JP2013209130A - 包装袋及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】略直線的に開封することができ、且つ、加工適性および流通適性にも優れた包材強度を保持することができる包装袋を提供する。
【解決手段】背貼りシール部の所定部位に開封のきっかけとなる開封用ノッチを有し、開封用ノッチより下方から開始し、開封用ノッチの近傍を通過して開封用ノッチよりも上方の包材内方へと斜め方向に伸びる斜行誘導線と、包装袋の略水平方向への引裂きを誘導する水平誘導線とが連続してなる開封誘導線を有しており、該斜行誘導線のうち少なくとも開封用ノッチによる開封で発生する開封裂け目が達する部分に包材を貫通しない脆弱加工部による連続線からなり、該水平方向への引き裂きを誘導する線は脆弱加工部と非脆弱加工部とが順次形成された点線部からなることを特徴とする包装袋を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は包装袋に関し、特に軟包材フィルムの両側端部を合掌状に背貼りシールして筒状とし、底部と天部をシールしてなる包装袋において、背貼りシール部に設けた開封位置から略水平方向に開封可能であり、製袋工程または流通時に必要な包材強度も確保できる易開封性の包装袋およびその製造方法に関する。
従来から、軟包材をシールして袋体に成形した包装袋が食品、トイレタリーを初めとした様々な用途に用いられている。包装袋としては、種々の形状のものが存在するが、最も一般的な形状として、ピロー型、ガセット型が挙げられる。これらの包装袋は、縦長にスリットした包材の両側端部を合掌状に重ね合わせてシールをし、背貼りシール部を形成して筒状に成形した後、底部と天部をシールして完成する。
これらの包装袋を開封するには、天または底部のカット刃をギザ刃にするなどして開封用ノッチを設け、袋を包材の流れ方向に裂く様に開封するか、背貼りシール部に開封用ノッチを設けて、袋を水平方向に裂く様に開封するか何れの開封方法が一般的である。
縦に裂く場合には、ノッチから包材の流れ方向に沿って開封することが出来るが、内容物の形状影響によっては、開封線が曲がってしまい内容物を取り出すに十分な開口が得られない、開封時の応力により内容物が変形し綺麗に取り出せない等の問題が発生する。
横に裂く場合、いわゆる帽子切り開封をしようとすると、ノッチの両側から包材の目に対し水平方向に包材を裂いていくことから切り難く、裂け目からシーラントが伸びて開封強度が増したり、左右の裂け目位置が合わずに帽子部分を本体から綺麗に切り取ることが出来ない等の問題が発生する。
これに対し、横一軸OPP、横一軸HDPEなど、包材の流れ方向に対し水平方向の直進開封を助けるフィルムを積層することで、包材の裂け目を略水平方向に誘導し、開封強度を安定化させることが可能であるが、左右の裂け目が必ずしも合うものではなく、開封時の応力の掛け方や内容物の立体形状に影響を受け、裂け目が湾曲する。また特にHDPEは裂け目周辺にPE伸びによる毛羽立ちが目立ち、直接口に運ぶ用途からは倦厭される。そして上述の積層構成を採用した場合には、特殊フィルム使用に伴い、包材コストが増大し、汎用性が低下する等の問題がある。
上述の問題を解決するために、特許文献1の包装袋が提案されている。具体的には、レーザー加工により引き裂きを誘導させる連続した開封誘導線を有しており、水平誘導線は略水平方向に伸び、その両端から背貼りシール部の開封用ノッチを含む高さまで立ち上がった誘導線端部を持つ包装袋である。
特許文献1に記載の包装袋は、背貼りシール部に設けられた開封用ノッチから横方向に開封する際、開封裂け目が本開封誘導線に達すると、さらに開封誘導線に沿って開封が順次、端部、中央部と誘導されることにより、裂け目が曲がることなく綺麗に誘導線に沿って開封することが出来、また確実に左右の裂け目が誘導線上で出会うことにより、開封誘導線の上部である帽子部を胴部から切り離すことを可能とした技術である。
しかしながら、特許文献1に記載の包装材には以下の問題がある。すなわち、前記開封誘導線は、印刷を施した包材原反にレーザー加工法によって開封誘導線を形成する工程、
