JP2014033905A - 遊技機 - Google Patents

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泰平 町田
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Abstract


【課題】電線に対する不正行為を抑制するとともに、電線と電線側コネクタとの間で接続不良がない遊技機を容易に製造することができる遊技機を提供する。
【解決手段】基板12、48、164、202に対して電気的に接続する電線300と、電線300に接続する電線側コネクタ71a、117a、117b、171,214と、開口部304aに電線300が挿通する挿通部材304と、を有する遊技機であって、挿通部材304の開口部304aの寸法Dが、電線側コネクタ71a、117a、117b、171,214の挿通が可能な程度に設定されていることを特徴とする。
【選択図】 図27

Description

本発明は、例えば、パチンコ機やスロットマシンなどの遊技機に関する。
従来の遊技機では、各基板を収容する基板ケースを備えている。例えば、主制御基板を収容する基板ケースと、サブ制御基板(副制御基板)を収容する基板ケースと、が存在するが、両基板の間にはコマンド信号を送受信するための複数の電線(例えば、ワイヤハーネスなど)が電気的に接続されている。
ところで、近年、前記電線に対して不正な信号を付与する不正行為が横行している現実がある。
このため、従来の遊技機では、透明の軟性樹脂で形成されたチューブに複数の電線を束にして挿通することにより、電線に対する直接の不正行為を防止している(特許文献1参照)。
この場合には、複数の電線の長手方向両側端部には、各基板に接続するための電線側コネクタが取り付けられているため、電線側コネクタをチューブの内部に挿通することができない。このため、先ず、複数の電線の長手方向一方側端部に一方の電線側コネクタを取り付けて、電線を一方の電線側コネクタ側と反対側からチューブに挿通し、その後、複数の電線の長手方向他方側端部に他方の電線側コネクタを取り付ける必要がある。
特開2008−229168号公報
しかしながら、複数の電線の長手方向他方側端部に対して他方の電線側コネクタを取り付ける際に、複数の電線のうちのどの線を電線側コネクタのどの接続端子に接続すれば良いのかの判断が困難になる問題がある。これにより、電線と電線側コネクタとの接続不良が発生するおそれがある。
また、仮に、複数の電線と電線側コネクタの接続端子とを正確に接続することができたとしても、その接続工程の分だけ遊技機の製造工程が増加する。特に、接続工程に要する時間と労力が大きくなり過ぎ、作業者の負担が増大する。このように、遊技機の製造効率が大幅に悪化するおそれがある。
なお、上記課題は、主制御基板とサブ制御基板(副制御基板)との間を電気的に接続する電線(例えば、ワイヤハーネスなど)に限られるものではなく、電源供給や信号通信が必要となる全ての基板同士を電気的に接続するための電線に対しても同じである。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、電線に対する不正行為を抑制するとともに、電線と電線側コネクタとの間で接続不良がない遊技機を容易に製造することができる遊技機を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、基板に対して電気的に接続する電線と、前記電線に接続する電線側コネクタと、開口部に前記電線が挿通する挿通部材と、を有する遊技機であって、前記挿通部材の開口部の寸法が、前記電線側コネクタの挿通が可能な程度に設定されていることを特徴とする。
これにより、挿通部材の開口部の寸法が電線側コネクタの挿通が可能な程度に設定されているため、電線の両側に電線側コネクタを接続した状態で挿通部材に挿通させることができる。このため、電線を挿通部材に挿通させた後において、電線と電線側コネクタとの間を接続させる接続工程が不要になる。この結果、電線に対する不正行為を抑制するとともに、電線と電線側コネクタとの間の接続不良を防止し、かつ遊技機の製造作業の効率の向上させることができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、前記挿通部材の開口部の寸法が、前記電線側コネクタが前記電線に対して向きを変更させたことにより挿通可能な程度に設定されていることを特徴とする。
これにより、挿通部材の開口部の寸法が、電線側コネクタが電線に対して向きを変更させたことにより挿通可能な程度に設定されているため、電線側コネクタの電線に対する向きを変更させることにより、電線に電線側コネクタを接続させた状態で、挿通部材に挿通させることができる。
請求項3の発明は、請求項2に記載の発明において、前記挿通部材の開口部の寸法が、前記電線側コネクタの長手方向が前記電線の長手方向に対して略平行になるように、前記電線側コネクタの向きを変更させたことにより挿通可能な程度に設定されていることを特徴とする。
これにより、挿通部材の開口部の寸法が、電線側コネクタの長手方向が電線の長手方向に対して略平行になるように、電線側コネクタの向きを変更させたことにより挿通可能な程度に設定されているため、電線側コネクタの長手方向が電線の長手方向に対して略平行になるように調整することにより、電線に電線側コネクタを接続させた状態で、挿通部材に挿通させることができる。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機において、前記電線の長手方向両側端部に前記電線側コネクタが取り付けられた状態で、前記電線及び前記電線側コネクタを前記挿通部材に挿通させた後、前記電線を前記基板に電気的に接続したことを特徴とする。
これにより、電線の長手方向両側端部に電線側コネクタが取り付けられた状態で、電線及び電線側コネクタを挿通部材に挿通させた後に、電線を基板に電気的に接続するだけで、各基板間の信号送受信可能状態を容易に実現することができる。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の遊技機において、 前記電線は、複数の信号線が束状に構成されており、複数の各信号線の色が同じ色に着色されていることを特徴とする。
これにより、電線と電線側コネクタとの接続が予め完了した後に、電線を挿通部材に挿通させているため、電線を挿通部材に挿通させた後の電線と電線側コネクタとの接続工程が不要になる。このため、複数の各信号線の色が同じ色に着色されている構成でも、電線を挿通部材に挿通させた後の接続不良を防止できる。この結果、電線側コネクタの接続端子との対応関係を色で判別するために信号線毎に異なる色をわざわざ着色させる必要がなくなり、遊技機の製造効率を向上させることができる。
本発明によれば、電線に対する不正行為を抑制するとともに、電線と電線側コネクタとの間で接続不良がない遊技機を容易に製造することができる。
本発明の一実施形態を示すパチンコ機の全体斜視図である。 本体ケース側の正面図である。 前面パネル側の背面図である。 主制御基板ケース及びその近傍の平面断面図である。 主制御基板ケース及び取り付け台の斜視図である。 主制御基板ケースの要部背面図である。 主制御基板ケースへのコネクタカバーの装着前後の状態を示す底面断面図である。 主制御基板ケースへのコネクタカバーの装着前後の状態を示す側面断面図である。 解除規制リブによる作用説明図である。 結束バンドの全体図である。 中継基板ケース及びコネクタカバーの分解斜視図である。 中継基板ケース及びコネクタカバーの斜視図である。 中継基板ケース及びコネクタカバーの結束状態での背面図である。 中継基板ケース及びコネクタカバーの結束状態での底面断面図である。 中継基板ケース及びコネクタカバーの結束前後の状態を示す側面断面図である。 スタートレバーユニット及びコネクタカバーの分解斜視図である。 スタートレバーユニット側のコネクタカバーの斜視図である。 スタートレバーユニット及びコネクタカバーの斜視図である。 スタートレバーユニット及びコネクタカバーの結束状態での背面図である。 スタートレバーユニットへのコネクタカバーの装着前後の状態を示す平面図及び要部平面断面図である。 ストップボタンユニット及びコネクタカバーの分解斜視図である。 ストップボタンユニット及びコネクタカバーの斜視図である。 ストップボタンユニット及びコネクタカバーの結束状態での背面図である。 ストップボタンユニットへのコネクタカバーの装着前後の状態を示すA−A断面図である。 ストップボタンユニット及びコネクタカバーの結束状態でのB−B断面図である。 ハーネス及び着脱側コネクタの構成を示す説明図である。 着脱側コネクタの向きを調整する前と調整した後の状態をそれぞれ示す説明図である。 ハーネス及び着脱側コネクタの変形例の構成を示す説明図である。 1個(単数)の押さえ手段が主制御基板ケースのコネクタカバー側のみに設けられた構成を示した概念図である。 1個(単数)の押さえ手段が主制御基板ケース側のみに設けられた構成を示した概念図である。 1個(単数)の押さえ手段が主制御基板ケース側及びコネクタカバー側の両方に、かつ相互に位相ずれして設けられた構成を示した概念図である。 1個(単数)の押さえ手段が主制御基板ケース側及びコネクタカバー側の両方に、かつ相互に同位相に設けられた構成を示した概念図である。 2個(複数)の押さえ手段が主制御基板ケースのコネクタカバー側のみに設けられた構成を示した概念図である。 2個(複数)の押さえ手段が主制御基板ケース側のみに設けられた構成を示した概念図である。 2個(複数)の押さえ手段が主制御基板ケース側及びコネクタカバー側の両方に設けられた構成を示した概念図である。 1個(複数)の押さえ手段が挿通部材の係合孔に係合した状態を示した概念図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図36は本発明をスロットマシンとして具現化した一実施形態を例示している。なお、実施形態では、「電線」の一例であるハーネスをあげて説明する。
