JP2012010777A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】相対移動可能な部材間を連絡した配線部材の不規則な屈曲変形を抑制することが可能な遊技機の提供を目的とする。
【解決手段】本発明のパチンコ遊技機10は、遊技機本体80と前面扉90との間を連絡するケーブル100の一部が、前面扉90の後面に向かって開放したケーブル収容部屋110の固定ケーブルクリップ120に固定される一方、ケーブル100の他の一部が、前面扉90の後面に設けられた固定リング94に固定され、前面扉90の回動に伴ってケーブル100の中間部が屈曲変形すると共に、前面扉90を閉じるとケーブル100の中間部がケーブル収容部屋100に収容される。ケーブル収容部屋110内にパチンコ遊技機10の前後方向に回動可能なケーブル保持アーム130を設け、そのケーブル保持アーム130の先端部でケーブル100の中間部を保持することで、ケーブル100の中間部の前後の動きを許容しかつ左右の動きを規制する。
【選択図】図8

Description

本発明は、遊技機に関する。
パチンコ遊技機に代表される遊技機は、一般に、遊技機本体1の一側辺に前面扉2が回動可能に支持されている(例えば、特許文献1参照)。また、この種の遊技機では、図13(A)に示すように、遊技機本体1と前面扉2とが配線部材3にて電気接続されていた。
特開平5−329265号公報(段落[0006]、第2図)
ところが、上述した従来の遊技機では、遊技機本体1と前面扉2との間で配線部材3が不規則に屈曲可能となっていたため、遊技機本体1に対して前面扉2を閉めるように動かした場合に、例えば図13(B)に示すように、配線部材3が遊技機の左右方向に動いて遊技機本体1の回動中心側端部と前面扉2の回動中心側端部との間の隙間4に入り込み、前面扉2が閉止できなくなったり配線部材3が破損する虞があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、相対移動可能な部材間を連絡した配線部材の不規則な屈曲変形を抑制することが可能な遊技機の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る遊技機は、相対移動可能に連結された第1と第2の部品配設部材に第1と第2の電気的部品が組み付けられ、それら第1と第2の電気的部品の間を電気接続する配線部材の中間部が、第1の部品配設部材に対する第2の部品配設部材の相対移動に伴って屈曲変形する遊技機において、第2の部品配設部材とは別個に第1の部品配設部材に相対移動可能に連結された可動部材を設け、第1の部品配設部材に対して第2の部品配設部材が相対移動したときに、可動部材が第1の部品配設部材に対して相対移動しながら配線部材の中間部を所定の障害領域を回避した回避軌道を描くようにガイドするように構成したところに特徴を有する。
ここで、本発明における「第1の部品配設部材に対する第2の部品配設部材の相対移動」とは、「第1の部品配設部材が固定されていて第2の部品配設部材が移動すること」、「第2の部品配設部材が固定されていて第1の部品配設部材が移動すること」、「第1の部品配設部材と第2の部品配設部材の双方が移動しかつ位置関係が変化すること」を含む意味である。また、本発明の「相対移動」には「回動」、「直動」その他、第1の部品配設部材と第2の部品配設部材との相対的な位置関係が変化する動きが含まれる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の遊技機において、障害領域は、第1と第2の部品配設部材の間に配置され、第1の部品配設部材に対して第2の部品配設部材が相対移動したときに、配線部材の厚さより大きい状態から配線部材の厚さと略同等以下の大きさに狭まる空間であるところに特徴を有する。ここで「配線部材の厚さ」とは、屈曲していない状態での配線部材の厚さのことを意味する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の遊技機において、可動部材には、配線部材が固定され、第1の部品配設部材に対して可動部材が相対移動したときに所定の軌跡を描いて移動することで、配線部材の中間部を所定の障害領域を回避した回避軌道を描くようにガイドする配線固定部が設けられたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載の遊技機において、第1の部品配設部材に対して第2の部品配設部材が相対移動したときに、配線部材のうち配線固定部の両側部分が屈曲変形するところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載の遊技機において、配線部材の中間部は、通常は、屈曲した状態になっていて、第1の部品配設部材には、配線部材の中間部における屈曲部分が、所定角を越えて直線状に向かうように伸ばされることを規制する阻止部材が備えられているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れか1の請求項に記載の遊技機において、第1の部品配設部材には、可動部材を収容した収容空間が形成されて、第2の部品配設部材が第1の部品配設部材に接近するように移動した際に、配線部材の一部が可動部材にガイドにされて収容空間に収納されるところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項6に記載の遊技機において、収容空間の内面には、配線部材が当接する位置に弾性部材が取り付けられているところに特徴を有する。
請求項8の発明は、請求項1乃至7の何れか1の請求項に記載の遊技機において、配線部材の周囲を覆い、第1の部品配設部材に対して第2の部品配設部材が相対移動したときに配線部材と共に屈曲可能な保護部材を備えたところに特徴を有する。
請求項9の発明は、請求項1乃至8の何れか1の請求項に記載の遊技機において、第2の部品配設部材は第1の部品配設部材に対して回動可能に連結され、配線部材は第2の部品配設部材の回動中心寄り位置に配置されているところに特徴を有する。
請求項10の発明に係る遊技機は、遊技機本体と、その遊技機本体の一側部に回動可能に連結されて遊技機本体の前面を開閉可能な前面扉との間を連絡するケーブルの一部が、遊技機本体の前面のうち回動中心寄り位置に設けられて、前面扉の後面に向かって開放したケーブル収容部屋の奥側の本体側ケーブル固定部に固定される一方、ケーブルの他の一部が、前面扉の後面のうち回動中心寄り位置に設けられた扉側ケーブル固定部に固定され、前面扉の回動に伴って、ケーブルのうち本体側ケーブル固定部と扉側ケーブル固定部との間のケーブル中間部が屈曲変形すると共に、前面扉を閉じると扉側ケーブル固定部がケーブル収容部屋に対向してケーブル中間部がケーブル収容部屋に収容される遊技機において、ケーブル収容部屋の内側面に基端部が回動可能に連結されて先端部が前後動可能な回動レバーと、回動レバーの先端部に設けられてケーブル中間部を保持し、ケーブル中間部の左右の動きを規制しかつ前後の動きを許容するレバー先端保持部とを備えたところに特徴を有する。
