JP2011527491A - 取付けスペースに最適化された点火プラグ - Google Patents

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Abstract

本発明は、内燃機関用の点火プラグであって、第1のハウジング部分(21)、特にハウジングシートと、第2のハウジング部分(26)、特にハウジング管とを有する金属製のハウジング(2)と、中心電極(4)と、第1のハウジング部分(21)に配置されたアース電極(5)と、中心電極(4)をアース電極(5)から隔てるための絶縁体(6)とが設けられており、第1のハウジング部分(21)が第2のハウジング部分(26)よりも燃焼室近傍に位置しており、第1のハウジング部分(21)が、組み込まれた状態における点火プラグ(1)の確実な座着のために、ハウジングシート面(24)を有しており、第1のハウジング部分(21)の第1の壁厚さ(D1)が、第2のハウジング部分(26)の第2の壁厚さ(D2)に比べて大きく設定されている。

Description

本発明は、内燃機関用の点火プラグであって、緊締ナットを備えていて取付けスペースに最適化された点火プラグに関する。
内燃機関用の点火プラグは、従来技術に基づいて種々様々な構成において公知である。例えばUS5091672Bに基づいて、一体の金属製ハウジングを備えた点火プラグが公知である。点火プラグはこの場合固有のねじ山を有しておらず、ナットを介してシリンダヘッド内に緊締される。
FR2779014A1に基づいて公知の点火プラグは、絶縁体と中心電極と少なくとも1つのアース電極とから成っている。この場合点火プラグは絶縁体を介してナットを用いてシリンダヘッド内にねじ固定される。このナットは同時に、アース電極とシリンダヘッドとの間におけるアース接点を形成している。
さらに従来技術に基づいて公知の別の点火プラグは、ハウジングにねじ山を有していて、シリンダヘッド内にねじ込まれるようになっている。複数もしくは多数の弁が存在する今日の弁技術によって、流入通路及び流出通路は増大させられ、また直接噴射において点火プラグは噴射弁の近くに取り付けられるので、点火プラグにおいては取付けスペースを減じることが常に必要である。特に、取付けスペースの減少は、点火プラグの直径減少に関連している。しかしながら両方の電極の間における高電圧の絶縁は、最小の壁厚さを必要とする。そしてこの絶縁体の最小厚さは、点火プラグの直径減少という要求に相反している。点火プラグのハウジングにおけるねじ山を省くということは、点火プラグの直径減少を可能にし、ひいては取付けスペースを減じることを可能にする。
発明の利点
そこで本発明の構成では、内燃機関用の点火プラグにおいて、
- 第1のハウジング部分、特にハウジングシートと、第2のハウジング部分、特にハウジング管とを有する金属製のハウジングと、
- 中心電極と、
- 第1のハウジング部分に配置されたアース電極と、
- 中心電極をアース電極から隔てるための絶縁体とが設けられており、
第1のハウジング部分が第2のハウジング部分よりも燃焼室近傍に位置しており、
第1のハウジング部分が、組み込まれた状態における点火プラグの確実な座着のために、ハウジングシート面を有しており、
第1のハウジング部分の第1の壁厚さが、第2のハウジング部分の第2の壁厚さに比べて大きく設定されているようにした。
このように構成された本発明による点火プラグには、公知の点火プラグに対して次のように利点、すなわち点火プラグの直径を、汎用の点火プラグに比べて著しく減じることができる、という利点がある。これによって点火プラグ全体を細く構成することができ、特に点火プラグのために必要な構造スペースも減じることができる。これにより本発明によれば、点火プラグを例えば噴射装置のさらに近くに配置することが可能になる。本発明によれば2部分から成るハウジングが設けられていて、両ハウジング部分は互いに異なった壁厚さを有しており、この場合特に、薄壁の管構造が有利である。これによって点火プラグの外径は小さくなり、シリンダヘッドにおける孔の寸法を減じることができる。点火プラグはさらにハウジングシート面を介して支持されている。本発明による点火プラグのハウジングは、ハウジングシート面のこの箇所において著しく増大された横断面を有しているので、このハウジングシート面を介してアース電極からシリンダヘッドに熱及び電流は最適に導かれる。