JP4762819B2 - 常温収縮型チューブユニットおよびケーブル接続構造 - Google Patents

常温収縮型チューブユニットおよびケーブル接続構造 Download PDF

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Description

本発明は、電力ケーブル接続部等に用いる遮水性の常温収縮性チューブユニットおよびケーブル接続構造に関するものである。
従来、例えば、電力供給の高信頼性を確保するために、ケーブル本体だけでなく、ケーブル接続構造にも高い遮水性能が要求され、ケーブル接続部の絶縁補強体等の上に設けられる防水保護層としてゴム又はプラスチックからなる熱収縮チューブが使用されている。また、熱収縮チューブの遮水性をさらに向上させるために、例えば、熱収縮チューブ本体内に、金属箔を周方向へ筒状に巻いて、その相対向する両側縁をオーバーラップさせて形成される遮水層を埋設してなる遮水型熱収縮チューブも使用されている。
遮水型熱収縮チューブは、これをケーブル接続部等の上に被せて収縮させるために、熱源が必要である。このため、火気あるいは電源等の使用が制限される場所や狭い場所では使用することが難しかった。また、防水保護の対象物の外径が大きい場合には、熱収縮チューブの収縮に時間がかかり、作業性がよくなかった。さらに、熱収縮チューブを均等に加熱することが容易でないため、チューブの収縮開始時間及び収縮速度が周方向の位置で不揃いになり易い。このため、金属箔が局部的に伸びて亀裂が入ったり、逆にしわが生じて密着性が悪くなり、チューブの防水保護機能が低下する恐れがあった。
このような問題点を解決するものとして、遮水性を有する常温収縮型チューブが示されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、この常温収縮型チューブでは、遮水層として金属箔を使用しているために収縮時に発生したしわにより、チューブ材料に強い局所歪を生じやすい。また、チューブ内に透過してきた水分による腐食で、遮水性を低下させる恐れがある。なお、常温収縮型チューブは、使用状態においても、拡径方向への応力が加わっているので、前記局所歪は小さいほど良い。
また、従来、電力ケーブル接続部の絶縁処理には、内部半導電層、絶縁層、外部半導電層を一体形成したゴムユニットとして用いられている(例えば、特許文献2参照)。しかし、従来の常温収縮型チューブユニットで絶縁筒として用いられているものは、それ自体に直接遮水層を設けたものではなく、別途、金属筒などを被せて遮水処理をしていた(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−231150号公報 特開2004−320960号公報 特開2004−222335号公報
本発明は上記の問題点を解決し、火気あるいは電源等の使用が制限される場所や狭い場所でも使用することができ、また防水保護すべき対象物の設置場所や大きさにとらわれず、さらに作業性が良好で、長期間にわたり良好な防水保護性能を維持することができる遮水型常温収縮性チューブとそれを用いたケーブルの接続構造を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は以下の手段を提供するものである。
(1)コア上に拡径された状態でチューブ本体が支持され、このチューブ本体が常温収縮性のゴム層と、該ゴム層と前記コアの間に位置する遮水層とを有する常温収縮型チューブユニットであって、該遮水層が粘土層を少なくとも有し、かつ該粘土層に粘着層が積層されたものであることを特徴とする常温収縮型チューブユニット。
(2)前記粘土層が、水膨潤性粘土を含むことを特徴とする(1)記載の常温収縮型チューブユニット。
(3)前記粘土層が、粘土製のシートからなることを特徴とする(1)又は(2)に記載の常温収縮型チューブユニット。
(4)前記粘土層が、粘土を主成分とする粘土配向膜からなることを特徴とする(1)又は(2)に記載の常温収縮型チューブユニット。
