JP2011236030A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像処理装置を小型化しつつ、利便性の悪化を防止する。
【解決手段】プリンタ10は、画像形成部30と排紙トレイ62と排出路P3と第2供給路P2と排紙ローラ60とドライバ64を備えている。ドライバ64は排紙ローラ60を制御しており、排出路P3を介してシート材16を排紙トレイ62に搬送する際には排紙ローラ60を第1向きD1に回転させる。また、第2供給路P2を介してシート材16を画像形成部30に搬送する際には排紙ローラ60を第2向きD2に回転させる。また、シート材16を重複部Zに待機させる際には排紙ローラ60の回転を停止させる。ドライバ64は、第2供給路P2を介して画像形成部30に搬送される前のシート材16を少なくとも重複部を含む位置に待機させる。プリンタ10では、ドライバ64が排紙ローラ60を上記のように制御することで、小型化と利便性の悪化防止の双方が実現される。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置に関する。
従来から、画像形成装置(画像処理装置の一例)が用いられている。画像形成装置では、用紙の両面に画像を形成することがあり、用紙を反転する反転機構を備えた画像形成装置が知られている。また、反転機構を備えた画像形成装置では、第1の用紙の一方の面に画像を形成した後、第1の用紙を反転させて第1の用紙の他の面に画像を形成するまでの間に、第2の用紙に画像を形成しておくことがあり、第2の用紙の画像形成が終わるまで第1の用紙を待機させる待機機構を備えた画像形成装置が知られている。(例えば特許文献1)。画像形成装置では、反転機構や待機機構を備えることで、用紙の両面に画像を効率的に形成することができる。
特開2002−365862号公報
このような画像処理装置では、装置の小型化を考える場合、装置内に反転機構や待機機構を設けるスペースを確保することが難しい。装置の小型化を優先して、装置内部の比較的アクセスしづらい場所に反転機構や待機機構を設けた場合、何らかの原因で画像処理が中断された際に、装置内の用紙を回収することが難しく、画像処理が中断されてから画像処理を再開するまでの時間が長期化してしまう等、利便性が悪化してしまうという問題が生じていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、画像処理装置を小型化しつつ、利便性の悪化を防止することができる技術を提供することを目的とする。
本発明は、画像処理装置に関する。第1の発明に係る画像処理装置は、画像処理部と、排出部と、第1搬送路と、第2搬送路と、第1回転体と、制御部と、を備えている。画像処理部は、被記録媒体を用いて画像を処理する。ここで、「被記録媒体を用いて画像を処理する」とは、例えば、被記録媒体「から得られた」画像を処理する場合もあれば、被記録媒体「に」画像を処理する場合も含む。画像処理部で画像を処理された被記録媒体は、排出部に排出される。第1搬送路は、被記録媒体を画像処理部から排出部に搬送するための搬送路である。第2搬送路は、第1搬送路と重複する重複部を有しており、被記録媒体を第1搬送路と異なる経路で重複部から画像処理部に反転させて搬送するための搬送路である。第1回転体は、重複部に配置されている。制御部は、第1回転体を以下のように制御する。
(1)第1搬送路を介して被記録媒体を排出部に搬送する際に、第1回転体を第1向きに回転させる。
(2)第2搬送路を介して被記録媒体を画像処理部に搬送する際に、第1回転体を第1向きと逆向きの第2向きに回転させる。
(3)被記録媒体を重複部に待機させる際に、第1回転体の回転を停止させる。
この発明の制御部は、上記(3)の制御において、第2搬送路を介して画像処理部に搬送される前の被記録媒体を少なくとも重複部を含む位置に待機させる。
この発明では、第1搬送路に配置され、従来では被記録媒体の排出のみに用いていた第1回転体を用いて、被記録媒体の排出、被記録媒体の反転、被記録媒体の待機の3つの機能を実現する。これによって、装置内に別途、反転機構や待機機構を設ける必要がなく、画像処理装置を小型化することができる。また、被記録媒体の排出に用いられる第1回転体は排出部の近くに配置されることが多く、外部からアクセスしやすい部分に配置されることが多い。そのため、何らかの原因で画像処理が停止した場合でも、反転動作中又は待機中の被記録媒体を回収しやすく、利便性の悪化を防止することができる。
第1搬送路と第2搬送路を備えていると、画像処理部に被記録媒体を搬送して画像を処理した後、第2搬送路を介して被記録媒体を反転させて画像処理部に再搬送して画像を処理する、いわゆる「両面処理」を実行できる。第2の発明に係る画像処理装置では、第1回転体を用いて被記録媒体を重複部に待機させることを利用して、複数の被記録媒体に両面処理を実行する際に、画像処理部に第1の被記録媒体を搬送して画像を処理した後、第2搬送路を介して第1の被記録媒体を画像処理部に再搬送に先立って、画像処理部に第2の被記録媒体を搬送して画像を処理する。そして制御部は、第2搬送路を介して画像処理部に再搬送される前の第1の被記録媒体を少なくとも重複部を含む位置に待機させる。これによって、画像処理装置を小型化しつつ、複数の被記録媒体に両面処理を実行する際の利便性の悪化を防止することができる。
第3の発明に係る画像処理装置では、第2搬送路に配置され、第2搬送路内の被記録媒体を画像処理部側へ搬送する第2回転体を備えている。この発明では、制御部が第1の被記録媒体を待機させる待機位置において、第2回転体が第1の被記録媒体を狭持していないことが好ましい。第2回転体は、被記録媒体を画像処理部側へ搬送する向きに回転するものの、その逆側(つまり、重複部側であり排出部側)へ搬送する向きに回転することができない。待機位置において第2回転体が第1の被記録媒体を狭持していないと、何らかの原因で画像処理が停止した場合に、待機位置に待機中の第1の被記録媒体を、第1回転体を第1向きに回転させることで排出部に排出することができ、被記録媒体を回収する際の利便性を向上させることができる。
第4の発明に係る画像処理装置では、待機位置において、第1の被記録媒体が第1搬送路と第2搬送路の少なくとも一方の内部に留まっている。このように、待機位置において第1の被記録媒体が第1搬送路内または第2搬送路内に留まっており、排出部から突出していないと、ユーザが、待機位置に待機している第1の被記録媒体を誤って引き抜いてしまうことを抑制することができる。
第5の発明に係る画像処理装置では、画像処理部に搬送された被記録媒体の位置を検出する第1検出部を備えている。この発明の制御部では、第1検出部が第2の被記録媒体の位置を検出した検出結果に基づいて、重複部に待機されている第1の被記録媒体を画像処理部に搬送するタイミングを決定することが好ましい。
この発明の画像処理装置は第2搬送路を備えており、被記録媒体の供給手段から画像処理部に被記録媒体が搬送されるとともに、第2搬送路を介して重複部から画像処理部に被記録媒体が搬送される。そのため、供給手段から搬送された被記録媒体と第2搬送路を用いて搬送された被記録媒体が、画像処理部で干渉する虞がある。また、この発明の画像処理装置は第1搬送路と第2搬送路の一部が重複しており、その重複部において第1搬送路内の被記録媒体と第2搬送路内の被記録媒体が干渉する虞がある。この発明では、第1検出部を有しており、第1検出部の検出結果に基づいて第1の被記録媒体を画像処理部に搬送するタイミングを決定する。これによって、画像処理部及び重複部における被記録媒体同士の干渉を抑制することができる。
第6の発明に係る画像処理装置では、第1検出部が、画像処理部内を搬送される第2の被記録媒体の搬送方向先端を検出してから搬送方向後端を検出するまでの経過時間を検出している。この発明では、第1検出部が、経過時間が基準時間よりも長いことを検出した場合に、制御部が第1回転体を第1向きに回転させ、第2の被記録媒体を排出部に搬送することが好ましい。
第1検出部が検出した経過時間が基準時間よりも長い場合には、第2の被記録媒体の搬送方向における長さが基準長さよりも長い規格外の被記録媒体であることが予想される。この発明では、第2の被記録媒体が規格外の被記録媒体であると予想される場合に、第2の被記録媒体に再搬送が予定されているか否かに関わらず、第2の被記録媒体を再搬送せずに排出部に排出する。これによって、規格外の被記録媒体を画像処理部に再搬送した場合に予想される種々の問題、例えば画像処理部における被記録媒体同士の干渉等、の発生を抑制することができる。
