JP6476800B2 - 包装袋 - Google Patents

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本発明は、包装袋に関する。
食品などの被包装物を密封保存する包装袋が知られている。包装袋には、側端部にノッチ等を設けることによって、開封を容易にする工夫が施されている。また、開口部近傍に、合成樹脂製ファスナーなどの再封止手段を取り付けて、開封した後も再封止を可能とした包装袋もある。包装袋にこのような再封止手段を設けることによって、被包装物が一度に全部消費されず、何回かに亘って消費される場合にも、被包装物を繰り返し密封保管することができる。
このような包装袋の開封方法としては、側端部のシール部に設けたU字型又はV字型のノッチなどの易開封加工部をきっかけとして、積層フィルムを切り開く方法が一般的である。このような開封方法においては、易開封加工部から切り開きを開始した後に、裂け目が曲がって、再封止手段を切断する場合がある。このような事態を回避するため、易開封加工部近傍に、切り開きの軌道となるハーフカット線を予め入れておき、想定外の方向に切り口が曲がってしまうことを回避している。
ところで、上述のような包装袋は、材質の異なるフィルムを複数積層した一対の積層フィルムの周縁部を貼り合わせて形成される。包装袋の開封時に、このような一対の積層フィルムを単に直線状に切断すると、開封するとき又は再封止した状態から再開封するときに積層フィルムが掴み難く、開封し難いという問題があった。このような問題を解消するために、包装袋の表面と裏面でハーフカット線の軌道を異ならせて、開封後に積層フィルムが掴みやすくする技術が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2013−209159号公報 特開2013−209160号公報
ところが、特許文献1,2のようにガイド線を形成しても、切り開きの経路が想定していた軌道からずれて切り口が斜めになり、十分なサイズの開口が形成できないことがあった。本発明者らの検討によれば、切り開きの当初において、切り開きの経路が想定した軌道から大きくずれた場合に、ガイド線を通過してしまい、これが、切り口が斜めになることの原因となっていることが分かった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、より確実にハーフカット線に沿って切り開くことが可能な包装袋を提供することを目的とする。
本発明は、一つの側面において、
一対の積層フィルムの周縁を貼り合わせてなるシール部と、前記シール部よりも内側の非シール部に被包装物を封入する収容部と、一対の側端部及びその間を横断するように切断して前記収容部を開封する開封手段と、を備える包装袋であって、
前記開封手段は、一対の前記側端部のそれぞれに設けられる易開封加工部と、前記積層フィルムの一方に、前記易開封加工部の間を直線状に横断するように設けられる第1ハーフカット線と、前記積層フィルムの他方に、前記易開封加工部の間において、下端部側に膨らむように設けられる第2ハーフカット線と、上端部側に膨らむように設けられる第3ハーフカット線と、一対の前記側端部近傍の非シール部のそれぞれにおいて、前記第2ハーフカット線及び前記第3ハーフカット線の一部を挟むように設けられる一対の補助ハーフカット線と、を有しており、
前記第2ハーフカット線及び前記第3ハーフカット線は、前記第1ハーフカット線の少なくとも一部を挟むように設けられ、前記第2ハーフカット線の端点及び前記第3ハーフカット線の端点は、前記一対の補助ハーフカット線の間に位置する、包装袋を提供する。
本発明の包装袋のように、下端部側及び上端部側に膨らむようにそれぞれ設けられる第2ハーフカット線及び第3ハーフカット線を有する包装袋は、表面と裏面の積層フィルムの切り口をずらすことによって、切り口が把持しやすくなり、開封及び再開封を容易にすることができる。しかしながら、第2ハーフカット線及び第3ハーフカット線のように非一直線状のハーフカット線の場合、一直線状のハーフカット線に比べて、切り開きの経路が想定していた軌道から大きくずれやすい。
そこで、本発明の包装袋は、第2ハーフカット線及び第3ハーフカット線を有する他方の積層フィルムに、第2ハーフカット線及び第3ハーフカット線の一部を挟むように設けられる一対の補助ハーフカット線を有する。そして、第2ハーフカット線の端点及び第3ハーフカット線の端点は、一対の補助ハーフカット線の間に位置している。この包装袋は、このような補助ハーフカット線を有することから、切り開きの当初において、切り開きが第2ハーフカット線及び第3ハーフカット線の端部を通過せずに切り開きの経路が想定していた軌道から大きくずれた場合に、切り開きの方向を第2ハーフカット線又は第3ハーフカット線に向かうように誘導して、切り開きの経路を、切り開きの軌道となる第2ハーフカット線又は第3ハーフカット線に戻すことができる。これによって、より確実にハーフカット線に沿って切り開くことができる。
