JP2011239324A - 音響センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】ダイアフラムのスティックを防止することができ、しかも、センサ落下時の衝撃によってダイアフラムが破損しにくい音響センサを提供する。
【解決手段】音圧に感応するダイアフラム33が、プレート部39と固定電極膜40からなるバックプレート34に対向し、静電容量型の音響センサ31を構成する。バックプレート34には、振動を通過させるためのアコースティックホール38が開口し、またダイアフラム33と対向する面には複数のストッパ42a、42bが突設している。バックプレート34の外周エリアに設けたストッパ42bは直径が小さく、内部エリアに設けたストッパ42aは直径が大きくなっている。
【選択図】図4

Description

本発明は音響センサに関し、具体的には、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術を用いて製造されるMEMS方式の音響センサに関する。
静電容量方式の音響センサとしては、特許文献1に開示されたものがある。特許文献1の音響センサでは、薄膜のダイアフラムとバックプレートに設けた固定電極膜を微小なエアギャップを隔てて対向させることによってキャパシタを構成している。そして、音響振動によってダイアフラムが振動すると、その振動によってダイアフラムと固定電極膜のギャップ距離が変化するので、そのときのダイアフラムと固定電極膜の間の静電容量の変化を検出することにより音響振動を検出している。
このような静電容量方式の音響センサでは、その製造工程や使用中において、ダイアフラムが固定電極膜に固着することがある(以下、ダイアフラムの一部又はほぼ全体が固定電極膜に固着してギャップがなくなった状態、あるいはその現象をスティックと呼ぶ。)。ダイアフラムが固定電極膜にスティックすると、ダイアフラムの振動が妨げられるので、音響センサによって音響振動を検出することができなくなる問題がある。
音響センサにスティックが発生する原因は、次のとおりである(特許文献2に詳しい。)。音響センサの製造工程、例えば犠牲層エッチング後の洗浄工程において、ダイアフラムと固定電極膜の間のエアギャップには水分が浸入する。また、音響センサの使用中においても、ダイアフラムと固定電極膜の間のエアギャップに、湿気や水濡れによって水分が浸入することがある。一方、音響センサのギャップ距離は数μmしかなく、しかもダイアフラムは膜厚が1μm程度しかなくてバネ性が弱い。そのため、エアギャップに水分が浸入すると、その毛細管力ないし表面張力によってダイアフラムが固定電極膜に吸着され(これをスティックの第1段階という。)、水分の蒸発後もダイアフラムと固定電極膜の間に働く分子間力や表面間力、静電気力などによりダイアフラムのスティック状態が保持される(これをスティックの第2段階という。)。
また、大きな音圧や落下衝撃がダイアフラムに加わって大きく変位したダイアフラムが固定電極膜にくっついたり、ダイアフラムが静電気を帯びて固定電極膜にくっついたりしてスティックの第1段階が起きる場合もある。
上記のようなダイアフラムのスティックを防止するため、固定電極膜のダイアフラムと対向する面に多数のストッパ(突起)を設けた音響センサがある。このような音響センサは、例えば特許文献3に開示されている。
図1及び図2はストッパを有する音響センサを示す平面図及び断面図である。なお、図1及び図2では、本発明の実施形態1との比較を容易にするため、実施形態1の音響センサと同様な形態として表している。この音響センサ11にあっては、シリコン基板12の上面から下面へ向けてバックチャンバ15が貫通し、バックチャンバ15の上面を覆うようにしてシリコン基板12の上面にポリシリコンからなる薄膜状のダイアフラム13が配設されている。さらに、シリコン基板12の上面には、ダイアフラム13を覆うようにして天蓋状のバックプレート14が固定されている。バックプレート14は、SiNからなるプレート部19の下面にポリシリコンからなる固定電極膜20を設けたものである。ダイアフラム13と固定電極膜20との間には微小なエアギャップが形成されており、ダイアフラム13と固定電極膜20によってキャパシタが構成されている。バックプレート14の全体には、音響振動を通過させるためのアコースティックホール18が多数開口されている。また、バックプレート14のうちダイアフラム13と対向する領域の下面全体には、同一長さで同一直径の突起状をした複数個のストッパ22がほぼ等間隔に設けられている。