所定巾にスリットする工程、背貼りシールを形成しながら内容物を包み込み、開封ノッチを入れながら密封する工程など、多くの工程を経て形成されるものであり、それぞれの工程において流れ方向に張力が掛かると、前記開封誘導線の部分が張力により伸び、それが原因で開封誘導線の部分にピンホールが生じ、さらには密封性の低下や流通耐性が安定しない等の不具合が発生する。また包材中央部が伸びることにより包材が撓み、包材サイズが変化したり、巻取りの包材中央部に皺や凹みなどが発生するといった不具合が生じる。
また、積層体に対し、貫通しない深さではあるが、ある程度の深さで開封誘導線を設けなければ、裂け目の誘導線追随性は得られないことは自明であるが、特に積層構成が延伸フィルムと熱可塑性シーラント樹脂の2層構成である場合、上述の開封誘導線の深さは延伸フィルム層を貫通する深さで設けなければ裂け目の追随性が得られないが、上記深さまで開封誘導線を設ける加工をレーザー加工により施す場合、延伸フィルムを昇華させる熱エネルギーにより隣接する熱可塑性シーラント層が熱ダメージを受け、より上記に述べた不具合が発生しやすい。2層以上の多層構成や単層構成であっても、開封誘導線において切り残す層の材質、厚みによっては同様の問題が生じる。
特開2011−148546号公報
本発明は上記課題を解決しようとするものであり、包材が例えば少なくとも延伸フィルム等の外層材と最内層にヒートシール性樹脂層を有する内層材の積層体からなる包装袋に、開封時に包装袋の開封ノッチから周方向に対して略直線的に開封することができ、且つ、加工適性および流通適性にも優れた包材強度を保持することができる包装袋を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決する為のものであり、本発明の請求項1に係る発明は、最内層にヒートシール性樹脂層を有する積層体からなる包材の両側端部を合掌状に熱接着して背貼りシール部を形成し、底部および天部をシールしてなる筒状構造を有する包装袋であって、前記背貼りシール部の所定部位に開封のきっかけとなる開封用ノッチを有し、開封用ノッチより下方から開始し、開封用ノッチの近傍を通過して開封用ノッチよりも上方の包材内方へと斜め方向に伸びる斜行誘導線と、包装袋の略水平方向への引裂きを誘導する水平誘導線とが連続してなる開封誘導線を有しており、該斜行誘導線のうち少なくとも開封用ノッチによる開封で発生する開封裂け目が達する部分に包材を貫通しない脆弱加工部による連続線からなり、該水平方向への引き裂きを誘導する線は脆弱加工部と非脆弱加工部とが順次形成された点線部からなることを特徴とする包装袋である。
本発明の請求項2に係る発明は、前記斜行誘導線の水平誘導線への接続部が曲線状に曲がることにより滑らかに繋がっていることを特徴とする請求項1記載の包装袋である。
本発明の請求項3に係る発明は、前記点線部における、非脆弱加工部の長さが0.5mm以下であり、前記脆弱加工部の長さと前記非脆弱加工部の長さの和に対し、前記脆弱加工部の長さの割合が、0.7〜0.9の範囲であることを特徴とする請求項1または2記載の包装袋である。
本発明の請求項4に係る発明は、前記開封誘導線のJIS K−7161により測定する破断強度が、脆弱加工部と非脆弱加工部とが順次形成された点線部で、10N/15m
m以上30N/15mm以下であることを特徴とする請求項1から3何れか1項に記載の包装袋である。
本発明の請求項5に係る発明は、前記開封誘導線が、レーザー加工法により形成されていることを特徴とする請求項1から4何れか1項に記載の包装袋である。
本発明の請求項6に係る発明は、前記水平誘導線の略中央部分に切り残し部を有することを特徴とする請求項1から5何れか1項に記載の包装袋である。
本発明の請求項7に係る発明は、前記脆弱加工部が最内層のヒートシール性樹脂層のみ残された構成であることを特徴とする請求項6項に記載の包装袋である。
本発明の請求項8に係る発明は、印刷を施した包材原反にレーザー加工法によって開封誘導線を形成する工程、印刷を施した包材原反を所定巾にスリットする工程、背貼りシール部を形成し、開封ノッチを設ける工程を少なくとも含むことを特徴とする請求項1から7何れか1項に記載の包装袋の製造方法である。
