JP2011251471A - タイヤモールド、空気入りタイヤの製造方法及び空気入りタイヤ - Google Patents

タイヤモールド、空気入りタイヤの製造方法及び空気入りタイヤ Download PDF

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Abstract

【課題】ゴムの流動性を確保しながら、タイヤ外表面でのクラックを防止できるタイヤモールド、空気入りタイヤの製造方法及び空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】タイヤを加硫成型するためのタイヤモールドMにおいて、タイヤ外表面に押し当たるタイヤ成型面10に、最大高さRzが4μm以上であり、最大高さRzの20%を切断レベルcとしたときの負荷長さ率Rmr(c)が3.5%以上かつ最大高さRzの30%を切断レベルcとしたときの負荷長さ率Rmr(c)が25%以下である粗面成型部1を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、タイヤを加硫成型するためのタイヤモールドと、そのタイヤモールドを用いた空気入りタイヤの製造方法と、空気入りタイヤとに関する。
タイヤの加硫成型では、未加硫タイヤの外表面がタイヤモールドのタイヤ成型面に粘着しやすく、それに起因したゴム流れ不足により、図6に示すような接着不良を生じることがある。この接着不良は、タイヤ外表面にて周方向に連続的に剥離又は陥没した領域として認められ、特にサイドウォール部での発生が顕著である。また、そのようなゴム流れ不足は、タイヤ成型面とタイヤ外表面との間での空気の残留を助長し、加硫成型したタイヤの外表面にライトネス又はベアと呼ばれる凹み傷を生じる原因にもなる。
下記特許文献1には、カーカスプライのジョイント部による筋状の凹凸痕を目立ちにくくするために、サイドウォール部の外表面を円周方向に隣り合う複数の扇状領域に区画し、その隣り合う扇状領域の間で表面粗さの差を50μm以上とした空気入りタイヤが記載されている。また、同文献には、そのようなタイヤを成型するために、タイヤモールドのタイヤ成型面の表面粗さを変化させることの記載があり、扇状領域に対応した表面粗さの粗い領域であれば、加硫成型時に未加硫タイヤの粘着を抑えて、ゴムの流動性を向上できると考えられる。
しかし、上記のタイヤモールドでは、表面粗さの粗い領域に含まれる微小凸部がタイヤ側に深く鋭い微小凹部を形成するため、その箇所に歪みが集中しやすくなり、タイヤ外表面でのクラックの起点になるという問題がある。そうかと言って、その領域の表面粗さを低減すると、クラックの防止には効果があるものの、タイヤ成型面に対する未加硫ゴムの流動抵抗が増すため、加硫成型時にゴム流れ不足を起こして接着不良などの外観不具合を生じてしまう。このように、タイヤ成型面の表面粗さに関し、ゴムの流動性の確保とタイヤ外表面でのクラックの防止とは両立が困難であった。
特開平6−106921号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ゴムの流動性を確保しながら、タイヤ外表面でのクラックを防止できるタイヤモールド、空気入りタイヤの製造方法及び空気入りタイヤを提供することにある。
本発明者は、鋭意研究を重ねたところ、タイヤモールドのタイヤ成型面に最大高さRzと負荷長さ率Rmr(c)が特定範囲となる粗面成型部を備えることにより、ゴムの流動性を確保しながら、タイヤ外表面でのクラックを有効に防止できることを見出した。本発明は、かかる技術的知見に基づいてなされたものであり、下記の如き構成により上記目的を達成するものである。
即ち、本発明に係るタイヤモールドは、タイヤ成型面に、最大高さRzが4μm以上であり、最大高さRzの20%を切断レベルcとしたときの負荷長さ率Rmr(c)が3.5%以上かつ最大高さRzの30%を切断レベルcとしたときの負荷長さ率Rmr(c)が25%以下である粗面成型部を備えたものである。