このような音響センサ11によれば、ダイアフラム13が大きく変位した場合であっても、ストッパ22の先端面がダイアフラム13に当接することでダイアフラム13がバックプレート14に近づき過ぎるのを防ぐことができ、ダイアフラム13のスティックを阻止することができる。
特許第4338395号公報 特開2008−301430号公報 特開2006−157863号公報
スティックの第2段階におけるダイアフラム13とバックプレート14の間の保持力は、ダイアフラム13とバックプレート14の接触面積と相関があることが知られている。すなわち、バックプレート14にストッパ22を設けていても、ストッパ22の直径が大きいと、ダイアフラム13とストッパ22の接触面積が大きくなり、ダイアフラム13の保持力が大きくなる。よって、バックプレート14にストッパ22を設けていても、ストッパ22の直径が大きい場合には、スティックが起こりやすくなる。
従って、ダイアフラム13のスティックを防止するためには、バックプレート14にストッパ22を設けるとともに、できるだけストッパ22の直径を小さくし、ダイアフラム13とバックプレート14の接触面積を小さくすることが好ましい。
しかし、実使用時における落下事故あるいは落下試験においては、音響センサ11が落下したときにダイアフラム13がストッパ22に衝突してダイアフラム13に機械的負荷が加わる。そのため、ストッパ22の直径が細いと、音響センサ11が落下してダイアフラム13がストッパ22に衝突したとき、ダイアフラム13に大きな機械的負荷が加わってダイアフラム13が破損しやすくなる。
よって、従来の音響センサでは、スティック防止の性能と落下耐性とが互いに相反する関係にあり、両特性を満足するものを製作することができなかった。なお、特許文献2には、ストッパを設ける領域によってストッパの間隔を異ならせたものが開示されているが、このような方法では、スティック防止の性能と落下耐性を同時に満足するものを得ることはできない。
本発明は、上記のような技術的課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ダイアフラムのスティックを防止することができ、しかも、センサ落下時の衝撃によってダイアフラムが破損しにくい音響センサを提供することにある。
本発明に係る音響センサは、半導体基板の上方に配設された固定膜と前記固定膜に設けた固定電極膜からなるバックプレート、および、前記バックプレートと空隙を介して対向するようにして、前記半導体基板の上方に配設された振動電極膜を備え、音響振動を前記振動電極膜と前記固定電極膜の間の静電容量の変化に変換する音響センサにおいて、前記バックプレート又は前記振動電極膜の少なくとも一方の前記空隙側の面に複数の突起を設け、前記バックプレート又は前記振動電極膜の少なくとも一方における突起形成領域に応じて前記突起の断面積を異ならせたことを特徴としている。
なお、前記音響センサにおいては、前記半導体基板がその上面から下方へ向けて空洞部を形成され、前記振動電極膜が前記半導体基板の上面に配設され、前記バックプレートが前記振動電極膜を覆うようにして前記半導体基板の上面に固定され、前記バックプレートに複数のアコースティックホールが開口されていてもよい。あるいは、前記バックプレートが前記半導体基板の上面に固定され、前記振動電極膜が前記バックプレートの上方に配設されていてもよい。
