JP2021119826A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ハーネスの余裕部の挟み込みを防止できるようにする。【解決手段】 内枠3に設けられた内枠側基板49と、内枠3に対してヒンジ手段6を介して開閉及び着脱可能な前扉4に設けられた前扉側基板50と、内枠側基板49と前扉側基板50とを接続するハーネス12とを備え、ハーネス12の少なくとも一端側は、内枠側基板49と前扉側基板50との一方に着脱可能である。ハーネス12は、前扉4の開閉を許容する余裕部94を備え、余裕部94は、ヒンジ手段6の近傍で上下方向に湾曲する。【選択図】 図9

Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機等の遊技機に関するものである。
パチンコ機等の遊技機は、支持枠を構成する内枠と、この内枠の前側に配置され且つヒンジ手段を介して内枠に開閉、着脱可能に装着された前扉とを備え、その内枠側と前扉側との電機系統をハーネスを介して接続している。このハーネスは、前扉のヒンジ手段廻りの開閉を許容する余裕部を有し、その余裕部の屈伸により前扉をヒンジ手段廻りに開閉できるようにしている。
このハーネスを内枠と前扉とに跨がって設けるに当たっては、従来、余裕部が平面視U字状に湾曲するハーネスを用い、このハーネスの両端を内枠側の内枠側基板と前扉側の前扉側基板とに接続して、前扉が閉状態のときには余裕部がヒンジ手段側に接近して平面視U字状に湾曲し、前扉が開状態のときにはハーネスの両端間で余裕部が伸びるようにしている(特許文献1)。
特開2018−175907号公報(特に図99、図100)
従来のハーネスの配置構造では、前扉を閉じたときにハーネスの余裕部が平面視U字状に湾曲してヒンジ手段の後側近傍に折り畳まれるため、ハーネスの余裕部が内枠と前扉との間に挟み込まれる惧れがある。そのため開放後の前扉を閉じる場合には、ハーネスの余裕部が挟み込まれないように慎重に行う必要がある。
本発明は、このような問題点に鑑み、ハーネスの余裕部の挟み込みを防止できる遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、支持枠に設けられた支持枠側基板と、前記支持枠に対してヒンジ手段を介して開閉及び着脱可能な前扉に設けられた前扉側基板と、前記支持枠側基板と前記前扉側基板とを接続するハーネスとを備え、前記ハーネスの少なくとも一端側は、前記支持枠側基板と前記前扉側基板との一方に着脱可能である遊技機において、前記ハーネスは、前記前扉の開閉を許容する余裕部を備え、前記余裕部は、前記ヒンジ手段の近傍で上下方向に湾曲するものである。
前記支持枠は、前記前扉が閉状態のときに少なくとも前記余裕部を収容可能な収容部を備え、前記余裕部は、前記前扉の開閉により前記収容部に対して出退可能であることが望ましい。前記支持枠側基板は、前記収容部内又は前記収容部の裏側近傍に配置され、前記ハーネスの支持枠側コネクタは、前記収容部内で又は前記収容部を経て前記収容部の裏側で前記支持枠側基板に接続されていることもある。
本発明によれば、ハーネスの余裕部の挟み込みを防止できる利点がある。
本発明の第1の実施形態を示す遊技機の正面図である。 同遊技機の側面図である。 同遊技盤を含む内枠側の正面図である。 同前扉の背面図である。 同制御系のブロック図である。 同コネクタの端子接続図である。 同内枠側の要部の正面図である。 同内枠、前扉の要部の側面断面図である。 同内枠、前扉の要部の平面断面図である。 同前扉の開放状態の平面断面図である。 本発明の第2の実施形態を示す内枠側の正面図である。 同内枠、前扉の要部の側面断面図である。 同内枠、前扉の要部の平面断面図である。 同前扉の開放状態の平面断面図である。 本発明の第3の実施形態を示す内枠側の正面図である。 同内枠、前扉の要部の側面断面図である。 同内枠、前扉の要部の平面断面図である。 同前扉の開放状態の平面断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図10は本発明をパチンコ機等の遊技機1に採用した第1の実施形態を例示する。遊技機1は、図1〜図4に示すように、遊技島に固定される矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に配置される内枠3と、この内枠3の前側に配置される前扉4とを備えている。
内枠3はヒンジ手段5を介して外枠2に開閉及び着脱可能に枢着され、前扉4はヒンジ手段6を介して内枠3に開閉及び着脱可能に枢着されている。また内枠3、前扉4はヒンジ手段5,6と反対側の施錠手段によって外枠2、内枠3に対して閉状態で夫々施錠可能となっている。なお、外枠2と内枠3とにより支持枠が構成されている。支持枠は筐体等でもよい。外枠2は矩形状に形成されている。内枠3は外枠2に対応する矩形枠状であり、閉状態のときに外枠2に前側から嵌合している。