本実施形態に示すスロットマシンは、本発明が適用された遊技機の一例に過ぎないものである。当然ながら、本発明は、スロットマシンへの適用に限られるものではなく、例えばパチンコ機などの他の遊技機に対しても広く適用することができる。
図1〜図3において、遊技機本体1は、本体ケース2と、この本体ケース2の前側に配置された前面パネル3と、を備えている。本体ケース2は前側が開放する箱形に形成され、その前側を開閉自在に閉鎖するように前面パネル3が装着されている。
本体ケース2内には、図2に示すように、上下方向中間部に中間棚4が設けられ、この中間棚4上に左右方向に沿って複数個(例えば3個)の図柄表示リール5を有する表示リールユニット6が設けられている。また、中間棚4の下側には、例えば底板7上にメダル払い出し手段8、メダル補助ケース9、電源装置10等が設けられている。さらに、表示リールユニット6よりも上側の例えば背板11の前側には、主として遊技に関する制御を行う主制御基板(基板)12が収容された主制御基板ケース(収容部材)13が設けられている。
メダル払い出し手段8は、図2に示すように払い出し用のメダルを貯留するメダルホッパー14と、メダルホッパー14内のメダルを払い出すメダル払い出し部15と、メダルホッパー14から溢れたメダルをメダル補助ケース9側に排出する余剰メダル排出口16等と、を備えている。
図1及び図3に示すように、前面パネル3は骨格体を構成するパネル体21を備えている。このパネル体21は、左右一端側に設けられた上下一対のヒンジ22,22を介して本体ケース2に開閉自在に装着されている。前面パネル3の上部側には、第2表示窓23、第1表示窓24、左右一対の上スピーカ25等が配置されている。前面パネル3の上下方向中間部には、上操作パネル部26、前操作パネル部27、前カバー28等が配置されている。さらに、前面パネル3の下部側には、メダル排出口29、メダル受け皿30、灰皿31、左右一対の下スピーカ32等が配置されている。
第1表示窓24は、本体ケース2側の図柄表示リール5に対応して矩形状に形成されており、遊技者はこの第1表示窓24を介して図柄表示リール5を前側から視認可能となっている。第2表示窓23は、前面パネル3の裏側に装着された液晶表示ユニット33(図3参照)に対応して第1表示窓24の上側に形成されており、遊技者はこの第2表示窓23を介して液晶表示ユニット33の表示画面を前側から視認可能となっている。
上操作パネル部26の左右方向の一端側には、1ベットボタン34、マックスベットボタン35、キャンセルボタン36が設けられている。また、上操作パネル部26の左右方向の他端側には、遊技媒体としてのメダルを投入可能なメダル投入口37が設けられている。
前操作パネル部27には、図柄表示リール5の回転を開始させるためのスタートレバー38を備えたスタートレバーユニット(収容部材)39と、回転中の図柄表示リール5を夫々個別に停止させるための3つのストップボタン40を備えたストップボタンユニット(収容部材)41と、メダル投入口37内に詰まったメダルを返却させるための返却ボタン42と、が設けられている。
パネル体21は前面パネル3に対応する矩形状であって、その裏側には図3に示すように各スピーカ25,32、液晶表示ユニット33等の他に、メダル投入口37から投入されたメダルの正偽を選別するメダル選別手段43、このメダル選別手段43を通過した真正のメダルをメダルホッパー14へと案内するメダルシュート44、メダル選別手段43で排除された偽メダル及びメダル払い出し手段8で払い出されたメダルをメダル排出口29からメダル受け皿30へと案内するメダル案内通路45等が設けられている。
液晶表示ユニット33の裏側には、そのドライバ基板が収容されたドライバ基板ケース46が装着されている。ドライバ基板ケース46の裏側には、演出制御基板が収容された制御基板ケース47が装着されている。また、前カバー28の後側には、中継基板(基板)48が収容された中継基板ケース(収容部材)49が装着されている。
本実施形態のスロットマシンでは、基板側の固定側コネクタに接続したハーネス側の着脱側コネクタを抜き取り不能とするためのコネクタカバーを、主制御基板ケース13、中継基板ケース49、スタートレバーユニット39及びストップボタンユニット41に夫々設けている。
[主制御基板ケースの構成]
次に、主制御基板ケース13の構成について説明する。
主制御基板ケース13は、図4及び図5に示すように、例えば本体ケース2を構成する背板11の前面側にネジ止め等により固定された取り付け台51に、左右方向の一端側に配置された係合手段52と、左右方向の他端側に配置された第1封止手段53とを介して着脱自在に固定されている。
主制御基板ケース13は、主制御基板12を表裏両側から挟む第1ケース体54及び第2ケース体55と、左右方向の他端側で両ケース体54,55を係脱、開閉自在に結合するヒンジ手段56と、左右方向の一端側で両ケース体54,55を結合して封止し且つ開封時に開封痕の残る複数個(例えば4個)の第2封止手段57と、を備えている。
第1ケース体54は略平板状であって、外周側に受け縁58を残して起立壁59が周方向の全周に形成されており、その起立壁59内に、裏面側を第1ケース体54に向けた状態で主制御基板12が配置されている。第2ケース体55は、第1ケース体54側が開放する蓋状であり、外周側の周壁61とその周壁61に一体の背壁62とを有している。背壁62には主制御基板12の電子部品63に対応する中央部分に膨出部64が、その左右両端側には凹部65,66が夫々形成されている。第2ケース体55は、第1ケース体54の起立壁59の外側に嵌合して、その周壁61の開口端縁が第1ケース体54の受け縁58に当接している。
膨出部64は多数の放熱孔を有し、主制御基板12の電子部品63を覆うようになっている。凹部65,66の底部67は主制御基板12の表面に当接し、その底部67には主制御基板12側の固定側コネクタ68を露出させるためのコネクタ孔69が、例えば各固定側コネクタ68に夫々対応するように複数形成されている。
左側の凹部65は、膨出部64の左縁部に沿って上下方向に配置される縦凹部65aと、この縦凹部65aの下端側から膨出部64の下縁部に沿って右向きに延設される横凹部65bとで構成されており、夫々1個又は複数個、例えば縦凹部65a側に4個、横凹部65b側に1個の固定側コネクタ68が配置されている。また、右側の凹部66は、膨出部64の右縁部に沿って上下方向に配置されており、1個又は複数個、例えば4個の固定側コネクタ68が配置されている。
主制御基板ケース13に設けられている固定側コネクタ68は、例えば何れも主制御基板12の板面に対して垂直に取り付けられており、ハーネス300の着脱側コネクタ71が着脱可能に接続されるようになっている。なお、主制御基板12は第1ケース体54と第2ケース体55とで挟持され、主制御基板ケース13内に位置決め突起等により固定されている。
また、主制御基板ケース13には、主制御基板12に設けられた複数の固定側コネクタ68のうち、例えば横凹部65b内に配置された固定側コネクタ68aに対応してコネクタカバー(カバー部材)73が着脱自在に装着されている。
コネクタカバー73は、図5〜図8に示すように、左右方向に長い略矩形状に形成された天板74と、この天板74の周囲を取り囲む下側・左側・右側の側壁75b〜75dとで底面側が開放した箱形に形成され、固定側コネクタ68aとこれに接続された着脱側コネクタ(電線側コネクタ)71aとに覆い被せることが可能な程度の大きさに形成されている。
天板74の周囲の一部を形成する上側に側壁が設けられていないのは、固定側コネクタ68aに接続される着脱側コネクタ71a側のハーネス300を引き出すためのハーネス引出部を形成するためである。
なお、上側の側壁を設け、その側壁に固定側コネクタ68aに接続される着脱側コネクタ71a側のハーネス300を引き出すための開口部を形成し、当該開口部をハーネス引出部として構成してもよい。
ここで、天板74から開放端側までの寸法は、凹部65に対する膨出部64の高さ、即ち凹部65の底部67から膨出部64の背面64aまでの寸法よりも大きくなるように設定されている。
具体的には、コネクタカバー73には、例えば天板74から膨出部64の背面64aに沿って締結支持板91が突設されている。締結支持板91の膨出部64の背面64a側の面には、ハーネス300を覆うチューブ304を押さえる押さえ手段310が設けられている。
押さえ手段310は、引張り等によりハーネス300を覆うチューブ304の位置ずれ(具体的には、ハーネス300に対するチューブ304の相対移動)を防止する位置ずれ防止手段としても機能するし、さらにはチューブ304に引っ掛けてチューブ304の移動を阻止する係合手段としても機能する。
押さえ手段310は、締結支持板91に一体形成されていてもよいし、締結支持板91に対して固定バンド等により別途取り付けてもよい。
(押さえ手段の構成)
次に、押さえ手段310の構成について、概念図を用いて詳細に説明する。
図8及び図29に示すように、押さえ手段310は、締結支持板91と膨出部64の背面64a側の面との間で、チューブ304を押さえるように設計されている。なお、「押さえ手段」について、説明の便宜上、主制御基板ケース及びそのコネクタカバーに設けられている「押さえ手段」を『第1押さえ手段』と定義する。
ここで、図29に示すように、第1押さえ手段312は、締結支持板91側のみに設けられている構成でもよい。あるいは、図30に示すように、第1押さえ手段312は、膨出部64の背面64a側のみに設けられている構成でもよい。さらには、図31及び図32に示すように、第1押さえ手段312は、締結支持板91側及び膨出部64の背面64a側の両方に設けられている構成でもよい。