本発明に関わる包装袋は、包材の巾方向中央に、包装袋の周方向への引裂きを誘導させる開封誘導線を有し、他方向に曲がることなく、また、ヒートシール性樹脂層(以下、シーラント層と記載)だけになることにより、そのシーラント層の伸びによる引裂き強度が過剰になることなく、適度な強度で誘導線に沿った綺麗な開封を行なうことが可能である。
特に、前記斜行誘導線の水平誘導線への接続部が曲線状に曲がることにより滑らかに繋がっていると、開封裂け目が円滑に開封誘導線に従って形成できる。
本発明に係わる包装袋の一実施形態の外観を示した模式図である。 図1に示した包装袋を開封した状態を示した模式図である。 図1に示した包装袋の製袋前の包材の平面模式図である。 図3の部分拡大図である。 図4の部分に相当する他の実施態様を示す拡大図である。 図4の部分に相当するさらに他の実施態様を示す拡大図である。 スリット前の状態の包材の平面図である。 図7とは別のスリット前の状態の包材の平面図である。 図4の部分に相当する本発明に係わる包装袋の製袋前の包材の一比較形態の拡大図である。
以下、図面に従って本発明に係わる包装袋について詳細に説明する。図1は、本発明に係る包装袋の一実施形態の外観を示した模式図であり、図2は図1に示した包装袋を開封した状態を示した模式図である。また図3は、図1に示した包装袋の製袋前の包材の平面模式図である。
本発明の包装袋1は、少なくとも外層と最内層のシーラント層との積層体で構成される包材2である。
前記外層としては、包装袋1を構成する基本素材となることから、例えば、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリプロピレン系、ポリカーボネート系、ポリアセタール系等の合
成樹脂フィルムを用いることができる。この外層として使用する合成樹脂フィルムには、一般的に内層側の面に印刷が施されることが多いために、印刷適性が求められる。このため外層として使用する合成樹脂フィルムとしては、2軸方向に延伸した延伸フィルムが好ましい。
外層フィルムの厚みとしては、基本素材としての強度、剛性などについて必要最小限に保持され得る厚さであればよく、12〜25μm程度が適当である。また、前記フィルムとしてアルミニウム、酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化インジウム、酸化錫、酸化ジルコニウムなどの無機物の蒸着層が形成されたフィルムを用いることで、バリア性を付与することも可能となる。さらに、易カット性を向上させる目的で、セロファンや手切れ性の良いポリエステルフィルム等を使用しも良い。
次に、最内層として使用するシーラント層としては、例えば、低密度ポリエチレン樹脂、中密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、アイオノマー樹脂、エチレンーアクリル酸共重合体樹脂、エチレンーアクリル酸メチル共重合体樹脂、エチレンーメタクリル酸共重合体樹脂、エチレンープロピレン共重合体樹脂等の、熱によって溶融し相互に融着し得るものが挙げられる。これらは単体または2種以上使用しても良く、樹脂およびこれらをフィルム化したシートを使用しても良い。厚みとしては15〜100μmが望ましく、30〜50μmがより好ましい。
本発明においては、前記外層と前記最内層の間に中間層を設けてもよい。例えば、アルミニウム、鉄、銅、錫等の金属箔、あるいは、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、エチレン−プロピレン共重合体樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、ポリ塩化ビニリデン樹脂等のフィルム、あるいはこれらにアルミニウムや酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化インジウム、酸化錫、酸化ジルコニウム等の無機物の蒸着を施したフィルムを使用することができ、これらは単体または2種以上組み合わせて使用しても良い。これらのフィルムを中間層に設けることにより、ガスバリア性、水蒸気バリア性、機械的強度、耐屈曲性、耐突き刺し性、耐衝撃性、耐磨耗性、耐寒性、耐熱性、耐薬品性等を向上させることが可能となる。