本発明の音響センサにあっては、断面積の異なる複数種類の突起を備え、スティックの起こりにくい比較的断面積の小さな突起の形成領域と、振動電極膜に加わる衝撃を小さくすることのできる比較的断面積の大きな突起の形成領域を異ならせているので、断面積の異なる突起の形成領域を最適化することで振動電極膜のスティックを防止することができ、しかも、センサ落下時の衝撃によって振動電極膜の破損が生じにくくすることができる。
本発明に係る音響センサのある実施態様は、断面積の異なる3種類以上の前記突起を有し、前記バックプレート又は前記振動電極膜の少なくとも一方の中心から外周側へ向けて順次断面積が小さくなるように突起が配置されている。かかる実施態様では、振動電極膜が自由端となっていてバックプレートにスティックしたときの弾性復元力の弱い外周エリアで突起の断面積を小さくしているので、振動電極膜がスティックしたときの外周エリアにおける保持力を小さくでき、振動電極膜のスティックが起こりにくくなる。また、衝撃などを受けたときに最初に振動電極膜がバックプレートに衝突しやすい中央部で突起の断面積が大きくなっているので、振動電極膜に加わる衝撃を緩和することができる。よって、この実施態様によれば、振動電極膜のスティックを防止できるとともにセンサ落下時の衝撃による振動電極膜の破損を防止することができる。
本発明に係る音響センサの別な実施態様は、前記バックプレート又は前記振動電極膜のの少なくとも一方の外周エリアに、比較的断面積の小さな前記突起を設け、前記バックプレート又は前記振動電極膜の少なくとも一方の内部エリアに、比較的断面積の大きな前記突起を設けている。かかる実施態様では、振動電極膜が自由端となっていてバックプレートにスティックしたときの弾性復元力の弱い外周エリアで突起の断面積が小さくなっているので、振動電極膜がスティックしたときの外周エリアにおける保持力を小さくでき、スティックが起こりにくくなる。また、衝撃などを受けたときに最初に振動電極膜がバックプレートに衝突しやすい内部エリアで突起の断面積が大きくなっているので、振動電極膜に加わる衝撃を緩和することができる。よって、この実施態様によれば、振動電極膜のスティックを防止できるとともにセンサ落下時の衝撃による振動電極膜の破損を防止することができる。
また、この実施態様においては、比較的断面積の小さな前記突起を設けた前記外周エリアの幅が、前記バックプレート又は前記振動電極膜の幅の1/4以下であることが好ましい。外周エリアの幅がこれよりも大きくなると、衝撃が加わったときに振動電極膜が断面積の小さな突起に接触して破損するおそれがあり、耐衝撃性が損なわれる可能性があるためである。
また、半導体基板の上面に振動電極膜を設け、振動電極膜を覆うようにして半導体基板の上面にバックプレートを設けて実施態様においては、前記振動電極膜の下面のうち前記半導体基板の上面と対向する領域に複数の凸部が設けられており、前記領域の外周部に設けた前記凸部の断面積が、前記領域の内周部に設けた前記凸部の断面積よりも小さくなっていてもよい。かかる実施態様によれば、振動電極膜が半導体基板の上面にスティックするのを防ぐことができ、しかも、振動電極膜が衝撃などによって半導体基板に衝突して破損するのを防ぐことができる。
なお、本発明における前記課題を解決するための手段は、以上説明した構成要素を適宜組み合せた特徴を有するものであり、本発明はかかる構成要素の組合せによる多くのバリエーションを可能とするものである。
図1は、従来例の音響センサの平面図である。 図2は、図1に示した音響センサの断面図である。 図3は、本発明に係る実施形態1の音響センサを示す平面図である。 図4は、実施形態1の音響センサを示す断面図である。 図5は、実施形態1の音響センサにおける、バックプレートの下面図である。 図6は、実施例1の音響センサにおいて、バックプレートを除去した状態を示した平面図である。 図7は、実施形態1におけるストッパの配置を示したバックプレートの下面図である。 図8は、実施形態1の音響センサの作用効果を説明するための概略断面図である。 図9は、実施形態1の音響センサの作用効果を説明するための概略断面図である。 図10は、実施形態1の音響センサの作用効果を説明するための概略断面図である。 図11は、本発明に係る実施形態2の音響センサを示す概略断面図である。 