JP6947397B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関する。
従来、抽選や遊技価値の付与等に関する制御を実行する制御基板や、発光することで遊技を盛り上げる演出を実行する電飾基板等の、回路基板を備えるパチンコ機やスロットマシン等の遊技機が知られている。この種の遊技機において、回路基板上の電子部品や配線を保護するために、回路基板の端面や前後をカバーで覆ったものが提案されている(特許文献1参照)。
特許第5758092号公報
しかしながら、特許文献1に記載の遊技機は、回路基板を覆うカバーが回路基板の周縁部に沿って回路基板を囲う側壁を有しており、該側壁により回路基板の前後を挟み込んで回路基板を支持しているため、回路基板が発する熱がカバー内で篭りやすいという問題があった。また、特許文献1に記載の遊技機においては、回路基板上の配線や搭載部品が側壁と接触して傷つくことを防ぐため、回路基板上の配線等を側壁から十分に離して配置することが求められ、側壁が接触する回路基板の周縁部の広範囲において配線や搭載部品を配置することができず、配線の自由度が低いという問題があった。
そこで本発明は、回路基板の放熱性の向上及び配線の自由度の向上を図ることが可能な遊技機を提供することを目的とするものである。
本発明に係る遊技機(1)は、支持部材(53)を有する遊技機において、
前記支持部材(53)に支持された第1保持部材(36)と、
前記第1保持部材(36)に対向して支持された第2保持部材(33)と、
前記第1保持部材(36)と前記第2保持部材(33)との間に配置され、配線が形成された配線部を少なくとも片面に有すると共に配線が形成されない非配線部を両面に有した回路基板(35)と、を備え、
前記第1保持部材(36)は、前記両面の一方の面の非配線部に当接可能な複数の第1突起部(36d)を有し、
前記第2保持部材(33)は、前記両面の他方の面の非配線部に当接可能な複数の第2突起部(33e)を有し、
前記第1保持部材(36)及び前記第2保持部材(33)の少なくとも一方は、前記回路基板(35)を支持する支持部(33d)を有し、
前記複数の第1突起部(36d)、前記複数の第2突起部(33e)、前記支持部(33d)のうち少なくとも1つは、のいずれにも前記片面に交差する方向視において重ならない位置に配置されている、ことを特徴とする。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の構成に何等影響を及ぼすものではない。
本発明に係る遊技機は、第1保持部材が、回路基板の一方の面に当接可能な複数の第1突起部を有し、第2保持部材が、回路基板の他方の面に当接可能な複数の第2突起部を有し、第1保持部材及び第2保持部材の少なくとも一方が、回路基板を支持する支持部を有しているので、回路基板と第1保持部材及び第2保持部材との間に、回路基板が第1突起部第2突起部、及び支持部に接触しない空間が形成され、回路基板が発する熱が該空間から逃げやすいことで、回路基板の放熱性の向上を図ることができる。
また、回路基板に当接可能な、複数の第1突起部、複数の第2突起部、支持部のうち少なくとも1つはのいずれにも重ならない位置に配置されているので、回路基板の第1突起部第2突起部、又は支持部が当接する部分において両面を塞いで熱が逃げにくくなることを防ぎ、回路基板の放熱性の向上を図ることができる。また、第1保持部材及び第2保持部材は、複数の第1突起部第2突起部、及び支持部で回路基板に当接するように構成したので、回路基板上の非配線部において第1保持部材第2保持部材、及び支持部が当接する箇所を限られた領域にすることができ、回路基板上の配線を形成可能な領域を拡大し、配線の自由度の向上を図ることができる。
本実施形態における遊技機の外観構成を示す斜視図である。 本実施形態におけるナビランプユニットを前方側から視た分解斜視図である。 本実施形態における前カバーを除くナビランプユニットの拡大図で、(A)は前方から視た分解斜視図、(B)は後方から視た分解斜視図である。 本実施形態における前カバーを除くナビランプユニットを示す図で、(A)は図4(C)におけるA−A断面図、(B)は図4(C)におけるB−B断面図、(C)は正面図である。 本実施形態における前カバーを除くナビランプユニットを示す図で、(A)は図4(A)におけるC−C断面図、(B)は図4(A)におけるD−D断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、本実施の形態で説明される構成の全てが、本発明の必須構成要件であるとは限らない。更に、以下の説明において基本的に「前後」とは、遊技機の前側に遊技者が居る場合に、遊技者側が「前」で、遊技機側が「後」を意味し、「上下」とは遊技機の上面側が「上」で、下面側が「下」を意味し、「左右」とは遊技機を遊技する遊技者の左手側が「左」を意味し、右手側が「右」を意味する。
