JP5123895B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、複数系統の配線ルートが所定区間で並行するように配設された遊技機に関するものである。
各種遊技機のうち、例えばパチンコ機では、矩形状の外枠と、この外枠の前側に左右方向一端側のヒンジにより開閉自在に枢支された内枠とを備え、遊技盤や発射手段の他、スピーカやランプ等の演出手段、各種制御基板等の主要構成部分は内枠側に搭載されている。また、最近ではランプ等の演出手段が内枠側の各所に多数配置されており、制御基板も種類毎に分割されて多数配置されていることから、内枠の裏側にはそれらを電気的に接続するためのハーネスが複雑に張り巡らされている。
また、それらハーネス以外にも、遊技球通路上や制御基板の近傍、その他の内枠各所に設けられた金属部分を接続するようにアース線が張られており、更にそのアース線も、例えば遊技球と導通する金属部分は、ノイズの影響を受けやすい制御基板関係の金属板とは別系統とする等、複数系統設けられる場合もある。
このように、内枠の裏側には、ハーネスやアース線などの多数の配線が張り巡らされており、特に内枠の外周側については、僅かなスペースに多くのハーネス等を配設する必要があるため、ハーネスの一部が内枠開閉時に内枠と外枠との間に挟まれて断線等の不具合が発生する可能性がある。そこで、特許文献1に記載のパチンコ機では、ハーネスを覆うハーネスカバーを内枠の背面側に装着することにより、ハーネスを所定位置に拘束して挟み込みによる断線等の不具合を防止している。
特開2004−275587号公報
特許文献1に記載のパチンコ機では、1つのハーネスカバーにより一系統のハーネスのみをカバーしているが、複数系統のハーネスが並行する区間にこのハーネスカバーを設ける場合、ハーネスカバー内に複数系統のハーネス等が混在することとなって紛らわしく、また多くの配線を1つの通路内に詰め込む必要があるため組み立て時等の配線作業が非常に煩わしくなる問題がある。しかも、このハーネスカバーを取り付けることによって配線のためのスペースが更に圧迫されてしまうという問題もある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、異なる系統の配線ルートを明確に区別した状態で限られたスペース内に配線を確実に保持し且つ保護することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、複数系統の配線ルートが所定区間で並行するように配設された遊技機において、合成樹脂により形成された配線溝87と、この配線溝87を略閉鎖するように装着された板金部材89と、前記配線溝87とは別の第1配線溝84と、この第1配線溝84を略閉鎖するように着脱自在に装着される溝蓋部材88とを備え、前記溝蓋部材88上に前記配線溝87が設けられており、前記配線溝87内に通された被覆線90と前記板金部材89と前記第1配線溝84内に通された配線86とが互いに別系統の前記配線ルートを構成しており、前記溝蓋部材88は、前記第1配線溝84と前記板金部材89との間で挟持されているものである。
本発明によれば、被覆線90を配線溝87内に確実に収容することができ、またその配線溝87を略閉鎖する板金部材89自体が別系統の配線を構成することにより、それら異なる系統の配線を明確に区別することができると共に配線のためのスペースを圧迫することもなく、異なる系統の配線ルートを明確に区別した状態で限られたスペース内に配線を確実に保持し且つ保護することが可能となる。
本発明の一実施形態を示すパチンコ機の全体正面図である。 同じくガラス扉及び前面開閉板を外した状態の正面図である。 同じく全体背面図である。 同じく全体平面断面図である。 同じく内枠の全体斜視図である。 同じく内枠の要部斜視図である。 同じく図6における溝蓋部材と板金部材の分解図である。 同じく内枠の要部平面断面図である。 同じく内枠の要部側面断面図である。 本発明の変更例を示す内枠の要部平面断面図である。 本発明の他の変更例を示す内枠の要部平面断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図9は本発明をパチンコ機に採用した一実施形態を例示している。図1〜図3において、遊技機本体1は、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に開閉自在に枢着された内枠3とを備えている。