図33〜図35に示すように、第1押さえ手段312は、締結支持板91側又は膨出部64の背面64a側に、単数(1個)だけ設けられていてもよいし、あるいは複数個設けられていてもよい。
第1押さえ手段312が複数個設けられる構成では、第1押さえ手段312は、ハーネス300の長手方向あるいはチューブ304の長手方向に沿って並んで形成されている態様(直列態様)でもよい。また、第1押さえ手段312は、ハーネス300の長手方向あるいはチューブ304の長手方向に対して直交する方向に沿って並んで形成されている態様(並列態様)でもよい。
第1押さえ手段312の一例として、例えば、チューブ304に当接する突起部が好ましい。突起部の先端が尖っているため、チューブ304を引っ掛けることが可能になる。
また、図36に示すように、チューブ304の表面に、第1押さえ手段312の先端と係合する単数又は複数の係合孔306を形成してもよい。これにより、第1押さえ手段312の先端が係合孔306で係合することにより、第1押さえ手段312とチューブ304との一体性が増すため、チューブ304が第1押さえ手段312に対して位置ずれすることを防止できる。
さらに、第1押さえ手段312が締結支持板91側と膨出部64の背面64a側にそれぞれ設けられている構成では、締結支持板91側の第1押さえ手段312と膨出部64側の第1押さえ手段312とは、チューブ304の長手方向に沿って相互に偏移した位置(位相ずれの位置)に設けられている構成(図31参照)でもよく、あるいはチューブ304の長手方向に対して直交する方向に延びる同軸上の位置(同位相の位置)に設けられている構成(図32参照)でもよい。
(押さえ手段の寸法設定)
次に、押さえ手段310の寸法設定について説明する。以下の説明では、第1押さえ手段312が締結支持板91側のみに設けられている構成と、第1押さえ手段312が膨出部64の背面64a側のみに設けられている構成と、第1押さえ手段312が締結支持板91側と膨出部64の背面64a側の両方が設けられている構成の3つの態様について分けて説明する。
<第1押さえ手段312が締結支持板91側のみに設けられている構成>
この構成では、図29に示すように、締結支持板91側の第1押さえ手段312の先端部から膨出部64の背面64a側の面までの最短直線距離寸法(以下、単に「離間距離寸法」という)S1は、束状のハーネス400の太さよりも小さくなるように設定されている。さらには、前記離間距離寸法S1は、ハーネス300を挿通したチューブ304の太さTよりも小さくなることが好ましい。
例えば、前記離間距離寸法S1は、チューブ304が丸形状であれば、チューブ304の直径よりも小さく設定され、チューブ304が角形状であれば、チューブ304の短い側の辺の長さよりも小さく設定されている。これにより、第1押さえ手段312は、膨出部64の背面64a側との間でハーネス300及びチューブ304を挟持する挟持部として機能する。
<第1押さえ手段312が膨出部64の背面64a側のみに設けられている構成>
この構成では、図30に示すように、膨出部64の背面64a側の第1押さえ手段312の先端部から締結支持板91側の面までの最短直線距離寸法(以下、単に「離間距離寸法」という)S2は、束状のハーネス300の太さよりも小さくなるように設定されている。さらには、前記離間距離寸法S2は、ハーネス300を挿通したチューブ304の太さTよりも小さくなることが好ましい。
例えば、前記離間距離寸法S2は、チューブ304が丸形状であれば、チューブ304の直径よりも小さく設定され、チューブ304が角形状であれば、チューブ304の短い側の辺の長さよりも小さく設定されている。これにより、第1押さえ手段312は、締結支持板91側との間でハーネス300及びチューブ304を挟持する挟持部として機能する。
<第1押さえ手段312が締結支持板91側と膨出部64の背面64a側の両方が設けられている構成>
締結支持板91側の第1押さえ手段312と膨出部64の背面64a側の第1押さえ手段312とがハーネス300及びチューブ304の軸方向に位置ずれしている場合(図31参照)には、図31に示すように、締結支持板91側の第1押さえ手段312の先端部から膨出部64の背面64a側の面までの最短直線距離寸法(以下、単に「離間距離寸法」という)S3は、束状のハーネス300の太さよりも小さくなるように設定されている。さらには、前記離間距離寸法S3は、ハーネス300を挿通したチューブ304の太さTよりも小さくなることが好ましい。
例えば、前記離間距離寸法S3は、チューブ304が丸形状であれば、チューブ304の直径よりも小さく設定され、チューブ304が角形状であれば、チューブ304の短い側の辺の長さよりも小さく設定されている。これにより、第1押さえ手段312は、膨出部64の背面64a側との間でハーネス300及びチューブ304を挟持する挟持部として機能する。
また、膨出部64の背面64a側の第1押さえ手段312の先端部から締結支持板91側の面までの最短直線距離寸法(以下、単に「離間距離寸法」という)S4は、束状のハーネス300の太さよりも小さくなるように設定されている。さらには、前記離間距離寸法S4は、ハーネス300を挿通したチューブ304の太さTよりも小さくなることが好ましい。
例えば、前記離間距離寸法S4は、チューブ304が丸形状であれば、チューブ304の直径よりも小さく設定され、チューブ304が角形状であれば、チューブ304の短い側の辺の長さよりも小さく設定されている。これにより、第1押さえ手段312は、締結支持板91側との間でハーネス300及びチューブ304を挟持する挟持部として機能する。
さらに、締結支持板91側の第1押さえ手段312と膨出部64の背面64a側の第1押さえ手段312とがハーネス300及びチューブ304の軸方向に位置ずれしていない場合(図32参照)には、図32に示すように、締結支持板91側の第1押さえ手段312の先端部から膨出部64の背面64a側の第1押さえ手段312の先端部までの最短直線距離寸法(以下、単に「離間距離寸法」という)S5は、束状のハーネス300の太さよりも小さくなるように設定されている。さらには、前記離間距離寸法S5は、ハーネス300を挿通したチューブ304の太さTよりも小さくなることが好ましい。
例えば、前記離間距離寸法S5は、チューブ304が丸形状であれば、チューブ304の直径よりも小さく設定され、チューブ304が角形状であれば、チューブ304の短い側の辺の長さよりも小さく設定されている。これにより、第1押さえ手段312は、相対する第1押さえ手段312の間でハーネス300及びチューブ304を挟持する挟持部として機能する。
図5に示すように、左右の側壁75c,75dには、例えばその開放端側から天板74側に向けて上下一対のスリット76,76が形成されており、そのスリット76,76間が係合片77となっている。これら左右一対の係合片77は、コネクタカバー73を主制御基板ケース13側に係合させるためのもので、その外面側に係合爪(係合部)77aが設けられている。
また、コネクタカバー73内には、離脱規制リブ(離脱規制部)81と解除規制リブ
(ロック解除阻止部)82とが設けられている。離脱規制リブ81は、固定側コネクタ68aに接続された着脱側コネクタ71aにその離脱方向から略当接することにより着脱側コネクタ71aの離脱方向への移動を規制するものであり、例えば左右の側壁75c,75d間に複数枚、例えば3枚設けられ、その先端側縁部が着脱側コネクタ71aの背面83に略当接している。
なお、離脱規制リブ81は、着脱側コネクタ71a側のハーネスに干渉しない位置に設けられている。
解除規制リブ82は、着脱側コネクタ71a側に設けられたロック手段84(図9参照)の解除方向への移動を規制するためのものである。ロック手段84(図9参照)は、着脱側コネクタ71aの固定側コネクタ68aへの接続状態を解除可能にロックするためのものであり、例えば着脱側コネクタ71aの左右両端に設けられている。各ロック手段84は、図9に示すように、ロック爪85と操作部86とを両端側に一体に備え且つその中間部において揺動軸87により着脱側コネクタ71a側に揺動自在に支持されており、ロック爪85が固定側コネクタ68a側の被係合部88に係合するロック状態からロック解除状態に移行する際、揺動軸87廻りに揺動して操作部86が着脱側コネクタ71aの離脱方向に移動するようになっている。
解除規制リブ82は、左右のロック手段84に対応して例えば離脱規制リブ81の左右両側に平行に配置されており、その先端側縁部82aが、ロック状態にあるロック手段84の操作部86にその解除方向から略当接している。なお、ロック手段84はその他の種々の構成を採用できるが、解除規制リブ82は、ロック手段84の動作に応じて、その解除方向に略当接して解除方向への移動を規制するように構成すればよい。従って、例えばロック状態からロック解除状態に移行する際に操作部86が左右方向外側に移動するロック手段84を採用する場合には、操作部86の左右方向外側に略当接するように解除規制リブ82を設ければよい。
また、図5〜図8に示すように、コネクタカバー73には、例えば天板74から膨出部64の背面64aに沿って締結支持板91が突設されており、この締結支持板91に、その背面側に向けて突出する第1締結部92と、この第1締結部92に隣接して設けられ且つ主制御基板ケース13側の第2締結部93が挿通可能な挿通孔94と、が設けられている。第1締結部92は、例えば中央に開口部92aが形成された門型状で、締結支持板91に一体に設けられている。
また、主制御基板ケース13側には、コネクタカバー73を着脱自在に装着可能なコネクタカバー装着部95が設けられている。即ち、第2ケース体55には、固定側コネクタ68aの左側方に、横凹部65bと縦凹部65aとを仕切るように案内リブ96が設けられており、図6に示すように、コネクタカバー73の側壁75b〜75cの外周面を取り囲むように配置された横凹部65bの三方の側壁97a,97b,97cと案内リブ96とでコネクタカバー装着部95が構成されている。
