JP2011519767A - チャイルドシートを固定する固定装置を有する航空機乗客シート - Google Patents

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Abstract

本発明は、少なくとも1つのベース本体ユニット(64、64a)と、ベース本体ユニット(64、64a)に固定され、チャイルドシート(50)を固定するために設けられた固定装置(52、52a)とを有する航空機乗客シートに基づく。固定装置(52、52a)が、チャイルドシート(50)の固定手段(54)に接続するための交点(60,60a)を有し、上記交点が、ベース本体ユニット(64、64a)に剛性接続されることが提案される。
【選択図】図2

Description

本発明は、特許請求項1の前文による航空機乗客シートおよび請求項14の前文による航空機乗客シートにチャイルドシートを固定する方法に基づく。
チャイルドシートを固定する固定装置を有する航空機乗客シートが既知である。固定装置は、航空機乗客シートのベース本体に固定されるストラップシステムを備える。
本発明の特定の目的は、チャイルドシートを特に頑強にしっかりと固定可能であり、高水準の操作利便性を達成可能な、チャイルドシートを固定する固定装置を有する一般型の航空機乗客シートを提供することである。
本発明は、少なくとも1つのベース本体と、ベース本体に固定され、チャイルドシートを固定するために提供される固定装置とを有する航空機乗客シートに基づく。
固定装置が、チャイルドシートの固定部材に接続する介在部材を有することが提案され、上記介在部材はベース本体に剛性接続される。その結果、チャイルドシートを頑強にしっかりと固定することができる。さらに、特にストラップシステムにより固定する場合に必要である、ベース本体に対する介在部材の位置の調整を省くことが可能であるため、操作利便性のレベルを強化することができる。チャイルドシートの固定部材に接続するための「介在部材」は特に、チャイルドシートの固定中にチャイルドシートの固定部材に接触する、固定装置の部分を意味することを意図される。ベース本体への介在部材の「剛性接続」は特に、介在部材がベース本体に対して移動不可能な接続を意味することが意図される。特に、上記剛性接続は、介在部材をベース本体に直接接続し、剛性体として設計される接続体により達成することができる。代替として、介在部材をベース本体に直接固定することができる。さらに、固定装置がベース本体から脱着不可能な場合、特に頑強な固定を達成することができる。しかし、別の実施形態では、固定装置がベース本体から脱着可能なように設計される場合、固定装置の使用に際して高度な柔軟性を達成することができる。「提供される」は特に、特別に装備されていること、または特別に設計されることを意味することを意図される。
航空機乗客シートの「ベース本体ユニット」は特に、航空機乗客シートのサイズ、寸法、および/または構成により、特に、担持機能を有し、かつ/または特に力を伝達するために提供される航空機乗客シートユニットを意味することを意図される。
固定装置は、航空機乗客シートが、シート部またはバック構造として設計される航空機乗客シートの機能部材を担持する担持ユニットを有し、ベース本体ユニットが担持ユニットの部分として設計される場合、特に頑強に固定することができる。特に、ベース本体ユニットは、機能部材を支持する少なくとも1つの支持部材により形成することができ、支持部材は、機能部材に直接結合される。
別の実施形態では、ベース本体ユニットが、特に、シート部またはバックレスト構造等の航空機乗客シートの機能部材により形成されることが考えられる。この場合、介在部材を有する固定装置をシート部および/またはバックレスト構造に直接固定することができる。
航空機乗客シートの使用中、ベース本体ユニットが航空機キャビンフロアに剛性接続されることも提案される。これにより、有利なことに、介在部材と航空機キャビンフロアとの剛性接続をベース本体ユニットにより達成することが可能である。これは特に、少なくともシート部が、航空機キャビンフロアに固定されるように設計される航空機乗客シートに適する。しかし、代替の実施形態では、航空機キャビンフロアに対して移動可能なベース本体ユニットを設計することが考えられる。これは特に、シート部が航空機キャビンフロアに対して移動可能なように設計される航空機乗客シートに適する。この場合、ベース本体ユニットは、有利なことに、シート部に固定して接続され、その結果として、固定装置および固定装置を使用して固定されたチャイルドシートは、シート部の移動に付随することができる。