1.遊技機の全体構成
まず、本発明の実施の形態に係る遊技機としてのスロットマシン1の全体構成について図1に基づいて説明をする。本実施の形態に係るスロットマシン1は、いわゆる回胴式遊技機と呼ばれるもので、メダルを遊技媒体として用いた遊技を行う種類の遊技機である。図1に示すように、スロットマシン1は、6面体構造のうち遊技者に対向する前面が開口した筐体10を備えていると共に、この開口した筐体10の前面を開閉可能な前扉50により被覆して構成されている。また、筐体10の内部には、複数の回転リールとしての第1リールR1〜第3リールR3を備えたリールユニットRE、リールユニットREの下部に配置されたメダルの払出装置としてのホッパーユニット(不図示)、及びリールユニットREの上部に配置され、遊技を実行するための各種の演算を行うと共にリールユニットREやホッパーユニットの動作を制御する主制御基板(不図示)が収められている。
第1リールR1〜第3リールR3は、それぞれ外周面が一定の間隔で21の領域(以下、各領域を「コマ」と記載する)に区画されており、各コマに複数種類の図柄のいずれかが配列されている。また、第1リールR1〜第3リールR3は、リールを駆動させるアクチュエータとしての第1ステッピングモータ〜第3ステッピングモータに軸支されており、それぞれステッピングモータの軸周りに回転駆動され、ステッピングモータの駆動パルスのパルス数やパルス幅などを制御することによって、コマ単位(所定の回転角度単位、所定の回転量単位)で停止可能に設けられている。
前扉50は、上扉ユニット50Uと、下扉ユニット50Lとに上下に分割して構成されており、上扉ユニット50Uは、その中央部から上方部に亘って大型の液晶からなる表示装置52が設けられていると共に、表示装置52の下方には、第1リールR1〜第3リールR3の回転状態及び停止状態を観察可能にする表示窓51が設けられている。第1リールR1〜第3リールR3の停止状態では、第1リールR1〜第3リールR3それぞれの外周面に一定間隔で配列された複数種類の図柄のうち、外周面上に連続して配列されている3つの図柄(上段図柄、中段図柄、下段図柄)をスロットマシン1の正面から表示窓51を通じて観察できるようになっている。
また、本実施形態のスロットマシン1では、各リールの上段・中段・下段の表示位置の組合せ(例えば中段1列)によって有効ラインLfが設定されている。なお、本実施形態のスロットマシン1では、1回の遊技に関して必要となるメダルの数、いわゆる規定投入数が3枚に設定され、規定投入数に相当するメダルが投入されると第1リールR1〜第3リールR3の中段によって構成される有効ラインLfが有効化される。
前扉50の下扉ユニット50Lには、演出用の絵柄などを表示する下パネル55が設けられていると共に、下パネル55の上方には各種の操作手段が設けられている。操作手段としては、クレジット(貯留)されたメダルを投入する操作を行うための投入操作手段として、1枚のメダルを投入するシングルベットボタンBT及び規定投入数のメダルを投入するマックスベットを実行するマックスベットボタンMB、第1リールR1〜第3リールR3を回転させて遊技を開始する契機となる開始操作を遊技者に実行させるための遊技開始操作手段としてのスタートレバーSL、第1ステッピングモータ〜第3ステッピングモータにより回転駆動されている第1リールR1〜第3リールR3のそれぞれを停止させる契機となる停止操作を遊技者に実行させるための停止操作手段としてのストップボタンB1〜ストップボタンB3などが設けられている。
更に、下扉ユニット50Lには、遊技者がメダルを投入するメダル投入口56が設けられており、このメダル投入口56から投入されたメダルは、下扉ユニット50Lの裏側に設けられたセレクタ(不図示)によってカウントされてホッパーユニットへと案内されるようになっている。本実施の形態のスロットマシン1では、遊技者がメダルをメダル投入口56に投入するか、メダルが規定投入数以上にクレジットされている場合に、シングルベットボタンBTを規定投入数と同じ回数押下する操作又はマックスベットボタンMBを押下する操作を行うことで、第1リールR1〜第3リールR3の回転制御を開始することが可能な準備状態にセットされる。そして、遊技者がスタートレバーSLを押下、つまり遊技者がスタートレバーSLに対して開始操作を実行すると、主制御基板において乱数値を用いた内部抽選が行われた後に第1リールR1〜第3リールR3をステッピングモータの駆動により回転開始させ、第1リールR1〜第3リールR3の回転速度が所定の速度まで上昇し定常回転になったことを条件に、ストップボタンB1〜ストップボタンB3の押下操作が許可、即ちストップボタンB1〜ストップボタンB3による停止操作が有効化される。