本発明は、別の側面において、
一対の積層フィルムの周縁を貼り合わせてなるシール部と、前記シール部よりも内側の非シール部に被包装物を封入する収容部と、一対の側端部及びその間を横断するように切断して前記収容部を開封する開封手段と、を備える包装袋であって、
前記開封手段は、一対の前記側端部のそれぞれに設けられる易開封加工部と、前記積層フィルムの一方に、前記易開封加工部の間を直線状に横断するように設けられる第1ハーフカット線と、前記積層フィルムの他方に、前記易開封加工部の間において、下端部側に膨らむように設けられる第2ハーフカット線と、上端部側に膨らむように設けられる第3ハーフカット線と、一対の前記側端部及びその間を横断し、前記第2ハーフカット線及び前記第3ハーフカット線のそれぞれに接し、前記第2ハーフカット線及び前記第3ハーフカット線を挟むように設けられる一対の補助ハーフカット線と、を有しており、
前記第2ハーフカット線及び前記第3ハーフカット線は、前記第1ハーフカット線の少なくとも一部を挟むように設けられ、前記第2ハーフカット線の端点及び前記第3ハーフカット線の端点は、前記一対の補助ハーフカット線の間に位置する包装袋を提供する。
このような包装袋は、下端部側及び上端部側に膨らむようにそれぞれ設けられる第2ハーフカット線及び第3ハーフカット線を有する他方の積層フィルムに、第2ハーフカット線及び第3ハーフカット線のそれぞれに接し、第2ハーフカット線及び第3ハーフカット線を挟むように設けられる一対の補助ハーフカット線を有する。この包装袋は、このような補助ハーフカット線を有することから、切り開きの当初において、切り開きが第2ハーフカット線及び第3ハーフカット線の端部を通過せずに切り開きの経路が想定していた軌道から大きくずれた場合に、切り開きの方向を第2ハーフカット線又は第3ハーフカット線に向かうように誘導して、切り開きの経路を、切り開きの軌道となる第2ハーフカット線又は第3ハーフカット線に戻すことができる。これによって、より確実にハーフカット線に沿って切り開くことができる。
上述の包装袋における補助ハーフカット線は、第1ハーフカット線に平行な直線状であることが好ましい。これによって、切り開きの方向を、第2ハーフカット線又は第3ハーフカット線に向かう方向に、一層スムーズに誘導することができる。
補助ハーフカット線は、非シール部及び側端部のシール部に延在することが好ましい。これによって、シール部よりも剛性の低い非シール部において、切り開き経路が第2ハーフカット線又は第3ハーフカット線から外れた場合に、切り開きの方向を誘導して、切り開きを第2ハーフカット線又は第3ハーフカット線に戻すことができる。
第2ハーフカット線及び第3ハーフカット線は、一対の側端部のシール部のそれぞれ又は一対の側端部近傍の非シール部のそれぞれにおいて第1ハーフカット線上に収束することが好ましい。これによって、易開封加工部からの切り開きを、第2ハーフカット線又は第3ハーフカット線に一層容易に誘導することができる。
包装袋は、開封手段よりも収容部側に、開封手段によって開封した後に収容部を再封止する再封止手段を備えていてもよい。これによって、収容部の開封と再封止を繰り返し実施することができる。このような実施形態は、被包装物が一度に消費されない場合に特に有用である。
本発明によれば、より確実にハーフカット線に沿って切り開くことが可能な包装袋を提供できる。
本発明の包装袋の第1実施形態を模式的に示す平面図である。 図1に示す包装袋を裏面から見たときの平面図である。 図1の包装袋を開封した状態を示す平面図である。 図1の包装袋の開封手段の一部を拡大して示す部分平面図である。 本発明の包装袋の第2実施形態を模式的に示す平面図である。 本発明の包装袋の第3実施形態に係る包装袋の開封手段の一部を拡大して示す部分平面図である。 本発明の包装袋の第4実施形態を模式的に示す平面図である。 本発明の包装袋の第5実施形態を模式的に示す平面図である。 本発明の包装袋の第6実施形態を模式的に示す平面図である。 本発明の包装袋の第7実施形態を模式的に示す平面図である。 本発明の包装袋の第8実施形態を模式的に示す平面図である。 比較例の包装袋を模式的に示す平面図である。
本発明の実施形態を、図面を参照しながら以下に説明する。ただし、以下の実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明を以下の内容に限定する趣旨ではない。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一符号を用い、場合により重複する説明は省略する。また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。更に、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