このタイヤモールドでは、タイヤ成型面の粗面成型部にて、最大高さRzが4μm以上、最大高さRzの30%を切断レベルcとしたときの負荷長さ率Rmr(c)(以下、負荷長さ率Rmr(c:Rz30%))が25%以下であるため、粗面成型部が相応に粗く形成され、未加硫ゴムの粘着を抑えてゴムの流動性を確保できる。それでいて、最大高さRzの20%を切断レベルcとしたときの負荷長さ率Rmr(c)(以下、負荷長さ率Rmr(c:Rz20%))が3.5%以上であるため、負荷長さ率Rmr(c:Rz30%)が25%以下であることと相俟って、粗面成型部に含まれる微小凸部の尖り具合が抑えられる。その結果、タイヤ側に形成される微小凹部が緩やかになり、タイヤ外表面でのクラックの発生を有効に防止できる。
本発明における最大高さRz、負荷長さ率Rmr(c)は、それぞれJISB0601:2001に規定される最大高さ粗さRz、粗さ曲線の負荷長さ率Rmr(c)に該当し、当該規定に準拠する。また、評価の方式及び手順並びに測定機の特性は、JISB0633:2001及びJISB0651:2001の規定に準拠する。基準長さと評価長さは、粗面成型部の表面性状に応じて定められ、最大高さRzが10μm以下の場合は基準長さが0.8mm、評価長さが4mmであり、最大高さRzが10μmを超え且つ50μm以下の場合は基準長さが2.5mm、評価長さが12.5mmであり、最大高さRzが50μmを超える場合は基準長さが8mm、評価長さが40mmである。
本発明のタイヤモールドでは、前記タイヤ成型面のサイドウォール部を成型する領域に前記粗面成型部が形成されているものが好ましい。タイヤ成型面のサイドウォール部を成型する領域ではゴム流れ不足を起こしやすいことから、当該領域に粗面成型部を形成することにより、接着不良の発生を効果的に防止できて実用的になる。
また、本発明に係る空気入りタイヤの製造方法は、上記した何れかのタイヤモールドを用いてタイヤを加硫成型する工程を備えるものである。この方法では、上記の如き粗面成型部を備えたタイヤ成型面によって、ゴム流れ不足による接着不良などの外観不具合の発生を抑えることができる。しかも、その粗面成型部に含まれる微小凸部の尖り具合を抑えて、タイヤ側には緩やかな微小凹部が形成されるため、タイヤ外表面でのクラックの発生を有効に防止できる。
また、本発明に係る空気入りタイヤは、外表面に、最大高さRzが4μm以上であり、正負逆転した粗さ曲線に関して、最大高さRzの20%を切断レベルcとしたときの負荷長さ率Rmr(c)が3.5%以上かつ最大高さRzの30%を切断レベルcとしたときの負荷長さ率Rmr(c)が25%以下である粗面部を備えたものである。
この空気入りタイヤでは、外表面の粗面部にて、最大高さRzが4μm以上、正負逆転した粗さ曲線における負荷長さ率Rmr(c:Rz30%)が25%以下であるため、加硫成型時にゴムの流動性を確保して、接着不良などの外観不具合が防止されたものとなる。それでいて、正負逆転した粗さ曲線における負荷長さ率Rmr(c:Rz20%)が3.5%以上であるため、負荷長さ率Rmr(c:Rz30%)が25%以下であることと相俟って、タイヤ外表面での微小凹部の尖り具合が緩やかになり、クラックの発生を有効に防止できる。
正負逆転した粗さ曲線とは、タイヤ外表面における粗さ曲線を粗さ平均線(X軸)にて反転させて、正負を逆転した粗さ曲線を指す。したがって、正負逆転した粗さ曲線に関するRmr(c)は、タイヤ外表面における微小凸部が微小凹部となり、微小凹部が微小凸部となるように、実体側を反対にした粗さ曲線に基づいて評価される。
本発明のタイヤモールドでは、サイドウォール部の外表面に前記粗面部が形成されているものが好ましい。サイドウォール部の外表面では、ゴム流れ不足による接着不良の発生が顕著であることから、当該部位に粗面部を形成することにより接着不良の発生を効果的に防止することができる。
本発明に係るタイヤモールドの一例を概略的に示す縦断面図 図1のA−A矢視断面図 最大高さRzと負荷長さ率Rmr(c)を説明するための粗さ曲線を示す線図 タイヤモールドへの未加硫タイヤのセットを説明する断面図 本発明に係る空気入りタイヤの一例を示す斜視図 接着不良を説明するための空気入りタイヤの斜視図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1には、タイヤ用加硫金型であるタイヤモールドM(以下、モールドM)の概略断面図を示す。加硫成型時には、未加硫タイヤがモールドMにタイヤ軸方向を上下にしてセットされ、タイヤ成型面10にタイヤ外表面が押し当てられる。モールドMは、トレッド部を成型するトレッド型部M1と、サイドウォール部を成型するサイド型部M2,M3とを備え、各型部の内周面11〜13がタイヤ成型面10を構成する。図示を省略しているが、トレッド型部M1の内周面11には、トレッドパターンに対応した凹凸形状が形成されている。