このことは本発明によれば、内燃機関用の点火プラグが、下記の構成グループ、すなわち第1のハウジング部分、特にハウジングシートと、第2のハウジング部分、特にハウジング管とを有する2部分から成る金属製のハウジングと、中心電極と、第1のハウジング部分に配置されたアース電極と、中心電極をアース電極から隔てるための絶縁体とを有していることによって、達成される。この場合第1のハウジング部分は第2のハウジング部分よりも燃焼室近傍に、つまり例えば内燃機関のシリンダの近くに位置している。さらに第1のハウジング部分は、組み込まれた状態における点火プラグの確実な座着のために、ハウジングシート面を有している。さらにまた第1のハウジング部分の第1の壁厚さが、第2のハウジング部分の第2の壁厚さに比べて大きく設定されている。これによって、第1のハウジング部分の、点火プラグの長手方向軸線に対して垂直な横断面は、第2のハウジング部分の、点火プラグの長手方向軸線に対して垂直な横断面よりも大きくなる。
本発明の別の有利な構成は、従属請求項に記載されている。
ハウジングシート面が点火プラグの長手方向軸線に対して傾けられていると、有利である。このように構成されていると、ハウジングシート面によって、点火プラグを、傾けられたもしくは円錐形の面を介してセンタリングすることができる。
本発明の別の有利な構成では、本発明による点火プラグの絶縁体が、第1のハウジング部分の内側段部に支持されている。さらにこの支持面もしくは載置面にシールエレメントが設けられていると有利である。このように構成されていると、ハウジングと絶縁体との間における空間を、燃焼室に対して確実にシールすることができる。
第1のハウジング部分における絶縁体の載置形態とは択一的に、絶縁体が第2のハウジング部分に載置されているような構成も有利であり、この構成においても第1のハウジング部分は内側段部を有している。さらにこの場合第2のハウジング部分は、燃焼室側に内方に向かって延びている端部を有していて、該端部に絶縁体が載置されている。この場合有利な構成では、第2のハウジング部分の、燃焼室側に内方に向かって延びている端部は、第1のハウジング部分の内側段部に向かって変形される。そして第2のハウジング部分のこの端部には、絶縁体が載っている。このように構成されていると、燃焼室に対する、ハウジングと絶縁体との間におけるシール面は、第2のハウジング部分の端部によって形成される。
別の有利な構成では、ハウジングシート面が、第1のハウジング部分の内側段部よりも燃焼室の近傍に位置している。このように構成されていると、場合によっては熱に対して敏感な、絶縁体と第1のハウジング部分との間におけるシール面を、燃焼室から幾分遠ざけることができる。
本発明の別の有利な構成では、点火プラグが、該点火プラグをシリンダヘッドに軸方向で緊締するために、緊締ナットを有している。このように構成することによって、ハウジングにおけるねじ山を省くことができ、その結果点火プラグを特に細く構成することが可能になる。緊締ナットを用いた緊締によって、絶縁体とハウジングシートとの間におけるシール作用が保証され、ハウジングシートとシリンダヘッドとの間における外側のシール性も保証される。さらにこれによって点火プラグは、緊締ナットを用いてハウジングシート面に支持される。
本発明の別の有利な構成では、第2のハウジング部分が少なくとも1つの舌状片、特にアース電極に向かって方向付けられた舌状片を、燃焼室とは反対側の端部に有している。複数の舌状片、特に3つの舌状片が外側に向かって屈曲していることによって、緊締ナットが燃焼室とは反対の側に向かって滑り落ちることを阻止することができる。これにより舌状片は、緊締ナットのための紛失防止機能を果たす。場合によっては、本発明による点火プラグのアース電極を内燃機関の内部において適正に方向付けることが、必要なことがある。従って、舌状片の位置がアース電極の位置と合わせられている、もしくは合致していると、有利である。そこで例えば、アース電極が舌状片に向けられて固定される、又は舌状片がアース電極に向けられて屈曲されることができる。燃焼室内におけるアース電極の方向付けは、単に点火プラグを回動することによって可能である。燃焼室内におけるアース電極の位置は、組立て後において舌状片の位置によって認識可能である。もちろん、舌状片とアース電極とのこのような合致は、複数の電極においても可能である。例えば3つのアース電極では、3つの舌状片によって位置を示すことができる。
本発明の別の有利な構成では、第1のハウジング部分が第2のハウジング部分と堅固に、特にレーザ溶接を用いて結合されている。これによって、本発明による点火プラグの組立て及び電極間隔の正確な調節が容易になる。