なお、案内リブ96は、固定側コネクタ68aの凹部65内の位置等に応じて適宜配置すればよい。例えば固定側コネクタ68aが凹部65の端部から離れた位置に配置されている場合には、その両側に案内リブ96を配置すればよい。また、例えば固定側コネクタ68aが凹部65の各側壁から離れている場合には、固定側コネクタ68aの四方を取り囲むように案内リブ96を設けてもよい。
また、固定側コネクタ68aの左右両側に対応する案内リブ96及び側壁97bには、コネクタカバー73側の係合爪77aが係合可能な切欠部、段差部等よりなる被係合部98a,98bが形成されている。本実施形態では、案内リブ96側の被係合部98aは段差部、側壁97b側の被係合部98bは切欠部により構成されている。なお、被係合部98a,98bに係合した各係合爪77aの周辺部は、案内リブ96及び側壁97bがコネクタカバー73の左右の側壁75c,75dに略密着した状態となるため、係合爪77aを解除方向に操作することは困難で、コネクタカバー装着部95に装着したコネクタカバー73はいわゆる嵌め殺しの状態となる。
また、第2ケース体55には、コネクタカバー73側の第1締結部92に対応するように、例えば膨出部64の背面64a上に第2締結部93が一体形成されている。第2締結部93は、例えば第1締結部92と同様、中央に開口部93aが形成された門型状であり、コネクタカバー73を第2ケース体55のコネクタカバー装着部95に装着したとき、締結支持板91の挿通孔94に嵌合して、第1締結部92と略重なる位置及び大きさに形成されている。
また、コネクタカバー装着部95に装着されたコネクタカバー73は、第1締結部92と第2締結部93とを結束バンド(締結手段)99により抜脱不能に結束される。この結束バンド99は、図10に示すように、例えば凹凸が形成されたバンド部99aと、このバンド部99aを挿通可能に構成され且つバンド部99aの凹凸に噛合するラチェット爪を備えたヘッド部99bと、を備えている。ヘッド部99bには、特有の識別標識、例えば「FUJI」の文字が刻印等により付されたタグ99cが一体形成され、一般に流通している結束バンドと差別化されている。
このような結束バンド99で主制御基板ケース13とコネクタカバー73とを結束すれば、この結束バンド99を切断して主制御基板ケース13からコネクタカバー73を取り外したとしても、全く同じ結束バンド99が手に入らないために元通りに戻すことは不可能であり、「打ち込み機」等の不正部品の接続による不正行為を効果的に防止でき、また万一そのような不正行為が行われた場合でも確実に発見することができる。
(ハーネス及び着脱側コネクタの構成)
次に、ハーネス及び着脱側コネクタの構成について説明する。
図26に示すように、ハーネス300は、複数の信号線302が束状になって構成されている。全ての信号線302は、同じ色に着色されているが、これに限られるものではない。しかしながら、全ての信号線302を全て同じ色に着色することにより、製造効率を向上させることができる。
ハーネス300の軸方向(長手方向(図26中矢印X方向))両側端部には、着脱側コネクタ71aがそれぞれ取り付けられている。ハーネス300を構成する全ての信号線302が着脱側コネクタ71aのそれぞれ対応する接続端子に対して予め正確に接続されている。両側に着脱側コネクタ71aが接続された状態で、ハーネス300及び着脱側コネクタ71aがチューブ304に挿通される。
着脱側コネクタ71aに接続済みのハーネス300がチューブ304に挿通された状態で、ハーネス両側の着脱側コネクタ71aが各基板に電気的に接続されている。例えば、一方の着脱側コネクタ71aが主制御基板12に電気的に接続された構成では、他方の着脱側コネクタ71aがサブ制御基板(副制御基板)に対して電気的に接続される。
なお、ハーネス300の両方の着脱側コネクタ71aは、主制御基板とサブ制御基板との間を電気的に接続する構成に限られず、遊技機に用いられる様々な基板同士を電気的に接続する。このため、各基板同士を接続する全てのハーネス300の構成に対して、本発明が適用される。
チューブ304は、筒状(円筒状あるいは角筒状)に構成されており、開口部304aを有している。また、チューブ304は、透明の樹脂製のものでもよく、電磁波や外部からの不正信号を遮蔽する材質のもので構成してもよい。
チューブ304の長さ寸法は、ハーネス300の長さ寸法(長手方向長さ)と略同じ長さとなるように設定されていてもよいし、ハーネス300の長さ寸法(長手方向長さ)よりも若干短くなるように構成してもよい。
ここで、チューブ304の開口部304aの寸法Dは、ハーネス300に接続した状態でハーネス300及び着脱側コネクタ71aの挿通が可能な程度に設定されている。換言すれば、チューブ304の開口部304aの寸法D(例えば、円筒状であれば開口部304aの径方向寸法、角筒状であれば開口部304aの最大開口幅寸法)は、複数の信号線302が束になったときの長手方向に対して直交する方向の寸法Eよりも大きくなるように設定されている。
また、同時に、チューブ304の開口部304aの寸法Dは、着脱側コネクタ71aの最大寸法よりも大きくなるように設定されていてもよいし、着脱側コネクタ71aの最小寸法よりも大きくなる程度に設定されていてもよい。例えば、着脱側コネクタ71aが直方体形状で構成されている場合では、チューブ304の開口部304aの寸法Dは、着脱側コネクタ71aの長手方向寸法F1よりも大きくなるように設定されていてもよいし、あるいは着脱側コネクタ71aの長手方向に対して直交する方向の短辺寸法F2よりも大きくなる程度に設定されていてもよい。
具体的には、図27(a)、(b)に示すように、チューブ304の開口部304aの寸法Dが、着脱側コネクタ71aがハーネス300に対して向きを変更させたことにより挿通可能な程度に設定されていることが好ましい。さらに具体的には、チューブ304の開口部304aの寸法Dは、着脱側コネクタ71aの長手方向がハーネス300の長手方向に対して略平行になるように、着脱側コネクタ71aの向きを変更させた状態で、着脱側コネクタ71a及びハーネス300が同時にチューブ304の開口部304aに挿通可能な程度に設定されていることが好ましい。
換言すれば、着脱側コネクタ71aの長手方向がハーネス300の長手方向に対して略平行になるように着脱側コネクタ71aの向きを変更させた状態の最大寸法(長手方向に対して直交する方向)をGと仮定すると、チューブ304の開口部304aの寸法DがGと同じか、あるいはGよれも大きいことが好ましい(寸法D≧Gが成立している)。
また、図28に示すように、チューブ304の表面に、第1押さえ手段312の先端と係合する単数又は複数の係合孔306を形成してもよい。これにより、第1押さえ手段312の先端が係合孔306で係合することにより、第1押さえ手段312とチューブ304との一体性が増すため、チューブ304が第1押さえ手段312に対して位置ずれすることを防止できる。
[中継基板ケースの構成]
次に、中継基板ケース49の構成について説明する。
中継基板ケース(ケース体)49は、図11に示すように、例えば前面パネル3の裏側に一体形成された取り付け部101の後側に、ビス(固定部材)102により着脱自在に固定されている。取り付け部101は、中継基板48の裏面側に対向する平板部103と、中継基板48の外縁部に対応して平板部103に立設された起立壁104と、平板部103内に設けられた複数、例えば2つの固定基部105と、を備えている。
中継基板ケース49は、図11〜図15に示すように、取り付け部101側が開放する矩形蓋状であって、中継基板48の外周に嵌合する周壁106と中継基板48の表面側に対向する背壁107とを一体に備え、周壁106が取り付け部101の起立壁104の外側に嵌合して、その起立壁104の端縁が中継基板48の裏側に当接するようになっている。
例えば、背壁107には、取り付け部101側の固定基部105に対応する複数、例えば2つの固定用凹部111が形成されている。各固定用凹部111の底部には、ビス止め用の挿通孔112が設けられている。固定用凹部111の挿通孔112から中継基板48に形成された挿通孔(図示省略)を介して、ビス102を固定基部105にねじ込むことにより、中継基板ケース49を中継基板48と共に取り付け部101側に固定可能となっている。
また、背壁107には、その外縁に沿って複数の露出用凹部113が形成されている。各露出用凹部113は、背壁107側だけでなく周壁106側にも開放されており、その底部には中継基板48側の固定側コネクタ114を露出させるためのコネクタ孔115が設けられている。本実施形態では、背壁107の対向する上下2つの縁部に沿って、例えば上縁側に5つ、下縁側に1つの露出用凹部113が設けられており、夫々1個又は複数個の固定側コネクタ114が配置されている。なお、2つの固定用凹部111は、これら上縁側と下縁側の各露出用凹部113の間に配置されている。
また、中継基板48の上縁側に設けられた5つの固定側コネクタ114は、中継基板48の板面に平行且つ外向き(上向き)に配置されている。また、下縁側の1つの固定側コネクタ114は、中継基板48の板面に垂直に配置されている。各固定側コネクタ114には、ハーネス300に設けられた着脱側コネクタ117が着脱可能に接続されるようになっている。
中継基板ケース49には、中継基板48に設けられた複数の固定側コネクタ114のうち、例えば上縁側中央の固定側コネクタ114aと、下縁側の固定側コネクタ114bと、に対応してコネクタカバー(カバー部材)118が着脱自在に装着されている。
コネクタカバー118は、図11〜図15に示すように、中継基板ケース49側の背壁107に沿う略平板状の本体部121と、この本体部121の縁部から中継基板ケース49側の周壁106に沿って延設された第1離脱阻止部122と、中継基板ケース49側に着脱自在に装着するためのヒンジ爪(係合部)123及び係合爪(係合部)124と、を例えば一体に備えている。
