JPH051616U - ドアハーネス収納装置 - Google Patents

ドアハーネス収納装置

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JPH051616U
JPH051616U JP5826891U JP5826891U JPH051616U JP H051616 U JPH051616 U JP H051616U JP 5826891 U JP5826891 U JP 5826891U JP 5826891 U JP5826891 U JP 5826891U JP H051616 U JPH051616 U JP H051616U
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boot
door
storage device
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boots
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真 稲垣
治 本田
富雄 大澤
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ハーネスブーツの変形防止と耐久性増大 【構成】伸縮自在に形成され内部にワイヤリングハーネ
ス56Aを収納し支持するブーツ1を設け、このブーツ
1をドアー52の回動支点領域のストッパアーム55に
沿って配設し、当該ブーツ1を車体51とドアー52と
の間に架設装備し、このブーツ1の所定箇所に、当該ブ
ーツ1が外部に飛び出すのを規制するブーツ飛び出し規
制手段2,3,4を併設したこと。 【効果】ドアーを閉めた時の当該ブーツの収納状態をブ
ーツ飛び出し規制手段の作用により有効に改良すること
ができ、車室内又は車外へのブーツのはみ出しを防止す
ることができ、このため、ブーツの変形がなくなりブー
ツの耐久性が著しく増大した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ドアハーネス収納装置に係り、特に自動車の車体とドアー等,開閉 部分に配設される配線を保護するためのドアハーネス収納装置に間する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動車の車体とドアー等の開閉部分には、ドアー側に所定の電気信 号を送るための配線が施設されている。図5にこれを示す。この図において、符 号51は車体を示し、符号52はドアーを示す。この車体51とドアー52の間 には、上方と下方にそれぞれドアーヒンジ53,54が装備されている。上方の ドアーヒンジ53の下側には、該ドアーヒンジ53に近接してストッパアーム5 5が装備されている。符号55Aはアームピンを示す。そして、このストッパア ーム55と前記下方のドアーヒンジ54の間に、伸縮自在に形成され内部に車体 51からドアー52に向かうワイヤリングハーネス56Aを収納し支持するブー ツ56が装備されている。
【0003】 ワイヤリングハーネス56Aを収納し支持するブーツ56は、ゴム製のものが 多く、その形状は、例えば図6に示すようなものが多用されている。このブーツ 56は、S字状に形成され、中央部の直線部分に伸縮性を備えた蛇腹部分が設定 された構造となっている。そして、ドアー52を閉じた場合、ブーツ56は通常 は図7に示すように車体51とドアー52との間に収まるように組み込まれてい る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記実施例にあって、ワイヤリングハーネス56Aは、その曲 がりぐせや低温時の硬化のため、上記ブーツ56は、時として図8に示す状態, 即ちドアー52を閉じた場合に車体51とドアー52との間から室内側又は車外 へ一部はみ出すという事態が生じる。そして、一度はみ出すクセがつくと再発し 易く、これがためブーツ及びブーツ内のワイヤリングハーネスが損傷し易という 不都合があった。
【0005】
【考案に目的】
本考案は、かかる従来例の有する不都合を改善し、とくに、ドアーを閉めた時 の当該ブーツの収納状態を有効に改良すると共に、ブーツの変形を有効に防止し 、これにより当該ブーツの耐久性増大を図ったドアハーネス収納装置を提供する ことを、その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案では、伸縮自在に形成され内部に車体からドアーに向かうワイヤリング ハーネスを収納し支持するブーツを設け、このブーツをドアーの回動支点領域の ストッパアームに沿って配設し、当該ブーツの一端部を前記車体に固定装備する と共に該ブーツの他端部を前記ドアーに固定装備し、このブーツの所定箇所に、 当該ブーツが外部に飛び出すのを規制するブーツ飛び出し規制手段を設ける、と いう構成を採っている。これによって前述した目的を達成しようとするものであ る。
【0007】
【作用】
ドアーに開閉時に機能するブーツ飛び出し規制手段の作用により、ブーツの収 納状態を有効に改良することができるので、車室内又は車外へのブーツのはみ出 しを防止することができる。
【0008】
【発明の実施例】
以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する。ここで、前述した従 来例と同一の構成部材については同一の符号を用いることとする。
【0009】 図1に第1実施例を示す。この図1に示す実施例において、符号1は、伸縮自 在の蛇腹構造を備え,内部に車体からドアー52に向かうワイヤリングハーネス 56Aを収納し支持するブーツを示す。このブーツ1は、ドアー52の回動支点 領域に装備されたストッパアーム55に沿って配設されている。このブーツ1の 一端部は車体51に固定装備され,他端部はドアー52に固定装備されている。
【0010】 このブーツ1の所定箇所に、当該ブーツ1が外部に飛び出すのを規制するブー ツ飛び出し規制手段としてのリング状弾性部材2が装備されている。このリング 状弾性部材2は例えばゴム製リング部材により構成されている。そして、ブーツ 1は、このリング状弾性部材2によって前述したストッパアーム55に吊持され るようになっている。
【0011】 このため、この図1における実施例にあっては、ストッパアーム55が移動し ても、リング状弾性部材2はその弾性作用によってブーツ1をストッパアーム5 5に継続して吊持することができ、ドアー52の開閉があってもリング状弾性部 材2は常にブーツ1の吊持状態を維持することができ、従って、ブーツ1はその 中央部が弛むことなく常にリング状弾性部材2に係止されることとなり、外部へ のはみ出しがゆうこうに防止される。
【0012】 図2に第2実施例を示す。この図2に示す実施例は、前述したブーツ飛び出し 規制手段を、ストッパアームに沿って移動するスライディングフック3により構 成した点に特徴を有している。そして、このスライディングフック3によって前 述したブーツ1のドアー52側部分を係止するようになっている。符号1Aはブ ーツ1に設けられた係止部を示す。
【0013】 このようにしても前述した図1の実施例とほぼ同一の作用効果を備えたブーツ 飛び出し規制手段を得ることができる。
【0014】 図3に第3実施例を示す。この図3に示す実施例は、前述したブーツ飛び出し 規制手段を、一端部が車体51側に固定され他端部がブーツ1の伸縮箇所を係止 する元位置復帰ばね4により構成した点に特徴を有している。この元位置復帰ば ね4は具体的には両端部が直線状に延ばされると共にその先端部に連結部が設け られた構造と成っている。そして、この元位置復帰ばね4によって前述したブー ツ1のドアー52側部分が係止されるようになっている。
【0015】 このようにしても前述した図1の実施例とほぼ同一の作用効果を備えたブーツ 飛び出し規制手段をを得ることができる。
【0016】 図4に第4実施例を示す。この図4に示す実施例は、前述したブーツ飛び出 規制手段を、一端部が車体51側に固定され他端部がブーツ1の伸縮箇所を係止 する板状の元位置復帰ばね5により構成した点に特徴を有している。また、ブー ツ1内には、棒状のバネ部材6が収納装備されている。
【0017】 このようにしても、ブーツ1内の棒状のバネ部材6が有効に作用して前述した 図1の実施例とほぼ同一の作用効果を備えたブーツ飛び出し規制手段をを得るこ とができる。
【0018】 このように、上記各実施例によると、車体51からドアー52にわたって配設 されたハーネスブーツ1につき、ドアー52を閉めた時の当該ブーツ1の収納状 態を有効に改良することができるので、車室内又は車外へのブーツ1のはみ出し を防止することができ、このため、外観品質はもとよりブーツ内ハーネスの挟み 込みによる損傷を有効に防止することができる。また、上記実施例にあっては既 存品を一部加工して利用することも可能であることから、生産コストを安価に抑 えることもできる、という利点がある。
【0019】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成され機能するので、これによると、車体からドア ーにわたって配設されたハーネスブーツにつき、ドアーを閉めた時の当該ブーツ の収納状態を有効に改良することができ、車室内又は車外へのブーツのはみ出し を防止することができ、このため、ブーツの変形を有効に防止し当該ブーツの耐 久性を著しく増大させることができるという従来にない実用的なドアハーネス収 納装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図
【図2】本発明の第2実施例を示す斜視図
【図3】本発明の第3実施例を示す斜視図
【図4】本発明の第4実施例を示す断面図
【図5】従来例を示す斜視図
【図6】図5内に使用されているブーツの一例を示す正
面図
【図7乃至図8】図5内に使用されているブーツの動作
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ブーツ 2 ブーツ飛び出し規制手段としてのリング状弾性部
材 3 ブーツ飛び出し規制手段としてのスライディング
フック 4 ブーツ飛び出し規制手段としての元位置復帰ばね 51 車体 52 ドアー 55 ストッパアーム 56 ブーツ 56A ワイヤリングハーネス