ベース本体ユニットが、航空機キャビンフロアに取り付けられた支持管ユニットに剛性接続される場合、ベース本体ユニットの特に頑強な構造、その結果として、固定装置の特に頑強な構造を達成することができる。ここで、支持管ユニットは、航空機キャビンフロアに平行に延び、シート列内の複数の航空機乗客シートを接続するように機能可能な一対の平行支持管を有する。
さらに、ベース本体ユニットが支持管ユニットにより形成される場合、構造部品および構築スペースを節減することができる。この場合、固定装置は、支持管ユニットに直接固定することができる。さらに、介在部材は、支持管ユニットに直接固定することができる。
さらに、介在部材が航空機乗客シートの後部領域に配置されることが提案され、この領域は、飛行方向に相対して定義され、したがって、固定装置と従来のチャイルドシートとの有利な互換性を達成することが可能である。
介在部材が順番に、固定部材と相互作用して提供されて、チャイルドシートを固定する高速接続システムを形成する場合、操作利便性のレベルをさらに強化することができる。介在部材および固定部材により形成される「高速接続システム」は特に、工具を使用せずに介在部材と固定部材との固定接続を生み出すために提供されるシステムを意味することを意図される。
本発明の好ましい実施形態では、介在部材が少なくとも1つのラッチ部材を有し、それにより、特に低い労力でチャイルドシートの固定を達成できることが提案される。この場合、特に、固定操作を実現可能な高速接続システムを特に簡単に達成することができ、チャイルドシートの固定部材または航空機乗客シートの介在部材の手作業での作動をなくすことが可能である。特に有利な様式では、固定は単に、ユーザがチャイルドシートを介在部材に相対して移動させるだけで実行することができる。「ラッチ部材」は特に、固定部材に対してラッチ接続を生み出すために提供される部材を意味することが意図される。
この文脈の中では、ラッチ部材がラッチ開口部として設計されることが提案される。これにより、ラッチ開口部に係合するグリップ部材を有するチャイルドシート、特に、自動車セクタで使用されるチャイルドシートの従来の固定部材に対する特に簡単な適合が可能になる。ラッチ開口部は、例えば、ラッチクリップ、ラッチ穴等で形成することができる。その結果として、固定装置は、標準の固定部材を有するチャイルドシートの使用に有利に適することができる。
さらに、チャイルドシートの少なくとも1つのグリップアームと相互作用するために、介在部材が提供されることが提案され、その結果として、多数のチャイルドシートモデルとの有利な互換性を達成することができる。
航空機乗客シートがシート表面を形成するシート部を有し、チャイルドシートをシート表面上に支持された位置に固定する固定装置が提供される場合、チャイルドシートを固定する際に特に低い労力を達成することができる。この場合、介在部材が航空機キャビンフロアに相対してシート表面と少なくとも同じ高さに配置されるならば、介在部材とチャイルドシートの固定部材との接続を達成することができる。
本発明の別の実施形態では、航空機乗客シートがバックレストクッションおよびシートクッションを有し、介在部材が、バックレストクッションとシートクッションとの間の接触領域に配置されることが提案される。その結果として、容易に手が届くが、視覚的に目立たない介在部材の配置を達成することができる。バックレストクッションとシートクッションとの間の「接触領域」は特に、バックレストクッションとシートクッションとが接触する領域を意味することが意図される。上記接触領域では、好ましくは、介在部材がバックレストクッションおよびシートクッションに接触する。
さらに、本発明は、チャイルドシートを航空機乗客シートに固定する方法に基づく。チャイルドシートが航空機乗客シートの介在部材に固定され、介在部材が、航空機乗客シートのベース本体ユニットに剛性接続されることが提案され、それにより、チャイルドシートを頑強かつしっかりと固定することが可能である。さらに、特にストラップシステムによる固定の際の必要な、航空機乗客シートのベース本体ユニットに対する介在部材の位置の調整をなくすことが可能であるため、操作利便性のレベルを強化することができる。