(5)前記粘土層が、周方向へ円筒状に巻かれ、オーバーラップされている(1)〜(3)のいずれか1項記載の常温収縮型チューブユニット。
(6)前記粘土層が、断面波型に形成されていることを特徴とする(1)〜(5)のいずれか1項記載の常温収縮型チューブユニット。
(7)前記粘土層が、周方向に複数に分割されていることを特徴とする(1)〜(6)のいずれか1項記載の常温収縮型チューブユニット。
(8)前記コアと前記遮水層との間に常温収縮性のゴム層が介在されていることを特徴とする(1)〜(7)のいずれか1項記載の常温収縮型チューブユニット。
(9)前記コアに粘土からなる遮水層を含む遮水性常温収縮型ゴムユニットが配設され、該ゴムユニットを被覆することを特徴とする(1)〜(8)のいずれか1項記載の常温収縮型チューブユニット。
(10)前記粘土層の厚さが3〜100μmであることを特徴とする(1)〜(9)のいずれか1項記載の常温収縮型チューブユニット。
(11)前記粘土層が粘土を90質量%以上含有することを特徴とする(1)〜(10)のいずれか1項記載の常温収縮型チューブユニット。
(12)前記粘着層がゴム系もしくは樹脂系の粘着材料からなることを特徴とする(1)〜(11)のいずれか1項記載の常温収縮型チューブユニット。
(13)解体可能な筒状コアと、該筒状コアの外方に拡径された状態で支持される常温収縮性のチューブ本体とからなる常温収縮型チューブユニットであって、チューブ本体がゴム層と遮水層とで形成されており、遮水層はゴム層と筒状コアとの間に配置されており、該遮水層は、周方向へ筒状に巻いてその相対する両側縁をオーバーラップされたシート状の粘土層と、粘土層の少なくとも外周面に付着して形成され、粘土層とチューブ本体とを密着させる粘着層とを少なくとも有することを特徴とする常温収縮型チューブユニット。
(14)粘土からなる遮水層を含む遮水性常温収縮型ゴムユニットを有するケーブル接続構造に、(1)〜(13)のいずれか1項に記載の常温収縮型チューブユニットを被覆して遮水されたケーブル接続構造。
従来の常温収縮型チューブユニットは遮水層が金属箔であったため、ゴム層に強い局所歪みが生じやすかった。これに比べ、本発明の常温収縮型チューブユニットは遮水層を粘土層にすることでゴム層の局所歪みを緩和できる。また、金属箔ではチューブ内に浸透してきた水分で腐食し、遮水性が低下する恐れがあったが、本発明では、粘土層が遮水機能を発揮するうえ、粘土は腐食しないので、初期の遮水性が長期間維持できる。
加えて、遮水層に粘着層を設けることで、遮水層を構成する粘土層とゴム層は粘着層で密着されるとともに、両者間の相対滑りが許容され、粘土層に亀裂、しわが一層生じにくくなり、防水保護機能を高めることができる。特に、ゴム層を常温で収縮させた場合、粘土層にしわが生じても、このしわが粘着層内で吸収されるので、ゴム層に与える影響を低減できる。また本発明のケーブル接続構造は、防水保護機能が高い。
本発明の常温収縮型チューブユニットは、コア上に拡径された状態でチューブ本体が支持され、このチューブ本体がゴム層と遮水層とを有する常温収縮型チューブユニットであって、該遮水層が粘土層を少なくとも有するものである。この常温収縮型チューブユニットのコアを解体するとチューブ本体は収縮してケーブル接続構造の絶縁補強体等の上に被さる。
図1は、本発明に係る常温収縮型チューブユニットの代表的な層構成を示す横断面図である。図に示す態様では、筒状コア1上に遮水層2が設けられており、その外側にゴム層3が設けられた構成を有する。この態様に限らず、チューブユニットは、筒状コア上にゴム層が設けられ、その外側に遮水層が設けられた構成を有するものでも良い。また、筒状コア上に順に、ゴム層、遮水層を設け、さらにその外側にゴム層を有するものであっても良い。
本発明の常温収縮型チューブユニットに用いられる粘土層は、例えば、粘土を90質量%以上含有するものである。粘土層は、水膨潤性粘土を含むものであることが好ましい。水膨潤性の粘土としては、例えば天然又は合成の水膨潤性を有する粘土から選ばれた粘土が好ましく、このような粘土としては、例えば、モンモリロナイト、ヘクトライト、膨潤性雲母などが挙げられる。
