JP6242275B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
複数の可動体(101,102)を動作させる可動演出装置(100)を備えた遊技機であって、
前後に貫通する開口(24)が開設されると共に該開口(24)の開口縁前側に装飾部材(32a)が配設された板状の遊技盤(14)と、
前記遊技盤(14)の後側に配設され、該遊技盤(14)の周縁部の後側に対向するベース部(51)、およびベース部(51)より一回り小さく形成され、該ベース部(51)から後方へ突出すると共に前方へ開口したボックス部(52)からなる設置部材(50)とを備え、
前記可動演出装置(100)は、
前記ボックス部(52)に配設されるベース体(104)と、
前記ベース体(104)に配設された第1駆動手段(140)の駆動に伴い、該ベース体(104)に重なる第1初期位置および該第1初期位置から離間した第1移動位置の間を移動可能な第1可動体(101)と、
前記ベース体(104)と前記第1可動体(101)との間に配設され、該ベース体(104)および第1可動体(101)の夫々と重なる第2初期位置および該第2初期位置から離間した第2移動位置の間を移動可能な移動体(105)と、
前記第1可動体(101)に前記移動体(105)側へ突出して配設され、該第1可動体(101)に配設された第2可動体(102)を移動させる第2駆動手段(215)とを備え、
前記移動体(105)は、前記ベース体(104)および第1可動体(101)との重なり方向において段差状に形成されて、該ベース体(104)に対向する第1取付部(105a)、および該第1取付部(105a)より前記ベース体(104)側に位置して前記第1可動体(101)に対向する第2取付部(105b)を有し、
前記第1取付部(105a)には、前記ベース体(104)に対して前記移動体(105)を移動可能に支持する第1支持手段(120)の移動支持部(123)が固定されると共に、前記第2取付部(105b)には、当該移動体(105)に対して前記第1可動体(101)を移動可能に支持する第2支持手段(130)の固定支持部(131)が固定され、
前記第1支持手段(120)および第2支持手段(130)は、前記ベース体(104)、移動体(105)および第1可動体(101)の重なり方向と直交する方向に離間して配設されると共に、該直交する方向で互いに重なっており、
前記第1支持手段(120)および第2支持手段(130)の間に、前記第2駆動手段(215)が臨むよう構成され、
前記可動演出装置(100)は、最も前側に位置する前記第1可動体(101)の前面装飾部(162)が前記ボックス部(52)より前側に位置した状態で前記ベース体(104)が前記ボックス部(52)に取り付けられ、前記第1可動体(101)の前記第1初期位置において、前記前面装飾部(162)の一部が前記ボックス部(52)の外周部より外方へ突出し、
前記装飾部材(32a)と前記ベース部(51)との間に、前記前面装飾部(162)における前記ボックス部(52)の外周部から外方へ突出した部分(162a)が収容可能な収容部(S2)が画成されたことを要旨とする。
また、ベース体に移動体を移動可能に支持する第1支持手段および該移動体に第1可動体を移動可能に支持する第2支持手段を、ベース体、移動体および第1可動体の重なり方向と直交する方向に離間すると共に該直交する方向で互いに重なった状態で配設し、第1可動体に配設された第2駆動手段を両支持手段の間に臨ませるようにしたので、重なり方向における可動演出装置のサイズを小さくすることができ、該可動演出装置の設置スペースの設定が容易になる。また、第2駆動手段を第1支持手段と第2支持手段との間に臨むように第1可動体に配設したことで、第1可動体が両支持手段によりバランスよく支持されるようになり、該第1可動体のスムーズな移動を長期に亘って維持し得る。
一対の前記第2可動体(102,102)が、前記第1可動体(101)のベース部材(161)および前記前面装飾部(162)の間において該ベース部材(161)に、前記前面装飾部(162)と重なる第3初期位置と、該前面装飾部(162)を挟んで反対方向となる第3移動位置との間を移動可能に支持され、
一対の前記第2可動体(102,102)は、前記ベース部材(161)に配設された前記第2駆動手段(215)に夫々連係されて、該第2駆動手段(215)の駆動に伴い夫々の前記第3初期位置および第3移動位置の間で移動されるよう構成され、
前記第1可動体(101)の適宜位置において前記第2駆動手段(215)の駆動に伴い一対の前記第2可動体(102,102)の夫々を夫々の前記第3移動位置へ移動させることで、前記前面装飾部(162)の両側に前記第2可動体(102,102)が夫々位置するよう構成したことを要旨とする。
この構成によれば、第1初期位置および第1移動位置の間を移動する第1可動体に配設された一対の第2可動体が、第1可動体の前面装飾部と重なった第3初期位置および該前面装飾部を挟んで反対方向となる第3移動位置へ移動するよう構成した。すなわち、第1初期位置および第1移動位置の間を移動する第1可動体に、一対の第2可動体が第1可動体の前面装飾部を挟んで両側へ移動するよう構成したので、第1可動体および第2可動体による複雑な演出がなされて演出効果を向上させることができる。
本願には、次のような技術的思想が含まれている。
前記設置部材(50)は、遊技盤(14)の後側上部に位置する構成部材(21)の下側に前記ボックス部(52)が位置すると共に、該構成部材(21)の前側に前記ベース部(51)が位置するよう配設され、
前記第1可動体(101)は、前記第1初期位置において、前記前面装飾部(162)の突出した部分(162a)が前記構成部材(21)の前方へ重なるように位置することを要旨とする。
この構成によれば、設置部材のボックス部の上方に構成部材が位置していても、可動演出装置の第1可動体における前面装飾部がボックス部の上壁より上方へ突出して構成部材の前方へ重なるように位置するので、該第1可動体により演出効果を高めることができる。
前記設置部材(50)におけるボックス部(52)の後側に、図柄の変動演出を表示する表示部(46)を前方に臨ませた状態で図柄表示装置(45)が配設され、
前記可動演出装置(100)の前面装飾部(162)は、第1可動体(101)の第1初期位置において前記装飾部材(32a)と前後に重なり、該第1可動体(101)の第1移動位置において前記装飾部材(32a)の後方から延出して表示部(46)の前方に位置することを要旨とする。
この構成によれば、第1可動体を第1移動位置に移動させた際には、装飾部材の後方から延出した前面装飾部が、図柄表示装置の表示部の前側に位置するようになり、インパクトある演出が行われて演出効果を向上させることができる。
