JP2011229345A - モータ駆動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンデンサを用いることなくモータコイルの駆動電流を徐々に変化させることが可能なモータ駆動回路を提供する。
【解決手段】PWM信号のデューティ比に基づいてモータコイルを駆動するモータ駆動回路は、PWM信号が一方の論理レベルとなる期間の1/nの期間ごとに第1パルス信号を生成する第1パルス信号生成回路60と、第1パルス信号に基づいてカウント値を変化させるカウンタ62と、カウント値が所定値でない場合、一方の論理レベルの駆動信号を出力し、カウント値が所定値となると他方の論理レベルの駆動信号を出力する駆動信号出力回路63と、モータコイルに流れる電流が減少させる期間及び増加させる期間に対応するカウント値をPWM信号の周期ごとにカウンタに設定する設定回路64と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、モータ駆動回路に関する。
電子機器では、発熱部品を冷却するためにファンモータが用いられる。ファンモータを駆動する際には、例えばファンモータにおける騒音を低減させるため、モータコイルの駆動電流を徐々に変化させる、いわゆるソフトスイッチングを行うモータ駆動回路が用いられることがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のモータ駆動回路はPWM(Pulse Width Modulation)方式のモータ駆動回路であり、モータコイルはPWM信号に基づいて駆動される。このようなモータ駆動回路では、PWM信号のデューティ比を変化させることにより、モータコイルの駆動電流を変化させることができる。
特開2005−287196号公報
ところで、特許文献1のモータ駆動回路では、コンデンサの充電電圧と、三角波とが比較されてPWM信号が生成されている。したがって、PWM信号のデューティ比を緩やかに変化させるためには、コンデンサの充電電圧を緩やかに変化させる必要がある。このため、このようなモータ駆動回路では、例えば容量の大きいコンデンサが必要となる。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、コンデンサを用いることなくモータコイルの駆動電流を徐々に変化させることが可能なモータ駆動回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一つの側面に係る、PWM信号のデューティ比に基づいてモータコイルを駆動するモータ駆動回路は、前記PWM信号が一方の論理レベルとなる期間の1/nの期間ごとに第1パルス信号を生成する第1パルス信号生成回路と、前記第1パルス信号に基づいてカウント値を変化させるカウンタと、前記カウント値が所定値でない場合、一方の論理レベルの駆動信号を出力し、前記カウント値が前記所定値となると他方の論理レベルの前記駆動信号を出力する駆動信号出力回路と、前記駆動信号のデューティ比に応じて前記モータコイルをPWM駆動する駆動回路と、前記モータコイルに流れる電流の向きを変化させる期間のうち、前記モータコイルに流れる電流を減少させる期間おいて、前記モータコイルに流れる電流を減少させるようなカウント値を前記PWM信号の周期ごとに前記カウンタに設定し、前記モータコイルに流れる電流を増加させる期間において、前記モータコイルに流れる電流を増加させるようなカウント値を前記PWM信号の周期ごとに前記カウンタに設定する設定回路と、を備える。
コンデンサを用いることなくモータコイルの駆動電流を徐々に変化させることが可能なモータ駆動回路を提供することができる。
本発明の一実施形態であるモータ駆動IC10の構成を示す図である。 ソフトスイッチ期間生成回路21の一実施形態を示す図である。 ソフトスイッチ期間生成回路21の動作を説明するための図である。 駆動信号生成回路23の一実施形態を示す図である。 パルス信号生成回路60の一実施形態を示す図である。 ダウンカウンタ74に記憶されるカウント値について説明するための図である。 信号VsswがLレベルの際のパルス信号生成回路60の動作を説明するための図である。 信号VsswがHレベルの際のパルス信号生成回路60の動作を説明するための図である。 信号VsswがLレベルの際の駆動信号Vdrを説明するための図である。 信号VsswがHレベルの際の駆動信号Vdrの変化について説明するための図である。 カウント値出力回路65の一実施形態を示す図である。 パルス信号生成回路80から出力されるパルス信号Vp3を説明するための図である。 アップカウンタ81の動作を説明するための図である。 アップカウンタ81の出力と変換回路82の出力との関係を示す図である。 駆動信号生成回路23の動作を説明するための図である。 モータ駆動IC10の動作を説明するための図である。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
