JP2002343167A - チューブ被覆物品、チューブ被覆装置及びチューブ被覆方法 - Google Patents

チューブ被覆物品、チューブ被覆装置及びチューブ被覆方法

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 狭いスペースでもチューブの装着を作業性よ
く行うことができ、チューブ被覆装置の保管スペースの
削減や省資源も実現できるチューブ被覆物品を供する。 【解決手段】 円筒形チューブ2で被覆されたケーブル
5において、円筒形チューブ2を、円筒形支持体1を引
き抜くことによって、常温収縮の結果としてケーブル5
の周囲に被覆し、その際、支持体よりも大きな長さ及び
物品の外径とほぼ同じであるかもしくはそれよりも小さ
い内径を有するチューブを、支持体の外周に伸張された
状態で、かつその支持体の長手方向に沿い折り畳まれた
状態で装着された状態で使用すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チューブで全体を
被覆した物品と、そのような物品を製造するのに有用な
チューブ被覆装置及びチューブ被覆方法に関する。本発
明は、例えば、ケーブル、コードなどの長尺物の絶縁や
保護(防水、防油等)に、あるいは自動車、家電機器等
の配管の防錆、衝撃緩和などに、有利に使用することが
できる。
【0002】
【従来の技術】従来、電線、ケーブル等の絶縁処理や、
金属パイプ類の防錆及び衝撃緩和処理などのため、各種
の常温収縮タイプのチューブの使用が提案されている。
常温収縮チューブは、中空円筒体などのコアの外周に予
め延伸させた状態で装着しておいた後、コアを抜き取る
ことで、常温で、すなわち、加熱処理を行わないで、所
望の形状に収縮させることのできるチューブを指し、前
延伸(PST)チューブとも呼ばれている。
【0003】例えば、実開平6−84754号公報に
は、図1に模式的に示すように、一端にフランジ部51
を有する2個の中空円筒体を、ほぼ中央部において着脱
自在に接続してなるスペーサ53に、半径方向に拡張し
た弾性チューブ54を装着したことを特徴とする常温収
縮チューブ50が開示されている。この常温収縮チュー
ブは、それを電線などにセットした後、両端のフランジ
部をつかんで中空円筒体を引き離すように構成されてい
る。弾性チューブは、中央部から両側に向かって収縮し
ていき、スペーサが弾性チューブから外れた時点で、電
線などに装着することができる。
【0004】同様な常温収縮チューブは、実開平7−1
8831号公報において、自己収縮チューブとして報告
されている。この自己収縮チューブは、一端にフランジ
部、他端に膨張部、円周方向の一個所に軸方向のスリッ
トを設けてなる中空円筒体の円筒部の上に、膨張部の最
大外径以上に拡径した弾性ゴム又はプラスチックチュー
ブを適宜に皺を入れて装着したことを特徴としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】実開平6−84754
号公報に記載の常温収縮チューブの場合、中空円筒体に
弾性チューブを装着する際に、チューブにジャバラ状に
皺を入れることで、円筒体の長さのほぼ2倍の長さのチ
ューブを装着することができる。しかし、この方法で
は、両端にフランジ部の付いた2分割できる円筒体を用
意する必要があり、その製造に複雑な金型が必要であ
り、製造コストの増加を避けることができない。また、
円筒体の構造が複雑であるので、チューブ装着後にそれ
らの使用済み円筒体をチューブから引き抜くのが困難で
あるという問題もある。引き抜き作業を容易にするため
に円筒体とチューブの界面に潤滑剤を塗布することも考
えられるが、チューブの収縮後にそのチューブの内面に
潤滑剤が残留するので、電線などに対する悪影響の面か
ら、推奨することができない。
【0006】また、実開平7−18831号公報の自己