内枠3は上部側に遊技盤装着部7を、下部側に下部装着部8を夫々備え、その遊技盤装着部7に遊技盤9が前側から着脱自在に装着され、また下部装着部8に発射手段10と下部スピーカ11とハーネス12用の収容部13とが左右に配置されている。
遊技盤装着部7には、遊技盤9の一端側が係合する係合部14と、遊技盤9の他端側を締結する上下一対の固定手段15とが設けられている。遊技盤装着部7に遊技盤9を装着する際には、遊技盤9の一端側を係合部14に係合させて、その係合部14側を支点として遊技盤9の他端側を遊技盤装着部7側へと押圧する。そして、遊技盤9を遊技盤装着部7内へと押し込んだ後に、上下の固定手段15により遊技盤9の他端側を締め付けて固定すればよい。
発射手段10は遊技球を1個ずつ遊技盤9側へと発射するためのものであり、図3に示すように、下部装着部8の左右方向の略中央に配置された発射板16と、発射板16に固定された発射レール17と、発射レール17上の遊技球を発射位置に規制するストッパ部18と、発射板16に前後方向に駆動軸19を介して枢支され且つ発射レール17上の遊技球を発射方向に打撃する打撃槌20と、駆動軸19を介して打撃槌20を駆動する駆動ソレノイド等の発射駆動手段21とを備えている。
前扉4は、内枠3の遊技盤装着部7及び下部装着部8の前側に対応して配置されている。この前扉4は、略矩形状に構成された扉枠23と、この扉枠23の前面に装着された装飾部材である前扉カバー24と、遊技盤9の遊技領域25を視認可能に前扉カバー24に形成された視認窓26と、視認窓26を塞ぐガラスユニット27とを備えている。
前扉カバー24は、図1に示すように視認窓26の外側で扉枠23の前面に装着された左カバー部28、右カバー部29、上カバー部30を備え、また視認窓26の下側に下部ユニット31が設けられている。
上カバー部30側には、左右一対の上部スピーカ32と、多数のLEDを備えたLED発光演出手段33と、上カバー部30の一側に配置されたファン等の送風演出手段34とが設けられている。送風演出手段34に代えて、可動部材を備えた可動演出手段、その他の演出手段を設けてもよい。左右カバー部28,29内には、その下部に下部スピーカ22が配置され、その下部スピーカ22の上側にLED発光演出手段35,36が設けられている。
下部ユニット31には、操作演出用の演出操作ボタン37と、発射用の遊技球を貯留する上皿(発射球貯留部)38と、余剰球を貯留する下皿(余剰球貯留部)39とが上下に設けられ、また演出操作ボタン37に対して下皿39と反対側で下部スピーカ11の前側に発射手段10の操作用の発射ハンドル40が設けられている。
上皿38は演出操作ボタン37の左右一側から後側に跨がって形成されている。下皿39は上皿38から溢流した溢流球、発射手段10による発射後に遊技領域25まで到達せずに失速して戻るファール球等を余剰球として貯留可能である。発射ハンドル40は遊技者が把持して発射手段10を作動させるためのものであり、遊技者が発射ハンドル40を把持して回動操作したときに、球送り手段(図示省略)を介して上皿38の遊技球が1個ずつ発射レール17上に供給され、その操作量に応じた打撃力で打撃槌20が発射レール17上の遊技球を打撃して遊技盤9側へと発射するようになっている。
なお、前扉4は、視認窓26及びガラスユニット27等を備えた上部側のガラス扉と、演出操作ボタン37、上皿38、下皿39及び発射ハンドル40等を備えた下部側の開閉扉とに二分割して、ガラス扉と開閉扉とが別々に開閉するように構成することも可能である。
ガラスユニット27は、所定の間隔を置いて配置された前後2枚のガラス板41と、このガラス板41を外周側から保持する保持部材42とを備え、扉枠23の裏側において、下側の左右一対の係合手段を介して下横部材43の受け部上に載置され、上側が左右一対の締結手段44により締結されている。
前扉4側には、その電気系統として上部スピーカ32、LED発光演出手段33、送風演出手段34、LED発光演出手段35,36、演出操作ボタン37、発射ハンドル40等の扉側電子部品と、この扉側電子部品を制御する扉側制御基板が設けられている。
前扉4側に設けられた複数種類の電子部品を見た場合、図5に示すように、LED発光演出手段33,35,36のLED46と、そのLED46を駆動するLEDドライバ47には、DC12V(第1電源)が使用され、またバッファ48にはDC12Vよりも低いDC5V(第2電源)が使用されている。なお、LEDドライバ47の場合にも、その種類にってはDC5Vが使用されることもある。
このように前扉4側では、扉側電子部品の種類によってDC12VとDC5Vとの二種類の電源が必要であるが、内枠3の内枠側基板49から前扉4の前扉側基板50へはDC12Vのみを供給して、前扉側基板50の電源生成回路51においてDC5Vを生成して、そのDC5Vをバッファ48に供給する。