第7の発明に係る画像処理装置では、第1の被記録媒体は、第1回転体の第1向きの回転によって、排出部に搬送される。この発明では、第2の被記録媒体を排出部に排出するための第1回転体の回転によって、第1の被記録媒体と第2の被記録媒体の両方を排出部に排出する。これによって、被記録媒体の排出手順を簡略化することができ、被記録媒体を回収する際の利便性を向上させることができる。
第8の発明に係る画像処理装置では、第2の被記録媒体が第1回転体に到達するに先立って、制御部が第1回転体を第1向きに回転させる。これによって、第2の被記録媒体が停止したままの第1回転体に衝突することが回避され、衝突による問題、例えばジャム(被記録媒体が蛇腹状に折れ曲がること)等、の発生を防止することができる。
第9の発明に係る画像処理装置では、第2の被記録媒体が重複部に到達するに先立って、制御部が第1回転体を第1向きに回転させる。これによって、被記録媒体同士が干渉するのを抑制することができ、干渉による問題、例えばジャム等、の発生を抑制することができる。
第10の発明に係る画像処理装置では、第2の被記録媒体が第1回転体に到達するに先立って、制御部が第1回転体を以下のように制御する。
(1)第1回転体を第2向きに回転させて、重複部に待機されている第1の被記録媒体を第1回転体よりも画像処理部側の第2搬送路に搬送する。
(2)第1回転体の回転を第2向きから第1向きへと切り替える。
この発明では、第2の被記録媒体が第1回転体に到達するに先立って第1の被記録媒体を第1回転体よりも画像処理部側の第2搬送路に搬送しておく。これによって、第2の被記録媒体が第2向きに回転している第1回転体に衝突することが回避され、衝突による問題の発生を防止することができる。また、第1の被記録媒体を画像処理部側へと搬送することで、第2の被記録媒体と第1の被記録媒体をこの順で排出部に取り出すことができ、被記録媒体を比較的良好な状態で回収することができる。
第11の発明に係る画像処理装置では、搬送方向の長さが最大となる最大被記録媒体が設定されている。この発明では、第1検出部が画像処理装置内を搬送される最大被記録媒体の搬送方向先端部を検出してから搬送方向後端部を検出するまでの限界経過時間に基づいて基準時間が設定されていることが好ましい。これによって、第2の被記録媒体の搬送方向の長さが、最大被記録媒体の搬送方向の長さよりも長いか否かを検出することができ、第2の被記録媒体が規格外の被記録媒体であるか否かを検出することができる。
画像処理部内及び第2搬送路内を搬送される第2の被記録媒体の搬送方向先端部が、第1検出部に検出されてから第1回転体に到達するまでに必要な時間を第1時間とし、第1回転体を第2向きに回転させてから第1の被記録媒体が第1回転体よりも画像処理部側の第2搬送路に搬送されるまでに必要な時間を第2時間とする。この場合、第12の発明に係る画像処理装置では、基準時間が第1時間から第2時間を減算した第3時間よりも短く設定されている。これによって、第2の被記録媒体が第2向きに回転している第1回転体に衝突することを確実に回避することができる。
また、画像処理部内及び第2搬送路内を搬送される第2の被記録媒体の搬送方向先端部が、第1検出部に検出されてから重複部に到達するまでに必要な時間を第4時間とし、第1回転体を第2向きに回転させてから第1の被記録媒体が重複部よりも画像処理部側の第2搬送路に搬送されるまでに必要な時間を第5時間とする。この場合、第13の発明に係る画像処理装置では、基準時間が第4時間から第5時間を減算した第6時間よりも短く設定されている。これによって、重複部において逆向きに移動する被記録媒体同士が干渉することを確実に回避することができる。
第14の発明に係る画像処理装置では、搬送方向の長さが第1長さである被記録媒体を供給可能な第1の供給部と、搬送方向の長さが第1長さと異なる第2長さである被記録媒体を供給可能な第2の供給部を備えており、第2の被記録媒体がいずれの供給部から供給されるかが予め決定されている。この発明では、基準時間が、決定された供給部が供給する被記録媒体の搬送方向の長さに基づいて決定されることが好ましい。
搬送方向の長さが異なる複数種類の被記録媒体を供給することができる場合、本来は供給する予定ではない供給部から画像処理装置に被記録媒体が供給されることが起こり得る。この発明では、本来供給が予定されている供給部が供給する被記録媒体の搬送方向の長さに基づいて基準時間が決定されている。これによって、第2の被記録媒体が、本来供給が予定されている被記録媒体であるか否かを検出することができる。
第15の発明に係る画像処理装置では、搬送方向の長さが異なる複数種類の被記録媒体を供給可能な多目的の供給部を備える。多目的供給部を備えている場合、画像処理部に供給される被記録媒体の搬送方向の長さを予め制限しておくことができず、画像処理装置で使用が予定されていない規格外の被記録媒体が画像処理部に供給されることが起こり得る。この発明では基準時間が設定されており、この基準時間に基づいて、第2の被記録媒体が規格外の被記録媒体であるか否かを検出することができる。
第16の発明に係る画像処理装置では、第1検出部が報知部を備えており、報知部は、経過時間が基準時間よりも長いことを検出した場合に、供給部内の被記録媒体を確認する旨を報知する。報知部の報知に気が付いたユーザが、報知部の報知内容に基づいて供給部内の被記録媒体を確認することによって、搬送方向の長さに異常がある被記録媒体が供給部から再び画像処理部に供給されることを抑制することができる。
第17の発明に係る画像処理装置では、供給部の開閉を示す第1状態と、供給部における被記録媒体の有無を示す第2状態を検出する第2検出部を備えている。この発明では、報知中に第1状態と第2状態の少なくとも一方が変化したことを第2検出部が検出した場合に、報知部が報知を終了することが好ましい。
開閉式の供給部では、ユーザが供給部を開閉することで、搬送方向の長さに異常がある被記録媒体が供給部に存在するか否かを確認することができる。また、多目的の供給部など開閉を伴わない供給部では、ユーザが供給部から被記録媒体を持ち上げることで、搬送方向の長さに異常がある被記録媒体が供給部に存在するか否かを確認することができる。すなわち、第1状態や第2状態が変化した場合には、供給部内の被記録媒体の確認が行われたことが解かる。この発明では、第2検出部を用いて第1状態や第2状態の変化を検出することで、搬送方向の長さに異常がある被記録媒体が供給部から再び画像処理部に送付されることを抑制することができる。
第18の発明に係る画像処理装置では、画像処理部が、画像処理部に第2の被記録媒体を搬送するに先立って画像処理部の準備ができたか否かを検出する第3検出部を備えている。この発明では、第3検出部が、画像処理部の準備ができていないと検出した場合に、制御部が第1回転体を第1向きに回転させ、第2の被記録媒体を排出部に搬送することが好ましい。
第3検出部が画像処理部の準備ができていないと検出した場合には、画像処理装置内で何らかの異常が発生していることが予想される。この発明では、画像処理装置内で異常が発生していることが予想される場合に、第2の被記録媒体に再搬送が予定されているか否かに関わらず、第2の被記録媒体を再搬送せずに第2の被記録媒体を排出部に排出する。これによって、異常が発生していることが予想される画像処理装置を用いて画像処理が繰り返されることを抑制することができる。
第19の発明に係る画像処理装置では、画像処理部が被記録媒体に画像を形成する。これによって、カラープリンタ等の画像形成装置において、装置を小型化しつつ、利便性を維持することができる。
本発明によれば、画像処理装置を小型化しつつ、利便性の悪化を防止することができる。
プリンタ10の側断面図 プリンタ10の制御システムを示すブロック図 プリンタ10の補正処理を示すフローチャート プリンタ10の補正処理を示すフローチャート プリンタ10の補正処理を示すフローチャート プリンタ10の補正処理を示すフローチャート プリンタ10の補正処理を示すフローチャート プリンタ10の動作を説明する図 プリンタ10の動作を説明する図 プリンタ10の動作を説明する図 プリンタ10の動作を説明する図 プリンタ10の動作を説明する図 プリンタ110の側断面図 プリンタ210の側断面図 プリンタ10の課題を説明する図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図12を用いて説明する。
