JP2011243500A - ロック装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】給電プラグに設けられた係止爪がインレット部に設けられた係合部に係止される係止状態が、解除される方向への係止爪の動きを規制するロック位置とこれを許容するアンロック位置との間を変位するロックバーと、インレット部を外部環境から保護する蓋40に設けられた湾曲板材41との係合を通じて蓋40の開閉を規制する蓋ロック位置と、湾曲板材41との係合が解除されて蓋40の開閉が許容される蓋アンロック位置との間を変位する蓋ロック部材48と、ロックバー及び前記蓋ロック部材48にそれぞれ作動連結されたモータとを備えてなるロック装置。
【選択図】図12
Description
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のロック装置において、前記第2の変換機構は、滑車とこれに掛けられたワイヤとを備え、前記ワイヤの端部は、前記蓋規制部材に連結し、前記ワイヤの蓋規制部材と反対側の端部は、前記モータの回転を通じて、前記蓋規制部材の変位方向と交わる方向へ引っ張られることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載のロック装置において、前記蓋規制部材は、前記爪規制部材の変位方向と同方向に変位するように設け、前記第1及び第2の変換機構は、同一のものとしたことを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載のロック装置において、前記第2の変換機構は、前記モータと一体的に回転するカムを備え、前記カムに形成されたカム面と前記蓋規制部材の一部との係合を通じて、前記蓋規制部材は往復運動を行うことを要旨とする。
図1に示すように、ハイブリッド式の車両1には、駆動輪2の車両用駆動源としてエンジンとモータとの駆動力を組み合わせて使用するハイブリッドシステム3が備えられている。このハイブリッドシステム3には、バッテリ4が接続されている。
(1)接続ロック装置20と蓋ロック装置50とを作動させるモータ22が共通になる分、両ロック装置が必要とする搭載スペースを小さくすることができる。また、モータ22に接続される制御基板も両ロック装置で共用とすることができるため、両ロック装置の更なる省スペース化を図ることができる。また、両ロック装置にモータ及び制御基板をそれぞれ設ける場合と異なり、一つのモータ及び一つの制御基板分のコストを抑えることができる。
(3)接続ロック装置20の構造を利用して蓋ロック部材48を作動させることができる。従って、接続ロック装置20の構造を大幅に変更する必要がないため、ロック装置の開発工数を抑制することができる。
以下、本発明を具体化した第2の実施形態を図面に従って説明する。なお、本実施形態と上記第1の実施形態との主たる相違点は、伝達部材25と蓋ロック部材との間の第2の変換機構の構成である。このため、説明の便宜上、第1の実施形態と同一の部分については同一の符号を付すこととして、その説明を省略する。
(5)蓋ロック部材91、係合部材92、係合凹部94といった簡易な形状で蓋ロック装置90が構成される。従って、蓋ロック装置90は、接続ロック装置20に組み込む際に、同接続ロック装置20の構成を大幅に変更することなく組み込むことができる。つまり、蓋ロック部材91、係合凹部94を備えた係合部材92を追加するだけでよい。
以下、本発明を具体化した第3の実施形態を図面に従って説明する。なお、本実施形態と上記第1の実施形態との主たる相違点は、伝達部材25と蓋ロック部材との間の第2の変換機構の構成である。このため、説明の便宜上、第1の実施形態と同一の部分については同一の符号を付すこととして、その説明を省略する。
(6)モータ22の回転運動を、第1カム101,第2カム103、及び蓋ロック部材110といった簡易な構成のカム装置によって蓋ロック部材110の往復運動に変換することができる。この蓋ロック部材110の往復運動を利用して、蓋ロック部材110を蓋ロック位置と蓋アンロック位置との間において、容易に上下運動に変換させることができる。
・上記第1の実施形態において、ワイヤ51は、伝達部材25によって巻き取るように構成したが、モータ22の回転駆動力を基に移動する他の部材に設けてもよい。例えば図4の2点鎖線にて示すように、ワイヤ51は、ストッパ26やロックバー23等にその一端を取着して、第2蓋部34等に設けられた貫通孔を通して他端を蓋ロック部材48に取着してもよい。このようにしても、モータ22の回転運動に応じて往復運動するストッパ26(ロックバー23)の往復運動に伴って、蓋ロック部材48を蓋ロック孔42に収容させたり離脱させたりすることができる。
・上記各実施形態において、モータ22の駆動力は、伝達部材25を介してストッパ26に伝達させて同ストッパ26を駆動させたが、伝達部材25を省略するとともにモータ軸に雄螺子を形成してモータ22がストッパ26を直接駆動するようにしてもよい。
・上記各実施形態において、係止爪16は、給電プラグ10の嵌着部14の上部に設けるようにしたが、片側だけでなく嵌着部14を挟んで上下等の複数箇所に設けるようにしてもよい。
・上記各実施形態において、凹部として緩衝孔23aを形成したが、孔ではなく凹部を形成してもよい。
・上記各実施形態において、キーの認証を電子キー80によるID照合により行ったが、メカニカルキーによる機械的な照合で行ってもよい。
・上記各実施形態において、電子キーシステム70で使用する電波の周波数は、必ずしもLFやUHFに限定されず、これら以外の周波数が使用可能である。また、車両1から電子キー80に電波発信するときの周波数と、電子キー80から車両1に電波を返すときの周波数とは、必ずしも異なるものに限定されず、これらを同じ周波数としてもよい。
・上記各実施形態において、プラグインハイブリッド式の車両1のインレット部5に適用したが、プラグインハイブリッド式の車両に限らず、電気自動車のインレット部等に適用してもよい。
Claims (5)
- 給電プラグ及び受電コネクタの一方に設けられた係止爪が他方に設けられた被係止部に係止される係止状態が、解除される方向への前記係止爪の動きを規制するロック位置とこれを許容するアンロック位置との間を変位する爪規制部材と、
前記受電コネクタを外部環境から保護する蓋に設けられた蓋係合部材との係合を通じて蓋の開閉を規制するロック位置と、当該蓋係合部材との係合が解除されて蓋の開閉が許容されるアンロック位置との間を変位する蓋規制部材と、
前記爪規制部材及び前記蓋規制部材にそれぞれ作動連結された駆動源と、を備えてなるロック装置。 - 請求項1に記載のロック装置において、
前記駆動源は、モータであって、
前記モータの回転運動を前記爪規制部材の往復運動に変換する第1の変換機構と、
前記モータの回転運動を前記蓋規制部材の往復運動に変換する第2の変換機構と、を備えてなるロック装置。 - 請求項2に記載のロック装置において、
前記第2の変換機構は、滑車とこれに掛けられたワイヤとを備え、
前記ワイヤの端部は、前記蓋規制部材に連結し、
前記ワイヤの蓋規制部材と反対側の端部は、前記モータの回転を通じて、前記蓋規制部材の変位方向と交わる方向へ引っ張られること、を特徴とするロック装置。 - 請求項2に記載のロック装置において、
前記蓋規制部材は、前記爪規制部材の変位方向と同方向に変位するように設け、前記第1及び第2の変換機構は、同一のものとしたことを特徴とするロック装置。 - 請求項2に記載のロック装置において、
前記第2の変換機構は、前記モータと一体的に回転するカムを備え、
前記カムに形成されたカム面と前記蓋規制部材の一部との係合を通じて、前記蓋規制部材は往復運動を行うことを特徴とするロック装置。
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