JP5906156B2 - 遊技機 - Google Patents
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遊技盤(21)と、該遊技盤(21)の裏側に配設されて各種電気部品が取り付けられる設置部材(27)とを備えた遊技機において、
前記設置部材(27)の前側に取り付けられた第1の電気部品(41,42b,43)と、
前記設置部材(27)に取り付けられて後方に突出する第2の電気部品(39b)と、
前記設置部材(27)に形成されて前後方向に開放し、前記第1の電気部品(41,42b,43)に接続する配線(HA)が設置部材(27)の裏側に引き出されるように挿通される挿通口(51)と、
前記設置部材(27)に配設されて、前記第2の電気部品(39b)の後方端を跨ぐように延在する保持路(W)を有し、前記挿通口(51)を介して引き出された前記配線(HA)を前記保持路(W)で保持する保持部材(56,65)とを備え、
前記保持部材(56,65)には、前記挿通口(51)から引き出される前記配線(HA)を前記保持路(W)に案内する案内部(63)と、前記挿通口(51)との対向面に形成されて前記保持路(W)内に開口する通孔(56a)とが設けられ、該通孔(56a)を介して前記第2の電気部品(39b)に接続する第2の配線(HE)が保持路(W)内に引き出され、該第2の配線(HE)は前記挿通口(51)から引き出された配線(HA)と纏めて保持路(W)内に保持されるよう構成したことを要旨とする。
また、第2の電気部品に接続する第2の配線を他の配線と纏めて保持することができ、配線を処理する際の作業性が向上する。
実施例に係るパチンコ機10は、図1または図2に示すように、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に縦置き姿勢で設置される固定枠としての外枠11の開口前面側に、遊技盤21を着脱可能に保持する本体枠としての中枠(枠部材)12が開閉および着脱可能に組み付けられて、該遊技盤21の裏側に、各種図柄を変動表示可能な図柄表示装置18が着脱可能に配設されている。また、前記中枠12の前面側には、前記遊技盤21を透視保護するガラス板や透明な合成樹脂材により形成された透視保護板13bで前後に開口する窓部13aを覆うよう構成された前枠13が開閉可能に組み付けられると共に、該前枠13の下方にパチンコ球を貯留する下球受け皿15が開閉可能に組み付けられる。なお、実施例では、前記前枠13の下部位置に、パチンコ球を貯留する上球受け皿14が一体的に組み付けられており、前枠13の開閉に合わせて上球受け皿14も一体的に開閉するよう構成される。なお、実施例では、前記図柄表示装置18としては、後述するように各種図柄を表示可能な液晶パネルを収容ケース31に収容した液晶表示装置が採用されるが、これに限られるものではなく、ドラム式の図柄表示装置やドットマトリックス式の図柄表示装置等の各種図柄を停止および変動表示可能な従来公知の各種の図柄表示装置を採用し得る。また、前記上球受け皿14は、前記前枠13と別体に形成してもよい。なお、球受け皿については、上下2枚の球受け皿14,15を備えるものに限らず、1枚の球受け皿のみを設ける構成であってもよい。
前記外枠11は、上下左右の4つの枠部材を相互に組み付けることで縦長の矩形枠体として構成されるものであって、4つの枠部材で画成される開口領域に対し、前記中枠12が開閉および着脱自在に支持されて、外枠11に対して中枠12を閉成することで、該外枠11の内側に中枠12が収容されるよう構成される。
図2に示すように、前記中枠12は、上縁をなす上枠部材12aと、下縁をなし、打球発射装置16、各種制御装置(図示せず)を設置する設置部として機能する下枠部材12bと、左縁(一方の側縁)をなす左枠部材12cと、右縁(他方の側縁)をなす右枠部材12dとから構成されて、これら上下左右の枠部材12a,12b,12c,12dを組み付けた際に、全体が外枠11の開口領域に整合する大きさに形成される。そして、外枠11に対して中枠12の左枠部材12c側が、ヒンジ機構19を介して回動自在に支持されて、右枠部材12dが施錠装置(図示せず)により施錠されるようになっている。また、中枠12には、上下左右の枠部材12a,12b,12c,12dを組み付けることで前後に開口する遊技盤保持部20が画成され、該遊技盤保持部20に遊技盤21が着脱自在にセット保持される。図1,図2において、遊技盤21の前面に配設されている各種の遊技部品は、後述する案内レール26を除いて図示省略してある。また、図2においては、前枠13に配設されている透視保護板13bも図示省略している。