一つの好ましい実施態様では、粘土層は、粘土製のシートからなるものである。シート自体の構造は限定されるものではないが、例えば、厚さ3〜100μm程度のシートを用いることができる。
また、別の好ましい実施態様では、粘土層は、粘土を主成分とする粘土配向膜からなるものである。
さらに、別の好ましい実施態様では、粘土層が扁平な粘土粒子を積層させたものである。
また、別の好ましい実施態様では、粘土層が、粘土粒子と有機高分子重合体とで形成されたものであり、有機高分子重合体としてはナイロンなどの重合体を挙げることができる。
また、別の好ましい実施態様では、粘土層が、粘土粒子とモノマーとで形成されたものであり、粘土粒子とともに用いられるモノマーとしてはイプシロンカプロラクタムのようなナイロンモノマーなどを挙げることができる。
粘土層が粘土粒子と共に、有機高分子重合体もしくはモノマーを含んで形成されることで、粘土層の柔軟性を向上させることができるので、ゴム層の収縮に対する追従性がより向上する。
以下、本発明の好ましい実施態様を図面を参照して詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図2は、本発明に係る常温収縮型チューブユニット10の一実施態様を示す上半部縦断面図である。このチューブユニット10は、解体可能な円筒形の筒状コア12と、筒状コ
ア12上に弾性的に、即ち、弾性を保持したまま、拡径された状態で支持される内側の常温収縮性ゴム層14と、その外側に設けられた遮水層18と、その外側に設けられた常温収縮性ゴム層16とを有する。
筒状コア12は、例えばポリプロピレン製の断面角形の紐状体をスパイラル状に巻回して円筒状に形成し、隣接する紐状体の側面同士を溶着等して接合したものが使用される。この紐状体を筒状コア12の一端側から内側に引っ張って筒状コア内の空洞を通して他端側へ引き出すことにより、筒状コア12を一端側から徐々に解体除去することが可能である。内側の常温収縮性ゴム層14及び外側の常温収縮性ゴム層16は、スチレンブタジエンゴム、クロロプレンゴム、エチレンプロピレンゴム、シリコーンゴム等のゴム材料を主体として筒状体に成形され、筒状コア12上に半径方向へ弾性的に拡径された状態で支持される。従って、筒状コア12を解体することにより、常温収縮性ゴム層14、16は常温で収縮して縮径される。
遮水層18は、粘土層18aを有するものである。粘土層18aは、厚さ0.003〜0.2mmの天然粘土あるいは合成粘土を主成分とし、これらの粒子を配向させて作った粘土配向膜、または粘土粒子の積層を高度に配向させた粘土薄膜内にナイロンを均一に分布させた複合粘土膜(以下、両者を合わせて単に「粘土配向膜」という)で形成されている。粘土層18aは周方向へ円筒状に巻いて、図3に示すようにその相対向する両側縁18b、18cを5〜20mm、好ましくは10〜15mmの範囲でオーバーラップさせている。粘土層18aは、図2に示すように、常温収縮性ゴム層14、16の長手方向両端近傍(端部までの距離は片側で5〜10mm程度)までほぼ全長にわたり設けられる。なお、遮水層18は前記したように、常温収縮性ゴム層14、16のほぼ全長にわたり設けることが好ましいが、使用目的や用途によっては、遮水効果、即ち、防水保護機能を向上させたい長手方向又は周方向の任意の位置にだけ部分的に設けるようにしてもよい。遮水層に用いられる天然粘土あるいは合成粘土を主成分とする粘土層としては、例えば、特開2005−104133号公報記載の粘土薄膜を挙げることができる。また、粘土粒子の積層を高度に配向させた粘土薄膜内にナイロンを均一に分布させた複合粘土膜としては特開2005−200290号公報に記載の複合粘土膜を挙げることができる。これらの公報に記載されているように、これらの粘土層は、自立性でフレキシビリティと遮水性を有している。このため常温収縮チューブ用の遮水材に利用できる。また、チューブ内に透過してきた水分により腐食しないので、遮水性を長期間維持できる。