請求項11の発明は、請求項10に記載の遊技機において、ケーブル中間部に、上下方向で折り返された折り返し屈曲部を設け、ケーブル中間部のうち折り返し屈曲部より本体側ケーブル固定部寄り位置をレバー先端保持部に固定したところに特徴を有する。
請求項12の発明は、請求項11に記載の遊技機において、回動レバーには、ケーブル収容部屋の内側面に回動可能に連結された基端部としてのレバー回動中心基端部と、レバー回動中心基端部から上下方向に延びたレバー中間部と、レバー中間部からケーブル収容部屋の横方向の中央側に屈曲した先端部としての横向きレバー先端部と、横向きレバー先端部の前面から突出し、ケーブル中間部を上下方向に貫通させた状態で保持したレバー先端保持部としての可動ケーブル保持リングとが設けられたところに特徴を有する。
請求項13の発明は、請求項12に記載の遊技機において、ケーブル収容部屋の横方向の中央かつレバー回動中心基端部の側方位置には、ケーブル中間部を上下方向に貫通させた状態で保持した本体側ケーブル固定部としての固定ケーブル保持リングが設けられたところに特徴を有する。
請求項14の発明は、請求項13に記載の遊技機において、前面扉を閉じた状態で可動ケーブル保持リングと固定ケーブル保持リングとが上下の略同軸線上に並ぶように配置されたところに特徴を有する。
請求項15の発明は、請求項10乃至14の何れか1の請求項に記載の遊技機において、前面扉の後面のうち扉側ケーブル固定部より前面扉の回動中心寄り位置から突出し、前面扉を閉じた状態でケーブル収容部屋内に向かって突出し、前面扉を開いた状態でケーブル中間部を前面扉の回動中心から離す側に押圧する扉後面突部を備えたところに特徴を有する。
[請求項1及び2の発明]
請求項1の発明によれば、第1の部品配設部材に対して第2の部品配設部材が相対移動するときに、可動部材は、配線部材の中間部が所定の障害領域を回避した回避軌道を描いて移動するようにガイドする。即ち、第1と第2の部品配設部材が相対移動する際に、その相対移動の障害となり得る配線部材の中間部の不規則な屈曲変形を抑制することができる。
ここで、本発明における「障害領域」としては、第1の部品配設部材に対して第2の部品配設部材が相対移動したときに、その相対移動に支障を来す程度に「配線部材が遊技機の一部と擦れる領域」又は、「配線部材が遊技機の一部と引っ掛かる領域」又は、「配線部材が遊技機の一部に絡まる領域」又は、「配線部材の厚さより大きい状態から配線部材の厚さと略同等以下の大きさに狭まる空間」(請求項2の発明)が挙げられる。そして、請求項2の発明によれば、第1と第2の部品配設部材の間に配置された障害領域に配線部材が挟まれて破損することを抑制することができる。
[請求項3の発明]
請求項3の発明によれば、配線部材と可動部材とが常に連動可能となり、第1と第2の部品配設部材の相対移動による配線部材の動き(変形)で可動部材を動かすことができる。
[請求項4の発明]
請求項4の発明によれば、第1の部品配設部材に対して第2の部品配設部材が相対移動したときに、配線部材における配線固定部の両側部分が屈曲変形することにより、第1と第2の部品配設部材の位置関係の変化を吸収することができ、配線部材と第1及び第2の電気的部品との接続解除を抑制することができる。
[請求項5の発明]
請求項5の発明によれば、配線部材の中間部が所定角を越えて直線状に向かって伸ばされないようにすることができる。
[請求項6の発明]
請求項6の発明によれば、第1の部品配設部材と第2の部品配設部材とが接近するように移動した場合に、配線部材を収容空間に収納させることで、配線部材の中間部の極端な屈曲を抑制することができる。
[請求項7の発明]
請求項7の発明によれば、配線部材のうち、収容空間の内面との当接部分にかかる負荷を軽減することが可能となる。
[請求項8の発明]
請求項8の発明によれば、第1と第2の部品配設部材の相対移動に応じた配線部材の屈曲を許容しつつ配線部材を保護することができる。
[請求項9の発明]
請求項9の発明によれば、第1の部品配設部材に対して第2の部品配設部材を回動させてそれらを接近させた場合に、第1と第2の部品配設部材の回動中心側端部で配線部材が挟まれて破損することを抑制することができる。
[請求項10の発明]
請求項10の発明によれば、遊技機本体に対する前面扉の開閉操作時に、回動レバーがケーブル中間部の前後の動きを許容しかつ左右方向の動きを規制するので、遊技機本体の回動中心側端部と前面扉の回動中心側端部との間に形成される隙間にケーブル中間部が入り込むことを抑制することができる。つまり、本発明によれば、遊技機本体に対して前面扉が回動する際に障害となり得るケーブル中間部の不規則な屈曲変形を抑制することができる。また、不規則に屈曲変形したケーブル中間部が、遊技機本体と前面扉との間に挟まれて破損することを抑制することができる。
[請求項11の発明]
請求項11によれば、ケーブル中間部の折り返し屈曲部の位置や大きさの変化により、遊技機本体と前面扉との位置関係の変化を吸収することができ、ケーブルと遊技機本体及び前面扉との接続解除を抑制することができる。
[請求項12の発明]
請求項12の発明によれば、前面扉が閉じたときに、ケーブル中間部と回動レバーとを共通のケーブル収容部屋に収納することができる。また、ケーブル中間部の極端な屈曲を抑制することができる。
[請求項13の発明]
請求項13の発明によれば、固定ケーブル保持リング及び可動ケーブル保持リングが共にケーブル中間部を上下方向に貫通させた状態で保持するので、固定ケーブル保持リング及び可動ケーブル保持リングに対してケーブル中間部を保持させる作業が比較的容易になる。
[請求項14の発明]
請求項14の発明によれば、可動ケーブル保持リングと固定ケーブル保持リングとの間でケーブルを略直線状に伸ばした状態で保持することができる。また、固定ケーブル保持リング及び可動ケーブル保持リングとの間でケーブルを大きく曲げなくてもよいのでケーブル中間部を保持させる作業がさらに容易になる。
[請求項15の発明]