前記遊技盤21は、図2および図3に示すように、前記中枠12の遊技盤保持部20に整合する略正方形に形成された所定板厚の木材板の表面に、各種絵柄等が描かれた合成樹脂シート(図示せず)等を貼付けて装飾した板部材であって、該遊技盤21の表面(盤面)に配設された略円形状に湾曲形成する案内レール26により、パチンコ球が流下可能な遊技領域21aが画成されている。また、前記遊技盤21の裏面に、図4に示す如く、前記図柄表示装置18が着脱自在に取り付けられる設置部材27が配設されており、該設置部材27に形成された前後に開口する開口部27aを介して図柄表示装置18の表示部を前側から視認し得るよう構成される。遊技盤21には、前記案内レール26で囲まれた遊技領域21aの略中央の大部分が開口する装着口(図示せず)に、前後に開口する開口部28aが形成された枠状装飾部材28が取り付けられ、該枠状装飾部材28の開口部28aを介して図柄表示装置18の表示部が遊技盤21の前面側に臨むよう構成されている。前記枠状装飾部材28における開口部28aの上方に臨む部位に、LED等の発光体を基板に実装した前発光装置29を備えた前装飾体30が配設され、開口部28aの上方位置を光で装飾し得るようになっている。なお、実施例では、遊技盤21に配設された枠状装飾部材28の開口部28aおよび設置部材27の開口部27aが、図柄表示装置18の表示部を前側から視認可能とする可視表示部となっている。
図4に示す如く、前記設置部材27に配設される図柄表示装置18は、各種図柄を表示可能な液晶パネルが収容ケース31に収容されたユニット部材であって、収容ケース31の左側面に係止突部31aが上下に離間する2箇所に設けられている。この係止突部31aは、前記設置部材27の裏側に設けられる後述する左規制壁37と係脱可能に係止されるようになっている。また、前記収容ケース31の右側部の上下端部に、右方へ突出する支持部31bが夫々形成されており、設置部材27の裏側に設けた後述する支持台部38に、図示しないロック部材を介して着脱自在に取り付けられるよう構成されている。
前記設置部材27は、前記遊技盤21の外郭形状より僅かに小さい形状に形成された略矩形状の背面板32と、該背面板32の外周縁部から前方に突出する画壁部33とから前方に開口した箱状に形成されて、該画壁部33の開口前端部を遊技盤21の裏面に当接させた状態で、当該遊技盤21と設置部材27とがネジ止め固定される。そして、前記設置部材27において前記遊技盤21との間に画成される空間に、各種の演出装置39,42,46,48等が設置されて、設置部材27を基材とする1つのユニットとして扱い得るようになっている(図5参照)。また、前記設置部材27の背面板32には、前記枠状装飾部材28の開口部28aと前後に整列する位置に、略矩形状の開口部27aが前後に開口するよう開設されると共に、該背面板32の裏側に前記図柄表示装置18が着脱自在に取り付けられて、該開口部27a,28aを介して図柄表示装置18の表示部が遊技盤21の前側に臨むようになっている(図8参照)。なお、以下の説明では、設置部材27の背面板32について、開口部27aに対する上下左右の各部位を、上板部32a,下板部32b,左板部32c,右板部32dと指称して区別する場合もある。また、画壁部33についても、開口部27aに対する上下左右の各部位を、上壁部33a,下壁部33b,左壁部33c,右壁部33dと指称して区別する場合もある。
図5に示すように、前記設置部材27における上板部32aの前面には、第1演出装置39が配設されている。この第1演出装置39は、上下方向に移動自在な第1可動体39aと、該第1可動体39aを上下方向に移動する駆動手段としての第1駆動モータ(第2の電気部品)39bとを備える。また上板部32aには、図6,図7に示す如く、前記設置領域Sより上方位置(上規制壁35の下面位置より上側)で左右方向の中央より右側に偏った位置に前後方向に開口する通孔40が開設されており、該通孔40から前記第1駆動モータ39bが後方に突出するよう構成される。通孔40から後方に突出した第1駆動モータ39bは、前記図柄表示装置18の設置領域Sの上外方に位置するよう構成されている。