実施例に係るパチンコ機10は、図1に示すように、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に縦置き姿勢で設置される固定枠としての外枠11の開口前面側に、遊技盤14を着脱可能に保持する本体枠としての中枠12が、開閉および着脱可能に組み付けられている。そして、図5に示すように、遊技盤14の裏側に、所定条件の成立(後述する第1始動入賞装置37の始動入賞口37aまたは第2始動入賞装置38の始動入賞口38aへのパチンコ球(遊技球)の入賞)を契機として演出用の図柄(以下飾図という)を変動表示させて図柄変動演出を行なう演出実行手段としての図柄表示装置45が、着脱可能に配設されている。また、中枠12の前面側には、遊技盤14を透視保護するガラス板や透明な合成樹脂材により形成された透明板18で前後に開口する窓部を覆うよう構成された装飾枠としての前枠13が開閉可能に組み付けられると共に、該前枠13の下部前側に、パチンコ球を貯留する上球皿15および下球皿16が組み付けられており、前枠13の開閉に合わせて上球皿15および下球皿16も一体的に開閉するよう構成される。前枠13には、窓部の外周を囲繞するようランプ装置19が配設されると共に、該前枠13の上部左右に、音声や効果音を出力可能なスピーカ20が配設されている。すなわち、ランプ装置19に設けられたLED等の発光体(図示せず)を点灯・点滅したり、スピーカ20から適宜の音声を出力することで、図柄表示装置45の表示部46での図柄変動演出に合わせて発光演出や音声演出を行い得るよう構成されている。
遊技盤14は、図2および図3に示すように、アクリルやポリカーボネート等の光透過性の合成樹脂製で、中枠12に設けた遊技盤保持部12a(図5参照)の内縁形状に整合する外縁形成された略矩形の平板状に形成され、その前側には遊技領域25が設けられると共に、その後側には設置部材50が配設されている。遊技盤14の前側には、左下部から右上部にかけて円弧状に延在する外レール26と、この外レール26の内側に右下部から左上部にかけて並べて配置された内レール27と、外レール26の右上部から内レール27の右下部までの間の右方へ凹む湾曲形状に構成された盤面飾り部材28等が配設されており、両レール26,27および盤面飾り部材28で囲まれた内側が遊技領域25として構成されている。また、遊技領域25の下方に、遊技領域25を落下したパチンコ球をアウト口44へ案内すると共に、前面に所要の装飾が施された装飾案内部材29が配設されている。この装飾案内部材29は、左右中央が最も高く、中央から左端および右端に向けて下方傾斜する球転動部29a,29aを有すると共に、左側の球転動部29aの左端および右側の球転動部29aの右端にパチンコ球が下方へ落下可能な落下口29b,29bが形成されている。これにより、打球発射装置から発射されたパチンコ球は、外レール26と内レール27との間を通って遊技領域25の左上部に打ち出された後に該遊技領域25内を流下し、球転動部29a,29aに落下したパチンコ球は、該球転動部29aを移動した後に落下口29bから落下してアウト口44から遊技盤14の裏側へ排出されるようになっている。
図2に示すように、第1始動入賞装置37は、遊技領域25内で常に上方へ開口する常時開放タイプの第1始動入賞口37aを備えている。また、第2始動入賞装置38は、所定の駆動手段により第2始動入賞口38aを開閉可能に構成された開閉部材38bが設けられており、該開閉部材38bが第2始動入賞口38aを閉鎖する閉鎖位置と開放する開放位置に変位するよう構成されている。すなわち、第1始動入賞口37aは、遊技領域25を流下するパチンコ球が常時一定の確率で入賞可能に構成され、第2始動入賞口38aは、遊技領域25に配設されたゲート部材43をパチンコ球が通過したことを条件として実施される普図当り判定(普図当り抽選)の結果に応じて開閉部材38bが開閉することで、パチンコ球の入賞確率を可変し得るよう構成されている。そして、第1始動入賞装置37には第1始動入賞口37aに入賞したパチンコ球を検出する始動入賞センサが配設されると共に、第2始動入賞装置38には第2始動入賞口38aに入賞したパチンコ球を検出する始動入賞センサが配設されており、該始動入賞センサによる球検出信号が図示しない主制御装置の主制御基板に入力される。そして、各始動入賞センサによるパチンコ球の検出(すなわち第1または第2始動入賞口37a,38aへのパチンコ球の入賞)を契機として、所定数のパチンコ球が前述した球払出しユニットから賞球として払い出されるようになっている。また、始動入賞センサによるパチンコ球の検出を契機として、図柄表示装置45の表示部46において図柄変動演出が行われる。
特別入賞装置39は、図2に示すように、遊技領域25に開口する特別入賞口39aを開閉自在に閉成する開閉部材39bを備えており、駆動手段の駆動に伴い、開閉部材39bが特別入賞口39aを閉鎖する閉鎖位置および該特別入賞口39aを開放する開放位置に変位するよう構成されている。また、特別入賞装置39には、特別入賞口39aに入賞したパチンコ球を検出する特別入賞センサが設けられており、該特別入賞センサからの球検出信号が主制御装置の主制御基板へ入力される。そして、主制御装置において大当り判定結果が肯定の場合には、図柄表示装置45の表示部46において、統括制御装置48(図5参照)において決定された変動パターン応じて実行された図柄変動演出の終了後に、遊技者に有利な遊技として特別入賞装置39の開閉部材39bが開放制御され、特別入賞口39aに対して多数のパチンコ球が入賞可能となる。
設置部材50は、図3〜図5に示すように、前方に開口した矩形箱状に構成された部材であって、前側の外縁前端を遊技盤14の外縁後面に突き合わせた状態で該遊技盤14にネジ等により取り付けられる。設置部材(固定部)50は、遊技盤14の周縁部14aの後側に整合するベース部51と、ベース部51より一回り小さく形成されて該ベース部51から後方へ突出すると共に前方へ開口したボックス部52とから構成され、該ベース部51の後側にボックス部52がネジにより固定されるようになっている。ベース部51は、遊技盤14の外縁形状と略同じ外縁形状に形成された第1設置壁部53と、該第1設置壁部53の外縁から前方へ延出する第1外周壁部54とを備えている。またベース部51は、第1設置壁部53の中央に、前述した貫通口24より一回り小さい形状の開口55が開設されている。これによりベース部51は、第1外周壁部54の前端を遊技盤14の後面に当接した状態では、第1設置壁部53が遊技盤14の後面から後方へ離間して位置するようになっている。
遊技盤14に形成された前述の貫通口24は、図3および図5に示すように、当該遊技盤14の外縁上部に近接する位置まで開口しており、開口縁上部から開口縁右部までの間が外レール26に沿って開口している。また、設置部材50におけるベース部51の第1設置壁部53に形成された開口55は、開口縁の上部がボックス部52の第2外周壁部61の上部前端と整合しており(図5参照)、該開口55は開口領域が上方へ拡大されている。開口55の開口縁上部は、左右方向へ直線状に延在すると共に該直線状部分の左縁および右縁が下方へ延在するよう形成されている(図4参照)。これにより、第1設置壁部53の上壁部53aの前面に配設された装飾部材56と、遊技盤14の貫通口24の前側に配設された枠状装飾ユニット30を構成する装飾部材の1つである上部装飾部材32aとは、前後に所要間隔で離間しており、該装飾部材56の前面と上部装飾部材32aの後面との間に、下方へ開口する収容部S2が画成されている。ここで、収容部S2の左右方向の幅は、第1可動演出装置100における第1可動体(可動体)101の第1装飾体(前面装飾部、装飾部材)162の左右方向の幅より大きく、かつ該収容部S2の前後方向の幅は、該第1装飾体162の前後方向の幅(厚み)より大きく設定されている。これにより、収容部S2には、図5に示すように、第1可動演出装置100の第1可動体(可動体)101における第1装飾体162の上方突出部分162aが下方から収容可能になっている。
。従って、収容部S2は、第1可動演出装置100の第1可動体101における第1装飾体162の上方突出部分162aが収容可能な大きさとなっている。