図12は、本発明に係る実施形態3の音響センサを示す概略断面図である。 図13は、本発明に係る実施形態4の音響センサを示す概略断面図である。 図14は、本発明に係る実施形態5の音響センサを示す概略断面図である。 図15は、本発明に係る実施形態6の音響センサを示す概略断面図である。 図16は、本発明に係る実施形態7の音響センサを示す平面図である。 図17は、実施形態7の音響センサにおいてプレート部を取り除いた状態の平面図である。 図18は、実施形態7におけるストッパの配置を示したバックプレートの下面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明する。但し、本発明は以下の実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々設計変更することができる。
(第1の実施形態)
図3−図7を参照して本発明の実施形態1による音響センサ31の構造を説明する。図3は実施形態1の音響センサ31を示す平面図である。図4は、音響センサ31の断面図である。また、図5は、バックプレート14の下面図である。図6は、音響センサ31からバックプレート14を取り除いた状態の平面図である。図7は、アコースティックホール38を省略してストッパ42a、42bだけを表したバックプレート14の下面図である。
この音響センサ31はMEMS技術を利用して作製された静電容量型素子であり、図4に示すように、シリコン基板32(半導体基板)の上面にアンカー37を介してダイアフラム33(振動電極膜)を設け、その上に微小なエアギャップ(空隙)を介してバックプレート34を固定したものである。
単結晶シリコンからなるシリコン基板32には、表面から裏面に貫通したバックチャンバ35(空洞部)が開口されている。バックチャンバ35は内周面が垂直面となっていてもよく、テーパー状に傾斜していてもよい。
シリコン基板32の上面には、ダイアフラム33の梁部36を支持するための複数個のアンカー37が設けられている。さらに、図6に示すように、シリコン基板32の上面には、ダイアフラム33を囲むようにして土台部41が形成されている。さらに、シリコン基板32の上面の、土台部41よりも外側の領域は土台部41よりも薄い密着層47によって覆われている。アンカー37及び土台部41は、SiOによって形成されている。密着層47は、SiO又はポリシリコンによって形成されている。
図6に示すように、ダイアフラム33は、導電性を有する略円板状のポリシリコン薄膜によって形成されている。ダイアフラム33の外周縁からは、複数個の梁部36が延出しており、梁部36は等間隔に配置されている。また、ダイアフラム33からは外側に向けて帯板状の引出し配線43が延びている。
ダイアフラム33は、バックチャンバ35の上面を覆うようにしてシリコン基板32の上面に配置されて、梁部36の下面がアンカー37に固定されている。よって、ダイアフラム33が宙空に支持されるととともに、ダイアフラム33の外周部下面とシリコン基板32の上面との間には、音響振動を通過させるための狭いベンチレーションホール57が形成されている。
バックプレート34は、SiNからなるプレート部39(固定膜)の下面にポリシリコンからなる固定電極膜40を設けたものである。バックプレート34は、ドーム状に形成されていてその下に空洞部分を有しており、その空洞部分でダイアフラム33を覆っている。バックプレート34の下の空洞部分の高さ(シリコン基板32の上面から固定電極膜40の下面までの高さ)は、製造上の理由から、シリコン基板32の上面に形成された土台部41の厚みと等しくなっている。バックプレート34の下面(すなわち、固定電極膜40の下面)とダイアフラム33の上面との間には微小なエアギャップ(空隙)が形成されている。固定電極膜40とダイアフラム33は互いに対向していてキャパシタを構成している。
バックプレート34のほぼ全体には、上面から下面に貫通するようにして、音響振動を通過させるためのアコースティックホール38(音響孔)が多数穿孔されている。図3及び図5に示すように、アコースティックホール38は規則的に配列されている。図示例では、アコースティックホール38は、互いに120°の角度を成す3方向に沿って三角形状に配列されているが、矩形状や同心円状などに配置されていてもよい。