1.プリンタの全体構成
図1は、本実施形態のプリンタ10の概略構成を示す側断面図である。図1に示すように、プリンタ10(画像処理装置の一例)は、4色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナーを用いてカラー画像を形成する直接転写タンデム方式のカラーレーザプリンタであって、ケーシング12内に構成されている。ケーシング12の内部には供給トレイ14(供給部の一例)が設けられており、供給トレイ14に、用紙等のシート材(被記録媒体の一例)16が積載されている。供給トレイ14は、開閉可能に構成されており、供給トレイ14には開閉を検出する光学センサ(第2検出部の一例)15が配置されている。
シート材16は、ユーザによって供給トレイ14に供給され、ケーシング12内に格納されると、ピックアップローラ20に押圧される。シート材16は、ピックアップローラ20の回転によって、搬送ローラ21及びレジストローラ22に搬送される。シート材16は、レジストローラ22によって斜行補正が行われた後に、画像形成部30へと搬送される。つまり、シート材16はピックアップローラ20と搬送ローラ21とレジストローラ22によって構成される第1供給路P1(点線)を介して、供給トレイ14から画像形成部(画像処理部の一例)30へと搬送される。第1供給路P1には、光学センサ(第1検出部の一例)24、26が配置されている。光学センサ24、26は、第1供給路P1を搬送されているシート材16の位置を検出している。光学センサ24、26は、第1供給路P1のうちの光学センサ24、26が配置された位置にシート材16が存在する場合にオンし、存在しない場合にオフするように設定されている。
画像形成部30は、一対の支持ローラ32、34と、ベルト36とを含んで構成されている。ベルト36は、支持ローラ32、34の間に架設されており、リング状をしている。支持ローラ32、34は図示されていないモータによって時計回りに回転し、それに伴ってベルト36が移動する。画像形成部30へと送り出されたシート材16は、ベルト36の回転に伴って排紙トレイ(排出部の一例)62側へと搬送される。
ベルト36の下側には、クリーニングローラ28が設けられている。クリーニングローラ28は、ベルト36に付着したトナーや紙粉等を除去している。
ベルト36の上側には、画像形成ユニット40が設けられている。画像形成ユニット40は、スキャナ部42とプロセス部44を含んで構成されている。プロセス部44は、4色のトナーに対応した4つの感光ドラム50と、現像カートリッジ52等を含んで構成されている。現像カートリッジ52内にはトナーが充填されており、現像カートリッジ52のトナーが感光ドラム50に供給される。スキャナ部42は、プロセス部44の4つの感光ドラム50の上部に配置されている。スキャナ部42は、後述するコンピュータ70(図2参照)から送られる各色画像データに基づき、プロセス部44の感光ドラム50にレーザ光Lを照射する。これによって、感光ドラム50の表面に形成すべき画像に対応したトナー像が形成される。
感光ドラム50の表面に形成されたトナー像がベルト36との転写位置Iを通過すると、感光ドラム50上のトナー像が、転写位置Iを移動するシート材16上に転写される。この結果、シート材16上に画像が形成される。ベルト36の移動に伴って、シート材16には各色の画像が連続して形成される。シート材16上に形成された画像は、定着器58に送られて定着され、シート材16が排紙ローラ(第1回転体の一例)60に搬送される。
排紙ローラ60は、ドライバ(制御部の一例)64に接続されている。ドライバ64は、排紙ローラ60を制御して、排紙ローラ60を第1向きD1に回転させる第1回転状態と、第2向きD2に回転させる第2回転状態と、回転を停止する停止状態の少なくとも3つの状態に制御している。
ドライバ64は、図9に示すように、排紙ローラ60を第1回転状態に制御することで、シート材16を排紙トレイ62に排紙する。つまり、シート材16は定着器58と排紙ローラ60によって構成される排出路(第1搬送路の一例:二点鎖線)P3を介して、画像形成部30から排紙トレイ62へと搬送される。排出路P3の定着器58と排紙ローラ60の間には、光学センサ27が配置されている。光学センサ27は、排出路P3を搬送されているシート材16の位置を検出している。光学センサ27は、排出路P3のうちの光学センサ27が配置された位置にシート材16が存在する場合にオンし、存在しない場合にオフするように設定されている。
また、ドライバ64は、排紙ローラ60を第1回転状態に制御し、シート材16の搬送方向後端部が排出路P3の光学センサ27と排紙ローラ60の間の分岐点Bを越えた(図9参照)後に、排紙ローラ60を第2回転状態に制御する(図10参照)。これによって、図11、12に示すように、シート材16をDXローラ(第2回転体の一例)66まで搬送することができ、シート材16が反転した状態でDXローラ66を介してレジストローラ22に搬送され、画像形成部30へと再搬送される。つまり、シート材16は排紙ローラ60とDXローラ66とレジストローラ22によって構成される第2供給路(第2搬送路の一例:一点鎖線)P2を介して、画像形成部30へと再搬送される。第2供給路P2は、ケーシング12内において供給トレイ14及び画像形成部30の下部を通過している。第2供給路P2は、分岐点Bと排紙ローラ60の間において排出路P3と重複している(以後、2対ある排紙ローラ60のうち、分岐点Bに近い排紙ローラ60から分岐点Bまでの間の第2供給路P2と排出路P3の重複した部分を重複部Zと呼ぶ)。そのため、第2供給路P2は、重複部Zから画像形成部30にシート材16を搬送する搬送路ということができる。また、第2供給路P2は、レジストローラ22において第1供給路P1と重複している。そのため、光学センサ24、26は第1供給路P1に配置されているとともに、第2供給路P2に配置されているということができ、第2供給路P2にシート材16が存在するか否かも検出している。
さらに、ドライバ64は、排紙ローラ60を第1回転状態に制御し、シート材16が分岐点Bを越えた(図9参照)後に、排紙ローラ60を第2回転状態に制御し(図10参照)、シート材16が図10のシート材16Aの位置に到達した場合に排紙ローラ60を停止状態に制御することで、シート材16を重複部Zに待機させる(以後、図10のシート材16Aの位置を待機位置Yと呼ぶ)。これによって、画像形成部30に搬送された後、再び画像形成部30に搬送される前のシート材16を待機位置Yに待機させることができる。
2.プリンタの電気的構成
図2に、プリンタ10の制御システムを概略的に示す。プリンタ10は、操作部86と報知部88とコンピュータ70をさらに含んでおり、プリンタ10はコンピュータ70によって制御されている。操作部86は、複数のボタンからなり、ユーザによって入力された電源のオン/オフや片面/両面処理の設定、処理開始の指示などをコンピュータ70に入力している。報知部は、プリンタ10に異常が生じた場合にコンピュータ70からの指示に基づいてパネルの表示や警告音等を用いてユーザに報知する。コンピュータ70は、メモリ72とCPU74を備えている。メモリ72には、プリンタ10の動作を制御するためのプログラムPや各種設定値等が記憶されている。CPU74は、操作部86、各光学センサ、報知部88、ドライバ64、各ローラ、画像形成部30に接続されており、経過時間Tを測定するタイマー76機能を備えている。CPU74は、ドライバ64を介して排紙ローラ60の状態を制御している。また、CPU74は、画像形成装置30の動作に連動させてピックアップローラ20やレジストローラ22やDXローラ66等の動作を制御している。コンピュータ70は、信号線を介して外部装置に接続されており(図示されていない)、外部装置から入力された印刷データがメモリ72に一時的に記憶されている。CPU74はメモリ72から読み出したプログラムPに従って、メモリ72に一時的に記憶された印刷データを用いて、シート材16への画像形成処理を実行する。
