JP2011253215A - 監視システム及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】プロジェクトの各工程の間に伝達されるインフォーマルな電子文書データのやりとりから、プロジェクトの進捗状況が各工程において把握される監視システムを提供することを目的とする。
【解決手段】監視システムであって、各電子文書データに含まれ、プロジェクトについての識別情報と前記各電子文書データの取得された時間に応じた時間情報とを含むコミュニケーション情報を、対象コミュニケーション情報として、取得するコミュニケーション情報取得手段と、前記対象コミュニケーション情報に基づいて、前記プロジェクトについての進捗状況に関する進捗情報を取得する情報取得手段と、前記取得された進捗情報に関連する条件情報を取得する条件情報取得手段と、前記対象コミュニケーション情報に応じた情報が、前記条件情報の示す条件に合致するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づく情報を出力する情報出力手段と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、監視システム及びそのプログラムに関する。
複数の作業工程を有する業務において、各業務工程の進捗状況を把握する技術として、作業工程毎の残留作業量を計測する手段と、計測した量を時刻とともに保持する手段と、工程毎に、当該計測した残留作業量を時間経過のグラフとして表示する技術がある(特許文献1参照)。
特開2004−21744号公報
プロジェクトの各工程の間に伝達されるインフォーマルな電子文書データのやりとりから、プロジェクトの進捗状況が各工程において把握される監視システム及びそのプログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の監視システムは、各電子文書データに含まれ、プロジェクトについての識別情報と前記各電子文書データの取得された時間に応じた時間情報とを含むコミュニケーション情報を、対象コミュニケーション情報として、取得するコミュニケーション情報取得手段と、前記対象コミュニケーション情報に基づいて、前記プロジェクトについての進捗状況に関する進捗情報を取得する情報取得手段と、前記取得された進捗情報に関連する条件情報を取得する条件情報取得手段と、前記対象コミュニケーション情報に応じた情報が、前記条件情報の示す条件に合致するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づく情報を出力する情報出力手段と、を有することを特徴とする。
請求項2に記載の監視システムは、請求項1に記載の発明において、前記情報取得手段は、更に、前記プロジェクトに関するプロジェクトの規模情報を含む管理情報を取得し、前記条件情報取得手段は、更に、前記取得された管理情報に基づいて、前記プロジェクトに類似する1又は複数のプロジェクトについての前記コミュニケーション情報である類似コミュニケーション情報を取得する手段と、前記対象コミュニケーション情報及び前記類似コミュニケーション情報のそれぞれに応じた統計値を、前記対象コミュニケーション情報に応じた情報及び前記条件情報として、それぞれ取得する統計値取得手段と、を有することを特徴とする。
請求項3に記載の監視システムは、請求項2に記載の発明において、前記監視システムは、更に、前記類似コミュニケーション情報及び前記対象コミュニケーション情報に含まれる前記各時間情報に基づき、所定期間毎の前記類似コミュニケーション情報及び前記対象コミュニケーション情報の数をそれぞれ取得する回数取得手段と、前記対象コミュニケーション情報及び前記類似コミュニケーション情報の前記数のそれぞれの平均値を取得する平均値取得手段と、を有し、前記各統計値は、前記数のそれぞれの平均値であることを特徴とする。
請求項4に記載の監視システムは、請求項2に記載の発明において、前記監視システムは、更に、前記類似コミュニケーション情報及び前記対象コミュニケーション情報に含まれる時間情報に基づき、所定期間毎の前記類似コミュニケーション情報及び前記対象コミュニケーション情報の情報量の和をそれぞれ取得する情報量取得手段と、前記対象コミュニケーション情報及び前記類似コミュニケーション情報の前記各情報量の和の各平均値を取得する情報量平均値取得手段と、を有し、前記各統計値は、前記各情報量の和のそれぞれの平均値であることを特徴とする。
請求項5に記載の監視システムは、請求項1に記載の発明において、前記情報取得手段は、更に、前記プロジェクトに関するプロジェクトの規模情報を含む管理情報を取得し、
前記条件情報取得手段は、更に、前記取得された管理情報に基づいて、前記プロジェクトに類似する1又は複数のプロジェクトについての前記コミュニケーション情報である類似コミュニケーション情報を取得する手段を有し、前記判定手段は、前記対象コミュニケーション情報に含まれる部門情報及び前記類似コミュニケーション情報に含まれる部門情報を、それぞれ前記対象コミュニケーション情報に応じた情報及び前記条件情報として判定することを特徴とする。
請求項6に記載の監視システムは、請求項1に記載の発明において、前記情報取得手段は、更に、前記プロジェクトに関するプロジェクトの規模情報を含む管理情報を取得し、前記条件情報取得手段は、更に、前記取得された管理情報に基づいて、前記プロジェクトに類似する1又は複数のプロジェクトについての前記コミュニケーション情報である類似コミュニケーション情報を取得する手段と、前記類似コミュニケーション情報及び前記対象コミュニケーション情報に含まれるそれぞれの名称情報を抽出する名称情報抽出手段と、前記それぞれの名称情報に基づいて、前記各名称情報に関連付けて記憶された各役職情報を取得する役職情報取得手段と、を有し、前記判定手段は、前記対象コミュニケーション情報に含まれる役職情報及び前記類似コミュニケーション情報に含まれる役職情報を、それぞれ前記対象コミュニケーション情報に応じた情報及び前記条件情報として判定することを特徴とする。
請求項7に記載の監視システムは、請求項1に記載の発明において、前記情報取得手段は、前記プロジェクトの発注者を示す発注者情報を更に取得することを特徴とする。
請求項8に記載の監視システムは、請求項1に記載の発明において、前記情報取得情報は、前記プロジェクトの発注先を示す発注先情報を含むことを特徴とする。
請求項9に記載の監視システムは、請求項1に記載の発明において、前記コミュニケーション情報は、前記電子文書データの発信元及び/または受信先の人物の名称を示す名称情報を含むことを特徴とする。
請求項10に記載の監視システムは、請求項1に記載の発明において、前記電子文書データの発信元及び/または受信先の人物の名称の役職を示す役職情報を含むことを特徴とする。
請求項11に記載の監視システムは、請求項1に記載の発明において、前記コミュニケーション情報は、前記電子文書データの発信元及び/または受信先の人物の所属する部門を示す部門情報を含むことを特徴とする。
請求項12に記載の監視システムは、請求項1に記載の発明において、前記コミュニケーション情報は、前記電子文書データに含まれる情報量を示す情報を含むことを特徴とする。
請求項13に記載の監視システムは、請求項1に記載の発明において、前記コミュニケーション情報は、前記電子文書データの種別を示す種別情報を含むことを特徴とする。
請求項14に記載の監視システムは、請求項1に記載の発明において、更に、前記電子文書データが、フォーマルな電子文書データであるか否かを判断する判定手段を有し、前記コミュニケーション情報取得手段は、フォーマルな電子文書データでないと判断された前記電子文書データについての前記対象コミュニケーション情報を取得することを特徴とする。