図1は、本発明の一実施形態であるモータ駆動IC(Integrated Circuit)10の構成を示す図である。モータ駆動IC10は、例えば、ノート型パーソナルコンピュータ等の電子機器において、プロセッサ等の発熱部品を冷却するためのファンモータに組み込まれている。
モータ駆動IC10は、マイコン(不図示)等から出力されるPWM信号Vpwmのデューティ比に応じて冷却用のファンを回転させるための単相モータ11を駆動する回路である。モータ駆動IC10は、コンパレータ20、ソフトスイッチ期間生成回路21、クロック信号生成回路22、駆動信号生成回路23、スイッチング回路24、NMOSトランジスタ25A,25B、PMOSトランジスタ26A,26B、及び端子30〜34を含んで構成される。なお、モータ駆動IC10は、PWM信号VpwmのHレベルのデューティ比の増加に応じて単相モータ11の回転速度を上昇させる。
ホール素子12は、単相モータ11におけるロータ(不図示)の回転位置に応じたホール信号VH1,VH2を出力する。なお、ホール素子12は、周波数がファンモータの回転速度に応じて変化し、互いに逆相となるホール信号VH1,VH2を出力する。また、ホール信号VH1,VH2は、振幅のレベル及び、振幅の中心レベルが互いに等しい正弦波の信号であり、端子30,31に夫々出力される。
コンパレータ20は、ホール信号VH1,VH2のレベルを比較し、単相モータ11の回転速度に応じて周波数が変化する信号Vfgを生成する。なお、信号Vfgは、いわゆるFG信号であり、ホール信号VH1のレベルがホール信号VH2のレベルより高くなるとローレベル(以下、Lレベル)となり、ホール信号VH1のレベルがホール信号VH2のレベルより低くなるとハイレベル(以下、Hレベル)となる。
ソフトスイッチ期間生成回路21は、ソフトスイッチ期間、すなわち単相モータ11のモータコイルLに流れる駆動電流Idrの向きを緩やかに変化させるための期間を示す信号Vsswを生成する。図2は、ソフトスイッチ期間生成回路21の構成例を示す図である。ソフトスイッチ期間生成回路21は、ソフトスイッチ期間生成回路21の内部で生成される電圧Vbと、ホール信号VH1,VH2とに基づいて信号Vsswを生成し、コンパレータ50,51、及びAND回路52を含んで構成される。
コンパレータ50は、ホール信号VH1のレベルと、所定の電圧Vbのレベルとを比較する。具体的には、図3に示すように、コンパレータ50は、ホール信号VH1のレベルが電圧Vbのレベルより高くなるとLレベルの比較信号Vc1を出力し、ホール信号VH1のレベルが電圧Vbのレベルより低くなるとHレベルの比較信号Vc1を出力する。
コンパレータ51は、ホール信号VH2のレベルと、所定の電圧Vbのレベルとを比較する。コンパレータ50は、ホール信号VH2のレベルが電圧Vbのレベルより高くなるとLレベルの比較信号Vc2を出力し、ホール信号VH2のレベルが電圧Vbのレベルより低くなるとHレベルの比較信号Vc2を出力する。
AND回路52は、比較信号Vc1及び比較信号Vc2の論理積を演算し、演算結果を信号Vsswとして出力する。このため、ソフトスイッチ期間生成回路21では、ホール信号VH1,VH2が交差するタイミングの前後の期間において、Hレベルとなる信号Vsswが生成される。本実施形態では、信号VsswがHレベルとなる期間がソフトスイッチ期間である。なお、前述のように正弦波状に変化するホール信号VH1,VH2の夫々の振幅の中心の直流レベルは等しい。このため、信号VsswがHレベルとなる期間のうち、ホール信号VH1,VH2が交差するタイミングの前の期間と、後の期間とは等しくなる。
クロック信号生成回路22は、所定周期のクロック信号Vck1を生成する。なお、クロック信号Vck1の周波数は、PWM信号Vpwmの周波数より十分高くなるよう設計されている。
駆動信号生成回路23は、スイッチング回路24にNMOSトランジスタ25A等をPWM駆動させるための駆動信号Vdrを生成する。駆動信号生成回路23は、信号VsswがLレベル場合、すなわちソフトスイッチ期間でない場合、PWM信号Vpwmのデューティ比と一致するようなデューティ比の駆動信号Vdrを生成する。一方、駆動信号生成回路23は、信号VsswがHレベルの場合、すなわちソフトスイッチ期間の場合、デューティ比が徐々に低下した後に徐々に増加するような駆動信号Vdrを生成する。なお、駆動信号生成回路23の詳細については後述する。