本体部121は、少なくとも1つ、例えば全ての固定用凹部111を外側から略閉鎖するようにその内側のビス102を覆う固定部材カバー部121aと、固定側コネクタ114bに接続された着脱側コネクタ(電線側コネクタ)117bの離脱方向を覆うことにより着脱側コネクタ117bの離脱を阻止する第2離脱阻止部121bと、を一体に備えている。
なお、第2離脱阻止部121bは、固定側コネクタ114bに接続された着脱側コネクタ117bの背面125との間に、その背面125から引き出されているハーネス300を逃がせる程度の隙間ができるように、例えば着脱側コネクタ117bの離脱方向に向けて浅い膨出状に形成されている。
また、第2離脱阻止部121bは、着脱側コネクタ117bが設けられた露出用凹部113bに対して、背壁107側のみを覆い、周壁106側は開放されたままとなっており、その周壁106側の開口部が、着脱側コネクタ117bのハーネス300を引き出すためのハーネス引出部126(図15)となっている。
第1離脱阻止部122は、固定側コネクタ114aに接続された着脱側コネクタ(電線側コネクタ)117aの離脱方向を覆うことにより着脱側コネクタ117aの離脱を阻止するためのものであり、着脱側コネクタ117aが設けられた露出用凹部113aに対応して、本体部121の上縁側から周壁106に平行に延設されている。
なお、第1離脱阻止部122は、周壁106との間に若干の隙間ができるように配置されており、その隙間が、着脱側コネクタ117aのハーネス300を引き出すためのハーネス引出部127(図15)となっている。また、第1離脱阻止部122の左右両縁部には、周壁106との隙間を塞ぐ側板128が一体に形成されている。
なお、第1離脱阻止部122は、固定側コネクタ114aに接続された着脱側コネクタ117aの背面129との間に、その背面129から引き出されているハーネス300を逃がすことができる程度の隙間が形成されるように配置されている。
ヒンジ爪123は、中継基板ケース49側のヒンジピン131を両側から抱き込むように複数設けられており、またそれら各ヒンジ爪123の先端側は、その先端側をヒンジピン131に対して所定角度で相対的に嵌脱できるようになっている。
なお、ヒンジピン131は、例えば中継基板ケース49の背壁107上の例えば左右方向一端側に背壁107に沿って上下方向に配置されており、ヒンジ爪123はこれに対応して例えばコネクタカバー118の本体部121の左右方向一端側に配置されている。
係合爪124は、コネクタカバー118上のヒンジ爪123とは反対側の端部に、中継基板ケース49の背壁107に形成されたスリット状その他の被係合部132に対応して配置され、例えばコネクタカバー118の本体部121から面外方向に略くの字状に延設された操作片133の先端側に設けられている。
コネクタカバー118は、まずヒンジ爪123をヒンジピン131に揺動自在に係合させ、更に係合爪124を被係合部132に係合させることにより、中継基板ケース49側に装着される。
また、コネクタカバー118には、例えば本体部121からその背面側に向けて突出する第1締結部141と、この第1締結部141に隣接して設けられ且つ中継基板ケース49側の第2締結部142が挿通可能な挿通孔143と、が設けられている。第1締結部141は、主制御基板ケース13側のコネクタカバー73と同様、例えば中央に開口部141aが形成された門型状で、本体部121に一体に設けられている。
中継基板ケース49側の第2締結部142も、中央に開口部142aが形成された門型状で、背壁107に一体に設けられており、コネクタカバー118を中継基板ケース49に装着したとき、コネクタカバー118側の挿通孔143に嵌合して、第1締結部141と略重なる位置、大きさに形成されている。
中継基板ケース49に装着されたコネクタカバー118は、主制御基板ケース13側と同様、第1締結部141と第2締結部142とが結束バンド99により抜脱不能に結束される。
なお、本実施形態では、図15(a)に示すように、第1締結部141の結束バンド99による結束部が、第2締結部142側の対応する結束部に対してコネクタカバー118の離脱方向に若干ずれた位置に設けられており、それら結束部同士を結束バンド99により結束したとき、図15(b)に示すように、第1締結部141を第2締結部142側にずらす方向、即ちコネクタカバー118を装着方向に押し付ける方向の力が作用するように構成されている。
(ハーネス及び着脱側コネクタの構成)
中継基板48に電気的に接続されるハーネス及び着脱側コネクタの構成については、主制御基板12に電気的に接続されるハーネス及び着脱側コネクタの構成(図26〜図28参照)と同様の構成である。このため、ここでの説明は省略する。
(押さえ手段の構成)
図11に示すように、第1離脱阻止部122及び第2離脱阻止部121bの裏面側(ハーネス側に面する表面)には、ハーネス300を覆うチューブ304を押さえる押さえ手段310がそれぞれ設けられている。押さえ手段310は、引張り等によりハーネス300を覆うチューブ304の位置ずれ(具体的には、ハーネス300に対するチューブ304の相対移動)を防止する位置ずれ防止手段としても機能するし、さらにはチューブ304に引っ掛けてチューブ304の移動を阻止する係合手段としても機能する。押さえ手段310は、第1離脱阻止部122あるいは第2離脱阻止部121bに一体形成されていてもよいし、第1離脱阻止部122あるいは第2離脱阻止部121bに対して固定バンド等により別途取り付けてもよい。
なお、説明の便宜上、第1離脱阻止部122側又は/及び第1離脱阻止部122の対向部位側に設けられている「押さえ手段」を『第2押さえ手段』と定義し、第2離脱阻止部121b側又は/及び第2離脱阻止部121bの対向部位側に設けられている「押さえ手段」を『第3押さえ手段』と定義する。
ここで、第2押さえ手段314と第3押さえ手段316は、いずれか一方のみが設けられている構成でもよく、あるいは両方設けられている構成でもよい。ただし、本実施形態では、両方が設けられている構成を図示する。
図11及び図15に示すように、第2押さえ手段314は、第1離脱阻止部122と第1離脱阻止部122の対向部位(例えば、中継基板48の外周に嵌合する周壁106)との間で、チューブ304を押さえるように設計されている。第2押さえ手段314は、第1離脱阻止部122側のみに設けられていてもよく、第1離脱阻止部122の対向部位側のみに設けられていてもよい。さらには、第2押さえ手段314は、第1離脱阻止部122側及び第1離脱阻止部122の対向部位側の両方に設けられている構成でもよい。本実施形態では、第2押さえ手段314は、第1離脱阻止部122側のみに設けられている構成を図示する。
また、第3押さえ手段316は、第2離脱阻止部121bと第2離脱阻止部121bの対向部位(例えば、中継基板ケース49の一部分)との間で、チューブ304を押さえるように設計されている。第3押さえ手段316は、第2離脱阻止部121b側のみに設けられていてもよく、第2離脱阻止部121bの対向部位側のみに設けられていてもよい。さらには、第3押さえ手段316は、第2離脱阻止部121b側及び第2離脱阻止部121bの対向部位側の両方に設けられている構成でもよい。本実施形態では、第3押さえ手段316は、第2離脱阻止部121b側のみに設けられている構成を図示する。
第2押さえ手段314は、第1離脱阻止部122側又は/及び第1離脱阻止部122側の対向部位側に、単数(1個)だけ設けられていてもよいし、あるいは複数個設けられていてもよい。
第3押さえ手段316は、第2離脱阻止部121b側又は/及び第2離脱阻止部121bの対向部位側に、単数(1個)だけ設けられていてもよいし、あるいは複数個設けられていてもよい。
第2押さえ手段314及び第3押さえ手段316が複数個設けられる構成では、第2押さえ手段314及び第3押さえ手段316は、ハーネス300の長手方向あるいはチューブ304の長手方向に沿って並んで形成されている態様(直列態様)でもよい。また、第2押さえ手段314及び第3押さえ手段316は、ハーネス300の長手方向あるいはチューブ304の長手方向に対して直交する方向に沿って並んで形成されている態様(並列態様)でもよい。
第2押さえ手段314及び第3押さえ手段316の一例として、例えば、チューブ304に当接する突起部が好ましい。突起部の先端をチューブ304に引っ掛けることが可能になる。
この場合も、図28と同様にして、チューブ304の表面に、第2押さえ手段314及び第3押さえ手段316の先端と係合する単数又は複数の係合孔(図示省略)を形成してもよい。これにより、第2押さえ手段314及び第3押さえ手段316の先端がチューブ304側の係合孔306で係合することにより、第2押さえ手段314及び第3押さえ手段316とチューブ304との一体性が増すため、チューブ304が各押さえ手段314、316に対して位置ずれすることを防止できる。
さらに、単数又は複数の第2押さえ手段314及び第3押さえ手段316が中継基板ケース49側にも設けられている構成を採用してもよい。
(押さえ手段の寸法設定)
第2押さえ手段314及び第3押さえ手段316の寸法設定(離間距離寸法)については、チューブ304との関係で、第1押さえ手段312の寸法設定の場合と同様に考えることができる。同様にして、第2押さえ手段314及び第3押さえ手段316のそれぞれに3つのパターンが考えられるが、内容が重複するため、説明を省略する。
なお、図示しないが、コネクタカバー118には、単数又は複数の離脱規制リブ(離脱阻止部)が設けられている構成でもよい。離脱規制リブは、固定側コネクタ114(114a、114b)に接続された着脱側コネクタ117(117a、117b)にその離脱方向から略当接することにより着脱側コネクタ117(117a、117b)の離脱方向への移動を規制するものである。