請求項15に記載のプログラムは、各電子文書データに含まれ、プロジェクトについての識別情報と前記各電子文書データの取得された時間に応じた時間情報とを含むコミュニケーション情報を、対象コミュニケーション情報として、取得するコミュニケーション情報取得手段、前記対象コミュニケーション情報に基づいて、前記プロジェクトについての進捗状況に関する進捗情報を取得する情報取得手段、前記取得された進捗情報に関連する条件情報を取得する手段、前記対象コミュニケーション情報に応じた情報が、前記条件情報の示す条件に合致するか否かを判定する判定手段、前記判定手段の判定結果に基づく情報を出力する情報出力手段、としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
請求項1、7乃至15に記載の発明によれば、プロジェクトの各工程の間に伝達される電子文書データのやりとりに基づくコミュニケーション情報から、プロジェクトの各工程における進捗状況が把握される。
請求項2に記載の発明によれば、プロジェクトが、過去の同一または類似のプロジェクトと異なる傾向で進捗している場合に、警告情報を出力する。
請求項3に記載の発明によれば、プロジェクトが、電子文書データのやり取り回数について過去の同一または類似のプロジェクトと異なる傾向で進捗している場合に、警告情報を出力する。
請求項4に記載の発明によれば、電子文書データに含まれるデータ量について過去の同一または類似のプロジェクトと異なる傾向で進捗している場合に、警告情報を出力する。
請求項5に記載の発明によれば、プロジェクトが、電子文書データに含まれる部門情報について過去の同一または類似のプロジェクトと異なる傾向で進捗している場合に、警告情報を出力する。
請求項6に記載の発明によれば、プロジェクトが、電子文書データに基づいて取得される役職情報について過去の同一または類似のプロジェクトと異なる傾向で進捗している場合に、警告情報を出力する。
第1の実施形態における監視システムを説明するための図である。 第1の実施形態における端末、監視サーバの構成を説明するための図である。 第1の実施形態における監視サーバの構成を機能的に説明するための図である。 第1の実施形態におけるコミュニケーション情報を説明するための図である。 第1の実施形態における電子文書データについて説明するための図である。 第1の実施形態における管理情報を説明するための図である。 第1の実施形態における警告情報の出力の例を示すための図である。 第1の実施形態における監視システムのフローを説明するための図である。 第2の実施形態における監視サーバの構成を機能的に説明するための図である。 図9に示す統計値取得部の構成を機能的に説明するための図である。 第2の実施形態における処理を説明するための例を示す図である。 第2の実施形態における監視システムのフローを説明するための図である。 第3の実施形態における統計値取得部の構成を機能的に説明するための図である。 第3の実施形態における処理を説明するための例を示す図である。 第3の実施形態における監視システムのフローを説明するための図である。 第4の実施形態における監視サーバの構成を機能的に説明するための図である。 第4の実施形態における監視システムのフローを説明するための図である。 第5の実施形態における監視サーバの構成を機能的に説明するための図である。 記憶される役職情報と名称情報の形式を説明するための図である。 第5の実施形態における監視システムのフローを説明するための図である。 第6の実施形態における監視サーバの構成を機能的に説明するための図である。 第6の実施形態における監視システムのフローを説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態における監視システムを説明するための図である。図1に示すように、本実施の形態における監視システム100は、例えばそれぞれ独立した組織(例えば企業や、企業内の部署等)によって管理されるローカルエリアネットワーク101乃至103(以下「LAN」という。)のうちの1つのLAN101内に形成される。また、これらのLAN101乃至103は、図1に示すように、通信ネットワーク104(例えばインターネット)で接続される。なお、図1においては、LANの数は3であるが異なる数のLANが設置されてもよい。
各LAN101乃至103には、それぞれの組織に所属する利用者が使用する端末105がネットワーク107を介して複数接続される。端末105は、例えば、コピー機器、FAX機器、FAX機能、コピー機能やデータをスキャンし他の端末105に送信する機能等を有する複合機、パーソナルコンピュータ、メールサーバ、各種データベース等である。また、各LAN101乃至103には、LAN101乃至103外部から内部への侵入を防ぐためのファイアウオール(図示なし)等が設置されてもよい。また、LAN101には、後述する業務フローを監視・分析するための監視サーバ106が含まれる。
例えば、LAN101を有する会社が、あるプロジェクトの委託先であり、LAN102または102が当該プロジェクトの委託先であり、当該プロジェクトの進捗状況を監視サーバ106が監視する場合を想定して、下記に本実施の形態について説明するが、これに限られるものではない。例えば社内における部署間にLANが設置されており、当該部署間のプロジェクトを監視する場合等であってもよい。
ここで、プロジェクトとは一定の期間の中で、ある目的を達成するための活動であり、この活動は1つまたは複数の工程からなり、当該プロジェクトに関する情報は図1のシステムを用いて管理され、必要に応じて前記情報の処理が行われる。
図2は、本実施の形態における端末105、監視サーバ106の構成を説明するための図である。図2に示すように、端末105、監視サーバ106は、それぞれ、制御部201、記憶部202、通信部203を有する。
制御部201は、CPU等であって、記憶部202に記憶されるプログラムに従って動作する。なお、当該プログラムは、例えば、通信ネットワーク104を介して、ダウンロードされて提供されてもよいし、または、CD−ROMやDVD−ROM等のコンピュータで読み取り可能な各種の情報記録媒体によって提供されてもよい。記憶部202は、RAMやROM等のメモリを含んで構成され、本実施の形態を実施するためのプログラムやデータを記憶する。また、通信部203は、その他の端末等と、ネットワーク107を介して通信する。
なお、端末105、監視サーバ106は、その他キーボードやマウス等の入出力部や、CRTや液晶ディスプレイ等の表示部や、ハードディスクやCD−ROM等の記録部を含んでもよい。
図3は、監視サーバの構成を機能的に説明するための図である。図3に示すように、監視サーバ106の制御部201及び記憶部202は、コミュニケーション情報取得部301、情報取得部302、条件情報取得部303、判定部304、情報出力部305を含む。
コミュニケーション情報取得部301は、電子文書データが取得される毎に、当該電子文書データに含まれるコミュニケーション情報を、例えば、図4に示すように表の形式で取得し、記憶する。
ここで、コミュニケーション情報とは、電子文書データを用いて情報の伝達をすることに基づいて示される属性、要素などで、例えば、図4に示すように当該コミュニケーション情報が関連するプロジェクトの識別情報、電子文書データが取得された時間に関する時間情報、発信元及び受信先の人物の名称情報、その役職情報、及びその部門情報、当該電子文書データに含まれる情報量、質問や回答等の種別等を示す情報が含まれる。