図中、20は粘着層である。粘着層20は、粘土層18aの内外周面の少なくとも一方に付着して形成され、粘土層18aと常温収縮性ゴム層14、16とを密着させる層である。この粘着層20は、常温収縮型チューブユニット10をケーブル接続構造の補強絶縁体等に被せて常温収縮させる際に、粘土層18aと常温収縮性ゴム層14、16との間の相対滑りをある程度許容して、粘土層18aに亀裂やしわが生じるのを一層防止する機能を有する。また、常温収縮性ゴム層14、16を収縮させたとき、粘土層18aにしわが生じても、粘着層20内で生じるようにし、ゴム層への影響を少なくする働きもする。粘着層20には、ブチルゴム等のゴム系、ポリ酢酸ビニル等の樹脂系の粘着材料が使用できる。
次に上記常温収縮型チューブユニット10の製造方法を説明する。先ず、筒状コア12の上に内側の常温収縮性ゴム層14を弾性的に拡径された状態で支持させる。具体的には、図4に示すような、筒状コア挿入孔24aを有する円形状の大径部24、テーパ部25及び円形状の小径部26からなる拡径治具22を用いる。即ち、この拡径治具22における大径部24側の筒状コア挿入孔24aに筒状コア12を挿入すると共に、小径部26側から常温収縮性ゴム層14を挿入する。なお、拡径治具22の大径部24、テーパ部25及び小径部26の外周面には、常温収縮性ゴム層14の拡径作業を容易にするために、シリコーンオイル、シリコーングリース、フッ素オイル、エチレングリコール、パラフィンワックス等の潤滑剤を予め塗布しておくことが好ましい。潤滑剤は常温収縮性ゴム層14の材質等に応じて適宜選択される。
次に、常温収縮性ゴム層14を拡径治具22のテーパ部25及び大径部24の外周面に順次滑らせていく。そして、常温収縮性ゴム層14の先端が大径部24の端部を越えると、常温収縮性ゴム層14が自己収縮して筒状コア12の後端部に乗り移り、その収縮力で筒状コア12に把持される。さらに、常温収縮性ゴム層14を大径部24の外周面上に滑らせて押し込むと、筒状コア12が筒状コア挿入孔24aから徐々に抜け出てきて、常温収縮性ゴム層14は筒状コア12上に完全に乗り移り、図5に示すように、筒状コア12上に拡径状態で支持される。
次に、内外面に粘着層20が付着された粘土層18aを、前記常温収縮性ゴム層14の外周面に周方向へ筒状に巻いて、その相対向する粘土層18aの両側縁18b、18cをオーバーラップさせ、そのオーバーラップ部分を粘着層20で付着して隙間が生じないように密着させ遮水層18を形成とする。粘着層20により、粘土層18aは常温収縮性ゴム層14に液密に密着されている(図6参照)。
次に、この遮水層18の外周面に外側の常温収縮性ゴム層16を被せて、粘着層20で粘土層18aと常温収縮性ゴム層16とを密着させる。常温収縮性ゴム層16の被せ方として、例えば次の2通りの方法を用いることができる。第1の方法は、前記拡径治具22と同様な拡径治具を用いる方法である。ただし、この場合は、常温収縮性ゴム層14を拡径するとき用いたものよりも一回り大きな拡径治具を用いる。拡径方法は前記した常温収縮性ゴム層14の拡径方法と同様である。即ち、大径部側の筒状コア挿入孔に、予め筒状コアで支持された常温収縮性ゴム層及び遮水層等からなる複合筒状体(図6参照)を挿入すると共に、小径部側から常温収縮性ゴム層16を挿入する。そして、この常温収縮性ゴム層をテーパ部及び大径部の外周面上に順次滑らせることにより、最終的に前記複合筒状体の粘着層上に被せて拡径状態で支持させる方法である。
第2の方法は、前記複合筒状体の外径より大きい内径を有する解体可能な別の筒状コアに、前記拡径治具を用いて外側になる常温収縮性ゴム層を予め拡径状態で支持させておく。次に、この筒状コアで拡径支持された常温収縮性ゴム層の中に前記複合筒状体を入れて、この筒状コアを解体除去することにより、常温収縮性ゴム層をその自己収縮力により複合筒状体の粘着層上に被せて拡径状態で支持させる方法である。
このようにして、前記筒状コア12上に常温収縮性ゴム層14と常温収縮性ゴム層16を拡径状態で支持させると共に、常温収縮性ゴム層14、16間に、粘土層18aと粘着層20からなる遮水層18を介在させることにより、図2に示す常温収縮型チューブユニット10を製造する。