以下に、開封誘導線6を形成するための方法について説明する。
本発明に関わる包装袋1は、最内層がシーラント層である包材2の両側端部を合掌状に貼り合せて背貼りシール部3を形成し、底部および天部をシールしてそれぞれボトムシール部4とトップシール部5を形成してなる筒状構造を有する包装袋である。
包装袋1は、背貼りシール部3の所定部位に、開封のきっかけとなる開封ノッチ7を有し、包材2の巾方向中央部に、包装袋1の周方向への引裂きを誘導させる開封誘導線6を有する。開封誘導線6は水平誘導線6aと、その両端から開封用ノッチの近傍を通過して所定の角度をもって包材の側端部に斜めに向かう斜行誘導線6bとからなる。
前記水平誘導線6aは、脆弱加工部と非脆弱加工部とが順次形成された点線からなる。また、斜行誘導線6bはその先端6cが包材2の側端9から1mm以上内側にある。さらに、開封ノッチ7が、包材2を縦にした時に開封誘導線6の最下点6eから最上点6fまでの高さhの範囲内に存在することを特徴とする包装袋である。
本発明に係る包装袋1は、開封に当たって、開封ノッチ7から出発した包材2の裂け目が斜行誘導線6bに到達し、以後は斜行誘導線6b、水平誘導線6aに沿って進行するた
め、開封操作が容易かつ安定しており、開封面の切り口もきれいになる。このように包装袋を周方向に切断して開封するいわゆる帽子切りをする際、内容物が存在しない包装袋の最上部を切断するのであれば、鋏等の道具を用いれば、きれいに開封することも容易であるが、例えば細長い内容物が収納された包装袋の上部を、収納物の頭が露出するように切断しようとすると、鋏等の道具によってうまく開封することは、難しい。本発明に係る包装袋1は、このような帽子切りによる開封が容易に、また安定して行えるものであり、さらにその製造工程においても、安定した生産が可能なものであることを特徴とする。
図3に示したように、包材2の巾方向中央部に設けられた開封誘導線6は、水平誘導線6aと、斜行誘導線6bとからなり、斜行誘導線6bは、水平誘導線6aの両端から所定の角度をもって包材の側端部に向かっている。斜行誘導線の先端6cは、包材2の側端9から1mm以上内側にある。
開封誘導線6が、包材2の側端9にまで到達していると、ウェブに過大なテンションがかかった場合などに、開封誘導線6を開始点として、ウェブが破断する事故が発生する可能性がある。しかし開封誘導線マージン6dが1mm以上であれば、包材2が縦方向に繋がったウェブ状態の段階において、ウェブにかかるテンションによってウェブが開封誘導線6に沿って破断するという問題が発生しにくくなる。開封誘導線マージン6dが1mm未満であると、広巾の原反に開封誘導線をまとめて形成し、隣り合う開封誘導線の間をスリットするような場合に、スリット位置が開封誘導線に接触する危険性が増えるため好ましくない。
次に開封ノッチ7について説明する。開封ノッチ7は、包材2を縦にした時に前記開封誘導線6の最下点6eから最上点6fまでの高さhの範囲内に存在することを特徴とする。通常開封ノッチ7は、包材2の側端部同士を背貼りシールして、背貼りシール部3を形成した後に設けられるので、図3においては、開封ノッチ予定位置7aとして示してある。
図3の実施形態においては、開封誘導線6が、水平誘導線6aとこれよりも下向きに伸びる左右両端の斜行誘導線6bとからなるので、開封誘導線最下点6eは、斜行誘導線の先端6cであり、開封誘導線最上点6fは、水平誘導線6aに一致する。
開封ノッチ7が、この開封誘導線高さhの範囲に存在することにより、包装袋を開封する段階において、開封ノッチ7から出発した包材の裂け目は、斜行誘導線6bに到達し、それ以降は、斜行誘導線6b〜水平誘導線6aへと走る。その結果、開封操作が円滑になされ、開封後の包装袋の切り口もきれいなものとなる。その際、非脆弱部が含まれた点線により6bが形成されていると、裂け目がと非脆弱部が交差すると誘導線に誘導できず、誘導線に沿った開封口が得られないという問題が発生する。
実際の開封ノッチ7は、開封ノッチ予定位置7aに対して、多少位置がばらつくが、このばらつきを見込んだ位置に開封ノッチ予定位置7aを設定し、また開封誘導線高さhを、このばらつきの幅よりも大きくすることにより、開封ノッチ7を開封誘導線高さhの範囲内に納めることが可能となる。通常開封ノッチ7の位置のばらつきは、縦方向でプラスマイナス1mm程度である。なお、開封ノッチ7は、Iノッチ、Uノッチ、Vノッチ等のいずれでもよい。
