JP2011251726A - 包装袋及びその製造方法 - Google Patents

包装袋及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011251726A
JP2011251726A JP2010125957A JP2010125957A JP2011251726A JP 2011251726 A JP2011251726 A JP 2011251726A JP 2010125957 A JP2010125957 A JP 2010125957A JP 2010125957 A JP2010125957 A JP 2010125957A JP 2011251726 A JP2011251726 A JP 2011251726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleavage
line
auxiliary
starting point
packaging bag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010125957A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5211108B2 (ja
Inventor
Oyasu Taguchi
大安 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanae Co Ltd
Original Assignee
Kanae Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanae Co Ltd filed Critical Kanae Co Ltd
Priority to JP2010125957A priority Critical patent/JP5211108B2/ja
Publication of JP2011251726A publication Critical patent/JP2011251726A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5211108B2 publication Critical patent/JP5211108B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)

Abstract

【課題】 開裂補助線に沿って開封しやすく、且つ製造効率の高い包装袋を提供することにある。
【解決手段】 シートが重ね合わされた状態で周縁部どうしがシールされることにより、シールされたシール部と、該シール部に包囲され且つ被収容物を収容し得る収容部とが形成されてなり、前記シール部に、該シール部及び前記収容部のシートが開裂されて収容部が開封されるための開裂起点が形成され、且つ少なくとも前記収容部のシートに開裂を誘導する開裂補助線が設けられてなる包装袋であって、
前記開裂補助線は、枝分かれのない線で形成され且つ前記開裂起点の開裂予定方向の仮想線と交わるように配されてなり、前記開裂起点の先端は、前記開裂補助線の開裂起点側先端よりも前記開裂予定方向に直交する方向に於いて内側に、且つ前記開裂補助線の開裂起点側先端よりも前記開裂予定方向に於いて内側に配されてなることを特徴とする包装袋を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、包装袋及びその製造方法に関し、詳しくは、シートが重ね合わされた状態で周縁部どうしがシールされることにより、シールされたシール部と、該シール部に包囲され且つ被収容物を収容し得る収容部とが形成されてなり、前記シール部に、該シール部及び前記収容部のシートが開裂されて収容部が開封されるための開裂起点が形成され、且つ少なくとも前記収容部のシートに開裂を誘導する開裂補助線が設けられてなる包装袋及びその製造方法に関する。
従来より、この種の包装袋は、例えば、粉体状、粒状(錠剤等)、液体状、シート状等の被収容物(飲料、洗剤、化粧料、医薬品、コットンシート等)を収容する容器として用いられている。
斯かる包装袋は、前記開裂起点から開裂されることにより、前記収容部が開封され得る構成となっている。
また、斯かる包装袋においては、前記開裂補助線が所望の位置に形成されることにより、前記開裂補助線の誘導によって前記開裂補助線に沿って前記収容部を所望の位置で切り裂くことができる。このように、斯かる包装袋は、所望の位置で収容部が開封されることにより、被収容物が取り出しやすい状態となる。さらに、斯かる包装袋においては、例えば、被収容物が液体である場合には、包装袋が開封された際に収容部から被収容物が不用意に漏れるのを抑制することができる。また、斯かる包装袋においては、例えば、被収容物がシート状のもの(例えば、コットンシート等)である場合には、包装袋の開封時に該被収容物までも切り裂かれるのを抑制することができる。