前記実施形態の常温収縮型チューブユニット10は、常温収縮性ゴム層14、16の両方を用いたが、使用条件等によっては、内側の常温収縮性ゴム層14を省略することが可能である。この場合、遮水層18の内側に付着する粘着層20が内側の筒状コア12に接着して、筒状コア12の後工程における解体に支障を来たすことがないように、この内側の粘着層20は設けないか、あるいは粘着層20の形成条件、材質等を変えて、遮水層18の外側に付着する粘着層よりも少し硬質にしておくことが望ましい。
前記実施形態の遮水型常温収縮型チューブユニット10は遮水層18が1枚の粘土層18aを周方向へ筒状に巻いて、その相対向する両側縁18b、18cをオーバーラップさせて形成されているが、図7に横断面の概要図で示すように、2枚の粘土層29、30を周方向へ180度位置をずらして筒状に巻いて、その相対向する側縁29a、30b及び側縁30a、29bをオーバーラップさせて、遮水層28を形成してもよい。
また、図8に同様に概要図で示すように、3枚の粘土層33、34、35を周方向へ120度ずつ位置をずらし、周方向へ筒状に巻いて、その相対向する側縁33a、34b、側縁34a、35b及び側縁35a、33bをオーバーラップさせて、遮水層32を形成してもよいし、図示しないが、4枚以上の粘土層を側縁をオーバーラップさせながら巻くことで円筒状の遮水層を形成するようにしてもよい。さらに、図9に示すように、遮水層36を構成する粘土層38は、その周方向へ伸縮性を持たせるように波状部38aを形成してもよい。なお、この粘土層38は図2、7、8に示す遮水層の粘土層などにも適用できるものである。
前記のように、遮水層を構成する粘土層を複数枚用いたり、粘土層に波状部を形成すると、本発明の常温収縮型チューブユニット10を防水保護対象物へ取付けて常温収縮させるとき、あるいは該チューブ使用中にヒートサイクルを受けたときに、粘土層に生じる伸縮ひずみを分散して緩和し易くなるので、粘土層へのストレスが減少し、遮水効果をより高めることができ有効である。
図10は、本発明のチューブユニットにおける代表的な粘土層の形状を示す横断面図である。図中、Aにおいては、粘土層41が筒状に巻かれており、Bにおいては、横断面の粘土層41が波型に形成されている。Bに示す形状で形成されていることにより、粘土層41の柔軟性を向上できるので、ゴム層の収縮に対する追従性がより向上する。また、Cにおいては、粘土層41が周方向に2つに分割されている。また、粘土層41が例えば、周方向に4つに分割されているなど3以上の個数に分割されていても良い。粘土層41が周方向に複数に分割されていると、ゴム層の収縮に対する追従性をさらに向上することができる。
図11は、本発明のチューブユニットにおける遮水層43の代表的な形状を一部拡大した横断面図により示すものである。図中、遮水層43は、粘土層41に粘着層42が積層されたものである。粘着層42の外側に粘土層41が設けられ、遮水層43を形成しているが、粘土層41の外側に粘着層42を設けても良い。また、粘土層41の内外両側に粘着層42を設け、遮水層43を形成しても良い。粘土層に粘着層が積層された遮水層とすることで、ゴム層が収縮するときの勢いを、粘着層が緩衝して、粘土層に力が急激に加わるのを回避でき、粘土層の遮水性の低下を防止することができる。
本発明の常温収縮型チューブユニットの別の実施態様は、コア上に拡径保持された常温収縮性ゴム層の外面に直接又は間接に、天然粘土あるいは合成粘土を主成分とする柔軟性を有する粘土層が設けられたことを特徴とする遮水性常温収縮型ゴムユニットである。
図12は、本発明の遮水性常温収縮型ゴムユニットの好ましい別の実施態様を示す、拡径状態の一部を拡大した横断面図である。また、図13は、図12に示す遮水性常温収縮型ゴムユニットの拡径状態の縦断面図である(なお、図中、筒状コア54は理解を容易にするため、断面図ではなく紐状体をスパイラル状に巻回し円筒状にした状態を示す)。図12および13に示すように、本実施態様の遮水性常温収縮型ゴムユニットは、筒状コア54の外面に、内部半導体層51、絶縁層52、および外部半導体層53からなる常温収縮ゴム層14の外層上に直接、粘土層55からなる遮水層18が設けられている。