3.画像形成処理
図3ないし図12を参照して、プリンタ10の画像形成処理について説明する。本実施形態では、プリンタ10のメモリ72に予め記憶されている4ページ分の印刷データについて、各ページの印刷データを2ページ目、4ページ目、1ページ目、3ページ目の順で、シート材16Aの裏面、シート材16Bの裏面、シート材16Aの表面、シート材16Bの表面の順に2枚のシート材16A、16Bの両面に画像形成を実行する場合の処理について説明する。なお、本発明のプリンタ10では、シート材16の両面への画像形成を実行する場合、最大2枚のシート材16を同時にプリンタ10内部に搬送させる構成である。なお、例えば、6ページ分の印刷データについてシート材16の各面に対して1ページずつ両面への画像形成を実行する場合、各ページの印刷データを2ページ目、4ページ目、1ページ目、3ページ目、6ページ目、5ページ目の順で、1枚目のシート材16の裏面、2枚目のシート材16の裏面、1枚目のシート材16の表面、2枚目のシート材16の表面、3枚目のシート材16の裏面、3枚目のシート材16の表面の順に画像形成を実行する。また、例えば、8ページ分の印刷データについてシート材16の各面に対して1ページずつ両面への画像形成を実行する場合、各ページの印刷データを2ページ目、4ページ目、1ページ目、3ページ目、6ページ目、8ページ目、5ページ目、7ページ目の順で、1枚目のシート材16の裏面、2枚目のシート材16の裏面、1枚目のシート材16の表面、2枚目のシート材16の表面、3枚目のシート材16の裏面、4枚目のシート材16の裏面、3枚目のシート材16の表面、4枚目のシート材16の表面、の順に画像形成を実行する。そして、本発明のプリンタ10では、1枚目のシート材16から順に、シート材の表面が排紙トレイ12側に向くように排紙する所謂フェイスダウン排紙が行われるので、ユーザはシート材16に印刷された画像のページ順を容易に確認することができる。なお、シート材16の裏面とは、シート材16の両面に印刷する場合において、供給トレイ14に供給された状態のシート材16の下側の面(つまり、先に画像形成処理が行われる面)を意味しており、シート材16の表面とは、シート材16の両面に印刷する場合において、供給トレイ14に供給された状態のシート材16の上側の面(つまり、後に画像形成処理が行われる面)を意味している。
(シート材16Aの裏面への画像形成処理)
CPU74は、ユーザから操作部86を介して上記画像形成処理開始の指示が入力されると、シート材16Aの裏面への2ページ目の印刷データに基づく画像形成処理を開始する。CPU74は、図8に示すように、ピックアップローラ20及びレジストローラ22を制御して、第1供給路P1を介して供給トレイ14から画像形成部30にシート材16Aの給紙を開始する(ステップS2)。CPU74は、図8に示すように、シート材16Aの搬送に伴って光学センサ24、26がオン(ステップS4、S6)した場合に、画像形成部30にシート材16Aが搬送されたと判断し、2ページ目の印刷データに基づく画像形成を開始する(ステップS8)。一方、CPU74は、所定時間に亘って光学センサ24、26がオンしない場合には、シート材16Aがプリンタ10内で折れ曲がった(ジャム)と判断し、画像形成処理を終了する。なお、上記の光学センサがオンしない場合に画像形成処理を終了させる判断は、以後の動作フローの光学センサ24、26、27のオン及びオフを検出する度に判断されるものとし、重複した記載を省略する。CPU74は、光学センサ24がオフ(ステップS10)した場合に、画像形成部30へのシート材16Aの給紙が完了したと判断する(ステップS12)。
CPU74は、光学センサ26がオフ(ステップS14)した場合に、第1設定時間G1だけ待機する(ステップS16でNO)。第1設定時間G1は、シート材16Aの搬送方向後端部が光学センサ26を通過してから、画像形成部30を通過するまでの時間に設定されている。CPU74は、第1設定時間G1が経過したことで(ステップS16でYES)、シート材16Aの搬送方向後端部が画像形成部30を通過したと判断し、画像形成部30における図示しない帯電器や転写ローラ等への電圧の印加を停止させるなど、シート材16Aの裏面への画像形成終了に伴う制御を行う(ステップS18)。
CPU74は、ドライバ64を制御して、シート材16Aの搬送方向先端部が排紙ローラ60に到達するに先立って排紙ローラ60を第1向きD1に回転させておく。これによって、シート材16Aが排紙ローラ60に到達した際に、回転していない排紙ローラ60に衝突し、シート材16Aが折れ曲がってしまうことが抑制される。なお、本実施形態では、ステップS2においてシート材16Aの給紙を開始した時に、CPU74は、排紙ローラ60も第1向きD1に回転させ始める(図8参照)。
CPU74は、シート材16Aの搬送に伴って光学センサ27がオンし、その後オフ(ステップS20)した場合に、第2設定時間G2だけ待機する(ステップS22でNO)。第2設定時間G2は、シート材16Aの搬送方向後端部が光学センサ27を通過してから、シート材16A全体が分岐点Bよりも排紙トレイ62側に搬送されるまでの時間に設定されている。CPU74は、第2設定時間G2が経過したことで(ステップS22でYES)、図9に示すように、シート材16Aの搬送方向後端部が分岐点Bよりも排紙トレイ62側に搬送されたと判断し、排紙ローラ60を停止させる(ステップS24)。
次にCPU74は、排紙ローラ60を第2向きD2に回転させ(ステップS26)、第3設定時間G3だけ待機する(ステップS28でNO)。第3設定時間G3は、シート材16A全体が分岐点Bよりも排紙トレイ62側に搬送された位置(図9参照)からシート材16Aが重複部Zと重なる待機位置Y(図10参照)に搬送されるまでの時間に設定されている。CPU74は、第3設定時間G3が経過したことで(ステップS28でYES)、図10に示すように、シート材16Aが待機位置Yに到達したと判断し、排紙ローラ60の回転を停止させ(ステップS30)、シート材16Aを待機位置Yに待機させる。
待機位置Yでは、シート材16AがDXローラ66によって狭持されていない。DXローラ66は、シート材16を重複部Zから画像形成部30へと搬送しており、シート材16を重複部Zから画像形成部30へと搬送する向きD3(図11参照)に回転することができるものの、その逆向きに回転することができない。本実施形態のプリンタ10では、待機位置Yにおいてシート材16がDXローラ66によって狭持されていないため、何らかの原因でプリンタ10によるシート材16Bへの画像形成が中断された場合に、待機位置Yに待機しているシート材16Aを、排紙ローラ60を第1向きD1に回転させることで、排紙トレイ62に搬送して回収することができる。これによって、プリンタ10の中断時におけるシート材16の回収の利便性を向上させることができる。
また、DXローラ66は、画像形成装置30の動作に連動させて制御されている。そのため、シート材16がDXローラ66によって狭持されていると、画像形成装置30が動作を開始した場合に、画像形成装置30の動作に連動してDXローラ66が狭持しているシート材16を画像形成装置30に強制的に給紙してしまい、シート材16の給紙を遅らせたり、中止したりすることができない。本実施形態のプリンタ10では、待機位置Yにおいてシート材16がDXローラ66によって狭持されていない。そのため、何らかの原因で供給トレイ14から画像形成装置30へのシート材16Bの給紙が遅れた場合に、シート材16Bの給紙にあわせてシート材16Aを画像形成装置30に給紙したり、中止したりすることができる。これによって、画像形成装置30等で供給トレイ14から給紙中のシート材16Bと待機位置Yから給紙中のシート材16Aとが干渉することを確実に抑制することができる。
また待機位置Yでは、シート材16全体が排出路P3及び第2供給路P2内に配置されており、ケーシング12外に突出していない。そのため、ユーザが、待機位置Yに待機しているシート材16を誤って引き抜いてしまうことを抑制することができる。
以上で、シート材16Aの裏面への画像形成処理を終了する。
(シート材16Bの裏面への画像形成処理)