しかるに、斯かる包装袋では、前記開裂起点から開裂した際に、開裂の仕方によっては、裂け目が前記開裂補助線に到達せず該開裂補助線に沿わずに包装袋が切り裂かれる場合が生じ、その結果、所望の位置以外の部分で収容部が開封される虞や、さらには、収容部が開封すらされない虞もある。
斯かる観点から、図5に示すように、開裂起点101としての切込みと、該切込みの開裂予定方向の仮想線を挟むように該仮想線に平行する部分を有する2本の開裂補助線102とが設けられてなる包装袋が提案されている(例えば、特許文献1)。
斯かる包装体は、該切込みの開裂予定方向の仮想線を挟むように該仮想線に平行する部分を有する2本の開裂補助線102が設けられてなることにより、前記開裂起点101から切り裂いた際に、該開裂補助線102に到達しやすくなるという構成となっている。
しかるに、斯かる包装体では、少なくとも2本も開裂補助線を設ける必要があるため、作製作業に時間を要するという問題がある。
また、図6に示すように、開裂起点101としての切欠きと、前記開封を誘導する誘導開裂補助線102とに加えて、前記切欠きの先端方向の仮想線に交わるように形成されてなる交差開裂補助線103が設けられ、前記誘導開裂補助線102及び前記交差開裂補助線103が交わるように形成されてなる包装袋も提案されている(例えば、特許文献2、3)。
特開平10−310169号公報 特開2003−54577号公報 特開2002−2790号公報
斯かる包装袋は、前記交差開裂補助線103が前記開裂起点101の開裂予定方向(切欠きの先端方向)の仮想線に交わるように形成されてなることにより、前記開裂起点101から切り裂いた際に、裂け目が前記交差開裂補助線103に到達しやすくなるという構成となっている。また、斯かる包装袋100は、前記誘導開裂補助線102及び前記交差開裂補助線103が交わるように形成されてなることにより、前記交差開裂補助線103に到達した裂け目が、その後、前記誘導開裂補助線102に到達しやすくなり、該誘導開裂補助線102の誘導によって該誘導開裂補助線103に沿って前記収容部を所望の位置で開裂することができる構成となっている。
しかしながら、斯かる包装袋においては、誘導開裂補助線102と交差開裂補助線103とがそれぞれ少なくとも1本ずつ設ける必要があるため、作製作業に時間を要するという問題がある。また、斯かる包装袋においては、前記誘導開裂補助線102及び前記交差開裂補助線103が交わるように形成する必要があるが、前記誘導開裂補助線102と前記交差開裂補助線103とがハーフカットの線(ハーフカット線)である場合に於いて、該ハーフカット線がレーザーで形成される場合には、レーザーと包装袋との間での位置ずれが生じてしまうと、前記誘導開裂補助線102と前記交差開裂補助線103とが交差されない場合が生じ、歩留まりが低くなってしまう虞がある。また、該ハーフカット線がカッターで形成される場合にも同様に、歩留まりが低くなってしまう虞がある。従って、斯かる包装体においては、製造効率が十分に高くないという問題がある。
また、斯かる包装袋においては、前記誘導開裂補助線102と前記交差開裂補助線103とがハーフカット線である場合、該ハーフカット線を形成時に交差部分が2重にカットされてしまい、ハーフカットのカットの深さが不均一となり、その結果、開封の際には、この不均一の部分のために抵抗が生じ、切り口がきれいに形成され難いものとなるという問題もある。
本発明は、上記問題点に鑑み、開裂補助線に沿って開封しやすく、且つ製造効率の高い包装袋を提供することを課題とする。
本発明は、シートが重ね合わされた状態で周縁部どうしがシールされることにより、シールされたシール部と、該シール部に包囲され且つ被収容物を収容し得る収容部とが形成されてなり、前記シール部に、該シール部及び前記収容部のシートが開裂されて収容部が開封されるための開裂起点が形成され、且つ少なくとも前記収容部のシートに開裂を誘導する開裂補助線が設けられてなる包装袋であって、
前記開裂補助線は、枝分かれのない線で形成され且つ前記開裂起点の開裂予定方向の仮想線と交わるように配されてなり、前記開裂起点の先端は、前記開裂補助線の開裂起点側先端よりも前記開裂予定方向に直交する方向に於いて内側に、且つ前記開裂補助線の開裂起点側先端よりも前記開裂予定方向に於いて内側に配されてなることを特徴とする包装袋にある。
斯かる包装袋によれば、前記開裂補助線が、枝分かれのない線で形成され、且つ前記開裂起点の開裂予定方向の仮想線と交わるように配されてなることにより、誘導開裂補助線及び交差開裂補助線としての役割を1本のみで果たすことができるため、開裂補助線に沿って開封しやすく、且つ作製作業に要する時間を短いものとすることができる。また、特に、レーザーにより開裂補助線が形成される場合には、複数本の開裂補助線を形成する場合に比して、レーザー照射部が一つのみの装置でも、短時間で作製することができ、生産性が向上するという利点がある。また、斯かる包装袋によれば、前記開裂補助線に交差点がないことにより、前記開裂補助線がハーフカットの線である場合、該ハーフカットの線を形成時に2重にカットがされてしまう部分(交差点があるものは交差点の部分が2重にカットされてしまう。)がないため、ハーフカットのカットの深さが均一となり、開封の際には、抵抗が生じ難く、切り口がきれいなものとなりやすくなるという利点もある。また、前記開裂補助線に交差点がないことにより、前記誘導開裂補助線102と前記交差開裂補助線103とが交差されないということが生じないため、歩留まりが高くなるという利点もある。