なお、離脱規制リブは、着脱側コネクタ117(117a、117b)側のハーネス300及びチューブ304に干渉しない位置に設けられている。
[スタートレバーユニットの構成]
次に、スタートレバーユニットの構成について説明する。
スタートレバーユニット39は、図16に示すように、例えば前操作パネル部27に設けられた取り付け部151に対して前面パネル3の後側から装着され、ビス(固定部材)152により着脱自在に固定されている。取り付け部151は、前操作パネル部27に形成された開口部153と、この開口部153を取り囲むように前操作パネル部27から後方に突設される例えば筒状の突設部154と、この突設部154の後端側に設けられる複数、例えば4つの固定基部155と、を備えている。
スタートレバーユニット39は、図16、図18〜図20に示すように、本体ケース
(ケース体)161と、この本体ケース161の前端側に上下方向揺動自在に装着されたスタートレバー38と、本体ケース161に例えば鍔状に一体形成され且つ取り付け部151側の固定基部155に対応する複数の挿通孔162を備えたフランジ部163と、本体ケース161内に配置された基板164と、等を備えている。スタートレバーユニット39は、スタートレバー38を開口部153から前操作パネル部27の前側に突出させた状態で、ビス152を挿通孔162を介して固定基部155にねじ込むことにより、取り付け部151に着脱自在に固定されている。
本体ケース161は、略円筒状、その他の筒状に形成された前後方向の筒状部165と、スタートレバー38の軸部が揺動可能に嵌合する縦長状の案内孔(図示省略)が形成され且つ筒状部165の前端側を略閉鎖する前壁部166と、筒状部165の後端側を略閉鎖する後壁部167と、を備えており、筒状部165上の前後方向所定位置、例えば中間部よりも後端側の位置にフランジ部163が一体に形成されている。
筒状部165には、例えばフランジ部163と後端部との間の周方向所定位置、例えば左右方向一方側に、基板164に設けられた固定側コネクタ168を露出させるためのコネクタ孔169が形成されている。基板164は、筒状部165の後端側近傍に例えば後壁部167と平行に配置されており、固定側コネクタ168はその基板164の前面に、基板164の板面に平行且つ外向きに配置され、その先端側がコネクタ孔169から露出している。固定側コネクタ168には、ハーネス300に設けられた着脱側コネクタ(電線側コネクタ)171がコネクタ孔169を介して着脱可能に接続されるようになっている。
また、コネクタ孔169の近傍には、コネクタカバー(カバー部材)172を着脱方向に案内するためのガイドレール173が設けられている。ガイドレール173は、コネクタカバー172を、例えば着脱側コネクタ171の着脱方向に直交する方向(ここでは前後方向)に案内すべく、コネクタ孔169に対して着脱方向の両側(ここでは上下両側)に張り出す鍔状に形成されており、その前端側はフランジ部163まで延設されている。
スタートレバーユニット39に装着されるコネクタカバー172は、図16〜図20に示すように、着脱側コネクタ171の着脱方向に直交する板状に形成され且つ固定側コネクタ168に装着された着脱側コネクタ171の背面174側を覆う離脱阻止部181と、この離脱阻止部181の装着方向後縁部から本体ケース161側に延設された後壁部182と、離脱阻止部181の着脱方向側縁部から本体ケース161側に延設された一対の側壁部183と、を一体に備えている。
図17に示すように、側壁部183の内面側には、本体ケース161側のガイドレール173に対応する被ガイド部184が一体に設けられている。この被ガイド部184は、例えばガイドレール173の両側に対応して立設された一対の突条部184aにより構成されており、コネクタカバー172は、例えば側壁部183の前端側がフランジ部163に当接するまでこの被ガイド部184をガイドレール173に沿って前向きに摺動させることによりスタートレバーユニット39に装着される。
離脱阻止部181は、固定側コネクタ168に接続された着脱側コネクタ171の離脱方向を覆うことにより着脱側コネクタ171の離脱を阻止するためのもので、コネクタカバー172をスタートレバーユニット39に装着したとき、固定側コネクタ168に接続された着脱側コネクタ171の背面174との間に、その背面174から引き出されているハーネス300を逃がすことができる程度の隙間が形成されるように配置されている。
さらに、コネクタカバー172をスタートレバーユニット39に装着したとき、離脱阻止部181の装着方向前端側とフランジ部163との間には若干の隙間ができるようになっており、その隙間が、着脱側コネクタ171のハーネス300を引き出すためのハーネス引出部185(図20(b))となっている。
また、コネクタカバー172には、第1締結部186が、例えば後壁部182の端縁から装着方向後側に向けて突設されている。第1締結部186は、例えば中央に開口部186aが形成された門型状で、コネクタカバー172に一体に形成されている。
スタートレバーユニット39側には、第1締結部186に対応する第2締結部187が一体に形成されている。この第2締結部187も、中央に開口部187aが形成された門型状で、コネクタカバー172をスタートレバーユニット39に装着したとき、コネクタカバー172側の第1締結部186と略重なる位置、大きさに形成されている。
スタートレバーユニット39に装着されたコネクタカバー172は、主制御基板ケース13側、中継基板ケース49側と同様、第1締結部186と第2締結部187とが結束バンド99により抜脱不能に結束される。
(ハーネス及び着脱側コネクタの構成)
基板164に電気的に接続されるハーネス及び着脱側コネクタの構成については、主制御基板12に電気的に接続されるハーネス及び着脱側コネクタの構成(図26〜図28参照)と同様の構成である。このため、ここでの説明は省略する。
(押さえ手段の構成)
コネクタカバー172の離脱阻止部181の裏面側(ハーネス側に面する表面)には、ハーネス300を覆うチューブ304を押さえる押さえ手段310が設けられている。押さえ手段310は、引張り等によりハーネス300を覆うチューブ304の位置ずれ(具体的には、ハーネス300に対するチューブ304の相対移動)を防止する位置ずれ防止手段としても機能するし、さらにはチューブ304に引っ掛けてチューブ304の移動を阻止する係合手段としても機能する。押さえ手段310は、コネクタカバー172の離脱阻止部181に一体形成されていてもよいし、離脱阻止部181に対して固定バンド等により別途取り付けてもよい。
なお、説明の便宜上、コネクタカバー172の離脱阻止部181側又は/及び離脱阻止部181の対向部位側に設けられている「押さえ手段」を『第4押さえ手段』と定義する。
図17及び図20に示すように、第4押さえ手段318は、離脱阻止部181と離脱阻止部181の対向部位(例えば、スタートレバーユニット39のフランジ部163)との間で、チューブ304を押さえるように設計されている。第4押さえ手段318は、離脱阻止部181側のみに設けられていてもよく、離脱阻止部181の対向部位側のみに設けられていてもよい。さらには、第4押さえ手段318は、離脱阻止部181側及び離脱阻止部181の対向部位側の両方に設けられている構成でもよい。本実施形態では、第4押さえ手段318は、離脱阻止部181側のみに設けられている構成を図示する。
第4押さえ手段318は、離脱阻止部181側又は/及び離脱阻止部181の対向部位側に、単数(1個)だけ設けられていてもよいし、あるいは複数個設けられていてもよい。
第4押さえ手段318が複数個設けられる構成では、第4押さえ手段318は、ハーネス300の長手方向あるいはチューブ304の長手方向に沿って並んで形成されている態様(直列態様)でもよい。また、第4押さえ手段318は、ハーネス300の長手方向あるいはチューブ304の長手方向に対して直交する方向に沿って並んで形成されている態様(並列態様)でもよい。
第4押さえ手段318の一例として、例えば、チューブ304に当接する突起部が好ましい。突起部の先端をチューブ304に引っ掛けることが可能になる。
この場合も、チューブ304の表面に、第4押さえ手段318の先端と係合する単数又は複数の係合孔(図示省略)を形成してもよい。これにより、第4押さえ手段318の先端がチューブ304側の係合孔306で係合することにより、第4押さえ手段318とチューブ304との一体性が増すため、チューブ304が第4押さえ手段318に対して位置ずれすることを防止できる。
さらに、単数又は複数の第4押さえ手段318がスタートレバーユニット39のフランジ部163側にも設けられている構成を採用してもよい。
(押さえ手段の寸法設定)
第4押さえ手段318の寸法設定(離間距離寸法)については、チューブ304との関係で、第1押さえ手段312の寸法設定の場合と同様に考えることができる。同様にして、第4押さえ手段318についても、3つのパターンが考えられるが、内容が重複するため、説明を省略する。
なお、図示しないが、コネクタカバー172には、単数又は複数の離脱規制リブ(離脱阻止部)が設けられている構成でもよい。離脱規制リブは、固定側コネクタ168に接続された着脱側コネクタ171にその離脱方向から略当接することにより着脱側コネクタ171の離脱方向への移動を規制するものである。
なお、離脱規制リブは、着脱側コネクタ171側のハーネス300及びチューブ304に干渉しない位置に設けられている。
[ストップボタンユニットの構成]
次に、ストップボタンユニットの構成について説明する。
ストップボタンユニット41は、図21に示すように、例えば前操作パネル部27に設けられた取り付け部191に前面パネル3の前側から装着され、前操作パネル部27の裏側からビス192により着脱自在に固定されている。取り付け部191は、前操作パネル部27の前面側に形成された装着凹部193と、この装着凹部193に形成された開口部194及び挿通孔195と、を備えている。