収縮チューブでは、中空円筒体の円周方向の一個所に軸
方向のスリットを設けたことで、収縮チューブ装着後の
円筒体の引き抜き作業が容易になっている。しかし、こ
こで使用する円筒体も複雑な構造を有しているので、製
造コストの面や、円筒体の引き抜き作業性の面で改善の
余地を残している。
【0007】さらに、上記した2種類の常温収縮チュー
ブに共通の問題として、中空円筒体の端面に取り付ける
フランジ部の問題がある。フランジ部は、円筒体のサイ
ズに比較してかなり大型であるので、電線などにそれを
装着するのに十分なスペースを予め確保しておく必要が
あり、換言すると、常温収縮チューブの適用個所には大
きな制約が存在している。
【0008】ところで、出願人は、コアとして使用する
中空円筒体の引く抜き作業を容易にするため、例えば特
公昭49−46190号公報に開示されるように、壁面
上に全長にわたって形成された連続したらせん状の溝を
有する中空円筒体を使用することを提案している。すな
わち、ここで提案されているコアは、帯状片を分離自在
にスパイラル状に接合したものであるので、その帯状片
を端部から順に引き剥がすことで、コアを容易に引き抜
くことができ、製造コストも低減することができる。し
かし、このコアの場合、長尺の常温収縮製品を提供しよ
うとした場合に、コアも、その長さにあわせて長いもの
を準備しなければならず、保管場所に広いスペースを用
意しなければならないばかりか、作業スペースも同様
に、広くなければならない。また、コアの長さが大きい
と、帯状片を分離して引き抜く作業にも多大の時間と労
力が必要となる。
【0009】本発明の目的は、上述のような従来の技術
の問題点を解決して、常温収縮タイプのチューブで全体
を被覆した長尺の物品であって、製造が容易であり、製
造装置の構造が単純であるので製造コストが低く、物品
とチューブの間に潤滑剤を適用することが不要であるよ
うなチューブ被覆物品を提供することにある。本発明の
もう1つの目的は、本発明のチューブ被覆物品を製造す
るのに有用な、構造が単純で、保管場所や作業スペース
が狭くてもよく、しかも作業性に優れたチューブ被覆装
置を提供することにある。
【0010】本発明のさらにもう1つの目的は、本発明
のチューブ被覆物品を製造するのに有用な、作業性に優
れ、潤滑剤を使用しないチューブ被覆方法を提供するこ
とにある。本発明の上記した目的や、その他の目的は、
以下の詳細な説明から容易に理解することができるであ
ろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、その1つの面
において、長手方向に延在する物品と、該物品の所定の
長さを少なくともルーズに被覆した円筒形チューブとを
備えた、チューブで被覆された物品であって、前記チュ
ーブが、円筒形支持体の外周を被覆する形で前記支持体
によって支承された後に前記支持体を引き抜くことによ
って、常温収縮の結果として前記物品に被覆されたゴム
材料又は熱可塑性エラストマーからなり、前記支持体よ
りも大きな長さ及び前記物品の外径とほぼ同じであるか
もしくはそれよりも小さい内径を有し、前記支持体に
は、その支持体の外周に伸張された状態で、かつその支
持体の長手方向に沿い折り畳まれた状態で装着されてい
たものであることを特徴とするチューブ被覆物品にあ
る。
【0012】また、本発明は、そのもう1つの面におい
て、長手方向に延在する物品に円筒形チューブを被覆す
るために用いられる装置であって、前記物品が内部を貫
通可能な内径を有する円筒形支持体と、前記支持体の外
周を被覆する形で前記支持体によって支承された常温収
縮可能なゴム材料又は熱可塑性エラストマーからなるチ
ューブとを備え、前記チューブが、常温収縮時におい
て、前記支持体よりも大きな長さ及び前記物品の外径と
ほぼ同じであるかもしくはそれよりも小さい内径を有す
ることができ、前記支持体の外周に伸張された状態で、
かつその支持体の長手方向に沿い折り畳まれた状態で装
