JP2011251726A - 包装袋及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 シートが重ね合わされた状態で周縁部どうしがシールされることにより、シールされたシール部と、該シール部に包囲され且つ被収容物を収容し得る収容部とが形成されてなり、前記シール部に、該シール部及び前記収容部のシートが開裂されて収容部が開封されるための開裂起点が形成され、且つ少なくとも前記収容部のシートに開裂を誘導する開裂補助線が設けられてなる包装袋であって、
前記開裂補助線は、枝分かれのない線で形成され且つ前記開裂起点の開裂予定方向の仮想線と交わるように配されてなり、前記開裂起点の先端は、前記開裂補助線の開裂起点側先端よりも前記開裂予定方向に直交する方向に於いて内側に、且つ前記開裂補助線の開裂起点側先端よりも前記開裂予定方向に於いて内側に配されてなることを特徴とする包装袋を提供する。
【選択図】 図1
Description
また、斯かる包装袋においては、前記開裂補助線が所望の位置に形成されることにより、前記開裂補助線の誘導によって前記開裂補助線に沿って前記収容部を所望の位置で切り裂くことができる。このように、斯かる包装袋は、所望の位置で収容部が開封されることにより、被収容物が取り出しやすい状態となる。さらに、斯かる包装袋においては、例えば、被収容物が液体である場合には、包装袋が開封された際に収容部から被収容物が不用意に漏れるのを抑制することができる。また、斯かる包装袋においては、例えば、被収容物がシート状のもの(例えば、コットンシート等)である場合には、包装袋の開封時に該被収容物までも切り裂かれるのを抑制することができる。
斯かる包装体は、該切込みの開裂予定方向の仮想線を挟むように該仮想線に平行する部分を有する2本の開裂補助線102が設けられてなることにより、前記開裂起点101から切り裂いた際に、該開裂補助線102に到達しやすくなるという構成となっている。
しかるに、斯かる包装体では、少なくとも2本も開裂補助線を設ける必要があるため、作製作業に時間を要するという問題がある。
また、斯かる包装袋においては、前記誘導開裂補助線102と前記交差開裂補助線103とがハーフカット線である場合、該ハーフカット線を形成時に交差部分が2重にカットされてしまい、ハーフカットのカットの深さが不均一となり、その結果、開封の際には、この不均一の部分のために抵抗が生じ、切り口がきれいに形成され難いものとなるという問題もある。
前記開裂補助線は、枝分かれのない線で形成され且つ前記開裂起点の開裂予定方向の仮想線と交わるように配されてなり、前記開裂起点の先端は、前記開裂補助線の開裂起点側先端よりも前記開裂予定方向に直交する方向に於いて内側に、且つ前記開裂補助線の開裂起点側先端よりも前記開裂予定方向に於いて内側に配されてなることを特徴とする包装袋にある。
また、通常、前記開封の際には、開封作業者に、開封後に被収容物を保持し得る本体部から、開封の際に該本体部から切断される切断予定部を切り離そうとする心理が働くため、裂け目が、前記一側縁側から離れるに従い前記切断予定方向の仮想線よりも離反方向側に向かって形成されることが多いが、斯かる包装袋によれば、前記開裂起点の先端が、前記開裂補助線の開裂起点側先端よりも前記開裂予定方向に直交する方向に於いて内側に配されてなることにより、このように裂け目が形成されても、裂け目が前記開裂補助線に到達しやすくなり、より一層前記開裂補助線に沿って開封しやすくなるという利点がある。
さらに、斯かる包装袋によれば、前記開裂起点の先端が、前記開裂補助線の開裂起点側先端よりも前記開裂予定方向に於いて内側に配されてなることにより、前記開裂起点から開裂した際に、裂け目が前記開裂補助線により到達しやすくなり、より一層前記開裂補助線に沿って開封しやすくなるという利点がある。
従って、斯かる包装体によれば、開裂補助線に沿って開封しやすいものとなり、しかも、作製作業の時間の点や、歩留まりの点から製造効率の高いものとなる。
前記開裂補助線として、枝分かれがなく且つ前記開裂起点の開裂予定方向の仮想線と交わる線を形成し、前記開裂補助線の開裂起点側先端よりも前記開裂予定方向に直交する方向に於いて内側に、且つ前記開裂補助線の開裂起点側先端よりも前記開裂予定方向に於いて内側に前記開裂起点の先端を形成することを特徴とする包装袋の製造方法にある。
また、該開裂補助線7は、連続的若しくは不連続的に連なった1本の線である。該不連続的に連なった1本の線としては、例えば、ミシン目状の線等が挙げられる。
また、本実施形態の包装袋の製造方法は、前記開裂補助線7として、枝分かれがなく且つ前記開裂起点6の開裂予定方向の仮想線と交わる線を形成し、前記開裂予定方向に直交する方向に於いて前記開裂補助線7の開裂起点側先端よりも内側に、且つ前記開裂予定方向に於いて前記開裂補助線7の開裂起点側先端よりも内側に前記開裂起点6の先端を形成する。
Claims (3)
- シートが重ね合わされた状態で周縁部どうしがシールされることにより、シールされたシール部と、該シール部に包囲され且つ被収容物を収容し得る収容部とが形成されてなり、前記シール部に、該シール部及び前記収容部のシートが開裂されて収容部が開封されるための開裂起点が形成され、且つ少なくとも前記収容部のシートに開裂を誘導する開裂補助線が設けられてなる包装袋であって、
前記開裂補助線は、枝分かれのない線で形成され且つ前記開裂起点の開裂予定方向の仮想線と交わるように配されてなり、前記開裂起点の先端は、前記開裂補助線の開裂起点側先端よりも前記開裂予定方向に直交する方向に於いて内側に、且つ前記開裂補助線の開裂起点側先端よりも前記開裂予定方向に於いて内側に配されてなることを特徴とする包装袋。 - 前記開裂補助線と、前記開裂起点の開裂予定方向の仮想線とが、前記開裂起点が形成された一側縁側のシール部内で交わるように構成されてなる請求項1記載の包装袋。
- シートが重ね合わされた状態で周縁部どうしがシールされることにより、シールされたシール部と、該シール部に包囲され且つ被収容物を収容し得る収容部とが形成されてなり、前記シール部に、該シール部及び収容部のシートが開裂されて収容部が開封されるための開裂起点が形成され、且つ少なくとも収容部のシートに開裂を誘導する開裂補助線が設けられてなる包装袋を製造する、包装袋の製造方法であって、
前記開裂補助線として、枝分かれがなく且つ前記開裂起点の開裂予定方向の仮想線と交わる線を形成し、前記開裂補助線の開裂起点側先端よりも前記開裂予定方向に直交する方向に於いて内側に、且つ前記開裂補助線の開裂起点側先端よりも前記開裂予定方向に於いて内側に前記開裂起点の先端を形成することを特徴とする包装袋の製造方法。
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