より具体的には、前記遊技盤21の上部位置の後方に重なるように位置する前記球タンク24は、図8に示す如く、前記設置部材27の上壁部33aに近接する上方位置を該設置部材27の背面板32(上板部32a)から後方に所定長さ延出しており、該延出部分と前記設置領域Sに取り付けた図柄表示装置18の上端部との間に第1駆動モータ39bが位置している。また、第1駆動モータ39bの後端は、球タンク24の後端より前側に位置している。第1可動体39aには、LED等の発光体を基板に実装した第1発光装置41が配設されると共に、第2駆動モータ(第1の電気部品)42bにより回転駆動される第2可動体42aを備えた第2演出装置42が配設されている。また第2可動体42aには、LED等の発光体を基板に実装した第2発光装置43が配設されている。実施例では、前記第1発光装置41、第2発光装置43および第2駆動モータ42bが、設置部材27の前側に配設される第1の電気部品となる。
図5に示す如く、前記設置部材27における左板部32cの前側には、第3演出装置46が配設されている。この第3演出装置46は、左右方向に移動自在な第3可動体46aと、該第3可動体46aを左右方向に移動する駆動手段としての第3駆動モータ46bとを備えると共に、第3可動体46aにはLED等の発光体を基板に実装した第3発光装置47が配設されている。また、設置部材27における右板部32dの前側には、第4演出装置48が配設されている。この第4演出装置48は、左右方向に移動自在な第4可動体48aと、該第4可動体48aを左右方向に移動する駆動手段としての第4駆動モータ48bとを備えると共に、第4可動体48aにはLED等の発光体を基板に実装した第4発光装置49が配設されている。
前記設置部材27における下板部32bの裏面には、図4に示す如く、前記下規制壁3より下方位置に、第1中継基板(第1の基板)50が配設されている。そして、前記上板部32aに配設した前記第2中継基板44に接続された中継用配線HFおよび第3演出装置46の第3駆動モータ46bおよび第3発光装置47に接続する配線HCが、上板部32a、左板部32cおよび下板部32bの裏側を引き回された後に、第1中継基板50に夫々コネクタ接続される。そして、該第1中継基板50にコネクタ接続された各配線HC,HFは、第1中継基板50を介して前記制御装置に電気的に接続されて、該制御装置によって前記演出装置39(第1駆動モータ39b),42(第2駆動モータ42b),46(第3駆動モータ46b),48(第4駆動モータ48b)および発光装置29,41,43,47,49が制御されるよう構成してある。
前記設置部材27の上板部32aには、図4,図6,図7に示す如く、前記通孔40を挟んで基板設置部45と反対側(通孔40の右側)に、前後方向に開放する第1挿通口(挿通口)51が形成されており、上板部32aの前側に配設された前記第1発光装置41、第2駆動モータ42b、第2発光装置43に接続する配線HAが、該第1挿通口51を介して上板部32aの裏側に引き出されるよう構成される。なお、第1挿通口51は、前記図柄表示装置18の設置領域Sの上外方(図柄表示装置18と球タンク24との間)に位置している(図10参照)。また、前記上壁部33aには、第1挿通口51の上方位置に、下側に凹設されて前後および上方に開放する溝部52が前後方向に所定長さで形成されている。そして、前記前発光装置29に接続する配線HDが、溝部52に挿通されて上板部32aの裏側に引き出されるよう構成してある。なお、溝部52は、内部の左右幅寸法より上側の開口の左右幅寸法が小さく設定されて、上側の開口から溝部52内に収容した配線HDが上側の開口から容易に抜け出さないようになっている。また、上壁部33aには、溝部52の前端側において上側の開口に連通する切欠部53が、前側に向かうにつれて左右幅が広がるように形成されており、溝部52に通した配線HDの前発光装置29に対する接続作業性を向上し得るよう構成してある。