このモールドMは、タイヤ成型面10に、最大高さRzと負荷長さ率Rmr(c)を特定範囲に設定した粗面成型部を備える。粗面成型部は、タイヤ成型面10の少なくとも一部に備えられ、好ましくはタイヤ周方向に沿った環状の領域に形成される。本実施形態では、図2に示すように、タイヤ成型面10の下側のサイドウォール部を成型する領域6に粗面成型部1が形成されており、この領域6はトレッド型部M1の内周面11の一部とサイド型部M3の内周面13に亘る。かかる領域6には、ロゴ等の模様やサイドプロテクターが形成される場合があるが、それらにも任意に粗面成型部1を形成できる。
粗面成型部1は、最大高さRzが4μm以上であり、負荷長さ率Rmr(c:Rz20%)が3.5%以上かつ負荷長さ率Rmr(c:Rz30%)が25%以下である。なお、負荷長さ率Rmr(c:Rz20%)とは、最大高さRzの20%を切断レベルcとしたときの負荷長さ率Rmr(c)を意味し、負荷長さ率Rmr(c:Rz30%)とは、最大高さRzの30%を切断レベルcとしたときの負荷長さ率Rmr(c)を意味する。
図3に示すように、最大高さRzは、粗さ曲線Rの山高さの最大値と谷深さの最大値との和であり、五つの連続した基準長さlrごとに得られる測定データの平均値として求められる。負荷長さ率Rmr(c)は、切断レベルcにおける粗さ曲線要素の負荷長さMl(c)の評価長さlnに対する比であり、Rmr(c)=負荷長さMl(c)/評価長さlnの式により求められる。負荷長さMl(c)は、評価長さlnにおける最高の山頂の位置を基準とする切断レベルcの直線Lで切断された粗さ曲線要素の実体側の長さの和(Ml+Ml+・・・)である。
本発明は、粗面成型部1に対し、最大高さRzと併せて、切断レベルcが異なる二つの負荷長さ率Rmr(c)を特定するものである。その一つが負荷長さ率Rmr(c:Rz20%)、もう一つが負荷長さ率Rmr(c:Rz30%)であり、どちらも粗さ曲線の山の先端側の太さ(X軸方向長さ)に関連する。本発明者は、最大高さRzと、これらの負荷長さ率Rmr(c)が特定範囲となる粗面成型部1を形成することで、加硫成型時のゴムの流動性を確保しながら、加硫成型後のタイヤ外表面でのクラックを有効に防止できることを見出した。
即ち、最大高さRzが4μm以上、負荷長さ率Rmr(c:Rz30%)が25%以下である粗面成型部1では、表面性状が相応に粗くなり、その粗さ曲線の山の先端側が適度に細くなる。それ故、加硫成型時には未加硫ゴムの流動抵抗が小さくなり、ゴムの流動性を確保することができる。これに対し、最大高さRzが4μm未満であったり、Rmr(c:Rz30%)が25%を超えていたりすると、粗面成型部が平滑化されて未加硫ゴムの流動抵抗が増すため、加硫成型時にゴム流れ不足を引き起こしてタイヤ外表面に外観不具合を生じる恐れがある。
それでいて、この粗面成型部1では、負荷長さ率Rmr(c:Rz20%)が3.5%以上であるため、負荷長さ率Rmr(c:Rz30%)が25%以下であることと相俟って、粗面成型部1に含まれる微小凸部の尖り具合を抑えられる。つまり、これらの負荷長さ率Rmr(c)の相対関係に基づき、粗面成型部1の粗さを確保しながらも、その粗さ曲線の山の先細りを緩和して、その先端を幾分か緩やかに形成できるのである。これに対し、負荷長さ率Rmr(c:Rz20%)が3.5%未満であると、粗さ曲線の山が先細りして鋭くなり、粗面成型部の微小凸部によりタイヤ側に深く鋭い微小凹部が形成されて、歪みが集中しやすくなる。それ故、例えばオゾン雰囲気中で歪みが繰り返し作用すると、その箇所を起点にクラックが発生してタイヤ外表面に顕在化することが懸念される。
粗面成型部1の最大高さRzは、粗面成型部1を粗く形成するうえで4〜30μmが好ましく、8〜20μmがより好ましく、10〜15μmが特に好ましい。負荷長さ率Rmr(c:Rz20%)は、負荷長さ率Rmr(c:Rz30%)を下回り、タイヤ外表面でのクラックを確実に防止するうえで7%以上が好ましい。負荷長さ率Rmr(c:Rz30%)は、負荷長さ率Rmr(c:Rz20%)を上回り、ゴムの流動性を効果的に確保するうえで20%以下が好ましい。