また、通常、前記開封の際には、開封作業者に、開封後に被収容物を保持し得る本体部から、開封の際に該本体部から切断される切断予定部を切り離そうとする心理が働くため、裂け目が、前記一側縁側から離れるに従い前記切断予定方向の仮想線よりも離反方向側に向かって形成されることが多いが、斯かる包装袋によれば、前記開裂起点の先端が、前記開裂補助線の開裂起点側先端よりも前記開裂予定方向に直交する方向に於いて内側に配されてなることにより、このように裂け目が形成されても、裂け目が前記開裂補助線に到達しやすくなり、より一層前記開裂補助線に沿って開封しやすくなるという利点がある。
さらに、斯かる包装袋によれば、前記開裂起点の先端が、前記開裂補助線の開裂起点側先端よりも前記開裂予定方向に於いて内側に配されてなることにより、前記開裂起点から開裂した際に、裂け目が前記開裂補助線により到達しやすくなり、より一層前記開裂補助線に沿って開封しやすくなるという利点がある。
従って、斯かる包装体によれば、開裂補助線に沿って開封しやすいものとなり、しかも、作製作業の時間の点や、歩留まりの点から製造効率の高いものとなる。
また、本発明に係る包装袋においては、好ましくは、前記開裂補助線と、前記開裂起点の開裂予定方向の仮想線とが、前記開裂起点が形成された一側縁側のシール部内で交わるように構成されてなる。
斯かる包装袋によれば、前記開裂起点から開裂した際に、裂け目が前記開裂補助線に到達しやすくなり、より一層前記開裂補助線に沿って開封しやすくなるという利点がある。
また、本発明は、シートが重ね合わされた状態で周縁部どうしがシールされることにより、シールされたシール部と、該シール部に包囲され且つ被収容物を収容し得る収容部とが形成されてなり、前記シール部に、該シール部及び収容部のシートが開裂されて収容部が開封されるための開裂起点が形成され、且つ少なくとも収容部のシートに開裂を誘導する開裂補助線が設けられてなる包装袋を製造する、包装袋の製造方法であって、
前記開裂補助線として、枝分かれがなく且つ前記開裂起点の開裂予定方向の仮想線と交わる線を形成し、前記開裂補助線の開裂起点側先端よりも前記開裂予定方向に直交する方向に於いて内側に、且つ前記開裂補助線の開裂起点側先端よりも前記開裂予定方向に於いて内側に前記開裂起点の先端を形成することを特徴とする包装袋の製造方法にある。
以上のように、本発明によれば、開裂補助線に沿って開封しやすく、且つ製造効率の高い包装袋を提供することができる。
一実施形態に係る包装袋の正面概略図。 図1のA−A線断面図。 一実施形態に係る包装袋の開裂起点近傍の正面拡大図。 一実施形態に係る包装袋の開裂起点近傍の正面拡大図。 従来技術に係る包装袋の正面概略図。 従来技術に係る包装袋の開裂起点近傍の正面拡大図。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の一実施形態について説明する。
図1、2に示すように、本実施形態の包装袋1は、一対のシート2、3が重ね合わされた状態で周縁部どうしがシールされることにより、シールされたシール部5と、該シール部5に包囲され且つ被収容物を収容し得る収容部4とが形成されてなり、前記シール部5に、該シール部5及び前記収容部4のシートが開裂されて収容部4が開封されるための開裂起点6が形成され、且つ少なくとも前記収容部4のシートに開裂を誘導する開裂補助線7が設けられてなる。
前記シート2、3は、長方形状に形成されてなる。該シート2、3としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド等の合成樹脂を含む層の一層で形成されたもの、これらの合成樹脂の層が複数層に積層されたもの、又はこれらの合成樹脂の層にアルミニウムがラミネートされたもの(いわゆる、アルミラミネートシート)等が挙げられる。
前記シール部5は、前記シート2、3の周縁部どうしが、熱シール、超音波シール等でシールされることにより形成されてなる。
前記収容部4は、被収容物を収容しうる空間を有する。
また、本実施形態の包装袋1は、収容部4を包囲する4方がシールされた、いわゆる4方パウチと称される形態で形成されてなる。
本実施形態の包装袋1は、前記開裂起点6として切込みが形成されてなる。
前記開裂起点6の先端は、前記開裂予定方向に直交する方向に於いて前記開裂補助線7の開裂起点側先端よりも内側に配されてなる。
また、前記開裂起点6の先端は、前記開裂予定方向に於いて前記開裂補助線7の開裂起点側先端よりも内側に配されてなる。
