JP2019069803A - 包装袋 - Google Patents

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勇希 武居
Yuki Takei
勇希 武居
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【課題】容易かつ確実に、十分な大きさの開封口を確保することができる包装袋を提供する。【解決手段】本発明の包装袋は、第1のシール部および第2のシール部と、背シール部とを有し、互いに対向する両端のうちの一端に第1のシール部が形成され、他端に第2のシール部が形成され、前面および背面に、開封補助線を有し、開封補助線が、第1のシール部から第2のシール部まで延びる波線形状である。【選択図】図1

Description

本発明は、包装袋に関する。特に、医薬品および菓子等を包装したPTP(プレススルーパッケージ)包装シートを収容する包装袋に関する。
フィルムにより構成される包装袋として、様々なタイプの包装袋が知られている。中でも、ガゼット形式の包装袋は、コンパクトに、かつ、効率良く梱包できることから、様々な分野で用いられている。上記ガゼット形式の包装袋は、一般的に、長手方向の端部に設けられた切り欠きを起点に切り裂き、側面部分を取り去ることで開封される。しかしながら、包装袋の容量に対して所定以上の大きさの内容物を包装した場合、開封時に、内容物が干渉することにより裂け目が幅方向に逸れ、側面部分を一部分しか取り去ることができず、その結果、十分な大きさの開封口を確保できない場合がある。
このような問題を解決するために、V字形状またはI字形状などの開封補助線を背シールに平行な方向に沿って断続的に設けることで、直線状に開封し、側面部分を全て取り去ることができる包装袋が提案されている(特許文献1)。しかしながら、特許文献1の包装袋であっても、十分な大きさの開封口を確保できない場合がある。
特開2014−61942号公報
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、容易かつ確実に、十分な大きさの開封口を確保し得る包装袋を提供することにある。
本発明の包装袋は、前面と背面とがシールされた部分である第1のシール部および第2のシール部と、上記背面に形成された背シール部とを有し、互いに対向する両端のうちの一端に上記第1のシール部が形成されており、他端に上記第2のシール部が形成されている、包装袋であって、上記前面および上記背面に、切り裂いて開封する際に裂け目を所定の方向に誘導する開封補助線を有し、上記開封補助線が、上記第1のシール部から上記第2のシール部まで延びる波線形状である。
1つの実施形態においては、上記前面および上記背面のそれぞれに、複数の上記開封補助線を有する。
1つの実施形態においては、互いに隣接する上記開封補助線の波線形状の位相が異なる。
1つの実施形態においては、上記互いに隣接する上記開封補助線の波線形状の位相が互いに逆の位相である。
本発明によれば、容易かつ確実に、十分な大きさの開封口を確保することができる包装袋が提供され得る。
本発明の1つの実施形態による包装袋の概略斜視図である。 本発明の1つの実施形態による包装袋の概略平面図である。 本発明の別の実施形態による包装袋の概略平面図である。
以下、本発明の実施形態について、図1〜図3に基づいて詳細に説明する。以下では、本発明の1つの実施形態による包装袋として、ガゼット方式の包装袋を例に挙げて説明するが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、合掌袋などの他のタイプの包装袋であってもよい。
図1は本発明の1つの実施形態による包装袋100の概略斜視図であり、図2は包装袋100の概略平面図である。包装袋100は、前面21と背面20とがシールされた部分である第1のシール部11および第2のシール部12と、背面20に形成された背シール部13とを有する。第1のシール部11は、互いに対向する両端のうちの一端に形成されており、第2のシール部12は、上記両端のうちの他端に形成されている。背シール部13(背貼り)は、代表的には、第1のシール部11および第2のシール部12に直交する方向に延びる。ガゼット方式の包装袋100はマチを有しており、前面21と背面20との間に側面22および側面23を有する。代表的には、背シール部13は背面20の中央近傍に形成され、背面20に接するように(背面20と略平行になるように)、一方の側面23に向けて折り込まれている。