なお、コミュニケーション情報に含まれる情報は、本実施の形態で示した構成と実質的に同一の作用効果を奏する限り、上記情報と異なる情報を含んでもよいし、上記情報のうちの全部または一部の情報であってもよい。また、図4に示した形式はコミュニケーション情報の記憶に関する形式の一例であって、本実施の形態で示した構成と実質的に同一の作用効果を奏する限り、異なる形式であってもよい。
また、電子文書データとは、フォーマル文書によるやり取りの間に含まれるインフォーマルなやり取りについての電子文書データである。具体的には、例えば、図5に示すように、委託元と委託先との間において、各プロジェクトの最初と最後、または当該プロジェクトの各工程の最初と最後には、定められた規定によるフォーマル文書によるやり取りがなされる。例えば、見積依頼書、見積書、発注書、または納品書等によるやり取りである。しかしながら、実際には、当該フォーマル文書によるやり取りの間にインフォーマルにやり取りされる文書やデータが存在する。例えば、電子メールやFAX等により行われる見積依頼書に対する質問やその回答についての文書またはデータである。
つまり、フォーマル文書によるやり取りとは、例えば、定型または規定の文書、当該プロジェクトや当該プロジェクトの各工程の責任者等の承認を要する文書、または、プロセスとして定義されている文書によるやり取りに相当する。一方、インフォーマルなやり取りとは、例えば、非定形または非規定の文書やデータ、当該プロジェクトや当該プロジェクトの各工程の責任者等が未承認の文書やデータ、プロセス上定義されていない文書やデータに相当する。
なお、当該電子文書データには、例えば、端末が有するスキャナにより紙文書から読み込まれた電子文書データや、FAX機器で送受信されたFAX文書の電子データや、メールサーバにより送受信される電子メール、インスタントメッセージやその他の電子文書が含まれる。
情報取得部302は、上記のようにコミュニケーション情報取得部301で取得されたコミュニケーション情報に基づいて、対応するプロジェクトの進捗状況に関する進捗情報を取得する。具体的には、例えば、情報取得部302は、図6に示すように、プロジェクト毎に、識別情報、発注者名情報、発注先名情報、金額情報、納期情報、進捗情報を含む管理情報を記憶する。よって、情報取得部302は、取得されたコミュニケーション情報に含まれる識別情報と同一の識別情報を有する管理情報を参照することにより、取得されたコミュニケーション情報に対応するプロジェクトの進捗情報を取得する。
なお、当該管理情報は、監視サーバ106に接続されたデータベースに記憶され、情報取得部302が、当該データベースから上記進捗情報を取得する構成としてもよい。また、上記管理情報は、例えば、ユーザーがフォーマル文書、例えば見積書を発送する際に、情報取得部302に入力する。
ここで、発注者名情報とは、当該プロジェクトを発注した人物の名称を示す情報、発注先名情報とは、当該プロジェクトを発注した会社の名称を示す情報をいう。また、金額情報とは、当該プロジェクトに関する製品の金額を示す情報、納期情報とは、当該プロジェクトに関する製品の納期を示す情報をいう。
また、進捗情報とは、当該プロジェクトの進捗状況を示す情報をいう。具体的には、進捗情報は、図6に示すように、例えばF1乃至F5に分割されており、例えば、F1は、進捗状況が見積依頼書の送付から見積書の受領までの段階にあることを示し、F2は、見積書の受領から発注書の送付までの段階にあることを示し、F3は、発注書の送付から納品書の受領までの段階にあることを示し、F4は納品書の受領から、検収書の送付までの段階、F5はプロジェクトが終了した段階にあることを示す。そして、例えば、図6に示すように、F1のセルに2010年1月1日13時を示す時間情報が記憶され、F2乃至F5には時間情報が記憶されていない場合は、F1の段階にあって、F1の段階が2010年1月1日13時に開始されたことを示す。
なお、これらの進捗状況は、例えば、各フォーマル文書の伝達時、例えば見積依頼書の発送時、発注書の受領時にユーザーが監視サーバ106に登録する構成としてもよいし、端末105に含まれるスキャナ等で当該フォーマル文書を読み込み、文字認識等を用いることにより、自動的に監視サーバ106に登録される構成としてもよい。
また、管理情報に含まれる情報は、本実施の形態で示した構成と実質的に同一の作用効果を奏する限り、これらの情報と異なる情報を含んでもよいし、上記情報のうちの全部または一部であってもよい。また、図6に示した形式は管理情報の記憶に関する形式の一例であって、本実施の形態で示した構成と実質的に同一の作用効果を奏する限り、異なる形式であってもよい。
条件情報取得部303は、例えば、進捗情報に関連する条件情報を取得する。当該条件情報とは、例えば、あらかじめ定められた条件であって、進捗情報毎に定められ、条件情報取得部303に記憶される。
なお、あらかじめ定められた条件とは、例えば、上記F1に相当する進捗状況においては購買部門からの電子文書データが最初に取得される、上記F4に相当する進捗状況においては品証部門からの電子文書データが最後に取得される、上記F1に相当する進捗状況おいては最初に質問に関する電子文書データが取得される等である。
判定部304は、コミュニケーション情報に応じた情報が、進捗情報に関連する条件情報の示す条件に合致するか否かを判定する。具体的には、例えば、上記F1に相当する進捗状況において購買部門からの電子文書データが最初に取得されるという条件の場合を想定して説明すると、判定部304は、F1に示された時間情報からみて、最先に取得されたコミュニケーション情報の発信元の部門情報が購買部門であることを示しているか否かを判定する。この際、判定部304はF1に示された時間情報とコミュニケーション情報に含まれる時間情報及び部門情報を参照するが、異なる条件情報について判断する場合には、当該条件情報に応じて上記管理情報やコミュニケーション情報に含まれる情報を参照することはいうまでもない。例えば、上記F1に相当する進捗状況おいては最初に質問に関する電子文書データが取得されるという条件情報については、上記部門情報に代えて、種別情報が参照される等である。
情報出力部305は、判定部304が条件情報の示す条件に合致していないと判断した場合には、警告情報を出力する。例えば、あらかじめ設定された端末の表示画面に、エラーメッセージを表示する。この場合、図7に示したように、どの進捗状況において、条件情報の示す条件に合致していないのかを示すようにしてもよい。例えば、図7においては、進捗情報がF2の場合に何らかの問題がおきた可能性が高いとして警告する場合を示している。また、図7においては含まれていないが当該条件を同時に示すように形成してもよい。なお、当該警告情報の出力は、上記に限られるものではなく、あらかじめ設定されたメールアドレスに警告メールを送信する等、異なる形態であってもよい。
次に、本実施の形態における監視システム100のフローについて、説明する。図8に示すように、まず、コミュニケーション情報取得部301は、電子文書データが取得される毎に、当該電子文書データに含まれるコミュニケーション情報を取得する(S101)。
情報取得部302は、取得されたコミュニケーション情報に基づいて、対応するプロジェクトの進捗状況に関する進捗情報を取得する(S102)。なお、当該進捗情報の取得は、コミュニケーション情報が取得される毎に行ってもよいし、あらかじめ監視対象のプロジェクトを設定しておき、識別情報を参照することにより、当該プロジェクトに関するコミュニケーション情報が取得された場合に、進捗情報を取得する構成としてもよい。
条件情報取得部303は、例えば、進捗情報に関連する条件情報を取得する(S103)。上記のように条件情報は、例えば、あらかじめユーザーにより設定されたものであるが、第2の実施の形態等として後述する類似のプロジェクトに関するコミュニケーション情報から導かれる条件情報等異なる条件情報であってもよい。