本発明の別の有利な構成では、第2のハウジング部分が直径増大部、特に押込み成形部もしくはエンボス加工部を備えた直径増大部を有しており、該直径増大部が、緊締ナットのための突出部であり、かつ/又は直径増大部が第2のハウジング部分と絶縁体とを互いに固定している。これにより、第2のハウジング部分の簡単な変形によって、緊締ナットのための支持部もしくは突出部を得ることができ、かつ絶縁体とハウジングとの間における結合を最適化することができる。
本発明の別の有利な構成では、第1のハウジング部分が燃焼室近傍の側に、電極延長部、特に段部を有していて、該電極延長部もしくは段部に少なくとも1つのアース電極が固定されている。この場合電極延長部は、少なくとも1つのアース電極を固定するために十分な面、特に端面を半径方向において、提供しなくてはならない。これにより、第1のハウジング部分と単数又は複数のアース電極との間における導電性及び熱伝導性が保証されている。
本発明のさらに別の有利な構成では、第2のハウジング部分が金属薄板管として形成されていて、かつ/又は第1のハウジング部分が旋削部材として製造されている。この場合第2のハウジング部分が、金属薄板管の直径よりも著しく小さな直径の壁厚さを備えた金属薄板管として形成されていると、有利である。第1のハウジング部分を介して、熱及び電流がアース電極からシリンダヘッドに導かれる。このような熱及び電流の効果的な導出のためには、ある程度の質量もしくは容積が必要である。しかしながら第2のハウジング部分の領域、つまり燃焼室とは反対側の領域において、アースを節約することができる。そのために、アースの節約及び直径の減少のために、安価に製造することができる薄壁の金属薄板管が提供される。この場合第1のハウジング部分の壁厚さが如何なるポジションにおいても、第2のハウジング部分の最大壁厚さに比べて常に大きいと、有利である。
熱及び電流は主としてハウジングシート面を介して導かれるので、第1の壁厚さがハウジングシート面の高さにおいて最大値を有していると、有利である。この場合例えば、第1の壁厚さは有利には、ハウジング管の第2の壁厚さよりも4〜5倍大きい。さらにハウジング管の第2の壁厚さは有利には一定である。さらに有利には第1の壁厚さは、第2の壁厚さに比べて常に大きい。
図面
以下においては図面を参照しながら、本発明の2つの有利な実施形態を説明する。
本発明の第2実施形態による点火プラグがシリンダヘッドに取り付けられている状態を、部分的に断面して示す図である。 本発明の第2実施形態による点火プラグがシリンダヘッドに取り付けられている状態を、拡大して示す図である。
実施形態の記載
以下においては図1を参照しながら、本発明の第1実施形態による点火プラグ1について説明する。
図1に示されているように、点火プラグ1はシリンダヘッド9に取り付けられている。この点火プラグ1は、ハウジングシート21(第1のハウジング部分)とハウジング管26(第2のハウジング部分)とを備えたハウジング2と、緊締ナット3と中心電極4とアース電極5と絶縁体6とを有している。
点火プラグ1はその上端部に差込み接点11と第1の円錐部13a及び第2の円錐部13bとを有している。差込み接点11は、点火プラグ1と点火装置とを電気接続するために働く。両方の円錐部13a,13bは、点火プラグ1にプラグキャップを被せ嵌めるために働く。
ハウジングシート21は燃焼室とは反対側の端部に、リング状の段部22と内側段部23とを有している。ハウジングシート21の、燃焼室に向けられた端部には、ハウジングシート面24と電極延長部25とが配置されている。
リング状の段部22は、ハウジング管26内へのハウジングシート21の差込みのために働き、この結合箇所における安定性を高める。
内側段部23は、ハウジングシート21に絶縁体6を支持するために働く。同時にここには、ハウジングと絶縁体との間における空間を燃焼室に対してシールするためのシール箇所が形成される。このシール箇所はシールエレメント7によってシールされている。