固定のために、チャイルドシートが介在部材に対して移動し、移動により、高速接続システム、特にラッチシステムを作動させる場合、操作利便性のレベルをさらに強化することができる。
他の利点が図面の簡単な説明から明らかになる。図面は、本発明の例示的な実施形態を示す。説明および特許請求の範囲は、組み合わせられた多くの特徴を含む。当業者は適宜、特徴を個々に考えると共に、特徴を一緒にして、有意なさらなる組み合わせを形成することを考えるであろう。
シート構造上に配置されたチャイルドシートを有する航空機乗客シートを示す。 チャイルドシートを固定する固定装置を有する航空機乗客シートの部分領域を示す。 チャイルドシートの固定装置およびグリップアームのラッチクリップの相互作用を示す。 支持管上の固定装置の代替の構成を有するさらなる航空機乗客シートの部分領域を示す。
図1は、航空機乗客シート10の大幅に単純化された図を側面図で示す。航空機乗客シート10は、航空機キャビンフロア14に固定され、実質的に航空機キャビンフロア14に垂直な垂直方向18に延びる1組の脚部材16を備えるシート構造12を有する。脚部材16はペアをなし、このペアは、各事例において、飛行方向20に相対して航空機乗客シート10の前部領域に配置される前部脚部材16.1と、飛行方向20に相対して航空機乗客シート10の後部領域に配置される後部脚部材16.2とを含む。支持管ユニット22が脚部材16.1、16.2に係合し、前部支持管24.1が航空機乗客シート10の前領域内にあり、この支持管24.1は前部脚部材16.1に係合し、後部支持管24.2が航空機乗客シート10の後部領域にあり、この支持管24.2は、前部支持管24.1と平行に延び後部脚部材16.2に係合する。したがって、支持管ユニット22は、シート構造12により航空機キャビンフロア14に取り付けられる。各支持管24は、各脚部材16の上端において解放されたままである脚部材16の開口部内で案内され、航空機キャビンフロア14に平行に延びる。一般的な型の複数の航空機乗客シート10を、支持管ユニット22により互いに接続することができる。特に、支持管ユニット22は通常、飛行方向20に垂直な向きのシート列を形成する航空機乗客シート10を一緒に接続するように機能する。
以下の説明では、図1および脚部材16により担持されている航空機乗客シート10の部分が斜視図で示される図2を参照する。航空機乗客シート10はさらに、バックレスト構造28を担持するために提供される担持ユニット25を有する。このために、担持ユニット25は、飛行方向20に垂直な方向において互いに離間され、互いに対して平行な向きを有し、支持管ユニット22に剛性結合された一対の支持部材26.1、26.2を有する。図1では支持部材26.1しか見えないが、図2の斜視図では、一対の支持部材26.1、26.2を見ることができる。支持部材26はそれぞれ、細長い構成要素として設計され、その主延在方向30は、航空機キャビンフロア14および飛行方向20に対して平行な向きである。上記支持部材26.1、26.2のそれぞれは、バックレスト構造28を支持部材26に旋回可能に取り付ける支持点32を有する。バックレスト構造28は、U字形の設計であり、支持部材26.1、26.2を互いに接続するフレーム34を有する(図2参照)。
前部支持管24.1および後部支持管24.2が案内される各円形開口部は、支持部材26の前部領域および後部領域に設けられる。したがって、支持管24.1、24.2は、支持部材26により互いに接続される。支持部材26は、特に、バックレスト構造28に及ぼされた力を支持管ユニット22に伝達するように機能する。支持部材26はさらに、図1に示されるシート部38が配置されるシート部部分36(図2)の境界を定める。シート部38は、シートパンとして設計されるシートベース40と、シートベース40に固定されたシートクッション42を有する。シートクッション42はシート表面44を形成する。シートクッション42は、好ましくはクリップホルダを有する固定装置(特に図示せず)により支持管24に固定される。したがって、支持管ユニット22は、シート部38を担持する担持ユニット45として機能する。固定された状態では、シート部38は、2つの支持部材26の間のシート部部分36に配置される。バックレスト表面48を形成するバックレストクッション46がさらに、バックレスト構造28に設けられる。