スイッチング回路24は、信号Vfg、駆動信号Vdrに基づいて、いわゆるHブリッジ回路を構成するNMOSトランジスタ25A,25B、PMOSトランジスタ26A,26Bを駆動する。具体的には、スイッチング回路24は、Hブリッジ回路の各MOSトランジスタのオンオフを制御し、モータコイルLを駆動する駆動電流Idrを変化させる。スイッチング回路24は、信号VfgがHレベルの場合、例えば、PMOSトランジスタ26Aをオンし、NMOSトランジスタ25A、及びPMOSトランジスタ26Bをオフするとともに、NMOSトランジスタ25Bを駆動信号Vdrのデューティ比に応じてスイッチングする。このため、単相モータ11のモータコイルLには、端子33から端子34方向へと駆動電流Idrが流れる。また、スイッチング回路24は、信号VfgがLレベルの場合、例えば、PMOSトランジスタ26Bをオンし、NMOSトランジスタ25B、及びPMOSトランジスタ26Aをオフするとともに、NMOSトランジスタ25Aを駆動信号Vdrのデューティ比に応じてスイッチングする。このため、モータコイルLには、端子34から端子33方向へと駆動電流Idrが流れる。
なお、スイッチング回路24、及びHブリッジ回路を構成するNMOSトランジスタ25A,25B、PMOSトランジスタ26A,26Bが駆動回路に相当する。
==駆動信号生成回路23の詳細==
ここで、図4を参照しつつ、駆動信号生成回路23の詳細について説明する。駆動信号生成回路23は、パルス信号生成回路60,61、カウンタ62、駆動信号出力回路63、カウント値設定回路64、及びカウント値出力回路65を含んで構成される。なお、カウント値設定回路64、及びカウント値出力回路65が設定回路に相当する。
パルス信号生成回路60(第1パルス信号生成回路)は、信号VsswがLレベルの場合、すなわちソフトスイッチ期間でない場合、PWM信号VpwmがHレベルからLレベルに変化するごとにHレベルとなるパルス信号Vp1(第1パルス信号)を生成する。また、パルス信号生成回路60は、信号VsswがHレベルの場合、すなわちソフトスイッチ期間の場合、PWM信号VpwmがHレベルとなる期間の例えば、1/8の期間ごとにパルス信号Vp1を生成する。
パルス信号生成回路60は、図5に示すように、エッジ検出回路70、遅延回路71、アップカウンタ72、レジスタ73、ダウンカウンタ74、及びパルス信号出力回路75を含んで構成される。
エッジ検出回路70は、PWM信号Vpwmの立ち上がりエッジを検出し、エッジパルスVe1を出力する。
遅延回路71は、所定時間だけエッジパルスVe1を遅延させ、エッジパルスVe2として出力する。なお、遅延回路71における遅延時間は、クロック信号Vck1の周期より十分短くなるよう設計されている。
アップカウンタ72は、PWM信号VpwmのHレベルとなる期間をクロック信号Vck1に基づいてアップカウントする。また、アップカウンタ72は、例えば8ビットのカウンタであり、アップカウンタ72のカウント値は、エッジパルスVe2が入力されるとリセットされる。
レジスタ73は、例えば図6に示すような11ビットのレジスタであり、エッジパルスVe1が入力されると、アップカウンタ72のカウント値、すなわちPWM信号VpwmのHレベルの期間を示すカウント値を取得して下位8ビットに記憶する。また、レジスタ73の上位3ビットには、“0”(2進数)が夫々記憶されている。なお、以下、特に“2進数”と明記しない限り、カウント値等は10進数で示された値であることとする。
ダウンカウンタ74は、信号VsswがLレベルの場合、エッジパルスVe2が入力されると、レジスタ73の下位8ビットのデータを読み出して初期値として記憶する。そして、ダウンカウンタ74は、クロック信号Vck1に基づいて初期値をダウンカウンタし続ける。具体的には、例えば、レジスタ73の下位8ビットに“160”が記憶されている場合、初期値は“160”となる。そして、ダウンカウンタ74は、“160”をクロック信号Vck1に基づいてダウンカウントする。ダウンカウンタ74は、カウント値が“0”となると、再度、初期値として設定された“160”をダウンカウントする。
一方、ダウンカウンタ74は、信号VsswがHレベルの場合、エッジパルスVe2が入力されると、レジスタ73の上位8ビットのデータを読み出して初期値として記憶する。前述のように、レジスタ73の上位3ビットは何れも“0”である。このため、レジスタ73に記憶されていたカウント値は3ビット右シフトされることになる。例えば、レジスタ73の下位8ビットに“160”が記憶されている場合、“160”が8(2の3乗)で除算されたカウント値“20”が初期値となる。信号VsswがHレベルの際のダウンカウンタ74は、信号VsswがLレベルの際と同様に、初期値をクロック信号Vck1に基づいてダウンカウントする。そして、カウント値が“0”となると、ダウンカウンタ74は、再度初期値として設定された“20”をダウンカウントする。
パルス信号出力回路75は、ダウンカウンタ74のカウント値が“0”となるたびにHレベルのパルス信号Vp1を出力する。
ここで、図7を参照しつつ、信号VsswがLレベルの場合におけるパルス信号生成回路60の動作について説明する。なお、実際にはエッジパルスVe1が出力されてから、エッジパルスVe2が出力されるが、遅延回路71の遅延時間は、クロック信号Vck1の周期よりも十分短くなるように設計されている。このため、図7においては、便宜上、エッジパルスVe1,Ve2を同じ時刻に描いている。