図13に示す遮水性常温収縮型ゴムユニットはケーブル接続構造の絶縁に用いられるもので、その筒状コア54の内部に、ケーブルの導体接続部を位置させた後、筒状コア54を構成する紐状体を引き出して筒状コアを解体して、収縮させることにより図14に一部拡大して示すように、ケーブルの接続部57に被せられる。
遮水性常温収縮型ゴムユニットの粘土層55に用いられる吸水性粘土としては、上記の天然または合成の水膨潤性粘土が好ましい。粘土層55としては、柔軟性を有する粘土層が好ましい。本発明に用いられる粘土層としては、特開2005−104133号公報記載の粘土層、特開2005−200290号公報記載のナイロン複合粘土膜を好ましく使用することができる。粘土層自体は、従来の遮水層に用いていた金属箔と同様に、伸び特性は小さいがゴム層(ゴム絶縁筒)14を拡径状態にしてから粘土層55を設けることにより、ケーブル接続施工時に拡径保持材を除去した際のゴム絶縁筒収縮には、粘土層55は変形追従する。このようにして、ゴム絶縁筒自体が遮水性を有する常温収縮型ゴム絶縁筒ができる。なお、低圧ケーブルの接続に用いるならゴム絶縁筒は単層のチューブ構造であっても良い。本発明のゴムユニット(絶縁筒)をケーブルの接続部57に被せた後、筒状コアを抜き取り収縮させた後には、ゴムユニットの端部上からケーブルシースにかけての部分を粘着シール材や粘着テープにより水密処理を行うこともある。
またケーブル金属遮蔽層から軟銅メッシュあるいは編組線等で遮蔽接続した上でこの外部に、ゴムユニット部の両側のケーブル遮水層にまたがるように、従来の外部遮水処理を行うこともある。
本発明の遮水性常温収縮型ゴムユニットの別の好ましい実施態様では、粘土層を薄肉ゴムあるいは、プラスチック層でサンドイッチしたものを、拡径状態のゴム層の外側に直接粘着層を介して巻きつけて設けたものである。
また、本発明の別の実施態様は、粘土からなる遮水層によって遮水されているケーブル接続構造である。
図15は、本発明のケーブル接続構造の一例の縦断面図(斜線による断面表示を一部省略)である。電力ケーブルの導体61,62が接続管63によって接続されたケーブル接続部には、筒状の絶縁ゴムユニット64が被覆されている。この絶縁ゴムユニット64の両端部からケーブル絶縁層65にかけては半導電性テープAが巻かれている。この半導体テープAが巻かれた部分を含む絶縁ゴムユニット64の端部からケーブルシース66にかけては遮水チューブ(小)67が被覆されている。また、ケーブル接続部の中央部全体を覆うように遮水チューブ(大)68が被覆されており、その両端は、遮水チューブ(小)67と重なっている。遮水チューブ(小)67と(大)68には、前述の粘土からなる遮水層を有する図1〜図11で説明した常温収縮型チューブユニットを利用できる。また、絶縁ゴムユニット64には、前述の粘土からなる遮水層を有する図12〜図14で説明した遮水性常温収縮型ゴムユニットを利用できる。
図16は、本発明のケーブル接続構造の別の一例の縦断面図(斜線による断面表示を一部省略)である。ここでは、直線接続構造の例を示している。
この直線接続部は、電力ケーブルの金属製バンドA2、B2が被せられた導体A1,B1が導体接続管101に挿入されて接続されたものである。この電力ケーブルA,Bの先端側はそれぞれ段剥ぎ加工されており、絶縁層が露出された部分には各々ストレスコーン108が装着されている。導体接続管101とストレスコーン108は、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂などからなる補強絶縁層109で囲まれている。補強絶縁層109の外周部分には外部半導電層110が設けられている。そして、この外部半導電層110の外周側には遮水層111が設けられており、さらにその外周には外層112が設けられている。