図1の図では、チャイルドシート50はさらに、航空機乗客シート10に固定される。チャイルドシート50を固定するために、航空機乗客シート10は、図1に大幅に概略化されて示され、チャイルドシート10の固定部材54に固定係合された固定装置52を有する。図2を参照して、固定装置52を以下により詳細に示す。固定装置52は、チャイルドシート50の固定された状態において、シート表面44に支持された位置にチャイルドシート50を固定するために、シート部38に対するそれ自体の配置により提供される。チャイルドシート50はさらにバックレスト56を有し、バックレスト56は、チャイルドシート50が固定された状態において、航空機乗客シート10、特に航空機乗客シート10のバックレスト表面48にもたれる。
図2から分かるように、固定装置52は担持部材58を有し、担持部材58は、チャイルドシート50の固定部材54に接続するための介在部材60を担持する。介在部材60は、チャイルドシート50の固定中にチャイルドシート50の固定部材54と接触する固定装置52の部分を意味するものとして理解されることが意図される。介在部材60は、ラッチ部材62.1、62.2として設計され、飛行方向20に垂直な方向において互いに離間された2つの固定要素を有する。当業者から適切であると思われる他の固定要素実施形態も考えられる。ラッチ部材62.1、62.2は、担持部材58とは別個に構築してもよく、または担持部材58と一体形成されてもよい。固定装置52の担持部材58は、例示的な本実施形態ではロッドとして設計され、互いに対向して位置決めされた支持部材26.1、26.2に固定される。したがって、支持要素26.1、26.2は、固定装置52のベース本体が固定される航空機乗客シート10のベース本体ユニット64を形成する。当業者から適切であると思われる、ベース本体ユニット64に固定装置52を固定する複数の種類の固定、例えば、溶接継手、インタロック接続、特にラッチ接続またはネジ結合等も考えられる。ベース本体ユニット64に対する固定装置52の固定、特に剛性体として設計される担持部材58の固定を使用して、介在部材60がベース本体64に剛性接続される。ベース本体64は担持ユニット25の部分である。上記担持ユニット25は、それ自体が脚部材16を介して航空機キャビンフロア14に取り付けられて航空機キャビンフロア14に剛性接続される支持管ユニット22に固定されるため、剛性接続が、ベース本体ユニット64と航空機キャビンフロア14との間に生み出される。その結果として、剛性接続が、介在部材60と航空機キャビンフロア14との間に生み出され、それにより、有利なことに、チャイルドシート50の固定された状態において、チャイルドシート50と航空機キャビンフロア14との間に剛性接続を生み出すことを可能にする。支持部材26.1、26.2として設計されるベース本体ユニット64により、上記ベース本体は、支持管ユニット22の2つの支持管24.1、24.2に剛性結合され、それにより、固定操作によりチャイルドシート50との特に高度な安定性を達成することが可能である。
固定装置52の介在部材60は、チャイルドシート50の固定部材54と共に、高速接続システム66を形成するように特別に設計され、それにより、チャイルドシート50は特に工具を使用せずに高速に固定される。高速接続システム66により、さらなる設置ステップなしで、特にユーザが介入する必要がある固定部材54の手作業での作動なしで、介在部材60に対してチャイルドシート50の固定部材54の相対移動により、しっかりとした固定接続を簡単に提供することができる。この場合、チャイルドシート50の固定部材54および航空機乗客シート10の介在部材60は、上記移動により、高速接続システム66が自動的に作動するように相互作用する。介在部材60は、2つのラッチ部材62.1、62.2を有し、固定部材54に対するラッチ接続を生み出すために設けられる。さらに、上記介在部材は、チャイルドシート50のグリップアーム68のシステムと相互作用するように適合される。このために、ラッチ部材62.1、62.2はそれぞれ、担持部材58に配置される、特にラッチクリップの形態のラッチ開口部として設計される。チャイルドシート50の固定中、離間されたラッチクリップは、チャイルドシート50の2つのグリップアーム68に係合する。これは、ラッチクリップの周囲に係合したチャイルドシート50のグリップアーム68を示す図3に示される。特に、担持部材58に平行に延び、飛行方向20において担持部材58から離間されたラッチクリップ部分70は、グリップアーム68に係合する。