判定部304は、コミュニケーション情報に応じた情報が、進捗情報に関連する条件情報の示す条件に合致するか否かを判定する(S104)。判定部304が条件情報の示す条件に合致していると判断した場合には、S101に戻り、上記処理を繰り返し行う。
情報出力部305は、判定部304が条件情報の示す条件に合致していないと判断した場合には、警告情報を出力する(S105)。その後、S101に戻り、上記処理を繰り返し行う。
本実施の形態によれば、プロジェクトの各工程の間に伝達されるインフォーマルな電子文書データに基づいて、プロジェクトの進捗状況が各工程で把握される。
なお、本実施の形態においては、電子文書データがインフォーマルな文書かフォーマルな文書であるかについては、ユーザーが判断する構成として説明したが、電子文書データが、フォーマルな電子文書データであるか否かを判断する判定部を設け、コミュニケーション情報取得部は、フォーマルな文書でないと判断された前記電子文書データについての前記対象コミュニケーション情報を取得する構成としてもよい。この場合、フォーマルな電子文書データであるか否かは、例えば、電子文書データ中の文字を文字認識することにより行われる。
また、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、上記実施の形態で示した構成と実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えてもよい。
[第2の実施形態]
図9は、本発明の第2の実施形態における監視サーバ106の構成を機能的に説明するための図である。なお、下記において、上記第1の実施形態と同様である点については説明を省略する。
情報取得部302は、第1の実施の形態と同様に、取得されたコミュニケーション情報に基づいて、対応するプロジェクトに関する管理情報を取得する。本実施の形態においては、当該取得される管理情報は、例えば、進捗情報、プロジェクトの規模情報であるが、その他の情報、例えば、発注者名等を含んでもよいことはいうまでもない。また、プロジェクトの規模情報としては、金額情報、納期情報、工数情報などで表現されてもよい。
条件情報取得部303は、類似プロジェクト抽出部801、類似コミュニケーション情報取得部802と、統計値取得部803とを有する。
類似プロジェクト抽出部801は、取得されたコミュニケーション情報(対象コミュニケーション情報)に対応するプロジェクト(対象プロジェクト)に類似するプロジェクト(類似プロジェクト)の識別情報を、取得された管理情報に基づき、抽出する。例えば、金額情報及び納期情報が同一または類似であってトラブルのないプロジェクトの識別情報及び進捗情報を取得する。
ここで、トラブルのないプロジェクトとは、ユーザーが当該プロジェクトの管理情報にトラブルが発生しなかったことを示す情報(例えば図6のN)を入力するようにしてもよいし、または、既に終了したプロジェクトにおいて警告情報が発生しなかった場合に、当該プロジェクトの管理情報にトラブルが発生しなかったことを示す情報(例えば図6のN)が自動的に入力される構成としてもよい。
ここで、金額情報が類似であるとは、金額情報が示す金額が同一または所定の範囲内であることをいう。同様に、納期情報が類似であるとは、納期情報が示す納期が同一または所定の範囲内であることをいう。
例えば、金額情報が50より小さい範囲を類似範囲とした場合であって、納期情報が0.5より小さい範囲を類似範囲とした場合、対象プロジェクトの金額情報から50以内のプロジェクトであって、対象プロジェクトの納期情報から0.5以内のプロジェクトであるプロジェクトが類似プロジェクトとされる。つまり、図6に示した場合であって、P1の識別情報のプロジェクトが対象プロジェクトの場合、識別情報P3のプロジェクトが類似プロジェクトとして抽出される。なお、図6において、金額情報の単位は、例えば万円、納期情報の単位は月であるが、その他の単位であってもよい。
類似コミュニケーション情報取得部802は、コミュニケーション情報取得部301から、類似プロジェクトの識別情報及び進捗情報に基づいて、類似コミュニケーション情報を取得する。上記の例の場合を用いて説明すると、類似プロジェクトとしてP3が抽出されているので、識別情報がP3であって、管理情報の進捗情報F1の時間情報より後進捗情報F2の時間情報までの時間情報を有するコミュニケーション情報(図4の2、4、6行目)を取得する。
統計値取得部803は、前記対象コミュニケーション情報及び前記類似コミュニケーション情報に応じたそれぞれの統計値を取得する。本実施の形態においては、統計値取得部803は、図10に示すように、統計値取得部803は、例えば、回数取得部901及び平均値取得部902を有する。
回数取得部901は、対象プロジェクトに関連する進捗情報に関連する所定期間毎の対象コミュニケーション情報及び類似コミュニケーション情報の数を算出し、取得する。ここで、所定期間が、10日の場合について、上記例を用いて説明する。図6に示したように、P1のプロジェクトのF1の段階は2010年1月1日より開始されていることから、2010年1月1日から1月10日までの対象コミュニケーション情報の回数を2と算出する。同様に類似コミュニケーション情報の数を3と算出する。なお、図4には示していないが、同様に1月11日から1月20日、1月21日から30日についての対象コミュニケーション情報及び類似コミュニケーション情報の数を算出する。なお、所定期間としてはその他の期間を用いてもよい。
平均値取得部902は、各類似プロジェクトについての上記所定期間毎の類似コミュニケーション情報の数の平均値を取得する。つまり、上記各統計値は上記所定期間毎のコミュニケーション情報の所定期間毎の対象コミュニケーション情報の数、及び、類似コミュニケーション情報の数の平均値のそれぞれに対応する。
上記の例の場合であると類似プロジェクトが1つであるため平均値は回数取得部901で取得された所定期間毎の類似コミュニケーション情報の数となるが、例えば、類似プロジェクトが複数である場合には、類似プロジェクト毎に所定期間毎の類似コミュニケーション情報の数が取得されるため、その平均値を算出し、取得する。
判定部304は、上記所定期間毎の対象コミュニケーション情報の数が、上記所定期間毎の平均値から所定の範囲内にあるか否かを判定する。
具体的には、例えば、図11に示したように、例えば、対象プロジェクトの期間0〜10に、対象プロジェクトについてのコミュニケーション情報の数が2として、4の類似プロジェクトQ1乃至Q4についての類似コミュニケーション情報の数が2、3、2、3として取得されたとする。この場合、類似プロジェクトについての類似コミュニケーション情報の数の平均値は2.5となる。判定部304は、対象プロジェクトについてのコミュニケーション情報の数である2が、当該平均値から所定の範囲内にあるか否かにつき判定する。例えば、所定の範囲が1であるとすると、対象プロジェクトについてのコミュニケーション情報の数が2は上記平均値から1の範囲内であるので所定の範囲内であると判定する。
次に、本実施の形態における監視システムのフローについて、説明する。図12に示すように、まず、コミュニケーション情報取得部301は、電子文書データが取得される毎に、当該電子文書データに含まれるコミュニケーション情報を取得する(S201)。
情報取得部302は、取得されたコミュニケーション情報に基づいて、対応するプロジェクトの管理情報を取得する(S202)。なお、当該管理情報の取得は、コミュニケーション情報が取得される毎に行ってもよいし、あらかじめ監視対象のプロジェクトを設定しておき、識別情報を参照することにより、当該プロジェクトに関するコミュニケーション情報が取得された場合に、進捗情報を取得する構成としてもよい。