着されており、そして、当該装置から前記支持体を引き
抜いた時、その常温収縮特性により、前記の常温収縮時
の長さ及び内径を再現しつつ前記物品を被覆可能である
ことを特徴とするチューブ被覆装置にある。
【0013】さらに、本発明は、そのもう1つの面にお
いて、長手方向に延在する物品に円筒形チューブを被覆
する方法であって、前記物品が内部を貫通可能な内径を
有する円筒形支持体に常温収縮可能なゴム材料又は熱可
塑性エラストマーからなるチューブを、前記支持体の外
周に伸張された状態で、かつその支持体の長手方向に沿
い折り畳まれた状態で装着し、その際、前記チューブと
して、常温収縮時において、前記支持体よりも大きな長
さ及び前記物品の外径とほぼ同じであるかもしくはそれ
よりも小さい内径を有するものを使用し、前記チューブ
を装着した後の前記円筒形支持体に、その支持体の中空
部を貫通するようにして、前記物品のチューブ被覆領域
を挿入し、そして前記チューブから前記支持体を引き抜
き、前記チューブの常温収縮特性により、前記の常温収
縮時の長さ及び内径を再現しつつ前記物品を前記チュー
ブで被覆することを特徴とするチューブ被覆方法にあ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明によるチューブ被覆物品
は、いろいろな物品を包含するが、特に、長手方向に延
在する物品(長尺物)の時に、その優れた作用効果をい
かんなく発揮することができる。本発明の実施に好適な
チューブ被覆物品の例としては、以下に列挙するものに
限定されないけれども、電線、ケーブル、コード、ワイ
ヤ、配管などを挙げることができる。特に好適な物品の
例として、以下に詳細に説明するコネクタ付きのケーブ
ルを挙げることができる。かかるケーブルは、パーソナ
ルコンピュータの内部や、いわゆるパチスロ(遊戯用の
パチンコ式スロットマシーン)の内部で使用されてい
る。
【0015】本発明のチューブ被覆物品は、その物品の
所定の長さ、好ましくはそのほぼ全長を少なくともルー
ズに被覆した円筒形チューブを備えている。ここで、
「少なくともルーズに被覆した」ということは、本発明
のチューブ被覆物品の場合、その使途に応じて、物品に
緊密にぴったりと装着されるばかりでなく、必要に応じ
て、物品に緩く、あるいは物品上を可動に、装着される
こともあるので、各種の装着形態を包含することを意図
している。したがって、チューブの内径は、その所望と
する装着形態などに応じて、広く変更可能である。
【0016】円筒形チューブは、通常、それを物品の装
着する前、円筒形支持体(コアともいう)に支承されて
いる。すなわち、チューブは、円筒形支持体の外周を被
覆する形でその支持体によって支承されており、物品を
その支持体の中空部に挿入した後に支持体を引き抜くこ
とによって、常温収縮の結果として物品の外周に被覆さ
れる。
【0017】円筒形チューブは、その使途などに応じて
各種の材料から形成することができるが、好ましくは、
ゴム材料又は熱可塑性エラストマーから形成することが
できる。なお、このチューブは、伸張された状態でコア
に装着されるので、装着時の引き裂けを防止するため、
引裂き強さに優れていることが好ましい。本発明の実施
においてチューブに求められる引裂き強さは、それを日
本工業規格JIS6252で規定されるクレセント形で
表した時、通常、20〜55kN/mの範囲である。
【0018】適当なチューブ形成性のゴム材料として
は、以下に列挙するものに限定されるわけではないけれ
ども、シリコーンゴム、EPDM(エチレン‐プロピレン‐
ジエン共重合体)、IR、SBR、CR、IIR、NB
R、水素添加NBR、アクリルゴム、エチレンアクリル
ゴム、フッ素ゴムなどを挙げることができる。また、適
当なチューブ形成性の熱可塑性エラストマーとしては、
以下に列挙するものに限定されるわけではないけれど
も、オレフィン系熱可塑性エラストマーや、スチレン系