CPU74は、画像形成部30へのシート材16Aの給紙が完了(ステップS12)するまで待機する(ステップS100でNO)。CPU74は、シート材16Aの給紙が完了した(ステップS100でYES)場合に、第4設定時間G4だけ待機する(ステップS101でNO)。第4設定時間G4は、シート材16Aの搬送方向後端部が光学センサ24を通過してからシート材16Bとの紙間距離(シート材16Aの反転時に重複部Zにおいてシート材16A、16B同士が衝突しない距離)を確保できる時間に設定されている。CPU74は、第4設定時間G4が経過したことで(ステップS101でYES)、図9に示すように、供給トレイ14から画像形成部30にシート材16Bの給紙を開始する(ステップS102)。本実施形態では、光学センサ24が検出したシート材16Aの搬送方向後端部の位置情報に基づいてシート材16Bの給紙タイミングを決定する。そのため、第1供給路P1、画像形成部30、及び重複部Zにおいて、シート材16Aとシート材16Bが干渉することが抑制される。なお、シート材16Bの裏面への画像形成処理に係るステップS103ないしステップS120において、シート材16Aの裏面への画像形成処理に係るステップS2ないしステップS20と等しい処理については、重複した説明を省略する。
CPU74は、第2設定時間G2が経過した後(ステップS120でYES)、待機位置Yに待機していたシート材16Aが排紙トレイ62に強制的に排紙される動作が行われていたか否かを判断し(ステップS122)、シート材16Aに対する強制排紙動作が行われていた場合(ステップS122でYES)、シート材16Bを排紙トレイ62に強制的に排紙する(ステップS123)。一方、シート材16Aに対する強制排紙動作が行われていない場合(ステップS122でNO)、シート材16Bに対し、ステップS24〜ステップS30と同様の処理(ステップS124〜ステップS130)を行い、シート材16Bを待機位置Yに待機させる。なお、CPU74は、シート材16Bの裏面への画像形成処理において、後述するステップS202における判断を行うために、光学センサ26がオン(ステップS104)してから光学センサ26がオフ(ステップS112)するまでの第1経過時間T1を測定しておく。
以上で、シート材16Bの裏面への画像形成処理を終了する。
(シート材16Aの表面への画像形成処理)
CPU74は、画像形成部30へのシート材16Bの給紙が完了(ステップS110)するまで待機し(ステップS200でNO且つステップ202でNO)、第1経過時間T1が基準時間Kを経過する前(ステップS202でNO)に、シート材16Bの給紙が完了した(ステップS200でYES)場合に、第5設定時間G5だけ待機する(ステップS207でNO)。第5設定時間G5は、シート材16Bの搬送方向後端部が光学センサ24を通過してからシート材16Aとの紙間距離を確保できる時間に設定されている。CPU74は、第5設定時間G5が経過したことで(ステップS207でYES)、図11に示すように、排紙ローラ60を第2向きD2に回転させて(ステップS208)、待機位置Yから画像形成部30にシート材16Aの給紙を開始する。本実施形態では、光学センサ24が検出したシート材16Bの搬送方向後端部の位置情報に基づいてシート材16Aの給紙タイミングを決定する。そのため、第1供給路P1、画像形成部30及び重複部Zにおいて、シート材16Aとシート材16Bが干渉することが抑制される。
CPU74は、排紙ローラ60を第2向きD2に回転させてからシート材16Aの搬送方向後端部が分岐点Bを超え且つDXローラ66に挟持されるまでに必要な第6設定時間G6だけ待機する(ステップS210でNO)。ここで、第6設定時間G6だけ待機した後(ステップS210でYES)のシート材16Aは、DXローラ66によって第2供給路P2を介して第1供給路P1へ搬送される(図11参照)。また、CPU74は、シート材16Aの表面への画像形成処理を行うに先立って、排紙ローラ60の回転を停止させ(ステップS212)、排紙ローラ60の回転を第1向きD1に回転させておく(ステップS214)。これによって、図12に示すように、シート材16Bの裏面への画像形成処理において、画像形成部30から搬送されたシート材16Bが排紙トレイ62側へ搬送される(ステップS120)。なお、シート材16Aの表面への画像形成処理に係るステップS302ないしステップS318において、シート材16Aの裏面への画像形成処理に係るステップS2ないしステップS20と等しい処理については、重複した説明を省略する。
CPU74は、画像形成部30にてその表面に画像を形成されたシート材16Aを排紙トレイ62に排紙し(ステップS320)、シート材16Aの表面への画像形成処理を終了する。なお、CPU74は、シート材16Aの表面への画像形成処理において、後述するステップS402における判断を行うために、光学センサ26がオン(ステップS304)してから光学センサ26がオフ(ステップS312)するまでの第2経過時間T2を測定しておく。
一方、CPU74は、シート材16Bの給紙が完了するまで待機している間に(ステップS200でNO)測定中の第1経過時間T1が基準時間Kに到達した場合、シート材16Bの搬送方向先端部が限界位置Lmaxに到達したと判断し(ステップS202でYES)、報知部88を用いてユーザによって報知するとともに、排紙ローラ60を第1向きD1に回転させる(ステップS204)。これによってCPU74は、待機位置Yに待機していたシート材16Aを排紙トレイ62に強制的に排紙する(ステップS206)。
第1経過時間T1が基準時間Kよりも大きい場合、図15に示すように、シート材16Bの搬送方向における長さが予め決められた長さよりも長い規格外のシート材であることが予想される。本実施形態のプリンタ10では、シート材16Bが規格外のシート材であると予想される場合に、シート材16Bを再搬送せずに排紙トレイ62に排紙する。これによって、規格外のシート材が画像形成部30に再搬送されることが防止され、画像形成部30においてシート材16Aとシート材16Bが干渉する等の問題が発生することを防止することができる。
ここで基準時間Kは、第1到達時間(第1時間の一例)から第2到達時間(第2時間の一例)を減算した差分時間(第3時間の一例)に設定されている。第1到達時間は、光学センサ26がオンしてからシート材16Bの搬送方向先端部が排紙ローラ60(2対ある排紙ローラ60のうち、分岐点Bに近い排紙ローラ60)に達するまでの時間を意味する。第2到達時間は、排紙ローラ60を第2向きD2に回転させてからシート材16Bの搬送方向後端部が排紙ローラ60(2対ある排紙ローラ60のうち、分岐点Bに近い排紙ローラ60)を超えて画像形成部30側に搬送されるまでの時間を意味する。上記のように基準時間Kが設定されていると、第1経過時間T1が基準時間Kを経過した後に、排紙ローラ60を第2向きD2に回転させてシート材16Aを画像形成部30側に搬送しようとしても、シート材16Aを画像形成部30側に搬送する前にシート材16Bが排紙ローラ60に到達してしまい、第2向きD2に回転する排紙ローラ60と排紙トレイ62に強制排紙されるシート材16Bが衝突し、シート材16Bがプリンタ10内で折れ曲がってしまうことを防止することができない。
本実施形態では、第1経過時間T1が基準時間Kを経過し、シート材16Bの搬送方向先端部が限界位置Lmaxを超えた場合には、排紙ローラ60を第2向きD2に回転させない。これによって、シート材16Bがプリンタ10内で折れ曲がってしまうことを防止することができる。
本実施形態では、シート材16Bを排紙トレイ62に強制排紙するための排紙ローラ60の第1向きD1の回転を用いて、シート材16Aも排紙トレイ62に強制排紙する。シート材16Aとシート材16Bが同一の供給トレイ14から給紙されている場合、シート材16Bだけでなくシート材16Aも規格外のシート材である確率が高い。そのため、シート材16Aが規格外のシート材であるか否かを確認する必要があり、シート材16Aを回収する必要がある。本実施形態では、シート材16Bを排紙トレイ62に強制排紙するための排紙ローラ60の第1向きD1の回転を用いて、シート材16Aを排紙トレイ62に強制排紙する。これによって、シート材16Aを容易に搬送して回収することができ、シート材16の回収における利便性を向上させることができる。