類似プロジェクト抽出部801は、取得されたコミュニケーション情報(対象コミュニケーション情報)に対応するプロジェクト(対象プロジェクト)に類似するプロジェクト(類似プロジェクト)の識別情報を、取得された管理情報に基づき、抽出する(S203)。
類似コミュニケーション情報取得部802は、コミュニケーション情報取得部301から、類似プロジェクトの識別情報及び進捗情報に基づいて、類似コミュニケーション情報を取得する(S204)。
回数取得部901は、対象プロジェクトに関連する進捗情報に関連する所定期間毎の対象コミュニケーション情報及び類似コミュニケーション情報の数を算出し、取得する(S205)。
平均値取得部902は、各類似プロジェクトについての上記所定期間毎の類似コミュニケーション情報の数の平均値を取得する(S206)。
判定部304は、上記所定期間毎の対象コミュニケーション情報の数が、上記所定期間毎の平均値から所定の範囲内にあるか否かを判定する。(S207)。判定部304が所定の範囲内にあると判断した場合には、S201に戻り、上記処理を繰り返し行う。
情報出力部305は、判定部304が所定の範囲内にないと判断した場合には、警告情報を出力する(S208)。その後、S201に戻り、上記処理を繰り返し行う。
第2の実施の形態によれば、プロジェクトの各工程の間に伝達されるインフォーマルな電子文書データに基づいて、プロジェクトの進捗状況が各工程で把握される。具体的には、プロジェクトが、電子文書データのやり取り回数について過去の同一または類似のプロジェクトと異なる傾向で進捗している場合に、警告情報を出力する。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、上記実施の形態で示した構成と実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えてもよい。
[第3の実施形態]
図13は、本発明の第3の実施形態における統計値取得部の構成を機能的に説明するための図である。本実施の形態においては、統計値取得部の構成が、上記第2の実施の形態と異なる。なお、その他の点については、第2の実施形態と同様であり、同様である点については説明を省略する。
図13に示すように、統計値取得部803は、情報量取得部903及び情報量平均値取得部904を有する。
情報量取得部903は、所定期間毎の対象コミュニケーション情報及び類似コミュニケーション情報に含まれる情報量の和をそれぞれ取得する。なお、情報量とは、例えば、電子文書データに含まれる文字数や、ページ数等電子文書データのデータ量を示す情報である。
情報量平均値取得部904は、各類似プロジェクトについての上記所定期間毎の類似コミュニケーション情報量の和の平均値を取得する。つまり、上記各統計値は上記所定期間毎のコミュニケーション情報の所定期間毎の対象コミュニケーション情報の情報量の和、及び、各類似プロジェクトについての類似コミュニケーション情報の和の平均値のそれぞれに対応する。
上記の例の場合であると類似プロジェクトが1つであるため上記平均値は情報量取得部903で取得された所定期間毎の類似コミュニケーション情報の情報量の和となるが、例えば、類似プロジェクトが複数である場合には、類似プロジェクト毎に所定期間毎の類似コミュニケーション情報の数が取得されるため、その平均値を算出し、取得する。
判定部304は、上記所定期間毎の対象コミュニケーション情報の情報量の和が、各類似プロジェクトについての類似コミュニケーション情報の和の平均値から所定の範囲内であるか否かを判定する。
具体的には、例えば、図14に示したように、対象プロジェクトの期間0〜10に、対象プロジェクトについてのコミュニケーション情報の情報量の和が20、4の類似プロジェクトQ1乃至Q4についての類似コミュニケーション情報量の和が20、30、20、30と取得されたとする。この場合類似プロジェクトについての類似コミュニケーション情報の情報量の和の平均値は25となる。判定部304は、対象プロジェクトについてのコミュニケーション情報量の和が、当該平均値から所定の範囲内にあるか否かにつき判定する。例えば、所定の範囲が10であるとすると、対象プロジェクトについてのコミュニケーション情報の情報量の和20は上記平均値から10の範囲内であるので所定の範囲内であると判定する。なお、所定期間としてはその他の期間を用いてもよい。
次に、本実施の形態における監視システム100のフローについて、説明する。図15に示すように、まず、コミュニケーション情報取得部301は、電子文書データが取得される毎に、当該電子文書データに含まれるコミュニケーション情報を取得する(S301)。
情報取得部302は、取得されたコミュニケーション情報に基づいて、対応するプロジェクトの管理情報を取得する(S302)。なお、当該管理情報の取得は、コミュニケーション情報が取得される毎に行ってもよいし、あらかじめ監視対象のプロジェクトを設定しておき、識別情報を参照することにより、当該プロジェクトに関するコミュニケーション情報が取得された場合に、管理情報を取得する構成としてもよい。
類似プロジェクト抽出部801は、取得されたコミュニケーション情報(対象コミュニケーション情報)に対応するプロジェクト(対象プロジェクト)に類似するプロジェクト(類似プロジェクト)の識別情報を、取得された管理情報に基づき、抽出する(S303)。
類似コミュニケーション情報取得部802は、コミュニケーション情報取得部301から、類似プロジェクトの識別情報及び進捗情報に基づいて、類似コミュニケーション情報を取得する(S304)。
情報量取得部903は、所定期間毎の対象コミュニケーション情報及び類似コミュニケーション情報に含まれる情報量の和をそれぞれ取得する(S305)。
情報量平均値取得部904は、平均値取得部902は、各類似プロジェクトについての上記所定期間毎の類似コミュニケーション情報量の和の平均値を取得する(S306)。
判定部304は、上記所定期間毎の対象コミュニケーション情報の情報量の和が、各類似プロジェクトについての類似コミュニケーション情報の和の平均値から所定の範囲内であるか否かを判定する(S307)。判定部304が所定の範囲内にあると判断した場合には、S301に戻り、上記処理を繰り返し行う。
情報出力部305は、判定部304が所定の範囲内にないと判断した場合には、警告情報を出力する(S308)。その後、S301に戻り、上記処理を繰り返し行う。
第3の実施の形態によれば、プロジェクトの各工程の間に伝達されるインフォーマルな電子文書データに基づいて、プロジェクトの進捗状況が各工程で把握される。具体的には、プロジェクトが、電子文書データに含まれるデータ量について過去の同一または類似のプロジェクトと異なる傾向で進捗している場合に、警告情報を出力する。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、上記実施の形態で示した構成と実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えてもよい。
[第4の実施形態]
図16は、本発明の第4の実施形態における監視サーバの構成を機能的に説明するための図である。なお、上記第2の実施形態と同様である点については説明を省略する。
条件情報取得部303は、類似プロジェクト抽出部801、類似コミュニケーション情報取得部802と、部門情報抽出部161とを有する。