また、図4及び図5に示すように、バックプレート34の下面には、円柱状をした2種類の微小なストッパ42a、42b(突起)が突出している。ストッパ42a、42bは、プレート部39の下面から一体に突出しており、固定電極膜40を通過してバックプレート34の下面に突出している。ストッパ42a、42bはプレート部39と同じくSiNからなるので、絶縁性を有する。ストッパ42aとストッパ42bとは等しい突出長を有していて、各ストッパ42a、42bの下端面は同一平面上に揃っているが、ストッパ42aはストッパ42bよりも大きな直径を有している。
図7(アコースティックホール38を省略している。)に示すように、細いストッパ42bはバックプレート34の外周エリアに設けられており、太いストッパ42aはバックプレート34の内部エリア(外周エリアよりも内側の領域)に設けられている。特に、実施形態1の図示例では、ダイアフラム33が固定電極膜40よりも大きな面積を有しており、固定電極膜40よりも外側で、かつ、ダイアフラム33と対向する領域に細いストッパ42bを設けている。また、固定電極膜40の設けられている領域では、太いストッパ42aを設けている。
また、ストッパ42a及び42bは、全体として規則的に配置されている。ストッパ42a、42bは、アコースティックホール38で囲まれた領域の中央に配置してもよく、あるいはいずれかのアコースティックホール38に近接した位置に設けてもよい。
天蓋状をしたプレート部39の外周縁からは、全周にわたって保護膜53が連続的に延出している。保護膜53の内周部は断面逆溝状をした土台被覆部51となっており、保護膜53の外周部は平坦部52となっている。プレート部39はシリコン基板32の上面に固定されており、土台被覆部51は土台部41を覆っており、平坦部52は密着層47の上面を覆っている。
引出し配線43は土台部41に固定されており、固定電極膜40から延出された引出し配線44も土台部41の上面に固定されている。一方、土台被覆部51には開口があけられており、当該開口を通して引出し配線43の上面に可動側電極パッド46が形成され、可動側電極パッド46は引出し配線43に(したがって、ダイアフラム33に)導通している。また、プレート部39の上面に設けられた固定側電極パッド45は、スルーホールなどを介して引出し配線44に(したがって、固定電極膜40に)導通している。
しかして、この音響センサ31にあっては、音響振動がアコースティックホール38を通過してバックプレート34とダイアフラム33との間のエアギャップに入ると、薄膜であるダイアフラム33が音響振動によって振動する。ダイアフラム33が振動してダイアフラム33と固定電極膜40との間のギャップ距離が変化すると、ダイアフラム33と固定電極膜40との間の静電容量が変化する。この結果、この音響センサ31においては、ダイアフラム33が感知している音響振動(音圧の変化)がダイアフラム33と固定電極膜40の間の静電容量の変化となり、電気的な信号として出力される。
また、この音響センサ31は、良好な耐衝撃性を有している。ダイアフラム33は外周部を梁部36によって保持されているので、音響センサ31が落下した場合には、図8に示すように、まずダイアフラム33の中央部がストッパに衝突する。しかし、この音響センサ31では、内部エリアのストッパ42aは直径が大きくなっているので、ダイアフラム33がストッパ42aに衝突したときの接触面積が大きくてダイアフラム33に加わる衝撃が緩和される。よって、ダイアフラム33が破損しにくくなり、音響センサ31の落下耐性が向上する。
また、音響センサ31の落下時以外にも、バックチャンバ35からダイアフラム33に風圧が加わった場合や、音響センサ31に加速度が加わった場合なども、ダイアフラム33がストッパに衝突するおそれがある。これらの場合もダイアフラム33の中央部が太いストッパ42aに衝突することになるので、衝撃が緩和され、ダイアフラム33が破損しにくくなる。よって、この音響センサ31によれば、落下耐性に限らず、ダイアフラム33の耐衝撃性を向上させることができる。