請求項15の発明によれば、仮に、回動レバーによるケーブル中間部の保持が、不測の事態により解除されてケーブル中間部が左右方向に動くことが可能になった場合でも、前面扉が開いた状態で扉後面突部が、ケーブル中間部を前面扉の回動中心から離れる側に押圧するから、遊技機本体の回動中心側端部と前面扉の回動中心側端部との間に形成される隙間にケーブル中間部が入り込むことを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図 ガラス扉を開放した状態のパチンコ遊技機の正面図 ガラス扉及び下皿扉を開放した状態のパチンコ遊技機の斜視図 本体枠の斜視図 ガラス扉と本体枠の連結部分の拡大斜視図 本体枠の吊元側の拡大斜視図 ケーブル収容部屋の内部の斜視図 (A)ガラス扉が閉止したときのケーブル収容部屋内部の側面図、(B)ガラス扉が開放したときのケーブル収容部屋内部の側面図 (A)ガラス扉が閉止したときのガラス扉と本体枠の連結部分の平面図、(B)ガラス扉が開放したときのガラス扉と本体枠の連結部分の側面図 ケーブルクリップの平面図 (A)ケーブルガイドレバーの正面図、(B)ケーブルガイドレバーの側面図 ケーブルの斜視図 従来の遊技機の平面図
以下、本発明を適用したパチンコ遊技機10に係る一実施形態を、図1〜図12に基づいて説明する。パチンコ遊技機10に備えた遊技板11(図2参照)の前面には、ガイドレール12が取り付けられ、その内側が略円形の遊技領域R1となっている。
図1に示すように、遊技領域R1のほぼ中央部には、表示装置13が設けられ、表示装置13の下方には、始動入賞口14、大入賞口15及びアウト口16が、上から順に間隔を開けて並べて設けられている。遊技領域R1のうち、表示装置13の左右両側には始動ゲート18と風車17とが備えられ、始動入賞口14の左右両側には、一般入賞口20、21がガイドレール12に沿って設けられている。さらに、これら入賞口以外に、遊技領域R1には図示しない複数の釘が起立している。また、パチンコ遊技機10のうちアウト口16より下方には、パチンコ遊技機10の前面から膨出した上皿27Aが備えられ、さらに、その上皿27Aより下方には、パチンコ遊技機10の前面から膨出した下皿27Bが備えられている。
以下、遊技板11の前面に備えた上記始動ゲート18等を詳説しつつ、パチンコ遊技機10の遊技内容について説明する。始動ゲート18は、遊技球が潜って通過可能な門形構造をなしている。始動ゲート18を遊技球が通過すると、表示装置13の表示画面の一角部に表示された2桁の数字(普通図柄)が所定期間に亘って変動表示した後、停止表示する。また、普通図柄が変動表示している間に始動ゲート18を通過した遊技球は、所定数(例えば、4つ)まで累積カウント(所謂「保留」)される。なお、保留数は、遊技領域R1に備えた保留数用のLEDの点灯数によって遊技者に報知される。
始動入賞口14は、共にポケット構造をなして上方に向かって開口している。始動入賞口14の上面開口の左右両側には可動翼14C,14Cが備えられている。これら両可動翼14C,14Cは、常には起立状態になっており、両可動翼14C,14Cに挟まれた始動入賞口14の開口幅も、遊技球を1つずつ受け入れる大きさになっている。普通図柄が当たりの組み合わせ(ゾロ目)で停止表示すると、可動翼14C,14Cが所定期間(例えば、0.5秒間)に亘って左右に倒される。可動翼14C,14Cが左右に倒れると、その倒れた可動翼14C,14Cに案内されて遊技球が始動入賞口14に入賞可能となる。
始動入賞口14に遊技球が入賞すると、「大当たり遊技」を行うか否かを決定する当否判定の権利が発生し、その当否判定結果が表示装置13によって遊技者に報知される。具体的には、表示装置13の表示画面には、通常、3つの左、中、右の特別図柄(図示せず)が横並びに表示されている。これら各特別図柄は、例えば、「0」〜「9」の数字を表記した複数種類のもので構成されており、通常は、左、中、右の各特別図柄ごと、所定の種類のものが停止表示されている。そして、始動入賞口14に遊技球が入賞したときに、これら3つの特別図柄が、変動表示(上下方向にスクロール表示)され、所定時間後に、例えば、左、中、右の順で各特別図柄が停止表示される。このとき、例えば、全ての特別図柄が同じ図柄、即ち、ゾロ目になった場合に、遊技が「通常遊技」から「大当たり遊技」に移行する。
ここで、表示装置13にて特別図柄が変動表示している最中又は「大当たり遊技」の最中に始動入賞口14に入賞した遊技球の数は、所定の限度数まで累積カウント(所謂「保留」)され、特別図柄が外れの図柄組み合わせで停止表示又は「大当たり遊技」が終了すると、その保留記憶に基づいて再び、特別図柄の変動表示が開始される。なお、保留数は、遊技領域R1に備えた保留数用のLEDの点灯数によって遊技者に報知される。
大入賞口15は、遊技板11の前面に開放して横長形状をなしており、常には、可動扉15Tにて閉塞されている。そして、上記したように特別図柄がゾロ目で停止表示した場合に、可動扉15Tが前側に倒れて大入賞口15が開放し、可動扉15Tをガイドにして大入賞口15に遊技球が入賞可能になる。ここで、可動扉15Tが開放してから閉じるまでの間を「ラウンド」と称すると、1つのラウンドは、可動扉15Tの開放時間が30秒に達したか、又は、大入賞口15に遊技球が10個入賞したか、の何れかの終了条件が先に満たされた場合に終了する。また、「大当たり遊技」は、最大で、例えば15ラウンドまで継続される。
大入賞口15の内部には、図示しないが継続入賞口と計数入賞口とが設けられている。可動扉15Tが開いたときには、継続入賞口は開放しており、継続入賞口に入賞すると継続入賞口が閉鎖される一方、計数入賞口は開放されたままとなる。継続入賞口に遊技球の入賞を検出すると、前述した終了条件を満たしてラウンドが終了した後で、連続して次のラウンドが実行される。また、計数入賞口に遊技球の入賞を検出すると、継続入賞口への入賞球と合わせて、大入賞口15への入賞球がカウントされ、これらが前記したように計10個に達したか否かがチェックされる。
なお、各入賞口14,15,20,21に遊技球が入賞すると、賞球として所定数の遊技球が上皿27Aに払い出される。また、大入賞口15に遊技球が入賞したときには、他の入賞口14,20,21への入賞時よりも多くの遊技球が払い出される。以上が、遊技板11及び遊技内容に関する説明である。
ところで、遊技板11は、図4に示す本体枠70に嵌め込まれており、その本体枠70は図2に示すように外枠82の内側に嵌め込まれている。これら遊技板11と本体枠70と外枠82とから遊技機本体80が構成されている。