サイドウォール部を成型する領域はゴム流れ不足を起こしやすいため、本実施形態のように当該領域に粗面成型部1を形成することにより、ゴムの流動性を的確に確保して、接着不良の発生をより確実に防止できる。ゴム流れ不足は、タイヤの最大幅位置からリムラインに至る領域(図5の領域7に相当)で特に顕著であるため、少なくともタイヤ成型面10の当該領域に粗面成型部1を形成することが望ましい。無論、サイド型部M2の内周面12や、トレッド型部M1の内周面11の全部に粗面成型部1を形成することも有効であり、タイヤ成型面10全体に粗面成型部1を形成しても構わない。
粗面成型部1は、上述した表面性状が得られるものであれば、その加工方法や加工条件は特に限られない。粗面成型部1の加工方法としては、砂や研磨材を吹き付けるサンドブラスト加工や、FeCl3溶液を主成分とするエッチング液などを吹きかけるエッチング加工が例示され、それらの加工後にサンドペーパーなどで軽く研磨することも有用である。
図2では、粗面成型部1をタイヤ周方向に均一に形成した例を示すが、これを不均一に形成しても構わない。但し、上記特許文献1に記載のモールドのように粗面成型部を不均一に形成すると、最大高さRzなどの表面性状に係るパラメータを制御し難くなり、また、タイヤ外表面に光沢の差異を生じて外観に違和感を与え得ることから、均一に形成する方が好ましい。
粗面成型部1をタイヤ周方向に均一に形成する際には、タイヤ周方向に工具を移動させながら加工するなどして、その粗面成型部1における加工の筋目をタイヤ周方向に沿ってスパイラル状に延在させることが好ましい。それにより、粗面成型部1の微小凹凸がタイヤ周方向に沿ったスパイラル状に延在するため、加硫成型時に空気を効率的に排出して、タイヤ外表面でのライトネスの発生を防止しやすくできる。
次に、本発明に係る空気入りタイヤの製造方法について説明するが、タイヤを加硫成型する工程以外は、従来のタイヤ製造工程と同様にして行うことができるため、加硫成型工程についてのみ説明する。この空気入りタイヤの製造方法は、タイヤ成型面10に上記の如き粗面成型部1を備えたモールドMを用いて、タイヤを加硫成型する工程を有する。
加硫成型工程では、図4に示すように加硫成形前の未加硫タイヤTをセットした後、モールドMを図1のように型締めしてタイヤ成型面10をタイヤ外表面に押し当て、タイヤTへの加熱及び加圧を施す。このとき、粗面成型部1では上述のようにゴムの流動性が確保されるため、成型後のタイヤTにおいて、ゴム流れ不足による接着不良などの外観不具合の発生が抑えられる。また、タイヤTの外表面には、粗面成型部1が転写して、微小凹部が比較的緩やかとなる粗面部が形成されるため、タイヤ外表面でのクラックの発生を有効に防止できる。
このような加硫成型工程を経て製造された空気入りタイヤTは、図5に示すように外表面に粗面部2を備える。粗面部2は粗面成型部1の転写により成型されているため、その表面性状は、最大高さRzが4μm以上であり、正負逆転した粗さ曲線に関して、負荷長さ率Rmr(c:Rz20%)が3.5%以上かつ負荷長さ率Rmr(c:Rz30%)が25%以下である。
双方の負荷長さ率Rmr(c)を正負逆転した粗さ曲線により規定しているのは、粗面成型部1と粗面部2とでは粗さ曲線の実体側が反対になるためである。即ち、モールドMの粗面成型部1において図3の粗さ曲線Rが得られる場合、この粗面成型部1により成型された粗面部2では、図3上方が実体側となる粗さ曲線が得られることになるため、粗さ平均線(X軸)にて反転させた粗さ曲線で負荷長さ率Rmr(c)を定めているのである。
この空気入りタイヤTでは、上記の如き表面性状を有する粗面部2を外表面に備えるため、加硫成型時には粗面部2にてゴムの流動性が確保され、接着不良などの外観不具合が防止されたものとなる。それでいて、タイヤ外表面での微小凹部の尖り具合が緩やかであるため、クラックの発生を有効に防止できる。タイヤTは、リムに着座するビード部からタイヤ径方向外側に延びたサイドウォール部3と、そのサイドウォール部3の外端に連なって踏面を構成するトレッド部4とを備える。当該タイヤは、粗面部2を備えること以外は、通常の空気入りタイヤと同等に構成でき、内部には不図示のカーカスやベルトが設けられる。