図4,図7〜図10に示すように、前記上板部32aには、前記通孔40から後方に突出する第1駆動モータ39bの後方を囲繞する保持部材56が配設され、前記第1駆動モータ39b、第1発光装置41、第2駆動モータ42b、第2発光装置43、第4駆動モータ48b、第4発光装置49および前発光装置29と第2中継基板44とを接続する配線HA,HB,HD,HEを、前記設置領域Sの上外方において第1駆動モータ39bの後方を通って延在する状態で保持するよう構成される。この保持部材56は、前記第1駆動モータ39bを跨ぐように左右方向に延在する平面視略コ字状の基板部57と、該基板部57の下端縁に接続されて第1駆動モータ39bから離間する外方に突出する下ガイド壁58と、該基板部57の上端縁に接続されて第1駆動モータ39bから離間する外方に突出する上ガイド壁59とから基本的に構成されて、これら基板部57および一対のガイド壁58,59によって、基板部57の外側に前記配線HA,HB,HD,HEを保持する保持路Wを左右方向に延在するように画成している。すなわち、保持部材56には、第1駆動モータ39bの後方端を左右方向に跨ぐように延在する保持路Wが形成されている。なお、実施例の保持部材56では、上下のガイド壁58,59について、基板部57の上下の各端縁から内方(第1駆動モータ39b側)にも所定長さだけ突出するよう構成している。
図4および図7に示す如く、前記上板部32aの裏面には、前記図柄表示装置18の設置領域Sの上外方で該上板部32aの右端と前記第1挿通口51との間に、前記第2挿通口54から裏側に引き出された第2配線HBを係止する複数の配線係止手段64が配設されている。そして、この配線係止手段64に第2配線HBを係止して左方に引き回すことで、第2挿通口54から前記保持部材56までの間に位置する第2配線HBが、図柄表示装置18と球タンク24との間に保持されるようになっている。また、上板部32aの裏面に、前記設置領域Sの上外方で前記基板設置部45と第3挿通口55との間に、第2中継基板44からの中継用配線HFを係止する配線係止手段64が配設されており、該配線係止手段64に中継用配線HFを係止して左方に引き回すことで、第2中継基板44からの中継用配線HFが、図柄表示装置18と球タンク24との間に保持されるようになっている。更に、前記左板部32cおよび下板部32bの裏面には、第3配線HCおよび中継用配線HFを係止可能な複数の配線係止手段64が、前記設置領域Sの外方位置に設けられており、これら配線係止手段64に配線HC,HFを係止することで、該配線HC,HFは所定の経路に沿って引き回されるよう構成される。
次に、前述のように構成された実施例に係るパチンコ機10の作用につき説明する。
図13,図14は、別実施例に係る保持部材65を示すものであって、基本的な構成は前述した実施例の保持部材56と同じであるので、異なる部分についてのみ説明し、同じ部位には同じ符号を付すものとする。
なお、遊技機の構成としては、実施例や別実施例のものに限らず、種々の変更が可能である。
(1) 保持部材の形状としては、実施例のものに限られるものではない。すなわち、保持部材としては、設置部材の後方に突出する第2の電気部品の後方を通って延在する状態で配線を保持し得るよう構成すればよい。
(2) 実施例では、保持部材に1つの配線フックを設けた場合で説明したが、複数の配線フックを設ける構成を採用し得る。例えば、実施例では基板部における後板に対向する位置にのみ配線フックを設けたが、基板部における第1挿通口側に位置する右板に対向する位置にも配線フックを設ける構成を採用することができる。
(3) 実施例では、前記設置部材における上板部の前側に、第1の電気部品としての第1発光装置、第2駆動モータ、第2発光装置を配設すると共に、該上板部の後方に突出するように第2の電気部品としての第1駆動モータを配設したが、これに限定されるものではなく、各種電気部品を第1および第2の電気部品として採用することができる。また上板部の前側に配設される第1の電気部品は、複数に限らず1つであってもよい。
(4) 実施例では、保持部材を設置部材における開口部の上側(上板部)に設けた場合で説明したが、保持部材の配設位置はこれに限られるものではなく、設置部材における開口部の下側(下板部)、左側(左板部)または右側(右板部)に設けるものであってもよい。また、保持部材の姿勢について、実施例では第1駆動モータ(第2の電気部品)の後方端を左右方向に跨ぐ姿勢で配設したが、例えば開口部の左側(左板部)や右側(右板部)に配設する場合は、第2の電気部品の後方端を上下方向に跨ぐ姿勢で配設する構成を採用し得る。すなわち、保持部材は、第2の電気部品の後方を引き回される配線の引き回し方向に沿って保持路が延在するような姿勢になっていればよい。