その後、遊技者が任意のタイミングでストップボタンB1〜ストップボタンB3を押下(以下、「押下タイミング」と記載)し、遊技者が任意のタイミングで押下状態にあるストップボタンB1〜ストップボタンB3を解放すると、ストップボタンB1〜ストップボタンB3のそれぞれに対応するストップスイッチがオフ動作を行い、主制御基板(不図示)へ出力するリール停止信号をオン状態からオフ状態に変化させる。
そして、主制御基板は、ストップボタンB1〜ストップボタンB3の押下タイミング及び解放タイミングに応じて信号状態が変化するリール停止信号のオフ状態からオン状態への変化に基づいて、内部抽選の結果に応じた停止位置で第1リールR1〜第3リールR3を停止させる。
また、主制御基板は、第1リールR1〜第3リールR3を停止させた後に、有効ラインLf上に停止している図柄の組合せに応じて、各種処理を実行する。主制御基板が実行する各種処理としては、例えば、有効ラインLf上に停止している図柄の組合せが複数種類の役のうちメダルの払い出しを伴う小役の図柄組合せである場合、即ち小役が入賞した場合に、入賞した小役に設定されている配当に基づきホッパーユニットからメダルを払い出す払出処理や、有効ラインLf上に停止している図柄の組合せが遊技者にメダルを消費させることなく1回遊技を実行可能にするリプレイの図柄組合せである場合に、今回の遊技における規定投入数のメダルを投入状態に設定するリプレイ処理等がある。
また、下扉ユニット50Lの下部にはメダル受け皿60が設けられており、遊技の結果に応じた枚数のメダルがメダル払出口からメダル受け皿60へ払い出されるようになっている。更に、例えば、遊技機内にクレジットされたメダルが記憶されている状態で、精算ボタンが押下された場合、精算ボタンの押下に伴ってホッパーユニットからクレジット数(クレジットされたメダルの枚数)に相当する枚数のメダルを払い出す精算処理を実行し、メダル払出口からメダル受け皿60へメダルを払い出す。
上扉ユニット50Uは、正面視において上扉ユニット50Uと略同じ大きさのベース部材53(支持部材)を有している。ベース部材53には、遊技を盛り上げるための音響装置(不図示)、スロットマシン1を装飾すると共に発光する演出を行う電飾装置75,76L,76R,77,31、演出用の可動役物71、及び上述した表示装置52など、上扉ユニット50Uを構成する複数の装飾部材や演出装置、演出装置を制御する副制御基板(不図示)等が支持されている。具体的には、表示装置52の前面には、可動役物としてシャッタ装置71が設けられており、遊技の進行に応じて左右のシャッタ(可動部材)71L,71Rを移動(開閉)させて表示装置52の画面を遮蔽させたり露出させたりすることができるようになっている。
また、電飾装置として、表示装置52の上方には上部ランプユニット75が設けられていると共に、表示装置52の左右側方には、サイドランプユニット76L,76Rが設けられている。更に、リールユニットREの図柄を観察する表示窓51の左右側方には、演出用の図柄を発光させるランプ装置77及び演出時に発光したり遊技者が操作を行ったりするプッシュボタンSBが設けられている。また、表示装置52の下方には、ベース部材53に固定されているナビランプユニット31が設けられている。これら上部ランプユニット75及びサイドランプユニット76L,76R及びナビランプユニット31は、遊技に合わせて点灯して演出用の照明装置として機能したり、遊技に係る情報を遊技者に報知する報知装置として機能したりする。
より具体的には、上記ナビランプユニット31は、複数(例えば7個)の発光部31aが左右方向に1列に並ぶように設けられている。このため、例えば、上記ナビランプユニット31は、中央に配置されている発光部31aが第2リールR2に、中央より左側に配置されている発光部31aが第1リールR1に、中央より右側に配置されている発光部31aが第3リールR3に対応して点灯することにより、第1リールR1〜第3リールR3の停止順序(以下、打順ともいう)を遊技者に報知することが出来るようになっている。また、ナビランプユニット31は、複数の発光部31aを左右方向に順番に点灯させたり、特定の発光部のみを点灯させたりすることによって、種々のランプ演出を実行することができるように構成されている。なお、上部ランプユニット75、サイドランプユニット76L,76R等が、本実施形態における複数の装飾部材を構成し、ベース部材53が、本実施形態における複数の装飾部材が設けられた支持部材を構成する。