このようにすれば、後述のように内枠3側と前扉4側との間に設けられるハーネス12の電源用の配線数を少なくすることができ、ハーネス12全体の配線数を少なくすることが可能である。
遊技盤9の前面には、打ち込まれた遊技球を流下させながら遊技を行う遊技領域25と、発射手段40によって発射された遊技球を遊技領域25の上部側へと案内する案内通路55とが設けられている。
案内通路55は、遊技盤9の前面に配置された内レール56と外レール57との間に円弧状に形成されており、下部側の球受入れ部側で発射手段40からの遊技球を受け入れて上側へと案内し、内レール56の上端側の球打ち込み部側から遊技領域25内に遊技球を打ち込むようになっている。
遊技盤9の前面には、遊技領域25の外周側に樹脂製の外周部材58が配置され、また遊技領域25の中央部に液晶式等の画像表示手段59と、この画像表示手段59の前側に対応するセンターケース60とが前後に対応して装着されている。
画像表示手段59は液晶式等であって、演出図柄表示手段61、操作誘導表示手段62等を構成している。なお、演出図柄表示手段61は回転リール式であってもよい。センターケース60は画像表示手段59の表示画面に対応する表示窓63と、遊技盤9の前面に当接して遊技盤9から前側に突出し且つ表示窓63を取り囲むケース本体部64とを有し、ケース本体部64の前面に普通図柄表示手段65、特別図柄表示手段66等が設けられている。
遊技領域25には、図3に示すように、センターケース60の左右両側に左打ち通路68と右打ち通路69とが設けられている。また遊技領域25には、普通入賞手段70、普通図柄始動手段71、大入賞手段72、特別図柄始動手段73が配置されている。
普通図柄始動手段71は普通図柄表示手段65による図柄始動を開始させるためのもので、通過ゲートにより構成されている。普通図柄表示手段65は普通図柄を変動表示するためのもので、例えば「○」「×」の二種類の普通図柄に対応する2個のLED等の発光体により構成されている。
この普通図柄表示手段65は普通図柄始動手段71が遊技球を検出することを条件に2個の発光体が所定時間交互に点滅して、普通図柄始動手段71による遊技球の検出時に取得された当たり判定乱数値が予め定められた当たり判定値と一致する場合に、当たり態様に対応する「○」側の発光体が発光した状態で、それ以外の場合に外れ態様に対応する「×」側の発光体が発光した状態で夫々点滅を終了する。
特別図柄始動手段73は特別図柄表示手段66による図柄変動を開始させるためのもので、上始動入賞手段73aと下始動入賞手段73bとを上下に備えている。上始動入賞手段7aは非開閉式である。下始動入賞手段73bは遊技球が入球不可能(又は入球困難)な閉状態と入球可能(又は入球容易)な開状態とに切り換え可能な開閉式であり、普通図柄表示手段65の変動後の停止図柄が当たり態様となって普通利益状態が発生したときに、閉状態から開状態へと所定時間開放するようになっている。
特別図柄表示手段66は1個又は複数個の表示手段、例えば特別図柄を変動表示可能なセグメント式等の1個の表示手段により構成されており、特別図柄始動手段73の上始動入賞手段73a又は下始動入賞手段73bに遊技球が入賞することを条件に特別図柄を所定時間変動表示して、特別図柄始動手段73への入賞時に取得した大当たり判定乱数値が予め定められた大当たり判定値と一致する場合に、特別図柄が所定の大当たり態様(特定態様)で、それ以外の場合に外れ態様で夫々停止する。
演出図柄表示手段61は特別図柄表示手段66による特別図柄の変動表示と並行して演出図柄を変動表示するもので、1個又は複数個(例えば左右方向に3個)の演出図柄を各種の演出画像と共に画像表示手段59の表示画面に変動表示可能に構成されている。
演出図柄は数字図柄により構成されており、特別図柄始動手段73の始動入賞手段73a,73bの何れかに遊技球が入賞した場合に、特別図柄の変動開始と同時に複数種類の変動パターンの何れかに従って変動を開始して、特別図柄の停止と同期して略同時に停止する。なお、演出図柄は特別図柄が外れ態様で停止する場合には外れ演出態様で停止し、特別図柄が大当たり態様で停止する場合には大当たり演出態様で停止する。
大入賞手段72は、遊技球が入賞可能な開状態と入賞不可能な閉状態とに切り換え可能な開閉式であって、特別図柄表示手段66の変動後の特別図柄が大当たり態様となって特別利益状態が発生したときに、所定の開放パターンに従って1回又は複数回開放してその上側から遊技球を入賞させるようになっている。
この大入賞手段72は、遊技盤9の前側に開口状に形成された入賞口と、入賞口を開閉可能な開閉部材とを備え、特別図柄が大当たり態様で停止する大当たり(特別利益状態)が発生した場合に、開閉部材が所定回数開閉するようになっている。
遊技機1全体の制御系統は、概ね図5に示すように構成される。即ち、遊技機1には、大入賞手段72等の遊技動作を制御する主制御基板75と、演出図柄表示手段61等の各種演出動作を制御する演出制御基板76と、各部に電源を供給する電源基板77等の他に、演出制御基板76、電源基板77に接続された中継用の内枠側基板49と、この内枠側基板49に接続された前扉側基板50等がある。