次に、図3に示したように、包材を縦にした時に開封ノッチ7(図では開封ノッチ予定位置7a)の先端から水平に引いた線と、斜行誘導線6bとが交わる角度θを、10°以上80°以下とすることにより、開封ノッチ7から出発した包材の裂け目がより確実に斜行誘導線6bに到達し、開封誘導線6に沿って裂け目が走りやすくなる。角度θの、より
好ましい値としては、20°以上70°未満であり、40°以上65°未満が最も好ましい。
また、図4や図5の様に、斜行誘導線6bと水平誘導線6aの交差部は曲率半径をもって曲線状に繋げた方が、開封線が交差部で逸脱することなく滑らかに開封が可能となる。
図3に示したように、この実施態様においては、斜行誘導線の先端6cは、背貼りシール予定部3aに到達しており、最終的には背貼りシール部3に取り込まれる位置にある。斜行誘導線の先端6cが、背貼りシール部3に到達していると、開封ノッチ7から出発した包材の裂け目は、より確実に斜行誘導線6bに到達し、開封誘導線6に沿って裂け目が走りやすくなる。
また、前記包材の開封誘導線を含む垂直方向の破断強度が10N/15mm以上であれば、包材の流れ方向の強度が保たれ、包材が製造工程、使用時において開封線を発端とした破断、ピンホール、バリア性低下、局所的な伸びを発することなく、安定した物性を保ちながら製造、使用することが出来る。該破断強度が10N/15mm未満であると、開封誘導線加工および製袋加工時のテンションにより破断が発生する等、後加工適性が得られないという問題が生じる。
また、前記破断強度が30N/15mm以下であれば、他方向に曲がることなく、またシーラント層の伸びによる引裂き強度過剰になることなく、適度な強度で誘導線に沿った綺麗な開封を行なうことが可能である。該破断強度が30N/15mmを超えると、開封誘導線に実開封線を誘導できないという問題が生じる。
また、前記水平誘導線6aが、脆弱加工部と非脆弱加工部とが順次形成された点線からなることにより、更に包材の特に誘導線中央部の強度を保ち、包材が製造工程、使用時において開封誘導線を発端とした破断、ピンホール、バリア性低下、局所的な伸びを発することなく、安定した物性を保ちながら製造、使用することが出来る。
前記点線パターンの誘導線を開封誘導線6、特に水平誘導線6aに集中的に配置する意味合いは、背貼りシール部の開封用ノッチから開封する際、裂け目を斜行誘導線6bに誘導し、水平誘導線6aに達すると、包材の引裂き方向は水平誘導線6aを天地方向に引裂くことになるため、水平誘導線上であれば非脆弱加工部を設けても、裂け目が左右に進むので、非脆弱加工部を引裂き、脆弱加工部に繋げることが容易に出来る。
この場合、水平誘導線6aの略中央に切り残し部を形成することも可能である。切り残し部を形成することにより、上下方向への伸び耐性を高めることができるとともに、帽子部分を本体に繋げたままにすることが可能になり、帽子部分が散乱するこを防止できる。
他方、切り残し部を形成しない構成も可能である。これにより帽子部分と本体を完全に切り離すことが容易であるので、内容物の取出しがより容易となる。
前記点線パターンにおける、非脆弱加工部の長さを0.5mm以下にすることで、非脆弱加工部を引裂き、脆弱加工部に確実に繋げることが出来る。また、前記脆弱加工部の長さと前記非脆弱加工部の長さの和に対し、前記脆弱加工部の長さの割合を0.7以上、0.9以下の範囲にすることにより、引裂き動作により発生する裂け目を、水平誘導線6aに沿って引裂くことが出来る。
この場合、開封用ノッチによる開封で発生する開封裂け目が達する部分が、開封用ニッチの形状や大きさなどによりその位置やその範囲が変わってくるが、その部分が非脆弱加
工部であると誘導が困難になるため、到達する可能性のある部分は少なくとも脆弱加工部である必要がある。
なお、開封裂け目が達する部分となりえない部分でも、角度等により誘導が水平誘導線の部分より困難な場合が想定する場合は、斜行誘導線全体を脆弱加工部としてもよい。