熱可塑性エラストマーであるSBS(スチレン−ブタジ
エンブロック共重合体)、SEBS(スチレン−エチレ
ン・ブチレン−スチレンブロック共重合体)などを挙げ
ることができる。
【0019】上述のようなゴム材料又は熱可塑性エラス
トマーは、慣用のチューブ成形法を使用して、所望の形
状及び寸法を有する円筒形チューブに加工することがで
きる。なお、本発明で使用するチューブは、通常単層の
フィルムからなるけれども、特殊の用途に使用する場合
には、その用途にあわせて、2層もしくはそれ以上の多
層構造としてもよい。また、チューブの成型加工のと
き、得られるチューブの特性を向上させるため、常用の
架橋剤、架橋助剤以外に、各種の添加剤、例えば、着色
剤、難燃剤、滑剤、加工助剤、充填材(フィラー)、軟
化剤、帯電防止剤などを上述のチューブ形成材料に添加
してもよい。
【0020】また、上記のようなチューブ形成材料を選
択するに当たって、その材料の引き裂け強さ以外の物性
も、重要なファクタである。本発明のチューブ被覆物品
は、いろいろな使途を有することができるというもの
の、その使途において想到される過酷な環境に耐え得る
物性を有することが好ましいからである。例えば、家電
機器などで狭い空間に配置されるような場合には、チュ
ーブ被覆物品が高温にさらされる恐れがあるので、チュ
ーブ形成材料は、高い耐熱性を有していることが好まし
い。本発明の実施では、JIS K6380で規定され
る耐熱度タイプで表した時、通常、B〜Fの範囲の耐熱
性を有していることが好ましい。適当な耐熱性チューブ
形成材料の例は、シリコーンゴム、EPDM、アクリル
ゴム、エチレンアクリルゴムなどである。
【0021】また、自動車のエンジン周りなどに取り付
けられるような場合には、チューブ被覆物品にオイルや
ガソリンなどが降りかかる恐れがあるので、チューブ形
成材料は、高い耐油性、耐溶剤性などを有していること
が好ましい。本発明の実施では、JIS K6380で
規定される耐油度のクラスで表した時、通常、H〜Lの
範囲の耐油性を有していることが好ましい。適当な耐油
性チューブ形成材料の例は、シリコーンゴム、NBR、
水素添加NBR、アクリルゴム、エチレンアクリルゴ
ム、フッ素ゴムなどである。
【0022】さらに、チューブ被覆物品において、チュ
ーブで内側に取り囲まれた物品の状態をそのチューブを
通して観察したい場合には、チューブ形成材料は、高い
透明度を有していることが好ましい。適当な透明チュー
ブ形成材料の例は、シリコーンゴムなどである。なお、
かかるチューブは、必要に応じて、半透明もしくは着色
透明であってもよい。
【0023】円筒形チューブは、さらに、そのサイズも
チューブの使途などに応じて広く変更することができる
が、チューブの厚さは、通常、長さ方向に折り畳まれる
ことを考慮して、0.1〜3.0mmの範囲であること
が好ましい。チューブの厚さが0.1mmを下回ると、
コア装着時にチューブに裂けが生じる可能性が高くな
る。反対に、チューブの厚さが3.0mmを上回ると、
チューブの長さ方向に細かく折り畳むことが困難にな
る。
【0024】また、円筒形チューブの長さは、好ましい
ことに、チューブを支承するコアの長さよりも大幅に大
きい。すなわち、本発明では、コア上にチューブを機械
的に拡径し、装着する方式を採用しているので、チュー
ブがコア上で長さ方向に細かく折り畳まれて皺状となっ
ている分、より長いチューブをコアに装着することがで
きる。チューブの長さは、使途などに応じて広い範囲で
変更することができるけれども、取り扱い性などを考慮
した場合、通常、約20〜100cmもしくはそれ以上
である。もちろん、使途によっては、上述の範囲以外の
長さであってもよい。
【0025】ここで、コア上にチューブを折り畳んで装
着する場合、その時のチューブの装着長さは、通常、折
り畳まれずに半径方向に拡張した場合のチューブの長さ