外枠82は、縦長矩形状の木枠で構成されており、遊技場の遊技島に固定されている。本体枠70は、上下方向が外枠82より短い縦長矩形状になっており、正面視左側辺が外枠82に対して回動可能に連結されている。図3に示すように、本体枠70の下端部は部品取付部71となっており、ここに図示しない発射装置や回路基盤等の各種部品が組み付けられている。本体枠70のうち部品取付部71の上方部分は、略矩形枠形の遊技板取付部72となっている。遊技板取付部72は前後方向に貫通しており、ここに遊技板11が例えば、前面側から嵌め込まれている(図2参照)。本体枠70は、本発明の「第1の部品配設部材」に相当する。
本体枠70の正面視右下角部には、上皿27Aに収容された遊技球を遊技領域R1に発射操作するための操作ノブ28が配置されている。本体枠70の前面には、下皿扉60とガラス扉90とが取り付けられ、それら下皿扉60とガラス扉90とによって本体枠70の前面が覆われている(図1参照)。なお、ガラス扉90及び下皿扉60は、本発明の「前面扉」に相当する。また、ガラス扉90は、本発明の「第2の部品配設部材」に相当する。
下皿扉60は、本体枠70の下辺に沿って延びた横長構造をなしており、前面に下皿27Bが設けられている。下皿扉60は、本体枠70の正面視左側辺から前方に張り出した上下のヒンジ片85,86(図2及び図4参照)によって回動可能に連結されており、本体枠70の前面に重ねられた閉止状態で、本体枠70における部品取付部71の下半分を前面から覆う。
ガラス扉90は略矩形枠状をなしており、本体枠70のうち下皿扉60より上側の全体を前面から覆う。ガラス扉90は、下皿扉60と同様に本体枠70の正面視左側辺に回動可能に連結されている。詳細には、本体枠70の左側辺から前方に張り出した上下のヒンジ片85,85(図2及び図4参照)の間にガラス扉90の左側辺が挟まれた状態で連結されている。なお、本体枠70の正面視右側辺には、ガラス扉係止具74,74(図4参照)が備えられており、ガラス扉90の正面視右側辺に備えた係止片99,99(図2及び図3参照)と係止可能となっている。これにより、ガラス扉90を本体枠70の前面に重ね合わせた閉止状態(図1に示す状態)に維持することができる。
ガラス扉90の中央部には、遊技板11の遊技領域R1に対応した遊技窓90Wが貫通形成されており、その遊技窓90Wは透明なガラス板96にて塞がれている。そのガラス板96を通して遊技領域R1をパチンコ遊技機10の前面から視認することができる(図1参照)。
ガラス扉90の前面のうち遊技窓90Wの下方には上皿27Aが設けられている。図示しないが、上皿27Aには遊技に使用するための遊技ボタン及び球移動ボタンが備えられている。そして、球移動ボタンを押すと、本体枠70に備えた図示しない球通路を通って上皿27Aから下皿27Bに遊技球が移動する。
さらに、図1に示すように、ガラス扉90の前面には遊技窓95Wを囲むように装飾ランプ97が設けられており、上端両角部にはスピーカ98,98が設けられている。これら装飾ランプ97やスピーカ98,98等の電気部品は、ガラス扉90に内蔵された扉側中継基盤90A(図3参照)と接続されており、この扉側中継基盤90Aと本体枠70に備えた本体側中継基盤70A(図5参照)との間が、例えば、通信用及び給電用のケーブル100(本発明の「配線部材」に相当する)によって接続されている。なお、本体側中継基盤70Aは本発明の「第1の電気的部品」に相当し、扉側中継基盤90Aは、本発明の「第2の電気的部品」に相当する。
図12に示すように、ケーブル100は、複数本の絶縁電線の両端部を共通のコネクタ101,101にて束ねた構造であり、自在に変形可能となっている。また、ケーブル100の中間部は、ケーブル100と共に自在に変形可能な樹脂チューブ105(具体的には、コルゲートチューブ又はスパイラルチューブ)にて覆われている。この樹脂チューブ105によりケーブル100が保護されている。なお、樹脂チューブ105は、本発明の「保護部材」に相当する。本実施形態では、ケーブル100を樹脂チューブ105で覆っているが、ケーブル100を剥き出しのまま使用してもよい。
図5に示すように、本体側中継基盤70Aは、本体枠70の部品取付部71に取り付けられている。詳細には、部品取付部71の左側辺寄りでかつ閉止状態の下皿扉60にて覆われる部分に設けられている。また、本体側中継基盤70Aは、本体枠70の後面側に取り付けられており、部品取付部71を前後方向に貫通した接続口を介してケーブル100の一端部(コネクタ101)とコネクタ接続されている。
図3に示すように、ガラス扉90の後面における回動中心寄り位置には、ガラス扉90が閉止状態のときに本体枠70の前面に向かって開放した矩形状のケーブル挿通開口92が貫通形成されている。そのケーブル挿通開口92からガラス扉90の内部にケーブル100が引き込まれており、ケーブル100の他端部(コネクタ101)が、ガラス扉90のうち遊技窓90Wの下方位置に内蔵された扉側中継基盤90Aにコネクタ接続されている。なお、ケーブル100は、ガラス扉90が遊技機本体80に対して全開位置まで回動して扉側中継基盤90Aが本体側中継基盤70Aから遠退いても、それらとのコネクタ接続が維持されるように、予め余長部分を含んだ長さに設計されている。
図5に示すように、ケーブル挿通開口92の開口縁(上縁)にはケーブル100を固定するための固定リング94(例えば、結束バンド)が取り付けられている。固定リング94は上下方向に貫通しており、ケーブル100は、ケーブル挿通開口92に進入する手前でその固定リング94に上方から挿通されている。ケーブル100をケーブル挿通開口92の開口縁に固定したことにより、ケーブル挿通開口92から導出された部分が誤って引っ張られても、ケーブル100と扉側中継基盤90Aとの接続が解除されないようになっている。なお、固定リング94は、本発明の「扉側ケーブル固定部」に相当する。
さらに、ガラス扉90の後面のうちケーブル挿通開口92より回動中心寄り位置には、扉後面突部93が設けられている。扉後面突部93はガラス扉90の後面に対して直角となっており、ガラス扉90が閉止状態のときに、本体枠70の前面に向かって突出するようになっている。扉後面突部93は、ケーブル挿通開口92の一方の側縁に沿って上下方向に延びている。また、扉後面突部93は、ケーブル挿通開口92の上縁を越えて上方に延設されている。
さて、図3に示すように、本体枠70の部品取付部71のうち回動中心側の端部(正面視左端)には、ガラス扉90を閉止状態にした場合に、ケーブル挿通開口92から本体枠70側に導出されたケーブル100の中間部を収納するためのケーブル収容部屋110が設けられている。図8に拡大して示すように、ケーブル収容部屋110は、上下方向に延びかつ前方(ガラス扉90の後面)に向かって開放した構造をなしている。ガラス扉90及び下皿扉60を本体枠70に対して閉止状態にしたとき、ケーブル収容部屋110の上半分はガラス扉90の後面と対面し、下半分は下皿扉75の後面と対面するようになっている。また、ガラス扉90を閉止状態にすると、ガラス扉90のケーブル挿通開口92がケーブル収容部屋110と重なり合うと共に、扉後面突部93がケーブル収容部屋110に向かって突出するように配置されている(図9(A)参照)。
図7にはケーブル収容部屋110の内部が示されている。同図に示すように、ケーブル収容部屋110の奥壁111のうち横方向の中央には固定ケーブルクリップ120が設けられている。固定ケーブルクリップ120は、図10に示すように、1対の平行直線部121A,121Bの基端部間を連絡直線部121Cで連絡した角U字形のクリップ本体121と、一方の平行直線部121Aの先端にヒンジ部122を介して連結された係止レバー123とを備えている。係止レバー123をヒンジ部122で折り曲げてその先端を他方の平行直線部121Bの先端に係止させ、リング状にすることで、その内側にケーブル100の中間部を貫通させた状態で保持することが可能となっている。ここで、係止レバー123の先端は、V字バネとなっており、そのV字バネを圧縮操作することで、係止レバー123と平行直線部121Bとの係止を解除して、固定ケーブルクリップ120によるケーブル100の保持を解除することができる。なお、固定ケーブルクリップ120は、本発明の「本体側ケーブル固定部」及び「固定ケーブル保持リング」に相当する。
クリップ本体121のうち連絡直線部121Cには、アーチ状に湾曲した可撓板124の頂点部分が接続され、その可撓板124の頂点の裏側から矢尻形の弾性リベット125が突出している。そして、ケーブル収容部屋110の奥壁111に形成された貫通孔(図示せず)に弾性リベット125が押し込まれ、弾性リベット125における矢尻の返し部分と可撓板124との間で奥壁111を前後から挟むことで固定ケーブルクリップ120が奥壁111に固定されている(図8参照)。
ケーブル収容部屋110の横方向で対向した両内側面のうち、ガラス扉90の回動中心から遠い側の内側面112には、パチンコ遊技機10の前後方向に回動可能なケーブルガイドレバー130(本発明の「可動部材」、「回動レバー」に相当する)が取り付けられている。図7に示すように、ケーブルガイドレバー130は、その基端部(下端部)が内側面112の奥壁111寄り位置にピン134を介して回動可能に連結されており、回動中心とは反対側の先端部(上端部)に可動ケーブルクリップ140を備えている。また、ケーブル収容部屋110の内側面112のうち、ケーブルガイドレバー130の前方には阻止突起115(本発明の「阻止部材」に相当する)が突出形成されている。ケーブルガイドレバー130が前方に回動したときに、阻止突起115と干渉することで、ケーブルガイドレバー130が所定角を越えて前方に回動することが規制されている。
図11(A)に示すようにケーブルガイドレバー130は、回動中心(基端部)からケーブル収容部屋110の内側面112に沿って上方に延びたレバー中間部130Bと、レバー中間部130Bの先端部からケーブル収容部屋110の横方向の中央側(内側面112と反対側)に屈曲した横向きレバー先端部130Cとを備え、それらが一体成形されている。レバー中間部130Bは、横向きレバー先端部130C寄り位置で、内側面112から離れるようにクランク状に屈曲している。また、同図(B)に示すように、横向きレバー先端部130Cの前面から可動ケーブルクリップ140が突出して設けられている。なお、ケーブルガイドレバー130の基端部(回動中心側の端部)は、本発明の「レバー回動中心基端部」に相当する。
可動ケーブルクリップ140は、固定ケーブルクリップ120と同一構造をなしている。即ち、図10に示すように、1対の平行直線部141A,141Bの基端部間を連絡直線部141Cで連絡した角U字形のクリップ本体141と、一方の平行直線部141Aの先端にヒンジ部142を介して連結された係止レバー143とを備えている。そして、係止レバー143をヒンジ部142で折り曲げてその先端を他方の平行直線部141Bの先端に係止させ、リング状にすることで、その内側にケーブル100の中間部を上下方向に貫通させた状態で保持することが可能となっている。なお、可動ケーブルクリップ140は、本発明の「配線固定部」、「レバー先端保持部」及び「可動ケーブル保持リング」に相当する。
可動ケーブルクリップ140が設けられた横向きレバー先端部130Cは、図11(B)に示すように、ケーブルガイドレバー130の長手方向で対向した1対の対向壁135,135の間を、それら対向壁135,135と直交した中間壁136にて連絡した「H」形構造をなしている。そして、1対の対向壁135,135の間に可撓板144が配置されると共に、中間壁136に形成された貫通孔136A(図11(A)参照)に弾性リベット145が押し込まれ、弾性リベット145と可撓板144との間で中間壁136を挟むことで、横向きレバー先端部130Cに可動ケーブルクリップ140が固定されている。
ここで、図7に示すように、固定ケーブルクリップ120は可動ケーブルクリップ140の下方、詳細には、ケーブルガイドレバー130の基端部の側方に配置されており、ケーブルガイドレバー130が上下方向に伸びた垂直姿勢となったとき、固定ケーブルクリップ120と可動ケーブルクリップ140のリング状部分同士が略同軸線上に並ぶように配置されている(図8(A)参照)。
ケーブルガイドレバー130は、ガラス扉90が完全に閉まったとき(図1参照)に、ケーブル収容空間110内で垂直姿勢となる。このとき、ケーブル100の中間部は、ケーブル収容部屋110の下端部から固定ケーブルクリップ120及び可動ケーブルクリップ140を上下方向に貫通して上方に向かい、可動ケーブルクリップ140の上方でヘアピン状に屈曲して下方に折り返され、ケーブル収容部屋110の前面開口を通ってガラス扉90のケーブル挿通開口92へと向かって延びる。ここで、ガラス扉90を閉止状態にしたとき、可動ケーブルクリップ140の上方でヘアピン状に折り返された中間屈曲部102(本発明の「折り返し屈曲部」に相当する)が、ケーブル収容部屋110の奥壁111に当接し得るが、その中間屈曲部102が当接し得る位置には、予め薄板状の弾性部材116(例えば、ゴム)が配設されている。