また、この音響センサ31では、耐スティック性も向上している。図9に示すようにダイアフラム33の全体がストッパ42a、42bの下面にスティックしたとしても、ダイアフラム33の中央部は外周部に比べると元の位置に戻ろうとする弾性復元力が強いので、ストッパ42aの直径が大きくても、ダイアフラム33の中央部は図10に示すようにストッパ42aから剥離して元に戻りやすい。また、ダイアフラム33の外周部(外周部のうち梁部36で固定されていない部分)は自由端となっているため、ダイアフラム33の外周部は中央部に比べて弾性復元力が弱い。しかし、この音響センサ31では、ストッパ42bの直径が小さいためにダイアフラム33の外周部とストッパ42bとの接触面積が小さいため、比較的小さな弾性復元力でもダイアフラム33の外周部はストッパ42bから剥離して元の位置に戻りやすくなり、スティックが起きにくくなる。
このように音響センサ31によれば、バックプレート34の内部エリアに設けられているストッパ42aの直径を大きくし、外周エリアに設けられているストッパ42bの直径を小さくすることにより、音響センサ31の耐衝撃性向上とスティックの防止という相反する作用効果を達成することができた。
つぎに、本発明の作用効果を最適化することのできるストッパ42a、42bの寸法などについて説明する。中央エリアに設けるストッパ42aは、落下試験時などの衝撃を緩和するためには、その直径を1μm以上にすることが望ましい。直径が1μmよりも小さいと、ダイアフラム33との接触面積が小さくなりすぎ、ダイアフラム33が衝突したときの衝撃性の緩和が不十分になるためである。
外周エリアに設けるストッパ42bは、ダイアフラム33のスティックを防止するためには、その直径が5μm以下(ただし、ストッパ42aの直径よりも小さくなければならない。)であることが望ましい。直径が5μmよりも大きくなると、ダイアフラム33との接触面積が大きくなりすぎてストッパ42bでの保持力が大きくなりすぎ、ダイアフラム33のスティックを確実に防止できなくなるからである。
また、図4に示すように直径の小さなストッパ42bを設ける外周エリアの幅をX、ダイアフラム33の変形領域の幅をWとするとき、外周エリアの幅Xはダイアフラム33の変形領域の幅Wの1/4以下であること(すなわち、X≦W/4)が望ましい。外周エリアの幅Xがこれよりも大きいと、直径の小さなストッパ42bの設けられているエリアが広くなるので、音響センサ31に衝撃が加わった際にダイアフラム33の中央部近傍が直径の小さなストッパ42bと接触するおそれがあり、耐衝撃性が損なわれる可能性があるためである。
内部エリアのストッパ42aと外周エリアのストッパ42bは、その面積比(長さ方向に垂直な断面積の比)が近すぎると、各々のエリアにおいてストッパ42a、42bがその効果を十分に発揮できないことになる。従って、ストッパ42aの断面積に対するストッパ42bの断面積の比は、0.75以下であることが好ましく、それによって耐衝撃性と耐スティック性を両立しやすくなる。
ストッパ42a、42bの直径および配置は、ダイアフラム3の強度、ダイアフラム33のバネ定数、ダイアフラム33とバックプレート34の間の距離(ギャップ距離)、印加される負荷などに応じて決定される。例えば、ダイアフラム33が、1辺の長さ720μmのほぼ正方形で、その膜厚が1μm以下である場合では、ダイアフラム33の強度が弱いので、内部エリアにおける耐衝撃性を考慮すれば、内部エリアにおけるストッパ42aの直径は3μm以上(例えば、直径5μm)とするのが好ましい。また、外周エリアにおいてはダイアフラム33の復元力が小さいので、ダイアフラム33の耐スティック性を考慮すれば、外周エリアにおけるストッパ42bの直径はストッパ42aの断面積の半分程度となる直径(例えば、ストッパ42aの直径を5μmとすれば、ストッパ42bの直径は3.5μm程度となる。)とするのが好ましい。さらに、この場合には、外周エリアの幅Xは50μm程度とするのが好ましい。