図柄表示装置45は、各種図柄を表示可能な表示部46をなす液晶パネルが収容ケースに収容されたユニット部材であって、該収容ケースの後面には、該図柄表示装置45の表示部46の表示制御を行う表示制御装置(図示せず)と、当該パチンコ機10の遊技演出を統括的に制御する統括制御基板が収容された統括制御装置48が配設される(図5参照)。図柄表示装置45の表示部46には、飾図を変動表示可能な図柄列が複数列(例えば3列)設定されており、第1始動入賞口37aまたは第2始動入賞口38aへのパチンコ球の入賞を契機として、各図柄列の飾図が変動開始されると共に背景画像等が表示され、選択された図柄変動演出(リーチ演出や外れ演出等)を行なった後に、予め決定された最終停止図柄を、入賞ライン上に停止表示するようになっている。なお実施例では、図柄表示装置45として、表示部46が液晶パネルである液晶表示装置が採用されるが、これに限られるものではなく、ドラム式の図柄表示装置やドットマトリックス式の図柄表示装置等の各種図柄を停止および変動表示可能な従来公知の各種の表示装置も採用可能である。
実施例のパチンコ機10の遊技を総合的に制御する主制御装置(図示せず)の主制御基板は、設置部材50における第2設置壁部60の裏側下部(図柄表示装置45の配設位置の下側)に、基板ケースに収容されて配設されている。主制御基板は、制御動作を所定の手順で実行することができるメイン制御CPU、メイン制御CPUの制御プログラムを格納するメイン制御ROMおよび必要なデータの書き込みおよび読み出しができるメイン制御RAMを備えている。
統括制御装置48の統括制御基板には、統括制御CPUが備えられると共に、該統括制御CPUには、統括制御ROMおよび統括制御RAMが接続されている。また、統括制御CPUは、実行可否判定用乱数や動作演出パターン抽選用乱数等の各種乱数の値を所定の周期毎に更新し、更新後の値を統括制御RAMの設定領域に記憶(設定)して更新前の値を書き換えている。更に、統括制御ROMには、図柄表示装置45の表示部46における演出内容を制御する表示制御基板、ランプ装置19を制御するランプ制御基板を統括的に制御するプログラムや、スピーカ20を制御する音制御基板等を統括的に制御するプログラムや、第1〜第4可動演出装置100,240,241,242を作動制御するプログラムや、装飾部材32,56等に配設された発光基板を発光制御するプログラム等が記憶されている。
次に、第1可動演出装置100について説明する。実施例の第1可動演出装置100は、設置部材50のボックス部52における第2設置壁部60に設置されるベース体104と、ベース体104に重なる第1初期位置および該第1初期位置から離間した第1移動位置の間を移動可能な第1可動体101と、第1可動体101に配設されて、該第1可動体101に重なる第3初期位置および該第3初期位置から離間した第3移動位置の間を移動可能な第2可動体(可動体)102,102とを備えている。また、第1可動演出装置100は、第1可動体101に配設されて、該第1可動体101に重なる第4初期位置および該第4初期位置から離間した第4移動位置の間を移動可能な第3可動体103,103を備えている。そして、第1可動演出装置100は、ベース体104に第2初期位置および第2移動位置の間を移動可能に支持されて、第1可動体101を第1初期位置および第1移動位置の間を移動可能に支持する移動体105を備えている。更に、第1可動演出装置100は、ベース体104に配設されて、第1可動体101を第1初期位置および第1移動位置の間で移動させる第1作動機構106と、第1可動体101に配設されて、第2可動体102,102を第3初期位置および第3移動位置の間で移動させる第2作動機構107とを備えている。このような第1可動演出装置100は、図4、図6および図7に示すように、設置部材50のボックス部52における第2設置壁部60の上板部65の左端から右端に至る横長に構成されている。
ベース体104は、図6〜図14、図21および図24に示すように、第1可動演出装置100を構成する各構成部材の重量を支え得る剛性を備えた板状部材であり、設置部材50の第2設置壁部60における上板部65の前側に横向きかつ垂直に固定されるよう構成されている。ベース体104は、長手方向において便宜上3つの配設部に分けられて、その中間が第1配設部104aとされると共に、該第1配設部104aを挟んだ両側が第2配設部104b,104bとされている。第1配設部104aには、移動体105を移動可能に支持する第1支持手段120の構成部材および第1案内手段125の構成部材が左右に所要距離離間して配設可能となっている。すなわち、第1配設部104aにおいて左右中央から右側に偏った位置に、第1支持手段120の構成部材である第1固定支持レール121が固定されると共に、該第1配設部104aにおいて左右中央から左側に偏った位置に、第1案内手段125の構成部材である第1固定案内部材126が固定される。
ベース体104の第1配設部104aの下方には、図7、図11、図16、図21および図24に示すように、第2移動位置へ移動した移動体105が該第2移動位置より下方(第2初期位置と反対方向)へ移動するのを規制する第1係合手段110を構成する第1固定係合部材111が設けられている。第1固定係合部材111は、ベース体104の第1配設部104aの後側に配設される固定支持部材113に取り付けられている。固定支持部材113は、ベース体104の後側に固定される固定部113aと、該固定部113aの下部に設けられ、第1固定係合部材111が配置される取付部113bとを備えている。取付部113bに取り付けられた第1固定係合部材111は、ベース体104の下側から該ベース体104の前面より前方へ延出した状態で配置される(図16参照)。固定支持部材113の固定部113aは、ベース体104を挟んで第1スライドレール120の第1固定支持レール121と前後方向で整合するようになっており(図15参照)、該第1固定支持レール121と固定部113aとは、ベース体104に挿通した固定用ネジ(図示せず)により該ベース体104に共締めされるよう構成されている。なお、第1固定係合部材111は、ゴムまたはウレタン等の弾力性を有する弾性体であり、衝撃吸収性および吸音性を有している。
第1支持手段としての第1スライドレール120は、図10および図15に示すように、ベース体104の第1配設部104aに固定される第1固定支持レール121と、該第1固定支持レール121にその長手方向へスライド移動可能に配設された第1スライド体122と、第1固定支持レール121に対して第1スライド体122を挟んで対向して配設され、該第1スライド体122にスライド移動可能に配設された第1移動支持レール(移動支持部)123とから構成される。第1固定支持レール121は、長手方向(スライド方向)が上下方向となる向きで、ベース体104の第1配設部104aの前面に固定可能となっている。また、第1移動支持レール123には、移動体105の後述する第1取付部105a(図15参照)に固定可能となっている。
第1案内手段125は、図15および図17に示すように、ベース体104に設けられた第1固定案内部材126と、移動体105に設けられ、該移動体105の移動に伴って第1固定案内部材126に対して移動可能な第1移動案内部材127とを備えている。第1固定案内部材126は、細長に構成されると共にその長手方向に沿って延在するガイド溝126aを備えている。第1固定案内部材126は、長手方向が上下方向となると共にガイド溝126aが右方に開口した向きで、ベース体104の第1配設部104aの前面において第1スライドレール120から左方へ所要距離離間した位置にネジ等により固定される。すなわち、第1固定案内部材126は、第1配設部104aに配設される移動体105の左縁より左方にずれた位置に固定されるようになっている。なお、移動体105に対する第1移動案内部材127の配設態様については、移動体105の構成と合わせて説明する。