類似プロジェクト抽出部801は、第2の実施の形態と同様に、取得されたコミュニケーション情報(対象コミュニケーション情報)に対応するプロジェクト(対象プロジェクト)に類似するプロジェクト(類似プロジェクト)の識別情報を、取得された管理情報に基づき、抽出する。具体的には、例えば、対象プロジェクトと金額及び納期が同一または類似であるプロジェクトの識別情報及び進捗情報を取得する。
類似コミュニケーション情報取得部802も、第2の実施の形態と同様に、コミュニケーション情報取得部301から、例えば、類似プロジェクトの識別情報及び進捗情報に基づいて、類似コミュニケーション情報を取得する。具体的には、例えば、図4を用いて説明すると、P1の識別情報のプロジェクトが対象プロジェクトの場合であって類似プロジェクトとしてP3が抽出されている場合、識別情報P3であって、管理情報の進捗情報F1の時間情報より後進捗情報F2の時間情報までの時間情報を有するコミュニケーション情報(図4の2、4、6行目)を取得する。
部門情報抽出部161は、取得された前記対象コミュニケーション情報及び前記類似コミュニケーション情報に含まれる部門情報を取得する。例えば、上記の例の場合において発信元については、対象コミュニケーション情報に含まれる部門情報として、D1、C2、D2を取得する。同様に類似コミュニケーション情報に含まれる部門情報として、C1、C2を取得する。なお、同様に、受信先についても部門情報をそれぞれ取得する。また、発信元及び受信先毎に部門情報を取得する構成としてもよいし、同時に取得する構成としてもよい。
判定部304は、上記前記対象コミュニケーション情報に含まれる部門情報が、前記類似コミュニケーション情報に含まれる部門情報と異なるか否かを判定する。例えば、上記の例であると、対象コミュニケーション情報の部門情報に類似コミュニケーション情報に含まれていない部門情報D1及びD2が含まれているので、判定部304は、上記前記対象コミュニケーション情報に含まれる部門情報が、前記類似コミュニケーション情報に含まれる部門情報と異なると判断する。なお、発信元及び受信先毎に部門情報を取得する構成とする場合は、発信元及び受信先毎に前記類似コミュニケーションに含まれる部門情報と異なるか否かを判定する。
次に、本実施の形態における監視システム100のフローについて、説明する。図17に示すように、まず、コミュニケーション情報取得部301は、電子文書データが取得される毎に、当該電子文書データに含まれるコミュニケーション情報を取得する(S401)。
情報取得部302は、取得されたコミュニケーション情報に基づいて、対応するプロジェクトの管理情報を取得する(S402)。なお、当該管理情報の取得は、コミュニケーション情報が取得される毎に行ってもよいし、あらかじめ監視対象のプロジェクトを設定しておき、識別情報を参照することにより、当該プロジェクトに関するコミュニケーション情報が取得された場合に、進捗情報を取得する構成としてもよい。
類似プロジェクト抽出部801は、取得されたコミュニケーション情報(対象コミュニケーション情報)に対応するプロジェクト(対象プロジェクト)に類似するプロジェクト(類似プロジェクト)の識別情報を、取得された管理情報に基づき、抽出する(S403)。
類似コミュニケーション情報取得部802は、コミュニケーション情報取得部301から、類似プロジェクトの識別情報及び進捗情報に基づいて、類似コミュニケーション情報を取得する(S404)。
部門情報抽出部161は、取得された前記対象コミュニケーション情報及び前記類似コミュニケーション情報に含まれる部門情報を取得する。(S405)。
判定部304は、上記前記対象コミュニケーション情報に含まれる部門情報が、前記類似コミュニケーション情報に含まれる部門情報と異なるか否かを判定する。(S406)。判定部304が、部門情報は異ならないと判断した場合には、S401に戻り、上記処理を繰り返し行う。
情報出力部305は、判定部304が、部門情報が異なると判断した場合には、警告情報を出力する(S407)。その後、S401に戻り、上記処理を繰り返し行う。
第4の実施の形態によれば、プロジェクトの各工程の間に伝達される非規定の電子文書データに基づいて、プロジェクトの進捗状況が各工程で把握される。具体的には、プロジェクトが、電子文書データに含まれる部門情報について過去の同一または類似のプロジェクトと異なる傾向で進捗している場合に、警告情報を出力する。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、上記実施の形態で示した構成と実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えてもよい。
[第5の実施形態]
図18は、本発明の第5の実施形態における監視サーバの構成を機能的に説明するための図である。なお、上記第2の実施形態と同様である点については説明を省略する。
条件情報取得部303は、類似プロジェクト抽出部801、類似コミュニケーション情報取得部802と、名称情報抽出部181、役職情報取得部182とを有する。
類似プロジェクト抽出部801は、第2の実施形態と同様に、取得されたコミュニケーション情報(対象コミュニケーション情報)に対応するプロジェクト(対象プロジェクト)に類似するプロジェクト(類似プロジェクト)の識別情報を、取得された管理情報に基づき、抽出する。具体的には、例えば、対象プロジェクトと金額及び納期が同一または類似であるプロジェクトの識別情報及び進捗情報を取得する。
類似コミュニケーション情報取得部802も、第4の実施形態と同様に、コミュニケーション情報取得部301から、例えば、類似プロジェクトの識別情報及び進捗情報に基づいて、類似コミュニケーション情報を取得する。
名称情報抽出部181は、前記対象コミュニケーション情報及び前記類似コミュニケーション情報に含まれる名称情報を抽出する。例えば、図4を用いて説明すると、P1の識別情報のプロジェクトが対象プロジェクトの場合であって類似プロジェクトとしてP3が抽出されている場合、対象コミュニケーション情報に含まれる名称情報として、b1、b2を取得し、類似コミュニケーション情報に含まれる名称情報として、b1、b3を取得する。
役職情報取得部182は、前記対象コミュニケーション情報及び前記類似コミュニケーション情報に含まれる名称情報に基づいて、各名称情報の役職情報を取得する。具体的には、例えば、図19に示すように、役職情報取得部182は、役職が上位の名称から順に木構造で名称情報を記憶しており、取得された各名称情報に応じて各役職情報を取得する。上記の例の場合であると、b1、b2、b3の役職情報としてT2を取得する。なお、図19に示した役職情報は、例えば、監視サーバ106の外部のデータベース等に記憶され、役職情報取得部182が当該データベースから役職情報を取得する構成としてもよい。また、当該役職情報は、対象または類似コミュニケーション情報に含まれる役職情報を取得する構成としてもよい。更に、対象または類似コミュニケーション情報に含まれる役職情報を取得し、上記役職情報を更新する構成としてもよい。
判定部304は、上記前記対象コミュニケーション情報に対応する役職情報が、前記類似コミュニケーション情報に対応する役職情報と異なるか否か、つまり上司または部下が含まれたか否かを判定する。上記の例の場合役職情報が全て同一のT2であるので上記前記対象コミュニケーション情報に対応する役職情報が、前記類似コミュニケーション情報に対応する役職情報と同一であると判断する。なお、本実施の形態においては、上司、部下の区別なく役職情報が同一であるか否かに基づいて判断する構成としたが、図19に示した木構造を参照することにより、上司が含まれている場合や部下が含まれている場合を区別して判断する構成とし、例えば、上司が含まれている場合にのみ警告情報を出力する構成等としてもよい。なお、図19においては、例えば、2の会社または部署についての木構造を示したが、会社毎または会社毎の部署毎に木構造を有するようにしてもよい。