包装袋100は、前面21に開封補助線30を有し、背面20に開封補助線40を有する。開封補助線30と開封補助線40とは、平面視で互いに重なるように形成されていてもよいし、重ならないように形成されていてもよい。開封補助線30および40は、包装袋100を切り裂いて開封する際に裂け目を所定の方向に誘導し得る。代表的には、開封補助線30および40は、その形状に沿って裂け目を進行させ得る。開封補助線30および40は、第1のシール部11から第2のシール部12まで延びる波線形状である。上記の構成によれば、包装袋100を開封する際、容易かつ確実に、十分な大きさの開封口を確保することができる。特許文献1の包装袋のように開封補助線が断続的に設けられている場合、隣接する開封補助線の間の隙間から裂け目が外側(側面側)に逸れてしまう場合がある。一方、開封補助線の形状を両端部の一端から他端まで延びる直線形状とした場合、内容物の干渉によって裂け目が開封補助線から脱線して外側(側面側)に逸れてしまう場合があり、その結果、十分な大きさの開封口を確保することができない場合がある。これに対し、本実施形態の包装袋100は、第1のシール部11から第2のシール部12まで延びる波線形状の開封補助線30および40を有することにより、直線形状の開封補助線を有する場合と比較して、開封方向にかかる力が分散されて勢いが抑えられ、その結果、裂け目が開封補助線から脱線することを抑制し得る。これにより、第1のシール部11から第2のシール部12まで開封補助線30および40に沿って裂け目が進行し、その結果、十分な大きさの開封口を確保し得る。好ましくは、開封補助線30および40は、前面30および背面40において、中央より側面22側に配置される。これにより、背シール部13を避けて切り裂くことができ、容易に開封され得る。
開封補助線30および40の本数は特に限定されず、前面10および背面20には1本以上の任意の適切な本数の開封補助線30および40が形成され得る。好ましくは、前面21に複数の開封補助線30が形成され、背面20に複数の開封補助線40が形成される。隣接する開封補助線30同士の間隔は特に限定されず、包装袋100の大きさに応じて適切に設定することができる。図示例では、前面21に3本の開封補助線30が形成され、背面20に3本の開封補助線40が形成されている。図1および図2では、説明のため、開封補助線30のうち側面22に近いものから順に、開封補助線30a、開封補助線30b、開封補助線30cとして図示し、開封補助線40のうち側面22に近いものから順に、開封補助線40a、開封補助線40b、開封補助線40cとして図示する。図示例のように3本の開封補助線30を有することにより、例えば、開封時に開封補助線30cに沿って進行していた裂け目が、内容物の干渉によって脱線して側面22側に逸れた場合であっても、開封補助線30cの側面22側に配置された開封補助線30bにより誘導し直すことができる。さらに、開封補助線30bに沿って進行していた裂け目が側面22側に逸れた場合であっても、開封補助線30aにより誘導し直すことができる。背面20に配置された開封補助線40についても同様に、開封補助線40cに沿って進行していた裂け目が脱線して側面22側に逸れた場合であっても、開封補助線40bにより誘導し直すことができ、開封補助線40bに沿って進行していた裂け目が側面22側に逸れた場合であっても、開封補助線40aにより誘導し直すことができる。
図3は本発明の別の実施形態による包装袋101の概略平面図である。本実施形態の包装袋101は、包装袋100の開封補助線30に代えて開封補助線31を有すること以外は、図1および図2に示す包装袋100と同じ構成を有している。本実施形態では、互いに隣接する開封補助線の波線形状の位相が異なる。互いに隣接する開封補助線の波線形状の位相は、より好ましくは、互いに逆の位相である。上記の構成によれば、開封時に内側の開封補助線に沿って進行していた裂け目が脱線して外側に逸れた場合に、より確実に、外側の開封補助線に沿って裂け目を誘導し直すことができる。図3では、説明のため、開封補助線31のうち側面22に近いものから順に、開封補助線31a、開封補助線31b、開封補助線31cとして図示する。開封補助線31bの波線形状の位相は、隣接する開封補助線31aおよび開封補助線31cの波線形状の位相の逆位相である。すなわち、開封補助線31bの波線形状と、開封補助線31aおよび開封補助線31cの波線形状とには、半波長分の位相差がある。これにより、図3中に矢印で示すように、開封補助線31cに沿って進行していた裂け目が脱線して側面22側に逸れて開封補助線31bに交差するとき、包装袋100のように開封補助線30a〜30cの位相が揃っている場合に比べて、裂け目の進行方向と開封補助線31b(開封補助線31bとの交点における接線)とのなす角度を小さくすることができる。これにより、より確実に裂け目を開封補助線31bに沿って誘導し直すことができる。さらに、開封補助線31bに沿って進行していた裂け目が側面22側に逸れた場合であっても、開封補助線31aにより誘導し直すことができる。なお、図示は省略するが、好ましくは、背面20に配置された開封補助線もまた、開封補助線31と同様に、互いに隣接する開封補助線の波線形状の位相が異なる。