前記開裂補助線7は、枝分かれのない線で形成され、且つ前記開裂起点6の開裂予定方向の仮想線と交わるように配されてなる。具体的には、前記開裂補助線7は、前記開裂起点6としての切込みの開裂予定方向の仮想線と交わるように配されてなる。尚、本明細書に於いては、前記切込みの開裂予定方向は、切込みの方向を意味する。
また、前記開裂補助線7は、レーザー、刃物等によってハーフカットされた線である。
また、該開裂補助線7は、連続的若しくは不連続的に連なった1本の線である。該不連続的に連なった1本の線としては、例えば、ミシン目状の線等が挙げられる。
また、本実施形態の包装袋1は、前記開裂補助線7と、前記開裂起点6の開裂予定方向の仮想線とが、前記開裂起点6が形成された一側縁側のシール部5内で交わるように構成されてなる。
また、本実施形態の包装袋1は、図3に示すように、前記開裂起点6の先端と、前記開裂補助線7の開裂起点側先端との距離のうち、前記開裂起点6の開裂予定方向の成分10が、2mm以上となるように形成されてなる。
さらに、本実施形態の包装袋1は、図3に示すように、前記開裂起点6の先端から前記開裂補助線7までの距離が2〜5mmの範囲となるように形成されてなる。本実施形態の包装袋1は、該距離が5mm以下であることにより、より一層前記開裂補助線7に沿って開封しやすくなるという利点がある。また、斯かる包装袋1によれば、該距離が2mm以上であることにより、例えば該包装袋1の輸送時等に非意図的に前記切込を起点として前記シール部が多少引き裂かれても該引き裂きが前記開裂補助線7まで不用意に到達されるのを抑制でき、その結果、不用意に前記収容部4が開封されるのを抑制することができる。
また、本実施形態の包装袋1は、前記開裂補助線7と、前記開裂起点6とが離間するように形成されてなる。斯かる包装袋1によれば、例えば包装袋1の輸送時等に非意図的に前記開裂起点6から前記シール部5が多少引き裂かれても該引き裂きが前記開裂補助線7まで不用意に到達されるのを抑制することができ、前記収容部4が不用意に開封されるのを抑制することができる。
さらに、本実施形態の包装袋1は、前記シール部5を前記開裂起点6から引き裂く際に指で把持される把持部には、突起8が設けられてなる。本実施形態の包装袋1は、該突起8が設けられてなることにより、前記シール部5を前記開裂起点6から引き裂く際に、指が把持部から滑るのを抑制することができる。
また、本実施形態の包装袋1は、収容部4に、開裂補助線7と交差するように、直線状の突起9が設けられてなる。
本実施形態の包装袋は、上記の如く構成されてなるが、次ぎに、本実施形態の包装袋の製造方法について説明する。
本実施形態の包装袋の製造方法は、一対のシート2、3が重ね合わされた状態で周縁部どうしがシールされることにより、シールされたシール部5と、該シール部5に包囲され且つ被収容物を収容し得る収容部4とが形成されてなり、前記シール部5に、該シール部5及び前記収容部4のシートが開裂されて収容部4が開封されるための開裂起点6が形成され、且つ少なくとも前記収容部4のシートに開裂を誘導する開裂補助線7が設けられてなる包装袋1を製造する。
また、本実施形態の包装袋の製造方法は、前記開裂補助線7として、枝分かれがなく且つ前記開裂起点6の開裂予定方向の仮想線と交わる線を形成し、前記開裂予定方向に直交する方向に於いて前記開裂補助線7の開裂起点側先端よりも内側に、且つ前記開裂予定方向に於いて前記開裂補助線7の開裂起点側先端よりも内側に前記開裂起点6の先端を形成する。
尚、本実施形態の包装袋、及び包装袋の製造方法は、上記構成を有するものであったが、本発明の包装袋、及び包装袋の製造方法は、上記構成に限定されず、適宜設計変更可能である。
即ち、本実施形態の包装袋1は、前記開裂起点6が切込みであるが、図4に示すように、本発明の包装袋1は、前記開裂起点6が切欠きであってもよい。斯かる包装袋1は、前記開裂補助線7が、該切欠きの開裂予定方向の仮想線と交わるように配されてなる。尚、本明細書に於いては、開裂起点6たる切欠きの開裂予定方向13とは、切欠きの基端側中央から先端に向かう方向を意味する。
さらに、本実施形態の包装袋1は、4方パウチと称される形態で形成されてなるが、本発明の包装袋1は、3方パウチと称される形態で形成されてもよい。また、本実施形態の包装袋1は、ピロー包装や、ブリスター包装であってもよい。例えば、本発明の包装袋1は、長方形状の一辺の周縁部のシーラントフィルム面と、該一辺の周縁部に対向する一辺の縁部のシーラントフィルム面とが合わされ熱融着されたシート部が形成され、更に他の周縁部の重なり部分が熱融着されたシール部が形成されることにより、収容部が形成される包装袋(3方パウチ、ピロー包装)であってもよく、1対のシートのうち少なくとも一方には収容部としての収容空間を形成するための窪み部が設けられてなる包装袋(ブリスター包装)であってもよい。
1:包装袋、2:シート、3:シート、4:収容部、5:シール部、6:開裂起点、7:開裂補助線、8:突起、9:突起、10:成分、11:切欠きの基端側中央、12:切欠きの先端、13:開裂予定方向、101:開裂起点、102:誘導開裂補助線、103:交差開裂補助線