内枠3は、図2,図5等に示すように、外枠2の前縁側に当接する矩形状の枠部4と、この枠部4の内縁側から外枠2の内面側に沿って後ろ向き膨出状に形成された嵌合部5とを備え、非導電性の合成樹脂により例えば一体形成されており、嵌合部5の内側下部に設けられた下部装着部6に発射手段7等が、嵌合部5の内側で且つ下部装着部6の上側に設けられた遊技盤装着枠8に遊技盤9が夫々配置されている。
枠部4は、上下一対の横枠部4a,4bと、左右一対の縦枠部4c,4dとで構成されており、内枠3はその左右一端側、例えば左縦枠部4c側に設けられた上下方向のヒンジ10により外枠2に枢支されている。
また、内枠3の前側には、図1に示すように下部装着部6に対応する前面開閉板11と、この前面開閉板11の上側で遊技盤9の前側に対応するガラス扉12とがヒンジ10と同じ側のヒンジ13により開閉自在に枢支されている。前面開閉板11には、その前側に、発射手段7に供給するための遊技球を貯留する上皿14、この上皿14が満杯となったときにその余剰球を受けて貯留する下皿15、発射手段7を作動させるための発射ハンドル16等が設けられている。
ガラス扉12は、図4に示すように、遊技盤9の遊技領域9aを透視可能なガラス窓17の窓孔を有する例えば板金製の扉枠18と、この扉枠18の前側に装着された合成樹脂製の化粧カバー19と、扉枠18の裏側に装着されたガラスユニット20とを備え、内枠3側に閉じたとき、扉枠18の外縁側が上横枠部4a及び左右の縦枠部4c,4dの前側に略当接すると共に、ガラスユニット20がその内側に嵌合するようになっている。ガラスユニット20は、前後二枚のガラス板21と、この二枚のガラス板21を外周で保持する合成樹脂製の保持枠22とで構成されており、扉枠18の裏側に着脱自在に装着されている。
下部装着部6は、下横枠部4bの上側に沿って横長状に形成されており、その前側の例えば左右方向略中央に発射手段7が配置され、前面開閉板11側の上皿14からこの発射手段7に発射用の遊技球が供給されるようになっている。発射手段7は、図2に示すように、板金製の支持板31と、この支持板31の前面に装着された発射レール32と、支持板31の前面で前後方向の駆動軸廻りに揺動自在に支持された打撃槌33と、支持板31の裏側に装着され且つ打撃槌33を打撃方向に駆動するロータリソレノイド等の発射駆動手段34等を備え、発射ハンドル16が操作されたときに発射駆動手段34により打撃槌33を打撃方向(時計廻り)に間欠的に駆動することにより、上皿14から発射レール32上に供給された遊技球を発射レール32に沿って打撃して遊技盤9側に発射させるようになっている。
また、発射手段7の左側には、後述する払い出し手段73から払い出された遊技球を前面開閉板11側の上皿14に排出すると共に上皿14が満杯となったときにその余剰球を下皿15側に案内する分岐通路ユニット35等が、右側には下部スピーカ36が夫々配置されている。
遊技盤装着枠8は、嵌合部5の前部側に設けられており、図2,図5等に示すように、嵌合部5を構成する上嵌合部5aに設けられる上支持枠41、下部装着部6の上縁側に設けられる下支持枠42、嵌合部5を構成する左嵌合部5cに設けられる左支持枠43、嵌合部5を構成する右嵌合部5dに設けられる右支持枠44により、前側が遊技盤着脱可能に開放された矩形状に形成されている。
上下左右の支持枠41〜44は、夫々上横枠部4a、下部装着部6、左縦枠部4c、右縦枠部4dの内周側(下部装着部6については上縁側)から後ろ向きに延設された装着枠周壁部41a〜44aと、この装着枠周壁部41a〜44aの後端側から遊技盤9の背面に沿って内向きに延設された装着枠後壁部41b〜44bとで断面略L字型に形成されている。
また、支持枠41〜44のうちの一つ、例えば左支持枠43側には、例えば装着枠周壁部43aから遊技盤9の前面側に沿って突設される前面支持部45と、例えば装着枠後壁部43b上又はその内周側に配置され且つ遊技盤9の端部(左端部)を前側の前面支持部45側に付勢する板ばね等よりなる付勢手段46とが設けられており、遊技盤9の端部 (左縁部)をその外周面側及び前後両面側の三方から挟み込むと共に付勢手段46により前側、即ち前面支持部45側に押圧して支持するようになっている。