導体接続管101、補強絶縁層109、外部半導電層110、遮水層111、外層112は、接続ユニットを構成している。
前記遮水層111は粘土層を備えたもので、前述各種構成を採用できる。すなわち、粘土層単独からなるもの、粘土層に更に粘着層を積層したものなどを用いることが出来る。遮水層111は、予めシート状に作成したもの、チューブ状に作成されたものを補強絶縁層109に被せることによって形成できる。
なお、ケーブルの端部にはケーブル保護管115が装着されている。接続ユニット114の端部からケーブル保護管115およびケーブルA又はBに及ぶ部分は、遮水チューブ117によって覆われている。遮水チューブ117には、前述の常温収縮型チューブユニットを利用できる。
図17は、本発明のケーブル接続構造の別の一例の縦断面図(斜線による断面表示を一部省略)である。ここでは、分岐接続構造の例を示しており、図16中と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
この分岐接続構造は、電力ケーブルA、B、Cを接続するY分岐タイプのものである。ケーブルの接続スリーブ120が被せられた導体A1、B1、C1は、導体接続子101Aに挿入されて接続されている。前記導体接続子101Aとストレスコーン108は、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂などからなる絶縁成形物109Aで囲まれている。絶縁成形物109Aの外周部には外部半導電層110が設けられている。そして、この外部半導電層110の外周側には遮水層111が設けられており、さらにその外周には外層112が設けられている。導体接続子101A、絶縁成形物109A、外部半導電層110、遮水層111、外層112は、接続ユニット114を構成している。
前記遮水層110は粘土層を備えたものである。
本発明に係る常温収縮型チューブユニットの代表的な層構成を示す横断面図である。 本発明に係る常温収縮性チューブの一実施形態を示す上半部縦断面図である。 図2の常温収縮性チューブにおける、粘土層のオーバーラップ部分を一部拡大して示す横断面図である。 図2に示す筒状コアの上に常温収縮性ゴム層を拡径して支持させる方法の説明図である。 図3に示す拡径方法により、筒状コアの外方に常温収縮性ゴム層が支持された状態を示す縦断面図である。 図5に示す常温収縮性ゴム層の外周面に遮水層を形成した状態を示す縦断面図である。 本発明で用いる遮水層の他の実施形態を示す概要図である。 本発明で用いる遮水層のさらに他の実施形態を示す概要図である。 本発明で用いる遮水層の図8のものとは異なるさらに他の実施形態を示す概要図である。 本発明のチューブユニットにおける代表的な粘土層の形状を示す横断面図である。 本発明のチューブユニットにおける遮水層の代表的な形状の一部拡大した横断面図である。 本発明の遮水性常温収縮型ゴムユニットの好ましい実施態様を示す、拡径状態の一部を拡大した横断面図である。 図12に示す遮水性常温収縮型ゴムユニットの拡径状態の縦断面図である。 収縮させた遮水性常温収縮型ゴムユニットの一部拡大した横断面図である。 本発明のケーブル接続構造の一例の縦断面図である。 本発明のケーブル接続構造の別の一例の縦断面図である。 本発明のケーブル接続構造のさらに別の一例の縦断面図である。
符号の説明
1 筒状コア
2 遮水層
3 ゴム層
10 常温収縮型チューブユニット
12 筒状コア
14 常温収縮性ゴム層
16 常温収縮性ゴム層
18 遮水層
18a 粘土層
18b 側縁
18c 側縁
20 粘着層
22 拡径治具
24 大径部
24a 筒状コア挿入孔
25 テーパ部
26 小径部
28 遮水層
29a 側縁
29b 側縁
30a 側縁
30b 側縁
32 遮水層
33a 側縁
33b 側縁
34a 側縁
34b 側縁
35a 側縁
35b 側縁
36 遮水層
38 粘土層
38a 波状凹凸部
41 粘土層
42 粘着層
43 遮水層
51 内部半導体層
52 絶縁層
53 外部半導体層
54 筒状コア
55 粘土層