さらにCPU74は、上記の場合に、報知部88を用いてユーザに供給トレイ14を確認する旨を報知する。シート材16Aまたはシート材16Bを給紙した供給トレイ14では、シート材16Aやシート材16Bの他にも規格外のシート材が供給されている確率が高い。そのため、供給トレイ14に規格外のシート材が供給されているか否かを確認する必要がある。本実施形態では、報知部88を用いてユーザに供給トレイ14を確認する旨を報知することで、規格外のシート材が供給トレイ14から再び画像形成部30に給紙されることを抑制することができる。
CPU74は、供給トレイ14の光学センサ15に接続されている。CPU74は、シート材16Aが規格外のシート材であるとCPU74が検出した後に、ユーザによって供給トレイ14が開かれた場合に、報知部88による報知を終了する。ユーザによって供給トレイ14が開かれた場合、ユーザにより供給トレイ14内に規格外のシート材が混入されているか否かが確認された確率が高く、その後の供給トレイ14に規格外のシート材が存在している確率が低い。これによって、規格外のシート材が供給トレイ14から再び画像形成部30に給紙されることを抑制することができる。
CPU74は、シート材16Bの搬送方向先端部が排紙ローラ60に到達するまでに排紙ローラ60を第1向きD1に回転させておく。これによって、シート材16Bが排紙ローラ60に到達した際に、回転していない排紙ローラ60に衝突し、シート材16Bが折れ曲がってしまうことが抑制される。
CPU74は、シート材16Bの搬送方向先端部が分岐点Bに到達するまでに、すなわち、重複部Zに到達するまでに排紙ローラ60を第1向きD1に回転させておくことが好ましい。これによって、シート材16Bの搬送方向先端部が分岐点Bに到達するまでに、排紙トレイ62に排紙されるシート材16Aを分岐点Bよりも排紙トレイ62側に搬送しておくことができる。強制排紙中に重複部Zでシート材16Aとシート材16Bが重送され、シート材16Aやシート材16Bがプリンタ10内で折れ曲がってしまうことが抑制される。
以上で、シート材16Aの表面への画像形成処理を終了する。
(シート材16Bの表面への画像形成処理)
CPU74は、画像形成部30へのシート材16Aの給紙が完了(ステップS310)するまで待機し(ステップS400でNO且つステップS402でNO)、第2経過時間T2が基準時間Kを経過する前(ステップS402でNO)に、シート材16Aの給紙が完了した(ステップS400でYES)場合に、第5設定時間G5だけ待機する(ステップS407でNO)。ここで第5設定時間G5は、シート材16Aの搬送方向後端部が光学センサ24を通過してからシート材16Bとの紙間距離を確保できる時間に設定されている。CPU74は、第5設定時間G5が経過したことで(ステップS407でYES)、排紙ローラ60を第2向きD2に回転させて(ステップS408)、待機位置Yから画像形成部30にシート材16Bの給紙を開始する。本実施形態では、光学センサ24が検出したシート材16Aの搬送方向後端部の位置情報に基づいてシート材16Bの給紙タイミングを決定する。そのため、第1供給路P1、画像形成部30及び重複部Zにおいて、シート材16Aとシート材16Bが干渉することが抑制される。
CPU74は、排紙ローラ60を第2向きD2に回転させてからシート材16Bの搬送方向後端部が分岐点Bを超え且つDXローラ66に挟持されるまでに必要な第6設定時間G6だけ待機する(ステップS410でNO)。ここで、第6設定時間G6だけ待機した(ステップS410でYES)後のシート材16Bは、DXローラ66によって第2供給路P2を介して第1供給路P1へ搬送される。また、CPU74は、シート材16Bの表面への画像形成処理を行うに先立って、排紙ローラ60の回転を停止させ(ステップS412)、排紙ローラ60の回転を第1向きD1に回転させておく(ステップS414)。これによって、シート材16Aの表面への画像形成処理において、画像形成部30から搬送されたシート材16Aが排紙トレイ62側へ搬送される(ステップS320)。なお、シート材16Bの表面への画像形成処理に係るステップS502ないしステップS518において、シート材16Aの裏面への画像形成処理に係るステップS2ないしステップS20と等しい処理については、重複した説明を省略する。
CPU74は、画像形成部30にてその表面に画像を形成されたシート材16Bを排紙トレイ62に排紙し(ステップS520)、シート材16Bの表面への画像形成処理を終了する。
一方、CPU74は、シート材16Aの給紙が完了するまで待機している間に(ステップS400でNO)測定中の第2経過時間T2が基準時間Kに到達した場合、シート材16Aの搬送方向先端部が限界位置Lmaxに到達したと判断し(ステップS402でYES)、報知部88を用いてユーザによって報知するとともに、排紙ローラ60を第1向きD1に回転させる(ステップS404)。これによってCPU74は、待機位置Yに待機していたシート材16Bを排紙トレイ62に強制的に排紙する(ステップS406)。
第2経過時間T2が基準時間Kよりも大きい場合、シート材16Aの搬送方向における長さが予め決められた長さよりも長い規格外のシート材であることが予想される。本実施形態のプリンタ10では、シート材16Aが規格外のシート材であると予想される場合に、シート材16Aを再搬送せずに排紙トレイ62に排紙する。これによって、画像形成部30を搬送されているシート材16Aと待機位置Yから画像形成部30に搬送されるシート材16Bが干渉する等の問題が発生することを防止することができる。
これによって、シート材16Bの表面への画像形成処理を終了し、シート材16A、16Bの両面への画像形成処理を終了する。
4.本実施形態の効果
本実施形態のプリンタ10では、ドライバ64によって排紙ローラ60が第1回転状態と第2回転状態と停止状態の少なくとも3つの状態に制御される。そのため、シート材16の両面に画像形成を行う際に、排紙ローラ60を停止状態とすることで、裏面に画像形成処理が行われたシート材16を待機位置Yに待機させることができる。また、排紙ローラ60を第2回転状態とすることで、裏面に画像形成処理が行われたシート材16を反転して画像形成部30に再搬送することができる。また、排紙ローラ60を第1回転状態とすることで、両面に画像形成処理が行われたシート材16を排紙トレイ62に排紙することができる。本実施形態のプリンタ10では、排紙ローラ60を用いて以上の3つの機能を実現することができ、排紙ローラ60と別にシート材16を待機させる機構やシート材16を再搬送する機構を設ける必要がない。これによって、プリンタ10を小型化することができる。
また、排紙ローラ60は一般に排紙トレイ62の近くのケーシング12内に配置されることが多く、外部からアクセスしやすい。そのため、待機位置Yでの待機、画像形成部30への再搬送、排紙トレイ62への排紙の3つの機能が集中し、シート材16の折れ曲がり等が発生しやすい排紙ローラ60でシート材16の折れ曲がり等が発生した場合でも、外部からアクセスすることで容易にシート材16を回収することができ、利便性が悪化してしまうのを防止することができる。
<実施形態2>
本発明の実施形態2を、図13を用いて説明する。プリンタ110では、ケーシング12内に複数の第1の供給トレイ114Aと第2の供給トレイ114Bを備えている点で実施形態1のプリンタ10と異なる。第1の供給トレイ114Aに供給されるシート材16の搬送方向における長さ(第1長さの一例)は、第2の供給トレイ114Bに供給されるシート材16の搬送方向における長さ(第2長さの一例)と異なる。
プリンタ110では、供給トレイ114A、114Bから画像形成部30にシート材16を給紙する際に、予定されていた供給トレイと異なる供給トレイから画像形成部30にシート材16が給紙されることがある。上記のような給紙の間違いは、特に、画像形成部30に給紙する供給トレイ114A、114Bを切り替える際に起こりやすい。予定されていた供給トレイと異なる供給トレイ114A、114Bから画像形成部30にシート材16が給紙された場合でも、供給トレイ114A、114Bに供給されるシート材16は共に規格内のシート材であり、シート材16の搬送方向における長さが予め決められた長さよりも長くならない。そのため、実施形態1のプリンタ10では、給紙の間違いを検出することが難しい。