ストップボタンユニット41は、図21〜図25に示すように、3つのストップボタン40と、これらストップボタン40をその軸方向(本実施形態では前後方向)に移動可能に収容する本体ケース201と、この本体ケース201内に配置された基板202と、本体ケース201の前側に装着され且つ裏側に固定基部203が突設された前カバー204等を備え、本体ケース201を開口部194に前側から挿入しつつ前カバー204を装着凹部193に嵌合させた状態で、ビス192を挿通孔195を介して固定基部203にねじ込むことにより、取り付け部191に着脱自在に固定されている。
本体ケース201は、横長扁平状の筒形に形成された前後方向の筒状部205と、その筒状部205の前端側を略閉鎖するように例えば筒状部205に一体に形成された前壁部205a(図24,図25)と、筒状部205の後端側を略閉鎖するように筒状部205に着脱自在に装着される後壁部206と、を備え、その内部の例えば後端側に基板202が収容されている。後壁部206は、ビス止め用の挿通孔207を1又は複数、例えば2つ備えており、図25に示すように、その裏側からビス(結合部材)208を挿通孔207、基板202側の挿通孔を介して例えば前壁部205a側の固定基部210にねじ込むことにより筒状部205側に固定されるようになっている。
筒状部205には、例えばその後端側の周方向所定位置、例えば下面側に、基板202に設けられた固定側コネクタ211を露出させるためのコネクタ孔212が形成されている。固定側コネクタ211は、基板202の前面に、基板202の板面に平行且つ外向きに配置されており、ハーネス300に設けられた着脱側コネクタ(電線側コネクタ)214がコネクタ孔212を介して着脱可能に接続されるようになっている。
また、本体ケース201には、例えば後壁部206の裏側に、コネクタカバー(カバー部材)215を着脱方向に案内するための一対のガイドレール216が設けられている。このガイドレール216は、コネクタカバー215を、例えば着脱側コネクタ214の着脱方向(ここでは上下方向)に案内すべく、コネクタ孔212の左右両側に対応する位置に上下方向に配置されており、夫々後壁部206から略垂直に起立する起立部216aと、その起立部216aの端縁から互いに対向する方向に延設された延設部216bと、で断面L字形に形成されている。
ストップボタンユニット41に装着されるコネクタカバー215は、例えば後壁部206に沿う略平板状の本体部221と、この本体部221の縁部から筒状部205の外周面に沿って延設された離脱阻止部222と、を例えば一体に備えている。
本体部221は、後壁部206側の複数の挿通孔207のうちの少なくとも1つを外側から閉鎖することによりビス208を覆う結合部材カバー部223を一体に備えると共に、その両側縁部には、本体ケース201側のガイドレール216により上下方向摺動自在に保持される被ガイド部224が一体形成されている。この被ガイド部224は、例えば本体部221から左右方向に張り出すように一体に形成され且つ断面L字形のガイドレール216により上下方向摺動自在に保持される鍔状部224aと、一対のガイドレール216の互いに対向する内縁部に沿って本体部221に立設される突条部224bと、を備えている。
離脱阻止部222は、固定側コネクタ211に接続された着脱側コネクタ214の離脱方向を覆うことにより着脱側コネクタ214の離脱を阻止するためのもので、コネクタ孔212に対応して本体部221の下縁側から筒状部205の外周面に沿って着脱側コネクタ214の着脱方向に略直交するように前向きに延設されている。なお、離脱阻止部222は、筒状部205との間に若干の隙間ができるように配置されており、その隙間が、着脱側コネクタ214のハーネス300を引き出すためのハーネス引出部225となっている。また、離脱阻止部222の左右両縁部には、筒状部205との隙間を塞ぐ側板226が一体に形成されている。
なお、離脱阻止部222は、固定側コネクタ211に接続された着脱側コネクタ214の背面227との間に、その背面227から引き出されているハーネス300を逃がすことができる程度の隙間が形成されるように配置されている。
また、コネクタカバー215には、第1締結部228が、例えば本体部221の装着方向の端縁から面外方向に突設されている。第1締結部228は、例えば中央に開口部228aが形成された門型状で、コネクタカバー215に一体に形成されている。
ストップボタンユニット41側には、この第1締結部228に対応する第2締結部229が、例えば後壁部206の背面側に一体に形成されている。この第2締結部229も、中央に開口部229aが形成された門型状で、コネクタカバー215をストップボタンユニット41に装着したとき、コネクタカバー215側の第1締結部228と略重なる位置、大きさに形成されている。
ストップボタンユニット41に装着されたコネクタカバー215は、主制御基板ケース13側、中継基板ケース49側、スタートレバーユニット39側と同様、第1締結部228と第2締結部229とが結束バンド99により抜脱不能に結束される。
(ハーネス及び着脱側コネクタの構成)
基板202に電気的に接続されるハーネス及び着脱側コネクタの構成については、主制御基板12に電気的に接続されるハーネス及び着脱側コネクタの構成(図26〜図28参照)と同様の構成である。このため、ここでの説明は省略する。
(押さえ手段の構成)
コネクタカバー215の離脱阻止部222の裏面側(ハーネス側に面する表面)には、ハーネス300を覆うチューブ300を押さえる押さえ手段310が設けられている。押さえ手段310は、引張り等によりハーネス300を覆うチューブ304の位置ずれ(具体的には、ハーネス300に対するチューブ304の相対移動)を防止する位置ずれ防止手段としても機能するし、さらにはチューブ304に引っ掛けてチューブ304の移動を阻止する係合手段としても機能する。押さえ手段310は、コネクタカバー215の離脱阻止部222に一体形成されていてもよいし、離脱阻止部222に対して固定バンド等により別途取り付けてもよい。
なお、説明の便宜上、コネクタカバー215の離脱阻止部222側又は/及び離脱阻止部222の対向部位側に設けられている「押さえ手段」を『第5押さえ手段』と定義する。
図24及び図25に示すように、第5押さえ手段320は、離脱阻止部222と離脱阻止部222の対向部位(例えば、スタートボタンユニット41の本体ケース201の筒状部205)との間で、チューブ304を押さえるように設計されている。第5押さえ手段320は、離脱阻止部222側のみに設けられていてもよく、離脱阻止部222の対向部位側のみに設けられていてもよい。さらには、第5押さえ手段320は、離脱阻止部222側及び離脱阻止部222の対向部位側の両方に設けられている構成でもよい。本実施形態では、第5押さえ手段320は、離脱阻止部222側のみに設けられている構成を図示する。
第5押さえ手段320は、離脱阻止部222側又は/及び離脱阻止部222の対向部位側に、単数(1個)だけ設けられていてもよいし、あるいは複数個設けられていてもよい。
第5押さえ手段320が複数個設けられる構成では、第5押さえ手段320は、ハーネス300の長手方向あるいはチューブ304の長手方向に沿って並んで形成されている態様(直列態様)でもよい。また、第5押さえ手段320は、ハーネス300の長手方向あるいはチューブ304の長手方向に対して直交する方向に沿って並んで形成されている態様(並列態様)でもよい。
第5押さえ手段320の一例として、例えば、チューブ304に当接する突起部が好ましい。突起部の先端をチューブ304に引っ掛けることが可能になる。
この場合も、チューブ304の表面に、第5押さえ手段320の先端と係合する単数又は複数の係合孔(図示省略)を形成してもよい。これにより、第5押さえ手段320の先端がチューブ304側の係合孔306で係合することにより、第5押さえ手段320とチューブ304との一体性が増すため、チューブ304が第5押さえ手段320に対して位置ずれすることを防止できる。
さらに、単数又は複数の第5押さえ手段320がスタートボタンユニット41の本体ケース201の筒状部205側にも設けられている構成を採用してもよい。
(押さえ手段の寸法設定)
第5押さえ手段320の寸法設定(離間距離寸法)については、チューブ304との関係で、第1押さえ手段312の寸法設定の場合と同様に考えることができる。同様にして、第5押さえ手段320についても、3つのパターンが考えられるが、内容が重複するため、説明を省略する。
なお、図示しないが、コネクタカバー215には、単数又は複数の離脱規制リブ(離脱阻止部)が設けられている構成でもよい。離脱規制リブは、固定側コネクタ211に接続された着脱側コネクタ214にその離脱方向から略当接することにより着脱側コネクタ214の離脱方向への移動を規制するものである。
なお、離脱規制リブは、着脱側コネクタ214側のハーネス300及びチューブ304に干渉しない位置に設けられている。
以上のように、本実施形態の遊技機によれば、図26〜図28に示すように、チューブ304の開口部304aの寸法Dが着脱側コネクタ(一例として「71a」)の挿通が可能な程度に設定されているため、ハーネス300の両側に着脱側コネクタ(一例として「71a」)を接続した状態でチューブ304に挿通させることができる。これにより、ハーネス300をチューブ304に挿通させた後において、ハーネス300と着脱側コネクタ(一例として「71a」)の接続端子との間を接続させる接続工程が不要になる。この結果、ハーネス300に対する不正行為を抑制するとともに、ハーネス300と着脱側コネクタ(一例として「71a」)との間の接続不良を防止し、かつ遊技機の製造作業の効率の向上させることができる。