2.ナビランプユニットの概略構成
次に、上記ナビランプユニット31の概略構成について図2に基づいて説明をする。図2に示すように、ナビランプユニット31は、スロットマシン1の外装において表示窓51の周りを覆う上扉ユニット50Uの前カバー30と、複数のアウターレンズ33(第2保持部材)と、複数のインナーレンズ34と、光源となる発光ダイオード35a(以下、LEDという)を備えた複数のLED基板35(回路基板)と、LED基板35の後方を覆う後カバー36(第1保持部材)と、を備えている。
前カバー30は、上扉ユニット50Uにおいて、表示窓51の上方部分をカバーするトップカバー部30Tと、表示窓51の側方をカバーするサイドカバー部30L,30Rと、表示窓51の下方部分をカバーするするボトムカバー部30Bと、を備えている。サイドカバー部30Lにはランプ装置77が、サイドカバー部30RにはプッシュボタンSBが取り付けられる。
上記トップカバー部30Tの後方には、後カバー36が配置されて、後方からねじ32によりトップカバー部30Tに固定されている。トップカバー部30Tと後カバー36との間には、後カバー36に対向してアウターレンズ33が配置され、トップカバー部30Tに支持されている。また、後カバー36とアウターレンズ33との間には、LED基板35が配置されている。また、トップカバー部30Tは、発光部31aに対応する位置に複数の開口30aが形成されており、該開口30aを通して、アウターレンズ33に形成されているレンズ面33aが露出するように構成されている。
ねじ32により後カバー36がトップカバー部30Tに固定された状態において、アウターレンズ33及びLED基板35は、前後方向に僅かに(例えば0.5mm以内)移動可能に構成されている。このように構成されることにより、ナビランプユニット31は、後カバー36が固定された状態において、LED基板35に前後方向に変形するストレスを与えてしまうことを防止することができる。
複数のアウターレンズ33及びアウターレンズ33とLED基板35との間に配置されている複数のインナーレンズ34は、それぞれ左右方向に1列に並べられて配置されている。アウターレンズ33及びインナーレンズ34は、透明度が高い合成樹脂で形成されており、LED基板35の前面側を覆って保護すると共に、LED35aが出力する光を屈折、収束、拡散させる等により方向を変化させ、遊技者に対してLED35aの光を効果的に見せている。
複数(例えば2枚)のLED基板35は、前面及び後面が略並行で、前面及び後面に配線(不図示)が形成されている回路基板であり、前面にはLED35aが、後面にはLED35aに電力を供給するためのコネクタ35b(図3(B)参照)が搭載されている。LED基板35は、それぞれ左右方向が長辺となる長方形に形成されて、左右方向に並べられて配置されている。LED基板35の上下方向の幅は、アウターレンズ33の上下方向の幅と略同一であり、最左方に配置されているLED基板35の左端と最右方に配置されているLED基板35の右端との長さは、最左方に配置されているアウターレンズ33の左端と最右方に配置されているアウターレンズ33の右端との長さと、略同一であるように形成されている。
後カバー36は、透明度が低い合成樹脂で形成されており、LED基板35の後面側を覆ってLED基板35を保護すると共に、LED35aから出力される光を後方に漏れにくくするように構成されている。また、後カバー36の上下方向の幅は、LED基板35の上下方向の幅と略同一であり、後カバー36の左右方向の長さは、最左方に配置されているLED基板35の左端と最右方に配置されているLED基板35の右端との長さと、略同一であるように形成されている。このように、LED基板35の上端、下端、左端及び右端(以下、上端、下端、左端及び右端をまとめて端面という)は、アウターレンズ33及び後カバー36によっては覆われないように構成されている。
3.ナビランプユニットの詳細
