JP2016150749A - 包装袋及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
前記開封誘導線を中央に配置して評価片をサンプリングし、この評価片をJIS K−7165によって引張破断ひずみを測定したとき、その引張破断ひずみが50%以下であることを特徴とする包装袋である。
水平誘導線はその両端が前記背貼りシール部に達しない位置にあって、水平方向に伸びる線で構成されており、
端部誘導線は水平誘導線の端部を始点とし、前記背貼りシール部の内部を終点として、傾斜した線で構成されており、
この端部誘導線の始点と終点との垂直方向の間の高さに、前記背貼りシール部にノッチが設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の包装袋である。
前記包材として長尺の包材原反を使用し、レーザー加工法によりこの包材原反に開封誘導線を形成する開封誘導線第1工程。
包材原反をそれぞれの包装袋に適する幅にスリットする第2工程。
包材原反に前記背貼りシール部を形成する第3工程。
前記背貼りシール部にノッチを形成する第4工程。
ているため、天地を持って引っ張ることで開封する場合でも、その開口部を内層が塞ぐことがないのである。
この例では、内層11として、アルミニウム箔(Al箔,厚み7μm)と低密度ポリエチレン(LDPE,厚み35μm)との積層体を使用した。また、外層12として、ポリエステルフィルム(PETフィルム,厚み12μm)と低密度ポリエチレン(LDPE,厚み15μm)との積層体を使用した。なお、PETフィルムには予め印刷を施して使用した。
包材1として、「PETフィルム(厚み12μm)/印刷/LDPE(厚み15μm)/Al箔(厚み7μm)/LDPE(厚み30μm)」の層構成の積層体を使用した外は、実施例1と同様である。この包材1では、内層11が「Al箔(厚み7μm)/LDPE(厚み30μm)」の積層構造を有し、外層12が「PETフィルム(厚み12μm)/印刷/LDPE(厚み15μm)」の積層構造を有している。また、この包材1の製造工程も、LDPEの厚みを除いて実施例1と同様である。
包材1として、「PETフィルム(厚み16μm)/LDPE(厚み15μm)/Al箔(厚み9μm)/LDPE(厚み40μm)」の層構成の積層体を使用した外は、実施例1と同様である。この包材1では、内層11が「Al箔(厚み9μm)/LDPE(厚み40μm)」の積層構造を有し、外層12が「PETフィルム(厚み16μm)/印刷/LDPE(厚み15μm)」の積層構造を有している。また、この包材1の製造工程も、各層の厚みと印刷を施さなかった点を除いて実施例1と同様である。
包材1として、「PETフィルム(厚み12μm)/印刷//Al箔(厚み9μm)/無延伸ポリプロピレンフィルム(CPPフィルム,厚み40μm)」の層構成の積層体を使用した外は、実施例1と同様である。この包材1では、内層11が「Al箔(厚み9μ
m)/CPPフィルム(厚み40μm)」の積層構造を有し、外層12が「PETフィルム(厚み12μm)/印刷」の積層構造を有している。
包材1として、「PETフィルム(厚み12μm)/印刷/LDPE(厚み15μm)/Al箔(厚み9μm)/LDPE(厚み15μm)/直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(LLDPEフィルム,厚み25μm)」の層構成の積層体を使用した外は、実施例1と同様である。この包材1では、内層11が「Al箔(厚み9μm)/LDPE(厚み15μm)/LLDPEフィルム(厚み25μm)」の積層構造を有し、外層12が「PETフィルム(厚み12μm)/印刷/LDPE(厚み15μm)」の積層構造を有している。
包材1として、「PETフィルム(厚み12μm)/印刷/LDPE(厚み15μm)/Al箔(厚み9μm)/LDPE(厚み20μm)/直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE,厚み20μm)」の層構成の積層体を使用した外は、実施例1と同様である。この包材1では、内層11が「Al箔(厚み9μm)/LDPE(厚み20μm)/LLDPE(厚み20μm)」の積層構造を有し、外層12が「PETフィルム(厚み12μm)/印刷/LDPE(厚み15μm)」の積層構造を有している。
包材1として、「PETフィルム(厚み12μm)/印刷/LDPE(厚み15μm)/Al箔(厚み9μm)/LDPEフィルム(厚み15μm)/直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPEフィルム,厚み40μm)」の層構成の積層体を使用した外は、比較例1と同様である。また、この包材1の製造工程も、LDPE(厚み15μm)とLLDPE