まず、時刻t0においてPWM信号VpwmがHレベルとなると、HレベルのエッジパルスVe1が出力され、その後HレベルのエッジパルスVe2が出力される。このため、アップカウンタ72のカウント値はリセットされる。その後アップカウンタ72は、PWM信号VpwmがLレベルとなる時刻t1まで、クロック信号Vck1に基づいてアップカウントする。なお、時刻t0〜t1までの期間TAにおいてアップカウンタ72でカウントされるカウント値を、例えば“160”とする。
つぎに、時刻t0からPWM信号Vpwmの1周期後の時刻t2となると、エッジパルスVe1が出力されるため、アップカウンタ72が時刻t0〜t1の間にカウントしたカウント値“160”は、レジスタ73に格納される。また、ダウンカウンタ74に入力される信号VsswはHレベルであるため、ダウンカウンタ74は、パルス信号Vp2に基づいて、レジスタ73に記憶された“160”を初期値として記憶する。そして、ダウンカウンタ74は、クロック信号Vck1に基づいてダウンカウントを開始する。ダウンカウンタ74がダウンカウントする際のクロック信号Vck1と、アップカウンタ72がアップカウントする際のクロック信号Vck1とは同じである。このため、時刻t2から、期間TAだけ経過した時刻t3にダウンカウンタ74のカウント値は“0”となる。この結果、時刻t3にパルス信号Vp1が出力される。
このように、パルス信号生成回路60は、信号VsswがLレベルの場合、すなわちソフトスイッチ期間でない場合、PWM信号VpwmがHレベルからLレベルに変化するごとにHレベルとなるパルス信号Vp1を生成する。
ここでは、信号VsswがLレベルの場合のパルス信号生成回路60の動作を説明したが、信号VsswがHレベルの場合もダウンカウンタ74の初期値が1/8になる以外は同様である。例えば、PWM信号VpwmのHレベルの期間におけるアップカウンタ72のカウント値が“160”であり、レジスタ73に“160”が記憶される場合、ダウンカウンタ74には、初期値として“20”(20=160/8)記憶される。そして、ダウンカウンタ74は、クロック信号Vck1に基づいて初期値である“20”をダウンカウントする。このため、PWM信号VpwmのHレベルの期間、すなわち、クロック信号Vck1に基づいて“160”がカウントされるまでの期間の1/8の期間ごとにダウンカウンタ74のカウント値は“0”となる。したがって、図8に示すように、信号VsswがHレベルの場合、パルス信号生成回路60は、PWM信号VpwmがHレベルとなる期間の1/8の期間ごとにパルス信号Vp1を生成する。
図4に示すパルス信号生成回路61は、PWM信号VpwmがLレベルからHレベルに変化するごとにHレベルとなるパルス信号Vp2を生成する。つまり、パルス信号生成回路61は、PWM信号Vpwmの立ち上がりを検出し、PWM信号Vpwmの1周期をごとにパルス信号Vp2を生成する。
カウンタ62は、パルス信号Vp1が入力される度にカウント値CNT1を“1”インクリメントする。また、カウンタ62は、例えば3ビットのアップカウンタであり、カウント値CNT1が最大値である“7”となると、カウント値CNT1の変化を停止させる。
駆動信号出力回路63は、カウント値CNT1が“7”(所定値)の場合、Lレベルの駆動信号Vdrを出力し、カウント値CNT1が“7”で無い場合、Hレベルの駆動信号Vdrを出力する。
カウント値設定回路64は、パルス信号Vp2が出力される度に、カウント値出力回路65から出力されるカウント値CNT2をカウンタ62に設定する。
カウント値出力回路65(生成回路)は、カウンタ62に設定するための初期値をカウント値CNT2として出力する。カウント値出力回路65は、信号VsswがLレベルの場合、駆動信号VdrのHレベルのデューティ比が、PWM信号Vpwmのデューティ比と一致するようなカウント値CNT2を出力する。具体的には、カウント値出力回路65はカウント値CNT2として“6”を出力する。一方、カウント値出力回路65は、信号VsswがHレベルの場合、駆動信号VdrのHレベルのデューティ比が減少した後に増加するようなカウント値CNT2を出力する。
ここで、カウンタ62に設定される初期値に応じて、駆動信号Vdrのデューティ比がどのように変化するかを説明する。なお、カウント値出力回路65の詳細については後述する。
まず、図4、図9を参照しつつ、信号VsswがLレベルの際に、カウント値CNT1の初期値が“6”の場合について説明する。時刻t10にPWM信号VpwmがHレベルとなると、パルス信号Vp2が出力される。このため、カウンタ62には“6”がカウント値CNT1として設定される。この際、カウント値CNT1は“7”でない場合ため、駆動信号VdrはHレベルとなる。そして、時刻t11にPWM信号VpwmがLレベルとなると、パルス信号Vp1が出力される。このため、カウント値CNT1は“6”から“7”へと変化し、駆動信号VdrはHレベルからLレベルへと変化する。このように、信号VsswがLレベルの場合、駆動信号出力回路63は、PWM信号Vpwmのデューティ比と一致するようなデューティ比の駆動信号Vdrを出力する。