次に、ナビランプユニット31において、後カバー36と、それぞれ最右方に配置されているアウターレンズ33、インナーレンズ34及びLED基板35と、の詳細について図3及び図4に基づいて説明をする。図3(A)及び(B)に示すように、後カバー36は、前方に向けて配置されている板状の後保護板36aと、後保護板36aの周縁部から前方へ延設されている後壁部36bと、を有し、後保護板36aには、ねじ32が貫通する複数のねじ孔36cが形成されている。
後壁部36bの前端には、円柱状の複数の後カバー突起部36d(第1突起部)が前方に向けて突起して設けられている。また、複数の後カバー突起部36dの前端は、略同一平面上に配置されている。後カバー36は、後保護板36aの前面から後カバー突起部36dの前端までの距離が、LED基板35の後面に搭載されているコネクタ35b等の部品の前後方向の最大長さより大きくなるように形成されている。また、後カバー突起部36dは、周囲からの突出長さが、LED基板35の後面に形成されている配線の厚さより十分に長く形成されていると共に、少なくとも3つの後カバー突起部36dの前端が、LED基板35の後面(一方の面)の周縁部に同時に当接可能に形成されており、後カバー突起部36dがLED基板35に当接して、LED基板35の後方への移動を規制している。これにより、LED基板35の後面と後壁部36bの前端との間には、LED基板35の後面に形成されている配線の厚さより前後方向の寸法が大きな空間42が形成され(図4(A)参照)、後壁部36bの前端はLED基板35及びLED基板35の後面上に形成されている配線のいずれにも当接しないように構成される。
LED基板35は、厚さが略一定の平板状に形成されており、前方を向くように配置されている。LED基板35は、前面及び後面に配線がエッチング等により形成されており、後面のコネクタ35bに供給された電流が配線を通じてLED35aに供給されるように構成されている。なお、以下の記載において、LED基板35の前面及び後面の、配線が形成されている範囲を配線部35g(図5(A)、(B)参照)、配線が形成されていない範囲を非配線部35h(図5(A)、(B)参照)という。後カバー突起部36dが当接可能なLED基板35の後面の範囲は非配線部35hとなっている。
LED基板35には、LED基板35の前面と平行な方向について、LED基板35をアウターレンズ33に対して位置決めするための、円孔35cと、LED基板の上端部及び下端部にそれぞれ配置されて前後方向に延びる溝35dと、が形成されている。また、LED基板35には、LED基板35の前面と平行な方向について、LED基板35をインナーレンズ34に対して位置決めするための、円孔35e及び長孔35fが形成されている。長孔35fは、LED基板35の前面において、長手方向が円孔35eの中心と長孔35fの中心とを結ぶ直線に平行となるように形成されている。
アウターレンズ33は、発光部31aに対応する位置に形成されているレンズ面33aを有して、後カバー36に対向するように前方に向けて配置されている板状の前保護板33bと、前保護板33bの周縁部から後方へ延設されている前壁部33cと、を有し、トップカバー部30Tに当接することにより前方への移動及びLED基板35の前面と平行な方向への移動が規制されている。前壁部33cの後端には、円孔35c及び溝35dのそれぞれに対応する位置に配置されている円柱状のアウターレンズ支持部33dが後方に向けて突設されている。アウターレンズ支持部33dは、円孔35c及び溝35dのそれぞれに挿入されている。これにより、アウターレンズ33は、LED基板35の前面と平行な方向について、アウターレンズ33に対してLED基板35を位置決め支持している。前壁部33cの後端には、円柱状の複数のアウターレンズ突起部33e(第2突起部)が後方に向けて突設されている。また、複数のアウターレンズ突起部33eの後端は、略同一平面上に配置されている。
また、アウターレンズ突起部33eは、前壁部33cの後端からの突出長さが、LED基板35の前面に形成されている配線の厚さより十分に長く形成されていると共に、少なくとも3つのアウターレンズ突起部33eの後端が、LED基板35の前面(他方の面)の周縁部に同時に当接可能に形成されており、アウターレンズ突起部33eがLED基板35に当接して、LED基板35の後方への移動を規制している。これにより、LED基板35の前面と前壁部33cの後端との間には、LED基板35の前面に形成されている配線の厚さより前後方向の寸法が大きな空間40が形成され(図4(A)参照)、前壁部33cの後端はLED基板35及びLED基板35の前面上に形成されている配線のいずれにも当接しないように構成される。