主制御基板75、演出制御基板76は、図2に示すように、遊技盤9の裏カバーの裏側等、遊技盤9側に着脱自在に設けられている。電源基板77は、図5に示すように、DC12V等の遊技盤9を含む内枠3側で必要な電源を生成する内枠側電源生成部78と、前扉側基板50に必要な単一のDC12Vを生成する前扉側電源生成部79とを有する。なお、電源基板77は内枠3に設けられている。
図7〜図10に示すように、内枠側基板49は内枠3の下部装着部8の裏側等の所要箇所に配置され、また前扉側基板50は、内枠側基板49の近傍で前扉4の扉枠23の裏側下部等に設けられている。内枠側基板49には内枠側固定コネクタ81が、前扉側基板50には前扉側固定コネクタ82が夫々設けられている。内枠側固定コネクタ81と前扉側固定コネクタ82は、両端に枠側コネクタ83、扉側コネクタ84を有するハーネス12を介して着脱自在に接続されている。
ハーネス12は素線その他の電線に絶縁被覆を施した多数の被覆配線の集合体であって、その被覆配線には電源用、信号用等の多数の配線が含まれている。例えば、この実施形態では、図6に1〜20の端子番号を付して示すように20端子型のコネクタ81〜84が使用されている。そのためハーネス12は電源用、信号用等の20本の配線の集合体によって構成されている。
各コネクタ81〜84には、その端子列の一端側に2個のGND端子と4個のDC12V端子と2個のGND端子とが配置され、またGND端子から他端側へとCLK_L端子,DATA_L端子、GND端子、CLK_IN端子,DATA_IN端子、LT端子、2個のGND端子、SP2+端子、SP2−端子、SP1+端子、SP1−端子が配置されている。基板49,50側の固定コネクタ81,82の各端子番号の端子と、ハーネス12側のコネクタ83,84の各端子番号の端子は対応している。
前扉4側ではLED46、LEDドライバ47等にDC12Vが必要であり、バッファ48等にDC5Vが必要であるが、内枠側基板49から前扉側基板50へはDC12Vのみを供給し、DC5Vは前扉側基板50の電源生成回路51において生成する。そして、前扉側基板50は前扉側固定コネクタ82のDC12V端子等から通過路86を経てLEDドライバ47等にDC12Vを供給し、通過路86から分岐する電源生成回路51でDC5Vを生成して、そのDC5Vをバッファ48等に供給する。
前扉4側において、DC12VとDC5Vとの二種類の電源が必要な場合に、DC12VとDC5Vとを内枠3側の電源基板77で生成してハーネス12を介して前扉側基板50に供給する場合には、DC12V用の配線の他にDC5V用の配線が必要になり、ハーネス12の配線数が増加する。
しかし、この実施形態に示すように、内枠側基板49から前扉側基板50へと単一のDC12Vを供給して、前扉側基板50においてDC12VからDC5Vを生成することにより、内枠側基板49と前扉側基板50とを接続するハーネス12の電源用の配線数を少なくすることができ、ハーネス12全体の配線数を少なくすることが可能である。その結果、ハーネス12の散けによる咬み込み等も防止することができる。
この実施形態では、DC12V用、GND用に4本の電源用配線を使用しているが、各端子の定格電流が2Aであり、最大電流8Aを確保するためである。そのためDC12V用の端子数、電源用配線数は最大電流の大小によって変化する。
なお、CLK_L端子はLED駆動制御用のクロック信号、DATA_L端子はLED駆動制御用のデータ信号、CLK_IN端子はスイッチ入力用のクロック信号、DATA_IN端子はスイッチ入力用のデータ信号、LT端子はスイッチ入力用のラッチ信号を夫々送信する。
CLK_L端子、DATA_L端子はシリアル出力用であって、クロック信号とデータ信号との2信号を用いてLEDを駆動制御する。前扉4側のLEDドライバに向けてLED駆動信号を出力し、LEDドライバはクロック信号に同期してデータ信号を取り込んで、データ信号に応じてLEDを点灯させる。
CLK_IN端子、DATA_IN端子、LT端子はシリアル入力用であって、ラッチ信号、クロック信号、データ信号の3信号を用いて前扉4側のスイッチ信号を取り込む。例えば前扉4側の演出操作ボタン37、可動体の位置検出等のスイッチ信号を演出制御基板76のCPUに送り込む場合には、演出制御基板76のCPUがパラレルシリアル変換回路にラッチ信号を出力してスイッチ信号を取り込み、そのスイッチ信号をクロック信号に同期してデータ信号を介してCPUに送る。
内枠側基板49及び前扉側基板50は、図7〜図10に示すように、下部側のヒンジ手段5,6の近傍で内枠3及び前扉4の下部側に配置され、その裏側に内枠側固定コネクタ81、前扉側固定コネクタ82が設けられている。内枠3の下部装着部8には、ヒンジ手段5,6側近傍の後壁部88の裏側に内枠側基板49が配置され、この内枠側基板49のヒンジ手段5,6側にハーネス12の収容部13と挿通部90とが設けられている。