つぎに、信号VsswがHレベルの際に、カウント値CNT1の初期値が“0”の場合の駆動信号Vdrについて図10を参照しつつ説明する。なお、前述のように、信号VsswがHレベルの際には、PWM信号VpwmのHレベルの期間の1/8の期間ごとにパルス信号Vp1が出力される。
時刻20にPWM信号VpwmがHレベルとなり、パルス信号Vp2が出力されると、 “0”が、カウンタ62に設定される。その後、パルス信号Vp1が出力される度にカウンタ62はアップカウントする。そして、時刻t20から7回パルス信号Vp1が出力される時刻t21となると、カウント値CNT1は“7”となる。この結果、時刻t21に駆動信号Vdrは、HレベルからLレベルへと変化する。なお、駆動信号VdrがHレベルとなる期間(時刻t20〜t21)は、PWM信号VpwmがHレベルとなる期間TBの7/8の長さとなる。
また、例えば、カウント値CNT1の初期値が“1”の場合も、前述のカウント値CNT1の初期値が“0”の場合と同様である。ただし、この場合は、時刻t20にカウンタ62に“1”が設定されるため、時刻t20から6回パルス信号Vp1が出力されると、カウント値CNT1は“7”となる。したがって、カウント値CNT1の初期値が“1”の場合、駆動信号VdrがHレベルとなる期間は、期間TBの6/8の長さとなる。このように、カウント値CNT1の初期値が“1”増加すると、駆動信号VdrがHレベルとなる期間は“期間TBの1/8の期間”短くなる。そして、例えば、カウント値CNT1の初期値が“7”の場合、カウンタ62には最大値の“7”が設定されるため、駆動信号Vdrは常にLレベルとなる。
==カウント値出力回路65の詳細==
ここで、図11を参照しつつ、カウント値出力回路65の詳細について説明する。なお、カウント値出力回路65は、信号VsswがLレベルの場合、カウント値CNT2として“6”を出力し、信号VsswがHレベルの際、カウント値CNT2を例えば“0”から“7”へと増加させた後に“7”から“0”へと減少させる。
カウント値出力回路65は、パルス信号生成回路80、アップカウンタ81、変換回路82、記憶回路83、及びセレクタ84を含んで構成される。
パルス信号生成回路80(第2パルス信号生成回路)は、信号VsswがHレベルとなる期間の例えば、1/16の期間ごとにパルス信号Vp3(第2パルス信号)を生成する回路である。パルス信号生成回路80は、逓倍回路100、エッジ検出回路101、遅延回路102、アップカウンタ103、レジスタ104、ダウンカウンタ105、及びパルス信号出力回路106を含んで構成される。
逓倍回路100は、クロック信号Vck1に基づいて、クロック信号Vck1の周波数の16倍の周波数のクロック信号Vck2を出力する。
エッジ検出回路101は、信号Vsswの立ち上がりエッジを検出し、エッジパルスVe3を出力する。
遅延回路102は、所定時間だけエッジパルスVe2を遅延させ、エッジパルスVe4として出力する。なお、遅延回路102における遅延時間は、クロック信号Vck2の周期より十分短い時間であることとする。
アップカウンタ103は、信号VsswのHレベルとなる期間をクロック信号Vck1に基づいてアップカウントする。また、アップカウンタ103は、例えば9ビットのカウンタであり、アップカウンタ103のカウント値は、エッジパルスVe4が入力されるとリセットされる。
レジスタ104は、例えば9ビットのレジスタであり、エッジパルスVe3が入力されると、アップカウンタ103のカウント値、すなわち信号VsswのHレベルの期間を示すカウント値を取得して記憶する。
ダウンカウンタ105は、エッジパルスVe4が入力されると、レジスタ104に記憶されたカウント値を読み出して初期値として記憶する。そして、ダウンカウンタ105は、クロック信号Vck2に基づいて初期値をダウンカウンタし続ける。具体的には、例えば、アップカウンタ103がクロック信号Vck1に基づいてアップカウントしたカウント値が“480”で、レジスタ104に“480”が記憶されている場合、初期値は“480”となる。そして、ダウンカウンタ105は、“480”をクロック信号Vck2に基づいてダウンカウントする。また、ダウンカウンタ105は、カウント値が“0”となると、再度、初期値として設定された“480”をダウンカウントする。なお、クロック信号Vck2の周波数は、クロック信号Vck1の周波数の16倍である。このため、ダウンカウンタ105のカウント値は、アップカウンタ103が“480”をカウントした期間TCの1/16の期間ごとに“0”となる。
パルス信号出力回路106は、ダウンカウンタ105のカウント値が“0”となるたびにHレベルのパルス信号Vp3を出力する。したがって、パルス信号生成回路80は、図12に示すように、信号VsswがHレベルとなる期間の1/16の期間ごとにパルス信号Vp3を生成する。