次に、本実施の形態における監視システム100のフローについて、説明する。図20に示すように、まず、コミュニケーション情報取得部301は、電子文書データが取得される毎に、当該電子文書データに含まれるコミュニケーション情報を取得する(S501)。
情報取得部302は、取得されたコミュニケーション情報に基づいて、対応するプロジェクトの管理情報を取得する(S502)。なお、当該管理情報の取得は、コミュニケーション情報が取得される毎に行ってもよいし、あらかじめ監視対象のプロジェクトを設定しておき、識別情報を参照することにより、当該プロジェクトに関するコミュニケーション情報が取得された場合に、進捗情報を取得する構成としてもよい。
類似プロジェクト抽出部801は、取得されたコミュニケーション情報(対象コミュニケーション情報)に対応するプロジェクト(対象プロジェクト)に類似するプロジェクト(類似プロジェクト)の識別情報を、取得された管理情報に基づき、抽出する(S503)。
類似コミュニケーション情報取得部802は、コミュニケーション情報取得部301から、類似プロジェクトの識別情報及び進捗情報に基づいて、類似コミュニケーション情報を取得する(S504)。
名称情報抽出部181は、前記対象コミュニケーション情報及び前記類似コミュニケーション情報に含まれる名称情報を抽出する(S505)。
役職情報取得部182は、前記対象コミュニケーション情報及び前記類似コミュニケーション情報に含まれる名称情報に基づいて、各名称情報の役職情報を取得する(S506)。
判定部304は、上記前記対象コミュニケーション情報に対応する役職情報が、前記類似コミュニケーション情報に対応する役職情報と異なるか否か、つまり上司または部下が含まれたか否かを判定する(S507)。判定部304が、上記役職情報が異ならないと判断した場合には、S501に戻り、上記処理を繰り返し行う。
情報出力部305は、判定部304が、上記役職情報が異なると判断した場合には、警告情報を出力する(S508)。その後、S501に戻り、上記処理を繰り返し行う。
第5の実施の形態によれば、プロジェクトの各工程の間に伝達されるインフォーマルな電子文書データに基づいて、プロジェクトの進捗状況が各工程で把握される。具体的には、プロジェクトが、電子文書データに基づいて取得される役職情報について過去の同一または類似のプロジェクトと異なる傾向で進捗している場合に、警告情報を出力する。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、上記実施の形態で示した構成と実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えてもよい。
[第6の実施形態]
図21は、本発明の第6の実施形態における監視サーバの構成を機能的に説明するための図である。なお、上記第2の実施の形態と同様である点については説明を省略する。
条件情報取得部303は、類似プロジェクト抽出部801、類似コミュニケーション情報取得部802と、順序情報取得部211、条件設定部212とを有する。
類似プロジェクト抽出部801は、第2の実施形態と同様に、取得されたコミュニケーション情報(対象コミュニケーション情報)に対応するプロジェクト(対象プロジェクト)に類似するプロジェクト(類似プロジェクト)の識別情報を、取得された管理情報に基づき、抽出する。
類似コミュニケーション情報取得部802も、第2の実施形態と同様に、コミュニケーション情報取得部301から、例えば、類似プロジェクトの識別情報及び進捗情報に基づいて、類似コミュニケーション情報を取得する。
順序情報取得部211は、前記対象コミュニケーション情報及び前記類似コミュニケーション情報に含まれる発信元、受信先情報に基づいて、電子文書データの送受信に関する順序、つまりいずれの部門からいずれの部門に送信されたかに関する情報(順序情報)を取得する。
例えば、図4を用いて説明すると、P1の識別情報のプロジェクトが対象プロジェクトの場合であって類似プロジェクトとしてP3が抽出されている場合、対象コミュニケーション情報についての順序情報として、D1、C2、D2が取得され、類似コミュニケーション情報についての順序情報として、C1、C2、C1が取得される。なお、上記例については、発信元についての順序情報のみにてついて説明したが、受信先についての順序情報または発信元受信先を組み合わせた順序情報としてもよい。
条件設定部212は、前記複数の類似コミュニケーション情報に対応する順序情報に所定の割合で含まれる順序情報を条件情報として設定する。例えば多数の類似コミュニケーション情報について進捗情報F1についての期間については発信元がD1からC2が9割の割合で含まれている等順序情報を条件情報として設定する。なお、当該所定の割合は、ユーザーが任意に設定するもので上記に限られない。
判定部304は、上記前記対象コミュニケーション情報に対応する順序情報が、設定された条件に合致しているか否かを判定する。
次に、本実施の形態における監視システム100のフローについて、説明する。図22に示すように、まず、コミュニケーション情報取得部301は、電子文書データが取得される毎に、当該電子文書データに含まれるコミュニケーション情報を取得する(S601)。
情報取得部302は、取得されたコミュニケーション情報に基づいて、対応するプロジェクトの管理情報を取得する(S602)。なお、当該管理情報の取得は、コミュニケーション情報が取得される毎に行ってもよいし、あらかじめ監視対象のプロジェクトを設定しておき、識別情報を参照することにより、当該プロジェクトに関するコミュニケーション情報が取得された場合に、進捗情報を取得する構成としてもよい。
類似プロジェクト抽出部801は、取得されたコミュニケーション情報(対象コミュニケーション情報)に対応するプロジェクト(対象プロジェクト)に類似するプロジェクト(類似プロジェクト)の識別情報を、取得された管理情報に基づき、抽出する(S603)。
類似コミュニケーション情報取得部802は、コミュニケーション情報取得部301から、類似プロジェクトの識別情報及び進捗情報に基づいて、類似コミュニケーション情報を取得する(S604)。
順序情報取得部211は、前記対象コミュニケーション情報及び前記類似コミュニケーション情報に含まれる発信元、受信先情報に基づいて、電子文書データの送受信に関する順序、つまりいずれの部門からいずれの部門に送信されたかに関する情報(順序情報)を取得する(S605)。
条件設定部212は、前記複数の類似コミュニケーション情報に対応する順序情報に所定の割合で含まれる順序情報を条件情報として設定する(S606)。
判定部304は、上記前記対象コミュニケーション情報に対応する順序情報が、設定された条件に合致しているか否かを判定する(S607)。判定部304が、合致していると判断した場合には、S601に戻り、上記処理を繰り返し行う。
情報出力部305は、判定部304が合致していないと判断した場合には、警告情報を出力する(S608)。その後、S601に戻り、上記処理を繰り返し行う。
第6の実施の形態によれば、プロジェクトの各工程の間に伝達されるインフォーマルな電子文書データに基づいて、プロジェクトの進捗状況が各工程で把握される。具体的には、プロジェクトが、電子文書データに基づいて取得される順序情報について過去の同一または類似のプロジェクトと異なる傾向で進捗している場合に、警告情報を出力する。
なお、本発明は、上記実施形態1乃至6に限定されるものではなく、上記実施の形態で示した構成と実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的が達成可能な構成で置き換えてもよい。また、上記実施形態1乃至6は、互いに矛盾しない限り、組み合わせて用いてもよい。