移動体105は、図15、図17、図18、図21および図24に示すように、第1可動体101および第2可動体102の重量を適切に支え得る剛性を備えた板状部材であり、ベース体104の前側と第1可動体101の後側との間に縦向きで配設可能に構成されている。移動体105は、正面視において左右幅および上下幅が略同じであり、上縁の左右中央には上方へ開口した凹部が形成されると共に下縁の左右中央には下方へ開口した凹部が形成されており、左右方向において右側から第1取付部105a、第3取付部105cおよび第2取付部105bの3つに便宜上区分されている。移動体105の第1取付部105aのベース体104側(後側)には、前述した第1スライドレール120の第1移動支持レール123が固定されると共に、該第1取付部105aの右縁部には、後述する第2案内手段135の構成部材である第2固定案内部材136が配設されている。また、移動体105の第2取付部105bの第1可動体101側(前側)には、後述する第2支持手段としての第2スライドレール130の構成部材である第2固定支持レール(固定支持部)131が固定されると共に、該第2取付部105bの左縁部には、前述した第1案内手段125の第1移動案内部材127が配設されている。更に、移動体105の第3取付部105cには、前述した第1係合手段110の構成部材である第1移動係合部材112が配設されている。
第2支持手段としての第2スライドレール130は、図11、図12、図15、図16、図21および図24に示すように、第1支持手段120と基本構成が同じものである。すなわち、第2スライドレール130は、移動体105の第2取付部105bに固定される第2固定支持レール131と、該第2固定支持レール131にその長手方向へスライド移動可能に配設された第2スライド体132と、第2固定支持レール131に対して第2スライド体132を挟んで対向して配設され、該第2スライド体132にスライド移動可能に配設された第2移動支持レール133とから構成される。第2固定支持レール131は、長手方向(スライド方向)が上下方向となる向きで、移動体105の第3取付部105cの前面に固定可能となっている。また、第2移動支持レール133は、第1可動体101の後述するレール取付部171(図15、図25参照)に固定可能となっている。
また、第2スライドレール130には、図6、図10および図16に示すように、第2固定支持レール131の上端部にストッパ134が設けられている。このストッパ134は、第2スライドレール130が第2重なり位置となった場合に、第2スライド体132が下方から当接する位置に設けられている。そして、第2スライド体132がストッパ134に当接することで、第2移動支持レール133が第2重なり位置よりも第2延出位置と反対方向(実施例では上方)へ移動することを規制するようになっている。また、第2スライド体132とストッパ134とは、移動体105が第2移動位置に移動して第1係合手段110の第1固定係合部材111と第1移動係合部材112とが係合した場合に、互いの係合が解除されて第1可動体101だけが第1移動位置に向けて移動するのを許容する。すなわち、第2スライド体132とストッパ134とは、移動体105と第1可動体101とが重なり方向で重なり、第1係合手段110の第1固定係合部材111と第1移動係合部材112とが係合していない場合に係合する第2係合手段(係合手段)117を構成している。
第2案内手段135は、図11、図12、図14、図17、図18、図21および図24に示すように、移動体105に設けられた第2固定案内部材136と、第1可動体101に設けられ、該第1可動体101の移動に伴って第2固定案内部材136に対して移動可能な第2移動案内部材137とを備えている。第1固定案内部材126は、移動体105における第1取付部105aに設けられた取付凹部105dに固定される。第2固定案内部材136は、第1取付部105aの右縁部から右方へ延出すると共に上下方向に延在する部材であり、上下方向に延在すると共に取付凹部105dに嵌合する嵌合部136aと、該嵌合部136aの右縁から右方へ延出すると共に上下方向に延在するガイド片136bとを備えている。ガイド片136bは、嵌合部136aの右端から右方へ延出するように形成されており、嵌合部136aを移動体105の取付凹部105dに嵌合して第1取付部105aに固定することで、移動体105の右縁から右方へ延出すると共に上下方向に延在する。そしてガイド片136bは、第1スライドレール120の第1移動支持レール123を移動体105の第3取付部105cに固定した状態において、第2固定案内部材136のガイド片136bにより画成されたガイド溝174に左方から差し込まれる共に、第1可動体101の移動に伴ってガイド溝に沿って相対的に摺動するよう構成されている(図15参照)。なお、ガイド片136bがガイド溝に沿って摺動するため、第2固定案内部材136および第2移動案内部材137は、例えば自己潤滑性を有する合成樹脂(ポリアセタール等)から形成されている。
第1作動機構106は、図6、図10、図17および図18に示すように、ベース体104における前面左側に設けられた第2配設部104bに配設される左作動機構106aと、ベース体104における前面右側に設けられた第2配設部104bに配設される右作動機構106bとを備えている。左作動機構106aおよび右作動機構106bは、モータ取付部材142の形状に違いがあるものの、各々の構成部材が左右対称の関係となっていて基本的な構成は同じであるから、ここでは、左作動機構106aについて説明し、右作動機構106bについては、同一部位、部材に同じ符号を付して指示する。
第1駆動モータ140をベース体104に取り付けるためのモータ取付部材142は、図6、図8、図21および図24に示すように、該第1駆動モータ140を固定するモータ固定部142aと、該モータ固定部142aの外縁から後方へ延出する縦壁部142bとを備えている。縦壁部142bの後端には、ベース体104の後側から該ベース体104に挿通した固定用ネジが締結されるネジ締結孔が形成されており、該固定用ネジによりブラケット固定部113aをベース体104に固定することで、該ベース体104の前面とモータ固定部142aの後面との間に隙間143が画成されるようになっている。モータ固定部142aには、第1駆動モータ140の駆動軸140aが挿通可能な軸挿通孔142cが開設されており、第1駆動モータ140は、駆動軸140aを該軸挿通孔142cに挿通した状態で、該モータ固定部142aの前面に後向きに固定される。また、図17、図18および図24に示すように、モータ取付部材142におけるモータ固定部142aのベース体104側(後側)に、連係ロッド145を回転自在に支持する支持ピン144が、ベース体104側へ延出した状態に形成されている。