アップカウンタ81は、パルス信号Vp3に基づいてアップカウントする4ビットのカウンタである。また、アップカウンタ81のカウント値CNT3はエッジパルスVe3が入力されると、すなわち、信号Vsswの立ち上がりが検出されるとリセットされる。このため、アップカウンタ81のカウント値CNT3は、例えば、図13に示すように“0”から“15”まで変化する。なお、カウント値CNT3は、4ビットの信号を信号A0〜A3として出力され、ビットの信号A0〜A3のうち、信号A0が最上位ビットの信号に相当し、信号A3が最下位ビットの信号に相当する。
変換回路82は、アップカウンタ81から出力される4ビットのカウント値を3ビットの値に変換して出力する回路であり、EOR回路120〜122を含んで構成される。EOR回路120には、信号A0,A1が入力され、EOR回路121には、信号A0,A2が入力され、EOR回路122には、信号A0,A3が入力される。このため、信号A0が“0”(2進数)の場合、信号A1〜A3の夫々が、EOR回路120〜122から信号B0〜B2として出力される。一方、信号A0が“1”(2進数)の場合、信号A1〜A3の論理レベルが反転された信号の夫々が、信号B0〜B2として出力される。このため、変換回路82は、図14に示すように、カウント値CNT3が“0”から“15”まで増加すると、“0”〜“7”まで増加した後に“7”〜“0”に低下するような値を出力する。
記憶回路83は、“6”の値を示す3ビットのデータを記憶するとともに、“6”の値を示す3ビットの信号C0〜C2を出力する。
セレクタ84は、信号VsswがLレベルの場合、信号B0〜B2をカウント値CNT2として出力し、信号VsswがHレベルの場合、信号C0〜C2をカウント値CNT2として出力する。
このように、カウント値出力回路65は、信号VsswがLレベルの場合、カウント値CNT2として“6”を出力し、信号VsswがHレベルの場合、カウント値CNT2を “0”から“7”へと増加させた後に“7”から“0”へと減少させる。
==駆動信号生成回路23の動作==
ここで、図4、図15を参照しつつ、駆動信号生成回路23の動作の一例を説明する。
まず、信号VsswがLレベルであると、カウント値出力回路65はカウント値CNT2として“6”を出力し続ける。そして、時刻t30において、PWM信号VpwmがHとなると、カウンタ62の初期値として“6”が設定される。その後、PWM信号VpwmがHレベルからLレベルとなるとパルス信号Vp1が出力されるため、カウンタ62のカウント値CNT1は“7”となる。このため、駆動信号生成回路23からは、PWM信号Vpwmのデューティ比と一致するようなデューティ比の駆動信号Vdrが出力される。なお、信号VsswがLレベルの間は、PWM信号Vpwmのデューティ比と一致するようなデューティ比の駆動信号Vdrが出力され続ける。
つぎに、時刻t31に信号VsswがHレベルとなると、前述のようにカウント値出力回路65は、カウント値CNT2として“0”を出力する。そして、時刻t32にPWM信号VpwmがHレベルとなるとパルス信号Vp2が発生するため、カウンタ62に“0”が設定される。信号VsswがHレベルの際にカウンタ62のカウント値CNT1の初期値が“0”であると、図10で示したように、駆動信号VdrがHレベルとなる期間は、PWM信号VpwmがHレベルとなる期間TBの7/8の長さとなる。このため、時刻t32において発生する駆動信号Vdrのデューティ比は、PWM信号Vpwmのデューティ比より低下する。
時刻t33にPWM信号VpwmがHレベルとなると、パルス信号Vp2が発生し、カウンタ62に“1”が設定される。前述のように、初期のカウント値CNT1が“1”であると、駆動信号VdrがHレベルとなる期間は、PWM信号VpwmがHレベルとなる期間TBの6/8の長さとなる。また、時刻t34〜時刻t38までは、カウンタ62に設定される初期のカウント値CNT1が“2”〜“6”と増加する。このため、時刻t34〜時刻t38においては、駆動信号VdrがHレベルとなる期間は、期間TBの長さの“5/8”〜“1/8”に低下する。
また、時刻t39,t40のタイミングでは、カウンタ62に設定されるカウント値は“7”である。このため、時刻t41に、カウンタ62にカウント値“6”が設定されるまで、駆動信号VdrはLレベルのままとなる。時刻t41〜t47までは、カウンタ62に設定される初期のカウント値CNT1は“6”〜“0”と低下する。このため、駆動信号VdrがHレベルとなる期間は、期間TBの長さの“1/8”〜“7/8”に増加する。そして、信号Vsswが再びLレベルとなると、時刻t30〜時刻31までの間と同様に、PWM信号Vpwmのデューティ比と一致するようなデューティ比の駆動信号Vdrが出力されることになる。
このように、信号VsswがHレベルの際には、駆動信号Vdrのデューティ比は徐々に低下してゼロとなった後に徐々に増加する。なお、この際、駆動信号Vdrのデューティ比は、PMW信号Vpwmのデューティ比を超えることは無い。