収容部13は下部装着部8に前側から後壁部88側へと凹入して形成されており、前扉4を閉鎖したときにその内部にハーネス12の主要部の略全体を収容でき、また前扉4の開閉時に収容部13に対してハーネス12が前側から出退するようになっている。挿通部90は、収容部13の後壁部88に前後方向に貫通して形成されている。
ハーネス12の枠側コネクタ83を内枠側基板49の内枠側固定コネクタ81に接続する際には、収容部13内のハーネス12の一端を挿通部90を経て内枠3の裏側へと引き出し、その後に枠側コネクタ83を内枠側固定コネクタ81に裏側から接続すればよい。勿論、逆にハーネス12の枠側コネクタ83を内枠側固定コネクタ81に接続した後、そのハーネス12の扉側コネクタ84側を挿通部90から収容部13側へと挿通してもよい。
前扉側基板50は、内枠側基板49の前側近傍で扉枠23の裏側に形成された開口部92を塞ぐように前端側に装着されており、その前扉側固定コネクタ82に裏側からハーネス12の扉側コネクタ84が着脱自在に接続されている。内枠3の下部装着部8と前扉4の扉枠23との間には、前扉4の開閉時にハーネス12を挟み込まないだけの配置空間Aが設けられている。
ハーネス12は、前扉4の開閉を許容するに必要な長さの余裕部94と、この余裕部94から枠側コネクタ83へと続く枠近傍部95と、余裕部94から扉側コネクタ84へと続く扉近傍部96とを備えている。余裕部94は上下方向に逆U字状に湾曲する湾曲形状であって、上端側の湾曲頂部97と、この湾曲頂部97の両端から下方へと縦方向に伸びる縦方向部98,99とを有し、その一方の縦方向部98の下部側が内枠3の保持手段100により保持され、他方の縦方向部99の下部側が前扉4の保持手段101により保持されている。
内枠3の保持手段100は収容部13の外壁部102の前側に着脱自在に取り付けられ、前扉4の保持手段101は保持手段100から離れた位置で収容部13の前側に対応して扉枠23の後壁部103に着脱自在に取り付けられている。
各保持手段100,101はハーネス12の縦方向部98,99をその軸心廻りに回動又は遊動可能に保持する角形状、その他の保持部100a,101aと、この保持部100a,101aに一体に設けられた取り付け部100b,101bとを有し、その取り付け部100b,101bとが外壁部102、後壁部103の取り付け孔に着脱自在に挿入されている。保持部100a,101aは周方向の1箇所が開閉自在な結合部100c,101cを有し、その結合部100c,101cを開閉してハーネス12の縦方向部98,99を保持部100a,101aに対して出し入れするようになっている。
なお、ハーネス12は多数の被覆配線の集合体であって、ハーネス12の可撓領域で被覆配線が散け又は損傷しないように可撓性被覆部104により被覆されている。可撓性被覆部104はチューブ状、螺旋状等であって、挿通部90から保持手段100の下側近傍までの可撓領域の略全体に被覆されている。
ハーネス12の枠近傍部95は、保持手段100の下方側から内枠側基板49の枠側コネクタ83へと略水平に配置され、また扉近傍部96は配置空間A内で扉枠23の後壁部103に沿って保持手段101の下方側から前扉側基板50の扉側コネクタ84へと略水平に配置されている。
前扉4は内枠3に対してヒンジ手段6廻りに開閉自在であり、前扉4の閉状態では、扉枠23が内枠3に前側から当接して施錠されている。この前扉4の閉状態では、前扉4の保持手段101が収容部13の前側に近接するため、ハーネス12の余裕部94は、図7〜図9に示すように、略全体が収容部13内に納まっている。
前扉4を開放する際には、前扉4をヒンジ手段6廻りに図9のa矢示方向に回動させる。このとき前扉4の保持手段101がヒンジ手段6廻りにa矢示方向に回動しながら収容部13から前側へと離れるため、ハーネス12の余裕部94が逆U字状の湾曲状態から徐々に伸展し、図10に示すような状態まで伸びる。
前扉4が図9の閉状態から図10の開状態まで開放する場合には、ハーネス12の余裕部94の縦方向部98が保持手段100に保持された状態でその軸心廻りに図10のb矢示方向に、またハーネス12の余裕部94の縦方向部99が保持手段101に保持された状態でその軸心廻りに図10のc矢示方向に夫々回動又は遊動して、前扉4の開放を許容する。
前扉4をヒンジ手段6廻りに内枠3側へと閉じる場合には、前扉4を反a矢示方向に回動させる。このとき前扉4がヒンジ手段6廻りに回動するに伴って保持手段101が収容部13側に接近するため、ハーネス12の余裕部94の縦方向部98,99がその軸心廻りに反b矢示方向、反c矢示方向に夫々回動又は遊動して、ハーネス12の余裕部94が図10の状態から図9の逆U字状へと湾曲しながら収容部13内に収容されて行く。これによって前扉4の閉鎖を許容する。