特に、チューブ304の開口部304aの寸法Dが、着脱側コネクタ(一例として「71a」)がハーネス300に対して向きを変更させたことにより挿通可能な程度に設定されている。このため、着脱側コネクタ(一例として「71a」)のハーネス300に対する向きを変更させることにより、ハーネス300に着脱側コネクタ(一例として「71a」)を接続させた状態で、チューブ304に挿通させることができる。この結果、チューブ304の開口寸法Dを小さくすることができるとともに、ハーネス300及び着脱側コネクタ(一例として「71a」)の挿通を可能にすることができるため、防犯機能を兼ねた状態で、遊技機の製造効率を向上させることができる。
さらに具体的には、チューブ304の開口部304aの寸法Dが、着脱側コネクタ(一例として「71a」)の長手方向がハーネス300の長手方向に対して略平行になるように、着脱側コネクタ(一例として「71a」)の向きを変更させたことにより挿通可能な程度に設定されている。これにより、着脱側コネクタ(一例として「71a」)の長手方向がハーネス300の長手方向に対して略平行になるように調整することにより、ハーネス300に着脱側コネクタ(一例として「71a」)を接続させた状態で、チューブ304に挿通させることができる。この構成では、チューブ304の開口寸法Dを必要最小限の寸法にすることができ、防犯機能を高めることができる。
なお、ハーネス300の長手方向両側端部に着脱側コネクタ(一例として「71a」)が接続された状態で、ハーネス300及び両側の着脱側コネクタ(一例として「71a」)をチューブ304に挿通させた後、ハーネス300を各基板に電気的に接続するだけで、各基板間の信号送受信可能状態を容易に実現することができる。
このようにハーネス300と着脱側コネクタ(一例として「71a」)の接続端子との接続が予め完了した後に、ハーネス300をチューブ304に挿通させているため、ハーネス300をチューブ304に挿通させた後のハーネス300と着脱側コネクタ(一例として「71a」)との接続工程が不要になる。そこで、ハーネス300を構成する複数の各信号線302の色が同じ色に着色されている構成でも、ハーネス300の接続不良を防止できる。この結果、着脱側コネクタ(一例として「71a」)の接続端子との対応関係を色で判別するために信号線302毎に異なる色をわざわざ着色させる必要がなくなり、遊技機の製造効率を向上させることができる。
また、図29〜図36に示すように、各コネクタカバー73、118、172、215とその対向部位との隙間に、ハーネス300及びチューブ304に当接し引き抜きを阻止する各押さえ手段310が設けられているため、ハーネス300をチューブ304で覆っている状態でチューブ304だけが引抜き方向(図29〜図36中矢印A方向)に引っ張られた場合でも、チューブ304がハーネス300に対して相対移動することを防止できる。これにより、ハーネス300が露出することを防止できるため、ハーネス300に対して不正信号が付与されることを防止できる。この結果、不正行為を抑制することができる。
各押さえ手段310が複数設けられているため、ハーネス300をチューブ304で覆っている状態でチューブ304だけが引っ張られた場合でも、チューブ304がハーネス300に対して相対移動することを一層効果的に防止することができる。
各押さえ手段310が突起部であることにより、各押さえ手段310とチューブ304との接触面積を小さくすることができる。これにより、押さえ手段310によりチューブ304を引っ掛けることが可能になり、チューブ304の引き抜きを効果的に阻止することができる。特に、突起部の先端が尖っている形状することにより、チューブ304を引き抜こうとすると、突起部の先端がチューブ304に食い込むため、チューブ304の引抜き防止効果を高めることができる。
押さえ手段310がコネクタカバー73、118、172、215側に設けられている場合において、ハーネス300及びチューブ304が引き出される押さえ手段310の先端とコネクタカバー73、118、172、215の対向部位との隙間の寸法がハーネス300を挿通したチューブ304の太さよりも小さく設定されていることにより、チューブ304を挟持することができる。これにより、チューブ304の引き抜きを効果的に阻止することができる。
押さえ手段310がコネクタカバー73、118、172、215の対向部位側に設けられている場合において、ハーネス300及びチューブ304が引き出される押さえ手段310の先端とコネクタカバー73、118、172、215との隙間の寸法がハーネス300を挿通したチューブ304の太さよりも小さく設定されていることにより、チューブ304を挟持することができる。これにより、チューブ304の引き抜きを効果的に阻止することができる。
コネクタカバー73、118、172、215が着脱側コネクタ71a、117a、117b、171、214に当接して着脱側コネクタ71a、117a、117b、171、214の離脱を阻止する離脱規制部81を有することにより、着脱側コネクタ71a、117a、117b、171、214の離脱あるいは引抜きを阻止することができる。これにより、着脱側コネクタ71a、117a、117b、171、214の脱着あるいは取替えを伴う不正行為を防止することができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、実施形態で例示したような各種コネクタカバーを、固定側コネクタを備えた基板を収容する他の部品、例えば表示リールユニット6、ドライバ基板ケース46、制御基板ケース47、メダル払い出し手段8、ベットボタン34,35、精算ボタン、設定変更スイッチ基板等に設けてもよい。
さらに、実施形態では本発明をスロットマシンに適用した例を示したが、パチンコ機、アレンジボール機等の各種遊技機の各基板に接続するハーネス及び各基板ケースに設けられるコネクタカバーに適用できることは言うまでもない。
12 主制御基板(基板)
13 主制御基板ケース(収容部材)
39 スタートレバーユニット(収容部材)
41 ストップボタンユニット(収容部材)
48 中継基板(基板)
49 中継基板ケース(収容部材)
68a 固定側コネクタ
71a 着脱側コネクタ(電線側コネクタ)
73 コネクタカバー(カバー部材)
77a 係合爪
79 凹入開口部
81 離脱規制リブ(離脱規制部)
82 解除規制リブ
84 ロック手段
92 第1締結部
93 第2締結部
99 結束バンド
99a バンド部
99b ヘッド部
99c タグ
102 ビス
114a 固定側コネクタ
114b 固定側コネクタ
117a 着脱側コネクタ(電線側コネクタ)
117b 着脱側コネクタ(電線側コネクタ)
118 コネクタカバー(カバー部材)
121a 固定部材カバー部
121b 第2離脱阻止部
122 第1離脱阻止部
123 ヒンジ爪
126 ハーネス引出部
127 ハーネス引出部
141 第1締結部
142 第2締結部
152 ビス
164 基板
168 固定側コネクタ
171 着脱側コネクタ(電線側コネクタ)
172 コネクタカバー(カバー部材)
181 離脱阻止部
185 ハーネス引出部
186 第1締結部
187 第2締結部
202 基板
208 ビス
211 固定側コネクタ
214 着脱側コネクタ(電線側コネクタ)
215 コネクタカバー(カバー部材)
222 離脱阻止部
223 接合部材カバー部
225 ハーネス引出部
228 第1締結部
229 第2締結部
231 固定部材カバー部
300 ハーネス(電線)
302 信号線
304 チューブ(挿通部材)
304a 開口部
306 係合孔
310 押さえ手段
312 第1押さえ手段
314 第2押さえ手段
316 第3押さえ手段
318 第4押さえ手段
320 第5押さえ手段
D チューブ(挿通部材)の開口部の寸法
S1 カバー部材側の押さえ手段とカバー部材の対向部位との離間距離寸法
S2 カバー部材の対向部位側の押さえ手段とカバー部材との離間距離寸法
S3 カバー部材側の押さえ手段とカバー部材の対向部位との離間距離寸法
S4 カバー部材の対向部位側の押さえ手段とカバー部材との離間距離寸法
S5 カバー部材側の押さえ手段とカバー部材の対向部位側の押さえ手段との離間距離寸法
T チューブ(挿通部材)の太さ寸法

Claims (5)

  1. 基板に対して電気的に接続する電線と、前記電線に接続する電線側コネクタと、開口部に前記電線が挿通する挿通部材と、を有する遊技機であって、
    前記挿通部材の開口部の寸法が、前記電線側コネクタの挿通が可能な程度に設定されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記挿通部材の開口部の寸法が、前記電線側コネクタが前記電線に対して向きを変更させたことにより挿通可能な程度に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記挿通部材の開口部の寸法が、前記電線側コネクタの長手方向が前記電線の長手方向に対して略平行になるように、前記電線側コネクタの向きを変更させたことにより挿通可能な程度に設定されていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記電線の長手方向両側端部に前記電線側コネクタが取り付けられた状態で、前記電線及び前記電線側コネクタを前記挿通部材に挿通させた後、前記電線を前記基板に電気的に接続したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機。
  5. 前記電線は、複数の信号線が束状に構成されており、
    複数の各信号線の色が同じ色に着色されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の遊技機。
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