第1駆動モータ140は、図6、図21および図24に示すように、ベース体104の前側に固定されるモータ取付部材142を介して該ベース体104に固定される。第1駆動モータ140は、例えば正逆回転が可能な電気モータで、減速用のギアボックスを備えており、前述した統括制御装置48の統括制御基板により駆動制御される。ギアボックスの外周部には、モータ取付部材142の前壁に固定するネジが挿通されるネジ挿通孔を備えたブラケットが設けられており、該ネジ挿通孔に挿通したネジをモータ取付部材142に締結することで当該第1駆動モータ140が固定される。そして、駆動軸140aの先端には第1駆動ギア147が固定されており、該第1駆動ギア147は隙間143に収容されている。なお、第1駆動モータ140は、図示省略した配線により前述した中継基板243と電気的に接続されている。
連係部材141は、図17、図18、図21および図24に示すように、軸支持部材115の軸部115aに回転可能に支持される本体部150と、本体部150の周囲に形成された第1従動ギア151と、本体部150から径方向へ延出したアーム部152とを備えている。本体部150は、軸支軸部材115の軸部115aが挿通される軸支孔150aが形成されており、該軸支孔150aに挿通された軸支持部材115の軸部115aを中心とした往復回転が可能となっている。本体部150は、円形状の前壁150bと、該前壁150bの外縁から後方へ延出した外周壁150cとを備えており、前壁150bの中心に軸支孔150aが形成されている。
第1作動機構106における左作動機構106aおよび右作動機構106bには、図17、図18、図21および図24に示すように、夫々の連係部材141,141を図18の状態から図17の状態となるよう付勢する付勢手段としての捻りバネ156,156が配設されている。夫々の捻りバネ156,156は、環状に成形された環状部が軸支持部材115の軸部115aに装着され、環状部から延出した一方の脚部がベース体104に掛止されると共に、環状部から延出した他方の脚部が連係部材141のアーム部152に掛止されている。そして、第1作動機構106の作動により第1可動体101が第1初期位置から第1移動位置へ移動する際に、夫々の捻りバネ156,156の弾性変形が増加することで付勢力が発現し、第1可動体101が第1移動位置から第1移動位置に向けて付勢されるようになる。これにより、第1可動体101を第1移動位置から第1初期位置に向けて移動させる際に第1駆動モータ140,140に加わる負荷が軽減されるよう構成されている。
第1作動機構106の左作動機構106aおよび右作動機構106bには、図6〜図8に示すように、夫々の連係部材141の前側に、該連係部材141のアーム部152および第1可動体101の第1支持部167および第2支持部168を覆蓋可能なカバー部材157を備えている。カバー部材157は、モータ取付部材142側に第1連結部158が設けられると共に、第1可動体101側に第2連結部159が設けられている。第1連結部158は、モータ取付部材142に支持ピン144を中心として回転可能に配設された連係ロッド145の他端に回転可能に連結されると共に、第2連結部159は、第1可動体101側に設けられた支軸ピン175に回転可能に連結されている。そして、カバー部材157は、所要の意匠形状に形成されていると共に、前面が塗装またはメッキ処理されている。
第1可動体101は、図12〜図16、図22および図25に示すように、第1ベース支持体(ベース部材)161と、該第1ベース支持体161の前方に配設された第1装飾体162とを備えている。第1ベース支持体161は、前述した第2スライドレール130の第2移動支持レール133および第2案内手段135を介して移動体105に支持されると共に、第1作動機構106の左作動機構106aおよび右作動機構106bにより左右両側から支持されている。また、第1ベース支持体161は、左右に並んだ一対の第2可動体102,102を夫々の第3初期位置および第3移動位置の間で移動可能に支持すると共に、各第2可動体102,102を第3初期位置および第3移動位置の間で移動させる第2作動機構107が配設されている。一方、第1装飾体162は、第1ベース支持体161から前方へ所要距離に離間して該第1ベース支持体161に取り付けられ、該第1装飾体162と第1ベース支持体161との間に、左右へ開口した隙間163が画成されている。また、第1装飾体162の後側には、左右に並んだ一対の第3可動体103,103が、夫々の第4初期位置および第4移動位置の間で移動可能に支持されている。
第1ベース支持体161は、図22および図25に示すように、ベース支持部材164と、該ベース支持部材164の前側に配設される取付基材165とを備えている。ベース支持部材164は、取付基材165が取り付けられるベース部166と、ベース部166の左縁上部から左方へ延出する第1支持部167と、ベース部166の右縁上部から右方へ延出する第2支持部168とを備えている。ベース支持部材164の後面には、ベース部166から第1支持部167および第2支持部168の外縁に沿って延在すると共に後方へ延出する枠部169が形成されており、該ベース支持部材164は曲げ変形や捻れ変形が発現し難い構成となっている。ベース部166は、略正方形状をなす平板状をなしており、該ベース部166の略中央には、第2作動機構107における第2駆動手段(駆動手段)としての第2駆動モータ215が挿通可能なモータ挿通口170が開設されている。
第1支持部167は、図17、図18、図22および図25に示すように、ベース部166から左方へ略水平に延出すると共に、左端の近傍部分が左斜め上方に傾斜している。そして、第1支持部167には、前後に開口する第1係合溝176が設けられており、第1作動機構106の左作動機構106aにおける連係部材141のアーム部152が連結されている。すなわち第1係合溝176には、左作動機構106aにおけるアーム部152の先端に配設された前述のスリーブ153(図21、図24参照)が回転しながら移動可能に係合している。第1係合溝176の左右長さは、左作動機構106aの連係部材141が図17に示す姿勢および図18に示す姿勢の間を回転するに伴い、円弧状に移動するスリーブ153の移動軌跡における左右方向成分の移動量以上に形成されている。なお、第1係合溝176は、左右方向に略水平に延在する第1係合溝部176aと、該第1係合溝部176aの左側から左斜め上方へ延在する第2係合溝部176bとで構成されている。
取付基材165は、図22および図25に示すように、ベース支持部材164のベース部166と当接可能な板状部材である。取付基材165の略中央には、第2作動機構107を構成する駆動手段としての第2駆動モータ215を固定するモータ固定部178が設けられている。モータ固定部178には、第2駆動モータ215の駆動軸215aが後方から挿通可能な軸挿通孔178aと、該第2駆動モータ215をモータ固定部178に固定するネジが挿入される複数のネジ挿通孔178bが形成されている。なお、モータ固定部178は、取付基板165の一般部前面より前方へ突出しており、第2駆動モータ215の前面が当接するモータ固定部178の後面は、当該取付基板165の一般部前面より前方に位置している(図15参照)。これにより、第2駆動モータ215は、第1ベース支持体161の後面から後方への突出が抑えられた状態で、モータ固定部178に後方から前向きに固定可能となっている。