このようにハーネス12には上下方向に湾曲する余裕部94があり、前扉4の開閉時に余裕部94が上下、前後方向に変形しながら収容部13に対して出入りするため、前扉4の開閉時に余裕部94が水平方向に湾曲する場合に比較して、ヒンジ手段6等に対するハーネス12の咬み込みを防止することができる。
また余裕部94は湾曲頂部97の両端から下方へと連続する縦方向部98,99を有し、前扉4の開閉時に各縦方向部98,99が軸心廻りに回動するため、前扉4の開閉に追従して余裕部94を容易に変形させることができる。
更に各縦方向部98,99を保持手段100,101でその軸心廻りに回動又は遊動可能に保持することにより、ハーネス12の余裕部94の両端部を固定的に保持する場合に比較して、前扉4の開閉時に余裕部94の負担が少なくなり、ハーネス12の損傷を少なくできる。
また余裕部94は上下方向に湾曲しており、前扉4の開閉時には上下方向に湾曲しながら収容部13に対して出入りするため、前扉4の開閉時に余裕部94が水平方向、その他の方向に湾曲する場合に比較して、ヒンジ手段6等に対するハーネス12の咬み込みを防止することができる。
なお、前扉4を取り外す場合には、先ず前扉4を開放して、保持手段101によるハーネス12の保持を解除するか保持手段101を前扉4から外し、扉側コネクタ84を前扉側固定コネクタ82から外した後、上下のヒンジ手段6を抜き取ればよい。
図11〜図14は本発明の第2の実施形態を例示する。この実施形態では、図11〜図13に示すように、前扉4側にハーネス12の余裕部94を上部側に保持する上部保持手段110と、前扉4側に設けられ且つハーネス12の余裕部94の前扉4側の縦方向部99をその軸心廻りに回動又は遊動可能に保持する保持手段101と、前扉側基板50と保持手段101との中間でハーネス12を保持する保持手段111とを備え、ハーネス12の余裕部94の下端側の枠近傍部95が枠側コネクタ83を介して内枠側基板49の内枠側固定コネクタ81に着脱自在に接続されている。
内枠側基板49は収容部13の後壁部88の前面に設けられ、ヒンジ手段5,6側から離れて収容部13の下部に配置されている。なお、この内枠側基板49には、その前面に内枠側固定コネクタ81が設けられている。前扉側基板50は内枠側基板49からヒンジ手段5,6と反対側に離れて配置されており、後壁部103の開口部92側に設けられている。前扉側基板50には、その裏側に前扉側固定コネクタ82が設けられ、後壁部103の裏側から開口部92内でハーネス12の扉側コネクタ84が接続されている。
ハーネス12の余裕部94は、前扉4の閉状態では概ね上下方向の逆U字状に湾曲しており、その湾曲頂部97側が上部保持手段110により保持されている。余裕部94の湾曲頂部97から内枠3側の縦方向部98と前扉4側の縦方向部99との内、内枠3側の縦方向部98には、収容部13内で平面視方向に巻き込む巻き込み部95aが下端側に形成され、また前扉4側の縦方向部99は下方に垂れ下がっている。
上部保持手段110は、収容部13の上部側に対応して前扉4側に設けられており、扉枠23から後方に突出する突出部110aと、この突出部110aの後端に縦軸110b廻りに揺動自在に支持された揺動部110cと有し、その揺動部110cにハーネス12の余裕部94の中間位置を収容部13の上部側の高さに保持する保持部110dが設けられている。なお、保持部110dは挿通されたハーネス12を軽く保持する程度であるが、ハーネス12を保持できれば十分である。
保持手段101は、ハーネス12を保持する保持部101aと、扉枠23の後壁部103に着脱自在に取り付ける取り付け部101bとを有し、上部保持手段110の下方に配置されている。ハーネス12の扉近傍部96は、保持手段101の下側の屈曲部96cで前扉側基板50へと屈曲し扉枠23の後壁部103に沿って配置され、また中間位置で保持手段111により保持されている。保持手段111は保持手段101と同様に保持部111aと取り付け部111bとを有する。ハーネス12の屈曲部96cと保持手段101との間には、ハーネス12の縦方向部99が保持部101a内で軸心廻りに回動又は遊動するに必要な間隔が設けられている。
前扉4が内枠3側に閉じた閉状態では、ハーネス12の余裕部94は図11〜図13に示すように収容部13内に収容された状態にある。前扉4をヒンジ手段6廻りに図13のa矢示方向に開放すると、その前扉4の回動に伴って上部保持手段110の揺動部110cが縦軸110b廻りに図13のd矢示方向に揺動しながら、上部保持手段110全体が収容部13から前方へと離れる。そのため余裕部94の内枠3側の縦方向部99が図14のe矢示方向に回動して、余裕部94が図12に二点鎖線で示し図14に実線で示すように伸長して、前扉4のヒンジ手段6廻りの開放を許容する。