本実施形態では、シート材16がいずれの供給トレイ114A、114Bから給紙されるのかが予め解かっている場合、予定されていた供給トレイ114A、114Bに供給されたシート材16の搬送方向における長さに基づいて基準時間Kが設定される。これによって、シート材16が、予定されていたシート材であるか否かを検出することができる。
<実施形態3>
本発明の実施形態3を、図14を用いて説明する。プリンタ210では、ケーシング12外に多目的トレイ214を備えている点で実施形態1のプリンタ10と異なる。多目的トレイ214にはシート材16の有無を検知する光学センサ(第2検出部の別の例)215が配置されている。多目的トレイ214は、複数種類のシート材を給紙可能であり、利便性が良い。その反面、規格外のシート材を供給することも可能で、画像形成部30に規格外のシート材が給紙されることを抑制することができない。
本実施形態では、図14に示すように、多目的トレイ214から画像形成部30に給紙する第1供給路P1に光学センサ26が配置されており、CPU74はシート材16の搬送に伴って光学センサ26がオンしてから光学センサ26がオフするまでの経過時間を測定している。CPU74は経過時間を基準時間Kと比較し、画像形成部30に給紙されたシート材16が規格外のシート材であるか否かを検出している。そのため、多目的トレイ214から画像形成部30に給紙されたシート材16が規格外のシート材か否かを検出することができる。
CPU74は、上記の場合に、報知部88を用いてユーザに供給トレイ14を確認する旨を報知する。CPU74は、多目的トレイ214の光学センサ215に接続されている。CPU74は、多目的トレイ214から画像形成部30に規格外のシート材が給紙された後に、ユーザによって多目的トレイ214からシート材16が持ち上げられ、一時的に多目的トレイ214にシート材16が無くなった場合に、報知部88による報知を終了する。ユーザによって多目的トレイ214からシート材16が持ち上げられた場合、ユーザにより多目的トレイ214内に規格外のシート材が混入されているか否かが確認された確率が高く、その後の多目的トレイ214に規格外のシート材が存在している確率が低い。これによって、規格外のシート材が多目的トレイ214から再び画像形成部30に給紙されることを抑制することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、シート材16Bの裏面への画像形成処理において、シート材16Aを強制排紙する際に、排紙ローラ60の第1向きD1の回転を用いて、シート材16Aを排紙トレイ62に排紙したが、これに限られない。例えば、シート材16Bが排紙ローラ60に達するに先立って排紙ローラ60を第2向きD2に回転させて、待機位置Yに待機されているシート材16Aを排紙ローラ60よりも画像形成部30側の第2供給路P2に搬送しておいてもよい。この場合、シート材16Aが排紙ローラ60に達するまでに排紙ローラ60を第2向きD1の回転から第1向きD1に切り替えておく。これによって、シート材16Aが第2向きD1に回転している排紙ローラ60に衝突することが回避され、シート材16Aが折れ曲がったりすることが防止される。また、シート材16Aは第2供給路P2及び排出路P3を搬送されて排紙トレイ62へと排紙される。これによって、シート材16Bとシート材16Aをこの順で排紙トレイ62に取り出すことができ、シート材16A、シート材16Bを比較的良好な状態で回収することができる。
(2)上記実施形態の基準時間Kも様々に設定することが可能である。通常、プリンタ10には使用可能なシート材16の規格が設定されており、搬送方向の長さが最大となる最大規格シート材が設定されている。この場合、基準時間Kは最大規格シート材を画像形成部30に搬送した場合の経過時間である限界経過時間に基づいて設定されてもよい。これによって、シート材16の搬送方向の長さが、規格外であるか否かを容易に検出することができる。
(3)また、基準時間Kは、第4到達時間(第4時間の一例)から第5到達時間(第5時間の一例)を減算した差分時間(第6時間の一例)に設定されていてもよい。第4到達時間は、光学センサ26がオンしてからシート材16Bの搬送方向先端部が分岐点Bに達するまでの時間を意味する。第5到達時間は、排紙ローラ60を第2向きD2に回転させてからシート材16Bの搬送方向後端部が分岐点Bを超えて画像形成部30側に搬送されるまでの時間を意味する。上記のように基準時間Kが設定されていると、重複部Zにおいて排紙トレイ62側に搬送されているシート材16Bと画像形成部30側に搬送されているシート材16Aが干渉することを回避することができる。
(4)上記実施形態では、シート材16の搬送方向の長さに異常が検出された場合に、シート材16を強制排紙しているが、シート材16を強制排紙するのはこの場合に限られない。画像形成部30にシート材16を搬送する際に画像形成部30の準備ができていない場合にシート材16を強制排紙してもよい。画像形成部30には、シート材16を搬送するに先立って画像形成部30の準備ができたか否かを検出するセンサQ(第3検出部の一例)が備えられている。CPU74は、センサQが画像形成部30の準備ができていないと検出した場合に、シート材16を強制的に排紙する。画像形成部30の準備ができていない場合には、画像形成部30に何らかの異常が発生していることが予想される。画像形成部30に何らかの異常が発生していることが予想される場合にシート材16を強制的に排紙することで、異常が発生していることが予想される画像形成部30を用いて画像処理が繰り返されることを抑制することができる。
(5)上記実施形態では、シート材16の両面への画像形成を実行する際に、最大2枚のシート材16を同時にプリンタ10内部に搬送させる構成を説明したが、3枚以上のシート材16を同時に搬送可能なプリンタ10にも適用が可能である。排紙ローラ60と連動して動作するローラが存在し、そのローラによってシート材16を待機させられる場合には、例えば3枚のシート材16を用いて、各ページの印刷データを2ページ目、4ページ目、6ページ目、1ページ目、3ページ目、5ページ目の順で、1枚目のシート材16の裏面、2枚目のシート材16の裏面、3枚目のシート材16の裏面、1枚目のシート材16の表面、2枚目のシート材16の表面、3枚目のシート材16の表面の順に画像形成を実行することが可能である。
(6)上記実施形態では、シート材16Bの表面への画像形成処理において、シート材16Aの搬送方向における長さが予め決められた長さよりも長いか否かを判断しているが、シート材16Aの裏面への画像形成処理において、シート材16Aの搬送方向における長さを判断してもよい。この場合、シート材16Aの搬送方向における長さが予め決められた長さよりも長いことが判明した場合には、1ページ目、2ページ目(シート材16A)への画像形成を中止してシート材16Bを排紙トレイ62に強制排紙するとともに、3ページ目、5ページ目(シート材16B)への画像形成のみを実施するように制御を切り替えてもよい。先に画像形成処理を行うシート材16Aを強制排紙することで、プリンタ10内でシート材16Aとシート材16Bが干渉することが防止されるとともに、シート材16A、16Bの両方が全て中止されることが抑制される。
(7)上記実施形態では、2対の排紙ローラ60がドライバ64によって制御されるプリンタ10を用いて説明をおこなったが、分岐点Bに近い方の排紙ローラ60のみがドライバ64に制御されていてもよい。同様に、3対以上の排紙ローラ60が同一のドライバ64によって制御されていてもよい。
(8)上記実施形態では、プリンタ10に適用した例を示したが、これに限られない。例えば、シート材16を用いて画像を作成するスキャナに適用してもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:プリンタ
14:供給トレイ
15、24、26、27:光学センサ
16:シート材
20:ピックアップローラ
22:レジストローラ
30:画像形成部
60:排紙ローラ
62:排紙トレイ
64:ドライバ
66:DXローラ
74:CPU
88:報知部
214:多目的トレイ
B:分岐点
D1:第1向き
D2:第2向き
K:基準時間
P1:第1供給路
P2:第2供給路
P3:排出路
T:経過時間
Y:待機位置
Z:重複部

Claims (19)