取付基板165におけるモータ固定部178の前側には、図15、図16、図22および図25に示すように、該モータ固定部178に固定した第2駆動モータ215の駆動軸215aの先端を支持する軸支持部材179が配設されている。軸支持部材179は、薄い板状をなして、駆動軸215aを支持する軸受179aが配設されると共に、取付基板165に固定する固定用ネジが挿通するネジ挿通孔180が、左右に離間して複数(実施例では2つ)形成されている。また、モータ固定部178の前側には、前方に延出すると共に前端にネジ締結孔が形成された支持ボス181が、左右に離間して複数(実施例では2つ)形成されている(図22参照)。各支持ボス181,181は、前述した軸挿通孔178aを挟んで左右に位置し、軸支持部材179に設けられたネジ挿通孔180,180に夫々整合するようになっている。従って、軸支持部材179は、支持ボス181.181の前端にネジにより固定され、モータ固定部178の前面との間に隙間182を画成すると共に、軸受179aが軸挿通孔178aと前後に整列するようになっている。ここで、モータ固定部178と軸支持部材179との間に画成された隙間182には、第2駆動モータ215の駆動軸215aに固定された第2駆動ギア(駆動ギア)216が収容されるようになっている(図15、図16参照)。
第1可動体101の第1装飾体162は、図15、図16、図23および図26に示すように、第1装飾ベース部材188と、該第1装飾ベース部材188の前側に配設される第1装飾部材189と、第1装飾ベース部材188と第1装飾部材189との間に画成された空間内に配設される第1発光基板190とを備えている。
第1装飾部材189は、図23および図26に示すように、複数(実施例では4つ)に分割されており、夫々が所要の意匠形状に形成されると共に、塗装やメッキ等の装飾が施されている。また、第1装飾部材189は、少なくとも第1発光基板190の前側部分が光透過性を有するよう構成されており、第1発光基板190の第1LED190aの発光時に明輝可能になっている。なお、実施例では、第1装飾部材189の明輝可能な部分が、前方から見て略「V」字形に構成されている。第1発光基板190は、前面に複数の第1LED190aが実装されており、図示省略した配線により中継連結基板235(図6参照)に電気的に接続されている。
一対の第2可動体102を夫々支持する第3支持手段195および第4支持手段200は、図16、図19、図20、図22および図25に示すように、所謂ダブルタイプのスライドレールである。すなわち、第3支持手段としての第3スライドレール195および第4支持手段としての第4スライドレール200は、前述した第1スライドレール120および第2スライドレール130と基本的に同じ構成である。第3スライドレール195は、取付基板165の第4取付部183に固定される第3固定支持レール196と、該第3固定支持レール196にその長手方向へスライド移動可能に配設された第3スライド体197と、第3固定支持レール196に対して第3スライド体197を挟んで対向して配設され、該第3スライド体197にスライド移動可能に配設された第3移動支持レール198とを備えている。また、第4スライドレール200は、取付基板165の第5取付部184に固定される第4固定支持レール201と、第4固定支持レール201にその長手方向へスライド移動可能に配設された第4スライド体202と、第4固定支持レール201に対して第4スライド体202を挟んで対向して配設され、該第4スライド体202にスライド移動可能に配設された第4移動支持レール203とを備えている。第3固定支持レール196および第4固定支持レール201は、長手方向(スライド方向)が左右方向となる向きで、取付基板165の第4取付部183の前面または第5取付部184の前面に夫々に固定可能となっている。
実施例の第1可動演出装置100は、図13および図15に示すように、第1可動体101における第1ベース支持体161と第1装飾体162との間において、該第1ベース支持体161に移動可能に配設された一対の第2可動体102,102を備えている。夫々の第2可動体102,102は、夫々の第3初期位置が第1装飾体162と重なると共に、夫々の第3移動位置が該第1装飾体162を挟んで反対方向となっている。夫々の第2可動体102は、第1ベース支持体161に配設された第2駆動モータ215を含む第2作動機構107に連係されており、該第2駆動モータ215の駆動制御に伴い夫々の第3初期位置および第3移動位置の間を移動するよう構成されている。すなわち、第1可動体101が第1初期位置および第1移動位置の間の移動と連動せずに、第2駆動モータ215の駆動に伴い夫々の第2可動体102,102を夫々の第3移動位置へ移動させることで、第1可動体101の第1装飾体162の両側に該第2可動体102,102が夫々位置するよう構成されている。一対の第2可動体102,102は、図15に示すように、前後方向において互いに重ならない関係で第1可動体101の第1ベース支持体161に対して左右に並んで配設されている。左の第2可動体102および右の第2可動体102は、外形形状が異なるものの、基本的な構成は同じである。
夫々の第2可動体102,102の第2装飾部材206は、図22および図25に示すように、複数(実施例では3つずつ)に分割されており、夫々が所要の意匠形状に形成されると共に、塗装やメッキ等の装飾が施されている。また、第2装飾部材206は、少なくとも第2発光基板207の前側部分が光透過性を有するよう構成されており、第2発光基板207の第2LED207aの発光時に明輝可能になっている。第2発光基板207は、前面に複数の第2LED207aが実装されており、図示省略した配線により中継連結基板235に電気的に接続されている。
第1可動体101に配設されて、一対の第2可動体102,102を夫々の第3初期位置および第3移動位置の間で移動させる第2作動機構107は、図16、図19、図20図22および図25に示すように、第2駆動モータ215と、該第2駆動モータ215の駆動軸215aに前述した第2駆動ギア216と、右の第2可動体102に配設されて第2駆動ギア216を介して第2駆動モータ215に連係される第2従動ギア217と、左の第2可動体102に配設されて該第2駆動ギア216を介して第2駆動モータ215に連係される第3従動ギア218とを備えている。すなわち、第2作動機構107は、統括制御装置48の統括制御基板により第2駆動モータ215を駆動制御することにより、第2従動ギア217および第3従動ギア218を移動させることで、夫々の第2可動体102,102を夫々の第3初期位置および第3移動位置の間で往復移動させるように構成されている。
実施例の第1可動演出装置100は、図13および図15に示すように、第1可動体101の第1装飾体162と第2可動体102,102との間において、該第1装飾体162に移動可能に配設された一対の第3可動体103,103を備えている。夫々の第3可動体103,103は、夫々の第4初期位置が第1装飾体162と重なると共に、夫々の第4移動位置が該第1装飾体162を挟んで反対方向となっている。夫々の第4移動位置は、夫々の第2可動体102,102の夫々の第3移動位置よりも、第1装飾体162に近い位置に設定されている。夫々の第3可動体103,103は、図15に示すように、前後方向において互いに重ならない関係で第1可動体101の第1装飾体162に対して左右に並んで配設されている。そして、右の第3可動体103は、右の第2可動体102に対して後述する第3係合手段(係合手段)233により係脱可能に係合しており、該右の第2可動体102の第3初期位置および第3移動位置の間の移動に追従して第4初期位置および第4移動位置の間を移動するようになっている。また、左の第3可動体103は、左の第2可動体102に対して後述する第4係合手段(係合手段)234により係脱可能に係合しており、該左の第2可動体102の第3初期位置および第3移動位置の間の移動に追従して第4初期位置および第4移動位置の間を移動するようになっている。右の第2可動体102および左の第2可動体102は、外形形状が異なるものの、基本的な構成は同じであるので、ここでは 同一部位、部材は、同じ符号を付して指示する。