57 ケーブルの接続部
61 ケーブル導体
62 ケーブル導体
63 接続管
64 ゴムユニット
65 ケーブル絶縁層
66 ケーブルシース
67 遮水チューブ(小)
68 遮水チューブ(大)
101 導体
101A 導体接続子
108 ストレスコーン
109 補強絶縁層
109A 絶縁成形物
110 外部半導体層
111 遮水層
112 外層
114 接続ユニット
115 ケーブル保護管
117 遮水チューブ

Claims (14)

  1. コア上に拡径された状態でチューブ本体が支持され、このチューブ本体が常温収縮性のゴム層と、該ゴム層と前記コアの間に位置する遮水層とを有する常温収縮型チューブユニットであって、該遮水層が粘土層を少なくとも有し、かつ該粘土層に粘着層が積層されたものであることを特徴とする常温収縮型チューブユニット。
  2. 前記粘土層が、水膨潤性粘土を含むことを特徴とする請求項1記載の常温収縮型チューブユニット。
  3. 前記粘土層が、粘土製のシートからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の常温収縮型チューブユニット。
  4. 前記粘土層が、粘土を主成分とする粘土配向膜からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の常温収縮型チューブユニット。
  5. 前記粘土層が、周方向へ円筒状に巻かれ、オーバーラップされている請求項1〜3のいずれか1項記載の常温収縮型チューブユニット。
  6. 前記粘土層が、断面波型に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の常温収縮型チューブユニット。
  7. 前記粘土層が、周方向に複数に分割されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の常温収縮型チューブユニット。
  8. 前記コアと前記遮水層との間に常温収縮性のゴム層が介在されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の常温収縮型チューブユニット。
  9. 前記コアに粘土からなる遮水層を含む遮水性常温収縮型ゴムユニットが配設され、該ゴムユニットを被覆することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の常温収縮型チューブユニット。
  10. 前記粘土層の厚さが3〜100μmであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項記載の常温収縮型チューブユニット。
  11. 前記粘土層が粘土を90質量%以上含有することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項記載の常温収縮型チューブユニット。
  12. 前記粘着層がゴム系もしくは樹脂系の粘着材料からなることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項記載の常温収縮型チューブユニット。
  13. 解体可能な筒状コアと、該筒状コアの外方に拡径された状態で支持される常温収縮性のチューブ本体とからなる常温収縮型チューブユニットであって、チューブ本体がゴム層と遮水層とで形成されており、遮水層はゴム層と筒状コアとの間に配置されており、該遮水層は、周方向へ筒状に巻いてその相対する両側縁をオーバーラップされたシート状の粘土層と、粘土層の少なくとも外周面に付着して形成され、粘土層とチューブ本体とを密着させる粘着層とを少なくとも有することを特徴とする常温収縮型チューブユニット。
  14. 粘土からなる遮水層を含む遮水性常温収縮型ゴムユニットを有するケーブル接続構造に、請求項1〜13のいずれか1項に記載の常温収縮型チューブユニットを被覆して遮水されたケーブル接続構造。
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