ハウジングシート面24は、燃焼室に向かって円錐形に形成されている。これによってハウジングシート面24は、緊締ナット3の緊締力を受け止めて、該緊締力をさらにシリンダヘッド9に導くのみならず、シリンダヘッド9内における点火プラグ1のセンタリングのためにも働く。さらにこのハウジングシート面24によって、アース電極5からの熱と電圧とがシリンダヘッド9内に導入される。さらにハウジングシート面24はその円錐シート形状の形態をもって、燃焼室とシリンダヘッド9との間におけるシールのために働く。ハウジングシート21はその最も厚いもしくは太い箇所、つまりハウジングシート面24の上端部に、最大の第1の壁厚さD1(図2参照)を有している。この第1の壁厚さD1は、ハウジング管26の第2の壁厚さD2(図2参照)の4〜5倍である。図1から分かるように、ハウジング管26の第2の壁厚さD2は、一定である。さらに第1の壁厚さD1は、第2の壁厚さD2を有する箇所から燃焼室に向かって増大している。
ハウジングシート21の、燃焼室に向けられた内孔は、電極延長部25を形成しており、これによって単数又は複数のアース電極5を固定するのに十分な端面が半径方向において得られる。この電極延長部25の端部にアース電極5が設けられている。
ハウジング管26は燃焼室とは反対側の半部に、エンボス加工部27aを備えた直径増大部27を有している。この直径増大部27にはさらに管端部28が接続しており、この場合この管端部28の端部は、舌状片29に形成されている。
絶縁体6は少なくとも部分的にその外輪郭において、ハウジング管26の内輪郭及び直径増大部27に相当している。これによってハウジング管26と絶縁体6との間における結合、特に軸方向における結合が保証されている。緊締ナット3は、ハウジング管端部28の湾曲された舌状片29によって保持される。点火プラグ1及び緊締ナット3はこれによって、簡単に組立て及び分解可能な、関連した部材を生ぜしめている。緊締ナット3はハウジング管26を介して絶縁体6を、ハウジングシート21の内側段部23内に押し込む。このハウジングシート21はさらにハウジングシート面24と該ハウジングシート面24に対応する、シリンダヘッド9における対応面91(図1参照)とを介して、シリンダヘッド9内に押し込まれて緊締される。このようにして緊締ナット3を介して予負荷力がもたらされ、この予負荷力によって、ハウジングシート21における絶縁体6のシール及びシリンダヘッド9に対するハウジングシート21のシールが達成される。緊締されていない状態において点火プラグ1は、必ずしもガス密である必要はない。この機能を満たすために、緊締ナット3はねじ山31と工具係合部32とを有している。シリンダヘッド9には、ねじ山31に対応する相応な対応ねじ山が設けられている。
さらに図面から分かるように、ハウジングシート21はハウジング部分26とレーザ溶接法によって結合されており、ひいては溶接シーム8を有している。
上に述べたことから明らかなように、本発明による点火プラグ1は従来技術のものに比べて著しい利点を有している。ハウジング2におけるねじ山を省くことによって、シリンダヘッド9における孔の直径を減じることが可能になる。ハウジング2をハウジング管26とハウジングシート21とに分割することによって、点火プラグ1の、燃焼室とは反対の側における薄い管構造が可能になる。さらに緊締ナット3を用いた固定によって、点火プラグ1は、シリンダヘッド9における最終的な緊締の前に回動させることができる。これによってアース電極5を例えば噴射部に向かって方向付けることができる。
図2には、本発明の第2実施形態による点火プラグ1が示されている。図2においても図1におけると同一のもしくは機能的に同じ部材に対しては、図1における同じ符号が使用されている。
図2において第2実施形態による点火プラグ1は、シリンダヘッド9に組み込まれた状態で示されている。第1実施形態とは異なり、第2実施形態は内側段部23にシール部材7を有していない。このシール部材7の代わりにここでは、ハウジング管26の燃焼室側の端部26aが内側段部23において変形されている。シール作用はこの場合、ハウジングシート21もしくは該ハウジングシート21の内側段部23における絶縁体6の圧着によって生ぜしめられる。
さらに図2は、円錐形のハウジングシート面24が支持される、シリンダヘッド9の対応面91が示されている。
図2にはさらに、高い安定性を有する中実な旋削部材として製造された、ハウジングシート21の第1の壁厚さD1と、ハウジング管26の薄壁の管構造の第2の壁厚さD2との間における明らかな相違が示されている。