図15、図16、図23および図26に示すように、右の第3可動体103および右の第2可動体102は、第3係合手段233により係脱可能に係合するようになっており、左の第3可動体103および左の第2可動体102は、第4係合手段234により係脱可能に係合するようになっている。第3係合手段233および第4係合手段234は、第3可動体103,103の第3装飾ベース部材225の後側に、左右方向へ延在すると共に後方へ開口するよう形成された係合溝233a,234aと、第2可動体102,102の第2装飾部材206の前側に前方へ延出して、該係合溝233a,234aに差し込んだ状態で係合する係合ピン233b,234bとから構成されている。夫々の係合溝233a,234aは、該係合溝233a,234aが形成された第2可動体102の第3初期位置および第3移動位置の間の移動量と同じ長さに設定されている。そして、第2可動体102が第3初期位置にある場合には、係合ピン233b,234bが係合溝233a,234aにおける第3可動体103の長手方向において、該第3可動体103の第4移動位置と反対側の端部に当接することで、該第3可動体103が第4初期位置に保持可能となっている。
実施例の第1可動演出装置100は、前述すると共に図15に示すように、移動体105を、重なり方向(実施例では前後方向)において段差を付けた形状として、第1可動体101の裏面に近接した第1取付部105aのベース体104側に第1スライドレール120が固定されると共に、第1取付部105aよりもベース体104に近接した第2取付部105bの第1可動体101側に第2スライドレール130が固定されてある。従って、第1スライドレール120と第2スライドレール130とは、重なり方向(前後方向)と直交する方向において一部が重なった状態に配設されている。これにより、第1スライドレール120の第1固定支持レール121が固定されたベース体104の前面と、第2スライドレール130の第2移動支持レール133が固定された第1可動体101の後面(第1ベース支持体161のベース部166の後面)との間隔が、第1スライドレール120の厚みと、第2スライドレール130の厚みと、移動体105の厚みの夫々を合計した厚みより小さくなっている。すなわち、第1可動体101をベース体104の前面に近づけて配設可能となっている。
また、第1スライドレール120および第2スライドレール130は、図15に示すように、第1可動体101の移動方向である上下方向と交差した左右方向に離間して、第1取付部105aおよび第2取付部105bに夫々固定されている。これにより、実施例の第1可動演出装置100は、重なり方向と直交する方向で重なっている第1スライドレール120および第2スライドレール130の間にできた空間に、第1可動体101に配設された第2駆動モータ215の後部分を位置させた構成となっている。このような構成とすることで、第1可動体101をベース体104の前面に近づけて配設可能となっている。
更に、実施例の第1可動演出装置100は、前述すると共に図16に示すように、右の第2可動体102を支持する第3スライドレール195および左の第2可動体102を支持する第4スライドレール200を、第2駆動モータ215を挟んで配設してある。これにより、第2駆動モータ215と、第3スライドレール195および第4スライドレール200とが重なり方向で重なった状態で配設されており、第1可動演出装置100の前後方向の寸法を抑えることが可能となっている。
前述のように構成された実施例の第1可動演出装置100は、図4および図5に示すように、設置部材50のボックス部52における第2設置壁部60の上板部65の前面に対し、複数のネジによりベース体104を固定して取り付けられる。このとき、第1可動演出装置100におけるベース体104、移動体105、第1作動機構106、第1可動体101の第1ベース支持体161(第1可動体101の第1装飾体162を臨む部分)、第2可動体102,102および第3可動体103,103は、設置部材50における第1設置壁部53と第2設置壁部60との間に画成された空間S1内に位置すると共に、第1可動体101の第1装飾体162は、第1設置壁部53より前方に位置している。そして、第1可動演出装置100は、第1可動体101の第1初期位置において、該第1可動体101における第1装飾体162より後側部分が、設置部材50のボックス部52における第2外周壁部61に下方から近接すると共に、該第1可動体101における第1装飾体162は、該第1装飾体162の上方突出部分162aが枠状装飾ユニット30の上装飾部材32aと第1設置壁部53との間に画成された前述の収容部S2に下方から収容されると共に、該第1装飾体162の略全体が枠状装飾ユニット30の上装飾部材32aと前後方向で重なった状態となる(図1、図5参照)。そして、第1装飾体162の上方突出部分162aは、設置部材50のボックス部52における第2外周壁部61の上部より上方へ突出しており、該ボックス部52の上方に配置されている球タンク21の前方に位置して該球タンク21と前後方向で重なった状態となる(図5参照)。
前述のように構成された実施例のパチンコ機10では、遊技盤14の遊技領域25へ打ち出されたパチンコ球が第1始動入賞装置37の始動入賞口37aまたは第2始動入賞装置38の始動入賞口38aに入賞して、該第1始動入賞装置37または第2始動入賞装置38に配設された球検知スイッチによる球検知信号を主制御装置の主制御基板が受けると、該主制御基板は、大当り抽選を行うと共に、大当り抽選の結果に基づく所定の制御信号を統括制御装置48の統括制御基板に出力する。統括制御基板では、主制御基板からの制御信号に基づき、図柄表示装置45の表示部46において図柄変動演出を行わせる。なお主制御基板は、大当り抽選の結果として大当りが発生した場合には、統括制御基板により図柄表示装置45の表示部46において所定の図柄組合わせで図柄が停止表示されると、特別入賞装置39の開閉扉39bを開放動作させて特別入賞口39aを開放させる。
第1可動演出装置100は、図5および図6〜図9に示す初期状態において、第1〜第3可動体101,102,103が、第1〜第3初期位置に夫々停止保持されている。統括制御装置48の統括制御基板からの制御信号が第1可動演出装置100に送信されると、第1作動機構106の左作動機構106aおよび右作動機構106bの夫々の第1駆動モータ140,140が同期的に回転駆動を開始する。左作動機構106aでは、第1駆動ギア147と第1従動ギア151との噛合のもとで連係部材141が図17の姿勢から図18の姿勢に向けて正面視において時計方向へ回転すると共に、右作動機構106bでは、第1駆動ギア147と第1従動ギア151との噛合のもとで、連係部材141が図17の姿勢から図18の姿勢に向けて正面視において反時計方向へ回転する。これにより、左作動機構106aの連係部材141および右作動機構の連係部材141の夫々に連係されて第1初期位置にあった第1可動体101は、ベース体104に移動可能に支持された移動体105に支持された状態で、該第1初期位置から第1移動位置に向けて下方へ移動する。ここで、第1可動体101の第1移動位置は、図2に示すように、図柄表示装置45の表示部46が整合した表示開口62の前方に設定されており、第1移動位置まで移動した第1可動体101は、第1装飾体162が上装飾部材32a後方から下方へ延出して上方突出部分162aの一部が該上装飾部材32aと前後方向で重なった状態となり、第1装飾体162が表示部46を部分的に覆うようになる。