本実施形態では、図5のようにサイドウォール部3の外表面に粗面部2が形成されているため、接着不良の発生が顕著な部位にてゴム流れ不足を的確に解消し、外観不具合の発生を効果的に防止することができる。かかるゴム流れ不足は、タイヤTの最大幅位置8からリムライン9の領域7において特に顕著であるため、少なくとも領域7の外表面に粗面部2を形成することが望ましい。無論、トレッド部4など他部位の外表面に粗面部2を形成しても構わない。
本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。前述の実施形態では、タイヤ成型面が三つの型部により構成された例を示したが、これに限られず、例えばトレッド部の中央で二分割された一対の型部で構成されるものでもよい。また、サイド型部のタイヤ径方向内側に、タイヤのビード部を嵌合するビードリングを別部材として具備しても構わない。
本発明の構成と効果を具体的に示すために、タイヤサイズ11R22.5のモールドを用いて加硫成型を行い、外観不具合とクラックの発生状況を評価した。使用したモールドには、図2に示すようにサイドウォール部を成型する領域に粗面成型部を形成し、その表面性状を種々に変化させた。
外観不具合に対する評価として、加硫成型後のタイヤを20本ずつを観察し、ゴム流れ不足による接着不良(ゴム界面)又はライトネスの発生の有無を調査した。評価においては、明らかに凹部が形成されている状態を×、タイヤ外表面を引っ掻くことにより接着不良が無いことが確認されるが、筋状のゴム界面が認識可能である状態を△、ゴム界面の認識が不可で特に問題のない状態を○とした。
また、加硫成型後のタイヤを3本ずつ用いてクラック試験を行った。クラック試験では、当該タイヤが適用される規格(JATMA、TRA等)に記載の標準内圧の70%を充填し、標準荷重の120%の負荷をかけたタイヤを、オゾン濃度40pphmの雰囲気中で速度40km/hにてドラム上で回転させ、400時間走行後にクラックの長さを測定した。評価においては、ビード部からタイヤ最大断面幅位置までの領域において発現したクラック・皺の個々の周方向長さに着目し、その長さが10mm以上である状態を×、2mmを超えて10mm未満である状態を△、2mm以下である状態を○とした。
Figure 2011251471
表1に示すように、最大高さRzが4μm未満であると、ゴム流れ不足を引き起こして外観不具合を生じやすい(評価例1)。また、負荷長さ率Rmr(c:Rz20%)が3.5%未満であると、タイヤ外表面でのクラックを生じやすい(評価例3、5、7、11)。Rmr(c:Rz30%)が25%を超える場合にも、ゴム流れ不足を引き起こして外観不具合を生じやすい(評価例2、3、6、10、11)。これに対し、最大高さRz、負荷長さ率Rmr(c:Rz20%)及び負荷長さ率Rmr(c:Rz30%)を特定範囲に設定すると、ゴムの流動性を確保しながら、タイヤ外表面でのクラックを有効に防止できる(評価例4、8、9)。
1 粗面成型部
2 粗面部
3 サイドウォール部
10 タイヤ成型面
M タイヤモールド
T タイヤ

Claims (5)

  1. タイヤ成型面に、最大高さRzが4μm以上であり、最大高さRzの20%を切断レベルcとしたときの負荷長さ率Rmr(c)が3.5%以上かつ最大高さRzの30%を切断レベルcとしたときの負荷長さ率Rmr(c)が25%以下である粗面成型部を備えたタイヤモールド。
  2. 前記タイヤ成型面のサイドウォール部を成型する領域に前記粗面成型部が形成されている請求項1に記載のタイヤモールド。
  3. 請求項1又は2に記載のタイヤモールドを用いてタイヤを加硫成型する工程を備える空気入りタイヤの製造方法。
  4. 外表面に、最大高さRzが4μm以上であり、正負逆転した粗さ曲線に関して、最大高さRzの20%を切断レベルcとしたときの負荷長さ率Rmr(c)が3.5%以上かつ最大高さRzの30%を切断レベルcとしたときの負荷長さ率Rmr(c)が25%以下である粗面部を備えた空気入りタイヤ。
  5. サイドウォール部の外表面に前記粗面部が形成されている請求項4に記載の空気入りタイヤ。
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