つぎに、その他の実施形態について説明する。実施形態2−6は実施形態1の音響センサ31とほぼ同様な構造を有しているので、詳細な構造は省略して実施形態1と異なる点が分かるように描いた概略図を示す。また、実施形態1と同じ構造の部分については図面に同じ符号を付すことによって説明を省略する。
(第2の実施形態)
図11は本発明の実施形態2による音響センサ61を示す概略断面図である。実施形態1の音響センサ31では、直径の異なる2種類のストッパ42a、42bをバックプレート34の下面に設けていたが、直径の異なる3種類以上のストッパを設けてもよい。
図11に示す音響センサ61では、バックプレート34の下面において、最外周エリアEには直径が最も小さなストッパ42eを設け、最外周エリアEよりも内側の外周エリアDには2番目に直径が小さなストッパ42dを設け、外周エリアDよりも内側の内部エリアCには直径が最も大きなストッパ42cを設けている。
(第3の実施形態)
図12は本発明の実施形態3による音響センサ62を示す概略断面図である。実施形態1の音響センサ31では、バックプレート34にストッパ42a、42bを設けていたが、実施形態3の音響センサ62においては、ダイアフラム33の上面にストッパ42a、42bを設けている。この音響センサ62でも、ダイアフラム33の上面において、外周エリアには直径が小さなストッパ42bを設け、内部エリアには直径が大きなストッパ42aを設けている。その結果、この音響センサ62でも、音響センサ62の耐衝撃性を向上させると同時に、ダイアフラム33のスティックを防止することができる。なお、図12においては、ストッパ42a、42bの先端面と対向する箇所で固定電極膜40に孔を設けているが、これはダイアフラム33の上面と固定電極膜40とが電気的に短絡するのを防止するために設けられている。なお、固定電極膜40やダイアフラム33の表面に非導電性材料が付与されている場合には、この孔は無くてもよい。
(第4の実施形態)
図13は本発明の実施形態4による音響センサ63を示す概略断面図である。この音響センサ63では、シリコン基板32の上面にバックプレート34を設け、バックプレート34に対向させてバックプレート34の上にダイアフラム33を設けている。バックプレート34は、プレート部39の上面に固定電極膜40を形成されており、スペーサ55によってシリコン基板32の上面に固定されている。ダイアフラム33は、シリコン基板32に固定された支持部54によって支持されている。ストッパ42a、42bは、バックプレート34の上面から突出しており、バックプレート34の内部エリアには直径の大きなストッパ42aが配列して、外周エリアには直径の小さな42bが配列している。
(第5の実施形態)
図14は本発明の実施形態5による音響センサ64を示す概略断面図である。この実施形態は、実施形態4と同様なダイアフラム33及びバックプレート34の構成を有している。実施形態4と異なる点は、ストッパ42a、42bをダイアフラム33の下面に設けた点である。
(第6の実施形態)
図15は本発明の実施形態6による音響センサ65を示す概略断面図である。この音響センサ65では、ベンチレーションホール57内においてダイアフラム33の下面に凸部56a、56bを設けている。外周エリアに設けた凸部56bは、内周エリアに設けた凸部56aよりも直径が小さくなっている。
この実施形態においては、ダイアフラム33の下面に凸部56a、56bを設けているので、ダイアフラム33の縁がシリコン基板32の上面にくっついてダイアフラム33とバックプレート34の間のギャップ距離が変化するのを防ぐことができる。また、ベンチレーションホール57が狭くなったり、ベンチレーションホール57が塞がれたりするのを防ぐことができる。
また、音響センサ65を落下させた場合には、ダイアフラム33の内周エリアがシリコン基板32に強く衝突しやすいが、内周エリアの凸部56aの直径が大きくなっているので、ダイアフラム33の衝撃が緩和される。一方、自由端となっていてシリコン基板32にくっつきやすい外周エリアの凸部56bは直径が小さく、シリコン基板32との接触面積が小さくなっているので、ダイアフラム33とシリコン基板32のスティックを防ぐことができる。