図示例の包装袋100および包装袋101は、代表的には、1枚のフィルムを袋状に折り込み、フィルムを重ねた状態で端部をシールすることにより得られ得る。具体的には、方形状のフィルムの一組の辺を重ねてシールすることで背シール部13とし、フィルムの上記一組の辺に直交する2辺のうち一方の辺をシールすることで第1のシール部11とし、他方の辺をシールすることで第2のシール部12とすることにより、包装袋100および包装袋101が得られ得る。
上記フィルムは、代表的には、フィルムの最外層となる基材フィルムと、用途に応じて基材フィルム上に積層された機能層とを有する。基材フィルムとしては、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリプロピレン系、ポリカーボネート系、セロファン等の樹脂フィルムを用いることができる。好ましくは、これらの樹脂フィルムを二軸延伸した延伸フィルムが用いられる。
機能層としては、例えば、バリア層および融着層が挙げられる。バリア層は、例えば、アルミニウム、酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化インジウム、酸化錫、および酸化ジルコニウム等の無機物を基材フィルム上に蒸着すること、または、アルミニウム等の金属箔を基材フィルムに貼り合わせることにより形成され得る。包装袋を構成するフィルムとして、上記バリア層を有するフィルムを用いることにより、ガスバリア性、水蒸気バリア性、機械的強度、耐屈曲性、耐突き刺し性、耐衝撃性、耐磨耗性、耐寒性、耐熱性、耐薬品性、および遮光性等を向上させ、内容物の劣化を防止し得る。融着層は、例えば、高圧法低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMMA)、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリエチレンテレフタレート(PET)に代表されるポリエステル等の樹脂材料を塗布すること、または、これらの樹脂材料からなる樹脂フィルムを接着して積層することにより形成され得る。このような融着層を最内層として備えることにより、ヒートシールによりフィルムの端部をシールすることができる。
1つの実施形態においては、第1のシール部11および/または第2のシール部12の端部は、ギザ歯状または波型状とされている。このような形状により、包装袋の開封時にフィルムを容易に切り裂くことができる。別の実施形態においては、第1のシール部11および/または第2のシール部12の端部の任意の適切な位置に、開封用切り欠きが設けられ得る。開封用切り欠きの形状は、Vの字やIの字(切り込み線)など、任意の適切な形状とすることができる。
開封補助線は、フィルムの他の部分よりも厚みが薄い部分であり得る。このような開封補助線は、代表的には、レーザー照射(例えば、炭酸ガスレーザー照射)によりフィルムをハーフカットすることにより形成される。
本発明の包装袋は、医薬品および菓子等を包装したPTP包装シートを収容する包装袋として好適に用いられる。
11 第1のシール部
12 第2のシール部
13 背シール部
20 背面
21 前面
22 側面
23 側面
30 開封補助線
40 開封補助線
100 包装袋
101 包装袋

Claims (4)

  1. 前面と背面とがシールされた部分である第1のシール部および第2のシール部と、前記背面に形成された背シール部とを有し、
    互いに対向する両端のうちの一端に前記第1のシール部が形成されており、他端に前記第2のシール部が形成されている、包装袋であって、
    前記前面および前記背面に、切り裂いて開封する際に裂け目を所定の方向に誘導する開封補助線を有し、
    前記開封補助線が、前記第1のシール部から前記第2のシール部まで延びる波線形状である、包装袋。
  2. 前記前面および前記背面のそれぞれに、複数の前記開封補助線を有する、請求項1に記載の包装袋。
  3. 互いに隣接する前記開封補助線の波線形状の位相が異なる、請求項2に記載の包装袋。
  4. 前記互いに隣接する前記開封補助線の波線形状の位相が互いに逆の位相である、請求項3に記載の包装袋。
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