フィルムの厚みとを除いて比較例1と同様である。この包材1では、内層11が「Al箔(厚み9μm)/LDPE(厚み15μm)/LLDPEフィルム(厚み40μm)」の積層構造を有し、外層12が「PETフィルム(厚み12μm)/印刷/LDPE(厚み15μm)」の積層構造を有している。
実施例1〜4、比較例1〜3の包装袋から評価片をサンプリングし、この評価片をJIS K−7165によって引張破断ひずみを測定した。この、評価片は、図1(b)に示すように、水平誘導線21を中央に配置してサンプリングしたものである。
1c:背貼りシール部
2:開封誘導線 21:水平誘導線 22:端部誘導線
3:ノッチ
x:評価片
Claims (6)
- 内層と外層とを有すると共に、内層の最内層がヒートシール性樹脂層で構成されている積層体を使用し、この積層体からなる包材の両側端部を合掌状に熱接着して垂直方向に背貼りシール部を形成し、底部および天部をシールしてなる筒状構造を有する包装袋であって、この包装袋の水平方向への引裂きを誘導する開封誘導線が、前記外層に設けられている包装袋において、
前記開封誘導線を中央に配置して評価片をサンプリングし、この評価片をJIS K−7165によって引張破断ひずみを測定したとき、その引張破断ひずみが50%以下であることを特徴とする包装袋。 - JIS K−7125により前記開封誘導線に沿って引裂強度を測定したとき、その引裂強度が2N以下であることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
- 前記内層が、前記ヒートシール性樹脂層に加えて、アルミニウム箔を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の包装袋。
- 前記開封誘導線が水平誘導線と端部誘導線とで構成されており、
水平誘導線はその両端が前記背貼りシール部に達しない位置にあって、水平方向に伸びる線で構成されており、
端部誘導線は水平誘導線の端部を始点とし、前記背貼りシール部の内部を終点として、傾斜した線で構成されており、
この端部誘導線の始点と終点との垂直方向の間の高さに、前記背貼りシール部にノッチが設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の包装袋。 - 前記開封誘導線がレーザー加工法によって形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の包装袋。
- 内層と外層とを有すると共に、内層の最内層がヒートシール性樹脂層で構成されている積層体を使用し、この積層体からなる包材の両側端部を合掌状に熱接着して垂直方向に背貼りシール部を形成し、底部および天部をシールしてなる筒状構造を有する包装袋の製造方法であって、この包装袋の水平方向への引裂きを誘導する開封誘導線が、前記外層に設けられている包装袋の製造方法において、次の第1工程から第4工程をこの順に有することを特徴とする包装袋の製造方法。
前記包材として長尺の包材原反を使用し、レーザー加工法によりこの包材原反に開封誘導線を形成する開封誘導線第1工程。
包材原反をそれぞれの包装袋に適する幅にスリットする第2工程。
包材原反に前記背貼りシール部を形成する第3工程。
前記背貼りシール部にノッチを形成する第4工程。
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JP2015027385A JP2016150749A (ja) | 2015-02-16 | 2015-02-16 | 包装袋及びその製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018034871A (ja) * | 2016-09-01 | 2018-03-08 | 凸版印刷株式会社 | 包装袋 |
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JP2012131524A (ja) * | 2010-12-21 | 2012-07-12 | Toppan Printing Co Ltd | 包装袋及びその製造方法 |
JP2013018230A (ja) * | 2011-07-13 | 2013-01-31 | Toppan Printing Co Ltd | 積層体および包装袋 |
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