(5) 実施例では、遊技盤を木材板で形成したが、これに限られるものではなく、遊技盤を合成樹脂材から透明または不透明に形成するようにしてもよい。
(6) 実施例では、遊技機としてパチンコ機を例示して説明したが、これに限られるものではなく、アレンジボール機やピンボール機、スロットマシン機等の各種遊技機を採用し得る。
実施例および変更例に記載された遊技機からは、下記の付記に記載した構成に係る遊技機を特定可能である。
〔付記1〕
請求項1の構成を含む遊技機において、
前記遊技盤(21)が配設される枠部材(12)と、該枠部材(12)の裏側上部に設けられ、遊技球を貯留する球タンク(24)と、前記設置部材(27)の裏側に取り付けられ、該設置部材(27)および遊技盤(21)に形成した可視表示部(27a,28a)を介して遊技盤(21)の前側から視認可能な図柄表示装置(18)とを備え、
前記第2の電気部品(39b)は、前記遊技盤(21)を枠部材(12)に配設した状態で、前記球タンク(24)と設置部材(27)に配設された図柄表示装置(18)との間に位置し、前記保持部材(56,65)は、前記配線(HA)を図柄表示装置(18)と球タンク(24)との間に延在するように保持することを要旨とする。
付記1の遊技機によれば、遊技盤の枠部材に対する取り付け時や設置部材に対する図柄表示装置の取り付け時に配線の挟み込みや引っ掛かりを防止しつつ、上下幅の限られたスペースに配線を通すことができる。
〔付記2〕
請求項1の構成を含む遊技機において、
前記保持部材(56,65)は、前記第2の電気部品(39b)を跨ぐように延在する基板部(57)と、該基板部(57)における前記保持路(W)の延在方向に沿う両端縁に設けられて第2の電気部品(39b)から離間する外方に向けて突出するガイド壁(58,59)と、基板部(57)から外方に離間して設けられた配線フック(60)とを備え、基板部(57)、ガイド壁(58,59)および配線フック(60)によって前記配線(HA)が位置規制されるよう構成したことを要旨とする。
付記2の遊技機によれば、配線がはみ出すのを防いで、遊技盤や図柄表示装置の取り付け作業性をより向上し得る。
〔付記3〕
請求項1の構成を含む遊技機において、
前記設置部材(27)の裏側に、前記第1および第2の電気部品(41,42b,43,39b)を制御する制御装置に電気的に接続される第1の基板(50)が配設されると共に、該第1の基板(50)に電気的に接続する第2の基板(44)が、前記保持部材(56,65)を挟んで挿通口(51)とは反対側で設置部材(27)の裏側に配設され、前記保持部材(56,65)の保持路(W)に保持された配線(HA,HE)が第2の基板(44)に電気的に接続されるよう構成したことを要旨とする。
付記3の遊技機によれば、挿通口から裏側に引き出した配線を第2の電気部品の後方に迂回させることで、該配線に大きなストレスを与えることなく第2の基板に接続することができる。
27 設置部材
39b 第1駆動モータ(第2の電気部品)
41 第1発光装置(第1の電気部品)
42b 第2駆動モータ(第1の電気部品)
43 第2発光装置(第1の電気部品)
51 第1挿通口(挿通口)
56 保持部材
56a 配線用通孔(通孔)
63 案内部
65 保持部材
W 保持路
HA 第1配線(配線)
HE モータ配線(第2の配線)
Claims (1)
- 遊技盤と、該遊技盤の裏側に配設されて各種電気部品が取り付けられる設置部材とを備えた遊技機において、
前記設置部材の前側に取り付けられた第1の電気部品と、
前記設置部材に取り付けられて後方に突出する第2の電気部品と、
前記設置部材に形成されて前後方向に開放し、前記第1の電気部品に接続する配線が設置部材の裏側に引き出されるように挿通される挿通口と、
前記設置部材に配設されて、前記第2の電気部品の後方端を跨ぐように延在する保持路を有し、前記挿通口を介して引き出された前記配線を前記保持路で保持する保持部材とを備え、
前記保持部材には、前記挿通口から引き出される前記配線を前記保持路に案内する案内部と、前記挿通口との対向面に形成されて前記保持路内に開口する通孔とが設けられ、該通孔を介して前記第2の電気部品に接続する第2の配線が保持路内に引き出され、該第2の配線は前記挿通口から引き出された配線と纏めて保持路内に保持されるよう構成した
ことを特徴とする遊技機。
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