図1は、本発明の包装袋の一実施形態(第1実施形態)の表面側を模式的に示す平面図である。図2は、この包装袋の裏面側を模式的に示す平面図である。包装袋10は、略矩形の一対の積層フィルム12,13の周縁を貼り合わせてなるシール部11と、シール部11によって一対の積層フィルム12,13の間に形成される収容部18とを備える。すなわち、包装袋10は、側端部14、下端部16及び上端部17がシール部11によってシールされている。包装袋10は、シール部11に包囲された非シール部(シート部)15に、食料品等の被包装物が収容される収容部18を備える。収容部18には、食料品等の被包装物が封入される。なお、下端部16のシール部11は、被包装物を収容部18に充填した後にシールしてもよい。
積層フィルム12,13は、フィルム状のものが2層又は3層以上積層されて構成される。積層フィルム12,13としては、例えば、内側から、シーラント層/中間層/基材層の積層構造を有するものが挙げられる。
シーラント層としては、例えば、ポリオレフィン系樹脂が挙げられる。より具体的には、低密度ポリエチレン樹脂、中密度ポリエチレン樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂;エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−メタアクリル酸樹脂共重合体等のエチレン系樹脂;ポリエチレンとポリブテンのブレンド樹脂;ホモポリプロピレン樹脂、プロピレン−エチレンランダム共重合体、プロピレン−エチレンブロック共重合体、プロピレン−αオレフィン共重合体等のポリプロピレン系樹脂等が挙げられる。
中間層としては、例えば、各種バリア性フィルム、及びアルミニウム箔が挙げられる。バリア性フィルムとしては、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、エチレンビニルアルコール共重合体フィルム、ガスバリア性ナイロンフィルム、ガスバリア性ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム等のガスバリア性フィルム;PETフィルム等にアルミニウム等の金属を蒸着した金属蒸着フィルム;PETフィルムに酸化アルミニウム又は酸化珪素等の無機酸化物を蒸着させた無機酸化物蒸着フィルム等が挙げられる。
基材層としては、二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、二軸延伸ポリプロピレン(PP)フィルム、又は二軸延伸ナイロンフィルム等の二軸延伸フィルムが挙げられる。ただし、積層フィルム12,13の積層構造は、上述の態様に制限されず、被包装物の種類、及び求められる気密性のレベル等に応じて種々の材質の層を用いることができる。
包装袋10は、非シール部15の上端側に、包装袋10の側端部14,14及びその間を横断するように切り開いて開封するための開封手段20と、開封手段20よりも下側に、開封手段20によって開封した後に収容部18を再封止する再封止手段30とを備える。
再封止手段30は、開封と密封とを繰り返して行うことが可能な公知の構造を適宜採用することができる。例えば、帯状の突起部と帯状の溝部が嵌合することによって繰り返し密封することが可能な合成樹脂製のファスナーであってもよく、粘着シールであってもよい。
開封手段20は、図2に示すように、一方の(裏側の)積層フィルム13の表面に、一対の側端部14,14の間を直線状に横断する第1ハーフカット線21を有する。第1ハーフカット線は、シール部11に設けられる易開封加工部24,24内を通って、側端部14,14の外縁に到達している。また、開封手段20は、図1に示すように、他方の(表面側の)積層フィルム12の表面に、側端部14,14の間を下端部16側(再封止手段30側)に膨らむように形成される第2ハーフカット線22と、側端部14,14の間を第2ハーフカット線22とは反対側(上端部17側)に膨らむように形成される第3ハーフカット線23とを有する。図1又は図2に示すように、包装袋10を表側又は裏側からみたときに、第2ハーフカット線22及び第3ハーフカット線23は、積層フィルム13の第1ハーフカット線21の少なくとも一部を挟むような位置関係となるように設けられる。
第2ハーフカット線22は、図1中、下端部16側に凸形状となるように設けられ、第3ハーフカット線23は、図1中、上端部17側に凸形状となるように設けられる。第2ハーフカット線22,第3ハーフカット線23は、切り開きを円滑にする観点、切り開き後の切り口を滑らかにする観点、及び、左右のどちらの易開封加工部24から切断しても、同等の切れ味とする観点から、包装袋10を縦断する中心線を基準として左右対称な形状であることが好ましい。また、同様の観点から、端点P1,P2を結ぶ線分を基準として、第2ハーフカット線22及び第3ハーフカット線23は、上下対称となるように設けられることが好ましい。第2ハーフカット線22及び第3ハーフカット線の形状は、図1に示すような放物線状又は円弧状等の曲線状であってもよく、複数の直線で構成される台形のような形状であってもよい。