同様に、交差部に図4や図5の様に曲線でつなげる場合、図4の様に交差部を脆弱加工部として誘導性能を重視してもよいし、図5の様に交差部を非脆弱加工部として耐引張性能を重視してもよい。
また、包材2が少なくとも外層と最内層にシーラント層を有する積層体からなる包装袋1に、該外層を前記開封誘導線を形成し、最内層のみを切り残す脆弱部加工を施す際に、炭酸ガスレーザー加工を使用することが望ましい。炭酸ガスレーザー光は、外層基材として汎用的に利用される、PETやNYが吸収し易い波長であるのに対し、シーラントとして汎用的に使用するポリオレフィンは吸収し難く、最内層のみを切り残す脆弱加工に適している。また、前記開封誘導線の様に、加工流れ方向に垂直方向にハーフカットを加工する場合、刃物加工では線圧が不足し、深さ精度が悪化するが、レーザー加工は加工形状の自由度が高いため、前記水平誘導線6aの加工精度も良好である。
しかしながら、最内層のみを切り残すことは、該外層に隣接するシーラント層が熱ダメージを受け、開封誘導線の部分の強度が低下する問題が発生する。この問題に対しては、最内層の前記シーラント層として、融点が110℃以上の樹脂を用いることで、熱ダメージを低減することが出来、開封誘導線の部分の強度の低下を改善することができる。
なお、最内層のシーラント層にアルミ等の金属層を積層した構成では、金属層がレーザー光を反射することから、最内層のシーラント層が熱ダメージを受けることがないので、シーラント層に融点の制約はなく、加工上適性なヒートシール性を有するものが使用できる。
以下に、実施例をもってより具体的に本発明を説明する。
<実施例1>
厚さ12μm、720mm巾の二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムに、絵柄インキを用いて、充填加工用レジスターマークをグラビア印刷加工により施した。
また、絵柄の製品ピッチは175mmとした。その後、上記PETフィルムの印刷面と、厚さ20μm、720mm巾、融点120℃の無延伸ポリプロピレン(CPP)とを、ドライラミネート接着剤A616(三井化学社製)を介してドライラミネーション法により積層し包材を得た。
次に、上記包材に炭酸ガスレーザー加工機を用いて巾方向に、開封誘導線を、略中央部に巾5mmの開封誘導線切り残し部を設けて形成した。その後、140mm巾となるようにスリット加工を施した。
開封誘導線は、流れ方向に底から85mmから115mmの部分に、左右対称に設けられている。
その形状は、斜行誘導線の最下点が包材の巾方向の端部から各々15mmの地点より、
仮想交差点に向かって斜行している。仮想交差点は、斜行誘導線の最上点、すなわち水平誘導線と同じ高さにあり、包材の巾方向の端部から各々20mmの地点にある。しかし、実際に斜行誘導線と水平誘導線が交わるのは仮想交差点ではなく、交差部はφ10mmの円弧形状に曲がることにより滑らかに繋がっている。
その円弧形状の部分を含む斜行誘導線部分は脆弱加工部による連続線であり、水平誘導線は、切り残し部を除いて脆弱加工部と非脆弱加工部とが交互に表われる点線状となっている。
なお、実施例1の脆弱加工部の長さは各々1.0mmであり、非脆弱加工部の長さは各々0.2mmである。
次に、背貼りシール部の巾が10mm、天地サイズが175mmとなる、図1に示したようなピロー包装袋を作製し、ピローに対して巾方向に略水平に延びた水平誘導線と斜行誘導線先端の間、すなわち開封誘導線高さの範囲内に位置するよう、開封きっかけの為のIノッチを設けた。
実施例1と同様にして、表1内の条件で実施例2、3、4、比較例1から4の包材を得た。同様に、実施例2の脆弱加工部の長さは各々0.9mmであり、非脆弱加工部の長さは各々0.1mmである。実施例3の脆弱加工部の長さは各々0.7mmであり、非脆弱加工部の長さは各々0.3mmである。実施例4の切り残し部の長さは5.0mmである。
比較例1は、実施例1と異なり、脆弱加工部の長さは各々1.0mmであり、非脆弱加工部の長さは各々0.2mmであるのは同じであるが、水平誘導線部分だけでなく、斜行誘導線部分も点線状となっている。比較例2から4は、射行誘導線部は全て脆弱加工部の連続線であるが、比較例2の脆弱加工部の長さは各々0.3mmであり、非脆弱加工部の長さは各々0.4mmである。比較例3の脆弱加工部の長さは各々4.0mmであり、非脆弱加工部の長さは各々0.6mmである。比較例3の脆弱加工部の長さは各々5.0mmであり、非脆弱加工部の長さは各々0.1mmである。
