JP4677265B2 - モータ駆動用集積回路 - Google Patents
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Description
クロック信号およびPWM信号をICの外部から入力する場合、入力用の端子が必要となる。よって端子数が増加するという問題点がある。また、クロック信号を、ICの外部から取り込む場合、クロック信号が入力されなくなる可能性がある。クロック信号が入力されなくなるとPWM以外の動作も正常に行うことができなくなる。従って、クロック信号は、例えばIC内部に発振回路を設け、発振回路から得ることが望ましい。
従って、ICの消費電力を抑えつつ、端子の数も少なくするためには、クロック信号をICの内部で発生し、PWM信号をICの外部から取り込むことが望ましい。
ところが、この場合、クロック信号に基づいて得られるソフトスイッチ信号と、PWM信号とは同期していないことになる。
図1、図2、図3を参照しつつ、本発明にかかるモータ駆動用集積回路について説明する。図1は、本発明にかかるモータ駆動用集積回路を説明するための回路ブロック図である。図2および図3は、本発明にかかるモータ駆動用集積回路を説明するための波形図である。なお、本実施形態においてモータは、PWM制御のセンサレスモータ、例えば3相のブラシレスDCモータとする。また、図1に示すモータ駆動用集積回路において、U相コイル2、V相コイル4、W相コイル6を除く部分は、例えば同一チップ上に集積化されている。
図4はコンパレータ46、48の出力を説明するための図である。コンパレータ46、48はRE1カウンタ34のカウント出力とCLKカウンタ42のカウント出力との大小比較を行うものである。なお、CLKカウンタ42は、クロック信号CLKのパルス数をカウントし、RE1カウンタ34はRE1信号のパルス数をカウントする。
図3および図5を参照しつつ、切替回路52およびPWM合成回路54について説明する。なお、図5は切替回路52とPWM合成回路54の構成の一例を示す回路図である。
NAND回路102は、UH信号とインバータ回路104の出力が共にハイレベル(以下「H」とする)のときにローレベル(以下「L」とする)を出力し、それ以外の場合「H」を出力する。
NAND回路106は、コンパレータ48の出力とM1信号が共に「H」のときに「L」を出力し、それ以外の場合「H」を出力する。
NAND回路108は、NAND回路102の出力とNAND回路106の出力が共に「H」のときに「L」を出力し、それ以外の場合「H」を出力する。
NAND回路150は、NAND回路108の出力とインバータ回路152の出力が共に「H」のときに「L」を出力し、それ以外の場合「H」を出力する。
NAND回路154は、コンパレータ46の出力とM2信号が共に「H」のときに「L」を出力し、それ以外の場合「H」を出力する。
NAND回路156は、NAND回路150の出力とNAND回路154の出力が共に「H」のときに「L」を出力し、それ以外の場合「H」を出力する。
図3に示すようにTA期間ではUH信号が「L」から「H」に変化する。またTA期間では切替信号M1が「H」となり、切替信号M2が「L」となる。
切替信号M1が「H」となることによって、インバータ回路104の出力は「L」となる。従って、NAND回路102の出力は「H」に固定となる。
NAND回路106の出力は、コンパレータ48の出力が「L」のときには「H」となり、コンパレータ48の出力が「H」のときには「L」となる。
NAND回路108の出力は、NAND回路102の出力が「H」なので、NAND回路106の出力が「L」のときには「H」となり、NAND回路106の出力が「H」のときには「L」となる。従って、コンパレータ48の出力がNAND回路108から出力されることとなる。
また、前述のようにTA期間では切替信号M2は「L」である。よってインバータ回路52の出力は「H」となり、NAND回路154の出力は「H」に固定となる。
従って、NAND回路108の出力が「H」のときには、NAND回路150の出力が「L」となり、NAND回路156の出力は「H」となる。一方、NAND回路108の出力が「L」のときには、NAND回路150の出力が「H」となり、NAND回路156の出力は「L」となる。
従って、TA期間では、コンパレータ48の出力がNAND回路156から出力されることとなる。
図3に示すようにTC期間ではUH信号が「H」から「L」に変化する。また、TC期間では、切替信号M1が「L」となり、切替信号M2が「H」となる。
切替信号M2が「H」となることによって、インバータ回路152の出力は「L」となる。従って、NAND回路150の出力は「H」に固定となる。
NAND回路154の出力は、コンパレータ46の出力が「L」のときには「H」となり、コンパレータ46の出力が「H」のときには「L」となる。
NAND回路156の出力は、NAND回路150が「H」なので、NAND回路154の出力が「H」のときには「L」となり、NAND回路154の出力が「L」のときには「H」となる。
従って、TC期間では、コンパレータ46の出力がNAND回路156から出力されることとなる。
TA期間、TC期間以外では、図3に示すように切替信号M1、M2は共に「L」となる。
切替信号M1が「L」となることによって、NAND回路106の出力は「H」に固定となる。
また、切替信号M2が「L」となることによって、NAND回路154の出力は「H」に固定となる。
また、切替信号M1が「L」なので、インバータ回路104の出力は「H」となり、切替信号M2が「L」なのでインバータ回路152の出力は「H」となる。
従って、UH信号が「H」の場合、NAND回路102の出力が「L」、NAND回路108の出力が「H」、NAND回路150の出力が「L」、NAND回路156の出力が「H」となる。