第2ハーフカット線22及び第3ハーフカット線23の大きさに特に制限はないが、包装袋10の横幅をLとした場合、第2ハーフカット線22及び第3ハーフカット線の端点P1,P2間の長さは、例えば0.5L〜0.9Lであってもよく、0.6L〜0.8Lであってもよい。また、第2ハーフカット線22と第3ハーフカット線23の隙間は、包装袋10を縦断する中心線上において、0.05L〜0.3Lであってもよく、0.1L〜0.2Lであってもよい。端点P1,P2は、シール部11に位置していてもよく、非シール部15に位置していてもよい。
図1のように、包装袋10を正面からみたときに、第2ハーフカット線22と第3ハーフカット線23は、第1ハーフカット線21を挟むように設けられている。また、図2に示すように、第1ハーフカット線21は、第2ハーフカット線22と第3ハーフカット線23とで囲まれる領域を横断するように設けられている。これによって、包装袋10を左右の側端部14のどちらから切り開いた場合であっても、また、上端部17を手前側に引いて又は奥側に押して切り開いた場合であっても、包装袋10を開封手段20で切り開いたときに、積層フィルム12と積層フィルム13の切り開きの経路をずらすことができる。したがって、切り開き後の再封止手段30の開封を容易にすることができる。
図3は、包装袋10を開封した状態を示す平面図である。図3に示すように、包装袋10の切り口40には、積層フィルム13の内面が露出しているため、積層フィルム13の上端を容易に把持することができる。これによって、包装袋10の開封及び再開封を容易に行うことができる。なお、図3では、積層フィルム13を第1ハーフカット線21に沿って切り開き、積層フィルム12を第2ハーフカット線22に沿って切り開いた場合の状態を示している。第1ハーフカット線21と第3ハーフカット線23に沿って切り開いた場合は、同様に切り口がずれて、積層フィルム12の内面が露出することとなる。この場合も、図3の場合と同様に、包装袋10の開封及び再開封を容易に行うことができる。
図4は、包装袋10の開封手段20の一部を拡大して示す部分平面図である。なお、図4は、包装袋10の左側の上側端部しか示していないが、包装袋10の右側の上側端部も同じ構成を有する。開封手段20は、第1ハーフカット線21を含む側端部14,14に易開封加工部24,24を有する。易開封加工部24,24は、複数の貫通孔からなる傷痕群である。傷痕群を構成する横方向に延在する複数の貫通孔は、シール部11において水平方向に並んで列をなしている。そして、当該列は、上下方向に沿って複数設けられている。易開封加工部24,24は、傷痕群に限定されるものではなく、V字状、U字状又はI字状等のノッチであってもよい。傷痕群は、V字状ノッチ及びU字状ノッチと異なり、抜けカスの発生を抑制することができる。
第2ハーフカット線22と第3ハーフカット線23は、側端部14,14のシール部11において第1ハーフカット線21上、すなわち第1ハーフカット線21と重なる位置に収束している。つまり、第2ハーフカット線22と第3ハーフカット線23は、図1に示すように同一の端点P1,P2に収束している。切り開き開始後、第1ハーフカット線21に沿って切り開かれる積層フィルム13とともに、積層フィルム12は切り開かれる。積層フィルム12の切り開きが端点P1(又は端点P2)に到達した後、積層フィルム12は、第2ハーフカット線22又は第3ハーフカット線23に沿って切り開かれることとなる。
第2ハーフカット線22及び第3ハーフカット線23が収束する端点P1,P2は、側端部14,14のシール部11に位置していることから、端点P1,P2と易開封加工部24との間隔を狭くすることができる。これによって、易開封加工部24,24から始まる切り開きを、端点P1,P2に容易に到達させることができる。端点P1,P2と易開封加工部24,24の間隔は、切り開きを一層容易にする観点から、例えば0.01L〜0.1Lである。
図4に示すとおり、包装袋10は、積層フィルム12の側端部14,14の外縁と第2ハーフカット線22及び第3ハーフカット線23とをそれぞれ結ぶ一対の補助ハーフカット線26を有する。一対の補助ハーフカット線26の一方の端点26Bは、側端部14における包装袋10の外縁にそれぞれ位置しており、補助ハーフカット線26の他方の端点26Aは、第2ハーフカット線22及び第3ハーフカット線23にそれぞれ接している。第2ハーフカット線22及び第3ハーフカット線23の端点P1,P2は、一対の補助ハーフカット線26,26の間に位置している。
一対の補助ハーフカット線26は直線状であって互いに平行であり、且つ、第1ハーフカット線21に平行である。なお、本明細書における「平行」とは、2本の直線が並行して延在していればよく、一対の補助ハーフカット線26の機能が大きく損なわれない範囲であれば、厳密に平行でなくてもよく、実質的に平行であればよい。補助ハーフカット線26の長さは、例えば、0.1L〜0.5Lである。一対の補助ハーフカット線26は、易開封加工部24,24及び端点P1,P2を挟むように設けられる。