の1/2〜1/5の範囲であることが好ましい。チュー
ブの装着長さがそのチューブの長さの1/2よりも大き
いと、本発明に従いチューブを被覆する効果がほとんど
なくなり、反対に1/5よりも小さいと、チューブの重
なりが多くなりすぎるので、コア上にチューブを折り畳
んで装着することが不可能となる。
【0026】さらに、円筒形チューブの内径、すなわ
ち、チューブの中空部の外径(直径)は、チューブで被
覆される物品の外径とほぼ同じであるかもしくはそれよ
りも小さいことが好ましく、しかし、得られるチューブ
被覆物品の使途によっては、物品の外径よりも大きな内
径を有していてもよい。本発明は、そのもう1つの面に
おいて、上述のようなチューブ被覆物品の製造に有利に
使用することのできるチューブ被覆装置にある。本発明
のチューブ被覆装置は、前記したような物品が内部を貫
通可能な内径を有する円筒形支持体(コア)と、そのコ
アの外周を被覆する形でそのコアによって支承された、
常温収縮可能なゴム材料又は熱可塑性エラストマーから
なる円筒形チューブとを備える。
【0027】円筒形チューブは、前記した通り、常温収
縮時において、コアよりも大きな長さ及び物品の外径と
ほぼ同じであるかもしくはそれよりも小さい内径を有す
ることができ、コアの外周に伸張された状態で、かつそ
のコアの長手方向に沿い折り畳まれた状態で装着されて
おり、そして、チューブ被覆物品の提供のためにチュー
ブ被覆装置からコアを引き抜いた時、その常温収縮特性
により、前記の常温収縮時の長さ及び内径を再現しつつ
物品を被覆可能である。
【0028】本発明のチューブ被覆装置において、コア
として使用する円筒形支持体は、いろいろな材料から、
取り扱いに便宜な任意の形状及びサイズで形成すること
ができる。適当な支持体形成材料は、成形の容易さか
ら、プラスチック材料であり、また、コアとして使用す
ることを考慮した場合、適度の可とう性をもたらし得る
ものが好ましい。適当な支持体形成材料の一例を示す
と、以下に列挙するものに限定されるわけではないけれ
ども、ポリプロピレン、酢酸酪酸セルロース、ポリエチ
レン、ポリ塩化ビニルなどを挙げることができる。
【0029】適当な円筒形支持体は、スパイラル状のプ
ラスチックリボンを一体的に成形して、円筒体となした
ものである。別法として、中空円筒形の材料の外表面に
スパイラル状の切れ込みを入れて、円筒形支持体を形成
してもよい。円筒形支持体は、拡径されたチューブをそ
の状態に保持できるほどの強度を有する必要があるの
で、いずれの成形法を使用したとしても、リボンの幅方
向に隣接するリボンどうしが、一時的にではあるが、相
互に結合しているか、さもなければ、結合に近い状態で
相互に組み合わさっていることが必要である。このよう
な円筒形支持体の場合、プラスチックリボンの1端面を
手作業で引き抜くことにより、スパイラル状の溝、切れ
込み等に沿って、支持体を順次ほぐしつつ分解すること
ができる。分解したリボンは、チューブ被覆装置から容
易に引き抜くことができる。
【0030】チューブ被覆装置からの円筒形支持体の引
き抜き作業を容易にするために、支持体の少なくとも一
端面を、手で引くのに十分な長さのリボンに予め加工し
ておくことが好ましい。このリボンが、引き抜きタブと
して機能するからである。引き抜きタブは、円筒形支持
体の内部を通して、支持体の他端の面から飛び出させる
ことが、作業性の面から好ましい。したがって、引き抜
きタブの長さは、通常、支持体の全長よりも約50〜1
00mmほど長いのが好ましい。50mmよりも短い
と、手で引く作業に困難を伴い、反対に100mmより
長いと、無駄となる部分が多くなり、経済的ではない。
【0031】円筒形支持体のサイズは、その内部を貫通
させる必要のある物品のサイズや、支持体の外周に半径
方向に拡張された状態で装着される円筒形チューブのサ
イズを考慮して、適宜選択することができる。例えば、
円筒形支持体の長さは、通常、約10〜30cmもしく