==モータ駆動IC10の動作==
ここで、図1、図16を参照しつつモータ駆動IC10の動作について説明する。なお、ここでは、NMOSトランジスタ25Bのゲート電圧を電圧Vg1とし、NMOSトランジスタ25Aのゲート電圧を電圧Vg2とする。また、モータ駆動IC10には、所定のデューティ比D1のPWM信号Vpwmが入力されていることとする。さらに、デューティ比D1のPWM信号Vpwmに基づいてNMOSトランジスタ25Bがスイッチングされている際の駆動電流Idrの電流値をIxとし、NMOSトランジスタ25Aがスイッチングされている際の駆動電流Idrの電流値を−Ixとする。
モータ駆動IC10に単相モータ11の回転速度に応じた周波数のホール信号VH1,VH2が入力されると、前述のように、信号Vfgの論理レベルが変化するタイミングの前後で信号VsswがHレベルとなる。信号VsswがLレベルの際には、駆動信号生成回路23から出力される駆動信号Vdrのデューティ比もデューティ比D1となる。このため、スイッチング回路24は、デューティ比D1でNMOSトランジスタ25BをPWM駆動する。したがって、この間における駆動電流Idrの電流値はIxとなる。
信号VsswがHレベルとなりソフトスイッチの期間が開始されると、駆動信号Vdrのデューティ比は低下される。このため、電圧Vg1がHレベルとなる期間も短くなり、駆動電流Idrの電流値は徐々に減少する。なお、信号VfgがHレベルの期間においては、駆動電流Idrの電流値は減少するものの、駆動電流Idrは端子33から端子34の方向に流れる。
そして、信号VfgがLレベルとなると、駆動電流Idrの流れる方向は、端子34から端子33の方向となるようスイッチング回路24は、NMOSトランジスタ25Aを駆動信号Vdrのデューティ比に応じてPWM駆動する。この際に、駆動信号Vdrのデューティ比は増加するため、電圧Vg2がHレベルとなる期間は徐々に長くなる。したがって、端子34から端子33の方向に流れる駆動電流Idrの電流値も徐々に増加する。そして、信号VsswがLレベルとなり、ソフトスイッチの期間が終了した後は、駆動信号Vdrのデューティ比は所定の値となる。この結果、駆動電流Idrの電流値は−Ixとなる。以降、モータ駆動IC10では、同様の動作が繰り返される。
以上、本実施形態のモータ駆動IC10について説明した。カウント値設定回路64はソフトスイッチの期間のうち、駆動電流Idrを減少させる期間には、PWM信号Vpwmの周期ごとに初期値“0”〜“7”をカウンタ62に設定している。また、カウント値設定回路64は、駆動電流Idrを増加させる期間では、PWM信号Vpwmの周期ごとに初期値“7”〜“0”をカウンタ62に設定している。この結果、ソフトスイッチの期間において、駆動信号Vdrのデューティ比は減少した後に増加するため、駆動電流Idrの電流値は+Ixから−Ixへと緩やかに変化する。このように、モータ駆動IC10では、コンデンサを用いることなく駆動信号Vdrのデューティ比を変更可能である。
また、例えば、ソフトスイッチ期間にカウンタ62に設定されるカウント値の全てをメモリ等に記憶させておいても良いが、設定すべきカウント値のデータ量が大きくなると、容量の大きいメモリ等が必要となる。本実施形態では、ソフトスイッチの期間にカウンタ62に初期に設定するためのカウント値は、カウント値出力回路65の内部において生成される。このため、例えば、設定すべきカウント値のデータ量が大きくなる場合であっても、チップ面積を小さくできる。
一般にソフトスイッチの期間、すなわち信号VsswがHレベルとなる期間は、単相モータ11の回転速度等によって変化する。このため、異なるソフトスイッチの期間に対し、駆動信号Vdrのデューティ比を同じ様に変化させることは難しい。しかしながら、本実施形態では、信号VsswがHレベルとなる期間の1/16の期間ごと発生するパルス信号Vp3の回数に基づいて駆動信号Vdrのデューティ比を変化させている。具体的には、アップカウンタ81にパルス信号Vp3が8回入力されるまで、駆動信号Vdrのデューティ比を減少させている。また、アップカウンタ81にパルス信号Vp3が9回入力されてから16回入力されるまで、駆動信号Vdrのデューティ比を増加させている。このため、信号VsswHレベルとなる期間によらず、駆動信号Vdrのデューティ比を同じ様に変化させることが可能となる。
また、本実施形態では、アップカウンタ81にパルス信号Vp3が8回、9回入力されると、駆動信号Vdrのデューティ比をゼロとしている。このため、例えば、駆動信号Vdrのデューティ比をゼロとしない場合と比較すると、駆動電流Idrをより緩やかに変化させることができる。