<包装袋の評価>
実施例1〜4および比較例1〜4で得られたピロー包装袋について、破断強度、充填後の開封誘導線加工部の外観および開封適性を以下の方法で測定、評価し、その結果を表1に示した。
[破断強度の測定] JIS K−7161による。
[引裂強度の測定] JIS K−7125による。
[開封誘導線加工部の外観評価]
ピンホール評価は、ピンホールチェック液を誘導線加工部に塗布して液のしみ出しを確認した。なお、○はしみ出しなし、×はしみ出しありで評価判定した。
ピッチ伸び評価は、製袋前の状態で、製品ピッチ当りの長さを測定した。なお、○は175mm±1mm以内、×は±1mm以外で評価判定した。
[開封適性評価]
ピロー包装袋をIノッチ(I形の切り口)より開封した。○は開封誘導線に沿って開封できたもので、×は開封誘導線から大きく外れたものである。
<比較結果>
以下に、実施例と比較例の比較的結果について説明する。
実施例1〜4で得られた実施例品は、比較例1〜4で得られた比較例品に比べて、開封誘導線加工部の外観及び開封適性評価においていずれも良好な結果を示した。
Figure 2013209130
1・・・・包装袋
2・・・・包材
3・・・・背貼りシール部
3a・・背貼りシール予定部
4・・・・ボトムシール部
5・・・・トップシール部
6・・・・開封誘導線
6a・・水平誘導線
6b・・斜行誘導線
6c・・斜行誘導線の先端
6d・・開封誘導線マージン
6e・・開封誘導線最下点
6f・・開封誘導線最上点
h・・・・開封誘導線高さ
7・・・・開封ノッチ
8・・・・包材巾
9・・・・包材側端
10・・・スリット予定位置
11・・・レジスターマーク
12・・・切り残し部

Claims (8)

  1. 最内層にヒートシール性樹脂層を有する積層体からなる包材の両側端部を合掌状に熱接着して背貼りシール部を形成し、底部および天部をシールしてなる筒状構造を有する包装袋であって、前記背貼りシール部の所定部位に開封のきっかけとなる開封用ノッチを有し、開封用ノッチより下方から開始し、開封用ノッチの近傍を通過して開封用ノッチよりも上方の包材内方へと斜め方向に伸びる斜行誘導線と、包装袋の略水平方向への引裂きを誘導する水平誘導線とが連続してなる開封誘導線を有しており、該斜行誘導線のうち少なくとも開封用ノッチによる開封で発生する開封裂け目が達する部分に包材を貫通しない脆弱加工部による連続線からなり、該水平方向への引き裂きを誘導する線は脆弱加工部と非脆弱加工部とが順次形成された点線部からなることを特徴とする包装袋。
  2. 前記斜行誘導線の水平誘導線への接続部が曲線状に曲がることにより滑らかに繋がっていることを特徴とする請求項1記載の包装袋。
  3. 前記点線部における、非脆弱加工部の長さが0.5mm以下であり、前記脆弱加工部の長さと前記非脆弱加工部の長さの和に対し、前記脆弱加工部の長さの割合が、0.7〜0.9の範囲であることを特徴とする請求項1または2記載の包装袋。
  4. 前記開封誘導線のJIS K−7161により測定する破断強度が、脆弱加工部と非脆弱加工部とが順次形成された点線部で、10N/15mm以上30N/15mm以下であることを特徴とする請求項1から3何れか1項に記載の包装袋。
  5. 前記開封誘導線が、レーザー加工法により形成されていることを特徴とする請求項1から4何れか1項に記載の包装袋。
  6. 前記水平誘導線の略中央部分に切り残し部を有することを特徴とする請求項1から5何れか1項に記載の包装袋。
  7. 前記脆弱加工部が最内層のヒートシール性樹脂層のみ残された構成であることを特徴とする請求項6項に記載の包装袋。
  8. 印刷を施した包材原反にレーザー加工法によって開封誘導線を形成する工程、印刷を施した包材原反を所定巾にスリットする工程、背貼りシール部を形成し、開封ノッチを設ける工程を少なくとも含むことを特徴とする請求項1から7何れか1項に記載の包装袋の製造方法。
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