第1可動体101が第1初期位置から第1移動位置まで移動したことが検知されると、統括制御装置48の統括制御基板からの制御信号が第1可動演出装置100に送信され、第2作動機構107の第2駆動モータ215が回転駆動を開始する。これにより、第2駆動ギア216と第2従動ギア217との噛合のもとで、右の第2可動体102が第1可動体101の第1装飾体162に重なった第3初期位置から右方の第3移動位置に向けて移動すると同時に、第2駆動ギア216と第3従動ギア218との噛合のもとで、左の第2可動体102が第1可動体101の第1装飾体162に重なった第3初期位置から左方の第3移動位置に向けて移動する。また、第3係合手段233(係合溝233aおよび係合ピン233b)により右の第2可動体102に係脱可能に係合した右の第3可動体103が、該右の第2可動体102の第3初期位置から第3移動位置への移動に追従して、第1可動体101の第1装飾体162に重なった第4初期位置から右方の第4移動位置に向けて移動可能となる。同時に、第4係合手段234(係合溝234aおよび係合ピン234b)により左の第2可動体102に係脱可能に係合した左の第3可動体103が、該左の第2可動体102の第3初期位置から第3移動位置への移動に追従して、第1可動体101の第1装飾体162に重なった第4初期位置から左方の第4移動位置に向けて移動可能となる。
本発明に係る遊技機は、実施例に例示の形態に限らず種々の変更が可能である。
(1)第1可動体の第1初期位置および第1移動位置の間の移動方向は、実施例で例示した上下方向に限らず、左右方向、前後方向または斜め方向であってもよい。
(2)第1作動機構は、1つの第1駆動モータにより第1可動体を作動させるよう構成したものであってもよい。
(3)第2可動体における第1可動体を挟んで反対方向となる第3移動位置は、実施例で例示した左右方向に限らず、第1可動体を挟んで上下方向や斜め方向であってもよい。
(4)第1駆動手段および第2駆動手段は、電気モータに限らず、ロータリーソレノイド、リニアソレノイド、流体アクチュエータ等であっもよい。
(5)第2駆動手段による第2可動体の動作タイミングは、第1可動体が第1移動位置にある場合のみらず、該第1可動体が第1初期位置にある場合や、第1初期位置と第1移動位置との間にある場合であってもよい。また、第1可動体が第1初期位置と第1移動位置との間を移動中に、第2駆動手段を作動させて第2可動体および第3可動体を動作させるようにしてもよい。
(6)遊技盤に配設した枠状装飾ユニットの装飾部材および設置部材の第1設置壁部の間に画成する収容部は、表示窓口の上方に設けられて下方に開口するものに限らない。設置部材の第2設置壁部における左板部または右板部に配設する可動演出装置に対応して、収容部が、表示窓口の左側方に設けられて右方に開口するものや、表示窓口の右側方に設けられて左方に開口するものであってもよい。また、設置部材の第2設置壁部における下板部に配設する可動演出装置に対応して、収容部が、表示窓口の下方に設けられて上方に開口するものであってもよい。
(7)実施例では、統括制御基板により第1可動演出装置を作動制御するようにしたが、主制御基板により第1可動演出装置を作動制御するようにしてもよい。
(8)実施例では、遊技機としてのパチンコ機を示したが、遊技機はパチンコ機に限られるものではなく、アレンジボール機やスロットマシン等であってもよい。
50 設置部材,51 ベース部,52 ボックス部
100 第1可動演出装置(可動演出装置),101 第1可動体
102 第2可動体,104 ベース体,105 移動体,105a 第1取付部
105b 第2取付部,120 第1スライドレール(第1支持手段)
123 第1移動支持レール(移動支持部)
130 第2スライドレール(第2支持手段)
131 第2固定支持レール(固定支持部)
140 第1駆動モータ(第1駆動手段)
161 第1ベース支持体(ベース部材),162 第1装飾体(前面装飾部)
162a 上方突出部分(突出した部分)
215 第2駆動モータ(第2駆動手段),S2 収容部
Claims (2)
- 複数の可動体を動作させる可動演出装置を備えた遊技機であって、
前後に貫通する開口が開設されると共に該開口の開口縁前側に装飾部材が配設された板状の遊技盤と、
前記遊技盤の後側に配設され、該遊技盤の周縁部の後側に対向するベース部、およびベース部より一回り小さく形成され、該ベース部から後方へ突出すると共に前方へ開口したボックス部からなる設置部材とを備え、
前記可動演出装置は、
前記ボックス部に配設されるベース体と、
前記ベース体に配設された第1駆動手段の駆動に伴い、該ベース体に重なる第1初期位置および該第1初期位置から離間した第1移動位置の間を移動可能な第1可動体と、
前記ベース体と前記第1可動体との間に配設され、該ベース体および第1可動体の夫々と重なる第2初期位置および該第2初期位置から離間した第2移動位置の間を移動可能な移動体と、
前記第1可動体に前記移動体側へ突出して配設され、該第1可動体に配設された第2可動体を移動させる第2駆動手段とを備え、
前記移動体は、前記ベース体および第1可動体との重なり方向において段差状に形成されて、該ベース体に対向する第1取付部、および該第1取付部より前記ベース体側に位置して前記第1可動体に対向する第2取付部を有し、
前記第1取付部には、前記ベース体に対して前記移動体を移動可能に支持する第1支持手段の移動支持部が固定されると共に、前記第2取付部には、当該移動体に対して前記第1可動体を移動可能に支持する第2支持手段の固定支持部が固定され、
前記第1支持手段および第2支持手段は、前記ベース体、移動体および第1可動体の重なり方向と直交する方向に離間して配設されると共に、該直交する方向で互いに重なっており、
前記第1支持手段および第2支持手段の間に、前記第2駆動手段が臨むよう構成され、
前記可動演出装置は、最も前側に位置する前記第1可動体の前面装飾部が前記ボックス部より前側に位置した状態で前記ベース体が前記ボックス部に取り付けられ、前記第1可動体の前記第1初期位置において、前記前面装飾部の一部が前記ボックス部の外周部より外方へ突出し、
前記装飾部材と前記ベース部との間に、前記前面装飾部における前記ボックス部の外周部から外方へ突出した部分が収容可能な収容部が画成された
ことを特徴とする遊技機。 - 一対の前記第2可動体が、前記第1可動体のベース部材および前記前面装飾部の間において該ベース部材に、前記前面装飾部と重なる第3初期位置と、該前面装飾部を挟んで反対方向となる第3移動位置との間を移動可能に支持され、
一対の前記第2可動体は、前記ベース部材に配設された前記第2駆動手段に夫々連係されて、該第2駆動手段の駆動に伴い夫々の前記第3初期位置および第3移動位置の間で移動されるよう構成され、
前記第1可動体の適宜位置において前記第2駆動手段の駆動に伴い一対の前記第2可動体の夫々を夫々の前記第3移動位置へ移動させることで、前記前面装飾部の両側に前記第2可動体が夫々位置するよう構成した請求項1記載の遊技機。
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