航空機乗客シート10の嵌合状態では、介在部材60は航空機乗客シート10の後部領域に配置される。特に、介在部材60は、垂直方向18に対して後部支持管24.2の上に配置された領域に配置される。図1から分かるように、介在部材60は、シートクッション42とバックレストクッション46との間に配置される。バックレストクッション46とシートクッション42との接触領域内に隠される介在部材60のこの配置により、上記介在部材は、航空機乗客シート10の前部に立っている人物には見えない。シート部38の前縁に対する飛行方向20での介在部材60の位置は、上記介在部材が航空機乗客シート10の着座領域外部に配置され、それにより、着座した人物の快適さが影響を受けないように選択される。本例では、介在部材60はさらに、航空機キャビンフロア14に対してある高さに配置され、この高さは、介在部材60がシート表面44の高さにあり、ひいては、上記チャイルドシートがシート表面44に沿って押された場合、チャイルドシート50のグリップアーム68がラッチ部材62に係合するように選択される。これは、グリップアーム68がチャイルドシートのシート部の下側の延長部を構成する従来のチャイルドシートに適する。他の種類のチャイルドシートに特に選択された他の領域への介在部材60の配置も同様に考えられる。
図4は、本発明による航空機乗客シート10の例示的な代替の実施形態を示す。明確にするために、例示的な上記実施形態と同じ機能を有する構成要素は同じ参照番号で参照され、本実施形態での違いを明確にするために、文字aが参照番号に追加されている。繰り返しを回避するために、以下の説明は、例示的な上記実施形態との違いに制限される。
さらなる上記変形実施形態では、チャイルドシート50を固定する固定装置52aは、支持管ユニット22に固定され、特に、上記固定装置は、支持管ユニット22の後部支持管24.2に直接結合される。この構成では、支持管ユニット22は、固定装置52aが固定されるベース本体ユニット64aを形成する。固定装置52aは介在部材60aを有し、介在部材60aは同様に、2つの固定要素を有し、互いに離間され、ラッチ部材62として設計される。上記ラッチ部材62は、後部支持管24.2に固定された担持部材58aを介してベース本体ユニット64aに剛性接続される。ベース本体ユニット64aは、支持管ユニット22と一体形成され、したがって、シート部38を担持する担持ユニット45の部分を構成する。
上述した例示的な実施形態では、ベース本体ユニット64は、各事例において、航空機キャビンフロア14に剛性接続される。この手段により、特にストラップシステムによるチャイルドシートの従来の固定と比較して、チャイルドシートを固定する際の安全性の増大を達成することができる。
航空機乗客シート10の他の実施形態では、特に、快適性を高めた航空機乗客シートでは、シート部38は、航空機キャビンフロア14に対して移動可能に配置することができる。この場合、固定装置52が剛性接続されるベース本体ユニットが、シート部38に剛性接続される場合、有利である。その結果として、航空機キャビンフロア14に対するシート部38の移動中、シート部38により形成されたシート表面44に配置されたチャイルドシート50は、上記シート部の移動に付随することができる。
10 航空機乗客シート
12 シート構造
14 航空機キャビンフロア
16 脚部材
18 垂直方向
20 飛行方向
22 支持管ユニット
24 支持管
25 担持ユニット
26 支持部材
28 バックレスト構造
30 主延在方向
32 支持点
34 フレーム
36 シート部部分
38 シート部
40 シートベース
42 シートクッション
44 シート表面
45 担持ユニット
46 バックレストクッション
48 バックレスト表面
50 チャイルドシート
52 固定装置
52a 固定装置
54 固定部材
56 バックレスト
58 担持部材
58a 担持部材
60 介在部材
60a 介在部材
62 ラッチ部材
64 ベース本体
64a ベース本体
66 高速接続システム
68 グリップアーム
70 ラッチクリップ部分

Claims (15)

  1. 少なくとも1つのベース本体ユニット(64、64a)と、前記ベース本体ユニット(64、64a)に固定され、チャイルドシート(50)を固定するために提供される固定装置(52、52a)とを有する航空機乗客シートであって、前記固定装置(52、52a)が、前記チャイルドシート(50)の固定部材(54)に接続するための介在部材(60、60a)を有し、前記介在部材(60、60a)が、前記ベース本体ユニット(64、64a)に剛性接続されることを特徴とする、航空機乗客シート。