本実施形態の構成に関する説明は以上である。次に、本実施形態の作用効果について説明する。パチンコ遊技機10の釘調整を行う場合や遊技板11の役物に不具合が生じた場合には、ガラス扉90が開かれる。ガラス扉90を開く方向に回動させると、ケーブル100の中間部(具体的には、本体枠70の固定ケーブルクリップ120による固定位置とガラス扉90の固定リング94による固定位置との間の余長部)が、ケーブルガイドレバー130の案内によってケーブル収容部屋110の前方に移動しつつ変形する。詳細には、図8(A)から同図(B)への変化に示すように、ガラス扉90の後面が本体枠70の前面から遠退いていくのに従って、ケーブル100の中間部がケーブル収容部屋110から徐々に引き出される。また、ケーブル100の中間部のうち、ケーブル収容部屋110内でヘアピン状に屈曲していたケーブル100の中間屈曲部102が、前後に拡開して屈曲が緩和されると共に、ケーブル収容部屋110の前方に移動する。このときケーブルガイドレバー130は、ケーブル130の中間部の移動及び変形に応じて前方に倒れるように回動する。そして、可動ケーブルクリップ140がケーブル収容部屋110内から前斜め下方に向かって移動することで、上述の如く、中間屈曲部102を含むケーブル100の中間部がケーブル収容部屋110の前方に移動及び変形するように案内される。即ち、ケーブル100の中間部をケーブルガイドレバー130にて保持したことで、ガラス扉90が開かれていく間、ケーブル100の中間部の左右方向への動きが規制される。
また、ガラス扉90が開かれるに従って扉後面突部93の向きが変化して、徐々にケーブル100の中間部を押圧するようになる。そして、図9(B)に示すように、ガラス扉90が約90度開かれると、扉後面突部93がケーブル100のうち固定リング94による固定位置と可動ケーブルクリップ140による保持位置との中間部分(中間屈曲部102)をガラス扉90の回動中心から離す方向に押圧する。即ち、ケーブル100の中間部が、可動ケーブルクリップ140と固定リング94との間で扉後面突部93を乗り越えて延びる。これにより、ガラス扉90が開放されたときに、ケーブル100の中間部が、本体枠70の回動中心側端部とガラス扉90の回動中心側端部との間に形成された吊元側隙間160に入り込むことを抑制することができる。この吊元側隙間160は本発明の「障害領域」に相当する。
釘調整又は遊技板11の不具合への対処を終えた後、ガラス扉90を閉める方向に回動させると、ケーブル100の中間部(具体的には、本体枠70の固定ケーブルクリップ120による固定位置とガラス扉90の固定リング94による固定位置との間の余長部)が、ケーブルガイドレバー130の案内によって変形及び移動しケーブル収容部屋110内に収納される。詳細には、ガラス扉90が本体枠70の前面に接近していくのに従って、ケーブル100の中間部のうち可動ケーブルクリップ140と固定リング94との間の中間屈曲部102における屈曲が大きくなると共に、その中間屈曲部102が上方及び後方に移動する。このとき、ケーブルガイドレバー130は、前方に倒れた姿勢からケーブル収容部屋110に向かって(後方に)回動し、可動ケーブルクリップ140がケーブル収容部屋110に戻ることで、中間屈曲部102を含むケーブル100の中間部をケーブル収容部屋110内に案内する。即ち、ガラス扉90が閉じていく間、ケーブル100の中間部は、ケーブルガイドレバー130によって左右方向への動き(左右方向への屈曲)が規制されるので、ケーブル100の中間部が不規則に変形して本体枠70の回動中心側端部とガラス扉90の回動中心側端部との間の吊元側隙間160に入り込むこと及び、ガラス扉90の後面と本体枠70の部品取付部71との間の空間に入ることを抑制することができる。
ガラス扉90が完全に閉まると、図8(A)に示すように、ケーブルガイドレバー130が垂直姿勢になってケーブル収容部屋110内に収容されかつ、ケーブル100の中間部がケーブル収容部屋110内に収納される。このとき、ケーブル収容部屋110内では、ケーブル100が固定ケーブルクリップ120及び可動ケーブルクリップ140を上下方向に貫通し、可動ケーブルクリップ140の上方で中間屈曲部102がヘアピン状に下方に折り返されてからガラス扉90のケーブル挿通開口92へと向かう。また、ガラス扉90の閉止によりケーブル100の中間屈曲部102がケーブル収容部屋110内に押し込まれたときに、中間屈曲部102を奥壁111に配設した弾性部材116で受け止めるようにしたことで、中間屈曲部102が受ける負荷を緩和することができる。
このように本実施形態によれば、ガラス扉90を閉じるときにケーブルガイドレバー130により、ケーブル100の中間部の前後の動きが許容される一方で、左右方向の動きが規制されるので、ガラス扉90を開くことで遊技機本体80とガラス扉90との間に形成される吊元側隙間160或いは、ガラス扉90の後面と本体枠70の部品取付部71との間の空間に、ケーブル100の中間部が挟まれることを抑制することができる。つまり、ガラス扉90を閉める際の障害となるようなケーブル100の不規則な屈曲変形を抑制することができる。しかも、不規則に屈曲変形したケーブル100の中間部が、遊技機本体80とガラス扉90との間の隙間に挟まれて破損することを抑制することができる。
また、ガラス扉90が閉じた状態で、ケーブル100の中間部をケーブル収容部屋110に収納することができ、ケーブル100の中間部の極端な屈曲を抑制することができる。
また、ガラス扉90を閉じた状態で、可動ケーブルクリップ140と固定ケーブルクリップ120を上下の略同軸線上で並ぶように配置したので、可動ケーブルクリップ140と固定ケーブルクリップ120との間でケーブル100を略直線状に伸ばした状態で保持することができる。また、可動ケーブルクリップ140及び固定ケーブルクリップ120の間でケーブル100を大きく曲げなくてもよいので、ケーブル100の中間部を保持させる作業が容易になる。
さらに、仮に、ケーブルガイドレバー130(可動ケーブルクリップ140)によるケーブル100の中間部の保持が、不測の事態により解除されて、ケーブル100の中間部が左右方向に動くことが可能になった場合でも、ガラス扉90が開いた状態では、扉後面突部93がケーブル100の中間部をガラス扉90の回動中心から離れる側に押圧するから、本体枠70の回動中心側端部とガラス扉90の回動中心側端部との間に形成される吊元側隙間160にケーブル100の中間部が入り込むことを抑制することができる。
ここで、上記実施形態において遊技機本体80(本体枠70)に設けられていたケーブルガイドレバー130、ケーブル収容部屋110、阻止突起115、弾性部材116等をガラス扉90に設けたパチンコ遊技機も本発明の技術的範囲に含まれる。この遊技機を概念的に纏めると以下の(1)〜(9)のようになる。