100 監視システム、101、102、103 ローカルエリアネットワーク、104 通信ネットワーク、105 端末、106 監視サーバ、161 部門情報抽出部、181 名称情報抽出部、182 役職情報取得部、201 制御部、202 記憶部、203 通信部、211 順序情報取得部、212 条件設定部、301 コミュニケーション情報取得部、302 情報取得部、303 条件情報取得部、304 判定部、305 情報出力部、801 類似プロジェクト抽出部、802 類似コミュニケーション情報取得部、803 統計値取得部、901 回数取得部、902 平均値取得部、903 情報量取得部、904 情報量平均値取得部。

Claims (15)

  1. 各電子文書データに含まれ、プロジェクトについての識別情報と前記各電子文書データの取得された時間に応じた時間情報とを含むコミュニケーション情報を、対象コミュニケーション情報として、取得するコミュニケーション情報取得手段と、
    前記対象コミュニケーション情報に基づいて、前記プロジェクトについての進捗状況に関する進捗情報を取得する情報取得手段と、
    前記取得された進捗情報に関連する条件情報を取得する条件情報取得手段と、
    前記対象コミュニケーション情報に応じた情報が、前記条件情報の示す条件に合致するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づく情報を出力する情報出力手段と、
    を有することを特徴とする監視システム。
  2. 前記情報取得手段は、更に、前記プロジェクトに関するプロジェクトの規模情報を含む管理情報を取得し、
    前記条件情報取得手段は、更に、
    前記取得された管理情報に基づいて、前記プロジェクトに類似する1又は複数のプロジェクトについての前記コミュニケーション情報である類似コミュニケーション情報を取得する手段と、
    前記対象コミュニケーション情報及び前記類似コミュニケーション情報のそれぞれに応じた統計値を、前記対象コミュニケーション情報に応じた情報及び前記条件情報として、それぞれ取得する統計値取得手段と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の監視システム。
  3. 前記監視システムは、更に、
    前記類似コミュニケーション情報及び前記対象コミュニケーション情報に含まれる前記各時間情報に基づき、所定期間毎の前記類似コミュニケーション情報及び前記対象コミュニケーション情報の数をそれぞれ取得する回数取得手段と、
    前記対象コミュニケーション情報及び前記類似コミュニケーション情報の前記数のそれぞれの平均値を取得する平均値取得手段と、を有し、
    前記各統計値は、前記数のそれぞれの平均値であることを特徴とする請求項2記載の監視システム。
  4. 前記監視システムは、更に、
    前記類似コミュニケーション情報及び前記対象コミュニケーション情報に含まれる時間情報に基づき、所定期間毎の前記類似コミュニケーション情報及び前記対象コミュニケーション情報の情報量の和をそれぞれ取得する情報量取得手段と、
    前記対象コミュニケーション情報及び前記類似コミュニケーション情報の前記各情報量の和の各平均値を取得する情報量平均値取得手段と、を有し、
    前記各統計値は、前記各情報量の和のそれぞれの平均値であることを特徴とする請求項2記載の監視システム。
  5. 前記情報取得手段は、更に、前記プロジェクトに関するプロジェクトの規模情報を含む管理情報を取得し、
    前記条件情報取得手段は、更に、
    前記取得された管理情報に基づいて、前記プロジェクトに類似する1又は複数のプロジェクトについての前記コミュニケーション情報である類似コミュニケーション情報を取得する手段を有し、
    前記判定手段は、前記対象コミュニケーション情報に含まれる部門情報及び前記類似コミュニケーション情報に含まれる部門情報を、それぞれ前記対象コミュニケーション情報に応じた情報及び前記条件情報として判定することを特徴とする請求項1記載の監視システム。
  6. 前記情報取得手段は、更に、前記プロジェクトに関するプロジェクトの規模情報を含む管理情報を取得し、
    前記条件情報取得手段は、更に、
    前記取得された管理情報に基づいて、前記プロジェクトに類似する1又は複数のプロジェクトについての前記コミュニケーション情報である類似コミュニケーション情報を取得する手段と、
    前記類似コミュニケーション情報及び前記対象コミュニケーション情報に含まれるそれぞれの名称情報を抽出する名称情報抽出手段と、
    前記それぞれの名称情報に基づいて、前記各名称情報に関連付けて記憶された各役職情報を取得する役職情報取得手段と、を有し、
    前記判定手段は、前記対象コミュニケーション情報に含まれる役職情報及び前記類似コミュニケーション情報に含まれる役職情報を、それぞれ前記対象コミュニケーション情報に応じた情報及び前記条件情報として判定することを特徴とする請求項1記載の監視システム。
  7. 前記情報取得手段は、前記プロジェクトの発注者を示す発注者情報を更に取得することを特徴とする請求項1記載の監視システム。
  8. 前記情報取得情報は、前記プロジェクトの発注先を示す発注先情報を含むことを特徴とする請求項1記載の監視システム。
  9. 前記コミュニケーション情報は、前記電子文書データの発信元及び/または受信先の人物の名称を示す名称情報を含むことを特徴とする請求項1記載の監視システム。
  10. 前記コミュニケーション情報は、前記電子文書データの発信元及び/または受信先の人物の名称の役職を示す役職情報を含むことを特徴とする請求項1記載の監視システム。
  11. 前記コミュニケーション情報は、前記電子文書データの発信元及び/または受信先の人物の所属する部門を示す部門情報を含むことを特徴とする請求項1記載の監視システム。
  12. 前記コミュニケーション情報は、前記電子文書データに含まれる情報量を示す情報を含むことを特徴とする請求項1記載の監視システム。
  13. 前記コミュニケーション情報は、前記電子文書データの種別を示す種別情報を含むことを特徴とする請求項1記載の監視システム。
  14. 前記監視システムは、更に、
    前記電子文書データが、フォーマルな電子文書データであるか否かを判断する判定手段を有し、
    前記コミュニケーション情報取得手段は、フォーマルな電子文書データでないと判断された前記電子文書データについての前記対象コミュニケーション情報を取得することを特徴とする請求項1記載の監視システム。
  15. 各電子文書データに含まれ、プロジェクトについての識別情報と前記各電子文書データの取得された時間に応じた時間情報とを含むコミュニケーション情報を、対象コミュニケーション情報として、取得するコミュニケーション情報取得手段、
    前記対象コミュニケーション情報に基づいて、前記プロジェクトについての進捗状況に関する進捗情報を取得する情報取得手段、
    前記取得された進捗情報に関連する条件情報を取得する手段、
    前記対象コミュニケーション情報に応じた情報が、前記条件情報の示す条件に合致するか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段の判定結果に基づく情報を出力する情報出力手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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