(第7の実施形態)
図16は本発明の実施形態7による音響センサ66を示す平面図である。図17は、プレート部39を取り除いて固定電極膜40とダイアフラム33を示した平面図である。図18は、音響センサ66におけるストッパ42a、42bの配置を示したバックプレート34の下面図であって、一部を拡大して示す。
この音響センサ66も、実施形態1の音響センサ31とほぼ同様な構造を有しているが、ダイアフラム33及びバックプレート34がほぼ矩形状となっている。ほぼ矩形状となったダイアフラム33の四隅からは、対角方向へ向けて梁部36をが延出されており、梁部36の下面がアンカー37によって支持されている。バックプレート34は、ほぼ矩形状をしたプレート部39の下面に八角形状の固定電極膜40を形成したものである。
この音響センサ66でも、バックプレート34の下面の外周エリアには直径の小さなストッパ42bが突出し、その内部エリアには直径の大きなストッパ42aが突出している。そのため、この音響センサ66でも、ダイアフラム33の耐衝撃性を向上させてダイアフラム33の破損を防止できるとともに、ダイアフラム33のスティックが起こりにくくなっている。
31、61、62、63、64、65、66 音響センサ
32 シリコン基板
33 ダイアフラム
34 バックプレート
38 アコースティックホール
39 プレート部
40 固定電極膜
42a、42b、42c、42d、42e ストッパ
54 支持部
55 スペーサ
56a、56b 凸部

Claims (7)

  1. 半導体基板の上方に配設された固定膜と前記固定膜に設けた固定電極膜からなるバックプレート、および、
    前記バックプレートと空隙を介して対向するようにして、前記半導体基板の上方に配設された振動電極膜を備え、
    音響振動を前記振動電極膜と前記固定電極膜の間の静電容量の変化に変換する音響センサにおいて、
    前記バックプレート又は前記振動電極膜の少なくとも一方の前記空隙側の面に複数の突起を設け、
    前記バックプレート又は前記振動電極膜の少なくとも一方における突起形成領域に応じて前記突起の断面積を異ならせたことを特徴とする音響センサ。
  2. 断面積の異なる3種類以上の前記突起を有し、
    前記突起は、前記バックプレート又は前記振動電極膜の少なくとも一方の中心から外周側へ向けて順次断面積が小さくなっていることを特徴とする、請求項1に記載の音響センサ。
  3. 前記バックプレート又は前記振動電極膜のの少なくとも一方の外周エリアに、比較的断面積の小さな前記突起を設け、前記バックプレート又は前記振動電極膜の少なくとも一方の内部エリアに、比較的断面積の大きな前記突起を設けたことを特徴とする、請求項1に記載の音響センサ。
  4. 比較的断面積の小さな前記突起を設けた前記外周エリアの幅が、前記バックプレート又は前記振動電極膜の幅の1/4以下であることを特徴とする、請求項3に記載の音響センサ。
  5. 前記半導体基板はその上面から下方へ向けて空洞部を形成され、前記振動電極膜が前記半導体基板の上面に配設され、前記バックプレートが前記振動電極膜を覆うようにして前記半導体基板の上面に固定され、前記バックプレートに複数のアコースティックホールが開口されていることを特徴とする、請求項1に記載の音響センサ。
  6. 前記振動電極膜の下面のうち前記半導体基板の上面と対向する領域に複数の凸部が設けられ、前記領域の外周部に設けた前記凸部の断面積が、前記領域の内周部に設けた前記凸部の断面積よりも小さいことを特徴とする、請求項1に記載の音響センサ
  7. 前記バックプレートが前記半導体基板の上面に固定され、前記振動電極膜が前記バックプレートの上方に配設されていることを特徴とする、請求項1に記載の音響センサ。
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