(1)固定された第1の部品配設部材とその第1の部品配設部材に対して移動可能な第2の部品配設部材とに第1と第2の電気的部品が組み付けられ、それら第1と第2の電気的部品の間を電気接続する配線部材の中間部が、前記第1の部品配設部材に対する前記第2の部品配設部材の移動に伴って屈曲変形する遊技機において、前記第1の部品配設部材とは別個に前記第2の部品配設部材に相対移動可能に連結された可動部材を設け、前記第1の部品配設部材に対して前記第2の部品配設部材が移動したときに、前記可動部材が前記第2の部品配設部材に対して相対移動しながら前記配線部材の中間部を所定の障害領域を回避した回避軌道を描くようにガイドするように構成したことを特徴とする遊技機である。
(2)上記(1)に記載の遊技機において、前記障害領域は、前記第1と第2の部品配設部材の間に配置され、前記第1の部品配設部材に対して前記第2の部品配設部材が移動したときに、前記配線部材の厚さより大きい状態から前記配線部材の厚さと略同等以下の大きさに狭まる空間であることを特徴とする遊技機である。
上記(1)又は(2)に記載の遊技機において、前記可動部材には、前記配線部材が固定され、前記第2の部品配設部材に対して前記可動部材が相対移動したときに所定の軌跡を描いて移動することで、前記配線部材の中間部を所定の障害領域を回避した回避軌道を描くようにガイドする配線固定部が設けられたことを特徴とする遊技機である。
(4)上記(3)に記載の遊技機において、前記第1の部品配設部材に対して前記第2の部品配設部材が移動したときに、前記配線部材のうち前記配線固定部の両側部分が屈曲変形することを特徴とする遊技機である。
(5)上記(1)乃至(4)の何れか1に記載の遊技機において、前記配線部材の中間部は、通常は、屈曲した状態になっていて、前記第2の部品配設部材には、前記配線部材の中間部における屈曲部分が、所定角を越えて直線状に向かうように伸ばされることを規制する阻止部材が備えられていることを特徴とする遊技機である。
(6)上記(1)乃至(5)の何れか1に記載の遊技機において、前記第2の部品配設部材には、前記可動部材を収容した収容空間が形成されて、前記第2の部品配設部材が前記第1の部品配設部材に接近するように移動した際に、前記配線部材の一部が前記可動部材にガイドにされて前記収容空間に収納されることを特徴とする遊技機である。
(7)上記(6)に記載の遊技機において、前記収容空間の内面には、前記配線部材が当接する位置に弾性部材が取り付けられていることを特徴とする遊技機である。
(8)上記(1)乃至(7)の何れか1に記載の遊技機において、前記配線部材の周囲を覆い、前記第1の部品配設部材に対して前記第2の部品配設部材が相対移動したときに前記配線部材と共に屈曲可能な保護部材を備えたことを特徴とする遊技機である。
(9)上記(1)乃至(8)の何れか1に記載の遊技機において、前記第2の部品配設部材は前記第1の部品配設部材に対して回動可能に連結され、前記配線部材は前記第1の部品配設部材の回動中心寄り位置に配置されていることを特徴とする遊技機である。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態ではパチンコ遊技機10に本発明を適用していたが、遊技機本体80とガラス扉90との間がケーブル100にて連絡されている他の遊技機(例えば、コイン遊技機やスロットマシン等)に本発明を適用してもよい。
(2)前記実施形態では、遊技機本体80とガラス扉90との間がケーブル100にて連結された遊技機に本発明を適用していたが、遊技機本体80と下皿扉60との間がケーブル100にて連結された遊技機に本発明を適用してもよい。
(3)前記実施形態では、ケーブルガイドレバー130が、ガラス扉90の回動軸と直交した水平軸回りでパチンコ遊技機10の前後方向に回動するように構成されていたが、ケーブルガイドレバー130がガラス扉90の回動軸と平行な垂直軸回り、或いは、ガラス扉90の回動軸に対して傾斜した軸回りで前後方向に回動するようにしてもよい。
(4)前記実施形態では、固定ケーブルクリップ120の上方に可動ケーブルクリップ140が配置されていたが、固定ケーブルクリップ120とケーブルガイドレバー130の配置を上下逆転させてケーブル100を保持させてもよい。具体的には、ケーブルガイドレバー130の下端部に可動ケーブルクリップ140を取り付けて上端部を中心に回動可能とし、固定ケーブルクリップ120を上下方向に貫通して下方に延びたケーブル100が可動ケーブルクリップ140を貫通してその下方で斜め上方に折り返されてガラス扉90側に向かうようにケーブル100を取り廻してもよい。
(5)本発明に係る「本体側ケーブル固定部」及び「固定ケーブル保持リング」は、前記実施形態で例示した固定ケーブルクリップ120(図10参照)に限定するものではなく、例えば、結束バンドやステップルでもよい。同様に、本発明に係る「配線固定部」、「レバー先端保持部」、「可動ケーブル保持リング」は、前記実施形態で例示した可動ケーブルクリップ140に限定するものではなく、例えば、結束バンドでもよい。
(6)前記実施形態においてケーブル100は、ガラス扉90と遊技機本体80とを電気接続するためのものであったが、ガラス扉90と遊技機本体80とを繋ぎ止めるためのケーブルでもよい。
(7)本発明に係る「配線部材(ケーブル100)」が接続される「第1の電気的部品」及び「第2の電気的部品」は、前記実施形態で例示した回路基盤に限定するものではなく、例えば、モータやソレノイドでもよい。
(8)前記実施形態では、遊技機本体80と遊技機本体80に対して回動可能なガラス扉90との間をケーブル100にて連絡したパチンコ遊技機10に本発明を適用していたが、回動以外の相対移動(直動、傾動等)が可能な1対の部品配設部材の間を配線部材にて連絡した遊技機に本発明を適用してもよい。例えば、1対の部品配設部材の一方が遊技板であり、他方が遊技板に直動可能に連結された電動役物である遊技機に本発明を適用してもよい。または、例えば、1対の部品配設部材の一方が本体枠であり、他方が本体枠に移動可能に連結された基盤ケースである遊技機に本発明を適用してもよい。
(9)前記実施形態では、1対の部品配設部材のうち一方(本体枠70)が固定され、他方(ガラス扉90)が移動する構成の遊技機に本発明を適用していたが、1対の部品配設部材の双方が移動しかつその位置関係が変化する遊技機に本発明を適用してもよい。
10 パチンコ遊技機
60 下皿扉(前面扉)
70 本体枠(第1の部品配設部材)
70A 本体側中継基盤(第1の電気的部品)
80 遊技機本体
90 ガラス扉(第2の部品配設部材、前面扉)
90A 扉側中継基盤(第2の電気的部品)
92 ケーブル挿通開口
93 扉後面突部
94 固定リング(扉側ケーブル固定部)
100 ケーブル(配線部材)
102 中間屈曲部(折り返し屈曲部)
105 樹脂チューブ(保護部材)
110 ケーブル収容部屋(収容空間)
115 阻止突起(阻止部材)
116 弾性部材