また、アウターレンズ突起部33eは、LED基板35の前面に形成されている非配線部35hに当接するように配置されていると共に、LED基板35の前面に形成されている配線からは十分な距離(例えば5mm)を離して配置されており、LED基板35の前面と平行な方向における部品間の遊びや部品寸法のばらつき等があっても、配線とアウターレンズ突起部33eとが当接しないように構成されている。
インナーレンズ34は、前方を向くように配置されている板状に形成されて、アウターレンズの前壁部33cの内側に収納されており、アウターレンズ33に当接することにより前方への移動が規制されている。インナーレンズ34は、前面及び後面に、LED35aが出力した光の方向を変化させるための複数の凹凸34aが形成されており、後面に、LED35aとインナーレンズ34とが当接することを防ぐための凹部34bがLED35aに対応する位置に形成されている。インナーレンズ34の後面側には、円孔35e及び長孔35fのそれぞれに対応する位置に配置されている円柱状のインナーレンズ支持部34cが後方に向けて突設されている。インナーレンズ支持部34cは、円孔35e及び長孔35fのそれぞれに挿入されている。これにより、LED基板35は、LED基板35の前面と平行な方向について、インナーレンズ34に対して位置決め支持されている。また、インナーレンズ34の後面側には、円柱状の複数のインナーレンズ突起部34dが後方に向けて突設されている。また、インナーレンズ突起部34dの後端は、略同一平面上に配置されている。
また、少なくとも3つのインナーレンズ突起部34dの前端は、LED基板35の前面に同時に当接可能で、かつインナーレンズ突起部34dは、周囲からの突出長さが、LED基板35の前面に形成されている配線の厚さより十分に長く形成されている。これにより、LED基板35の前面とインナーレンズ支持部34c及びインナーレンズ突起部34d以外の部分との間には、LED基板35の前面に形成されている配線の厚さより前後方向の寸法が大きな空間41が形成され(図4(B)参照)、インナーレンズ34は、インナーレンズ支持部34c及びインナーレンズ突起部34d以外の部分が、LED基板35及びLED基板35の後面上の配線のいずれにも当接しないように構成される。
後カバー36は、前カバー30を介してベース部材53に固定されることで、ベース部材53に支持されている。この、後カバー36が、本実施形態における第1保持部材を構成し、アウターレンズ33が、本実施形態における第2保持部材を構成する。
次に、後カバー突起部36d、アウターレンズ突起部33e及びインナーレンズ突起部34dの配置について説明をする。図4(C)における断面図である図4(A)及び(B)、図4(A)における断面図である図5(A)及び(B)に示すように、後カバー突起部36dとアウターレンズ突起部33eとは、左右方向即ちLED基板35の長手方向において互いに重ならないように配置されており、後カバー突起部36dとインナーレンズ突起部34dとは、左右方向即ちLED基板35の長手方向において互いに重ならないように配置されている。従って、LED基板35の前面に交差する方向視において、後カバー突起部36dとアウターレンズ突起部33eとが、後カバー突起部36dとインナーレンズ突起部34dとが、それぞれ重ならない位置に配置されているといえる。
また、LED基板35の前面において、非配線部35hは、LED基板35の前面に当接可能なアウターレンズ突起部33e及びインナーレンズ突起部34dの周囲に形成されている。LED基板35の前面と平行な方向における部品間の遊びや部品寸法のばらつき等があっても、配線部35gに形成されている配線と、アウターレンズ突起部33e及びインナーレンズ突起部34dと、が当接しないように、非配線部35hは、アウターレンズ突起部33e及びインナーレンズ突起部34dのLED基板35の前面に当接可能な面から十分な範囲(例えば周囲5mm)に形成されている。
同様に、LED基板35の後面においては、LED基板35の後面に当接可能な後カバー突起部36dの周囲に非配線部35hが形成されている。LED基板35の後面と平行な方向における部品間の遊びや部品寸法のばらつき等があっても、配線部35gに形成されている配線と、後カバー突起部36dと、が当接しないように、非配線部35hは、後カバー突起部36dのLED基板35の前面に当接可能な面から十分な範囲(例えば周囲5mm)に形成されている。このように、LED基板35の前面及び後面において、非配線部35hは、LED基板の前面及び後面に当接可能なアウターレンズ突起部33e、インナーレンズ突起部34d及び後カバー突起部36dの周囲の限られた領域に形成されて、非配線部35hを除く領域である配線部35gに配線を形成可能としている。