点火プラグ1の組立て時には以下に記載のステップが行われる:ハウジングシート21とハウジング管26とが互いに結合される。アース電極は、該結合の前又は後でハウジングシートに固定されることができる。この固定はこの場合ハウジング管26の舌状片29に向けられて行われる。次いで絶縁体6がハウジング2内に挿入される。ハウジング管26の管端部28は絶縁体における1つの段部を介して成形され、これによってハウジング管26の直径増大部27が生じる。この際に舌状片29はなお絶縁体6に接触している。次のステップにおいて緊締ナット3が絶縁体6に被せ嵌められる。そしてこの緊締ナット3を介して絶縁体6は、ガス密性つまり気密性に対して必要な予負荷と同じもしくはそれ以上の力で、軸方向においてハウジングシート21内に押し込まれる。予負荷された状態で電極間隔が調節される。緊締ナット3の負荷を解除する前に、ハウジング管26は、有利にはエンボス加工部27aの半径方向における押込みによって、塑性変形させられる。負荷解除後に、塑性変形によってハウジング2内には予負荷が残り、この予負荷によって絶縁体6は固定され、かつ電極間隔の調節もしくは変化が阻止される。また舌状片29の湾曲もしくは屈曲によって緊締ナット3は紛失を防止されて固定される。

Claims (12)

  1. 内燃機関用の点火プラグであって、
    - 第1のハウジング部分(21)、特にハウジングシートと、第2のハウジング部分(26)、特にハウジング管とを有する金属製のハウジング(2)と、
    - 中心電極(4)と、
    - 第1のハウジング部分(21)に配置されたアース電極(5)と、
    - 中心電極(4)をアース電極(5)から隔てるための絶縁体(6)とが設けられており、
    第1のハウジング部分(21)が第2のハウジング部分(26)よりも燃焼室近傍に位置しており、
    第1のハウジング部分(21)が、組み込まれた状態における点火プラグ(1)の確実な座着のために、ハウジングシート面(24)を有しており、
    第1のハウジング部分(21)の第1の壁厚さ(D1)が、第2のハウジング部分(26)の第2の壁厚さ(D2)に比べて大きく設定されていることを特徴とする点火プラグ。
  2. ハウジングシート面(24)が点火プラグ(1)の長手方向軸線(X−X)に対して傾けられている、請求項1記載の点火プラグ。
  3. 第1のハウジング部分(21)が内側段部(23)を有していて、該内側段部(23)に絶縁体(6)が載置されている、請求項1又は2記載の点火プラグ。
  4. 第1のハウジング部分(21)が内側段部(23)を有しており、第2のハウジング部分(26)が、燃焼室側に内方に向かって延びている端部(26a)を有していて、該端部(26a)に絶縁体(6)が載置されている、請求項1又は2記載の点火プラグ。
  5. ハウジングシート面(24)が、内側段部(23)よりも燃焼室の近傍に位置している、請求項3又は4記載の点火プラグ。
  6. 点火プラグをシリンダヘッドに緊締するために、さらに緊締ナット(3)が設けられている、請求項1から5までのいずれか1項記載の点火プラグ。
  7. 第2のハウジング部分(26)が少なくとも1つの舌状片(29)、特にアース電極(5)に向かって方向付けられた舌状片(29)を、燃焼室とは反対側の端部に有している、請求項1から6までのいずれか1項記載の点火プラグ。
  8. 第1のハウジング部分(21)が第2のハウジング部分(26)と堅固に、特に溶接結合部(8)を用いて結合されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の点火プラグ。
  9. 第2のハウジング部分(26)が直径増大部(27)、特にエンボス加工部(27a)を備えた直径増大部(27)を有しており、該直径増大部(27)が、緊締ナット(3)のための突出部であり、かつ/又は直径増大部(27)が第2のハウジング部分(26)と絶縁体(6)とを互いに固定している、請求項6から8までのいずれか1項記載の点火プラグ。
  10. 第1のハウジング部分(21)が燃焼室近傍の側に、電極延長部(25)を有していて、該電極延長部(25)に少なくとも1つのアース電極(5)が固定されている、請求項1から9までのいずれか1項記載の点火プラグ。
  11. 第2のハウジング部分(26)が金属薄板管として形成されていて、かつ/又は第1のハウジング部分(21)が旋削部材として製造されている、請求項1から10までのいずれか1項記載の点火プラグ。
  12. 第1の壁厚さ(D1)がハウジングシート面(24)の高さにおいて最大値を有している、請求項1から11までのいずれか1項記載の点火プラグ。
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