包装袋10は、補助ハーフカット線26を有することによって、開封開始後、切り開き方向が第2ハーフカット線22又は第3ハーフカット線23の外側にずれた場合に、補助ハーフカット線26が切り開きの方向を軌道修正して第2ハーフカット線22側又は第3ハーフカット線23側に誘導し、切り開きを第2ハーフカット線22又は第3ハーフカット線23に戻すことができる。このようにして、より確実にハーフカット線に沿って切り開くことができる。
補助ハーフカット線26の一方側の端点26Bは、側端部14の外縁に位置している。このため、例えば図4の包装袋10を右側から左側に切り開く場合に、第2ハーフカット線22又は第3ハーフカット線23に沿って切り開きが進行した後、端点26Aから端点26Bに向かうように上下どちらかの補助ハーフカット線26に沿って切り開きが継続されてもよい。
図5は、本発明の包装袋の別の実施形態(第2実施形態)に係る包装袋10aを示す平面図である。包装袋10aは、開封手段の20aにおける補助ハーフカット線26aの形状が、上述の第1実施形態の包装袋10と異なっている。包装袋10aのその他の構成は、包装袋10と同じである。
補助ハーフカット線26aは、側端部14,14及びその間を横断し、第2ハーフカット線22及び第3ハーフカット線23のそれぞれに接し、易開封加工部24,24を挟んで対をなすように設けられる。一対の補助ハーフカット線26aは、直線状であり、第1ハーフカット線21と平行である。第2ハーフカット線22と第3ハーフカット線23は、一対の補助ハーフカット線26aの間において端点P1,P2に収束する。積層フィルム12にある端点P1,P2は、積層フィルム13に形成される第1ハーフカット線21上に位置している。
開封手段20aは、補助ハーフカット線26aを有することから、切り開きの当初において易開封加工部24又はその近傍を切り開く際、切り開きの経路が想定していた軌道から大きくずれた場合に、切り開きの方向を第2ハーフカット線22又は第3ハーフカット線23に向かうように誘導して、切り開きの経路を、切り開きの軌道となる第2ハーフカット線22又は第3ハーフカット線23に戻すことができる。これによって、包装袋が想定外の方向に切り開かれて開封されることを抑制できる。そして、開封手段20aは、直線状であり、第1ハーフカット線21と平行であることから、切り開きの経路を、切り開きの軌道に円滑に戻すことができる。このようにして、より確実にハーフカット線に沿って切り開くことができる。
補助ハーフカット線26aは、切り開きが端点P1又は端点P2を通過して第2ハーフカット線22又は第3ハーフカット線23に沿って進んだ後に、第2ハーフカット線22又は第3ハーフカット線23上から外れた場合であっても、切り開きを、第2ハーフカット線22又は第3ハーフカット線23に再び戻すことができる。なお、補助ハーフカット線26aは、側端部14,14の両方の外縁間に延在している。このため、切り開きが一旦補助ハーフカット線26aに到達した後、補助ハーフカット線26aに沿って切り開きが継続されてもよい。
図6は、本発明の包装袋の別の実施形態(第3実施形態)に係る包装袋10bの開封手段20bの一部を拡大して示す部分平面図である。包装袋10bは、補助ハーフカット線26bの形状が、上述の第1実施形態の包装袋10と異なっている。包装袋10bのその他の構成は、包装袋10と同じである。すなわち、図6には、一方の側端部14側しか示していないが、他方の側端部14側も同様の構成を有する。
開封手段20bの補助ハーフカット線26bは、側端部14の外縁と第2ハーフカット線22及び第3ハーフカット線23とをそれぞれ結び、端点P1(又は端点P2)及び易開封加工部24を挟むように対をなして設けられる。一対の補助ハーフカット線26bは、曲線状であり、側端部14の外縁に向かうにつれて間隔が小さくなっている。
開封手段20bは、補助ハーフカット線26bを有することから、切り開きの当初において易開封加工部24又はその近傍を切り開く際、切り開きの経路が想定していた軌道から大きくずれた場合に、切り開きの方向を第2ハーフカット線22又は第3ハーフカット線23に向かうように誘導して、切り開きの経路を、切り開きの軌道となる第2ハーフカット線22又は第3ハーフカット線23に戻すことができる。これによって、包装袋が想定外の方向に切り開かれて開封されることを抑制できる。
補助ハーフカット線26bは、切り開きが端点P1又は端点P2を通過して第2ハーフカット線22又は第3ハーフカット線23に沿って進んだ後に、第2ハーフカット線22又は第3ハーフカット線23上から外れた場合であっても、切り開きを、第2ハーフカット線22又は第3ハーフカット線23に再び戻すことができる。このようにして、より確実にハーフカット線に沿って切り開くことができる。なお、補助ハーフカット線26bは、側端部14,14の両方の外縁間に延在している。このため、切り開きが一旦補助ハーフカット線26bに到達した後、補助ハーフカット線26bに沿って切り開きが継続されてもよい。