UH信号が「L」の場合、NAND回路102の出力が「H」、NAND回路108の出力が「L」、NAND回路150の出力が「H」、NAND回路156の出力が「L」となる。
従って、TA期間およびTC期間以外では、UH信号がNAND回路156から出力されることとなる。
NAND回路172の出力は、切替信号M2が「H」となるTC期間にはコンパレータ48の出力となり、切替信号M5が「H」となるTE期間にはコンパレータ46の出力となる。そして、TC期間、TE期間以外では、VH信号となる。
NAND回路180の出力は、切替信号M4が「H」となるTF期間にはコンパレータ48の出力となり、切替信号M6が「H」となるTB期間にはコンパレータ46の出力となる。そして、TF期間、TB期間以外では、VL信号となる。
NAND回路188の出力は、切替信号M5が「H」となるTE期間にはコンパレータ48の出力となり、切替信号M1が「H」となるTA期間にはコンパレータ46の出力となる。そして、TE期間、TA期間以外では、WH信号となる。
NAND回路196の出力は、切替信号M6が「H」となるTB期間にはコンパレータ48の出力となり、切替信号M3が「H」となるTD期間にはコンパレータ46の出力となる。そして、TB期間、TD期間以外では、WL信号となる。
AND回路202は、NAND回路156の出力とPWM信号との論理積をNMOS8に出力する。
AND回路204は、NAND回路164の出力とPWM信号との論理積をNMOS10に出力する。
AND回路206は、NAND回路172の出力とPWM信号との論理積をNMOS12に出力する。
AND回路208は、NAND回路180の出力とPWM信号との論理積をNMOS14に出力する。
AND回路210は、NAND回路188の出力とPWM信号との論理積をNMOS16に出力する。
AND回路212は、NAND回路196の出力とPWM信号との論理積をNMOS18に出力する。
図1、図3および図7を参照しつつ、本発明のモータ駆動用集積回路の動作について説明する。なお、図7は、本発明にかかるモータ駆動用集積回路の合成信号を示す波形図である。
本発明のモータ駆動用集積回路は3相センサレスモータ以外にも使用することができる。例えば、ステータに対するロータの相対位置を検出するホール素子を有する3相モータにも使用することができる。
また、単相モータにおいても、コイルに流れる電流の切り替わりの前後に亘る所定期間の電流を徐々に変化させることによって、モータ駆動の音を静音化することができる。
また、DFF60を用いることによって、簡素な構成でPWM信号をクロック信号に同期させることができる。
4 V相コイル
6 W相コイル
8、10、12、14、16、18 NMOS
22U、22V、22W コンパレータ
26 マスク回路
28 合成回路
30 逓倍回路
34 RE1カウンタ
38 発振回路
40 センサレスロジック回路
42 CLKカウンタ
44 信号処理回路
46、48 コンパレータ
50 タイミング合成回路
52 切替回路
54 PWM合成回路
60、70、72、74、76 DFF
Claims (4)
- コイルに異なる方向の電流を順次供給する複数のトランジスタと、
前記複数のトランジスタを切替駆動するための2値レベルの駆動信号を出力する出力回路と、
第1周期の発振信号を発生する発振回路と、
第2周期(>前記第1周期)のPWM信号が入力される入力端子と、
前記駆動信号のレベルが変化する前後に亘る所定期間(>前記第2周期)において、前記発振信号に基づいて、デューティが可変となる前記第2周期の矩形信号を順次発生する矩形信号発生回路と、
前記PWM信号と前記矩形信号を同期させる同期回路と、
前記所定期間において、同期している前記PWM信号と前記矩形信号との論理積信号を前記駆動信号の代わりに選択する選択回路と、
を備え、
前記同期回路は、前記発振信号が変化するタイミングで、前記PWM信号を保持するとともに出力するD型フリップフロップであり、前記PWM信号を前記発振信号に同期させる
ことを特徴とするモータ駆動用集積回路。 - 前記矩形信号発生回路は、
第3周期(>前記第1周期)の信号を用いて前記所定期間をカウントする第1カウンタと、
前記第1周期の発振信号を用いて前記第2周期を繰り返し計数する第2カウンタと、
前記第1カウンタの計数値と前記第2カウンタの計数値とを比較して前記矩形信号を出力するコンパレータと、
を有することを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動用集積回路。 - 前記デューティは、前記複数のトランジスタを駆動するためのデューティであり、
前記コンパレータは、前記第2周期ごとに前記デューティが増加する矩形信号を出力する第1コンパレータと、前記第2周期ごとに前記デューティが減少する矩形信号を出力する第2コンパレータと、からなり、
前記選択回路は、前記駆動信号のレベルが立ち上がる前後に亘る所定期間では、前記第1コンパレータが出力する矩形信号と前記PWM信号との論理積信号を選択し、前記駆動信号のレベルの立ち下がる前後に亘る所定期間では、前記第2コンパレータが出力する矩形信号と前記PWM信号との論理積信号を選択する、
ことを特徴とする請求項2に記載のモータ駆動用集積回路。 - 前記選択回路は、
前記所定期間以外のときに前記駆動信号を選択し、前記所定期間のときに前記矩形信号を選択する切替回路と、
前記切替回路の出力信号と前記PWM信号との論理積信号を出力するPWM合成回路と、
を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のモータ駆動用集積回路。
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