このように前扉4が開放すれば、上部保持手段110の揺動部110cが縦軸110b廻りにd矢示方向に揺動し、またハーネス12の上下方向に湾曲する余裕部94には、その前扉4側の縦方向部99があるため、余裕部94が無理なく変形して前扉4の開放を許容することができる。また前扉4側の縦方向部99の下部が保持手段101により軸心廻りに回動又は遊動可能に保持されているので、ハーネス12の損傷等を防止することができる。
前扉4を閉状態に閉じる場合には、前扉4の回動に伴って上部保持手段110の揺動部110cが図14の実線状態から二点鎖線状態へと変化しながら、ハーネス12の余裕部94の上部側を収容部13へと押圧する。そのため余裕部94の湾曲頂部97から内枠3側の縦方向部99が図14に二点鎖線で示すように湾曲して、平面視において巻きこ込み部95aを形成しながら収容部13内に収容されて行く。この場合にも、ハーネス12の余裕部94は前扉4に追従して無理なく変形し、またハーネス12がヒンジ手段6、その他に咬み込まれるようなこともない。
前扉4を内枠3から取り外す場合には、ハーネス12の枠側コネクタ83を内枠側基板49の内枠側固定コネクタ81から取り外せばよい。
図15〜図18は本発明の第3の実施形態を例示する。この実施形態では、図15〜図17に示すように、内枠3の下部装着部8の前側にハーネス12の収容部13と内枠側基板49の配置部115とが凹入状に形成されている。配置部115には、後壁部88の前面に内枠側基板49と、この内枠側基板49を着脱自在に覆うカバー119とが設けられている。カバー119は内枠側基板49を覆うように係合手段116と係止手段117とにより後壁部88に着脱自在に取り付けられている。前扉側基板50は内枠側基板49の前側近傍で扉枠23の裏側に装着されている。
ハーネス12は内枠3の後壁部88に沿って左右方向に配置される枠近傍部95と、前扉4の扉枠23に沿って左右方向に配置される扉近傍部96と、内枠側基板49及び前扉側基板50は反対側で枠近傍部95と扉近傍部96とを前後に連結する連結部118とを有し、枠近傍部95の一部から連結部118に跨がって正面視で上下方向の逆U字状に湾曲する余裕部94が設けられている。
ハーネス12の枠近傍部95は、その枠側コネクタ83が内枠側基板49の内枠側固定コネクタ81に着脱自在に接続され、カバー119の収容部13側の下部に形成された引き出し部120から後壁部88に沿って収容部13側へと引き出されている。ハーネス12の枠近傍部95には、内枠側基板49と反対側に余裕部94が設けられている。
この余裕部94は、収容部13の天井部121に沿って正面視傾斜状に湾曲する湾曲頂部97と、この湾曲頂部97の両側から下方に伸びる縦方向部98,99とを有し、前扉4の開閉に連動して収容部13に出退可能である。内枠側基板49側の縦方向部98は、保持手段100により軸心廻りに回動又は遊動自在に保持されている。
内枠側基板49と反対側の縦方向部99は、収容部13の外壁部102側で下方へと緩やかな正面視円弧状に湾曲しながら垂れ下がり、収容部13の底壁部122上又はその上側近傍で前側へと伸びる連結部118を介して扉近傍部96に連続している。ハーネス12の扉近傍部96は、収容部13の前方下部の前扉4の保持手段101により保持され、この保持手段101から前扉側基板50へと左右方向に配置されている。保持手段100,101は各実施形態と同様である。
扉枠23には、前扉側基板50、ハーネス12の扉近傍部96に対応して左右方向の凹部123があり、この凹部123内に前扉側基板50、ハーネス12の扉近傍部96が配置されている。またハーネス12の扉近傍部96はカバー124で保護されている。ハーネス12の枠近傍部95は、カバー124側から湾曲頂部97側までの範囲が可撓性被覆部104により被覆されている。
前扉4の扉枠23には、保持手段101よりも先端側で後方に突出する押圧部125があり、前扉4が開状態のときに、この押圧部125で伸長時にあるハーネス12の余裕部94又は連結部118を受けておき、前扉4を閉状態に閉じるときに、この押圧部125でハーネス12の余裕部94又は連結部118の端部を内枠3側に押圧することにより、ハーネス12の余裕部94を上下方向に湾曲させながら収容部13内に押し込むようになっている。
前扉4を内枠3側に閉じた閉状態では、ハーネス12の余裕部94は、図15〜図17に示すように、収容部13内の後壁部88に沿って収容された状態にある。前扉4をヒンジ手段6廻りに図17のa矢示方向に開放すると、前扉4の回動に伴って前扉4の保持手段101が前方へと移動するため、ハーネス12の連結部118を介して余裕部94の先端側が前方へと引っ張られる。そのためハーネス12の余裕部94が保持手段101に保持された縦方向部98が軸心廻りに図18のf矢示方向に回動して収容部13から前側に引き出されて行くので、図18に示すように前扉4をヒンジ手段6廻りに開放することができる。
前扉4を最大角度まで開放すると、図18に示すように、ハーネス12の連結部118側が押圧部125に接触するか近接した状態となる。