図7は、本発明の包装袋のさらに別の実施形態(第4実施形態)に係る包装袋10cを示す平面図である。包装袋10cは、開封手段20cの易開封加工部24aが、上述の第1実施形態の包装袋10と異なっている。包装袋10cのその他の構成は、包装袋10と同じである。
易開封加工部24aは、傷痕群が形成されておらず、積層フィルム12の他の部分よりも、積層フィルムを構成する層数が少なくなっている。このような易開封加工部24aは、積層フィルム12の側端部14,14の一部の領域において、最表面層を削除することによって形成することができる。例えば、積層フィルム12が外側から基材層/中間層/シーラント層の3層構造を有する場合、易開封加工部24aは、中間層/シーラント層の2層構造となっている。このように中間層を露出させることによって、開封を容易に開始することができる。また、中間層が露出していることから、印刷によるマーキングを行わなくても、使用者が易開封加工部24aを容易に認識することができる。
易開封加工部24aの形状は、特に限定されず、図7のように矩形などの四角形状であってもよく、半円形状、V字形状又はU字形状であってもよい。また、易開封加工部24aは、積層フィルム12のみならず、積層フィルム13にも形成される。これによって、容易に切り開きを開始することができる。
易開封加工部24aを補助ハーフカット線26と組み合わせることは必須ではなく、補助ハーフカット線26に代えて、図5に示す補助ハーフカット線26a又は図6に示す補助ハーフカット線26bであってもよい。
図8は、本発明の包装袋のさらに別の実施形態(第5実施形態)に係る包装袋10dの開封手段20dの一部を拡大して示す部分平面図である。包装袋10dの開封手段20dは、第2ハーフカット線22a及び第3ハーフカット線23aの形状が、上述の第1実施形態の包装袋10と異なっている。包装袋10dのその他の構成は、包装袋10と同じである。すなわち、図8には、一方の側端部14側しか示していないが、他方の側端部14側も同様の構成を有する。
第2ハーフカット線22a及び第3ハーフカット線23aが収束する端点P1(端点P2)は、側端部14近傍の非シール部15に位置している。端点P1,P2を非シール部15に設けると、第2ハーフカット線22a及び第3ハーフカット線23aの形成が容易となるが、易開封加工部24からの切り開きが端点P1(又は端点P2)に到達しない場合がある。しかしながら、包装袋10dは、切り開きが端点P1(又は端点P2)を通過せずに進んだ場合であっても、補助ハーフカット線26によって、切り開きを誘導して第2ハーフカット線22a又は第3ハーフカット線23aに戻すことができる。これによって、想定外の方向に切り開かれて開封されることを抑制することができる。
図9は、本発明の包装袋のさらに別の実施形態(第6実施形態)に係る包装袋10eの開封手段20eの一部を拡大して示す部分平面図である。包装袋10eの開封手段20eは、一対の補助ハーフカット線26c,26cの間隔が、上述の第1実施形態の包装袋10と異なっている。包装袋10dのその他の構成は、包装袋10と同じである。すなわち、図9には、一方の側端部14側しか示していないが、他方の側端部14側も同様の構成を有する。
図9のように、一対の補助ハーフカット線26cの間隔が包装袋10における一対の補助ハーフカット線26よりも狭くなっても、補助ハーフカット線26と同様の作用を有する。包装袋10eは、補助ハーフカット線26cを有することによって、開封開始後、切り開き方向が第2ハーフカット線22又は第3ハーフカット線23の外側にずれた場合に、補助ハーフカット線26cが切り開きの方向を軌道修正して第2ハーフカット線22側又は第3ハーフカット線23側に誘導し、切り開きを第2ハーフカット線22又は第3ハーフカット線23に戻すことができる。このようにして、より確実にハーフカット線に沿って切り開くことができる。
図10は、本発明の包装袋のさらに別の実施形態(第7実施形態)に係る包装袋10fの開封手段20fの一部を拡大して示す部分平面図である。包装袋10fの開封手段20fは、一対の補助ハーフカット線26d,26dの形状が、上述の第5実施形態の包装袋10dと異なっている。包装袋10fのその他の構成は、包装袋10dと同じである。図10には、一方の側端部14側しか示していないが、他方の側端部14側も同様の構成を有する。
図10のように、一対の補助ハーフカット線26dは、一方の端点26Aが側端部14近傍の非シール部15に位置し、他方の端点26Bがシール部11に位置するように設けられる。すなわち、補助ハーフカット線26dの一部が非シール部15に設けられ、補助ハーフカット線26dの他部がシール部11に設けられる。補助ハーフカット線26dは、非シール部15及びシール部11に延在している。そして、一対の補助ハーフカット線26dの間に第2ハーフカット線22a及び第3ハーフカット線23aの端点P1(及び端点P2)が位置している。このような構成であっても、補助ハーフカット線26dは、補助ハーフカット線26と同様の作用を有する。