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮自在に形成され内部に車体からドア
    ーに向かうワイヤリングハーネスを収納し支持するブー
    ツを設け、このブーツを前記ドアーの回動支点領域のス
    トッパアームに沿って配設し、当該ブーツの一端部を前
    記車体に固定装備すると共に該ブーツの他端部を前記ド
    アーに固定装備し、このブーツの所定箇所に、当該ブー
    ツが外部に飛び出すのを規制するブーツ飛び出し規制手
    段を併設したことを特徴とするドアハーネス収納装置。
  2. 【請求項2】 前記ブーツ飛び出し規制手段を、リング
    状弾性部材により構成すると共に、このリング状弾性部
    材により前記ブーツの所定位置を前記ストッパアームに
    吊持する構造としたことを特徴とする請求項1記載のド
    アハーネス収納装置。
  3. 【請求項3】 前記ブーツ飛び出し規制手段を、前記ス
    トッパアームに沿って移動するスライディングフックに
    より構成すると共に、このスライディングフックによっ
    て前記ブーツのドアー側部分を係止する構造としたこと
    を特徴とする請求項1記載のドアハーネス収納装置。
  4. 【請求項4】 前記ブーツ飛び出し規制手段を、一端部
    が前記車体側に固定され他端部が前記ブーツの伸縮箇所
    を係止する元位置復帰ばねにより構成したことを特徴と
    する請求項1記載のドアハーネス収納装置。
JP1991058268U 1991-06-29 1991-06-29 ドアハーネス収納装置 Expired - Fee Related JP2574484Y2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009278824A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Fujikura Ltd グロメット
KR101029276B1 (ko) * 2002-12-31 2011-04-18 르노 에스.아.에스. 차량의 차체와 도어 사이로 케이블을 통과시키기 위한 시스템 및 그 시스템을 구비하는 차량
JP2012010777A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Sansei R&D:Kk 遊技機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588425A (ja) * 1981-07-06 1983-01-18 Nissan Motor Co Ltd 車両用ハ−ネスの配設構造

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