はそれ以上である。また、円筒形支持体の内径は、なる
べく小さいほうが保管の面から好ましいが、物品が中空
部を容易に通過でき、また、リボンが解かれるのに十分
な隙間が確保されていることが必要である。円筒形支持
体の内径は、したがって、通常、約1〜10cmの範囲
である。
【0032】なお、スパイラル状のプラスチックリボン
からなる円筒形支持体の詳細については、特公昭49−
46190号公報の記載をあわせて参照されたい。その
他の適当な円筒形支持体は、例えば、特開平5−326
045号公報に記載されているような、直線的にコアー
リボンを引き抜くことができるようにコアーリボン破断
(引き離し)方向を逆方向(180°反対)に変えるた
めのヘアーピン状の折り返し部を有する円筒形支持体
や、特開平7−123561号公報に記載されているよ
うな、矩形のシート部材を丸めて、対向する端部を着脱
自在に連結することにより形成された円筒形支持体であ
る。
【0033】本発明はまた、そのもう1つの面におい
て、上述のようなチューブ被覆物品の製造に有利に使用
することのできるチューブ被覆方法にある。本発明のチ
ューブ被覆方法は、下記の工程を含むことを特徴として
いる。 (1)前記したような本発明にもとづく特定の円筒形チ
ューブを、同じく本発明にもとづく特定の円筒形支持体
(コア)の外周に伸張された状態で、かつそのコアの長
手方向に沿い折り畳まれた状態で装着する。 (2)チューブを装着した後のコアに、そのコアの中空
部を貫通するようにして、物品のチューブ被覆領域を挿
入する。 (3)チューブからそれを支承したコアを引き抜き、チ
ューブの常温収縮特性により、物品の外周をチューブで
被覆する。
【0034】本発明方法の実施では、先の説明から理解
されるように、スパイラル状のプラスチックリボンから
作られた円筒体をコアとして使用し、このプラスチック
リボンの1端面を引き抜くことにより、コアを分解しつ
つ、チューブからコアを順次引き抜くことが好ましい。
【0035】
【実施例】引き続いて、本発明をその実施例を参照しな
がら説明する。なお、本発明は、下記の実施例によって
限定されるものではない。本例では、パチンコ式スロッ
トマシーン(パチスロ)の内部で使用されているコネク
タ付きフラットケーブルに透明の常温収縮チューブを被
せて、図4に示すようなハーネス製品20を作製した。
ハーネス製品20は、両端にコネクタ6を有する多数本
のケーブル5の束の部分を透明の常温収縮チューブ2を
被せたものであり、チューブ2とその下のケーブル5の
間には、僅かな隙間が存在している。このハーネス製品
20は、チューブ2で保護されているので、脱着して不
正な改造等を行うのを防止できるばかりか、チューブ2
が透明であるので、管理者等による目視による監視が容
易に可能である。なお、従来の方法では、ケーブルから
コネクタをいったん取り外した後、入念な作業でケーブ
ルにチューブを被せ、その後で再びコネクタを取り付け
るという煩雑な作業を行っていた。
【0036】図2に示すようなチューブ被覆装置10を
用意した。コアとして使用する円筒形支持体1は、ポリ
プロピレン製であり、スパイラル状のリボンの成形体で
ある。コアの内径は43mm、外径は46mm、長さは
130mm、そしてリボンの幅は9mmであった。コア
の一端は、引き抜きタブ1Aとして使用するため、リボ
ンの形に分離された後、コアの内部を通過して、コアの
他端から僅かに飛び出している。図中の矢印が、引き抜
きタブ1Aの引き抜く方向である。
【0037】本例で使用した常温収縮チューブは、図3
に斜視図で示した長尺の透明チューブ2である。このチ
ューブは、シリコーンゴム製であり、内径16mm、外
径17.6mm、長さ500mm、そして肉厚0.8m
mであった。また、このシリコーンゴム製のチューブの
物性は、次の通りであった:硬度=70、伸び率=67
0%、引張り強度=9.43Mpa、引裂き強さ=50.