包装袋10fは、補助ハーフカット線26dを有することによって、開封開始後、切り開き方向が第2ハーフカット線22a又は第3ハーフカット線23aの外側にずれた場合に、補助ハーフカット線26dが切り開きの方向を軌道修正して第2ハーフカット線22a側又は第3ハーフカット線23a側に誘導し、切り開きを第2ハーフカット線22a又は第3ハーフカット線23aに戻すことができる。このようにして、より確実にハーフカット線に沿って切り開くことができる。
補助ハーフカット線26dは、第2ハーフカット線22a及び第3ハーフカット線23aに接していない。したがって、第2ハーフカット線22a又は第3ハーフカット線23aに沿って包装袋10fの中央部の切り開きが進行した後に、切り開きが、第2ハーフカット線22a又は第3ハーフカット線23aから補助ハーフカット線26dに移行することを抑制できる。
図11は、本発明の包装袋のさらに別の実施形態(第8実施形態)に係る包装袋10gの開封手段20gの一部を拡大して示す部分平面図である。包装袋10gの開封手段20gは、一対の補助ハーフカット線26eの長さが、上述の第7実施形態の包装袋10fと異なっている。包装袋10gのその他の構成は、包装袋10fと同じである。図11には、一方の側端部14側しか示していないが、他方の側端部14側も同様の構成を有する。
図11のように、一対の補助ハーフカット線26eは、端点26A,26Bの両方が側端部14近傍の非シール部15に位置している。すなわち、補助ハーフカット線26eは非シール部15のみに設けられる。一対の補助ハーフカット線26eの間には、第2ハーフカット線22a及び第3ハーフカット線23aの端点P1(及び端点P2)が位置している。このような構成であっても、特に切り開きが非シール部15において大きく軌道からずれた場合に、補助ハーフカット線26eは、切り開きの方向を軌道修正して、第2ハーフカット線22a側又は第3ハーフカット線23a側に誘導し、切り開きを第2ハーフカット線22a又は第3ハーフカット線23aに戻すことができる。このようにして、より確実にハーフカット線に沿って切り開くことができる。
補助ハーフカット線26eは、第2ハーフカット線22a及び第3ハーフカット線23aに接していない。したがって、第2ハーフカット線22a又は第3ハーフカット線23aに沿って包装袋10fの中央部の切り開きが進行した後に、切り開きが、第2ハーフカット線22a又は第3ハーフカット線23aから補助ハーフカット線26dに移行することを抑制できる。
上述の各実施形態において、第1ハーフカット線21、第2ハーフカット線22,22a、第3ハーフカット線23,23a、及び補助ハーフカット線26,26a,26b,26c,26d,26eは、線状の溝(切り込み)であり、積層フィルム12,13の最表面層を含む層を切り欠いて形成される。例えば、ダイカッターを用いる方法、又はレーザー光を照射する方法が適用できる。
上述の各実施形態における包装袋10,10a,10b,10c,10d,10e,10f,10gは、例えば、以下の手順で作製できる。まず、印刷を施した基材フィルムに、中間層及びシーラント層等を貼り合わせる。その後、印刷絵柄の位置合わせを行いながら、各ハーフカット線を形成する。
次に、積層フィルム12,13のシーラント層同士を対向させ、再封止手段30となる例えばファスナーテープを挟んだ状態で、上記シーラント層同士を接着し、上端部17及び側端部14,14に対応する位置にシール部11を形成して、シール部11でコの字状に包囲された非シール部15を形成する。シール部11を切断すると共に化粧裁ちをして個々の袋に分割した後、易開封加工部24,24aを形成する。
未シール状態にある下端部16から被包装物を充填する。その後、下端部16において積層フィルム12,13を接着して、下端部16にもシール部11を形成する。このようにして、包装袋10,10a,10b,10c,10d,10e,10f,10gを製造することができる。ハーフカット線は、貼り合わせた一対の積層フィルム12,13を所定の幅にスリットする前に形成することができる。これによって、レーザー光を用いて、スリットされる前の積層フィルム12,13にハーフカット線を効率よく形成することができる。なお、シール部11の形成と、レーザー光によるハーフカット線の形成は同時に行ってもよい。ただし、各工程の順序は上述の例に限定されるものではなく、積層フィルム12,13を所定の幅にスリットした後に、ハーフカット線を形成してもよい。
包装袋10,10a,10b,10c,10d,10e,10f,10gの形状は、四方袋に限定されるものではなく、三方シール袋でもよいし、底テープを付加したスタンディングパウチ形状であってもよい。
(比較例)