Claims (3)

  1. シートが重ね合わされた状態で周縁部どうしがシールされることにより、シールされたシール部と、該シール部に包囲され且つ被収容物を収容し得る収容部とが形成されてなり、前記シール部に、該シール部及び前記収容部のシートが開裂されて収容部が開封されるための開裂起点が形成され、且つ少なくとも前記収容部のシートに開裂を誘導する開裂補助線が設けられてなる包装袋であって、
    前記開裂補助線は、枝分かれのない線で形成され且つ前記開裂起点の開裂予定方向の仮想線と交わるように配されてなり、前記開裂起点の先端は、前記開裂補助線の開裂起点側先端よりも前記開裂予定方向に直交する方向に於いて内側に、且つ前記開裂補助線の開裂起点側先端よりも前記開裂予定方向に於いて内側に配されてなることを特徴とする包装袋。
  2. 前記開裂補助線と、前記開裂起点の開裂予定方向の仮想線とが、前記開裂起点が形成された一側縁側のシール部内で交わるように構成されてなる請求項1記載の包装袋。
  3. シートが重ね合わされた状態で周縁部どうしがシールされることにより、シールされたシール部と、該シール部に包囲され且つ被収容物を収容し得る収容部とが形成されてなり、前記シール部に、該シール部及び収容部のシートが開裂されて収容部が開封されるための開裂起点が形成され、且つ少なくとも収容部のシートに開裂を誘導する開裂補助線が設けられてなる包装袋を製造する、包装袋の製造方法であって、
    前記開裂補助線として、枝分かれがなく且つ前記開裂起点の開裂予定方向の仮想線と交わる線を形成し、前記開裂補助線の開裂起点側先端よりも前記開裂予定方向に直交する方向に於いて内側に、且つ前記開裂補助線の開裂起点側先端よりも前記開裂予定方向に於いて内側に前記開裂起点の先端を形成することを特徴とする包装袋の製造方法。
JP2010125957A 2010-06-01 2010-06-01 包装袋及びその製造方法 Expired - Fee Related JP5211108B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010125957A JP5211108B2 (ja) 2010-06-01 2010-06-01 包装袋及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010125957A JP5211108B2 (ja) 2010-06-01 2010-06-01 包装袋及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011251726A true JP2011251726A (ja) 2011-12-15
JP5211108B2 JP5211108B2 (ja) 2013-06-12