また、遊技盤装着枠8上又はその近傍には、遊技盤9における前面支持部45とは反対の端部側に対応して、遊技盤装着枠8に前側から装着された遊技盤9を固定する1又は複数の締結具47が設けられている。
遊技盤9はベニヤ板等により略矩形状に形成されており、図2に示すように、その前面側には発射手段7からの遊技球を案内するガイドレール51が設けられ、このガイドレール51の内側の遊技領域9a内に、画像表示手段を備えたセンターケース52の他、通過ゲート53、開閉式入賞手段54、大入賞手段55、普通入賞手段56等の各種遊技部品が装着されている。
また遊技盤9の裏面側には、図3に示すように、センターケース52等の遊技部品を後側から覆う裏ケース57aと、その裏ケース57aの下側に配置される集球ケース57bとが装着され、例えばその集球ケース57bの背面側に主制御基板58aが格納された主基板ケース58が、裏ケース57aの背面側に演出制御基板59aが格納された演出基板ケース59、液晶制御基板60aが格納された液晶基板ケース60等が着脱自在に装着されている。
また、嵌合部5の後部側で遊技盤装着枠8の後側には、図4,図5等に示すように、遊技盤9の後部側を略覆う後部ケース61が一体に設けられている。後部ケース61は、遊技盤装着枠8の装着枠後壁部41b〜44bの内縁側から遊技盤9側の裏ケース57a及び集球ケース57bの外周面に沿って後ろ向きに延設された後部ケース周壁部62と、裏ケース57a及び集球ケース57bの背面に沿って配置される後部ケース後壁部63とで構成されている。後部ケース後壁部63には、その略中央に遊技盤9の裏側の基板ケース58〜60等が嵌合する開口部64が設けられると共に、この開口部64を後側から開閉可能に覆う開閉カバー65(図3及び図5)が着脱自在に装着されている。
図3に示すように、嵌合部5の後側には開口部64の上側に遊技球タンク71とタンクレール72とが配置され、開口部64の左右一側、例えばヒンジ10側には、後部ケース後壁部63の背面側に払い出し手段73と払い出し通路74とが装着されており、遊技球が大入賞手段55等の入賞口に入賞したとき、又は図外の自動球貸し機から球貸し指令があったときに、遊技球タンク71内の遊技球をタンクレール72を経て払い出し手段73により払い出し、その遊技球を払い出し通路74、分岐通路ユニット35(図2)を経て上皿14に排出するようになっている。
また、開口部64の後側には、その左右方向一側、例えばヒンジ10と反対側に、1又は複数のコネクタ75が略前向きに配置されたコネクタケース76が装着されており、遊技盤9が遊技盤装着枠8に前側から装着されたとき、遊技盤9の裏側に後ろ向きに設けられた遊技盤側コネクタ(図示省略)がこのコネクタ75に接続されるようになっている。
また、後部ケース61の下側で且つ下部装着部6の背面側には、基板装着台81が着脱自在に装着されており、この基板装着台81の背面側に、例えば電源基板82aが格納された電源基板ケース82と、払い出し制御基板83aが格納された払い出し基板ケース83とが着脱自在に装着されている。
嵌合部5のヒンジ10側の側面、即ち左嵌合部5cの外面側には、図6〜図9等に示すように、遊技盤装着枠8の後側で且つ後部ケース61の側方に沿って第1配線溝84が一体に設けられている。この第1配線溝84は、遊技盤装着枠8を構成する装着枠後壁部43bと、後部ケース61を構成する後部ケース周壁部62と、装着枠周壁部43aの後端側から後ろ向きに延設された第1側壁部85とで後ろ向きに開放する断面略コの字型に形成され、例えば左嵌合部5cの上部側から下部側にかけて設けられており、その内部には図8,図9に示すように所定のハーネス(配線)86が収容されている。
第1配線溝84の後側には、第1配線溝84を略閉鎖すると共にその第1配線溝84の後側に第2配線溝(配線溝)87を形成する溝蓋部材88と、この溝蓋部材88を略閉鎖する板金部材89とが着脱自在に装着されている。なお、板金部材89は内枠3に対して直接的に固定され、溝蓋部材88は第1配線溝84と板金部材89とで挟持されることにより内枠3に固定されている。