4.本実施形態のまとめ
以上のように、本実施形態のスロットマシン1は、後カバー36が、LED基板35の後面に当接可能な複数の後カバー突起部36dを有し、アウターレンズ33が、LED基板35の前面に当接可能な複数のアウターレンズ突起部33eを有しているので、LED基板35と後カバー36及びアウターレンズ33との間に、LED基板が後カバー突起部36d及びアウターレンズ突起部33eに接触しない空間42及び空間40が形成され、LED基板35が発する熱が空間42及び空間40から逃げやすいことで、LED基板35の放熱性の向上を図ることができる。
また、LED基板35に当接可能な複数のアウターレンズ突起部33eのうち少なくとも1つは複数の後カバー突起部36dのいずれにも重ならない位置に配置されているので、LED基板35の後カバー突起部36d又はアウターレンズ突起部33eが当接する部分において両面を塞いで熱が逃げにくくなることを防ぎ、LED基板35の放熱性の向上を図ることができる。
また、後カバー36及びアウターレンズ33は、複数の後カバー突起部36d及びアウターレンズ突起部33eでLED基板35に当接するように構成したので、LED基板35上の非配線部35hにおいて後カバー36及びアウターレンズ33が当接する箇所を限られた領域にすることができ、LED基板35上の配線を形成可能な領域を拡大し、配線の自由度の向上を図ることができる。
また、LED基板35は、アウターレンズ33に形成されたアウターレンズ支持部33dにより配線が形成された面と平行な方向を位置決め支持され、複数の後カバー突起部36d及びアウターレンズ突起部33eにより配線が形成された面と交差する方向を支持可能に構成されているので、後カバー36又はアウターレンズ33によりLED基板の端面を覆うようにLED基板35を支持する場合と比較して、回路基板の外寸法を大きく設計することができ、配線の自由度の向上を図ることができる。
5.変形例
なお、本実施形態において、スロットマシン1は、回路基板がLEDを搭載したLED基板であるように構成されているが、これに限定されない。例えば、回路基板は、主制御基板や副制御基板、可動役物に搭載されているドライバ基板等であるように構成されていてもよいし、配線を接続するための中継基板やスロットマシン1の各部に電流を供給する電源基板等であるように構成されていてもよい。
また、本実施形態において、スロットマシン1は、アウターレンズ突起部33eが、LED基板35の前面に交差する方向視において後カバー突起部36dと重ならない位置に配置されるように構成されているが、全てのアウターレンズ突起部33eが、LED基板35の前面に交差する方向視において後カバー突起部36dと重ならない位置に配置されるように構成されているものに限定されない。ただし、少なくとも基板の中心から最も遠いアウターレンズ突起部33e及び後カバー突起部36d同士は重ならないように配置されていることが望ましい。
また、本実施形態において、スロットマシン1は、LED基板35が前後方向に遊びを有して支持されるように構成されているが、これに限定されない。例えば、スロットマシン1は、後カバー36がLED基板35を挟み込んだ状態でアウターレンズ33に対してねじにより固定されて、LED基板35が前後方向に遊びを有しないように支持されるように構成されていてもよい。この場合においては、複数のアウターレンズ突起部33eのうち、一部のアウターレンズ突起部33eは、LED基板35の前面に交差する方向視において後カバー突起部36dと重なる位置に配置されて、LED基板35に前後方向に変形するストレスを軽減するように構成されることが望ましい。
また、本実施形態において、スロットマシン1は、回路基板としてのLED基板35が支持部材としてのベース部材53に支持されるように構成されているが、これに限定されない。例えば、スロットマシン1は、回路基板が筐体10に支持されるように構成されていてもよいし、下扉ユニット50Lを構成する部品に支持されるように構成されていてもよい。
また、本実施形態において、スロットマシン1は、LED基板35の端面がアウターレンズ33及び後カバー36によっては覆われないように構成されているが、これに限定されない。例えば、スロットマシン1は、LED基板35の端面の一部がアウターレンズ33又は後カバー36によって覆われるように構成されていてもよい。