  2. シート部(38)またはバックレスト構造(28)として設計される機能部材と、前記機能部材を担持する担持ユニット(25、45)と、前記担持ユニット(25、45)の部分として設計される前記ベース本体ユニット(64、64a)とを特徴とする、請求項1に記載の航空機乗客シート。
  3. 前記航空機乗客シートが使用中の場合、前記ベース本体ユニット(64、64a)が、航空機キャビンフロア(14)に剛性接続されることを特徴とする、請求項1または2に記載の航空機乗客シート。
  4. 前記ベース本体ユニット(64、64a)が、前記航空機キャビンフロア(14)に取り付けられた支持管部材(22)に剛性結合されることを特徴とする、請求項3に記載の航空機乗客シート。
  5. 前記ベース本体ユニット(64a)が前記支持管ユニット(22)により形成されることを特徴とする、請求項4に記載の航空機乗客シート。
  6. 飛行方向(20)に相対して定義され、前記介在部材(60、60a)が配置される後部領域を特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の航空機乗客シート。
  7. 前記介在部材(60、60a)が、前記固定部材(54)と相互作用して、前記チャイルドシート(50)を固定する高速接続システム(66)を形成するために設けられることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の航空機乗客シート。
  8. 前記介在部材(60、60a)が少なくとも1つのラッチ部材(62)を有することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の航空機乗客シート。
  9. 前記ラッチ部材(62)がラッチ開口部として設計されることを特徴とする、請求項8に記載の航空機乗客シート。
  10. 前記介在部材(60、60a)が、前記チャイルドシート(50)の少なくとも1つのグリップアーム(68)と相互作用するために設けられることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の航空機乗客シート。
  11. シート表面(44)を形成するシート部(38)と、前記シート表面(44)に支持された位置に前記チャイルドシート(50)を固定するために設けられる前記固定装置(52、52a)とを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の航空機乗客シート。
  12. バックレストクッション(46)と、シートクッション(42)と、前記バックレストクッション(46)と前記シートクッション(42)との間の接触領域に配置される介在部材(60、60a)とを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の航空機乗客シート。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の航空機乗客シート(10)と、介在部材(60、60a)との相互作用に適したチャイルドシート固定部材(54)を有するチャイルドシート(50)とを有するシステム。
  14. 特に請求項1〜12のいずれか一項に記載のチャイルドシート(50)を航空機乗客シート(10)に固定する方法であって、前記チャイルドシート(50)が前記航空機乗客シート(10)の介在部材(60、60a)に固定され、前記介在部材(60、60a)が、前記航空機乗客シートのベース本体ユニット(64、64a)に剛性接続されることを特徴とする、方法。
  15. 固定のために、前記チャイルドシート(50)が前記介在部材(60、60a)に相対して移動し、前記移動により、高速接続システム(66)、特にラッチシステムが作動することを特徴とする、請求項14に記載の方法。
JP2011506595A 2008-05-02 2009-04-18 チャイルドシートを固定する固定装置を有する航空機乗客シート Pending JP2011519767A (ja)

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