07kN/m。
【0038】図3の透明チューブ2を、拡張機械(図示
せず)を使用して、半径方向に拡張し、図2に示した円
筒形支持体1の外周に装着した。拡張したチューブ2を
それよりも短い支持体1の外周に装着したので、図2に
示したように、チューブ2が長手方向に細かく折り畳ま
れた。チューブ2の長さは、皺状に折り畳んだことで、
500mmから110mmまで短縮された。
【0039】図2のチューブ被覆装置10を使用して、
図5に順を追って示すようにして、チューブ被覆作業を
実施した。工程(A)で、チューブ被覆装置10の円筒
形支持体1の中空部にケーブル5をそのコネクタ6の部
分から挿入した。コネクタ6の挿入は、その長手方向に
ケーブル5を重ね合わせることで、挿入時の断面がなる
べく小さくなるように調整した。図中の矢印が、コネク
タ6の挿入方向を示す。コネクタ6、そしてケーブル5
を順次支持体1の中空部に挿入していくと、工程(B)
に示すように、ケーブル5をチューブ被覆装置10で跨
いだ状態が得られた。
【0040】次いで、工程(C)に移行した。円筒形支
持体1の引き抜きタブ1Aを手で引き抜いていくと、チ
ューブ2を保持していた支持体1がなくなり、チューブ
2が、図中矢印で示すように、常温収縮し、ケーブル5
に覆い被さった。最終的には、工程(D)に示すよう
に、ケーブル5の全体をチューブ2で覆った状態、すな
わち、図4のハーネス製品20が得られた。
【0041】再び上述の手法を繰り返したが、比較のた
め、同じ透明チューブを折り畳まず、そのまま円筒形支
持体(コア)に装着した。390mmの長さのコアが必
要であり、チューブ装着作業が容易でなかった。以上の
事実から、本発明を適用して透明チューブ付きのハーネ
ス製品を製造した場合には、従来の方法に比較して、コ
アとして使用する円筒形支持体の長さを1/3以下に短
縮することができる。また、リボンを引き抜く長さも1
/3以下となるので、作業性を大きく改善することがで
きる。
【0042】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、従来の方法のように、円筒形支持体(コア)の上に
そのまま常温収縮チューブを装着してチューブ被覆物品
を製造する場合に比べて、コア上におけるチューブの長
さを大きく短縮することができる。また、チューブの長
さの短縮の結果としてコアそのものの長さも短縮するこ
とができるので、狭いスペースでもチューブの装着を作
業性よく行うことができるばかりでなく、チューブ被覆
装置の保管スペースの削減や省資源も実現できる。さら
に、従来のように、コアの引き抜きのためにフランジを
併用することが不要であるので、フランジ相当分の広い
作業スペースを確保する必要もなく、また、コアを構成
するリボンの引き抜き量が少なくてすむため、作業性を
向上させ、廃棄物も減量することができる。
【0043】また、常温収縮チューブを耐熱性や耐油性
などを備えた材料から形成することによって、電子機器
や家電製品、自動車のエンジン周りなどで有利に使用す
ることのできるチューブ被覆物品を提供することができ
る。さらに、常温収縮チューブを透明な材料から形成す
ると、そのチューブで被覆された物品の使用状態を目視
で確認することができる。一例をしめすと、いわゆるパ
チスロの内部で接続目的に使用されているコネクタ付き
のフラットケーブル(ハーネス)は、不正改造の防止の
ために定期的に検査されるけれども、本発明の透明なチ
ューブで被覆した物品であるならば、この検査が容易に
実施可能である。また、ケーブルの両端には大型のコネ
クタが付属しているが、従来のハーネスのようにコネク
タの取り外しを行わなくともチューブの装着が可能であ
るので、作業性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の常温収縮チューブの一例を示した断面図
である。
【図2】本発明によるチューブ被覆装置の好ましい1例
を示した斜視図である。
【図3】図2のチューブ被覆装置で使用された常温収縮
チューブを示した斜視図である。
【図4】本発明によるチューブ被覆物品の好ましい1例
を示した斜視図である。
【図5】図4のチューブ被覆物品の製造方法を順を追っ
て示した断面図である。
【符号の説明】