120 固定ケーブルクリップ(本体側ケーブル固定部、固定ケーブル保持リング)
130 ケーブルガイドレバー(可動部材、回動レバー)
130B レバー中間部
130C 横向きレバー先端部
140 可動ケーブルクリップ(配線固定部、レバー先端保持部、可動ケーブル保持リング)
160 吊元側隙間(障害領域)

Claims (15)

  1. 相対移動可能に連結された第1と第2の部品配設部材に第1と第2の電気的部品が組み付けられ、それら第1と第2の電気的部品の間を電気接続する配線部材の中間部が、前記第1の部品配設部材に対する前記第2の部品配設部材の相対移動に伴って屈曲変形する遊技機において、
    前記第2の部品配設部材とは別個に前記第1の部品配設部材に相対移動可能に連結された可動部材を設け、前記第1の部品配設部材に対して前記第2の部品配設部材が相対移動したときに、前記可動部材が前記第1の部品配設部材に対して相対移動しながら前記配線部材の中間部を所定の障害領域を回避した回避軌道を描くようにガイドするように構成したことを特徴とする遊技機。
  2. 前記障害領域は、前記第1と第2の部品配設部材の間に配置され、前記第1の部品配設部材に対して前記第2の部品配設部材が相対移動したときに、前記配線部材の厚さより大きい状態から前記配線部材の厚さと略同等以下の大きさに狭まる空間であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記可動部材には、前記配線部材が固定され、前記第1の部品配設部材に対して前記可動部材が相対移動したときに所定の軌跡を描いて移動することで、前記配線部材の中間部を前記所定の障害領域を回避した回避軌道を描くようにガイドする配線固定部が設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記第1の部品配設部材に対して前記第2の部品配設部材が相対移動したときに、前記配線部材のうち前記配線固定部の両側部分が屈曲変形することを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記配線部材の中間部は、通常は、屈曲した状態になっていて、前記第1の部品配設部材には、前記配線部材の中間部における屈曲部分が、所定角を越えて直線状に向かうように伸ばされることを規制する阻止部材が備えられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載の遊技機。
  6. 前記第1の部品配設部材には、前記可動部材を収容した収容空間が形成されて、前記第2の部品配設部材が前記第1の部品配設部材に接近するように移動した際に、前記配線部材の一部が前記可動部材にガイドにされて前記収容空間に収納されることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1の請求項に記載の遊技機。
  7. 前記収容空間の内面には、前記配線部材が当接する位置に弾性部材が取り付けられていることを特徴とする請求項6に記載の遊技機。
  8. 前記配線部材の周囲を覆い、前記第1の部品配設部材に対して前記第2の部品配設部材が相対移動したときに前記配線部材と共に屈曲可能な保護部材を備えたことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1の請求項に記載の遊技機。
  9. 前記第2の部品配設部材は前記第1の部品配設部材に対して回動可能に連結され、前記配線部材は束ねられた前記第2の部品配設部材の回動中心寄り位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1の請求項に記載の遊技機。
  10. 遊技機本体と、その遊技機本体の一側部に回動可能に連結されて前記遊技機本体の前面を開閉可能な前面扉との間を連絡するケーブルの一部が、前記遊技機本体の前面のうち回動中心寄り位置に設けられて、前記前面扉の後面に向かって開放したケーブル収容部屋の奥側の本体側ケーブル固定部に固定される一方、前記ケーブルの他の一部が、前記前面扉の後面のうち回動中心寄り位置に設けられた扉側ケーブル固定部に固定され、前記前面扉の回動に伴って、前記ケーブルのうち前記本体側ケーブル固定部と前記扉側ケーブル固定部との間のケーブル中間部が屈曲変形すると共に、前記前面扉を閉じると前記扉側ケーブル固定部が前記ケーブル収容部屋に対向して前記ケーブル中間部が前記ケーブル収容部屋に収容される遊技機において、
    前記ケーブル収容部屋の内側面に基端部が回動可能に連結されて先端部が前後動可能な回動レバーと、
    前記回動レバーの先端部に設けられて前記ケーブル中間部を保持し、前記ケーブル中間部の左右の動きを規制しかつ前後の動きを許容するレバー先端保持部とを備えたことを特徴とする遊技機。
  11. 前記ケーブル中間部に、上下方向で折り返された折り返し屈曲部を設け、前記ケーブル中間部のうち前記折り返し屈曲部より前記本体側ケーブル固定部寄り位置を前記レバー先端保持部に固定したことを特徴とする請求項10に記載の遊技機。
  12. 前記回動レバーには、前記ケーブル収容部屋の内側面に回動可能に連結された前記基端部としてのレバー回動中心基端部と、
    前記レバー回動中心基端部から上下方向に延びたレバー中間部と、
    前記レバー中間部から前記ケーブル収容部屋の横方向の中央側に屈曲した前記先端部としての横向きレバー先端部と、
    前記横向きレバー先端部の前面から突出し、前記ケーブル中間部を上下方向に貫通させた状態で保持した前記レバー先端保持部としての可動ケーブル保持リングとが設けられたことを特徴とする請求項11に記載の遊技機。
  13. 前記ケーブル収容部屋の横方向の中央かつ前記レバー回動中心基端部の側方位置には、前記ケーブル中間部を上下方向に貫通させた状態で保持した前記本体側ケーブル固定部としての固定ケーブル保持リングが設けられたことを特徴とする請求項12に記載の遊技機。
  14. 前記前面扉を閉じた状態で前記可動ケーブル保持リングと前記固定ケーブル保持リングとが上下の略同軸線上に並ぶように配置されたことを特徴とする請求項13に記載の遊技機。
  15. 前記前面扉の後面のうち前記扉側ケーブル固定部より前記前面扉の回動中心寄り位置から突出し、前記前面扉を閉じた状態で前記ケーブル収容部屋内に向かって突出し、前記前面扉を開いた状態で前記ケーブル中間部を前記前面扉の回動中心から離す側に押圧する扉後面突部を備えたことを特徴とする請求項10乃至14の何れか1の請求項に記載の遊技機。
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