また、信号VsswがLレベルの場合、すなわち、ソフトスイッチの期間でない場合、カウンタ62には、カウント値CNT1として“6”が設定される。そして、PWM信号VpwmがLレベルに変化するタイミングでカウント値CNT1は“7”となるため、駆動信号生成回路23からの駆動信号VdrもLレベルとなる。このように、駆動信号生成回路23は、デューティ比が変化する駆動信号Vdrのみならず、PWM信号Vpwmのデューティ比に一致するようなデューティ比の駆動信号Vdrも生成可能である。
なお、上記実施例は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
10 モータ駆動IC
11 単相モータ
12 ホール素子
20,50,51 コンパレータ
21 ソフトスイッチ期間生成回路
22 クロック信号生成回路
23 駆動信号生成回路
24 スイッチング回路
25A,25B NMOSトランジスタ
26A,26B PMOSトランジスタ
30〜34 端子
52 AND回路
60,61,80 パルス信号生成回路
62 カウンタ
63 駆動信号出力回路
64 カウント値設定回路
65 カウント値出力回路
70,101 エッジ検出回路
71,102 遅延回路
72,81,103 アップカウンタ
73,104 レジスタ
74,105 ダウンカウンタ
75,106 パルス信号出力回路
82 変換回路
83 記憶回路
84 セレクタ
100 逓倍回路
120〜122 EOR回路

Claims (5)

  1. PWM信号のデューティ比に基づいてモータコイルを駆動するモータ駆動回路であって、
    前記PWM信号が一方の論理レベルとなる期間の1/nの期間ごとに第1パルス信号を生成する第1パルス信号生成回路と、
    前記第1パルス信号に基づいてカウント値を変化させるカウンタと、
    前記カウント値が所定値でない場合、一方の論理レベルの駆動信号を出力し、前記カウント値が前記所定値となると他方の論理レベルの前記駆動信号を出力する駆動信号出力回路と、
    前記駆動信号のデューティ比に応じて前記モータコイルをPWM駆動する駆動回路と、
    前記モータコイルに流れる電流の向きを変化させる期間のうち、前記モータコイルに流れる電流を減少させる期間おいて、前記モータコイルに流れる電流を減少させるようなカウント値を前記PWM信号の周期ごとに前記カウンタに設定し、前記モータコイルに流れる電流を増加させる期間において、前記モータコイルに流れる電流を増加させるようなカウント値を前記PWM信号の周期ごとに前記カウンタに設定する設定回路と、
    を特徴とするモータ駆動回路。
  2. 請求項1に記載のモータ駆動回路であって、
    前記設定回路は、
    前記モータコイルに流れる電流を減少させる期間おいて、時間の経過とともに前記所定値との差が前記nを超えない範囲で小さくなるようなカウント値を生成し、前記モータコイルに流れる電流を増加させる期間において、時間の経過とともに前記所定値との差が前記nを超えない範囲で大きくなるようなカウント値を生成する生成回路と、
    前記PWM信号の周期ごとに前記生成回路が生成するカウント値を前記カウンタに設定するカウント値設定回路と、
    を含むことを特徴とするモータ駆動回路。
  3. 請求項2に記載のモータ駆動回路であって、
    前記モータコイルに流れる電流の向きを変化させる期間の1/mの期間ごとに第2パルス信号を生成する第2パルス信号生成回路を更に備え、
    前記生成回路は、
    前記モータコイルに流れる電流の向きを変化させる期間において、前記第2パルス信号がk回入力されるまで、前記所定値との差が小さくなるようなカウント値を生成し、前記第2パルス信号がk+1回から前記m回入力されるまで、前記所定値との差が大きくなるようなカウント値を生成すること、
    を特徴とするモータ駆動回路。
  4. 請求項3に記載のモータ駆動回路であって、
    前記生成回路は、
    前記第2パルス信号が前記k回、または前記k+1回入力されると、前記所定値となるカウント値を生成すること、
    を特徴とするモータ駆動回路。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載のモータ駆動回路であって、
    前記第1パルス信号生成回路は、
    前記モータコイルに流れる電流の向きを変化させる期間において、前記PWM信号が前記一方の論理レベルとなる期間の前記1/nの期間ごとに前記第1パルス信号を生成し、前記モータコイルに流れる電流の向きを変化させない期間において、前記PWM信号が前記一方の論理レベルから他方の論理レベルとなるごとに前記第1パルス信号を生成し、
    前記設定回路は、
    前記モータコイルに流れる電流の向きを変化させない期間において、前記第1パルス信号が前記カウンタに入力されると前記所定値となるカウント値を前記PWM信号の周期ごとに前記カウンタに設定すること、
    を特徴とするモータ駆動回路。
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