また、本実施形態において、スロットマシン1は、アウターレンズ33のアウターレンズ支持部33dが、LED基板35の円孔35c及び溝35dのそれぞれに挿入され、また、インナーレンズ34のインナーレンズ支持部34cが、LED基板35の円孔35e及び長孔35fのそれぞれに挿入され、LED基板35の前面と平行な方向について、LED基板35がアウターレンズ33及びインナーレンズ34に対して位置決め支持されるように構成されているが、これに限定されない。スロットマシン1は、例えば、後カバー36から前方に向けて突設されている図示しない後カバー支持部が、円孔35e及び長孔35fのそれぞれに挿入され、LED基板35の前面と平行な方向について、LED基板35が後カバー36に対して位置決め支持されるように構成されていてもよい。
また、スロットマシン1は、例えば、LED基板35に円孔35cのみ又は溝35dのみが形成されて、円孔35cのみ又は溝35dのみによって、LED基板35の前面と平行な方向について、LED基板35がアウターレンズ33、インナーレンズ34、後カバー等に位置決め支持されるように構成されていてもよい。また、スロットマシン1は、例えば、LED基板35には貫通する円孔35cや溝35dの代わりに貫通しない溝や窪み等が形成され、当該溝や窪みにアウターレンズ支持部33dやインナーレンズ支持部34c、後カバー支持部等が挿入されて、LED基板35の前面と平行な方向について、LED基板35がアウターレンズ33、インナーレンズ34、後カバー等に位置決め支持されるように構成されていてもよい。
また、スロットマシン1は、例えば、LED基板35に円孔35c及び溝35dのいずれも形成されず、LED基板35の前面と平行な方向について、LED基板35の端面に当接可能な部品に対してLED基板35が位置決め支持されるように構成されていてもよい。具体的には、前カバー30、後カバー36、アウターレンズ33等がLED基板35の端面に当接可能な図示しない当接部を有して、LED基板35の前面と平行な方向について、LED基板35が前カバー30、後カバー36、アウターレンズ33等に位置決め支持されるように構成されていてもよい。
また、本実施形態において、スロットマシン1は、後カバー36が第1保持部材を構成し、アウターレンズ33が第2保持部材を構成しているが、これに限定されない。スロットマシン1は、第1保持部材及び第2保持部材との間に基板が配置されているように構成されるものであればよい。スロットマシン1は、例えば、アウターレンズ33が第1保持部材を構成し、後カバー36が第2保持部材を構成してもよいし、前カバー30やインナーレンズ34が第1保持部材や第2保持部材を構成してもよいし、その他の構成部品が第1保持部材や第2保持部材を構成してもよい。
また、本実施形態においては、遊技機の一例である、メダルを遊技媒体として用いた遊技を行うスロットマシンを例にして説明したが、本発明は、遊技球を遊技媒体として用いた遊技を行うスロットマシンや、入賞口への入球を抽選契機とした抽選が実行されるパチンコ機を含む弾球遊技機等の各種の遊技機に適用可能である。
1 スロットマシン(遊技機)
33 アウターレンズ(第2保持部材)
33d アウターレンズ支持部(支持部)
33e アウターレンズ突起部(第2突起部)
35 LED基板(回路基板)
35c 円孔(孔)
35d 溝
36 後カバー(第1保持部材)
36d 後カバー突起部(第1突起部)
53 ベース部材(支持部材)
75 上部ランプユニット(装飾部材)
76L サイドランプユニット(装飾部材)
76R サイドランプユニット(装飾部材)

Claims (1)

  1. 持部材を有する遊技機において、
    前記支持部材に支持された第1保持部材と、
    前記第1保持部材に対向して支持された第2保持部材と、
    前記第1保持部材と前記第2保持部材との間に配置され、配線が形成された配線部を少なくとも片面に有すると共に配線が形成されない非配線部を両面に有した回路基板と、を備え、
    前記第1保持部材は、前記両面の一方の面の非配線部に当接可能な複数の第1突起部を有し、
    前記第2保持部材は、前記両面の他方の面の非配線部に当接可能な複数の第2突起部を有し、
    前記第1保持部材及び前記第2保持部材の少なくとも一方は、前記回路基板を支持する支持部を有し、
    前記複数の第1突起部、前記複数の第2突起部、前記支持部のうち少なくとも1つは、のいずれにも前記片面に交差する方向視において重ならない位置に配置されている、
    ことを特徴とする遊技機。
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