溝蓋部材88は、非導電性の合成樹脂製で、第1配線溝84と略同じ幅に形成された縦長板状の蓋板部88aと、この蓋板部88aにおける外側、即ち第1側壁部85側の縁部に沿って後ろ向きに突設された第2側壁部88bとで断面略L字型に形成されており、第1側壁部85の後縁部と後部ケース周壁部62との間の開口部を蓋板部88aで後側から略閉鎖し、第2側壁部88bが第1側壁部85と同一平面をなすように第1配線溝84の後側に装着されている。
このように、第1配線溝84はハーネス86を収容した状態で溝蓋部材88により略閉鎖されるため、ハーネス86が第1配線溝84からはみ出すことがなく、ハーネス86が外枠2と内枠3との間に挟まれて断線する等の不具合を防止できる。
また、溝蓋部材88が第1配線溝84の後側に装着されることにより、この溝蓋部材88の蓋板部88a及び第2側壁部88bと、後部ケース61を構成する後部ケース周壁部62とにより、後ろ向きに開放する断面略コの字型の第2配線溝87が形成されている。この第2配線溝87内には、図8,図9に示すように被覆線よりなる第1アース線90が収容されている。第1アース線90は、例えば遊技球と導通不可能となっており、主として主制御基板58a等の制御基板の近傍に配置された金属板等が接続されている。
なお、溝蓋部材88における後部ケース周壁部62側の縁部は、第1配線溝84内に設けられた支持リブ91に後側から当接することにより支持されている。支持リブ91は、例えば後部ケース周壁部62から第1配線溝84内に向けて突設されており、第1配線溝84の長手方向の複数箇所に配置されている。
更に、第1配線溝84内には、その長手方向の複数箇所に、板金部材89をねじ止め固定するための第1ねじ止め基部92が設けられている。この第1ねじ止め基部92は、例えば第1側壁部85の内面側に沿って後ろ向きに設けられ、その後端側は第1側壁部85の後縁部よりも後方に突出しており、溝蓋部材88を第1配線溝84の後側に装着したとき、この第1ねじ止め基部92が、溝蓋部材88の縁部に設けられた嵌合部93に嵌合するようになっている。
なお、嵌合部93は、溝蓋部材88の縁部から蓋板部88aの内側に向けて凹入する切欠状に形成され、第2側壁部88bはその嵌合部93の部分ではその嵌合部93に沿うように屈曲状に形成されており、第2側壁部88bの後端面と第1ねじ止め基部92の後端面とが略面一となっている。
板金部材89は、溝蓋部材88と略同じ幅に形成された縦長板状の溝蓋部89aと、この溝蓋部89aの一側に設けられた側板部89bとを断面略L字型となるように一体に備えており、溝蓋部89aで第2配線溝87を後側から略閉鎖し、側板部89bを後部ケース周壁部62に沿わせた状態で、溝蓋部89aを第1ねじ止め基部92にねじ止めし、また例えば側板部89bの後端側から後部ケース後壁部63に沿って一体に設けられた固定フランジ94を後部ケース後壁部63側の第2ねじ止め基部95にねじ止めすることにより内枠3に着脱自在に固定されている。これにより、溝蓋部材88は、第1配線溝84と板金部材89の溝蓋部89aとで前後に挟持され、内枠3に固定される。
このように、第2配線溝87は第1アース線90を収容した状態で板金部材89により略閉鎖されるため、第1アース線90が第2配線溝87からはみ出すことがなく、第1アース線90が外枠2と内枠3との間に挟まれて断線する等の不具合を防止できる。
また、この板金部材89は、それ自体が、第2配線溝87内に収容される第1アース線90とは別系統の第2アース線を構成している。この板金部材89による第2アース線には、例えば遊技球と導通可能な遊技球通路上の金属板等が接続されており、この第2アース線を第1アース線90とは別系統とすることにより、遊技球に溜まった静電気が制御基板等に悪影響を与えることを防止している。
以上説明したように、本実施形態のパチンコ機では、合成樹脂により形成された第2配線溝87と、この第2配線溝87を略閉鎖するように装着された板金部材89とを備え、第2配線溝87内に通された被覆線90と板金部材89とが互いに別系統の配線ルートを構成しているため、被覆線90を第2配線溝87内に確実に収容することができ、またその第2配線溝87を略閉鎖する板金部材89自体が別系統の配線を構成することにより、それら異なる系統の配線を明確に区別することができると共に配線のためのスペースを圧迫することもなく、異なる系統の配線ルートを明確に区別した状態で限られたスペース内に配線を確実に保持し且つ保護することが可能となる。