  1. 被記録媒体を用いて画像を処理する画像処理部と、
    前記被記録媒体が排出される排出部と、
    前記被記録媒体を前記画像処理部から前記排出部に搬送するための第1搬送路と、
    前記第1搬送路と重複する重複部を有しており、前記被記録媒体を前記第1搬送路と異なる経路で前記重複部から前記画像処理部に反転させて搬送するための第2搬送路と、
    前記重複部に配置された第1回転体と、
    前記第1回転体を制御し、前記第1搬送路を介して前記被記録媒体を前記排出部に搬送する際には前記第1回転体を第1向きに回転させ、前記第2搬送路を介して前記被記録媒体を前記画像処理部に搬送する際には前記第1回転体を前記第1向きと逆向きの第2向きに回転させ、前記被記録媒体を前記重複部に待機させる際には前記第1回転体の回転を停止させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記第2搬送路を介して前記画像処理部に搬送される前の前記被記録媒体を少なくとも前記重複部を含む位置に待機させる画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置であって、
    前記画像処理部に第1の被記録媒体を搬送して画像を処理した後、前記第2搬送路を介して前記第1の被記録媒体を前記画像処理部に再搬送するに先立って、前記画像処理部に第2の被記録媒体を搬送して画像を処理しており、
    前記制御部は、前記第2搬送路を介して前記画像処理部に再搬送される前の前記第1の被記録媒体を少なくとも前記重複部を含む位置に待機させる画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置であって、
    前記第2搬送路に配置され、前記第2搬送路内の前記被記録媒体を前記画像処理部側へ搬送する第2回転体を備えており、
    前記制御部が前記第1の被記録媒体を待機させる待機位置では、前記第2回転体が前記第1の被記録媒体を狭持していない画像処理装置。
  4. 請求項3に記載の画像処理装置であって、
    前記待機位置では、第1の被記録媒体が第1搬送路と第2搬送路の少なくとも一方の内部に留まっている画像処理装置。
  5. 請求項2ないし請求項4のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
    前記画像処理部に搬送された前記被記録媒体の位置を検出する第1検出部を備えており、
    前記制御部は、前記第1検出部が第2の被記録媒体の位置を検出した検出結果に基づいて、前記重複部に待機されている前記第1の被記録媒体を前記画像処理部に搬送するタイミングを決定する画像処理装置。
  6. 請求項5に記載の画像処理装置であって、
    前記第1検出部は、前記画像処理部内を搬送される第2の被記録媒体の搬送方向先端を検出してから搬送方向後端を検出するまでの経過時間を検出しており、
    前記制御部は、前記経過時間が基準時間よりも長いことを前記検出部が検出した場合に、前記第1回転体を前記第1向きに回転させ、前記第2の被記録媒体を前記排出部に搬送する画像処理装置。
  7. 請求項6に記載の画像処理装置であって、
    前記第1の被記録媒体は、前記第1回転体の前記第1向きの回転によって、前記排出部に搬送される画像処理装置。
  8. 請求項6または請求項7に記載の画像処理装置であって、
    前記制御部は、前記第2の被記録媒体が前記第1回転体に到達するに先立って前記第1回転体を前記第1向きに回転させる画像処理装置。
  9. 請求項8に記載の画像処理装置であって、
    前記制御部は、前記第2の被記録媒体が前記重複部に到達するに先立って前記第1回転体を前記第1向きに回転させる画像処理装置。
  10. 請求項6に記載の画像処理装置であって、
    前記制御部は、前記第2の被記録媒体が前記第1回転体に到達するに先立って、前記第1回転体を前記第2向きに回転させて前記重複部に待機されている前記第1の被記録媒体を前記第1回転体よりも前記画像処理部側の前記第2搬送路に搬送し、前記第1回転体の回転を前記第2向きから前記第1向きへと切り替える画像処理装置。
  11. 請求項6ないし請求項10のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
    搬送方向の長さが最大となる最大被記録媒体が設定されており、
    前記基準時間は、前記第1検出部が前記画像処理装置内を搬送される前記最大被記録媒体の搬送方向先端部を検出してから搬送方向後端部を検出するまでの限界経過時間に基づいて設定されている画像処理装置。
  12. 請求項6ないし請求項10のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
    前記基準時間は、前記画像処理部内及び前記第2搬送路内を搬送される前記第2の被記録媒体の搬送方向先端部が、前記第1検出部に検出されてから前記第1回転体に到達するまでに必要な第1時間から、前記第1回転体を前記第2向きに回転させてから前記第1の被記録媒体が前記第1回転体よりも前記画像処理部側の前記第2搬送路に搬送されるまでに必要な第2時間を減算した第3時間よりも短く設定されている画像処理装置。
  13. 請求項6ないし請求項10のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
    前記基準時間は、前記画像処理部内及び前記第2搬送路内を搬送される前記第2の被記録媒体の搬送方向先端部が、前記第1検出部に検出されてから前記重複部に到達するまでに必要な第4時間から、前記第1回転体を前記第2向きに回転させてから前記第1の被記録媒体が前記重複部よりも前記画像処理部側の前記第2搬送路に搬送されるまでに必要な第5時間を減算した第6時間よりも短く設定されている画像処理装置。
  14. 請求項6ないし請求項10のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
    搬送方向の長さが第1長さである被記録媒体を供給可能な第1の供給部と、
    搬送方向の長さが第1長さと異なる第2長さである被記録媒体を供給可能な第2の供給部と、を備えており、
    前記第2の被記録媒体がいずれの供給部から供給されるかが予め決定されており、
    前記基準時間は、前記決定された供給部が供給する前記被記録媒体の搬送方向の長さに基づいて決定されている画像処理装置。
  15. 請求項6ないし請求項14のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
    搬送方向の長さが異なる複数種類の被記録媒体を供給可能な多目的の供給部を備える画像処理装置。
  16. 請求項14または請求項15に記載の画像処理装置であって、
    前記第1検出部は、報知部を備えており、
    前記報知部は、前記経過時間が前記基準時間よりも長いことを検出した場合に、前記供給部内の前記被記録媒体を確認する旨を報知する報知部を備える画像処理装置。
  17. 請求項16に記載の画像処理装置であって、
    前記供給部の開閉を示す第1状態と、前記供給部における被記録媒体の有無を示す第2状態を検出する第2検出部を備えており、
    前記報知部は、前記報知中に前記第1状態と第2状態の少なくとも一方が変化したことを前記第2検出部が検出した場合に、前記報知を終了する画像処理装置。
  18. 請求項5に記載の画像処理装置であって、
    前記画像処理部は、前記画像処理部に前記第2の被記録媒体を搬送するに先立って前記画像処理部の準備ができたか否かを検出する第3検出部を備えており、
    前記制御部は、前記第3検出部が前記画像処理部の準備ができていないと検出した場合に、前記第1回転体を前記第1向きに回転させ、前記第1搬送路を介して前記第2の被記録媒体を前記排出部に搬送する画像処理装置。
  19. 請求項1ないし請求項18のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
    前記画像処理部は、前記被記録媒体に画像を形成する画像処理装置。
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