前扉4を閉じる場合には、ヒンジ手段6廻りに反a矢示方向に回動させる。このとき押圧部125がハーネス12の連結部118側を反a矢示方向に押圧するため、その押圧箇所から内枠3側のハーネス12は、図18に二点鎖線で示すように、湾曲しながら収容部13側へと押し込まれて行く。ハーネス12は収容部13側へと移動するときに、余裕部94の一部が収容部13の天井部121に接触して天井部121に案内されながら逆U字状に湾曲する。これによってハーネス12の余裕部94を図15〜図17に示すように収容部13内に収容することができる。このような実施形態でも、第1、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の各実施形態について詳述したが、本発明は各実施形態に限定されるものではなく、その趣旨の逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、各実施形態では、支持枠として外枠2、内枠3を備えた遊技機1を例示しているが、支持枠は前面側が開放する筐体により構成したものでもよい。その場合には、筐体の前面に前扉4を開閉自在に装着すればよい。
支持枠が内枠3の場合には、内枠側基板49が支持枠側基板に該当するが、支持枠が筐体の場合には、筐体に装着された筐体側基板が支持枠側基板に該当する。内枠側基板49と前扉側基板50とを接続するハーネス12は、前扉4の開閉を許容する余裕部94を備えているが、その余裕部94はヒンジ手段6の近傍で上下方向に湾曲する構成であればよい。
内枠3等の支持枠側には、前扉4が閉状態のときに少なくとも余裕部94を収容可能な収容部13を備え、前扉4の開閉時に余裕部94が収容部13に対して出退可能にすることが望ましいが、収容部13は余裕部94を収容可能な構成であればよい。
余裕部94は、上下方向に湾曲する湾曲頂部97と、この湾曲頂部97の少なくとも一端側から下方向に連続する縦方向部98,99とを備えた構成とすることが望ましいが、湾曲頂部97は上下方向に湾曲する限り、その湾曲形状は任意であるし、また縦方向部98,99は縦方向に向いている限り、多少の曲がり、湾曲、傾斜等があってもよい。
内枠側基板49は、収容部13内又は収容部13の裏側近傍に配置されていることが望ましいが、内枠3側であれば、収容部13から離れた位置に配置してもよい。縦方向部98,99を保持する保持手段100,101は、前扉4の開閉時に余裕部94の縦方向部98,99を回動又は遊動可能に保持することが望ましいが、縦方向部98,99を固定状に保持するものでもよい。
縦方向部98,99を固定状に保持する場合でも、保持手段100,101を縦方向部98,99の下部に配置して、この保持手段100,101から上の縦方向部98,99を十分に長くしておけば、保持手段100,101から上の縦方向部98,99の捩じれにより、前扉4の開閉時における余裕部94の変形を十分に許容することができる。
内枠側基板49の内枠側固定コネクタ81、前扉側基板50の前扉側固定コネクタ82は、実施形態に例示するように1個でもよいし、端子数の少ない複数個のコネクタを設けてもよい。
1 遊技機
3 内枠
4 前扉
12 ハーネス
13 収容部
49 内枠側基板
50 前扉側基板
81 内枠側固定コネクタ
82 前扉側固定コネクタ
83 枠側コネクタ
84 扉側コネクタ
94 余裕部
95 枠近傍部
96 扉近傍部
97 湾曲頂部
98,99 縦方向部
100,101 保持手段

Claims (3)

  1. 支持枠に設けられた支持枠側基板と、前記支持枠に対してヒンジ手段を介して開閉及び着脱可能な前扉に設けられた前扉側基板と、前記支持枠側基板と前記前扉側基板とを接続するハーネスとを備え、
    前記ハーネスの少なくとも一端側は、前記支持枠側基板と前記前扉側基板との一方に着脱可能である遊技機において、
    前記ハーネスは、前記前扉の開閉を許容する余裕部を備え、
    前記余裕部は、前記ヒンジ手段の近傍で上下方向に湾曲する
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記支持枠は、前記前扉が閉状態のときに少なくとも前記余裕部を収容可能な収容部を備え、
    前記余裕部は、前記前扉の開閉により前記収容部に対して出退可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記支持枠側基板は、前記収容部内又は前記収容部の裏側近傍に配置され、
    前記ハーネスの支持枠側コネクタは、前記収容部内で又は前記収容部を経て前記収容部の裏側で前記支持枠側基板に接続されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
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