図12は、本発明の比較例に相当する包装袋100を模式的に示す平面図である。包装袋100の開封手段200は、側端部14,14のシール部11に一対の補助ハーフカット線260を備える。一対の補助ハーフカット線260は、互いに平行であり、且つ第1ハーフカット線21に平行である。一対の補助ハーフカット線260は、非シール部15に設けられていない。このため、切り開きが端点P1又は端点P2に到達した後、非シール部15において、第2ハーフカット線22又は第3ハーフカット線23から外れた場合に切り開きは軌道から大きくずれて、切り口が斜めになったり、再封止手段30を破損したりする場合がある。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。例えば、補助ハーフカット線は、積層フィルム12のみならず、積層フィルム13に設けてもよい。また、第1ハーフカット線21は、側端部14,14の外縁に到達していなくてもよい。ただし、第1ハーフカット線21は、非シール部15のみならず、一対の側端部14,14のそれぞれのシール部11にも形成されていることが好ましい。易開封加工部24,24aは、第1ハーフカット線と繋がっていてもよいし、繋がっていなくてもよい。
上記各実施形態における第2ハーフカット線及び第3ハーフカット線は、第1ハーフカット線上に収束していなくてもよい。例えば、第2ハーフカット線及び第3ハーフカット線は交わらずに、それぞれの端点が離れていてもよい。この場合、それぞれの端点は、一対の補助ハーフカット線の間に位置する。また、上記各実施形態において、再封止手段を設けることは必須ではなく、用途に応じて再封止手段を設けない構成としてもよい。なお、上記実施形態のうちの一実施形態を構成する要素を、別の実施形態に適用することも可能である。
本発明によれば、非シール部における切り開きのずれを低減し、想定外の方向に引き裂かれて開封されることを抑制できる包装袋を提供することができる。
10,10a,10b,10c,10d,10e,10f,10g…包装袋、11…シール部、12,13…積層フィルム、14…側端部、15…非シール部、16…下端部、17…上端部、18…収容部、20,20a,20b,20c,20d,20e,20f,20g…開封手段、21…第1ハーフカット線、22,22a…第2ハーフカット線、23,23a…第3ハーフカット線、24,24a…易開封加工部、26,26a,26b,26c,26d…補助ハーフカット線、30…再封止手段、40…切り口。

Claims (7)

  1. 一対の積層フィルムの周縁を貼り合わせてなるシール部と、前記シール部よりも内側の非シール部に被包装物を封入する収容部と、一対の側端部及びその間を横断するように切断して前記収容部を開封する開封手段と、を備える包装袋であって、
    前記開封手段は、
    一対の前記側端部のそれぞれに設けられる易開封加工部と、
    前記積層フィルムの一方に、前記易開封加工部の間を直線状に横断するように設けられる第1ハーフカット線と、
    前記積層フィルムの他方に、前記易開封加工部の間において、下端部側に膨らむように設けられる第2ハーフカット線と、上端部側に膨らむように設けられる第3ハーフカット線と、一対の前記側端部近傍の非シール部のそれぞれにおいて、前記第2ハーフカット線及び前記第3ハーフカット線の一部を挟み、前記第2ハーフカット線及び前記第3ハーフカット線に接しないように設けられる一対の補助ハーフカット線と、を有しており、
    前記第2ハーフカット線及び前記第3ハーフカット線は、前記第1ハーフカット線の少なくとも一部を挟むように設けられ、前記第2ハーフカット線の端点及び前記第3ハーフカット線の端点は、前記一対の補助ハーフカット線の間に位置する、包装袋。
  2. 前記補助ハーフカット線は、前記第1ハーフカット線に平行な直線状である、請求項に記載の包装袋。
  3. 前記補助ハーフカット線は、前記非シール部及び前記側端部の前記シール部に延在する、請求項1又は2に記載の包装袋。
  4. 前記第2ハーフカット線及び前記第3ハーフカット線は、一対の前記側端部の前記シール部のそれぞれ又は一対の前記側端部近傍の非シール部のそれぞれにおいて前記第1ハーフカット線上に収束する、請求項1〜のいずれか一項に記載の包装袋。
  5. 前記開封手段よりも前記収容部側に、前記開封手段によって開封した後に前記収容部を再封止する再封止手段を備える、請求項1〜のいずれか一項に記載の包装袋。
  6. 前記第2ハーフカット線の端点及び前記第3ハーフカット線の端点は、前記非シール部に位置している、請求項1〜5のいずれか一項に記載の包装袋。
  7. 前記一対の補助ハーフカット線は、曲線状であり、前記一対の補助ハーフカット線の間隔は、前記側端部の外縁に向かうにつれて小さくなる、請求項1〜6のいずれか一項に記載の包装袋。
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