また、板金部材89は、第2配線溝87を略閉鎖する溝蓋部89aとその一側に設けられた側板部89bとを断面略L字型となるように一体に備えているため、内枠3の補強部材としても有効に機能させることができる。
また、第2配線溝87とは別の第1配線溝84を略閉鎖する溝蓋部材88上に第2配線溝87を設け、この第1配線溝84内に、被覆線90及び板金部材89とは異なる系統の
ハーネス86を収容しているため、更に異なる1系統の配線を明確に区別した状態で限られたスペース内に確実に保持し且つ保護することが可能となる。
矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に左右方向一端側のヒンジ10により開閉自在に枢支された内枠3とを備え、この内枠3は、外枠2内に前側から嵌合する嵌合部5を備え、この嵌合部5のヒンジ10側の側面で且つ遊技盤装着枠8の後側に第1配線溝84を一体に形成し、その第1配線溝84の後側に溝蓋部材88及び板金部材89を着脱自在に装着しているため、遊技盤装着枠8の後側のデッドスペースを有効に活用できる。
溝蓋部材88は、第1配線溝84とこれに固定された板金部材89との間で挟持されているため、組み立て作業も極めて容易である。
また、被覆線90と板金部材89とが互いに別系統のアース線、例えば遊技球と導通可能な第1アース線と、遊技球と導通不可能な第2アース線とを構成しているため、遊技球に溜まった静電気が制御基板等に悪影響を与えることを防止できる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施形態では第1配線溝84と第2配線溝87の2系統の配線溝を板金部材89と並行するように設けた例を示したが、板金部材89と並行する配線溝は1つであってもよいし3以上であってもよい。
並行する配線溝を1つとする場合には、図10に示すように例えば実施形態における溝蓋部材88を削除して第1配線溝84を板金部材89で略閉鎖するように構成すればよい。また、並行する配線溝を3以上とする場合には、図11に示すように例えば実施形態における溝蓋部材88を2以上重ねて配置すればよい。
第1配線溝84、溝蓋部材88、板金部材89等は、内枠3における開閉端側に配置してもよいし、内枠3における上縁側、下縁側等に左右方向に配置してもよい。また溝蓋部材88と板金部材89とは内枠3に対して個別に固定してもよい。
第1,第2配線溝84,87内及び板金部材89による複数系統の配線ルートは、どのような種類であってもよい。例えば、板金部材89により唯一のアース線を構成し、第1,第2配線溝84,87内には他のハーネスを夫々収容してもよいし、第1,第2配線溝84,87内に板金部材89のアース線とは異なる系統のアース線を夫々収容してもよい。
また本発明は、パチンコ機に限らず、アレンジボール機、スロットマシン等の各種遊技機においても同様に実施することが可能である。
2 外枠
3 内枠
5 嵌合部
8 遊技盤装着枠
9 遊技盤
10 ヒンジ
84 第1配線溝
86 ハーネス(配線)
87 第2配線溝(配線溝)
88 溝蓋部材
89 板金部材(第2アース線)
89a 溝蓋部
89b 側板部
90 被覆線(第1アース線)

Claims (1)

  1. 複数系統の配線ルートが所定区間で並行するように配設された遊技機において、合成樹脂により形成された配線溝(87)と、この配線溝(87)を略閉鎖するように装着された板金部材(89)と、前記配線溝(87)とは別の第1配線溝(84)と、この第1配線溝(84)を略閉鎖するように着脱自在に装着される溝蓋部材(88)とを備え、前記溝蓋部材(88)上に前記配線溝(87)が設けられており、前記配線溝(87)内に通された被覆線(90)と前記板金部材(89)と前記第1配線溝(84)内に通された配線(86)とが互いに別系統の前記配線ルートを構成しており、前記溝蓋部材(88)は、前記第1配線溝(84)と前記板金部材(89)との間で挟持されていることを特徴とする遊技機。
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