1…円筒形支持体 1A…引き抜きタブ 2…常温収縮チューブ 5…ケーブル 6…コネクタ 10…チューブ被覆装置 20…ハーネス製品 50…常温収縮チューブ 51…フランジ部 53…スペーサ 54…弾性チューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G333 AA10 AB22 CB20 EA02 5G357 DA06 DB01 DB02 DB03 DD01 DD05 DD13 DE08 DF02 DG06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に延在する物品と、該物品の所
    定の長さを少なくともルーズに被覆した円筒形チューブ
    とを備えた、チューブで被覆された物品であって、 前記チューブが、円筒形支持体の外周を被覆する形で前
    記支持体によって支承された後に前記支持体を引き抜く
    ことによって、常温収縮の結果として前記物品に被覆さ
    れたゴム材料又は熱可塑性エラストマーからなり、 前記支持体よりも大きな長さ及び前記物品の外径とほぼ
    同じであるかもしくはそれよりも小さい内径を有し、 前記支持体には、その支持体の外周に伸張された状態
    で、かつその支持体の長手方向に沿い折り畳まれた状態
    で装着されていたものであることを特徴とするチューブ
    被覆物品。
  2. 【請求項2】 長手方向に延在する物品に円筒形チュー
    ブを被覆するために用いられる装置であって、 前記物品が内部を貫通可能な内径を有する円筒形支持体
    と、前記支持体の外周を被覆する形で前記支持体によっ
    て支承された常温収縮可能なゴム材料又は熱可塑性エラ
    ストマーからなるチューブとを備え、 前記チューブが、常温収縮時において、前記支持体より
    も大きな長さ及び前記物品の外径とほぼ同じであるかも
    しくはそれよりも小さい内径を有することができ、前記
    支持体の外周に伸張された状態で、かつその支持体の長
    手方向に沿い折り畳まれた状態で装着されており、そし
    て、当該装置から前記支持体を引き抜いた時、その常温
    収縮特性により、前記の常温収縮時の長さ及び内径を再
    現しつつ前記物品を被覆可能であることを特徴とするチ
    ューブ被覆装置。
  3. 【請求項3】 前記チューブの厚さは0.1〜3.0m
    mでありかつその引裂き強さは、JIS6252に規定
    される手法で測定して、20〜55kN/mであること
    を特徴とする請求項2に記載のチューブ被覆装置。
  4. 【請求項4】 前記チューブが、常温収縮時の長さの1
    /2〜1/5に圧縮された状態で前記支持体に被覆され
    ていることを特徴とする請求項2又は3に記載のチュー
    ブ被覆装置。
  5. 【請求項5】 前記円筒形支持体が、スパイラル状のプ
    ラスチックリボンからなり、該リボンの1端面を引き抜
    くことにより、当該装置から前記支持体を順次引き抜き
    可能であり、かつ前記チューブが、シリコーンゴムから
    なることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記
    載のチューブ被覆装置。
  6. 【請求項6】 長手方向に延在する物品に円筒形チュー
    ブを被覆する方法であって、 前記物品が内部を貫通可能な内径を有する円筒形支持体
    に常温収縮可能なゴム材料又は熱可塑性エラストマーか
    らなるチューブを、前記支持体の外周に伸張された状態
    で、かつその支持体の長手方向に沿い折り畳まれた状態
    で装着し、その際、前記チューブとして、常温収縮時に
    おいて、前記支持体よりも大きな長さ及び前記物品の外
    径とほぼ同じであるかもしくはそれよりも小さい内径を
    有するものを使用し、 前記チューブを装着した後の前記円筒形支持体に、その
    支持体の中空部を貫通するようにして、前記物品のチュ
    ーブ被覆領域を挿入し、そして前記チューブから前記支
    持体を引き抜き、前記チューブの常温収縮特性により、
    前記の常温収縮時の長さ及び内径を再現しつつ前記物品
    を前記チューブで被覆することを特徴とするチューブ被
    覆方法。
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