Family

ID=45416028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010125957A Expired - Fee Related JP5211108B2 (ja) 2010-06-01 2010-06-01 包装袋及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5211108B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57186338U (ja) * 1981-05-20 1982-11-26
JPH04339766A (ja) * 1991-01-09 1992-11-26 Sig (Schweiz Ind Ges) 引裂開口手段付小袋パッケージ
JPH09328145A (ja) * 1996-06-10 1997-12-22 Kanebo Ltd 液体包装容器
JP2002002790A (ja) * 2000-06-19 2002-01-09 Dainippon Printing Co Ltd 易開封性包装袋
JP2003276744A (ja) * 2002-03-22 2003-10-02 Fujimori Kogyo Co Ltd 袋 体
JP2009078855A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Dainippon Printing Co Ltd 易開封袋

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57186338U (ja) * 1981-05-20 1982-11-26
JPH04339766A (ja) * 1991-01-09 1992-11-26 Sig (Schweiz Ind Ges) 引裂開口手段付小袋パッケージ
JPH09328145A (ja) * 1996-06-10 1997-12-22 Kanebo Ltd 液体包装容器
JP2002002790A (ja) * 2000-06-19 2002-01-09 Dainippon Printing Co Ltd 易開封性包装袋
JP2003276744A (ja) * 2002-03-22 2003-10-02 Fujimori Kogyo Co Ltd 袋 体
JP2009078855A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Dainippon Printing Co Ltd 易開封袋

Also Published As

Publication number Publication date
JP5211108B2 (ja) 2013-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6137097B2 (ja) 包装容器の解体方法
KR20090075633A (ko) 레이저 스코어화 패키징을 위한 방법 및 장치
JP6346504B2 (ja) 包装袋
KR100871590B1 (ko) 절취선을 가지는 포장재
JP2015093691A (ja) 易開封性ピロー包装袋
JP6476800B2 (ja) 包装袋
KR20100102164A (ko) 패키징 유닛
JP6142555B2 (ja) 包装体
JP2009132444A (ja) 包装容器
JP4505532B2 (ja) 包装材及びこの包装材により固体製品を包装した包装体
JP5211108B2 (ja) 包装袋及びその製造方法
JP6447478B2 (ja) フィルム製の包装袋
JP6191065B2 (ja) 包装袋
JP6065466B2 (ja) 包装袋
JP2016094248A (ja) 包装袋
JP4689158B2 (ja) 自立性包装袋
JP2002029548A (ja) 軟包装容器
JP2019069803A (ja) 包装袋
JP2015016878A (ja) 袋体および包装体
JP2019156462A (ja) 包装袋
JP6662012B2 (ja) 包装袋
JP2016150749A (ja) 包装袋及びその製造方法
JP6337654B2 (ja) 包装袋
JP2016088528A (ja) 包装容器およびその解体方法
JP2019001524A (ja) 包装袋

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120803

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130225

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160301

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5211108

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees