と同様である。
本発明によれば、ネットワークブート可能なPCのためのブートサーバといった用途に適用できる。また、クラスタシステムにおけるサーバ装置のネットワークブートのためのブートサーバといった用途にも適用可能である。
本発明の第1の実施形態の構成を表すブロック図である。 起動イメージ送信要求の構成を表す図である。 ハードウェア構成情報の一例を示す図である。 起動イメージ比較テーブルの構成を表す図である。 起動イメージ変更テーブルの構成を表す図である。 本発明の第1の実施形態の動作を表す流れ図である。 起動イメージ変更ルールの一例を表す図である。 本発明の第3の実施形態の構成を表すブロック図である。 ソフトウェア構成情報テーブルの構成を表す図である。 本発明の第3の実施形態の動作を表す流れ図である。 実施例1の構成を表すブロック図である。 実施例1の起動イメージ送信要求を表す図である。 実施例1の起動イメージ選択部101の動作を説明する図である。 実施例1の起動イメージ変更部104の動作を説明する図である。 実施例2の第2の起動イメージ変更部の動作を説明する図である。 実施例3の構成を表すブロック図である。 実施例3の起動イメージ選択部111の動作を説明する図である。 実施例3の起動イメージ作成部113の動作を説明する図である。
符号の説明
100、110 ブートサーバ
101、111 起動イメージ選択部
102、112 起動イメージ保存部
103 起動イメージ送信部
104 起動イメージ変更部
113 起動イメージ作成部
200 ブートノード
201 HW情報取得部
202 起動イメージ要求部
203 起動処理部
300 ネットワーク
800 サーバ(ブートサーバ)
810 PC(ブートノード)
811 CPU
812 チップセット
813 メモリ
814 ビデオカード
815 ROM
816 BIOS
821 CPU
822 メモリ
823 HDD
824 サービスプログラム

Claims (14)

  1. ネットワークを通じて相互に通信可能に接続された1台以上のブートサーバ装置およびブートノード装置を備え、
    前記ブートノード装置は、
    自ノード装置のハードウェア構成情報を取得するハードウェア構成情報取得手段と、
    該ハードウェア構成情報取得手段で取得されたハードウェア構成情報を含む起動イメージ送信要求を前記ブートサーバ装置に送信する起動イメージ要求手段と、
    前記ブートサーバ装置から起動イメージを受信し、受信した起動イメージを用いて自ノード装置の起動処理を行う起動処理手段とを備え、
    前記ブートサーバ装置は、
    予め設定された前記起動イメージとしてコンピュータの起動に必要とされるファイル群とこれに対応するイメージ内ハードウェア構成情報とを保存する起動イメージ保存手段と、
    前記起動イメージ保存手段に保存された前記起動イメージのうち、前記ブートノード装置から受信した起動イメージ送信要求に含まれるハードウェア構成情報に最も合致する前記イメージ内ハードウェア構成情報に対応する起動イメージを選択する起動イメージ選択手段と、
    該起動イメージ選択手段で選択された起動イメージに対応するイメージ内ハードウェア構成情報に含まれるデータを予め設定された起動イメージ変更テーブルに基づいて前記ハードウェア構成情報に含まれるデータと合致するよう変更する起動イメージ変更手段と、
    前記起動イメージ変更手段で前記イメージ内ハードウェア構成情報に含まれるデータが変更された前記起動イメージを前記ブートノード装置に送信する起動イメージ送信手段とを備えることを特徴とする起動イメージ提供システム。
  2. ネットワークを通じて相互に通信可能に接続された1台以上のブートサーバ装置およびブートノード装置を備え、
    前記ブートノード装置は、
    自ノード装置のハードウェア構成情報を取得するハードウェア構成情報取得手段と、
    該ハードウェア構成情報取得手段で取得されたハードウェア構成情報を含む起動イメージ送信要求を前記ブートサーバ装置に送信する起動イメージ要求手段と、
    前記ブートサーバ装置から起動イメージを受信し、受信した起動イメージを用いて自ノード装置の起動処理を行う起動処理手段とを備え、
    前記ブートサーバ装置は、
    予め設定された前記起動イメージとしてコンピュータの起動に必要とされるファイル群とこれに対応するイメージ内ハードウェア構成情報とを保存する起動イメージ保存手段と、
    前記起動イメージ保存手段に保存された前記起動イメージのうち、前記ブートノード装置から受信した起動イメージ送信要求に含まれるハードウェア構成情報に最も合致する前記イメージ内ハードウェア構成情報に対応する起動イメージを選択する起動イメージ選択手段と、
    該起動イメージ選択手段で選択された起動イメージに対応するイメージ内ハードウェア構成情報に含まれるデータのうち、予め設定された起動イメージ変更テーブルで、起動イメージ変更ルールに基づいて変更することが指定されているデータに関しては、前記ハードウェア構成情報を前記起動イメージ変更ルールによって変換した値に変更し、一方、起動イメージ変更ルールに基づいて変更することが指定されていないデータに関しては、前記ハードウェア構成情報に含まれるデータと合致するよう変更する第2の起動イメージ変更手段と、
    前記第2の起動イメージ変更手段で前記イメージ内ハードウェア構成情報に含まれるデータが変更された前記起動イメージを前記ブートノード装置に送信する起動イメージ送信手段とを備えることを特徴とする起動イメージ提供システム。
  3. ネットワークを通じて相互に通信可能に接続された1台以上のブートサーバ装置およびブートノード装置を備え、
    前記ブートノード装置は、
    自ノード装置のハードウェア構成情報を取得するハードウェア構成情報取得手段と、
    該ハードウェア構成情報取得手段で取得されたハードウェア構成情報を含む起動イメージ送信要求を前記ブートサーバ装置に送信する起動イメージ要求手段と、
    前記ブートサーバ装置から起動イメージを受信し、受信した起動イメージを用いて自ノード装置の起動処理を行う起動処理手段とを備え、
    前記ブートサーバ装置は、
    予め設定された前記起動イメージとしてコンピュータの起動に必要とされるファイル群をプログラム毎に分割した個別の起動イメージとこれに対応するイメージ内ハードウェア構成情報とを保存する第2の起動イメージ保存手段と、
    予め設定された前記ブートノード装置毎のソフトウェア構成情報に基づいて、前記第2の起動イメージ保存手段から指定されたプログラムに対応する1以上の起動イメージの候補を取り出し、さらに、前記1以上の起動イメージの候補から前記ブートノード装置から受信した起動イメージ送信要求に含まれるハードウェア構成情報に最も合致する前記イメージ内ハードウェア構成情報に対応するプログラム毎の起動イメージを選択する第2の起動イメージ選択手段と、
    該第2の起動イメージ選択手段で選択されたプログラム毎の起動イメージをまとめて一つの起動イメージを作成する起動イメージ作成手段と、
    該起動イメージ作成手段により作成された起動イメージに対応するイメージ内ハードウェア構成情報に含まれるデータを、予め設定された起動イメージ変更テーブルとこれに対応して予め設定された起動イメージ変更ルールとに基づいて前記ハードウェア構成情報に含まれるデータに合致するよう変更する第3の起動イメージ変更手段と、
    前記第3の起動イメージ変更手段で前記イメージ内ハードウェア構成情報に含まれるデータが変更された前記起動イメージを前記ブートノード装置に送信する起動イメージ送信手段とを備えることを特徴とする起動イメージ提供システム。
  4. ブートサーバ装置にネットワークを通じて相互に通信可能に接続されたブートノード装置であって、
    自ノード装置のハードウェア構成情報を取得するハードウェア構成情報取得手段と、
    該ハードウェア構成情報取得手段で取得されたハードウェア構成情報を含む起動イメージ送信要求を前記ブートサーバ装置に送信する起動イメージ要求手段と、
    前記ブートサーバ装置から起動イメージを受信し、受信した起動イメージを用いて自ノード装置の起動処理を行う起動処理手段とを備えることを特徴とするブートノード装置。
  5. ブートノード装置にネットワークを通じて相互に通信可能に接続されたブートサーバ装置であって、
    予め設定された起動イメージとしてコンピュータの起動に必要とされるファイル群とこれに対応するイメージ内ハードウェア構成情報とを保存する起動イメージ保存手段と、
    前記起動イメージ保存手段に保存された前記起動イメージのうち、前記ブートノード装置から受信した起動イメージ送信要求に含まれるハードウェア構成情報に最も合致する前記イメージ内ハードウェア構成情報に対応する起動イメージを選択する起動イメージ選択手段と、
    該起動イメージ選択手段で選択された起動イメージに対応するイメージ内ハードウェア構成情報に含まれるデータを予め設定された起動イメージ変更テーブルに基づいて前記ハードウェア構成情報に含まれるデータと合致するよう変更する起動イメージ変更手段と、
    前記起動イメージ変更手段で前記イメージ内ハードウェア構成情報に含まれるデータが変更された前記起動イメージを前記ブートノード装置に送信する起動イメージ送信手段とを備えることを特徴とするブートサーバ装置。
  6. ブートノード装置にネットワークを通じて相互に通信可能に接続されたブートサーバ装置であって、
    予め設定された起動イメージとしてコンピュータの起動に必要とされるファイル群とこれに対応するイメージ内ハードウェア構成情報とを保存する起動イメージ保存手段と、
    前記起動イメージ保存手段に保存された前記起動イメージのうち、前記ブートノード装置から受信した起動イメージ送信要求に含まれるハードウェア構成情報に最も合致する前記イメージ内ハードウェア構成情報に対応する起動イメージを選択する起動イメージ選択手段と、
    該起動イメージ選択手段で選択された起動イメージに対応するイメージ内ハードウェア構成情報に含まれるデータのうち、予め設定された起動イメージ変更テーブルで、起動イメージ変更ルールに基づいて変更することが指定されているデータに関しては、前記ハードウェア構成情報を前記起動イメージ変更ルールによって変換した値に変更し、一方、起動イメージ変更ルールに基づいて変更することが指定されていないデータに関しては、前記ハードウェア構成情報に含まれるデータと合致するよう変更する第2の起動イメージ変更手段と、
    前記第2の起動イメージ変更手段で前記イメージ内ハードウェア構成情報に含まれるデータが変更された前記起動イメージを前記ブートノード装置に送信する起動イメージ送信手段とを備えることを特徴とするブートサーバ装置。
  7. ブートノード装置にネットワークを通じて相互に通信可能に接続されたブートサーバ装置であって、
    予め設定された起動イメージとしてコンピュータの起動に必要とされるファイル群をプログラム毎に分割した個別の起動イメージとこれに対応するイメージ内ハードウェア構成情報とを保存する第2の起動イメージ保存手段と、
    予め設定された前記ブートノード装置毎のソフトウェア構成情報に基づいて、前記第2の起動イメージ保存手段から指定されたプログラムに対応する1以上の起動イメージの候補を取り出し、さらに、前記1以上の起動イメージの候補から前記ブートノード装置から受信した起動イメージ送信要求に含まれるハードウェア構成情報に最も合致する前記イメージ内ハードウェア構成情報に対応するプログラム毎の起動イメージを選択する第2の起動イメージ選択手段と、
    該第2の起動イメージ選択手段で選択されたプログラム毎の起動イメージをまとめて一つの起動イメージを作成する起動イメージ作成手段と、
    該起動イメージ作成手段が作成した起動イメージに対応するイメージ内ハードウェア構成情報に含まれるデータを、予め設定された起動イメージ変更テーブルとこれに対応して予め設定された起動イメージ変更ルールとに基づいて前記ハードウェア構成情報に含まれるデータに合致するよう変更する第3の起動イメージ変更手段と、
    前記第3の起動イメージ変更手段で前記イメージ内ハードウェア構成情報に含まれるデータが変更された前記起動イメージを前記ブートノード装置に送信する起動イメージ送信手段とを備えることを特徴とするブートサーバ装置。
  8. ネットワークを通じて相互に通信可能に接続された1台以上のブートサーバ装置およびブートノード装置を備えた起動イメージ提供システムの動作方法であって、
    前記ブートサーバ装置が、予め設定された起動イメージとしてコンピュータの起動に必要とされるファイル群とこれに対応するイメージ内ハードウェア構成情報とを保存するステップと、
    前記ブートノード装置が、自ノード装置のハードウェア構成情報を取得するステップと、
    前記ブートノード装置が、該ハードウェア構成情報取得手段で取得されたハードウェア構成情報を含む起動イメージ送信要求を前記ブートサーバ装置に送信するステップと、
    前記ブートサーバ装置が、前記起動イメージ保存手段に保存された前記起動イメージのうち、前記ブートノード装置から受信した起動イメージ送信要求に含まれるハードウェア構成情報に最も合致する前記イメージ内ハードウェア構成情報に対応する起動イメージを選択するステップと、
    前記ブートサーバ装置が、選択された起動イメージに対応するイメージ内ハードウェア構成情報に含まれるデータを予め設定された起動イメージ変更テーブルに基づいて前記ハードウェア構成情報に含まれるデータと合致するよう変更するステップと、
    前記ブートサーバ装置が、前記イメージ内ハードウェア構成情報に含まれるデータが変更された前記起動イメージを前記ブートノード装置に送信するステップと、
    前記ブートノード装置が、前記ブートサーバ装置から前記起動イメージを受信し、受信した起動イメージを用いて自ノード装置の起動処理を行うステップとを備えることを特徴とする起動イメージ提供システムの動作方法。
  9. ネットワークを通じて相互に通信可能に接続された1台以上のブートサーバ装置およびブートノード装置を備えた起動イメージ提供システムの動作方法であって、
    前記ブートサーバ装置が、予め設定された前記起動イメージとしてコンピュータの起動に必要とされるファイル群とこれに対応するイメージ内ハードウェア構成情報とを保存するステップと、
    前記ブートノード装置が、自ノード装置のハードウェア構成情報を取得するステップと、
    前記ブートノード装置が、取得されたハードウェア構成情報を含む起動イメージ送信要求を前記ブートサーバ装置に送信するステップと、
    前記ブートサーバ装置が、保存された前記起動イメージのうち、前記ブートノード装置から受信した起動イメージ送信要求に含まれるハードウェア構成情報に最も合致する前記イメージ内ハードウェア構成情報に対応する起動イメージを選択するステップと、
    前記ブートサーバ装置が、選択された起動イメージに対応するイメージ内ハードウェア構成情報に含まれるデータのうち、予め設定された起動イメージ変更テーブルで、起動イメージ変更ルールに基づいて変更することが指定されているデータに関しては、前記ハードウェア構成情報を前記起動イメージ変更ルールによって変換した値に変更し、一方、起動イメージ変更ルールに基づいて変更することが指定されていないデータに関しては、前記ハードウェア構成情報に含まれるデータと合致するよう変更するステップと、
    前記ブートサーバ装置が、前記イメージ内ハードウェア構成情報に含まれるデータが変更された前記起動イメージを前記ブートノード装置に送信するステップと、
    前記ブートノード装置が、前記ブートサーバ装置から前記起動イメージを受信し、受信した起動イメージを用いて自ノード装置の起動処理を行うステップとを備えることを特徴とする起動イメージ提供システムの動作方法。
  10. ネットワークを通じて相互に通信可能に接続された1台以上のブートサーバ装置およびブートノード装置を備えた起動イメージ提供システムの動作方法であって、
    前記ブートサーバ装置が、予め設定された起動イメージとしてコンピュータの起動に必要とされるファイル群をプログラム毎に分割した個別の起動イメージとこれに対応するイメージ内ハードウェア構成情報とを保存するステップと、
    前記ブートノード装置が、自ノード装置のハードウェア構成情報を取得するステップと、
    前記ブートノード装置が、取得されたハードウェア構成情報を含む起動イメージ送信要求を前記ブートサーバ装置に送信するステップと、
    前記ブートサーバ装置が、予め設定された前記ブートノード装置毎のソフトウェア構成情報に基づいて、前記第2の起動イメージ保存手段から指定されたプログラムに対応する1以上の起動イメージの候補を取り出し、さらに、前記1以上の起動イメージの候補から前記ブートノード装置から受信した起動イメージ送信要求に含まれるハードウェア構成情報に最も合致する前記イメージ内ハードウェア構成情報に対応するプログラム毎の起動イメージを選択するステップと、
    前記ブートサーバ装置が、該第2の起動イメージ選択手段で選択されたプログラム毎の起動イメージをまとめて一つの起動イメージを作成するステップと、
    前記ブートサーバ装置が、作成された起動イメージに対応するイメージ内ハードウェア構成情報に含まれるデータを、予め設定された起動イメージ変更テーブルとこれに対応して予め設定された起動イメージ変更ルールとに基づいて前記ハードウェア構成情報に含まれるデータに合致するよう変更するステップと、
    前記ブートサーバ装置が、前記イメージ内ハードウェア構成情報に含まれるデータが変更された前記起動イメージを前記ブートノード装置に送信するステップと、
    前記ブートノード装置が、前記ブートサーバ装置から起動イメージを受信し、受信した起動イメージを用いて自ノード装置の起動処理を行うステップとを備えることを特徴とする起動イメージ提供システムの動作方法。
  11. ブートサーバ装置にネットワークを通じて相互に通信可能に接続されたブートノード装置の動作プログラムであって、
    コンピュータに、
    自ノード装置のハードウェア構成情報を取得するステップと、
    取得されたハードウェア構成情報を含む起動イメージ送信要求を前記ブートサーバ装置に送信するステップと、
    前記ブートサーバ装置から起動イメージを受信し、受信した起動イメージを用いて自ノード装置の起動処理を行うステップとを実行させることを特徴とするブートノード装置の動作プログラム。
  12. ブートノード装置にネットワークを通じて相互に通信可能に接続されたブートサーバ装置の動作プログラムであって、
    コンピュータに、
    予め設定された起動イメージとしてコンピュータの起動に必要とされるファイル群とこれに対応するイメージ内ハードウェア構成情報とを保存するステップと、
    保存された前記起動イメージのうち、前記ブートノード装置から受信した起動イメージ送信要求に含まれるハードウェア構成情報に最も合致する前記イメージ内ハードウェア構成情報に対応する起動イメージを選択するステップと、
    選択された起動イメージに対応するイメージ内ハードウェア構成情報に含まれるデータを予め設定された起動イメージ変更テーブルに基づいて前記ハードウェア構成情報に含まれるデータと合致するよう変更するステップと、
    前記イメージ内ハードウェア構成情報に含まれるデータが変更された前記起動イメージを前記ブートノード装置に送信するステップとを実行させることを特徴とするブートサーバ装置の動作プログラム。
  13. ブートノード装置にネットワークを通じて相互に通信可能に接続されたブートサーバ装置の動作プログラムであって、
    コンピュータに、
    予め設定された起動イメージとしてコンピュータの起動に必要とされるファイル群とこれに対応するイメージ内ハードウェア構成情報とを保存するステップと、
    保存された前記起動イメージのうち、前記ブートノード装置から受信した起動イメージ送信要求に含まれるハードウェア構成情報に最も合致する前記イメージ内ハードウェア構成情報に対応する起動イメージを選択するステップと、
    選択された起動イメージに対応するイメージ内ハードウェア構成情報に含まれるデータのうち、予め設定された起動イメージ変更テーブルで、起動イメージ変更ルールに基づいて変更することが指定されているデータに関しては、前記ハードウェア構成情報を前記起動イメージ変更ルールによって変換した値に変更し、一方、起動イメージ変更ルールに基づいて変更することが指定されていないデータに関しては、前記ハードウェア構成情報に含まれるデータと合致するよう変更するステップと、
    前記イメージ内ハードウェア構成情報に含まれるデータが変更された前記起動イメージを前記ブートノード装置に送信するステップとを実行させることを特徴とするブートサーバ装置の動作プログラム。
  14. ブートノード装置にネットワークを通じて相互に通信可能に接続されたブートサーバ装置の動作プログラムであって、
    コンピュータに、
    予め設定された起動イメージとしてコンピュータの起動に必要とされるファイル群をプログラム毎に分割した個別の起動イメージとこれに対応するイメージ内ハードウェア構成情報とを保存するステップと、
    予め設定された前記ブートノード装置毎のソフトウェア構成情報に基づいて、前記第2の起動イメージ保存手段から指定されたプログラムに対応する1以上の起動イメージの候補を取り出し、さらに、前記1以上の起動イメージの候補から前記ブートノード装置から受信した起動イメージ送信要求に含まれるハードウェア構成情報に最も合致する前記イメージ内ハードウェア構成情報に対応するプログラム毎の起動イメージを選択するステップと、
    選択されたプログラム毎の起動イメージをまとめて一つの起動イメージを作成するステップと、
    作成された起動イメージに対応するイメージ内ハードウェア構成情報に含まれるデータを、予め設定された起動イメージ変更テーブルとこれに対応して予め設定された起動イメージ変更ルールとに基づいて前記ハードウェア構成情報に含まれるデータに合致するよう変更するステップと、
    前記イメージ内ハードウェア構成情報に含まれるデータが変更された前記起動イメージを前記ブートノード装置に送信するステップとを実行させることを特徴とするブートサーバ装置の動作プログラム。
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